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過去ログ602 2019/11/5 11:49

☆関西人
人口
サッカー競技人口が今後右肩上がりにいくのかというと、そうはならないと思う。
なぜなら、少子化による人口減少には歯止めがきかないと思うから。

私は、人口減少を悲観ばかりしなくてもイイと思うんだよね。
そりゃ一国の経済的視点に立つと、市場縮小となる人口減少は悪だ。
でも地球規模で生態圏の視点に立つと、このまま世界人口の増加を放置しておくと総人口は100億人を超えるとされていて、これは定員オーバーである。
地球の資源は無限ではなく有限であり、100億を超えると食糧難やエネルギー不足が生じる。
資源枯渇から、その争奪戦争が起きることも想像に難くない。
サノスの気持ち、私は少し理解できるわ(笑)。

と考えると、ドメスティックに自国の経済を優先して「産めよ、増やせよ」という政策をとるのはナンセンスにも感じる。
少子化は、むしろ生態圏が自衛の為に発したニーズじゃないのか?
私が子供の頃には地球人口が確か四十数億だった記憶があり、それを思うと今は倍増している。
このまま倍増していけば、間違いなく自滅だよ。

そういや、時代を経るごとに同性愛者が増えてるような気がしない?
日本ではそれほどかもしれんが、外国はやたら多く感じる。
ゲイが多いのは今に始まった話じゃないが、最近はレズも多い。
ハリウッドの有名人だと、昔ならジョディフォスターぐらいだったのが、最近有名なのはクリスティンスチュワートとかもそうだろ?
あの「トワイライト」のヒロインがそうだとは、ちょっとショック…。
あと、「JUNO/ジュノ」や「インセプション」のヒロイン、エレンペイジ。
私、彼女のファンだったんだけど。
どうやら彼女はレズビアンだったみたいで、今は女性と結婚してるとやら。

同性愛者の増殖は、当然だが少子化に直結しする。
うん、これぞ時代の流れ。
多分、日本も人口は減少していき、いずれ1億を割るんじゃないかな?
ただし、それでは経済を維持できないので、近い将来には二重国籍の「準日本人」なる存在に社会が支えられていくようになると思う。
ラグビーワールドカップとか見て、そう感じなかった?

今後、日本人も国際社会に対応する為に英語を喋れるようにならなければ、というのはあるんだけど、一方で私は「外国人が日本語喋れるようになれよ」と思うんだよね。
日本語さえ喋れるようになれば、外国人でも日本で生きていくことができる。
これほど安全でインフラの完璧な国、おそらく世界でも有数なワケで、きっと「準日本人」のライセンスが欲しい人は世界中にたくさんいると思うよ。

サッカーでは、どんどん日本人が欧州に渡っている。
それはそれでイイとして、一方ではどんどん外国人を日本に取り込むようになっていってほしい。
帰化とか条件をクリアするのは難しいので、そのもうひとつ下のライセンスとして、「準日本人」を設定し、ただそれは日本語話せることを条件にしてほしいんだわ。
だからジーコはNG、リトバルスキーはOK。

まぁ、準日本人ってのは「在日」のことだね。
私の未来の日本ビジョンとしては、日本人の人口はせいぜい9000万そこそこなんだけど、在日を含めりゃ1億数千万の市場が依然として国内にある、ってイメージさ。
日本語喋れるだけの知性があるなら、どうぞ日本に来て下さい、来る者拒まず、って感じ。
来年の東京五輪開催が、その流れの出発点になれば、と私は考えています。
2019/11/5(火)11:49

☆関西人
国力
ひとつ言えるのは、日本と韓国のサッカー競技人口でいうと、圧倒的に日本の方が上なんだよね。
だけど、ナショナルチームを対決させると、実力は拮抗している。
競技人口が多い方が優位だと思ってたけど、必ずしもそういうワケじゃないみたい。
事実、競技人口だけなら1位が中国、2位がアメリカ、3位がインドになるらしいし…。

ちなみに、FIFAランキング1位のベルギーのサッカー競技人口は、たったの80万人ぐらい。
まぁ、ベルギーは総人口が日本の10分の1以下だからね。
仮に日本のサッカー人口が480万として、これはベルギーの約6倍か。
ところがサッカー人口/総人口という形でサッカー人口占有率を計算すると、ベルギー7,2%、日本3,8%。
なるほど。
日本は総人口がベルギーの6倍とはいえ、その中でサッカー人口占有率はベルギーの約半分、という数値なんだね。
占有率って、その国のサッカー熱を表す指標といえるのかも。

私が思うに、人口も大事だけど、まずはおカネなのかな、と。
その国のサッカーに、どれだけの強化予算が注ぎ込まれてるかが大事である。
たとえば、A国は500万のサッカー競技人口、B国は1000万のサッカー競技人口だったとしよう。
で、強化予算はA国もB国も同額の50億円だったとして、これは果たしてどちらがサッカー強い国になるだろうか?
やはり、競技人口が2倍のB国が強くなる?
いや、私はその逆だと思っていて、A国じゃないかと。
500万人に50億と1000万人に50億とでは、前者の方がひとり当たりの投資額が大きくなるから。
対費用効果の問題である。
日本の場合は中途半端に競技人口が多いもんだから、その対費用効果がややボケてる気がしてならんわ。

最後の最後は、やはりおカネ、予算である。
競技人口の少ない日本ラグビーがワールドカップで結果出したのも、自国開催だけあって身の丈以上の強化予算をもらえたからだ。
ちなみに、日本サッカーの予算はそこそこのレベルである。
マネーの流れには協会経由とクラブ経由のふた通りがあるとして、日本はまだ協会経由のおカネには恵まれてる方だと思う。
みんな「必要ない」とか言うけど、キリンチャレンジは代表の強化資金確保の為にも絶対やめてはならない興行である。
なんのかんの言いながら協会には年間200億ほどの経常収益があり、その収益でアカデミーを運営し、トレセンを運営し、インフラを作り、また指導者たちの人件費を払ってるワケよ。

もう一方は、クラブの方のマネー。
こっちは興行そのものがあまり儲かってるとも言えんので、基本、親会社頼み、スポンサー頼み、DAZN頼みである。
ここ、国によって大きく差がつくところ。
中国や中東などは、ここに莫大な資金が動いている。
対費用効果とか度外視した投資をできるのが中国や中東の凄いところで、普通の国なら「これは理事会を通すことができない」と挫折するところを、王族やら共産党やら石油王やらはそれを可能にしてしまう。
それが、独裁の良さだね。
日本でそのての独裁色あるのは、せいぜい三木谷さんのところぐらいか?

