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過去ログ606 2019/12/2 8:27

☆関西人
闘莉王引退
闘莉王が引退らしい。
またひとり、偉大な選手がピッチを去っていくね。
私は、闘莉王は歴代センターバックの中でも五指の中に入る名選手だと思う。
彼と中澤のコンビは、日本代表史の中でも最強だったかもしれない。

吉田、冨安、昌子、植田、板倉、中山などが欧州でセンターバックとして試合に出られてるところを見ると、闘莉王もその気になりゃイケたんじゃないかな、と思う。
四大リーグはともかくとしても、彼なら中堅リーグでは絶対にレギュラーになれたと思うけど。
時代の巡り合わせかなぁ。
闘莉王の全盛は今から約10年前なので、その当時はまだ欧州の認識が「日本人獲るなら攻撃の選手」と固定されてたと思う。
センターバックでも欧州に行けるようになったのは、ホントここ最近のことだし。

さて、闘莉王は今後どうするのかと思ったら、一旦ブラジルに戻るらしい。
え?
お前は日本に帰化した日本人なのに、何でブラジルに戻るんだ?と思う人もいるだろう。
いや、この点は誤解してる人も多いだろうが、闘莉王はれっきとしたブラジル人なんだよ。
もちろん帰化してるから日本国籍もあるんだけど、ちゃんとブラジルにも国籍を残している。
要は、二重国籍である。

なんとなく我々のイメージとして、帰化とは祖国の国籍を捨てて新たな国の国籍を選ぶこと、みたいな思い込みがあるよね。
それは必ずしも間違いではなく、実際に日本の法律は「帰化すると元の国籍を失う」と定めていて、決して二重国籍を認めてないんだ。
じゃ、闘莉王はやっぱりブラジル国籍を失ってる?
いや、実をいうとブラジルにはブラジルの法律があって、そこには「国籍の棄却は認められない」とあるんだ。
そう、両国の法律が決して相容れない主張をしていて、キレイな決着は難しい。
で、これの最終的な落としどころは「あまり深く追及しないこと」なんですよ(笑)。

そりゃ、ブラジル人は日本に帰化したがるよね。
だって、それはブラジルから日本に国籍を変更するワケでなく、単に日本のパスポートを新たに貰える、パスポートがふたつに増えるだけのことなんだから。
パトリックあたりが日本への帰化を熱望してて、皆は「もう代表入りには遅いでしょ」と冷ややかに見てると思うが、彼にしてみりゃ代表入りなんて帰化目的の一部にすぎないのよ。
それより、帰化しとけば引退後のセカンドキャリアにメチャクチャ便利でしょ。
彼のお子さんは日本の学校に通っているようで、子供の方がパトリックより日本語が上手いらしい。
そんなお子さんの為にも、彼は日本に永住したいと思ってるんじゃないかな。

一方闘莉王は、嫁も子供もブラジル在住という話を聞いたことがあるわ。
よって、彼のセカンドキャリアはブラジルが中心になると思う。
三都主にせよ呂比須にせよ、帰化選手は多くが引退後ブラジルに帰っている。
そりゃ、闘莉王には日本に残ってほしいけど、彼がS級ライセンスを取ったという話は聞いてないし。
将来、レッズの監督にでもなってくれたら嬉しいが、無理な願いだろうか。
しかし闘莉王監督、やたら恐そう(笑)。
選手たちがビビって、のびのびプレーできないかも?
2019/12/2(月)8:27

☆関西人
シティフットボールグループ
マリノスで評価急上昇中なのが、仲川輝人だ。
ヘタすりゃ、今年のJアウォーズ年間MVPの可能性すらある。
得点ランキングでは、現在トップタイ。
アシストランキングでも2位につけている。
データ的には、文句のつけようがない。

ただ問題は、知名度である。
あまりにも無名だ。
大卒でプロ入り5年目。
一応昨年も9得点してるから、今のが「ただの勢い」ということもないとは思う。
森保さん、E-1に呼ぶかな?
悲しいかな、代表の右サイドは飽和状態で、堂安、久保くん、伊東などがいる。
ただしE-1は海外組を呼べないので、競合するとすれば、ヴィッセルの古橋あたりか。

しかし、少し前までレンタルでJ2に出されてた選手が時の人となり、まさかアウォーズMVP候補の筆頭になるとは、サッカーは分からんもんだね。
彼などは、ポステコグルーが来なければレギュラーですらなかったんじゃないか?
思えば、ここ何年かのマリノスの人の出入りはエゲツない。
俊輔が出ていき、齋藤学が出ていき、天野純が出ていき、伊藤翔が出ていき、前田直輝が出ていき、山中亮輔が出ていき、三好康児が出ていき、出ていった人材を見てもかなり派手である。
シティフットボールグループは、ゼロから再構築するつもりだったんじゃないかな。
こういう解体、普通ならうまくいくワケないんだけど、一方でマリノスは的確な補強をしている。
特に、外国人の補強はほとんどハズレなしの大当たりだ。

このへんは、シティフットボールグループの関与があるらしい。
事実、ポステコグルーは
「彼ら(シティフットボールグループ)は、ある種の分野についてノウハウを提供してくれる。
我々はそれを活用している」
と語っている。

ナメちゃいかんよ、シティグループ。
だって彼らは日本から板倉を獲り、食野を獲ったワケじゃん?
こんな知る人ぞ知る若手に目をつけるなんて、このグループの情報網には恐怖すら感じるよ。
彼らは、まだまだリストを持ってるはずだ。
財力でビッグネームを獲ってきちゃう三木谷さんも凄いけど、ビッグネームでなくとも実のある選手をピックアップできるシティグループも凄いわ。

ひょっとして仲川、シティグループのリスト上位に入ったんじゃない?
欧州進出の可能性、あると思う。
2019/12/2(月)0:52

☆関西人
知将ポステコグルー
私がポステコグルーを初めて知ったのは、彼がオーストラリア代表監督だった時である。
オーストラリアがアジアカップで優勝した時の監督だね。

