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過去ログ592 2019/8/17 20:22

☆関西人
代表の構成
鎌田、ヘタすりゃフランクフルトでレギュラー確定みたいだね。
シントトロイデン組の中では、彼と冨安が頭ひとつ抜けた感じ。
遠藤航は、ドイツ2部シュトゥットガルトへ期限付レンタルなので、ちょっとビミョーである。

鎌田は本来トップ下の選手だけど、今後はFWということになりそうだ。
ベルギーで、メチャクチャ点を取ってたもんな。
久保裕也の記録を抜いてなかったっけ?
鎌田はもともとうまい選手で、それは1年前とさほど変わってないと思うのよ。
なのに、1年前はフランクフルトに要らんとされてレンタル放出。
それが1年後に戻ってきたら掌返しの高評価とは、これはベルギーでうまくなったというより、単純に意識の変化だろう。
点を取る意識が強くなったということだ。

今までストライカーではなくチャンスメイカーとしてやってきたので、ヘディングがうまいワケでもなく、肉弾戦に強いワケでもない。
それでもブンデスで通用するのか、そこは興味深い。
今、四大リーグでスタメンとしてプレーしてる日本人FWはあまりおらず、それこそ大迫ぐらいじゃない?
もし、鎌田がフランクフルトでスタメン獲れるなら、日本代表FWの序列は一気に変わりますよ。
鎌田が、ポスト大迫の筆頭格ということになる。

でも、彼は真性ストライカーではないだろう。
FWやるとしても、偽9番じゃないだろうか。
割と下りてきて、起点になって、また上がって、みたいな感じ。
仮に4231で鎌田がFW、南野がトップ下なら、ふたりがクルクル回転するのもありかもしれない。
あるいは南野が上がっても鎌田は下がらず、2TOPに変換とか。
空けたバイタルに、中島、もしくは堂安が切り込んでいくのかもありである。

そうそう、堂安にPSV行きの噂が出てるね。
いよいよかぁ。
今まで、正直フローニンゲンってチーム名が嫌だったんだ。
何なんだよ、不老人間って。
しかし、PSVなら文句ない。
左翼がポルトで右翼がPSVって、一気にハクがつきますよ。
後ろは左がガラタサライ、右がマルセイユ。
トップ下はザルツブルク、レアルサラゴサ、あるいはレアルマドリードB。
FWはブレーメン、フランクフルト、ニューカッスル。
ボランチはデポルティーボ、シュトゥットガルト。
センターバックはサウサンプトン、ボローニャなど。
こうして見ると、一部ポジションを除けば聞いたことあるクラブ名がズラリと並ぶ。
悪くないんじゃないだろうか。
こうして見ると、欧州中堅国の代表並みである。
FIFAランク30位台なら、このぐらいが妥当?
いや、むしろ良いぐらいさ。
この構成なら、30位台より20位台が相応しいと思う。
2019/8/17(土)20:22

☆関西人
難しい判断
久保くん、バリャドリードへのレンタル移籍が以前から噂されている。
これは、賛否両論あるだろう。
バリャドリードは、弱小といってもスペイン1部リーグである。
一方、カスティージャはスペイン3部リーグ。
今季のうちにレアルでトップの試合に出る可能性が高いのならともかく、そうじゃないなら、バリャドリードに行くのも決して悪くない選択である。

ただ久保くん自身は、残留希望みたいだね。
外国人枠の兼ね合いでトップ昇格が難しいのは分かってるだろうに、それでもレアルに残留したい、と主張している。
また、ジダンが「久保はレアルの未来。カスティージャに残留してほしい」と言及。
あのジダンにここまで言われるのは、ありがたい話です。

しかし、バリャドリード移籍を主導してるのはレアル首脳部なんだ。
クラブ首脳にレンタル移籍を打診されて、「NO」とアンサーするのはそれなりに根性のいる話である。
そういや、久保くんはFC東京からJ2へのレンタルを打診された時も、それを拒否してJ1へのレンタルを要求してたっけ。
新人がこういう主張するのは、かなり珍しいケース。
久保くんって、いや、彼自身というより代理人なのかもしれないけど、結構強気だよね。
彼らなりに、残留する方にメリットがあると踏んでるんだろう。

難しい判断だ。
皆さんは、どう思う?
バリャドリードなら、多分スタメン起用される可能性が高い。
つまりスタメンで、スペイン1部のレベル高い試合を経験することができるワケね。
武者修行としては、サイコーじゃない?
これが完全移籍ならともかく、期間限定のレンタルであるというなら何を断る理由があるというんだ?

うん、ひとつ懸念をいうなら、バリャドリードが弱いチームであることだね。
チームメイトのクオリティは、レアルと比較にならんだろう。
久保くんはレアルでトップの試合に出れないまでも、トップの練習には参加を許されている。
これを大きな財産と捉えてるんじゃないだろうか。
ヘタクソに交じるより、うまい選手と交じる方が伸びる、と。
それに、バリャドリードは弱いチームだから守備ばかりやらされるかもしれない。
本来の強みを出すことができず、結局ベンチ要員に回される可能性もあるわな…。

あと、レアル側がどうなるか読めないという問題もある。
しばらく久保くんはトップ昇格が無理と言われてるものの、実をいうとトップチームはプレシーズンマッチでやたら負けており、今季は荒れるのかもしれない。
何が起きるか分からん状態である。
怪我人続出などのアクシデント次第では、久保くんが臨時昇格する可能性もゼロではないだろう。
だとすりゃ、このタイミングでチームを離れることはどうなのかな、と。

うん、残留でイイんじゃないか?
焦らず、スペイン3部でスペインサッカーに慣れるところから始めてもイイじゃないか。
カスティージャの試合を少し見たけど、周りの選手たち、さすがにうまいじゃん。
あれ見て、残留もありだな、と思った。

ひとつ今回の報道で「おや?」と思ったのが、久保くんのお父さんがレアル残留を主張してるというクダリだ。
そうか、こういうところでお父さんが出てくるのか。
よく考えたら、久保くんは未成年だもんな。
…いや、違うわ。
今は20歳からが成人でなく、18歳からだっけ?
久保くんは、もう自分で判断のできる大人なんだろうか?
2019/8/17(土)9:59

☆関西人
ビッグスター
8年周期って、あるでしょ?
たとえば、一番皆さんに馴染みがあるのはワールドカップの日本代表戦績だ。

・1998年大会⇒グループリーグ敗退⤵
・2002年大会⇒グループリーグ突破⤴
・2006年大会⇒グループリーグ敗退⤵
・2010年大会⇒グループリーグ突破⤴
・2014年大会⇒グループリーグ敗退⤵
・2018年大会⇒グループリーグ突破⤴

見ての通り、日本代表は8年周期でグループリーグ突破を果たしている。
この法則でいうと、次の2022年大会はグループリーグ敗退なんだけどね…。

こういう8年周期は他の業界にもあって、特に有名なのはお笑い界である。
お笑い8年周期説は、皆さんも一度ぐらい聞いたことがあるだろう。

・ビートたけし⇒1947年生まれ
・明石家さんま⇒1955年生まれ(1947+8年)
・ダウンタウン⇒1963年生まれ(1955+8年)
・ナイナイ⇒1971年生まれ(1963+8年)

