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過去ログ631 2020/5/9 8:04

☆関西人
歴代最強代表
歴代で最も強かった日本代表は?というのを考えてみたい。
候補は、以下の通り。

【トルシエ代表】
・2000年アジアカップ優勝
・2001年コンフェデ準優勝
・2002年ワールドカップ16強

【ジーコ代表】
・2004年アジアカップ優勝

【第二次岡田代表】
・2010年ワールドカップ16強

【ザック代表】
・2011年アジアカップ優勝

【西野代表】
・2018年ワールドカップ16強

やはり、トルシエ代表が頭ひとつ抜けている。
でも、トルシエの場合はワールドカップとコンフェデが自国開催だったので、そのホームディシジョンは差し引いて考えるべきかもしれない。
あと、この当時はまだ海外組が少なく、Jリーグ組中心ゆえの強化のやりやすさもあったし。

とはいえ、それを差し引いても確かにトルシエ代表は強かったよ。
百歩譲ってホームディシジョンのあったワールドカップとコンフェデは度外視するとしても、2000年アジアカップはホーム開催ではなかったし、そこで危なげなく優勝したのは十分に評価できる。
だってさ、この大会の僅か1ヶ月前にメンバーはシドニー五輪を戦ってるんだよ?
その五輪で楢崎と中田浩が傷んでアジアカップは不参加、中田英もクラブ事情で召集できなかった。
そういう飛車角落ちでもアジアカップ優勝できたんだから、いかにこの頃の代表には地力があったかということさ。

あと、個人的に高く評価したいのは第二次岡田代表。
攻撃力ではトルシエ代表に及ばないまでも、守備力では岡田代表の方が上だと思う。
その証拠に、このチームはワールドカップの4試合で2失点しかしていない。
決勝トーナメントの対パラグアイはPK戦にまでもつれ込んだ末に敗れたが、PKには運の要素もあるからね。
あともう少しだけ運があれば、ベスト8も夢ではなかった。

さらに言うと、ザック代表のアジアカップ優勝にしても半分は岡田代表の貯金で勝てたようなもんなんだよね。
なぜって、ザックはアジアカップが始まるまでに代表を2試合しか指揮してないから。
だから、ほとんど岡田さんの時のチームをイジらずに臨んだワケさ。
その結果、優勝できた。
と考えると、やはり岡田ジャパンは評価すべきチームなんじゃない?

じゃ、トルシエ代表と岡田代表、この両チームが戦ったらどちらが勝つかを考えてみたい。
まず結論から言うと、私は岡田代表だと思う。
それはシステム上の相性である。
トルシエ代表は3412、岡田代表は451。
ポイントは、サイドを岡田代表がWG+SBの2枚刃にしてるのに対し、トルシエ代表は1枚刃、しかも左SHに小野(あるいは俊輔)という守備の得意じゃない選手を使ってるのよ。
いやいや、そこはフラット3がラインコントロールしてオフサイドとるから大丈夫、とか考えるかもしれないけど、岡田代表の両翼は松井大輔、大久保嘉人、どっちもドリブラーだということを忘れないでほしい。
ドリブラー相手に、オフサイドも何もないよ。

というワケで、時代の中での相対的な強さならトルシエ代表を史上最強とすることに間違いはないんだけど、相対的ではなく絶対的な強さの方で測ると話はまた別だね。
こういうのはJリーグの2002年ジュビロにも言えることだが、あの頃の時代のチームはサイドがアキレス腱なんだ。
たとえばの話、N-BOXジュビロと昨年優勝したマリノスが対戦するのを少し想像してみてよ。
やっぱ、マリノスが勝つような気がしない?
理由はサイドさ。
ただでさえN-BOXはサイドがガラ空きなのに対し、マリノスには仲川とかのドリブラーがサイドに張ってるんだから。
こればかりは、相性を考えなければなるまい。
今の時代にN-BOXを再現したチームが出てこようもんなら、そのチームは多分勝てないんですよ。
2020/5/9(土)8:04

☆関西人
Jリーグ歴代ベスト11
コロナ禍でリーグがストップしてることもあり、メディアもネタ不足が著しいと思う。
だから懐古ネタとか、Jリーグ歴代ベストイレブン企画などで誤魔化してるんだろうが、そろそろ限界だよね(笑)。

ベストイレブン企画って私もたまにシミュレーションしたりするけど、それは大体スター選手の寄せ集めになるので、実際は強くないと思うんだよね。
ホントに強いベストメンバーを決めるなら、「◯◯年のジュビロ」とか「◯◯年のアントラーズ」とか、実際あったチームのスタメン11名を崩さず、そのままチョイスすべきだと思うのよ。

じゃ、歴代最強のJチームは、どのクラブなのか。
候補は、いくつかある。

・1999年ジュビロ磐田
(アジアスーパーカップ制覇、国内リーグ優勝)

・2000年鹿島アントラーズ
(三冠)

・2006年浦和レッズ
(国内リーグ優勝、天皇杯優勝、翌年ACL制覇)

・2014年ガンバ大阪
(三冠)

・2015年サンフレッチェ広島
(年間勝ち点歴代最多)

候補は、この5チームかな。

ただし、ここ何年かは有力選手がどんどん海外に流出し、若干国内空洞化があるので史上最強チームからは除外した方がイイと思う。
となると、やはり1999年のジュビロ、もしくは2000年のアントラーズに絞られてくるんだよ。
この当時、両チームの戦力はほぼ互角というほど充実してたと思う。
1999年にジュビロがアジアスーパーカップ制覇、2001年はアジアクラブ選手権準優勝したことから見て、力量は間違いなくアジア屈指。
そのジュビロ相手に2000年三冠を成し遂げたアントラーズ、やっぱ強いわ。
じゃ、2000年アントラーズが歴代最強?
いや、そのアントラーズ相手に、ジュビロは2001年1st、2002年1st、2002年2nd、3つのステージを制している。
2002年は完全優勝。
さらに言うと、この年のジュビロは年間26勝1分3敗。
勝率86%。
結論から言うと、史上最強は2002年ジュビロだね。

・・高原・・中山
・藤田・・・・・西
・・・・名波
・・服部・・福西
・大岩・田中・鈴木
・・・ヴァンズワム

はい、多分これが歴代最強イレブンですよ。
多分ね。
2020/5/8(金)20:31

☆関西人
YouTube
コロナ禍の中、私のYouTubeを見る時間が以前よりさらに増えた。
テレビは、ほとんど見てない。

最近は、ユーチューバーの年収が芸能人の年収を上回ってるらしいね。
ヒカキンの年収は、低く見積もっても10億以上だそうだ。
芸能人ではマツコデラックスで10億と言われてるから、ヒカキンはマツコと同等かそれ以上である。
私はヒカキンの動画を見たことあるけど、ぶっちゃけ面白くはなかった。
それは、私がヒカキンのターゲット年齢層に入ってないからであり、しようがないんだけどさ…。

