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過去ログ572 2019/2/7 0:55

☆関西人
恐るべしカタール
カタール代表は強かった。
それは認める。
その強さの秘訣は、

・国家プロジェクトとしての帰化政策があり、非アジア系の身体能力高い選手が揃っている。

・メンバーのほとんどが国内組で、普段から同じチームでプレーする選手のユニットがある。

・監督は2013年からカタールのユース代表を指揮しており、現在のメンバーのほとんどが彼の教え子である。

なるほど、強いのも納得。

しかし、妙なんだよね。
そういう強さの秘訣があるなら、もっと前から強くてもおかしくないだろ?
だけど、ロシア大会アジア最終予選(2017年)で彼らは決して強くなかった。

【Aグループ】
@イラン(勝ち点22)
A韓国(勝ち点15)
Bシリア(勝ち点13)
Cウズベキスタン(勝ち点13)
D中国(勝ち点12)
Eカタール(勝ち点7)

【Bグループ】
@日本(勝ち点20)
Aサウジアラビア(勝ち点19)
Bオーストラリア(勝ち点19)
CUAE(勝ち点13)
Dイラク(勝ち点11)
Eタイ(勝ち点2)

見ての通り、カタールはAグループでダントツの最下位。
聞けば、サンチェス監督はこの頃にA代表を受け持ったばかりだったらしい。
まだ、今のスタイルを完成できてなかったということか?

なるほど。
日本は、さすがにカタールの帰化政策を倣うことはできないにせよ、監督をユースからA代表に昇格させ、長期に渡って指導させるスタイルなどは参考にしてイイと思う。
カタール以外でも、これで成功した国は複数あったはず。
Jリーグでも、コーチから昇格した監督が結果を出す例は多い。
特に代表は日本人監督路線に切り替えたんだから、ようやくそれをできる環境が整ったワケだ。

あと、カタールは国内組中心だったのが功を奏したね。
いまや国際Aマッチデーは減少の傾向にあり、欧州組中心の寄せ集めによるチーム強化は難しい時代になってきている。
かといって、国内組を増やせばイイってもんじゃないだろう。
日本の場合は、優れた才能を積極的に欧州に送り出すのが国策みたいなもんである。
カタールは、その逆か。
ちなみに、一部メディアはカタールのエース、アリにミランが興味を示したらと報じている。
さて、どうなることやら…。

そういや、イラン代表監督のカルロス・ケイロスもまた、8年に及ぶ長期政権だったね。
ケイロスは、今大会をもって離任。
次はコロンビア代表の監督をやるらしいので、ヘタすりゃ来月のキリンチャレンジで日本に来るかも?

で、そのケイロスがこのたび衝撃の発言をしたようだ。
その内容は、このアジア杯でイラン代表が政府、協会からほとんど資金援助を得られず、キャンプも練習試合もままならなかった、ということさ。
幸い、カタール協会の資金援助を得て何とかなったらしいが、でも驚いたな。
仮にもFIFAランキングでアジア最高位の国が、まさかの一文無し?
イランは米国の経済制裁を食らうなど国際的に難しい状況にあるのは理解するにせよ、しかしそれが代表サッカーにまで影響してるとは…。

で、何より驚くのは、カタールがイランを資金援助したという事実だよ。
これ、ケイロスも軽々しく言っちゃいけないシークレットだったんじゃないの?
カタールがイランを援助って、まずサウジがキレるよね。
もともとイスラム圏はスンニ派とシーア派の対立があり、メジャーであるスンニ派の大親分がサウジで、どちらかというとカタールはその配下である。
対するイランは孤立したシーア派の総本山であり、当然だがサウジとは昔から仲が悪い。
そのイランをカタールが援助するって、カタール的には知られてはならない事実だったと思うよ。
いくらケイロスも中東離れるからって、言ってイイこととダメなことぐらい、分かってないワケがなかろうに…。
色々と恨みつらみが蓄積して、これはケイロスなりの確信犯的な最後っ屁だな?
まぁ、このへんの事情の細かいことはよく分からないけど、ぶっちゃけ我々は「イランに勝った!」なんて喜んでられないのかもしれんわ。
今回我々が対戦したイランは、十分に戦える環境になかったという可能性もあるからね。

そしてカタールは、わざわざイランを援助するぐらいなんだから、強化資金が潤沢であることは間違いない。
まだまだ、これから強くなるかも。
だって2017年にはアジア最終予選で最下位だった彼らが、僅か一年半ぐらいでここまできたんだ。
そして、遂に日本のI番まで獲ってしまった。
怖い、怖いよ…。
2022年、カタールW杯の時点で彼らがどうなってるかを想像するとマジで怖い。
2019/2/7(木)0:55

☆関西人
組み合わせ
一応↓に香川ボランチ案を書いたが、森保さんのことだから、それはないだろうね。
香川を呼ぶなら、本職のトップ下で使うだろう。

南野と香川は個性が異なるが、それは南野の本質がFWで、香川の本質がMFであるということ。
しかし、実は似たプレーもあるんだわ。
それは狭いところで動きながら球をトラップして、ターンする動きである。
そこからの動きがストライカー的な南野と、チャンスメイカー的な香川という違いは出てくるんだけど。

私は、ポストプレーヤーの大迫と組むトップ下は、ストライカーの南野がベターだと思う。
香川がトップ下の場合は、FWが大迫よりもう少しストライカーの色が濃い相手がイイかと。
あぁ、そうだ。
いっそ、香川トップ下で南野がFWというのも悪くないんじゃない?

@
・・・・大迫
中島・・南野・・堂安

A
・・・・南野
原口・・香川・・堂安


@は、森保さんのスタンダードタイプ。
大迫が1列目の司令塔になり、後方の三銃士を使っていく形だ。
Aは、その大迫不在時に備える案で、2列目の香川が司令塔となる形。
大迫のポストプレーとはニュアンスが異なるにせよ、香川も技巧で前線のタメを作ることができる。
ただ大迫がいない分、前線の硬度は落ちるので、左ウィングは中島でなく原口を起用してみた。
もうひとつの意味として、中島はドリブルでハーフスペースに侵入するタイプゆえ、そのプレーエリアは香川とカブるから敢えて外しておきたいというのもある。

あとは、南野も香川も使わない形。

B
・・武藤・大迫
中島・・・・・伊東

これは伊東がタテ突破から、クロスを上げるコンセプトね。
クロスのターゲットはニアとファーの2ポイントで、大迫と武藤がその役割を担うワケさ。
カタール戦見て思ったけど、大迫と武藤の2TOPも意外に悪くないな、と。
特に武藤はクロスの落下地点に入るのが巧く、空中戦で得点をできるタイプだ。
もちろん大迫も空中戦に強く、この組み合わせはオプションとしてかなり有効だと思う。