という感じで、8年の世代間隔でスターは生まれてるワケね。
「ひょうきん族」「ごっつ」「めちゃイケ」を生んだフジテレビは、この8年という世代法則をかなり意識したらしい。
で、ナイナイより8つほど下の世代の芸人たちを対象にして、全国オーディションを実施。
そうやってチョイスされたのがキングコングやロバートやインパルスなどで、当時まだ知名度がなかった彼らをフジテレビは強引にキャスティングし、「はねるのトびら」を制作したワケだ。
つまり、「はねトび」は8年周期の法則を基礎にした、次代のスターを生み出す為の番組だったということ。
ただ、「はねトび」は「めちゃイケ」より早く打ち切りになったよね?
やはり、8年周期なんて法則だけでスターを生み出せるほど、この世の中は甘くないんだろう。

サッカーの世界では、やはり世代論で最強とされたのがシドニー世代である。
中田英、俊輔、小野、高原、稲本、ヤット、小笠原などなど。
じゃ、これに次ぐ才能スケールの世代はどこかというと、やはり8つ下、北京世代ということになるのかと。
本田、長友、岡崎、内田、吉田、これに香川も加えておこうか。
じゃ、この北京世代の8つ下は誰になるかというと、リオ世代ですよ。
中島や南野らの世代。
まぁ、こういう言い方は少しあれだけど、中島らは「はねトび」世代みたいなものかもしれないね。
それこそデビュー間もない頃のキングコングみたいなもんで、実力<勢い、というイメージ。
正直言っちゃうと、ナイナイ以降は芸人も小粒になったというか、それほどビッグなスターは出てきてないように思う。
おそらくサッカーにもそれは言えて、どうしても本田や香川らより下の世代は小粒に見えてしまうんだよね。

でも、私が今最もハマってる芸人は実をいうとキングコング西野で、その活躍は皆さんもご存じの通り。

・絵本が40万部のベストセラーになり、現在映画化中
・ニューヨークで個展開催
・オンラインサロン会員数日本一
・クラウドファンディングで史上最多支援者数を記録
・毎日広告デザイン賞の最高賞を受賞

などなど、もはや芸人ではないのでは?という活躍っぷりである。
これだけの活躍があれば、いまや彼は誰もが知る国民的人気タレントかと思いきや、意外とそうでもない(笑)。
むしろ、炎上芸人とか嫌われ芸人としての方が有名だ。
ただし、独演会をやればチケットはすぐに完売するので、おそらくお茶の間とは一線を画した「信者」が多いんだろうね。
ビートたけし、明石家さんま、ダウンタウン、ナイナイらとは明らかに違うカテゴリーで、しかし実は大成功してる人である。
私は彼の独演会の動画をいくつか見たけど、うん、確かに面白いわ。
好感度など度外視して、ただ自分を支持してくれる層にだけアプローチしている姿勢は潔いと思った。
国民的スターではないが、確かにひとつのカリスマとして成立している。

リオ世代も、今後そういう形で成長していくんじゃないかな。
中島は市場価格ランキングで45億を突破し、ぶっちぎりの日本首位である。
レジェンドの中田英寿すら超えてるんだ。
でも、中島に中田以上の国民的知名度があるかって、それはぶっちゃけ、ないんです。
でも45億、名門ポルトのI番。

なんか、スターの形がよく分からない時代になってきたね。
2019/8/16(金)10:39

☆関西人
オールスタードラフト
ちょっとビックリしたんだけど、ジュビロの鈴木秀人が早くも退任だって?
確か、名波から鈴木に監督交代したのは僅かに1ヶ月前のことである。
今後、どうなるんだろう。
名波でも鈴木でもダメなら、次は藤田か福西でも呼ぶか?
あるいはゴン、高原でもイイけどさ。
ドゥンガが来てくれるのが一番だけど。
しかし、この火中の栗は誰も拾いたくないだろうね…。

サッカーには、誰が監督やってもどうにもならない時はある。
負のスパイラルって、蟻地獄みたいなもんだからさ。
そういう時に任される監督は、完全にヨゴレである。
ここで一番やってはならないのは、そういうヨゴレ仕事を、ゴンや藤田や高原クラスのレジェンドに託すことだよ。
彼らミスターにはミスターとして長期政権を築いてもらうべきであって、「何でもイイから結果を出して!すぐに!」という雑なオファーは避けるべきである。

あぁ、そう考えるとガンバのミスター、宮本恒靖は割と雑な形でスタートした人だよね。
こういうタイプはクラブの「顔」なんだから、ちゃんとしっかりしたブレーンを据えて、スタッフをガッチリ固めて「顔」を立てていかなきゃ。
レジェンドとはいえ、監督としてはキャリアの浅い新人である。
なのに、その新人の才能を大した根拠もなく期待して、全部丸投げするのは絶対によくないよ。

クラブの監督の辛いところは、代表監督のようにメンバー全てを自分の思うようにチョイスできないことだろう。
よそのクラブに欲しい選手がいるんだけど、予算にも限界があるから獲れるかどうかは分からない。
もし、おカネがないなら自前のユースで育てていくしかないんだけど、でもイマドキの若手は、やけにあっさり欧州へ行ってしまうからなぁ…。

私、もっと彼ら監督さんたちに、自分の思い通りのチームを作ってほしいのね。
いつも妥協妥協でチームを作ってるだろうから、せめて一回ぐらい、目一杯思い通りにやらせてあげたいと思わない?
で、私は考えたんだけど、いっそ夏のファン感謝企画として、「オールスタードラフト」をやってみたらイイんじゃないかと。
昔は毎年、「オールスター」でファン投票して、東軍と西軍のメンバーを選んでたでしょ?
あれを少しアレンジして、ファン投票でまず監督を2人選ぶのよ。
たとえば、ひとりは長谷川健太、もうひとりは風間八宏が選ばれたとしよう。
で、あとは健太と風間さんで全Jリーガーを対象にしたドラフト会議をしていくんだ。
もちろん、そこはテレビ中継ありで。

FW1位、2位、3位、4位。
攻撃的MF1位、2位、3位、4位。
守備的MF1位、2位、3位、4位。
右サイドバック1位、2位。
左サイドバック1位、2位。
センターバック1位、2位、3位、4位。
GK1位、2位、3位。

これを、ふたりの監督がドラフト指名で争っていくのね。
あ、健太がFC東京、風間さんがグランパスの選手ばかりを選んじゃ面白くないから、1クラブ3名まで、という縛りを作ろうか。
もし、健太も風間さんもMF1位でイニエスタあたりの指名がカブったら、まぁジャンケンかな(笑)。

