超VIP専用掲示板

過去ログ622 2020/3/12 10:22

☆関西人
無味
コロナウィルスの始まりは、コウモリだという説が濃厚である。
確定ではない。
確かに中華にはコウモリ料理があるらしいが、コロナウィルス発祥とされる武漢ではコウモリを食う習慣は特にないらしいから。
とはいえ、以前に流行ったSARSも中国発祥とされていて、確かあれもコウモリ由来と言われてたよね。
ひょっとしたら、中国のコウモリはヤバいのかも?

日本人の感覚としてコウモリを食う食習慣は理解できないにせよ、日本人があまりそういうことを言えた義理はない。
海外から見ると魚を生で食う日本の食文化だって特異だろうし、また卵を生で食う文化も欧米人には信じられないらしい。
日本人って、生が好きなんだね。
じゃ、野菜も生で食うサラダが好きなのかと思いきや、現代はともかくとして、少なくとも文明開化以前の日本には生野菜を食べる文化が全くなかったらしいよ。
興味深い話だね。
魚や卵は生で食うクセに、野菜は生で食わんとは。
欧米とは、完全に真逆である。
まぁ、白米と生野菜は合わんからな…。

日本の食文化は、アジアの中でも特異である。
そもそもアジアの食文化って、香辛料が強くない?
中国にせよ、韓国にせよ、インドにせよ、東南アジアにせよ、大体が辛いでしょ。
日本にも一応は辛いのはあるにせよ、それもあくまで薬味程度で、メインじゃないのよ。

日本の特徴は、「つけ麺」にもあるよね。
ざるそばとか、そうめんとか、釜揚げうどんとか、何の味もつけてない麺をタレにつけて食うスタイルが昔からメジャーだ。
最近は、ラーメンもつけ麺として人気に。
こういうのは、味の強くない白米をメインにしてオカズを食う、日本人の昔からの食の好みに合致してると思う。

日本人は無味を中心に据え、それをタレ、薬味など何かと組み合わせて食うのが好きなんだろう。
世界基準では、米には味をつけて何かと混ぜて食う方がメジャーだと思うし、麺だって、パスタなど味をつけてから皿に盛るのがメジャーである。
でも日本では、味のついてないメインと、味のついてるサブをわざわざ分けている。
これ、日本らしいスタイルだと思うわ。
最初から味を混ぜないのね。

サッカーでも、そういう日本スタイルがあるかもしれない。
メインになってるのは、何か味のないものだ。
もちろんタレとか薬味とかはあって、それらの才能が海外に移籍するなどして存在感を発揮してるんだが、これが日本代表だと意外とメインになるワケじゃないんだよな?
私もうまく表現できないが、代表になるといつの間にか、何か味のないものがメインになってる気がする。
日本人が集まると、やはり日本文化の集合体になるんだよ。
ネガティブな意味でなく、無味は日本文化の象徴である気がする。
2020/3/12(木)10:22

☆関西人
打開策
もし、Jリーグの中断がこのまましばらく続いたとしよう。
仮にゴールデンウィークぐらいから再開できるようになるとして、そこからリーグ戦、ACL、天皇杯、ルヴァンを全部こなせるだろうか?
仮にこなせるとして、超過密日程になるのは火を見るより明らかだ。
ぶっちゃけ私は、リーグ戦を34節やるのは無理かも、と思っている。
東京五輪が中止になれば話はまた別だが、今回は五輪が開催されること前提の話ね。

で、私が考える現実的な解決案としては、思い切ってリーグ戦を短縮すべきじゃないかな、と。
短縮するには、考え方がふたつある。
ひとつは、チャンピオンズリーグ方式でチームをグループ分けし、各グループ内でホーム&アウェーの二回戦。
そこからグループリーグ上位チームが決勝トーナメントに進出し、またホーム&アウェーの二回戦、という形にするのさ。
これをすると、戦いは「総当たり」ではなくなる。
そういうのはルヴァンでやってるから、ちょっとあれかな…。

やはり、ルヴァンと違う「総当たり」をやるべきだ、というのなら、ホーム&アウェーではなく、中立地開催で一回戦のリーグにしちゃうという考え方もある。
二回戦ならリーグは全34節になるが、一回戦なら全17節だ。
問題は、ホームを使わず中立地開催なんて、一体どこで試合をやるんだ?ということである。
私は、「東京」でやるべきだと思う。
東京が中立地?と思うだろうが、そりゃね、東京がちゃんとした中立地ならないのは私だって分かってるよ。
でも、今年は東京五輪の年じゃん?
できるだけ大会シミュレーションとして東京の興行は増やすべきだと思うし、特に新国立競技場はたくさん試験興行をこなすべきだろう。
あと、日産スタジアムも埼玉スタジアムも味の素スタジアムもカシマスタジアムも同様。
それら五輪会場で、土日にまとめて一挙Jリーグをやる。
すると交通の混雑がどうなるかを見たりもできて、シミュレーションとしては意義ある試みになると思わない?
もちろん「東京ばっかりズルい!」と感じるかもしれないけど、でも東京五輪の年ぐらい、大目に見てやれよ。

もし、そういうホーム&アウェーなし、中立地開催の全17節でリーグ戦を終えることができれば、仮に今月来月をリーグ中止にしても大丈夫だと思うんだよね。
もちろん、ACL、天皇杯、ルヴァン、それらも全部こなせる。
むしろ、余裕が出るぐらいだ。
じゃ、その余裕を今最大の懸念である五輪代表の強化に回せばイイじゃん?
今は五輪代表がスパーリング相手を日本に呼ぼうにも、どうせ向こうはコロナを怖がって来日を辞退してくるオチになるでしょ?
ならば、やるべきことはひとつ。
Jクラブvs五輪代表、という強化マッチを組めばイイのさ。
さっき、Jリーグは東京開催という案を出したよね。
それじゃ、あまりにも東京以外のクラブが気の毒なので、このJクラブvs五輪代表は収益の穴埋めとして東京以外の会場でやることにしようか。
大阪とか、名古屋とか、広島とか、九州とかでね。

もしリーグの試合数を減らせば、当たり前だけどクラブの収益は減る。
その補填はちゃんとすべきだし、一番現実的な補填は代表の試合で穴埋めすることである。
付け加えると、五輪代表的にもJ1クラブと強化試合をこなすことは、変に時差ボケした外国の代表との試合をやるよりは、よっぽど有意義な強化になるかもしれないよ?

