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過去ログ584 2019/6/2 16:06

☆関西人
裏事情
鈴木武蔵、植田直通のキリンチャレンジ辞退が報道されている。

武蔵は怪我で、これはしようがない。
代替の召集は、永井だそうだ。
もともと武蔵はキリンチャレンジ限定、コパに行く予定ではなかったので、さほど大きな問題ではない。
それより、気になるのは植田の方だよ。
彼の辞退は、怪我ではなく「クラブ事情」と報道されている。
こんな話、本来ならあり得ない。
なぜならキリンチャレンジは国際Aマッチデーの期間内にあり、FIFA規定でクラブは代表召集を断れないことになってるから。

強制力あるはずの協会が、なぜ今回植田の辞退を認めたのか?
考えられるのは、コパの絡みである。
植田はコパ遠征のメンバーに入っており、今回の辞退は普通に「コパも辞退か?」と考えてしまうが、そこは発表されていない。
発表されてないってことは、コパは出るってこと?
強制力ある国際Aマッチデーのキリンチャレンジを辞退する一方、Aマッチデー外で強制力のないコパには参加するって、それはかなりイレギュラーな話なんだけど。
考えられるとすれば、コパには参加するからキリンチャレンジは辞退、という条件を特例で協会が飲んだんだろう。

大体、植田ってどうしても必要なのかね?
コパ代表でDF登録されてる選手を見ると、

・杉岡大暉(ベルマーレ)
・板倉滉(フローニンゲン)
・原輝綺(サガン鳥栖)
・菅大輝(コンサドーレ)
・冨安健洋(シントトロイデン)
・岩田智輝(トリニータ)
・立田悠悟 (エスパルス)

これに加え、MF登録ながら中山雄太もいるし、最悪植田がいなくとも、何とかなるっちゃ何とかなるのに。

クラブが代表に協力を渋る気持ちは理解できる。
たとえオフシーズンだろうが、怪我されちゃかなわんから。
そうそう、U20ワールドカップも日本は怪我人続出らしいじゃん。
やはり、このての遠征に無傷はあり得ない。
必ず、誰かは怪我しますよ。
もちろん誰が傷むかは今まだ分からんワケで、いわばロシアンルーレットみたいなもんである。

久保くんも今が大事な時期だから、今夏に怪我してほしくないねぇ…。
そうそう、某紙が久保くんの今夏FC東京退団が確定と報じている。
まぁ、18歳になればバルサに戻るのは既定路線だったので驚くことはないが、でも最近の報道ではバルサ復帰は消滅の可能性が高い、とのことだ。
代わりに、パリサンジェルマンやシティやレアルなどの名前が挙がっている。

別に、バルサが久保くんは要らんと言ってるワケではない様子。
戻ってほしいんだが、ただしバルサBに合流してもらうことになるので、しばらく久保くんはスペイン3部リーグでプレーすることになる。
話の焦点は、今J1でレギュラーとしてプレーしてる久保くんが、これからスペイン3部リーグに行ってステップアップになるのか?というところだろう。
で、ここぞとばかりに飛び級のトップチーム契約を狙ったんだろうが、さすがにそれは…というのがバルサ側の反応だと思われる。

相変わらず、生き急いでるね〜。
去年の流れと同じである。
FC東京が久保くんにJ2へのレンタルを提案したところ、久保くんサイドはJ1へのレンタルを希望し、マリノスへの半期レンタルに話が一転した。
幼少の頃から常にプレー環境をステップアップさせてきた彼にとって、修行とはいえステージを落とすことはNGなのかもしれない。
こういうの、私は久保くん自身の判断ではないと思うんだけど(まだ17歳だからね)、方針を決めてるのは誰なんだろう。
中田英寿でいうところの、次原悦子みたいな存在がいるんだろうか?

今、久保くんにはロベルト佃を含む複数の代理人がいるらしい。
アディダスとも契約してるし、とにかく色々なオトナたちの思惑が絡んでいるだろう。
最終判断をするのは、彼自身なのか?
彼自身は、バルサへの復帰を希望してると聞く。
ならば、無理にここは生き急がず、今夏の移籍を見送るのもありだと思うけどね。
あと1年はJ1でプレーし、東京五輪に備える。
だってさ、今夏にどこかのビッグクラブに移籍すれば、そこから1シーズンまた出場機会に苦しむワケで、かと言ってバルサBに復帰を了承してスペイン3部リーグでは、そこはJ1よりも劣るレベルかもしれない。
色々考えると、あとしばらく日本でやるのも悪くないんだよ。

で、東京五輪で大活躍をし、バルサを納得させて19歳でトップチームとの契約、というプランはどうだろうか。
確か、ネイマールがバルサと契約したのは21歳である。
中田英寿も、セリエに渡ったのは21歳である。
宇佐美がバイエルンに行ったのは、19歳だっけ?
とにかく、18歳で欧州に復帰という計画に、それほど拘らなくてもイイと思うんだよ。
FC東京を優勝に導き、ACLも経験して、欧州復帰はそれからでも遅くないのでは?
2019/6/2(日)16:06

☆関西人
天才
久保くん、なんかリアルにJリーグのベストイレブン級になってきたね。
そろそろDFも久保くんを警戒して研究するようになってきてるはずだが、それでも点を取れちゃうのは、普通に久保くんの技術がスーパーなんだと思う。

最新号の「Number」を見ると、久保くんが表紙である。
特集は「日本サッカー天才伝説」。
久保くんのインタビューが組まれている他、中田英寿、中村俊輔、小野伸二らが取り上げられている。
久保くんも、これらのレジェンドたちに並べられるとは大したもんだなぁ。

今回は、天才について考えてみたい。
日本サッカー史上最高の天才は誰か?
誰が一番序列が上かという話は、意外と皆が避けたがるもんである。
「才能は比べられるものではない」という真っ当な綺麗事に逃げてしまうんだ。
そりゃまぁ、ペレとベッケンバウアーは比べられるもんじゃないけど、ペレとマラドーナなら比べても別にイイでしょ。
ただ真実が分かりにくいというだけのことで、現実には必ず優劣があるはずなんだから。

中田英寿、中村俊輔、小野伸二。
皆さんなら、この3人の序列をどう決める?
実績なら、中田>俊輔>小野である。
でも今回は実績の話じゃなく、才能の話。

日本サッカー関係者は、そのへんをハッキリとコメントしたがらないんだよね。
ひとつのマナーとして。
でも、稀に空気を読まずそこに言及する人がいて、たとえばそれがピクシーである。
彼は、こう語っていた。

「中村俊輔と中田英寿。私にとってどちらがファンタジスタかと言えば、それは中村だ」

闘莉王は、こう語っていた。

「(俊輔と小野は)どちらも天才でしょう。
でも、ゴールに関わる部分、勝負を左右するという試合における影響力という部分では、俊輔さんが上かな」

あと、ラモスはこう言っていた。

「日本で天才がいるとしたら、僕は一人だけだと思う。
それは小野伸二」

意外なことに、3人を比較した時に中田をトップに挙げる人が少ない。
彼の場合は、才能というより体幹、および特異なメンタリティが彼のスーパーな要素だったと思う。
とにかく、日本人離れしたタフさがあった。

