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過去ログ582 2019/5/18 8:36

☆関西人
コパ代表メンバー予想
トゥーロンに行くU22代表メンバーが発表された。
案の定、1,5軍だね。
エースFWの小川航基、ハンブルガーの伊藤達哉、最近Jリーグで目立っているフロンターレの田中碧、ガンバの高宇洋あたりは入ってるんだけど、「あれ?アイツ入ってないじゃん?」という選手が今回はあまりにも多すぎる。

じゃ、その「入ってない選手」を、ざっと挙げてみようか。

【GK】
・小島亨介

【DF】
・板倉滉
・立田悠悟
・町田宏樹
・原輝綺
・岩田智輝
・橋岡大樹
・杉岡大暉

【MF】
・中山雄太
・三好康児
・藤谷壮
・遠藤渓太
・松本泰志

【FW】
・前田大然
・上田綺世

本来なら選ばれてるはずなのに、今回トゥーロンから外れたメンバー15名。
これに、U20ワールドカップメンバーから外れた久保くんと安部と大迫敬の3名を加えて、さらにA代表レギュラーの冨安と堂安の2名を加えて、合計20名。
この20名が、今のところ22歳以下選手のAクラスなんだろうね。

もちろん、これらメンバーがU20ワールドカップやトゥーロンから外れた理由は、コパアメリカである。
コパ行きメンバーが仮に23名だとすれば、上記メンバーだけでもう20名なので、残り3枠。
あぁ、この3枠は「オーバーエイジ」という意味か?

そういや、先日に遠藤航のコパ内定が報道されてたね。
本人が「コパに行くので」と言ってたので、もう決まってるんだろう。
あとは、GKに1枠、FWに1枠といったところか。
GKは年齢的に近く、尚且つ五輪経験のある中村航輔が一番可能性高そう。
FWは、大迫は100%ないとして、ならば残るは武藤、北川、武蔵、鎌田、その4人のうちの誰かひとりでしょ。
誰がベストかはよく分からないので、とりあえず今季15点に敬意を表し、鎌田にしておこうか。

じゃ、コパ行きメンバーの予想を一回まとめるね。

【GK】
・中村航輔(レイソル)
・小島亨介(トリニータ)
・大迫敬介(サンフレッチェ)

【DF】
・冨安健洋(シントトロイデン)
・板倉滉(フローニンゲン)
・立田悠悟(エスパルス)
・町田宏樹(アントラーズ)
・原輝綺(サガン鳥栖)
・岩田智輝(トリニータ)
・橋岡大樹(レッズ)
・杉岡大暉(ベルマーレ)

【MF】
・遠藤航(シントトロイデン)
・中山雄太(ズウォレ)
・三好康児(マリノス)
・藤谷壮(ヴィッセル)
・遠藤渓太(マリノス)
・松本泰志(サンフレッチェ)
・堂安律(フローニンゲン)
・久保建英(FC東京)

【FW】
・鎌田大地(シントトロイデン)
・前田大然(松本山雅)
・上田綺世(法政大学)
・安部裕葵(アントラーズ)

【基本布陣】
・・・・鎌田
安部・・三好・・堂安
・・中山・遠藤航
杉岡・町田.冨安・原輝
・・・・中村

タテ軸が冨安⇔遠藤航⇔鎌田で、完全にシントトロイデン色のチームになってしまった。
しかし、シントトロイデンが3人とも代表派遣するのをOKくれるかどうかは分からん。

・・・・鎌田
・・前田・・久保
遠藤渓・・・・・藤谷
・・松本・遠藤航
・板倉・冨安・橋岡
・・・・中村

この世代は3バックをよくやるので、こうなるかもしれないね。
2019/5/18(土)8:36

☆関西人
戦術永井
スポナビに載ってる記事によると、長谷川健太は久保くんをこう評している。

「建ちゃん(久保)は絵になる選手だなと、つくづく思う。
あのボレーシュートにしても、瞬間を切り取れば格好は超一流選手のように、とても様になっている。
すごいなと思う。
でもその他の時間は、ほとんど何もやってくれなかった。
いるのかいないのか、わからないほどだった」

これ、例のビューティフルゴールを決めたジュビロ戦後のコメントね。
要は、オンザボールは素晴らしいけど、オフザボールはまだまだ、といったところか。

このコメントには、続きがある。

「その点謙佑は、確かに変なところでボールを取られたりして、上手くないんだけれどチームには欠かせない存在。
あの走力。
相手ボールの時に効きますね。
あのスピードで追いかけられると、相手は大変だと思いますよ」

久保くんと対比して、永井に対する信頼の高さをコメントしてたんだ。
これ、健太らしいなと思った。

永井は久保くんと真逆で、オンザボールではなくオフザボールの選手である。
その足の速さは今なお日本人トップクラスだが、それは攻撃よりむしろ守備で活かされている。
ディフェンシブFW。
点を決めるのは相棒のディエゴオリヴェイラに期待されており、チャンスメイクするのは後ろの久保くんや東に期待されている。
永井は、とにかく走れ、と。
岡崎みたいなもんですわ。
ある意味、オフザボールがまだ十分でない久保くんをスタメン起用できてるのも、オフザボールの動きをふたり分こなす、永井の存在ありきかもしれない。

いや、私は永井待望論を唱えたいワケじゃないのよ。
彼、もう30歳だし。
だけど、こういうFC東京のチームバランスは、今後の代表でも同じことが言えるんじゃないかと思ってね。

今後の代表でも、ストロングポイントはサイドを含む2列目のアタッカーである。
そこはオンザボール型の天才肌が多く、健太の話じゃないが、球を持たなければ「いるのかいないのか分からない」選手が多いと思うのよ。
だからこそ、バランスとして前線を縦横無尽に走れるフリーマンみたいなのを真ん中に置いておきたいのね。
健太が永井をウィングではなく、センターFWで使ってるのもそういう意味でしょ?
フォアチェック要員さ。