理論上、今後中国サッカーは確実に強くなる。
競技人口のスケールは世界一で、また企業の資金投入スケールも相当なレベルまできているワケで。
またサッカー強化が共産党の国策にもなっており、これで中国が日本より強くならなかったら、もはや国としての欠陥があるってことですよ。
いや、欠陥ありそうではあるけどさ…(笑)。
2019/11/4(月)23:45

☆若葉
世代別
アトランタ世代(1973〜1976)

・・・久保竜彦 鈴木隆行
・・・・・・(ベスト16スタメン)
・・・・・前園真聖
三浦淳宏・・・・・・・奥大介
・・・服部年宏福西崇史

・鈴木秀人 田中誠 森岡隆三

・・・・・楢崎正剛
・・・・(ベスト16スタメン)
ベスト16スタメン2名

監督
鬼木達 J1リーグ☆☆ ルヴァン杯☆

シドニー世代(1977〜1980)

・・・・・・・・柳沢敦
・・・・・・(ベスト16スタメン)
・・小野伸二・中田英寿・遠藤保仁
(ベスト16スタメン)(ベスト16スタメン)(ベスト16スタメン)
・・・・・戸田和幸稲本潤一
・・・(ベスト16スタメン)(ベスト16スタメン)
中田浩二・松田直樹中澤佑二・市川大祐
(ベスト16)(ベスト16)(ベスト16)(ベスト16)
・・・・・・曽ヶ端準
ベスト16スタメン10名 黄金世代
帰化
三都主アレサンドロ(ブラジル)


アテネ世代(1981〜1984)

・・・・・・・前田遼一
・大久保嘉人・・・・・・松井大輔
(ベスト16スタメン)・・・・・(ベスト16スタメン)
・・・・今野泰幸・長谷部誠
・・・・・・・・(ベスト16スタメン)
・・・・・・・阿部勇樹
徳永悠平・・(ベスト16スタメン)・・駒野友一
・・田中マルクス闘莉王 岩政大樹(ベスト16スタメン)
・・・・(ベスト16スタメン)
・・・・・・・川島永嗣
・・・・・・(ベスト16スタメン)
ベスト16スタメン7名 谷間世代?

帰化

田中マルクス闘莉王(ブラジル)

北京世代(1985〜1988)

・・・・・・・興梠慎三

・・・乾貴士・本田圭佑・岡崎慎司
(ベスト16スタメン)(ベスト16スタメン)(ベスト16スタメン)
・・・・高萩洋次郎青山敏弘

長友佑都 槙野智章 吉田麻也 内田篤人
(ベスト16スタメン)・(ベスト16スタメン)(ベスト16スタメン)
・・・・・・・西川周作
ベスト16スタメン6名

帰化
ハーフナーマイク(オランダ)

ロンドン世代(1989〜1992)

・・・・・・・大迫勇也
・・・・・・(ベスト16スタメン)
・・原口元気・香川真司・武藤嘉紀
(ベスト16スタメン)(ベスト16スタメン)
・・・・・・柴崎岳山口蛍
・・・(ベスト16スタメン)
酒井高徳・・昌子源 鈴木大輔・酒井宏樹
・・・(ベスト16スタメン)・・・・(ベスト16スタメン)
・・・・・・・権田修一
ベスト16スタメン6名

ハーフ
酒井高徳(ドイツ)

リオ世代(1993〜1996)

・・・・・・・鈴木優磨
・・・・・・(ベルギー3得点)
・・中島翔哉・南野拓実・伊東純也
(ポルトガル1A)(CL1得点)(ベルギー5A)
・・・・・大島僚太 遠藤航
・・・・(J1ベスト11)(独2部sub)
安西幸輝 畠中慎之介 植田直通 室屋成
(ポルトガルスタメン)(J1)(ベルギースタメン)(J1)
・・・・・・・中村航輔
・・・・・・・(J1ベスト11)

オフェンスは代表主力多数
ディフェンスラインはベスト11不在
大迫→鈴木優磨 控えになれれば…
柴崎→大島僚太 控えになれれば…
川島→中村航輔 正GKになれれば…

ハーフ

鈴木武蔵(ジャマイカ)
オナイウ阿道(ナイジェリア)
ファンウェルメスケルケン際(オランダ)

東京世代(1997〜2000)

・・・・・・前田大然
・・・,・(ポルトガル2得点)
・中村敬斗・食野亮太郎・堂安律
(蘭3得点)(スコットランド2得点)(蘭1得点)
・・・・中山雄太 田中碧→国内組
↓国内組(蘭スタメン)(J1スタメン)
杉岡大暉 板倉滉 冨安健洋 橋岡大樹
(J1スタメン)(蘭スタメン)(伊スタメン)(J1スタメン)
・・・・・・大迫敬介→国内組↑
・・・・・・(J1スタメン)
sub
山口瑠伊(西2部sub先日初スタメン)GK仏ハーフ
菅原由勢(蘭スタメン)RSB
浦田樹(ウクライナリーグsub)LSB
三好康児(ベルギーリーグsub)
安倍裕葵(バルセロナBスタメン)SH
伊藤達哉(ベルギーリーグsub)SH
一美和成(J2京都 16得点)→国内組

東京世代も山口 菅原 浦田に入ると
DH田中碧を除き全員海外組が可能
五輪世代で欧州スタメン ステップアップ期待

ハーフ

サイゴダード(イングランド)OH165pキプロスリーグ
イヨハ理ヘンリー(ナイジェリア)LSB 181p J2
三國ケネディエブス(ナイジェリア)CB192pJ2


パリ世代(2001〜2004)

・・・・・・・西川潤
・斉藤光毅(U-17W杯得点)久保建英
・(J26得点)・若月大和・(日本代表)
・・・・・(U-17W杯2得点)
・・・・中井卓大・松岡大起
・・・(Rマドリーユース) (J1レギュラー)
佳史扶・佐古真礼 馬場晴也・半田陸
(ルヴァンスタメン)(東京vユース東京vユース)(J2アシスト)
・・・・小久保玲央ブライアン
・・・・・・(ベンフィカユース)

西川潤(C大阪内定)180p70s高3
若月大和(湘南内定)170p68s高3
斉藤光毅(横浜FC)170p61s高3
久保建英(マジョルカ)173p67s高3
中井卓大(レアルマドリーユース)180p60s 高1
松岡大起(鳥栖)170p60s高3
半田陸(山形)176p63s高3
バングーナガンデカシーフ(東京)176p72s高3
馬場晴也(東京vユース)181p76s高3
佐古真礼(東京vユース)193p84s高2
小久保玲央ブライアン193p80s 早生れ

ハーフ

櫻川ソロモン(ナイジェリア)千葉ユース CF190p
藤田譲瑠チマ(ナイジェリア)ヴェルディユース CH
畑大雅(アメリカ)湘南内定 RSB
バングーナガンデ佳史扶(ガーナ)F東京ユース
小久保玲央ブライアン(ガーナ)ベンフィカユース
鈴木彩艶(ガーナ)浦和ユース GK 189p

高校3年当時の年間最高成績

宇佐美貴史(ロンドン)J1 7得点G大阪ユース
久保裕也(リオ)J2 10得点 京都ユース
堂安律(東京) J3 10得点 G大阪ユース

(高校選手権)

