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過去ログ583 2019/5/26 13:07

☆関西人
東京五輪に必要な駒
岡崎、川島は選手兼コーチの立ち位置だろうね。
あとは、彼らふたりがチームの平均年齢を引き上げることで、「これは年代別代表でなくA代表ですよ」というエクスキューズを作っている。

そういや、本田、長友、香川らも東京五輪代表入りを目指す、と以前に言っていた。
おそらくその声は森保さんに届いてると思うが、さすがに今回のコパのメンバーには入ってなかったね。
私は、似たタイプが多いコパのチームを見てると、本田はありだと思う。
良い意味でも悪い意味でも前線が軽いこのチームの中では、重い本田みたいなタイプこそ戦術の幅をもたせることができる。

ただし、今から入れる必要もないだろう。
まだチームを創ってる段階で彼を入れてしまえば、彼は完全にチームの主導権を握ってしまうから。
それこそ五輪代表が「本田のチーム」になってしまい、例によって「俺たちのサッカー」に導いてしまいそう…。

香川は、どうだ?
今回は香川じゃなく、中島がチームに入った。
これは中島がアジア杯に出てなかったことの意味もあるだろうが、しかし時代の流れは完全に香川から中島へと移行しつつある様子。
今もなお香川は巧いんだけど、トルコでスタメンじゃなかったもんなぁ…。

長友は、正直4バックだと厳しいかと。
なぜって、森保さんはサイドバックにユーティリティを配置してるから。
明らかにタテだけでなく、ヨコの動きを求めてる感じ。
だから長友の場合は使うとしても4バックでなく、3バックにおけるウィングバックなんじゃないかな?

森保さんは、これまでA代表で4231、U代表で3421という使い分けをしてきた。
そのふたつを融合した今回は、どうなるんだろうか。
メンバーの構成比率としては、今回はU代表の方が高い。
じゃ、3バック?
いや、3バックにしては今回ウィングバックをできる人材の数が多くない。
森保式の3バックは両翼にかなりの運動量を必要とするので、両翼ともタイヤ交換のごとく途中で入れ替える采配がよくある。
よって、ウィングバック系選手は最低でも左右に2人ずつ必要だろう。
どう見ても今回のメンバーは、そういう構成になってるとは思えないので、ちょっと3バックはキツいね。

昨年のアジア大会の代表フォーメーションを振り返ってみよう。

【決勝】
・・・・上田
・・岩崎・・旗手
杉岡・・・・・・長沼
・・松本・・渡辺
・板倉・立田・原輝
・・・・小島

【準決勝】
・・・・前田
・・岩崎・・旗手
遠藤渓・・・・・初瀬
・・神谷・・渡辺
・杉岡・立田・原輝
・・・・小島

左の杉岡は、センターバックとウィングバックの両方をこなせる。
一方、右の原は一貫してセンターバック。
今回、原とともに右をやると思われる岩田もクラブでは3バックの一角、おそらくウィングバック起用はないかと。
となると、3バックをやる場合には右ウィングバックがネックとなって無理っぽい。

じゃ、フォーメーションは4231ということで。

・・・・前田
中島・・三好・・久保
・・中山・・柴崎
杉岡・冨安-植田・原輝
・・・・大迫

仮にこうだとして、後ろの冨安、植田、原、杉岡、中山の5人はいずれもセンターバックをできる人材、対人が強いよな。
ここでは1TOPを前田にしたが、あるいは岡崎かもしれない。
どっちにせよ運動量豊富なタイプで、ディフェンスをできるFWだ。
要するに、プレスの強いFWと対人の強いDFで中盤を挟むコンセプト。
柴崎、三好、中島、久保くんの4名は守備免除というワケではないだろうけど、ある程度攻撃に注力してもらおう、ってことだ。
特に久保くんの右、サイドバックには原と岩田を準備してることからして、全然守備を期待してない気がする(笑)。

多分、私はそこが今回日本のアキレス腱だと思うのよ。
後ろがいかにデカくとも、FWがいかにフォアチェックしようとも、最終ラインのひとつ前で球を奪えなければ、結局はズルズルとラインは後退することになる。
結局、ドン引き⇒ロングカウンターの一辺倒になり、単発で個の突破力やスピードに頼ったサッカーになると思う。
まぁ、突破力ある選手はいるにはいるけどね。
でも、そこでキープできない、潰される、という現実に直面するんじゃないかな?
で、またしても儚い大迫待望論が出てくるワケよ。
大迫は、五輪無理なの既に分かりきってるじゃん?
で、新たに湧いてくるのが、冒頭に書いたが本田を呼ぶというアイデアさ。

オーバーエイジの中島って、この世代にはドリブラーがたくさんいるからあまり必要性を感じないんだよね。
あと植田も、強いセンターバックがいるから必要性を感じない。
必要なのは、あくまで世代に足りない穴を埋める選手であり、私は「ピボーテ」「キープできる選手」「GK」の3点が主だと思うよ。
つまり、本田が必要ってこと。
2019/5/26(日)13:07

☆関西人
コパのメンバーA
コパのメンバーの中で、意外な人選だと思ったのが渡辺皓太だね。
この選手のことは、よく知らん。

いや、厳密にいうと名前だけは以前から知っていた。
というのも、リオ五輪にトレーニングパートナーとして帯同したメンバー数名(他には冨安や小川など)の中に彼の名前があったから。
きっと、世代の中では昔から有望とされた存在なんだろう。

ヴェルディの選手である。
また、ヴェルディか…。
このクラブはJ2ながらも、相変わらず人材を輩出してくるねぇ。
中島、小林祐希、三竿、畠中、安西、高木兄弟などなど、ここのアカデミー出身者はかなり逸材が多い。
ヴェルディユース出身というだけで、もはやひとつのブランドになっている。

で、この渡辺はMF、今回のコパ代表ではどのポジションになるんだろう?
アウトサイドやシャドーは、中島、久保くん、三好、安部、伊藤など飽和状態だし、そっちはないかと。
考えられるのはボランチか。
柴崎、中山、松本らのカテゴリーに入るのかと。
ただ身長が166cm、ボランチとしてはかなり小柄なのが気になる。
井手口タイプだろうか。
ヴェルディではインサイドハーフをやってるらしいので、ボランチをやるにしても攻撃的な選手、ダイナモの役割になるんだと思う。

