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過去ログ601 2019/10/28 13:32

☆関西人
世代交代
先日、協会が会長の任期を8年上限とする制度の改正を発表していた。
米大統領の任期と同じになるんだね。
これまで、上限はなかったのか。
今の田嶋さんがいつまでやるのかは知らんが、どこかのタイミングで必ず降りることになる。
とはいえ、どうせ顧問として上座に残るんだろ?

しかし、任期をはっきりさせるのは良いことだと思う。
公約実現など、ちゃんと計画的になるから。
会長の任期がはっきりするなら、必然、代表人事もそれと体を合わせることになるかと。
森保体制も、いつか必ず終わる。
で、また新しい体制が始まるんだ。

今回U17ワールドカップで西川潤が活躍するのを見て、「西川を是非東京五輪に!」と言い出す人が必ず出てくると思うけど、西川は年齢的にパリ五輪である。
本来は、久保くんもだけど。
何もかも東京五輪にぶちこまなくてもイイでしょ。
その後も、サッカーは続くんだから。

今回のU17ワールドカップで結果を出し、森山監督がそのまま世代を持ち上がって、パリ五輪代表監督になるのはありだと思う。
ピピなんかも入って、次世代は楽しみである。
じゃ、A代表はどうなるのかというと、おそらくカタールまでは森保さんとして、そこで一旦ひと区切りだろう。
次はいよいよ、長谷川健太あたりがくるんじゃない?
FC東京、最近は代表でもかなり勢力拡張してるし。
いまや、最も協会とパイプの太いクラブだ。
協会お膝元の首都クラブゆえ、当然かもしれないけど。

久保くん…元FC東京
中島…元FC東京
橋本…現役FC東京
長友…元FC東京
永井…現役FC東京
権田…元FC東京
武藤…元FC東京

こういうの見てると、いずれ監督もFC東京だろうな、と。
意表をつき、FC東京とサンフレッチェのハイブリッド、城福さんだったりして?

あと、フロンターレも素晴らしいサッカーを作れてるので、鬼木さん、フロンターレでしか手腕を見たことない人だけど、そろそろ協会が声をかけてもイイかも。
あとは、片野坂さんか。
このへんの40代若手指導者には、どんどんチャンスを与えていったらイイと思う。

選手は世代交代するけど、もちろん協会も、そして指導者も世代交代はしていくことになるだろう。
いつまでも、岡田さん、西野さん、とか言ってられない。
いずれ、日本にも両巨頭を超える指導者は出てきますよ。
2019/10/28(月)13:32

☆関西人
U17ワールドカップ開幕
U17ワールドカップがスタートしている。
日本はいきなり、オランダに3-0勝利した。

この世代、強いんだね。
世代で一番有名なのが、言わずと知れた西川潤である。
彼は来年、セレッソ経由でバルサに行くとの噂。
それも納得というほどの才能で、代表ではI番を着けている。
FWなんだけど、イメージはロベルトバッジオやデルピエロみたいなファンタジスタ系だね。
点も取れるし、チャンスメイクもできる。

オランダ戦で目立ったのは、むしろ相棒のH番、若月の方か。
彼はスピードと突破力があり、体は小さいけどパワーもあるみたいで、オランダ相手でもクサビを受けることができていた。
西川アシスト、若月フィニッシュ。
この2TOPは、日本の至宝かと。

あと、この世代は守備がちゃんとしてるのがイイね。
センターバックの能力でがっつり守るというよりは、中盤からきっちりブロックを作って守る。
ブロック作りがうまい。
ちゃんとパスコースを消すポジショニングをした中でプレスをかけており、そこはコーチ陣が徹底させてるんだろうな、と感じた。
普通、ポゼッションが日本4:オランダ6なら、なかなか3-0勝利はイメージできないでしょ。

A代表とU22代表は森保さん横内さんでコーディネートされてるが、このU17代表は森山監督で、また別ラインと捉えるべきかと。
ただ、彼も森保さん横内さんと同じサンフレッチェ閥で、サンフレッチェユースの黄金時代を築いた人である。
若年層指導においては第一人者。
チーム見てると、非常にマトモで実直なサッカーを志向してることがよく分かる。
442ってのが、なんかイイ。

この大会、グループリーグ突破はイケそうな感じがするなぁ。
U17ともなると選手のことが全然分からないんだけど、そこはこれから勉強していこう。
とにかくオランダに3-0快勝って、本田や長友らの世代がオランダに手も足も出なかった時代を目撃してる者としては、隔世の感がある。
日本サッカーも、そろそろ収穫期に入ってきたんだろうか。
2019/10/28(月)11:19

☆関西人
ナイトスクープ
「探偵ナイトスクープ」の三代目局長に、なんと松本人志が就任だそうだ。
ちょっと驚いた。

「ナイトスクープ」は関西で昔から人気の深夜番組で、30年以上続いているらしい。
深夜番組のくせに、一時期まではずっと視聴率20%台だった。
最近はさすがに20%を割ってるみたいだけど、それでも二桁は維持してるらしいから凄い番組さ。
あ、これはあくまで関西での話ね。
全国的には、そこまでの数字じゃないだろう。
あくまで、関西でウケる番組ということだ。
百田尚樹がこの番組の放送作家なのは有名な話で、言ってみりゃ関西特有の悪ノリが番組の軸。
関西圏以外の人が見たら、「何が面白いの?」と感じるかもしれない。
まぁ、「怪傑えみちゃんねる」「そこまでいって委員会」と並ぶ、典型的な関西ローカル番組の雄ですよ。

「えみちゃんねる」は上沼恵美子、「そこまでいって委員会」は故やしきたかじん、そのての関西大御所の番組のカテゴリーに「ナイトスクープ」は入っており、もともとこれは大御所・上岡龍太郎の看板番組だった。
やがて上岡さんが芸能界を引退したため、そのあとを継いだのが西田敏行、そしてそのあとを今回松本人志が継ぐワケだ。
もちろん松本人志も大御所なので、三代目局長の資格は十分である。

「ナイトスクープ」は、地元密着ローカル番組だ。
これと同じ企画を東京制作でやっても、あまり面白くならないと思う。
なぜなら、この企画の面白さの大半は「依頼者」、シロウトである地元の関西人が作ってるから。
シロウトの面白さにかけては、関西を超えるエリアは日本にないだろう。
だから基本、関西ローカル番組って妙にロケが多かったりする。

東京から関西に来た人がまず驚くのが、テレビの深夜番組なんだそうだ。
明石家さんまの「明石家電視台」、岡村隆史の「過ぎるTV」、今田耕司の「今ちゃんの実は…」、浜田雅功の「ごぶごぶ」、松本人志の「松本家の休日」、関西人からすればお馴染みの番組だが、東京人は「え?何?この番組?」と驚くらしい。
関西の深夜番組は、なんか空気感が独特である。

