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過去ログ636 2020/9/15 2:05

☆若葉
日本代表の現在地
久保くん目当てでマジョルカの試合をよくみていたのですがビジャレアルの開幕戦も視聴しました。
マジョルカとレベルが全然違うんです。
同じなのはビジャレアルが決める時に決めないので岡崎のウエスカに先制されました。
ウエスカも2部優勝だけあってマジョルカより強いなと感じました。
いや岡崎はあの歳で開幕戦スタメンですよ。
大迫不在時は岡崎で良いかも。
コパアメリカで1トップで先発した時に俺はまだ勝負できると思い移籍を決めたんですってね。
ビジャレアルは精度を欠いてPKのみの痛い引き分けで残り15分に久保くんが出場しましたが攻めれるチームなので久保くんには良いかもしれませんね。
ただ、周りもレベルが高くて出場争いがありますが3人交代に戻り出場が大変なプレミアと違い(南野頑張れ)今期もコロナ禍で5人交代のリーガではヨーロッパリーグもあるビジャレアルでは出場チャンスは必ずありますよね。
話を国内に戻します。
大卒ルーキーの三笘薫とセレッソ大阪の大卒二年目の坂元達裕がお気に入りです。
大卒であんなドリブラーが生まれているなんて。
伊東純也も大卒ドリブラーでした。
人によってはサッカー漬けの高卒よりも大卒でしっかり4年間公式戦には出場して中高生より対人関係の増幅があり選択肢が増え人として視野を広げられる環境が確保されれば成長に繋がるのかな?
古橋亨梧も大卒でエイバル移籍の噂がある武藤嘉紀もそうでしたね。
海外移籍は大卒は長友 武藤 伊東のように一発回答が好ましく三笘や坂元はどうするのかな?
来年ACLで圧倒的な川崎もみてみたいけど。
今年は横浜MとFC東京らのブラジル人頼みかな?
横浜Mは初見で国内より対策されていないしFC東京のブラジル人トリオは破壊力があり神戸の外国人とかリーグはある程度諦めてACLにかけるのではないでしょうかね。
そして国内日本人は以前の海外移籍の王道であるJリーグベストイレブン受賞から海外は三笘や坂元ならできるかもしれない。
ん、橋本拳人や室屋成はベストイレブン受賞からロシアリーグとブンデス2部か。
武藤嘉紀はいきなりブンデスで通用したわ。
内田篤人さんの言うJリーグと世界は差が広がっているは的を得ているのかもしれない。
でもトップオブトップの日本人は既に海外に渡っていて日本代表の層が厚くなるのであれば移籍も歓迎です。
鎌田大地もいきなりブンデスは無理だったけどベルギーを経由して今はフランクフルトだ。
宮市亮みたいな残念なケースもあったり久保くんみたく突出していないと難しい。
しかし、香川真司のいきなりドルトムントと内田篤人のいきなりシャルケはすげーわ。
長友もレギュラーの左サイドバックが次でれないからスタメン確定、もってるわ〜❗
高卒の有望株はすぐ海外に見つかってしまい結果的に海外帰りと大卒で落ち着いてますね。
とりあえずACLを。

2017 浦和優勝
2018 鹿島優勝
2019 浦和準優勝
2020 横浜M FC東京 神戸 頑張って❗
2021 川崎無双(川崎夢想)

・・・レオナルド オルンガ
・・・(古橋亨梧) (小林悠)
・・三笘薫・・・・・家長昭博
・(清武弘嗣)・・・・(坂元達裕)
・・・・大島僚太 田中碧
・・・(萩洋次郎)(井手口陽介)
酒井高徳,谷口彰悟ジェジエウ山根視来
(永戸勝也(昌子源 森重真人)松田陸)
・・・・・キムジンヒョン
・・(ランゲラック チョンソンリョン)

大卒

小林悠 古橋亨梧
三笘薫 坂元達裕
永戸勝也 山根視来
谷口彰悟 松田陸

海外帰り

家長昭博 清武弘嗣
井手口陽介 (萩洋次郎)
酒井高徳 昌子源

高卒

大島僚太 田中碧 森重真人

日本人指導者

指導者は森保さん、長谷川健太さん、鬼木達さんとかいますが、ネットで見た目で判断してはいけない。
とかありまして読んだらツネ様は「監督としてはツネちゃまかもしれん。早く協会に入ったほうが良い。」とか
「アウトレイジはコスプレイヤーかもしれん。」
と厳しい批判もありました。
ネットはこわいですよ。

森保JAPAN

大迫勇也 岡崎慎司
南野拓実 鎌田大地
久保建英 中島翔哉
原口元気 伊東純也
柴崎岳 大島僚太
遠藤航 橋本拳人
長友佑都 三笘薫
酒井宏樹 坂元達裕
冨安健洋 板倉滉
吉田麻也 昌子源
権田修一 川島永嗣 シュミットダニエル

基本4231
・・・・・・大迫勇也

・原口元気・南野拓実・久保建英

・・・・・柴崎岳 遠藤航

長友佑都・・・・・・・・酒井宏樹
・・・・吉田麻也 冨安健洋

・・・・・・権田修一

3バック(サイドバック後継者不在時)

・・・・・・大迫勇也
・・南野拓実・・・・久保建英

・三笘薫 遠藤航 柴崎岳 坂元達裕

・・・・吉田麻也 酒井宏樹

・・・・・・冨安健洋

・・・・・・権田修一

大迫勇也の不在時 🆕

・・・・・・岡崎慎司
・・鎌田大地・・・・久保建英

・・・・大島僚太 柴崎岳

・・・・・・・遠藤航
長友佑都・・・・・・・・・酒井宏樹
・・・・吉田麻也 冨安健洋

・・・・・・川島永嗣

日本代表の問題点
@サイドバック高齢化→3バック 🆕
A大迫の不在時→岡崎慎司 🆕
BGKのレベル→どうしよ?

日本代表に期待しています。


☆若葉
日本代表の現在地
久保くん目当てでマジョルカの試合をよくみていたのですがビジャレアルの開幕戦も視聴しました。
マジョルカとレベルが全然違うんです。
同じなのはビジャレアルが決める時に決めないので岡崎のウエスカに先制されました。
ウエスカも2部優勝だけあってマジョルカより強いなと感じました。
いや岡崎はあの歳で開幕戦スタメンですよ。
大迫不在時は岡崎で良いかも。
コパアメリカで1トップで先発した時に俺はまだ勝負できると思い移籍を決めたんですってね。
ビジャレアルは精度を欠いてPKのみの痛い引き分けで残り15分に久保くんが出場しましたが攻めれるチームなので久保くんには良いかもしれませんね。
ただ、周りもレベルが高くて出場争いがありますが3人交代に戻り出場が大変なプレミアと違い(南野頑張れ)今期もコロナ禍で5人交代のリーガではヨーロッパリーグもあるビジャレアルでは出場チャンスは必ずありますよね。
話を国内に戻します。
大卒ルーキーの三笘薫とセレッソ大阪の大卒二年目の坂元達裕がお気に入りです。
大卒であんなドリブラーが生まれているなんて。
伊東純也も大卒ドリブラーでした。
人によってはサッカー漬けの高卒よりも大卒でしっかり4年間公式戦には出場して中高生より対人関係の増幅があり選択肢が増え人として視野を広げられる環境が確保されれば成長に繋がるのかな?
古橋亨梧も大卒でエイバル移籍の噂がある武藤嘉紀もそうでしたね。
海外移籍は大卒は長友 武藤 伊東のように一発回答が好ましく三笘や坂元はどうするのかな?
来年ACLで圧倒的な川崎もみてみたいけど。
今年は横浜MとFC東京らのブラジル人頼みかな?
横浜Mは初見で国内より対策されていないしFC東京のブラジル人トリオは破壊力があり神戸の外国人とかリーグはある程度諦めてACLにかけるのではないでしょうかね。
そして国内日本人は以前の海外移籍の王道であるJリーグベストイレブン受賞から海外は三笘や坂元ならできるかもしれない。
ん、橋本拳人や室屋成はベストイレブン受賞からロシアリーグとブンデス2部か。
武藤嘉紀はいきなりブンデスで通用したわ。
内田篤人さんの言うJリーグと世界は差が広がっているは的を得ているのかもしれない。
でもトップオブトップの日本人は既に海外に渡っていて日本代表の層が厚くなるのであれば移籍も歓迎です。
鎌田大地もいきなりブンデスは無理だったけどベルギーを経由して今はフランクフルトだ。
宮市亮みたいな残念なケースもあったり久保くんみたく突出していないと難しい。
しかし、香川真司のいきなりドルトムントと内田篤人のいきなりシャルケはすげーわ。
長友もレギュラーの左サイドバックが次でれないからスタメン確定、もってるわ〜❗
高卒の有望株はすぐ海外に見つかってしまい結果的に海外帰りと大卒で落ち着いてますね。
とりあえずACLを。