やはり最前線がしっかりフォアチェックしてくれると、後ろは守備が軽減される。
守備の的を絞れるから。
特に、永井の場合は単に足が速いだけでなく無尽蔵のスタミナがあるので、最初から最後までそれをやってくれる。
ありがたい選手である。
そりゃ、少しぐらいヘタクソでも使いますよ(笑)。
彼のお陰で、久保くんみたいな才能を先発で使えるんだから。
もし永井がいなけれりゃ、健太は久保くんじゃなく大森の方を先発で使ってるだろうね。

もちろん、Jリーグでも全てのチームが前線に突出したフォアチェック要員を配置してるワケじゃない。
どちらかというと、皆それぞれがバランスよく攻守両方をこなす方が多いだろう。
たとえば、攻守バランスの良い選手として思い浮かぶのが原口元気。
あれは、監督として理想のMFだと思うんだよね。
じゃ、中盤の選手が全員原口元気だったらどうなのかということだが、まぁ、悪くはないでしょ。
でも創造性としては、ちょっと面白くないでしょ。

昨年のFC東京は、↓にも書いたがリーグ2位の失点の少なさだった。
そして得点は、リーグで下から数えて4番目の少なさだった。
つまり、失点はしないけど得点をできないのが昨年のFC東京であり、その手堅さは強みでもあるんだけど、健太は今年からの改善点として久保くんを使うようになったワケよ。
ある種のリスクを張ったのね。
で、その結果が現在リーグ首位だ。
思えば、健太はガンバで宇佐美を常に先発起用してたこともあり、この選手の弱みはこの選手でカバーする、というパズルを作れる人である。

私は、今の若手で永井にかなり近いキャラなのが、前田大然だと思う。
彼、今後のキーマンだよね。
彼も永井同様、上手いタイプではないだろう。
現在、森保さんがやってるオンザボール、鳥カゴ型の繋ぎに適応できるかは不安。
しかし、あの走力はオフザボールに活きるのは間違いないワケで、Jリーグの走行ランキングでも彼は常に上位に位置している。
得点ランキングは、まぁ置いとくとして(笑)。

守備時は鉄砲玉、斬り込み隊長。
中盤の穴を塞ぐ役割を担う。
攻撃時は、大迫のように中盤に下りてきて起点を作る役割じゃなく、むしろ逆、中盤の繋ぎからは離れて単独裏に走る。
思えばロンドン五輪の時、現技術委員長の関塚さんは「戦術大迫」でなく、「戦術永井」の方を選択した。
その結果、大会ベスト4に至った。

どうだろうね。
大迫の後継者がなかなか見つからない今、暫定措置として「戦術永井」的なコンセプト変換 は意外にあり得るかもしれない。
2019/5/16(木)12:40

☆関西人
覚醒
私が疑問に思っているのは、久保建英のことである。
今季から、やたら躍動してる久保くん。
昨年までと別人のようである。

長谷川健太は「マリノスに行って、彼は変わった」と言ってるんだけど、久保くんがマリノスにいたのは僅かに3〜4ヶ月程度のことである。
武者修行というには短すぎるし、試合に出たと言っても5試合だけのこと。
それで何かが劇的に変わるとは思えないんだけどなぁ。

久保くん自身は「3ヶ月で1年分の経験を積めた」と語っている。
彼、マリノスで何があったの?
そのへん、ちゃんと情報公開をしてほしいんだけど。
久保くんに限らず、若い才能を開花させるのは全てのクラブにとって共通の課題。
仮に今回のマリノス研修がうまくいったというのなら、その秘訣を皆知りたがってると思うよ。

でも正直、マリノスは大して何もしてないと思うんだよね。
僅か3〜4ヶ月で、何かをできるとは思えない。
それに2018年下半期のマリノスは降格の危機だったし、久保くんを育てようなんて余裕はなかったはず。
だから真相はマリノスがどうこうしたとかではなく、レンタルを境に久保くんが勝手に意識変革したとしか思えないんだわ。

マリノスへのレンタルは、FC東京の当初の予定じゃなかったみたいだよ。
もともとは、FC東京としてJ2クラブへのレンタルを予定してたんだってさ。
それに久保くんサイドが難色を示し、J2でなくJ1へのレンタルにしてくれ、となったらしい。
最初この話聞いて、私は「おいおい…」と思ったね。
出場機会を求めてクラブを出るのに、それがJ1⇒J1の移籍は見通しが甘すぎだろ、と。
実際、久保くんはマリノスで出場できた試合数は5試合にとどまったワケだし、これがJ2クラブなら倍ぐらいの試合数出られたんじゃないの?と思うワケさ。

2018年のマリノスは、勝ち点41。
この41は入れ替えのプレーオフに回ることなったジュビロと同じ数値で、つまり一歩間違えればマリノスは降格してたかもしれない、ってこと。
そのくせ、マリノスの総得点は56で、これはフロンターレに次ぐリーグ第2位の多さである。
降格危機のチームが得点でリーグ2位って、普通あり得ない。
つまり、「点をたくさん取るけど失点もたくさんする」が昨年のマリノスだったワケね。

ちなみに、昨年のFC東京は得点39。
これはリーグの中でも下から数えて4番目の少なさで、そのくせチームの順位は6位なんだから、さすがは健太である。
失点は34、これはリーグでフロンターレに次ぐリーグ第2位の少なさ。
つまり、「得点は少ないけど失点がそれ以上に少ない」、やはり健太は手堅いんですよ。

ある意味、昨年のマリノスとFC東京は対極のチームだったワケで、そこを行き来した久保くんは高低差で耳がキーンとなっただろうね(笑)。
この高低差が、ある意味久保くんにとって「高地トレーニング」になったのかも。

これ、若手を覚醒させる、ひとつのやり方かもしれんな。
敢えて、真逆のクラブに放り出す。
低い所から高い所へ、寒い所から暑い所へ。
そういうショック療法を施し、でも向こうの水に馴染む前にすぐさま回収。
これはFC東京の狙ったところではないんだろうけど、たまたま結果オーライだった、ということなんじゃないかな?
2019/5/16(木)9:34

☆関西人
東京五輪に本田は必要か?
思うんだけど、東京五輪代表を目指す本田、彼には五輪代表でポジションがあるのかな?
かつてA代表では右サイドだったが、そこは堂安がいて、また久保くんがいるので多分無理。
左サイドも安部や伊藤や遠藤渓などがいて、特に層が薄いワケじゃない。
となると、トップ下か。
そこも、三好がいるけどね。