でも個人的には、学生の頃「オールナイトフジ」見たいなぁ、とか思ってたのよ。
「オールナイトフジ」をやってる時間帯、関西では「エンドレスナイト」というローカル番組をやってたから。
「トゥナイト」も見たかったなぁ。
確か「11PM」は、月水金を東京制作、火木を関西制作で放送してたよね。
後継番組の「EXテレビ」も同様で、月水金は東京制作でMCは三宅裕司、火木は関西制作でMCは上岡龍太郎。
これは見てて、火木の方が圧倒的に面白かったよ。
読売テレビの「日テレに負けてたまるか」という意地みたいなモノを感じた。

私、こういう「東京文化圏」にやたら対抗意識を燃やす、「関西文化圏」が結構好きでね。
学生の頃、上岡龍太郎の影響は確実に受けたなぁ。
昔は今と違って、関西にいなければ見れない番組、そして関西にいると見ることができない番組というのが確実にあって、明らかにローカルな文化圏が成立してたのよ。
でも今はネット配信などの普及もあってオープンになり、そういったローカルな文化圏、閉ざされた文化圏はどんどん消失してきている気がする。
それはそれで、ちょっと寂しい。

関西文化圏は、ややサッカーに対して厳しい。
いまだ【野球(タイガース)>サッカー】という文化圏である。
やっぱ、関西には野球の聖地である甲子園球場があるけど、サッカーの聖地・国立競技場は東京でしょ、ということだと思う。
「スーパーサッカー」は関東では放送してても、関西では一切やってないからね。
ただ、昔はそういうのに対して文句言ってる関西サッカーファンがいたけど、最近はあまりそのての文句を聞かないようになってきた。
もう、みんなテレビはどうでもよくなってるんだと思う。
サッカー観たけりゃDAZN観りゃイイじゃん、のひと言で終了する時代だ。

でも、どうなんだろう。
果たして、本当に関西は野球文化圏なのか?
セレッソからは南野が出て、ガンバからは堂安が出て、ヴィッセルにはイニエスタやビジャが来ている。
いまや関西も、普通に【野球<サッカー】だと個人的には感じてるんだが。
いや、【野球>サッカー】か?
そのへん、ちゃんと「ナイトスクープ」で調査してもらいたいなぁ。
2019/10/27(日)18:11

☆関西人
ルヴァン制覇
フロンターレ、ルヴァン杯初制覇である。
え?
フロンターレが初制覇?
意外である。
どうやらフロンターレはカップ戦に強くないらしく、ルヴァンも天皇杯もこれまで獲ってなかったらしい。

このクラブ、長期のリーグ戦向きなのかもね。
一発勝負のトーナメント決勝は得意じゃないのかも。
だけど今回の対戦相手はコンサドーレ札幌で、ここの指揮官はぺトロビッチ。
ペトロも「良いサッカーするけど、最後は勝負弱い」という典型的なタイプで、今回の決勝、「どっちが勝負弱いか対決」だったのかもしれない(笑)。
PK戦にまでもつれるとは、自慢の勝負弱さが拮抗してたということだろう。

基本、そのチームの実力を測るのに最も良い方法は、総当たりのリーグ戦だと思う。
だから理論上はリーグ覇者が一番強いんだけど、でもカップ戦はカップ戦で、また別の強さが求められるのよ。
リーグ戦とトーナメント戦の決定的な違いは何かというと、リーグ戦は年間計画で対戦相手が決められてるのに対し、トーナメント戦は割と直前にならないと対戦相手が分からないということだ。
トーナメントは、ほとんど準備ができない。

ワールドカップでも、グループリーグは相手が何ヵ月も前から分かってるので、徹底的に相手を研究し、徹底に対策を練ることができる。
お陰で、日本のワールドカップのグループリーグ突破率は50%まできてるよね。
ただし問題はそこから先、日本の決勝トーナメント初戦の勝率は、相変わらず0%である。
そう、日本はリーグ戦ならイケても、トーナメントがダメなんだ。
トーナメントの方が奇跡が起きやすく、弱者の日本にとっては都合イイのでは?と思われるかもしれんが、実際は逆の結果になっている。

おそらく、準備期間が短いほど想定外の事態も出てくるだろうし、そこでアドリブ対応力が問われるということだと思う。
きっちり台本を作って稽古するのではなく、どちらかというと台本無しのフリートークで勝負するのよ。
日本は、そういうのがむしろ苦手かもしれないね。
今思うと、ジーコジャパンって「フリートークしろ」というコンセプトだったんだろうなぁ。
それを我々は「いや、こっちは台本ないと喋れんし。あんた、台本も書けないのか(笑)?」と恥ずかしいリアクションをしてしまったが、実はジーコの要求はまさに真理だったかもしれない。

そのジーコが育てたアントラーズは、今なおJクラブの中で抜群の勝負強さを誇っている。
なんせ20冠、今年も天皇杯のトーナメントにしっかり勝ち残ってるし。
彼らは、アドリブがきくんだと思う。
逆に、ペトロや風間さんなど監督が秀逸な台本をきっちり作ってくれるサッカーは、最後の最後でアドリブがきかないのかも。
フロンターレで鬼木さんがやっていること、またサンフレッチェで森保さんがやったことも、共通して従来の台本にフリートークの要素を導入する試みだったんだろうね。
そうすると、選手たちがちょっと喋れるようになってきた。
で、フロンターレは遂にカップ戦制覇ですか。
おくればせながら、おめでとうございます。
2019/10/27(日)14:05

☆関西人
序列上位の選手たち
一応、現段階における日本代表序列を示しておくね。

【センターFW】
@大迫(ブレーメン)
A永井(FC東京)

【トップ下】
@南野(ザルツブルク)
A鎌田(フランクフルト)

【左ウィング】
@中島(ポルト)
A原口(ハノーファー)

【右ウィング】
@堂安(PSV)
A伊東(ゲンク)

【ボランチ】
@柴崎(デポルティーボ)
A橋本(FC東京)
B遠藤航(シュトゥットガルト)
C板倉(フローニンゲン)

【左サイドバック】
@長友(ガラタサライ)
A安西(ポルティモネンセ)

【右サイドバック】
@酒井(マルセイユ)
A室屋(FC東京)

【右センターバック】
@冨安(ボローニャ)
A植田(セルクル)

【左センターバック】
@吉田(サウサンプトン)
A昌子(トゥールーズ)

【GK】
@権田(ポルティモネンセ)
Aシュミット(シントトロイデン)
B大迫(サンフレッチェ)

以上、大体これで合ってると思う。
23名をリミットにした。
となると、意外と東京五輪世代を入れられない。
久保くんを入れられなかったよ。
香川など、ベテランも入れられなかった。

