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過去ログ597 2019/9/24 11:43

☆関西人
マルチバース
久保くんがマジョルカで、リーグ戦初アシスト。
とはいえ、試合は2-4負けである。

マジョルカ、私が想像してた以上に弱い。
「ニュースZERO」では本田が久保くんに対して
「レアルBでもレアルに残ってほしかった」
と言い、また、その理由を
「巧い選手が多いチームでやる方が良い。
弱いチームで守備ばかりするのは本末転倒」
と語っていた。
彼いわく、「下位チームでもスペイン1部でプレーする方が良い」と考えるのはシロウトで、レアルは一回出たら戻れないことの方が多い、とのこと。

うん、本田の杞憂、なんとなく当たりそうな気がするね。
まだ久保くんの選択が失敗だったというのは時期尚早にせよ、いやホント、この選択は彼の選手キャリアを決定付ける最重要のターニングポイントだったかもしれん。

あと10年ぐらい経って久保くんのキャリアを振り返った時、「あの時レアルに残っていれば…」となっているか、それとも「レアルを出ていて良かった」となっているか、それはその時になってみないと分からん。
ポイントは、今レアルが決して調子よくないことである。
ヘタすりゃ、ジダンの更迭もあり得るぐらいの状態。
しかし何を言ったところで、もう既に久保くんは「一回レアルを出る」という選択をしたんだ。

最近、マルチバースという言葉をよく耳にするようになった。
多元宇宙、並行宇宙、パラレルワールドと言った方がしっくりくるかもしれんが、たとえば久保くんがひとつの選択を迫られた時、「レアルに残る宇宙」と「レアルを出る宇宙」に分岐するという考え方だね。
ちなみに我々が今いる宇宙は、「久保くんがレアルを出る宇宙」の方なんですよ。
久保くんが「出る」の宇宙を選択した時点でそれが現実となり、「残る」の宇宙は別バースとなって我々が関与しない次元にいってしまったのね。

私、このマルチバースという考え方がとても好きで、たとえば幽霊の存在を説明するのに一番しっくりくるのよ。
もちろん幽霊を説明するには「霊魂」もあるけど、それの有無については生物学的に今後解明されていくとして、私は生物学でなく物理学的解明となる【幽霊=マルチバースの残像】説の方が納得できるんだわ。
たとえば事故で人が死ぬと、その人が死んだ現実の宇宙と、その人が事故に遭わなかった、死ななかったパターンの別宇宙に分岐するという考え方さ。
我々がいる宇宙と並行して、その別宇宙もどこかで同時進行している為、「見える人」にはその別宇宙の残像が見える、というのが幽霊の理論的説明なのさ。
各宇宙は無関係でなく、お互いに干渉し合って均衡を保っているという。

つまり、霊感の強い人=別バースを感じられる能力者、ということ。
だからさ、そういう人が今のレアルBの試合を見ると、ぼんやりとした輪郭で久保くんの生き霊みたいなのがプレーしてる姿を確認できるのかもしれないよ(笑)。
その生き霊、既にハットトリックぐらいしてませんか?
2019/9/24(火)11:43

☆関西人
ベンゲル
ちょっと驚いたニュースとして、ベンゲルが吉本興業とマネジメント契約を締結したという。
あ、誤解のないように。
吉本と契約したからって、別にベンゲルが吉本新喜劇にゲスト出演するワケじゃないからね。
ベンゲルは、絶対に「乳首ドリル」とかやらんし。
仮にもエリザベス女王陛下から爵位を戴いたほどの大物が、「ドリルスナ、ドリルスナ、…ドリルセンノカ〜イ!」と舞台で叫ぶのはおかしいだろ。
常識で考えれば分かることだ。

しかし、仮に「乳首ドリル」をしないのなら、なぜベンゲルは敢えて吉本と契約をしたのか?
真相はよく分からんが、今後日本で何か仕事をするんだろう。
とはいえ、Jクラブがベンゲルにオファーした話は聞いてないし、たまたまベンゲルの古巣、グランパスで風間さんの更迭が発表されたけど、後任はフィッカデンディだと報道されている。
じゃ、ベンゲルがJリーグでないとするなら、相手は日本サッカー協会か?
代表監督はあり得ないので、アドバイザー契約とか。
来年に東京五輪を控えて、そのテコ入れとして田嶋さんがオファーしてるかもしれない。

あと、ベンゲル的には来年の東京五輪、解説者でガッツリ儲ける狙いはあるかも。
思えば、2002年日韓大会の時も、彼は大会中ずっとフジテレビで解説してたよね。
ベンゲルのことだから、今回も東京五輪の間はずっと日本に滞在するつもりだろう。

彼は、アーセナルで長いこと監督をやってきた人だ。
しかしプレミアリーグの監督というのは、やたら監督の権限がデカイらしいね。
日本なら監督はあくまで現場の責任者、経営はフロント、というように分けられるけど、さすがにベンゲル級ともなると、かなり経営にまで踏み込んだ仕事をやってたみたい。
監督+GMみたいな感じで。
だから私は、Jリーグでどこかのクラブが、ベンゲルにGMとしてのオファーを出すのもありじゃないかな、と思って。
ヘタに監督だと、成績次第ですぐ解任とか使い捨てになっちゃうし、そういうのはベンゲルにモッタイナイでしょ。
ゆうに、敢えてGM。

よく考えてみてよ。
もしベンゲルがGMとして来てくれたら、誰か監督連れてくるにしても、誰か助っ人の選手を連れてくるにしても、これほど欧州に人脈のある人ってなかなかいないじゃん?
だから彼は多少ギャラは高いにせよ、長い目で見れば絶対にモトを取れると思うよ。

ただ彼自身が気をつけるべきは、ベンゲルのマネジメントを仕切るのが吉本興業だということ。
所属はスポーツマネジメント部門といいつつ、一応吉本って芸能事務所の老舗だからね。
そこは日本独特のタテ社会の構造になっており、その暗黙のルールは、入門が1日でも早い方が「兄さん」となる、ということ。
その鉄の掟に従うなら、ベンゲルはたとえば、ひょっこりはんに対して「兄さん」と呼ばなくてはならんし、ゆりやんレトリィバァに対しても「姉さん」と呼ばなくてはならんのよ。
そして、それら兄さん姉さんから楽屋で
「ベンゲル、アクエリアス買ってきて」
と言われたらダッシュで買いに行かなくてはならんのだ。