でさ、最後はチーム健太とチーム風間で試合をするのよ。
ここでは予算とか関係ないし、フロントも関係ない。
だから監督が思いのままに、好きな選手だけを集めることができる。
まさに、監督の理想のチーム、監督が考える最強のチームを作れるんだよ。
たとえば、Jで最もハードワークできるメンバーばかりを揃えたチーム健太。
対するは、Jで最もパスのうまいメンバーばかりを揃えたチーム風間。
その両軍の激突をイメージしてみて。
絶対、盛り上がると思うわ〜。
2019/8/15(木)18:53

☆関西人
未来予知
心霊とはまた別の話になるが、未来予知、予言ってあるでしょ。
私は幽霊より、そういうのに興味あるんだよね。

以前にも少し書いたけど、私は最近、量子物理学がマイブームなのよ。
特に面白いのは、「時間」の話でさ。
時間は全ての人々に対して平等に、過去から未来に向けて流れている。
だけど世の中には、時間が過去から未来に流れてない世界がある。
それが量子の世界なんだ。
そこには、なぜか時間が流れていない。

量子とは何か。
大雑把にいえば、原子よりもさらに小さなミクロ世界のことである。
今我々がいる宇宙には空間と時間があるんだけど、少なくともビッグバン以前の世界にそれはなかったのね。
ある日唐突に、特異点という「宇宙の種」がビッグバンを起こしたんだ。
その爆発による膨張で宇宙が誕生し、そこに初めて空間と時間が生まれたのよ。
そして時間は、そこから過去⇒未来という不変のベクトルを確定させたんだ。
それまでの特異点は量子だったので、そこに時間も空間もなかった。
どのぐらいの期間、それが続いていたかって?
だから、そこには時間がなかったんだってば(笑)。

宇宙は今なお、膨張をしているらしい。
いつまで膨張を続けるかは分からず、どこかのタイミングで収縮に転じるかもしれない。
膨張により過去⇒未来という時間のベクトルが生まれた以上、逆に収縮すれば時間は未来⇒過去に巻き戻される、という説も一部にはあるワケね。

神学には「予定説」というのがあり、それは世界のシナリオは既にある程度決まっている、というやつだ。
意外と量子物理学者にその説をとる人が多く、未来は白紙、常に過去の選択によって未来は決定されていくのだ、とするマトモな考え方を否定する人が多い。
今我々がいる宇宙って何回目?とするループ説もあったりしてさ。
膨張⇒収縮⇒ビッグバン⇒膨張⇒収縮⇒ビッグバン、というのを繰り返し、我々は無限に過去と未来を往復してるという考え方だね。

いわば予言、予知ってのは、その何度も往復するループのメモリーを消去し切れなかった、記憶の断片みたいなモノかもしれない。
よ〜く思い出してみてくれ。
既視感、デジャブ、あれ?こういうの以前に見た気が…。いやいや、自分はこれを見るのは初めてのはず、と思い直した経験はないか?

私は昔、「ひぐらしのなく頃に」が好きでよく見てたんだ。
何回も何回も酷似したシチュエーションの話がループし、ただ微妙に毎回オチが違うストーリー展開。
大体、共通して悲劇で終わるんだけどさ。
我々がいる世界の構造もまた、これに近いんじゃないかな、と思う。
私は、未来が過去の影響を受けているのと同様、その未来は過去にも影響を及ぼす、ベクトルは双方向と考えてるんだ。

膨張⇒収縮⇒ビッグバン⇒膨張⇒収縮⇒ビッグバン。
ループ説を信じるなら、我々って未来を見てるはずなんだよ。
未来⇒過去のベクトルに我々の記憶も従う為、もちろん現時点の我々には未来の記憶はない。
でも、僅かに残像はあるかもしれない。
よくある話として、頭で考えるより直感に従った方がなぜかうまくいく、ってことあるでしょ?
あれは人間の無意識の中にこそ、未来の残像が残ってるという意味なんじゃないかな。

果たして何度ループしてるのかは知らんにせよ、かつて我々は日本サッカーの未来も見てると思う。
東京五輪も、カタール大会も。
ちゃんと覚えてる?
…覚えてるワケないか(笑)。
あと、これから久保くんはレアルでどうなっていくのか、という話。
しばらく目を閉じて、アザールにパスを出す久保くんの勇姿がはっきり浮かんできたりするかい?
もしリアルに浮かんでくるようなら、きっと彼は未来に成功してるんだろうね。

ゴメン、私には浮かんでこなかったけど(笑)。
2019/8/14(水)23:24

☆関西人
心霊
お盆である。
亡くなった方々を偲ぶ、お墓参りのシーズン。
あと、8月6日が広島原爆投下の日、8月9日が長崎原爆投下の日、8月15日が終戦記念日。このシーズンほど、人の死に向き合う時期はないと思う。
夏は怖い話、怪談が旬の時期でもあるし。

今日は、幽霊の話をしようと思う。
と言っても、私には霊感がゼロで、心霊体験など全くない。
見える見えないは、才能である。
見えない人には、一生見えないだろう。
こういうのは、野性動物の名残だと私は思っている。
たとえば犬は鼻が良くて、人間には分からない匂いまで嗅ぎ分けられるものなんだけど、そういう機能が野性動物の眼にもあるとしたら?
思うに動物って、人間には見えないモノも見えてると思うんだよね。
そのひとつが心霊。

じゃ、その心霊って何?
機械でいうところの、動力源みたいなモノだろうか。
死とは、動力源の消失である。
老衰なら、そのバッテリーは干上がり、残量ゼロだ。
でも、事故や事件などで若くして亡くなった場合は、その余剰生体エネルギーが浮遊することだってあり得なくはないよね。

仏教では、そういう霊魂が輪廻転生すると言われている。
いや、私はそれって怪しいと思うのよ。
だってさ、私が子供の頃は世界人口が40億人とされてたんだから。
それが現在では77億人、約2倍になっている。
仮に、以前の40億の魂が輪廻転生して今の人類が受け継いでたとしても、じゃ残り37億の魂は一体どこから来たんだ?
リサイクルではなく、どこかで新たに生産されてるのか?
それとも、動物や植物、虫や微生物のような別のカテゴリーからリサイクルされてるのか?

