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過去ログ571 2019/1/29 10:18

☆関西人
イラン戦
いや〜、素晴らしい!
誰がイラン相手に3-0勝利など予想しただろうか。
とはいえ、スコアほど日本とイランに差があったワケじゃない。
むしろ、ウチが押されてたと言ってイイほどの内容だったし。
でも、日本はよく集中して守っていた。
今回の勝利は、そこに尽きる。
対するイランは、1失点目なんて油断以外の何物でもなかった。
3失点目もそうだ。
勝負の分かれ目は、結局のところ集中力だったと思う。

冨安が、アズムンをよく抑えていた。
吉田でなく、主に冨安をアズムンに当てたのは正解だったな。
冨安には吉田にないスピードがあるから。
アズムン、ほとんど仕事をさせてもらえず、かなりイラついてたし。
いや、よく守ったのは最終ラインだけではない。
中盤、前線の選手もよく守ってたわ。
1点目なんて、あれはゲーゲンプレスの一種だよね(笑)。
南野の闘志が素晴らしかった。
イラン戦は、ファイタータイプのトップ下として南野のスタイルが確立したといえる試合かも。
闘志という一点では、彼は前任エースの香川真司を遥かに凌駕してると思うぞ。

そして、この試合のMOMは何といっても大迫。
改めて、今の日本代表は「大迫のチーム」だと思い知らされたわ。
彼の司令塔型センターFWというスタイルは、特に本田がいなくなってから凄みを増してきている。
力点⇔支点⇔作用点というテコの原理の中で、やはり大迫は不動の支点なんですよ。
支点の彼がブレないことで、力点のパワーは倍増して作用点に働く。
作用点とは言うまでもなく、南野や堂安のことね。

そして、力点は主に柴崎だと思う。
彼は、最初から最後まで落ち着いていた。
相変わらず図太いというか、ふてぶてしいというか、完全アウェーでこそ彼のドSっぽさが真価を発揮するみたい。
以前、ヤットが自分の後継者は誰かを聞かれて柴崎の名前を挙げてたけど、やはり蛇の道は蛇、やはりドSの道はドS。
今回の試合を見てて、なるほど柴崎にはヤットと同じ匂いを感じた。
これが大島遼太とかになると、ふてぶてしさやドSの性格を感じないもんね。

ところで、柴崎の相棒である遠藤航が試合中に怪我をしてしまった。
あの感じだと、決勝は無理そう…。
しかし、あの緊急事態の中で塩谷が落ち着いて試合に入っていけたのは良かったよ。
普通、あんな完全アウェーの異様な空気の中、準備もロクにできてない選手をピッチに送り込むのは非常にヤバい流れだ。
でも、そこはさすが中東リーグでプレーする塩谷。
彼だからこそ、普通にやれたのかもね。
もしあれが若い守田なら、案外ヤバかったかも?
改めて、塩谷がいてくれて良かったわ。

とにかく、これにてアジア杯はひと段落。
最大のヤマ場は越えたと言ってイイだろう。
次はUAEかカタールか分からんけど、どっちでもイイや。
できることなら、恩師のザックとやりたいかな。
ここまできた以上は、優勝したいね!
2019/1/29(火)10:18

☆関西人
ジョーカー
仮に、イラン戦の先発が↓だったとしよう。

・・・・大迫
原口・・南野・・堂安
・・柴崎・・遠藤
長友・吉田-冨安・酒井
・・・・権田

控えメンバーは、次の通りだ。
・東口
・シュミット
・三浦
・塩谷
・佐々木
・室屋
・伊東
・乾
・北川
・武藤

槙野は体調不良なので外した。
GKはおそらく交代がないので、実質交代の対象は8名。

【三浦】
吉田か冨安にアクシデントがあった時のリザーブ。
足下の技術は、吉田や冨安に劣らない。
ただし、サイズは吉田と冨安に劣る。

【塩谷】
メインは守備的MF。遠藤航、および柴崎のアクシデントがあった時のリザーブ。
戦術的には潰し屋の駒。ミドルシューター。
他にもサイドバック、3バック時のセンターバックをこなせるので、守備固めに重宝。

【佐々木】
長友にアクシデントがあった時のリザーブ。
ただし長友より空中戦に強みがあるので、守備固めに重宝。
3バック時のセンターバックもこなせる。

【室屋】
酒井にアクシデントがあった時のリザーブ。
ただし、酒井よりアップダウンに強みがある。
サイドバックとしては攻撃の個性が強い。
サイズが酒井よりない分、守備力はやや劣る。

【伊東】
チームNo1の俊足。
右サイドが主戦場なので堂安のリザーブになるが、堂安が左利きなのに対して伊東は右利きゆえ、タテにエグってクロスという戦術に適している。

【乾】
ドリブラーとしてのジョーカー。
左サイドが主戦場なので原口のリザーブになるが、創造力は原口を凌ぎ、戦術眼も高い。
ただし軽量の為、肉弾戦には適していない。

【北川】
前線のマルチプレーヤー。
未知数。
敵も彼のデータが多くないと思われるので、大会の中で成長すれば切り札になり得る。
今は最も下の立場ゆえ、おいしくない仕事でも黙々とやってるけど。

