塩見 鮮一郎公式 掲示板

過去ログ3865 2021/4/5 1:31

▼世話係
読書B
それにしても、宣長はなぜ意固地に
から心をきらったのか。
だれもうまく説明してくれないのですが、
理由のひとつは、儒教が国教だったからでしょう。
猫も杓子も漢語漢文、四書五経。
いやになるのはわかります。
ジジだって、欧米中心主義の学問文化にヤマトの列島が
感染しているのに、よくいらいらしますもんね。
なんの創造もない林家が威張っているのに絶望しますね。
しかも社会全体が林はえらい、江戸の東大だという風潮なのを
なにをかいわんや。


▼ヒロキ
縄文犬
最近無性に、古来の柴犬が飼いたい。しかし、現実には余裕なし。
半世紀前なら、雑種ならば容易だったのが、今では、高価らしい。

何故、早く人流を止めないのか。
日本特有の無責任体制か。


▼世話係
355
日曜値です。


▼世話係
不平等起源論
偶然ですね。書いたばかり。
【ルソーはいろいろな人間がいることから論を組み立てればよかった。すぐに平等か、不平等を問わないで、ちがいを尊重する思考を展開すればよかったのです。おなじ人間なのに、なぜ、こんなにちがうのかと思ったときには、既存の価値観に支配されているのです。もし、不平等(イレギュラー)という観念が浮かんくると、「正常」な存在をもとめる作業が随伴してきます。】


▼わかけん
でも、なぜ源氏?
小林さん、本居さんは古事記ですよ、とは言わない。
これも、重層的な構造の、底の部分、宣長で言えば、古事記研究の底には源氏がある、と言いたいのでしょうか。
でも、こういう思考って、浪漫がある。だから、アブナイともいえる。
ルソーの不平等起源論にもその傾向がありました。
だからハマりました。わたし自身、ロマンチストなのかもです。戦争中だったら日本浪漫派にイカれていたかもしれません。保田與重郎にくっついて蒙古を旅したかも。
中原中也のイロを強奪したイケメン思想家のこの本、再読してみようかな。
この人も、宣長を使って気宇壮大な言い訳をしているのかもしれませんが。


▼わかけん
本居宣長
名前がそのまま本のタイトルなんて、インパクトあるから使えるんでしょうね、宣長さんは。
浅草弾左衛門だって矢野直樹ではタイトルにならない。
20年前に読みました。冒頭の文章が印象的で、折口から「小林さん、本居さんはね、やはり源氏ですよ、では、さようら」という箇所を、アル漬けの脳味噌が覚えていました。
古事記と古事記伝は、西郷信綱の評釈で拾い読み。
当時は、からごころとやまとごころの対比が興味深く、縄文と弥生、ヤマト民族と先住民族など、自分なりに様々考察してみたりもしました。


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