おそらく、こういうのは水と同じで循環してると思うんだ。
海から蒸発⇒雲になる⇒雨が降る⇒川になる⇒海へ、という無限ループみたいなもんだね。
だから、「あなたの前世は織田信長です」みたいなのはインチキで、そんな特定の個体の霊魂がパッケージ崩さず次世に受け継がれるって、多分ないでしょ。
今、水道から出た水を飲んで「おぉ、この水は10年前にガンジス河を流れてた水だな」とならないのと同じこと。
一回気化して雲になった時点で、どこの河の水も何もないんだよ。

そもそも、魂がパッケージのまんまで次世に受け継がれるなら、人の魂には重みの差があることになるでしょ。
前世が人間だった魂をレシーブした人はイイとして、前世がゴキブリだった魂をレシーブした人がいたらどうすんの?
やっぱ、ゴキブリみたいな人生送るの?
というか、やはり輪廻転生はロジック的に無理があって、普通に霊魂は親からDNAとともに受け継いだと考える方が自然である。

仮に霊魂のようなモノがあるとして、脳に電極刺激を与えると幽体離脱に成功した、という実験報告は現実にあったわな。
これは、脳科学の分野の話になるんじゃないの?
一流サッカー選手の空間把握能力とか、たとえばヤットは「調子が良い時は上空から鳥の視点でピッチ全体を見られる」と言ってるんだけど、これって完全にプチ幽体離脱だよね。
もともと人間も、野性動物だった時代にはそれができたんじゃないかな?
今度、ガンバでヤットが試合に出てる時、どなたかピッチ上空の写真を撮ってもらえないだろうか。
そこに、モヤッとした心霊が写ってるかもしれないよ。
怖い〜(笑)。
2019/8/14(水)19:50

☆関西人
ステルス
香川にせよ、中島にせよ、南野にせよ、堂安にせよ、伊東にせよ、三好にせよ、久保くんにせよ、安部にせよ、2列目の選手は大体が華のあるタイプである。
足技があり、リズムの変換をできるタイプ。
そこまで4ビートで繋いできたリズムが、2列目でいきなり8ビートに、みたいなイメージさ。

そう、日本代表は2列目のリズム変換で勝負する。
かけがえのない選手として1列目の大迫と3列目の柴崎がいるが、このふたりによる伴奏は2列目を活かす為のイントロみたいなもんである。
柴崎が散らす、大迫が落とす、タメる。
それらは全て、2列目の選手に前を向いて球を持たせる為。
敵も、当然そこを分かっている。
中島のドリブル⇒シュート、同様にして堂安の「悪魔の左足」、南野のターン⇒シュート。
そこに目的があるのは、みんなバレバレだろう。

だから、今後に必要なのは「ステルス」なんだよ。
2列目ではほとんどステルスにならんので、逆に私は1列目のセンターがそれかな、と思う
ほら、DFの視界から消えるのが妙にうまいFWっているじゃん?
いつの間にかフリーになってて、あとはラストパスをワンタッチで押し込むだけのFW。
2列目がタッチ数多いので、むしろ1列目はタッチ数少なくてイイんだ。

たとえば、岡崎。
彼はステルスがうまく、特にザック時代は左が香川や長友や本田らでパス回しをしてる間に、ステルス機の岡崎が右からボックスに侵入してフィニッシュ、というのがひとつの得点パターンだったよね。
今はあの頃のように、左がオンザボールで右がオフザボール、というほど分かりやすい機能ではない。
だから、オフザボールなら敢えてセンター1列目なんだよ。

岡崎もまだ現役バリバリだが、33歳という年齢を踏まえて、今回は候補から外させてもらう。
小林悠、興梠も同様。
もっと若手に目を向けるとして、たとえばコパアメリカにチョイスされた上田綺世。
彼は、なかなかのステルス機だよね。
肝心のフィニッシュに精度を欠いて評価を大きく落としたが、裏をとる才能は感じさせてくれた。

あと、忘れちゃいかんのが浅野拓磨である。
私は浅野を少し気の毒に思ってて、彼の適正ポジはウィングじゃないのに、足が速いからってアウトサイドにばかり回されたのは可哀想ですよ。
彼は、できるだけゴールから最短距離のところに置き、ワンタッチゴーラーとしての仕事をさせなきゃ。
タッチ数多くプレーさせると、ボロが出るから(笑)。
今後パルチザンでは、どういう使われ方をするんだろうか。

その浅野以外にもスピードスターとして今ノリノリの永井謙佑がいるけど、年齢を踏まえると期待したいのは永井より前田大然の方かな?
彼も、ワンタッチゴーラーとして使ってみたいタイプだ。
あとは武藤嘉紀、鎌田大地、鈴木優磨、久保裕也、北川航也、鈴木武蔵、オナイウ阿道、中村敬斗あたりが候補となる素材。
ただし、この中に頭ひとつ抜けた存在はいない。
大迫だけが唯一抜けてて、あとは皆、ほぼ横一線である。

思うに、彼らの中で能力No1の選手がH番という王座につくというほど分かりやすい流れにはならないんじゃないかと。
このレベルになると優劣など僅差だし、あるのは2列目のメカニズムに合うか合わないかだけの話である。
私は、中島+南野+堂安なら1列目は大迫がベストだと思う一方、たとえばそうだな、中島+香川+堂安なら大迫はベストじゃないと思う。
中島+久保くん+堂安でも同様。
この微妙なニュアンス、ご理解いただけるだろうか。

ふと思い出すのは、現指揮官の森保さんがサンフレッチェ時代に重用した佐藤寿人のこと。
寿人は、極めて優秀なステルスだった。
あのメカニズム、今なお森保さんの中に必ずあると思うよ。
裏抜けできる瞬発力、ポジショニングの戦術勘、どのシチュエーションからでも冷静に押し込める引き出しのバリエーション。
もともと2列目は手数が多いので、逆に1列目は手数の少ない抜刀術、鞘から抜いた瞬間にズバッと斬る、秒殺の技を見せてほしい。
2列目が大立ち回りをして秘技を見せるからこそ、1列目は敢えて目立たず、それこそ忍者でもイイんじゃない?
2019/8/14(水)13:38

☆関西人
ゲーゲンプレスの申し子
香川、いつの間にかボウズ頭になってたんだね。
心機一転、というやつだろうか。
彼も今30歳、今度のサラゴサが欧州での最後のクラブになる可能性も高く、彼なりに気合いが入ってるんだと思う。

香川の全盛期は、いつか?
思うに、2010年前後ではないだろうか。
2010年といえば、南アフリカ大会があった年。
ただし、香川はそのワールドカップの選考に漏れた。
守備を優先した岡田さんの判断である。
それでも香川は練習要員としてチームに帯同し、皮肉なことに紅白戦では日本代表メンバーが誰も彼のドリブルを止められなかったそうだ。
今思うと、一番キレキレだった時期の香川を23名メンバーに入れなかったのはモッタイナイ話である。
あぁ、そういやロシア大会も似たようなもんで、一番キレキレだった中島を召集しなかったんだったね。
不思議なもんで、このての選手を切り捨てた効果というべきか、南アフリカでもロシアでも大会ベスト16という快挙を成し遂げられたんだけどさ。

南アフリカ大会が終わって間もなく、香川はセレッソからドルトムントに移籍した。
で、いきなり得点を量産する大活躍である。
当時、なぜか香川はシャドーストライカーみたいな感じになっていた。
現在の彼にはストライカーの資質を全く感じないが(どっちかというとシュートが下手なイメージすらある)、あの当時は違ったんだ。

あと、あの頃にクロップと出逢えたのが香川には大きかった。
「ゲーゲンプレス」という画期的な戦術の完成を目指していたクロップの目の前に、いきなり転がり込んできた小柄な東洋人プレーヤー。
これが、意外にもゲーゲンプレスを完成に導くラストピースだったワケね。
いまだに「守備が下手」と多くの人に思われてる香川だけど、クロップからするとプレス第一波要員として香川は最良の動きをする駒だったんだ。
コースを切りながらボールホルダーとの距離を詰めていく動きなど、今でも香川の高い位置からの守備は模範である。