じゃ、上記23名を抜いて、今度は東京五輪世代で18名を選抜してみよう。

【FW】
・上田(アントラーズ)
・小川(ホーリーホック)
・前田(マルティモ)
・食野(ハーツ)

【MF】
・三好(アントワープ)
・久保(マジョルカ)
・田中碧(フロンターレ)
・中山(ズウォレ)
・齊藤(ベルマーレ)

【DF】
・立田(エスパルス)
・町田(アントラーズ)
・渡辺(FC東京)
・杉岡(ベルマーレ)
・橋岡(レッズ)
・菅(コンサドーレ)
・菅原(AZ)

【GK】
・小島(トリニータ)
・谷(ガンバ)

はい、先日勝利したブラジル戦のメンバーを中心に選抜してみました。
この18名プラス上記A代表23名で、合計41名。
1軍23名、2軍18名。
やたら海外組が多いんだけど、今年はE-1があり、それは国内組が出るとされている。
ならば上記41名の中から、国内組だけを抜擢してみよう。

【FW】
・永井(FC東京)
・上田(アントラーズ)
・小川(ホーリーホック)

【MF】
・橋本(FC東京)
・田中碧(フロンターレ)
・齊藤(ベルマーレ)

【DF】
・室屋(FC東京)
・立田(エスパルス)
・町田(アントラーズ)
・渡辺(FC東京)
・杉岡(ベルマーレ)
・橋岡(レッズ)
・菅(コンサドーレ)

【GK】
・大迫(サンフレッチェ)
・小島(トリニータ)
・谷(ガンバ)

バランス、悪いよな〜。

・・・・小川
・・上田・・永井
杉岡・・・・・・室屋
・・田中・・橋本
・町田・立田・渡辺
・・・・大迫

こうして海外組を抜きにすると、恐ろしく貧相になる。
このフォーメーション見て、E-1で韓国に勝てるイメージ湧く?
私は、湧かない。
まあ、ブラジルを抑えられたほどだから守備はそこそこ粘るんだろうけど、前線は裏狙いの個人能力頼みで、構成力は明らかに欠けている。
困った…。

あ、そうだ。
このチームにひとり、入れたい選手がいるのよ。
そいつは今フリーで、自称「アジアで最高のプレーヤーのひとり」である。
「なぜオファーをくれないんだ」とか吠えてるので、いっそ日本サッカー協会がオファーしてあげたらどうだろう?

・・上田・・永井
・・・・本田
杉岡・・・・・・室屋
・・田中・・橋本
・町田・立田・渡辺
・・・・大迫

ほら、バランス良くなったでしょ?
2019/10/26(土)9:58

☆関西人
鎌田大地
鎌田がELで、2アシストを決めたようだ。
それなりに評価を高めた様子。

鎌田って、どうも評価が難しい選手である。
森岡亮太と同様。
先日は「ポスト大迫」に抜擢されたが、やはり大迫とはタイプが全く違うことがよく分かった。
鎌田は、もともと消えてる時間帯が結構ある選手で、消えてる→突然現れる→点を取る、というニュアンスがある選手。
それが1TOPに入ると、ずっと消えてるような感じにもなっちゃうんだよね。
だから、シャドー的な使い方をした方がしっくりくる。

一部メディアで、「鎌田のプレースタイルは香川に似ている」という指摘がある。
え〜、そうか〜?と最初は思ってたけど、改めてそういう意識で見ると、確かにそうかも、と最近は思うようになってきた。
「ポスト大迫」ではなく、「ちょっとサイズのある香川」と解釈する方がタジキスタン戦の鎌田も分かりやすくなると思う。
香川1TOPというのはアイデアとして面白いが、やはり奇策でしょ?

でも、鎌田は前季にベルギーで得点を量産してたじゃないか、FWの適性はあるだろ、と思う人もいるかと。
それを言うなら、香川だってドルトムント初期にかなり得点を量産していた。
ストライカーだった。
それも時間が経過するにつれ、だんだんとチャンスメイカーの色を強めていったんだ。
本質は、チャンスメイカーかと。
それは鎌田も同様で、彼も本質はチャンスメイカーかと。

・・・・南野
中島・・鎌田・・堂安

大迫が帰ってくるまで、この形で留守を預るのも悪くはない。

一度、長谷部の鎌田評をゆっくりと聞きたいね。
長谷部は今の鎌田を後ろから見守っており、また彼は香川のこともよく知っている。
鎌田と香川の類似性も、ずっと前から分かってたはずだ。
鎌田は香川を超えられるのか、一度長谷部に聞いてみたい。

しかし、今のところトップ下のファーストチョイスは南野である。
事実、南野の方がしっくりくる。
なぜしっくりくるかというと、彼がよく動くからだろう。
ただ広範囲に動くというだけじゃなく、ゴールから逆算した思考の中でよく動く、という感じだ。
だから、攻守切り替えのスイッチとなる。
中島もその役割を担うが、彼の場合はサイドからの迂回アプローチであるのに対し、南野の場合はゴールへの最短距離を狙う分だけ誰より迫力がある。
久保くんの場合は、ゴールへの最短距離というよりまだ迂回、まだ局面限定、特に右サイドから崩すパターンだろう。
トップ下としてなら、南野、鎌田より序列は下である。

鎌田の場合は、南野よりMF的だと思う。
動きがランダムで、どこに顔を出すかが読めないところは面白い。
敵にとってだけじゃなく、味方にとってもやや読みにくいかもしれないけど。
隙間に動く分、よく消えるから。
そこは、香川と同じか。
代表では、これまで香川を十分には生かせなかったからね。
でも理解者が増えれば、多分鎌田はイケるんですよ。
特に、柴崎との関係は構築してほしい。
2019/10/25(金)14:14

☆関西人
ベンゲル
ベンゲルについて。
先月に吉本興業と契約したベンゲルだが、昨日、その吉本主催で講演会をやったようだ。
ゲストに岡田さんを呼んだりしたイベントらしく、こういう営業を今後たくさんやるのかもね。

ベンゲルと岡田さんは「親友」らしい。
岡田さんって、やたらVIPに友達多いよな。ベンゲルしかり、リッピしかり、アンチェロッティしかり。
ああ見えて岡田さん、かなりの人たらしかもしれない。
今回明かされた岡田さんとベンゲルのエピソードとして、南アフリカ大会前のこと。
ベンゲルは岡田さんに「日本は絶対にグループリーグ突破できない」「セットプレーでやられて終わり」と断言し、「もし突破できたら、俺が東京にスタジアムを建ててやる」と約束したらしい。
結果は皆さんご存じの通りグループリーグ突破したので、ベンゲルはスタジアムを建てなくちゃならん(笑)。
というのは冗談にしても、「セットプレーでやられて終わり」とベンゲルが予想してたのは、明らかにセンターバック中澤+闘莉王を甘く見てたね。
彼が日本を離れて以降、日本サッカーは成長したんだ。
かつて彼が携わったグランパスからは本田圭佑が輩出され、吉田麻也が輩出され、川島永嗣が輩出され、今は菅原由勢か。
ベンゲルはプレミアで吉田を見てるんだから、それなりに日本サッカーの成長は感じているだろ?
今なら、「セットプレーでやられて終わり」とか言わないはずだ。