とにかく今年は五輪があり、コロナがあり、普通とは違う特別な年だということを理解してもらいたい。
できるだけ頭を柔らかくて、柔軟にこの難局を乗り切っていこうよ。
2020/3/12(木)0:45

☆関西人
五輪延期?
田嶋さんが森保さんの「五輪集中案」を語ったらしく、「え?A代表を誰か別の人に任すの?」と思ったが、どっちかというとA代表=五輪代表にして2020年上半期を戦う、という考え方みたい。
まぁ何にせよ、コロナ騒動でたくさんの試合が中止になりそうだからね。
開催できる試合は、できるだけ五輪代表に回した方がイイだろう。
ワールドカップ予選があるなら、U23で臨んだ方がイイと思う。

その一方、ここにきて五輪延期案というのが出てきてるみたい。
放映権の絡みがあって中止はあり得ず、かといって強引にやろうにも無理がある。
ならば、その折衷として1〜2年延ばそうか、ということらしい。
う〜ん、そんなの可能なのかな?
これは五輪組織委の理事が「私見」として語ったことらしく、ホントに延期になるかどうかは分からないけどさ。

たとえ1年延ばすにしても、そうなると次の五輪との間隔をどうすべきなのかがよく分からない。
多分、今後の五輪は全部1年繰り下げなんて出来ないだろ。
2024年のパリ五輪は動かさないでしょ。
だとすりゃ、延ばせて1年が限界かな、と。
しかし、仮に1年延ばしたらサッカーの「U23」ってコンセプトはどうなるのよ。
大会時、24歳になる選手も出てくるんじゃない?
今のリーダー格の選手は、軒並み年齢オーバーとなる。
もうしようがないから、今回ばかりは暫定的にU24とせざるを得ないだろう。

とにかく放映権ビジネスがあまりにも肥大化しすぎて、もはやこれは東京五輪組織委の判断では済まず、IOCでなければ決断できないところまできている。
もし中止になれば、どれだけのおカネがフイになってしまうことか。
ヘタすりゃ、コロナの何百倍もの致死率がある世界恐慌に至るよ。
だから何があろうと、どんな形になろうと、IOCは開催を決断するだろう。
最悪、無観客でも構わない。
とにかくテレビ放映さえできれば、何とか形になるんだから。

果たしてIOCとWHOが戦ったら、どちらが勝つのかは知らん。
それこそ、海軍大将vs四皇みたいなもんだからな…。
延期になれば「東京五輪2020」のロゴ等はどうするのかなど問題は山積みだが、いっそのこと、来年も西暦2020年ということにしてみてはどうだろうか(笑)。
2020/3/11(水)14:59

☆関西人
ダイレクター
別に、協会がハリル電撃解任⇒西野技術委員長の代表監督就任みたいなウルトラCをまたやろうとしてるワケじゃないと思うが、でも今回の人事はプランCぐらいで少しだけそれを想定してるかもしれない。
少なくとも、これで関塚さんがこれまで以上に森保ジャパンとの距離を縮めるワケでしょ。
五輪経験があり、しかも大会ベスト4の実績がある関塚さんがチームに帯同するとなると、いざという時に心強いよね。

いや、今さら五輪までに監督を代えるのは現実的ではないと思うが、ただ五輪終了後に森保さんを更迭するのは普通にあり得る話だと思う。
協会は、反町さんに新監督探しのミッションを与えるんじゃないだろうか。
その一方で、関塚さんには森保さんバックアップのミッションを与える。
A案とB案を並行させつつ、しばし様子見である。
最後決めるのは、当然田嶋さんだろう。

もちろん五輪で結果を出せば森保さん続投でイイし、結果を出せなければ、更迭である。
更迭の際、監督にクビを言い渡すのが技術委員長だが、その時「技術委員長としてお前にも責任あるだろ」という世論は必ず出るもんさ。
しかし、五輪の4ヶ月前に急遽委員長になった反町さんなら、「4ヶ月で何か出来るワケねーだろ」と反論できる立場だ。
だから森保さんと関塚さんを一蓮托生とし、トカゲのシッポ切りとして葬ることができる。

しかし、よく分からないのが関塚さんのダイレクターという立場である。
これ、技術委員長との上下関係はどうなってるんだ?
霜田さんの時も、正直よく分からなかったんだよな。
私の解釈としては、
・ダイレクター⇒サポートに徹する人
・技術委員長⇒査定する人
である。
ダイレクターは良い人で、委員長は恐い人だ。
幼稚な解釈だが、大雑把にはそれでイイと思う。
本来技術委員長が抱える、ふたつの矛盾した仕事を分割したワケよ。

ただ今回ややこしいのは、以前の霜田さん=ダイレクター、西野さん=技術委員長の時は明らかに西野さんが格上だったが、今回は関塚さん=ダイレクター、反町さん=技術委員長になると関塚さんの方が年齢的にも上だろ?
そこが、ちょっとややこしい。
2020/3/11(水)12:38

☆関西人
技術委員長交代
コロナ、もう飽きてきた…。
みんなも、そうでしょ?
でも飽きようが、まだまだ騒ぎはおさまりそうにない。
いつまで続くの?