じゃ、私がよく見るYouTubeは何かというと、サッカー関連は確かに多いね。
那須チャンネルとか、レオザとか、タッチ集とか。
あとは、そうだな。
中田敦彦の「YouTube大学」とか。
芸能人のやつで一番見るのはこれかな。
あとは、考察系だろうか。
連載を追いかけてる「ワンピース」とか「進撃の巨人」とか、それらの考察チャンネルはよく見る。
「コヤッキーチャンネル」とか。
映画関連の考察物もよく見る。
「シネマンション」とか、RaMuちゃんがカワイイから好き。
あとは、意味が分かると怖い話系のやつとか、「おりすと」というのは毎週チェックしている。
あれだけのストーリーを毎日のようにアップしてる作者が凄いな、と。
あと、アーカイブでよく見るのが「ぷらすと」。
これはWOWOW系列のトーク番組なんだが、ひとつのテーマを識者が深掘りしていく内容で、特に時代劇研究家・春日太一さんが出てくる回は毎回面白い。
たまにアシスタントで内田理央が出てきて、その時は萌える。

以上が、私がよく見るYouTubeチャンネルである。
あまり、メジャーどころは見てないかもしれない。
正直、ユーチューバーがよくやりがちな「◯◯してみた」系のやつは面白いと思えないし、そういうのはテレビのバラエティ番組の方がクオリティ高くないか?
わざわざYouTubeで見ずとも、テレビのバラエティ見りゃイイじゃん。
YouTubeでは、視聴率取れないからテレビ局が敢えてやらない、大衆受けしないマニアックな企画をやれるところに価値があるんだし、私はそういうのしか見たくないんだよな。

そういえば、中田英寿もまた昨年からYouTubeで公式チャンネルやってるんだったわ。
でも彼の場合、ユーチューバーにありがちなカメラの前でひとり喋るスタイルじゃなく、自分のドキュメンタリー流したり、自分のスーパープレー集流したりとナルシストなスタイルである。
美意識の強い中田はYouTube特有の手作り感みたいなのを嫌ってるんだろうが、その手作り感を排除した結果、スポーツ番組の中田特集みたいな雰囲気になってるね。
あれじゃ普通のテレビ番組やDVDみたいで、正直どうかなと思う。
その点、那須はイイよね。
自分のスーパープレー集とか流さないから(笑)。

こういうのを見て思ったんだけど、YouTubeは敢えてテレビ番組並みにきっちり作り込まず、低予算で手作り感を残すぐらいの方がイんじゃない?
その方が、その人のパーソナリティー、その人の体温を感じられるから。
こういう言い方はあれだが、雑な作りの方がむしろイイというか…。
YouTubeって、基本は動画付のラジオ番組みたいなもんでしょ。
カメラの前で何かを喋ってくれさえすれば、もうそれだけでチャンネルは成立するんだよね。
映像作品としての完成度は、特に求めてない。
感動も求めてないし、そういうのを見たいならテレビや映画を見るよ。
じゃ、YouTubeに何を求めるかというと、単純に情報だわ。
へぇ、そうなんだ、と思えればそれで十分。

しょせん、YouTubeはネットである。
我々がインターネットに何を求めるかというと、それも情報である。
ネットに感動とか求めないだろ?
感動したいなら、ちゃんとした小説でも読むよ。
そう考えると、映像はYouTubeばっかり見てる奴、文章はネットばっかり見てる奴って、ある意味でファーストフードだけ食って生きてる奴と同じなんですよ。
カロリーは十分だが、栄養は摂ってない。
あぁ、そうか。
このコロナ禍の全国民引きこもり状態が、人々をYouTube漬け、ネット漬けにしてるかもしれないことって、実はかなり憂うべきことなんだね。
2020/5/8(金)17:11

☆関西人
世代交代
柿谷曜一朗も、はや30歳。
正直いうと、今さら代表召集を期待してるワケでもない。
ただし、セレッソでは頑張ってほしい。
セレッソは、テクニカルな選手の多いチームであるべきなのよ。
柿谷しかり、香川しかり、乾しかり、清武しかり、南野しかり、西川潤しかり、そういうのがセレッソだ。
そのくせ、尹さんとかロティーナとか、守備に強みある監督を使うのがよく分からないけどね。

代表では、南野に期待をしている。
彼もまた、魔法使い系ではないかな。
今は主に大迫の背後でトップ下だが、やがて大迫も衰えてくるだろうから、その時は南野1TOPでお願いしたい。
柿谷1TOPみたいな形でね。
思えば、香川も乾も清武も西川もセレッソユース出身ではないんだよな。
柿谷同様、セレッソユースから出てきたのは南野である。

・・・・南野
中島・・鎌田・・堂安

昨年に見せたこの形、また試してみてはどうだろうか。
アレンジとして、左翼に安部、右翼に久保くん、トップ下に三好を試してみるのもあり。
南野のリザーブには、鈴木優磨あたりどうだろう。
気持ちの強さは、南野に劣らないものがある。

そして、問題は後ろ。
ここは吉田、長友、酒井などベテランが多いので、そろそろ世代交代を考えてもイイかもしれない。

・・柴崎・遠藤航
杉岡・中山-冨安・橋岡
・・・・権田

最終ラインは、東京五輪世代中心に替えてみた。
何にせよ、ここは今後10年冨安が軸だろうから、冨安中心に考えるとどうしても五輪世代になるんだよ。

・・・・南野
中島・・鎌田・・堂安
・・柴崎・遠藤航
杉岡・中山-冨安・橋岡
・・・・権田

(リザーブ)
・・・・優磨
安部・・三好・・久保
・・齊藤・田中碧
安西・畠中-三浦・室屋
・・・・大迫

バランス悪い?
私は、そう思わないけど。
2020/5/8(金)12:35

☆関西人
魔法使い
以前、乾や大久保が口を揃えて「一番天才なのは柿谷」と言ったのを聞き、ちょっと気になって柿谷関連動画を見てみたんだ。
YouTubeで柿谷のベストプレー集をね。

しかし、あれだな。
ベストプレー集は良いところだけを抜粋して編集してあるので、これだけ見てると柿谷はマジで天才と思えてくる。
だけど皆さんもご存じの通り、90分の試合を通して見ると彼はそこまでの存在じゃないんだよな。
オフザボールでなくオンザボールの才能ゆえ、消えてる時間帯も長いし。

ただ柿谷の場合、そのオンザボールのタッチが他の選手と比べてかなり異質。
通常の選手は、球を点と点で繋ぐ線のごとく2次元的に動かすのに対し、柿谷のはもっと立体機動で3次元的である。
かなりの技術レベルを要する、難易度の高いプレーだと思う。
正直、そんな無理せずシンプルにやればイイのにと思うが、あれは柿谷も考えてやってるというよりは、なかば反射的にやってるようにも見える。