そのポステコグルーが日本の前に立ちはだかったのが、2017年のワールドカップアジア最終予選、アウェー戦。
ハリル代表の時だね。
あの時の試合は、皆さんもよく覚えているだろう。
結果は、日本が2-0で勝った。
日本は本田、香川は外すという予想外の布陣で、ポステコグルーも「え?」となっただろう。

・・・・大迫
乾・・・・・・・浅野
・井手口・・・山口
・・・-長谷部
長友・昌子-吉田・酒井
・・・・川島

ハリルはオーストラリアの戦術を徹底研究し、その結果がこの布陣に行き着いたらしい。
この時のオーストラリアは3バックで、ハリルはその3バックに大迫・乾・浅野のマンマークを付けたんだ。
はぁ?センターバックにマークを付けるのか?と驚いたけど、なぜかこのハイプレスが大当たり。
どうやらポステコグルーの戦術は、センターバックを封じられるとダメになる機能だったっぽい。
後になって聞けば、ポステコグルーは「なぜ3バックをするのか」と、オーストラリアでずっと批判され続けてたみたい。
それでも頑として変えず、ハリルジャパンに粉砕されることになったんだけど。

あまり、柔軟性のある監督ではないのかもしれない。
でも、かなり意志の強い監督だろう。
基本、ポゼッションの人である。
今季、Jリーグでマリノスはポゼッション率首位。
得点数も首位。
超攻撃的サッカーだ。
左右ウィングをワイドに高く張らせ、最終ラインは高めに設定。
一見4231だが、マリノスは4213と表記される。
最終ラインからのビルドアップが特殊で、センターバックがワイドに開き、サイドバックがインサイドに上がる。
特殊であるがゆえ、ハリルの時のように研究され尽くすと実は脆いかもしれないけどね。
もし今のマリノスとハリルが対決するなら、ひょっとしたらハリルはマリノスのサイドバックにマンマークを付けるかもしれない。

ハリルは、当時ガンバの選手を好んで召集していた。
井手口、倉田、今野など、当時のガンバの中盤をごっそりと召集。
おそらく、彼は長谷川健太のサッカーにシンパシーを感じてたんだろう。
で、今度はその本丸というべき長谷川健太が、アウェーの地でポステコグルーに挑むワケね。
私の予感として、最終節、FC東京が勝つんじゃないかな、と。
4点差以上の勝利が優勝の条件というから、さすがに優勝は無理だと思う。
今までFC東京は、一度も4点差での勝利はないはずだし。
でも、今季は一度だけ4点を取った試合があって、スコアは4-2、その試合の相手が他ならぬマリノスだったんだよ。
最終節、何かが起きそうな気がする…。
2019/12/1(日)22:48

☆関西人
マリノス優勝王手
今節はマリノスが勝ち、FC東京が引き分けた。
これで勝ち点が、マリノス67、FC東京64。
仮に最終節、両者直接対決でFC東京が勝とうとも、よほどの大量得点差でなければ逆転優勝はないらしい。
ということは、実質マリノスの優勝確定だろう。

横浜、盛り上がってるのかな。
今季は横浜FCも昇格決めたし、ダブルの喜びでしょ。
だけど、ゴメン。
ぶっちゃけ私、今のマリノスには心動かんわ。
なぜって、今のマリノスは誰のチームか、よく分からんから。
昔なら俊輔とか、中澤とか、松田とか、大看板があったじゃん。
今は、その大看板がない。
外国人がやたら目立ってて、「あ〜、シティフットボールグループのチームやなぁ」という印象だ。

今のマリノスで日本人選手といえば、仲川、扇原、喜田、畠中、松原、といったところか。
若手なら、遠藤渓、渡辺皓あたり。
なんか、小粒な気がするんだよね。
A代表に呼ばれてるのは、畠中ぐらい。
その分チームにダメージが少なくて、最後まで戦力が落ちなかったのは、他クラブほど代表にエネルギーを奪われなかったからでしょ。

どうなんだろう。
今季のアウォーズMVPは、マリノスから出るんだろうか。
だとすりゃ、マルコスジュニオールや仲川あたり?
ピンとこないなぁ…。
マルコスジュニオールは元ブラジルU代表の選手で、年齢はまだ26歳。
エリキも同じく元ブラジルU代表の選手で、まだ25歳。
チアゴマルチンスは24歳、マテウスは25歳。
こういうキャリアピークの若いブラジル人を連れてこられると、ちょっとかなわんわ。

今季から、外国人枠拡大になったことは大きいよね。
外国人枠5+提携国枠で、マリノスは6名の外国人をスタメンに起用している。
日本人5+外国人6。
日本人より、外国人の方が多いんです。
こういうの、好きじゃないんだよなぁ。
でも、こうしてマリノスが結果を出すのなら、戦略として大成功なんだろう。
日本人選手の若手がどんどん欧州に流出している今の流れからして、マリノスのやり方は正しいのかもしれない。
ベテランのビッグネームを呼ぶのではなく、実のある中堅を獲ってきて6人使う。
日本人ではなく、外国人を軸にする。
となると、やはり監督も外国人ということになるかな?
ポステコグルー、彼は優れた監督なのかもしれないね。
2019/12/1(日)11:48

☆関西人
本田ボランチ
本田、ヤバい展開になってるね。
フィテッセでボランチとして先発出場したんだが、試合は2点リードから逆転されて敗戦。
これで5連敗だったらしく、本田を獲ってくれたスルツキー監督が辞任を発表したようだ。
おいおい、本田どうなっちゃうのよ…。

で、本田のボランチはどうだったのかというと、決してデキは良くなかったと思う。
キープ力や展開力はあるんだろうけど、守備がいかん。
全然敵を抑えられてないし、パスコースも切れてないし、守備のフィルターの機能をほとんど果たせていなかった。
慣れないポジションだからしようがないにせよ、でも自分からボランチ志願したんだろ?
もう少し勉強してるかと思ったら、そうでもなく、普通に司令塔の本田が一列後ろに下がっただけのイメージだった。

