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過去ログ578 2019/4/9 11:36

☆関西人
ストライカー
鎌田の活躍に水を差すワケじゃないんだけど、ひとつ思うのは、ベルギーリーグのDFレベルってどうなの?ということ。
鎌田の前には、森岡亮太も同じベルギーで13点取ってたでしょ?
彼も鎌田同様、真性のストライカーではない。
そういう真性ストライカーでもない選手が普通に二桁得点できちゃうリーグって、一体どうなんだろう。

鎌田のシュートはほとんどのパターン、ちゃんとコースを狙ってコントロールされている。
だから「鎌田のゴール前での落ち着きは素晴らしい」と絶賛されてるんだけど、、なんか私の見た感じ、敵DFの寄せがコンマ何秒か遅いのよ。
鎌田は、そのコンマ何秒かでシュートをコントロールをしている。
あともう少し敵の寄せが速ければ、おそらくシュートは打ててもコントロールまではできていないはず。

で、思うんだけど、ベルギーやスイスでは面白いほど得点を決めていた久保裕也が、ブンデスではまだ点を取ってないでしょ?
これも、やはり敵の寄せの問題かと。
ゴール前で落ち着いてシュートを打つには、
良い位置に球を置き、GKとDFの位置を確認してから蹴ることが必要。
やはり、一定の時間が必要なのね。
しかしベルギーではその時間があったが、ブンデスではそれがない。
それこそコンマ何秒の攻防だが、ベルギーリーグってそこにやや甘さがあるようにも感じるなぁ…。

そして、その選手がストライカーか非ストライカーかを分ける分岐点もまさにそこにあって、シュートを打つタイミングこそが最大のポイントである。
もし、シュートが巧いこと、シュートの精度が高いことがストライカーの条件だとすれば、日本で一番のストライカーは俊輔だということになるでしょ。
でも、俊輔はストライカーではない。
なぜか?
それは、俊輔は一定の時間をかけないとシュート精度を担保できない選手で、つまりセットプレーぐらいでしか良いシュートを打つことができないから。
流れの中で、コンマ何秒以内でシュートを打たなくてはならない状況では、俊輔はキック精度は出すことができない。
一方、岡崎などはキック精度そのものに強みはないが、キックを打つタイミングはとても速い。
「考えて打つ」というより、「考える前に打つ」みたいなところがある(笑)。
だからこそ、ストライカーなんだ。

で、鎌田なんかは位置付けは難しいところなんだよね。
岡崎寄りなのか、俊輔寄りなのか。
つまりストライカーなのか、非ストライカーなのか。
今はその中間という位置付けだが、もともとの本質がド真ん中というワケではない。

でも、世界トップクラスのストライカーにもなると、明らかに「考える前に打つ」でありながら、なぜかコントロールされたシュートを打てている。
つまり俊輔寄りではなく、岡崎寄りでもない。
明らかに、その中間が本質なんだ。
となると、鎌田寄り?
じゃ、鎌田にも十分に可能性があるということだろうか。
2019/4/9(火)11:36

☆関西人
鎌田大地
鎌田がプレーオフで2ゴールを決め、これでシーズン14点目だそうだ。
この人、このまんまストライカーになっていくんだろうか。

もともとの彼は、こんなに点を取るタイプじゃないでしょ?
どちらかというとパサー、チャンスメイカーだったはず。
ただし、それはサガン鳥栖でのイメージである。
プロになる前、高校時代の彼はストライカーだったんだそうだ。
京都の東山高校。
鎌田は中学時代にガンバJr.ユースだったので、本当はユースに昇格したかっただろう。
しかし同期には「怪物」井手口がいて、鎌田は昇格できなかった。
東山高校に行ったのは、なかば都落ち。
そこでお山の大将となり、点取り屋になっていたそうだ。

この原体験があってこそ、今の鎌田の覚醒があるかもしれない。
【ガンバユース昇格失敗⇒東山高校へ】
【ブンデスで戦力外⇒シントトロイデンへ】
というふたつの流れは、【挫折⇒都落ち】で全く共通しており、そこから点取り屋になっていった流れもまた共通してるんだよね。

ところで、鎌田はなぜガンバで昇格できなかったのか?
どうやら、フィジカルに問題があったらしい。
オフザボールがダメで、全然走れなかったんだそうだ。
このへんは、本田圭佑と全く同じ。
これをもって「ガンバは人を見る目がない」とも言われるが、でも当時、誰がどう見ても【本田<家長】【鎌田<井手口】は動かせず、だからガンバの判断は当然だったらしいよ。

ある意味、鎌田は本田二世かもね。
挫折をエサに成長するタイプ。
本質はMFながら、時に1TOPをこなすところまで似てるよね。

★本田と鎌田のキャリアを比較★

@ガンバでユース昇格に失敗(両者とも、同期にバケモノがいたので…)

A都落ちした高校で、お山の大将として返り咲く(本田は星稜高校、鎌田は東山高校)

BJリーグを経由し、早々に海外移籍(本田は名古屋で3年半、鎌田は鳥栖で2年半)

C欧州では、いきなり挫折(本田はVVVが2部降格、鎌田はフランクフルトで戦力外)

Dその挫折の翌年、得点を量産することで早々に復活(本田はオランダで16点、鎌田はベルギーで14点)

ここまで酷似すると、鎌田は次にロシア行くんじゃないかと心配になるよ(笑)。

今の代表アタッカーたちは、中島にせよ、堂安にせよ、南野にせよ、なんか類似したキャラが揃ってるんだが、鎌田は同じ技巧派でありつつも、ひとり毛色が違うと思う。
そう考えると、先日に見せた鎌田1TOP。
あれを、もう少し検証継続してみるのも悪くない気がしてきた。

・・・・鎌田
中島・・南野・・堂安

今改めて見ると、なかなか味がある。
鎌田って、名前がドッシリと「大地」でしょ。
中島って、名前が飛び立つ意味の「翔」でしょ。
何か、前線の組み合わせとしてありだよね。
「岬」と「翼」っぽいニュアンスを感じる。
2019/4/9(火)0:59