そのての柿谷のプレーはまさに魔法だが、ただしその魔法は長く持続しない。
時間にして、せいぜい1〜2秒だろうか。
であるがゆえに、彼が中盤でプレーしてもその1〜2秒はモッタイナイ形で消費されてしまう。
どうせなら、その1〜2秒はペナルティエリア内で費やすべきかと。
一旦魔法が発動されれば、その有効時間内においては誰も手出しできないからね。
魔法が有効なうちにフィニッシュまで完遂させる。
それが、柿谷の最も良い使い方だと思う。
だからこそ、彼はMFよりFWで使うべき選手だと私は思うね。

乾や大久保が彼を「天才」というのは、その魔法の部分を指してるのかと。
また、本田が唯一絶賛したFWも柿谷である。
遂に日本にもこういうFWが出てきたか、と。
もともとプレーヤーには自分自身のプレー基準があるので、他人のプレーを見る時は自身の基準と照合をするものである。
コイツはこういうところがうまいな、とか、こういうところが甘いな、とか。
でも柿谷のプレーを照合すると、そういう判断すらできないのかもしれないね。
自分ならやらないプレーばかりをしてるから。

でもまぁ、扱いに難しい選手であることは間違いないわ。
魔法は使えるが、その魔法は1〜2秒しか持続しない。
となると、得点に直結する最前線に置くのが有効利用なんだが、でもセレッソは最前線に守備力とパワーを求めてるよね。
だから柿谷は、どうしても切り札としてベンチに温存されることになるんだろう。

思えば、ワールドカップブラジル大会の時もそうだった。
ザックは柿谷か大迫かを迷った末、最後は大迫をチョイスしたんだっけ。
今から思うと、戦術的にキープ系の本田をトップ下で置いてたんだから、1TOPには同じキープ系である大迫置くより、魔法系の柿谷の方が置いた方が良かったんだよなぁ。

【ザックジャパン前線案】
・・・・柿谷
香川・・本田・・岡崎

敢えて大迫を1TOPにするなら、

・・・・大迫
清武・・香川・・岡崎

こうすべきだったと思う。

柿谷の魔法を発動させる条件は、本田のような選手を傍に配置し、【牛若丸+弁慶】を作ることだったかもしれないね。

今の森保ジャパンでそれを求めるなら

・・・・大迫
・・柿谷・・南野

というように、シャドーかな?
2020/5/8(金)11:06

☆関西人
ファイター
サッカーダイジェストwebで、面白い記事を読んだ。
齊藤未月の記事である。

そこに書かれてるのはかなり古いネタだが、昨年11月のこと。
ベルマーレの練習中、齊藤と指宿の間で小競り合いがあったようだ。
具体的に何があったのかは知らんが、齊藤が指宿に掴みかかっていったという。
指宿はそれを振り払ったが、何度も齊藤は食ってかかった、と記事にある。

こんな半年も前の話が記事になること自体、サッカーダイジェストwebもかなりのネタ不足なんだろう(笑)。
そりゃそうか。
だけど、興味深い話だ。
もともと齊藤はファイタータイプの選手ゆえ、気持ちが強い方だと思う。
しかし、掴みかかっていったのは大先輩の指宿。
指宿は29歳で、齊藤は21歳。
付け加えると、指宿の身長は195cmで、齊藤の身長は166cm。
齊藤、よく掴みかかっていけたもんだな(笑)。

齊藤は確か、U20代表でキャプテンをやってたかと思う。
ベルマーレでは副キャプテン。
そういう人なので、いくら気が強いといってもDQNではないと思うのよ。
上記の小競り合いは、チームの不調からのストレスだったと本人は語る。
また、齊藤を昔から知る監督は中3の時にもチームメイトと取っ組み合いをしていたことを語っており、もともと気性が荒いのかもしれない。

なるほど。
齊藤は、そういうキャラなのか。
でも、この記事は齊藤をディスるニュアンスではなく、むしろ逆。
そのぐらい気持ちのある選手なんだ、と総括されていた。
うん、私もこの記事読んで、ますます齊藤に期待したくなったよ。
だって、普通に凄いじゃん?
166cmが195cmに挑むって。
私は齊藤のサイズだけが国際試合で不安だったが、指宿に突っかかるぐらいなら心配はないようだ。

齊藤は東京五輪代表の有望株だが、しかし世代では年少組に当たり、年長組の中山、田中碧に比べるとやや不利な立場である。
でも、中山や田中碧はどちらかというとバランサーだろ?
ダイナモとしてあちこちに突っかかるよりは、ここぞという時に行くタイプ。
齊藤は彼らよりやや前めのキャラで、何ならひとつの守備オプションとして、シャドー起用してみてもイイぐらいだ。

・・・・前田
・・齊藤・・堂安
杉岡・・・・・・橋岡
・・中山・・田中
・板倉・冨安・渡辺
・・・・大迫

これ、東京五輪代表として一番守備が堅いフォーメーションだと思う。
ハイプレス、効きそうでしょ。

・・・・小川
安部・・久保・・堂安
・・齊藤・・田中
杉岡・中山-冨安・橋岡
・・・・大迫

4231では、普通にボランチで。
齊藤がガンガンとフォアに詰め、田中碧はやや後方でバランスをとる。
悪くない2ボランチの組み合わせだと思うけどな。
中山は?と思うかもしれんが、彼はセンターバックでどうだろうか。
齊藤がかなり前に出て中盤底がやや空くので、中山にはそこをケアさせる。
左の杉岡には無理に上下動させず、どちらかというと中山の動きに合わせてセンターをケアしてもらいたい。

確か、齊藤は昨年U20代表で↓の◎のポジションをやってたんだよな?

・・・◯・・◯
◯・・◎・・◯・・◯
◯・・◯・・◯・・◯
・・・・-◯

ボランチといえばボランチだが、これはセントラルMFと表現した方がイイかもしれない。
昔のマンチェスターユナイテッドでいうところのスコールズみたいなイメージ。
スコールズのキャラは田中碧じゃないし、中山でもないし、柴崎でもない。
やはり齊藤、貴重な駒ですよ。

それにしても、齊藤と指宿の小競り合い、動画はYouTubeにアップされてないのかな?
あるなら、ぜひ見てみたい。
身長差30cmの喧嘩って、あまり見たことないから。
おそらく、ショートコントみたいな光景だっただろう(笑)。
2020/5/7(木)21:18

☆関西人
ウィーアーザワールド
興行ができなくて困ってるのはスポーツ選手だけでなく、アーティストもそうだよね。

というか、もともとアーティストって儲けにくい時代じゃないか?
それこそ90年代はCDがアホみたいによく売れた時代で、小室哲哉とかの時代、200万枚以上売れることなんてザラだったと思う。
でも今はダブルミリオンなんて、ほとんどないでしょ?
そりゃそうだよね。
CD屋さんの店頭見てたら分かるわ。