【武藤】
パワーとスピードとフィジカルに長けた本格派FW。
クロスに合わせるセンスは大迫以上。
また、強烈なミドルシュートもある。
周囲を生かすプレーでは大迫に及ばないが、ストライカーの単品としては十分なクオリティがある。

三浦、室屋、佐々木の3名は、最終ラインにアクシデントがない限り、出番はこないと思う。
セオリーとして最終ラインは安定優先、あまり試合途中でイジらないから。
よって、イラン戦に出番があるかもしれないのは、武藤、北川、乾、伊東、塩谷、この5名のうち、いずれかじゃないかな。

ちなみに、90分なら3名交代だが、延長になれば4人目の交代が認められている。
だけど、延長になると足をつったりする奴が出てくるので、そっちの保険に4枚目はしばらく残しておきたい。
よって、戦術的なカードは3枚。
私なら、武藤、伊東、乾だ。
大迫は、臀部痛もあって90分フルは無理かもと思うので、まずは大迫⇒武藤というカードを切る。
すると武藤⇔南野がカブりそうだから、南野を下げて伊東を投入。
伊東は右に入れ、堂安をトップ下に移す。
堂安は左足キッカーとして、できるだけ残しておきたいから。

・・・・武藤
原口・・堂安・・伊東

基本、伊東が右をエグってクロスというプラン。
武藤はクロスに点で合わせるのが巧いFWであり、私の中で武藤⇔伊東はひとつのセットだ。
それを繰り返して敵ラインを右にスライドさせたところで、いよいよ切るカードは、原口⇒乾。
左に、乾の餌となるスペースができそうだからな。
原口を下げるのがどうしても守備バランスで不安だというなら、いっそ柴崎⇒乾でも構わない。
終盤には、柴崎も疲弊してるだろう。
で、柴崎のキッカーという役割は乾に託す。

・・・・武藤
乾・・・堂安・・伊東
・・原口・・遠藤

乾が入ったらタメができるので、長友がオーバーラップしてナンボになる。
よって、長友の上がりを前提にして逆サイドの酒井は低い位置をキープしてくれ。

↑・乾・・武藤
↑長友・・堂安・・伊東↑
←原口←←遠藤→
/←吉田←冨安←酒井←
・・・・権田

ちょっとアシンメトリーだけど、こうやって左に起点を作れば、今度は右にスペースができる。
伊東の餌だよ。
右ストレートと、左フック。
これはボクシングだ。
右を警戒させといて左フック、もしくは左を警戒させといて右ストレート。
ボクサーでいうとイランは重量級なのに対し、こっちは中量級。
パンチの重さではかなわないので、こうして左右を使い、トリッキーにいかなきゃクリーンヒットはしないだろう。

で、最後にはノックアウト勝ちを。
2019/1/28(月)0:14

☆関西人
最強イランB
力の劣る者が力の勝る者に勝つ場合は、戦いながら成長していくしかないんですよ。
今、アニメ「ワンピース」でルフィvsカタクリ戦をやっているんだが、ここでは劣勢のルフィが戦いの中で見聞色の覇気(未来予知の能力)を覚醒させていく流れがある。
このてのマンガでは、戦いの中で覚醒というのはよくある展開だ。

覚醒を期待しなきゃならんのは、南野だと思う。
彼、まだ無得点だから。
大迫も武藤も堂安も原口も点は取ったのに、南野はまだ。
そろそろ、取っていい頃でしょ。

あと月並みだけど、相手に負けない根性が必要。
ルフィはカタクリの攻撃を何度も食らってダウンしながら、そこから何度も立ち上がっていた。
日本もまた、そういうのが必要である。
ラインを引いてイランの攻撃を凌ぎつつ、奪えば一気に攻守の切り替え。
上下動を何度も繰り返すと、やがて足にくるだろう。
だけど、そういう上下動はイランにも少しずつダメージとして効いてくるはずだ。

で、あとは森保さんの采配次第である。
運よく先制できれば、守備固めの采配をする。
塩谷を投入するとか、佐々木を投入するとか、あるいは北川を入れてフォアチェックの無駄走りをさせるのもありだと思う。
逆に、先制されたパターン。
私はこっちの方が可能性高いと考えるが、その場合、まず焦らないことが大事である。
焦って攻撃シフトをとり、逆にカウンター食らって2点目を取られたら、その時こそ終わりだから。

そもそも、「伊東を入れろ!」とか言うのは簡単だけど、伊東を誰に替えるのかというのが問題でしょ。
普通に堂安と替えたら、その時点で日本は左足キッカーを失うことになる。
セットプレーでしかチャンスがないかもしれないウチにとって、それはいかがなものか。
あと、「乾を入れろ!」とか言うのも簡単だけど、原口と替えた時の守備バランスは考慮しなきゃ。