平山相太(北京)17得点 通算得点記録
大迫勇也(ロンドン)10得点 一大会得点記録
染野唯月(パリ)前回得点王 鹿島内定

Jリーグ

松波正信(アトランタ)最年少ハットトリック(J1)
↑注 卒業後G大阪高卒ルーキー 18歳364日

中島翔哉(リオ)最年少ハットトリック(J2)
↑高3 18歳59日 当時 東京vユース

唐山翔自(パリ)最年少ハットトリック(J3)
↑高2 16歳345日 G大阪ユース

中村敬斗(東京)U-17W杯ハットトリック
↑高2 当時 G大阪ユース

久保建英(パリ)
↑高1 最年少得点15歳10ヶ月11日

冨安健洋(東京)J1 CBスタメン 10試合
↑J2降格後 翌年J2最少失点で昇格

森本貴幸(北京)
↑高1 最年少得点15歳11ヶ月28日と衝撃も
高校通算46試合5得点…。

巴里世代に注目しています。
U-17日本代表を応援しています。
全ての世代の日本人に期待しています。
2019/11/4(月)19:08

☆関西人
宿敵韓国
若い世代の日本は強いが、韓国もなかなか強い。
U17ワールドカップで韓国は、フランスに負けたがチリとハイチに勝ち、しっかりグループ2位で突破している。
次の相手は大会初出場のアンゴラなので、ここは経験値の高い韓国が勝つんじゃないだろうか。
そしてトーナメント表を見る限り、もし韓国が勝てば、次の相手は日本となる可能性が高い。
…おいおい、U20ワールドカップに続いて、また日韓戦かよ。
勘弁してくれ〜。

それにしても、韓国の育成は侮れない。
ソンフンミンは、欧州にいるアジア人の中でもトップクラスの結果を出している。
あと、バレンシアの18歳ルーキー、イガンインも将来を嘱望されており、彼は久保くんにとって宿命のライバルだろう。
他にも逸材が数々いて、彼らを見てるとウチが毎回日韓戦で苦戦するのも納得である。

なぜ、韓国からこれほどの才能が輩出されるのか?
朝鮮民族は優秀?
いや、そうではない。
ただ、韓国と日本が異なってるところがあるとするなら、それはエリート育成の方法論だろう。
韓国のエリート育成は、国と財閥が後ろ楯になっている。
日本も協会がJFAアカデミー、民間では各Jクラブが下部組織で才能を育んでいるが、その裾野は広く、韓国のように国家主導による少数精鋭の育成ではない。

韓国はスポーツくじの収益のうち、その約50%をサッカーの予算に注ぎ込んでると聞く。
日本のtoto収益は、そこまでサッカーに偏った予算配分してくれないよね。
あっちは国策としてサッカー強化に取り組んでいるのに対し、こっちは少なくとも国策ではないんですよ。
別に、その韓国のやり方をウチが倣う必要は全くないと思うけどね。
だって、ウチは社会主義国じゃないんだから。

韓国は、今でこそクラブ下部組織が整備されてきてるが、それでも日本のそれと比べればまだまだ脆弱である。
だから、いまだ高校、大学といった体育会サッカー部が育成の王道。
しかも、そのサッカー部の数自体が少ない。
たとえば高校サッカー部の数を調べると、その数は日本の20分の1以下なんだそうだ。
狭き門である。
少数精鋭。
もう高校のサッカー部員という時点で完全にプロ予備軍のエリートという扱いとなっており、また上のカテゴリーの大学に行くにはさらに人数が絞られる。
完全なるバトルロイヤル、いかにそこで生き残るか。
一度脱落すれば、おそらく敗者復活はない。
そこが日本との違いだね。
韓国のシビアさからみれば、日本の高校サッカーやユースサッカーはオママゴトに見えるかもしれない。
ゆとりかよ、と。
韓国人にとってはそこでのサバイバルが目的だから、とにかく敵を潰すサッカー、個をアピールするサッカーを志向していくんだよ。
日本のように、味方を活かすサッカーではなくて。

要するに、もともと日本と韓国は土壌が違うということさ。
ウチは、韓国のサッカーを真似できない。
しかし、味方を活かすサッカーという点では彼らを凌駕できてるのは間違いないと思うし、ウチにはウチの良さ、向こうには向こうの良さがある、というだけのこと。
こうしてライバルと対峙すると、逆に自分自身の輪郭が見えてくるね。
2019/11/4(月)9:50

☆関西人
強豪日本
U17日本代表、セネガルに勝ってグループ首位突破を決めた。
これで決勝トーナメント初戦の相手は、どこかのグループの3位チームと当たることになる。
これは有利だ。
初戦、かなりの確率で勝てそうな気がする。
ということは、ベスト8は堅い?

それにしても、メンバーをやや落とした上でセネガル戦に勝つとは、このチームの強さはホンモノである。
大したもんだよ。
そういや昨年、西野さんが代表監督退任の記者会見で、やたら今のアンダー世代はマジで強いと強調してたよね。
それ、間違いではなかった。
事実、U17がこうして強さを発揮しており、先日はU22がブラジルを撃破している。
良い感じだわ〜。

なぜ、こうしてアンダー世代が強くなったのか。
それは西川潤のような才能が出てきたから、という単純な話ではないと思う。
確かに優れた個が出てきてるのは間違いないけど、そういうのは今に始まった話じゃなく、いつの時代でも規格外の才能は湧いてきてたさ。
それでも、世代別の国際大会でここまでの結果を出してはこなかった。
じゃ、今は何が違うのかというと、私は守備だと思う。

守備といってもディフェンダーだけの話じゃなく、もっとチーム全体の話である。
中盤、前線、それぞれの守備がうまくなってきていて、これは戦術の進歩としか言いようがない。
ちゃんとコースを切る、誰かが人に詰める、スペースを埋める、適正な距離を保つ、そういう地味なディテールが明らかに昔より進歩してるから。

ひとつに、森山佳郎監督の存在がデカイね。
彼は、ず〜っとユース年代の監督をやってるから。
サンフレッチェの時からユースを手掛けてて、あとナショナルトレセン、U15代表、U16代表、U17代表などをやり、今のU代表の選手たちはほとんどが森山さんと関わりがあるんじゃないかな?
思えば現在、U22を森保さん、横内さん、U20を影山さん、U17を森山さんでやってるんだけど、彼ら全員がサンフレッチェのコーチ出身である。
よって、これはちゃんとリレー形式になるんだよね。
森山さんが鍛えたのを影山さんが受け取り、影山さんが鍛えたのを横内さんが受け取り、横内さんが鍛えたのを最後に森保さんが受け取る。
言うなれば一貫校の一貫教育になっていて、連続性があり、どのカテゴリーでもほぼ同じコンセプトのサッカーをしている。

守備のディテールがしっかりしてるのも、そこに理由があると思う。
上から下までコーチをサンフレッチェファミリーで統一したことにより、ちゃんとユースは森保ジャパンの下部組織になってるんだ。
レアルのカンテラでいうなら、カスティージャが横内さんの担当、フベニールが影山さんの担当、カデーデが森山さんの担当、といったところか?

