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過去ログ579 2019/4/18 10:44

☆関西人
リージョ辞任
ヴィッセルのリージョ監督が、辞任したって?
本人の意向だという報道のニュアンスだが、何か問題があったんだろうか。
成績は確かに良くないけど、でも降格圏というワケでもない。
もし今回の辞任に成績が関係してるとしたら、ちょっと結論急ぎすぎだろ、と思うけどね。

吉田孝行、また暫定監督に復帰ですか。
困った時の吉田孝行、便利なアイテムである。
吉田がダメなら、次は三浦淳宏?
いや、三木谷さんのことだから、誰か外国人を欧州から引っ張ってくるだろう。
一部報道ではアンドレビアスボラスの名前が挙がってるが、まだよく分からない。
もしこの人が来たら、超イケメンだから女子サポ増えると思うよ。

もともとリージョは、バルサ側の押しがあって三木谷さんが決断した流れがあったと思う。
今度もまた、バルサが誰かを推薦してくれるんじゃないか?
たとえば、ライカールトとか。
彼は監督業引退を公言してるけど、ダメ元で一度口説いてみるのはイイかもしれない。
あと、同じく監督業引退を公言してるけど、ファンハールとか。

あと、リージョ辞任に併せてか、ポドルスキが主将を辞任らしい。
もともと彼との契約は今夏までだったと思うし、早かれ遅かれ新たな主将を設定すべきではあった。
でも今このタイミングって、いかがなものか。
Jリーグは外国人を5人までしか使えない規定なので、イニエスタ、ポドルスキ、ビジャ、サンペール、ダンクレー、キム、ウェリントンの7人は全部使えない。
もういっそ、ポドルスキをプレイイングマネージャーにして、試合に出さない代わりに実質的な監督をやってもらおうか?
そうすりゃ、外国人枠問題も少しは解決するし。

今、ヴィッセルは失点が多く、まず守備を何とかしなきゃいけないとされている。
ベテランの外国人が多い特性上、頑張らなくてはならないのは山口蛍ら日本人だろう。
メンツから考えて、守備の再構築はできないことないと思うんだけどね。
吉田孝行に求められるのは、まずそこでしょ。
走れない選手は、できるだけチームに少ない方がイイ。
ぶっちゃけ、外国人より日本人の方が全然走るんだから、まずはそこだよ。
別に外国人枠5を必ず使い切らなくてはならない義理はないんだから、せっかくポドルスキが主将を返上してくれたことだし、そのご厚意に甘えて外国人を少し減らしてみるのも悪くないんじゃないか?

もちろん、走らない選手が何人かいるのは構わない。
たとえばイニエスタとか、ビジャとか。
でも、オシムも言ってたじゃん。
エクストラキッカーは2人まで、と。
3人になると多すぎるし、今のヴィッセルはそうなってるところに問題があるのでは?

そうだ。
ヴィッセルの再生方法が分かったよ。
次期監督に、オシムを呼べばイイんだ(笑)。
2019/4/18(木)10:44

☆関西人
SVO、SOV
IQの国別ランキングで、アジアの国々が上位を占めてることについて。
これ見て、少し思ったんだ。
ひょっとしたら、これは言語がIQに関係してるんじゃないかな、と。

このランキングを見てまず意外に思うのは、世界で最もメジャーな英語圏の国々があまり上位に入ってないでしょ?
私にはよく理解できない話だが、国際的に「英語は簡単な言語」と言われている。
おそらく、文構造のことだろう。
SVOとか、SVOCとか、昔英語の授業で習ったのを覚えている。
主語の次に動詞がきて、その次に目的語がくるような感じ。
「私は、食べる、リンゴを」
みたいなのが英語ね。
まずオチをズバッと最初に言って、後からその補足をするようなのが英語である。
だけど、日本語は違う。
「私は、リンゴを、食べる」
みたいにして、オチを一番最後にもってくる。
ハングルもそうかな。
これ、英語圏の人には難しいらしいね。
主語の次には動詞じゃない色々な言葉が出てきて、それを整理しつつオチを予想しながら最後の動詞を待たなくてはならない。

日本語は、もともと「世界一難しい言語」とも言われている。
確かに、ひらがなとカタカナと漢字が混じった文は厄介だわ。
特に漢字は我々日本人ですら時々分からない字があったりもするし、しかも音読みと訓読みがあって、同音異義語もあって、ややこしすぎるよな。
しかしこんな難解な言語を、我々は物心ついた時にはある程度マスターしている。
よって欧米人は、日本人は頭が良い、と思うものらしい。
韓国もハングル文字だけでなく漢字を混ぜており、日本語同様に欧米人から見ると複雑かもしれない。
香港は広東語と英語、あと北京語を使っているらしく、シンガポールはマレー語、タミル語、北京語、英語の4つを公用語にしてると聞く。
言語に関して、アジアがシンプルではないことだけは確かなようだ。

こういう言語との因果関係があるかどうかはともかくとして、とりあえずアジアはIQ平均値が高いのは事実。
それは、良いことだと思う。
↓に書いた通り、サッカーにIQの高さは判断力として必ずプラスに作用するはずだから。
平均値が105ということは、110以上の人が結構たくさんいるってことでしょ?
私もIQテストを一度経験してるから分かるけど、あれは脳の処理スピードを測るテストだよね。
インプットした知識量を求める、学力テストとはちょっと違う。
学校の定期テストの点数が悪いのに、IQテストの点数は良い、という生徒がいても何ら不思議はない内容だった。
瞬間瞬間の判断力を求める、サッカーのような競技への適性を測れるテストだとさえ思うよ。

じゃ、なぜアジアはワールドカップで結果を残せないのか。
どこより歴史のある欧州、南米はもとより、IQ平均が最も低いとされるアフリカにも勝ててないじゃないか、と。
はい、そうなんです。
ぶっちゃけ、アジアのIQ平均をどうこう言ったところで、ワールドカップの成績にはほとんど関係ないのよ。

なんつーかな、サッカーってリズム感が英語的なんだよね。
別に英語だけじゃなく、スペイン語でもフランス語でもポルトガル語でもいいんだけど、要はSVO、主語の後にすぐ動詞がくる、まずオチを相手にいち早く伝える文構造が、それこそ欧州サッカー的だと思わない?
たとえば、I don't like apple(私はリンゴが好きではありません)という文があったとして、これは「I」という主語の後にすぐさま「don't」「like」が入って、要は結論をまず相手に伝えるじゃん。
でも日本語はSOVだから、「私は、リンゴが、好きで…」までいってもまだ相手に肝心な部分が伝わってない。
そこからのオチが「…はありません。」か、「…す。」か、最後の最後の一節までいって、ようやく相手に肯定か否定かが伝わる。
このへんがまどろっこしいというか、じれったいというか、なんか中盤でやたらパス回しをしてて、なかなかシュートを打たない日本サッカーの本質がそこにある気がするのよ(笑)。
ぶっちゃけ、意思伝達のスピードがないよね。