ベンゲル、頑張ってくれ。
ただし、闇営業はほどほどにね。
2019/9/23(月)22:30

☆関西人
マスゴミ
「ワイドナショー」を見てたら、松本人志が「僕はTBSで番組が1本減る」と語っていて、何のことかと思ったら、いつの間にか「クレイジージャーニー」が打ち切りになってたんだね。
全然、知らなかった。
ヤラセ発覚による打ち切りらしい。

「クレイジージャーニー」、以前はよく見ていた。
美人写真家ヨシダナギさんによるアフリカ裸族取材の回とか、あれはテレビ史に残る神回だったと思う。
ああいう紀行モノでありながらバラエティ番組である形は、どうしてもヤラセが発生しやすいと思う。

私がヨシダナギさんのを見てて、「酷似してるな〜」と感じたのがアダルトビデオ「野性の王国」である。
アフリカの裸族がいる村に日本のAV女優が滞在し、原住民たちと交流しつつ、時々彼らとセックスするという企画で、かなり人気シリーズだったかと。
雰囲気は、完全に「クレイジージャーニー」。
あまり私はエロに興味ないが、アフリカの大自然が好きなので「野性の王国」は何本か見た。
だけど、これはどう考えてもヤラセだったよね。
女優とエッチしてるのは、明らかに原住民を装った偽物の裸族である。
でも、いちいちアダルトでは「ヤラセじゃないか!」と誰もツッコんだりしない。
それはプロレスをヤラセというのと同じで、マトモにツッコむのは一種のマナー違反である、という認識。

このへんは、いわゆる「ナンパ物」も同じこと。
いまどきの作品は、ナンパされてる「素人」がほぼ100%仕込みである。
ガチで街角の素人を即興で出演させようにも、今の時代は個人情報保護として契約書をとらないと絶対にアウトだし、事前に性病検査も必要らしい。
そのへん面倒くさく、事務所にオファーして素人に見える人材を派遣してもらってるのが現実である。
SODの名物企画「社員」シリーズも、あれに出てる社員はもちろんホンモノではない。
いまどき、ガチで社員にあんなことさせたらセクハラ・パワハラで企業は一発レッドカードですよ。
…まぁ、今から20年ほど前なら、そのての企画に完全ガチのやつもあったんだろうけどね。
昔はそこまで法律の縛りがきつくなく、取り締まる側も割と緩かったはずだから。

じゃ、今のアダルトはほとんどが仕込み?
そうですよ。
でも、たま〜にガチなのが混じってるかも、と思うところにファンタジーがあり、そういう楽しみ方をするモノである。
じゃ、「クレイジージャーニー」も問題ない?
…いや、「クレイジージャーニー」はダメなんだ。
これはアダルトのような視聴層限定コンテンツでなく、層を特定できない、広く開かれた地上波TVコンテンツだからね。

TBSは、昔から「ガチンコ」とか「未来日記」とかドキュメンタリー風の企画(台本はある)を何本もヒットさせていて、もともと現実と虚構の隙間を得意とする制作スタイルである。
「情熱大陸」「モニタリング」「ウルルン滞在記」だって、実は怪しい。

そうそう、少し前にTBSは「消えた天才」にもアウトなやつが発覚して、打ち切りになったみたいだね。
その発端は野球ネタだったんだけど、追跡調査するとサッカーのやつも実はアウトだったみたいなんだ。
かつてのガンバJr.ユースには河本光善という選手がいて、TBSは「消えた天才」でその河本をチョイスした。
宇佐美がJr.ユース時代に「絶対にかなわない」と認めた天才。
この河本には小学生時代600ゴールという伝説があったみたいで、TBSはその当時のドリブルしてる動画を2割増しのスピードに加工し、いかにも天才っぽい「快速ドリブル」動画に仕上げてしまったらしい。
そりゃ、あかんわ(笑)。
そういうつまらないところでインチキすると、【中学のうちに飛び級でユース昇格→先輩ばかりの環境に馴染めずユース退団→その後は荒れて暴走族に…】というドラマチックな本編の展開自体に疑いが出てきてしまうから。

でもさ、なぜTBSがこうしてヤラセや加工など色々やっちゃうのかというと、全て数字の為だろ?
結局、そういうことした方が数字が上がるメカニズムがあるから敢えてやるワケで、もちろんTBSは悪いにせよ、元凶を辿ると我々、視聴者の民度に最後は行き着くような気がするのよ。
今も久保くん報道には皆がうんざりしつつも、メディアがそうするのは、実際久保くんネタが数字になってるからでしょ?
つまり、我々がメディアをそうさせてるんだ。
よくマスコミを「マスゴミ」と馬鹿にする人たちもいるけど、それこそマスコミとは視聴者を映す鏡、自分たちを映す鏡みたいなもんで、メディアをゴミだとするのは自分たちのことをゴミだと肯定するパラドックスでもあるんだよね。
2019/9/23(月)18:00

☆関西人
本田圭佑
先日、本田圭佑が「ニュースZERO」に出ていた。
まだ浪人中の身だが、現役引退は考えていないこと、どこかからオファーはあったが自分の望むリーグではなく断ったことを明かしていた。
彼の望みは欧州のリーグ、それも1部リーグらしい(中堅国でもOKだよね?)。
来年の東京五輪オーバーエイジを彼はまだ諦めてないらしく、森保さんにアピールという意味で、欧州のリーグというところにコダワリがあるようだ。
うむ、本田のベルギー、オランダ、トルコなんかも意外とあり得そうだな。

また、番組の中で「A代表引退してるのに、なぜ五輪代表は目指すのか?」と質問され、その答えはワールドカップのある2022年までは自分の年齢だと無理、でも五輪のある2020年までならイケると考えたから、というシンプルな主旨だった。
そして、以前に公言した世界一という目標はワールドカップで達成できなかったが、また再チャレンジとして今度は五輪でそれを目指す、という意味もあるらしい。
なるほど。