おそらくボランチのレギュラーは柴崎+中山になるんだろうけど、おそらくこのふたりの役割は、柴崎がやや前、中山がやや後ろになる。
でもコパのように日本が弱者のサッカーを強いられる環境では、やや前の位置に渡辺のようなダイナモを使ってプレス強化を図るのも一案だと思う。
できるだけ、フォアでボール奪取するコンセプトね。

中盤は、ガンガン動いてイイんじゃないだろうか。
あまり動きすぎると中盤に隙間を作るというリスクはあるけど、でも今回のメンバーは後ろが頼もしい。
真ん中は冨安や植田や立田や板倉など超大型がいて、左右も杉岡や原や岩田はかなり堅そうである。
ある程度、中盤の裏を取られても後ろで潰せるだろう。
だから、MFは積極的に前へ前へプレスをかけていけばイイのさ。

攻撃は、もちろんドリブラーが軸だろうね。
前線に似たタイプのドリブラーが多いので、たとえば中島⇒伊藤という交代カードを切り、それで流れを変えられるかはちょっと疑問だけど。
バリエーションは、あまり無いかな?
しいて言うと、変化をつけられるのはスピードスターの前田ぐらいか。
フィジカルよりはテクニックでいくタイプが多いので、ちょっと軽くて南米のDFには容易に潰される光景が目に浮かぶよ。
そういう意味じゃ、変にテクニックのタイプじゃない岡崎が異物だから逆に活きるかも。

ひとつ分かっておくべきなのは、本番は今回より人数が遥かに少ない18名になるということ。
だから、こんなよく似たタイプの共存は本番にあり得ず、何人かは必ずふるい落とされるんですよ。
だから今回のコパは、「こういう仕事は俺にしかできない」とアピールすることが大事。
特に今回は相手が南米のA代表、こっちはアジアのU代表、最初から実力差は歴然で、だからこそ「使える選手」「使えない選手」がやたら明確になる機会だと思う。

皆が期待の久保くん、私はダメだと思うのね。
ああいうタイプのドリブラー、南米のDFは慣れてるから普通に潰すでしょ。
いや、それでイイんですよ。
彼がもう一段階伸びるには、むしろここで潰されるべきである。
2019/5/25(土)10:56

☆関西人
コパのメンバー
よく分からないのが、コパのメンバーに伊藤達哉が入ってること。
伊藤って、トゥーロンのメンバーじゃなかったっけ?
トゥーロンはグループステージだけなら6/8までに終わるけど、その後には決勝トーナメントがあって、上位にいくなら6/15までかかる。
コパは6/18なので、これ絶対に間に合わないじゃん?
多分、トゥーロンは決勝トーナメント途中で伊藤が離脱する計画なんだろう。
そこまでして、伊藤に掛け持ちをさせる必然性がよく分からないけど。
というか、2軍だからグループリーグ敗退を最初から想定してるのかもしれないな(笑)。

こうしてトゥーロンとの掛け持ちがOKだというなら、小川航基を呼べば良かったのに、と思う。
だって、どう見ても今回は身長のあるFWが上田だけで、圧倒的に前線の高さが足りない。
小川、もしくは鈴木武蔵でも入れておけば良かったのに。
後ろは植田(186cm)、冨安(188cm)、板倉(186cm)、立田(191cm)で高さは十分なだけに、最後パワープレーとなった時はセンターバックが上がらざるを得ないよね。

どうなんだろう。
このチームは、3バックか、4バックか。
どっちもできそうな駒が揃っている。
いや、ドリブラーの多いチームに敢えて無理して伊藤達哉を呼んだのは、彼が3バックにおけるウィングバック経験者だから、というのはあるかもしれないね。
人材バランス的には、4バックの方が濃厚な気もするけど。

堂安がいないのは、クラブ事情?
板倉の派遣はOKなのに、堂安の派遣はNGとは…。
言われてみれば、アジア杯に出たメンバーはことごとく外れてる。
例外は、冨安と柴崎ぐらいじゃないだろうか。
例の「国際Aマッチデー外の召集は年1回しか無理」という話、本当だったんだね。

しかし、このメンバー、協会は「負ける気マンマン」という気がするよ(笑)。
3戦全敗、私はあり得ると思う。
いや、リアルには1分け2敗かな。
最初から結果を求めてないというか、若手に苦い経験を積ませること、敢えて屈辱的な負けを与えることに主眼があるように感じる。
かつて、北京五輪世代が3戦全敗という屈辱をバネにして、そこから本田も岡崎も香川も長友も内田も吉田も大きく跳ねていった、そういう過去の実績があるワケです。
逆に、五輪ベスト4のロンドン五輪代表メンバーは北京ほど跳ねなかったということもあり、いかに早い段階で大きな挫折を与えるか、ということなんだろう。

「サンドニの悲劇」を経て再生したトルシエジャパン、一時期はドン底まで落ちて世間から完全に見放された岡田ジャパン。
一回ズタボロになるのも強化には有効、というのが協会の認識なんじゃないかな?
そこは、私も大賛成である。
一回、完膚なきまで叩きのめされて、ズタボロになってこい。
最近やたら神格化されつつある久保くんも、「アイツ使えね〜!」と激しくバッシングされたらイイのさ。
で、バルサ行きの話も全部消えて、FC東京でゼロからやり直します(泣)、と再起を誓い、そこから2020年に劇的な復活を遂げるのが一番望ましいシナリオだと思う。

あ、全部が全部ズタボロになるのはさすがにアレだから、せめてキリンチャレンジ、ここは勝っておこう。
そうでもないしないと、世間が「森保ジャパンは期待できないね」と簡単に冷めてしまうし、今回は国内組がそこそこ多いからJリーグ人気も落ちてしまうし、「やっぱ香川だよね」「本田だよね」と皆が懐古に走ってしまうかも。
やがて「森保イラネ」⇒「やっぱ西野」「ハリルの方がマシだった」という流れになることもあり得なくはない。
2019/5/25(土)1:19

☆若葉
コパアメリカ
2019コパアメリカ

ーーーー前田
ーーー(上田 岡崎)
ー中島ー三好ー久保建
ー(安部)ーーーー(伊藤)
ーーー中山柴崎
ーーー(松本)(渡辺)
杉岡ー冨安植田ー 原
( 菅 )(板倉)(立田)(岩田)
ーーーー大迫
ーーー(川島 小島)

コパ決まりましたね。
東京五輪を意識した選出になりました。
岡崎 川島は経験を伝える役目で、実質のOAが中島 柴崎 植田ではないでしょうか。
遠藤航は怪我ですね。
オーバーエイジは中島と柴崎は有力になったのではないでしょうか。
あと一人のOAはCFかCBか?
CFは大迫勇也がブレーメンが五輪拒否らしいですね。
個人的に久保建英は既に堂安を越えつつあると感じています。
コパで大迫勇也の不在を中島 久保の両サイドで不安を消してもらいたいです。
東京五輪は堂安も入ってきます。

2020東京五輪

ーーーーOA?
ーーーー(前田)
ー中島ー堂安ー久保建
ー(安部)ーーーー(三好)
ーーー中山柴崎
ーーー(松本)
杉岡ー板倉冨安ー 原
ーー(町田)(立田)
ーーーー大迫
ーーーー(若原)

こんな感じではないでしょうか?