つまり私は、たとえ先制されてもギリギリまでメンバーを替えず、できるだけ粘るべきだと思うんだ。
「森保、決断が遅い(怒)」とブーイングされようが、敢えて先手を打たない。
終盤、イランの足が止まってくるまで耐えるべきだと思う。
そして終盤の勝負所でようやく動き、1点を返し、延長戦という泥沼に引きずり込むプラン。
泥沼の膠着戦の中でこそ、遅かった交代カードの足が活きてくる。
イランの持久力がどれほどなのかは知らんが、日本はとにかく根性で上下動、走るしかないんだから。
ただし、PK戦まではいきたくないね。
イランのGKは、明らかに権田より上だし。

そんな心配すんな。
イランも人の子、試合の中でミスぐらいしますよ。
だから、やってみなきゃ何が起きるかなんて分からない。
審判が試合を壊すかもしれないし。
VARが流れを変えるかもしれないし。
予想外の怪我人が出るかもしれないし。

ルフィvsカタクリを見て思ったが、やはりカタクリのように生涯無敗の戦士は負けパターンを知らないようだ。
イランもまた、ここ数年はほとんど公式戦に負けてないチームで、もはやカタクリ状態ですよ。
おそらく、彼らは負けパターンを忘れてしまっているだろう。
そこが盲点。
対する日本は、あらゆる負けパターンを知り尽くしている(笑)。
ここ数年で、10回以上は負けてるから。
一番悔しかった負けパターンが、W杯ベルギー戦である。
あのアデショナルタイム、怒涛のカウンターによる失点。
あれだけは忘れられない…。

そうだ。
イラン相手に、あれをやればイイじゃん。
アデショナルタイム、イランのコーナーキックを権田がキャッチ。
すぐさま、原口に球を渡す。
原口は50mドリブルで独走し、敵に詰められると並走していた長友に展開。
長友は大迫にラストパスするも、敵DFを引き付けた大迫はそれをスルー。
しかしファーには南野がフリーで走り込んでいて、それをシュート、ゴール!
という劇的なエンディング。
そういう1-0勝ちをできれば、きっと西野ジャパンも成仏できるはずだ。
2019/1/27(日)19:06

☆関西人
最強イランA
イランの凄さは、ほぼ負けないことだろう。
W杯アジア予選では、唯一の無敗国だった。
ちなみに日本ですら2敗、韓国ですら3敗している。
驚くべきはその失点の少なさで、彼らは最終予選を通して僅かに2失点。
ちなみに日本で7失点、韓国で10失点。
イランの強さは、どうやらその守備の堅さにあるようだ。

珍しいよね。
中東って攻撃は凄いけど、守備が巧いという印象はあまりないから。
「中東は守備時にボールウォッチャーとなる」というフレーズ、今まで何度聞いたことだろう。
だけどイランはその例外のようで、これはカルロスケイロスの長期政権というのが大きいと思う。
ひとりの監督が8年もやってりゃ、その守備のメソッドは骨身にまで浸透するよ。
ましてやケイロスって、どちらかというと守備の人だろ?

そういやこの人、昔グランパスの監督やってた。
1年ほどで解任されてたけど。
その後レアルの監督もやってたが、それも1年ほどで解任。
そんな彼が、8年もイランの監督をやったのは意外である。
彼のキャリアの中でも、最長だろう。

じゃ、日本も8年ほどの長期政権をやったら何らかのメソッドが叩き込まれる?
うん、多分そうなると思うよ。
日本なら、たとえばジーコ。
彼とアントラーズの関係は、ケイロスとイランの関係に似てるかも。
アントラーズは、今なおジーコとの関係を維持している。
なんせ、ジーコは「神」だからね。
長期に渡ってひとりの指導者に従うのは、ある種の崇拝、宗教的ニュアンスがなければ難しいよ。

思えばケイロス自身、間近で「神」を見てきた人である。
その「神」とは言うまでもあるまい、アレックスファーガソンさ。
ケイロスはマンUで、ファーガソンの片腕としてコーチをやっていた。
ファーガソン政権は30年だからね。
ケイロスの8年なんざ、屁である。
ケイロスは師のファーガソンを見てきて、やはり「神」の長期政権を目指したと思う。
たまたま、それを実現できたのがイラン代表だった。
私はイラン代表のことをよく知らんが、イメージするならマンUだろう。
それも、ファーガソン時代のマンUかな?
フォーメーションは違うけど。

↑に「イランはほとんど負けない」と書いたが、実際ここ4年で負けた試合はW杯でのスペイン戦のみだそうだ。
勝ち点0の試合がそれだけだというなら、そりゃFIFAランキングのポイント計算としてアジアのダントツ首位になるのも納得だわ。
そのスペインvsイランにしてもスコアは1-0だっただけに、ウチもイランに勝つとすればそのスコアしかないんじゃないだろうか。
ちなみに、そのスペインが取った1点というのも、ややアクシデントに近いラッキーゴールである。
その後イランはセットプレーから1点を返すが、これがVARのオフサイド判定で得点取り消しに。
なるほど、イランに勝つにはVARを味方にする必要があるようだ。

しかしイランには、ほとんど弱点らしい弱点が見当たらない。
最終ラインとGKが鉄壁で、中盤のフィジカルは強く、FWではアズムンという選手がなかなか凄い。
彼はハイブリッドな万能型FWで、日本でいうなら大迫の資質と南野の資質を掛け合わせたタイプかもしれない。
おいおい、そんなのどう対処すりゃイイのよ?
ラインを上げてスペインのごとく、繋いでいくべきか。
それとも引いて、ひたすらカウンターに勝機を見いだすべきか。