残念なのは、ザックがそういう香川のストロングポイントを全く代表に活かさなかったことだね。
ザックは、香川を左ウィングに据えた。
彼を突破系のドリブラーと解釈してそうしたんだろうが、しかし当時世界に旋風を巻き起こしていたゲーゲンプレスのキーマンを、敢えてアウトサイドに配置したのは今考えるとモッタイナイ話である。
それは、マンチェスターユナイテッドにしてもそうか。
マンUは、最後まで香川の適正ポジを理解しないまま終わった感じ。

ひとつ理解しておくべきなのは、ゲーゲンプレスという戦術は決してサッカーの王道ではないということ。
最初から支配率40%を狙ったサッカーである。
やや邪道にも近い。
対して、マンUやザックジャパンはどちらかというと王道に近いことをやってたワケで、その中では香川の適正ポジに苦心した意味は分かるよ。
皮肉なことに、後にゲーゲンプレスと近いことを日本代表でやろうとしていたのはハリルだったワケさ。
ハリルはザックと違い、香川をトップ下に据えた。
理論上、それはうまくいくはずだったんだよ。
ところが、プレス強化とともにハリルは世代交代にも着手し、

・・・・大迫
乾-井手口・山口-浅野
・・・-長谷部
長友-昌子・吉田-酒井
・・・・川島
(オーストラリア戦)

・・・・大迫
原口・-井手口-・久保
・・山口・長谷部
長友-槙野・吉田-酒井
・・・・川島
(ブラジル戦)

こうして、香川の役割を井手口に託すようになっていった。

いや、もうひとり、アギーレ監督のことを忘れないでくれ。
本来ならアギーレの方が系譜の本命で、例の件さえなければハリルに出番はなかったはずだ。
で、そのアギーレは香川をインサイドハーフに据えていた。

・・・・岡崎
乾・香川・遠藤・本田
・・・-長谷部
長友・森重-吉田・酒井
・・・・川島
(アジアカップ)

アギーレジャパン、私は好きだったんだよなぁ。
もし、このアギーレジャパンがもうしばらく続いていれば、香川のインサイドハーフはかなり機能していたかと。

日本代表における香川のプレーの一番の特長は、狭い所でも球をコントロールできること。
今は、大迫が体を張ることでタメを作ってるが、香川の場合はスキルでそれをやってのける。
個人的には、大迫がいる時は2列目が中島、南野、堂安でもOKにせよ、大迫がいない時は香川軸でいくべきじゃないかと思う。

中島は、プレースタイルが違うという意味で香川の後継者ではない。
どちらかというと、乾の方に近いでしょ。
じゃ、香川の後継者は誰かというと、どう見ても久保くんだね。
久保くんの覚醒までにはあと2年ほどかかるとして、香川はそれまで、あと2年ぐらい頑張る必要があると思う。
2年も経てば、今のボウズ頭もだいぶ髪が伸びてるだろうね。
2019/8/13(火)10:11

☆関西人
香川真司の芸
香川真司の凄さって、我々はあまりよく分かってないと思う。
いや、一応分かってはいるのよ。
彼がうまいのは分かってる。
だけど、そのうまさ、本当の意味で理解できてるのは我々シロウトでなく、チームメイトや監督、多くがナマで接している人たちである。
香川は基本、身内受けする選手なんだよね。
彼を知る人たちは皆、口を揃えて彼の技術の高さを絶賛する。

香川の本質は、ドリブラーだと思う。
パサーでもあるが、そっち方面では彼を上回る選手が何人もいるワケで。
ドリブラーとして、中島と比較したらどちらが上か?という議論はある。
その答えは難しい。
タイプが違うから。

今回は、このへんの議論を分かりやすくする為に、ひとつお笑いを例にとってみようか。

中島は、ギャグを持ってるタイプの芸人である。
堂安も同様。
一発で確実に笑いをとれる芸、それは顔芸でもモノマネでも何でもイイんだけど、そのギャグをどのタイミングでブッ込むかが全てだね。
一方の香川は、あまり固定のギャグを使わないタイプだ。
いわゆる「カウンター芸」、以前に千原ジュニアが有吉弘行の笑いをとる技術の凄みをそう表現していたんだが、それは相手が出てきた時のリアクションの中で笑いを生み出す、無型のスキルのこと。
香川のドリブルは、そういう無型、カウンター芸である。
中島や堂安のようにひとつの型があり、その不変の主体性をもって一気に突破していくような芸ではない。

もうひとつ、トップ下として南野拓実と香川との比較を。
南野もドリブルはするが、南野の本質は香川よりもっとストライカー寄りである。
芸人としていうなら、的確なツッコミを入れて笑いを回収する、フィニッシャーといったところか。
ボケとツッコミでいえば、南野は回収のうまさが光るツッコミ軸、香川はどちらかというと笑いの本体であるボケ軸。
いや、ふたりとも自分でボケて自分で回収する、ノリツッコミみたいな高度な芸もできるんだけどさ。

もうひとつ、司令塔として柴崎岳と香川との比較を。
柴崎は、典型的なパサーだね。
芸でいうと回す役割であり、なかば自分を殺し、振った相手に笑いをとらせてナンボのMC芸である。
香川にも一応そういう適性があるが、本質がドリブラーである以上、自分を殺さなくてはならないところにモッタイなさがあるからなぁ。
でも、周囲を使うのが好きな選手であることは間違いない。

話をまとめると、
・柴崎⇒MC
・中島⇒ギャグ系ボケ
・堂安⇒ギャグ系ボケ
・香川⇒非ギャグ系ボケ
・南野⇒ツッコミ
といったところか。

え?
さっきから何を言ってるのか分からない?
はい、確かに私も自分が何書いてるのか、よく分からなくなってきました(笑)。

いや、でもさ、また冒頭の話に戻るけど、香川の芸って明確な「ギャグ」が見えないから、ボケとしてシロウト目には分かりにくいのよ。
ただし、芸人の仲間内からは「やっぱ香川の兄さんは腕があるわ〜」と認められてるワケで、そこは肌を合わせた者にしか分からない、凄みってやつだろう。
2019/8/12(月)0:47

☆関西人
香川真司、サラゴサへ
香川真司、レアルサラゴサ移籍だそうだ。
そうか、スペイン2部リーグか。
これで香川、柴崎、岡崎が集結することになり、スペイン2部は日本人にとって最も注目すべきリーグのひとつとなった感じ。

スペイン、人気だね。
日本人サッカー選手の多くが、「いつかはスペイン」と考えてる気がする。
少なくとも香川は、トルコ1部よりスペイン2部を選んだワケで。
ドイツ1部よりスペイン2部を選ぶ人だっていると思う。
よく「四大リーグ」というけど、その四つの中でも序列があって、やはりスペインとプレミアが上で、ドイツとイタリアがやや下なんですよ。
じゃ、スペインとプレミアのどちらが上かというと、やはりスペインが上じゃないだろうか。
レアルとバルサの存在が大きくてさ。

