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過去ログ608 2019/12/13 9:18

☆関西人
リバプール南野
南野がリバプールに移籍という報道が出ている。
具体的に移籍金の金額まで出てるので、ガセでもなさそう。
だとすりゃ、凄いことである。
リバプールは欧州王者であり、現在プレミアでも首位独走中であり、それこそ世界のトップオブトップのクラブなんだから…。

キッカケは、もちろん欧州CLである。
CLでザルツブルクとリバプールは対戦し、そこで南野は1ゴール1アシストという獅子奮迅の大活躍をしたのは皆さんもご存じの通り。
そこから、全てが始まったんだと思う。

リバプールの監督といえばユルゲンクロップで、言わずと知れた香川真司の恩師である。
因縁だわ。
南野は、香川にとってセレッソの後輩。
さらに南野は、香川にとって代表トップ下の後継者。
今回の獲得にクロップがどこまで関わってるかは不明だが、ひょっとしたらクロップは今の南野に全盛期・香川の面影を見たのかも。
あるいは香川に電話入れて、「ミナミノってどんな選手?」と確認してるかも。

意外と南野は、うまくハマるかもね。
評価されたのは、得点能力ではないと思う。
そこそこリーグで得点をしてるが、そんなビックリするほどの数ではないでしょ?
それより、評価されたのは機動力だと思う。
見てると南野は、ホントよく動くから。
ゲーゲンプレスへの適性は十分にあるさ。
そこは香川的、いや、ゲッツェ的か?
どっちにせよ、クロップ好みの選手であることは間違いない。

ところで、南野はどこのポジションやるの?
CLの対リバプール戦はトップ下で輝いていたので、リバプールはそのイメージで獲ってると思う。
ただし、リバプールにトップ下というポジションはない。
じゃ、インサイドハーフか?
でも、現地メディアは南野を「フィルミーノの後継者」と煽ってるんだよね。
フィルミーノとは「世界一の偽9番」と評価される、リバプール前線の絶対的主軸。
さすがにあれの後継者は、ちょっと荷が重いわ。
でもさ、もし南野がマジで「偽9番」をやるなら、日本代表の大迫後継者問題も解決に向かいそうで期待しちゃうよね。

それでも、これから約半年は彼が先発から遠ざかることは覚悟しましょう。
まずは、スーパーサブとして結果を出すこと。
偽9番云々は、それからの話だ。
とにかく、ニューカッスルの武藤嘉紀みたいにはなってほしくない。

ところで南野は、「進撃の巨人」の主人公エレンイェーガーに少し似ていて、そしてクロップはエレンの兄、ジークイェーガーに少し似ている。
だからこのふたりが近づくと、プレミアに「地ならし」が発動されそうな気がするのは私だけ?
2019/12/13(金)9:18

☆関西人
五輪世代FW
鈴木武蔵を除けば、今回E-1に召集されてるFWは皆、東京五輪世代である。
上田、小川、田川。
国内組では、この3人の資質が若手トップクラスなのは間違いないだろう。
ただし、まだ3人はJリーグでブレークに至っていない。

【上田綺世】Jリーグ2019
・出場試合→13試合
・先発出場→3試合
・4得点

【小川航基】Jリーグ2019
・出場試合→22試合(J1は5試合のみ)
・先発出場→14試合(全てJ2)
・7得点(全てJ2)

【田川亨介】リーグ2019
・出場試合→17試合(J1は5試合のみ)
・先発出場→5試合(全てJ3)
・3得点(J1で1点、J3で2点)

寂しい数字だ。
まぁ、先発3試合で4得点の上田は非凡だと思うが。
じゃ、今度は同世代でも欧州に渡ったFWたちの成績を見てみようか。

【前田大然】ポルトガルリーグ2019
・出場試合→13試合
・先発出場→11試合
・3得点

【中村敬斗】オランダリーグ2019
・出場試合→11試合
・先発出場→11試合
・4得点

【食野亮太郎】スコットランドリーグ2019
・出場試合→12試合
・先発出場→5試合
・2得点

こっちも、ビックリするほどの数字ではない。
念のため、彼らが欧州移籍する直前のJリーグにおける成績を見てみようか。

【前田大然】Jリーグ2019
・出場試合→18試合
・先発出場→18試合
・2得点

【中村敬斗】Jリーグ2019
・出場試合→7試合
・先発出場→6試合
・0得点(ポジションはサイドハーフだった)

【食野亮太郎】Jリーグ2019
・出場試合→12試合
・先発出場→4試合
・3得点

これまた、ビックリするレベルじゃないよね。
もし、夏に欧州移籍せずにそのままJリーグでプレーをしてたとして、おそらくシーズン二桁得点はなかった感じ。
逆にいえば、この程度の実績でよく欧州移籍をできたもんだな、とすら感じる。

今は、Jリーグで実績を残さないと欧州移籍ができないという時代じゃない。
実績じゃなく、スカウトは才能、ポテンシャルを見てさらっていく。
実績ある若手を獲るのは誰にでもできることだし、いかに実績ない若手を安価で獲るかがスカウトの腕の見せどころだから。
これまで「Jリーグで点を取れてないなら、欧州で点を取れるワケがない」が我々の思い込みだったけど、むしろ中村敬斗なんてオランダでの方が点を取れてるもんなぁ…。

若手が簡単にブレークできないのが、Jリーグ?
というより、若手にチャンスを与えるのがワンテンポ遅いというか、中村なんてあっち行ってからの方が試合に出してもらえてるし、あっちに行かなければ彼は今なおサイドハーフ起用のままで、得点能力を発揮できてなかった気がする。
ところで、中村はなぜ五輪代表に召集されないんだろ?

食野は、シーズントータル先発7試合で5得点。
決定力は、なかなかのレベルかも。
それにしても、Jリーグで多少輝いたとはいえ、年代別代表の国際大会に出たワケでもない食野という無名の若手、マンチェスターシティはよく見つけたもんだよな。
シティフットボールグループの世界スカウト網、マジで恐るべしである。

大然は、Jリーグでもポルトガルでもかなり先発起用されている。
シーズントータル先発29試合、5得点。
得点数は物足りないにせよ、これだけ先発起用されるのは得点以外の部分を評価されてるんだと思う。
それは運動量、スタミナ、スプリント回数に違いない。
大然といえば50m走5秒台という日本最高峰の俊足が武器とされてるけど、その武器の使い方が、とにかく「質より量」。
Jリーグのトラッキングデータに「試合別スプリント回数ランキング」というのがあり、それによると大然がJリーグで完全にダントツなのよ。
普通に1試合につき50回ぐらいのスプリントを記録していて、これはもう、人智を超えた絶倫モンスターである。
50m5秒台の男に50回もスプリントされると、DFとしてはそこに恐怖しかない。
FWとして足下が大して巧くなかろうが、高さが大してなかろうが、そんなの関係ないよ。
対峙するDFは、迂闊に緩いパスなんて絶対に出せないもんね。
もし、ハリルが今なお日本にいれば、必ずや大然を軸にしたハイプレス戦術を代表で完成させてたと思う。

上田、小川、田川、前田、中村、食野。
個性派揃いだ。
この6人のうち東京五輪に行けるのは、せいぜい半分ぐらいじゃないだろうか。
いや〜、ふるい落とし、迷うよね…。
2019/12/13(金)0:53