うん、私はある程度セーフティに戦うべきだと思う。
↑に書いた通り、ウチが勝つとすれば1-0というプランしかないワケで、まずは失点しないことが最優先。
仮に先制されたらそこから反撃のシフトをとらざるを得なくなり、逆にカウンターを食らってさらに失点、というパターンが目に浮かぶ。
つまり、サウジ戦の戦略をとらざるを得ない。
ただ、あの時より救いがあるのは、おそらく大迫が先発すること。
自陣で球を奪った後、そこからの攻守切り替えで大迫が果たす役割は大きい。
彼ならイランDF相手でもキープできるので、南野、堂安あたりに良い体勢、良いポジションで球を持たせることができる。

あとは、個の資質勝負。
イランの守備陣は個々に超アジア級にせよ、大迫や南野や堂安にしたって、超アジア級なのは間違いないでしょ。
とにかく、セットプレーでも何でもイイから1点を先制したい。
一瞬、守備重視のプランで遠藤+塩谷の2ボランチが頭をよぎったが、でもセットプレーを考えると柴崎は外せないね。
日本は、セットプレーの秘策を温存してるとかないのかな?

スポナビに「アジア杯16強ランキング」が出てるので見た人は多いだろうが、それによるとイランが1位、日本は4位になっている。

1位【イラン】合計ポイント94
・攻撃力18
・守備力18
・選手層19
・監督20
・完成度19

4位【日本】合計ポイント79
・攻撃力17
・守備力14
・選手層17
・監督16
・完成度15

日本が勝ってる項目が一個もない(笑)。
ちなみに、日本より順位が上の国は、2位がカタール、3位が韓国。
このランキングが作成されたのはグループリーグ終了直後だと思われるが、なるほど、決勝トーナメントではこの格付け通りに韓国はカタールに敗れたワケで、これはなかなか信憑性ある格付け表なのかもしれない。
だとすりゃ、やはり日本はイランより大きく戦力が劣るのか?

いやいや、やってみないと分からんよ。
日本はただ今成長中であり、↑のポイントより若干数値が上がってると思う。
↑のポイント項目には、サッカーに大事な「運」が入ってないね?
弱者が強者を破るとすれば、それこそ「運」が必要。
森保さんは、意外にもってると思うぞ。
なんせ、彼が監督になってからまだ一度も負けてないし。
そういや昨日、槙野が発熱でダウンしたというニュースがあった。
これ聞いて、「ダウンしたのが槙野で良かった」と思った人は多いはず(笑)。
やはり、森保さんはもってるんだ。
2019/1/27(日)13:34

☆関西人
最強イラン
とりあえず、この準々決勝をもって累積イエローはリセットされ、準決勝を万全で迎えることができる。
対するイランは、次戦に主力がひとり出場停止だそうだ。
まぁ、ウチも青山が離脱したので無傷ってワケじゃないけど。

あと、酒井が右足を少し傷めたっぽいのが気になる。
次、大丈夫だろうか?
もしダメなら室屋ということになるだろうが、あるいは相手が攻撃力あるイランだけに、室屋でなく塩谷をサイドバックで使う可能性もある。
でも、そうなれば柴崎+遠藤航のリザーブが不在になり、また冨安を中盤起用するのか?
じゃ、吉田+冨安コンビを解体?
いやいや、それはいかがなものか。

など色々考えると、イエローが消えたところで意外とやりくりは難しいですよ。
イランも延長なくきたし、条件も同じ中3日、特にウチがアドバンテージあることはない。
それより、中国戦に大勝したイランはチームがノッてるでしょ。
申し訳ないけど、私は勝つイメージがどうしても湧いてこない…。

イランは、大会最高身長のチームだ。
つまり向こうには高さのアドバンテージがあり、ウチはベトナム戦から一転、今度はウチがベトナムのようにして戦わざるを得ないようになる。
地上戦で勝負。
しかし、相手は大会無失点の堅守チームであり、それをコジ開けるのは至難の業だろう。
点は取れて、1〜2点が限界。
となると、まず大事なのはウチが失点しないこと。
不安だよなぁ。
特に、センターバックとGKの連携面。
GKへのバックパスとか、非常に怖いものがある。

あのてのGKへのバックパス処理などは、ひょっとしたらシュミットや東口の方がまだマシなのかもしれない。
ちなみに権田はセーブの巧さのGKであり、足下が特別巧いタイプじゃないでしょ。
とにかく日本代表の正GKは、まだ未確定ですわ。
川口⇒楢崎⇒川島という正GKの系譜、今のところ誰か正統後継者が確定してるワケじゃない。
権田?
東口?
シュミット?
とりあえず、暫定にせよ今は権田である以上、できるだけGKにバックパスするようなサッカーは避けておいた方が無難である。

