塩見 鮮一郎公式 掲示板

過去ログ3867 2021/4/10 0:41

▼世話係
読書G
水戸黄門に始まり、ついに尊王攘夷に行きついた
国学。
鎖国の国のスーパーナショナリズム。
反幕の志士には思想がない。
刀をふりまわして敵を切るのが悪への返礼だと思っている。

いまの時代にもそんな言辞がネットにあふれている。

その無思想の志士に、天皇尊崇の国学イデーは、
もっとも有益に思えた。
飛びつき、尊王攘夷だ。
かれらのレベルがどこにあったか。
女と温泉に行ったことまで、掲揚する歴史報道は、
愚の愚です。でしょう。


▼世話係
読書F
本居宣長死後に門人になった
平田篤胤(ひらたあつたね)は
明治維新に影響をあたえた国学者ですが、
幕末、水戸学を通して、尊王攘夷という
時代錯誤なスローガンに結実します。

自分が無気力な性格だから、そう思うのかとずっと思っていますが、
どうも賀茂真淵にも宣長にも、当人たちは凡々とした生活を送っていたのかも知りませんが、
書いたものには、その断定に鋭い狂気を感じます。
漢字で書かれた『古事記』を逐語的に解釈し、
そのさきに、古代の風があるものですか。
漢文と仏教以前に在るのは、鳥居だけです。
いや、鳥居と酒です。


▼ヒロキ
さいころの目
戦争、災害、疫病と、さいころは、つねに振られているのですね。
「江戸から見た原発事故」拝読しています。

三勲小学校見ました。


▼世話係
545
まだ急峻ではない。
よく持ちこたえている。


▼世話係
読書E
小林秀雄が『本居宣長』に賭けた本気度は、
その文体ですぐにわかる。
かれが新聞などで書く文とは全く異質だ。
小林は宣長の精神を学び、晩年、そのように生きようと
思った。
若いころとは、まったくちがった意味で。

ところで、疑問は第二次大戦後に宣長論を書くことは、
なかなか、現在の立ち位置を無視していいのか。
無視はできない。
いや、明治維新のときの国学と西欧学との軋轢と対立を
素通りしていいものだろうか。

小林が誠実な書き手であるから、よけい、問われる。
国会を反米デモが取りまくような世相を経験しながら、
なぜ、この連載をつづけたのか。

4/8 1:22


▼世話係
555
大阪の800越え、900に迫る件数は予想外です。
東京の555も、予想外です。こちらはもっと早く
増加すると見ていました。


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