これでは、五輪代表オーバーエイジはダメだね。
彼がボランチ転向したのは五輪代表入りを念頭に置いた話で、このポジションで展開力ある人材があまりいないと読んだからだろう。
それはそれで、決して間違いではない。
本田の定位置であるトップ下やウィングには、堂安や三好や久保くんや安部や食野や大然など海外組がたくさんいて、食い込む余地が少ない。
一方、ボランチは中山や板倉がいるが、板倉などは最終ラインに回る公算が高く、あとは田中碧、齊藤未月、大学生の田中駿あたりか。
司令塔タイプが不足気味。
本田が食指を伸ばすのも分かるわ。

でも、さすがに森保さんはここの守備力を重視すると思うんだよね。
今の本田じゃ、かなり不安。
彼、戦略を組み直した方がイイと思う。
真っ向勝負で2列目で狙うか、いっそ思い切って1列目を狙うか。
というか、スルツキーのあとの新監督は、本田を3列目で使わないと思うけど。

思えば、五輪代表にしても2列目に本田のようなキャラはいないんだから、変に策を弄せずに自分の一番得意なポジションで勝負すりゃイイと思うよ。
その結果選に漏れたとしても、自分のベストで選ばれないなら、逆にスッキリするでしょ。
慣れないポジションで選に漏れるよりは。
2019/11/30(土)9:37

☆関西人
シュート
シュートとパスは違う、ということについて、日本に良質なパサーはいても、良質なストライカーは少ないと思う。
その理由は、コンマ何秒という一瞬に敵の急所を撃ち抜く殺し屋が少ないからさ。
ただし殺せないまでも、標的ポイントに球を当てるだけのゲームをやらせたら、足下の技術ある選手もいるからそこそこやれると思うのよ。
でもそういうキックは、球威がないから普通に止められてしまうだろう。
そこなんだよね。
日本人もシュートは撃てるんだけど、とにかく止められてしまうんだ。
コンマ何秒の一瞬に球威あるシュートを撃てる選手なんてホント限られていて、日本歴代でもリアルに数名程度じゃないかな?

まぁ、日本人が得意とするパスは、球威の土俵ではないわな。
精度の土俵だ。
でもシュートになると精度だけでは不足で、判断スピード、処理スピード、球威、それらが必要になる。
で、それらを全部こなせる日本人選手はなかなかいないのよ。
じゃ、どうすりゃイイのか。
何かひとつ、諦めるしかないでしょ。
たとえば、スペースがないエリア内でコースが開いた一瞬に撃ち抜く、そういう処理は自分には無理だと潔く諦めるなら、エリアから離れたところからシュートを撃てばイイんですよ。
それなら重圧が緩いから精度あるキックを撃てるだろうし、うまくいけば球威あるキックも撃てるかもしれない。
そういう考え方か、俊輔はFKという形で得点を量産した。
また、岡崎の場合は逆にキック精度を諦めたんだろうね。
その代わり、判断スピードと処理スピードに特化し、精度は度外視、とにかく手数を増やすことで得点を量産した。

あとは、球威だね。
これには、才能が要ると思う。
思いっきり助走をとって、力まかせに蹴れば誰でも球威あるシュートは撃てると思うけど、そういうのじゃなくて、小さな振りなのにズドーン!ってシュート撃つ奴がたまにいるじゃない?
あれ、何なんだろうね。
ボールの芯をとらえる、ミートのうまさだろうか?
野球でも昔の落合とか、スイングが全然鋭くなく、力を抜いてバットを振ってる感じでボールを叩き、なぜかそれがホームランになるのよ。
サッカーでも、「ボールのこのへんを叩けば、こういう感じで飛ぶ」というのを一流プロは熟知してるようで、優れたFWのシュートは、まさに力学の芸術品といえる。

総合的に見て、私が「コイツはストライカーだな」と最も強く感じたのは大久保嘉人である。
判断スピードと処理スピードが速く、球威ある球を撃てて、尚且つ足下の技術もある。
メンタル的にもかなり獰猛で、まさに殺し屋。
今でこそ彼も衰えているが、現時点の日本代表に全盛期の大久保に匹敵するストライカーはいないと思うなぁ。
大体の選手が、何かひとつ欠落してるのよ。
…あ、南野はイイ線いってると思うわ。
さすが、セレッソのDNA。

私は、密集エリアからやや離れたところからのシュートに日本人の可能性を感じるね。
たとえば中島とか、堂安のシュートだよ。
エリアど真ん中で撃つのではなく、左ナナメとか、右ナナメからゴール隅を狙うようなシュート。
彼らを「ストライカー」というのは少し違う気がするが、あの形は日本人に合ってると思う。
2019/11/30(土)1:16

☆関西人
ストライカー鎌田
今度は、鎌田がELのアーセナル戦で2ゴールだそうだ。
左足で一発、右足で一発。
ここ最近は得点から遠ざかっていたが、いよいよケチャップ、ドバドバになるかもしれない。

鎌田はFWか、MFかという話。
本質は、おそらくMFだろう。
先月の代表タジキスタン戦では、1TOP起用をされたけど。
でも、あまりデキが良くなかった。
偽9番という難しい役割だったからね。
それでもできなくはないかな、という印象は残った。

最初は鎌田が前、その後ろに南野というタテ配置だったのが、途中から逆転して南野が前、鎌田がその後ろになった。
この逆転で流れがよくなったので、やはり鎌田の適性はMFなんだろう。
彼に得点力はあるが、ストライカーのそれではない。
ベルギーでシャルルロワの森岡亮太が今季6得点してるけど、鎌田も森岡に近いタイプだと思う。

ストライカーかストライカーでないか、これは突き詰めるとキック技術のタイプだろう。
同じキックでも、パスとシュートは違う。
同じだろ、という考え方はあるかと。
昔から「シュートはゴールへのパスだと考えなさい」という教えがあり、この考え方は優れたパサーほど優れたシューターになれるという理屈である。
でも、実際そうか?
ならば俊輔は、優れたシューターか?
確かにFKでのゴールは多いが、FKは完全にクローズドスキル(妨害のない主体的プレー)の分野であり、オープンスキル主体のサッカーの中では特殊な形である。
流れの中でも、このてのMFのシュートは
@シュートコースを見つける。
A精度あるキックを蹴り、球をそのコースに乗せる。
という2ステップだ。
やや、パスに近い。