あと、ボランチについては、以下のような組み合わせを考える。

@
・・柴崎・・遠藤

A
・・大島・・遠藤

B
・・守田・・遠藤

C
・・大島・・守田

基本は、この3人の組み合わせかな。
@がスタンダードで、Aは柴崎が劣化した時の第2案。
しかし大島も怪我をよくするので、最終的にはBに落ち着くかもしれない。
Cは、フロンターレの連携をまんま使う形ね。
個人的には、原口や香川をセントラルMFっぽくボランチ起用する案がお気に入りなんだが、それはまだオプションの域として温めておくことにしよう。

あと、アジア杯に呼ばれなかった欧州組は調子どうなんだ?
小林祐希は出遅れてるみたい。
あと、浅野も微妙。
久保は、もっと微妙。
まだマシなのが、宇佐美か。
割と好調なのが鎌田と豊川。
あと、昌子が早くもスタメンに定着している。
アジア杯メンバーがコパには呼べないこともあるので、これら未召集組には今後要注目である。
板倉、中山雄太ら若手も頑張ってほしい。
2019/2/5(火)14:20

☆関西人
香川真司
香川真司が、トルコリーグで鮮烈なデビュー戦を飾ったらしい。
衝撃の3分間、2得点。
彼にしては、久しぶりにハッピーなニュースだね。

しかし、香川とベシクタシュとの契約は僅か半年のレンタル。
買い取りオプションがあるという報道とないという報道が錯綜してるが、ない方がどうやら濃厚の様子。
ということは、今夏にはドルトムントに戻るのか。
いや、ドルトムントは冬より大きい夏の市場で香川を本格的に売ろうとしてるんだろうし、いわば今回のトルコ行きは半年の時間稼ぎだろう。
トルコで半年間香川が活躍し、それで値をつり上げられたらイイのに、といったところがドルトムントの思惑かと。

そして香川の思惑は、いまだスペインが本命でしょ。
彼にとってもトルコ行きは半年の時間稼ぎで、やはり夏に改めてスペインを狙うつもりだと思う。
その為には、これから半年、何らかの形で市場にインパクトを与える必要があり、それを考えると確かにハノーファーよりはベシクタシュの方が活躍できる可能性が高い。
なかなか賢い選択だよ。
長友のガラタサライ移籍とは、根本的に意味が違うだろうね。

私は、香川の賞味期限はまだ切れてないと思う。
みんな、新型が出るとすぐに旧型を見限るんだけど、必ずしも旧型が新型に大きく劣ってるワケじゃないんだからね?
仮に代表でいうと、トップ下は旧型が香川、新型が南野でしょ。
だけど南野は、別に香川の上位互換ではない。
ちなみに、南野のリザーブは今のところ北川である。
ということは、トップ下=FWというのが今の代表コンセプトであり、仮に香川がそのうち代表復帰したところで、トップ下じゃない起用をされる可能性だってあるワケさ。
だって、香川は本質がMFで、FWじゃないから。

で、私は香川の代表起用案として、ボランチをお薦めしたいんですよ。
えっ?アイツ守備できないじゃん!と言いたい気持ちは分かるが、別に守備ができない人じゃない。
もともと、デビュー当時の彼はボランチだったんだし。
というか、これは消去法である。
トップ下は上記の理由で難しいとして、じゃウィングはというと、左は中島、原口、右は堂安、伊東。
彼らを外してまで、わざわざ香川を入れるべきか?
で、どうしてもボランチを候補ポジションにせざるを得ない。

香川は、もともとインサイドハーフが得意だろ?
その点では、柴崎と同じなのよ。
香川と柴崎とでは個性がだいぶ異なるようでいて、案外私は似てると思う。
で、柴崎は↓にも書いたように今後の劣化を見込まなきゃならないし、その柴崎の好敵手である大島は、依然スペ体質で期待するのが難しい。
あと、オランダの小林祐希は最近試合に出てないみたいだし、意外と攻撃型ボランチは人材難だと思わない?
守備型ボランチの方は、遠藤航、守田、三竿、山口蛍、中山雄太、板倉、塩谷、それなりに駒が揃ってるんだけど。

香川は、球をたくさん触ってナンボの選手である。
だから、たくさん球を触れるポジションにこそ適性あるのよ。
ドルトムント初期の頃はシャドーストライカーとして名を馳せたもんだが、あれはあくまで、あの当時の話。
今の彼は、もっとマルチなMFになっている。

・・・・大迫
原口・・南野・・堂安
・・香川・・遠藤
長友・吉田-冨安・酒井
・・・・権田

基本、1TOPの大迫は中盤に下りてきて起点になり、そこから一気に前線の地殻変動が起きる。

原口・・大迫⤵堂安
・・⤴◯↖南野
・⤴香川
・・・←遠藤→

大迫が捌いた球を、ハーフスペースに侵入した香川がワンタッチで処理。
それに呼応する南野、堂安。
という流れをイメージしてほしい。

香川がボランチをやることの守備リスクは、相棒をバランサーとすることで凌ごう。
適性として遠藤、もしくは守田ということになるだろうか。
あとは、左サイドバックを長友でなく、もっと守備的にするのもありだと思う。
たとえば、東京五輪代表のボランチ、中山雄太とか。
中山は左利きで、尚且つボランチ、センターバックなど複数ポジションをこなせる守備のスペシャリストだ。
彼の場合は正統派サイドバックというより、香川が上がった後のスペース危機管理者として使ってみたい。

原口・・大迫⤵堂安
・⤴香川・↖南野
←中山→←遠藤→
⤴⤴吉田・冨安・酒井
・・・・権田

最近の長友、アップダウンが控えめじゃん?
あれは戦術のニーズでそうなってるんだろうが、あんな役割なら敢えて長友じゃなくてもイイ。
吉田の右が冨安、吉田の左が中山。
東京五輪世代で、吉田を挟む。
これ、悪くないと思うけどなぁ…。

しかし香川ひとりの為に、そこまでやる価値はある?
私は、あると思うぞ。
2019/2/5(火)8:38

☆関西人
次はコパアメリカに向けて
いわゆる後出しジャンケンというやつだが、カタールの3322に対するフォーメーションとして、おそらく日本がとるべき最適な形が森保式361だったと思うのね。