☆関西人
久保くん
最近、久保くんがイイよね。
贔屓目なしで今のFC東京に欠かせない戦力になってるし、確実にチーム好調の原動力になっている。
まだ17歳の少年がここまでプロで通用してしまうのは、ある意味で黄金世代以上かもしれない。

正直、私は久保くんに対して懐疑的だったのよ。
少なくとも昨年までは、元バルサユースというだけで周りが過大評価しすぎでしょ、と。
うまくいくかどうかは、五分五分だと思っていた。
もちろん才能あるのは間違いないにせよ、天才少年がそのまんま大人になっても輝きをキープできるかどうかは、意外と怪しいもんですよ。
「元天才少年」という肩書きを持つ、今は凡庸な選手はたくさんいる。
いずれ久保くんもそうなるのでは、という風にどうしても考えちゃうよね。

小野伸二とか、彼は怪我がネックになったとはいえ、まだうまくいった方だ。
それより「才能は小野以上」とされていた佐野祐哉、大器として少年時代から欧州に目をつけられていた森本貴幸、大人になった時に肩すかしだった天才は数えればキリがないほどいる。
まぁ、俳優でも「天才子役」が大人になって名優になるかどうか、意外と怪しいもんでしょ。
子役の輝きはあくまで子役だからこそで、大人になってからはまた別の話である。
子供の頃は可愛かったのに、大人になるとガッカリ、というパターンは実に多い(笑)。

久保くんの場合、肉体の成長は今の身長170cmちょっとで打ち止めだろう。
今後多少筋肉をつけて増量はあるかもしれんが、基本は今がベースで構わない。
どちらかというと敏捷性と柔軟性が売りの選手なので、あまり身体が大きくならなかったのは逆に幸いである。

ドリブルは秀逸。
トップスピードに入るのが早く、またそのスピードを殺さず、自在に方向転換ができる。あれは真似できんわ。
動体視力が良いのか、股抜きを易々とやってのける。
また、パスも秀逸。
ただ正確というだけでなく、きちんと球質までコントロールしてるし、その一瞬の判断力が凄い。
得点能力はまだ未知だが、かなりシュート意識は高そうなので、ここもいずれ覚醒するかもしれない。

守備は、私は後回しにしてもイイと思う。
そこを先に完成させるより、攻撃の部分を優先して伸ばすべきじゃないか。
守備も含めたトータルの完成は2〜3年後を想定し、まずは核となる攻撃力を最大限に育てる。
だから、ポジションや役割も今みたいなのでイイと思う。
足りない部分は周りがサポートして、とにかくたくさん球を触らせる。
そして、積極的に仕掛けさせる。

ひょっとしたら、バルサにいられなくなって日本に戻ってきたのは怪我の功名、逆に良かったんじゃないか?
あのままバルサにいて、果たして17歳の時点にここまで実戦のチャンスを与えられてただろうか?
バルサBはまだ無理だろうからフベニールにいたとして、そこの実戦レベルがJ1より上かどうかは怪しいし。
昨年まではともかく、今の久保くんはかなり良い感じの育成環境にいると思う。

あとは、代表だね。
ぜひ飛び級で、堂安らと同じU22をやらせるべきだ。
つまり、東京五輪代表。
そこには堂安のみならず、三好も安部も伊藤達哉もいるから席は保証されないけど、久保くんには彼らと張り合えるぐらいのポテンシャルはあるはず。
で、仮に五輪代表を想定するなら、今夏ヘタにスペインに戻らない方がイイんだよなぁ。
あっちに行ったら、バルサがきちんと代表に協力してくれるかどうか、まだよく分からないワケで。
せめてあと1年と少し、来夏まで、久保くんは日本にいるべきじゃないだろうか。

ただ、さすがにコパアメリカは無理だろう。
修行として、行けるものなら行ってほしいが、「1クラブ1名召集」ならFC東京での優先は他の選手になる。
コパは無理として、せめてU代表の方で今夏頑張ってもらえたら嬉しい。
2019/4/8(月)13:14

☆関西人
コパアメリカに出る意味
最近よく聞く話が、
「クラブに迷惑かけてまでコパアメリカに出る必要あんの?」
というやつだ。
出る価値は、当然あるさ。
よくある国際親善試合というやつと、コパのような公式なタイトルマッチとではまるで意味が違うからね。

今の日本代表がガチで戦う機会は、ワールドカップ本大会、およびその予選、アジア杯、五輪本大会、およびその予選。
そのぐらいしかないでしょ。
あとはキリンチャレンジなんだけど、これは普及が目的だからガチの戦いと意味が違う。

近年は、国際Aマッチデーそのものが減っており、昔より代表強化が困難な状況になってきている。
さらに付け加えて、昨年から「UEFAネーションズリーグ」というのが始まって、欧州は国際Aマッチデーをこの試合に費やす為、まず欧州以外の国とのマッチメイクは事実上不可能になっているらしい。
ユーロとはまた別の「ネーションズリーグ」って、一体何の為にやるんだろう。
UEFAにも困ったもんだな…。

で、日本としてはワールドカップや五輪の本大会以外で欧州と戦う機会がなくなるので(コンフェデも消滅)、どうすりゃイイの?ってことよ。
ひたすら、アジア予選とアジア杯だけ取り組んでりゃイイのか?
いや、こうして欧州と戦えなくなった分、別の新たな何かが必要なんだ。

コパアメリカは、その「別の新たな何か」に該当するものだと思う。
いっそ、コパへの参加は一回や二回じゃなく、毎回恒例化していった方がイイ。
ヨソの大陸連盟の大会に毎回出るなんて無理があるでしょ、と思うだろうが、そんなことはない。
日本には、そこに招待される権利がある。
そもそも、これまで日本サッカー協会はどれだけ南米の国におカネを支払ってきたと思う?
キリンチャレンジのたびに、こっちが向こうにおカネを支払ってきたんだから。
なかばコパへの招待は、それとの相殺みたいなもんでしょ。
いっそ日本もメキシコみたく、コパのレギュラー参加国になってしまえばイイんだよ。