そして俊輔の場合は、彼自身が自分より小野の方が技術は上だと認めてたんじゃなかったっけ?
俊輔のスーパーな要素は、彼もまた才能というよりはメンタリティじゃないかな。
ウェットな粘着質というか、おそらくユース昇格に失敗した挫折もそれに関係してると思うんだけど、とにかく上手くなろうとする執着が尋常ではない。
彼のFKがあれほど完成度高いのは、もちろん才能もあるけど、それ以上に鍛練の賜物じゃないかと思う。

小野の場合、そこまでウェットじゃないのよ。
彼の上手さは、純粋に才能だと思う。
19歳の時の左膝靭帯断裂が彼の成長を阻んだという説もあるが、仮にそうだとしても、彼がフェイエノールトで活躍したのは、その大怪我以降の話だからね。
彼は膝に爆弾を抱えてた時に、
「小野は天才。オランダ代表の練習で小野より上手い選手はいなかった(ファンペルシー談)」
「セードルフを見た時より、小野に会った時の方が衝撃を受けた(カイト談)」
と称賛されたワケよ。
彼の巨大な才能は、靭帯断裂ぐらいじゃ封じられなかったということだろう。
しかし、その後遺症はなかったとも言えず、やがて彼はガラスのエースっぽい選手になっていった…。

「天はなぜ、伝承者足り得るラオウ、トキ、ケンシロウの三人を同じ時代に生んだのか?別々の時代に生まれれば、いずれも素晴らしい伝承者になったであろうに…」

私の中で、小野伸二にはトキのイメージがある。
兄弟の中で最も才能に恵まれたのはトキだったらしいが、悲しいかな、被曝したことで伝承者争いから脱落する悲運の男。

ラオウ=中田、トキ=小野、ケンシロウ=俊輔。
それに続く世代なら、ラオウ=本田、トキ=清武、ケンシロウ=香川。
まぁ早い話が、これは代表I番の継承争いってことで、最後にI着けた奴がケンシロウってことね。

さて、久保くんに話を戻そう。
私はそう遠くない将来、久保くんが日本代表のI番を着けるような気がする。
今は中島がI番だが、久保くんだってアディダスだし、ケンシロウとなる資格は十分にあるよ。
だって、久保くんには先代の香川にも匹敵するだけの敏捷性があり、また先々代の俊輔にも匹敵するだけの左足があるから。
その資質は、中島以上にケンシロウ臭があるんじゃないだろうか。

いや、最も才能に恵まれてるという点では、ちょっとトキ臭もするけどね。
くれぐれも、怪我にご注意ください。
2019/6/2(日)9:59

☆関西人
日本化
6月である。
今月は、とにかくイベントがテンコ盛りなんだ。
まずは、U20ワールドカップの決勝トーナメント。
さらに、トゥーロン。
さらに、キリンチャレンジ。
さらに、コパアメリカ。
さらに、ACLの準々決勝。
みんな、各々に日本のプライドを背負って戦うことになります。
とにかく忙しい…。

こういう時こそ、「日本サッカーとは?」を強く意識する。
日本サッカーとは、何ぞや。
人によっては、欧州サッカーを模倣したニセモノというだろう。
よって、某IT企業家は「よし、君たちに本物のスペイン料理を食べさせてあげよう」と欧州本場の高級食材を続々と直輸入し、本場の味を日本で再現しようという試みをしてくれている。
ところが、その味の評判はイマイチだ(笑)。
悪いが、こう見えて日本人の舌は案外肥えてるんですよ。

まず、本場の味を再現しようというのがそもそも間違いかもしれない。
たとえば、日本の「カレー」を考えてみてくれ。
あれは、もともとはインド料理のコピーだ。
といってもインドから輸入したモノではなく、昔にインドを植民地にしていた英国と日本が日英同盟を結んでいた時期があり、その頃に英国海軍を介して入ってきたのが日本カレーのルーツらしい。
つまり、日本のカレーのルーツは英国なんだ。
この時点で、もう本場のモノではない。

ちなみに、その日本カレーのルーツとなる料理を英国で探しても、今は全く見つからないらしい。
もはや、ルーツは幻。
いつの間にか、日本カレーはニセモノからオリジナルに近いモノになってしまったのね。

私は、こういう輸入した文化をいつの間にか自分たち独自のモノにしてしまう日本人って凄いと思うのよ。
カレーにしても、カレーうどんって凄くない?
うどんにカレーを入れてあんなに美味しくなるなんて、開発した人は天才である。
世界の麺類の中でも、カレーうどんの旨さは上位に入ると思う。
あと、カレーパン。
カレーをパンに入れるという発想、さらにそれを揚げパンにしてしまうという発想が凄いよ。
こういうパンは海外にもあるのかと思ってたが、日本にしかないオリジナルらしいね。
こういう食べ物は、本場インドの人から見るとお笑い草なのかもしれんが、でも日本にくる外国人旅行者の多くは、これらを食べて「なんと日本には美味しい食べ物があるのか!」と驚愕するそうだ。

私は、こういう日本人のアレンジ能力が凄いと思うのよ。
輸入した文化を自己流に解釈し、創意工夫してオリジナルすら凌駕するモノを作り上げてしまう。
ならばサッカーという輸入文化もまた、そういう風にならないだろうか?
サッカーのルーツは紛れもなく欧州だが、日本にそれが入るとまた日本なりの創意工夫が加えられる。
逆に、某IT企業家が欧州本場の味を日本で再現しようとも、日本独自の創作料理に囲まれると、かえって霞んでしまう。
ひょっとしたら、ヴィッセルも日本化した方がイイのかもしれないよ。
2019/6/1(土)22:21

☆関西人
進撃の巨人
皆さんは、「進撃の巨人」のアニメ見てる?
シーズン3が、今まさにクライマックスを迎えている。
獣の巨人vsリヴァイ、超大型巨人vsエレン+アルミン、鎧の巨人vsミカサ+雷槍、各々に壮絶な闘いだった。
特に先週は、リヴァイの無双っぷりに萌えたわ〜。

戦力的には、侵攻するマーレ側が圧倒的に上である。
なんせ、獣の巨人、超大型巨人、鎧の巨人、車力の巨人がマーレ側の戦力で、それに立ち向かうパラディ島の戦力は、進撃の巨人(エレン)、あとはただの人間たちである。
しかしネタバレをすると、実は獣も超大型も鎧も、みんな人間たちとの闘いに敗れてしまうんだ。

なぜ、人間たちは勝てたのか?
そこは、軍師の存在だろう。
パラディ島側には、エルヴィンスミス、アルミンという極めて知能の高い軍師がいて、彼らの采配が冴えてたのよ。
ただし、それは自らの命、および大勢の戦士たちの命を代償とする陽動作戦だった。
オトリが全滅すること前提の特攻で敵の注意を引き、その間にリヴァイやエレンが巨人の背後に回るという、シンプルながらも残酷な作戦…。

あと、勝てた要因は雷槍という新兵器の存在があるだろう。
これまでも立体機動装置という機動力はあったが、巨人を殺傷できる武器といえば刀ぐらいだった(銃や砲撃は効かない)。
それが雷槍という爆撃ミサイルのような新兵器が開発され、結局ほとんどこれだけで鎧の巨人は倒されたからね。

・進撃の巨人(エレン)
・アッカーマン(リヴァイ、ミカサ)
・軍師(エルヴィン、アルミン、ハンジ)
・立体機動装置
・雷槍

パラディ島側は、これだけの戦力を備えている。

対するマーレ側は

・獣の巨人(ジーク)
・鎧の巨人(ライナー)
・超大型巨人(ベルトルト)
・車力の巨人(ピーク)
・無垢の巨人の軍団
・軍師(ジーク)

やっぱり、マーレ側の方が強いとしか思えないんだけど。
調査兵団は、バランスが良いのかな?