ところで、ベンゲルはなぜ吉本と契約したのか、いまだ疑問は残る。
今、色々と揺れてる吉本と契約するなんて(笑)。
来年1月から監督業に復帰とも噂されていて、また最近、プレミアでの復帰はないと本人が明言していた。
濃厚なのはPSG、その次に可能性あるのは日本なんだそうだ。
ひょっとしたら、Jクラブ、もしくは日本サッカー協会が既にオファーしてるんじゃないかな。
それなりにギャラの高い人なので、小さなクラブではオファーが難しい。
となると、TOYOTA、グランパス復帰、あり得るかもしれない。
もしくは、例によってヴィッセルとか。
あるいはレッズとか。
岡田さん繋がりで今治?
それは、ないでしょ(笑)。

日本代表は、なくもないかもしれない。
来年から森保さんは東京五輪代表に専念、A代表はベンゲルに預け、同時にベンゲルは森保さんのオブザーバーになる、なんてのは協会の考えそうなことだ。
「え?協会は日本人監督路線でいくと決めたんじゃないのか?」と思われるかもしれんが、その流れはハリルに対するアレルギー反応だったに過ぎない。
ひとつ最近になって問題になってるのは、FIFA日程の問題から代表で欧州とのマッチメイクがほとんど不可能になりつつあることだよ。
ゆえに、誰か国際的なコネクションのある人物を協会に欲しいところなんだ。
ベンゲルなら、と田嶋さんは考えてるに違いない。

ベンゲルジャパン、良いんじゃないだろうか。
98年→グループリーグ敗退
02年→ベスト16
06年→グループリーグ敗退
10年→ベスト16
14年→グループリーグ敗退
18年→ベスト16
という法則で読むと、22年はグループリーグ敗退になってしまう。
このつまらない法則を潰す為にも、22年は総力をあげて臨まなくてはならん。
確か、日本サッカー協会は20年前にベンゲルにオファーしてたんだよね。
自国開催のワールドカップをベンゲルに託す予定だった。
その伏線、20年越しで回収してくれないだろうか。
2019/10/25(金)11:36

☆関西人
代表ユニ
日本代表ユニの迷彩バージョンが話題になっている。
今までも色々とデザインは変遷してきたが、ここまで斬新なモデルチェンジは初めてのような気がする。

こういうモデルチェンジをするアディダスのキモチが理解できない、という人も多いだろう。
モデルチェンジするたびにダサくなってないか?という人もいる。
まぁ、アディダスも商売だからね。
新作を出せば必ずユーザーの買い替え需要が生じるから、あちこちでダサいと揶揄されながらも、モデルチェンジしないよりはユニの売上増が見込めるワケよ。
さらに言うと、「ちょっとラインの色が変わりました」程度の微妙なマイナーチェンジでは、旧作と新作の見分けがつかない。
見分けがつかないなら「今までのユニの着回しで十分」となって、買い替えニーズは拡大しにくいと思う。

いや、どうだろうな〜。
・新作ユニ⇒ニワカ
・旧作ユニ⇒昔からのサポ
という捉え方をして、敢えて旧作を着続ける人もいるはず。
まだ昔の白襟がついてるユニを着てる人、たまに見るよね。
ああいうのを着てる人は、絶対に今回の迷彩に手を出さんわな。

しかし、今回の迷彩の良し悪しはともかくとして、ひとつ分かったのは、意外とユニのデザインは自由だということ。
私はてっきり、「無地でなければ不可」みたいな制約があると思ってたのよ。
でも、あの迷彩がOKなら、たいがいの柄も実はOKってことじゃない?
ストライプとか、ボーダーとか、チェックとか、アーガイルとか、水玉とか、ヘリンボンとか、ペーズリーとか、花柄とか。
場合によっては、文字を入れてもOKかもしれない。
ほら、よくTシャツで漢字が入ってるやつあるじゃん?
あれをユニに適用して、「風林火山」とか「電光石火」とか、たくさん漢字で埋めるのよ。
ガイジンって、漢字見ると喜ぶからね。
絶対、ガイジンには売れると思う。

あと、迷彩がOKなら、ひょっとしてキャラクタープリントまでOKかも。
ほら、ガイジンってキティちゃん好きでしょ?
キティちゃんは日本が世界に誇るキャラだし、女子サポ限定で小さくワンポイント入れたら売れるかもしれない。
あと、数量限定で高橋陽一先生にユニのデザインをしてもらうのもイイかもしれないね。
あ、鳥山明先生や尾田栄一郎先生にやってもらうのも悪くないな。

ファッション性を求めるなら、日本には世界的デザイナーがたくさんいるんだし、たとえば川久保玲とか、山本耀司とか、三宅一生とか、そういう方にデザインしていただければ、かなりユニはカッコよくなるだろうよ。
あ、値段が高くなりそうだわ(笑)。
いや、カッコよければ買う人は買うさ。
個人的にはA BATHING APEとか、代表ユニには抜群にハマると思う。
2019/10/25(金)0:54

☆関西人
レジェンド
バロンドールって、投票に対してW杯招致みたく、ロビー活動はあるのかな?
あったら嫌だな…(笑)。

基本、バロンドールは攻撃の選手が獲るものである。
そして四大リーグ、もしくは欧州CL、もしくはワールドカップ、もしくは欧州選手権、そのいずれかでMVPになるぐらいの活躍をしないとバロンドールは獲れないだろう。

日本人で一番その域に近づいたのは、中田英寿とされている。
なんせセリエAで、ローマ優勝の立役者になったから。
ユベントス戦の奇跡のゴールは、ずっと今後も語り継がれていくであろう伝説である。
だけど彼はローマでレギュラーじゃなかったし、欧州CL出場経験もなかったし、その点でいうと香川真司の方がステージが上では?とも感じる。
香川はドルトムントのエースとして、このチームのブンデス制覇に貢献した。
さらに、欧州CLでも活躍。
ブンデス年間ベストイレブンにも選手。
あと、クロップの「ゲーゲンプレス」という欧州トップモードをマスターしたことは大きい。
なんのかんの言いつつ、バロンドールに一番近づいたのは香川じゃないだろうか。