とにかく、日本は欧州に相手されなくなった以上、南米、北中米、アフリカ、そのへんと関係を密にしていかなきゃならん。
あぁ、そうだ。
ウチはキリンチャレンジでアフリカの国もよく招待してるんだから、コパ同様、アフリカネーションズカップにもウチを招待してもらいたいね。
あと、北中米連盟のゴールドカップ。
そのてのガチの公式大会、日本はどんどん招待してもらうべきだ。

案外、頼んだらあっさり招待してくれるかもよ。
なんせ、日本代表はロッカールームを綺麗に掃除して帰ることで有名だし、フェアプレーをするし、どっちかというと好感度は高い国だと思うんだ。
コパアメリカには、日本は招待されても中国や韓国は招待されてません。
これ、どう考えても好感度が関係してるでしょ(笑)。
2019/4/8(月)0:34

☆関西人
コパアメリカに行ける選手
訂正。
↓に【セレッソ⇒山口】と書いたが、よく考えたら今の山口はセレッソじゃなくヴィッセルだったわ(笑)。

で、改めて「各クラブ召集は1名まで」のルールで23名を考えてみる。

まず、海外組で呼べそうな選手は、浅野、柴崎などクラブでホサれてる選手だろう。
あとは日本企業がオーナーゆえ、シントトロイデンも召集には理解を示してくれそう。
香川は、どうかなぁ。
ベシクタシュの会長は「召集に協力する」と言ってくれていたが、このクラブとは半年のレンタル契約だったと思うので、夏の時点で香川の所有権がどうなってるのか、よく分からない。
まぁ、仮にいけるとしておこう。
あと、昌子や中島や植田などもアジア杯に呼べなかった選手はいけるのではないか、という話になっている。

だとすりゃ、召集は以下のメンバーかな?

・香川
・中島
・昌子
・浅野
・柴崎
・遠藤航
・鎌田
・植田

とりあえず、8名ね。
冨安がおらんじゃないかと思うだろうが、彼は五輪代表遠征を優先で。

あとは国内組。
これは例の「1クラブ1名」ルールで

・レッズ⇒槙野
・サンフレッチェ⇒佐々木
・FC東京⇒室屋
・ガンバ⇒東口
・フロンターレ⇒守田
・アントラーズ⇒安西
・コンサドーレ⇒武蔵
・エスパルス⇒北川
・マリノス⇒畠中
・ヴィッセル⇒西
・ベガルタ⇒シュミット
・レイソル⇒中村航

仮に、この12名。
12+8=20
23−20=3
あと3名余裕があるので、

・セレッソ⇒清武
・トリニータ⇒藤本
・グランパス⇒米本
仮に、このへんを追加しておこう。

・・武蔵・・浅野
・中島・・・・香川
・・柴崎・・遠藤
佐々木-槙野-昌子-室屋
・・・・東口

・・北川・・藤本
・鎌田・・・・清武
・・米本・・守田
安西・畠中・植田・西
・・・シュミット

大体、こういうイメージさ。
このチーム、強いのか、弱いのか。
私の予想として、コパのグループリーグは1勝2敗の勝ち点3ぐらいで、惜敗じゃないかな、と。
チリとウルグアイには負けても、エクアドルには勝つ。

とりあえず、3戦全敗だけは避けようぜ。
2019/4/7(日)21:52

☆関西人
藤本憲明って誰やねん?
藤本憲明。
よく知らん選手が、現在J1ゴールランキングのトップに立っている。
年齢が29歳だからそこそこキャリアある選手だろうに、少なくとも私は今まで名前を聞いたことがない。
聞けば、J3で得点王を二度獲ってる選手らしい。
J2じゃなく、J3なのね?
それがいきなりJ1でゴールランキング首位って、案外J3もナメたもんじゃないな…。

なんとなく思い出したのは、元イタリア代表FWのルカトーニである。
彼も藤本同様に下積みが長く、遅咲きのストライカーだった。
27歳でセリエB得点王、29歳でセリエA得点王、31歳でブンデスリーガ得点王、さらに38歳で再びセリエA得点王。
遅咲きといいつつ、この人は咲いてからが結構長かった。
こういう例もあるんだから、意外と藤本もこれからどうなるか分からないよね。

代表召集は、どうだろうか。
今年には30歳になるベテランを召集するかどうかはかなり怪しいが、一回呼んでみても面白いかもしれない。
何より、藤本はトリニータの選手である。
今夏のコパアメリカは、「Jリーグ各クラブ召集は1名まで」というルールになる見込みで、頭数を揃えるには今までより召集対象クラブを増やし、幅広く集めていかねばならん。


・レッズ⇒槙野
・サンフレッチェ⇒佐々木
・FC東京⇒室屋
・ガンバ⇒東口
・セレッソ⇒山口
・フロンターレ⇒守田
・アントラーズ⇒安西
・コンサドーレ⇒武蔵
・エスパルス⇒北川
・マリノス⇒畠中
・ヴィッセル⇒西
・ベガルタ⇒シュミット
・レイソル⇒中村航
・ジュビロ⇒?
・グランパス⇒?
・サガン⇒?
・ベルマーレ⇒?
・松本山雅⇒?
・トリニータ⇒?