じゃ、今のアーティストは昔より貧乏になってるのか?
いや、必ずしもそうじゃないと思う。
音楽のニーズそのものは、いまだ根強くあるから。
それがCD購入という形の入手ではなく、ダウンロードという形に変わってきたんだと思う。
でも、どうなんだろうな。
ダウンロード主体の時代に変わったのと時期を同じくして、なんか昔ほど音楽にパワーを感じなくなってきたのは私だけ?
テレビに音楽番組は減ったし、カラオケ店も昔ほど混んでいない。
昔は「月9」とかドラマの主題歌になっただけでバカ売れしたもんだが、今はその地上波テレビ自体が視聴率とれてない時代。
となると、アーティストは昔より儲かりにくい構造になってるんじゃないの?
CDがダメ、テレビもダメ。
だからこそ、アーティストにとってはコンサートが最も重要な生命線だったと思うんだが、それを封じられた今、もう大打撃も大打撃、生きるか死ぬかの瀬戸際かと。

とはいえ、こういう最悪な時代の流れになったからこそ、逆にダブルミリオン級のヒット曲が生まれる気がしなくもない。
皆さんも、薄々それを感じてるでしょ?
というのも、最近オンラインでアーティストのコラボ等が増えていて、改めて音楽のパワー、そして必要性を感じるワケで。
ああいうの見て、まず思い出したのが80年代の「ウィーアーザワールド」。
近いうち、絶対くるよね。
令和版の「ウィーアーザワールド」みたいなやつ。

まぁ今まで日本でもそれに近いやつ、たとえば小室哲哉が仕切った震災のチャリティーで「ユーアーザワン」とかあったんだけど、ぶっちゃけ、あれは楽曲がね…。
曲の構成が、華原朋美と安室奈美恵とKEIKOが「私が歌姫として一番」とばかりにハイトーンボイスを競うようなパート割りになってて、聴いてるとマジ疲れるんですよ(笑)。
そういうのは本来、東京五輪開会式や閉会式に期待してたんだけど、そっちは椎名林檎さんの仕切りに任せるとして、来年の話である。
またそれと別企画として、今年のうちに誰か企画しないのかな?
海外では、レディーガガ主催のチャリティー企画にストーンズやエルトンジョンなど数多くのアーティストが参加したと聞く。
日本でも、たとえばX-japanのYOSHIKIあたりの大御所が音頭をとり、事務所やレーベルの枠を超えてやってみたらイイと思うんだけど。
このままではジリ貧の音楽業界、逆にチャンスだと思うんだけどね。

でも、アーティストってイイよな〜。
オンラインで、セッションみたいなことまで出来るんだから。
サッカーの場合、オンラインでのプレーは個人の曲芸ぐらいしかできないもんね。
どう考えても、音楽より不利である。
もしサッカーでオンラインのチャリティーをやるとするなら、もう対談企画しかないんですよ。
えっ?この人とこの人が対談すんの?みたいな企画を有料オンラインでやり、その収益を医療機関に寄付する、とかどう?
たとえば、中村俊輔×本田圭佑とか(笑)。
田嶋幸三×ハリルホジッチとか(笑)。
レオザ×森保一とか(笑)。

ありきたりな手洗い動画にはもう皆さん飽きてるワケで、なんかそろそろ必要だよね。
那須チャンネルあたりが、なんか企画してくれんかな?
2020/5/7(木)19:37

☆関西人
ネオリベラリズム
「右」と「左」でいうと、ゲーム性あるのが「右」である。
ゲームには必ず勝ち負けがあり、勝った者が負けた者から富を奪うという原則があるワケで。
弱肉強食、これは自然界の法則に近い。
対して、「左」は自然じゃないと思う。
自然界に、富を平等にシェアする動物はいるだろうか。
多分、いないんじゃない?
植物はまた別として。

「左」のシステムとして、生活保護というやつがある。
弱肉強食とは真逆、弱者救済である。
これ、反則じゃね?と思う人もいるだろう。
ゲームで負けたのに、その敗者はコインを取り上げられない。
なぜ?と聞けば、ゲームを続行できなくなるからだという。
え〜っ、そんなのルールがメチャクチャじゃん、と勝ってる人は怒るだろう。

ただ、その怒る気持ちも分かるとして、私は弱者救済も人智だと思う。
分かりやすい例は、アメリカスポーツにおける「ドラフト」だよ。
あっちでのドラフトは、リーグで最下位だったチームが一番最初に指名権を行使する。
そこからは弱いもん順の指名で、一番強いチームが一番最後に指名をする。
そんなの、残り物だわな?
こういうのをルールとしておかしいだろ、と思う人もいるだろうが、これもアメリカなりの「左」思想なんだと思う。
自由競争を放置すれば、おそらく最後は独占寡占の状態に至る。
そういう市場経済のメカニズムを熟知してるアメリカは、敢えて富を最下層に与えるんだよ。
そうやって、勢力均衡を図る。
自由競争のルールでは破産する者が出るのも当たり前だが、じゃ、破産したクラブの新オーナーも見つからず、どんどんリーグのクラブ数が減っていったらどうする?
最後の最後、最強の1クラブだけが全ての富を独占する形で生き残り、そこでゲームセットとしますか?

さて、サガン鳥栖。
どうなるんだろうね。
昨年はギリギリ降格を免れたにせよ、でも20億の負債を抱え、大きな後ろ楯もなく、かなりピンチである。
市場経済のルールからすると、リタイアやむ無しのクラブである。
でも、ここには有望な若手もいて、正直簡単に潰したくはないのが本音。
じゃ、公的資金の導入などして、救済するか?
松本人志じゃないが、リーグ側が無利子で貸付でもするか?
今年は、そういうことを考えていかなきゃならない年である。
サガンだけじゃないよね。
さすがに今年ばかりは、大きく「左」に舵を切らざるを得ないように思う。
弱肉強食のルールは、ねじ曲げなきゃならないと思う。

例年なら観客動員数によってクラブの収入に格差が出るもんだろうが、どうせ今年は無観客だろ?
どうせ、そっちで格差は出ないんだ。
見込める収入は、広告収入、あと放映権料である。
この放映権収入、確か例年だとリーグの順位が高いほど多く貰え、低いほど貰えない仕組みだったと思う。
しかし今年だけ、そこを均等配分にすべきじゃないかな。
でないと、ホントに下位クラブが連鎖的に破産していくような気がしてね。
個人的に私はJ1クラブ削減論者ではあるんだけど、さすがに破産って形でクラブ数が減っていくのはちょっと…。
2020/5/7(木)17:11

☆関西人
イデオロギー
国民に10万円給付は、完全なる「左」の流れである。
政治には「右」と「左」というふたつの概念があり、「左」は福祉、社会主義、大きな政府。
対して「右」は、自由競争、資本主義、小さな政府。
「左」は財産が国に属し、「右」は財産が会社に属する。

今から約1世紀ほど昔の話、格差ある社会を嫌って革命を起こし、平等な社会の実現を目指そうとした流れがあった。
それが共産主義革命というやつなんだろうが、オチを言うと当初想像していた理想的な「左」の社会なんて実現しなかったんだよね。
ソ連にせよ、中国にせよ、北朝鮮にせよ。

じゃ、「右」の社会の方が理想的なのかというと、そうでもないのさ。
こっちはこっちで富の配分が常に不平等、貧しい者は生涯報われず、富める者たちの間のみで富は循環するものである。
「右」と「左」、どっちもどっち。
要は、民が国家の奴隷になるか、それとも会社の奴隷になるかの違いである。