あと、俊輔。
名門セルティックで絶対的エースの座につき、リーグでは年間MVPにもなった。
欧州CLマンU戦でのフリーキックゴールは、今なお語り草である。

欧州CLに出てるか出てないかは、ひとつのポイントだろうね。
今後もバロンドールにノミネートされる日本人選手が出てくるとして、たとえば三銃士、3人とも欧州CLに出られそうなクラブに所属できてるのは嬉しいぞ。
ザルツブルク、ポルト、PSVだから。

バロンドールにノミネートされてないまでも、意外と凄いなと思うのが長谷部である。
守備の選手だからインパクトはなくとも、コツコツと結果を出してきた。
イメージは、奥寺康彦に近いものがある。
ブンデスではリーグ制覇にもきちんと貢献し、欧州CLにも出場し、複数のクラブで複数のポジションをこなし、各々にチームの信頼を得て、地味にベストイレブンに選ばれたりもして。
こういうのも、悪くないよな。

【歴史に残る日本人レジェンド11】

・・釜本・・岡崎
香川・・・・・・俊輔
・・中田英-長谷部
長友・吉田-井原・内田
・・・・川口

・釜本→メキシコ五輪得点王
・岡崎→プレミア優勝チームでレギュラー
・俊輔→スコットランドリーグMVP
・香川→ドルトムントのエースとして活躍
・中田英→セリエ伝説のユベントスキラー
・長谷部→ブンデス優勝チームでレギュラー
・長友→インテルでレギュラー、CLも活躍
・内田→シャルケでレギュラー、CLも活躍
・吉田→日本人唯一のプレミアCB
・井原→日本人CBで唯一のアジア年間MVP
・川口→マイアミの奇跡

こうしてレジェンドの顔ぶれを見ると、意外とまだ現役がいるワケよ。
いずれ、ここに冨安、久保くんあたりが入ってくるのかもしれないね。

ベスト11の企画では必ず釜本さんの名前が入るんだけど、ぶっちゃけメキシコ五輪なんて知らんので彼に思い入れはなく、早いことベスト11から外れてもらいたいぐらいなんだ。
「メキシコ五輪得点王」「メキシコ五輪銅メダル」は確かに凄いにせよ、半世紀も昔の話である。
さすがにそろそろ、誰かが釜本超えをしなくちゃ。
次の東京五輪で、どうだろう。
日本人の誰かが得点王になり、さらに銅メダル以上の成績をおさめる。
そうすれば、ようやくベスト11から釜本さんの名前を消すことができるよね。
2019/10/24(木)15:47

☆関西人
日本人バロンドーラー
日本人でバロンドールを澤さんが獲っているが、男子では誰もいない。
ただ、これまで「バロンドールを狙う」と公言した日本人は何人かいて、私の知る限りでは本田圭佑、長友佑都、中島翔哉の3人である。
もちろん、この3人はノミネートすらされていないけど(笑)。

ひとつ訂正をしておきたい。
↓に、中田英寿のみが過去にバロンドール候補者リストに入ったことがあると書いたが、実際は他にも稲本、俊輔、香川、岡崎もリスト入りしていたらしい。
あれ?
稲本って、そんなに活躍してたっけ?

私は、日本人男子がバロンドールを獲るのを全くイメージできないが、ノミネートまでなら今後も何人か出てくると思う。
中田がノミネートされたのはローマで優勝した時でなく、ペルージャにいた時だ。
意外とビッグクラブでなくても、プロビンチアからでもノミネートまでならイケるみたい。
あと、俊輔のようにスコットランドリーグからでも狙えるっぽい。
稲本は、どうやら02年ワールドカップでの活躍が認められてのノミネートらしい。
岡崎は、まぁレスターの奇跡があったからな。

そう、ノミネートまでなら
・四大リーグからでなくとも狙える。
・ビッグクラブ所属でなくとも狙える。
ということさ。
つまり、ベルギーやポルトガルやオランダやオーストリアからでも狙えるので、今の三銃士クラスでも、そのうちイケる可能性はある。
欧州CLでインパクトを残せば、一層可能性は高まるだろう。

リスト作成者は、一種のバランス感覚として「少しだけでもアジア系を入れておかなきゃ」という意識が必ずあるはずなんだ。
近年は特に、マイノリティに対する配慮が重要だからね。
白人選手とアジア系選手が同じポイント数で並んだ時、敢えてアジア系選手の方をチョイスしてくれる気がする。
「我々はアジアを差別していない」という良識を示したいから。

バロンドール投票は、optaデータなどを緻密に分析して査定する類いのモノではない。
あくまで、印象で投票するモノだ。
ならば、インパクトが大事なワケよね。
と考えると、逆にアジア人は有利じゃない?
たとえばアジア人が欧州CLで大活躍したとして、その活躍は白人や黒人がやるよりも絶対にインパクトがあるんだから。
「アジア人はヘタクソ」という先入観があるからこそ、メッシ級のプレーを見せればメッシ以上のインパクトを世界に与えるはずだ。

あれ?
色々考えていくと、いずれ日本人がバロンドールを獲るのもあながち夢でもない気がしてきたな…(笑)。
2019/10/23(水)12:27

☆関西人
時代
バロンドールの候補者30名が発表されたが、昨年受賞のモドリッチ、およびネイマールはノミネートから外れたらしい。
オッズではリバプールのファンダイクが1位らしいが、確かファンダイクって、サウサンプトンで吉田と一緒にいたセンターバックだよね。
今の時代に、センターバックがバロンドールを獲るかな?
なんか、違う気がするなぁ。
かといって、今さらメッシ返り咲きもシラケる。
せっかくメッシ&Cロナウド2強時代に、昨年ようやく終止符を打ったのに。
ここ10年は、間違いなくメッシ&Cロナウドの時代だった。
では今後10年、果たして誰の時代なのか?
ネイマール?
いや、ピンとこないな…。

◯◯の時代という表現をするなら、まず昔、KINGペレの黄金時代は確実にあっただろう。
時期としてはおそらく60年代、私が生まれる前の時代だから詳しくは知らないけど。
続く70年代は、おそらくクライフ&ベッケンバウアーの時代。
続く80年代は、おそらくマラドーナ&プラティニの時代。
このへんまでは、まだ私にも分かるんだ。
分かりにくくなるのが、90年代からである。
このあたりからは群雄割拠、時代を象徴する顔が非常に分かりにくくなってくる。
事実、90年代はバロンドールの顔ぶれがこんな感じなんだ。

1990年→マテウス
1991年→パパン
1992年→ファンバステン
1993年→バッジオ
1994年→ストイチコフ
1995年→ジョージウェア
1996年→ザマー
1997年→ロナウド
1998年→ジダン
1999年→リバウド

みんな凄い選手たちばかりなんだけど、この中から「時代を象徴する選手」を選べるかい?
難しいでしょ。
まぁ、個人的にはバッジオ、そしてジダンにしておきたい。
何より90年代というのは、ファンタジスタという新しい言葉が生まれた時代である。