私は、梅雨までかな、と思う。
コロナって、飛沫感染でしょ。
ということは、インフルエンザにも近い。
あと、空気中を漂うという意味では花粉にも近いね。
私は花粉症じゃないからよく分からないけど、花粉って大体は春の終わりとともに終焉するもんである。
なぜなら梅雨がきて、ジメジメすると花粉はさすがに飛びにくくなるのよ。
確証はないけど、コロナも似たようなもんだろう。
妙にジメジメした日本の夏は嫌いだが、今回ばかりはそれに感謝である。
よって、遅くとも6月には感染の拡散はおさまると私は見込むんだけど、それはあくまで日本の話。
海外は、分からんね。
夏には乾燥してる欧米とか、意外と落ち着くのに時間がかかるかもしれない。

しかし、何もできないうちにやれることやっておこうというのか、日本では協会技術委員長の交代が発表された。
関塚さんの次は、反町康治氏が就任だそうだ。
ちょっと驚いた。
関塚さん、何で代わるんだろう。
ちょっと短いよね。
ひょっとしたら、また体調がよくないとかあるのかもしれない。

ちなみに関塚さんは、この後にナショナルチームダイレクターという役職に就くらしい。
この役職、確か田嶋さんが新会長に就いた時、霜田技術委員長の「降格人事」として用意されたポジションだよね。
じゃ、関塚さんも降格人事?
というより、まず反町さんを協会に取り込みたかったのかもしれない。
関塚さんは割とおとなしい印象があり、そして代表監督の森保さんもおとなしい印象があり、おとなしい+おとなしいでアピールが弱かったのは事実である。
その点、反町さんは割とエキセントリックな印象。

反町さんというと「北京五輪3戦全敗」という黒歴史の印象が強いが、Jリーグでは評価の高い熱血指導者である。
Jリーグといっても、主にJ2だったけど。
アルビレックス、ベルマーレ、松本山雅など、強豪とは言いがたいクラブをうまくやりくりしてJ1昇格をさせるタイプの監督だった。
やり手だと思う。
形の上では、「ロンドン五輪ベスト4」の関塚さんから「北京五輪3戦全敗」の反町さんへのバトンタッチということで、ちょっと⤵に捉えられちゃうかもしれない。
でも、特に最近の反町さんは松本山雅をあそこまでのチームに仕上げたワケで、なかなか大した人だよ。
私は、良い人事だと思うけどな。
関塚さんには技術委員長として森保さんを切るイメージが全く湧かなかったんだけど、反町さんならそれが出来そうな気もするし。

これ、森保さんを切ることも少し想定した人事だと思うよ。
森保続投宣言をした関塚さんを降ろし、別の人を委員長に据えたってのは、そういうことでしょ?
2020/3/11(水)11:08

☆関西人
成長できる環境
微妙に奥川雅也が存在感を発揮してるね。
ザルツブルクで南野の後継者という扱いになり、リーグ戦8点目のゴールを先日に決めた。
今のところ、彼がポスト南野の最右翼かもしれない。
ただ、オーストリアリーグというのはレベルがよく分からんので、できれば南野のように国外の試合でその実力を示してもらいたいもんだ。

最近、明らかにレベルが高いリーグでやってるな、と感じさせられるのが久保くんである。
彼のプレー映像を見て驚くのは、彼自身のプレー以上に、対峙する敵の守備における寄せの速さである。
強いチームだけでなく、弱いチームであっても寄せが速い。
スペインといえば【攻撃>守備】のイメージだったが、案外そうでもないなぁ。
久保くんは、良い判断をしたんだと思う。
あのままレアルに残るより、こうして弱小にせよマジョルカに来たことは正しかったんだと思う。
久保くんは、激しく成長中である。

久保くん同様、今の時点で高いレベルに身を置けてるのが南野、鎌田、冨安だろうか。
彼らを日本代表の今後の軸で考えてイイかもしれないね。

・・・・南野
・・鎌田・・久保
原口・・・・・・伊東
・・柴崎・・遠藤
・中山・吉田・冨安
・・・・権田

これでも、何か物足りないような気がするけど…。

このチームも寄せが速くなければならない。
南野、鎌田、久保くんのゲーゲンプレス能力が問われる。
そして、遠藤航、柴崎、原口、伊東のボール奪取能力が問われる。
そして、吉田、冨安、中山の攻撃力が問われる。
もちろんアタッカーに攻撃力、最終ラインに守備力が求められるのは今さら当たり前の話で、わざわざ言う必要もあるまい。

奥川あたりは、ここでならシャドー?
早くから南野を囲ったほど慧眼のザルツブルクが見込んだ人材ゆえ、奥川もかなりの才能、今後モンスターに化けるんじゃないだろうか。
確か、「古都のネイマール」だっけ?
右足も左足も同等に使える、天才タイプだそうだ。
そしてザルツブルクはゲーゲンプレス型のチームであり、これから守備に関しても鍛えられていくだろう。
楽しみだ。
2020/3/10(火)12:11

☆関西人
エンターテイメントの王道
今、ハリウッドで「3大アクションスター」といえば、ジェイソンステイサム、ヴィンディーゼル、ドウェインジョンソンの3人だそうだ。
3人とも、「ワイルドスピード」のメンバーだね。
中でも、私はドウェインジョンソンの成功には驚いている。
なぜなら彼は昔、WWEのトップレスラー(ザ・ロック)だったから。
プロレスラーが俳優に転身してここまで成功するなんて、日本じゃ考えられない。
たとえば蝶野正洋の主演映画なんて、ヒットすると思うか?

あと、こうしたアクション専門の俳優とはまた別に、最近のトレンドは「ベテラン俳優のアクション挑戦」というのがある。
もともとはリーアムニーソンの「96時間」あたりが火付け役だと思うが、近年ではキアヌリーブスの「ジョンウィック」シリーズ、デンゼルワシントンの「イコライザー」シリーズなどが人気を博している。
みんな結構いい齢な割に頑張ってアクションしてる姿、見てて元気を貰えるよなぁ。
トムクルーズもしかりだ。

基本、ハリウッドはアクション映画のシェアが高い。
アクションはエンターテイメントの王道なんだと思う。
映画ファンに「好きなジャンル」というアンケートをとると、大体のパターン、「アクション映画」が1位となる。
よって、ハリウッドでアクション映画が多いのも当然の話だ。
ただし、日本ではそうでもない。
海外と比較するとアニメの割合が高いのは分かるとして、あとは恋愛物が多いような気がする。
多分、そういうのはおカネがあまりかからず、作りやすいという事情もあるんだろうけど。

日本人は、ぶっちゃけ日本映画にアクションを期待してないんだろう。
ちゃんとしたアクション見たいならハリウッド、ってもんでね。
日本映画の制作者は、敢えてその市場のド真ん中には行かない。
真っ向勝負してもハリウッドの作品には負けるし、多分コケるから。
で、仮にコケても制作費のリスクが少ない、恋愛物とか人情ドラマとかの方に行くのよ。
人気のイケメンと美女さえキャスティングしとけば、デートムービー需要としてそこそこの売上は見込めるからな。