☆関西人
3つの型
可変システムの中で、攻撃時に3バック→4バックとなることに矛盾を感じる人はいると思う。
なぜ、攻撃時に最後列の枚数を敢えて増やすのか。
それは、簡単な話。
左右両ウィングバックを、敵陣深いところまで上げる為である。
3バックにおけるウィングバックは、5レーンにおけるワイドレーンを単独で担当しており、常にバランスを見ながらポジショニングをしなければならない。
だけど森保式では、攻撃時に「後ろは気にしなくてイイ」という形にしてるんだよ。
センターバックがワイドに開き、両ウィングバック後方スペースの番人となる。
よって、ウィングバックは思い切りイケるんだ。

そもそも、ウィングバックとサイドバック、何が違うの?と思う人もいるかもしれない。
基本、ポジショニングが違う。
サイドバックはDFで、ウィングバックはMFだ。
どちらもサイド攻撃に関与するが、サイドバックの場合は最後列からのオーバーラップ、長い距離を一気に走って、その走った状態からクロスを上げるなどのプレーパターンになる。
一方、ウィングバックはサイドバックとウィングの折衷であり、MFだけどFWっぽくもあり、でもDFっぽくもあり、どこか中途半端になることもある。
守備はワイドレーンを単独で担当するので、敵ウィングと敵サイドバック、どっちを守ればイイんだ?ということにもなる。
だから本当は、ワイドレーンの単独担当なんて無理な話なんですよ。

しかし、ここは整理せねばなるまい。
3バックの場合、敵ウィングのマークは基本、センターバックがいく。
そして敵サイドバックのマークは基本、ウィングバックがいく。
じゃ、センターバックがワイドに開いてセンターが危ないじゃないか、と指摘されるかもしれない。
その通りである。
だから、センターには必ずフォローが必要で、ボランチの一角が一列下りることでセンターを補強するんだ。
そう、わざわざ「可変システム」とか強調せずとも、森保式というのは3バックそのものの弱点カバーの為、ごく当たり前のタスクを求めてるに過ぎない、ってことね。

森保式のウィングバックの攻撃は、サイドバックのオーバーラップより一段階上を求めてるワケで、具体的にそれが何かというと、ドリブルだと思う。
柏好文とかミキッチとか、サンフレッチェでかなり仕掛けてたでしょ?
だから代表でも、え?コイツをウィングバックに?というのが出てくると思う。

たとえば、A代表では左に原口、右に伊東という形で、両ウィングバックを攻撃的にした時があったよね。
あれを序の口として、たとえば左を遠藤渓、右を仲川とか、左を中島、右を堂安とか、そういう荒唐無稽なのも考えられなくはないんだ。
たとえば、こういう形。

・・・・大迫
・・久保・・南野
中島・・・・・・堂安
・・柴崎・・遠藤航
・畠中・吉田・冨安
・・・・権田

これがポゼッション時には、

中島・・大迫・・堂安
・・久保・・南野
畠中・・柴崎・・冨安
・・吉田・遠藤航
・・・・権田

となる。
また、敵のポゼッションになった時は

・・・・・大迫
中島・久保・・柴崎・南野
畠中-吉田-遠藤-冨安-堂安
・・・・・権田

となる。
苦肉の策だが堂安を最終ラインまで戻らせ、中島は戻らなくてイイことにしたよ。
なぜって、中島だから。

畠中は、マリノスを見てると偽サイドバックシステムのせいか、割とワイドに開くタスクを果たしてるよね。
あと、冨安はもともとクラブでサイドバックなので、ワイドに開くプレーは対応可能だろう。

つーか、そもそも最終ラインを5枚にする必要ある?
と思う人は多いかもしれない。
うん、5レーンを全て埋める為に、という意味で5バックなんだと思う。
本当は4枚でもイケると思うんだけど、少なくとも森保さんは4じゃ無理と考えてるんだろうね。

じゃ、守備時の5バックと攻撃時の4バックをふたつ使い分ければイイ話で、何で標準をわざわざ361にしてるのか?と不思議に思う人もいるはず。
おそらく、この標準時361というのはプレスをかけやすくする為、中盤を6枚にしたいという発想からきていると思う。
標準時はプレス、攻撃時は包囲、押し込まれた時は後ろに人数をかけて、というのが森保ジャパンの三原則である。
2019/12/12(木)16:06

☆関西人
現実案
森保式の可変3バックを私は結構好きなんだけど、唯一不満を言うならウィングバックの負担の大きさである。
攻撃時は最前列でサイドFWになり、守備時は最後列でサイドバックをやるなんて、あまりにも移動距離がありすぎる。
そもそも攻撃時に暫定4バックになってるなら、守備で5バックに変更するのにわざわざウィングを最後列に戻す必要はあるんだろうか。
暫定4バックに誰かひとり入るだけで5バックになるんなら、それは最後列に近い位置にいる駒をひとつ動かせば済む話では?

【標準時】
・・・・H
・・I・・・G
J・・・・・・・F
・・C・・・E
・B・・D・・A
・・・・@

【攻撃時】
J・・・H・・・F
・・I・・・G
・・・・E
B・C・・・D・A
・・・・@

【守備時】
・・・・H
J・・I・G・・F
B・C・E・D・A
・・・・@

理論上、効率良い駒の動かし方はこうなる。
つまりCのみならず、Eも最終ラインに下りるワケだ。
代わりに、シャドーがボランチ化する。

となると、色々不都合があるのかもしれない。
まず、2ボランチを両方ともセンターバック対応型にしなくちゃならん。
たとえば、中山と板倉のコンビとか。
そして2シャドーも両方ともボランチ対応型にしなくちゃならんので、するとシャドーストライカー色が薄れ、得点力が落ちてしまうかもしれない。
なるほど、そう考えると、ウィングバックに負担を強いるのもやむを得ないのか…。

じゃ、妥協案。
守備時に最後列まで戻るのは両ウィングバックふたりともではなく、せめて片翼だけ下りるという形で手を打とう。

【攻撃時】
J・・・H・・・F
・・I・・・G
・・・・E
B・C・・・D・A
・・・・@

【守備時】
・・・・H
J・・・・・・・G
・・E・・・I
B・C・D・A・F
・・・・@

この形は、Jを前列に残した一方、Fは最後列に戻して5バックにした形。
シャドーは、Iを後ろに下げた。

この形をイメージするなら、分かりやすくE-1中国戦をテキストにすると、Jが遠藤渓で、Fが橋岡だ。
そしてIが森島司で、Gが武蔵ということになる。

【標準時】
・・・・・上田
・・森島・・・・武蔵
遠藤渓・・・・・・・橋岡
・・橋本・・・井手口
・佐々木・三浦・畠中
・・・・・中村

【攻撃時】
遠藤渓・・上田・・・橋岡
・・森島・・・・武蔵
佐々木・・井手口・・畠中
・・橋本・・・・三浦
・・・・・中村

【守備時】
・・・・・上田
遠藤渓・・・・・・・武蔵
・・森島・・・井手口
佐々木-橋本-三浦-畠中-橋岡
・・・・・中村

断っておくが、日本はこういう形で中国戦を戦ったワケではない。
ただ、こういうメカニズムにもできただろうな、というだけのことである。
そもそも、遠藤渓に最終ラインでサイドバックをやらせても大して役に立つとは思えんし、それなら橋岡だけ戻ってきてもらえばイイ。
それに遠藤を前に残しておけば、球を奪った後に速攻カウンターへ転じることが可能となる。
シャドーの武蔵と森島は、MF型の森島だけ中盤底に戻し、武蔵は前列に残す。
これもスピードある武蔵が前にいれば、速攻カウンターへ転じることが可能だから。
橋本拳は守備力とフィジカルある選手なので、最終ラインの仕事も可能だろう。
井手口はサイズがないので、最終ラインでなく中盤で対人のアタックを。