でも、ストライカーのシュートはそれと少し違っていて、
@来た球を押し込む。
1ステップ、ただそれだけである。
コースを狙っていないのかというと、狙ってはいると思う。
でも、狙って打っているというよりは、打ちながら狙ってる感じ。
シュートしながらGKとDFを察知し、微妙にタッチをコントロールする感じかと。
クローズドスキルとは対極というべき、究極のオープンスキルである。

PKを見てて、GKって何でコースを見てから反応しないんだ?なぜ勘で右や左に飛ぶんだ?と不思議に思う人もいるだろう。
これは人間の運動神経の限界というやつで、コースを確認してから反応すると、その情報伝達の所要時間からして絶対に間に合わないんだよ。
じゃ、GKよりシューターの方が有利?
うん、そうなんだ。
ただし、PKはともかく流れの中になると話は別で、まずエリア内でシューターはシュートコースを消されている。
DFは、それがお仕事だからね。
だから、ストライカーはまずコースを見つける(作る)ことがお仕事なんだが、おそらくそのコースの扉が開くのはほんの一瞬、時間にして1秒もない。
そのコンマ何秒でキックを完遂せねばならず、これはなかなか難しい作業である。
パスならキック精度が優先されるが、シュートにはモーションスピードが優先される。
つまり同じキックでも、優先事項が異なるワケだ。

鎌田は、比較的モーションスピードの速い選手だと思う。
だから点を取れるんだが、一方で彼はキック精度の人でもある。
このへんの回路の切り替えが難しいところで、彼のような半FW半MFにとっては最大の課題だろうね。
スピードか、技術か。
基本、鎌田は技術の人だと思うけど。
2019/11/29(金)13:00

☆関西人
E-1選考
E-1の布陣を、私なりに予想してみた。

・・・・永井
宇佐美・大島・・古橋
・・井手口・山口
佐々木-畠中-三浦-室屋
・・・・中村

1TOPは、永井。
おそらく、国内組のFWで森保さんの序列だと一番上だと思うから。
彼は前線からチェイスもできるので、守備が安定するかと。

両翼は、宇佐美と古橋だ。
古橋は、先日のキリンチャレンジで使えるメドが立ったと思う。
前線なら、どのポジションでもできそう。
そして宇佐美は、「中島枠」である。
せめてひとり、こういうエクストラキッカーが必要かと。
逆にアキレス腱になるのでは?という見方もあるだろうが、ならば守備ブロックのファクターとなるサイドより、トップ下で対人守備だけやらせといた方が無難という考え方も出てくるだろう。
しかし、宇佐美はトップ下だとポジショニングの稚拙さから球に触れず消えそうなので、まだ球を預けやすいウィングの方がイイのかと。

トップ下は、大島にした。
本職ではないが、ここにはチャンスメイクをできる人材が必要だと思うし、前回召集されたメンバーの中からだと大島かな、と。
彼がトップ下をやることで、守備も安定しそうだし。

ボランチは、序列では橋本が一番上なんだろうけど、仮に両翼が宇佐美+古橋なら、ボランチもガンバ+ヴィッセルにしといた方がバランスはよくなると思う。
中盤の大島+井手口+山口で、バランスをとりながら宇佐美の守備の穴をケアするイメージだ。

最終ラインは、左から佐々木、畠中、三浦、室屋。
前戦の戦犯・佐々木を使うのか!と呆れられるかもしれんが、よく考えたらベネズエラ戦、佐々木は途中で下げられたりしてないんだよね。
あの試合、後半にはそれなりに持ち直していたことを踏まえて、慣れてない選手を新たに入れるよりは安定するのかな、と。

ちなみに、五輪組は年明け早々にU23アジア選手権があるので、E-1には出さない可能性が高いらしい。
若手は、不在か…。
となると、興梠や小林悠や家長や高萩など、実績あるベテランを呼ぶかもしれない。

次はリザーブチーム。

・・興梠・・小林
土居・・・・・・家長
・・高萩・・橋本
高徳・槙野・谷口・西
・・・・東口

ベテランを中心に組んでみた。
意外と、レギュラーチームより強かったりして?
リザーブだからこそ、経験値のある選手をベンチに置いておいた方が安心かな、と。

どう?
これで韓国に勝てそう?
これだけのメンツを揃えても、それでも勝てない可能性は極めて高い。
会場は韓国、アウェーだし。
せめて、引き分けたいよなぁ。
中国と香港にきっちり点差をつけて勝って、最終戦で韓国に引き分けて優勝を狙いたい。
韓国の本拠地で日本が優勝決めたら、そりゃ荒れるだろうなぁ〜。

ちなみに、日本がE-1で優勝したのはザック代表の時の一度きりで、その時の会場は韓国だったんだ。
最終戦が日韓戦、日本が2-1で勝って優勝を決めた。

・・・・柿谷
原口・・高萩・・工藤
・・青山・・山口
槙野・森重-栗原・駒野
・・・・西川

この大会の得点王は柿谷曜一朗で、MVPは山口蛍だった。
ちょうど柿谷フィーバーがあった頃か。

なぜだろう。
この大会の記憶、全くない(笑)。
2019/11/29(金)0:35

☆関西人
エゴイスト
南野が、また欧州CLで得点を決めた。
好調だね〜。
この流れ、近いうちザルツブルクを出ていくことになりそうな気も。

南野は、ボール処理のうまい選手である。
特に、トラップからのターンがうまい。
そういう選手は彼だけではないが、彼の凄さはそういう技術を常に得点から逆算して繰り出していくこと。
MF的起用をされることも多い選手だけど、本質は生粋のストライカーである。