センターの守備のスクエアは、↓に書いた通り、今は吉田、冨安、遠藤航、柴崎でいくべきだと思う。
ここの連携は、よくなってきてるんじゃないだろうか。
特に遠藤、冨安のシントトロイデン組が頼もしくなってきた。
たとえイラン相手でも、高さではある程度の対応はできる。
怖いのはむしろ、ドリブルで振り切られるなど、スピードの方さ。
裏を取られないよう、きっちり中を締めてほしい。
サウジ戦みたくね。

もちろん、イランはサウジより強いよ。
思えばイランはロシア大会の時、スペイン、ポルトガル、モロッコというグループの中で1勝1敗1分という立派な戦績を残してたっけ。
現在、FIFAランキング20位台に入ってるのはダテじゃないと思うぞ。
ましてや、このアジア杯はイランにとって準ホームの大会でもあり、今のイランはロシア大会の時以上に強いかもしれない。
それに、約8年もイラン代表監督をやってる名将・カルロスケイロスが、今大会をもっていよいよ退任だそうだ。
いわば、今大会はケイロス代表の集大成ということね。

でも、ロシア大会では日本もイランに負けないほどの健闘をしたのは事実。
現在FIFAランキング1位のベルギーに対し、ほぼ互角に戦い、あと一歩というところまで追い詰めたじゃないか。
あと、ハメスロドリゲス擁するコロンビアには勝ったじゃないか。
いくらイランが強いとはいえ、さすがにベルギーやコロンビアほどじゃないだろ、と私は考えるようにした。

韓国がカタールに敗れ、オーストラリアもUAEに敗れ、これで四強はウチを除けば全て中東勢となった。
イラン、カタール、UAE。
やはり中東は、中東でこそ強い。
魚人族が海でこそ強いのと同じさ。
砂漠の民は、砂漠でこそ強い。
なんとなく思い出すのは、砂漠の王国アラバスタに君臨していた、スナスナの実の能力を持ったクロコダイルだよ。
クロコダイルvsルフィ。
イランvs日本は、何だかそんなイメージが湧く。

日本の対イラン戦績は、これまで5勝7敗6分だそうだ。
負け越している。
確か、ルフィもクロコダイルには2度敗れ、3度目にようやく勝ったんだっけ。
しかし、それは昔の話だ。
アラバスタを去ってからのルフィは、レイリーに弟子入りして武装色の覇気を会得し、ギア4を会得し、格段に強くなっている。
日本代表だって、そうさ。
サウジ相手に1-0勝利した硬質なサッカーを見てると、あれは武装色の覇気だね。
あれなら、イラン相手でも大量失点はないだろう。
大量得点も、ないだろうけど。

あとは、ギア4だね。
私は、まだ日本が何か秘技を隠し持ってることを期待したい。
隠し球?
南野や堂安や柴崎はゴムゴムの実の能力みたいなもんで、いわばベースだ。
そういうのとは全く別種の必殺技が炸裂しないと、今のイランには勝てない気がする。
武藤?
伊東?
塩谷?
ま、まさか、北川…?
2019/1/26(土)11:20

☆関西人
ベトナム戦
まず驚いたのは、スタメンである。
前戦から替えたのは、北川のみ。
つまり、ほぼベストメンバー。
そういや、森保さんはベトナム戦に「チャレンジャー精神で臨む」みたいなこと言ってたけど、あれ社交辞令ではなく、本気だったのか?

悪いが、これはダメだと思った。
ベストメンバーがどうこう以前に、中3日と中2日でスタミナのアドバンテージがあるベトナムに対し、こっちが前戦のスタメンをほとんどまるごと使うなんて、自ら首を絞めるようなもんでしょ。
次の準決勝はどうする?という話まではしないけど、とにかくターンオーバーはベトナム戦に勝つ意味でも必要だったんじゃないだろうか。
ロジックでは、明らかに森保さんの判断はおかしい。
しかし、そのロジックを超えたところで、「この判断は決して間違いではない」としてしまうのが森保さんの恐ろしさである。
事実、こうして普通に勝ったワケで。

今回のスタメンは、どちらかというとセットプレー仕様だったと思う。
柴崎の右足、堂安の左足、189cmの吉田、187cmの冨安。
ベトナム相手には走り勝てない、ならば効率よくセットプレーで得点を、という狙いがあったような気がする。
確かに大会最低身長のベトナムに対しては、それが妥当な戦略だっただろう。

後半、交代投入されたのは大迫、乾、塩谷だった。
これ、攻撃のニュアンスの投入というよりは、どちらかというと守備のニュアンスの投入だったように感じる。
激しく上下動して、消耗してたのはベトナムの方だった。
真剣にスプリントしてるベトナムに対し、割と日本は緩いスプリント。
ウチとして、そこまで本気で2点目は狙ってなかったんじゃないだろうか。
このまま1-0でイイわ、と。
思えば、アジア杯のここまでの5試合、全てが1点差の勝ちである。
みんなこれに慣れてきて、1-0でも変にビビらない感じになってきてるのが心強いね。