昔は、各年代別の代表監督さんたちが個々に頑張っていて、そこに一貫性、連続性はあまりなかったと思う。
だからカテゴリーがひとつ上がると一旦リセット、イチからの再スタートとなり、戦術理解の積み上げがない。
そこが、今は改善されたと見るべきだろう。
つまり、今の日本年代別代表の最大の武器は、完成度なんだよ。
代表というより、クラブチームに近いニュアンスの集団だ。
こうなると、強いよ。
今後ひとりふたり故障で抜けても、控えもみんな戦術理解をしてるから、大きく組織力が落ちることはない。
個の才能のスケールで勝負するチームより、ブレない可能性が高い。
今回は南米開催の大会ゆえ、ホームの南米勢と当たればさすがに日本も負けると思うが、それでも私の予想、準決勝まではイケるんじゃないかな?
2019/11/3(日)17:02

☆関西人
大河ドラマ
「いだてん」って、観てる?
私は、観てない。
あ、NHK大河ドラマのことね。
かなり話題になっていて、というのも大河ドラマ史上最低視聴率らしいじゃん(笑)。

いや、ドラマそのものより、時代としてテレビ視聴率そのものが下がってきてることは差し引いて考えなきゃならんだろう。
だけど視聴率3,7%って、いくら何でも酷い。
まるで深夜番組の数値じゃないか。

視聴率が悪いことの要因は割と分かりやすくて、主人公が無名ということがあるだろう。
基本、大河ドラマは偉人伝である。
戦国武将か、維新の志士か、大体はそんな感じである。
だけど今回は舞台が戦国時代でも幕末でもなく、明治→大正→昭和である。
近現代史だ。
しかも、主人公は無名。
この時点で、大河ファンは観る気が失せるんだろう。
もともと大河ファンは歴史オタクが多く、歴史オタクは戦国か幕末でなければ萌えないのかもしれない。

もともと、この企画は来年の東京五輪開催を盛り上げる為の「五輪秘話」特集であり、このタイミングならではの特別企画である。
ちょっと実験的すぎて、NHK内でも「コケるのでは?」と予想はついてたと思う。
だから、「あまちゃん」の宮藤官九郎を起用するなどして手を打ったんだと思うが、そもそも宮藤官九郎で大河ドラマということ自体が実験的であり、案の定、コケたワケです。
でも以前に三谷幸喜で大河ドラマは大成功したという人もいるだろうが、三谷さんが扱ったのは戦国と幕末であり、しかも三谷さんは無類の歴史オタクである。
宮藤官九郎とは、少し違う。

しかし宮藤官九郎は、以前に「あまちゃん」で朝ドラの大成功をおさめた。
ただ、朝ドラは朝ドラだ。
朝ドラは、もともと明治→大正→昭和の近現代が舞台ということが多く、だから宮藤官九郎でもOKだということ。
それが日曜夜に舞台を移し、朝ドラと同じテイストを持ってくると拒絶反応が出てくるワケだ。
ファン層が、全く違うんだろう。
つまり、これは明らかにマーケティングの失敗である。

先日、「ぷらすと」を観たのよ。
その回は「いだてん」特集で、いかにこのドラマが面白いかが語られていた。
これ見て、あぁ「いだてん」観たいなぁと私は思ったよ。
これは、スポーツ史である。
サッカーでいえば、クラマーさんや長沼さん、岡野さん、選手としての釜本さん、川淵さんらが出てきてもおかしくないドラマなんだ。
サッカーファンとして、もし「いだてん」でクラマージャパンの東京五輪秘話、メキシコ五輪秘話が描かれるなら、是非観てみたいと思う。

大河ドラマでもイイし、朝ドラでもイイ。
クラマーさんと、その使徒たちの日本サッカー創世記秘話みたいなモノをドラマ化してもらえないだろうか。
十分面白いモノになると思うし、何より来年の東京五輪を盛り上げてくれると思うんだ。
クラマーさん来日→選手たちとの確執→和解→東京五輪ベスト8→別離→クラマーさん抜きの再出発→苦悩→メキシコ五輪銅メダル
という流れを見ただけで、十分泣けるドラマになりそうだろ?
クラマーさん役は、そうだな、トミーリージョーンズで(笑)。
2019/11/2(土)12:39

☆関西人
Jリーグ優勝の行方
ところで、Jリーグも大詰め。
どこが優勝するんだろうね。

今さら上位陣が大コケするとも考えにくく、上位3チームぐらいに絞られるんじゃないだろうか。
アントラーズ、FC東京、マリノス。
この3チーム、勝ち点にほとんど差がない。

アントラーズは、凄いわ。
昌子やら安部やら優磨やら、あれだけ選手を欧州を送り出しておきながら、こうして優勝争いするとは普通考えられんよ。
監督がどうとか選手がどうとか言う以前に、もともとクラブ運営がしっかりしてるんだと思う。

FC東京は、長谷川健太の手腕かもしれないね。
堅い守備をベースにした、硬質なサッカーが機能している。
これまで「良い選手いるけど優勝はできない」がFC東京の代名詞だったが、遂に、という予感がする。

そして、意外なのがマリノスの3位である。
ここはマンチェスターシティのシティグループ傘下に入っており、Jリーグの中でも独特の立ち位置である。
その気になれば、凄い外国人プレーヤーを連れてくることも簡単だろう。
アントラーズのブラジル路線とは対極の、欧州路線という感じがする。

あれ?
フロンターレがトップ3に入ってない。
怪我人、結構出たからなぁ。
4位がサンフレッチェ、城福さん、メチャクチャ健闘してると思う。
セレッソも、こんなに上位にくるとは私は予想してなかった。
尹さんが辞任し、主力がどんどん抜けて「終わったな…」と思ってたのに、意外や意外、やはりロティーナは名将なのかもしれないね。
ロティーナが長期政権になれば、セレッソはかなり手強いクラブになりそう。

尹さんからロティーナになった時、ロティーナはスペイン人だから「攻撃的なチームになるんだろうな」と思ってたのよ。
ところが、意外とそうでもなかった。
ロティーナって、守備の人だったんだ。
だから尹→ロティーナが、意外なほどスムーズに移行。
現時点、セレッソの失点数は22。
これはリーグで失点の少なさだとランキング1位である。

【クラブ別失点ランキング】
1位→セレッソ22点(リーグ順位5位)
2位→FC東京24点(リーグ順位3位)
3位→アントラーズ25点(リーグ順位1位)
4位→サンフレッチェ26点(リーグ順位4位)

上位チームはマリノスを除けば、みんな守備が堅い。
ちなみにマリノスは34失点で、失点ランキングだと7位。
その代わり、得点ランキングでは54点で1位。
マリノスは「2点取られても3点取る」サッカーを標榜する、上位チームの中では異質な存在ということだね。