続いて、00年代のバロンドール。

2000年→フィーゴ
2001年→オーウェン
2002年→ロナウド
2003年→ネドベド
2004年→シェフチェンコ
2005年→ロナウジーニョ
2006年→カンナバーロ
2007年→カカ
2008年→Cロナウド
2009年→メッシ

00年代も色々いるね〜。
この中から敢えてひとりだけチョイスするなら、私はロナウジーニョにするよ。
彼のプレーは確実にひとつの時代を創り、あのプレーが後にバルサでメッシが萌芽する土台にもなったと思うから。

続いて、10年代のバロンドール。

2010年→メッシ
2011年→メッシ
2012年→メッシ
2013年→Cロナウド
2014年→Cロナウド
2015年→メッシ
2016年→Cロナウド
2017年→Cロナウド
2018年→モドリッチ

00年代の終盤にバロンドールを獲った若いふたりが、10年代はず〜っと栄光を独占するようになっていった。
受賞累計ではメッシ5、Cロナウド5のイーブンで、このイーブンのままのフィニッシュで私はイイと思うんだけど。

じゃ、まとめてみよう。

【60年代】ペレ
【70年代】クライフ、ベッケンバウアー
【80年代】マラドーナ、プラティニ
【90年代】バッジオ、ジダン
【00年代】ロナウジーニョ
【10年代】メッシ、Cロナウド

バッジオ、ジダン、ロナウジーニョの3人はバロンドールを一回しか獲っておらず、人によっては違う選手をチョイスをするかもしれないね。

さて、こういうのを日本の場合に当てはめて考えるとどうなんだろう。

【60年代】杉山隆一、釜本邦茂
【70年代】釜本邦茂
【80年代】木村和司、奥寺康彦
【90年代】三浦知良、中田英寿
【00年代】中村俊輔、遠藤保仁
【10年代】本田圭佑、香川真司

【20年代】は久保くん、ということになるのかな?
まだ、分からない。
そういや、今回のバロンドール候補30名リストに、アジアからは唯一ソンフンミンが入ったらしいね。
韓国としては、パクチソン以来ふたり目の快挙か。
日本人では、98年と99年に中田英寿がリスト入りしている。
以降は、誰もノミネートされてない。
早いこと、ふたり目が出てきてほしいね。
2019/10/23(水)9:26

☆関西人
作品
現在別冊マガジンで連載中の「進撃の巨人」、噂ではあと3話ほどで完結するそうだ。
最新話では、巨人の始祖である少女ユミルフリッツの過去も明かされ、かなりの部分の謎が解明されてきた。
最新話のタイトルは「二千年前の君から」である。
10年前の連載第一話のタイトルが「二千年後の君へ」だということを踏まえると、いかに作者の諌山先生がプロットを緻密に完成させた状態からこの作品の連載を始めたかがご理解いただけるだろう。

連載を始める前にプロットを完成させるのは当たり前のことでしょ、と思う人もいるかもしれない。
いや、案外そうでもないんだ。
たとえば少年ジャンプなど、読者の反応によって内容に手を加えたりする編集方針のところもあって、当初の構想通りに話が展開しなかったパターンなどいくらでもある。
あ、「ワンピース」の尾田先生は一切編集部に口を挟ませてないみたいだけどね。

職人気質の日本人は、全体構成を完璧に決めてから始動し、以降は計画に沿って動いていくパターンを好む。
しかし、海外では必ずしもそうではないみたい。
海外ドラマでよくあるパターンとして、展開やオチをまだ制作側が決めてないことがあるのよ。
視聴率など見て、途中からアレンジが入ったりもする。
なんのドラマだか忘れたが、脇役の人気がヒロインの人気を上回る想定外の事態になり、途中からその脇役の女性がヒロインに昇格してしまった例すらあったな(笑)。

私が好きな映画監督で、デビッドリンチという人がいる。
やたら難解な映画を作る人だ。
その難解さからして、かなり彼の頭の中で複雑なプロットが緻密に組まれてるんだろうと思ってたら、識者によると、実はそうではないみたい。
リンチは、アイデアを思いつくままにどんどんとシーンを撮っていって、全体感には特にこだわらずに撮影していくスタイルなんだそうだ。
彼の作品の中でも傑作とされてる「マルホランドドライブ」など、これはお蔵入りになったテレビドラマのプロット版を再利用し、追加撮影して継ぎ足し、劇場用に仕立てたという意外にアバウトな制作過程の作品である。
なるほど。
あの難解で複雑なストーリーは、継ぎ足しをしたからああなったのか?
でも観る側は、その難解さと複雑さを「リンチ風」と解釈し、この謎めいたストーリーの解釈にいまだ議論は続いている。
リンチもリンチで「ストーリーを理解する為の10のヒント」を公開してるんだけど、リンチ自身がこの作品の解釈の「正解」を持ってるのか、案外怪しいよね。

よく映画で、「ディレクターズカット」というのがあるじゃん。
これは監督が作品の公開後に、自らの意思で再編集したパターンの作品のことをいう。
オリジナルと何の差があるの?と疑問に思うかもしれんが、実はハリウッドだと監督自身に編集権がないらしい。
監督はあくまで個々のシーンを撮る職人の立場で、それを編集するのはあくまでプロデューサーの権利とされているらしいんだわ。
どうも日本とは、制作の考え方が微妙に異なるようだ。

日本の場合は、監督に権限を集中させる。
撮影も、編集も。
だから、作品は監督のモノだ。
しかしハリウッドでは、作品は監督のモノでなく、プロデューサーのモノだという考え方があるみたい。
映画のみならずテレビドラマでも同じで、監督には素材となるシーンを大量に撮らせ、オチもAパターンBパターンCパターンというように、複数のパターンを撮らせたりするらしい。
どれをチョイスするかは、プロデューサー次第ということ。

こういう日本式とハリウッド式、おそらく一長一短あると思う。
日本の場合は監督に権限を集中させる分、どちらかというと純文学的になるよね。
クオリティはあるけど、これ売れないでしょ、というのが結構出てくる。
でもハリウッドはプロデューサーに権限を集中させる分、売れるか売れないかに重きを置いたモノになる。
商品になる。
サッカーでもそうだと思う。
日本では監督ありきで、構想や完成形は全て監督の頭の中にあります、というのが前提である。
だから代表でも、「◯◯ジャパン」というように監督の名前を看板に据える。
一方欧州って、たとえばレアルは「ペレス会長のモノ」という解釈がされてないか?
監督は丹念に素材を作るけど、しかしレアルは決してジダンの作品ではない。
この違い、大きなポイントである。