と言いつつ、何かとヒヤヒヤさせるのがセンターバックの吉田と冨安。
いやいや、↓を見てくれ。

【トルクメニスタン戦】
吉田+槙野⇒2失点
【オマーン戦】
吉田+冨安⇒無失点
【ウズベキスタン戦】
槙野+三浦⇒1失点
【サウジ戦】
吉田+冨安⇒無失点
【ベトナム戦】
吉田+冨安⇒無失点

こうして見ると、なぜか吉田+冨安の組み合わせだけが無失点。
あとの組み合わせは、全て失点している。
吉田+冨安コンビは、どうやらゲンが良いみたい。

あと、ボランチのコンビも見てくれ。

【トルクメニスタン戦】
柴崎+冨安⇒2失点
【オマーン戦】
柴崎+遠藤航⇒無失点
【ウズベキスタン戦】
青山+塩谷⇒1失点
【サウジ戦】
柴崎+遠藤航⇒無失点
【ベトナム戦】
柴崎+遠藤航⇒無失点

そう、柴崎と遠藤航の組み合わせだけが無失点なんだ。
これもゲンの良いコンビみたい。

・・・・◯◯
◯◯・・◯◯・・◯◯
・・柴崎・・遠藤
◯◯・吉田-冨安・◯◯
・・・・◯◯

この4人の組み合わせが、今のところ最も守備で結果を出しているようだ。

ところで、次の相手はイランに決まったんだけど、イランはここまで累計で12得点無失点。
凄いな…。
ちなみに、日本は8得点3失点。
このイラン相手に日本の大量得点はまず無理で、勝つとしても、おそらく1-0だろう。
ならば、↑の4人にスタメンで出てもらい、この組み合わせの無失点を継続してもらわなきゃならないことになる。
2019/1/25(金)9:16

☆関西人
戦い方C
ベトナムをナメちゃいけない。
軍事では、白兵戦だとベトナムが世界最強では?という意見もあるほどだ。
なんせアメリカ、中国という世界の二強と戦争し、勝ったほどの国である。

それらの戦争は勝ったというワケじゃなく、負けなかったという方が正しいだろう。
消耗戦になり、相手が根負けして撤退したんだ。
軍事力、軍備では間違いなくアメリカや中国の方が上回ってるけど、ひとりひとりの兵士が地の利を生かしてゲリラ的に粘るんだよね。
おそらく、昔の旧日本軍もそんな感じだったんだろう。
硫黄島の戦いなんて、日本の兵力20000に対して、アメリカは10万以上の兵力を動員。
当然アメリカ側は短期で制圧できると想定してたのに、実際は一ヶ月以上もかかり、死傷者の数も想定以上だった。
なんつーかな、弱者って強いのよ。
軍事力で劣るのを自覚してるから、虚をつくのを徹底してくる。
おそらく、サッカーでも同様。
ベトナムは、白兵戦で粘るはずだ。

基本、サッカーは11vs11の白兵戦である。
とはいえ、兵力がイーブンというワケではない。
軍備が違うからね。
片方がバズーカ砲を持ってるのに対し、片方は軍刀しかない、というパターンもあるだろう。
軍刀で、バズーカに勝てるか?
基本、勝てない。
でも、それを勝てるようにするのが戦術ってもんですよ。

サッカーでは、個人個人の戦闘値がある。
たとえば日本が全選手の戦闘値合計の数値が100ぐらいだとして、ブラジルなら500ぐらいあるんじゃないだろうか。
ベトナムで、そうだな〜、せいぜい60ぐらいか。
じゃ、楽勝?
いや、そういうもんではない。
サッカーは、あくまで球を巡るスポーツ。
その球を持ってる選手の戦闘値が仮に10なら、戦闘値6の選手がふたりがかりで襲えば局地的に勝てるかもしれない。
そう、戦闘値は局地的に複合させることができるんだ。
その局地の妙があるので、サッカーでは時にジャイアントキリングが起きる。

ベトナムの狙いは、今回そこだろう。
じゃ、それに対して日本はどうすればイイのか。
簡単な話、私はピッチを広く使うことだと思う。
敵をワイドに広げるんだ。
思いっきり展開をワイドに広げて、それでもベトナムが「局地で2人がかり」を狙うなら、そのスライドで必ずどこかに空きスペースが生じる。
じゃ、次はその空きスペースに球を展開。
つまり、サイドチェンジがこの試合のカギになるのよ。
サイドチェンジから局地で一対一を作り、戦闘値の優位を確保。
そこを突破口にする。

あとは、セットプレー。
たとえばコーナーキックがあったとして、そこでは基本、マークが一対一になる。
無理して二対一でマークすると、別のところが手薄になるから。
じゃ、ここは純粋に個と個の戦闘値勝負ですよ。
ベトナムが高さ勝負で、吉田や冨安に勝てるか?
ここは日本として、直球勝負もありだと思う。

ベトナム戦争で、米軍はベトコンのゲリラに手を焼き、しまいには密林に爆弾を大量投下して焼いてしまったという。
酷いやり方だ。
でも、そうした狙いは分からんでもないな。
ゴールは、密林の中にある。
密林に入るのは、非常にウザイ。
でも、入らないとゴールにたどり着けない。
さて、どうすべきか。