【マッチアップ】
・・▽・・▽・・▽
・・・・・▲
▽・▲・・▽・・▲・▽
・・▽・・・・・▽
▲・・▲・・・▲・・▲
・・・▽・・・▽
・・▲・・▲・・▲

▽⇒カタール
▲⇒日本

・・・・大迫
・・南野・・堂安
長友・・・・・・室屋
・・柴崎・・塩谷
・槙野・吉田・冨安
・・・・権田

もし実際にこんなスタメンを組んだら、「森保、策に溺れたな?」と呆れるだろう。
練習もしてない形だし。
だけどロジックとして、敵の3322に対してはこれが正しい。
昔からサッカーのセオリーとして、
「2TOPを封じやすいのは3バック」
「3バックがやりにくいのは1TOP」
というのがある。
そして敵のアキレス腱が1ボランチだとするなら、その脇に2シャドーを配置することで牽制をする。
敵のインサイドハーフは、南野や堂安を警戒して下がらざるを得ない。
すると、柴崎と塩谷のうち片方は必ずフリーになるので、柴崎がやや前に出てゲームメイクをできるという論法だ。

もちろん、わざわざこういう形でスタメンを組まずとも、4231を試合の流れの中で変化させることはできる。

【開始時点】
・・・・大迫
原口・・南野・・堂安
・・柴崎・・塩谷
長友-吉田・冨安・酒井
・・・・権田

【可変】
・・・・大迫
・・原口・・南野
長友・・・・・・堂安
・・柴崎・・塩谷
・吉田・冨安・酒井
・・・・権田

ちょっとバランス悪いと見るなら、堂安をシャドーにして、原口を右ウィングバックに回すのもあり。
とにかく、こういうことが普通にできるようになれば、森保ジャパンはもっと強くなるワケよ。

個人能力、身体能力云々以前に、もともとサッカーにはチェスや将棋っぽいニュアンスもある。
チェスや将棋は、少なくともゲーム開始時点では駒の戦力が全く同じである。
しかし、戦力差が全くないところからスタートしても、結局はどちらかが勝ち、どちらかが負ける。
これぞ、棋士の戦術の差である。

サッカーにおいては、戦術イコール選手のポジショニングさ。
どこに駒を動かすか、どういう駒を動かす
か、それが勝敗を分けるポイントになる。
もちろん、ユーティリティな駒があった方がイイ。
敵の動きに合わせ、陣形を変えられるからね。
4231はバランスのいい陣形だが、決して完璧ではないよ。
特に日本の4231は敵国が十分に解析済みで、攻略され放題である。

だからこそ、佐々木あたりは間違いなく可変システムのキーマンとして召集されてると思ってたのに、結局はただ長友のリザーブというだけで終わってしまった。
ああいう使い方しかしないなら、別に佐々木じゃなく、右の室屋みたいに若手を呼べば良かったはずなんだ。
山中とか。
それでも敢えて佐々木を呼んだのは、やはり森保さん、可変システムを当初は考えてたんじゃないの?
それが可変のもうひとりのキーマン、青山の負傷離脱によって御破算になったんだろうけどさ。

まぁ、イイや。
次の照準は夏のコパアメリカであり、そこはFIFA規定で今回の主力メンバーのほとんどが参加できない。
出られるのは、今回のメンバーからだと国内組のみ。
あと、故障で呼べなかった中島、浅野、あるいは香川あたりにも召集あるかもしれないけど。
しかし、コパまでにあと4試合しか実戦機会がないようだ。
そのうちの2試合が、来月のコロンビア戦とボリビア戦。
いっそ、それは今回の主力メンバーを敢えて呼ばず、コパに出られるメンバーだけでやってみてはどうか?
コパに出られないメンバーでコロンビアやボリビアと戦ったところで、せっかくの対南米トレーニングとしては全くの無意味なワケで。

じゃ、とりあえずコロンビア戦は北川スタメンでお願いします(笑)。
2019/2/4(月)1:20

☆関西人
視聴率
個人的には非常に盛り上がったアジア杯なんだが、世間一般の熱狂度は、さほどでもない様子。
その論拠は、テレビ視聴率。
まだ決勝の数値は聞いてないが、イラン戦で15,5%、サウジ戦で14,6%、ウズベキスタン戦で13,7%、オマーン戦で14,3%だったらしい。
ザック代表が優勝した時の大会では、準決勝で既に30%台を記録してたことを思えば、ちょっと今大会の数値は寂しい流れだわ。

とはいえ、「サッカー人気低迷」と騒ぐつもりはない。
今大会は本田も香川も長谷部もおらず、そういうアイコン不在が多少数値に影響したのはあるにせよ、でもそれ以上に今回の視聴率は、サッカーの問題というよりも一般的な「地上波テレビ離れ」の問題だと思う。
スポーツ中継に限らず、今は視聴率が20%を超える番組などほとんどない。
NHK朝ドラと「イッテQ」が辛うじて20%超えるぐらい。
あと、先日の全豪オープンテニス決勝は30%超えたみたいだけど。

まぁイイや。
それにしても、サッカーの視聴スタイルはだんだんと変わってきてるみたいだね。
以前なら、このての中継の視聴は「テレビを観る」の一択だったが、今はもう少し複雑になってきてる様子。
たとえば、観る映像はテレ朝の中継なんだけど、音声は松木さんやゴンの解説を消して、敢えてYouTubeなどの実況解説の方を聞いている、とか。
それ、副音声を聞くみたいな感覚か?
私は松木節が好きだから、絶対そんな面倒くさいことしないけど。

でも、マニアにはそっちのスタイルの方がイイかもね。
松木さんのは解説というよりは「応援」で、何より空気を高揚させることを第一にしている。
そんなのじゃなく、ちゃんと「解説」してほしいんだよ、という人も多いだろう。
で、地上波テレビじゃなく動画の方を視聴してしまう人は結構いると思う。

たとえば、サッカーファンに人気の高い戸田和幸。
最近、彼の戦術に特化した解説に魅せられている人は多い。
私もたまに彼のを見るんだが、いやいや、地味だね(笑)。
彼が戦術ボードの前に立ってマグネットの駒を動かしてる光景は、まるでNHK教育でやってる将棋番組の解説そのものである。
あれを見て、面白いと思う人とツマランと思う人、おそらく真っ二つに分かれると思う。
地上波では、ちょっとキツいかな…。

いや、でもさ、これだけサッカー中継の視聴率が厳しくなってるんだから、ひとつのテコ入れとして、ああいう将棋解説スタイルを実験的に取り入れてみるのもありじゃないかな、と思って。
たとえば、ハーフタイムに。
あの十数分、もの凄く退屈だろ?
映像は前半のリプレイと、あとはCMばかり。
あの空白の時間を利用して、そこに戸田和幸による前半の戦術ボード解説を挿入しちゃうのよ。
どうせハーフタイムだから見たくない人は見なきゃイイだけのことだし、見たい人だけ見ればイイ。
その解説で、後半に修正すべきポイントを十数分間で簡潔にまとめ、後半キックオフ以降は、再び松木さんに「応援」を託せばイイんだ。
こういう硬軟の使い分け、悪くないと思うけどなぁ。