かなり現実的な妥協案だと思う。
↑は左ウィングバックを攻撃的にした形だが、もちろん右ウィングバックを攻撃的にした形にもできる。

【標準時】
・・・・・上田
・・・森島・・武蔵
菅・・・・・・・・・仲川
・・橋本・・・井手口
・佐々木・三浦・・畠中
・・・・・中村

【攻撃時】
菅・・・・上田・・・仲川
・・・森島・・武蔵
佐々木・・井手口・・畠中
・・・橋本・・三浦
・・・・・中村

【守備時】
・・・・・武蔵
上田・・・・・・・・仲川
・・森島・・・井手口
菅-佐々木-橋本-三浦-畠中
・・・・・中村

このパターンでは、左の菅だけを最終ラインに戻し、右の仲川を前に残す。
個人的には、森島司のところを大島にしてもイイと思うし、橋本拳のところを田中駿、井手口のところを田中碧にしてもイイと思う。
あと、左が得意な畠中を右に回すより、早く渡辺剛を使ってほしいな。

相馬勇紀は?と思う人もいるだろう。
右の橋岡、左の菅と比べると、相馬はそこまでウィングバックらしいウィングバックではないかもしれない。
どちらかというと、仲川や遠藤渓の方に近い。
だとすると、JリーグMVPの仲川にばかり期待してる世間には悪いが、東京五輪代表のことを思うと五輪世代の相馬を試した方が有意義ではあるよね。
2019/12/12(木)14:17

☆関西人
メカニズム
私なりの解釈になるんだけど、改めて森保式3バックのメカニズムを書かせてもらうね。

【標準】
・・・・・H
・・・I・・・G
J・・・・・・・・・F
・・・E・・・C
・・B・・D・・A
・・・・・@

【攻撃時】
J・・・・H・・・・F
・・・I・・・G
B・・・・E・・・・A
・・・D・・・C
・・・・・@

【守備時】
・・・・・H
・I・・E・C・・G
J・B・・D・・A・F
・・・・・@

【各ポジションのタスク】

★Hのタスク
→敵DFとのライン駆け引き、ポスト、クロスに対するターゲット、敵CBへのチェイシング
(モデル:佐藤寿人)

★Iのタスク
→攻撃時はラストパス供給、Jの援護、中央ドリブル突破
守備時はブロックのワイドレーン左前列担当
(モデル:柴崎晃誠)

★Gのタスク
→攻撃時はシャドーストライカー、Fの援護、スピードでライン裏を狙う
守備時はブロックのワイドレーン右前列担当
(モデル:ドウグラス)

★Jのタスク
→攻撃時は左ウィングでドリブル突破、クロス供給、カットインでエリア侵入
守備時はブロックのワイドレーン左後列担当ストッパー
(モデル:柏好文)

★Fのタスク
→攻撃時は右ウィングでドリブル突破、クロス供給、カットインでエリア侵入
守備時はブロックのワイドレーン右後列担当ストッパー
(モデル:ミキッチ)

★Eのタスク
→攻撃時はゲームメイカーとしてパス供給、司令塔
守備時は中盤の潰し、フォア担当
(モデル:青山敏弘)

★Cのタスク
→攻撃時は最終列に下りてセンターバックになるフォアリベロ
守備時は中盤の潰し、Eの動きに呼応してバランサーとなる
(モデル:森崎和幸)

★Bのタスク
→攻撃時はワイドに開いて左サイドバックになり、左ビルドアップの起点になる
守備時は中に絞り、ハーフスペースレーン左担当ストッパー
(モデル:水本裕貴)

★Aのタスク
→攻撃時はワイドに開いて右サイドバックになり、右ビルドアップの起点になる
守備時は中に絞り、ハーフスペースレーン右担当ストッパー
(モデル:塩谷司)

★Dのタスク
→ラインコントローラー、および球の散らし役
守備時は空中戦要員、およびAとBとCに対するカバーリング要員、およびセンターレーン担当ストッパー
(モデル:千葉和彦)

★@のタスク
→ビルドアップ最初の起点
コーチングで最終ラインフォロー
(モデル:西川周作)

【適性】
H→上田、小川、武蔵、田川
I→森島司、遠藤渓、大島、井手口
G→仲川、武蔵、上田、田川
J→遠藤渓、菅、相馬、古賀、佐々木
F→橋岡、相馬、仲川、遠藤渓
E→井手口、大島、森島司、田中碧
C→橋本、田中駿、田中碧
B→畠中、佐々木、古賀、田中駿
A→渡辺、三浦、橋岡、畠中
D→三浦、渡辺、畠中
@→中村、大迫、小島

こんな感じ。
もし、次の香港戦に完全ターンオーバーするなら、こうなる。

・・・・小川
・・大島・・田川
菅・・・・・・・仲川
・田中駿・・田中碧
・古賀・三浦・渡辺
・・・・大迫

さすがに大学生の田中駿は出さんだろ、と思われるかもしれんが、彼は意外と東京五輪代表のキーマンかもしれんぞ。
先日に関西学生サッカーウォーズというのがあって、そこで彼はMVP獲ったらしいじゃん。
森保さんの大好きなタイプだと思う。
ボランチとセンターバックの両方ができて、しかも左利き。
そう、五輪代表の主軸、中山雄太と同じなんだよ。
中山が最近またクラブで試合に出なくなってきてるので、ひょっとしたら森保さんはマジで田中駿に期待してるかも。

あと、伏兵なのが古賀。
サイドバックができて、しかも空中戦でも強いというのは、完全にポスト佐々木である。
佐々木は森保さんのお気に入りだが、さすがに佐々木のオーバーエイジ召集はないと思うので、ポスト佐々木として古賀に期待してるのかと。

あと、同じく伏兵なのが田川。
中国戦は田川が投入されて、え?シャドー?と思った人も多いだろう。
実は、田川って50m走のタイムが6秒ジャスト、デカイけどスピードスターらしいのよ。
なるほど、武蔵とカブる。
でもって、レフティ。
左足を内角にする意味で、案外右シャドーがベストなのかもしれない。

そして左シャドーは、中国戦の森島の互換として大島を据える。
彼はボランチの方が活きるのは分かるけど、そっちは五輪代表を思うと田中碧の方を優先して使いたいのよ。

皆さん期待のI番・仲川は、敢えて右ウィングバックに。
同じマリノスの遠藤渓が左ウィングバックやったんだから、今度は仲川が右ウィングバックやっても別にイイじゃん?
遠藤の対角が本職の橋岡だったのと意味を同じくして、仲川の対角は本職の菅でバランスをとる。
でも仲川をウィングバックにしたら守備が…と言いたい気持ちは分かるが、その為の可変である。