確か、コパの時期にはU22代表が欧州遠征の予定あったと思うので、おそらく若手召集は無理。
となると中堅・ベテランに白羽の矢が立つはずだし、トリニータから藤本を呼ぶ可能性もありますよ。
このへんは、海外組の召集状況次第だけど。

それにしても、こうして藤本がJ1で点を取れてるところを見ると、我々が思ってるよりもJ1⇔J2⇔J3にFWの格差はないのかもしれん。
意外と、J1の敷居は低い。
だから、昨年のJ2得点王だった大前元紀あたりでも、普通にJ1でイケるはずなのよ。
大前、あんな太ってても点が取れるなんて、逆に凄いし(笑)。

しかし藤本の例を見てると、つくづくJ3を創っておいてよかったな、と思う。
もしJ3がなければ、おそらく彼の才能は日の目を見なかっただろうからね。
2019/4/7(日)15:09

☆関西人
ダークホース
ふと気がつけば、Jリーグではサンフレッチェが首位に立っている。
このチーム、ぶっちゃけあまり前評判高くなかったはず。
だって、おカネがないのは有名な話だし(笑)。
サンフレッチェの選手全員の年俸を足しても、ヴィッセルのイニエスタひとりにかなわないんじゃない?
ところが、彼らはこうして「サッカーの順位はおカネで決まらない!」と証明してくれている。
これは、なかなか痛快な流れである。

考えてみりゃ、昨年もサンフレッチェも立ち上がりが良かったんだよな。
このチーム、なぜかスタートダッシュは地味に成功する。
ただし、おカネがないから選手層はさほど厚くないので、悲しいかな、終盤まで息は続かない(笑)。
これ、サンフレッチェがそういうチームだというより、意外と城福監督さんのカラーかも。
この監督、割と年代別代表を指揮してきた経験が豊富でしょ?
そのての代表はクラブチームと違い、短い期間でパッと集まり、パッと散る。
調整も、短期間で一気に仕上げる感じだろう。
そういうベースがあるもんだから、城福さんはJリーグでも開幕時期、および中断明け、そういうところに照準を絞って短距離的に仕上げるのが巧いんじゃないか?
あるいは城福さんというより、フィジコである池田さんのやり方かもしれないけど。

昨年のサンフレッチェは、良くも悪くもシンプルなチームだった。
とりあえず、ゴール前にはパトリック。
最後はそのパトリックに球を託す、オールフォアワン。
そのシンプルさが、スタートダッシュ成功の秘訣だったと思う。
リーグ序盤って、チームが新陳代謝間もないもんだから、「まだ息が合わない」とかネックになるんだよね。
しかし戦術がシンプルなら、息が合わないもヘッタクレもない。
短期勝負には皆の意思統一が最重要であり、ならば戦術は全員に浸透するよう、シンプルであればあるほどイイ。

ただし、戦術がシンプルであることは両刃の剣で、一回見せれば敵は容易に対策を立ててくる。
それこそ昨年の下半期、サンフレッチェが失速した真相ですよ。
ひとつ言うなら、サンフレッチェは下半期突入する前に大型補強をすべきだったんだよね。
前半にシンプルな形で成功したからこそ、後半はチームを新陳代謝させて、敵の対策を無力化すべきだったんだ。
いや、今さらそんなことは言うまい。
なんせ、サンフレッチェにはおカネがないんだから(笑)。

城福さんもアホじゃないんだから、同じ過ちは繰り返さないだろう。
今年のサンフレッチェは、昨年ほどシンプルじゃないはずだ。
ACLもあるし、多少は後半戦に向けておカネも投じるんじゃないか?
今年のサンフレッチェは、強いかもしれない。
6試合戦って、まだ失点は僅かに1。
これはリーグでダントツの失点の少なさ。
対して得点は6試合で7だから、平均して1,16点。
なるほど、1-0で勝つチームなんだな。

今のところ、リーグで得点のトップはグランパスの14点だ。
14得点5失点。
これ、風間さんらしい数字かも。
いや、もっと凄いのはガンバである。
12得点15失点。
2点取っても、3点取られるサッカー(笑)。
ツネ様って、そういう人だったの?
ビックリするわ。

まぁ、まだ開幕して6試合が終わったにすぎない。
残りは8割以上。
いずれフロンターレは上がってくるだろうし、アントラーズもまたしかり。
さらにヴィッセル、グランパス、FC東京、どこが抜け出すかは非常に読みづらいね。

しかし、中でも6試合で1失点というサンフレッチェは、これはこれでなかなか侮れないダークホースだと思うよ。
2019/4/7(日)1:02

☆関西人
オルタナティブ
浅野同様、ブンデスで燻っているのが宇佐美貴史である。
「直近8試合で出場時間37分」と報道されている。

浅野はアーセナル、宇佐美はバイエルンミュンヘン、ふたりともビッグクラブが獲得したほどの逸材である。
何で、こうなっちゃったんだろう。
個人的には、このふたりを足して2で割ったら素晴らしい選手になると思うんだけど(笑)。
もし浅野のハノーファー退団が確定事項なら、できれば代替の選手として宇佐美がハノーファーに入ってほしいね。
そうすりゃ宇佐美+原口のコンビ復活で、宇佐美もまた輝きを取り戻すかもしれない。

確かに、宇佐美も取り扱い説明書が非常に難しい選手だよね。
浅野同様、サイドでよく使われている。
ただ彼の場合、足元の技術は問題ないんだよな。
その代わり、欧州のサイドに求められる上下動のアスリートタイプではない。
オフザボールが良くない。

適正ポジションは、セカンドストライカー、もしくはトップ下だろ。
そういう役割を辛抱強く与えていれば、89分消えてても1分で試合を決定付けるキックを放つ選手だと思う。
彼はファンタジスタだ。
あまりサッカーの一般セオリーで「あれをやれ」「これをやれ」と言っても、逆に良さがどんどん無くなっていくタイプかもしれん。
たとえば、セックスピストルズに「お前、チューニングが狂ってるぞ」「音程がズレてるぞ」とか言ってもしようがないでしょ。
宇佐美は、ある意味でパンク、オルタナティブなのよ(笑)。
それを「マトモ」にしようとしてる周りと、また「マトモ」になろうとしてる彼自身に問題があるんじゃないだろうか。