本田のトップ下としての特長は、タメを作るところ。
突破するというよりは、一瞬そこで時間を止める。
今のA代表でこれをできるのが大迫で、大迫が存在感を発揮すればするほど、反比例して代表における本田の存在感は薄れていったワケで。
大迫と本田はポジションこそ違えど、機能はよく似てるからな。

じゃ、東京五輪代表でそういう機能を果たす選手に誰がいるのかということだが、確かにそこは手薄である。
サイドアタッカー系、突破系はたくさんいるものの、タメて時間を作るタイプはあまり思い浮かばない。
サイド突破ばかりという攻撃はあまりにも軽いので、ちゃんと中で球をおさめていかなきゃ。
で、大迫待望論はあるのかもしれないけど、大迫召集は多分無理でしょ?
例の件で、ブレーメンは警戒心を強めてるはずだから。

ぶっちゃけ、東京五輪世代はセンターFWの輪郭がまだ見えてないんだよね。
一応、エースFWと目されてるのが小川航基だが、彼は最近ジュビロで試合に出ていない。
で、代わりに最近エース候補に挙げられつつあるのが法政大学の上田綺世だろう。
彼は、アントラーズの強化指定に入っており、2021年の入団も内定している選手。

ここにきて、小川と上田という鹿磐対決の構図ときたか…。
昔からジュビロとアントラーズは日本屈指のFW名産地であり、ジュビロからはゴン、高原、前田遼一、アントラーズからは柳沢、鈴木隆行、大迫。
これまで鹿磐は、競うようにして日本代表FWを輩出してきた歴史があるワケです。
その系譜上に、今の小川と上田がいるのね。

しかし、かたやジュビロで出場機会のない小川、かたや大学生の上田。
どっちにしても、東京五輪エースFWとしては弱いのでは?ここはオーバーエイジを使った方がイイのでは?という意見は多いだろう。
その気持ちは、よく分かります。
でも、もう少しだけ彼らの覚醒を待ってあげてほしいんだ。
だって、彼らはジュビロとアントラーズの正統プリンスなんだから。
彼らは、ちゃんと皇位継承権のあるFWなんですよ。
このふたりのうちのどちらかが大迫の後継者に成長すれば…、と願う。

もし、ふたりの覚醒が2020年まで間に合わなければ?
うん、その時こそ「本田トップ下」が次なる最善策だろうね。
本田にタメを作らせ、FW前田大然に全速力で走らせるような戦術をとらざるを得ないかと。
でも、私はできる限りで小川と上田の覚醒をギリギリまで待ちたいよ。
その方が、2022年に繋がるからね。
2019/5/15(水)14:39

☆関西人
移籍の噂
宇佐美のガンバ復帰が噂されている。
…複雑ですな。
これで宇佐美が帰ってくればガンバは嬉しいだろうが、宇佐美としてこれは凱旋ではない。
というか、2度目もダメでした、という帰国になる。

いや、一時期は良かったんだけどね。
原口とコンビを組んでた時。
今も試合に出てないワケじゃないんだが、彼の才能を思えばちょっと不満。
いまだ彼のドリブル技術とシュート技術は、日本人最高峰のレベルだと思うんだけど。

現在、27歳。
今度帰ってきたら、もう3回目の海外進出はない。
きっと、Jリーグで引退を迎えることになるよね。
仮に引退が35歳ぐらいになるとして、あと8年か。
ガンバユースの先輩・家長が32歳でJアウォーズMVPを獲ったこと思えば、まだ宇佐美もひと花咲かせることは可能だと思う。

そうそう、私は本田も気になるんだよな。
最近、彼はこういう発言をしている。

「理想はありますけど、なんだかんだで年齢も年齢で。
年俸も高いし。
契約内容も複雑やし。
スムーズになかなか決まるもんじゃないと理解しているんで。
内容に関してはもちろん譲歩しながら、いい移籍先を探せればいいなと思っています」

これ、ビッグマウス系の本田らしからぬ発言内容でしょ。
「譲歩しながら」って、これはもう四大リーグはないと見るべきなのかと。
候補は、四大リーグ以外の欧州中堅国。
もしくは、中東、中国、アメリカ。
そして日本。
彼は当面の目標を「東京五輪出場」と定めてるので、その目標優先なら、実は一番良いのがJリーグ復帰じゃないかと私は思うワケです。
何しろ、生で森保さんにアピールできるし。
少し前にJ復帰を否定してた彼だが、こうして「譲歩しながら」とか言ってるのを見ると、可能性はゼロじゃないな、と。
彼の高い年俸を出せそうなのは、ヴィッセルぐらいか。
あそこはじきにポドルスキが抜けそうだから、同じ左利きということで本田を代替のI番に。

あ、本田って古巣はグランパスだっけ。
今のグランパスに、本田はないだろうなぁ。
そんなリスキーな補強の必要性は特に感じないし、本田自身にも特に名古屋愛は感じないし。
それなら「左利き大好き」でお馴染み、名波が率いているジュビロはどうだ?
今のジュビロは降格ギリギリのところにまで落ちてるし、名波は救世主を求めてるはず。
あとジュビロに行けば小川航基がいるので、東京五輪を目指す本田には意味のあるクラブだと思う。

あとは、意外なところでASEANのリーグに移籍はないだろうか。
なんせ、カンボジア代表の指導者なんだし。
全くおカネにはならんけど。
でも、本田のレベルにもなればおカネじゃなく、「カンボジアサッカーの父」みたいな名誉を選ぶかもしれない。
日本でいう、クラマーさんみたいなやつね。

何にせよ、今年の移籍市場はホント楽しみだな。
注目は宇佐美、本田のみならず、久保くん、香川、堂安、小林祐希、浅野、あとシントトロイデンの選手たち。
付け加えて、ヴィッセルがまた大物に手を出すかもしれない。
2019/5/14(火)11:12

☆関西人
息子
翼くんには、疾風くんと大舞くんというふたりの息子がいるんだ(双子)。
少年漫画のセオリーとしては、いずれこのふたりはサッカー選手を目指すんだろう。