いや、こうして最後の最後にクライマックスを持ってくる、SOVの日本語の構造こそが私は大好きですよ。
ただ、サッカーのような瞬間に命を懸けるタイプの戦いに関していえば、やはりSVOの方が実効性は高いように思う。
事実サッカーの強い国って、圧倒的にSVOが多いでしょ?
悔しいが、サッカーにSOVはあまり向かないかもしれないね。
2019/4/18(木)1:19

☆関西人
ファンタジスタ
ちなみにだけど、中田英寿のIQは129らしいね。
この数値は、かなり高いんじゃない?
東大生の平均が120らしいし。

そういや、私も小学生の時にIQテストを受けてたっけ。
テスト結果は教えてもらってないけど。
本人に結果を教えてくれないなんて、一体何の目的で受けさせられたんだろう。
なんか途中で失敗した記憶があるので、多分私は100以下になったと思うよ(笑)。

しかし、中田のような一流選手がIQ120以上というのは、十分に理解できる気がする。
なぜならIQテストって、明らかに空間把握能力を測るような問題があるからね。
どう見ても中田は空間把握に長けた選手だし、というか、一流のサッカー選手って大体がIQテストに強いんじゃないか?
ほら、ヤットなんかが言ってるけど、彼が試合をしてる時のビジョンは「上から俯瞰している」感じらしいじゃん。
それ、空間把握の極致だよね。
明らかに凡人が絶対持ってない能力だし、努力して持てるものでもなく、生まれついての知能、まさにIQってやつだろう。
それは、見聞色の覇気ともいうけど。

IQって、伸ばすのは意外に難しいと思う。
勉強して学力を上げることはできるが、それは知能を上げることとは少し意味が違う。
学力は、単に知識を入れただけでも上がるから。
知能はそういうのじゃなく、もっと先天的な要素なんだよね。
トレーニングで伸ばすとしても、幼児教育から入らないと難しいんじゃない?

一般的なIQの話はひとまず置いとくとして、今回はサッカーIQの話をしましょう。

サッカーIQが高い人は、サッカーの巧い人でしょ。
ただし、それはキック精度やドリブル技術とはまた別の領域で、平たく言えば「判断力」じゃないだろうか。
もちろん、トレーニングを積み、経験をたくさん積むことで判断力の精度は上がるだろう。
それは、ロジックによる判断力である。
でもサッカーIQの高い人の判断力って、そういうロジックではないと思う。
もっと直感的というか、考えるより前に判断を下すイメージ。
ほら、将棋でもチェスでも、一流の棋士って「ロジックでは考えてない」って言うじゃん?
巧い人ほど、ほぼ直感で指しているという。
一応は「解説するっち」のように後づけで論理的な説明もつけられるんだが、プレーしてる瞬間は論理的思考なんて絶対できてないはずだよ。

よく、右脳→直感、左脳→論理、というよね。
そして、右利きは左脳が発達し、左利きは右脳が発達するという説が昔からある。
これはあくまで利き手の話で、利き足がどう関係するのかはよく分からないんだけど、仮に足も手同様に逆の脳とリンクしてるとしよう。
確かに、サッカーでも左利きは右脳的なヒラメキ型プレーをするというか、メッシしかり、ハメスしかり、エジルしかり、左利きはファンタジスタが妙に多い。
日本でも俊輔をはじめ、左利き=ファンタジスタは鉄板でしょ。

じゃ左利きは、脳科学的にファンタジスタなのか?
このへんは、正直よく分からんのよ。
ただ、ノーベル賞受賞者の左利き比率は一般の基準に比べて高く、また東大生の左利き比率も同様に高いと言われている。
一般的に、右利きと左利きの比率は9:1ぐらいらしい。
生まれつきの偶然によりこれが決定されるなら、男と女の比率のように5:5になってもおかしくないのに、なぜか9:1。

でも、これが社会のベストバランス、黄金比かもしれないね。
ヒラメキで動いて何かを成し遂げちゃう左利きが僅かに1割だけ存在して、それを論理的に分析する右利きが9割いて、彼らが言語化、知識化、体系化をする。
そして、それを知の共有財産とする。
そもそも人間社会って、そうやって発展したんじゃないかな?
サッカーも、おそらく同じである。
2019/4/17(水)11:23

☆関西人
先天と後天
↓に、ノーベル賞は日本以外のアジア国はあまり獲れていない、と書いた。
それは事実なんだが、じゃアジア人は欧米人に比べて知能が劣ってるんだね、と感じた人もいるだろう。
そう感じた人には、敢えて全く逆のデータを見せておきたい。

【国別IQランキング】

@香港…108
@シンガポール…108
B韓国…106
C日本…105
C中国…105
E台湾…104
Fイタリア…102
Gアイスランド…101
Gモンゴル…101
Gスイス…101
Jオーストリア…100
Jルクセンブルク…100
Jオランダ…100
Jノルウェー…100
Jイギリス…100

はい、これが世界のIQ上位国です。
日本が上位で、ホッとした?
いや、韓国に負けててムカついた(笑)?
それにしても、東アジア系の数値の高さは異常である。
このデータ、ちゃんと信憑性あるんだろうか。

「アジア人が我々より優秀なワケないだろ!」と欧米人たちは怒ってるだろうなぁ。
と思いきや、それが意外にもそうではないらしい。
なぜか欧米人は「そうなるだろうね」と、これを冷静に受け止めてるとやら。
はぁ?
アジア人は、欧米人が認めるほど優秀なの?
それが、実はそうらしい。

皆さんも、ハーバード大学の「アジア人差別」を聞いたことあるでしょ。
有名な話だが、ハーバード大の入試では人種ごとに合格最低ラインが設定されており、アジア系は白人より140点、ヒスパニック系より270点、黒人より450点上回らないと合格できない、と言われている。
なぜ、そんな差別をするのか。
それは、全人種を平等な条件にして入試を受けさせれば、ハーバードの合格者はアジア系ばかりになってしまうから。
そして黒人やヒスパニック系などは合格者が極端に少なくなり、それはそれで全人種に開かれていない大学というのは問題があるんじゃないの?というのがハーバード側の主張らしい。
う〜ん、納得できるような、納得できないような…。

とにかく、アジア系が優秀であることはハーバードですら認めてるみたいで、↑の「IQランキング」を見ても欧米人は「そうなるだろうね」とリアクションするらしいのよ。
こういう事実、逆に我々アジア人の方が知らないでしょ?
アジア人が欧米人より優秀だなんて、あまり思ったことはないはずだ。

それを踏まえて、もう一度↓の「ノーベル賞ランキング」を見てみて。
ちょっと、おかしくない?
何でアジア系が日本しか上位に入っておらず、北米と欧州ばかりに上位を独占されてるの?
まぁ、政治的背景もあるだろうね。
ノーベル賞を選考するのは、きっと白人だろうし。
ノーベル賞受賞者の20%以上はユダヤ人らしいよ。
ユダヤ人は、そんなに優秀なのか?
まぁ、アインシュタインもフロイトもマルクスもユダヤ人だし、世界の億万長者の約30%はユダヤ人だというんだから、優秀な民族なのは間違いないだろう。
ヒトラーがユダヤ人大虐殺をしたのも、純粋に彼らが脅威だったんじゃないかな。
でも、ユダヤ人のIQ平均を調べると、数値は94というから日本人より遥かに下である。
意外と普通。
そう考えると、IQって一体何なの?と考えてしまうんだけど。