多くの人たちが、「本田のオーバーエイジはないだろう」と考えてるはず。
事実、メディアの予想するオーバーエイジ候補の中でも本田のランキングは下位である。
でも、本人は至って本気のようだ。
浪人のままだと、絶対あり得ないんだけど。

【本田オーバーエイジ起用案】

・・・・本田
三好・・久保・・堂安
・・板倉・・柴崎
杉岡・昌子-冨安・橋岡
・・・・大迫

本田は本来2列目の選手だが、この世代は2列目に堂安、三好、久保くん、安部、中村敬、食野、伊藤達など才能あるタレントが揃っていて、敢えて本田をそこに使うのは惜しい気がする。
よって、使うなら専門外というべき1列目か3列目なんですよ。
3列目は柴崎が濃厚、1列目は大迫本命だがその召集がやや厳しい流れを踏まえて、本田FW起用案。
ゴールに背を向けた司令塔として、若きアタッカーたちに球をさばいてほしい。

しかし↑の図だと、前線がレフティ・ファンタスティック4になっちゃったね。
ポイントは、本田と久保くんを最短距離に置いてること。
このふたり、意外とイイ関係性作る気がする。
ほら、以前に本田は柿谷曜一朗が出てきた時、メチャクチャ嬉しそうだったじゃん。
本田って多分、純粋に足技が巧いテクニシャンが好きなのよ。
久保くんなんて、まさにそれじゃん。
本田って、結構フリックするでしょ?
イメージしてみて。
そのフリックに反応して、久保くんが一気に裏へ抜けて神トラップ、そしてシュート。

「ニュースZERO」の中で、なぜか本田は久保くんのことを「久保さん」と言っていた。
一応本田の夢は「レアルのI番」だったワケで、自分が果たせなかったレアル入りを実現した久保くんのことを、彼なりにリスペクトしてるのかもしれない。
なんか、本田ってカワイイ(笑)。
彼の東京五輪オーバーエイジ入りを応援したくなってきた。
2019/9/23(月)10:44

☆関西人
現実的な案
大迫不在になった時に、2TOPに切り替えるのも普通にあり得る話だよね。

たとえば岡崎を使う場合、岡崎1TOPにするよりはトップ下の南野も同列に並べて2TOPにした方がしっくりくる感じがある。

・・・岡崎・南野
・中島・・・・・堂安
・・・柴崎・橋本
長友・吉田・冨安・酒井
・・・・シュミット

もともと南野も前に飛び出すタイプだし、最初から442でイイじゃん、という話。
思えば、中島や堂安は中にドリブルで入ってくるタイプで、その入ってくるスペースは空けておいた方がイイ。
中島、堂安は中へ→サイドが空くので長友、酒井がオーバーラップ→クロスに対してニアに岡崎、ファーに南野が飛び込む。
極めて、普通のスタイルである。

そもそも1TOPと2TOPの違いが何かというと、私は単純にFWの体の向きの問題だと思う。
1TOPの場合は、大迫がゴールに背を向けた後ろ向きで、南野はゴール方向を向いた前向き。
対して2TOPの場合、大体はふたりともがゴールに背を向けた後ろ向きになる。
それがどうした?と思われるだろうが、後ろ向きというのは要するにクサビを受ける標的になるということで、1TOPの場合はその標的がひとつ、2TOPの場合は標的がふたつになり、ひとつよりはふたつの方が敵マークを分散できるでしょ、ということさ。

岡崎も南野も、クサビを受けられる選手だ。
ただ大迫のように、敵DFを食い止めながら「後ろが上がってくる時間を作る」みたいなプレーはそれほど期待できないかな。
クサビを受けたとして、それをシンプルにさばくスタイルになるだろう。
だから、難しくなるのがむしろMFなのよ。
クサビをシンプルにポンとさばかれて、ちゃんとそれを拾えるのか。
そもそも、その時点でMFがちゃんと近距離にいるのか。
これはMFのポジショニングセンス、戦術勘みたいなモノが求められるのかと。

と考えた時、あ…、と思った。
そう、中島である。
中島はボールを扱わせてる時は天才的なんだけど、ボールがないところではどうなのかな、と。
例の監督に怒られ事件も、あれは中島がボールのないところでの戦術的動きがヘタクソだったのが発端では?
となると、中島のポジションには別の選手、彼より戦術勘に長けた選手を使う方が442の場合はイイように思えてきた。

・・・岡崎・南野
・香川・・・・・堂安
・・・柴崎・橋本
長友・吉田・冨安・酒井
・・・・シュミット

はい、香川を起用してみました。
中島は4231で「左ウィング」だけど、この442で求められるのは「左ウィング」でなく「左MF」。
そういうフワッとした曖昧な概念をやらせてこそ、香川の真骨頂である。
彼は狡猾に、敵CBと敵SBのゾーンの隙間にポジショニングするから。
香川と中島の技術は互角かもしれんが、戦術センスではいまだ香川の方に分がありますよ。

香川、サラゴサで頑張ってるみたいだね。
2019/9/22(日)11:33

☆関西人
ポスト大迫
大迫の代替について。

大迫の故障で、みんな真剣に代替を考えるようになったと思う。

私は、鎌田が一番無難かな、と。
ブンデスで経験を積んでるし、何より足元の技術は大迫に劣らない。
私の中では、彼か南野の二択である。

ただ、技術的にはシュート力含めて問題ないとして、問題は大迫がやってた仕事のうち、敵DFとフィジカルコンタクトしながらも球をおさめる部分である。
あの作業、なかなかできる人材はいない。
鎌田は上背があれど、決してパワー系ではないと感じる。

あれをできるFWは今までの日本代表にも限られていて、MFながら本田や中田英がそれに近かったけど、鈴木隆行なんかはそこの強みだけで選ばれてたニュアンスがあったよね(笑)。
今の現役だと、やはり興梠か。
彼のスタイルは大迫とやや異なり、相手を背負う時はパワーで踏ん張らず、「むしろ体の力を抜いて、相手にポンと当たる感じ」だと以前に語っていた。
お前、達人かよ(笑)。