2017 浦和優勝
2018 鹿島優勝
2019 浦和準優勝
2020 横浜M FC東京 神戸 頑張って❗
2021 川崎無双(夢想)

・・・レオナルド オルンガ
・・・(古橋亨梧) (小林悠)
・・三笘薫・・・・・家長昭博
・(清武弘嗣)・・・・(坂元達裕)
・・・・大島僚太 田中碧
・・・(萩洋次郎)(井手口陽介)
酒井高徳,谷口彰悟ジェジエウ山根視来
(永戸勝也(昌子源 森重真人)松田陸)
・・・・・キムジンヒョン
・・(ランゲラック チョンソンリョン)

大卒

小林悠 古橋亨梧
三笘薫 坂元達裕
永戸勝也 山根視来
谷口彰悟 松田陸

海外帰り

家長昭博 清武弘嗣
井手口陽介 (萩洋次郎)
酒井高徳 昌子源

高卒

大島僚太 田中碧 森重真人

日本人指導者

指導者は森保さん、長谷川健太さん、鬼木達さんとかいますが、ネットで見た目で判断してはいけない。
とかありまして読んだらツネ様は「監督としてはツネちゃまかもしれん。早く協会に入ったほうが良い。」とか
「アウトレイジはコスプレイヤーかもしれん。」
と厳しい批判もありました。
ネットはこわいですよ。

森保JAPAN

大迫勇也 岡崎慎司
南野拓実 鎌田大地
久保建英 中島翔哉
原口元気 伊東純也
柴崎岳 大島僚太
遠藤航 橋本拳人
長友佑都 三笘薫
酒井宏樹 坂元達裕
冨安健洋 板倉滉
吉田麻也 昌子源
権田修一 川島永嗣 シュミットダニエル

基本4231
・・・・・・大迫勇也

・原口元気・南野拓実・久保建英

・・・・・柴崎岳 遠藤航

長友佑都・・・・・・・・酒井宏樹
・・・・吉田麻也 冨安健洋

・・・・・・権田修一

3バック(サイドバック後継者不在時)

・・・・・・大迫勇也
・・南野拓実・・・・久保建英

・三笘薫 遠藤航 柴崎岳 坂元達裕

・・・・吉田麻也 酒井宏樹

・・・・・・冨安健洋

・・・・・・権田修一

大迫勇也の不在時 🆕

・・・・・・岡崎慎司
・・鎌田大地・・・・久保建英

・・・・大島僚太 柴崎岳

・・・・・・・遠藤航
長友佑都・・・・・・・・・酒井宏樹
・・・・吉田麻也 冨安健洋

・・・・・・川島永嗣

日本代表の問題点
@サイドバック高齢化→3バック 🆕
A大迫の不在時→岡崎慎司 🆕
BGKのレベル→どうしよ?

日本代表に期待しています。


☆若葉
日本代表の現在地
久保くん目当てでマジョルカの試合をよくみていたのですがビジャレアルの開幕戦も視聴しました。
マジョルカとレベルが全然違うんです。
同じなのはビジャレアルが決める時に決めないので岡崎のウエスカに先制されました。
ウエスカも2部優勝だけあってマジョルカより強いなと感じました。
いや岡崎はあの歳で開幕戦スタメンですよ。
大迫不在時は岡崎で良いかも。
コパアメリカで1トップで先発した時に俺はまだ勝負できると思い移籍を決めたんですってね。
ビジャレアルは精度を欠いてPKのみの痛い引き分けで残り15分に久保くんが出場しましたが攻めれるチームなので久保くんには良いかもしれませんね。
ただ、周りもレベルが高くて出場争いがありますが3人交代に戻り出場が大変なプレミアと違い(南野頑張れ)今期もコロナ禍で5人交代のリーガではヨーロッパリーグもあるビジャレアルでは出場チャンスは必ずありますよね。
話を国内に戻します。
大卒ルーキーの三笘薫とセレッソ大阪の大卒二年目の坂元達裕がお気に入りです。
大卒であんなドリブラーが生まれているなんて。
伊東純也も大卒ドリブラーでした。
人によってはサッカー漬けの高卒よりも大卒でしっかり4年間公式戦には出場して中高生より対人関係の増幅があり選択肢が増え人として視野を広げられる環境が確保されれば成長に繋がるのかな?
古橋亨梧も大卒でエイバル移籍の噂がある武藤嘉紀もそうでしたね。
海外移籍は大卒は長友 武藤 伊東のように一発回答が好ましく三笘や坂元はどうするのかな?
来年ACLで圧倒的な川崎もみてみたいけど。
今年は横浜MとFC東京らのブラジル人頼みかな?
横浜Mは初見で国内より対策されていないしFC東京のブラジル人トリオは破壊力があり神戸の外国人とかリーグはある程度諦めてACLにかけるのではないでしょうかね。
そして国内日本人は以前の海外移籍の王道であるJリーグベストイレブン受賞から海外は三笘や坂元ならできるかもしれない。
ん、橋本拳人や室屋成はベストイレブン受賞からロシアリーグとブンデス2部か。
武藤嘉紀はいきなりブンデスで通用したわ。
内田篤人さんの言うJリーグと世界は差が広がっているは的を得ているのかもしれない。
でもトップオブトップの日本人は既に海外に渡っていて日本代表の層が厚くなるのであれば移籍も歓迎です。
鎌田大地もいきなりブンデスは無理だったけどベルギーを経由して今はフランクフルトだ。
宮市亮みたいな残念なケースもあったり久保くんみたく突出していないと難しい。
しかし、香川真司のいきなりドルトムントと内田篤人のいきなりシャルケはすげーわ。
長友もレギュラーの左サイドバックが次でれないからスタメン確定、もってるわ〜❗
高卒の有望株はすぐ海外に見つかってしまい結果的に海外帰りと大卒で落ち着いてますね。
とりあえずACLを。

2017 浦和優勝
2018 鹿島優勝
2019 浦和準優勝
2020 横浜M FC東京 神戸 頑張って❗
2021 川崎無双(夢想)

・・・レオナルド オルンガ
・・・(古橋亨梧) (小林悠)
・・三笘薫・・・・・家長昭博
・(清武弘嗣)・・・・(坂元達裕)
・・・・大島僚太 田中碧
・・・(萩洋次郎)(井手口陽介)
酒井高徳,谷口彰悟ジェジエウ山根視来
(永戸勝也(昌子源 森重真人)松田陸)
・・・・・キムジンヒョン
・・(ランゲラック チョンソンリョン)

大卒

小林悠 古橋亨梧
三笘薫 坂元達裕
永戸勝也 山根視来
谷口彰悟 松田陸

海外帰り

家長昭博 清武弘嗣
井手口陽介 (萩洋次郎)
酒井高徳 昌子源

高卒

大島僚太 田中碧 森重真人

日本人指導者

指導者は森保さん、長谷川健太さん、鬼木達さんとかいますが、ネットで見た目で判断してはいけない。
とかありまして読んだらツネ様は「監督としてはツネちゃまかもしれん。早く協会に入ったほうが良い。」とか
「アウトレイジはコスプレイヤーかもしれん。」
と厳しい批判もありました。
ネットはこわいですよ。