じゃ、翼くんが息子ふたりを英才教育するのかというと、それはいかがなものかな、と。
それでは、「巨人の星」の一徹と飛雄馬になってしまう。
あの親子関係は決して良好とは言えず、やがては決裂。
両者は、敵対する関係になっていった。
このての展開はドラマにおけるひとつの定型であり、「美味しんぼ」における海原雄山vs山岡士郎、「刃牙」における範馬勇次郎vs範馬刃牙などでお馴染み。
「ドラゴンボール」でも悟空に悟飯という息子がいるが、鳥山先生は敢えて悟空に悟飯の英才教育をさせていない。
じゃ、誰が悟飯を鍛えたのかというと、かつて悟空の宿敵でもあったピッコロである。

このパターン、映画「クリード/チャンプを継ぐ者」でも全く同じだった。
「クリード」は言わずと知れた「ロッキー」シリーズの続編で、年老いたシルベスタスタローンが晩年のロッキーを演じている。
この作品におけるロッキーは完全にピッコロの立ち位置であり、彼に鍛えられる教え子は、ロッキーのかつての宿敵・アポロクリードの息子(ただし愛人の子)。
実は、ロッキー自身にも息子はいるんだけどさ…。
じゃ、「ドラゴンボール」のピッコロ、「クリード」のロッキー、なぜ両者とも宿敵の息子をわざわざ鍛えたのかというと、そのシチュエーションとしては悟空もアポロもその時点で既に死亡しており(悟空は後に生き返るが…)、父のいない不憫な遺児に対する同情だったかもしれない。

私は何となくね、いずれ「キャプテン翼」もそういう展開になる気がするんだわ。
疾風くんと大舞くんを鍛え上げるべき師匠役は、実父の翼くんではなく、日向小次郎あたりじゃないかな、と。
日向くんって、なんか無愛想でピッコロっぽいし(笑)。
そういう「クリード」的な展開にする為には、翼くんは若くして亡くなり、伝説化してた方がむしろイイかも。

さて、現実の方の話。
現実のサッカー界にも、案外◯◯の息子というのは多い。
子は親の背中を見て育つので、環境がそういう職業選択をさせるんだろう。
しかし、子が親を超えるパターンはあまり多くないようにも感じる。
DNAは、思ったほどには選手に味方をしないみたい。

それを思うと、歌舞伎役者とか凄いよね。
役者の子は役者で、いまどき世襲制のシステムなんだから。
たとえば、今の市川海老蔵は第11代目、いつかは彼の息子が第12代目海老蔵を襲名し、そして今の海老蔵はいずれ第13代目の團十郎を襲名することになると思う。
團十郎の名は、歌舞伎界の最高権威らしい。
おそらく一族以外の一般人では團十郎になれないし、仮になるとしても養子縁組をしないと無理だとされている世界。
閉鎖的やな〜と思うけど、こういう皇室的世界観には逆に憧れもあるわ。

今、Jリーグには水沼さんの息子さんや風間さんの息子さんなどがいる。
対マリノス戦、水沼の活躍はなかなか凄かったね〜。
今後このてのプリンス系選手、まだまだ増えると思う。
なんせ、俊輔もヤットも大久保も、皆やたらと子だくさんだから(笑)。
「子は親を超えられない」が今は常識だけど、そのうちどうなるかは分からないよ?
やがて「中村」や「遠藤」がひとつの屋号になり、「第三代目中村俊輔襲名」みたいなノリになるのも日本っぽくて悪くないと思う(笑)。
2019/5/13(月)11:11

☆関西人
三杉くん死亡A
「キャプテン翼」を読んでて、昔から思っていたこと。
翼くんって、主人公だけど感情移入しにくいよね。
三杉くんはイケメンで頭が良くて恵まれた設定だけど、一方で心臓病を抱えてるから感情移入ができる。
日向くんは母子家庭で家が貧乏、当然ながら感情移入ができる。
岬くんも両親が離婚、交通事故に遭ったこともあり、感情移入ができる。
こうして主要キャラの多くには私生活にドラマがあり、だから感情移入できるのに、翼くんだけは私生活の部分でドラマがない。

ぶっちゃけ、キャラとしては翼くんが一番つまらないと思う。
両親はご健在。
貧乏でもない。
病気ひとつしない。
幼馴染と結婚して、子宝にも恵まれ、家庭円満。
サンパウロ⇒バルサと名門クラブでプレーし、今はスペインリーグMVP。
こんな人生、あるだろうか?

また、ここまで恵まれた人生なら天狗になって道を踏み外すことがあってもイイのに、彼はいまだに性格が良い。
常にポジティブで、明るく、皆に慕われる人格者。
お前は本当に人間か?と疑いたくもなるわ。
酒に溺れたり、浮気したり、そういうのが全くない。
少年誌の主人公が出発点だから、しようがない?
いや、たとえ昔の少年誌でも、ここまで聖者の主人公はいなかったよ。

「キャプテン翼」の最終回は「日本のワールドカップ制覇」だと昔から言われてるので、今が五輪段階であることを思うと、その完結にはまだ程遠いかと。
とはいえ、もう既に翼くんはリーガのMVPである。
彼だけ、やたら順調すぎるんだ。
逆にこれから先、高橋先生は翼くんに大きな挫折を与えるような気がしなくもない。
でなきゃ、普通に物語の構成としてはちょっとオカシイでしょ?

あぁ、そう考えると、今回三杉くんは蘇生せず、そのまま死んでしまう展開が一番ストーリー的にイイよね。
戦友の死、それこそが翼くんには最大のダメージになるはずだから。
「ボールはトモダチだ!」と言ってきた男の目の前で、ボールが凶器となり戦友の命を奪ったという現実。
「本当にボールはトモダチなのか…?」と苦悩し、遂にはダークサイドに墜ちる翼くん。

思えば、翼くんは連載の序盤、幼児の時に交通事故に遇ってたんだ。
それが幸運にも抱えていたサッカーボールが緩衝材になり、怪我ひとつしなかった、というエピソードは有名である。
これは、「サッカーボールに愛された男」という彼のその後の人生を完璧に示唆してるワケで。
後に、同じく交通事故に遇った岬くんには、そういう幸運がなかった…。

でも、これは重要な伏線なのよ。
今回、三杉くんはシュナイダーに胸を蹴られているが、そのシュナイダーの脚と三杉くんの胸に挟まれる形でサッカーボールが緩衝材になっている。
これで三杉くんが死ねば、彼は「サッカーボールに愛されなかった男」。
蘇生すれば、彼は「サッカーボールに愛された男」。
さて、三杉くんはどっち?