浅野は明らかに戦術駒だが、宇佐美は戦術駒じゃないんだよね。
駒というパーツとしては、明らかに規格がイビツだから。
仮にサッカーチームがひとつの機械、選手がその部品だとして、宇佐美はそれを構成するパーツとしては形がデコボコである。
彼のせいで、機械の故障を招きかねない。
なんていうかな、宇佐美はそういう無機物じゃなく、有機物なのよ。
無機質で硬質なパーツではなく、もっと脆くて、ヌルッとしてて、線が歪んでて、部品というより細胞みたいなモノ、もしくは菌みたいなモノと捉えた方がイイような気がする。
ヘタすりゃガン細胞になるし、病原菌にもなる。

だから、彼を工業的に扱うのは少し違うんだわ。
もっと医学的に、化学的に扱わなくちゃならない。
そんな監督、存在するか?
おらんわな。
仮にいるとしても、責任ある1部リーグのトップチームの監督では、そういうのは難しい。
ユースの監督とかなら、また話は別なんだけど。
たとえば、↓に書いた2-7-2フォーメーションを提唱しちゃう人とか(笑)。

思えば、宇佐美もユースの時は今よりもかなり輝いてたワケで、ただの部品ではなく、有機物として扱われてこそ生きる選手だと思う。
彼の場合、また2部リーグとかに行って、パーツじゃない役割を与えてくれるところでやり直した方がイイんじゃないか?
インディーズで、彼の原点であるオルタナティブを取り戻すべきじゃないかな。
2019/4/6(土)20:14

☆関西人
帯に短し、タスキに長し
なんか、寂しくなるニュースが報道されている。
ハノーファーの上層部が、ドル監督に「今後、浅野を試合に出すな」と指示を下したらしい。
えっ?浅野、何か悪いことしたのか?
いや、違う。
これは契約上の問題で、既に公式戦15試合に出てる浅野は、あと1試合出るとアーセナルからハノーファーへの完全移籍が成立してしまうらしいんだわ。

浅野って、まだアーセナルに所有権があったんだね(笑)。
アーセナル的には多分いらん選手だろうし、普通にハノーファーが買い取ってくれることを期待してたはずだ。
ところが、ハノーファーはここにきて露骨な買い取り拒否をした、ってこと。
アーセナルは怒ってるってさ。
可哀想に浅野、これで今シーズン終了まで1試合も出れないことが確定してしまった。
最悪である。

ちなみに、浅野とアーセナルとの契約は来年まで残ってるという。
もちろんアーセナルに戻っても、そこに席はない。
そもそも彼はベンゲル時代の遺産であり、今の監督は浅野に全く関心ないはずだ。
きっと、またどこかにレンタルされるんだろう。
次はどこになるのか。
やはり、困った時のシントトロイデンだな(笑)。
我らの再生工場。
あと、ハリル監督がナントで拾ってくれんかな、と淡い期待をしてます。

足が速い選手は、よくサイドで使われる。
それは浅野も例外じゃないんだが、彼はあまりサイドじゃ活きないんだよね。
スピードあるから突破はできるにせよ、たとえ突破してもクロスに強みがないし、ドリブル技術もないから局面がほとんど発展しないんだよ。
だから、浅野はタッチ数の多いサイドでなく、センターのダイレクトプレー要員に使った方がイイんだ。
真ん中でライン裏を狙わせて、ワンタッチでシュートを打たせる。
もしくは、こぼれ球に反応させる。
そのてのワンタッチゴーラー的に使うのが、浅野の正しい取り扱い説明書だと思う。

でも、小柄な浅野をセンターで使うのは海外だと抵抗あるだろうね。
ポストプレー、あとクロスからの空中戦、そういうのが浅野にはできるのか?と誰しも思うだろうから。
いや、そこに強みはないけど、点は取れますよ、というのを数字で証明し続けない限り、ずっとサイドで使われ続けることになる運命かと。

おそらくタイプ的には、同じ日本人で近いのが岡崎でしょ。
足元の技術的にさほど巧いワケではないが、気の利いたプレーができて、守備の貢献度が高く、何より敵CBの裏をとるのが非常に巧い。
今はともかく、かつて岡崎がプレミアであれほど先発できてたことを思うと、浅野もやりようによっては戦術駒としてハマるチームは必ずどこかにあると思うんだけど。

ただし、浅野は決して得点の多い選手ではない。
岡崎はJリーグにいた時に3年連続二桁得点をした上で海外進出をしたが、浅野の場合、実をいうとJリーグでも二桁得点してないのよ。
最高が2015年の8点。
明らかに、岡崎以下だ。
途中投入のジョーカー起用が多かったからそこは差し引くべきなんだろうけど、たとえそうだとしても少し物足りないね。
ならば、やはり欧州ではMFとして生きていかざるを得ないのかもしれない。
しかし、MFとしては圧倒的に足元の技術がない…。

う〜ん、彼ほど「帯に短しタスキに長し」というフレーズがハマってしまう選手もいないよ。
2019/4/6(土)11:12

☆関西人
アジア人
割と最近の話、パリサンジェルマンのU17セレクションに日本人が2名合格し、入団したというニュースがあった。
ひとりは、FWの畠山拓海。
もうひとりは、DFの泉田陸玖。
知らん選手だ。
年齢は久保くんより下らしいが、年代別代表には入ってるのかな?
記事には「U17代表の」というフレーズがないところを見るに、彼らは代表に入ってないような気がする。
もはや、Jの下部組織や高校サッカーをチェックしとけば済む時代じゃないんだね。
畠山くんや泉田くん以外にも、海外クラブの下部組織にいる若手は何人もいるだろう。
さすがに、パリサンジェルマン級のビッグクラブは少ないだろうけど。
あ、板倉も一応はマンチェスターシティの選手だっけ…。

もちろん、畠山くんや泉田くんがすんなりトップチームに上がれるほど欧州は甘くないだろう。
いずれ日本に帰ってくるか、もしくは欧州でどこかのプロビンチアに拾われるか、おそらくそのどちらかである。
少し思うんだけど、パリサンジェルマンは本当に実力でこのふたりを選んだのかね?
それは板倉を拾ったシティにしてもそうなんだが、このへんはビッグクラブならではのマーケティングが入ってるような気も。

クラブ経営も、根本はビジネスである。
経営目線では、絶対にアジア市場は度外視できない。
なんせ、アジアは世界人口の6割以上を占めてるんだから。
トップチームにアジア人を入れるのはまた別の話だが、下部組織になら何人か入れておきたいな、というのが経営者の本音だろう。
確か、パリサンジェルマンはカタール人がオーナーじゃなかったっけ?