というイメージで、ベトナム戦を見てみようと思う。
2019/1/24(木)14:02

☆関西人
戦い方B
ベトナム戦の前日会見、森保さんの隣に座ったのは柴崎だった。
柴崎、やはり先発か…。

ベトナム戦はターンオーバーといいつつ、物理的に11名入れ替えは無理ですよ。
青山が離脱したことで、フィールドプレーヤーは現在19名。
どうしても何名かは、サウジ戦のスタメンから選ばなくてはならん。
サウジ戦からベトナム戦まで中2日。
ベトナム戦から準決勝まで中3日。
準決勝から決勝まで中3日。
この日程で、3試合とも先発する選手は多分出てくるだろう。
確か、柴崎はロシア大会で全試合先発したよね。
さすがに最後の方はバテたのか、精彩を欠いてた記憶がある。
彼、鉄人キャラではないからなぁ…。

ベトナムは前戦から中3日で、日本より一日休みが多い。
加えて、もともと走力あるベトナムだけに、走り合いになればウチが劣勢になる可能性はある。
イマドキのサッカーは攻守の切り替えが中心で、みんな敵陣と自陣を何度も何度も往復しなきゃならん。
必然、消耗戦になる。
仮に走り負けても、試合に勝つには一体どうしたらイイのかな?

私が敬愛するバルセロナのヨハンクライフ監督は、ピボーテは走るなと言っていた。
ドリームチームのピボーテだったグアルディオラに対し、「センターサークルから出るな」とプレーエリアを限定する指示をしていたそうだ。
私は、柴崎に対してもそれでイイと思う。
配球役のピボーテは、できるだけチームのド真ん中、パスターゲットになる選手たちと等間隔になる真ん中ポジションに位置した方がイイので、センターサークルから出るなということになるんだろう。
そうやってピボーテが動かない分、トップ下がプレスに頑張らなくちゃならない気がするけど。

・・・・大迫
乾・・・北川・・伊東
・・・・柴崎
佐々木・塩谷・・室屋
・・吉田・・冨安
・・・・権田

このフォーメーションなら、柴崎をプロテクトする為に北川が頑張らなくちゃならん。
塩谷は、もちろんのこと。
あと、意外とキーマンになるのが左の佐々木で、右の室屋の上下動に対して、左はバランス調整の機能。

攻撃は、右の伊東と室屋にぶっちぎらせ、クロス供給でイイんじゃないだろうか。
高さで優る日本としては、浮き球で大迫と北川に空中戦で競らせたい。
そう簡単に、点は入らないだろうけど。
ただし、それを繰り返せば敵ブロックを右にスライドさせられるので、左の乾がフリーになる場面が出てくるだろう。
むしろ、こっちが本命。

あとは、ロングボールだね。
これは日本らしいやり方じゃないけど、センターバックが前線に蹴りこみ、ポストの大迫がそれを落とす。
で、北川が泥臭く押し込む、みたいなのもありだ。
多分、ベトナムみたいによく動くの相手には綺麗なサッカーなんてできないワケで、泥臭くいかざるを得ないかもしれない。

あとは、真ん中の柴崎を起点にして球を左右に散らす。
休みが一日多くてスタミナのアドバンテージあるベトナムを、ワイドに揺さぶって無駄に走らせるんだ。
柴崎から右の伊東へ、柴崎から左の乾へ。
詰まれば、そこから粘り強くサイドチェンジ。
こういうボディブローが後半には効いてきて、敵のアドバンテージが消えた頃に本命の南野投入も悪くないな。

とにかく、延長戦は避けたいね。
ベトナム相手に消耗戦は避けたいので、90分で決める。
何なら、得点はセットプレーでイイよ。
コーナーキックなどで高めのボールを蹴りこめばチャンスだが、それは向こうも十分警戒してるので、逆にショートコーナーでエリアにヨコからドリブル侵入はどうだろうか。
想定外のドリブルにマーカーたちが混乱したところへラストパス。
形は何でもイイさ。

森保さんの無形サッカー。
その真骨頂を見せてもらいたい。
2019/1/24(木)11:31

☆関西人
戦い方A
・UAE⇒ザッケローニ(イタリア)
・イラン⇒カルロスケイロス(ポルトガル)
・カタール⇒フェリックスサンチェス(スペイン)
・オーストラリア⇒グラハムアーノルド(オーストラリア)
・ベトナム⇒パクハンソ(韓国)
・韓国⇒パウロベント(ポルトガル)
・中国⇒リッピ(イタリア)
・日本⇒森保一(日本)

以上が、アジア杯ベスト8の監督たちである。
よくワールドカップでは「外国人監督のチームは優勝できない」と言うが、アジア杯は違うようだ。
8チーム中、6ヶ国が外国人監督を使ってるし。

やはり、アジア杯8強に残るほどの国は強化予算がそこそこあり、大物の外国人監督を招聘できるんだろ。
カタールなんて、シャビがコーチに入ってるみたい。
日本も少し前まではそっち系の流れだったが、今は意図してオールジャパン体制。
8強の中では少数派にせよ、別に構わん。

あぁ、そういやベトナムの前代表監督は三浦俊也だったね。
三浦さん、今はベトナムでクラブ監督をやってるらしい。
きっと森保さんは、彼から生のベトナム情報を得ていると思う。
三浦さんいわく、ベトナムは5-4-1でくる可能性が高いとやら。
堅守カウンターか?