思うに、岬くんの交通事故がひとつの象徴なんだけど、みんな翼くんほどには幸運ではない。
みんな、翼くんほどにはサッカーボールに愛されてはいない。
これは、この作品の根底に流れる重要な裏テーマじゃないかと思う。
だとすりゃ、三杉くんは今回死ななければならないんだよ。
2019/5/12(日)1:32

☆関西人
三杉くん死亡
恐ろしいニュースを目にした。
三杉淳、死亡のニュースである。

いや、実をいうと私は「キャプテン翼」の連載を見てないので、ネットニュースで知っただけの情報ゆえ、実際には死んでないかもしれない。
とはいえ、対ドイツ戦、三杉くんはシュナイダーに胸(心臓)を強打されて卒倒。
意識を失った三杉くんは幽体離脱し、翼くんに心臓マッサージされてる自分の姿を上空から見下ろしてるという描写…。
次号、ちゃんと蘇生するだろうか?

それにしても、遂に「キャプテン翼」もこの禁断の領域に足を踏み入れたんだね。
確かに、名作漫画の多くは主要キャストが死ぬ。
「タッチ」「ワンピース」「エースを狙え」「北斗の拳」「デスノート」などなど。
「ドラゴンボール」に至っては、主人公ですら途中で死んでいる(笑)。
サッカー漫画で有名なのが「シュート!」だ。
主将の久保さんが、「奇跡の11人抜き」をした後に卒倒、突然死。
どうやら、久保さんは白血病だったらしい。
でも、今回の三杉くんのケースは病気じゃなくて事故でしょ?
明らかに、シュナイダーによる過失である。
もし、三杉くんがこのまま死亡したら、シュナイダーはもう一生立ち直れないよね。
そんなシュナイダーの為にも、三杉くんには絶対蘇生してもらわなくてはならない。

私は、昔から三杉くんのファンである。
特に、小学生時代の三杉くんは凄かった。
才能で翼くんを完全に凌駕してたから。
いつもポジティブな翼くんが「勝てない…」と心が折れたのは、後にも先にも三杉くんと対戦した時だけじゃないだろうか。
彼はテクニックもさることながら、戦術眼もまた凄いんだわ。
なんせ、小学生にしてオフサイドトラップを完全にコントロールできてるから。
中学生の時には、心臓病がまだ完治してないからといって、Jrユース代表にコーチとして帯同したほどである。
そんな中学生、普通おらんやろ(笑)。
作中のキャラの中でもズバ抜けてIQが高いらしく、なんとサッカーをしながら医大にも合格をしている。
文武両道、しかもイケメン。
どう考えても、スター性は翼くんを遥かに凌いでいる。

そんな三杉くんが、オトナになるにつれて輝きを失ってきたのが何だか寂しい。
なんせ、彼は今、FC東京の選手である。
今の翼くんがバルサにいて、しかもリーガでMVPを獲ったことを思うと、何でここまで格差が出たんだろう、と。
おそらくその理由は、三杉くんが心臓病治療の為にしばらくサッカーを離れてしまったこと。
あと、医大受験の為に勉強時間を捻出する必要もあった。
まぁ、不可抗力だね…。

それでも、彼はやはり頭が良いと思うわ。
もはや翼くんと同じポジションでは厳しいと見たのか、そこからリベロへとコンバートしていったんだから。
いまだ戦術眼ではNo1、IQもNo1という設定はそのまんま残ってるんでしょ?
一番賢い奴がリベロをやるというのは、かつてのツネ様、今だと長谷部のキャラに近いものがある。

しかし、↓を見てくれ。

【U20代表】
・・日向・・新田
・・・・大空
・・葵・・・・岬
・・・・松山
早田・・・・・・石崎
・・三杉・・次藤
・・・・若林

【U23代表】
・・日向・若島津
・・・・大空
・・葵・・・・岬
・・・・松山
早田・・・・・・三杉
・・曽我・・井沢
・・・・若林

最近、三杉くんはサイドバックに入ったりもしている。

「キャプテン翼」におけるU20⇒U23の大きな変更ポイントは、

・センターバックをパワーの次藤+カバーリングの三杉という剛柔の組み合わせではなく、井沢+曽我という均質な組み合わせに変更している。

・サイドバックをファイター系の石崎から、ゲームメイカー系の三杉に変更している。

これ、さすが高橋陽一先生の時代を読むセンスだよね。
そうなんだ。
今は、ペップの「偽サイドバック」じゃないが、サイドバックがビルドアップのキーマンとなる時代である。
ただ上下動するだけのサイドバックなら、ファイターの石崎くんの方がむしろイイんだけどさ。

・日向⇒ストライカー
・若島津⇒ポストプレーヤー
・翼⇒オールラウンダー
・岬⇒レジスタ
・葵⇒ダイナモ
・松山⇒フォアリベロ
・三杉⇒影のレジスタ
・早田⇒サイドアタッカー
・曽我⇒ストッパー
・井川⇒ストッパー
・若林⇒SGGK

こうして見ると実にバランスの良い11名であり、今の「キャプテン翼」は現実のサッカーでも参考になるほどに良質のテキストだと思う。
2019/5/11(土)9:25

☆関西人
三兎を追う者は一兎をも得ず
この6月、Jリーグは流れが大きく変わるんじゃないかな?
だって、U20ワールドカップとトゥーロンとコパアメリカが3つが同時にあるワケで、特に若手を中心に人材は結構抜かれるワケよ。
トゥーロン、U20はあまりクラブでも主力じゃない選手が行くものだけど、でもクラブによってはそのての若手が主力というところもあるだろう。
どっちかというと、プロビンチア、中小クラブがそうである。
そういうクラブにとっては、かなり痛手ですよ。
一応協会も気遣いはするだろうし、「召集は1クラブにつきMAX◯名まで」ぐらいの原則はあるんだろうけど、どうしても1〜2名抜かれただけで極端に戦力が落ちるところと、選手層が厚いから影響がさほどないところに分かれてしまう。
早い話が、大きいクラブは割と大丈夫で、小さいクラブほど撃沈する流れである。