いや、こういう日本映画の腰が引けたところが実に気に入らんわ。
日本の漫画を見てると、やはりジャンルとしてはアクションが多いでしょ?
「ドラゴンボール」だろうが「ワンピース」だろうが「キングダム」だろうが「進撃の巨人」だろうが「鬼滅の刃」だろうが、大体みんなアクションである。
漫画は、とても市場のニーズに正直なのよ。
なのに実写映画になると、途端に市場ニーズとズレてくる。
最初から負けを認めてるんだ。
昔の黒澤明作品なんかを見てると、かなりド真ん中のエンターテイメントで勝負してたことに驚くんだけどね。
近年の日本映画でド真ん中直球勝負してるのは、三池崇史ぐらいかな?
あと、「るろうに剣心」も良かったな。
日本人がアクションするには、やはり殺陣が一番イイのかも。
「るろうに剣心」を見たら佐藤健はかなりの運動神経だし、あと「ザ・ファブル」を見たら岡田准一も相当な運動神経である。
こういう才能もいるんだから、ちゃんとド真ん中のエンターテイメントを日本でも構築すればイイのに、と私は思うよ。

ちなみに、ジェイソンステイサムは元水泳飛び込みの選手で、ドウェインジョンソンは元レスラーだろ?
海外では元アスリートのアクション俳優転身は結構ある話で、ならば日本でもアスリートの俳優転身があってイイのさ。
皆さんは、青山隼って知ってる?
調子ノリ世代の中心メンバーで、U20ワールドカップ2007年大会ではボランチのレギュラーをやってた奴だよ。
結構イケメンで、現在32歳。
現役引退した彼は今、俳優をやってるらしい。
う〜ん、調子ノリやなぁ(笑)。
この青山隼がアクション俳優になるかは知らんけど、どうせ俳優やるなら、その常人より優れた運動神経を活かすべきでしょ。
あと引退した選手では、楢崎正剛も俳優転身すべきだと思う。
できることなら、楢崎主演で「北斗の拳」を撮ってもらいたい。
「アタタタタタタ〜!」と叫ぶ楢崎、皆さんは見てみたいと思わないか?
2020/3/10(火)1:34

☆関西人
アクションスター
先日の日本アカデミー賞について少し触れておきたい。

最優秀作品賞は「新聞記者」。
さらに最優秀主演男優賞・女優賞、ともにこの作品だった。
比較的地味で硬派な作品なので、観た人は少ないかもしれない。
ひと言で言えば、反日っぽいニュアンスの映画だ。
主人公は内閣調査室の官僚で、松坂桃李が演じている。
内閣調査室というのは、内閣直属の情報機関である。
情報機関というとCIAみたいなものをイメージするかもしれんが、それとは少し違うかもしれない。
ただ、基本的には何をやってるかが謎の組織であり、映画でこれを描くことも珍しい。
「新聞記者」の中では、政府に不利となる情報を潰すこと、またネット等を使って情報操作する様子を描いている。
どこまで真実かは分からないけど…。

政府の陰謀を暴くヒロインの新聞記者役は、韓国人女優のシムウンギョンが演じている。
しかし、シムさんの役柄は「ヨシオカ」であり、敢えて韓国人女優を使う必要性は作品の中で特に感じなかった。
よくよく話を聞くと、最初は普通に日本人女優へオファーしてたらしいね。
でも、作品に反日色があることから断られ、巡り巡ってシムさんに落ち着いたようだ。
反日映画で、韓国人がヒロインか…。
しかしシムさんはセリフの日本語がややたどたどしいものの、それを補って余りあるほど演技には鬼気迫るものがあった。
最優秀主演女優賞受賞も納得せざるを得ない、圧巻のクオリティ。

一方、最優秀助演女優賞は「キングダム」の長澤まさみだ。
う〜ん、この受賞は正直どうかなぁ…。
「キングダム」観たけど、「頑張って人気漫画を実写化しました」というレベルの出来で、このての武俠映画で香港や中国あたりが作ってるやつと比較するとチープな感じがした。
日本人が中国の武将を演じるだけで偽物っぽさがあるし、アクションも仮面ライダー風である。
その中で長澤さんは「山の民の王・楊端和」を演じているんだが、これが何とも笑えるんだ。
楊端和はフトモモ丸出しの露出度高いコスチュームで闘い、血みどろの戦場にフェロモンを撒き散らしている(笑)。
香川真司は、この映画を見て喜んだと思う。

基本、日本のアクション映画はレベル低い。
まだノウハウがある時代劇の殺陣は別として、そうじゃないやつは仮面ライダーの域から脱していない。
ハリウッドに劣るのはもちろんとして、韓国にも中国にも香港にもインドにも劣っていると思う。
なぜ日本のアクション映画が育たないかというと、単純にアクションスターがいないからさ。
だから、そこを目指す人もあまり多くない。
海外では、もっとそこを目指す人たちが多いんじゃないかな?
シルベスタスタローンがいて、アーノルドシュワルツェネッガーがいて、そういうのに憧れてアクションスターを目指した人は多いはずだ。
JAC出身の真田広之も、国内でちゃんとした仕事がないのか、米国での仕事が多い。
堤真一が真田広之のお弟子さんだということ自体、知らん人も多いはず。
堤さんも、いまやアクションじゃない演技派だからね。
「キングダム」でもラスボス格でJAC出身の坂口拓が出てきて、ひとりだけ別格の剣さばきを見せてたけど、観客的には「誰?この人?」という感じだったかと。
アクション専門にやってる人は、基本的に知名度が国内で高くない。

じゃ、日本人の多くがアクションに興味がないのかというと、そうでもないさ。
おそらく、海外のコンテンツや2次元でニーズを満たしてるんだと思う。
ちょっと寂しい話だ。
と考えると、いまや3次元の日本人アクションスターは、香川真司や本田圭佑が代替なんだよね。
これからの時代なら、久保くんか。
彼らが、我々が子供の頃に胸を熱くしたジャッキーチェンみたいなもんで、「あんな風に強くなりたいな」と思わせてくれる存在にならなくてはならない。
彼らは、ただのスポーツ選手じゃないんだよ。
アクションスター不在の日本においては、それを埋める子供たちの憧れの存在じゃなきゃダメなんだ。
2020/3/9(月)12:16