香川の契約は2年で、この2年のうちに1部昇格があればイイんだが、前シーズンの順位を見るとサラゴサはかなり弱いみたい。
岡崎のマジョルカや柴崎のデポルティーボが上位なのに対し、サラゴサはなんと15位である。
これ、香川を補強したぐらいで昇格できる?
逆に、サラゴサが1年で昇格を決めるようなら、香川はマジで凄い男だわ。
上の1部リーグでは、盟友・乾が待っている。
いや、乾が1年で降りてきてくれる可能性もあるけどさ(笑)。
あと、3部のレアルBでやるはずの久保くんが、2部を飛び越して1部のチームにレンタルされる可能性も十分あるんだよね。
もしそうなれば、久保くんが上で香川や柴崎が下という逆転構図になるワケか…。

久保くんがレアル、安部がバルサ、という流れから香川がサラゴサ、というのはややテンション落ちるかもしれんが、一応香川だって、かつてはレアル入りの可能性があったことは忘れないでほしい。
今から7年前、2012年のこと。
まだ当時、香川も23歳か。
その年、彼はドルトムントからマンチェスターユナイテッドに移籍をしたんだが、そのマンUと香川獲得を争ったのが実はレアルなんだ。
当時レアルの監督だったモウリーニョが、香川を欲しがっていたらしい。
でもレアルが本気なら、その時に香川はマンUでなくレアルを選んでたはずだ。
だって、スペインリーグ行くのが夢だったんだろ?
そうならなかったのは、きっとレアルもそこまで本気じゃなかったんだろう。

とはいえ、やはり香川をナメちゃいかんのだ。
香川に触手を伸ばしたレアルは、カスティージャではないんだから。
正真正銘、レアルのトップチームである。
ここまでレアルのトップチームに肉薄したのは、長い日本サッカー史の中でも香川ただひとり。
少なくとも、久保くんが登場するまではね。

もし香川が、あの7年前にマンUでなくレアルに行っていれば、とか考えたりしない?
結果論、マンUではファーガソンがいなくなり、あとにきた監督が香川を冷遇する流れで最悪なことになったんだけどさ。
その2012年にレアルが補強したのが、実は後のバロンドール・モドリッチである。
でも、モウリーニョはモドリッチをあまり重用しなかったんだよな?
ひょっとしたら、当時のモウリーニョ的には【香川>モドリッチ】だったのかもしれない。
翌年、モウリーニョがレアルを去ってからモドリッチは急に真価を発揮し始めるんだけどね。

あれから7年がたち、さすがに今さら香川のレアル入りはない。
レアルはレアルでも、レアルサラゴサが関の山である。
ホント、こればかりはタイミングだよね…。
2019/8/11(日)1:05

☆関西人
ドレミファソラシド
食野亮太郎が、マンチェスターシティ移籍ですか。
板倉と同じパターン?
覚醒前の若手がどんどん抜かれていくね…。

最近、特にドリブルのできる若手にスポットが当たってきている気がする。
昔なら、日本人といえばパサーだったが、今はドリブラー、およびスピードスターの方に寄ってきてる感じだ。

しかし、ひと口にドリブラーといっても色々いるので、どういうのが世界で通用するのかはよく分からん。
基本、日本人は体が小さくリーチがないので、どちらかというと止めやすく、ドリブラーとしては不向きだと思うんだけど。
まだ一対一なら、イケるとは思う。
左右に振って、敵の体重移動した軸足を見極めて、逆に舵を切れば抜くことができる。
でも一対二になると、難しいよね。
メッシなんて、2〜3人相手でもイケるのは何なんだろう。
そのメカニズムが、よく分からんわ。

日本人選手の場合、ちゃんと抜くドリブルを仕掛けるようになったのは、ここ数年ぐらいのことじゃないだろうか。
それまでは、ドリブルといえばキープがメインで、突破はパスワークの方がメインだった。
ホント、果敢に仕掛けるようになったのは、中島や堂安からじゃない?

昔の日本って、選手同士が近距離を意識してトライアングルを作り、パス交換をする前提だったのよ。
でも今は、トライアングルがない状態でも前にクサビを入れ、受けた選手はまずドリブルで前進、というシーンが目立つようになってきた。
その前提なら、ある程度選手はワイドに動けるよね。
周りがサポートの為、パスを貰いに近寄っていくのではなく、むしろ逆で、パスを受ける為にボールホルダーから離れていく、つまりゴール前に走り込んでいくという形を作れるワケだ。

事実、中島と南野と堂安の関係は、ショートパス連携のトライアングルではないでしょ。
割と、3人は離れてるのよ。
かといって連携なしのバラバラというワケでなく、連携のレンジが広くなったと見るべきじゃないだろうか。
かつての日本代表を思えば、ピッチのどちらかのサイドに何人もの選手が密集し(特に左サイド)、敵も入り乱れたダンゴ状態の中でパスを繋いでいくという、逆にやたら難しい高度な作業をしてたんだよね。
あれはあれで日本独特の型、決して嫌いではなかったけど。
しかし今は割と左右サイドをまんべんなく使うようになり、またパスとドリブルをまんべんなく使い分けるようになり、日本独特といえるほどの色はむしろ薄れてきたと感じる。

そういうショートパス連携に強いコダワリを持ってた頃の日本代表って、それこそ「ファ」と「シ」を抜いた音楽、かつての日本独特の音階みたいなものだったかもしれないね。
なぜ、かつての日本の音楽に「ファ」と「シ」が抜けていたのかはともかく、ここでひとつポイントは、ドレミファソラシドよりドレミソラドの方がメロディとして覚えやすく、親しみやすく、結果的に日本では曲がヒットしやすくなるという現実があるそうだ。
「ファ」と「シ」の音階、今ちょっと頭の中で再現してみて?
このふたつの音階、なんか妙に哀しい響きがあるでしょ?
で、このふたつを外すと、なぜだか日本人好みのメロディになるんだってさ。

要は、民族としての好みだね。
日本人は、ショートパスの連携が好き。
それはそれで、よしとしよう。
しかし、今の日本サッカーは「ファ」と「シ」も含めて、全音階を使おうとしてる感じだ。
いよいよ世界スタンダードを意識し、ドレミファソラシドで曲を作ろうとしてるんだろう。
2019/8/9(金)12:38

☆関西人
ハーモニー
サッカーって、一種のハーモニーだと思うのね。
ハーモニーには主旋律があって、副旋律がある。
ポピュラーな曲なら誰でも主旋律は歌えるんだが、意外と副旋律は歌えないもんである。
うまく副旋律歌える人を見ると、「おぉっ、クロウトやな!」と感心するよね。

日本のサッカーの本質は、伝統的にハーモニーだろう。
うまい選手が多いので、基本ハモることができるのよ。
副旋律をうまくこなせる選手が多い。
だけど、逆に主旋律がやや弱いかな?
そりゃ、世界にはメッシ やらCロナやらネイマールやら、主旋律やらせりゃ無双のボーカリストがたくさんいるからね。
そういうのと比較すると、さすがに見劣りしてしまうか。