生粋のストライカーなら、プレーエリアがゴール前に限定されるものだ。
でも南野はそうじゃなく、かなりあちこちに顔を出す。
守備にも奔走する。
プレーエリアが、かなり広いよね。
そのくせ、チャンスになれば必ずゴール前のシュートエリアにいる。
いつの間に…、という感じ。
そういう彼の持ち味からして、やはり彼にはトップ下、シャドーがベストだと思う。

日本代表でトップ下の前任といえば香川なんだが、香川もまた技術が高く、プレーエリアも広いタイプだった。
でも香川の場合はもう少し戦術的なポジショニングをするというか、CBとボランチの間、もしくはCBとSBの間、というように必ず隙間の嫌らしいポジショニングをし、敵ブロックを歪めることを自らの役割と考えていたように思う。
自らの得点から逆算してるようなポジショニングには見えなかったし、どちらかというと敢えて囲まれてたよね。
だからトップ下という役割でも、南野のようにシャドーというよりは、もっとMF寄りだったんだ。

このへんの南野と香川の違い、突き詰めれば性格だと思うよ。
結局、南野の方がエゴイストなんじゃないかな、と。
エゴイストの対義語はアルトゥリストらしいが、香川などはアルトゥリストだと思う。
南野はエゴイストというか、あれはかなり気性が激しいタイプでしょ。
聞けば、大阪泉南出身とのことで、うん、分かる分かるという感じ(笑)。
泉南って、やたら恐い人多いもんな(泉南の人、ゴメンなさい)。

基本、南野、中島、堂安は蹴落としのあるJユース生存競争を勝ち抜いた勝者であり、三銃士3人ともが三様にエゴイストだと思う。
3人とも、シュートにがっつくもんね。
この3人を2列目に並べるという奇抜なアイデアを実現させた時、森保ジャパンはキャラクターが出来上がったんだよ。
ここまでエゴイスト比率の高い2列目は、歴代でも珍しいかもしれない。
ひょっとしたら近い将来、南野を1列前に出し、久保くんを入れるかもしれない。
そうなりゃ、三銃士から四天王、もしくは四皇か。

・・・・南野
久保・・中島・・堂安

後ろの王下七武海が大変そうだわ(笑)。
2019/11/28(木)12:16

☆関西人
また懲りずに宇佐美復活
最近、宇佐美が復活の兆しを見せている。
ここにきて、3試合連続ゴール。
やはり彼は、シュートがうまい。
その点では、いまだ日本屈指だと思う。

今まで何度も「宇佐美は終わった…」と思わせといて、でもしばらくすると不死鳥のように蘇る。
ずっと、そのループである。
国内では無双し、でも海外に出るとコケる。
あくまでJリーグ仕様の選手なのか?
いや、彼は海外に挑戦したといっても、ドイツだけである。
ドイツ以外の、たとえばオランダとかベルギーとかポルトガルに行けば、また話は違っていたと思う。
挑戦をドイツに絞ったのは、なんかモッタイナイ気がするね。

宇佐美は基本、うまいんですよ。
パス、ドリブル、シュート、そのいずれもが一級品である。
ただ、頭がそれほど良くないというか、基本的にポジショニングがヘタクソ。
ポジショニングがヘタクソだから、イコール守備もヘタクソ。
…あれ?
そんな選手、他にも誰かいたよな。
そうだ、中島じゃん(笑)。
宇佐美と中島、タイプは少し違えど、基本構造は同じである。

でも、不思議に思わないか?
基本構造が同じだとして、何で中島は代表で主軸となれて、また何で宇佐美は主軸とならなかったのか。
中島の方が、ドリブルやシュートがうまかったから?
いやいや、宇佐美のドリブルやシュートをナメんなよ。
技術的に、決して宇佐美は中島に劣ってはいないって。
ただ、ふたりの性格は大いに違うと思う。

中島は、分かりやすくド天然である。
いつもニコニコしてるから良い子に見えるけど、実は人をイライラさせるほどのマイペースだ。
事実、ポルトでは普段あまり怒らない監督を激昂させたし、キリンチャレンジでは試合中に「リフティングドリブル」をして、パラグアイ選手たちの怒りを買っていた。
あれは彼の性格が歪んでいるのではなく、ただ単に天然なんだと思う。
意外と宇佐美は、そういうタイプではない。
見た目は宇佐美の方がヤンチャだが、実は思われてるほど傍若無人ではないんだ。
普通に反省するし、悩むし、ガラにもなく守備やハードワークを頑張ろうとしたりして、自分のプレースタイルを見失ったりもする。
そこが、中島との決定的な違いだ。

中島は、良い時も悪い時も常に「中島」である。
たまに叩かれて反省したフリをするが、実は全然反省してないんじゃないかと思う。
ひと晩寝たら、次の日にはすっかり忘れてるタイプじゃないだろうか(笑)。
一方宇佐美は、常に「宇佐美」というワケではない。
彼なりに、悩んでいる。
だから試合で結構消えることがあるし、好不調のバイオリズムもかなり激しい。
中島ほどのマイペースではないということだろう。
肝っ玉の大きさでは、中島>宇佐美なんじゃないかな?

いやね、これは決して宇佐美をディスってるワケじゃないのよ。
むしろ、宇佐美は人としてマトモである。
マトモじゃないのは中島の方で、普通、重圧のかかった試合でエースナンバーI番を背負った人間が、あんなにも試合中にニコニコできるもんかい?
ちょっと神経がおかしいよ。
敢えて誉め言葉として言うが、どう見ても中島はサイコパスさ(笑)。

サイコパスは、どこへ行こうが本質は変わらない。
しかし、非サイコパスの宇佐美は環境にシンクロするので、その環境次第で⤴も⤵もあり得る。
ガンバは、彼にとって最高の⤴となり得る環境でしょ。
私は、⤴状態の宇佐美は中島をも余裕で凌駕すると思うし、その時は誰にも止められないと思うよ。

E-1、宇佐美を召集してみてはどうだろうか。
通常のA代表における、中島の役割で。
守備は中島同様多くを期待できないが、それを最初から織り込んでシステムを作ることが条件。
なぜか、これまで宇佐美は代表で⤴状態にならないことが多かった。
シンクロの条件が合わなかったんだろう。
ただのパーツとして扱われると、シンクロしない選手なんだ。
メンドくせぇなぁ…。