☆関西人
人工知能
未知のウィルスのワクチン開発は、なかなか難しい作業である。
人類の叡智が問われるよね。
しかし、人類の叡智と考えた時、私がふと思ったのが人工知能のことである。
確か、現時点のAIのIQ数値は100未満らしいが、今後数値は飛躍的に伸びていくことが見込まれ、その数値は30年後に10000に到達するという報告もある。
おいおい、10000って…。

人間のIQの史上最高値は、大体200〜300ぐらい。
アインシュタインですら推定160〜190と言われてるんだから、10000というのはエゲツないよな。
やがてAIは、これまで人類が解明できなかった理論にまで到達、画期的なテクノロジーを開発するかもしれん。
いずれタイムマシンやテレポーテーションまで開発するかもしれんし、それこそ医療も格段に進歩するだろう。
ノーベル賞を人間じゃなくAIが取ることも、あり得なくはない。

SF映画なら、やがて人類vs人工知能という闘いになるんだろうが、そこまでベタな展開はちょっとね…。
私がイメージする近未来は、人類と人工知能は対立するのでなく、融合するんじゃないかと。
「攻殻機動隊」のイメージだ。
人間の脳をAIと一体化する、電脳化というやつだ。
今もそれにやや近いところにきてるというか、人ひとり一台スマホを携帯してる現状、即座に何でも検索できちゃう時代である。
それを一歩進めて、脳ニューロンとスマホを繋げてしまえば…。

人間は、小学生⇒中学校⇒高校⇒大学と、16年ほどの時間をかけて大脳に知識情報をインストール、ダウンロードする。
ムチャクチャ効率悪いわ。
おそらくAIなら、電脳なら学習するのに16年もの時間をかけないだろう。
脳にアプリをダウンロードすりゃイイんだから。
変な話、電脳化して「メッシ」や「Cロナウド」をダウンロードすりゃ、かなりハイスペックな選手になれてしまうのかもしれない。
監督は「グアルディオラ」や「クロップ」をダウンロードすれば、チームは連戦連勝かもしれない。
いやいや、そういうドーピング、いくら何でもあかんわな(笑)。

結局、人間は最後の最後まで、有機体の純潔にこだわるのかもしれない。
ドーピングはもとより、シューズの厚底ひとつをとってNGとしちゃう風潮である。
たとえ、人間が有機体のままでは脆弱すぎるという現実に直面しようとも(今回のウィルス危機のように)、おそらく我々は有機体のままであろうとする。

ただし、AIがスポーツにも有効活用される時代はもう来てるだろう。
まず、23名選抜は誰を選べばイイのか。
あのチームと対戦する時、最善のフォーメーションは何なのか。
この試合展開では誰を下げて、誰を途中投入すればイイのか。
そういうひとつひとつの判断、ひょっとしたら人間よりAIの方が正しい判断するかもしれないからな。
実際、英国のアマチュアリーグではAIがコーチに就任したチームがあるらしい。
そのAIにはちゃんと名前もあって、名は「アレクサ・ファーガソン」だという(笑)。
ちなみに、このチームはそのAIコーチ就任後、あまり勝ててないらしいけど…。
2020/3/9(月)0:59

☆関西人
繁殖
コロナウィルスの被害は世界中に及んでいるが、もちろん一番被害が大きいのは発生源の中国である。
死者が3000人を超えている。
あと、意外と死者数が多いのがイタリアだ。
200人ほど死んでるらしい。
イタリアと中国は離れてるのに、不思議な話である。
あとイランも多く、120人ほど。
韓国で40人ほど。
それに比べると、日本は中国の近隣ながらも死者数はまだ少ない方だと思う。

ひとつに、これは日本のお国柄もあるだろうね。
道行く人たちを見てると、8割ぐらいの人がマスクを着用している。
異様な光景だが、しかし一種のムラ社会である日本でマスクを着用してないと、少し気が引けるほどの空気感がある。
さすがに、外国ではそれほどの空気感はないんじゃないだろうか。
個人的には、こういう日本独特の「右にならえ」というムラ社会体質は好きじゃないものの、今回のウィルス対策に限っては、たまたま良い方に機能してるのかもしれない。
きっと手洗い・うがいも、日本人は外国人以上に徹底してるんじゃないかな?

そして、これから日本の気候は夏に向かうにつれ、湿度が上がっていく。
インフルエンザで皆さんもよくご存じの通り、多湿の夏にウィルスはあまり拡散しない。
と考えると、コロナも乾燥した春を乗り切れば、私は何とかなると思うんだよね。
マスクは布で飛沫感染を防ぐ意味もあるが、あともうひとつ、鼻や口の周りに湿度を保っていることに意味があるワケです。
花粉症大国の日本ゆえ、多くの人がマスク慣れしてることも、今回ばかりはプラスに作用したかもしれない。

ひとつ、今回のウィルス騒動で勉強したんだが、ウィルスってウィルス単体では生きていけないらしいね。
必ず宿主に寄生しなければ生きていけない、ちょっとおかしな生命体である。
だから、ウィルス的にも自分のせいで人類が絶滅してもらっちゃ困るんだよ。
ホームレスになれば、彼らは生きていけないんだから。
よって、彼らが目指しているのは人類との共生だろう。
いやいや、こっちとしては遠慮させていただきます(笑)。

じゃ、相容れない以上、我々人類は彼らを絶滅させなければならないのか?
しかし何らかの生命体を絶滅させれば、自然の摂理、食物連鎖のピラミッドが狂うのではないかとも一瞬考えたが、よく考えたらウィルスは食物連鎖ピラミッドに入ってないわ。
といっても、人類がウィルス殲滅に成功した例は天然痘ぐらいで、あとは抑制してるにすぎない。