菅・・・小川・・仲川
・・大島・・田川
古賀・-田中碧-・渡辺
・・田中駿・三浦
・・・・大迫

守備力ある渡辺がワイドに出て、仲川の後ろを守る。
渡辺はスピードあるDFなので、十分にサイドでも持ち味を発揮するかと。
でさ、本来守備時にウィングバックは最終列に戻らなきゃならんのだが、仲川だけは免除してあげようよ。

・・・小川・・田川
・・大島・田中碧・仲川
菅-古賀-田中駿-三浦-渡辺
・・・・・大迫

菅は最終列に戻って5バックに参加するけど、仲川は戻らない。
代わりに田中駿が最終ラインに入り、5バックの一角に。
やはり仲川は前に置いておいた方が、速攻カウンターにもっていきやすいし。

どう?
悪くないんじゃない?
2019/12/12(木)10:27

☆関西人
E-1中国戦
中国に2-1で勝ちました。
内容は誉められたもんじゃないかもしれんが、この第一試合で内容を求めるのは酷だろう。
ほとんど、練習らしい練習はできてないはずだから。

・・・・上田
・・森島・・武蔵
遠藤・・・・・・橋岡
・・井手口・橋本
・佐々木-三浦-畠中
・・・・仲村

ボランチに大島でなく井手口を使ったのは、中国とのドツキ合いを覚悟したんじゃないだろうか。
意外だったのは、森島司のシャドーである。
いや、最近森島がサンフレッチェでシャドーをやってるのは知っていた。
でも、もともとはボランチと目されてた彼がシャドーになるのは、ちょっと可哀想だと思っていた。
なぜなら、彼は東京五輪世代。
五輪世代で層の薄い攻撃的ボランチならまだしも、シャドーは最も層が厚い激戦区である。
堂安、三好、久保くん、食野、大然、安部、挙げればキリがない。
森島が入る隙はない。
だけど、森保さんは森島をA代表に召集し、よりによってシャドーで起用。
また、よりによって森島は活躍してしまったので、これでまたシャドーはさらに激戦区になってしまった。
嬉しいやら、哀しいやら…。

なんとなく、私の中で森島司はサンフレッチェの先輩、柏木陽介とイメージがカブるんだよ。
トップ下かボランチか、よく分からないタイプ。
森保式でいくと、どちらかといえばトップ下(シャドー)なのかもしれないね。
あぁ、そういえば柏木も、確か五輪前にA代表召集されてたんだったわ。
だから当然五輪代表で主軸になるのかと思いきや、なぜか五輪代表には落選。
森島は、その再来になりやしないかと…。

さて、今回の相手の中国。
今は監督不在のようだ。
リッピ体制の後、カンナバーロが就任したが、なぜか僅か2試合で辞任。
その後またリッピが復帰し、でも彼もまたすぐに辞任。
一体どうなってるのか、よく分からない。
試合も見てて、まだまだ眠れる獅子だなと思った。
パワーとか凄いのに、なんかモッタイナイ。
イタリア路線を採ってることは、間違ってないと思うけど。

日本の攻撃は、やや左に偏ってたね。
遠藤渓が実質ウィングになってたので、そうなるんだろう。
五輪代表の左ウィングバックといえば杉岡が鉄板だが、ひょっとしたら序列が崩れてきたかもしれんな。
バランス的には、右にもドリブルの仕掛けが欲しかったんだけど。
武蔵の位置、仲川などドリブラーを置いても良かったと思う。
でも武蔵の交替は田川だったので、左で仕掛けてセンターFWがニア、右シャドーがファーの2点ターゲット。
右シャドーには、サイズあるターゲットマンを使う戦術だったんだろう。
まぁ、仲川ではターゲットにならんからな。
半分冗談で書いたことあるけど、仲川の右ウィングバック、マジで検討してイイかもしれない。
ミキッチのイメージで。

今回のメンバーが、森保さんの考えるE-1ベストメンバーかは怪しいよ。
ベストは、必ず最終の韓国戦にぶつけるはずだから。
次の香港戦は、今回のメンバーを一部温存した上でいくつかのオプションを試すかと。
そのオプションとの融合で、天王山が韓国戦。
気をつけなきゃ、ハリルの時も第一試合と第二試合を連勝したのに、第三試合の韓国に惨敗しただけでハリルは更迭になったからね。
ぶっちゃけ、中国と香港はどうでもイイのよ。
問題は、韓国戦。
そこまでにチームを仕上げよう。
2019/12/11(水)11:45

☆関西人
タスク
前に、那須のYouTubeのことを書いた。
そこでは「那須が選ぶ最強FWベスト3」に触れたが、今度は「最強DFベスト3」「最強MFベスト3」について。

結論から言うと、↓である。

【那須が選ぶ最強DFベスト3】
@中澤
A松田
B闘莉王

【那須が選ぶ最強MFベスト3】
@奥
Aイニエスタ
B俊輔

那須は、全て一緒にプレーしたことのある選手の中から選んでいる。

まずDFの3人は、全て納得だろう。
あ、那須は吉田麻也とプレーしたことはないのかな?
上記3人に吉田を加えたのが、歴代日本人DFの四皇と捉えるべきと思う。
いずれ、冨安がここに割り込むだろうけど。
那須のコメントの中で印象的だったのは、中澤の1位を「間違いない」と連呼していたこと。
特に中澤は、四皇の中でも頭ひとつ抜けてるのかもしれない。

そして、MFのベスト3について。
3位の俊輔と2位のイニエスタは納得として、1位の奥にはかなり那須の主観が入っている。
那須にとっては03年のマリノス優勝が生涯忘れ得ぬ出来事だったみたいで、その時のキャプテン奥が彼にとって最高のMFだったんだろう。

・・久保・マルキーニョス
奥・・・・・・・佐藤
・・那須・遠藤彰
ドゥトラ-中澤-松田-ユサンチュル
・・・・榎本

岡田監督の時のチーム。
那須は当時、まだ新人(この年に新人王を獲る)。
偉大な選手たちに囲まれてイッパイイッパイでプレーしてたらしいが、ここで岡田さんが那須に与えていたミッションの話が興味深かった。

「お前のパスコースは、ふたつだけ。
奥と遠藤彰(ヤットの兄貴ね)だ。
ボールを持ったら、すぐにそのふたりのどちらかに出せ」

実に超シンプルな指示である。
それまでイッパイイッパイだった那須は、この指示で救われたという。
試合中、そのふたりの動きだけを見てればイイんだから。
あとは、守備さえしときゃイイ。
とにかく奥や遠藤彰に球を預けさえすりゃ、あとは必ず何とかしてくれる。
やりやすかった、と那須は述懐している。

このエピソードを聞いて、やはり岡田さんは優れた監督だなと思った。
彼は極めて戦術的な監督だが、実は選手に複雑なタスクを要求してなかったんだ。
むしろ若手には要求するタスクの幅を狭め、ひとつかふたつに絞った仕事を徹底的にやらせていた。
おそらく、選手によってタスクの数は変えていただろう。
奥あたりには、かなり幅広くやらせてたみたいだし。
だけど、久保竜彦にはたくさんの要求をしなかったはずだ(笑)。
天性でやらせてたと思う。