森保JAPAN

大迫勇也 岡崎慎司
南野拓実 鎌田大地
久保建英 中島翔哉
原口元気 伊東純也
柴崎岳 大島僚太
遠藤航 橋本拳人
長友佑都 三笘薫
酒井宏樹 坂元達裕
冨安健洋 板倉滉
吉田麻也 昌子源
権田修一 川島永嗣 シュミットダニエル

基本4231
・・・・・・大迫勇也

・原口元気・南野拓実・久保建英

・・・・・柴崎岳 遠藤航

長友佑都・・・・・・・酒井宏樹
・・・・吉田麻也 冨安健洋

・・・・・・権田修一

3バック(サイドバック後継者不在時)

・・・・・・大迫勇也
・・南野拓実・・・・久保建英

・三笘薫 遠藤航 柴崎岳 坂元達裕

・・・・吉田麻也 酒井宏樹

・・・・・・冨安健洋

・・・・・・権田修一

大迫勇也の不在時 🆕

・・・・・・岡崎慎司
・・鎌田大地・・・・久保建英

・・・・大島僚太 柴崎岳

・・・・・・・遠藤航
長友佑都・・・・・・・・酒井宏樹
・・・・吉田麻也 冨安健洋

・・・・・・川島永嗣

日本代表の問題点
@サイドバック高齢化→3バック 🆕
A大迫の不在時→岡崎慎司 🆕
BGKのレベル→どうしよ?

日本代表に期待しています。


☆関西人
響け!
京アニの話をしたついでに、今回は私が「ヴァイオレットエヴァーガーデン」と並ぶ京アニ最高傑作と認定する、「響け!ユーフォニアム」について書いておきたい。

これは、京都府の北宇治高校吹奏楽部の部員たちを描いた青春小説が原作で、宇治市に本社を構える京アニとしては極めて思い入れの強い作品だと思う。
地上波テレビでもやっていたが、それ以上に劇場公開作品がやたら多いのが特徴。
吹奏楽メインの作品ゆえ、家庭用テレビでなく映画館の音響で聴くのが正しい作品の楽しみ方、ということなのかと。

ストーリーは、弱小の北宇治高校吹奏楽部が新顧問・滝先生の就任を機に覚醒し、やがて全国大会出場するに至る、という割とベタな青春モノである。
こういう書き方をすると滝先生が主役に思われるだろうが、そうではない。
滝先生はあくまでも脇役で、主役は黄前久美子という特にやる気があるワケでもない平凡な新入部員である。
この子がビックリするほど成長し、やがてこの部の部長になるんだけどね。

テレビシリーズの1期と2期を経て、その続編となる久美子2年生編は劇場版で2作品が発表されている。
本編が久美子主役の「響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ」、スピンオフが鎧塚先輩主役の「リズと青い鳥」。
この2作品は、時系列が完全にカブっている。
ただし「誓いのフィナーレ」で鎧塚先輩はほとんどセリフがないし、「リズと青い鳥」では久美子の方がほとんどセリフなし。
でも、このふたつは繋がっていて、先に鎧塚先輩主役の「リズと青い鳥」があるからこそ、本編「誓いのフィナーレ」のクライマックス、鎧塚先輩のソロ演奏シーンにゾゾゾッと鳥肌が立つのよ。
マジで、このふたつは併せて見てほしいな。
特に「リズと青い鳥」は百合系作品としても名作。
私、鎧塚先輩がもうタマランわ…(笑)。

で、そもそもの話、なぜ弱小の北宇治高校が強豪に変貌を遂げたかという物語の核心部分だが、別に滝先生はGTOばりの熱血教師ではない。
常に淡々としてる人だ。
ただ、ひとつ彼は大きな改革をしている。
それは、コンクールに出るメンバーをオーディションで選抜するシステムを導入したことさ。
これが効いた。
しかし効いたと同時に、年功序列的に「3年生は最後だから花をもたせる」という部活動のお約束は破壊され、やがて部内の人間関係はメチャクチャになるワケね。
オーディションで3年生が落ち、1年生がソロに決まるくだりは確かに見てて辛いんだわ…。
プロならイイよ。
ルーキーだろうが実力があるならスタメンでOKだし、その煽りで中堅がスタメン落ちしたとしても文句はない。
ただ、これは部活だ。
部活って何だろう、アマチュアって何だろう、と考えさせられるね。

しかし、この滝先生の吹奏楽部強化はサッカー指導者の方々にも是非見てもらいたいと思う。
ドラマチックな奇策はなく、あくまで地道な強化でしかないんだが、ちゃんとツボを押さえてるんだよ。

@オーディション導入による実力主義競争原理の確立
A落選メンバーのチーム結成で若手の成長促進
B外部から臨時講師を招聘
Cダメな所を絶対に見逃さず指摘
D良い時は誉める

まさしくサッカーと共通してるでしょ?
指揮者は自ら演奏するワケじゃないので、演奏者をノセてナンボである。
ならばイケイケの熱い人の方が良さそうなもんだが、滝先生はそっち系でなく、物静かで誠実なタイプ。
だから私が抱いた印象は、「森保さんみたいな指導者だな…」である。
シゴキ、パワハラなど許されない現代、滝先生のスタイルは実にイマドキなのかもしれないね。

さて、京アニはこのシリーズのファイナル、久美子3年生編の制作を発表している。
ただし、その発表が例の放火事件の前だったので、キャラデザイン担当の池田晶子さんが亡くなった今、どうなってるのか詳細を私は知らない。
是非、完成させてほしいんだけどなぁ…。


☆関西人
職人クオリティ
もう少し、日本のサブカルについての話を綴りたい。
今回語りたいのは、アニメ制作会社「京都アニメーション」についてだ。
皮肉にも、昨年の放火事件で広く一般的に名を知られた京アニだが、アニメを知る人たちの間では日本一の制作会社という認識が既に広く浸透してたと思う。
もともと「京アニクオリティ」という言葉があり、この会社が作った作品なら間違いないよね、という信頼の絶対ブランドである。

かといって、別に歴史が古い会社というワケでもない。
80年代、京都府宇治市在住の主婦たちがアニメ制作の下請け会社を立ち上げたことから全てが始まる。
零細企業からのスタートだ。
その京アニが今なぜ業界No1の地位にまで上り詰めたのかというと、要は信頼の積み重ね。
下請けとして大手制作会社の仕事を請け負ってるうちに、「京アニさんって仕事が丁寧だよね」「技術高いよね」という噂が業界に出回るようになった。
それをベースに優れた人材も大きな仕事も集まってきて、会社はだんだんと大きくなっていった。
と言っても、社員数はせいぜい百数十名程度なんだけどね。
しかし昨年の火災では多くのアニメーターが亡くなってしまい、そのダメージは小さくないだろう。
特に、池田晶子さんが亡くなったのはショックだわ…。

さて、京アニの業界における信頼を高めた一番の要因が彼らの仕事に懸けるコダワリだとして、それを何より証拠づけるモノのひとつに「京都アニメーション大賞」というのがある。
これは京アニが主催する小説や漫画のコンクールであり、ここに応募して賞をとれば、その作品は京アニ支援で商品化されることになるのね。
で、このコンクールは過去に10回実施されてるんだが(1回飛ばしてるけど)、興味深いのは毎回のように大賞は「該当作品なし」だということ(笑)。
どんだけ審査基準が高いんだよ…。
毎回表彰作品が奨励賞止まりで、その奨励賞にしても「中二病でも恋がしたい」とか「境界の彼方」とか、後に商品化されて大ヒットしたものもあるんだけどさ。
とにかく、全く妥協がない、ということか。
で、この10年間で大賞として表彰された唯一の作品が「ヴァイオレットエヴァーガーデン」、ただこれひとつだけである。
「ヴァイオレットエヴァーガーデン」、皆さんは見たことあるだろうか?
泣ける作品としてかなり有名だろうが、私もこれには号泣したクチだ。
今では、ヴァイオレットが立ってる姿を見ただけで条件反射的に涙が出てくるぐらいさ。
京アニ最高傑作、ひとつの到達点であることは間違いない。
今週末から劇場版の新作が公開されるんだけど、おそらく私も見にいくことになると思う。