・・・・雷槍
リヴァイ・ 進撃・・ミカサ
・・アルミン・・ハンジ
立体機動・・立体機動
・・騎馬・・騎馬
・・・・エルヴィン

マーレ側の話をすると、最も侮れないなと思うのが車力の巨人である。
見た目はブッサイクなキャラだが(ただし変身前は美少女)、戦場ではかなり効いている存在だ。
鎧や獣や超大型と比較して攻撃力はなく、どちらかというと偵察機みたいな後方支援の働きを主にしてるんだけど、味方が危機と見るや、そのフォローは極めて迅速。
今回も、獣の巨人(ジーク)がリヴァイに呆気なくやられたところを救助に駆けつけ、ただしリヴァイとは戦うことなく、ジークを連れて逃げた。
実は、後にもこの車力は獅子奮迅の活躍を見せるんだが、毎回危機に陥った味方を救助し、そして戦うことなく逃げている。
なんつーかな、「水を運ぶ人」なんだよね。
この車力がいなければ、おそらくマーレ側は壊滅してただろう。

で、私が考える最強布陣は以下の通り。

・・・・超大型
リヴァイ・・・・・・・ミカサ
・・鎧・・・・進撃
・・・・ 車力
顎・・・・・・・エルヴィン
・・・戦槌・女型
・・・・・獣

車力はアンカー。
GKを獣にしたのは、肩が強くてスローイングに強みがあるから。
エルヴィンは偽サイドバックで、実質彼がゲームを組み立てる。
左右ウィングは、もちろんリヴァイ&ミカサのアッカーマンコンビで決まりでしょ。
超大型の背後から、立体機動で電光石火のごとく飛び出すイメージさ。

このチームなら、世界を征服できるよね。
2019/6/1(土)10:42

☆関西人
訂正
↓に鄭大世は北朝鮮国籍と書いたが、正しくは現在も国籍は韓国、ただし代表は韓国でなく北朝鮮という「特例」でした。
韓国が、国籍変更を認めなかったとのこと。
二重国籍扱いの北朝鮮代表入りだろうか?
在日は、ややこしい。
2019/5/31(金)12:47

☆関西人
韓国
韓国が、またやっちまったみたいだね。

中国で開催された国際ユース大会「パンダカップ(←なんちゅうネーミングやねん)」で韓国U18が優勝したらしいんだけど、優勝セレモニーでは韓国の選手が優勝トロフィーを足で踏みつけてポーズをとるパフォーマンスを見せてしまい、かなりヒンシュクを買ったみたい。
主催の中国側は「敬意に欠ける行為」と激怒し、中国サッカー協会は韓国の優勝を剥奪したという。
えらい騒ぎだな。

しかし韓国って、たびたびこういうことをやるよね。
以前、WBCでも日本戦に勝った韓国は歓喜し、マウンドに韓国国旗を立てるパフォーマンスをしてヒンシュクを買っていた。
サッカーのゴールパフォーマンスでも「猿のモノマネ」をした選手がいたし、コイツらは歓喜するとついつい悪ノリしてしまう傾向があるようだ。

まぁ、優勝剥奪されたとはいえ「パンダカップ」だから別に大して痛くもないだろうけど、とはいえ中国を激怒させたのはよくない。
パフォーマンスした韓国の選手たちは、何か反中などの政治的意図をもって確信犯的にやったんだろうか?
「パンダカップ」という確かにダサいタイトルだから、その優勝トロフィーも軽く扱ってOK?
いやいや、いくら何でもそれはマナー意識に欠ける。

韓国の協会側は「深い意味はなかった」と謝罪したらしいが、深い意味があれば逆に恐いよ。
中国に喧嘩を売ってるようなもんだからね。
以前の「猿のモノマネ」パフォーマンスでも、ただの悪ノリかと思いきや、パフォーマンスした選手は「応援席に旭日旗があるのを見て感情を抑えられなくなってやった」とコメントし、かえって物議をかもしてたっけ。
本当に応援席に旭日旗が出ていたかどうかの検証までされて、確か、旭日旗は確認されなかったという妙なオチだったと記憶する。

何度もこういうことを繰り返す韓国は、このての倫理を逸脱したパフォーマンスをすることが勇敢な行為であるという潜在意識があるのかもしれない。
権威を貶める反骨の精神が逆にカッコいい、アウトロー精神がカッコいい、と。
俺たちはこんなトロフィーが欲しくて勝ったんじゃないんだよ、ただ強いから勝ったんだよ、という強者としての誇示かも。
どこか、発想が子供っぽいけどね。

韓国は儒教国家と言われるし、本来なら礼節は大事なはずなんだ。
もちろん日本でも礼節が大事で、スポーツは「礼に始まり礼に終わる」、国技の相撲に至っては勝って歓喜のパフォーマンスをしただけで注意をされるほど。
う〜ん、ただ朝鮮半島は北朝鮮と韓国のふたつに国が分かれてるからね。
ふたつの国を足して2で割った方がバランス良くなるのかもしれないけど、北がガチガチに統制された国家であることの反動か、南はかなりその逆をいってるイメージがある。
民の意識としても、勝てば官軍、勝てば何やっても文句はないでしょ、というイメージかな。

日本には、鄭大世というサッカー選手がいる。
彼は北朝鮮国籍だが、もともとは韓国国籍だったという。
珍しい話、彼は南から北への国籍変更を志願した人なんだ。
生まれは日本で、日本育ち。
だから日本に帰化する道もあったと思うが、それは選択しなかった。
なぜ北朝鮮を選択したのか、そしてなぜ韓国国籍のままにしなかったのか、詳しいことは分からん。
今は北朝鮮のダークサイドが目立つ時代なので鄭の選択をかなり珍しく感じるが、でも彼らは彼らなりに、韓国のダークサイドもまたよく知ってるのかもしれないね。

なんか、今回のパフォーマンス騒ぎ、単に頭の悪い馬鹿の軽率な行動というよりは、ちょっと韓国の根深いダークサイドみたいなモノを感じさせるよ。
2019/5/31(金)11:59

☆関西人
日本サッカーの成長
U20ワールドカップにて、我らが日本代表がグループリーグを2位突破した。
強豪ばかりのグループの中、無敗はなかなか立派である。

このチームは、上の世代に何人か抜かれていたので実質は1,5軍。
私を含め、あまり期待してない人が多かったと思う。
でもこの結果、意外とこの世代の層は厚いということだろうか。