【クラブ別得点ランキング】
1位→マリノス54点(リーグ順位3位)
2位→アントラーズ52点(リーグ順位1位)
3位→ヴィッセル51点(リーグ順位11位)
4位→フロンターレ48点(リーグ順位6位)

リーグ順位が11位ながら、得点ランキングでは3位というヴィッセルは凄いね。
マリノスにせよヴィッセルにせよ、外国人のイメージが強いチームだ。

得点数が上位で、失点の少なさでも上位のランキングに位置するのはアントラーズだけである。
つまり、今のところ一番バランス良いのはアントラーズなんだ。
と考えると、優勝に最も近いのはバランス的にアントラーズということじゃないだろうか?
FC東京は、さすがに得点が少なすぎる。
現在FC東京の得点は41点で、これはリーグ10位のガンバ、13位のエスパルス、14位のグランパスの得点数と同じである。
いや、もっと酷いのはセレッソか。
現在セレッソの得点数は31点で、これはリーグの得点ランキングで13位。
よくこんなショボい得点数で、リーグ5位につけてるもんだな。
スペイン人監督が、こんなにも守備的なチームにセレッソを仕上げたのは意外じゃない?
ましてや山口蛍は、もういないんだよ?

総じて見ると、今年はベクトルが守備に向いたシーズンと言える。
ビッグネームを海外から呼んで「ガンガン点を取ってやるわ!」というのは結果が伴わず、むしろ得点が少なくとも、それを失点の少なさでカバーしてるチームが上位で踏ん張っている。
という時代の空気を読むならば、いよいよFC東京、長谷川健太、遂にクルかもね…。
2019/11/2(土)0:52

☆関西人
日本人FW
大迫が、ようやく復帰したみたいだね。
1ヶ月半ぶり、とのこと。
彼は、今季まだリーグで4試合しか先発してない。
いくら監督の信頼が厚いとはいえ、こんなにも欠場が多いようではマズイよな。

大迫以外の欧州籍FWを見てみよう。

・南野拓実
・浅野拓磨
・鎌田大地
・伊東純也

このへんは、代表FWだね。
でも今回は、森保ジャパンに呼ばれていないFWたちの方を見ていきたい。

・岡崎慎司
・武藤嘉紀
・鈴木優磨
・北川航也
・前田大然
・豊川雄太
・久保裕也
・安部裕葵
・中村敬斗
・食野亮太郎

岡崎が今でも使えることは分かっている。
でも、できるだけ彼には頼らないようにしたい。
キリがないから。

武藤には、私は今でも期待している。
総合的な身体能力では、今でも日本人FWの中ではトップでしょ。
さすがにニューカッスルではスタメン厳しいみたいだが、違うクラブに行けばまたチャンスを貰えると思う。
代表にも、是非呼んでほしい。

鈴木優磨は、まだよく分からない。
FWらしい、H番タイプだと思う。
何でもできる分、逆に武器らしい武器が見えないけど。
それは、北川も同じか。
サイズそこそこ、パワーそこそこ、テクニックそこそこ、頭脳そこそこ、ファイトそこそこ。
間違いなく、引き出しは多いよね。
うまくいけば、高原直泰になれるタイプさ。

でも、本格派の完成形ともいえる高原が欧州でどこまで通用したかって、通用するには通用したけど、スーパースターにはなれなかったよね。
高原は座標の中央に位置するタイプで、彼よりはポストプレー軸に偏ってる大迫、ハードワーク軸に偏ってる岡崎、そういう座標の中央から少しズレたタイプの方が、むしろ結果を出せたワケよ。

そういう意味じゃ、期待できるのが前田大然である。
50m5秒台の足の速さ、それだけで通用するもんじゃないのは分かっている。
だから前田に期待するのはそこじゃなくて、運動量、スタミナ、スプリント回数の多さだよ。
そういうのは、ヘタな技術よりも全然信用できるから。

あまり注目されてないけど、豊川も面白いね。
あのサイズで、マケレレの信頼を得てるのは凄い。
彼もまた、機動力タイプ、ファイタータイプだろう。
一度、代表に呼んでもらいたいひとりだ。
第二の岡崎になる可能性はある。

あとは、久保裕也。
最近、ややホサれ気味みたい。
だけど彼はシュート技術に長けたタイプで、右でも左でも撃てるシュート職人である。
テクニックがある。
敢えて、1TOPをやらせてみてもイイと思うんだけど。

安部もまた、テクニック系だ。
でも所属がバルサBで、スペイン3部リーグが主戦場。
そこでは通用してるっぽいが、3部リーグってレベルがよく分からないんだよな。
その真価は、3部リーグを出てからじゃないとよく分からない。

あと同じテクニシャン系としては、ガンバ出身の若いふたり、中村と食野。
特に興味深いのは、中村敬斗かな。
なんせ、まだ19歳だ。
既に3ゴールしてるので、初年度からいきなり二桁得点も十分に射的距離である。
東京五輪世代としては年少組になるので、そこに入れるかどうかは微妙。
だけど、私は入れるべきだと思うよ。
今の五輪代表は左利きが多く、右からカットインしてシュートする選手が多いけど、左からシュート打つ選手は右に比べると少なくて、そういう意味じゃ左45度を得意とする中村の需要は十分あるんです。

ただ五輪入りの可能性は、食野の方が高い。
既に先日召集されていて、しかも存在感をしっかり発揮していた。
さすがは、マンチェスターシティの冠はダテじゃない。
この中村と食野という元ガンバのふたり、欧州移籍のタイミングはほぼ同じで、微妙にライバル関係かもね。
私のイメージの中では、中村がCロナウド、食野がメッシである。
いっそ、このふたりを東京五輪で2TOP組ませてみては?
2019/11/1(金)10:40

☆関西人
本田とオランダ
本田がフィテッセの練習に参加だって?
これ、フィテッセ入団の可能性大だね。

しかし当初の本田の思惑(四大リーグのビッグクラブ入り)を考えると、フィテッセは大きく下方修正の流れである。
とはいえ、現在このチームはリーグ4位につけており、勝ち点はPSVに並んでいる。
決して、ショボいクラブではない。
現在フィテッセの監督はレオニードスルツキーで、彼は本田が活躍してた頃のCSKAモスクワで監督を務めてた人。
最後の最後は人脈、コネだね。
彼は、本田の能力をよく知ってる人だろう。
フィテッセなら、うまくいけば欧州CL出場もあり得なくはない。

オランダは今アヤックスが首位で、2位が菅原のいるAZ、3位が堂安のいるPSV、そして4位がフィテッセ。
もし本田がここに入れば、日本人所属クラブ同士でCL出場枠争いが盛り上がるよね。
オランダは他にも板倉、中山、中村敬斗、小林祐希らがいて、日本にとってはかなり熱いリーグだ。