で、ユダヤ人が優秀なのは動かせぬ事実として、みんなそれを血統と捉えがちだけど、識者によればそういう先天的要素ではなく、後天的な「教育」によるものらしいね。
ユダヤ人は、子供の頃からムチャクチャ勉強させられるみたい。
だから、先天的なIQではユダヤ人を上回る日本人であろうと、こっちがゆとり教育でのびのびやってる間に向こうはガリ勉してるワケで、あっという間に学力は抜かれちゃうのよね。
でも、日本はノーベル賞をたくさん貰ってるじゃないか、と言いたい人もいるだろうが、いやいや、これまでノーベル賞を貰った日本人は世代としてはほとんどお年寄り、つまり「ゆとり」なんて概念の全くなかった時代のガリ勉たちなんですよ。
これからの時代、日本人が今までのようにノーベル賞をたくさん貰えるかどうかは案外怪しいと思う。

さて、先天的にはかなり恵まれていても、やがて後天的な要素で他に追い抜かれてしまう構図。
何となく、私がイメージしたのは宇佐美なんだ(笑)。
宇佐美はU17ワールドカップの時にネイマールと対戦し、このU17時点では【宇佐美>ネイマール】だったと評されている。
いや、贔屓目抜きでね。
しかし、両者はそこからの数年間で埋められないほどの差がついた。
これは先天的な要素でなく、後天的な要素の差でしょ。

宇佐美は、ネイマールよりも早く欧州進出をした。
バイエルンミュンヘンだね。
その頃まだネイマールはブラジル国内リーグの選手で、宇佐美に2年遅れて欧州進出をした。
バルセロナだね。
そうやってネイマールがバルセロナに入団した頃、宇佐美は早くもガンバに復帰していた(笑)。
なんつーかな、両者のキャリアを分けたのはこのへんなんだよ。
18〜21歳ぐらいの伸び盛りの成長期に、どういうキャリアを積んだのか。
これはふたりの才能云々の話ではなく、後天的な話、成長環境の話ですよ。
欧州進出のタイミングを含めて、ボタンのかけ違いさえなければ、宇佐美もネイマールと同じステージにまで行ってた可能性、なくはないと私は思う。

「それはないっしょ!」と笑うなかれ。
先天的には、日本人も捨てたもんじゃないんだから。
今だって、久保くんがそうでしょ。
中井くんがそうでしょ。
ある年齢までは世界のトップに通用するのが日本人であり、先天的には普通に通用するのよ。
むしろ問題は、後天的要素が入ってくる18〜21歳あたり。
ここだよね〜。
ここで良いキャリアを積んだ奴は、やっぱ伸びるよ。
たとえば、21歳でワールドカップ仏大会に絶対的司令塔として出た中田英寿。
やっぱ、彼は伸びたじゃん?
2019/4/17(水)1:20

☆関西人
文系と理系
今、Jリーグの上位チームの監督を見ると、1位・城福さん、2位・長谷川健太、3位・片野坂さん、4位・風間さん、となっており、意外と日本人だけで上位を占めている。
もっとオリヴェイラやリージョあたりが上にくるかと思ってたが、案外そうでもない。

サッカーに限ると、我々はどうしても海外コンプレックスみたいなのが昔からあって、日本人指導者は外国人指導者に劣る、みたいな思い込みがあるんだよね。
外国人は、やはり我々の知らない何かを知っていて、常に我々より何歩も先を行っている、と。
でも、ホントにそうかなぁ。
確かに、グアルディオラみたいなレベルにまでいくとそうなんだろうが、もっと一般論レベルの話をすれば、外国人だけが知っていて我々日本人は知らない、なんてことはそれほどないと思う。
30年前ならともかくとして。
今では城福さんも、健太も、片野坂さんも、風間さんも、みんな外国人に劣らないサッカーを展開してくれている。
日本人が考案するサッカーも、案外捨てたもんじゃないよ。

そもそも日本は、アジアの中でダントツにノーベル賞受賞者を輩出してる国だ。

【ノーベル賞国別ランキング】
@アメリカ…271名
Aイギリス…87名
Bドイツ…82名
Cフランス…55名
Dスウェーデン…29名
E日本…26名
Eロシア…26名
Gイタリア…19名
Gカナダ…19名
Iオランダ…18名

ベスト10の中に、アジアは日本のみ。
というか、日本以外にアジアで二桁の国はないし。
これ、一種の人種差別かねぇ…。
まぁそれはイイとして、日本は研究分野で世界的に評価されてる国。
特に物理・化学分野に強く、なかなか理系の国である。
日本人って、研究したりするのが好きなのかも。

私は、サッカーって文系要素と理系要素の両方で構成されてると思うのね。
文系要素は、いわゆる体育会系精神。
ど根性、一致団結、自己犠牲、武士道、大和魂、そのてのメンタル系のやつ。
昔は、日本のスポーツ文化はそっちがメインだったのよ。
俗にいう軍隊式というか、イメージとしては鬼軍曹となる監督がいて、選手は全員坊主頭で、練習は拷問のように走らされる。
今でも、野球部なんかはその文化の名残が根強くありそう。

ただ、サッカーの場合は比較的そこからの脱却が早かった。
ブラジルのラテンで自由っぽい感じの影響かもしれんが、髪も普通に伸ばしてOKな感じに。
野球とは違う方向性が昔からあったように思う。
根性論より、もっと別の何かがあるんじゃないか、と。

で、その別の何かの要素として、理系戦術が出てくるワケよ。
90年代には、欧州式のゾーンプレスが流行。
それまではマンツーマン、ど根性による一対一の文系戦術論だったのが、ピッチ上で幾何学的ブロックを拡縮していくような理系戦術論が日本にも入ってきたんだ。
ど根性で勝つサッカーから、テクノロジーで勝つサッカーへの転換。
サッカーがオタク的コンテンツ化していったのは、そのあたりからかな。
そこに、トルシエの登場が決定的だった。
彼は、完全にテクノロジー信奉者だったから。

理系に振り切ったトルシエ時代から、文系に大きく戻したジーコ時代(彼のサッカーは文学的だった…)を経て、やっぱサッカーは理系じゃない?という空気の中で、大御所オシムが登場。
彼は、文系と理系の融合という意味で理想だったかもしれないね。
ピッチ上では理系のサッカーを表現しつつ、オシム自身は詩人のような文学的表現でそれを総括する、という例のスタイル。
あれ、好きだったな〜。