サッカー的に「右」「左」の分類をするなら

・右⇒小さな政府⇒戦術より個人⇒例/ジーコジャパン等
・左⇒大きな政府⇒個人より戦術⇒例/ハリルジャパン等

とても大雑把な言い方をすると、「右」は南米サッカーで、「左」は欧州サッカーなのかもしれん。
これも政治同様、どちらかに極端に偏るとあまり良い流れにならない。
このふたつは融合されるべきとされていて、それが新自由主義、ネオリベラリズムというやつだろう。

思えば日本サッカーって、その融合の歴史なんだよね。
もともと「日本サッカーの父」はクラマーさんとされていて、ひとつはドイツ軸である。
岡田さんも西野さんも田嶋さんも、このへんの人たちはほぼ例外なくドイツ留学を経験している。
そして、もうひとつの軸はブラジル。
こっちは留学に行くというより、向こうからどんどんブラジル人が来てくれた流れかな。
ジョージ与那城、ネルソン吉村、セルジオ越後ら日系ブラジル人が来日し、70年代から草の根レベルで日本サッカーを鍛えてくれたことには感謝せねばなるまい。

90年代には日本サッカーもプロ化し、まずヴェルディが黄金期を迎えることになった。
ヴェルディといえばラモス瑠偉とカズがいて、何よりブラジルのイメージがある。
しかし一方、代表ではオランダ人のオフトが就任し、これがまたヴェルディ勢と相性悪かったみたいだね。
徐々に和解はしていったみたいだけど。
要は、お上は「左」から日本サッカーを強化しようとし、一方で民間レベルでは「右」から日本サッカーを強化しようとした、ということじゃないだろうか。
やがて「右」からの流れと「左」からの流れは衝突し、そこから融合が起きた。
落としどころは、中道となった。

で、現在。
森保ジャパンって、中道左派という微妙な融合の形だと思う。
ぶっちゃけ、大きな政府というほど戦術ガチガチではない。
かと言って、小さな政府というほど自由でもない。
日本サッカーも紆余曲折あり、今はこういうところに妥協点を見つけてるワケね。
中道左派、どっちやねん?とツッコミたくなるけど、まぁ、これもネオリベラリズムではある。

現在、世界的にも選択されてるのは中道左派、もしくは中道右派、そのどちらかだと思う。
極右、極左はない時代。
だから昔より振幅が狭くなったとはいえ、それでも「右」と「左」はいまだあるんですよ。
繰り返すが、どっちが正義?とかはないさ。
あくまでイデオロギーである。
でも、イデオロギーは大事だよね。
2020/5/7(木)12:29

☆関西人
マネジメント
綾瀬はるかは「清純派」のカテゴリーにいる。
こうして35歳にもなって清純派を標榜してると、今後40代50代60代になった時に仕事の幅を狭めないか?という心配はある。
余計なお世話だけどさ…。

ところで先日、ジェニファーローレンスの主演作「レッドスパロー」を観たんだ。
「レッドスパロー」は、いわゆる女スパイ物である。
作中、新人スパイのジェニファーローレンスがスパイ養成機関でスキルを仕込まれていく過程が描写されてるのね。
同じくスパイ物の「チャーリーズエンジェル」でもヒロインがスパイ養成機関で訓練されてるシーンがあったが、「チャーリーズエンジェル」は米国のスパイ、「レッドスパロー」はロシアのスパイ、その訓練の内容がだいぶ違う。
「レッドスパロー」では女スパイの重要なスキルとして、「チャーリーズエンジェル」のような戦闘スキルではなく、セックスのスキル、肉体を使った駆け引きのスキルをまず磨かれるワケよ。
作中ではジェニファーローレンスがフルヌードでそっち系のシーンに挑戦しており、オスカーを獲った後の女優がここまでするのか!と正直私は驚いたな。

ハリウッドのトップ女優と日本のトップ女優。
なぜ、こんなにも違いが出るのか。
多分、システムの違いだろう。
日本の芸能界のシステムは事務所中心であり、女優はあくまで事務所の所有物である。
綾瀬さんなら、ホリプロか。
石原さとみ、深田恭子もホリプロ。
一方、ハリウッドでは日本でいうホリプロみたいな事務所はあるのか?
もちろん、ある。
ただし、向こうは「エージェント契約」なんだそうだ。
日本に多い「マネジメント契約」とは異なる。

日本の場合はタレントの一切を事務所が仕切り、たとえば綾瀬さんなら収入の多くがCM出演であり、そのスポンサーとの契約条件が全てにおいて優先される。
仮に、綾瀬さん自身が過激なベッドシーンに挑戦したいと思っていても、必ず事務所からNGとされる。
CMスポンサーとの契約に抵触するからだ。
「マネジメント契約」だとそうなる。
一方、「エージェント契約」のハリウッドだとどうなるのかというと、決定権は事務所ではなく、俳優本人にある。
俳優側がエージェントをクビにするのも日常茶飯事みたいだから。
もっと言うと、ハリウッドでは大物俳優になればほぼ例外なく製作側に名を連ねる。
自分のやりたい役柄、出たい作品を自ら作るんだよ。
このへんのシステムは、日本じゃ少し考えにくいよね。
言うなれば、日本の形はサラリーマン的、そしてハリウッドの形は個人事業主的、というところだろうか。

綾瀬さんはホリプロだが、同じくホリプロ所属に槙野智章がいることは皆さんもご存じだろう。
じゃ、槙野の代理人はホリプロの人なのかというと、そうではない。
代理人はまた別の事務所で、そのエージェント契約とまた別にホリプロとはマネジメント契約を締結してるんだ。
ややこしいよね。
彼はレッズと契約し、エージェント事務所とも契約し、アディダスとも契約し、ホリプロとも契約している。
ホリプロだけ余計じゃね?とも思うが、何かとメディア露出の多い槙野にはマネジメント契約が必要なのかもしれない。

こういう世界には、明確に縄張りがあるんだろう。
日本には様々な縄張りが群雄割拠してる中、そこへ個人が単独で参入すれば、確実に潰されることになる。
だから、みんな事務所に所属するワケよね。
そして、個人は事務所に従順でなければおそらくプッシュされないし、陽の当たる場所には出ない。
個人が事務所に逆らえば、ホサれる。
そうやって、日本ではみんなサラリーマン化していくワケですよ。
個人が個人でのし上がっていく、ハリウッド型の土壌は日本にない。

ただ、サッカーの世界はどうだろうね。
槙野のようにホリプロ、または吉本興業あたりとマネジメント契約を結ぶ人もいるが、本田圭佑などは個人で事務所を作って活動をしている。
あと、香川真司の事務所は「udn sports」というところなんだが、そこの契約選手を見ると柴崎やら原口やら冨安やら、やたらと豪華である。
udn、うどん、これ香川が仕切ってる会社なのか?