よく海外ドラマの大作とか、たとえば「ウォーキングデッド」でも「プリズンブレイク」でも「LOST」でもキャストの中には必ずアジア人がキャスティングされるワケで、こういうのもひとつのマーケティングである。
ただし、主役ではないワケよ。

欧州の人たちは、こういうアジア人キャストをどういう目線で見てるんだろうね。
アジア人である我々にはそこがよく分からなかったんだが、最近、「こういう感覚かも」と思うようになってきたのが、Jリーグにいるタイ人選手を見る私たち自身の目線である。
チャナティップとか、みんな結構好意的に見てるでしょ?
「タイのレベルは日本より劣るのに、そんな国の選手を獲得するなんて…」とは誰も思わない。
実際、チャナティップは巧いもん。
祖国で英雄扱いされるだけのことはあるよ。
きっと香川真司あたりを見る欧州人も、我々がチャナティップを見るような感覚に近いものがあるんじゃないだろうか。

ただし、チャナティップはJリーグの主役にまではなっていない。
人気脇役といったところか。
ハリウッドにおける渡辺謙にしても、米メジャーにおけるイチローにしても、十分リスペクトされながらも主役という扱いではないと思う。
サッカーでも、中田英寿はかなり欧州でリスペクトされたが、しかしASローマでの主役はあくまでトッティだった。
両者に実力差がさほどなくとも、それでも何か越えられない壁みたいなものは確実にあったよ。

やはり東アジア人はガイジンで、まだ世界サッカーの中では異物なんだよね。
ハリウッド映画の中で、たとえば「エクスペンダブルズ」の中ではシルベスタスタローンが主役で、彼をリーダーとするグループの中に白人も黒人も色々いて、その中にアジア人のジェットリーもいるワケさ。
カンフーの達人みたいなキャラで。
そういや、「オーシャンズ11」の中でもジョージクルーニー率いる一味の中にひとりだけ、アジア人がいたな。
上海雑技団みたいなことをできるサーカス要員で。

まぁ、今のところはそれでもイイよ。
最初はカンフー要員、サーカス要員みたいな位置付けでも別に構わない。
大事なのは、その一味の中でも存在感あるキャラとして、ずっとそこにいることである。
ずっと存在感を放ってさえいれば、そのうち人種も何も、誰も気にしなくなるさ。
2019/4/5(金)9:58

☆関西人
新たなるDF
スピードは、何もFWだけのモノじゃないよ。
そのFWと対峙するDFにも、スピードがなきゃならん。

日本人DFは、速さに弱いか、それとも高さに弱いか。
私は、速さに弱いと思う。
え?逆だろ、と思う人は多いかな。
日本人は身体が小さいし、国際試合では平均身長で敵に劣ることが多いから。

だけど、ハーフナーマイクはJリーグよりオランダリーグでの方がヘディングのゴールを多く決めていた。
これを、どう捉える?
つまり日本人DFって、自分よりデカイ選手を無力化することに慣れてると思うのよ。
空中戦そのものには勝てなくとも、身体を当てて敵の体勢を崩し、シュート精度をブレさせるとか。
でもスピードの方は、どうにもならない。
スピードは身体を当てたぐらいでどうこうできるものではなく、無理に止めようと手を使えばファール、足をかけてもファール、ヘタすりゃPKだ。

確か、代表で浅野や伊東が召集されてた時、練習で紅白戦をやってたよね。
その時、浅野や伊東はサブ組だったんだけど、結果としてそのサブ組が1-0で主力組に勝ったんだ。
点を決めたのは、伊東。
やっぱり、日本人DFはスピードに弱いのかも。

そうそう、少し前に話題になったけど、パリサンジェルマンのユース監督をしてるモッタが提唱する「2-7-2フォーメーション」って知ってる?

・・・・FW
・・・・FW
・・MF・・・MF
・・MF・・・MF
WB.・・GK・・.WB
・・CB・・.CB

私は、ワケが分かりませんよ(笑)。
なんで、GKがセンターバックの前にいるんだろう。
これ、センターバックの役割があまりにも可哀想じゃない?
GKがあんな位置にいるリスクは、かなりの部分をセンターバックふたりが背負わなくちゃならない。

いや、実際にこんなフォーメーションが機能するとはさすがに思えないんだけど、でもGKは確かにセンターバックやサイドバックと違って、マークする特定の相手を持たないフリーマン(リベロ?)である。
おまけに高さはあるし、その恵まれたサイズを中盤で使えたらチームとして無駄がないワケで、そもそも一番デカい選手が一番後ろで突っ立ってるのはモッタイナイでしょ、という発想かもしれん。

・・・・大迫
・・・・南野
・・中島・・堂安
・・柴崎・・山口
長友・・GK・・酒井
・・吉田・・冨安

これって、オフサイドルールはどうなるんだろう。
実は、意外とオフサイドトラップをかけやすいかもしれない。
たとえば、マークを捨てて冨安が瞬間的に前に出たら、後ろに吉田が残っていても冨安の位置がオフサイドラインになるんでしょ?
これ意外と、スピードに弱い日本人DFの弱点を克服する、画期的なフォーメーションとなる可能性もなくはない。
スピードスターを、斬新なオフサイドラインで無力化する。
皮肉にも、この2-7-2を提唱してるのがエムバペのいるパリサンジェルマンだというのが面白いね。

それはそうとしても、このGKをできる選手、日本人では全く誰も思い浮かばんなぁ。
やはり、ブンデスでGK経験のある長谷部かな(笑)。
2019/4/4(木)9:45