で、そのオシムの弟子ともいうべきペトロビッチがその後も長くJリーグに残り、そのペトロの傍流として今の森保さん、そして片野坂さんとかが出てきてるワケさ。
イマドキの監督さんたちは、皆ある程度、理系の畑の中で育ってきた人たちだと思う。
今後、日本サッカーが花開くとすれば、理系分野でだろうね。
その予感は、結構あるよ。
2019/4/16(火)12:07

☆若葉
次世代日本代表
リオ世代(1993〜1996)23歳〜26歳
ーーーー久保裕也
ーーーー(鈴木優磨)
ー中島ーー南野ーー伊東
ー(奥川)ー(鎌田)ー(浅野)
ーーー井手口遠藤航
ーーー(大島)(橋本)
安西ーー畠中三浦ーー室屋
(山中)ー(岩波)(植田)ー(小池)
ーーーーー中村
ーーーー(前川黛也)

中島翔哉 A代表レギュラー
南野拓実 A代表レギュラー
遠藤航 A代表レギュラー

リオ世代はJリーグで実績をつくる前に欧州中堅リーグに移籍し試合出場し代表選出され始めました。
いきなりビッグクラブに挑戦し出場できず成長どころか劣化の可能性もあるなかで試合出場を念頭に移籍した賢い?世代です。
北京世代の伊藤翔やロンドン世代の宮市亮は試合出場できず苦戦しましたが最近になり伊藤翔が鹿島でレギュラー、宮市亮がドイツ2部で4得点と活躍をみるとつくづく移籍先は大切だなと感じ、試合出場を念頭にいれたほうが懸命かもしれません。
久保裕也はスイス、ベルギーからブンデスリーガまで到達して初得点しました。
ブンデスリーガは二桁得点の実績を誇る高原直泰 岡崎慎司でさえ三年間は二桁得点できませんでしたからFWは少し我慢が必要かもしれない。
ベストイレブンも井手口陽介が21歳で、中村航輔が22歳で受賞し、遅まきながら大島僚太も25歳で受賞と中島 南野 遠藤はA代表レギュラーですからタレントは豊富なようです。
ドイツ2部でレギュラーの奥川雅也にも期待しています。
ベルギーリーグは下位クラブはJ1上位より劣るクラブもあるかもしれないなかで、伊東純也は首位のゲンクでレギュラーを掴みつつあり良い移籍だったようです。
森岡も上位クラブでは苦戦しましたから伊東には継続的に活躍してほしいです。
守田 三竿もいてまずまず順調に成長している世代ではないでしょうか?
2019/4/16(火)2:23

☆若葉
次世代日本代表
東京世代(1997〜2000)19歳〜22歳
ーーーーー前田
ーーーーー(上田)
ーー安部ー三好ー堂安
ーー(相馬)( 滝 )(伊藤達)
ーーーー中山松本
ーーーー(田中)(齊藤)
杉岡ーー町田冨安ーー橋岡
(初瀬)ー(板倉)(立田)ー( 原 )
ーーーーー大迫
ーーーーー(小島)

堂安律 20歳 A代表レギュラー

高3でJ310得点し翌年J1序盤で3得点し夏にUー20W杯3得点で渡欧。

冨安健洋 20歳A代表レギュラー

高3でJ1で10試合スタメン出場し降格も翌年J2で年間レギュラーとしてJ2最少失点で渡欧。

2019序盤戦J1 東京世代
滝裕太 2得点 19歳〜20歳
三好康児 1得点 22歳
相馬勇紀 1得点 22歳
前田大然 0得点 21歳〜22歳
安部裕葵 0得点 20歳

最年少ベストイレブン受賞

19歳 小野伸二
20歳 中田英寿 長谷部誠 内田篤人
21歳 稲本潤一 柳沢敦 中澤佑二
21歳 井手口陽介 酒井宏樹 中村俊輔
22歳 宇佐美貴史 武藤嘉紀 清武弘嗣
22歳 中村航輔 柴崎岳 小笠原満男

最近だとリオ世代の井手口陽介と中村航輔が受賞して怪我から復帰しポジション的にも活躍が期待されます。

J2無双

20歳 香川真司
21歳 乾貴士 宇佐美貴史

前田大然はまずJ1初得点をし年間レギュラーを期待しています。
安部裕葵はまず年間レギュラーをつかめば数字は付いてくると期待しています。
三好康児は既に年間レギュラーなのでベストイレブンを期待しています。
遅くても大迫 岡崎 長友などは23歳でベストイレブン。
リオ世代の中島 南野は欧州中堅リーグで活躍し23歳でA代表です。
東京世代は現時点では堂安、三好以外の前線の選手が少し小粒な気がしますが最終ラインのタレントは充実しています。
小川航基の怪我が痛かったか…。
堂安 冨安は五輪前にA代表レギュラー級は中田英寿 香川真司(ロンドン)以来ではないでしょうか?

パリ世代(2001〜2004)15歳〜18歳
ーーーーー西川潤
ー斉藤光(ルヴァンアシスト)久保建
ー(J2得点)ー中山陸ー(J1得点)
ーーーー(ルヴァン得点)
ーーーー松岡ーー中井卓
ーーー(J1スタメン)(レアルマドリードユース)
橋本ーーー佐古馬場ーーー半田
(学芸大)(ヴェルディユース)ー(山形)
ーーー小久保玲央ブライアン
ーーーー(ベンフィカユース)

西川潤(C大阪)180p70s 高3
斉藤光毅(横浜FC)170p 61s 高3
久保建英(FC東京)173p67s 高3
中山陸(甲府) 174p64s 高卒ルーキー
松岡大起(鳥栖) 170p60s 高3
中井卓大 178p60s 高1
半田陸 176p63s 高3
橋本柊哉 178p70s 大1
馬場晴也 181p76s 高3
佐古真礼 193p85s 高2
小久保玲央ブライアン193p80s 高卒ルーキー

高校3年当時の年間最高成績

宇佐美貴史 J1 7得点
久保裕也 J2 10得点
堂安律 J3 10得点
中島翔哉 最年少ハットトリック(J2)
冨安健洋J1 10試合でCBでスタメン出場

久保建英には高3の年間最高成績の7得点以上と最年少ハットトリックを期待しています。
斉藤光毅(横浜FC)にはJ2二桁得点を期待しています。
西川潤(C大阪)にはJ1初得点を期待しています。

日本代表に期待しています。
2019/4/15(月)23:16

☆関西人
片野坂知宏
最近、大分トリニータが躍進しており、監督の片野坂さんが時の人扱いである。

片野坂さんは、監督経験としてはトリニータが初めてらしい。
ただし、コーチ歴が結構あって、近いところでは長谷川健太の下でガンバのヘッドコーチ。
そこでリーグ優勝を含む、三冠を経験。
その前は、ぺトロ、および森保さんの下でサンフレッチェのコーチ。
そこでリーグ連覇を経験。
その前は、西野さんの下でガンバのコーチ。
そこでACL制覇を経験。
これ、凄いよな?
運があるというか、行く先々でここまで優勝を経験したコーチも珍しいだろう。