さて、森保さん。
彼も戦術的な監督だと思うが、選手たちにどういう指示を与えているんだろうか。
シンプルか、それとも複雑か。
今回のE-1のように時間がない時こそ、私はシンプルに分かりやすく指示を与えるべきだと思う。
出来るだけ、タスクの種類は少なく。
2019/12/10(火)15:13

☆関西人
いよいよ
今夜、E-1である。
いつの間にか、室屋が故障で辞退してたんだね。
で、代わりに橋岡が召集されている。
あと、菅が五輪代表から繰り上げでA代表に。
菅をわざわざ繰り上げるぐらいなら杉岡を呼べばイイのに…と思うが、ベルマーレは今後入れ替えのプレーオフに回る。
ベルマーレから選手を呼ぶのは無理、ということか。
言われてみれば、齊藤未月も呼ばれていない。
橋岡が追加召集という形になったのも、レッズがプレーオフに回らないことを確認した上でのことだったんだね。

なんか、メディアの予想スタメンを見ると3バックになっている。

・・・・上田
・・武蔵・・仲川
遠藤・・・・・・橋岡
・・大島・・橋本
・佐々木-三浦-畠中
・・・・中村

なるほど。
仲川システムという感じがする。
日曜日のJアウォーズの時点で仲川が会場に現れず、韓国にいたので、時間は限られてるにせよ急ピッチで仕上げてるんだろう。
とはいえ、時間がないからコンビネーションの熟成までは難しい。
基本、個の能力頼みになるはずだ。
ドリブルが多用されるだろう。
仲川、活躍するだろうか。
3バックは、守る時は5バック気味にして人数かけるだろう。
橋岡と遠藤が上下動し、大変かもしれない。

割とどのメディアを見ても、1TOPには上田が据えられている。
今のFW陣の中では小川が一番スタメンの実戦勘あるはずなんだが、それでも上田なんだろうか。
小川、今はJ2の水戸でプレーしてるが、母体のジュビロが降格してしまい、2020年はどうするつもりだろう…。

センターバックはFC東京の渡辺を使う考え方もあるが、彼は割と最近に傷んだはずなので、畠中を右に使うのでは?と予想されている。
畠中や三浦を中心にして最終ラインからのゲームメイクをし、その分ボランチはたくさん動けというなら井手口を使う考え方もなくはない。
中国は、おそらく激しくくるだろう。
中盤はドツキ合いになる。
そのドツキ合いを制し、一発で裏に走るパターンを日本は狙う。
上田+武蔵+仲川という、今まで見たことのないトライアングルがどんな化学反応を起こすのか、まるで想像できない。

イメージは、森保時代のサンフレッチェかな?
上田⇒佐藤寿人
武蔵⇒ドウグラス
仲川⇒森崎浩司
みたい感じで。
あるいは、高萩や柴崎晃をシャドーに使うことが多かったので、大島を一列上げてシャドー起用も考え方としてなくはない。

・・・・上田
・・大島・・武蔵
遠藤・・・・・・仲川
・・橋本・田中碧
・佐々木-三浦-畠中
・・・・中村

思い切って、仲川を右ウィングバックにしちゃう。
まぁ、さすがにこれはないか…(笑)。
2019/12/10(火)13:47

☆関西人
ブランド
マリノスは、私の中で中澤のイメージが強い。
俊輔よりも、むしろ中澤だ。
彼以外にも松田直樹、古くは井原正巳のイメージがあり、とにかく「センターバックのチーム」という感じ。
そのイメージでいうと、今のマリノスは少し違うかな、と。
畠中とか優れたセンターバックはいるんだけど、中澤のようなストロングスタイルではないから。
いや、別に今のマリノスが悪いってワケじゃない。
ただ、クラブのイメージが変わったな、と。

似たようなことは、ペトロビッチが来てからのレッズの時にも感じた。
ペトロ以前は、レッズってもっとゲルマン系の硬質なサッカーだったでしょ。
それがペトロ以降、妙にチョコマカ動くようになったイメージがある。

監督が変わってスタイルが変わることは、何も珍しいことじゃないさ。
でも私は、監督が誰になろうが変わらない、不変のクラブカラーというやつもあるんじゃないかと思ってね。
たとえば、アントラーズにはそれがある気がする。
あの質実剛健。
でも、そういうのはアントラーズぐらいだろう。
あとは、監督が変わればサッカーも変わる、というところばかりじゃないだろうか。

でも私は、チームの企画立案は、監督の仕事じゃないと思うのよ。
企画立案は、あくまでフロントなんだ。
フロントが企画を作り、その企画に適合した監督を選ぶ。
だから、フロントが企画コンセプトそのものを抜本的に変えない限り、サッカーがブレるようなことはないはずである。

でも昔、カペッロがレアルの監督をやってたのを覚えてる?
当時、レアルは不調で優勝から遠ざかっており、困ったフロントは優勝請負人として実績あるカペッロに白羽の矢を立てたんだ。
で、カペッロはガチガチのカペッロらしいサッカーを展開し、見事にレアルを優勝に導いた。
これ、ハッピーな展開だよね?
だけど、なぜかレアルはカペッロのクビを切ったんだ。
理由は、「優勝したとはいえ、これはレアルのサッカーではない」ということ。
…おいおい(笑)。

どうやらレアルは、クラブの企画を変えてカペッロを招聘したワケじゃなかったみたいなんだ。
ならば、カペッロを呼んだこと自体が過ちだと思うけど。
レアルは、一流ブランド。
カペッロには、そのブランドイメージの範囲内でチームを作ってもらいたかったんだろう。

そう、ブランド。
日本のクラブには、このブランドイメージがあまりないんじゃないだろうか。
ブランドが確立されていれば、監督が誰であろうがサッカーはブレないはず。
でもクラブのブランドが脆弱なら、監督のサッカー観そのものがブランドとなってしまう。
となると、監督が変わるたびにブランドがコロコロと変わってしまうワケだ。

レッズのブランド。
ガンバのブランド。
FC東京のブランド。
サンフレッチェのブランド。
フロンターレのブランド。
皆さんは各々にクラブのブランドイメージを持ってるだろうが、それはクラブそのもののブランドというより、そのクラブで結果を出した監督のイメージじゃないか?