東京五輪日本代表に期待しています。
2019/5/24(金)20:27

☆関西人
逸材
キリンチャレンジメンバーを見て「おっ?」と思ったのは、吉田が外れてること。
これは肺炎を患っていたので致し方ないが、でも今までの代表なら「精神的支柱だからチームには帯同させる」みたいなノリもあったでしょ。
今回は、あっさり召集を諦めた。
これは、若手が育ってることが大きいと思う。
冨安と昌子。
このふたりが、今後最終ラインをリードしていくのかもしれない。
あと、畠中も普通に呼ばれたね。

畠中同様、代表に定着を伺わせるのが鈴木武蔵と橋本拳人。
守田も、何度辞退しても何度も呼ばれてるんだな(笑)。

あれ?
山口蛍、青山、佐々木、鎌田、北川、三浦、安西、東口はどうしたんだろう?
宇佐美が呼ばれなかったのはそれなりに納得できるとしても、上記のメンバーが外れてるのはどういう意味かな。
いや、ひょっとしたら上記メンバーのうち1〜2名、コパのメンバーに入ってるかも。

香川は、キリンチャレンジで中島や南野や堂安と共存するだろうか。
クラブでは途中投入が多いので(評価は高いが)、キリンチャレンジでもスタメン外れる可能性はある。
ただ個人的には、彼をコパに連れていってほしいと思う。
ああいう個性は東京五輪代表メンバーにいそうでいないので、純粋に戦力としてかなり使えるはずだから。

一方、あれ?と思うのは、長友のところである。
佐々木がおらず、安西もおらず、長友の控えがいない。
いや、左利きのDFとしては今回中山がいる。
ひょっとしたら、中山はサイドバックにコンバートじゃないか?
だとすりゃ、私は大賛成だ。
私は以前も書いた通り、中山を「偽サイドバック」にすべきだと思ってるから。

・・・・◯◯
中山・昌子-冨安・酒井

こうやって、5人で5レーンを埋めるのよ。
残るフィールドプレーヤー5人は、敵陣の5レーンに入る。
5+5で、各々攻守の5レーンを担当するんだ。

その中でも中山は特にキーマンで、センターバックとボランチをできるユーティリティだからね。
基本ポジションはサイドバックとしつつ、実は「偽サイドバック」でナナメ前やヨコに動く。
いわば、調整弁のタスクさ。

中山雄太、ようやくオランダでも試合に出るようになってきたし、いよいよだと思う。
2019/5/24(金)12:28

☆関西人
??
よく分からなくなってきた。
普通にキリンチャレンジのメンバーとコパのメンバーは分けると思っていたのが、よく見るとキリンチャレンジのメンバー27名に堂安、冨安、中山雄太、久保くん、大迫敬介などU22やU20の選手が入っている。
彼らは、コパに出ないのか?
いや、コパは五輪代表中心という話だったので、おそらく堂安らはメンバーに入るだろう。
しかしキリンチャレンジは6/5と6/9、コパは初戦が6/18。
コパは現地での調整合宿が何日かあることを思えば、さすがに6/9の試合を終えてからブラジルに発つのはいくら何でも遅すぎると思う。
どうするつもり?

百歩譲って、久保くんと大迫敬介は別にイイわ。
どうせコパのメンバーではスタメンではないだろうから、直前合流になってもさほど差し支えはない。
でも、堂安と冨安と中山雄太は、U22の中でもバリバリのスタメンだろ。
彼らは、キリンチャレンジから外すべきじゃなかったのかな。

あぁ、そういえば以前に「コパは五輪代表が15名、A代表から8名」という話が出てたよね。
この「五輪代表から15名」は、私の読みだと

【GK】
・小島
・大迫敬

【DF】
・冨安
・板倉
・立田
・杉岡
・橋岡

【MF】
・中山
・松本
・三好
・堂安
・久保建

【FW】
・前田
・上田
・安部

こういう感じになると思う。
あと、「A代表から8名」、これが分からん。
そういや、先日に遠藤航が「僕はコパに行くのでオフはない」とバラしてしまっていたので、今回キリンチャレンジのメンバーには入ってなかったけど、コパのメンバーには入ってるんだろう。
じゃ、遠藤は確定として、残り7名。
これは「誰が必要か」というより、「どこのクラブが召集にOKを出してくれるか」という方の問題であり、そんなAマッチデー外では理想通りにチームは作れませんよ。

それにしても、キリンチャレンジメンバーはなかなか豪華だ。
香川はもとより、川島や岡崎まで復帰してるし。
27名という人数の多さからして、ここから何人か掛け持ちが出るのかもしれない。
たとえば、小林祐希は既にヘーレンフェーンを退団してるらしいじゃん(移籍金ゼロになった?)。
ならば、コパに行くことの弊害は全くない。

おそらく、コパは早くから現地に行く組と直前合流する組の二段階で集まることになるんだろう。
あ、そうか。
あるいは、早くから現地に行く組が15名で、直前合流するのが8名という意味なのかもしれない。

【15人】
・小島
・板倉
・立田
・町田
・杉岡
・橋岡
・原
・遠藤航
・松本
・遠藤渓
・藤谷
・三好
・前田
・上田
・安部

【8人】
・大迫敬
・冨安
・中山
・堂安
・久保建
・??
・??
・??