何より一番の彼の運の強さは、師事する監督に恵まれたことである。
西野朗、ペトロビッチ、森保一、長谷川健太。
片野坂さんはここ十年ほどの間に、これらの監督たちから学んだ。
サッカー指導の勉強をするにあたって、これ以上ないほどベストの先生、ベストのカリキュラムになっている。
たまたま、かもしれないけど。
こうしてJリーグ最高峰クラスの指導を全部見てきた、片野坂さんなりの集大成が今のトリニータなんだろう。

クラブが監督を選ぶ基準としては、監督としての実績で選ぶのが一番簡単だよ。
でも、みんな実績で選んでたら、経験豊富な監督ばかり、昔からお馴染みの監督ばかりが流通し続けることになる。
当然だが経験のない新人にも監督はやらせるべきで、見ての通り、片野坂さんのような新人監督でもこうして結果を出してるじゃないか。
ただ新人でも、これまでコーチとしてどの監督の下で学んだかというのは意外と重要なポイントかもしれないね。

片野坂さんだけじゃなく、森保さんといい、鬼木さんといい、最近はコーチ上がりの新人監督が、いきなり最初のクラブで監督として結果を出す例がある。
その秘訣は、やはりコーチ時代の学びにあるだろう。
一方、名波あたりが監督としてやや伸び悩んでるのは、これまで彼がコーチを全く経験してないからかもしれん。
ある意味、学びの不足?

そして片野坂さんのリスペクトすべきところは、おカネがない弱小のチームでも、ちゃんと攻撃的なサッカーを志向してる点である。
こういうのは、ちょっとサンフレッチェの影響が入ってるのかな?
トリニータのフォーメーションは主に3421で、これは森保さんと同じく、やはり原案はペトロビッチな気がする。
ペトロって、地味に偉大だわ〜。
2019/4/15(月)9:52

☆関西人
偽サイドバック
柴崎+遠藤航のダブルボランチは現時点のファーストチョイスとして、ちょっと心配なのが柴崎が2019年、いまだクラブで全く試合に出てないこと。
今夏に良い移籍があればイイが、ヘタフェを出れば万事解決、とも限らんわな。

だから、今から柴崎のリザーブはきちんと想定しておくべきで、そこは以前にも書いたけど、私はひとつの案として香川真司ボランチ起用もありだと思ってるのね。
もちろん、香川の適正ポジはボランチよりトップ下である。
そんなことは、百も承知。
ただ、インサイドハーフも彼の適正ポジであり、どちらかというとインサイドハーフっぽいボランチとして起用する案なんだ。

大体、今の代表では南野が点を取るなど結果を出してるんだから、ベテランの香川としては将来ある後輩の為、ここは一歩引いて後ろから後輩たちを支えるべき。
で、香川をボランチ(セントラルMF)で使うとなると、私としてはここで、流行りの「偽サイドバック」を日本代表に導入したいんだよね。

偽サイドバック。
普通にタテの上下動をする一般的なサイドバックと異なり、ナナメに動いてインサイドの仕事をこなすタイプのサイドバックのことを指す。
で、この偽サイドバックを香川ボランチの守備安全保障の駒として機能させてはどうかな、という一案なんだ。

イメージとしては、トップ下の南野が前に出て空けたスペースに、ボランチの位置から香川がするするっと侵入。
こういうのが彼の持ち味だから、これをさせないと彼をボランチ起用する意味がないし。
で、香川のその動きに連動して偽サイドバックが中盤底スペースを埋め、併せて吉田・冨安・酒井がスライドして3バックを形成。

・・大迫・・南野
中島・・香川⤴⤴・堂安
➡偽SB➡⤴⬅遠藤➡
↗↗⬅吉田⬅冨安⬅酒井
・・・・東口

こういう機能にすると、タテに上下動してナンボの長友を活かせないじゃないか、という意見もあるだろう。
確かにそうなんだけど、最近、長友は昔ほど上下動が目立たないだろ?
それは彼が衰えたという意味じゃなく、前が中島であることが大きく関係してるかと。
中島は、どっちかというとサイドバックとの連携で崩すよりは、単独のドリブル突破で崩していくタイプだから。
よって、さほど長友のオーバーラップを必要としない。
じゃ、これからは長友ではないサイドバック、たとえば偽サイドバックでもありなんじゃない?と私は思うワケですよ。

さて、そういう偽サイドバックをできる選手が日本人にいるのか?ということなんだけど、一応、私の中でイメージはある。
DFとして、対人守備力とスピードがあり、なおかつ中盤の守備、およびMF的なビルドアップ能力のある選手。
まず最初に思い浮かんだのは、やはり中山雄太ですよ。

・・・・大迫
中島・・南野・・堂安
・・香川・・遠藤
中山・吉田-冨安・酒井
・・・・東口

中山は左利きゆえ、左サイドに使うことの強みは出せる。
もちろん、守備力は高い。
加えて、五輪代表でもボランチ起用されてることからして、ビルドアップ能力などMFとしての資質がある。
そんな彼を偽サイドバックとして使うことにより、必ず狙われるであろう香川の裏をフォローさせたいワケよ。

こうして左は中山にしたけど、右なら西大伍だね。
彼はサイドバックでありつつ、アントラーズではたまにボランチをやっていた。
もともと偽サイドバックの適性がある選手だろう。

どうかな?
これは香川ボランチを想定した案として書いたが、別に香川じゃなくとも、柴崎でも小林祐でも、もともと彼らは守備に強みがある選手ではない。
彼らは後ろから前に飛び出してナンボの選手であり、決してバランサーではないんだ。
じゃ、彼らの代わりにバランサーをやる選手が周囲に必要であり、それが日本式の偽サイドバックなんじゃないかな、と私は思うワケです。
欧州式の偽サイドバックは、もっと攻撃的な意味で使われてるけどね。
2019/4/15(月)1:06

☆関西人
保仁じゃない方の遠藤
シントトロイデン。
最近は冨安、鎌田、遠藤のみならず、関根や木下までちょこちょこ試合に出るようになってきていて、ホントにどこの国のチームか分からんようになってきている。
報道によると、サポーターはそれに対して「素晴らしい補強だ」と寛大なリアクションをしてるというが、ホント?
いくら日本企業がオーナーとはいえ、ここまで露骨なことをしていいのだろうか。
なんかゴメン…、という気にさえなってしまう。

今、シントトロイデンはプレーオフの真っ只中。
このプレーオフで良い成績ならUEFAヨーロッパリーグに回ることができるらしく、そもそもDMMがこのチームを買収したのも最大の目的はそこでしょ。
そこに出れば市場の小さなベルギーリーグと違い、広告宣伝効果は桁違いだからね。