うまさって、色々あると思うのよ。
ひとつは、メインのボーカリストとしてのうまさ。
たとえば、前述のメッシとか。
もうひとつは、コーラスのうまさ。
これは、その他大勢である。
メインをとらないけど、技術は一流のスタジオミュージシャンみたいな人たちはたくさんいるんです。
日本ではそのての選手たちでも、最近は海外進出するようになってきたね。
そして、意外と向こうでは重宝されてるのよ。
なんせ、メインを立ててハモれるから、なかなか便利な駒だろうし。

で、こういう選手たちでひとつのチームを作っている、日本代表はどうなんだ?という話。
誰をメインボーカルにするんだ?誰が主旋律をやるんだ?という問題が出てくる。
主旋律は、中島?
南野?
堂安?
久保くん?
ここをちゃんと整理しておかないと、副旋律が主旋律を邪魔して、ワケ分からんハーモニーにもなりかねない。

日本ならではの旋律って、あるんだろうか?
私は音楽にあまり詳しくないんだが、日本の童謡や民謡は、「ファ」と「シ」というふたつの音階を使っていない、という話は聞いたことがある。
演歌も、多くがそうなんだそうだ。
また、沖縄音楽は「レ」と「ラ」を使っていないらしい。
なるほど、民謡にせよ沖縄音楽にせよ、聴いてると我々は一種の違和感を覚えるんだが、その違和感のモトは、使わない2音階にあったのか…。

面白い話だね。
何かを足してオリジナリティを出すのではなく、むしろ何かを引いてオリジナリティを出す、というロジック。
これを日本サッカーに当てはめるとするなら、「体躯」だろうか。
いや、高さを含めた体躯はサッカーに絶対に必要だとして、日本もできるだけバランスをとろうとはしている。
それでも、欧州目線では日本サッカーを見て違和感を覚えるんじゃないかな?
特定の音階が足らんよな、と。

どうなんだろう。
道は、ふたつあるかと。
ひとつは、曲にドレミファソラシド全音階を使い、世界規準、世界スタンダードを目指していく方向性。
もうひとつは、日本式はこういうものだとして2音階を外したまま、敢えてその縛りの中で完成度を高めていく方向性。
どっちがイイだろうね。
2019/8/9(金)10:18

☆関西人
モンゴロイド
どうなんだろう。
これから100年、1000年も経れば、人種はどんどんと交ざり、どんどん混血し、純血は希少になっていくかもしれないよね。
島国の日本ですら、きっと例外にはならないと思う。
やがて10000年を経て、100000年を経て、最終的に人類全てがハイブリッド種となり、ある意味で人種の統一に近くなることもあり得なくはない話なんだ。
エントロピーの法則というやつだね。

もともとホモサピエンスは、単一の人種だったと言われている。
ネグロイド、すなわち黒人。
そのネグロイドから枝分かれしてコーカソイドが生まれ、そのコーカソイドからさらに枝分かれして我々モンゴロイドが生まれたのね。
ネグロイドとコーカソイドとモンゴロイドは、見た目や能力がかなり違うので
【コーカソイド=ホモサピエンス+ネアンデルタール人のハーフ】
【モンゴロイド=北京原人の末裔】
と解釈されてた時期もあったんだって。
どうやら、真実は違うみたいだけどさ。

身体能力からすると、客観的に見て
【ネグロイド>コーカソイド>モンゴロイド】
の順である。
つまり古いほど身体能力が高く、新しいほど身体能力が低い。
だから我々モンゴロイドは、常にネグロイドやコーカソイドに対して劣等感を抱いている。
しかし、知能指数でいうと
【モンゴロイド>コーカソイド>ネグロイド】
という順になるらしい。
これは人種差別を助長しかねない話なので、メディアはタブーとして、あまり触れないようにしてるみたいだけど…。

それより先に踏まえるべき話は、まずホモサピエンス自体が霊長類の中で最も弱い種だ、ということである。
たとえば、猿、ゴリラ、チンパンジーと比較しても、ホモサピエンスの運動能力はどう考えても低いじゃん?
で、弱いから食糧に恵まれた森での競争に勝てず、森を離れざるを得かった。
泣く泣く食糧に乏しい平野に拠点を移し、集団で狩猟をするようになったんだ。
で、狩猟するには非力だから、狩猟道具、武器の開発をせざるを得なかった。
しかし、そういった道具等の開発が、やがて彼らの知能を飛躍的に高めていったと見るべきだろう。

で、それと似たことはホモサピエンス内にもあって、アフリカで発祥したホモサピエンスのうち、一番強かったグループ(ネグロイド)だけがアフリカに残留したワケさ。
というのも、ある時期からアフリカが砂漠化し、食糧が極端に減ったのね。
その限られた食糧を確保できるのは、強いグループだけ。
彼らが独占。
弱いグループはアフリカを出て、食糧探しの旅に出ることとなったのさ。
アフリカから割と近場の中東や欧州に定住できたのは、その弱いグループの中でも強かったグループじゃないだろうか(後のコーカソイド)。
最も弱いグループ(後のモンゴロイド)はそこにも定住を許されず、さらに東へ東へと進み、最後は極東にまでたどり着いた。
つまり我々モンゴロイドのご先祖様は、弱かったからアジアの僻地にまで逃げてきた、と見るべきじゃないかな。

しかし、その故郷アフリカを追放された長い旅は、モンゴロイドに色々な知恵を授けたと思う。
そもそもユーラシア大陸の横断って、かなりの知恵と工夫がなきゃ絶対に無理でしょ。
ある意味、弱かったことに感謝だ。
モンゴロイドは弱かったからこそ旅を強いられて、また旅を強いられたからこそ、ネグロイドやコーカソイドをも上回るIQを授かったワケね。

弱さを、知能でカバーする。
なんと心強いロジックであることか。
これは、モンゴロイドの劣等感を払拭してくれる話である。
サッカーでも、日本人はかなり劣等感を抱いてるんだけど、こうして「弱いグループが、弱いからこそヒエラルキーの頂点に立てた」という人類史を踏まえると、なんか勇気が湧いてこないか?
私、意外とイケる気がするんだよね。
なぜなら、サッカーは運動能力を競う競技である一方、知能を競う競技でもあると思うから。
モンゴロイドがワールドカップを制覇する日、いつか必ずくると私は思う。
2019/8/8(木)23:24

☆関西人
ハーフ
小泉進次郎と滝川クリステルが結婚だそうだ。
そうか〜、滝川クリステルか〜。
小泉進次郎は、そのうち首相になる男だろうね。
こういう嫁も含めて、内閣の支持率上げるには彼以上の人材は他におらんから。

滝川クリステル、セレブ臭が強すぎて私はちょっと苦手なんだけど、世間では根強い人気のある人である。
高嶺の花感が凄すぎて、並の男では近づけないだろう。
彼女を口説くタイプとすれば、社会的成功をおさめているIT系の社長さんあたりだと思ってたけど、まさか政治家とは。
でも、彼女ならファーストレディをうまくこなせるはず。