ひとつウィルスが凄いと思うのが、その増殖していく能力である。
人間は繁殖するのにセックスをする必要があるが、ウィルスにはオスもメスもないので分裂で増えていく。
分裂って、凄くない?
それは、どんどんクローンを生むってことなんだから。
新しく生まれたクローンは、「子」でないんだよね。
「子」でなく、「自分」なんだよ。

我々人間を含む動物は、こういう分裂はしない。
必ず生殖行為があり、そして「子」を産む。
何で高等生物ほど、わざわざオスとメスに分かれて、わざわざ生殖行為をするというメンドくさい工程を必要とするんだろうか。
手のかかる乳幼児を育てるような作業効率の悪さを考えても、ホントは高等生物も分裂し、クローン増殖をした方が圧倒的に効率が良いはずである。
あと、セックスにはリスクがあるだろ?
近年、先進国を中心にどんどん同性愛者が増えてるワケで、このまま同性愛者が増殖し続ければ、人類はどんどん減っていくことになるのかもしれない。

ただし、必ずしも分裂がサイコーというワケでもないみたいだね。
分裂をするだけの無性生殖は、全て遺伝子が同一の増殖となるので、環境により一発で全滅してしまうリスクと隣り合わせなんだそうだ。
対して有性生殖はオスとメスの遺伝子の配合になる為、そこに生きる者の遺伝子が全て違うという多様性ある社会を生むことになる。
こうなると、一発で絶滅にはなかなかならないものらしい。

「8人の明神と3人のクレイジーがいれば試合に勝てる」

そう、明神は8人までなら分裂して大丈夫なんですよ。
だけど3人のクレイジーは、分裂じゃ生めない。
というか、8人の明神ってのも本来ならおかしな話で、FWにはFWの適性、MFにはMFの適性、DFにはDFの適性、GKにはGKの適性が各々に必要であり、そこは有性生殖でなきゃサッカーは絶対に強くなりませんよ。
ちゃんとセックスをしましょう。

ついでにいうと、優れた遺伝子を持つオスが集団のボスとなり、集団のメスを独占して大量に子を産ませるという野生動物の例もあるよね。
そうすることで優れた遺伝子を集団に多く保存し、生存に有利にしていこうという本能なんだと思う。
それは自然界の摂理として実に正しいと思うんだが、なぜか人類はそれを禁じている。

サッカー界では中村俊輔のお子さんが5人、ヤットで4人、大久保嘉人で4人など、なかなか子沢山が多い一方、野球界ではイチローにお子さんがいないのが気になるね。
イチローのDNA、残したいよな…。
2020/3/8(日)14:08

☆関西人
インサイドキック
小学生、中学生、高校生は、ずっと学校が休みなんだよね。
本来なら予定外の休みは嬉しいところだろうが、でも学校からは「外出しないように」とか言われてて、家の中に引きこもってるから割と退屈してるんじゃないだろうか?
それを踏まえて、ヴィッセル神戸がなかなか粋な企画をやってくれるようだ。
3/10〜3/14の4日間、ヴィッセルのYouTube公式チャンネルにて親子向けの特別企画動画がアップされるらしい。
内容は、Twitterやインスタで子供たちからの質問を募集し、それに選手たちが回答したり、あと子供たちへの「宿題」も出されるみたい。
「宿題」って、多分「やべっち」みたく高難易度のやつだろう。
どうやら、イニエスタからの宿題も出されるみたい。
そして、その宿題に挑戦した動画を投稿すると、抽選で20名様に観戦チケットが当たるようだ。

さすがはIT企業のヴィッセル。
那須チャンネルの例もあるように、彼らはYouTubeの使い方がなかなかうまいと思う。
ここぞとばかりに、イニエスタを使うよな。
子供たちにとっては、憧れのイニエスタから出された宿題に取り組むのは楽しいと思うよ。
多分、それはかなり複雑なリフティングになるんだろうけど。
でもさ、私としては彼が敢えて子供たちに宿題を出すなら、それこそ彼の十八番、基本の「インサイドキック」をやってほしいんだよなぁ…。

何となく、私の中でバルサのMFはインサイドキックの名手というイメージがある。
誰しも、サッカーを始める時はインサイドキックから技術習得をスタートするでしょ。
初歩の初歩として学ぶスキルゆえ、大体みんなインサイドを少しナメちゃうんだけど、でもインサイドキックを制する者こそサッカーを制する、だよ。
グアルディオラもシャビもイニエスタも、みんな例外なくインサイドキックの名手である。

なんていうかな、料理でいうなら「チャーハン」ですよ。
チャーハンって、あらゆる料理の中でも一番お手軽で簡単でしょ?
誰でも作れる。
料理が苦手な私ですらチャーハンぐらいなら作れるワケで、おカネがなかった学生の頃、よくチャーハンを作って飢えをしのいだもんである。
チャーハンって味付けがホント何でもありで、私はよくコンソメの顆粒や「ほんだし」を使ってたんだけど、どっちにしても結構美味しく出来上がる。
顆粒がない時は、ウスターソースでも何とかなる。
あとは彩りにピーマンとニンジンを細かく刻んで入れてみたり、肉はチャーシューがベストだけど、なければウィンナーソーセージやハムでも別に構わない。
あ、もちろん卵だけは必須だけど、あとはどう作ろうがそこそこ食えるんだよ。

だけど、やっぱり一番美味しいのは、中華料理屋さんのチャーハンなんだよなぁ。
あの歴然とした差は、一体何?
やはり、火力だろうか。
中華で料理人の腕を見るには、チャーハンを作らせるのが一番手っ取り早いらしい。
「美味しんぼ」でも周大人が料理人を審査する際、一番最後にチャーハンを作らせて失格にしていた。
やはり素材でごまかせないシンプルな料理ゆえ、如実に料理人の腕が反映されるんだろう。

まさに、これぞサッカーでいうならインサイドキックだと思わない?
一番シンプルなキックだけど、逆に一番技術が分かるかもしれない。
みんな大好き中村憲剛のスルーパスにしても、基本はインサイドキックだよね。
子供たちに高難易度のリフティングをさせるのもイイけど、まずはインサイドキックだよな。
簡単なようでいて、火力、塩加減、時間、その他もろもろで、チャーハンは凡庸か一流かに分かれてしまうんだよ。
少年たちよ、まずはチャーハンだ。
私は、チャーハンが好きだ。
2020/3/8(日)10:46