本田にせよ香川にせよ、彼らはエージェント契約の文化土壌を熟知した人たちである。
私は、彼らの引退後の動き方に興味があるよ。
2020/5/7(木)11:35

☆関西人
綾瀬はるか
「JIN-仁-」を見てると、やっぱり綾瀬はるかはイイなぁ、と思ってしまう。

私が綾瀬さんの存在を初めて知ったのは、「世界の中心で愛を叫ぶ」ドラマ版のヒロインを演じた時である。
同時期に映画版のヒロインを長澤まさみが演じており、どっちかというと当時の演技は長澤さんの方がうまかったけど。
ドラマ版が綾瀬はるか+山田孝之、映画版が長澤まさみ+森山未来。
皆さん各々、素晴らしい役者に成長を遂げている。

綾瀬さんは、いまだ女優の好感度ランキングでは1位らしい。
というか、ここ何年もず〜っとそうじゃないだろうか。
しかしこの人、もう35歳だぞ。
芸歴20年の大ベテランである。
とはいえ、あまり大御所のイメージが湧かないところが彼女の強みだろう。

彼女は1985年生まれ。
この85年生まれは女優の黄金世代といえて、他に上戸彩、宮崎あおい、蒼井優、松下奈緒、満島ひかり、貫地谷しほりなど、凄いメンツが揃っている。
この層の厚さを見るに、女優としての天賦の才能だとおそらく綾瀬さんはこの世代のトップクラスではない。
でも真面目に努力したであろうことは伺えて、「世界の中心…」の頃と比べて「JIN-仁-」では見違えるような演技力の高さを見せている。

この人、最終目標はどこに設定してるんだろうね。
日本の女優って、サッカー選手と違って【国内で無双⇒海外進出⇒バロンドールを目指す】じゃないのが分かりにくいところである。
そのへんは、まだ同じアジアでも韓国や香港の方がハリウッド進出に色気を出してるよね。
日本は、そうでもないと思うけど。
菊地凛子に憧れてる人、少ないと思うし。

ある映画誌が日本人女優でオールタイムの人気投票企画をやったところ、1位は原節子だったそうだ。
原さんは文字通りのレジェンドであり、山口百恵と同じ、人気絶頂期に引退した伝説的女優である。
引退以降は亡くなるまでの50年以上、映像が全く残ってない。
つまり、老けた姿を誰にも晒してないんだ。
こういう形で、自らの女優価値、および今まで作ってきた作品のステイタスを守るやり方もあるんだな…。

一方、吉永小百合さんのような例もある。
この人は現在75歳。
75歳にして、これほど可憐な人もなかなかいないだろう。
きっと綾瀬さんは、この吉永さん路線を今後辿るんだと思う。

サッカー選手でいえば、中田英寿は原節子タイプだね。
晩節を汚さずという考え方か、中田は29歳でキャリアをバッサリ切り、以降は監督の道も志さず、それにより自らのサッカーキャリアを完全に伝説化、ブランド化した。

一方、吉永小百合タイプのサッカー選手はカズだ。
吉永さんは昨年も現役バリバリで映画に主演し、ももクロと一緒にステージパフォーマンスをするという健在ぶりを見せた。
これを晩節汚すという解釈する人もいれば、そう解釈しない人もいる。
カズも、あれは晩節汚していると解釈する人もいれば、いや逆にカッコいいだろ、と解釈する人もいる。

今の主流は吉永さん型、すなわちカズ型かな。
小野伸二も中村俊輔も遠藤保仁も、みんなアラフォーになってもいまだ現役をやめようとしないからね。
同様にして、綾瀬さんも今後40代となり50代となり、どこまで透明感を維持できるか挑戦の人生だろう。
若手では広瀬すずや浜辺美波など台頭してきているが、まだまだ綾瀬さんならいけるさ。

いや、日本で天下を取ったら、次は世界進出すべきだ、と考える人もいるかもしれない。
私は、ハリウッド進出に反対だな…。
男はイイけど、女は絶対に良くない。
今、ハリウッドで一番稼いでる女優はスカーレットヨハンソン、もしくはジェニファーローレンスらしいが、誰にせよ、ハリウッドで人気トップになった女優はほぼ例外なく流出画像が出ちゃうよね。
スカーレットヨハンソンもジェニファーローレンスも例外じゃなく、米国ってなぜプライベートでエッチしてる画像、もしくは動画があんな簡単に流出するのか不思議である。
ハリウッド、怖いわ。
日本のパンチラ盗撮なんぞ、全く比較にならんよ。
あっちでは、原節子の実現なんぞ絶対無理だろう。
2020/5/6(水)13:03

☆関西人
坂本龍馬
「JIN-仁-」を見てて、特に印象深い人物がやはり坂本龍馬である。
演じる内野聖陽が実にうまく、我々が抱いている龍馬像を極めて忠実に再現してると思う。

「歴史上の人物人気ランキング」みたいな企画をやると、大体は龍馬が1位になるよね。
昔からそうだ。
なぜ、こんなにも彼は人気があるのか?
それはキャラ立ちだろう。
実際会ったこともない人物のキャラなど真実は分からんにせよ、龍馬の場合は司馬遼太郎が作ったキャラが揺るぎない原型となっており、それがまた実に魅力的なんだ。

でも、よくよく考えると、むしろ龍馬って嫌われた方が自然なんだよね。
だって、人としてブレすぎでしょ?
幕府を倒す!とか言ってたのに幕臣・勝海舟に弟子入りしちゃうし、攘夷と言ってたのに外国人と商取引しちゃうし、やってることがテノヒラガエシの連発である。
ましてや、その実態はフィクサーであり、武器商人である。
彼は最期が暗殺による死だったことでもお分かりの通り、敵が多かったのは間違いないと思う。

それでも龍馬が現代で人気あるのは、司馬遼太郎のキャラ設定以外の何物でもないんですよ。
司馬遼太郎は、武器商人の龍馬を敢えてアホっぽい無邪気な少年のようなキャラに設定した。
これがハマったんだよね。
これぞ、最強のヒーロー像。
ヒーロー像というのは少年漫画を見れば分かりやすいんだけど、「ワンピース」のルフィにせよ、「ドラゴンボール」の悟空にせよ、「SLAM DUNK」の桜木花道にせよ、「キングダム」の信にせよ、ヒットする漫画の多くは主人公がアホっぽい無邪気なキャラクターなんだ。
ルフィ=龍馬なんですよ。

しかし、ただのアホでは主人公としては不足なワケで、アホだけど勘が鋭く、直感的に正しい判断をするのが主人公である。
ルフィなんてまさにそれで、基本はアホなんだけど大事なところでは冴えてるというか、ほとんど判断を間違えない船長だ。
龍馬もまた、そういうタイプとしてドラマで描かれている。

龍馬が暗殺されず、その後も生きていればどうなっていたんだろう?というのは歴史ファンにとってロマンある話だが、龍馬自身は明確に政界から身を引くことを示唆しており、実業家として、ビジネスの世界でやっていくことを宣言していたという。
これも、龍馬なりの勘の良さだよね。
その後、明治維新で英雄となった志士たちは皆さん明治政府で泥沼にハマっていくワケで(西郷などが最たる例)、龍馬はそんなのじゃなく、もっとシンプルに貿易など商売をして国を豊かにしたかったんだろう。