でもE-1は海外組を呼べず、仮にベテランも呼ばないとなると、チームに天才型はゼロとなる可能性も高い。
それは「ワンピース」の世界観でいうところの、悪魔の実の能力者ゼロの海賊団である。
となれば覇気だけで戦うことになるんだが、その覇気のステージでは韓国に勝てないんだってば。
悪いことは言わん。
宇佐美を能力者と認め、彼を中島のように扱ってみろよ。
2019/11/28(木)9:49

☆関西人
スペランカー
才能は最強だが、怪我の為にその実力を100%出せなかった選手は世の中にたくさんいると思う。
たとえば、最たる例が小野伸二。
「小野が怪我さえしなければ…」というフレーズを、私は今まで1000万回ほど聞いている。
小野はイイじゃないか。
怪我した後もオランダで「皇帝」と絶賛され、02年ワールドカップでも活躍したんだから。
あまりにも才能が巨大すぎて、怪我ぐらいじゃ抑えられなかったんだろうね。

宮市も怪我の多い選手だ。
高校を卒業してアーセナルに行って以降、怪我→復帰→怪我→復帰の無限ループである。
今はまた復帰して、かなり活躍をしているみたい。
試合は見てないけど、スピードは健在なのかな?

そして宮市に劣らぬスペランカーキングといえば、やはり清武弘嗣である。
彼も怪我さえなければ、日本のトップに君臨していたはずの選手だ。
彼ほど怪我の熟練者になると、怪我する時には予兆をきちんと自身で認識できてるという。
足に違和感を感じ、「あ、くるな…」と。
その時には、意図してパワーをセーブするんだろう。
むしろ気をつけなきゃならんのはプレーが絶好調の時で、そういう時はパワーセーブが逆にうまくできず、過剰な負荷がかかるのかもしれない。
気がつくと、ポキッといっている。
悲しい話、清武は全ての時間をフルMAXでプレーできないようになっていると思う。
ウルトラマンみたいなもんで、3分間しか本気で戦えない体、というか…。

ならば、代表に呼ぶべきではないよね。
国を背負って戦う時、どうしてもパワーセーブをできない試合があると思う。
「ここでポキッといっても、もう俺は思い残すことはないわ…」と覚悟をできるならともかく、そうやって選手生命を絶つ環境に彼を追い込むのはどうなのかな、と。
あぁ、それを考えると大島も同じことか…。

以前に中山雅史が語っていたこととして、そのプレースタイルからして傷みがちな中山、一年365日の中で痛みのない日は数えるほどしかなかったという。
常に、体のどこかに痛みがある状態。
慢性的に、ベストコンディションはほとんどなかったんだ。
だけど、それを感じさせなかった彼は凄い。

多かれ少なかれ、ベテランは誰しも中山に似たニュアンスがあるだろう。
何の痛みもなく、思ったように体が動くことは歴の浅い若手の特権かもしれない。
だから、若手をたくさん使うのを好む監督も多い。
スキル云々以前に、まず体が動くから。
フルパワーで動けるから。
そう考えると、ベテラン20%、若手80%ぐらいがチームの黄金比かもしれない。

E-1召集、どうなるんだろうか。
2019/11/27(水)13:13

☆関西人
全治7ヶ月
憲剛の怪我、報道によると全治7ヶ月みたいだね。
7ヶ月は長い…。
左膝前十字靭帯損傷、左膝外側半月板損傷というダブルの損傷。
完全に故障前の状態に戻るとは考えにくいし、ただでさえ年齢は39歳。
たとえ故障がなくとも、衰えは避けられない年齢である。
普通なら、ここで引退を決意する。
でも、憲剛は現役続行、これからリハビリして7ヶ月後の復活を目指すようだ。

先日の「JリーグTV」で、Fトーレスが最も好きな日本人選手で憲剛の名前を挙げたらしい。
世界基準を知るトーレスから見ても、やはり憲剛のレベルは高いんだろうね。
世界基準を知る男といえば、内田篤人もまた憲剛を絶賛するひとりである。
彼は、「代表で一番うまいと感じたのは憲剛さんだった」と言う。
もちろん、その時の代表には俊輔やヤットもいたワケで、その中でも実は憲剛が一番だったのか…。

で、その憲剛が「今、日本人で一番うまい」と断言する選手が、他ならぬ愛弟子の大島僚太である。
これから憲剛不在の7ヶ月、私は大島の覚醒がいよいよあるんじゃないかと思う。
あるいはプレーできない憲剛が、しばらく大島のセコンドにつくような感じでさ。
大島の好敵手というべき柴崎岳は、どうもスペインでの評判がイマイチ芳しくない。
そうは言っても柴崎の代わりはいない、として代表では不動の司令塔として君臨してるんだけど、みんな内心「大島がいるでしょ」と思ってるんだよね。
声に出してそれを言うと、「大島は怪我するじゃん」とツッコまれるから敢えて黙ってるけど(笑)。

柴崎と大島は、同学年である。
ただし柴崎は5月生まれ、大島は1月生まれなので、学年は同じでも柴崎はロンドン世代、大島はリオ世代に分けられている。
高校時代から、世代のエースと目されていたのは柴崎の方である。
一方、大島の名前はほとんど聞かなかった。

このふたりは似てるようでいて、よく見るとプレースタイルがかなり異なる。
私の印象として、柴崎は冷静沈着、クレバー、ソツなく気の利いたプレーをする。
一方大島は、柴崎よりも躍動的、尚且つテクニカルなプレーが多いように見える。
見てて、エンターテイメント性のある大島のプレーの方に好感を持つ人が多いんじゃないだろうか。
じゃ、テクニックでは【柴崎<大島】?
いや、そうじゃないと思う。
ふたりのプレーの差は、体格の差だよ。
どちらも小柄ではあるものの、サイズとしては8cmほど柴崎が上回っている。
身長167cmの大島は、柴崎なら1ステップでいけるプレーを2ステップでこなしている。
そうやって工程が多い分、よりスピードを上げ、より技術を盛り込まないと天才・柴崎に匹敵する実効性は出せないんだよ。