☆関西人
無観客
私は東京五輪開催を信じているが、その一方でコロナウィルス蔓延の早期収束を期待するのは甘いかな、と。
だから中止を避ける落としどころとして、早急に「無観客の五輪」を想定して準備すべきと思う。

無観客の五輪って無理あるだろ、と思うかもしれない。
確かに。
そんな寂しい五輪は、見たことがないし。
だが、ウィルス蔓延の危機を前にして世界中の人々を日本に集中させるのは無謀だし、かといって皆は五輪を見たいはずだし、ここは開き直って「五輪はテレビ、もしくは動画で」という方針に切り替えるべきではないか。
五輪は世界中の人々が見るといっても、もともと現地で観戦する人数なんて、たかが知れてるんだ。

ただ、無観客では競技が盛り上がらない?
確かに。
でも今のテクノロジーなら、無観客の会場でもCG加工でスタジアムが満員に見えるようにして中継できないかな?
それこそ、VFXの名手・山崎貴さんが五輪クリエイターチームにいるんだし、何とかならないの?
そういうバーチャルな中継スタイルは、今後も必ずニーズがあると思うんだ。
だってウィルス蔓延は何年も続くかもしれないし、ウィルスだけじゃなくテロも相変わらずあるので、無観客にしたいと考える主催者は今後も必ず出てくるはずだよ。
だからバーチャル興行の先駆けとして、敢えて東京五輪を元祖とするのもありかもしれない。
これはこれで、いかにもTOKYOらしくてCOOLじゃないか?

じゃ、観てる人たちはどうやって応援すりゃイイのか。
皆で集まってスポーツバーで観てちゃ意味ないし、おとなしく自宅で観るしかないだろ。
ただ、通常のテレビ観戦では寂しいので、視聴者参加型のライブチャット方式が必要かもしれない。
そういうプラットホームが、今後大きな金脈になると思う。

Jリーグも早いこと、そこに着手してはどうだろうか。
幸い、Jリーグはただの地上波テレビでなく、DAZNというインターネットの会社が放映権を持っている。
やりようによっては、そっち側に転換できるんだよね。
それこそ、現地に行ってないけど現地にいるかのような体感をできる、バーチャルリアリティーのサービスがあればサイコーだろうよ。
SONYあたり、そのへんをやってくれないだろうか。

もちろん、私も無観客を推奨したいワケじゃない。
ただ、中止するなら無観客の方がまだマシと言いたいだけだ。
2020/3/7(土)12:20

☆関西人
未来
「AKIRA」はハリウッドで実写化に動いていたんだが、昨年夏に「無期限延期」が発表された。
「中止」ではないのか?
どっちにせよ、残念である。
監督は「マイティソー/バトルロイヤル」を撮ったタイカ・ワイティティ。
彼は主演俳優を日本人にするつもりだったらしく、既に何人か面接をしていたらしい。
具体的に、誰がピックアップされていたのかな?

しかし、こうして企画が流れてしまった以上、「AKIRA」は東京五輪開会式・閉会式の方で実写化をお願いできないかな、と私は思っている。
この五輪のクリエイターには川村元気(「君の名は」など)や山崎貴(「寄生獣」など)がいるワケで、この人たちなら「AKIRA」を作れそうな気が。
大友克洋先生、ぜひ協力をヨロシク。

そういや「AKIRA」の実写化より前に、ハリウッドは「攻殻機動隊」を先に実写化したよね。
ヒロイン草薙素子役が、まさかのスカーレット・ヨハンソン。
荒巻課長が、まさかのビートたけし。
個人的には作品そのものの出来は悪くないと思ったんだけど、ちょっとキャスティングがなぁ…。
そういや、リオ五輪の閉会式で東京五輪のプロモーションが行われ、美しい「君が代」が流れたのを覚えてる人も多いだろう。
あれ、完全に「攻殻機動隊」の世界観だったよね?

「AKIRA」は西暦2019年を舞台にした物語だったが、「攻殻機動隊」は西暦2029年を舞台にした物語。
今から9年後か。
この作品が公開された頃はまだガラケーの時代で、ネットの普及も今ほどじゃなかったから「攻殻」の世界観がいまいちピンとこなかったけど、今の時代になって改めて見ると世界観が凄くよく分かる。
今から9年後に電脳化があそこまで行き着くとはさすがに思わないけど、しかし世界はどんどん「攻殻」ワールドに近づいてるような気が…。

「攻殻」には、義体という概念がよく出てくる。
主人公・草薙素子は体のほとんどが人工的な義体で、有機的な生身は辛うじて脳だけが僅かに残っているものの、その脳もまた電脳化されてネットと一体化しているのでワケが分からない世界観だ。
彼女はハッカーゆえ、ネットで自分の意識(ゴースト)を自在に移動させることもできるのさ。
だから肉体を破壊したところで、ゴーストを移動させていれば彼女は死んでいないワケね。
もはや草薙の実体は、人間というより意識である。
近未来、世界はそうなっていく流れなのかなぁ。

いやいや、こういう世界観になってしまうと、もはや自らの肉体の優劣を競うスポーツなんて、馬鹿馬鹿しい茶番になってしまうのかもしれない。
五輪なんて意味あるのか?となってしまうよ。
オリンピックよりむしろ、高性能の義体をカスタマイズしたパラリンピックの方が遥かに好成績を記録するかもしれないし。
サッカーも、ピッチ上の11人の個性が力を合わせてチームを作るというよりは、「攻殻」の世界観なら、監督のゴーストをレシーブする11個の義体というのがチームである。
チームが、ひとつの意識共有体。
監督=ハッカーである。

「AKIRA」には、作中で東京五輪に対して「中止だ、中止」と書いた落書きの描写があり、また「WHOが日本の伝染病対策を非難」という報道の描写もある。
これが80年代に描かれた漫画とは思えないほど、妙に今の時流にシンクロするよね。
日本の漫画の予見能力たるもの、やはり馬鹿にしてはならん。
まだ東京五輪の中止は現実となっていないものの、一方でEXILEの社長HIROさんが聖火到着式でのダンスパフォーマンス中止を発表していた。
ウィルス感染警戒の為らしい。
というか、HIROさんが式典のダンスパフォーマンスを仕切ってたこと自体、初耳なんだけど。
聞けば、日本古代の舞踊をモチーフにした集団パフォーマンスを計画していたらしい。
それ、見たかったなぁ。