なんていうかな、こういう例を見ていくと、京アニって企業というよりは職人の工房なんだよね。
分かりやすく言えば、「下町ロケット」的な職人のコダワリを追求する中小会社だ。
会社として、ひとつの理想といえる形である。
これは、Jクラブも見習うべきスタンスだ。
スタート時の規模とか資本とかは関係ない。
それよりも志として仕事のコダワリを限界まで追求し続け、周囲に「あそこは良い仕事をするな」と認識させ続ける。
その小さな積み重ねが雪ダルマ式に大きくなっていき、やがて人材が集まってくる。
人も育ってくる。
あぁ、そうか。
川崎フロンターレなんて、そっち系かもしれないね。
オリジナル10ではなく、どちらかというと出遅れた立場であるフロンターレが今この位置にきてるというのも、なかば京アニ的な成り上がりのスタイルじゃないだろうか。
クチコミ的に「フロンターレって良いサッカーしてるよね」という認識が浸透し、特に莫大な資金を投入する云々でなく、時間をかけてじわじわと強豪の位置まで上り詰めてきやがった。
本質は職人工房的なクラブですよ。
今じゃ三笘や旗手など若い才能も集まるようになってきて、しっかり「フロンターレクオリティ」に寄与してるよね。

こういうところ、強いですよ。
火災で数十名の死者を出したにも関わらず、第一スタジオが焼失したにも関わらず、それでも歩みを止めるでなく「ヴァイオレットエヴァーガーデン」新作公開にまでこぎ着けた京アニの強さを考えてみてくれ。
職人魂は逆境にこそ強く、頭のおかしい放火犯なんぞに潰せるもんじゃないんだろう。
私、ちょっと確信してるんだよね。
今季のフロンターレ優勝。


☆若葉
3バックも夢あります!?
内田篤人(引退)酒井高徳(代表引退)
長友佑都 酒井宏樹 と高齢化しています。
長友と酒井が不在だと現時点では戦力が落ちてGKのレベルと並び悩み事のひとつです。
あとひとつは大迫不在時かな?
森保さんは3バックをもっていますのでサイドバックなくしちゃうのもありですよね?
川崎フロンターレの誰が出ても強いのは理想的です。
日本代表も3バックにすれば2チームつくれるんです。

10月11月欧州遠征海外組

一軍?
・・・・・・大迫勇也
・・南野拓実・・・・久保建英

原口元気 柴崎岳 遠藤航 伊東純也

・・・・吉田麻也 酒井宏樹

・・・・・・冨安健洋

・・・・・・権田修一

二軍?
・・・・・・・岡崎慎司
・・・中島翔哉・・・・鎌田大地

長友佑都 中山雄太 橋本拳人 堂安律

・・・・・板倉滉 植田直通

・・・・・・ハーフナーニッキ

・・・・・・川島永嗣

これに国内組を合流させます!
二軍?
・・・・・・岡崎慎司
・・中島翔哉・・・・鎌田大地

三笘薫 大島僚太 橋本拳人 坂元達裕
(川崎)・(川崎)・・・・・・(C大阪)
・・・・板倉滉 植田直通

・・・・・・昌子源
・・・・・・(G大阪)
・・・・・・川島永嗣

一軍?
・・・・・・大迫勇也
・南野拓実・・・・・久保建英

原口元気 柴崎岳 遠藤航 伊東純也

・・・吉田麻也 酒井宏樹

・・・・・・冨安健洋

・・・・・・権田修一

二つチームをつくれそうじゃないでしょうか?
川崎の日本人を選出すれば3チームです(笑)

・・・・・・・・小林悠
・・・・・・・・(川崎)
・・・三笘薫・・中村憲剛・・家長昭博
・・・(川崎)・・(川崎)・・(川崎)
・・・・・大島僚太 田中碧
・・・・・・(川崎)(川崎)
登里亮平 車屋紳太郎 谷口彰悟 山根視来
(川崎)・・(川崎)・・(川崎)・・(川崎)
・・・・・・・川島永嗣
・・・・・・・(ストラスブール)

sub
旗手玲央(川崎)
長谷川竜也(川崎)
齋藤学(川崎)
脇坂泰斗(川崎)
守田英正(川崎)
山村和也(川崎)
安藤駿介(川崎)

昨日は長友の34回目の誕生日ですから流石に厳しくなってきました。
サイドバックを使用しない選択肢もありではないでしょうか。
二列目の選手層がありがたい。
日本代表に期待しています。


☆関西人
夢ある世界
こうして「やべっち」が2.5次元俳優を揃えた新番組に取って替わられるように、マジで最近はこのてのサブカルの勢いが凄いことになってきてると思う。

たとえば、先月に封切りされた劇場版「Fate」が大ヒットを記録してるのを知ってる?
「Fate」は今から十数年前にヒットしたノベルゲームだが、それの劇場版が2020年の今なおヒットしてるというのが凄いじゃないか…。
特に私が驚くのは、このシリーズの広がり方である。
原典の「Fate staynight」のみならず、外伝の「Fate Zero」や「Fate GrandOrder」、さらには「衛宮さんちの今日のごはん」というFateキャラクター出演のグルメ企画まで人気なんだから凄いよね。
これらの派生作品は20を超えてるだろう。
2.5次元で舞台化もされている。

で、現在劇場公開されてるのは「Fate staynight(Heaven's Feel)」であり、ややこしいんだけど原典の「staynight」だけでも
@Fate staynight
AFate staynight(Unlimited Blade Works)
BFate staynight(Heaven's Feel)
という3つの話があるのね。
面白いのは、この3つは続編シリーズではないということ。
今劇場公開されてるのは、Bの完結編。
@〜Bのどれもが「Fate staynight」であり、登場人物も時系列も舞台設定も3つは全く同一である。
事実、物語の冒頭部分は3つともほとんど同じ。
ただし途中から、登場人物の選択の差異によりストーリー展開が分岐するワケね。
「エヴァンゲリオン」がTV版も新劇場版も冒頭までは全く同じだったのに、途中から違う展開になってきたのと同じ構造である。
選択により分岐した、3つの並行世界というやつか。

もともと「Fate」は原作がゲームなので、3つにルートが分かれてるんだ。
分かりやすいところだと、主人公の衛宮士郎と恋愛関係になるのは@がセイバー(金髪美女)、Aが凛(ツンデレ美女)、Bが桜(妹系美女)。
@で最後まで生き残ったキャラがAやBでは死ぬパターンもあるし、その逆パターンもあるし、登場人物が対戦する組み合わせも@とAとBでは各々違う。
ストーリーは@よりAの方が過酷で、またAよりBの方がさらに過酷で鬱な展開にもなる。
そして@では露呈しなかった事実が、AやBで続々と出てくる。

おそらく、このてのダークファンタジー系の作品として「Fate」シリーズは世界最高峰ともいえる到達点の極みだと思うが、忘れちゃならんのが、これら全ての始まりとなった原典「Fate staynight」は18禁の美少女ゲーム、いわゆるエロゲーであること。
たった四人で結成した同人サークルのエロゲー制作から全てが始まり、それが今じゃどうだ。
2019年のモバイルゲーム世界売上ランキングを見ると「Fate GrandOrder」が1位に君臨している。
ちょっとしたアメリカンドリームさ。
この日本が胸を張って世界一を宣言できる商業分野は今さほど多くないが、ゲーム、アニメ、漫画といったサブカル分野だけはもはや世界でも別格だろう。
日本=フジヤマ、ゲイシャ、ハラキリは昔の話で、現代は明らかに日本=ゲーム、アニメ、漫画である。

だから、旧コンテンツ側ともいえる「やべっち」が新コンテンツ側ともいえる2.5次元に取って替わられたのも、これは時代の流れとしてひとつの必然なのかな、と。
いまや地上波の深夜とか見ても、アニメばっかりだもんね。
実際、私も見てるよ。
「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」とか「Re:ゼロ」とか「とある科学の超電磁砲」とか「ソードアートオンライン」とか。
いずれ、2.5次元のみならず声優さんの番組も地上波に出てきそうな気がするし、アニソンだって今後さらに露出が増える気がする。
今まで地上波はそれらを「ニッチ」としてCS等に預けてきたが、いよいよ、そういう流れでもなくなってきてるような気がするね。