「進撃の巨人」は、別冊マガジン編集部の作品ではなく、諌山先生の作品だろう。
編集部はほとんど制作に口出ししてないと思うし、諌山先生の考えるままに描いてるはず。
「いや、先生、子供も見る作品で人肉を食べるシーンは色々問題ありますし、ちょっと控えた方が…」みたいなこと編集部も言いたいだろうけど、最新号では思いっきり人肉食のグロい描写があったわ(笑)。
天才の仕事に対しては、迂闊に口出しをしてはならない。
諌山先生はもちろんのこと、尾田先生にも、宮崎駿先生にも。
という認識が、日本にはあると思う。

で、森保ジャパンに対してはどうなんだろうね。
森保さんを「天才」と認識し、プロデューサー側である技術委員会は一切を森保さんに託しているんだろうか?
このチームは、森保さんの作品なんだろうか?
よく分からないが、少なくとも今の代表を関塚さんがプロデュースしてるイメージは全くないよね。
2019/10/22(火)15:08

☆関西人
日本の誇り
日本人って、結構日本の悪口を言う民族だと思う。
自国に、コンプレックスみたいなのを根強く持っている。
そのへんは外国人の方が、まだ自国の歴史や文化に誇りを持ってる気がするなぁ。

これを、戦後GHQが日本に植え付けた自虐史観とか、そういう壮大な話をするつもりはない。
それよりもう少しスケール小さな話で、たとえば、地方出身者が自分の故郷をあまり誇りにしない傾向があるでしょ?
ド田舎で何もないところですよ、とか言って、あまり多くを語ろうとしない。
ちょっとコンプレックスがあったりして。
日本人の日本に対する思いも、それにやや近いものがあると思う。

隣の芝生は青いからね〜。
日本人が欧州とか見ると、イイなぁと思うんですよ。
自分もああいう国に生まれたかったな、と。
その国の細かいところまでは知らんから、アラが見えない分、過剰に憧れてしまうんだろう。
偶像に対する憧れである。
映画俳優を見てカッコいいなと思う一方、自分の旦那を見てガッカリする、みたいな(笑)。
いやいや、実は旦那にもイイところはたくさんあるんですよ。
実際、ヨソの奥さんたちは「お宅の旦那さん、ステキね〜」とか言っている。
え?そんなことないだろ?と思うだろうけど、そう言われる機会がやたら多いことに、そろそろ我々も気づかねばなるまい。

サッカーファン的には、Jリーグにコンプレックスを持ってるでしょ?
欧州のリーグに比べると学校の球技大会レベルで、なんか恥ずかしい、ってね。
ところが、欧州から日本に来たサッカー選手なんかは、まずまずJリーグのことを誉めてくれてるワケさ。
技術が高いとか、スピードがあるとか。
四大リーグは別にしても、欧州の中堅国のリーグと比較すればレベルは変わらない、みたいなことを言ってくれる人は多い。
実際、そうなんじゃないだろうか。

もしホントにJのレベルが低いなら、Jから欧州に移籍した選手が、あっちでレギュラーやれてるのも不思議な話である。
うん、実は日本サッカーってまぁまぁのレベルなのよ。
だけど日本人は、そこを過剰に自虐に走ってしまう。

それでも、昔よりは日本に「愛国」の概念が出てきたと思う。
たとえば、明日は即位の礼だけど、天皇の存在は日本のアイデンティティでしょ?
世界中に「キング」と呼ばれる人はたくさんいるけど、「エンペラー」と呼ばれる人は世界でも唯ひとり、日本の天皇だけなんだから。
日本は、世界最古の王朝国家。
基本、白人は黄色人種を見下してるだろうが、でもひとつの王族が126代も続くなんて、こればかりはさすがにリスペクトしてると思うよ。
その伝統と格式から、天皇はローマ教皇やエリザベス女王と同格、もしくはそれ以上の格付とされている。

天皇は、日本神話に出てくる神の末裔である。
アマテラスやスサノオって、ギリシャ神話でいうならゼウスやポセイドンみたいなもんでしょ?
そのての神の末裔が国家元首を務めてる国って、おそらく世界でも日本だけだよ。
いまどき、そんなファンタジーの国はキモチ悪い?
そうかな。
私は、むしろ誇るべきことだと思うけど。

とにかく日本は、世界有数のファンタジーの国。
今回のラグビーワールドカップ見て思ったけど、サッカーでは東京五輪、ラグビーをも上回る奇跡を起こせる気がするんだよね。
2019/10/22(火)1:07

☆関西人
国民一致団結
ラグビーワールドカップ、まだ大会が終わったワケじゃないけど、日本の準々決勝敗退でひと区切りだろう。
しかし、大成功だと思う。
日本の裏ボスとも言われる森元首相が元ラガーマンとあり、このワールドカップには国家権力側にとっても並々ならぬ想いが詰まってたんだよね。
ある意味、絶対にコケられない大会だった。

とはいえ、「あ、日本負けたんだね。ふ〜ん」というほど、スポーツに何の関心もない層も一定数いるもんである。
いや、結構いると思う。
特にラグビーはプレーしたことない人が多いだろうし、ルール知らない人も多いだろうし、日本国民みんなが一丸になって応援してるというのは明らかに幻想である。

五輪ですら、大会開催中に「全然見てない」という人は案外いるよ。
きっと、スポーツそのものに関心がないんだろう。
五輪よりアニメの方が面白いし、とか、スポーツ見るよりゲームしてる方が楽しいし、とか、そんなところかと。
別に、そのスタンスに対して、どうこう言うつもりはない。

というか、ワールドカップとか五輪とか、ついつい自国の応援に熱が入っちゃうのは何なんだろうね。
ぶっちゃけ、負けたところで我々に何か実害があるワケではない。
勝とうが負けようが翌日には平穏に普通の生活があり、何かが特別変わることはないんだ。
じゃ、何で日本代表が負けた時、まるで自分のことのように落胆するの?
ホントは、関係ないのに。
と、意に反してシラケた理論を書いたが、実際そう考える人もいるワケよ。
何必死こいてんの?と。

思えば東西冷戦時代、米国vsソ連の時とか今より凄かったよね。
特にソ連側とか、莫大な国家予算を投じてエリートを育成してたみたいだし、ドーピングやら何やら、ありとあらゆる手段を使ってメダルを獲りにきていた。
メダルって、そんなにも価値があるものなのか?