よく分からないけど、こんな感じだろうか。

もし、こういうメンバー構成になるとして、これをA代表扱いしてコパに受け入れてくれる南米連盟には感謝しかない。
2019/5/24(金)10:09

☆関西人
ベストアルバム
音楽の話をすれば、「オリジナルアルバム」と「ベストアルバム」があるじゃん。
そのアーティストのファンからすれば、大事なのはオリジナルアルバムの方なんですよ。
ベストアルバムなんてのは単に大衆普及版みたいなモノで、さほど価値はない、と考えるのがコアなファンの心情。
たとえば、ビートルズでは名盤として「サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド」や「アビーロード」などがあるが、その一方で彼らが解散して以降にベストアルバム、シングルコレクションみたいなのが発売されていて、それもかなりの数が売れてると思うんだよね。
そりゃ入門編としては、シングルコレクションみたいなのが一番入りやすいし。

で、これをサッカーに当てはめると、オリジナルアルバムがクラブ、シングルコレクションが代表、ということになるんですよ。
だから、コアサポほどクラブのサッカーこそ本物で、代表のサッカーなんてのは大衆普及版として一段下に見てる人が多いと思うんだわ。
まぁ、気持ちは分からんでもないんだけど。

私は、ベストアルバムでも名盤ってあると思うのね。
単に売れた曲を羅列しただけの「◯◯ベスト」みたいなシングルコレクションはさすがにあれだけど、ちゃんとコンセプトをもって選曲し、曲の並びに至るまで熟考に熟考を重ねたアルバムもきっとあるだろうから。
そこは、プロデューサー次第でしょ。

で、ベストアルバムを単に売れたシングルの寄せ集めに終わらせない為には、逆に「え?何でこの曲が入ってるの?」というのがあって然るべきなんですよ。
たとえば、オフトジャパンにおける森保さんがまさにそれで、「何で森保が入ってるの?」と言われた選手だった。
でも、森保さんこそプロデューサーのオフトに不可欠の音源だったワケで、彼がいたらこそオフトジャパンは単なるシングルの寄せ集めじゃない、ちゃんとした「アルバム」になり得たワケね。

さて、今の森保監督にそういう不可欠の音源はあるんだろうか?
代表発表、楽しみに待ちましょう。
2019/5/23(木)11:49

☆関西人
日本サッカーの歴史
今週に代表メンバー発表があるので、復習の意味で、ここまでの日本代表の歴史を振り返ってみる。

【岡田ジャパン(第一次)】⇒守備的
・・城・・・中山
・・・・中田
相馬-名波-山口-名良橋
・中西・井原・秋田
・・・・川口

※堅守の5バックをベースにしつつも、当時21歳の中田英に司令塔の全権を託すというチャレンジ性の高いチームに。

【トルシエジャパン】⇒攻撃的
・・柳沢・鈴木隆
・・・-中田英
小野-稲本・戸田-明神
・中田浩-宮本-松田
・・・・楢崎

※フラット3。ダニッシュダイナマイト。
ラインを高く設定し、コンパクトな欧州式組織サッカーを目指した。

【ジーコジャパン】⇒攻撃的
・・柳沢・・高原
・俊輔・・・小笠原
・・福西・中田英
三都主-宮本-中澤-加地
・・・・川口

※前代表の欧州式オートマティズムから一転、有機的な創造力の融合を求められた南米型のチームに。

【オシムジャパン】⇒攻撃的
・・・・高原
山岸・-ヤット-・俊輔
・・鈴木啓・憲剛
駒野・阿部-中澤・加地
・・・・川口

※創造力を求めるサッカーから、戦術眼を求めるサッカーへの転換。
考えて走る、のコンセプト。

【岡田ジャパン(第二次)】⇒守備的
・・・・本田
大久保・・・・・松井
・ヤット-阿部-長谷部
長友-闘莉王-中澤-駒野
・・・・川島

※走るサッカーを前任オシムから継承しつつ、堅守に回帰したチーム。
リアリスト岡田の真骨頂。

【ザックジャパン】⇒攻撃的
・・・・柿谷
香川・・本田・・岡崎
・ヤット・・長谷部
長友・森重-吉田・内田
・・・・川島

※イタリア仕込みのゾーンDFを導入しつつも、徹底してポゼッションサッカーを志向したチームに。

【アギーレジャパン】⇒攻撃的
・・・・岡崎
乾・香川-ヤット・本田
・・・-長谷部
長友・森重-吉田・高徳
・・・・川島

※ややスペイン風にシフト。
新機軸と思いきや、残念ながら433は定着に至らず…。

【ハリルジャパン】⇒守備的
・・・・大迫
原口-井手口-山口-浅野
・・・-長谷部
長友・槙野-吉田・宏樹
・・・・川島

※タテに速くを徹底したチーム。
堅守速攻、贅肉のないスピーディーなサッカーへ。

【西野ジャパン】⇒攻撃的
・・・・大迫
乾・・・香川・・原口
・・長谷部・柴崎
長友・昌子-吉田・宏樹
・・・・川島

※ハリルが作ったベースは継承しつつも、新たな攻撃のバリエーションを模索したチームに。

【森保ジャパン】⇒攻撃的
・・・・大迫
中島・・南野・・堂安
・・柴崎・遠藤航
長友・吉田-冨安・宏樹
・・・・東口

※道なかばで方向性はまだよく分からない。
3バックの可変システムもありそう。

改めて見ると、攻撃的になったり守備的になったり、これまで振幅は結構ありました。
うまくいかないことも様々あったにせよ、そういうひとつひとつが今となっては血肉となってるというか、結局は何ひとつ無駄じゃなかったと思うんだよね。

ビッグイベント東京五輪を控えた森保ジャパンは、その集大成的なモノにならなくてはならない。
森保さんの個の色を出すというよりは、日本サッカー協会としての集大成。
日本サッカーとしての集大成。
楽しみですね。
2019/5/22(水)10:49

☆関西人
日本の名盤
日本サッカーに、ミケルスのオランダ74やクライフのバルサに該当するようなクラシックの名盤はないのか?
あると思うよ。
しいて言うなら、鈴木政一時代のジュビロ、N-BOXだろう。

今でも「Jリーグで歴代最強のチームは?」の問いに、N-BOXのジュビロを1位に挙げる人は多い。
確かに、これは強かった。

・・高原・・中山
・藤田・・・・・奥
・・・・名波
・・服部・・福西
・大岩・田中・鈴木
・・・ヴァンズワム

確か、こんな感じだったと記憶する。
数字で表記すれば352だが、ポイントは藤田と奥がウィングバックではなく、MFだということ。
そして、名波がボランチのようなトップ下のような、よく分からない中途半端な2,5列目にいる。