かつてサッカーは競合する野球をライバル視、敵視してたけど、もはや競合は野球じゃないんですよ。
今一番恐いのは、2次元、および2.5次元さ。
そこに、とてつもないスケールの夢があるから。
だってさ、たった四人の同人サークルで始めた「Fate」が、いまやモバゲーの世界一、さらに全国劇場公開作品も大ヒットだよ?
正直これからの若い人材、流れるな〜、と思う。
サッカーがこの流れに抗うには、たとえば久保くんあたりが今年ビジャレアルで大活躍をする必要があると思うんだけど?
こっちの世界も夢はあるよ、ってね。


☆関西人
さよなら、やべっちA
「やべっちFC」は18年間続いたそうだ。
日韓ワールドカップの年に始まったというんだから、かなりの長寿番組だったんだね。

歴史でいえば「スーパーサッカー」はさらに長く、Jリーグ開始の93年から放送してるというから大したもんだ。
初代MCは生島ヒロシ、二代目がなぜかミュージシャンの徳永英明、そして今に続く三代目が2001年から加藤浩次である。
こうして「めちゃイケ」ファミリーの両巨頭が各々サッカー番組を長くやってたのは面白いシンクロだが、今回矢部が降りることに加藤浩次も思うところあるんじゃないの?
加藤も「スパサカ」開始当初はともかくとして、いまや完全に大御所芸人。
ぶっちゃけ、今の彼に「スパサカ」はコスパの良くない仕事だと思う。
それでもここまで続けてこられたのは、やはり矢部を意識する部分が大きかったんじゃないかな?
こうして矢部が降りることになった今、加藤の方にも動きが出るような気がしてならない…。

これまでTBSが「スパサカ」を維持してきたことの理由として、ひとつ考えられるのは放映権のことである。
実はTBSって、大手民放局の中では珍しくJリーグの放映権を持ってる局だったのよ。
しかし、DAZNが参入してからは完全に切れたはず。
だから今のTBSは、サッカー専門の番組を維持する意義が以前ほどにはなくなってきてると思うのね。
加藤のギャラだって、決して安くはないだろ?

ところで、「やべっち」が終わって次にやる新番組が、「ゆる系忍者隊ニンスマン」というバラエティーなんだそうだ。
タイトルからして「つまらんだろうなぁ」と感じてしまう…(笑)。
この番組の出演者は、小澤廉、糸川耀士郎、一ノ瀬竜、板垣李光人、北村諒などなど。
…こいつら誰やねん?と思うよね。
聞けば、「2.5次元」の役者さんたちなんだそうだ。
そうそう、最近この「2.5次元」ってフレーズをたまに聞くわな。
これは近年、2次元(漫画やアニメ)のヒット作をミュージカル化するのが妙に流行ってきてるらしく、多分そこでのスターに該当するのが、上記の人たちなんだと思う。
古い話をすれば昔に宝塚歌劇団が「ベルサイユのばら」などをやってたワケで、その延長線上にある文化かと。
あ〜、そういや私の知人も何年か前に「テニスの王子様」の舞台を見に行って、かなり絶賛してたっけ。
既に「鬼滅の刃」も舞台化されてヒットしてるらしい。
ちなみに、「キャプテン翼」も既に舞台化されている。

この2.5次元、いまやイケイケの成長市場と見てイイだろう。
そしてテレ朝は、現在の市場価値として【Jリーグ<2.5次元】と判断したワケね。
2.5次元は熱狂的ファンがいる割に、これまで地上波の露出はほとんどなかったと思う。
よって、この「ゆる系忍者隊ニンスマン」はひとつの試金石である。
ちなみに「やべっち」の視聴率は通常3〜4%だったみたいなので、私は10月から「ニンスマン」の数字の推移に注目していくよ。
これが1〜2%だったら笑うけど…。


☆関西人
さよなら、やべっち
正式に「やべっちFC」の9月打ち切りが発表されたらしい。
理由はハッキリ発表されてないが、おそらくはおカネの問題、Jリーグの映像使用料高騰が一番かと思われる。
例のDAZN放映権料、2100億円が全ての発端だろうね。

残念な話である。
民放地上波におけるJリーグの露出は、今後減る一方になりそう。
いずれ、「スパサカ」も同じ運命を辿る気がする…。
別に、日本でサッカー人気が下がっているワケではないよ。
というか、普通に安定してると思う。
ただ、おカネの問題としてJリーグをメインに扱うのは無理、というだけの話さ。
どうしても見たい人は、DAZNに加入するしかない。
それ以外に解決法はないと思う。

どうせ、みんなDAZN加入はしてるんだろ?
そんな高額ではないんだし、ウチ貧乏だからDAZN無理なんだよね〜、という人は少ないはず。
「やべっち」だけが唯一のサッカーを見る機会だったのに〜、という人もおらんでしょ。
あくまで「やべっち」は副菜で、主菜ではないんだからね。

ただ、サッカーの露出が民放地上波で減るのは心情的に寂しいことである。
このままだと、日本代表の試合、およびルヴァン決勝、および天皇杯決勝、およびゼロックス、そのぐらいになっちゃうんじゃない?
ワールドカップや五輪の視聴率を見る限り、サッカーは決して数字を稼げないワケじゃないのに…。
問題は、国内リーグとしてのマイナー性なんだよ。
こういうのはサッカーだけの話でもなく、たとえばバレーボールでも全日本の試合なら視聴率稼げるだろうけど、Vリーグになれば多分無理。
普通、そういうもんさ。

しかし思うに、Jリーグ関連でもACLのような国際試合なら視聴率を狙えると思う。
一応、代表戦みたいなモノだし。
でも残念なことに、ACLは地上波放映されることがほとんどない。
確か、ACLの放映権は日テレじゃなかったっけ?
せっかく権利持ってるのに、なぜ日テレが地上波でこれを流さないのかは事情がよく分からない。
うまいことプロモーションすれば、ドル箱に化けると思うんだけどなぁ…。
特に今年は例年と違ってセントラル方式みたいだし、短期集中で一気に試合をやるんだから、そういうのってテレビ局として絶対プロモーションしやすいはずなんだよ。
欧州CLがワールドカップや五輪にも匹敵する世紀のビッグイベントになってることを思えば、ACLだって十分に化ける可能性はあるでしょ。

私なら、Jリーグのファン獲得にはACLの地上波放映から入るね。
まず最初に「アベンジャーズ」を見せ、そこを入り口にして「アイアンマン」や「キャプテンアメリカ」などの個別ルートに興味を持ってもらう。
ごめんなさい、「アベンジャーズ」はタダで見れますけど、「アイアンマン」見るのは有料なんですよね〜、という商法になる。
もちろんACLは、タダで見られる「アベンジャーズ」。
「アイアンマン」見てから「アベンジャーズ」を見る通常のファンとは逆のルートを辿ることになってしまうけど、まぁそれもイイでしょ。

日テレさん、ぜひ今年はACL地上波放映を宜しくお願いします。
「やべっち」終了で地上波のサッカー供給は減るんだから、その空いたところにこそ大きな金脈が眠っている、と考えてもらいたい。


☆関西人
Jと世界の距離は広がっている
ACLの11月延期が決まったね。
参加クラブは死ぬだろう。
ただしこれは日本を含む東地区限定の話で、西地区は予定通り今月からグループリーグ再開する。
決勝は12月19日、場所は西地区の会場だそうだ。
この流れ、どう考えても西地区の圧倒的有利。
残念ながら今年は、東地区から優勝チームは出ないと思う。
まぁ、もともとAFC上層部は【西>東】ゆえ、しようがないんだが…。

最近Jリーグではフロンターレがやたら強くなったが、しかしそのフロンターレがACLに出るワケではないので、正直Jリーグが強くなってるのかどうかは分からない。
なんのかんの言いながら、Jと世界との距離を測る公式な装置はACLぐらいである。
…あぁ、そういや先日の引退会見で、内田篤人がこう発言してたね。

「(Jリーグと世界との差が)正直広がったなと思っています。
DAZNでパパッとやればCL決勝とJリーグの試合を見られるけど、違う競技だなと思うくらい、僕の中では違いがあります」

Jと欧州との差があることぐらい、みんな分かってるさ。
だけど内田の発言の中で気になるのは、「差がある」ではなく、「差が広がっている」という表現を敢えてしてることなんだ。
何年か前の方がJと欧州の距離はむしろ近かった、と?
これ、どうなんだろう。
たとえば昨年のJ覇者マリノスは、シティフットボールグループによるトップモード型のチーム強化を実らせたワケよ。
たとえばヴィッセルは、楽天マネーによりイニエスタという世界最高レベルのMFを獲ったワケよ。
こういうのがありつつ、それでも世界との差はむしろ広がっている、と?