このへんは、説明が難しい。
もし、五輪でメダルを獲ることが何かの目的を達成する為の手段だとするなら、その目的をハッキリさせねばならない。
ただ、その目的とやらがハッキリしないんだ。
ざっくりいえば「名誉」とか「誇り」とかになり、割と曖昧である。
そんなものの為に何十億も投じる価値はあるのか?と言われりゃ、どう答えてイイか分からない。

多分、こういうのは「何かの目的を達成する為の手段」と捉えてはダメなんだろう。
メダルを獲ること自体が目的。
何かの為にメダルを獲るのではなく、メダルを獲ることこそが全て。
そう考えた方が、まだスッキリする。

それでも敢えて、ひとつ大きな意味での目的をいうなら、国民を一丸とすることだろうね。
国の代表を他国と戦わせることで、国民をひとつにする。
為政者からすれば、国民がバラバラの意識ではダメなんだ。
だから意思統一の為にも、疑似戦争のスポーツで代表が勝つことが大事。
かなり右寄りの思考だけどね。
左寄り、リベラルな人たちは、きっとこういうスタンスを疑問に思うだろう。

私たちは、幼い頃からこういうのを繰り返してきたワケよ。
学校の運動会で、クラス対抗リレーがあって、やっぱ自分のクラスを応援するワケだ。
でも、ふと思う。
あれ、自分って自分のクラスに愛着なんかあったっけ?と。
全くないのよ。
でも不思議なもんで、運動会になるとクラスへの帰属意識が生まれる。
じゃ、運動会を契機にしてクラスが一致団結するようになりました、というハッピーなオチかといえばそうでもなく、運動会が終わればまた元のバラバラ状態の日常に戻ってたりして…(笑)。

やっぱ、運動会ほど「たまにしかない行事」って、そうなるのよ。
その点、Jリーグはイイよな。
毎週だから。
日常だから。
2019/10/21(月)13:13

☆関西人
四姉妹
ラグビー日本代表、南アフリカに敗れて四強はなりませんでした。
でも、よくやった!
感動をありがとう!
拍手!

ここにきて、ラグビー人気の高まり方はハンパなかったよね。
でも、前回でいうところのブームの火付け役、五郎丸に該当するような時代の顔はイマイチ見えてないような気がする。
今回の注目は、特定の選手に対してではなく、バランスよくチーム全体に向けられてたから。
しかし、これはこれでイイんじゃないだろうか。
人気も地に足がついてるというか、前回の「五郎丸ポーズ」みたく、一過性ブームでは終わらない感じがする。

まぁ、メディアはすぐに特定のスーパースターを作りたがるもんだ。
そのへんは、サッカーファンの皆さんなら昨今の久保くんフィーバーでイヤというほど思い知らされてるだろ?
競技の人気を上げるには、スターを作るのが一番手っ取り早い。
それも、できるだけ若い選手をまつり上げるパターンが好まれる。
その方が、ちゃんと人気がランニングするから。
今回のラグビー代表は、ややアラサーの選手が多かったのが玉にキズ。
以前、日本でサッカー人気が爆発した時は、やはり20歳そこそこの中田英寿が一躍時代の顔になったワケよ。
さらに俊輔、小野、高原、稲本らが出てきて、彼ら若い選手たちが新時代を牽引していった。

だけど、彼ら若手がやがてベテランになった時、そこからの世代交代が難しかったね。
何か大きなブームでも起こさないと、若手がベテランにとって代わる存在として世間から認められるのは、案外難しいもんですわ。
たとえば、女性タレントの好感度ランキングを見てごらんよ。

@綾瀬はるか(34)
A新垣結衣(31)
B北川景子(33)
B深田恭子(36)
D石原さとみ(32)
※ビデオリサーチ調査2019年

30代ばっかりじゃん?
綾瀬&新垣の2TOPなんて、ここ10年ぐらい不動じゃないだろうか。
もっと若いタレント、たとえばNHK朝の連ドラのヒロイン・広瀬すず(21)などがベスト5入りしてもよさそうなのに、広瀬さんはベスト5はおろか、ベスト20にすら入っていない。

最近、「GYAO」で映画「海街diary」を無料配信してたので、何年かぶりに観たんだ。
これ、やっぱ名作だね。
長女が綾瀬はるか、次女が長澤まさみ、三女が夏帆、末妹が広瀬すず、という美人四姉妹のドラマである。
この映画が公開された時は広瀬さんが鳴り物入りの新人だったワケで、なるほど、確かにこの頃の彼女はカワイイわ…。

四姉妹のキャラ設定は
・綾瀬はるか→正統派、清楚担当
・長澤まさみ→自由奔放、お色気担当
・夏帆→マイペース、個性派担当
・広瀬すず→愛されキャラ、アイドル担当

公開当時は「やっぱ綾瀬さんイイなぁ」とか思って観てたんだけど、何年かぶりに観ると、「意外とイイなぁ」と感じたのが三女の夏帆である。
設定として、彼女だけ微妙にブサイクだから(笑)。
いや、もともとの夏帆さんは美人で、たとえば「みんな!エスパーだよ!」(柴崎の嫁と共演してたやつ)とか、「箱入り息子の恋」とか、メチャクチャ魅力的だったし。
でも、さすがに綾瀬さん、長澤さん、広瀬さんクラスに囲まれてしまうと分が悪く、敢えて四人の中で一番ブサイクな立ち位置にポジショニングしたのは正解だったと思う。

で、この四姉妹を日本代表に当てはめると、まず中島と南野が、長女と次女の立ち位置。
綾瀬さんや長澤さんの立ち位置だね。
もちろん末妹はルーキー久保くんで、いわば広瀬さんの立ち位置。
アイドル的立ち位置である。
じゃ、三女は誰かというと、久保くんよりは3歳上、中島よりは4歳下の堂安ということになるだろう。
夏帆さんの立ち位置ね。

「海街diary」は、三姉妹が父親の死を機に、天涯孤独になった異母妹を引き取って四姉妹になるところから物語が始まる。
この異母妹というのが広瀬さんで、まぁ新参者の久保くんみたいなもんですわ。
この新参者の登場で、それまで末妹だった夏帆さんは姉の立場となったワケね。
まさに、堂安。
この三女って、難しい立ち位置である。
三女には長女や次女ほどのオトナの色気はなく、また四女ほどのアイドル的な可愛さはないから。
実際、このところの代表における堂安評って、そんな感じじゃない(笑)?

いやね、だからこそ堂安は夏帆さん路線でいくべきなのよ。
マイペース、個性派担当、ブサイク。
超絶な美人たちに囲まれた中でひとりだけ微妙にブサイクって、それはそれで存在感があり、ある意味でおいしいぞ。
多分、これからの堂安は華麗なプレーをそれほど見せず、ひとり泥臭いプレーヤーになっていくんじゃないだろうか。

もし私が映画監督なら、綾瀬さん、長澤さん、広瀬さんよりも、絶対に夏帆さんを多くキャスティングするんだけど。
だって、どう見ても使い勝手よさそうじゃん?
なんのかんの言われながらも、ここにきて堂安はPSVで先発するようになってきている。
大したもんだよ。
2019/10/21(月)9:29

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