思えば、本田の立身出世はオランダVVVから始まったんだったね。
VVVが2部降格し、でも本田はチームに残留。主将としてチームを牽引した。
結果、チームは優勝し、本田はリーグMVPにまで輝いた。
それを契機にロシアのCSKAモスクワに拾われ、念願の欧州CLに出場。
そこで無回転フリーキックを決め、CSKAのCLベスト8に貢献した。
この一連の流れがなければ、おそらく南アフリカ大会で岡田さんが彼をスタメンに大抜擢することもなかっただろう。
以降の彼の活躍は、皆さんもご存じの通り。

本田の全てがオランダから始まったことを思えば、キャリアのファイナルステージをオランダで締めくくるのも、物語の構成としては悪くないかもしれない。
自分を育ててくれたオランダの地で、CSKA時代の恩師、スルツキーに恩返しをする最終章。
そのクライマックスはもちろん欧州CLで、またそこで無回転フリーキックを決めてくれりゃ、物語のオチとしてはサイコーである。

本田の物語って、どっちかというとうまくいかなかったことの方が多いのよ。
ガンバユース昇格失敗からしてそうだし、U17代表入りはしてなかったと思うし、U20でもレギュラーではなかった気がするし、五輪代表でようやく日の目を見た感じ。
その五輪代表でも、3戦全敗。
欧州挑戦しても、クラブは2部降格。
どんだけ、うまくいかない人生やねん(笑)。
だから、今回の一見うまくいってなさそうな流れも、これまでの本田のキャリアを考えると、どうってことないさ。
カンボジアの0-14惨敗も、どうってことないさ(笑)。

本田とオランダの因縁は、U20の時からあったと思う。
U20ワールドカップでオランダと対戦した日本は、手も足も出ない惨敗。
続く北京五輪でも再びオランダと対戦し、そこでもまた負けた。
オランダは、育成にかけては世界有数の国である。
アヤックスを見てれば、お分かりいただけるだろう。
体躯に恵まれた国だがそれに頼らず、細かく繋ぐサッカーを志向する。
どこか、本田を彷彿とさせる。

本田は最近プレーヤーとして以上に、指導者としての顔が目立っている。
彼が今回オランダで練習参加するのも、あるいはそういう意味がないだろうか。
本田のオランダ復帰、私はありだと思う。
2019/10/31(木)12:21

☆関西人
第二次高度成長期
U17日本代表、アメリカには引き分けだったようだ。
一方、オランダがセネガルに負けたらしく、グループ首位にはセネガルが立っている。
日本が2位。
アメリカが3位。
次は仮に日本がセネガルに負けても、得失点差でアメリカが日本を上回ることは考えにくく、グループリーグ突破はほぼ大丈夫だろう。
しかし、荒れたねぇ。
優勝候補のオランダが、まさか2連敗するとは…。

日本は決勝トーナメントを見込んで、次のセネガル戦でややメンバーを温存するのもありかもしれない。
今回のチームはグループリーグ突破が目標ではなく、ベスト4ぐらいを狙うべきだろうから。
うまくメンバーを回すことさえできれば、イケるんじゃない?

以前に書いたが、日本のU17ワールドカップ最高成績は1993年のベスト8である。
中田英寿がいたチームね。
でもこれはベスト8とはいえ、大会出場チームが今より8少ない、16チームだったんだ。
だからグループリーグを突破した時点で、ベスト8である。
あと、この大会は日本開催だった。
ホームゆえ、もちろん日本には有利な大会である。
つまり、U17世界ベスト8という華々しい結果も、半分はホームの利だったんじゃないかな。
ワールドカップでも、初めてベスト16進出したのは日韓大会でしょ。
U17日本代表は1993年以降、2011年までグループリーグ突破をできなかった。
A代表は2002年以降、2010年までグループリーグ突破できなかった。
つまりホームの利、侮るべからず、ということだ。

1993年のU17ワールドカップ(当時はワールドユースと呼ばれた)は、色々な意味で日本の出発点である。
確か、監督は国見高校の小嶺さんだったよね。
高校サッカーの監督が日本代表を率いるってのが、なんか逆に新鮮である。

ちょうどこの93年はJリーグ旗揚げの年であり、色々な意味で日本サッカー躍進の出発点と言える。
大会を仕切ったのは、Jリーグチェアマン川淵三郎。
そしてFIFA側の担当者は、後にFIFA会長になるブラッター(当時はまだ部長の肩書き)。
この大会で川淵⇔ブラッターの蜜月の関係が構築され、後のワールドカップ日本開催の礎にもなったワケだ。

ホームの利とはいえ、この93年のU17ベスト8という快挙以降、日本は96年にマイアミの奇跡を起こし、97年にはジョホールバルの歓喜があり、99年にはU20でWユース準優勝、00年にはシドニーでベスト8、そして02年には日韓大会でベスト16という流れである。
完璧だよね。
日本サッカーの高度成長期。
これらの奇跡は、全て93年をスタートラインとして始まっている。

02年日韓大会以降は高度成長から成長安定期に移行するんだが、そろそろタイミング的に第二次高度成長に入りたいところだね。
というワケで、また欲しいのが「ホームの利」。
そう、2020年の東京五輪を起爆剤にしたいんですよ。
2020年を新たに起点として、再び爆発的な成長を遂げたい。
だって、久保くんがいて、西川潤がいて、才能的には27年前の中田英寿にも劣らないほどのタレントが実ってきてるじゃないか。
まずは今回のU17ワールドカップをベスト4ぐらいまで勝ち残り、第二次高度成長期突入の予告編とするのがイイと思うぞ。
2019/10/31(木)11:23

☆関西人
時代の変化
先日、「ワイドナショー」を見てたら、アーティスト奥田民生が「ユーチューバー」として活動してるのが特集コーナーとして放送されてたのね。
へぇ、奥田さんも今そんなことやってんだ、と初めて知った。

奥田民生といえば音楽界で最も成功した人のひとりで、既に巨万の富を得てるだろう。
隠居してても、食っていける人だ。
そんな人が、悪戦苦闘しながらユーチューバーやってるのが何か意外である。
この活動、おカネの為にやってるかというとそうではなく、僕ぐらいの再生数だとユーチューバーとしての儲けはほとんどない、と本人は語っていた。
ただ、彼なりに時代の変化についていこうとしているだけのことらしい。

番組の中で印象的な彼の言葉は、
「時代の流れで、いずれCDは無くなる。ゼロになる」
というものだった。
CD売上で巨万の富を得た奥田さんの言葉だけに、なんか重い。
でも言われてみれば、私も近年CDを買ったことがない。
いや、昔はメチャクチャ買ってたんだよ。
毎月CDショップに行って、必ず何かを買ってた。
でも今は、ダウンロードの時代。
CDショップに行くこと自体、完全にゼロになってしまった。
奥田さんはアーティストとして、ダウンロードのニーズに対応する以外はライブをやっていくしかない、と語っていた。
いわゆる、原点回帰というやつだ。