大迫、鈴木、興梠というのは全員アントラーズ出身。
でも、興梠があの技を会得したのはレッズに来てからのことらしく、決してアントラーズの頃から彼はポストプレーヤーだったワケじゃない。
というか、そこそこの年齢になってからでも、意外とポストプレーの技術は会得できるものなのか。

そういや、岡崎も意外とポストプレーできるんだよな?
昔は、全くそういうタイプじゃなかったのに。
明らかに昔より筋肉量が増えて、敵に当たり負けしないようになってきている。
イメージ的に小柄だと誤解されてるけど、意外とパワー系でフィジカル系、重戦車タイプである。
そして大迫ほどのうまさはないにせよ、鈴木隆行よりは洗練されたポストプレーができる。

でもさ、今さら岡崎とか興梠とか、大ベテランに頼るのもねぇ…。
興梠にいたっては、満身創痍だし。
こういう時こそ、私は若手の覚醒を期待するワケよ。
上田とか、小川とか、中村とか。
この3人のうちで現在一番出遅れてるのが間違いなく小川なんだけど、私から見て一番大迫っぽさがあるのは小川である。
いわゆる、足元におさまるタイプ。
持ってるポテンシャルは凄いよな。
多分、今の彼に必要なのは運命的な指導者(もしくは先輩FW)との出会いだと思う。
出場機会を求めて水戸に行っても、そういうのはないと思うけど。
かといって、今のままで海外行ってもベンチ要員になるだけだし、しばらく国内を転々とするのもありかもしれない。
その中で、いつか運命の人と出会えれば…。

あとは、鈴木武蔵、オナイウ、永井といった身体能力系か。
素材が面白いので彼らの召集には賛成だけど、あまりタイプ的にポスト大迫は期待しない方がイイ。
同じ身体能力系なら、むしろ私はニューカッスル武藤を見たいよ。
今季リーグ戦では一度も先発はないが、でもほとんどの試合で途中投入されている。
唯一先発したカップ戦では点を取ったことからして、さほど朽ちてないと思う。
いまだ、日本人FWとしてはトップクラスの能力じゃないかな?

【関西人主観のポスト大迫ランキング】
@鎌田大地
A南野拓実
B岡崎慎司
C武藤嘉紀
D興梠慎三

あと、大迫並みにパワーで敵DFを背負えて、尚且つ足元の技術もハイレベルという選手をひとり挙げさせてもらうなら、はい、冨安ですよ(笑)。
2019/9/22(日)9:58

☆関西人
バランス
柴崎をピボーテに使う場合、不安になるのはやはり守備だよね。
だけど、彼も守備ができないワケじゃない。
むしろ、うまいぐらいですよ。
数値化すると、攻撃6守備4ぐらい?
大体、いまどき守備しかできない、攻撃しかできない、って選手はあまりいないでしょ。
柴崎を使うなら、彼が6:4なのをベースに考えて周りを固めていけばイイんだ。

たとえば、最終ライン。
最終ラインはサイドバックが攻撃的で5:5になってるのを、4:6にすることでピボーテの守備補完をできるかもしれない。
また、インサイドハーフが6:4になってるのを、敢えて5:5にするのも悪くない。
総じて、現代サッカーは前の選手の守備力が上がり、後ろの選手の攻撃力の上がっている傾向が見える。
イレブン個々が、各ポジションで5:5に近づいているんだ。

なぜ、そうなるのか?
昔は、限りなく10:0に近いFWとか普通にいたよね。
だけど、「そういうFWには球を触らせなければタダの地蔵」ということを皆も分かってきて、触らせない戦術は普通にとれることも分かってきた。
岡崎のように、触らなくても貢献できるFWの価値も、きちんと認められるようになった時代だ。

また昔は、CBなんて限りなく1:9だったよね。
だけど今は冨安なんて良い例だけど、CBでもかなり攻撃センスがある。
これは、CBが前の選手に比べてフリーで球を持てるということが皆も分かってきて(裏を返せばFWや攻撃的MFはフリーで球を持てない時代だ)、どう考えてもCBが1:9なんてモッタイナイ、という時代なのさ。

前の守備力を上げ、後ろの攻撃力を上げているのが現代サッカー。
あくまで、イレブンのトータルで帳尻を合わせている。
だから、仮に柴崎が中盤底で1枚をこなすフォーメーションにしたとしても、必ずしもそれがリスキーとは限らない。

・・・・南野
原口・・・・・・久保
・・香川・・堂安
・・・・柴崎
板倉・吉田-冨安・酒井
・・・・シュミット

たとえば、こういう形。
見た目、リスキーだな!と思うかもしれんが、柴崎の脇にリスクがあれば冨安がフォアに出てフォロー、酒井が中に絞る。
もしくは吉田がフォアに出てフォロー、板倉が中に絞る。
そういう約束事を徹底できれば、私は大丈夫だと思う。
さすがに左ウィングは、守備リスク回避の為に中島外しました(笑)。
2019/9/21(土)12:39

☆関西人
オビに短しタスキに長し
ちょっと気になるのが、ネット上の記事にある「柴崎、スペインメディアで低評価」ってやつ。
確か、前にも似たようなこと書かれてたなかった?
私は試合を観てなくて、観てた人に聞きたいんだけど、今どんな感じなの?
私の知る限り、開幕戦を除けば低評価がずっと続いてるんだけど。

シーズン前、柴崎はデポルティーボを選んだポイントを、ボランチで起用してくれることだと語っていた。
だけど今、柴崎は全ての起用がボランチというワケじゃないみたいだね。
結構な頻度でインサイドハーフらしい。
しかしインサイドハーフは、柴崎に適したポジションだと思う。
もともと彼は上がり目のボランチであり、なかばインサイドハーフみたいなもんじゃないか、と。

ただ、デポルティーボでの彼は、このポジションにフィットしてないみたい。
「プレスができていない」みたいなことを書かれている。
なるほど。
今このチームで求められてるインサイドハーフは、山口蛍とか井手口とか倉田とか、そっち系のやつなのか。

思えばハリルの時、柴崎はインサイドハーフに使われたこともあるんだけど、最終的には山口蛍+井手口になってたよね(オーストラリア戦)。
いわゆるゲーゲンプレス系。
いや、そういうのはドイツならともかく、スペインに求められるのはそっちじゃないと思ってたよ。
もっとイニエスタ系かな、と。