もし龍馬が生きていれば…、のシミュレーションで必ず話が出てくるのが岩崎弥太郎である。
海援隊で龍馬の右腕ともなった、土佐藩士・岩崎弥太郎。
龍馬の遺志を継いだ岩崎。
この人が、言わずと知れた三菱グループの初代総裁である。
多分、龍馬が生きていれば岩崎同様、何らかの財閥グループを築いていたことは間違いない。

龍馬が亡くなったのは、1867年。
大政奉還の年である。
ちなみに、日本にサッカーが伝来したのは何年か知ってる?
それは1873年なんだ。
大政奉還から6年後の話である。
つまり、龍馬はサッカーを知らない。
だけど、もし龍馬がその後も生きていれば、新しいモノ好きの男ゆえ、絶対食いついてるよね。
もともと、龍馬はスポーツで成り上がった人だ。
土佐の田舎者、しかも貧乏な家の子の彼がなぜ歴史の表舞台に出れたのかといえば、まず江戸に出て北辰一刀流千葉道場で頭角をあらわし、塾頭にまでなったからでしょ。
同じく「江戸三大道場」の練兵館の塾頭は桂小五郎(後の木戸孝允)であり、このへんで志士のベースができてるのよ。
ある意味、体育会系人脈で成り上がった人なんだ。
ましてや龍馬はイギリスから兵器を輸入してた武器商人であり、英国文化のフットボールには誰よりも早く食いついたと思うなぁ。

当時まだ日本は五輪に参加してなかったが、1912年、初めて日本は参加することになる。
龍馬が生きていれば、これがもう少し早まっていたんじゃないかと思う。
「これからは戦争じゃなく、スポーツで国の勝ち負けを決める時代ぜよ」
ぐらいのことを龍馬なら言っていてもおかしくはない。
「日本でオリンピックをやるぜよ」
とか言って、そっち系の人生を歩んだ可能性は極めて高いと思う。
2020/5/5(火)10:44

☆関西人
JIN-仁-
今、往年の名作ドラマ「JIN-仁-」を再放送してるんだよね。
やはりこのドラマ、今改めて見ても面白い。
平成ドラマ史の中でも、トップ5に入る作品なのは間違いないよな。

本来なら、「JIN-仁-」は再放送がタブーとされてると聞いていた。
それは、主要キャストのひとりである小出恵介が女子高生と不適切な関係をもつというスキャンダルを起こしたから…。
でも、このコロナ禍により、伝染病を取り扱った医療ドラマでもある「JIN-仁-」は強く時代に求められたワケだ。

これだけヒット要素がテンコ盛りのドラマも珍しいよ。
もともと医療ドラマというだけでヒット要素十分なのに、それに加えて幕末、坂本龍馬というヒット要素、さらにタイムリープというSF定番のヒット要素、つけ加えると当時は大沢たかおと綾瀬はるかに交際の噂があり、ちょっとしたゴシップ系のヒット要素まであった。
キャストがまた最強で、このドラマにおける綾瀬はるかは日本一カワイイし、中谷美紀は日本一美しいでありんす。
内野聖陽の坂本龍馬は、もう異常なほどハマり役だったしなぁ。
主題歌もサイコー。

普通、このての人気漫画を実写化したドラマは原作ファンから不満が出るもんだが、このドラマに関してはそれを聞いたことがない。
というより、原作を超えてると思う。
特に物語の終わらせ方は原作とドラマで全く違うんだが、私は切なく哀しいドラマの終わらせ方の方が圧倒的に好きだ。

さて、ドラマの内容について。
江戸時代ってチョンマゲのイメージだから、科学やテクノロジーなどの文化水準のおくれた時代という誤解もあるが、実際はこのドラマでも描かれてる通り、みんな結構賢かったと思うんだよね。
江戸時代の日本の識字率は8割近くて、世界一だったとも言われている。
医療は漢方がベースながらも、蘭学といってオランダ経由の西洋知識もあったという。
大体そういう下地がなきゃ、野口英世や北里柴三郎など、明治にいきなり細菌学の世界的権威が出てくるのはおかしいし。
南方仁がタイムリープする50年も前に、日本では全身麻酔をした外科手術をしてたらしいよ。

でも、みんな誤解してるんだよね。
江戸時代と明治時代の間に「文明開化」という基準点を作って、その基準点より後が文明水準高く、基準点より前は文明水準が低い、と。
それ違うだろ、と思う。
江戸時代の人間をあまりナメんなよ、と思う。
でも日本人の歴史観って、大体3分割。
まずチョンマゲの時代、文化水準の低い江戸時代以前ね。
その次が文明開化以降、鎖国を解いて欧米の進んだ文明を輸入した時代。
最後が、太平洋戦争以降。
戦前は軍国主義で天皇陛下万歳とかいってた狂った時代であり、戦争に負けてようやくウチもマトモになったんですよ、更生できたんですよ、という解釈ね。
私、この3分割の歴史観が大嫌いでさ。
絶対、間違ってると思う。
歴史に分割なんかはあり得ず、全ての時代は繋がってるし、その土台は全部同じなんだよ。

サッカー史においても、ぱっくりと分割して分かりやすく◯◯時代というのを作ってしまいがちでしょ。
いまや93年のプロ化から日本サッカーが始まったみたいなことになってるけど、ホントは日本サッカーって明治時代で既に始まってたんだよ。
無かったことにされてる時代って、寂しいよな。
代表でも、カズやラモスの出てきたオフトジャパンぐらいしか誰も話を始めないんだけど、オフトの前任である横山謙三監督なんていなかったみたいな扱いである。
横山さんとはクラマー門下のGKで、メキシコ五輪の英雄。
そういや、オフトを日本に呼んだのもクラマー門下の伝説的WG杉山隆一さんだったね。
全部、時代はひとつに繋がってるんだよ。
その「無かったことにされてる時代」にも凄い選手たちが数々いたこと、忘れちゃいかんと思う。

もし、その時代にタイムリープできるなら、そこで最新のプレッシングサッカーを導入すれば、監督として大成功できるんだろうか?
2020/5/4(月)13:37

☆関西人
森保さんが目指す形
ハリルジャパン、伝説のオーストラリア戦。そのマッチアップの形は、以下の通りだったと思う。

・▽・・▽・・▽
・▲・・▲・・▲
・・・▽・▽
▽・・▲・▲・・▽
▲・▽・▲・▽・▲
・・▲・▽・▲

▽=オーストラリア
▲=日本

見ての通り、マンツーマン気味にバシッと抑えてるのは敵の3バックに対してである。
あと、インサイドハーフは主に敵2ボランチを抑え、サイドバックは主に敵の左右ウィングバックを抑えている。
残りは、ゾーンで守っている感じだろう。

もちろん、このマッチアップがハマったのは、敵が3バックだったからである。
じゃ、敵が4バックだった場合はどういう形でマッチアップするのかというと、以下の通りになると思う。

▽・・▽▲▽・・▽
▲・▽・▲・▽・▲
▽・▲・▽・▲・▽
▲・・▲▽▲・・▲

4231vs4231は、いわゆるミラーゲームというやつで、こうなると個々の能力の優劣が如実に出たりするんだけど。
「個で劣る」と半ば自覚してる日本は、ぶっちゃけ、あまりミラーゲームをやりたくないのが本音なんじゃないかな。
だからこそ、森保さんも可変フォーメーションを導入したいんじゃない?