☆関西人
スピードスター
フランスリーグで昌子がエムバペと対決し、その異次元のスピードに衝撃を受けたようだ。
そりゃ、そうだろう。
あれはモンスターである。
今のフランスリーグにはあんなのがいるから、昌子や酒井はかなり鍛えられるだろうね。
日本の若手DFは、昌子らに続いてどんどんフランスリーグへ移籍してほしいぐらいさ。

エムバペの凄さは、スピードである。
その速さは、ウサインボルトとほとんど変わらんらしい。
それはそれで凄い話だが、でも日本の浅野拓磨や永井謙佑や伊東純也や前田大然にしたって、実はエムバペに肉薄するタイムである。
だから彼らも、やりようによっては恐いFWになるはずなんだけど。

以前の日本は、スピードスターを終盤の切り札として温存する傾向にあった。
野人・岡野が、そのベースを作ったかもしれん。
確かに、後半の足が重くなってきたタイミングでのスピードスター投入は効く。
でもさ、守る立場の本音をいうと、足速い奴には90分間フル出場される方が嫌なんだよね。
まだ終盤限定なら、守る方も「よし、今からはスピードを警戒するぞ」と集中することができるから。

スピードスターって、野球でいうところのストレート、豪速球なのよ。
それをジョーカー起用するというのは、野球でいうならラストイニングにピッチャーが「これから豪速球ばかりを投げますからね」と予告してマウンドに上がるようなもんさ(笑)。
打者目線とすれば、それで狙い球を絞ることができるでしょ。
速球投手のラストイニング限定登板、打者にはありがたいぐらいだ。
逆に、その速球投手が終盤限定ではなく、先発でマウンドに立つことを考えてみてほしい。
先発なら、その投手はスタミナも考えて全ての球を速球にはしてこない。
となると、打者としては逆にやりにくいんですよ。
どのタイミングに速球を出してくるのか、イニングが長いだけに、かなり読みにくくなるから。

と考えると、サッカーでもスピードスターはジョーカーでなく、むしろ先発させた方がイイんじゃないか、と私は思うのね。
なるほど、確かに最近はFC東京も永井を先発で起用している。
松本山雅も、前田大然を先発で起用している。
ゲンクも、伊東純也を先発で起用している。
あんなのが先発でいると、そりゃ守る側は90分間で神経すり減るもんな。

・・・・永井
・前田・・・・伊東
・・・・柴崎
・・遠藤・・山口
長友・吉田.冨安・酒井
・・・・東口

あまり試合には出てないけど、一応浅野を使うのも可とする。
鈴木武蔵、武藤嘉紀も可。
意外と、こういう日本代表も面白いと思うのよ。
三銃士も香川も乾も使わず、ただひたすら足が速いのだけで前線を揃える。
後ろで球を奪ったら、すぐさま柴崎が前線のスペースにサディスティックなキラーパスを出し、前の3人が犬のようにそれを追いかける。

この3人に、ヘタな連携はいらんのだ。
早く球に追いついた奴が、そのままゴール前に突進してシュートを打つんだから。
ゆえに3人はヘタに固まらず、ワイドに散っていればイイ。
その方が敵はスペースを消しにくく、守りにくいよ。
見た感じ、彼らは速さだけでなくスタミナもありそうなので、何度も何度も裏を狙うだろう。
彼らに決定力はあまりなさそうだから、100回ぐらい走るしかない(笑)。
大丈夫、そのうち敵DFもヘバってきますよ。
意外と、これが大迫不在時のFW問題を解決する、一番有効なオプションだと私は思うんだけど。
2019/4/3(水)10:53

☆関西人
新世代の戦い方
なんかさ、東京五輪代表って前田大然の1TOPになるような気がしないか?
近年、五輪で最も結果を出したのはロンドン五輪で、あの時に関塚監督(現技術委員長)は大迫を18名枠から外し、永井謙佑を1TOPに据えたワケね。
で、これが予想外の大当たり。
永井の足の速さはカウンターに効くだけじゃなく、前線からの鬼プレスでもかなり効いていた。
あの時の永井って、今の前田大然とかなりカブるのよ。
足が速いからジョーカーというワケじゃなく、速い寄せで守備が安定するから、むしろスタメン。

今の東京世代は、ロンドン世代より明らかに後ろの高さがあるよね。
冨安、町田、立田、このへんは皆190cm前後でしょ。
サイドの杉岡や橋岡や原も180cm以上だし、加えてボランチに中山雄太か板倉を使うなら高さ・強さは完璧じゃん。
これだけ高さ・強さが出てくると、戦術として、ちゃんとラインを下げられるのが良い。
高さがないと怖くて下げられないが、上記メンバーなら大丈夫。

南アフリカ大会を思い出してみて。
中澤&闘莉王は、積極的にラインを下げてたでしょ。
ラインは高ければ高いほど良い、みたいなこと言う人もたまにいるが、それは大間違いだと思う。
おそらく、ラインが高い⇒前線から最終ラインまでがコンパクト⇒距離間隔が良い、という意味で言ってるんだろうけど、ラインを下げてる時に前線も合わせて下がるなら、距離間隔はさほど変わらんでしょ。
たとえラインを下げても、長い距離を走れるFWさえいれば問題ないんだ。
臆することなくラインを下げられるDFと、長い距離を走れるFW。
これは、ひとつのセット商品。
ラーメン+半チャーハンみたいなもんだね。

トルシエやジーコは宮本を最終ラインに、ザックは今野を最終ラインに、というように歴代の監督たちは割と高さを優先せず、ラインを上げていくことを戦術の主にしてきたのね。
それに合わせてか、前線を細かく繋ぐポゼッションスタイルに設定していった。
対して、岡田さんはトップ下を廃し、俊輔を外して、大久保&松井という走る両翼をメインにした。
なんか、そのへんの意味は分かるような気がするよね。
森保さんは浅野を重用することからしても、どっちかというと岡田さん寄りでしょ。
ラインは、下げる時は下げることを是とする。
前線は、一気に走ることを是とする。