明らかに、サイドが手薄だよね。
オセロでいうなら最初から四隅を取られてる感じで、一見勝てないように感じる。
でも、このチームは勝てたんだ。

ポイントは、ボランチの服部と福西。
どのポジションもこなせるユーティリティのこのふたりが自陣にいることで、実質的な可変をできたと思う。
服部、福西、鈴木、田中、大岩の5人で、定型はないが各々に5レーンを抑える。
また前も後ろ同様に流動的で、ぐるぐると回転する。
全体が流動的な中、統制をとるのが真ん中のピボーテ、名波。
彼は、このチームのグアルディオラだったかもしれない。

じゃ、その名波が今ジュビロの指揮官なら、それこそグアルディオラのごとく、今のジュビロでN-BOXやればイイのに、と思うところである。
でも、彼はやらない。
今の時代にあれは通用しない、と考えてる?
それとも、自分の現役時代と同じ役割を託せる人材を見つけられてない?
私は、後者であることを願う。
そして名波が人材を見つけられた時には、あのN-BOXが再現されたらイイな、と妄想してるんです。
しかし、今のジュビロでは無理だろう。

で、私は今のJリーグでN-BOXできるクラブがあるとすれば、フロンターレじゃないかと思うのね。


・・知念・・小林
・阿部・・・・家長
・・・大島(憲剛)
・・守田・田中碧(山村)
・車屋・谷口・奈良
・・・・チョン

基本、やはりBOXの真ん中をできる人材がいるかどうかだと思う。
便宜上、フロンターレは大島にしたが、彼なら務まるかと。
ジュビロも小林祐希を残していれば可能だっただろうに、さすがに俊輔では老体すぎて…。

代表なら、やはり柴崎かな?

・・大迫・・南野
・中島・・・・堂安
・・・・柴崎
・橋本拳・・遠藤航
・昌子・吉田・冨安
・・・・東口

サイドがスカスカで怖いだろうけど、そこは後ろの5人が頑張ってトランスフォームするのよ。
誰がサイドで誰がセンターか、そんなのは臨機応変である。
最悪サイドをタテに抜かれても、中をしっかり抑えていれば意外と点は入らないんだから。

【クライフバルサ ドリームチーム】
◯◯・・◯◯・・◯◯
・・・・◯◯
・・◯◯・・◯◯
・・・グアルディオラ
◯◯・・◯◯・・◯◯
・・・・◯◯

スゲーよな。
グアルディオラの前に、駒が6枚。
↑のN-BOXでは、Nの前に駒が4枚。
ドリームチームって、なんとリスキーなんだ。
いきなり、そこまでは行けまい。

確か以前に鈴木政一さんが語ってたと思うんだけど、N-BOXって攻撃ありきのフォーメーションかと思いきや、実はその逆、いかに中盤高い位置からのプレスを機能させるか、という守備の発想から始まったアイデアらしいね。
2019/5/22(水)1:04

☆関西人
グアルディオラ
グアルディオラって、凄いよね。
バルサで天下を取り、バイエルンで天下を取り、そして今回もシティで天下を取っている。
つまり彼は、土俵がリーガだろうがブンデスだろうがプレミアだろうが必ず結果を出すワケで、これであとセリエに挑戦して結果出せばロイヤルストレートフラッシュですよ。
現時点、世界最高の指導者であることに誰も異存はないだろう。

彼は、ヨハンクライフの愛弟子中の愛弟子である。
クライフは生前、密かに彼なりの価値観で「歴代ベストイレブン」を作成していたことが先日に報道されており、そのメンバーを見るとペレやガリンシャなど古い選手が多い中、自分の教え子の中からは唯一グアルディオラを入れてたらしいんだ。
クライフにとって、グアルディオラは数多くいる教え子たちの中でも別格だったのかもしれない。

で、グアルディオラはある意味でクライフを超えてるんだよね。
だって、クライフはプレミアやブンデスで監督したことないから。
グアルディオラはクライフが挑戦しなかったところにも挑戦し、しかも結果を出してるワケさ。
凄いことだと思う。
ミケルス⇒クライフ⇒グアルディオラというトータルフットボールのDNA系譜は、いよいよグアルディオラの代で世界征服を実現させつつあるということなんですよ。

トータルフットボールというのは、ひとつのクラシックである。
あくまで原案は60〜70年代のミケルスだが、それを90年代にはミケルスの愛弟子クライフが復刻し、さらに21世紀にはクライフの愛弟子グアルディオラが改良版を作ってるワケね。
さらに、何十年後かにはグアルディオラの愛弟子がまた何か凄いのを作るのかもしれない。
このへん、ロマンですわ〜。

WG・・FW・・WG
・・MF・・MF
・・・・MF
SB・CB・CB・SB
・・・・GK

基本、テキストはこれね。
何で3TOPなの?と思うのかもしれんが、現代サッカーはSBがキーマンという流れもあり、敵のキーマンを抑える意味でもWGの配置は必須かと。
また、何で中盤が△でなく▽なんだ?と思うのかもしれんが、それはイマドキの「5レーン理論」の中で、ハーフスペースをうまく突けるのは△より▽だから。
現代サッカーのロジックとして、やはり433こそ最強だと思う。
中盤底で1枚のアンカーがアキレス腱だという見方もあるが、そこは近年「偽サイドバック」というマルチロールで克服されつつある。
その「偽サイドバック」の原案っぽいのは今から何十年も前に書かれたクライフの著書の中で既にあり、やはりグアルディオラはクライフ戦術の体現者なんだな、と改めて思うよ。

きっとグアルディオラは天才なんだろうけど、決してゼロから今のサッカーを創ったワケではない。
むしろ、やってるのはクラシックの再構築なんだ。
たとえば名曲とされるモーツァルトの交響曲があったとして、グアルディオラは現代の指揮者として、「もしも今の時代にモーツァルトが生きていたら、どういう表現をするだろう?」と考えた上でトリビュートしてるんだよ。
単なるコピーではないところが凄いんだけど。

日本人に、こういうトリビュートはできない?
いやいや、日本人でも小澤征爾みたく世界の頂点に立った指揮者もいるんだからね。
サッカーでも、さほどあり得ない話ではないと思うんだけど。
2019/5/21(火)11:18