柴崎は、後ろからパスを配球してリズムを作り、機を見て上がる3列目をやりたいんだろうね。
ガツガツと球を奪いにいくよりは、バランサーっぽくスペースを埋め、時にコースを見切ってインターセプトするようなやつ。
スペインでなら、いわゆるピボーテというやつだろう。

・・・・◯
◯・・・・・・・◯
・・◯・・・◯
・・・・◎
◯・◯・・・◯・◯
・・・・◯

◎が、ピボーテね。
これ、「アンカー」じゃん、と思うだろう。
まぁ、そういう言い方もできる。
ピボーテという言葉は、回転軸を表すらしい。
真ん中から球を散らす機能を表しており、ポジションは中央でなければならない。

昔のミランは、イタリアにしては珍しくピボーテを作り、そこにピルロを置いた。
ピルロは守備に持ち味のある選手ではないので、そんな彼を中盤底に置くのは本来イタリア的ではない。
アンチェロッティはピルロの一列前にガットゥーゾやセードルフを置き、そこに守備をやらせた。
イタリアには珍しい、スペイン的なコンセプトだったと思う。

でも、それもだいぶ昔の話だからね。
今、◎の位置にはデカくて強い選手を置くのが当たり前である。
昔は、シャビがピボーテをしてた時代もあったんだけど。
バルサドリームチーム時代の◎はグアルディオラだったが、彼自身が監督になった今は、◎に自分と同じようなタイプを置くことはあまりしていない。

柴崎は、欧州サッカーにおいて「オビに短しタスキに長し」な選手かもしれないね。
正解は「2ボランチの一角」なんだろうけど、スペインでは2ボランチじゃない戦い方が多いのも悩ましいところである。
2019/9/21(土)10:59

☆関西人
漠然とした不安
ACLで、韓国は準々決勝に1チームも出なかったんだね。
韓国、斜陽?
そんなことはないだろ。
欧州を見れば、ソンフンミンが大活躍している。
若手の有望株もいる。
どちらかというと、韓国は【国内<海外】の傾向にあるのかもしれないね。

それは、日本も似たようなもんだ。
昔より海外挑戦のタイミングがワンテンポ早くなり、やや国内空洞化があるのは否めない。
ただ、日本の場合は楽天等の大型買い付けもあり、何とか帳尻を合わせてるけど。

しかし中国は、国内リーグの動員が結構あるみたいだね。
Jリーグが平均18000動員だとして、中国は平均25000動員。
あの国のことだから水増しもあるかもしれないけど、昔より増えてるのは間違いなさそうだ。
となれば、当然クラブは強くなるよ。
仮にJクラブやKクラブが横這いだとして、中国のクラブは右肩上がりだろう。
さすがに中国もアホみたいな爆買いは沈静化した気もするが、Jも一時期は爆買いをしていて、でもそれが落ち着いたぐらいの頃からが本格的に強くなった時期だったと思う。
中国は、今後強くなるはず。
いずれ、クラブでは日本や韓国の歯が立たなくなる日も普通にくるだろうなぁ。

ところで、ラグビーのワールドカップが遂に開幕だね。
我が国は、現在世界ランキング10位だという。
「それは競技国が少ないからだろ」と思われるだろうが、サッカーでいえばFIFAに該当する「ワールドラグビー」加盟国は115ヵ国らしい。
メチャクチャ多いじゃん。
ただしアジアでは盛んではなく、韓国でランキング31位、中国で80位だ。
アジアは、日本一強といえる。

今回、日本でワールドカップ開催とあり、今後日本でラグビー競技人口は増えるかもしれない。
となると、日本のサッカー競技人口にも影響が出るかもね。
もともとサッカーとラグビーは起源が同一のスポーツ、割と似てるっちゃ似てる。
私は、フィジカルの強い若い才能がラグビーに流れるんじゃないかと不安になるんだよ。
中国や韓国ではラグビーに流れないのに、日本では流れてしまう。
となると、案外ヤバいよね。

もちろん、今回のラグビーワールドカップは日本を応援するよ。
しかし、あまりにも大躍進しすぎるようだと、ちょっと複雑な心境になります。
やはり、私はサッカー派なんですよ。
2019/9/20(金)15:26

☆関西人
ACL
ACLについて、少し触れておきたい。

アントラーズは残念だった。
相手が悪いよね。
広州だから。
広州は現在国内リーグで首位らしく、大会優勝の大本命だろう。
アントラーズは、よく健闘した方だと思う。
三竿もいなかったのに…。

一方、意外と言っては失礼だが、なぜか準決勝進出を果たしたレッズ。
国内リーグでは降格危機の現状、ぶっちゃけACLどころじゃないはずなんだが、神様は皮肉なことをするもんだね。

ただ、興梠が負傷してるらしい。
というか、負傷してる状態でACLに臨んだようだ。
まぁ確かに、興梠がいるレッズといないレッズとでは、戦力が全然違うだろうから。

でもレッズ、今後どうするんだろう。
10月2日にはもうACL準決勝の広州戦だし、その前に国内リーグがあって、マジで降格危機ゆえ絶対に負けられないし、興梠を温存する余裕があまりないように思える。
杉本あたりが「これ以上、興梠さんに無理をさせられない」と男気を見せてくれたらイイんだけど、どうだろうか。
彼もポテンシャルだけなら、間違いなく日本人最高峰なんだろうけどな〜。

レッズといえば少し前まで柏木中心のチームだったのに、ここしばらく彼を見ていない。
年齢も年齢だし、春には手術をしたはずだし、彼が精彩を欠くのはしようがないとは思うんだけど、今なお後継者らしき人物が見当たらないのが寂しいね。
ガンバは井手口が戻ったことだし、矢島はレッズに戻るべきだと思うが。

今年レッズは補強をしてないワケではなく、山中、杉本、鈴木大輔など代表級の大物を獲っている。
ベルギーから関根を戻した。
武富も戻した。
ちゃんと手を打っているのに、なぜか戦力の上積みになっていない。
じゃ監督がダメなのかというと、そういう問題でもないと思うんだけど。
スタート時点ではオリヴェイラが監督で、彼ほどの人でも勝てなかったのは、相当根深い何かがあるんだと思う。