で、このチームから3人もの選手が代表召集されており、いまや日本代表を左右するほどのクラブになっている。

・・・・鎌田
◯◯・・◯◯・・◯◯
・・◯◯・・遠藤
◯◯・◯◯.冨安・◯◯
・・・・◯◯

いまや日本代表のセンターラインは、思いっきりシントトロイデン。
まぁ、鎌田がレギュラーかどうかは怪しいとして、冨安と遠藤はレギュラーでしょ。
今、欧州でボランチをやってる日本人は非常に少ないし、私は遠藤こそがポスト長谷部、今後の日本代表において最重要人物のひとりになると思う。
彼と冨安との前後の関係、ものすごく大事だよね。

遠藤はボランチのみならず、センターバックやサイドバックもこなせる器用な選手だ。
そこは長谷部に近いキャラ。
今の日本のダブルボランチは必ず一方に守備の強いタイプを使うので、そこで遠藤は守田、橋本拳、山口蛍らと競合することになる。
遠藤、守田、橋本、山口、これらに優劣をつけるのは非常に難しい。
みんな、各々に良いところがあるから。
だとすりゃ、最後の決め手になるのは後ろとの相性かもしれない。
となると、冨安とクラブで連携を熟成してる遠藤は有利だな、と。
アウンの呼吸で、お互いのカバーリングをできる。
あと、遠藤はリオ世代というのが大きいよね。
前では中島と南野が攻撃の中心であり、彼らと遠藤は手倉森ジャパンにおける連携の貯金がある。
色々考えていくと、守備的ボランチのファーストチョイスは遠藤に行き着くんだよ。

森保さんは、日本サッカー史においてボランチの元祖だと言われている。
そういう意味じゃ、ボランチを見る目は誰よりもある人だと思う。
今まで森保ジャパンは14試合をこなしてきたんだけど、ボランチの先発回数は↓の通り。

@柴崎⇒9回
A遠藤航⇒7回
B青山⇒3回
B三竿⇒3回
C塩谷⇒2回
D山口蛍⇒1回
D守田⇒1回
D橋本拳⇒1回
D小林祐⇒1回

見ての通り、多いのは柴崎と遠藤。
14試合中6試合が柴崎+遠藤コンビだったよ。
このコンビが、今のところ森保さんのファーストチョイスのようだ。

柴崎と遠藤は年代別代表だと、ロンドン組とリオ組に分かれている。
しかし、それは遠藤が2月生まれだからそうなってるだけで、ふたりは同学年である。
同期ゆえ、お互い遠慮はないと思うんだよね。
そこに、今後のコンビの熟成を期待したい。
2019/4/14(日)21:22

☆関西人
建英じゃない方の久保
久保裕也が、ようやくブンデス初ゴールを取ったらしい。
ここまで長かったね〜。
得点はケチャップのようなものというが、今後ドバドバと出ることを期待したい。

彼は中島や南野らと同じリオ世代で、世代の中でも早くから海外で活躍をしていた選手だ。
手倉森さんは、かなり久保を高く評価してたと思う。
もし彼をリオ五輪に召集できていたなら、↓のフォーメーションでやるつもりだった、と手倉森さんは後に明かしている。

@
・・・・興梠
南野・・・・・・久保
・・大島・・矢島
・・・・遠藤

A
・・興梠・・久保
南野・・・・・・矢島
・・遠藤・・大島

B
・・・・興梠
南野・・久保・・矢島
・・遠藤・・大島

この@〜Bは、ひとりも選手を替えずにフォーメーションだけを変える、いわゆる可変システムだ。
@が433、Aが442、Bが4231。
これを可能にしてるのは、ウィング、センターFW、トップ下、ひとりで三役をこなせる久保の存在ありき、なんですよ。
その久保を召集できなかったことが、いまだ手倉森さんは心残りだという。

面白いのは、このシステムだと中島はベンチなんだよね。
もともとの手倉森さんのプランは、@をスタートにして、途中からA、もしくはBにする形だったらしい。

今なら、南野でもこれをできそうだね。

@
・・・・大迫
中島・・・・・・南野
・・柴崎・・香川
・・・・遠藤

A
・・大迫・・南野
中島・・・・・・香川
・・柴崎・・遠藤

B
・・・・大迫
中島・・南野・・香川
・・柴崎・・遠藤

うん、多分これは普通にできる。
言うまでもなく南野はリオ五輪代表の選手だし、ならば「久保を呼べなかったから可変システムは幻に終わった」とか言われてるけど、ホントは久保抜きでもできたんじゃないの?
…まぁイイや。
とにかく当時として、手倉森さんは久保をそれほど「替えのきかない選手」と思ってたんだろう。

久保は、やがてハリル代表で右ウィングに抜擢された。
もともと、そのポジションにはあの本田圭佑がいただけに、右ウィング久保スタメンはかなり衝撃だったね。
俊輔、本田、そして今の堂安という流れからして、右ウィングは左利きのイメージが強い。
しかし、久保は左利きではない。
じゃ、なぜ彼は右ウィングに?
それは、左利きじゃなくとも左足シュートが巧いからさ。
分かりやすい両利きである。
左足シュートだけじゃなく、右足のクロスもなかなか巧い。
つまり、サイドでもインサイドでもどっちでも仕事ができるタイプで、ドリブルもできてパスもできて、その器用さから後に便利屋扱いされる不幸もあったけどね…。

いや、久保の最大のストロングポイントは「シュートの巧さ」である。
クロスでも、ドリブルでも、パスでもない。
ならば彼は本来、FWであるべきなのよ。
今の森保ジャパンでいうなら、ストライカー、南野の役割をやらせるべきだろうね。

私は、久保と南野を前線に揃えるのもありだと思うんだ。

・・南野・・久保
中島・・・・・・堂安
・・柴崎・・遠藤
長友・吉田-冨安・酒井
・・・・東口

久保と南野は、役割がカブると思う。
だけど、カブる選手の共存は必ずしも悪いことじゃない。
たとえば、香川と乾。
彼らに絶妙のコンビネーションがあるのは、やはりキャラがカブってるからだと思う。
それと似たニュアンスを、久保と南野に求めるのはムチャだろうか?

大迫不在時の最善策、そのうちのひとつが久保+南野の2TOPだと私は思うよ。
2019/4/14(日)9:56

☆関西人
原価率
↓のような数字を見てると、ヴィッセルは破産しないか、心配になるよね。
確か、Jリーグは債務超過が続いたらライセンス停止になるんじゃなった?
多分、三木谷さんはうまいこと損失補填するんだろうけど、そういう経営はあまり健全とはいえない。

ヴィッセルは、コスパが良くない。
コストは原価のことで、ここでいうなら選手年俸もその原価のひとつだろう。
食べ物、着る物にも原価がある。
食べ物でも着る物でも、大まかに原価は30%前後だと言われている。

皆さんは、ラーメンとフランス料理、原価率はどっちが高いと思う?
どう見ても、ラーメンの方が原価率高いだろ。
だって、ラーメンはあのボリュームで値段がせいぜい800円。
対して、フレンチなんて大きな皿にちょろっと料理が乗ってるだけで、ラーメンの何倍もの値段がついてるじゃん?
こんなのボッタクリでしょ、と感じるよね。