U20は1999年生まれ以降の世代で、当たり前にワールドカップに毎回出場をする日本代表しか知らない世代だ。
我々のように、変なコンプレックスはない世代かも。
どちらかというと、中田英寿や「黄金世代」よりは、その下の世代を見て育ってきてると思う。
香川とかね。
欧州で言えば、ジダンよりはメッシやCロナウド。
ファンタジスタ=パサーというよりは、ファンタジスタ=ドリブラーと捉えてる世代じゃないだろうか。

こういう世代論はなかなか面白いもんで、たとえば70年代後半〜80年代初頭生まれはパサーの宝庫。
中田英、俊輔、小野、小笠原、ヤット、憲剛などなど、何でこんなにもパサーの才能がここの世代に偏ったのかは不明だが、現実にこうなっている。
しかし、そのひとつ下の世代ぐらいからドリブラーが復権し、パサーはやや減ってきている。
じゃ、今の世代はというと、日本人は大型化してきている世代だと思う。
昔にはあまりいなかった、身長190前後という大型の才能がDFを中心にどんどん増えてきてる傾向。
あと、パスもドリブルもできる、おまけに守備も頑張るハイブリッドな選手が増えてきてると思う。

別に、日本人そのものが変わったワケじゃないさ。
旧時代なら野球に行ってたであろう才能を、ある程度サッカーが取り込めるようになってきてるんだと思うよ。
これは、地上波テレビでプロ野球中継がなくなったことが大きい。
サッカーだって地上波やってないけど、そこはイーブンである。
昔はイーブンじゃなかった。
あと、ワールドカップ、五輪、そしてキリンチャレンジ、そういう代表の露出が地味に効いてると思うんだ。
特にキリンチャレンジ。
きっと皆さんは、「協会のカネ儲けの興行でしょ」ぐらいに思ってるだろう。
でも普及という観点に立つと、地上波ゴールデンタイムに露出するキリンチャレンジは決して無意味じゃないんだよね。
蒼いユニを纏った勇者たちの姿をテレビで見て、サッカー選手はカッコいいなと思った少年少女は全国に何万といるはず。
キリンチャレンジというジャブの効果、決して馬鹿にしてはならない。

そういう地道な積み重ねが、おそらくU20の層の厚さを生んでいる。
U20だけでなく、U17も、さらにその下の世代も、きっと層は我々が想像する以上に厚いだろう。
はっきり言おう。
これは、日本サッカー協会の功績である。
協会の悪口言うばかりの皆さんは、こういうところをどう考えてるのかな?
協会は無能なのに、勝手に日本サッカーは育ったとでも考えているんだろうか。
2019/5/31(金)1:17

☆関西人
△から▽へ
皆さんは、トルシエジャパンの初期を覚えてる?
後の3412ばかりが印象に残ってるけど、最初は3142だったんだよ。

・・◯・・・◯
・・◯・・・◯
◯・・・◯・・・◯
・・◯・◯・◯
・・・・◯

この型、不思議と最近よく見かけるよね。

どうもトルシエは、1ボランチの配置を理想としてたみたい。
ワールドユースでは稲本、もしくはヤットに1ボランチをやらせていた。
なぜ1ボランチ?と思うが、イメージはスペインサッカーなどに見るピボーテかと。
しかし、それ以上に狙いは2枚のインサイドハーフ設定にあったと思う。
当時、無知な我々は「お〜!ダブル司令塔!」と喜んだが、おそらくあれはダブル司令塔ではない。
普通に、インサイドハーフなんだ。

実はトルシエジャパンの前身である岡田ジャパン(加茂ジャパン)にも似たようなところがあって、よくフォーメーション図では

・・中山・・・城
・・・・中田
相馬-名波-山口-名良橋
・中西・井原・秋田
・・・・川口

と表現されてたけど、正しくは

・・中山・・・城
・・・・・中田
相馬・名波
・・・・山口・名良橋
・・中西・・秋田
・・・・井原
・・・・川口

こういうイビツな形だった。
左右非対称で、実質山口素弘の1ボランチみたいな形。
中田英はやや右寄り、名波がやや左寄り。
ある意味、彼らはインサイドハーフだったのかと。
1ボランチ脇のスペースがヤバくない?と感じるだろうが、そこはああ見えて山口素が守備の巧い人だったのと、最終ラインには井原がマークを持たないスイーパーとして控えてたことで割と守備はできていた。
2TOPの城とゴンが徹底してフォアチェック、ある程度コースを限定したところで中田と名波がプレス、というプランさ。

で、ワールドユースのトルシエジャパンもややそれに近くて、

・・高原・・・永井
・・・小野
本山・・・小笠原
・・・・稲本・・・酒井
・中田浩-手島-辻本
・・・・・南

こういう左右非対称だった。
右ウィングバックの酒井友之がやや下がり目で、1ボランチの稲本を右からフォローする感じ。
左ウィングバックの本山は稲本をフォローせず(笑)、小野とパス交換しながらドリブルを仕掛けていく。
ここで意外と大事なのが小笠原で、彼は小野よりやや下がり目。
A代表でいう名波的ポジショニングで、彼が後に中盤守備の名手として大成することを予見してたトルシエは、つくづく慧眼だったと思う。

五輪代表で、↑の小笠原の位置が明神になった時もあった。
その時は「明神がトップ下(笑)!」と皆が笑ったが、もちろん狙いはハイプレスである。
今なら狙いが分かるから誰も笑わないだろうけど、当時の我々はとにかく無知だったんだよね。

後に、アギーレが↓のようなチームでキリンチャレンジに臨んだのよ。

・・・・大迫
柿谷・・・・・・本田
・・柴崎・・細貝
・・・・森重
長友・吉田-水本・高徳
・・・・川島

この時代になると、さすがに誰も「細貝トップ下(笑)!」と笑ったりはしなかった。
この頃には、皆がフォーメーションの戦術コンセプトを読み取れるようになってきていたからな。

このへんが一番ソリッドなコンセプトになったのが、間違いなくハリルジャパンのオーストラリア戦である。

・・・・大迫
乾・・・・・・・浅野
・井手口・・山口蛍
・・・-長谷部
長友・昌子-吉田-宏樹
・・・・川島

後半なんて、ここからさらに乾out⇒原口inだからね。
もう、ここまでくると逆に美しいですよ。
硬質の機能美ですわ。
いやね、この究極のフォーメーションをやっただけでも、私はハリルジャパンに戦術サンプルとしての極めて高い価値があったと思うワケで。

私、また日本代表に1ボランチをやってほしいのよ。
今は中山雄太とか板倉が出てきて、もちろん遠藤航もそうなんだけど、そろそろ△だけでなく▽を出来る時代がきてると思うんだ。
思えば森保さんの可変フォーメーションのひとつは、

◯・・・◯・・・◯
・・◯・・・◯
・・・・◯
◯・◯・・・◯・◯
・・・・◯

これだろ?