やる前からこう言っちゃ悪いが、私はレッズが広州に勝つイメージが湧かない。
勝てば奇跡にも近い。
それほどの奇跡を起こせるなら、普通に決勝も勝ってアジア王者になれるだろう。
そもそも、決勝で東が西に負けることはほぼないんだから。

もし奇跡を起こせるとするなら、チームの戦力以外の要素である。
ひとつそれを挙げるとするなら、埼玉スタジアムじゃないだろうか。
あの会場の威圧感で、広州の勢いを殺す。
つまり、日本が誇るレッズサポーターの力で広州を潰すんだよ。
ホームはサポの力を借りて勢いで勝ち、一転アウェーはガチガチに守ってスコアレスで逃げ切る。
それ以外に、私は今のレッズが準決勝を勝つイメージが湧かない。

だから、こういう大変な時こそ、レッズサポーターには頑張ってもらいたい。
最近、埼玉スタジアムの動員が落ちてるという話も聞くが、そうは言っても正念場には動いてくれるだろう。
満身創痍の興梠に、元気玉を与えてほしい。
2019/9/20(金)10:43

☆関西人
安西幸輝
安西幸輝が、ポルトガルリーグで第5節のベストイレブンに選出されたらしい。
サイドバックながらも得点したからね。
評価が高騰するのも分からんではない。
ただ、一説によると安西が活躍できたのは中島の守備がヘタだったからだ、という話も。
ならば安西は、中島に飯をオゴるべきだと思う。

とはいえ、安西は私の予想以上に欧州でフィットしている。
これまで全節スタメン、フル出場。
「しょせんポルトガルリーグ」と言うなかれ。
ポルトガルリーグは、UEFAランキング7位である。

【UEFAランキング】
@スペイン⇒乾、久保くん
Aイングランド⇒吉田、武藤
Bイタリア⇒冨安
Cドイツ⇒長谷部、大迫、鎌田
Dフランス⇒酒井、昌子、川島
Eロシア⇒西村
Fポルトガル⇒中島、安西、権田、前田
Gベルギー⇒伊東、森岡、三好、鈴木優、豊川、伊藤達、久保裕、小林祐、植田、シュミット
Hウクライナ⇒浦田
Iトルコ⇒長友
Jオランダ⇒堂安、中村、板倉、菅原、中山、際
Kオーストリア⇒南野、北川、奥川

こうして見ると、ポルトガルはベルギーよりオランダより上で、結構良い位置につけている。
多分、レベルはJリーグより若干上じゃないかな?
じゃ、四大リーグの2部レベルと比較したらどうなのかって、それはちょっと分からん。
いきなり安西がレギュラーになったことからして、ポルティモンネンセというクラブ自体は大したことないとは思うけど。

それはそれとして、安西はどうなの、という話。
長友の後継者、あるいは内田の後継者になり得るのか?
彼がそのレベルなのかというと、あまり私はそう感じていない。
単に今ノッてるサイドバックのひとり、という捉え方だ。
でも、私は長友や内田を初めて見た時も、やはりそう捉えてたんだよな(笑)。

内田は、同僚・安西の能力を高く評価していた。
「攻撃は長友や酒井より間違いなく上」だと。
ずっと近くで見ていた内田がそう言うんだから、そうなんだろう。
ただ、それは裏を返せば、守備は下ということじゃないだろうか。
私は、最終的にそこがキモじゃないかな、と思って。

別のリーグを見れば、冨安が右サイドバックをやって大絶賛されてるでしょ。
あくまで冨安は守備を完璧にやった上で、攻撃力を発揮してるのよ。
それは長友だって、酒井だって、内田だってそうだった。
安西については、攻撃で評価を上げてるけど守備の評価をあまり聞かない。
そこが不安でさ。
本当にサイド突破が一番の売りなら、サイドバックじゃなくウィングをやればイイじゃん。
でも、そうじゃなくてサイドバックなんだろ?
彼みたいなタイプは、サイドバックよりウィングバックやらせりゃイイと思う。
森保式の361なら、彼を活かせるかもしれない。

・・・・南野
・・中島・・堂安
原口・・・・・・安西
・・板倉・・柴崎
・昌子・吉田・冨安
・・・・シュミット

はい、タイムリーに怪我の大迫を外しました(笑)。
で、大迫外すなら一番手っ取り早いのが三銃士の前線トライアングルを作ることで、すると4231でなく361になる。
で、この形にすると右は酒井より室屋の方がしっくりくるよな、と感じてたのは私だけじゃないはず。
酒井って、やっぱウィングバックじゃなくてサイドバックなのよ(長友も同様)。
だけど室屋はFC東京が正念場なので、ここは売り出し中の安西しかないでしょ。

この形、森保式なら攻撃時は可変で4バックとなる。

原口・・南野・・安西
・・中島・・堂安
板倉・・柴崎・・冨安
・・昌子・・吉田
・・・・シュミット

はい、433になるので、皆さん期待の冨安右サイドバックが見れますよ(笑)。
森保式の361だと、両翼はサイドMF、サイドバック、サイドFWの3役をこなして消耗する為、かなりの頻度で交代枠はここに使われる。
安西は左右両方をこなせるので、ベンチに置いておくには心強い駒である。
2019/9/20(金)1:35

☆関西人
スパイダーマン
最近、私の中でとても気になってることがひとつあって、それはスパイダーマンのことなんだ。
皆さんも、「スパイダーマンがアベンジャーズを離脱」というニュースは耳にしたことがあると思う。
これは、物語上での話ではない。
ディズニーvsソニーピクチャーズという、現実世界での企業間抗争の話である。

もともと、スパイダーマンの権利を所有してるのはソニーピクチャーズらしい。
それがディズニー資本のMCU(マーベルシネマティックユニバース)の「アベンジャーズ」に出演できてたのは、あくまでマーベルがソニーにスパイダーマンをお借りしている、という流れだったようだ。
言ってみりゃ、クラブと代表みたいなもんだよ。
サッカー選手の所有権はあくまでクラブにあって、代表は一時的にそれをお借りしてるに過ぎない。
いや、スパイダーマンはもともとマーベルコミックのキャラクターだから、マーベル映画に使うのは問題ないだろ、というのは、◯◯選手はもともと日本人だから、日本代表に使うのは問題ないだろ、というのとよく似た理屈なんだけど、こればっかりはそういうもんでもないみたい。
たとえ日本サッカー協会が召集要請しても、「国際Aマッチデーじゃないじゃん」と断る海外クラブは多いでしょ?
所有権ってやつは、なかなか厄介である。