☆関西人
ヒエラルキー
イマドキの若い選手って、なんていうかな、割ときちんとしたプレーをできる選手が多いと思うのね。
我々オッサンの世代は、それこそ「キャプテン翼」を見てサッカー始めた、とかが多かったのよ。
ああいう荒唐無稽なファンタジーから入って、でも実際サッカー部に入ったら走り込みばっかりさせられて、「あれ?何か違う…」とギャップに戸惑ったりして。

当時は情報も少なかったのよ。
今みたいに地上波テレビ以外のチャンネルが色々ある時代じゃなかったし、サッカーを観る機会そのものが限定されていた。
ネットもなかったから媒体は紙が中心で、「サッカーマガジン」とか「サッカーダイジェスト」ぐらいしか頼るモノがなかったね。

その点、平成生まれの子たちは恵まれてると思う。
物心ついた時からネットがあって、Jリーグがあって、欧州サッカーも簡単に観られる環境で育っている。
彼らを教えるコーチも、昔にはほとんどなかった「正しいコーチ学」を持ってる人が多いだろう。
みんな、現代サッカー戦術を分かっている。
昔は、それをよく分かってないコーチも多かったと思うんだ。
今でこそゾーンプレスなど常識で初歩の初歩なんだけど、90年代の日本はそれすらまだ手探りだったのね。
代表監督の加茂さんはACミランの試合ビデオを観て勉強したというし、またミランの選手と知り合いだという人物に「頼むから、どんな練習してるかを聞いて」と依頼したり、とにかく苦労してたみたい。
当時は、日本人選手がミランに入団するなんて想像できなかった時代なのさ。

今は、久保くんがバルサのカンテラ育ちでレアな人材ということになってるけど、実は今既にそういう環境にある少年たちが欧州のあちこちにいて、そのうち久保くんのようなのは珍しくも何ともない時代がくるだろう。
そう、日本は20年前とは比較にならないほど、どんどん世界サッカーと融合してきてるのさ。
「じゃ、日本はどんどん強くなるんだね?」と言われそうだが、それはまた別問題でしょ(笑)。
まだ日本が追いかける立場なのは変わっておらず、むしろ先頭集団はどんどん速度を上げてるので、後方との差はさほど詰まってないかもしれないワケで。

とりあえず、明治の開国をイメージしてもらえばイイよ。
江戸時代までチョンマゲで刀を持ってた日本が、明治開国で一気に近代化へと舵を切ったという過去の歴史。
結果、ロシアと戦争して勝つほどの目覚ましい躍進を見せた。
だけど、その後はどうだ?
やがて、世界の親分格だったアメリカやイギリスに喧嘩を挑み、そこで圧倒的な実力差を思い知らされることになったワケで。

現在、FIFA加盟国は200以上なのに、ワールドカップ優勝国は僅かに8ヵ国にすぎない。
ヒエラルキーは既に完成してるというか、そのピラミッド構造の上位国だけでトロフィーをぐるぐる回してるんだよね。
日本はその上位の王族層に入っておらず、トロフィーには程遠い地方領主といったところか。
世界支配に遅れた者として、一回この既存ヒエラルキーを破壊したいなぁ、と思うよね。
まさに、第二次世界大戦前の大日本帝国と同じ立ち位置である。

どうなんだろうね。
世界サッカーは、今後もUEFAの一極支配が継続するんだろうか。
日本はひたすらUEFAにすり寄ろうとしてるけど、あるいは今後50年ぐらいのうちに中国あたりが伸びてきて、反UEFAの枢軸がアジアにできる可能性もなくはない。
あるいは、世界二極化の冷戦構造もあり得るか?

まぁ、日本はそれでも西側陣営につくんだろうね。
サミットのG8入りを目指す?
仮に定席が8だとして、ならばワールドカップ優勝経験国8ヶ国のうち、どこかひとつの国をピラミッドの上部から引きずり下ろす必要があるのかもしれんな…。
2019/5/20(月)11:54

☆関西人
いずれ、3バックへ…
今後の代表メンバーを色々予想してみて、私が少し気になってるのがサイドバックなんだ。
なんか、「センターバックもできるサイドバック」が増えてきてない?

伝統的な日本人サイドバック像といえば、典型は内田篤人、長友佑都かな。
足が速くて、スタミナあって、うまいこと上がれるタイプ。
やがて右は内田が酒井宏樹にその座を明け渡したんだが、その酒井は内田と全く違うタイプである。
屈強な肉体でセンターバックもこなせて、その守備力はフランスリーグでも高く評価されてるよね。

そして左はまだ長友が健在だが、控えの佐々木は3バックでセンターバックできるタイプ。
あと、フロンターレの車屋もしかり。
若手でも、レッズの橋岡、ベルマーレの杉岡、サガン鳥栖の原、トリニータの岩田。
エスパルスの立田も今は真ん中だけど、去年はサイドやってなかったっけ?
似たところでは、今季はガンバの三浦が右サイドに回ったこともあった。

この流れ、時代かなと思う。
内田+長友の時代は、中盤の選手がタメてるうちにサイドバックが上がる、というパターンでしょ。
でも最近、明らかにそういう形が減ってるのよ。
いわゆる「素早い攻守の切り替え」がメインになってきて、攻撃ではサイドバックの上がりをいちいち待ってられないから。
また、守備で敵の「攻守切り替え」に対応する為にも、サイドバックはサイドを守ってるだけじゃ足りないシチュエーションもあるワケよね。

それに呼応して、前の選手にはサイドバックの援護なくとも単独で突破できるタイプが必要になってきている。
まさに、それが中島や堂安や伊東ということになるんだろうけど。

で、こういうセンターバックをできるサイドバックの利点が何かというと、そういう選手は3バックの左右をできるということなんだ。
あ、↓のイメージの3バックじゃないよ。

@
WG・MF・・MF・WG
・・CB・CB・CB
・・・・・GK

どっちかというと、↓のイメージ。

A
MF・・・・・・・・MF
・・・MF・・MF
・SB・・CB・・SB
・・・・・GK

Aの利点は何かというと、@でいうWGをMFにして、いちいち守備時に最終ラインまで戻らなくてイイようにしてること。
ある程度、WGっぽい起用ができる。
じゃ、Aの弱みは何かというと、CBとSBの距離間隔だね。
見ての通り、隙間がある。
だからこそ、中盤には「センターバックをこなせるボランチ」が必要なワケで、たとえば五輪代表なら中山雄太、板倉あたりをイメージしてもらえばイイ。
A代表なら、遠藤航あたりか。