それにしても、セルジオ越後はどこに行ったんだ?
アジア杯決勝といえば、セルジオを解説席に置かなきゃいけないでしょ。
2011年アジア杯決勝、日本の決勝点が決まった瞬間、セルジオが発した謎の雄叫び、
「ホラリラロ〜!」
は今でも忘れられない。
後に、この雄叫びは「ほら、李だろ(得点を決めたのは李忠成だった)」という意味なのを理解できたが、あの瞬間は「遂にセルジオが壊れた!」と騒然となったもんさ。

しかし、あの「ホラリラロ〜!」以降、私は紙面上で代表をディスりまくってるセルジオを見ても、「お爺ちゃん、ホントは代表のこと大好きなんでしょ?
結構、無理してディスってるでしょ?」としか感じられず、何だか愛しく思えてならない。
カムバック、セルジオ!
「応援」だけのサッカー中継なんて、そりゃ視聴率落ちて当たり前ですよ。
2019/2/3(日)20:48

☆関西人
今後A
なんのかんの言いながらアジア杯、日本は準優勝である。
森保ジャパン発足僅か半年で、十分に合格点だよ。
ACLでは優勝、アジア杯では準優勝。
クラブ、ナショナルチームの成績を統合すると、日本をアジアNo1としてもイイんじゃないだろうか。
香川、本田、岡崎、長谷部を使わずして、この成績。
多くの国が世代交代に苦慮する中、森保さんは易々と世代交代に成功した。
彼は何もしてないように見えて、なぜだか着地は見事である。

これで、ひと段落。
ここから先は、東京五輪組に着手してほしい。
「大迫は替えがきかない」問題は、東京五輪組強化プロジェクトの中で解決をしてほしい。
ただ、大迫と同タイプのFWを見つけるのは難しいと思う。
ああいう司令塔型FWは、決してスタンダードではないから。
彼の持ち味は、2列目を使うセンスである。
だけど、本来FWというのはストライカーで、使うことより使われることの方が本筋。
世の中には、使われるFWの方が圧倒的に多い。

過去に、大迫と似たタイプを思い出してみてくれ。
近年では、前田遼一。
一時期まで彼は代表のレギュラーだったが、彼の不幸はその時のトップ下が本田だったこと。
典型的な司令塔型MFだ。
前田は後ろを使うタイプで、本田は前を使うタイプで、正直食い合わせが良くなかったと思う。
やがて柿谷が出てきた時、本田は「日本にもようやくこういうFWが出てきた」と喜んでた。
前田に不満だったんだろう。
思えば日本代表は、中田英⇒俊輔⇒本田、2列目が司令塔型MFという時代が長く続いていた。
よって、1列目は2列目のパスに反応できるタイプが常に主流。
その中で、前田はちょっとタイプが違っていた。
そういや、西澤もそうだったかな?
西澤はトップ下が中田英より、森島の方が明らかに相性良かった。

でも、いつの頃からだろう。
時代の潮流なのか、日本もトップ下がだんだんと司令塔じゃなくなってきたワケよ。
本田から香川へ。
そして南野。
いまや日本の2列目は、突破とエリア侵入が仕事である。
香川、南野、中島、堂安、原口、乾、伊東などなど。
彼らは共通して俊敏で、ドリブルに長けたタイプ。
どちらかというと、中田英よりはモリシの系譜だね。
こうした2列目を十分に活かせるのは、使われるタイプでなく、使うタイプの1列目じゃないだろうか。
2列目が1列目を使う時代から、1列目が2列目を使う時代への転換。
そういう転換の中で、いつの間にか大迫が替えのきかない存在になっていた。

で、もしも大迫の替えが今後見つからなかった場合、どうすりゃイイのか?
そんなの簡単である。
1列目が2列目を活かすサッカーから、2列目が1列目を活かすサッカーへの再転換を図ればイイだけのこと。
大迫のように特殊な司令塔型FWを見つけるよりは、2列目の司令塔型MFを見つける方がまだ可能性あると思うから。
同時進行でいけばイイさ。
大迫の替えを見つける作業と、2列目の司令塔を見つける作業。
状況によっては、大迫タイプではなく、ゴリゴリのストライカーを前線に置く日がくるかもよ。
2019/2/3(日)17:51

☆関西人
今後
香川真司は、トルコリーグに決まった。
あれだけスペインにラブコールしておいて、結局こうなったのはスペインのどこからも声がかからなかったということか…。

新I番の中島がカタールに決定、旧I番の香川がトルコに決定。
今回の移籍市場は、ぶっちゃけビミョーな着地である。
かつての「香川がマンUに?」「長友がインテルに?」「本田がミランに?」「清武がセビージャに?」「宇佐見がバイエルンに?」というようなサプライズは全くない。
次の夏まで、待たなきゃならん。

でも、とりあえず香川は移籍できて良かったよ。
あのままドルトムントにいても、錆びるばかりだっただろうし。
やはり選手は、試合に出てナンボである。
あと、乾はアラベスに移籍、森岡はシャルルロワに移籍。
彼らも今までホサれてたワケだし、今回の移籍は歓迎すべきことだ。
あ、でも移籍したかったのにできなかった選手、ひとりいるなぁ。
他でもない、柴崎のことさ。
彼はこのままヘタフェに残って、ますます錆びたりしないかと心配になる。
仮にも、彼は日本代表の心臓、試合に出てもらわなきゃ困る選手だよ。
ヘタフェ、彼を使わないクセに、なぜレンタルで出さないんだろう?

我々は柴崎が今後朽ちることを覚悟しておくべきだが、それでも森保さんは彼を軸に据え続けると思う。
そうこうしてるうちに、柴崎を超える誰かが出てくることを期待する。
柴崎の相棒は、今大会をもって遠藤航が確定したんじゃないだろうか。
遠藤は、カタール戦で唯一評価を上げた日本人選手である。
出ないことで、「遠藤がいれば」と評価を上げた。
思えば、彼が先発した4試合は全て無失点。
対して、塩谷が先発した2試合は合計で4失点。
緊急召集され、尚且つボランチ本職でもない塩谷には少し同情するが、彼は遠藤の引き立て役になってしまった。

遠藤は、ベルギーで成長したと思う。
冨安もしかり。
最近では昌子がフランスへ、板倉と中山雄太がオランダへと、守備人材の渡欧が目立つようになってきた。
良い傾向である。
これまでは攻撃陣が主に海外組、守備陣が主に国内組という住み分けがあったんだけど、これからは変わってくるかも。