日本サッカー協会は、いまだ東京五輪のオーバーエイジ大迫を諦めておらず、今後しぶとくブレーメンと交渉していくらしい。
それこそディズニーvsソニーじゃないけど、難しいだろうね。
ソニーにとってスパイダーマンはドル箱であり、そのうまみの一部をディズニーに渡すのは得策ではない判断。
「アベンジャーズ」は「エンドゲーム」で一応ひと区切りしたんだから、もうイイでしょ、という流れだ。
しかし日本サッカー協会は、東京五輪こそ「エンドゲーム」であり、集大成である以上は大迫がいないと始まらん、という主張なんだろう。

そういや、以前に中田英寿がインタビューで明かしてたけど、彼はペルージャの時に自分の肖像権を巡ってガウチ会長とモメてたみたいだね。
ガウチ会長は強硬手段に出て中田を監禁し、脅迫していたという。
明らかにイタリアンマフィアとコネクションがあるガウチ会長、契約書にサインしなければ命の危機だっただろう。
でも、彼はサインしなかったらしい(笑)。
彼もまだ若かったので、自分がどれだけ危ない状況にいるかをよく理解できてなかったようだ。
今考えると危なかった、と彼は回顧している。
彼がペルージャからローマに移籍したのは、ステップアップの意味もある一方で、ガウチ会長から逃れる意味があっただろうね。
後にガウチ会長は国際指名手配されながらも逃亡(息子たちは逮捕)、司法取引をして逮捕を逃れたんだから、なかなかのマフィアである。

選手の肖像権については、ややこしくて私にもよく分からん。
中田の場合は、事務所のサニーサイドアップが所有しているということだろうか。
選手によっては、クラブが所有していることもあるだろう。
ジャニーズ事務所とかは所属タレントの肖像権に結構うるさいみたいで、ネット上でもジャニーズタレントの記事だけは写真がなくて似顔絵だったりすることが多い。
ディズニーも、かなりうるさいみたいだね。
安易にミッキーマウスの画像をネットにアップしてしまえば、すぐにディズニーから連絡がくるという都市伝説もあるぐらいだ。
そんなディズニーとソニーの権利をめぐる抗争、どう決着するか、まだ予断を許さない。

サッカー界では、特定の選手にビックリするような金額を注ぎ込んで獲得する例が多い。
いくら何でもその金額は高すぎるでしょ、と思うが、多分色々な権利関係による収入を込みにするとペイする金額なんだろうね。
プレーだけの話ではないんだ。
特に肖像権って、どうなってるのか気になる。
そういや、先日に香川がボウズ頭にしたじゃん?
香川の肖像権ってどこが所有してるのか知らないけど、あれヤバいでしょ。
仮にも彼はアディダスの広告塔なのに、あんな金髪ボウズにしたら、広告イメージが少し変わってしまう。
香川は髪切る前に、ちゃんとアディダスに断りを入れてただろうか。
…いや、ああいう大胆なイメージチェンジを彼ができたのは、ひょっとしたらもうアディダスが香川を使わないことが確定し、香川も自由になったから敢えてあれをしたのかも?
で、これからはアディダスは久保くんオシでいく、というのもあながちあり得ない話ではない。
久保くんはこれからのドル箱、スパイダーマンだよね。
2019/9/19(木)15:53

☆関西人
大迫離脱
大迫、長期離脱ですか…。

しかしこれは意外でもなく、いつかか必ずこういうことが起きると予想していた人は多いんじゃないだろうか。
もともとボディコンタクトが多いプレースタイルで、かわすというよりはパワーで受け止めることが多い。
なんか怖いな、と思いながら私は見ていた。
今さらこれを嘆いていてもしようがなくて、たとえ大迫がいなくても前を向いて進んでいかなくてはならない。

森保さんは、今まで大迫を使わないFWのパターンを下記のように試している。

・南野+小林悠(コスタリカ戦)
・北川+杉本(キルギス戦)
・北川(オマーン戦、ベトナム戦)
・北川+武藤(ウズベキスタン戦)
・武藤(サウジアラビア戦)
・武蔵(コロンビア戦)
・鎌田(ボリビア戦)
・永井(エルサルバドル戦)
・上田(チリ戦)
・岡崎(ウルグアイ戦、エクアドル戦)

先発だけを抜粋したんだが、こうして見ると結構色々な選手を試している。
のべ人数、10人。
この10人のうちの誰かが大迫の代替となることは間違いない。

大迫は、強さと足元の巧さを兼ね備えた選手。
その強さで匹敵する選手を挙げるとするなら、上記選手の中からだと武藤、武蔵だ。
また、足元の巧さで匹敵する選手を挙げるとするなら、鎌田、南野だ。
あと、スピードで凌駕するのが永井で、経験値で凌駕するのが岡崎。
それでもひとりの選手で代替するのは無理があるから、組み合わせで解決するという考え方もあるだろう。

一番シンプルな考え方は、今までの1TOP+左右ウィング+トップ下という4枚を1TOP+2シャドーという3枚にしちゃうことだと思う。
つまり

・・・・南野
・・中島・・堂安

こんな感じで、シンプルに大迫だけ抜きましたという形。
フォーメーションは361となる。

これじゃ前線が小粒すぎるというなら、

・・・・鎌田
中島・・南野・・堂安

これでもイイ。
鎌田はトップ下の選手なので実質ゼロTOPになるが、もともとの大迫システムもややゼロTOPに近かったと思う。

また、こういう考え方もある。

・・・・南野
中島・・堂安・・久保

三銃士の中では比較的フィジカルの強い堂安を真ん中に置き、これまで中央で起点になっていた大迫役を堂安に託す。
彼がもともといたポジションには久保くんを置き、より前線の創造力を高める。