中島・・岡崎・久保建
・・松本・・柴崎
・・・・中山
杉岡・冨安-植田・原輝
・・・・大迫

コパは、こういう感じでいくの、ありだと思うんだ。
私、433こそが最強フォーメーションだと思ってるからね。
2019/5/30(木)1:26

☆関西人
エクストラキッカー
最近、よく考えるのは「守備がヘタクソな選手はどこに配置すればイイのか」という問題なんだ。
それこそ昔は、トップ下とか、サイドの高い位置とか、それなりに定番ポジションがあったじゃない?
でも近年は、トップ下が敵のボランチのパスコースを切らなきゃならんし、ウィングが敵サイドバックの上がりをマークしなきゃならん。
意外と、このふたつが組織守備のキモになってきてるワケで。
だから「攻撃は天才的だけど守備センスはゼロ」というタイプが使いにくくなってきており、みんなそこそこ守備ができなきゃダメな時代になってるのよ。
守備ポイントが、明らかに昔より前に寄ってきてるから。
だから、宇佐美みたいなタイプが扱い難しくて、居場所を失っちゃうワケだ。

ファンタジスタ受難の時代か…。
オシムが「エクストラキッカーは2人まで」と言ってたのは10年以上昔の話で、今は2人ですらキツいかもしれない。
とはいえ、いつの時代にも守備ヘタ、攻撃サイコーという選手はいるんですよ。
そういう選手を「要らん」と切り捨てるには惜しい現実もあるワケで、この問題、ちょっと真面目に考えていかなければならない。

私は、2TOPの一角というのが今のところ一番ありかな、と思うのね。
もちろんフォアチェックはさせるけど、逆にコース切りをさせるだけ。
難しいことは求めない。
MFに置くとブロック形成に携わらなくてはならず、そこではどうしても色々なことを求めざるを得ない。
そして1TOPにするとフォアチェックの範囲がやたら広くなるので、形は442、もしくは352にせざるを得ないかな、と。

エクストラキッカー配置問題。
ヴィッセルが苦労してるのは、このエクストラキッカーの数の問題かもしれない。
VIPは守備できないワケではないにせよ、そこは年齢の問題もある。
ホントは中盤にハードワークできる日本人を4枚並べ、VIPは最前線で人数を限定するぐらいのことをした方がイイかもしれないね。

もしMFとして使わざるを得ないなら、その場合は補完用の駒を中盤に配置せざるを得ないだろう。
フリーマンとして、あちこち動けるタイプ。
オシム風に言えば水を運ぶ人で、鈴木啓太のイメージか。
ヴィッセルなんて山口蛍とか良い人材いるんだから、とりたてて水を運ぶ人には困ってないだろうに…。

「エクストラキッカーなんて要らんのでは?」という意見もあるだろう。
攻守バランスのとれた10名をピッチ上に配置し、できるだけ高い位置でボール奪取⇒素早い攻守切り替え、というのを90分間ひたすら繰り返せばイイじゃないか、と。
うん、確かにそれも一理ある。
それに近いコンセプトを持ってたのが、ハリルホジッチかと。
彼は中盤で井手口あたりを高い位置に使い、ウィングの浅野や原口には最終ラインまで戻らせていた。
あれはあれで、ハマれば凄かった。
ただ、ハマらない時はクソつまらんサッカーになってしまい、どうにもならなかったよなぁ。

やはり、私はエクストラキッカーは2人まで使ってイイと思う。
日本は、そこまでガチガチに硬質なサッカーを得意としてないと思うから。
ただし、配置は熟慮すべきかと。
チーム全員が味方エクストラキッカーの位置を常に把握し、そこがブロックの穴であることを常に念頭に置いてプレーをする。
3つも穴があれば、そりゃ手が回りませんよ。
ひとつ、あるいはふたつまでが限界。

トルシエは「8人の明神と3人のクレイジー」が理想だと言ってたよね。
意外と、明神が8人いるチームは見たことないけど。
3人のクレイジーがいるチームは、普通にある。
しかし8人の明神+3人のクレイジーだと、GKが明神、もしくはクレイジーになるので、それだと少し困るわな(笑)。

エクストラキッカーの定義はよく分からんが、宇佐美なんかはそうだよね。
中島翔哉もそうかな。
俊輔もそういうタイプだった。
香川真司は、少し違う気がする。
東京五輪代表候補なら、やはり久保くんかなぁ。
堂安は、違うと思う。
2019/5/29(水)22:47

☆関西人
監督交代
レッズがオリヴェイラ監督を解任した。
オリヴェイラは、決して無能な監督ではないはず。
それでもレッズでハマらなかったのは、相性としか言いようがない。

オリヴェイラなら4バックのイメージがあるが、なぜかレッズでは3バックを継続していた。
なんか遠慮してるな〜、って印象。
使う選手も今までの主力が中心で、新基軸が特に見えなかった。
まぁ言われてみりゃ、オリヴェイラは何か個性的な戦術スタイルがあるワケでなく、今ある条件の中で帳尻を合わせるタイプの監督かもしれない。
全員の守備意識を高めること、あとフィジコ出身だけにコンディションを見極めること、そして何よりモチベーションを上げること。
そういうのが上手い監督で、タイプ的にいうとファーガソンに近い人なんじゃないかな。
でもレッズは、マンU的なチームじゃないから。

・・興梠・・武藤
・長澤・・・・柏木
・・青木・エヴェルトン
山中 槙野・マウリシオ 橋岡
・・・・西川

オリヴェイラなら、普通にこういうスタンダードなやつでやりそうなものを、どうしてやらなかったんだろう?

ちょっと思うのは、最近のレッズってドリブラー色が薄まってないかな、と。
このチーム、昔は原口元気がいて、最近でも関根がいてサイドからゴリゴリといくイメージがあったのに、そこが今はおとなしくなってるような気がして。
まずは、そこを復活させるべきじゃないかなぁ。

後任は、またアウトレイジらしいね。
もうここまできたら、暫定じゃなくてアウトレイジの長期政権でいったらどうだ?
確か、彼が指揮した試合は一度も負けてないはずだし。

一方、新監督オファーが話題になってるのがヴィッセル神戸で、相手があのアーセン・ベンゲル。
この話がまとまるかどうか、それは全く分からない。
もし実現すれば「バルサ化」のコンセプトはブレることになるだろうが、今の順位を考えればバルサもヘッタクレもないだろう。

ベンゲル、イイんじゃない?
イニエスタにもビジャにも臆さない人だろうし、彼ならVIPをベンチにして日本人をスタメンにしちゃうこともあり得なくはない。
もし、そうなれば問題になるのはオーナー三木谷さんとの衝突だが、噂される三木谷さんの現場介入をシャットアウトするには、確かにベンゲル級の超ビッグネームじゃなきゃ無理だろうよ。

今のヴィッセルのスカウト部長はベンゲルの教え子・平野孝らしく、彼が渡欧して交渉に当たっているらしい。
もちろんベンゲルにとってグランパス時代は美しい思い出だろうし、その時の愛弟子に「助けて」と直接懇願されりゃ、それなりに真剣な検討せざるを得ないよね。
彼がかつてグランパスのオファーを受けたのは、「全権監督」という条件だったからだという話を聞く。
アーセナルでも彼は全権を握ってたというし、ポイントはそこじゃないかな。
三木谷さんがいちいち口を挟むのは論外で、「あなたの好きなようにやってくれてイイ」「バルサ化は考えなくてもイイ」ぐらい言わないと、この話はなかなかまとまりませんよ。