意外と追い風なのが、ヴィッセルじゃないかな?
だって、主力は外国人じゃん。
ほとんどの外国人は召集で抜かれることがまずないだろうし、相対的にかなり有利になりますよ。
というか、このチャンス逃せば、もう彼らはあとがないでしょ。

今回、コパアメリカは久保くんを連れていくように若手が主体のチームになる。
五輪候補が15名、それ以外が8名という噂。
「それA代表じゃねーじゃん!」ということで、辞退に至ったのが前回大会だった。
なぜか、今回は大丈夫なんだね?
純粋に結果を求めるなら、もっとU22の比率を抑えて完全フル代表にした方がイイに決まっている。
だけど、どっちにせよコパで上位入賞は無理なんだ。
日本にとってはアジア杯のようにFIFA規定の援護がない大会、フル代表を目指したところで完全フル代表は絶対に無理。
それなら、「負けることを糧にする大会」と割り切った方がイイ。
今さらベテランに「負けることを糧」にしてもらってもしようがないし、それなら五輪を控えた若手にそれを与えた方が絶対に生きてきますよ。
私は今回の協会の決断、正しいと思う。

それはトゥーロン、U20ワールドカップも同じことで、今回は飛び級で下から上の代表に行く選手が結構いるもんだから、通常ならトゥーロンやU20ワールドカップに行けなかったはずの選手に繰り上げが生じてきている。
これ、大きいよ。
必然、大きな国際大会を経験する若手が増えてくるワケだから。
これは若手育成として、なかなか良い投資になる。

あと、Jリーグもそうだ。
3大会があることで、一時期リーグからゴッソリ数十名の選手が抜けるワケだから、今まで出場機会に恵まれなかった選手に千載一遇のチャンスがくるかもしれない。
そこで、思わぬ伏兵が大ブレイクする可能性もある。

だから、今回の件は前向きに捉えましょうよ。
「三兎を追う者は一兎をも得ず」になることも想定の範囲内。
というか、多分そうなるでしょ。
でも、そこで変にヒステリックになるのではなく(森保辞めろ!とか)、これは底上げの為に生じる必然の産みの苦しみですよ。
全ては、2020年の為に。
2019/5/10(金)10:59

☆関西人
コパ、トゥーロン、U20W杯A
それにしても、U20ワールドカップとコパとトゥーロンも3つほぼ同時期にやって、尚且つJリーグも並行してやろうという5月末から6月にかけての日程には無理がある。
何で、こんなことになるのか。
それは皆さんもよくご存じの通り、FIFAカレンダーというやつだ。
FIFAカレンダー、いや、UEFAカレンダーと言い換えてもイイ。
要は世界サッカーの中心地、欧州が5月をもってリーグが終了するので、そこからリーグ以外の日程が怒涛のように詰め込まれるワケよ。
つまり、このての日程は秋春制を前提にしたプログラムであり、秋春制ではない日本はリーグ日程を抱えながらこのプログラムをこなさなきゃならない無茶なことになる。

私は、日本も5月末〜6月はリーグをオフにした方がイイんじゃないかな、と思う。
それが秋春制導入を進めようとする田嶋さんの真意であり、とにかく協会はこの無茶な日程を何とかしたいワケだ。
別に秋春制にしなくともイイから、春秋制のまんまで6月オフにするのも一案だろう。
うん、秋春制に世間が全く理解を示してないから、それが一番現実的かな。

だけど、今回はたまたまコパがあるからこういうことになってるワケで、コパさえなければ何とかリーグも並行して日程こなせるんじゃないの?という意見もあるだろう。
それは確かにそうなんだが、できれば私はコパの参加を恒例にすべきと思ってるのよ。
いまやUEFAの事情で代表は欧州との試合を組めない状態、どう考えてもコパへの参加は渡りに舟でしょ。
いや、リーグが一番大事なんだからコパは辞退すべきだ、と正論を言う人もいるんだろうけどさ。

ただ、仮に中断期間を5月末〜6月にするとして、Jリーグは12節か13節ぐらいで中断するという中途半端なことになる。
普通、中断するなら前半戦を終了した時点にすべきでしょ。
Jリーグは34節だから、17節を終えた時点で中断すべきだ。
17節を5月までに消化すべきって、ちょっと無理だな。
1月か2月の開幕にしないと。
でも、日本でそれは降雪を考慮すりゃ無理です。

というワケで、5月までに13節、そして中断明けに13節、合計26節。
それは、Jクラブの数を14にするということである。
↓にも書いたけど、あと4つチームを減らしさえすれば全26節になり、現状のUEFA主導の無茶な日程を解消することができるんだ。
秋春とか春秋とかの問題ではない。
夏の暑さを避ける意味でも、欧州に移籍をしやすくする意味でもない。
何より優先は今の無茶な日程を解消することであり、こんなコパとトゥーロンとU20ワールドカップと国内リーグを4つ全部こなさなきゃならない現状を真摯に受け止め、そろそろリーグの構造そのものを考え直すべき時期でしょ。

で、4つはどこが落ちるの(笑)?
はい、どこかのタイミングでJ2からの昇格を一旦止め、尚且つJ2への降格を4つにします。
一年限りの措置だけど、それは最悪の「魔の年」ですよ。
世間は大ブーイングで吹き荒れ、おそらく会長は辞任ですわ。
もしそれで田嶋さんが辞めるなら、それはそれでイイんですよ。
後になって、必ず田嶋さんは再評価されることにもなると思うから。
2019/5/9(木)12:00

☆関西人
コパ、トゥーロン、U20W杯
東京五輪世代は、まぁまぁ人材が揃ってると思う。
それでもオーバーエイジを使うっぽいことを森保さんは匂わせてるが、どこに使うんだろう?