あとは武藤、武蔵、永井などでパワー系にシフトするのもありだし、また岡崎の1TOPが機能するのはコパアメリカで証明済みだろう。
私は、何とかなると思う。

逆にこれを若手のチャンスとして、上田、小川、中村などに無理を承知でチャレンジさせちゃうのもありだ。
たとえうまくいかずとも、東京五輪に向けた強化として必ずや意味をなすと思う。
2019/9/19(木)11:51

☆関西人
コンセプト
こうして日本サッカー史を振り返るネタを書いてて、感じるのは協会の「コンセプト」の変遷だね。

「代表監督を外国人指導者に」というコンセプトだったオフトはまだイイとしよう。
ドーハで散ったとはいえ、どちらかといえば成功だったし。
でも、その後がファルカンというのはどうだったのかなぁ?
ファルカンを更迭した理由は、主にコミュニケーションの問題だった。
で、次はコミュニケーションのとれる日本人監督に。
あれ?
ハリル→西野の時と同じじゃん(笑)。

で、白羽の矢が立てられたのが当時日本人No1監督とされていた加茂さん。
そう、悲しい話、当時加茂さんが日本人トップだったんだよ(笑)。
でも、加茂さんでホントに良かったんだろうか。
という思いは、皆にあったと思う。
事実、しばらくして技術委員会は加茂更迭を決断し、水面下でネルシーニョと仮契約をしていたワケで。
それは結局長沼会長に潰されたんだけど、しばらくして最終的には加茂さん更迭、長沼会長まで引責辞任という事態にまでなったワケで、ホントあの頃は暗黒時代だったよね。
岡田さん、よくあそこからフランスに導けたもんだわ。

その次はトルシエ。
トルシエは本命ではなかった。
本命はベンゲルで、彼は断る口実に「良い指導者がいるので紹介する」と言い、それがトルシエだったんだ。
技術委員会は、ここで紹介を一旦受け入れればベンゲルとのコネクションを維持できる、そしていずれはベンゲルに…という思惑だったっぽい。
あれから20年を経て、まだベンゲルは来る気配ないけど…(笑)。

その次はジーコ。
ここで驚くのは、当初彼の名前が監督候補者リストに載ってなかったということだ。
リストにない人に決まってしまったワケね。
どうやら、川淵さんの「ジーコには頼んだの?」というひと言で、急に技術委員会が交渉し始めたらしい。
何だよ、それ…。

全体的に、外国人指導者へのオファーがスムーズにいった例は少ないように感じる。
ハリルの時も、アギーレの電撃解任を受けてドタバタの中で決めた感があり、彼の戦術コンセプトまで精査できていたかは怪しい気がするんだよね。
よって、私は方針を日本人指導者に切り替えたのもありだと思う。
今までは監督をブランドのデザイナーみたいに捉えていて、デザイナーを変えればブランドも変わる、みたいな感じになってたでしょ?
そうじゃなくて、ブランドは一貫して同一のブランドなワケで、そこに就くデザイナーはブランドのコンセプトを遵守してデザインすべきだと思うのよ。

となると、「◯◯ジャパン」というように監督の名前を冠にするのはおかしいかもしれないね。
それじゃ、デザイナーズブランドと同じだから。
そうじゃなくて、ちゃんとナショナルブランドとして「サムライブルー」と呼ぶべきなのかもしれない。
いや、「サムライブルー」はダサくてイヤだなぁ…(笑)。

新たな名称を求む。
2019/9/18(水)13:29

☆関西人
フェーズ4
「フェーズ4」は、東京五輪に向けた世代交代から物語が始まる。
長谷部が去り、本田が去り、いずれ近いうちに岡崎や長友や吉田も去っていくはずだ。

代表監督がA代表と五輪代表を兼任するのはトルシエ以来だが、トルシエの時はA代表と五輪代表に大してメンバー構成の差はなかったと思う。

【トルシエ五輪代表】

・・柳沢・・高原
俊輔・・中田・・三浦
・・稲本・・明神
・中田・森岡・中澤
・・・・楢崎

【トルシエA代表】

・・柳沢・・鈴木
小野・・中田・・明神
・・稲本・・戸田
・中田・森岡・松田
・・・・楢崎

ほぼ大差ない。
森保ジャパンも、いずれ大差ないところまでいくのかもしれない。

「フェーズ4」は、一周回って再びファンタジスタのフェーズだと思う。
「フェーズ2」もファンタジスタのフェーズだったが、あれはパサーのフェーズで、今度はドリブラーのフェーズだ。
やはり中島、久保くんらが軸になるのかと。

興味深いのは、ここで「フェーズ1」のキーマンのひとりだった森保さんが、今回は指揮官として再登場したことだね。
巡り巡って、マツダ(サンフレッチェ)のサッカーに回帰した。
今、ドリブラーが復権してきてることも、なんとなく「フェーズ1」におけるカズのブレイクを彷彿とさせる。
つまり、「フェーズ4」は原点回帰だということ。
この壮大な物語が「エピソード0」の1964年東京五輪からスタートしたことを思えば、2020年東京五輪は半世紀を費やしてきた大きな伏線回収ですよ。

これまでの1〜3は、全て外国人の力を借りて日本は強くなってきた。
しかしここにきて、遂に日本人だけの力で何とかしようとしてることが大きなポイントだ。
これも「エピソード0」の流れをくんでいるといえよう。
「エピソード0」はクラマーさんの力を借りて東京五輪で躍進をしたんだが、むしろ最大のクライマックスはクラマーさんが日本を離れ、あとを長沼さんに託してからのメキシコ五輪である。
長沼監督と選手たちはクラマーさんの教えを忠実に守ってメキシコに臨み、大会3位の快挙を成し遂げたんだから。

森保さんは言わずと知れた「フェーズ1」オフトの愛弟子であり、つまり彼は「エピソード0」における長沼さんに該当する。
物語のプロット、うまいことできてるなぁ、と思うよ(笑)。
「フェーズ4」が1〜3の集大成となることともに、「エピソード0」の上位互換となることを切に願う。
そしてこれをまた揺るぎない原点として、次の「フェーズ5」以降に繋げていこう。
2019/9/18(水)11:34

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