しかし、現実はラーメンの方が原価率は低いそうだ。
ラーメンの原価率はせいぜい30%だが、フレンチは40%を超えることも珍しくないらしい。
意外な話である。
多分、フレンチは食材の費用が高いんだろうね。
対して、ラーメンはスープにかなりコストをかけるけど、それ以外は麺が小麦粉、具はチャーシューやネギ程度だし、どれだけ一級品を使っても費用は安い。
実は、バカ高いフレンチも決してボッタクリじゃないんだよね。

で、消費者から見ると
原価率が高い物⇒お買い得、買いたい
原価率が低い物⇒ボッタクリ、買いたくない
となるワケさ。
たとえば、12月には30000円だったコートが、1月のバーゲン時期になると20000円になったりするワケで、そこで一気に原価率は上がるワケよ。
原価率高い⇒お買い得
よって、コートは1月によく売れるのね。

食べ物の話をすると、飲食店の人気メニューは総じて原価率が高かったりするのよ。
消費者もバカじゃないから、安いけどメチャクチャ美味い、原価率高いメニューにはすぐ気付くんだ。
正直、そのメニューばかり注文されたら店はほとんど儲からない。
ただ、飲食店はドリンクメニューで儲けるらしいね。
ドリンクはフードより原価率が低く設定されてて、ドリンクをたくさん注文してくれたら店は儲かるらしい。

まぁ、それはイイとして、Jリーグのチケット価格について。
ヴィッセルのチケットは、他のクラブに比べて高いと言われている。
Jリーグの平均チケット価格は2274円(自由席)らしいが、ヴィッセルはちょっと違う値段設定をしていて、強い相手と戦う時は3200円、弱い相手と戦う時は2200円と変動するようになっている。
こういう変動制は、欧州方式らしい。
高い、と感じるだろう。
しかし、↓にある年俸額を見る限りだと、これはボッタクリというワケでもない。
仮に年俸額が「原価」だとするなら、他のクラブが10億前後の原価でチケット2000円前後なのに対し、49億の原価でチケット3000円前後はむしろお買い得ですらあるから。
いわば、ヴィッセルはフランス料理的なんだね。
他のクラブは、どちらかというとラーメン的なんだ。

とはいえ、多少チケットの値段を上げたところで、ヴィッセルは全く儲かってないだろ。
どう見ても原価率からの価格設定はしておらず、周りのクラブとのバランスを鑑みた価格設定をしている。
本来なら、欧州の人気クラブなみの値段にしないと無理があるんじゃないか?

あと、価格は原価率のみならず、需要と供給のバランスによって設定されるニュアンスもある。
入手困難のプラチナチケット化すれば、たとえ10000円以上でも誰も文句は言わないはずだ。
よく海外アーティストのライブチケットが10000円を超えても完売してるし、もちろんサッカーでもあり得ない話ではない。
いや、チケットが10000円以上なら、さすがに頻繁には観に行かないか?
じゃ、財布の紐の固い日本人を相手にせず、外国人観光客(よく爆買いをしてる中国人とか)をターゲットにしようか、という考え方もなくはないだろう。
日本人でも「バルサの試合を観に行く」という欧州ツアーに参加する人がいるが、きっと中国人もイニエスタとかビジャとか見たいはずだし、おカネに糸目をつけない人たちだし、富裕層なら高いチケットでも買うだろうね。

そのうち、日本人はJリーグをDAZNで観て、代わりに中国人がスタジアムで観る、という時代がくるかもよ(笑)。
2019/4/13(土)10:31

☆関西人
アンチ経済原理
まずは、このランキングを見てもらいたい。

【J1総年俸ランキング】

@ヴィッセル⇒49億1220万円
Aレッズ⇒15億2020万円
Bフロンターレ⇒13億5980万円
Cサガン鳥栖⇒13億2280万円
Dグランパス⇒12億7730万円
Eアントラーズ⇒10億8220万円
Fガンバ⇒10億3560万円
Gセレッソ⇒10億830万円
HFC東京⇒8億6320万円
Iジュビロ⇒8億840万円
Jエスパルス⇒7億4850万円
Kサンフレッチェ⇒6億4770万円
Lマリノス⇒5億9800万円
M松本山雅⇒5億7640万円
Nコンサドーレ⇒5億6240万円
Oベガルタ⇒5億2000万円
Pベルマーレ⇒4億6440万円
Qトリニータ⇒2億4840万円

年俸といっても推定年俸だから、このランキングが正確かどうか怪しいことはご了承下さい。

私は、このランキングが現在のJ1順位とあまりシンクロしてないことが気になるのよ。
首位はサンフレッチェで、↑のランキングだと12位だ。
4位のトリニータに至っては、↑のランキングだと最下位。
案外、おカネをかけてないのに上位にきてるところがある。
「サッカーって、そういうもんでしょ」と言われればその通りだが、でも欧州ではもう少し、おカネと順位がシンクロしてると思う。
やはり、Jリーグの順位は少し特殊だよ。

これは、なぜか?
おカネをかけてるところは、投資がヘタクソなの?
いや、それより、おカネがないところがうまくやりくりをしてると見るべきだろう。
限られた予算の中で、最大限の仕事をしている。
工夫して、コスパが良いチームを作っている。
日本人は、意外とこういう仕事が上手いのかも。
おカネを湯水のように使う文化はバブル崩壊をもって悪と総括され、今は質素倹約、断捨離、清貧に生きることを善としてる時代だし。

基本、日本人は一億総中流。
支配層の王族がいて、奴隷がいて、という世界スタンダードのカーストはない。
例外として三木谷さんは王族っぽく湯水のようにおカネを使ってるが、あくまでこれは例外。
他のクラブはもっとカイシャっぽく、かなりコスパを意識したおカネの使い方をしている。
また、おカネのない中小クラブがそこそこ良いチームに仕上げてくるのも事実で、それこそ「下町ロケット」じゃないけど、中小企業の佃製作所が財閥系巨大企業の帝国重工に勝った、みたいなことも普通にあるワケさ。
本来、貧しい者が富める者に勝つことは経済原理に反している。
しかし、きっと勝ちには勝ちの根拠があるんだろう。

今のJ1には、30億の年俸の選手もいれば、480万の年俸の選手もいる。
480万じゃモチベ上がらんだろ、そういう選手は頑張らないだろ、という認識がきっと世界のスタンダードなんだろうけど、日本人って民族は年俸が低いから仕事の手を抜く、とかは絶対にあり得ない。
480万だろうが、30億だろうが、どっちにせよ、一生懸命働くのが日本人である。
何なんだろうね〜。
こういうのは自分でもよく分からないけど、結局はおカネじゃないのかな?