これまでの人選のタイプを見るに、やはり私は森保さんの東京五輪代表着地点はAじゃないかと思うんだわ。
「A代表は一貫して4231じゃないか」と指摘されるだろうが、一方でU代表には既に3バックを仕込んでいる。
今回、コパはU代表をベースに若干量のA代表選手を融合する考えのようなので、これこそが東京五輪代表のプロトタイプになるんじゃないかな、と。
2019/5/19(日)13:35

☆関西人
キツいスケジュール
来週、代表メンバー発表が2回あるらしい。
ひとつ目は、6月5日と9日にあるキリンチャレンジのメンバー発表。
それが5月23日。
ふたつ目は、コパアメリカの遠征メンバー発表。
それが5月24日。

敢えて2回に分けるというのは、各々メンバーが異なるということ。
キリンチャレンジは国内興行、チケットが売れなきゃマズイので、普通に集客できる「A代表」になるのかと。
キリンチャレンジは国際Aマッチデー期間内で、欧州組の大物選手を含めて強制召集をできる。
一方のコパアメリカは国際Aマッチデー期間外で、その召集には強制力がなく、あくまでクラブ次第である。
というワケで、コパの方はキリンチャレンジより「やや落ちる」メンバーになるんだと思う。
若手中心、強化優先である。
こっちはアウェーなので、チケットの売れ行きは関係ないしね。

発表を23日と24日に分けるなんて意味ないじゃん、会見は一回にまとめろよ、という意見もあるだろう。
でも分けないと、多分キリンチャレンジが空気扱いになりますよ。
日程を考えると、キリンチャレンジとコパアメリカの掛け持ちする選手はいないかと。
つまり、ふたつチームを作るワケね。
いや、厳密にいうと5月末から6月にかけての代表は4チーム編成だ。

・U20ワールドカップ代表(ポーランド遠征)
・トゥーロン代表(フランス遠征)
・キリンチャレンジ代表(国内興行)
・コパアメリカ代表(ブラジル遠征)

仮に1チームを23名として、23×4=92、92名の代表選手が必要となる。
凄いよな(笑)。
何が凄いって、これと並行しながらJリーグもちゃんと試合をすることさ。
そう、Jリーグは中断しないんだ。
ここまで大量に選手がリーグから離脱するので、クラブによっては人手不足が顕在化するだろう。
今まで見たことない若手を出すチームもあるだろうね。
多分、リーグは荒れますよ。

心配は、怪我だよね。
遠征に怪我はつきものだから。
仮に遠征中に怪我がなくとも、疲労を抱えた状態で遠征から日本に戻り、休む間もなくJリーグに戦線復帰。
そこで怪我人が増えそうだわ。
それこそ主力に離脱者続出で台所は火の車、間違いなく今夏のリーグは荒れるんですよ。

またなぜ、こんな酷いスケジュールになったのか?
それは、いまや世界サッカーのカレンダーがUEFA主導で作られてて、リーグは5月で終了、6月はオフという形でなきゃ、ほとんど対応できなくなってきてるんだ。
でも、日本サッカーはUEFA型の秋春制が無理なんでしょ?
ならば、こういう皺寄せは全て、選手たちに負担してもらわざるを得ない。
こういう弊害があるからこそ、田嶋さんたちがUEFAカレンダーに合わせたJリーグの日程改革を訴えてるのに…。
それに聞く耳持たない人たちがあまりにも多すぎるよ。

もし、今夏のJリーグで怪我人が続出すれば、それは改革案に対して聞く耳持たない人たち、何も変えようとしない人たち、何も現実を分かってない人たちのせいだと私は思うよ。
一番気の毒なのは、選手たちである。
2019/5/19(日)9:10

☆関西人
DMM
個人的に、DMMは凄いなぁと思う。
だって、シントトロイデンの経営権取得を発表したのが2017年の11月。
それから僅かに1年半で、冨安、遠藤航、鎌田、気がつけば日本代表の浮沈を左右するほどのクラブになっている。

なぜ、DMMはベルギーのクラブを買収したのか?
これは彼らの国際戦略というより、そもそも国内でJクラブの買収が不可能だったんだと思う。
なぜって、DMMの本業がアレだから(笑)。
以前、パチンコのマルハンがトリニータのスポンサーだった時もJリーグ側は難色を示していて、確かユニフォームのロゴも禁止されてたよね。
最終的にマルハンはスポンサー撤退したんだが、あれを思うとDMMも同じくJリーグ参入は難しいのかと。

で、国内がダメなら海外に出るしかない、と手を出したのがシントトロイデンである。
ベルギーの人たちは、DMMのエロ産業を知ってるんだろうか?
そのへんをよく知らずに、単純に日本のIT企業という捉え方をしてる気がするんだよね。
その認知のなさが逆にありがたい話であり、今こうしてDMMは堂々とユニフォームに自社のロゴを刻めているんだから。

そもそも、DMMはなぜクラブ経営に乗り出したのか。
それは主にCI、広告宣伝が目的でしょ。
どちらかというとベルギー市場が目的というよりは、ベルギーリーグに繋がっている欧州チャンピオンズリーグ、およびヨーロッパリーグへの露出が目的だと思う。
さらに言うと、日本人選手を獲得すればヘタなJクラブ以上に日本中の注目を集められるので、これはなかなか賢い広告宣伝戦略だよね。
サッカーを通して、初めてDMMという企業を認知した人たちもたくさんいると思うから。

皆さんご存じの通り、DMMはアダルトビデオで急成長した企業である。
もともとは、石川県のレンタルビデオ屋からスタートしてるらしい。
エロ産業に参入したのが80年代終わりから90年代初頭にかけてらしいので、それこそアダルトビデオの創成期だね。
私はエロじゃないからアダルトビデオにほとんど興味はないんだけど、しかし90年代初頭のビデオはなかなか面白いんだよ。
今では考えられないほど、当たり外れが大きかった。
画質が良いのもあれば悪いのもあって、当時は本番してないのが大部分だったが、たまに本番してるのも混じってて、我々は作品ごとに「本番してるかしてないか」を皆で真剣に討論したものである。
その点、今は全部本番してるから夢がないよね…。