そうやってゼロから再構築するんじゃなく、VIPを使いつつ今ある条件で何とか帳尻を合わせたいなら、いっそオリヴェイラを招聘するのも私はありだと思うけどね。
今のヴィッセルって三木谷さんという強大なプロデューサーありきのチームなんだから、そんな「全権監督」なんてかなり難しいでしょ。
もっと職人的な監督で、上の意向を汲みながら粛々とチームを創るスタンスこそが求められてると思う。

ベンゲルもそこを分かっているなら、今回のオファー、最終的に断る可能性は高いよね。
2019/5/29(水)10:18

☆関西人
柴崎は東京五輪に出るのか?
柴崎、どうなんだろうね。
アジア杯に出場した彼を、ヘタフェはコパへの派遣も了承してくれた。
ありがとう。
というより、ヘタフェは今夏彼を売るつもりみたいなので、その商品価値を上げる為にコパ派遣は彼らにとってもメリットある話なんだと思う。
日本代表、ヘタフェ、お互いwinwinってことだ。

彼は、東京五輪オーバーエイジ入りの可能性あるね。
今のU22は逸材揃いだが、ゲームメイカーに限っては頭ひとつ抜けた選手がいない。
守備的MFのプリメイロとしては中山雄太を軸にする方針が伺えるけど、セグンダは色々な選手を試してるよね。
松本泰志、渡辺皓太、神谷優太、市丸瑞希、坂井大将などを試してきたものの、いまだ軸が定まっていない様子。

じゃ、柴崎で確定かというと、ポジションがポジションだけにオーバーエイジがうまくいくかどうかは分からない。
アテネ五輪の時などは、山本昌邦監督はオーバーエイジの小野伸二をボランチに据えたチームを当初構想してたみたいなんだけど(その頃の小野はフェイエノールトのボランチとして高く評価されていた)、結局最後はそれを諦めて小野を一列上げてたからね。
このボランチというデリケートなポジション、どうしても短期間の付け焼き刃では無理だったみたいだよ。
言われてみれば、これまで歴代のオーバーエイジの中にもボランチはひとりもいなかったんじゃないかな?

ただ、今回ばかりはA代表と五輪代表の両方を森保さんがやるだけに、A代表のパーツが五輪代表にも互換性あるかもしれないワケだ。
よし、そこに期待しよう。

柴崎は、今27歳ですか。
円熟期ですな。
もう、決して若くない。
ただし、あと5〜6年はやれるだろう。
確か、ヤットが代表で主軸になったのも27歳の時だったよね?
遅いっちゃ遅いんだけど、そこから彼は9年ぐらい代表の主軸で活躍したんだから、彼からFを引き継いだ柴崎もまた、そのぐらい居座るのかもしれない。

でも、ヤットの時みたいに「後継者がいない…」とかヤキモキするのはアレなので、ちゃんと今から柴崎の後を継ぐ未来のF候補は東京五輪世代の中に見つけておいてほしい。
年齢の話をすると、ヤットは1980年生まれ、柴崎は1992年生まれなので、このふたり大体ひと回りぐらい世代が離れてるのね。
で、ヤットが最も影響を受けた選手のひとりとして名を挙げてるのがフリューゲルスの先輩・山口素弘で、この山口(1969年生まれ)とヤットもまた大体ひと回りぐらい世代が離れてるんだ。
でさ、このボランチ12年周期説に則るならば、ちょうど柴崎と大体ひと回り下の世代には中井卓大くん(2003年生まれ)がいるんですよ。
なんの因果か、ふたりとも今スペインにいるワケじゃん?
気の早い話だが、私は
山口素弘⇒ヤット⇒柴崎⇒ピピ
という系譜を少し期待したりもしてるんです(笑)。
2019/5/29(水)1:20

☆関西人
努力、友情、勝利
世代論の続きね。

少し前のことだが、スピルバーグの「レディプレーヤー1」を観たんだ。
メチャクチャ面白かったんだけど、これは我々オッサン世代じゃなきゃ分からない面白さがあったと思う。
というのは、設定がだいぶ先の未来の話で、そこではなぜか知らないけど80年代のカルチャーがクールでカッコいい、ということになってるのね。
だから、主人公がガンダムに乗って敵と戦ったりするワケよ。

また何でスピルバーグは80年代をチョイスしたのかな?と思ったけど、多分、それ以降の時代だとカルチャーが複雑すぎるんだと思う。
80年代はネットの普及も不十分で、コンテンツが今ほど多種多様ではなかった。
だから、みんな見るモノや聴くモノがほとんど同じだったのよ。
みんな同じテレビ番組を見てて、みんな同じ映画を見てて、みんな同じ音楽を聴いていた。
たとえばahaの「テイクオンミー」といえば大体みんなメロディを知ってるし、「バックトゥザフューチャー」といえば大体みんなストーリーを知ってるし、好きなアイドルなんかも大体はカブってたもんさ。

だけど、今は違うだろ。
今は「ねぇねぇ、昨日のテレビ見た?」とか言っても、相手は見てないことが多いはずなんだ。
地上波テレビの視聴率が二桁もいかない現状、人によってはYouTubeを見てたかもしれないし、Netflix見てたかもしれないし、Abemaを見てたかもしれないし、友人と同じモノを見てた可能性は昔に比べてかなり低くなってるから。

音楽も同じで、たとえば今週のオリコン1位は「Rain」という曲らしいが、私はその曲を全く知らない。
昔はランキングの1位になる曲なら少しぐらい聴いたことあるものだっただろうけど、もう今は全然分からん。
ヒット曲を皆で共有することが難しい時代になってきている。
映画だと、今ならマーベルの「アベンジャーズ」シリーズぐらいかねぇ。
あれでも、全く分からない人も結構いるだろう。
漫画・アニメなら「ワンピース」や「名探偵コナン」は別としても、それ以外は「知ってる人は知っている」という範囲内での普及だと思う。
皆が各々、自分の好きなモノだけをチョイスして見る時代だからね。
日本人全員がひとつのモノを見るなんて、そんな昭和の「紅白歌合戦」「サザエさん」的なモノはもはや幻想なんですよ。

いや、ひとつだけ例外があるわ。
それが、来年の東京五輪じゃん。
「スポーツ興味ないから東京五輪なんて見ませんけど?」という猛者がいたら、それは逆にリスペクトします(笑)。
さすがに、これはみんなが見ると思う。
ヘタすりゃ、令和の中でもこれが最初で最後の機会かもしれない。
そのぐらい、「日本人みんなでひとつのモノを見る」という機会は今なくなってきているワケさ。
だからこそ、これだけは絶対にコケられないんですよ。
子供からお年寄りまで見る唯一無二のモノが、どうしようもなくバッドエンドだったらどうする?
そうなれば、我々日本人に「無理なモノは無理。なるようにしかならない」という大きな教訓を与えてくれるでしょう(笑)。
それこそ日本のGDP、東京五輪を境にどんどん落ちることになるかもしれないね。