日本代表には、ブランドがあるだろうか?
あるようでいて、実は何もないのかもしれない。
2019/12/10(火)10:41

☆関西人
動員
ひとつモッタイナイと思うのが、マリノスの観客動員である。
最終節に6万3000人以上もの入場者数を記録し、「やっぱ優勝争いすると動員が違うなぁ」と思ったんだが、実は2019年トータルの平均動員を見ると27000である。
意外とショボい。

でも、これには理由があって、マリノスは全てのホーム戦を日産スタジアムで戦うワケじゃないんだ。
もうひとつ三ツ沢スタジアムという本拠地があり、この三ツ沢はキャパが15000というJ1最小クラスである。
で、よりによって、マリノスは最終節を除く9月以降のホーム戦を全て、この小さな三ツ沢で開催したワケね。
理由は、ラグビーワールドカップで日産スタジアムを使用してたから。
それは分かるんだけど、実にモッタイナイ。
マリノスは優勝争いしてるし、試合を観にいきたいけどキャパ15000の三ツ沢だからチケット取れない、なんてことにもなってたんじゃないだろうか。
実際、秋以降にマリノスはどんどん調子を上げてるのに、ホーム試合の観客動員は常に15000未満で横這い、という奇妙な現象が続いていた。

今季の観客動員最多は、相変わらず浦和レッズである。
平均34000。
昨年に比べ、微減である。
不甲斐ない試合をしてるし、ちょっと人気落ちてる?
一方、そのレッズを猛追してるのがFC東京である。
平均動員は31500。
これは、前年比119%の増加らしい。
多分、マリノスも全て日産スタジアム使用にしてたら、確実に平均動員3万は超えてたと思うよ。
常に動員トップの座を譲らなかったレッズも、ここにきていよいよヤバくなってきたんじゃない?

フロンターレは、安定して平均23000の動員である。
しかし、ここのホーム等々力はキャパがMAX26000らしいので、もっとキャパのあるスタジアムに移転した方がイイだろう。
Jリーグは、スタジアムを全体的に一回見直した方がイイ。
みんながテレビを観なくなってきた現代、スポーツ興行の媒体はネットか、スタジアムか、その二極になっていくんだから。
同じエンタメとして、映画業界を見てよ。
映画館は4Dとかアトラクション化が進み、どんどん進化してきてるんだ。
音楽業界を見てよ。
テレビで音楽番組は減り、ダウンロードの時代にCDを買う人はいなくなり、もはや残されたのはライブ、コンサートである。
サッカーも、いずれそういう流れになっていくと思う。
となると、最後の最後はスタジアムでしょ。
2019/12/9(月)8:49

☆関西人
バージョンアップ
マリノスは、上半期と下半期で違うチームになったと思う。
最初、エジガルジュニオがセンターFWの軸だったよね。
それが、夏に大怪我。
普通ならそれで大ピンチだろうが、そこからエリキ、マテウスが入ってくる。

あと、夏まで天野純、三好康児も上半期には出てたのが、ふたりとも欧州移籍。
このふたり、どう考えても戦力として出しちゃダメでしょ。
よく出したよな。
あと、扇原はリーグ序盤、レギュラーではなかった。
しかし、三好と天野がチームを去ったあたりから扇原と喜田の2ボランチという形が定着し、トップ下にマルコスジュニオールが入る現在の形に至った。

怪我の離脱、選手の移籍で修正に次ぐ修正を余儀なくされ、しかし修正するたびに調子を上げていったのが凄いことである。
こうして常にチームを新陳代謝させたがゆえ、リーグ終盤になってもガス欠にならなかったんだよね。
松原健も、上半期はレギュラーじゃなかった。
それが今ではレギュラーであり、下半期のマリノスは意外とフレッシュなチームだったというか、リーグ終盤になるにつれ、その攻撃サッカーの完成度を高めていったんだ。
松原は、近いうち代表召集あるかもね。

シーズン前にチームを完成させ、そのチームで長いリーグを乗り切るのは難しいことである。
やはり、戦いながらチームを創り、成長させ、バージョンアップさせていくべきなんだろう。
マリノスは最初、2インサイドハーフ+1アンカーだったのが、だんだんとトップ下+2ボランチという形にシフトしていったんだ。
コンセプトはさして変わらないんだけど、ディテールを詰めていったんだね。

あと、マリノスはあまり長老を使わず、また極端に若手へシフトしなかった。
ミドルエイジ、20代半ばぐらいの選手たちでチームを構成。
これ、簡単なようでいて意外と難しいことでしょ。
Jリーグには、アラサー世代がヌシになってるチームって多いじゃん。
…あ、そうそう、ある記事で読んだけど、英国のガーディアン紙がマリノスの優勝を次のように書いたらしいぞ。

「ポステコグルーは悪名高い保守的なリーグへ、攻撃的で野心あふれるフットボールという新たなブランドを持ち込み、途中から日本の評論家やファンの心とリスペクトを掴んだのだ」

おいおい、悪名高い保守的なリーグ?
Jリーグって、悪名高かったのか?
でも、保守的なのは、そうかも。
気質は安全志向で、イノベーションは起きにくい土壌。
例外的にイノベーションを起こしたのは、近年だとペトロビッチであり、風間八宏である。
で、今年はポステコグルーということになるだろう。

しかし、私はポステコグルーが来年も磐石だとは思えない。
なんせACLでは、今の外国人6名体制を維持できないから。
ACLは、外国人枠3名である。
仮にその3枠をマルコスジュニオール、エリキ、マルチンスというセンター軸に使うとして、GK、左SB、左WGを日本人にしなくてはならない。
左WGは遠藤渓がいるにしても、偽SBとかややこしいタスクを期待する左SBは面倒だぞ。
山中亮輔を買い戻すか?
補強をシティグループに頼ったら、案外板倉を回してきたりしてね(笑)。
2019/12/9(月)1:02

☆関西人
Jアウォーズ2019
Jリーグは、変わったと思う。
ひとつは2020年五輪代表強化という国策に則った流れだろうが、若手がどんどん欧州に移籍するようになったこと。
これは欧州クラブが、経営目線で中堅より若手を欲しがってる実情もあるだろう。
しかし、Jリーグとしては困ったもんである。
今までも戦力の中軸だった中堅が欧州に流れることはあったが、その分を若手で補えば、という感じだったんだ。
でも今は、中堅のみならず若手まで欧州に行く流れ。
出稼ぎでお父さんのみならず、お兄ちゃんまで東京に行ってしまった農村の家族みたいなもんである。
残ったのは、お爺ちゃんお婆ちゃん、お母さん、あとは幼い子供たちだけ。
これ、どうしよう、ってなるよね。

で、リーグは救済措置を与えた。
外国人枠を3から5にするよ、あと提携国枠も1枠与えるから、最大6人の外国人を使えるよ、と。
この救済措置を、最もうまく使ったのがシティフットボールグループのマリノスである。
的確なスカウティングで、攻撃にも守備にも優秀な外国人を揃え、6人枠をフルに使った。
ある程度、資金力のあるクラブにしかできないことかもしれない。

あと、マリノスは提携国枠でティーラトンを使ってるのは大きい。
タイ人、ベトナム人、ミャンマー人、カンボジア人、シンガポール人、インドネシア人、マレーシア人、カタール人は、外国人だけど外国人枠にカウントしません、という謎のレギュレーションが提携国枠である。
タイ人は使えるよね。
私、タイ映画をたまに観るんだけど、「マッハ!」や「トムヤムクン」や「チョコレートファイター」なんかは完全にジャッキーチェンのアクション水準を超えてる。
タイ人って、メチャクチャ運動神経がイイわ。
提携国枠を軽く見るなかれ。

ただ、カギを握るのは外国人だけじゃないんだ。
日本人の中にも、思わぬ伏兵がいることを示したのが今季の特徴である。
たとえば、マリノスの仲川や畠中、ヴィッセルの古橋や藤本。
これまで彼らは、あまり陽の当たる場所に出てこなかった選手たちである。
もし、若手の欧州移籍加速現象がなければ、あるいは今でもどこかで燻ってたかもしれない。
何より、彼らの所属クラブが外国人監督というのが大きかったと思う。
外国人は、我々と違って先入観がない分、年代別代表で名を馳せた選手も、そうでない選手もフラットな目線で見る。
よって、「あれ?こんな凄い選手なのに、なぜ今までレギュラーじゃなかったんだ?」と不思議に思いながら抜擢したかも。