確かに、21世紀となった現在のアダルトビデオは昔に比べて格段に良くなってきた。
女優は皆さん綺麗でスタイルが良く、全体的にコンテンツの質が安定している。
ただ、昔に比べて「えぇ〜っ?これ大丈夫なの?」というのは少なくなったね。
たとえば、ナンパ物、シロウト物。
今はナンパ物も実質はフェイクで、ちゃんと準備した女優をいかにもナンパしたかのようにしてドキュメントっぽく撮ってるだけ。
おそらく、今はコンプライアンス的にガチのやつはマズイんだと思う。
でもアダルトビデオ創成期は、ホントのガチが結構あったんだよ。
そういうのを今改めて見ると、「これヤバいよな…」と鳥肌が立つのがある。

それこそ今は恋愛リアリティーショー系が流行ってて、ビデオでも人気女優をドキュメンタリータッチで撮るのが増えてるよね。
たとえば隠しカメラで人気女優を何十日も撮り続けて、その中で仕掛け人がガチで女優を口説いちゃうようなやつ。
何度も失敗しつつ、最終的に仕掛け人と女優はベッドインにまで至る。
で、そのエッチなシーンは隠しカメラで撮影という設定なのに、ちゃんと女優はカメラアングルを配慮した体位を見せてくれるので、やはり「完全にヤラセじゃん…」と最後はガッカリするワケで。

昔は、もっとガチだったのよ。
作品の終わりの方に隠し撮りのカラミのシーンが入ってたりして、よく見るとカラミの相手は男優じゃなくて監督らしき人だし、部屋は暗くて姿がよく見えないし、ふたりが小声で談笑ながらエッチしてるんだけど、何を喋ってるかも全く聞き取れない。
「え?何なの?これ完全に舞台裏じゃん!」というトンデモないサービス映像が創成期のアダルトビデオには時々あったんだよ。
ああいうの、今は絶対NGだろうなぁ。

こういうのを書いてると、「昔は良かった」と懐古するお年寄りみたいだね。
いや、ひとつ言わせてもらうが、質は間違いなく今の方が全体的にレベルが高い。
昔に飛び抜けた作品があったのは、単に創成期ゆえ規制がまだ曖昧で、今の常識ならやれないことまでできた背景があったんだと思う。
ペレみたいなもんさ。
ペレはサッカー史上最高の選手とされてるが、それは彼の時代、まだ彼を縛るものがあまりなかったんだ。
当時、プレス戦術も完成してなかったもん。
だから、ペレと今の選手とを同じステージで比較するのは間違っている。
でも、創成期ってなんかイイよなぁ、エネルギーあるよなぁ、というのは確実にあるよね。

そして今のDMMもまた、日本企業の欧州サッカー界進出のパイオニアとして、それこそ創成期の雄かもしれない。
DMMは、まだまだ伸びると思う。
つまりシントトロイデンは、まだまだ伸びると思う。
その論拠は、彼らが作ってきたアダルトビデオの中にあります。
2019/5/18(土)12:11

☆関西人
コパ代表メンバー予想
トゥーロンに行くU22代表メンバーが発表された。
案の定、1,5軍だね。
エースFWの小川航基、ハンブルガーの伊藤達哉、最近Jリーグで目立っているフロンターレの田中碧、ガンバの高宇洋あたりは入ってるんだけど、「あれ?アイツ入ってないじゃん?」という選手が今回はあまりにも多すぎる。

じゃ、その「入ってない選手」を、ざっと挙げてみようか。

【GK】
・小島亨介

【DF】
・板倉滉
・立田悠悟
・町田宏樹
・原輝綺
・岩田智輝
・橋岡大樹
・杉岡大暉

【MF】
・中山雄太
・三好康児
・藤谷壮
・遠藤渓太
・松本泰志

【FW】
・前田大然
・上田綺世

本来なら選ばれてるはずなのに、今回トゥーロンから外れたメンバー15名。
これに、U20ワールドカップメンバーから外れた久保くんと安部と大迫敬の3名を加えて、さらにA代表レギュラーの冨安と堂安の2名を加えて、合計20名。
この20名が、今のところ22歳以下選手のAクラスなんだろうね。

もちろん、これらメンバーがU20ワールドカップやトゥーロンから外れた理由は、コパアメリカである。
コパ行きメンバーが仮に23名だとすれば、上記メンバーだけでもう20名なので、残り3枠。
あぁ、この3枠は「オーバーエイジ」という意味か?

そういや、先日に遠藤航のコパ内定が報道されてたね。
本人が「コパに行くので」と言ってたので、もう決まってるんだろう。
あとは、GKに1枠、FWに1枠といったところか。
GKは年齢的に近く、尚且つ五輪経験のある中村航輔が一番可能性高そう。
FWは、大迫は100%ないとして、ならば残るは武藤、北川、武蔵、鎌田、その4人のうちの誰かひとりでしょ。
誰がベストかはよく分からないので、とりあえず今季15点に敬意を表し、鎌田にしておこうか。

じゃ、コパ行きメンバーの予想を一回まとめるね。

【GK】
・中村航輔(レイソル)
・小島亨介(トリニータ)
・大迫敬介(サンフレッチェ)

【DF】
・冨安健洋(シントトロイデン)
・板倉滉(フローニンゲン)
・立田悠悟(エスパルス)
・町田宏樹(アントラーズ)
・原輝綺(サガン鳥栖)
・岩田智輝(トリニータ)
・橋岡大樹(レッズ)
・杉岡大暉(ベルマーレ)

【MF】
・遠藤航(シントトロイデン)
・中山雄太(ズヴォレ)
・三好康児(マリノス)
・藤谷壮(ヴィッセル)
・遠藤渓太(マリノス)
・松本泰志(サンフレッチェ)
・堂安律(フローニンゲン)
・久保建英(FC東京)

【FW】
・鎌田大地(シントトロイデン)
・前田大然(松本山雅)
・上田綺世(法政大学)
・安部裕葵(アントラーズ)

【基本布陣】
・・・・鎌田
安部・・三好・・堂安
・・中山・遠藤航
杉岡・町田.冨安・原輝
・・・・中村

タテ軸が冨安⇔遠藤航⇔鎌田で、完全にシントトロイデン色のチームになってしまった。
しかし、シントトロイデンが3人とも代表派遣するのをOKくれるかどうかは分からん。

・・・・鎌田
・・前田・・久保
遠藤渓・・・・・藤谷
・・松本・遠藤航
・板倉・冨安・橋岡
・・・・中村

この世代は3バックをよくやるので、こうなるかもしれないね。
2019/5/18(土)9:16

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