それにしても、ハーフってイイよな。
綺麗である。
特に白人+日本人のハーフは素晴らしい。
最近では中条あやみとか、ビジュアルが完璧。
そうなんだ。
ハーフが純血日本人より美しいのは分かるとして、さらに言うと、純血白人よりもハーフの方が美しいと思う。
いや、金髪白人女性は綺麗だよ、という人もいるだろうが、私から見るとそうでもない。
私が住む大阪では観光客の白人がメチャクチャ多いんだけど、「おぉっ!」と思うほどの美女など見たことがないし。
背が高くてスタイルの良い人はいるにせよ、なんか全体が大作りなんです。
パーツの美は、むしろ日本人の方が上じゃないかと。

で、白人のフォルムの良さ、日本人のパーツの美しさ、その両方の良さをかけ合わせたのがハーフなんですよ。
犬や猫は「血統書付き」に価値があるとされてるけど、人間って逆に混血した方がイイ感じに仕上がるんじゃない?
西洋+東洋が美しいという点においては、トルコが有名でしょ。
地理的に西洋+東洋が多く、やたらセクシーなイケメンが多いし。

免疫学的には、あまり良くないとされてるのが近親婚である。
それを防ぐ為か、人間は一定以上の期間、共同生活をしている異性には欲情しなくなるようにプログラムされてるのね。
その期間は大体4年とされており、つまり4年ほど経って夫婦が倦怠期に入るのは理にかなってるワケだ。
また、男が一番身近な姉や妹や母に手を出さないのは、長く一緒にいる異性には欲情しないようにプログラムされてることの効果だね。
で、そういう近親相姦に一番遠いところにあるのが異人種との結婚であり、人間が自分と全く違うタイプに欲情するのは、ある意味で正しいプログラムの作動かもしれない。
国際結婚、大いに結構。
モンゴロイドも、ネグロイドも、コーカソイドも、全部混ぜてイイんですよ。

で、世界で最も混じってるエリアといえば、思うに南米じゃないだろうか。
特にブラジルだと言われている。
あの国の混血率は、5割近いらしいから。
白人系、黒人系、アジア系、ネイティブアメリカン系などがゴチャゴチャになってて、あまりにも混じってるから、逆に人種差別がない国らしい。
日系人も多い国だ。
ブラジルは世界で最もサッカーが強い国で、これを民族的な話に考える人も多いだろうけど、でも人種は単一でなく、思いっきり混じってることを踏まえなくてはならない。

日本でも、少しずつハーフは増えてきてる感じがする。
アスリート界で目立つのは、特に黒人系ハーフかな。
昨年にはU17日本代表で、スタメンの約半数がハーフだったことが話題になっていた。
キテるね。
Jリーグでも、鈴木武蔵やオナイウなどが独特の存在感を放ってきている。
少し前までは帰化がポイントだったけど、今はわざわざ帰化させずとも、国内にいるハーフを発掘する方が手っ取り早いかもしれない。

私が子供の頃はハーフというとイジメられてたもんだが、今の時代は逆に羨望の目で見られてる感じもする。
なんせ、プリンス小泉進次郎の妻がハーフだからね。
ハーフの地位はお墨付きである。
民族≠人種
肌の色や髪の色は、もはや民族に関係ない時代だ。
2019/8/8(木)14:56

☆関西人
井手口
井手口、ガンバに復帰したらしい。
宇佐美といい、パトリックといい、ガンバは時計の針を巻き戻しているかのようだ。

井手口は、絶対欧州で通用すると思ってた人は多いかと。
なぜなら、強度があるから。
今まで日本から欧州に行ったMFは強度で通用しなかったニュアンスもあり、その点、井手口なら大丈夫だろう、と。
基礎技術が高く、ただの守備専でなく攻撃センスもあり、メチャクチャ使い勝手のイイ駒である。
ただハードワークするだけでなく、ちゃんと球を奪いきるところまでの仕事ができる。
当然、ハリルのお気に入りだった。
アジア予選最大のヤマ場だったオーストラリア戦では、

・井手口・・・山口蛍
・・・・長谷部

というトライアングルで中盤を構成してたよね。
井手口と山口をインサイドハーフで並べるとは、ハリルでなければやらない芸当である。
そして対ブラジル戦では、4231のトップ下で井手口を起用していた。
実質、この頃は井手口が日本代表のエース格だったのかもしれない。

そんな井手口が欧州で通用しないとは、完全に想定外。
能力的には通用しないはずがないから。
でも、たまに出る試合で精彩を欠いていたのは事実らしい。
それは、なぜか?
思うに、言葉の問題じゃないかと。
周囲選手の意図、監督の意図、そういうのを言葉で理解できないまま、ただ直感だけでプレーしてたんじゃない?

ハリルお気に入りの選手といえば、他に浅野、久保裕也などがいた。
で、その浅野はハノーファーの降格を機に、セルビアの名門・パルチザンベオグラードに移籍が決まった。
そして久保裕也はブンデスへのレンタル期間を終えて、特に慰留もなくベルギーに戻った。
浅野も久保も井手口同様、どちらかというとステップアップとは言いがたい境遇にある。

【ハリルジャパン】
・・・・大迫
乾・井手口-山口・浅野
・・・-長谷部
長友・昌子-吉田・酒井
・・・・川島

【西野ジャパン】
・・・・大迫
乾・・・香川・・原口
・・柴崎・長谷部
長友・昌子-吉田・酒井
・・・・川島

【森保ジャパン】
・・・・大迫
中島・・南野・・堂安
・・柴崎・遠藤航
長友・吉田-冨安・酒井
・・・・シュミット

はい、今では井手口も浅野も久保裕也も、代表のスタメンからはすっかり名前が消えてしまいました…。

思うに、守備の堅さでは
ハリル>西野>森保
じゃないだろうか。
でも攻撃力では、
ハリル<西野<森保
じゃないだろうか。

今後もボランチの軸が柴崎だとして、最近その相棒として最も起用の回数多いのが遠藤航。
そして、遠藤がいないコパアメリカでは中山雄太と板倉を抜擢。
あとは守田、橋本拳人。
誰にしても、全てヘディングに強みのあるタイプである。
だから井手口を中盤にハメるとするなら、柴崎の相棒ではなく、柴崎の代替としてなんだ。
つまり、遠藤航や板倉らの相棒として2ボランチを組むイメージだろう。

・・・・大迫
中島・・久保・・堂安
・・井手口・板倉

柴崎の不在による構成力の低下を補完する為、敢えてトップ下を久保くんにしてみた。
この構成、意外と悪くない気がする。
井手口の守備力は柴崎よりも上であり、懸念されてる中島の背後をカバーできるし、何よりハイプレスも従来型よりイケるよね。

井手口、意外と今後のキーマンじゃないかな?
ただし、気になるのは欧州でやってしまった靭帯断裂、および半月板損傷である。
以前ガンバにいた時より、朽ちている可能性はゼロではない。
2019/8/7(水)8:32

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