あと、伊東純也のベルギー移籍が決まったね。
ポジション、右サイドだろうか?
今大会は右サイドの堂安がもう少しやってくれると期待してたんだが、正直肩すかしだった。
とはいえ、堂安は堂安。
今回の伊東ベルギー移籍は、ようやく堂安と同じ土俵に立てたということ。
レギュラー獲り、頑張ってほしい。

総じて、ベルギー、オランダなど中堅リーグの選手が増えてきて、一時期ほどの派手さはなくなった。
だけど、ポジションは前に後ろに、センターにサイドにと分散し、むしろバランスは良くなってきている。
今後、スタメン11名全員が海外組という現象も増えるだろう。
ベルギーやオランダなんぞJリーグとレベル変わらんし、あまり行っても意味ないのでは?という意見も依然あるだろうが、私は今回のアジア杯で冨安や遠藤あたりを見てて、たとえ中堅リーグでも欧州に行くことは無意味じゃない、と感じたよ。
2019/2/3(日)13:56

☆関西人
カタール戦A
カタールの攻撃が機能したのは、2TOPが流動的だったことが大きいだろう。
エースのアリと、あとJ番の選手。
特にJ番の動きが、かなり神出鬼没だった。
今思うと、彼がキーマンだったね。
人かゾーンかという点で日本は主にゾーンを守るんだが、向こうもそれを分かっていて、ゾーンの弱点をつく戦術的な動きをしてきやがる。

カタールのフォーメーションは、2TOP+2インサイドハーフという妙な形だった。
本来なら、「潰し屋」として塩谷を縦横無尽に走らせたかったところだ。
それが可能ならJ番を無力化できただろうが、しかし2インサイドハーフがいるから塩谷はあまり持ち場のゾーンを留守にできない。
つまり、潰す仕事の選手があまり動けない。
その一方、サイドの選手はマークがいなくて、ただゾーンにいる。
何だか、やたら効率の悪いゾーン守備になってたんだ。
これは日本のゾーンの稚拙さというより、敵の陣形がそういう狙いだったんだと思う。
最初から、そういう作戦だったのかと。

【マッチアップ】
・・・・・▽
・・▽・・▲・・▽
▲・・・・▽・・・・▲
▽・▽・・▲・・▽・▽
・・▲・・・・・▲
▲・・▽・・・▽・・▲
・・・▲・・・▲

▽⇒カタール
▲⇒日本

図を見ての通り、敵のサイドはウィングバックの1枚。
それに対し、ウチはウィングとサイドバックの2枚。
ウチはサイドがダブついてる。
その一方、中央は敵のFW2枚に対してセンターバック2枚。
敵のインサイドハーフ2枚に対して、ボランチ2枚。
つまり、中央は同数ギリギリのマッチングである。
よって、中央の選手ほど迂闊には動けなかったワケで、まずここを修正すべきだったのよ。

私が思うに、一番手っ取り早いのは酒井をセンターに絞らせること。
サイド守備は堂安ひとりに託し、敵FW2+敵インサイド2の合計4に対し、ウチはDF3+ボランチ2の合計5で数的優位を作る。
こうして数的優位ができれば、神出鬼没のJ番に対しても誰かが必ず潰しにいけるから。

一方、敵は1ボランチで、本来そこがアキレス腱だったと思う。
ボランチ脇、空いてるもんな。
でも、日本はそこをうまく突いたと言いがたい。
柴崎と塩谷が敵インサイド2枚に牽制されたのは分かるとして、↑の図を見る限り、堂安と原口がそこを突くべきである。
でも、うまく突けなかった。
なぜなのか?
それこそが3322という配置の妙であり、図を見てると、なぜうまくいかなかったのかが何となくお分かりいただけるだろう。
3322は、4231封じのベストフォーメーションかもしれないね。

なんつーか、サッカーってこういうチェスの盤上駆け引きみたいなモノがあるのさ。
敵がどういう動きをしてくるかは試合が始まらないと分からんが、開始10分程度で試合を読み、それが想定外ならゲームプランを修正しなくちゃならん。
できれば、選手たち自身でね。
日本は、3322との対戦を今まであまり体験していない。
だから、やりにくかったと思う。
もし向こうが433、442、4231なら、きっとここまでバタバタしなかったはずだ。
とはいえ、後半はある程度修正できていた。
敵も消耗していたし。
1-2になった時、正直イケると思ったよ。
あと1点ぐらい入る空気はあったし、そこは、つくづくあのVARが痛い。
それでも、あと2点のビハインド、何とかならなかったのか?

武藤の投入は、かなり効いていた。
CKの数が多い展開になり、CK、クロスに強い武藤は適材だったと思う。
ただ、続くジョーカー、伊東と乾は効かなかったね。
伊東なんて、持ち味のスピードをほとんど出せなかった。
乾も、持ち味のドリブル突破はほとんどなかった。
でも、北川を除けばベンチの攻撃駒はあれで全てだったんだし、一応打つ手は打ったとしか言いようがない。
あれ以上は、無理だった?
いやいや、必ずや何かをできたはずなんだけど…。
2019/2/3(日)0:47

☆関西人
カタール戦
まさか、シャビの予言がそのまんま的中するとは…。

キャプテンの吉田、さぞ落ち込んでることだろう。
1点目も2点目も、彼がブロックした選手のシュートが決まった形だし。
3失点目は、彼のハンドによるPK。
こうして失点全てに直接絡んだ吉田、大いに責任を感じてると思う。

いや、私は吉田をあまり責めたくない。
アリのオーバーヘッドなんて、あれは吉田を責めるよりアリを誉めるべきだろ。
というか、あそこでアリに球を入れたJ番に対する守備ブロック全体の問題だ。
1点目も2点目も人の数は足りてたワケで、なのに失点したというのはブロックが不完全だったワケよ。
いや、不完全だったというよりは、敵がうまいこと人と人の隙間にポジショニングをしてて、あの時点で日本はマークの整理ができてなかったのかもしれない。

これ、よくある話だよね。
前半立ち上がり、対応の整理ができてないうちに失点しちゃうパターン。
ひょっとしたらカタールは、こっちの事前のスカウティングと異なる動きをしてたのかな?
だとしても、選手たちが話し合ってシステムの修正していけばイイだけのこと。
でも、なぜかそれができなかった。

前半途中、森保さんが業を煮やして選手たちのポジショニング修正を指示。
もっと早く修正指示出せよと皆さんは思っただろうが、どちらかというと今回に限らず、森保さんは選手たち自身で解決させるようにしてきたワケで。
そして後半は、おそらくハーフタイム中に何らかの話し合いがあったんだろう、明らかに日本のフォーメーション機能が良くなっていた。
これ、もっと早いことやってほしかったね。