しかし東京五輪、この流れでいうと中止が濃厚になってきたかもしれないね。
何かのCMで「五輪観戦チケットプレゼント中」とキャンペーンを唱っているんだが、どうしても最近は「五輪感染チケットプレゼント中」と聞こえてしまって…。
2020/3/7(土)10:38

☆関西人
国家
今月に予定されていたワールドカップ予選、延期が決定したみたいだね。
これはローカルな話ではなく、FIFAとAFCの公式決定である。
もはや全世界、そういうトレンドなのか。
中国では死者が3000人を超えたという。
一応、致死率はインフルエンザよりも上とされている。
中国で3000人、決してビビるほどの数ではないが、でもナメてもいかん数だわな。

しかし死者数でいうなら、ホントは交通事故の方がエゲツない。
世界で年間135万人が死んでるんだから。
たとえコロナがパンデミックになっても、そこまでは死なないだろう。
実はウィルスより、クルマの方がよっぽど脅威である。
ところが誰も、クルマを廃止せよ、とは言わない。
そんなことしたら、社会が機能不全になるからな。
コロナウィルス抑制だって、ホントは全世界で人の往来禁止の戒厳令を出せば、拡大を食い止められるんだよ。
だけど、それは出来ない。
もちろん北朝鮮ばりの独裁国家ならそれも可能なんだろうが、普通の国家ならまず無理でしょ。

要は、こういう危機に対しては各人の自由や権利を奪った方が、社会は目的達成に機能するんだよね。
基本的人権よりも社会を優先、すなわちトップの命令のみで動く社会を実現する。
それに背いた者は処刑というところまでやれば、おそらくパンデミックは迅速に抑えられるだろう。
よく、こういう騒ぎで政治家や官僚の無能を指摘する声もあるが、その無能を感じるのは民主国家だからこそ、である。
民主国家には、自由や人権がある。
時に、それが社会の目的達成を滞らせる阻害要因になるのさ。

サッカーでも、時にそれを感じることがある。
チームには規律、約束事がたくさんあるよね。
それは遵守されねばならない。
じゃ、自由を全く奪えばイイのか?
いや、共産国家のごとく、ひとつの命令系統しか認めない独裁体制がイイのかというと、サッカーの場合はそう単純でもないから逆に難しいんだけど。

現代社会は基本的人権と自由を保証しつつ、でも法治を絶対とし、各々に義務を定める。
二律性がある。
サッカーも全く同じさ。
サッカーとは、社会である。
規律遵守に重きを置いた社会主義的チームもあれば、基本的人権に重きを置いた自由主義のチームもある。
多くが、その使い分けをしてるんだろうけど。

日本は、コロナのパンデミックを食い止められるだろうか。
もし、それがうまくいかないようなら、日本はコントロールがききにくい社会だということを率直に認めねばなるまい。
それは即ち、サッカーもまた強くなりにくい社会の土壌だということを認めねばなるまい。
私は、日本なら大丈夫だと信じてるけど。
2020/3/6(金)11:54

☆関西人
想像のナナメ下をいく現実
最近、大友克洋の「AKIRA」の話題が多いよね。
あの漫画の舞台が2019年のネオ東京で、翌年2020年に東京五輪が開催される設定になってるんだから、偶然にしちゃデキスキである。
さらに、ここにきて殺人ウィルスまで登場し、東京五輪開催が危うくなってきている始末。
もはや、フィクションとノンフィクションの境界が曖昧となりつつある時代だ…。

そういや、「ブレードランナー」も舞台は2019年という設定だっけ。
「バックトゥザフューチャー」は、2015年という設定。
「AKIRA」も「ブレードランナー」も「バックトゥザフューチャー」も80年代に作られたフィクションであり、おそらく80年代には2015〜2020年あたりが「未来」の設定として適当な年代だったんだろう。
しかし、それら80年代制作のフィクションが描いた2015〜2020年と比較するなら、現実の今の時代はそのシミュレーションのナナメ下をいってるよね。
2015年には宙を浮くスケボーは販売されなかったし、2019年にレプリカントも開発されてはいない。
80年代のクリエイターたちが想像したほどには、人類のテクノロジーは進歩しなかったということか?

同じく80年代が生んだフィクションとして、「キャプテン翼」もあった。
80年代に小学生だった翼くんは、時系列どおりなら今は50歳ぐらいのはずだ。
だけど、後に翼くんは「ROAD TO2002」編、「GOLDEN-23 JAPANDREAM2006」編にも出たりしてるので、実際の年齢はよく分からない。
「ライジングサン」編では、翼くんはマドリード五輪にU23代表(←まだU23なのか!)として挑戦することになっている。
マドリード五輪って、まだ予定ないんですけど(笑)。
確かマドリードは、五輪招致を東京と争って負けたんだよね?
2020年⇒東京
2024年⇒パリ
2028年⇒ロサンゼルス
ここまでは既に決まってるので、仮にマドリード五輪があるとしても2032年以降の話だ。
そこにU23として翼くんが挑戦するということは、翼くんは理論上、令和生まれということになるんじゃないだろうか?
つまり「キャプテン翼」は、遠い未来を描いたストーリーなんだよ。
「いや、確か石崎くんがジュビロでゴンと一緒にいたぞ」と言いたい人もいるだろうが、多分、あれは我々が知るゴンではない。
単なる同姓同名でしょ。

「キャプテン翼」が遠い未来を描いたストーリーなのだと考えれば、翼くんがバルサのエースになってるのもまだ納得できるさ。
大友克洋がたまたま「2020年東京五輪」と設定したのが後に現実とシンクロしたように、そのうち「◯◯年マドリード五輪」も現実のものとなるだろう。
その時、翼くん並みの選手が日本に育っているだろうか。
いや、クリエイターのシミュレーションってのは、現実の大体が想像のナナメ下をいくからねぇ…。
2020/3/6(金)1:10

623621

掲示板に戻る