という日本人の気質が、おカネを積んだらスター選手がひとつのチームにたくさん集まった、ドリームチームができた、という分かりやすい現象にならないのよ。
おカネで動かない、帰属意識の高い選手たちもたくさんいて、ゆえにJリーグの才能は上から下まであちこちにバラけている。
最弱のクラブにですら凄い才能が潜んでいて、ゆえに最強と最弱の格差が思ったほどにはない。
つまり均質化、平均化されてるのがJリーグである。

そのせいか、最強はコロコロと変わるんだよね。
シーズン前まで最強だと信じてたフロンターレが、今日のACLでも負けやがった。
一方でおカネをかけてないサンフレッチェが、今日のACLでも勝ちやがった。
こういう事態が続くと、「おカネはかけなくてもイイじゃん」と開き直るところも出てくるんじゃないの?

いっそ、ヴィッセルがJリーグで首位独走してくれた方が、よっぽど話は分かりやすいんだけどねぇ…。
2019/4/11(木)0:18

☆関西人
国際評価
長谷部が、最近ドイツで評判良いよね。
年齢は35歳、もってあと2年ぐらいだと思うが、それでも評価が上がってるのは珍しいケースだと思う。
多分、代表引退が効いてるんだろう。
全精力をクラブに注げるようになったのは大きい。
それほど、長谷部は今まで代表で消耗してたってことかも。

驚くのは、彼がブンデスでセンターバックとして評価されてる点だ。
↓に書いた通り、ブンデスのDFはベルギーリーグのDFよりレベルが高いと思う。
そのブンデスで、長谷部のDFが評価を得てるのは凄いことだよな、と。
プレミアの吉田、ブンデスの長谷部、フランスの昌子。
以前、ヤットが「日本には世界に通用するセンターバックがいない」と語っていたが、必ずしもそうではない気がする。
若手では、冨安が頑張ってるし。

一方、サイドバックを見ても、長友は今でこそトルコだが、元はインテル所属。
そして、酒井宏は名門のマルセイユ所属。
実は日本の最終ラインって、それなりに国際的に評価を得た人材が揃ってる気がしないか?

じゃ、「世界に通用した」と思える日本人選手でイレブンを組んでみる。

【世界に通用した日本人イレブン】

・・大迫・・岡崎
・香川・・・・中田
・・小野・長谷部
長友-吉田・冨安-内田
・・・・川口

2TOPは、大迫と岡崎。
岡崎はレスターがプレミア制覇した時のレギュラーだから当然入るとして、大迫は意外とそのての実績がない。
大迫か、高原直泰か、ここはチョイスで迷うところだ。
あぁ、そのどちらでもなく、メキシコ五輪得点王の釜本を選ぶのが正しいのかも?

攻撃的MFは、中田と香川で決まり。
中田はローマがセリエ制覇した時の立役者だし、香川はドルトムントがブンデス制覇した時の立役者。
これに次ぐのが、スコットランドリーグ年間MVPを獲った俊輔かと。

ボランチは、元浦和のコンビ。
小野は、フェイエノールトの皇帝として君臨し、UEFA杯を制覇した実績が大きい。
長谷部はヴォルフスブルクでブンデス制覇、その後のフランクフルトでの活躍もご存じの通り。

サイドバックは、長友と内田で決まり。
酒井宏も捨てがたいが、まだまだ長友や内田のキャリアには及んでないかと。

センターバックは、プレミアリーグで頑張ってる吉田はもはや別格として、その相棒がフランスの昌子か、ベルギーの冨安か、迷うところだ。
さすがに、フランスでデビューしたばかりの昌子を選ぶのもあれだし、リーグで得点も決めてることだから冨安の方をチョイスします。

GKは、本来なら該当者なし。
ただ、それも寂しいので、ここは「マイアミの奇跡」でブラジル代表を零封した川口能活をチョイス。

こうして見ると、日本って割とバランス良くなってきたよな?
昔はこのての海外組フォーメーションを作ると、後ろがスカスカだったのよ。
今でもGKだけはさすがにスカスカだが、それでもセンターバックが形になってきたのは近年の大きな進歩だ。
特に東京五輪世代は、まだまだDFの人材が伸びてきそうな予感がある。

「世界に通用するセンターバックがいない」
と言ったヤットに
「何バカなこと言ってんの?」
と言える日も、そんなに遠くないかと。
2019/4/10(水)9:42

☆関西人
ストライカー
鎌田の活躍に水を差すワケじゃないんだけど、ひとつ思うのは、ベルギーリーグのDFレベルってどうなの?ということ。
鎌田の前には、森岡亮太も同じベルギーで13点取ってたでしょ?
彼も鎌田同様、真性のストライカーではない。
そういう真性ストライカーでもない選手が普通に二桁得点できちゃうリーグって、一体どうなんだろう。

鎌田のシュートはほとんどのパターン、ちゃんとコースを狙ってコントロールされている。
だから「鎌田のゴール前での落ち着きは素晴らしい」と絶賛されてるんだけど、なんか私の見た感じ、敵DFの寄せがコンマ何秒か遅いのよ。
鎌田は、そのコンマ何秒かでシュートをコントロールをしている。
あともう少し敵の寄せが速ければ、おそらくシュートは打ててもコントロールまではできていないはず。

で、思うんだけど、ベルギーやスイスでは面白いほど得点を決めていた久保裕也が、ブンデスではまだ点を取ってないでしょ?
これも、やはり敵の寄せの問題かと。
ゴール前で落ち着いてシュートを打つには、
良い位置に球を置き、GKとDFの位置を確認してから蹴ることが必要。
やはり、一定の時間が必要なのね。
しかしベルギーではその時間があったが、ブンデスではそれがない。
それこそコンマ何秒の攻防だが、ベルギーリーグってそこにやや甘さがあるようにも感じるなぁ…。

そして、その選手がストライカーか非ストライカーかを分ける分岐点もまさにそこにあって、シュートを打つタイミングこそが最大のポイントである。
もし、シュートが巧いこと、シュートの精度が高いことがストライカーの条件だとすれば、日本で一番のストライカーは俊輔だということになるでしょ。
でも、俊輔はストライカーではない。
なぜか?
それは、俊輔は一定の時間をかけないとシュート精度を担保できない選手で、つまりセットプレーぐらいでしか良いシュートを打つことができないから。
流れの中で、コンマ何秒以内でシュートを打たなくてはならない状況では、俊輔はキック精度は出すことができない。
一方、岡崎などはキック精度そのものに強みはないが、キックを打つタイミングはとても速い。
「考えて打つ」というより、「考える前に打つ」みたいなところがある(笑)。
だからこそ、ストライカーなんだ。

で、鎌田なんかは位置付けは難しいところなんだよね。
岡崎寄りなのか、俊輔寄りなのか。
つまりストライカーなのか、非ストライカーなのか。
今はその中間という位置付けだが、もともとの本質がド真ん中というワケではない。

でも、世界トップクラスのストライカーにもなると、明らかに「考える前に打つ」でありながら、なぜかコントロールされたシュートを打てている。
つまり俊輔寄りではなく、岡崎寄りでもない。
明らかに、その中間が本質なんだ。
となると、鎌田寄り?
じゃ、鎌田にも十分に可能性があるということだろうか。
2019/4/9(火)11:37

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