思うに、以前の日本代表なら、ベテランの長谷部あたりがゲームの流れを読む頭脳だった。
一部報道によると、今は控えの乾が戦術的提案をよくしてるらしい。
とはいえ、頭脳がベンチにいては試合途中の修正は難しいさ。
だから、どうしても今は吉田あたりが長谷部の役割を担わなきゃいけないんだよね。
GK権田にしても、川島のごとく、もっと声を出していくべきだっただろう。

カタールは3-3-2-2という特殊なフォーメーションで、本来、付け入る隙はあったと思う。

・・◯・・・◯
・・◯・・・◯
◯・・・◯・・・◯
・・◯・◯・◯
・・・・◯

しかしカタールは、他にも433、4231、442など色々できるらしい。
普通、こんなに色々できるナショナルチームはないよ。
クラブチーム並みである。

森保さんも、ホントは3バックできるんだけどね。
結局それを試す余裕はなく、最初から最後まで4231だった。
つまり、熟成の度合いではカタールに及ばなかったというべきか。
もし日本が色々オプションのあるチームなら、カタール相手には3バックにすべきだっただろう。
その方が、あのJ番を自由にさせなかっただろうし、3点も取られることはなかった気がする。

いや、あの3失点目さえなければ、終盤に追いつける流れは確かにあった。
そして同点に追いつき、延長に入ればこちらの方に分があったと思う。
憎きVAR…。
いや、これも試練である。
我々はイラン戦に勝って、ちょっと図に乗ってたのかもしれない。
この負けは良薬、良薬口に苦し、ですよ。
我々もカタールに学び、もっと戦術オプションを増やそう。
あと、もっと戦術の修正能力を高めよう。
決して、遠藤航がいなかったから負けたワケじゃないですよ。
今回のは、明らかに戦術的な負けだ。
2019/2/2(土)10:16

☆若葉
森保JAPAN
2019アジア杯

ーーーー大迫
ーーーー(北川)
ー原口ー南野ー堂安
ー( 乾 )ー(武藤)ー(伊東)
ーーー柴崎ー遠藤
ーーー(青山)ー(塩谷)
長友ー吉田冨安ー酒井
(佐々木 槙野 三浦 室屋)
ーーーー権田
ーーー(シュミット 東口)

2019南米選手権?

ーーーー鈴木優
ーー(久保裕 浅野)
ー中島ー香川ー宇佐美
ー(宮市)(鎌田)(伊藤達)
ーー小林祐守田
ーー(大島)(三竿)
車屋ー昌子植田ー小池
(山中)(中山)(板倉)(橋岡)
ーーーー中村
ーーーー(小島)

2019E−1選手権?

ーー鈴木優 小林悠
ー(オナイウ阿道)(北川)
ー安部ーーーー清武
ー(相馬)ーー(前田直)
ーーー大島守田
ーーー(原川)(三竿)
車屋ー谷口三浦ー室屋
(山中)(中谷)(奈良)(小池)
ーーーーシュミット

2020東京五輪?

ーーーー大迫
ーーーー(上田)
ー中島ー南野ー堂安
ー(安部)ーーー(伊藤達)
ーーー中山安西
ーーーー(齋藤)
杉岡ー板倉冨安ー橋岡
(初瀬)ーー(立田)
ーーーー小島
ーーーー( 谷 )

2022カタールW杯?
ーーーー大迫
ーーー(鈴木優)
ー中島ー南野ー原口
ー(安部)(香川)(堂安)
ーーー柴崎遠藤
ーー(井手口)(守田)
長友ー吉田冨安ー酒井宏
(車屋)(昌子)(植田)(塩谷)
ーーーー中村
ーーー(シュミット 権田)

ーーーー大迫
ー中島(鈴木優)南野
(安部)ーーーー(堂安)
原口ー柴崎遠藤ー酒井
(長友)(大島)(井手口)(伊東)
ーー昌子吉田冨安
ー(植田)(三浦)(塩谷)
ーーーー中村
ーー(シュミット 権田)

カタールのアフリカ系移民歓迎。
アジアのレベルも上がるかも
オーストラリアは近年 政策で?
欧州移民からアジア系移民に
シフトしてるからやや物足りない。

日本代表に期待しています。
2019/2/2(土)3:25

☆関西人
いよいよアジア杯決勝
いよいよ、決勝戦。
ラスボスはカタールになったんだけど、ラスボスが必ずしも最強キャラとは限らない。
私は、イランより劣る相手だと思う。

ただし、侮れない相手である。
一番侮れないのはFWのアリで、あれは完全にアフリカ人だ。
驚異的なバネで想定を超えた動きをするし、あれを100%抑えるのはかなり苦しい。
大会8得点(歴代タイ記録)はダテじゃないね。
ノッてきたら、おそらく手をつけられない。

日本として、アリを抑えるというより、アリに球が入らないようにすべきだろう。
中盤を、きちんとプレスで潰す。
真ん中をきっちり締める。
日本は今まで通り、コレクティブなサッカーをやればイイ。
向こうの自慢であるカウンターさえ封じてしまえば、意外と向こうは勝手に自滅してくれると思う。
ボクサーでいうと、重いパンチをもつハードパンチャータイプ。
一発で敵をマットに沈めるタイプ。
日本として、足を止めた接近戦、ドツキ合いは避けたいところで、フットワークで距離をとりながら翻弄し、ジャブを着実に当てながら消耗させていきたい。
蝶のように舞い、蜂のように刺す。
敵の大振りのパンチは、フットワークでかわす。
こっちの戦略は明確である。

ただ、向こうの監督さんはかなりの戦略家らしい。
可変フォーメーションを使うとやら。
選手も複数ポジションをこなせるユーティリティが多いみたいで、そこは国内リーグ特定チームの選手を多く使ってるだけに、まるでクラブチームのように戦うことができるんだろう。
大会無失点の秘訣は、そこにあると思う。

となれば、監督同士の頭脳戦になるかもね。
森保vsサンチェス。
ここまで、森保さんの采配の冴えみたいなモノは特に見えてこなかったけど、決勝戦ではちょっと期待したい。
さすがに、駒も疲弊してるから。
ベストな状態ではない時こそ、監督の采配がモノをいうよ。

でも本音いうと、決勝はUAEが良かったなぁ。
強い弱いの問題でなく、ザックとの対戦は物語として絶対に盛り上がったはずだし。
それにホスト国だから、会場が完全アウェーになって凄かったはずだ。
もしくは、順当に韓国が決勝に上がってきてもらっても良かったと思う。
韓国とウチの因縁は今さら言うまでもなく、そりゃ間違いなくモチベは上がったはず。
考えてみれば、カタールが物語として一番盛り上がりに欠ける相手なんだ。
また何で、韓国はカタールに負けたんだろう?