ウィングと攻撃的MFは、逸材が揃っている。
堂安、久保くん、安部、伊東達哉、三好。
ドリブラーと左利きが目立つよね。

ボランチはあまりいないと思ってたが、最近になって田中碧や高宇洋、松本泰志あたりがJリーグで試合に出ている。
このポジション、案外イケるかも?

最終ラインは、Jリーグ組なら町田、立田、杉岡、原、橋岡あたり。
これに加えて冨安、中山、板倉など欧州組がいるワケで、さすがにここはオーバーエイジ要らんでしょ。

GK。
ここは大迫が最近評価上げてるので、
(ゴメンなさい、↓に大迫を大久保と書いてしまいました…)彼に託してみるのも悪くないと思う。
それでも経験値求められるポジションだから、五輪経験のあるオーバーエイジ呼ぶかな?
中村航とか。

こうして見ると、まだ今のところ一番よく分からないのがセンターFWである。
昔から期待されてるのが、ジュビロの小川。
最近、彼はどうなの?
活躍してる話を全く聞かないけど。
そういや、田川の活躍も最近ほとんど聞かんなぁ。
あとは前田大然と大学生の上田綺世ぐらいか。
ここ、やっぱりオーバーエイジが適用されそうだわ。

じゃ、オーバーエイジのFWって誰がいる?
大迫?
武藤?
北川?
武蔵?
鎌田?
優磨?
まず本命の大迫は、例の件でブレーメンが召集に理解を示してくれないだろう。
とりあえず、大迫以外のチョイスになるはず。
あぁ、でも↑のメンツ、五輪経験のある選手が武蔵以外に誰もいないじゃないか…。

そう考えると、コパって大迫に代わるエースストライカーを選抜する意味で大事な位置付けじゃないだろうか。
それはオーバーエイジでも、そうじゃなくてもイイんだけど、誰が大迫に次ぐ次点なのかをハッキリさせる時期にきてると思う。
3月は、武蔵と鎌田がチョイスされてたよね。
1月は、北川と武藤がチョイスされてたよね。
付け加えると、怪我で呼べなかった優磨。
最有力は、この5人のうちの誰かでしょ。
まぁ、大迫を呼べるならそれに越したことはないんだけど。

彼に誰かFWをオーバーエイジで設定するとして、その人数はおそらくひとりである。
じゃ、残りふたりぐらいは当該世代から選ばなくちゃならんワケよ。
それって、小川?
前田?
田川?
上田?
岩崎?
前田大然は、そのスピードからジョーカーという位置付けで入りそうだね。
あとは純粋なリザーブとして誰かひとりは絶対に必要なんだけど、そこの序列はよく分からない。
多分、来月のトゥーロンで序列は確定するんだろうけど。

ある記事によると、コパに行く代表は
「五輪世代から15人、欧州組を含むフル代表から8人」だそうだ。
ここで堂安や冨安が「15人」に入るのか「8人」に入るのかよく分からないんだけど(クラブ事情で召集できない可能性もある)、どっちにせよ、「8人」に入るのは明らかに東京五輪のオーバーエイジ候補だよね。

それにしても、今後はコパとトゥーロンとU20ワールドカップが立て続けに実施される。
おそらく掛け持ちは不可能。
だとすりゃ、人材が大いにバラけるよなぁ。
コパ=1軍、トゥーロン=2軍、U20ワールドカップ=3軍だろうか。
どう考えても、3大会とも結果を出すのは無理だわ。
ボロボロになる大会もありそう…。
2019/5/9(木)10:48

☆関西人
クロスオーバー
久保くんやアントラーズの安部、あとサンフレッチェの大久保が飛び級でA代表入りし、コパアメリカに行くことが内定しているようだ。
それにより、彼らはU20ワールドカップに出ないことが確定したワケで、これには賛否両論あるだろう。

コパはクラブとの兼ね合いもあり、呼べない選手が結構いると言われている。
多分、A代表が久保くんらに手を出したのは、そのへんの事情もあるのかと。
仮に久保くんは右ウィングだとして、堂安や伊東は呼べないということなのか?

あとは、久保くんらにU20ワールドカップ以上に高いレベルの国際経験を積ませたいという、育成の狙いもあると思う。
そっちの意味ならばちゃんとスタメンで使ってほしいんだけど、大久保なんてどう考えても第3GKだろ?
ちょっとモッタイナイなぁ。
U20ワールドカップなら、ちゃんとスタメンだったのかもしれないのに。

まぁ、ある意味で上記3人は東京五輪代表入り内定みたいなもんだね。
若手世代からは、この3人を入れる予定だという意思表示にも見えるから。
彼らは五輪世代でいうなら「年少組」であり、年齢的にはやや不利な立場にいる。
そもそも五輪代表は18名枠、それにオーバーエイジが入ると年少組は落とされることが今まで多かったよね。
そこを、今回は下も含めて全世代でいく、という意思表示なんだと思う。

東京五輪代表は、ドリームチームでなければならない。
なんせ数十年に一度しかないであろう、自国開催の五輪である。
注目度はワールドカップ以上だろうし、A代表を引退した本田ですら五輪代表入りは目指しているぐらいだ。
だから、単なる世代別代表の大会に終わらせるワケにはいかんのよね。
そりゃまぁ、至宝とされる久保くんをここで無視するワケにいかんだろ。

ちょっと話は変わるが、現在「アベンジャーズ」の完結編が劇場公開中で話題になっている。
マーベル人気、凄いよね〜。
これも「アイアンマン」や「スパイダーマン」などの単体ならここまでのスケールの人気にならなかっただろうが、やはり「アベンジャーズ」という形で壮大なクロスオーバー作品を作ったことが大きかった。
最近ではマーベルのライバルであるDCも、「スーパーマン」や「バットマン」や「ワンダーウーマン」を共演させて「ジャスティスリーグ」を作っている。
昨年、スピルバーグは「レディプレーヤー1」のクライマックスシーンで「機動戦士ガンダム」を登場させていた。
まさか、スピルバーグ作品でガンダムが戦う時代がくるとはね(笑)。
あと、「パシフィックリム」と「ゴジラ」のクロスオーバー企画も現在進行中らしい。
最近、ハリウッドはそんなのばっかりである。