いや、世界規準を最もよく知る日本人のひとりである内田が敢えてそう言うんだから、多分そうなんだろう。
Jリーグは常に右肩上がりの成長曲線を描いてるワケじゃない、ということ。
「それでも海外進出する選手は増えてるじゃないか」という意見もあるだろうけど、しかし四大リーグにいる選手は限られており、その中でもチームの主力と断言できるほどの選手はさらに限られている。
かつての中田英寿、シャルケの内田、ドルトムントの香川、そのへんをピークと考えれば、確かに今はやや落ちた印象すらあるね。
欧州CLの決勝トーナメントで活躍する日本人なんて、最近見ないもんなぁ…。

内田は、割と歯に衣着せない言い方をする人である。
彼は、こうも言っている。

「海外に行きたいのはわかりますが、チームで何かやってから行けばイイのにな、と思います。
それができないなら移籍金とか置いていけばイイのにな、って思います。
間違ってますか?
よく『海外に行きたいです!』って俺のところに話をしに来る選手もいますが、そんなに甘くないよ、っていう。
行きたきゃ行きゃいいけど、どうせすぐに帰ってくるんだろうな、って思います」

これ、意外な話し方だと思わない?
若くして海外移籍して成功した内田のことだから、「もっと若いうちから海外で揉まれるべき」みたいなこと言うと思ってたのよ。
でも↑の発言はそれと少しニュアンスが違っていて、ちゃんとJリーグで結果を出すことをまず考えろ、今いるクラブのことをまず考えろ、って主旨でしょ。
うん、そうなんだ。
これは「世界との差が広がっている」という彼の発言にも実は裏で繋がっていて、要は彼の発言はひとつの苦言なのよ。
お前ら、Jリーグを欧州に行くまでの通過点、腰掛けぐらいに考えてないか?と言いたいんだと思う。
そんな腰掛け程度に考えてる奴らで構成されたリーグなんて、みんな本気の欧州リーグの前では差がどんどん広がっていくのは当たり前のことだぞ、ってね。

内田は若くして海外進出したとはいえ、少なくともアントラーズを腰掛け程度には考えてなかったと思う。
そりゃ、小笠原みたいなバケモノもいた環境だからなぁ…。
しかし、いまどきはJリーグでブレークする前の若い芽を欧州の大資本が安く買っていく流れもあり、とりあえず買ってすぐ転売、とかね。
若い選手たちもJはとりあえず助走期間、本番は海外に出てからだ、みたいな感覚も正直あると思う。
でもさ、内田は小笠原や中村憲剛のことを凄く尊敬してるんだよ。
憲剛なんて、フロンターレに全てを懸けてるからね。
あれだけ欧州サッカー厨の憲剛が欧州に行きたくなかったはずもないんだが、それでも彼はフロンターレに人生全てを懸けた。
で、そんな憲剛がいるチーム、憲剛の影響力が強いフロンターレが今Jの中で頭ひとつ抜けてきたワケよ。

で、私は思うんだわ。
↑の内田の「世界との差は広がっている」発言は単にリーグ偏差値のシビアな現状分析ではなく、もっとフロンターレみたいなチームが増えてほしい、憲剛みたいな選手がリーグにもっと増えてほしい、という内田なりの熱いメッセージなんじゃないかな?
内田がいたアントラーズが常勝軍団になったのも、このクラブを単なる通過点にしない、みんな本気の文化土壌があったからこそなんだろうしね。


☆若葉
日本代表の現在地
ロンドン五輪世代(1989〜1992)

・・・・・・大迫勇也
・・・・・・(182p)
・原口元気・香川真司・清武弘嗣
・・・・・・・・・・(C大阪3点)
・・・・・柴崎岳 山口螢
・・・・・・・・(神戸3点)
酒井高徳 昌子源 谷口彰悟 酒井宏樹
(神戸1点 G大182p)(川崎2点)←↑(183p)
・・・・・・権田修一
・・・・・・(187p)
Sub
永井謙佑(東京1点)
武藤嘉紀
仲川輝人(横浜2点) 2019J1得点王🏆
森岡亮太 180p
小林祐希 182p
車屋紳太郎(川崎1点)
丸山祐市(名古屋) 182p
シュミットダニエル 197p

リオ五輪世代(1993〜1996)

・・・・・・・鈴木優磨
・・・・・・・(182p)
中島翔哉 鎌田大地 南野拓実 伊東純也
・・・・・(180p)
・・・・・・・・遠藤航

安西幸輝 ハーフナーニッキ 植田直通 室屋成
・・・・・(198p)(185p)
・・・・・・・中村航輔
・・・・・・・(柏)185p
Sub
鈴木武蔵 185p
浅野拓磨
古橋亨梧(神戸6点)
坂元達裕(C大阪2点)
大島僚太(川崎3点)
井手口陽介(G大2点)
橋本拳人 183p
永戸勝也(鹿島) 2019J1アシスト王🏆
小川諒也(東京)183p
松原后 182p
松原健(横浜)180p
山根視来(川崎2点)
三浦弦太(G大2点)183p

東京五輪世代(1997〜2000)高卒🆕

・・・・・一美和成
・・・(横浜FC3点 181p)
・安部裕葵・三好康児堂安律

・・・・中山雄太 田中碧
・・・・181p(川崎1点)
古賀太陽・・・・・・・・橋岡大樹
(柏)182p・・・・・・(浦和1点)182p
・186p板倉滉 冨安健洋188p
・・・・・大迫敬介
・・・・・・(広島)186p
Sub
小川航基(磐田7点)186p
原大智(東京3点)191p 2019J3得点王🏆
前田大然(横浜1点)
遠藤渓太(ウニオン)
岩田智輝(大分1点)
町田浩樹(鹿島)190p
波多野豪(東京)198p 3試合先発

東京五輪世代(1997〜2000)大卒🆕

・・・・・・上田綺世
・・三笘薫・(鹿島3点)旗手玲央
・・(川崎8点)・182p・(川崎3点)
松尾祐介・・・・・・・相馬勇紀
(横F4点)安部柊斗 山本悠樹(鯱1点)
・・・・(東京2点)(G大1点)
・184p星キョーワァン 渡辺剛184p
・・・(横浜FC)(東京2点)
・・・・・・田中駿汰
・・・・・・(札幌1点)183p
・・・・・・小島亨介
・・・・・・(新潟)183p
Sub
高澤優也(大分3点)OH 181p 5試合先発
瀬古樹(横浜FC1点)OH CH 8試合先発
金子拓郎(札幌1点)RWB 1試合先発
森下龍矢(鳥栖1点)RSB(LWB)11試合先発
中村帆高(東京)両SB 7試合先発
アピアタウィア久(仙台)CB 191p 1試合先発
オビ・パウエルオビンナ(栃木)GK 193p 1試合先発

パリ五輪世代(2001〜2004)

荒木遼太郎 昇格 降格 西川潤 🆕
木村誠二 昇格 降格 田平起也 🆕

・・・・・櫻川ソロモン
・・斉藤光毅(千葉 2点)久保建英
(横浜FC 3点)・・・・(リーガ4点)
・・・・・・荒木遼太郎🆕
・・・・・・(鹿島 2点)
・・・・松岡大起 藤田譲瑠チマ
・・・・・(鳥栖)(東京v)
中野伸哉 木村誠二 西尾隆矢 成瀬竣平
高2(鳥栖)(東京🆕)(C大阪u23)(名古屋)
・・・・・・小畑裕馬
・・・・・・・(仙台)