確かに、仲川とか技術的に凄いよね。
トップスピードであれだけのボール扱い、完全に代表級である。
お父さんとお兄ちゃんが出稼ぎに行ってしまった農村の家族の中で、あとに残ったのは年寄りと女子供だけ…と思いきや、なぜかお姉ちゃんがお父さんやお兄ちゃん以上の働き者でした、というオチである。
お姉ちゃん、ひとりで100ヘクタールの土地を耕すし、ひとりで新種の農作物を開発するし、それをネット販売でボロ儲けしてるし、もうお父さんもお兄ちゃんも帰ってこなくてイイよね、というオチ(笑)。

何にせよ、仲川、MVP受賞おめでとうございます。
【アウォーズ投票結果】
@仲川(マリノス)196票
Aチアゴマルチンス(マリノス)172票
Bマルコスジュニオール(マリノス)141票
Cイニエスタ(ヴィッセル)118票
Dディエゴオリヴェイラ(FC東京)116票

イニエスタだけ違和感ある(笑)。
しかし、上位は仲川以外、全部外国人じゃないか…。
仲川、身長161cmの小さな巨人。
「ホントに161cmなの?」と思うほど、ピッチ上でドリブルする彼の姿は決して小さくは見えない。
小顔のせいなのか、フォルムがチビではないんだよな。
あと目ヂカラがあるので、小柄でも草食でなく獰猛な肉食のイメージがある。
50m走は5秒8とのことで、スピードは伊東や浅野や大然と互角か。
E-1では、いきなりI番を背負うらしい。
さて、彼はマリノスの超攻撃的サッカー以外でも活躍できるんだろうか…?
2019/12/8(日)21:35

☆関西人
今、那須が熱い
先日、那須大亮のYouTubeを見ていた。
なぜか、那須が今ユーチューバーなんだよね(笑)。
チャンネル登録者数は7万人ほどらしく、芸能人が100万人突破してる例と比べればやや寂しいが、でも7万人は立派だと思う。
何かと話題のレオザフットボールで、9万人ぐらいらしいから。

那須は人脈があるようでJリーガーをゲストに呼ぶことが多いんだが、先日は那須のひとり喋りで、これが意外と面白かった。
お題は、「今まで見てきた中で凄いと思ったFWベスト3」である。
現役のDFが、実体験の中で「コイツは凄い」と認めるのはホンモノだろう。

結論から言うと、順位は以下の通りだった。

@興梠慎三
A久保竜彦
Bワシントン

那須は38歳ゆえ、ややメンツが古いのはご愛敬。
@の興梠は、ちょっと意外?
しかし那須は彼を「1TOPとして日本人最高」と断言し、その凄さを「どんな球を出してもおさめてマイボールにする」、超絶なトラップ技術の高さだと言っていた。
柔らかい、とも言ってたな。
1TOPには硬度が求められがちなもんだが、興梠の場合は柔らかいんだろう。
言われてみりゃ、大迫も競り合いでは硬いようでいて、どこか柔らかい。
早く日本に、大迫や興梠の後継者が育ってほしいもんだ。
岡崎の後継者は、心配しなくても大丈夫そうだけど。

Aの久保竜彦。
彼は神がかったプレーをする人、と語っていた。
とにかく、身体能力がエゲツなかった、と。
特に跳躍力がハンパなく、片足でも跳べるし、また最高到達点に達するスピードが異常に速くて、同時に跳べばDFより必ず早くヘディングをできるらしい。
うん、分かる気がする。
持病の腰痛で全盛期は長く続かなかったが、トップコンディションの彼は間違いなく日本サッカー史上最強のモンスターだっただろう。
同時期の代表エース、高原をも凌いでいた。
2003年のマリノス優勝は、彼がいなければあり得なかった。

そしてBのワシントン。
これはもう納得というか、もともとワールドクラスのFWだろう。
彼が球を持つと、球を取れないというより懐が深くて球が見えない、と那須は語っていた。
うん、ワシントンはJリーグ歴代FWの中でも四皇級じゃないかな。
イメージ的には、ワシントンが白ひげ、久保竜彦がカイドウ、興梠がシャンクスだね。

さて、那須大亮のことについて。
彼は、華麗な経歴のある人である。
もともとはマリノスで、岡田さんの下で優勝を経験している。
そこでJリーグ新人王に輝いた。
またアテネ五輪代表入りし、キャプテンになり、しかし戦犯になってボウズ頭になったのは皆さんも覚えてるだろう。
やがてジュビロに移籍。
キャプテンに就任。
ナビスコ優勝に貢献。
やがてレイソルに移籍。
天皇杯優勝に貢献。
やがてレッズに移籍。
そこでJリーグベスト11入り。
ACL優勝を経験。
やがてヴィッセルに移籍。
そこでイニエスタやビジャやポドルスキとチームメイトになり、自身のYouTubeに彼らを出演させている。

このキャリア、Jリーガーとしては理想じゃない?
海外移籍やA代表で活躍とかはないにせよ、渡り歩くところで、ほとんどタイトル獲ってる。
おそらく、年齢的に今のヴィッセルで引退するんだろう。
多分引退はYouTubeで発表するんだろうし、これだけあちこち渡り歩いてりゃ人脈も凄いだろうから、引退興行は凄いんじゃない?
那須がひと声かければ、最強チームができるかもしれない。

今後も那須に、YouTubeの中で色々語ってもらいたいな。
レオザが森保さんをディスるのはもう聞き飽きたので(いや、私レオザの隠れファンだよ)、那須のような現役プロの森保ジャパン評とか是非聞きたい。
選手でしか知り得ない情報も、彼なら持ってるだろう。
あ、引退後のセカンドキャリアを思うと、あまり協会をディスれないか?
あと元マリノスとして、今回の優勝の解説をしてもらいたい。
あと元ジュビロとして、今回の降格の解説をしてもらいたい。
あと元レイソルとして、今回の昇格の解説をしてもらいたい。
あと元レッズとして、今回のACLで準優勝、そのくせリーグではボロボロということの解説をしてもらいたい。
あと現役ヴィッセルとして、三木谷さんのことを含むクラブ内部事情を解説してもらいたい(笑)。

那須は、マジでネタの宝庫の番人みたいな人なんですよ。
絶対、事情通のはずさ。
そんな人が今YouTubeをやってるんだから、これは見ないワケにいかないよね。
2019/12/8(日)17:33

☆関西人
スタジアムのスター
最終節は不発だったが、仲川とマルコスジュニオール、マリノスのふたりが今季リーグ得点王に輝いた。
たった15点で得点王は、史上最少らしい。
今季は、得点が分散したんだろうか。

それと思うのは、おそらく史上最小の得点王なんじゃないかな?
仲川で身長161cm。
マルコスジュニオールで身長166cm。
小さいわ〜。
昨年の得点王ジョーが身長192cmだっただけに、そのギャップがエゲツないよな。