まぁね、確かに今はクロスオーバーの時代なんですよ。
とにかく、豪華に色んなモノをテンコ盛りにする。
その時代の流れからいうと、久保くんと本田をひとつのチームの中で共演させるのも悪くはない。
東京五輪代表は、おそらくA代表でも実現不可能なスペシャル企画だから。

問題は、それが結果を出せるかどうか。
…いや、出せるかどうかというより、出してほしいね。
2019/5/8(水)12:51

☆関西人
サッカーはロックだ。
サッカーチームをロックバンドでたとえると、FWがフロントマンのボーカル、そしてトップ下やウィングがリードギターという花形のイメージがある。
じゃ、曲のリズムを作るベースやドラムの方はというと、やはりボランチと最終ラインになるんじゃないだろうか。

ただし、これはかなりオーソドックス、古典的なロックバンドの編成である。
時代を経るにつれ、音楽も変わってきている。
最近はサッカーもヒップホップ化をしてきてるというか、リズム、ビートの方が前面に出てきて、メロディはかなり限定的になってきてる感があるよね。
昔ならリードギターだった位置にもベースを配置し、ほとんどビートの連鎖だけで球をゴールに押し込む。
いわゆるイマドキの「攻守の切り替えが速いサッカー」、これは音楽性のヒップホップ化、ラップ化なんだよ。

もちろん日本のサッカーも時代を無視するワケにいかず、多少はヒップホップ化をしてるとは思う。
でも、本質的に日本人の音楽嗜好はビートがメインではないんだよね。
嗜好は、あくまでメロディである。
よって、俊輔が好き、ヤットが好き、憲剛が好き、となる。
そして、そこに違和感を感じるプレーヤーもいると思う。
実際、欧州に渡った選手たちはそうじゃないだろうか。
欧州ではバリバリにビートの利いた音楽が母体になっていて、Jリーグとはちょっと違うんだ。
そこでは民族的に鼓動の土壌で育ってきたアフリカ人、あるいはサンバやタンゴの土壌で育ってきた南米人の方が対応しやすい前提は必ずあると思う。

対して、日本人はメロディなのよ。
だから旋律を繋ぐとか、和音を作る(ハモる)であるとか、そっちの方が圧倒的に得意である。
それはそれで日本のカラーとして、別に構わない。
ただ、本来ならリズムを担うボランチにまでメロディを求めるのは、ちょっと違うと思うけど。

今の日本で流行っている「スペイン化」、これはヒップホップではなくメロディ主体、それも和音主体である。
だからこそ、日本人はそのサッカーにシンパシーを感じるんだと思う。
でも、ひとつ忘れてほしくないのは、「スペイン」でもドラムやベースは絶対に不可欠だということ。
日本には優秀なギタリストはそこそこいるんだけど、ベーシストやドラマーがやや少ないように感じるのね。
そしてボーカリストは、圧倒的に少ない。
2019/5/7(火)16:33

☆関西人
明暗
今のところ、Jリーグの順位は首位がFC東京。
そして2位がグランパス、3位がトリニータ。
トリニータの3位は意外だねぇ…。
あとグランパスにしても、昨年は残留ギリギリだったんだぞ?
よって現時点の順位は、ちょっとおかしいかも。

面白いのは、グランパスの風間さんとトリニータの片野坂さんはかつてチームメイトだったことさ。
Jリーグ初期の頃のサンフレッチェ。
そこで風間さんは森保さんとダブルボランチのコンビを組み、片野坂さんは左サイドバックについていた。
この3人が同じチームでプレーしてたって、なんか面白いよね。

Jリーグの初期といえばバブル期、どのチームも大金を使って欧州から大物選手をどんどん連れてきていた時代である。
だけど、どちらかというとサンフレッチェは当時からおカネがなかったらしい(笑)。
よってスーパースターに頼るチームではなく、選手層が薄くとも戦術で何とか凌いでいくようなチームだった。
それでもJリーグ2年目の1stステージには優勝するんだから、大したもんですよ。
風間、森保、片野坂、アッパレである。

一方、サガン鳥栖はカレーラスの退任が決まったみたいだね。
早くもスペイン人監督、2人目の脱落か…。
シャビが現役引退表明したので、一応は声をかけてみたらイイさ(笑)。
そういや、先日に「ダビドシルバがヴィッセルに興味」と報道されていた。
多分、イニエスタあたりが勧誘してくれているんだろう。

なかなかスペイン人たちがうまくフィットしない要因、それは彼らがスーパープレーヤーだからこそ、だと思う。
彼らは決して日本人プレーヤーを見下す発言はしないものの、内心は「サッカー分かってねぇな、コイツら」みたいな気持ちが必ずあるはず。
だから皆をリードしなくちゃならんと頑張ってくれてるんだろうけど、そういう極意を教える作業は一朝一夕には難しいよ。
1年どころか、2年や3年を見込まなくては無理なんじゃないか?
というより、彼らにハッキリとした指導者という肩書きを与えなくちゃ無理な気もする。

先日、風間さんのインタビュー記事を読んでて、風間さんのジョーに対するスタンスが結構凄いな、と思ったのよ。
彼は「ジョーが上手くなった」みたいな言い方をしてるから。
仮にも2017年のブラジルリーグMVPのジョーに対して、「上手くなった」とは普通の日本人じゃなかなか言えんよ。
でも風間さんは、ジョーのプレースタイルをわざわざ改造して(風間仕様に矯正?)、得点王を獲らせた。

そう、大事なのは、これができるかどうかなんだよね。
誰か、イニエスタやビジャに対して、あるいはトーレスに対して、風間さんがジョーに対してやったことのようなマネをできるだろうか?
多分、できまい。
だって、畏れ多いから。
仮に監督がそういう遠慮気味の姿勢なら、やっぱりチームはうまく機能しないと思うんだわ。
ならば、どんなスーパーな選手を今後連れてきても同じことである。
2019/5/6(月)0:51

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