なんつーか、「ワンピース」でいうなら、ラスボスは黒ひげか?赤犬か?シャンクスか?と思ってたところに、なぜか最後に戦う相手は黄猿だった、みたいなオチだよ。
そりゃ黄猿はメチャクチャ強いけど、しょせん田中邦衛である。
菅原文太ではない。
最後、黄猿に負けて終わるシャボンディ諸島編なんて、今さら私は見たくない。
2019/2/1(金)12:35

☆関西人
中島の今後
カタールのエースストライカーは、アルモエズ・アリという名前だそうだ。
モウリーニョが絶賛してたというから、結構有名な存在なんだろう。
近いうち、ビッグクラブに移籍しそう。
彼の現在の所属クラブは、アルドゥハイル。
これから中島が移籍するところである。
ということは、これからチームメイトになるのか。
こういうアリみたいな逸材がいるだけに、アルドゥハイルは業界の注目を集めているところなのかと。
つまり、中島もカタールに行ったら陽が当たらなくなるワケではなく、依然注目はされていくということさ。

カタール代表は、カタールリーグ所属選手がほとんどである。
アルドゥハイルから5人、アルサッドから9人、アルガラファから4人。
きっと、この3チームがビッグ3なんだろう。
カタール代表の強さ=カタールリーグの強さ、である。
ACLでは、アルサッドがベスト4、アルドゥハイルがベスト8に入ってたらしく、我々は決勝まで西ブロックのチームと当たることはないのでよく分かってないけど、やはりカタールは強いんだね。
そして、その強さをそのまんま代表に持ち込んできてやがる。
したたかな戦略だ。

そうそう、その中島のいくアルドゥハイルは、監督にルイファリアが就任したらしい。
「モウリーニョの右腕」として超有名な人だ。
モウリーニョとずっと一心同体だったから、彼の経歴は凄いのよ。
ポルト⇒チェルシー⇒インテル⇒レアル⇒チェルシー⇒マンU
(全てコーチ)
そして、ようやくモウリーニョから独立し、初めて監督としてアルドゥハイルにきたワケね。
このルイファリアが指揮するクラブとしても、アルドゥハイルは今後業界の注目が恐ろしく集まるだろう。

つくづく、中島は面白いところに決まったな。
噂では半年後にパリサンジェルマンにレンタルとのことだが、それはかなり怪しい話だ。
話半分に聞いておいた方がイイ。
それより、ちゃんとルイファリアの下で修行を積むことの方に価値を見いだした方がイイんじゃないか?
いずれこの監督は、欧州のクラブに行くことになる。
カタールリーグは、あくまで彼の腕試し期間だから。
で、彼が欧州に戻る時、彼に引っ張ってもらえるような選手になることを中島は目指した方がイイ。

「中島はカタールなんか行って、もうおしまいだ…」と考えた人は多いだろうけど、案外そうでもないよ。
まだ全然、道は繋がっている。
そのひとつが、ルイファリアの指導を受けられること。
業界には、モウリーニョの功績=ルイファリアの手腕と見る人も多く、彼の指導を受けられるだけでもアルドゥハイル行きには価値がある。

で、思いっきり中島がホサれたら笑うしかないけど…(笑)。
2019/1/31(木)11:03

☆関西人
ラスボスはカタールA
カタールも馬鹿じゃないんだから、ちゃんと日本を研究してくると思う。
まず、イラン戦を教材にするだろう。
あの試合、たとえシロウトでも日本のキーマンが大迫だということは理解できる。
実際、イラン戦のスタメンはその前のベトナム戦と1枚しか駒を替えてなかったワケで、その1枚というのが他でもない大迫だったワケよ。
でさ、その1枚を替えただけで、イラン戦は劇的にフォーメーション機能の改善を見せたワケじゃん?
つまり、これは大迫がハンパない、ってこと。

カタールは、こう考えるよね。
「大迫さえ無力化すれば、日本のフォーメーション機能は劇的に劣化するのでは?」と。
はい、その通りですよ(笑)。
もし、大迫にマンツーマンで2人がかりなどガチガチのマークをつければ、さすがに大迫でも無力化されるかもしれない。
で、そうなった時に日本はどうなるの?って話さ。

私は、何なら2人がかりでマークをつけてこいよ、と思う。
簡単に2人がかりのマークというけど、サイドならともかく、センターで2人をマンマーク要員に捻出するのは、それこそ両刃の剣である。
大迫は左右に振れたり、中盤に下がったりするタイプの選手で、それにぴったりついていったら、カタールのブロックはガタガタになるよね。

あと、サッカーの世界では「分かっていても止められない」ってのがあるんだ。
間違いなく大迫は、そっち系のタイプ。
別キャラにせよイランのアズムンもそっち系のタイプで、たまたまあれは冨安の奮闘でかなりの部分を抑えられたが、でもゴール前で股抜きされて突破されたシーンがあったじゃん?
あれ、幸いにも権田のスーパーセーブでことなきを得たが、1点入っていても全くおかしくはないシーンだった。

というワケで、どうぞどうぞ、大迫を徹底マークして下さいよ、と私は思う。
それにより、カタール戦はイラン戦ほど大迫は輝かないかもしれない。
別にイイのよ。
その分、大迫がカタール守備陣の機動力を奪ってるということなんだから、結局は南野や堂安や原口のチャンスが増えるんだ。
何なら、今回は乾をキーマンとして使ってみるのも悪くないかもしれないね。
だいぶ昔の話だが、ザック代表の時にアジア杯で日本はカタールを3-2で下している。
その試合、2ゴールをしたのが左サイドの香川真司だったんだ。
今回の試合でいうなら、原口、堂安、もしくは乾、伊東。
このあたりのメンバーが輝く可能性は高いと思う。

しかし「分かっていても止められない」というニュアンスでは、カタールにも恐い選手がいるよね。
名前はよく知らないけど、センターFWの黒人。
あれ、ぶっちゃけアフリカ人でしょ?
明らかに日本人DFの最も苦手とするタイプである。
アズムンより、抑えにくそう…。

前回の対戦では3-2というスコアになったことからしても、ひょっとして零封は厳しいかもしれない。
カタールって規格外のシュートとか打ってきそうだし、1失点ぐらいは覚悟しておくべきじゃないか?
ウチは、2得点ぐらいするプランで臨みたい。
幸い、日程のアドバンテージはこっちにあるんだから、後半勝負である。
ならば前半は敢えて捨て駒にして、北川先発もありかもしれない(笑)。