思えば、マリノスの攻撃陣ってあまり高さがない。
仲川やマルコスジュニオール以外でも、エリキ170cm、マテウス167cmなど、明らかに高さが欠けている。
これでイイんだろうか?
いや、スピードとテクニックに特化しているということだろう。
ウィングやサイドバックがサイドからセンタリング上げて、センターFWが頭でズドン、というストロングスタイルではなく、ドリブルとコンビネーションを多用するスタイルだ。
そういう地上戦ゆえ、さほど高さは重視しないのかもね。

スタッツを見ると、マリノスは平均ポゼッション率61,6%でリーグのダントツ1位。
「イマドキはポゼッション率でサッカーの良し悪しは語れない」が定説だけど、こうしてマリノスが結果を出したことで、これからポゼッション再評価の流れが出るかも。
見てて、面白いサッカー。

どうなんだろう。
我々サッカーファンは昨日の最終節にワクワクしたんだけど、世間一般の注目度はどうだったんだろうか。
仲川とか、マルコスジュニオールとか、世間の認知度ってどうなの?
おそらく、誰も知らんのじゃないだろうか。

まぁ、しようがないですよ。
Jリーグは全国区コンテンツというより、地元に根差したローカルコンテンツなんだから。
かつて、日本プロ野球は巨人を全国区にすることで地上波テレビの視聴率を稼いだが、サッカーはその巨人の役割を代表にのみ与えており、Jクラブは地域密着の方に、と役割を分けている。
ただ、今は地上波テレビそのものが死にかかっている状態。
みんな、YouTubeやアマゾンプライムやNetflixに流れている。
「地上波テレビで全国区」という概念自体、もはや死にかけているんじゃないだろうか。

昔は、月曜日に「今日は早く帰らなきゃ」という人が結構いたのよ。
「月9」や「スマスマ」が視聴率20%以上を稼いでいた、古き良き時代の話ね。
だけど、今そんな人いないでしょ。
テレビ番組のプログラム編成になんぞ縛られず、みんなが「観たい時に観たいモノを、検索して観る」時代である。

ただ、ライブになると話は別なんだ。
コンサート、イベント、スポーツの試合。
そういうのはテレビ以上に日程、時間を縛られるモノだが、案外皆さん、不思議なことにいそいそとそこへ足を運ぶのよ。
つまり、二極化してるワケだ。
座標の一番左にYouTubeやアマゾンプライムやNetflixなど「便利にいつでも観られるコンテンツ」があるとするなら、一番右にはライブ、スポーツ興行など「現場に足を運ばなければならない体感コンテンツ」があるワケさ。
ちょうどその中間にテレビがあるんだろうが、そのテレビが中途半端なコンテンツとされてきてるんだろうね。

だから、私はマリノスvsFC東京の視聴率に興味ないんですよ。
おそらく視聴率は大したことない数字になるだろうし、でも視聴率に反映されないところでたくさんの人が見てるはずだし、何より現地は6万3000人以上の人たちが集まったじゃないか。

もはや時代の器は「スマホか、スタジアムか」なんですよ。
中間サイズのテレビではない。
皆さんだって、宝塚のトップスターは知らんだろ?
でもそのトップスターは、凄い人気なんですよ。
一方YouTubeだって、我々が全然知らないところで凄い人気のユーチューバーがいるワケさ。
仲川などはテレビのスターになり得ないが、スタジアムのスターにはなり得る。
それでイイじゃないか。
2019/12/8(日)14:50

☆関西人
脱バランス至上主義
Jリーグを総括する意味で、今季の各チーム得点数と失点数を見てみよう。

【得点ランキング2019】
@マリノス…68点
Aヴィッセル…61点
Bフロンターレ…57点
Cアントラーズ…54点
Cガンバ…54点
Cコンサドーレ…54点

【失点ランキング2019】
@セレッソ…25点
AFC東京…29点
Aサンフレッチェ…29点
Bアントラーズ…30点
Cフロンターレ…34点

得点は、マリノスがダントツである。
2位が、なんとヴィッセル。
やはり外国人を集めたチームは、得点力があるということね。
両チームとも、スタメンで外国人を5〜6名使うところだ。
どうしても得点力が欲しいなら、そうすべきなのかもしれない。

一方、失点を見ると、最も少ないのはセレッソだった。
これは、ロティーナ効果だろう。
2位は、FC東京とサンフレッチェ。
長谷川健太と城福さんは、守備をできる人だね。

じゃ、今度は比較対象として、昨年のデータを見てみようか。

【得点ランキング2018】
@フロンターレ…57点
Aエスパルス…56点
Aマリノス…56点
Bグランパス…52点
Cレッズ…51点

【失点ランキング2018】
@フロンターレ…27点
AFC東京…34点
Aサガン鳥栖…34点
Bサンフレッチェ…35点
Cセレッソ…38点

昨年の場合は、フロンターレの独壇場である。
リーグで最も得点が多く、最も失点が少なかったのがフロンターレ。
ただ、数値をよく見てほしい。
2018年と2019年、フロンターレの得点数は全く同じ、どちらも57点なんだよ。
ところが、2018年はその57得点で優勝できたのに対し、2019年は57点で4位に終わった。
いかに、今季はマリノスの得点力が突き抜けてたか、ということさ。

ここ何年も、Jリーグではバランスの良いチームが勝ってきたんだよ。
フロンターレにせよアントラーズにせよ、大体は攻守バランスがとれていた。
あまりどちらかに偏りすぎると、風間さんじゃないが「凄いんだけど無冠」みたいなオチになっちゃう。
で、みんな攻守バランス至上主義になっちゃうワケね。
その点、今季のマリノスは珍しくヤンチャなチームでしたよ。
38失点は、正直あまり誉められたもんじゃないさ。
だけど、それを補って余りある68得点は大したもんだわ。

このてのヤンチャなチームといえば、私が思い出すのは西野さんが指揮してた頃のガンバである。
特に、リーグ優勝した2005年。
あの時のガンバは、82得点、58失点。
まず82得点に驚くが、それより58失点は酷いよな〜(笑)。
この守備力は明らかにリーグでも下の方で、完全にザル。
バランス至上主義のJリーグでも、ごくたま〜に型破りなチームが優勝することもある。
今季のマリノスもまた、そのてのタイプだろ。

イイじゃないか。
来年のACL、楽しみである。
ACLは外国人を3人しか使えないので、現在6人も先発させてるマリノスは修正しなきゃならないけど。
今後、日本人選手を積極補強していくだろう。
資金力にモノを言わせて、代表級選手をかき集める?
いや、私は意外とそうじゃないと思うんだ。
シティグループのスカウティングは緻密なデータ分析を基としており、「え?こんな選手獲るの?」という展開もあり得ると私は予想。
最終節だって、サイドバックの和田拓也をボランチ起用して扇原不在のツジツマを合わせていた。
これぞ、偽サイドバックだな(笑)。
でも、ボランチ層の薄さはちょっと問題だし、絶対にここは誰かを獲らなきゃならんだろう。
おそらくターンオーバー的に、Jリーグは外国人中心、ACLは日本人中心という使い分けをしていくことになるはず。
お手並み拝見ですわ。
2019/12/8(日)12:23

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