頼むわ。
日本人はやれる。努力すれば報われる。
努力、友情、勝利。
今の子供たちに、そういう80年代に健在だった古臭いメッセージを東京五輪で発信してくれよ。
2019/5/26(日)19:45

☆関西人
バッドエンド
バッドエンドを、皆さんはどう思いますか?
たとえば、次のコパなんて最初から負けることは分かってるワケじゃないですか。
大会優勝はあり得ないので、必ずどこかで負ける。
その負けの内容次第ではあるけど、今回ばかりはU22代表に毛が生えた程度のチームで臨み、対する向こうは南米のフル代表。
もう、やる前からバッドエンドの匂いがプンプンしますわ。

私は、バッドエンドが嫌いでね。
そういうのに、あまり耐性がないのよ。
これは、世代論かもしれない。
私は黄金期の「少年ジャンプ」で育った世代なので、「努力、友情、勝利」、分かりやすいジャンプ3原則が頭に刷り込まれてるから。
映画では、スピルバーグあたりの明るいエンターテイメント作品を見て育ってきたワケで。
だから、最後に正義は勝つ、悪は滅ぶ、そういう終わり方じゃないと個人的にはしっくりこないのさ。

我ながら、薄っぺらいねぇ(笑)。
しかし世代論でいうと、仮にあと少しだけ早く生まれていたら、私も全然違うモノを見て育ったと思うんだ。
たとえば「あしたのジョー」なんて、最後は主人公が負けて死んで終わるじゃん?
あれは死んだかどうか不明の描写になってるけど、ちなみに梶原一騎の原案では死んでおらず、廃人になったジョーの描写で終わっていたらしい。
そっちの方が残酷だわ。
あと、「巨人の星」も星飛雄馬が再起不能の故障を抱えて失踪する終わり方、「タイガーマスク」も主人公が交通事故で呆気なく死ぬ終わり方、「デビルマン」に至ってはヒロインが斬首され、主人公も下半身がない状態で息絶えるという極めて残酷な終わり方。
いや〜、こんなの子供の時にリアルタイムに見てたら、一生トラウマになるわ。

何なんだろうね、このへんの60年代終わりから70年代初めにかけての強烈なバッドエンド文化。
映画を見てても同じで、この時代は「アメリカンニューシネマ」といって、ちっともハッピーじゃない映画ばかりなのよ。
多分、アメリカもベトナム戦争に負けて閉塞感のある時代というか、正義は勝つ、なんて嘘臭く感じる時代だったんだろう。
日本でも、当時は学生運動のほとんどが権力側に潰されて挫折に終わり、閉塞感ある時代だったんだろう。
バッドエンドが、とてもしっくりくる時代だったのかもしれない。

で、気になるのは私のようなオッサン世代より、今の若い世代の感性なんですよ。
彼らは、何を見て育ったんだ?
彼らも、「努力、友情、勝利」を見て育っているのか?
いや〜、どうだろうね。
「進撃の巨人」とか見てると、ちょっと勧善懲悪とか別次元の話になってるし、こういうのを普通に見て育つ世代ってなんか恐いな、と。
私なんか、これを今後も読み続けるのが怖いんだよ。
だって、もうハッピーエンドの道は完全に消えてるし、どっちに転んでもバッドエンドしかないじゃん。
少し前なら「エヴァンゲリオン」でも、あれはバッドエンドでしょ。
人によってはハッピーエンドと言ってるが、いやいや…。
「ザワールドイズマイン」も最初はテロリストの話だったのが、最後は全人類滅亡だもんね。

こうして考えてみりゃ、今の若い子たちって子供時代に結構エゲツないの見て育ってるんじゃないだろうか。
私なんかより、よっぽど複雑な感性を持ってるに違いない。
勝てない、頑張っても報われるとは限らない、信じても裏切られるかも、というのに耐性があるかもしれないな。
そんな世代は、日本サッカーの今後の成長を信じられるのかい?

もはや、希望は「ワンピース」の中にしかないような気がしてきた(笑)。
尾田先生なら、「努力、友情、勝利」、ジャンプ王道のハッピーエンドを描いてくれるはずだ。
ルフィは、常に仲間を信じている。
いつも逃げ腰のウソップのことですら信じている。
「ウソップは無事か?
そうか、良かった。
アイツがいるなら大丈夫だ。
アイツなら、必ずやってくれる」
とかルフィは普通に言う。
ウソップがいれば大丈夫な根拠は全くないのに、それでも大丈夫だと言う。
…そう、日本サッカーなんて、ウソップみたいなもんなんですよ。
それでも信じられるかどうか、これはもう理屈の世界ではない。
完全に感性の世界さ。

そういや、森保さんは先日に「五輪は金メダルを目指す」と珍しくビッグマウスを叩いていたね。
割とそこはスルーされていたが、どうする?
皆さんは日本の金メダルを信じるかい?
ちなみにだけど、ウソップがついた嘘は今のところほとんど現実になってるからね。
私は、金メダルを信じてみますよ。
そりゃコパは負けるだろうけど、まだここはエンディングじゃないから。
いわば、ここでの負けは黄猿に屈した「シャボンディ諸島編」。
そこから修行を積んで、みんな強くなっていく展開なんですよ。
2019/5/26(日)18:06

☆関西人
ダウナー系、アッパー系
元KAT-TUNの田口淳之介が大麻所持で逮捕されたことが話題になっている。
これで、KAT-TUNからは二人目か…。

これはこれで問題なんだろうが、ただメディアが彼を完全に堕ちた人として報じてるのがちょっとやりすぎだな、と。
大麻を、完全に覚醒剤やコカインと同じステージで論じてしまっている。
それは違うだろ、と。
いや、別に田口を擁護するワケじゃないんだけど、一応世界には大麻を合法化してる国もあるワケで、案外大麻というのはグレーゾーンなんじゃないかな、と。

そもそも、なぜ大麻がダメなのか。

@健康被害がある。

A中毒性があり、マトモな生活を送れなくなる。

B暴力団等の闇組織の資金源になる。

C覚醒剤やコカインなど、次のステージへ行くキッカケになる。

まず@については、確かに無害ではない。
でも、人体に有害という点では酒やタバコの方が悪いらしいね。
だから、@は大きな理由にならない。

Aについては、これも意外だが中毒性は酒やタバコの方が上らしい。
もちろん依存症になる人は一定数いるにせよ、それはどんな嗜好品にも言えることだろう。

Bについては、確かにこれはある。
非合法の領域を広げれば広げるほど、闇組織は肥大するものだ。
かつて米国には酒を取り締まる禁酒法があったが、それによってマフィアは勢力を拡大、そこから出てきたのがアルカポネである。
だからこそ、近年は大麻を合法化して、闇組織を肥大させないようにする国も出てきてるワケで。

Cについては、確かにこれもあるだろう。
ただし、ドラッグのカテゴリーでいうと大麻はダウナー系、覚醒剤やコカインはアッパー系、全く真逆の物らしい。
ダウナー系はリラックスするタイプで、アッパー系はハイになるタイプ。
日本では、アッパー系の方が圧倒的に人気とのこと。
寝なくてイイからね。