櫻川ソロモン 4試合先発 2得点 190p
斉藤光毅 10試合先発 3得点
久保建英 ビジャレアル
荒木遼太郎 3試合先発 2得点🆕
松岡大起 10試合先発
藤田穣瑠チマ 14試合先発
成瀬駿平 11試合先発
中野伸哉 史上2番目16歳357日先発
木村誠二 1試合先発 186p🆕
西尾隆矢 10試合先発 180p
小畑裕馬 5試合先発 183p

SUB
藤田和輝(新潟) GK 9試合先発186p
小久保玲央ブライアン(ベンフィカu23)193pナイジェリア
鈴木彩艶(浦和) GK 189p ガーナ
畑大賀(湘南) RSB アメリカ
バングーナガンデ佳史扶(東京)LSB ガーナ
中村拓海(東京)RSB 4試合先発
半田陸(山形)RSB
山本理仁(東京v) CH 4試合先発
中井卓大(Rマドリードフベニール)CH180p
本田風智(鳥栖) OH 4試合先発
鈴木唯人(清水) OH 3試合先発
西川潤(C大阪) FW MF 1得点180p

鹿島 高卒ルーキーカルテット
山田大樹(鹿島)GK 2試合先発192p
松村優太(鹿島) SH ルヴァン杯得点
荒木遼太郎(鹿島) SH 2得点
染野唯月(鹿島)FW ルヴァン杯得点

松田詠太郎(横浜)RSH 2試合先発
細谷真大( 柏 ) FW ルヴァン杯得点
唐山翔自(G大)FW ルヴァン杯デビュー2得点
↑最年少ハットトリック16歳345日(J3)
若月大和(シオン) FW スイスリーグデビュー

日本代表に期待しています。


☆関西人
タンクと剣士
三笘薫のブレークは嬉しいニュースとして、やはり気になるのは同世代のセンターFWである。
上田綺世の名前を最近聞かないけど、まだ怪我してるの?

上田のライバル、小川航基はどうか。
彼はJ2、ジュビロでレギュラーを掴んでいるようだ。
既に7ゴールし、得点ランキングではリーグ4位タイにつけてるというから、一応まずまずでしょ。
身長186cm、高さのオプションという意味だけでも東京五輪に連れていくべき選手だと思う。
H番が似合う選手だ。

あとは前田大然、どうだろうね。
彼は今季マリノスで遠藤渓太の後釜になり、アウトサイドに回されている。
でも私は、大然って永井謙佑みたく、真ん中で使うべき素材だと思うんだよね。
なぜって、彼の武器はスピードもそうだけど無尽蔵のスタミナもさらなる強みなんだから、それをワイドレーンで縛るのは逆にモッタイナイでしょ?
あの脚力を活かして縦横無尽にスプリントしてもらうには、やはりセンターFWが一番イイかと。
俊足で何度も繰り返しフォアチェックされるのは、DF的に一番イヤなタイプのFWなんですよ。
前衛タンク職としてのFWね。

かつてのタンク職FWで私がまず思い浮かぶのは、鈴木隆行である。
彼は前衛として、決して器用なタイプではなかった。
シュート・パス・ドリブル・トラップなど技術的にも特筆すべきところはなく、得点も多い方ではない。
同時代の高原、西澤、柳沢あたりと比べれば、明らかにヘタクソなタイプだっただろう。
なのに、トルシエもジーコも彼を重用したんだよね。
なぜか?
それは彼の運動量がやたら多く、またその運動量が試合終盤まで落ちない無尽蔵の体力があったからさ。
そして、屈強な敵CBとのフルコンタクトにも屈しない馬鹿力があったことも大きい。
敵CBは鈴木との押し合いをするごとに毎度ファウルを誘発され、また鈴木は何度倒されても壊れない頑丈さがあったワケよ。
まさにダクネス(笑)。
基本、日本人は体躯的に海外勢とのフルコンタクトに弱く、近接戦より遠隔戦に適した魔法使いタイプが多い。
だから近接の前衛には、どうしても鈴木みたいなタンクでガードしなきゃならなかったんだと思う。

思えば、日本が初めてワールドカップに出場した時も2TOPはゴン+城だったワケで、これも一種のタンクだったかもね。
岡田さんはカズを外し、呂比須を控えに回した。
日本で最も決定力あるふたりより、タンクとして機能するふたりの方を選んだワケです。
アルゼンチンやクロアチアとの戦力差を鑑みた、現実策として。
こういう考え方は、今なお消えているワケではない。
さすがに鈴木隆行ほど極端な例は減ってきたが、それでも前衛ど真ん中に剣士を置くようなマネは、国際舞台だとほとんど誰もやらない。

東京五輪、どうだろうね。
私から見て、小川航基は剣士だ。
一方、前田大然はタンクだ。
そしてその折衷のような位置付けとしてオーバーエイジの大迫勇也がいる、というのが今のところの構図じゃないかな?


☆若葉
4大リーグ開幕間近
いよいよ欧州4大リーグが週末に開幕です。
リバプールでの南野拓実、リーガでの岡崎慎司 乾貴士 久保建英 ブンデスでの鎌田大地 堂安律 遠藤航 、セリエAでの吉田麻也 冨安健洋など楽しみです。
南野のいる王者リバプールは開幕戦で昇格組のリーズユナイテッドを迎え撃ちます。
以前、オーストラリア代表の欧州移民キューウェルが活躍した古豪クラブです。
監督がビエルサなんですよ。
奇才とか変人とか言われてもいますが、トップチームではないクラブや代表を率いると手腕を発揮するタイプですよね。
チリ代表時は岡田さんが称賛していました。
逆にアルゼンチン代表を率いるとグループリーグ敗退です。
少し劣るチームを指揮すると「あれ?あいつら強くね?」と評価されることが多いんです。
リバプールは開幕戦で気を付けないといけない。
個人的には南野の活躍を願ってます。
スペインではステップアップした久保くんと岡崎が開幕戦で早くも日本人対決です。
岡崎は平気だろうけど久保くんがスタメンか心配。
久保くんのビジャレアル監督のエメリも似たような感じでヨーロッパリーグ三連覇などもうワンランク上の中堅上位どころで異才を放っています。
パリサンジェルマンやアーセナルでは評価は低いんですよね。
セビージャより劣る?ビジャレアルはぴったりとは言わないまでも合うのではないでしょうか?
外国人監督でも日本代表選手と似たようなレベルのクラブで手腕を発揮するタイプなら日本代表に合うかもしれません。
クロップってドルトムント前はマインツでブンデス昇格と翌年ブンデス残留とか万能かも。
ザッケローニさんは王者ミラン優勝、アジア杯日本優勝と実績はあるものの弱者を指揮での戦いに限ってはあまりむいていないかもしれません。
岡田さんはマリノス連覇で久保竜彦を指導していて南アフリカではいませんでしたから本田圭佑を起用しましたね。
札幌ではエレベータークラブをきちんと残留させていますから弱者の戦いを知っていたのは南アフリカでいかされたのではないでしょうか?
万能タイプですよね。
西野さんも攻撃力でガンバを優勝させACLを取ったり柏レイソルの初タイトル奪取など万能性があるかもしれません。
森保さんは万能タイプなんですかね?
西野さんと同じクラブW杯3位が万能性になりますかね?
自国監督は実績が良いですから森保さんを否定している訳ではないです。
来年予定どおりに開催すると発表した東京五輪の結果である程度判断できるのではないでしょうか。
長谷川健太さんはパトリック、宇佐美とかFC東京での去年の久保くん、今年のブラジル人トリオなど個の力が必須で海外組の活躍次第では候補になるかもしれません。
鬼木達さんは前任者の土台がないと不安ですが、来年ACL取るとか川崎出身の海外組が増えたら候補になりますよね。
もちろん将来的にフリーの状況でないと就任できない話しですけど。
日本代表に期待しています。