考えてみりゃ、今はレンタルビデオショップに行くこともゼロになったよね。
昔は、よく行ってたのよ。
でも今は映画もビデオオンデマンドでの視聴がメインになり、わざわざ店に行くことはほとんどない。
店に行って、「あぁ、貸し出し中だ〜」と落胆することも、今は懐かしい思い出である(笑)。
じゃ、こういう時代になって映画館の動員が落ちてるのかというと、意外とそうでもないというのが面白いよな。
最近は4Dなどもあり、映画がアトラクション化してきてるというか、映画館がテーマパーク化してきてるというか、ただ観るだけのコンテンツではなくなってきてるんだろう。
そして自宅ではさすがにアトラクションに参加できないので、外に出て足をそこへ運ぶ、という流れになってきている。

無料、もしくは廉価オンデマンドのコンテンツと、有料高額の参加型コンテンツ。
その中間にあったのが、これまでのCDであり、レンタルビデオだったと思う。
その「中間」が、もはや無くなろうとしてるワケだな。
で、コンテンツを提供する側の動きとしては、音楽ならライブというように原点回帰の動きも出てきている。

多分、サッカーもそうなっていくんだろうね。
ここ何年かで音楽界に起きた流れを踏まえると、サッカーもまた同じようになっていく気がするわ。
より視聴が廉価になり、もしくは無料化していくこともあり得るワケで。
ひょっとしたら、今のDAZNなどは「中間」になり、衰退するかもしれないよ。
今でもユーチューブなどで、「え?この試合が何で生中継されてるの?」というのに出くわすことないか?
U17ワールドカップの日本vsオランダ戦も、なぜかユーチューブで生配信されてたよね。
それがどういうことなのか、よく分からないんだけど。

で、その一方、ライブとしてのスタジアム観戦は、参加型コンテンツとして価値を残すと思うのよ。
テーマパーク、体感アトラクション、どちらかというとディズニーランド等のカテゴリーだね。
そこで儲けなきゃならんから、できるだけ器は大きくし、公演一回当たりの単価を上げるのが流れだろう。
観るというよりは、参加すること、体感すること。
お客さんは、そういうモノにしか高いおカネを注ぎ込まないようになっていくと思う。
2019/10/30(水)14:50

☆関西人
収穫
西川潤も、久保くんと並ぶ日本の至宝であり、それを預かるセレッソはプレッシャーだろう。
モリシ社長、大丈夫かいな(笑)?
ただ、セレッソはこれまでも香川や南野など至宝を数々取り扱っており、天才を扱うことには慣れてるかと。

それより、若月を受け入れるベルマーレはどうなんだ?
それほど大きなクラブでなく、今回パワハラ問題も発覚しただけに、少し不安になる。
若月は、自分の自慢である走力を活かせるクラブとして、敢えてベルマーレをチョイスしたらしい。
もちろん、彼にはベルマーレ以外からもオファーは来てたはずだよ。

ベルマーレといえば、かつて中田英寿もここの所属だったよね。
高校生の頃の中田は鳴り物入りで、複数クラブの争奪戦になった。
で、その中から中田が選んだのがベルマーレである。
なぜベルマーレだったのかを本人に聞くと、一番レギュラーで出られそうなクラブだったから、らしい(笑)。
そうなんだよね。
ヘタに強いところに行くと、最初からレギュラーでは出られないから。
その点でいうと、若月なんて初年度から活躍するかもしれない。
ベルマーレは、今でも杉岡とか齊藤とか若手が活躍しており、しっかり東京五輪代表の人材供給源になってるワケで。

ところで、一部報道に「ユベントス、若月を獲得候補にリストアップ」とある。
やはりこの大会で欧州王者相手に2得点すると、一夜でこういうことになるよね。
いや、本当にユベントスが獲るとはさすがに思わんが、注目される存在になったことだけは間違いない。
しかし、彼はベルマーレに内定してるんだよな?
まだ入団してないが「内定」してるという場合、やはり所有権はベルマーレにあり、彼が高校卒業後すぐに欧州へ行くなんてことになった時にはベルマーレに違約金を払わなきゃならないことになるのか?
というか、普通に彼はベルマーレに行くと思うけどね。

U17代表が史上初でワールドカップ(当時はワールドカップという名称ではなかったが)に出場したのは、1993年のことである。
中田英寿の世代。
その大会で、いきなり日本はグループリーグ突破した。
その3年後に彼はアトランタ五輪に出て、その2年後にフランスワールドカップに出て、その後すぐにセリエAに行った。
目まぐるしい5年間だね。
若月も西川も、今後5年間が目まぐるしいものになるだろう。

U17代表がワールドカップでグループリーグ突破したのは、今まで4回である。
1回目が、中田のチーム。
2回目が、中島や南野のチーム。
3回目が、三好のチーム。
4回目が、久保くんのチーム。
そして、5回目が今回のチームということになるんだろうか。

1回目から2回目までの間に、18年もの期間が空いてるのが気になるところだね。
そして2回目以降は、割と立て続けにグループリーグ突破をできている。
18年の潜伏期間。
これが日本サッカー界にとって、若年層強化の種まき期間だったんだろう。
で、近年になり、ようやくその収穫期に入ってきた様子。
中島も、南野も、三好も、久保くんも、みんな色艶のいい果実である。
もちろん西川も、若月も。
2019/10/30(水)11:19

☆関西人
若手の扱い
年代別代表にはU17、U20にワールドカップがあって、U23に五輪があるワケね。
3年ごとに定期チェックがあるというか、ちゃんと育成はうまくいってますか?と測られてる感じだ。

U23については五輪にアトランタ以降毎回出てるからまだイイとして、問題はU17とU20。
時々アジアの段階で散り、ワールドカップに出られないことがある。
特に、U20は酷いね。
ワールドカップには、2009年から2015年までの4大会連続で出場を逃してたことがある。

これも、それまで高校やユースなどでカースト最上層にいた才能が、プロ入りを機にカースト最下層に回ることで出場機会を失うことが大きいだろう。
まぁ、こういうのは日本に限らず、どこの国も同じだろうけどね。

「ちゃんと若手も試合に出してやれよ」と言うのは簡単だが、クラブの監督を責めるのも難しい。
だって、監督は試合に勝たなくちゃならないから。
未熟な若手より、完成してる中堅やベテランを使うのは当たり前じゃない?
そりゃ、若手はしばらくベンチ要員になるのも当たり前でしょ。
でも、それを徐々にフェードインさせていかなくてはならない。
そのさじ加減が難しいね…。

で、結局「武者修行」させるパターンが多い。
ウチでは選手層が厚いから試合に出せないけど、ウチより層が薄いクラブでなら出られるんじゃないの?と敢えて一定期間放出する。
久保くんみたく、FC東京→マリノスという意味不明な平行移動も稀にあるけど、基本はJ1→J2かな。
あと最近はJ3にセカンドチームを出しているところもあるので、放出することなく同クラブ内で出場機会を作ることも少しは可能になってきたね。
サテライトリーグも、限定的ながらも復活。
色々配慮してくれている。