森保さんの基本が仮に3421だとして、まず1TOPは敵CBに詰める。
無理にそこで奪おうというよりは、ボールホルダーのCBに詰めるのと同時に、もうひとりの空いてるCBへのパスコースを切ることが大事ね。
すると、そのボールホルダーはボランチにパスを出そうとするんだけど、そこは2シャドーがマンマーク気味に抑えている。
ならばとサイドバックにパス出そうにも、そこはウィングバックがマンマーク気味に抑えている。
そうやって、敵の侵攻を食い止めるのが3421のキモだと思う。

・・・▽▲▽
▽・▽・・・▽・▽
▲・▲・▽・▲・▲
▽・▲・▽・▲・▽
・▲・・▲・・▲

ウィングバックは、敵サイドバックをマークする。
え?
ウィングバックって敵ウィングをマークするんじゃないの?と思うかもしれんが、違うんですよ。
それをやってしまうと、普通に5バックの方が基本になっちゃうから。

じゃ、敵ウィングはどのポジションの選手がマークするの?ってことだが、そこはゾーン守備で、センターバックがワイドに開いて守るのさ。
スライドするワケね。
3バックの右と左って、実質CB+SBである。
実際、森保さんはそういう人選してると思う。
A代表なら、3バックの並びは

畠中・・吉田・・冨安

佐々木・昌子・・三浦

五輪代表なら

板倉・・冨安・・渡辺

古賀・・立田・・岩田

真ん中には、比較的強いのを置くよね。
昔の「リベロ宮本恒靖」みたいなコンセプトではないのよ。
あと、右には右足精度、左には左足精度を優先してるのは当然である。
大体のパターン、前にクサビを入れるのは真ん中からではなく、右か左かだと思うし。
付け加えると、スピードも欲しいね。
前述の通り、今の左右CBはSB機能も兼ねるから、敵ウィングのスピードにも対応できなきゃならんので。

あと、可変としてボランチの一角が最終ラインに下り、4バックを形成する形もある。
A代表なら

・・柴崎・・遠藤
・畠中・吉田・冨安

・・・・柴崎
畠中・吉田-遠藤・冨安

五輪代表なら

・・中山・田中碧
・板倉・冨安・渡辺

・・・-田中碧
板倉・中山-冨安・渡辺

となる。

この3バック⇒4バックは、通常形⇒ポゼッション形、だという。
球をポゼッションしてる時は、4バックになるということ。
これ、裏を返すと、ポゼッションしてて球をロストした時、つまりカウンターを食らう時は4バックのゾーンDFということよね。
完全包囲を食らった時は、さらに4バック⇒5バックになる。
それはウィングバックが最終ラインまで戻ってくる形であり、多少の時間が必要である。
戻ってくるまで、上記4バックを維持して食い止めなければいけない。
これ、簡単に言うけど意外と難しい作業ですよ。
ゾーンを4⇒5にするのって、現実としてマークの受け渡しも生じるんだから。

これら戦術としての難しさは、おそらく代表史上最高レベルなのは間違いないと思う。
2020/5/4(月)9:47

☆関西人
ハリルが目指した形
ハリルジャパンについて、少し語りたい。

色々悪く言われることの多いハリルジャパンだけど、あれはあれでひとつのサッカーの形だったよね。
ハリルは監督就任するにあたって、日本の弱点を最初から見抜いていた。
それはデュエル、一対一だよ。

日本はフィジカルで海外に劣ることを昔から自覚しており、だから組織的に戦わなくてはならない、としてきたワケね。
たとえばザックなどは、その一案としてイタリア式のゾーンプレスを我々に与えてくれた。
実際、あれは非常に役立ったと思うし、2011年アジア杯を優勝できたのはその恩恵だったんじゃないかな?
だけど、ブラジル大会ではダメだったね…。

ザックの作った組織は、4+4の2ラインによる方陣だった。
その方陣をボールの位置によってスライドさせ、網の目を圧縮していくシステム。
一方、ハリルの作った組織はどんなものだったのか。
ハリルの組織は、ザックのとはまた全然別物である。
もっと有機的というか、人寄り。
ハリルは、デュエル、一対一の戦いを奨励していたワケで。
こういう一対一のサッカーの復権を見て、なんか懐かしいな…と感じていた人は少なくないと思う。
そりゃそうだよね。
ある意味、ゾーンのサッカーではなく、マンツーマンのサッカーにも近いワケだから。

だけど、マンツーマン=古いサッカーでは断じてないのさ、
なぜって、いまどきはボール奪取位置がどんどん高くなってきており、ザックのように自陣で4+4ブロックを敷いて待ち構えるようなサッカーが逆に古くなってきてるのよ。
いまや、球を奪うなら自陣で待ち構えるのではなく、敵陣で仕掛ける時代である。

じゃ、敵陣に4+4ブロックを敷けるかどうかを考えてみてほしい。
それやるには、最終ラインまで敵陣にすっぽり入らなきゃ無理でしょ。
まぁ、そういうやり方をするチームもあるにはあるだろうけど、あまりにも両刃の剣である。
よって、敵陣ではゾーンに頼らず、敢えてデュエル、各々が単騎でいくべきなんだ。
一対一、マンツーマン的にいくべき。
分かりやすく言えば、前にいくほどマンツーマン、後ろにいくほどゾーン、という一種のグラデーションかな?

それが一番分かりやすく出た例が、ワールドカップのアジア予選、オーストラリア戦じゃないだろうか。
ハリルは敵将ポステコグルー自慢の3バックに、そのまんま大迫、浅野、乾の3人をマンツーマンで当たらせたよね。
繋ぐサッカーを標榜するオーストラリアからすると、3バックをマンツーマンで潰されることは起点を失うことである。
さらに井手口、山口蛍という運動量あるMFをふたり走らせ、ハリルジャパンは見事中盤を制圧することに成功した。
これは、ザックにも岡田さんにもできなかった芸当である。

FW=ファーストディフェンダーという概念を、改めて我々に認識させてくれたのがハリルだったと思う。
一対一の守備、最前線で球を奪い切るのはさすがに無理としても、せめてパスコース、ドリブルコースを消す。
ハリルのやろうとしたサッカーは、なんら間違ってはいなかった。
ただし、間違ってないサッカー=日本代表に適したサッカーかというと、それはまた全然別問題なんですよね…。
2020/5/3(日)13:42

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