つまり、無理したプレーをしてるのは大島の方である。
いや、「無理した」という表現は大島に失礼か。
「頑張ってる」という表現にしよう。
頑張ってガツガツとデカイ相手に体を張り、頑張ってドリブルをする。
あの頑張りは、適正ポジションは柴崎より0,5列前かな?
柴崎は大島よりやや後方で、クレバーに淡々とゲームコントロールする役割が似合うわ。

基本、日本人の気質として小柄な選手が好きなのよ。
小さな体を駆使してるのを見て、好感を抱く。
大島はそれに加えてスペ体質を皆が分かってるので、判官贔屓としてはMAXの対象だろう。
脆いがうまい。
師匠思いの小さな弟子は、師が不在の今後約7ヶ月、師が戻る場所を守り続けると思う。
シャンクスから麦わら帽子を預かった、ルフィみたいなもんである。
大島は、この7ヶ月でギアを進化させる気がしてならない。
2019/11/27(水)11:09

☆関西人
世代
A代表というのは、若手からベテランまでいるものである。
ただし、基本は20代が多いかと。

選手は、年代別では4年ごとの五輪世代にカテゴライズできる。
たとえば中島ならリオ五輪世代で2016年世代。
という感じで、これまでの歴代A代表レギュラーメンバーが、どういう世代で構成されていたかを振り返ってみよう。

【2002年大会】
柳沢(2000年世代)
鈴木隆(1996年世代)
中田英(2000年世代)
稲本(2000年世代)
戸田(2000年世代)
小野(2000年世代)
明神(2000年世代)
宮本(2000年世代)
中田浩(2000年世代)
松田(2000年世代)
楢崎(1996年世代)

最多⇒2000年世代(11名中9名)

【2006年大会】
高原(2000年世代)
柳沢(2000年世代)
俊輔(2000年世代)
三都主(2000年世代)
加地(2000年世代)
中田英(2000年世代)
福西(1996年世代)
宮本(2000年世代)
中澤(2000年世代)
坪井(2000年世代)
川口(1996年世代)

最多⇒2000年世代(11名中9名)

【2010年大会】
本田(2008年世代)
大久保(2004年世代)
松井(2004年世代)
遠藤(2000年世代)
長谷部(2004年世代)
阿部(2000年世代)
長友(2008年世代)
駒野(2004年世代)
中澤(2000年世代)
闘莉王(2004年世代)
川島(2004年世代)

最多⇒2004年世代(11名中6名)

【2014年大会】
大迫(2012年世代)
本田(2008年世代)
岡崎(2008年世代)
香川(2008年世代)
遠藤(2000年世代)
長谷部(2004年世代)
長友(2008年世代)
内田(2008年世代)
吉田(2008年世代)
森重(2008年世代)
川島(2004年世代)

最多⇒2008年世代(11名中7名)

【2018年大会】
大迫(2012年世代)
香川(2008年世代)
原口(2012年世代)
乾(2008年世代)
長谷部(2004年世代)
柴崎(2012年世代)
長友(2008年世代)
酒井(2012年世代)
吉田(2008年世代)
昌子(2012年世代)
川島(2004年世代)

最多⇒2012年世代(11名中5名)

香川は実年齢なら2012年世代だが、飛び級での2008年世代の方にカウントさせてもらった。
↑を見てて、やはり別格だなと思うのは2000年世代である。
唯一、2002年大会も2006年大会も2大会連続でトップシェアだから。
やはり、黄金世代の名に相応しい。
というか、2002年大会(トルシエ時代)だけが特殊なんだよね。
2002年ワールドカップの僅か2年前に当たる2000年五輪のメンバーを主力にするなんて、あまりにもチームが若い。
今でいうなら、東京五輪のメンバーをそのままカタールワールドカップの主力メンバーにするようなイメージだ。
普通なら、そういう人選はしない。
上記リストを見ても、2006年大会に2004年五輪世代は誰もおらず、2010年大会に2008年五輪世代は本田と長友だけ、2014年大会に2012年五輪世代は大迫だけ、2018年大会に2016年五輪世代はゼロ。
そういうもんである。

ワールドカップの主力になるのは、その大会の6年前に該当する五輪のメンバーである。
つまりカタールワールドカップの主力メンバーとなるのは、その6年前、2016年のリオ五輪メンバーなんだ。
中島や南野など。

気になるのは、五輪の成績とワールドカップの成績の因果関係である。
2000年五輪はベスト8の快挙だったが、2002年は別として、2006年には惨敗。
2004年五輪はグループリーグ敗退、2010年ワールドカップはベスト16。
2008年五輪はグループリーグ敗退、2014年ワールドカップもグループリーグ敗退。
2012年五輪はベスト4の快挙、そして2018年ワールドカップもベスト16。
因果関係、あるような、ないような。
微妙である。
今まで日本が五輪で予選突破したのは2000年と2012年だけなので、考察するにはあまりにもデータが少ないんだよなぁ。
一応、2000年メンバーは2002年ワールドカップでベスト16、2012年メンバーは2018年ワールドカップでベスト16を決めてるので、必ずしも因果関係がないとは言い切れないんだけど。

もし、東京五輪世代を「新黄金世代」と位置付けるなら、トルシエの時のように思い切って2022年の主力にしちゃうのもありなんですよ。
2002年の時は、その若さの勢いでグループリーグ突破しちゃったから。
まずは、東京五輪で良い成績をとることが大前提だね。
2019/11/26(火)12:12

☆関西人
惨敗だけは避けるべきE-1
E-1って、なぜか日本は勝てないんだよね。
今まで7大会あって、韓国優勝が4回、中国が2回、日本は僅かに1回。
アジアカップ獲るより、E-1獲る方が難しいと思えるぐらいだ。