東京五輪世代エースの小川航基が、水戸に行ったりしてるワケよ。
これ、小川的には悩んだと思う。
本来は、ジュビロでスタメンを掴みたかっただろう。
でも、敢えてクラブを出た小川の決断が報われてほしいなぁ。

そうそう、昔J3に「U22選抜」というリオ五輪代表候補たちのチームが出てた時があったね。
今後は、もうああいうのやらないのかな?
あとはもっとたくさんのクラブが、セカンドチームをJ3に出してくれたらイイ。
今は、FC東京、ガンバ、セレッソがJ3に参加している。
きっと費用の負担がネックになってるだろうが、こういう投資はいずれジワジワと効いてくると信じたい。

欧州では、たとえばマンチェスターシティあたりが@若手を獲る→Aすぐにレンタルで出す→B突出して活躍した選手だけを戻す、という姑息なやり方なんだけど、やがて日本でもそういうクラブが出てくるだろうか?
いや、日本の場合は普通に若手を欧州に抜かれてる感じもあるからなぁ…。
2019/10/29(火)11:36

☆関西人
価値ある一勝
しかし、日本に0-3で負けるオランダの気持ちって、正直どうなんだろう。
我々がイメージするなら、たとえば日本がタジキスタンに0-3で負けるような感覚じゃないだろうか。
先日にも日本はU22でブラジルに勝ったが、あれはまだ3-2の僅差だから「そういうこともあるさ」で済ますこともできるだろうけど、さすがに3-0にもなると、オランダ的には絶対アウトでしょ。
確かオランダは、U17欧州選手権を優勝してたはず。
当然、ワールドカップでも優勝するつもりだったと思う。
ましてや初戦の相手はアジアであり、「よっしゃ!」と思ってたはずさ。
それが、まさかの0-3…。
これは国辱だろう。
つーか、いくら何でも油断のしすぎだわ。

ワールドカップで欧州王者に3-0で快勝って、本来ならもっとマスコミは騒いでもイイんでないか?
あ、日本ではまだラグビーのワールドカップが終わってなかったんだったね。
日本のマスコミとしては、ちょっと騒ぎにくいシチュエーションかもしれない。
だけど、凄いことですよ。
日本がオランダに勝ったこと以上に、これがU17であることが凄いのよ。
なぜって、日本はU17が弱いとされてきたから。
その弱さの根拠は、↓の通り。

・日本には高校受験があり、中3生は夏ぐらいで部活を引退するケースが多く、16歳時点でやや実戦勘を失っている。

・中学→高校、あるいはJr.ユース→ユースでも同じだが、それまでカーストの最上層にいた選手がカテゴリーを上げた途端にカーストの最下層に回る(日本は年功序列なところがあるからね)。
それで才能ある選手でも出場機会が減少し、成長は鈍化する。

だから、日本はU17が弱いとされてきたのよ。
で、この問題を解決すべく、高1生の出場機会を担保する為に国体をU16大会にするなど、協会もそれなりに手を打ってきた。
JFAアカデミーも、その一環かな?
見ると、今回のU17代表には何人かアカデミーから選手が入ってるんだね。
うん、このへんは協会の地道な努力を讃えたい。
ちゃんと、効果は出てるワケで。

あと、サッカー界が特に意識したのは年功序列の打破だろう。
3年生と2年生はレギュラー、1年生は控え、というのはタテ社会の体育会系だと結構普通の文化だったでしょ。
でも、実力あるなら1年生だろうが試合に出すべき、という文化が今ようやく日本にも根付いてきた。
それどころか、「飛び級」としてさらに上のカテゴリーに行く選手もいるワケで、久保くんや西川潤あたりはそうだよね。

そういうのを全部ひっくるめた上に成り立つのが、今回のオランダ戦勝利である。
私の中で今回の勝利は、それこそラグビー日本代表がワールドカップ8強に入ったことよりも、遥かに価値ある快挙なんだけどなぁ…。
2019/10/29(火)0:58

☆若葉
次世代日本代表
パリ世代(2001〜2004)

・・・・・・・西川潤
・・斉藤光毅・(ルヴァンアシスト)・久保建英
・(J25得点)・若月大和・(日本代表)
・・・・・(U-17W杯2得点)
・・・・中井卓大・松岡大起
・・・(Rマドリーユース) (J1レギュラー)
佳史扶・佐古真礼 馬場晴也・半田陸
(ルヴァンスタメン)(東京vユース東京vユース)(J2アシスト)
・・・・小久保玲央ブライアン
・・・・・・(ベンフィカユース)

西川潤(部活→C大阪内定)180p70s高3
若月大和(部活→湘南内定)170p68s高3
斉藤光毅(横浜FC)170p61s高3
久保建英(マジョルカ)173p67s高3
中井卓大(レアルマドリーユース)180p60s 高1
松岡大起(鳥栖)170p60s高3
半田陸(山形)176p63s高3
バングーナガンデカシーフ(東京)176p72s高3
馬場晴也(東京vユース)181p76s高3
佐古真礼(東京vユース)193p84s高2
小久保玲央ブライアン193p80s 早生れ

ハーフ

櫻川ソロモン(ナイジェリア)千葉ユース CF 190p
藤田譲瑠チマ(ナイジェリア)東京vユース CH
バングーナガンデ佳史扶(ガーナ)F東京ユース
小久保玲央ブライアン(ガーナ)ベンフィカユース
鈴木彩艶(ガーナ)浦和ユース GK

高校3年当時の年間最高成績

宇佐美貴史(ロンドン)J1 7得点 当時G大阪ユース
久保裕也(リオ)J2 10得点 当時京都ユース
堂安律(東京) J3 10得点 当時G大阪ユース

(高校選手権)

平山相太(北京)17得点 通算得点記録
大迫勇也(ロンドン)10得点 一大会得点記録
染野唯月(パリ)前回得点王 部活→鹿島内定

Jリーグ

松波正信(アトランタ)最年少ハットトリック(J1)
↑注 卒業後 G大阪 高卒ルーキー18歳364日

中島翔哉(リオ)最年少ハットトリック(J2)
↑高3 18歳59日 当時 東京vユース

唐山翔自(パリ)最年少ハットトリック(J3)
↑高2 16歳345日 G大阪ユース

中村敬斗(東京)U-17W杯ハットトリック
↑高2 当時 G大阪ユース

久保建英(パリ)
↑高1 最年少得点15歳10ヶ月11日

冨安健洋(東京)J1 CBスタメン 10試合
↑J2降格後 翌年最少失点でJ1昇格

森本貴幸(北京)
↑高1 最年少得点15歳11ヶ月28日と衝撃も
高校通算46試合5得点…。

巴里世代に注目しています。
全ての世代の日本人に期待しています。
2019/10/29(火)0:27

603601

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