☆関西人
難しい433
フロンターレが爆発的な強さを発揮してる現状、日本でも1ボランチの433システムがもっと普及してもおかしくはないんだよな。

・・・◯
◯・◯・◯・◯
・・・◯
◯・◯・◯・◯
・・・◯

2列目に4枚でラインを作れるところは高い位置からプレスをかける意味で良しとして、やはりどうしても不安になるのは2ボランチではない、という点だろう。
2ボランチなら、まだ守り方も分かりやすいというか、片方がアタックに出たらもう片方がフォローに回る、みたいなのを普通にイメージできるでしょ?
だけど1ボランチになると、そこがちょっと難しくなる。
そもそも、ひとりでふたり分の仕事をこなせるワケがないので、2ボランチでこなしてる仕事の一部を1ボランチは放棄しなくては回していけるワケがないんだ。
じゃ、何を放棄するのか、である。
おそらく、パスコースを消す、素早く詰めていく、などの作業は放棄せざるを得ないと思う。
そういうのは、2列目と1列目に託さざるを得ない。
「アンカーはあまり動きすぎると逆によくない」は、いまや定説である。

だけどさ、これって課題があるよね。
バイタルに敵が複数名侵入してきたら一体どうすべきなのか、という点である。
たった1枚のアンカーで、一体それにどう対応すべきなのか。
対応策は、ふたつしかない。
ひとつは2列目のプレスバック、もうひとつは4列目がフォアに出ることである。
2列目がバックする形は出遅れになりがちなので、やはり本命は4列目の方だろう。
そのパターンは、
@センターバックがフォアに出る。
Aサイドバックがナナメ前に出る。
のふたつ。
@の場合は、フォアに出たセンターバックの背後をサイドバックがスライドしてカバーする必要あり。
Aの場合は、サイドバックが空けたレーンに向けてライン全体がスライドして微修正する必要あり。

カギを握るのは、やはりサイドバックかな。
@の場合はヨコに、Aの場合はナナメに、どっちにせよサイドバックにタテ以外の動きを要求してるワケさ。
サイドバックといえば長友的にタテの上下動のイメージだが、1ボランチのフォーメーションなら、もっとヨコとナナメに動くべきである。
これは長友を否定してるワケじゃないんだけど、長友って2列目とのコンビネーションでオーバーラップをする人でしょ?
そういうのは確かに昔から日本の十八番にせよ、いまや日本の2列目アウトサイドも中島だったり久保くんだったり伊東だったり、敢えてサイドバックの援護を必要としない、単独で突破を成功させる駒が揃ってきてるワケよ。
となると、そろそろサイドバックに求められるスタイルは、タテ<ヨコとなりつつあるのかもしれない。
サイドバックがヨコにスライドするならば臨時センターバック、ナナメにスライドするならば臨時ボランチ。
つまり、これからのサイドバックに求められる資質は、センターバックやボランチまでもこなせるユーティリティかもしれないね。
いわば、偽サイドバックというやつか?

うん、そういうセンターバックもボランチもこなせる選手となると、私のイメージでは左が中山雄太、右が遠藤航あたりになるワケよ。

【イメージ】
・・・・大迫
中島・南野.鎌田・久保
↗↗↗・柴崎・↖↖↖
中山・吉田.冨安・遠藤
・・・・権田

どうせ中島なんて守備の戻りが緩いんだから、その後方のサイドバックはヘタにオーバーラップしすぎない方がイイのさ。


☆関西人
この素晴らしい世界に祝福を
少し気になったニュース。
先週のことだが、ブレーメンの監督が大迫勇也の新シーズン起用法について言及したんだ。
それは、今季大迫の仕事はI番かG番になる、彼を最前線で見ることはない、みたいな内容だったのね。
そりゃ、今までもトップ下起用は多かったけど、シーズン前からここまで明確にMF宣言されることはさすがになかったと思う。

内心、複雑である。
彼がブレーメンのI番的役割を果たすのはカッコいいと思う反面、本職はFWでしょ、という思いがあるから。
確かに彼は足下が上手く、単に点取り屋として前線に張らすだけではモッタイナイ駒ではあるが、しかし日本代表では不動の1TOPである。
できれば、ブレーメンでも1TOPやってほしかったんだけどなぁ…。

つーか、大迫までこの扱いだと、日本代表は2列目が本格的に飽和状態となってしまう。
大迫、南野、久保くん、中島、堂安、鎌田、伊東、原口、さらには最近Jリーグでブレイク中の三笘や旗手など若手に至るまで、みんな2列目ばかりじゃないか。
もうここまでくると、4231や361といった森保ジャパンのフォーメーション基本型は見直さなきゃならんよね。
433、実質は4141という形で2列目の枚数を増やすべきなのかと。

・・・◯
◯・◯・◯・◯
・・・◯
◯・◯・◯・◯
・・・◯

この形を見て、やはり寂しそうだな〜と感じるのが1列目、および3列目の孤立した駒である。
2列目と4列目がヨコに4枚揃うラインを構成してるのに、1列目と3列目は単騎。
ここにレバンドフスキやブスケツでもいれば話は別だが、残念ながら日本にそういうのはいない。

うん、この単騎の部分に総合的な機能を求めるのが難しいというのなら、もう開き直って最低限の仕事だけはお願いね、というのでもイイと思う。
その最低限の仕事とは、たとえば1TOPならば敵ボールホルダーにファーストチェックを仕掛けること。
何度も最前線を駆けられるだけの走力が欲しい。
肝心の得点力は?と思われるだろうが、それは天才揃いの2列目に期待すりゃイイじゃないか。
そして3列目については、2列目に球を供給する役割を特化して求めたい。
肝心の守備力は?と思われるだろうが、それはラインを構成している2列目と4列目に期待すりゃイイじゃないか。
正直、単騎に万能を求めるのは難しいのよ。
だから、一点豪華主義的に得意な部分、「これだけは俺、絶対に誰にも負けない」という部分で貢献してもらいたいね。
敢えて苦手な部分は目を瞑り、それを理解している周囲が組織的にフォローするという考え方だ。

みんな大好き、「この素晴らしい世界に祝福を」で考えてもらいたいね。
ここに出てくる四人の冒険者によるパーティー。
彼ら冒険者は各々にポンコツであり、過去に別パーティーをクビになったり、使いモノにならんとして声がかからなくなった者たちである。

【めぐみん】
爆裂魔法しか使えない魔術師。
スキルポイントを全て爆裂魔法に極振りしてるので、他は何もできない。
その爆裂の攻撃威力は最高レベルだが、魔法を使うとしばらく立てなくなる。

【ダクネス】
剣士だが、不器用で斬撃は敵にほとんど当たらない。
ただしスキルポイントを全て防御に極振りしており、敵の攻撃を耐える前衛のタンク職は得意。
ドMの変態ゆえ、痛めつけられると喜ぶ。

【アクア】
神ゆえ、能力は高い。
ただし馬鹿なので、あまりその能力を生かせない。
メンバー内でダントツの馬鹿でありつつ、回復魔法で死んだ者を蘇えらせることができるのは凄い。

【カズマ】
凡人。
攻撃力も守備力もないが、ゲスで悪知恵があるので敵の意表をつく作戦を立てたりするのは得意。
他のメンバーが馬鹿ばかりゆえ、軍師的役割を担う。

個々には皆ポンコツなんだが、この四人でパーティーを組むと、なぜか魔王軍幹部を次々と撃破しちゃうワケね。
これぞ、組み合わせの妙さ。
攻撃力100防御力0のめぐみんと、攻撃力0防御力100のダクネス。
馬鹿だがチート能力あるアクアと、とりたてて能力は何もないが策士のカズマ。
イビツながらも、このパーティーには凹と凸の補完関係が成立している。
そう、個々にポンコツでも構わないのさ。
チームなら、凹に対して凸を当てることでバランスをとれるからね。

・・・・ダクネス
◯・メグミン・・アクア・◯
・・・・カズマ
◯・・◯・・◯・・◯

日本代表も、こういうのでよくない?


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