理由は、色々あると思う。
ひとつは、海外組を召集できないこと。
もうひとつは、日程的に練習時間をほとんどとれず、ぶっつけ本番になること。
ただでさえ普段は海外組で代表を組んでるので、国内組は連携などとれていない。
ならば練習で連携を作らなきゃならないのに、12月中旬では日程として練習をできない。
これ、負けて当然かも。

それがあって、先日のベネズエラ戦は変則的な国内組召集だったんだ。
試合はボロボロだったけど、僅かな時間ながらも戦術練習できたことはポジティブな要素。
いや、もっと連携をというのなら、五輪代表をベースにした方がイイだろう。
戦術練習の蓄積だと、A代表国内組より五輪代表の方が上だから。
仮に個のレベルでは劣っていても、試合となれば戦術をこなせる五輪代表の方が機能するかもしれない。
日本の売りは組織であり、連携のない日本代表は屁である。
そこが、韓国や中国とは少し違うところだ。

E-1の前回大会、皆さんは覚えてる?
どうせ、忘れてるんでしょ。
印象に残らないのは、しようがないよ。
たかがE-1だから。
2017年大会、日本は2勝1敗だった。
ひとつしか負けてないんだが、その1敗が最悪なことに最終戦の対韓国で、スコアは屈辱の1-4である。
日本は、どんだけショボいメンバーで臨んだんだ?
と皆さんは思うだろう。
いや、ショボくなかったよ。
スタメンは、↓の通りだった。

・・・・小林
土居・・・・・・伊東
・・倉田・井手口
・・・・今野
車屋・昌子-三浦・植田
・・・・中村

全然ショボくないじゃん。
中盤は倉田+井手口+今野というガンバ勢でコーディネートし、1TOPはこの年Jリーグ年間MVPの小林悠。
また、伊東、昌子、植田はいまや欧州組であり、個の能力としては申し分ない。
このメンバーで、1-4は考えられるかい?

この敗戦が、ハリルの更迭の直接要因になったという説もある。
ハリル的には、海外組がいないからしようがないじゃん、練習時間がとれなかったんだからしようがないじゃん、というところだろう。
うん、確かに。
でも、田嶋さんはこの試合後、珍しく激怒してたんだ。
いつもなら無難なコメントに終始する田嶋さんなのにどうしたの?と思ったら、しばらくしてハリルの電撃解任発表。
今思うと、キッカケは明らかにこの日韓戦だよ。
たかがE-1、と油断するなかれ。
海外組を呼べない、練習時間もロクにとれない、そんな悪条件でも韓国相手に1-4なら、こうしてクビなんだよ。

森保さん、気をつけてくれ。
田嶋さんは、何をもって更迭を決意するかも分からん人なんだから。
別に、今回のE-1に優勝しろとは言わん。
しかし、先日のベネズエラ戦みたいな惨敗をE-1でもう一回食らえば、森保さん、かなりの確率でアウトですよ。
2019/11/26(火)1:04

☆関西人
E-1選考
Jリーグも残すところ、あと2節。
いよいよ、大詰めである。
今季のMVPは誰かとか、ベストイレブンはどうだとか、皆さんも意識し始めてると思う。
しかし、それよりまずE-1ですよ。
先に、E-1のメンバーの方が発表されると思う。
E-1は国際Aマッチデー外の為、国内組メンバーで組まれる。
つまり、Jリーグ選抜になるワケよ。
この選抜、2019年のアウォーズ選考とややカブるかもしれないね。

とはいえ、代表は代表。
代表には召集実績も絡んでくるので、先日の召集から見て

・永井
・武蔵
・古橋
・オナイウ
・橋本
・山口
・井手口
・大島
・室屋
・佐々木
・車屋
・三浦
・畠中
・進藤
・荒木
・中村航

このへんは有力候補でしょ。
じゃ、上記メンバーから選抜してフォーメーションを組んでみる。

・・・・武蔵
古橋・・・・・・永井
・・・・大島
・・山口・・橋本
車屋・畠中-三浦・室屋
・・・・中村

各々が適正ポジとは言いがたいが、大体はこんな感じだろうか。

もちろん純粋に能力高い選手をリーグからチョイスするなら、興梠、小林悠、家長、高萩、土居、谷口あたりも入れなきゃならないと思う。
最近では、マリノスの仲川も目立ってるね。
でも、彼らは前回呼ばれてないんだよなぁ。

よく考えたらJリーグ最終節が12/7で、E-1の初戦が12/10でしょ。
最終節の3日後!
練習する暇、全くないじゃん!
と考えるなら、ここで新たなメンバーを入れるワケにいかんのよ。
システムも慣れてないのをやるワケにいかんし、どう考えてもスタンダードの4231でしょ。

ただし、A代表ではなく五輪代表でE-1に臨むなら、↓の3バックね。

・・・・小川
・遠藤渓・・森島司
杉岡・・・・・・橋岡
・・齊藤・田中碧
・町田・渡辺・岩田
・・・・大迫

と思ったけど、U22代表は12/28にジャマイカ戦があるんだってさ。
いや、E-1の最終試合になる韓国戦は12/18なので、日程的にはイケるかな?

いっそ、↑のA代表と五輪代表、混合チームでE-1に臨んでみてはどうだろうか。
E-1は12/10、12/14、12/18の過密日程なので、12/10の中国戦はA代表、12/14の香港代表はターンオーバーで五輪代表、12/18の韓国戦は前の2戦を踏まえて選考したベストメンバーで臨む、というプランはどう?

というワケで、私が選ぶE-1メンバーは以下の通り。

【FW】
・永井
・武蔵
・古橋
・小川

【MF】
・大島
・橋本拳
・山口蛍
・遠藤渓
・田中碧
・森島司
・齊藤未

【DF】
・三浦
・畠中
・室屋
・車屋
・町田
・渡辺
・岩田
・杉岡
・橋岡

【GK】
・中村航
・大迫
・鈴木彩

GKには、U17代表で活躍した鈴木ザイオンを入れてみた。
あと、佐々木は外してみた(笑)。
2019/11/25(月)11:35

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