リトリート、DFがラインを下げる。
⇒ゴール前、DFが高さを制して跳ね返す。
⇒MFがセカンドボールを押さえる。
⇒一気に前へフィード。
⇒敵DFとの競走を制して前田大然が裏に抜ける。
という形をイメージしてもらいたい。

・・・・前田
安部・・三好・・堂安
・・中山・・板倉
杉岡・町田-冨安・橋岡
・・・・GK

こうして見ると、後ろと前のギャップが凄いね。
後ろが大きめのワゴン車、前が小さめのスポーツカーみたいな印象だし。
さすがに中山+板倉の2ボランチはあれだから、どちらかひとり外して、ここにオーバーエイジを使うのもあり。

ポゼッション時は、可変で板倉が最終ラインに下り、橋岡と杉岡が上がってウィングバックとなる。
FWの前田は、一旦中盤に下がる。
これはボールロスト時の守備保障というか、ロストした瞬間に一気に詰めるゲーゲンプレス要員さ。

安部➡・・⤵⤵⬅堂安
⬆⬆三好・・前田⬆⬆
杉岡・・中山⤵⤵橋岡
・町田・冨安・板倉
・・・・GK

中山雄太が敵陣深くにいる堂安、もしくは安部にパスを通し、そのサイドが起点となる。
ゼロTOPでゴール前にスペースが空いてるので、そこに前田、もしくは三好が飛び出す。
球が堂安(安部)から三好を経由してる間に、前田が超人的な速さでライン裏に抜けてるのが一番綺麗な形。
これ、イケそうだな。
2019/4/1(月)9:22

☆若葉
東京世代
広島の大迫敬介はどうでしょうか?
林卓人の怪我とはいえ開幕から5試合連続スタメン出場の東京世代です。
フル代表でも突出したGKがいないので期待しています。
おそらくOAの3名は使うでしょうから五輪は18名登録なので15名の狭き門になりそうです。
ーーーー上田
ーーーー(前田)
ーーーー(小川)
ー安部ー三好ー堂安
(相馬)ー(ー菅ー)(久保建)
(伊藤達)(郷家)(ー滝ー)
ーーー中山板倉
ーーー(田中)(齊藤)
ーーー(ー高ー)(松本)
杉岡ー町田冨安ー橋岡
(初瀬)(大南)(立田)(ー原ー)
(浦田)(小林)(庄司)(藤谷)
ーーーー大迫敬
ーーーー(小島)
ーーーー( 谷 )
この世代は一気に成長しますから最終的にどうなるか楽しみです。
ボランチが薄いようで中山 板倉が欧州で試合出場していないのが心配ですが最近は川崎の田中碧が試合出場していますね。
近年プレースキッカー不在に悩むフル代表ですからフリーキックのある久保君には期待せずにはいられません。

個人的にはOAは大迫 中島 柴崎です。

ーーーー大迫勇
ーーーー(上田)
ー中島ー三好ー堂安
(安部)ー(久保建)
ーーー中山柴崎
ーーーー(板倉)
杉岡ー町田冨安ー橋岡
(初瀬)ー(立田)
ーーーー大迫敬
ーーーー(小島)

ベンチ入りが7人しか入れないのでボランチ CBができる中山 板倉
両SBができる初瀬 SB CBができる橋岡 立田 原などは貴重かもしれない。
本当に狭き門になりそうです。
2019/3/31(日)21:24

☆関西人
新世代
Jリーグを見てると、意外に東京五輪世代のメンバーが試合に出てるんだよね。

・前田大然
・久保建英
・三好康児
・安部裕葵
・松本泰志
・高宇洋
・初瀬亮
・杉岡大暉
・原輝綺
・菅大輝
・橋岡大樹
・町田浩樹
・立田悠悟

目についたところをざっと挙げたが、細かく調べればもっといるだろう。

それに付け加えて、欧州組もいる。

・堂安律
・冨安健洋
・板倉滉
・中山雄太
・伊藤達哉

これらメンバーを合計すると、18名。
既に、メンバー枠フルである。
実際は、これにGKを複数名足さなきゃならないし、センターFWも少ないから小川航基か誰かを足さなきゃならないし、上記メンバーのうち3分の1ぐらいは落ちるんじゃないだろうか。

とはいえ、なかなか充実した世代だ。
過去の五輪代表を振り返ると、代表の主力であっても所属クラブでは試合に出れていない選手が多かったと思う。
その点、今回はGKを除けば、ほとんどのポジションでクラブの主力級が揃っている。

・・・・前田
安部・・三好・・堂安
・・高・・・松本
杉岡・町田・冨安・原
・・・・◯◯

久保くんですら、スタメンは難しそうだね。

東京五輪は絶対に結果を出さなきゃならない大会ゆえ、おそらくオーバーエイジは使うかと。
どのポジションかは分からないけど、2列目は入れる余地がなさそうなので、GKとボランチ、センターFWあたりかな。
代表引退した本田ですら五輪代表入りを目指してるというが、ぶっちゃけポジションがないと思う。

今、監督の森保さんがA代表と五輪代表を兼任してるのは、コンセプトを揃えてふたつを融合しやすくする目的なのは間違いない。
その点で、本来オーバーエイジはやりやすいはずなのよ。
今までオーバーエイジを躊躇する流れがあったのは、どうしても直前合流で融合が難しかったことがあると思う。
呼吸が合わず、持ち味を出せなかったオーバーエイジはこれまで多かった。
でも今は、堂安や冨安が既にA代表の主軸で、今後さらに五輪代表メンバーをそこで増やしていけば、融合問題は普通に解決できる。
まずは、上記メンバーの一部をA代表に召集することから始めるべきだろう。

それにしても、GKはどうすりゃイイの?
五輪世代でJ1の主力はいないと思うし、大型の逸材はいても経験が浅い。
だからオーバーエイジになりそうなんだが、そもそもA代表ですら絶対的守護神が今は不在である。
ここは日本のアキレス腱だね。
2019/3/31(日)10:59

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