一方、ダウナー系は古くはアヘンなんだけど、中国で大流行したアヘンも日本では普及しなかった(輸入はされていたらしい)。
今でも世界の「キングオブドラッグ」はダウナー系のヘロインなのに、それが日本では全く人気がない。
勤勉な日本人はダウナー系でだらだらするより、アッパー系で24時間不眠で活動する方が性に合ってるのかも?
そもそも、社会が大麻をよしとしなかった一番最初の理由は、それを広く普及させれば皆がだらだらして、労働生産性が落ちることを為政者が危惧したかららしいよ。

さて、アッパー系とダウナー系の話。
実はサッカーにおいても、ダウナー系とアッパー系があるんだ。
たとえばヨハンクライフのサッカー観なんて、完全にダウナー系だと思う。
あの人、「お前、走りすぎ」と普通に叱ってたから。
彼は、無理に走らせない為にこそポジションを流動的にし、定位置に戻ることに費やすエネルギーを最小限に抑えてたのね。
いかにも、大麻合法のオランダ人っぽいと思わない?
現役時代からヘビースモーカーで知られたクライフのこと、ヘタすりゃ大麻吸ってたかも(笑)。

日本の土壌は、クライフに憧れつつもダウナー系のサッカーはなかなか定着に至らない。
走らない選手=悪、と皆が啓蒙されてるので。
日本のサッカーは勤勉、やはりアッパー系なんですよ。
でも近年、だんだんと「スペイン化」の波がきている日本サッカー。
スペイン=クライフバルサ、確かスペインも大麻合法じゃなかったっけ?
あそこも、本質はダウナー系なんですよ。
日本でも、そろそろダウナー系が評価されてイイ頃じゃないだろうか。

心配せんでも、おそらく日本でダウナー系が主流にはなることはまずないさ。
でも、いつまでもアッパーだけではね…。
2019/5/26(日)15:30

☆関西人
東京五輪に必要な駒
岡崎、川島は選手兼コーチの立ち位置だろうね。
あとは、彼らふたりがチームの平均年齢を引き上げることで、「これは年代別代表でなくA代表ですよ」というエクスキューズを作っている。

そういや、本田、長友、香川らも東京五輪代表入りを目指す、と以前に言っていた。
おそらくその声は森保さんに届いてると思うが、さすがに今回のコパのメンバーには入ってなかったね。
私は、似たタイプが多いコパのチームを見てると、本田はありだと思う。
良い意味でも悪い意味でも前線が軽いこのチームの中では、重い本田みたいなタイプこそ戦術の幅をもたせることができる。

ただし、今から入れる必要もないだろう。
まだチームを創ってる段階で彼を入れてしまえば、彼は完全にチームの主導権を握ってしまうから。
それこそ五輪代表が「本田のチーム」になってしまい、例によって「俺たちのサッカー」に導いてしまいそう…。

香川は、どうだ?
今回は香川じゃなく、中島がチームに入った。
これは中島がアジア杯に出てなかったことの意味もあるだろうが、しかし時代の流れは完全に香川から中島へと移行しつつある様子。
今もなお香川は巧いんだけど、トルコでスタメンじゃなかったもんなぁ…。

長友は、正直4バックだと厳しいかと。
なぜって、森保さんはサイドバックにユーティリティを配置してるから。
明らかにタテだけでなく、ヨコの動きを求めてる感じ。
だから長友の場合は使うとしても4バックでなく、3バックにおけるウィングバックなんじゃないかな?

森保さんは、これまでA代表で4231、U代表で3421という使い分けをしてきた。
そのふたつを融合した今回は、どうなるんだろうか。
メンバーの構成比率としては、今回はU代表の方が高い。
じゃ、3バック?
いや、3バックにしては今回ウィングバックをできる人材の数が多くない。
森保式の3バックは両翼にかなりの運動量を必要とするので、両翼ともタイヤ交換のごとく途中で入れ替える采配がよくある。
よって、ウィングバック系選手は最低でも左右に2人ずつ必要だろう。
どう見ても今回のメンバーは、そういう構成になってるとは思えないので、ちょっと3バックはキツいね。

昨年のアジア大会の代表フォーメーションを振り返ってみよう。

【決勝】
・・・・上田
・・岩崎・・旗手
杉岡・・・・・・長沼
・・松本・・渡辺
・板倉・立田・原輝
・・・・小島

【準決勝】
・・・・前田
・・岩崎・・旗手
遠藤渓・・・・・初瀬
・・神谷・・渡辺
・杉岡・立田・原輝
・・・・小島

左の杉岡は、センターバックとウィングバックの両方をこなせる。
一方、右の原は一貫してセンターバック。
今回、原とともに右をやると思われる岩田もクラブでは3バックの一角、おそらくウィングバック起用はないかと。
となると、3バックをやる場合には右ウィングバックがネックとなって無理っぽい。

じゃ、フォーメーションは4231ということで。

・・・・前田
中島・・三好・・久保
・・中山・・柴崎
杉岡・冨安-植田・原輝
・・・・大迫

仮にこうだとして、後ろの冨安、植田、原、杉岡、中山の5人はいずれもセンターバックをできる人材、対人が強いよな。
ここでは1TOPを前田にしたが、あるいは岡崎かもしれない。
どっちにせよ運動量豊富なタイプで、ディフェンスをできるFWだ。
要するに、プレスの強いFWと対人の強いDFで中盤を挟むコンセプト。
柴崎、三好、中島、久保くんの4名は守備免除というワケではないだろうけど、ある程度攻撃に注力してもらおう、ってことだ。
特に久保くんの右、サイドバックには原と岩田を準備してることからして、全然守備を期待してない気がする(笑)。

多分、私はそこが今回日本のアキレス腱だと思うのよ。
後ろがいかにデカくとも、FWがいかにフォアチェックしようとも、最終ラインのひとつ前で球を奪えなければ、結局はズルズルとラインは後退することになる。
結局、ドン引き⇒ロングカウンターの一辺倒になり、単発で個の突破力やスピードに頼ったサッカーになると思う。
まぁ、突破力ある選手はいるにはいるけどね。
でも、そこでキープできない、潰される、という現実に直面するんじゃないかな?
で、またしても儚い大迫待望論が出てくるワケよ。
大迫は、五輪無理なの既に分かりきってるじゃん?
で、新たに湧いてくるのが、冒頭に書いたが本田を呼ぶというアイデアさ。

オーバーエイジの中島って、この世代にはドリブラーがたくさんいるからあまり必要性を感じないんだよね。
あと植田も、強いセンターバックがいるから必要性を感じない。
必要なのは、あくまで世代に足りない穴を埋める選手であり、私は「ピボーテ」「キープできる選手」「GK」の3点が主だと思うよ。
つまり、本田が必要ってこと。
以前にも書いた通り、まずは小川と上田の覚醒待ちが優先だろうが、もしそれが間に合わなければ、いよいよ本田という禁断の果実に手を出さざるを得ない。
2019/5/26(日)13:16

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