あ、そうそう。
ザック時代のカタール戦では、香川以外に伊野波がゴール決めてるんだよね。
完全に伏兵である。
ならば今回は、塩谷あたりでどうだ?
彼のミドルの威力は、地味にチームNo1だという説もある。
彼は練習でもミドル打ってるみたいだし、先発なら絶対に狙ってくるだろう。
セットプレーにしても、みんな吉田と冨安、大迫をマークするだろうけど、あまり塩谷のことは警戒しないでしょ?
彼は、地味に空中戦も強い。
意外と、キーマンになりそう。
2019/1/31(木)1:24

☆関西人
ラスボスはカタール
それにしても、シャビのアジア杯予想がかなりの的中率を示している。
日本vsカタールの決勝は、シャビの予言通りになった。
困ったことに、彼の予言ではカタールが優勝しちゃうことになるんだけど…。
いやいや、私はそんなの信じませんよ。
シャビはカタールリーグ所属の選手なので、多少リップサービスもあるだろ。
それにカタール代表のコーチでもあるようで、要するに自分がついてるチームが優勝すると言ってるだけである。

そりゃ確かに、カタールは強いですよ。
でも、地力はイランほどじゃないだろ。
以前エメルソンの例もあったように、帰化政策で強化をしてきた国だ。
ナショナルチームというよりは、傭兵部隊に近いニュアンスがある。
そんなチームがアジア杯を制覇するのは何か間違ってる気がするので、やはり日本が優勝した方が絶対にイイ。

とにかくカタールはオイルマネーを惜しみなく注ぎ込んでくる国であり、審判の買収だってあり得ない話ではない。
有名なカタール人としてモハメド・ビン・ハマムという人がいるんだけど、彼は元AFC会長兼FIFA副会長ね。
最後はFIFA会長の座を狙った人なんだが、その会長選挙で票の買収が発覚してしまい、今の彼は永久失格処分の身である。
いまだ私の中ではハマムのイメージがあるもんで、カタールといえば賄賂のイメージなのよ。
決勝戦、リアルに「中東の笛」がないかと心配になる。

こんなタイミングに、中島のカタールリーグ移籍が報じられたのも妙な偶然だ。
彼が行くクラブは、アルドゥハイルというところらしい。
よく知らんクラブだが、ここがポルティモネンセに支払う移籍金は、なんと44億円!
中田英寿を超えて、歴代日本人最高額なんだってさ。
凄いね、カタールのクラブって。
中島はメディカルチェックの為、30日にカタール入りすると報じられている。
ま、まさか、そこで中島を人質にして、決勝戦の八百長を日本サッカー協会に持ち掛けるワケじゃあるまいな…?

中島は将来の夢をバロンドール獲得と言っていた選手で、結構ビッグマウス系の人である。
その点はやや本田に近く、今回の件もロシアリーグへの移籍を決断した本田の考え方に近いかもね。
・本田ロシアへ→ロシアW杯
・中島カタールへ→カタールW杯
…なかなかロシアを脱出できなかった本田を思い出す。

まぁ、中島の件はまた別の機会に考えるとして、まずは決勝戦を何とかせねば。
地力ではイランに劣ると書いたが、カタールもイランと同じく堅守で、ここまで無失点。
そしてあの韓国に勝ったんだから、おそらくその実力はホンモノ。
多分、カタール戦はイラン戦とほぼ同じ布陣になる。
ただし遠藤航が怪我なので、代わりに塩谷の出場は確実。

・・・・大迫
原口・・南野・・堂安
・・柴崎・・塩谷
長友・吉田-冨安・酒井
・・・・権田

7試合目、連戦となるメンバーは疲れてるだろうね。
特に、原口とか。
でも、これが最後だ。
やるしかない。
「中島がいないので、これは日本のベストメンバーではない」と言う人もいるだろう。
でも、そうだろうか?
左サイドの原口は、かなりこのチームの貢献度が高いぞ。
中島を日本のエースと呼ぶのは、まだ早いかもしれない。
2019/1/30(水)9:11

☆関西人
イラン戦A
ひとつ幸運を言うなら、イランが完全ベストメンバーじゃなかったこと。
左ウィングのレギュラーがひとり、出場停止だった。
たったひとりなんだから大した影響ないと思いきや、そこを埋める為にイランはふたつポジションをイジっていた。
お陰で、ちょっとバランス悪かったかもしれない。

しかし、ふたつポジションをイジってきたのは日本も想定外だっただろう。
事前のスカウティングとは違った並びで、ひとつ対応を誤れば命取りになる。
でも、日本は落ち着いていた。
なんつーか、今の日本の強みは戦術的な対応力だと思う。
森保さんは、ある程度選手たち自身に戦術を組み立てさせている。
このへんはバランスが難しいところで、放置しすぎるとジーコ代表になるし、かといって干渉しすぎるとハリル代表になる。
また、選手の自主性に任せたら「俺たちのサッカー」になり、かえって硬直化してしまったのがザック代表。
おそらく森保代表は、そのいずれでもない。
このチームに選手たちの自主性があるのは確かだが、かといって「俺たちのサッカー」みたく、少数エリートたちによるチーム支配体制は感じないから。
あの頃より、もう少し民主主義的な空気を感じるよ。

で、試合中に選手たちが話し合いながら、対応を探求していったんだろう。
フィジカルでは劣勢だったが、明らかに戦術脳では優位に立てていた。
トルクメニスタン戦、オマーン戦、ウズベキスタン戦、サウジアラビア戦、ベトナム戦。
これだけの試合数をこなしてきて、彼らもようやく何かを掴めてきたんじゃないかな。
敢えて森保さんの手でチームを完成させず、大会を通し、選手たち自身の手でチームを完成させることに狙いがあったのかもね。

なんつーか、若手と中堅、ベテランのバランスが良いと思う。
一種のOJTが成り立っているというか、たとえば吉田が冨安を自由にやらせていて、大迫が南野を自由にやらせていて、宏樹が堂安を自由にやらせていて、若い奴らが伸び伸びとプレーできるよう、先輩たちが配慮してるのかと。
良いバランスだ。

思えば、スタメンはフィールドプレーヤー全員、海外組なんだね。
あとはGKだけ。
その権田にしてもポルティモネンセに移籍という噂で、そのうち純度100%になりそう。
いやいや、逆に権田は出場機会を失うピンチなんじゃないの?
イラン戦で彼のセーブは素晴らしかったが、彼をこのまま正GKに据え続けるのは少し不安である。
「キャプテン翼」を思い出すのよ。
翼くん&岬くんという最強のフィールドプレーヤーを擁しつつ、でもGKが森崎くんだから、毎試合苦戦をする南葛FC。
どうしても、権田に森崎くん臭を感じてしまう私。
皆さんは、このまま権田でもOKかい?
私は、そこだけ気になる。
2019/1/29(火)14:40

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