森保ジャパンは、以前ベトナムに敗れている。
U21での話だが。
その試合は見てないのでよく分からないけど、どうやら自分たちの連携ミスで1失点、それを最後まで守りきられる自滅パターンだったらしい。
ポゼッション率では優っても、堅守をこじ開けられない。
例によって、綺麗なサッカーをやろうとしたのかもね。
若いU21ゆえ、最後まで自分たちの形にこだわったのかも。

いや、そういう部分は今のA代表だと、さほど心配いらん。
思ったほど、今の彼らには形がないから。
サウジ戦を見てもお分かりの通り、らしくない戦い方で勝つこともできる。
もし次もベトナムが堅守ブロックを敷いてくるなら、中盤省略して放り込むサッカーだってやるだろう。
多少醜くても、勝てればイイのよ。
そもそも、こういう大会は自分たちの長所を出すよりも、相手の長所を消せるかどうかだから。
相手の短所を突けるかどうかだから。
同じアジアだけに、お互いスカウティングはやり尽くしている。
おそらく敵は日本のこと、「強いけど対策はしやすいチーム」と思ってるよ。
私は、その想定されてる定形をどこまで崩せるかが勝負だと思うけどね。

そういう意味じゃ、今の森保ジャパンの形のなさ、不完全さは、ある種の強みとも言える。
トルクメニスタン戦、オマーン戦、ウズベキスタン戦、そしてサウジ戦、各々に私の中ではチームの印象が違うんだ。
今大会、チームの印象が安定しないひとつの理由は、何より大迫の故障が大きいだろう。
もし大迫+三銃士が万全なら、日本はキリンチャレンジで見せた定形を保ったはずだ。
でも、実際は中島が召集辞退、大迫が臀部痛、その代替を北川らで埋めているが、少なくとも定形にはなっていない。
定形に向けて発展途上、といったところか。

おそらくベトナム戦はターンオーバーだろうし、定形には程遠い展開になるだろう。
それはそれで、別に構わん。
ただ単純に、勝てればイイ。
2019/1/23(水)11:30

☆関西人
戦い方
みんな、意識が準決勝に向いていると思う。
なんせ、相手はアジア最強と噂されるイランになりそうだから。
FIFAランクではイランが29位、日本が50位で大きく差をつけられている。
どっちが強いかはやってみないと分からんが、日本が苦戦しそうな気はするよね。

しかし、今イランを意識しすぎるのもあれだわ。
その前に、ベトナム戦があるから。
ベトナムをナメちゃいかんよ。
なぜって、この代表の監督は韓国人なんだから。
この監督、絶対日本にひと泡吹かせてやろうと企んでるはずなんだ。

韓国人は、昔から日本サッカーの潰し方をよく知っている。
それは、球際の激しさだよ。
あいつらは、常に日本相手だと反則スレスレでガツンと当たってくる。
多分、ベトナム代表にもそれを仕込んでくるだろう。
「ベトナムはドン引きしてくるのでは?」と予想してる人がほとんだろうが、私はその逆もあり得ると思う。
むしろ高い位置から鬼プレスを仕掛け、中盤の起点を体当たりで潰しにくるんじゃないか?

もし、そういう試合展開になるとして、向こうの狙いどころは何となく予想がつく。
私が思うに、潰しの標的は柴崎だよ。
日本のターンオーバーはあるにしても、青山が離脱してるので、ボランチにまた柴崎が入る可能性は高い。
で、柴崎は激しいボディコンタクトに強いタイプではなく、ベトナムにとっては格好の標的。
特に日本の攻撃は柴崎を経由するので、彼に球が入った瞬間をガツンと狙われるんだ。

もちろん、柴崎を使わずに遠藤航+塩谷にするという考え方もある。
でも、それじゃあまりにもつまらん。
ここは、勝負するべきだね。
柴崎だって経験豊富な選手、狙って削られることには慣れてるはず。
ベトナム戦は、サウジ戦から一転、ポゼッションサッカーになると思う。
ベトナムの鬼プレスに対し、こっちはパスの連鎖でかわしていき、敵を前後左右に揺さぶる。
そういうサッカーなら、ボランチに柴崎を使わない理由はないでしょ。

もし向こうが高い位置からプレスを仕掛けてくるなら、それはラインを上げてきてるってことなんだよ。
ライン裏、ゴール前にはスペースがある。
これ、伊東あたりの足を活かせるってこと。
もし向こうが、日本のスピードを警戒して逆にラインを下げてきた場合は、どうすりゃイイのか。
簡単だよ。
ラインを下げてゴール前を締められた場合は、2次元のスペースがない以上、3次元のスペースを狙えばイイ。
3次元、すなわち高さのこと。
ベトナム代表は、アジア杯出場チームの中で最低身長である。
もし浮き球をゴール前に放り込まれたら、空中戦では日本に勝てない。
だからこそ、彼らは安易にラインを下げたくないはずなんだ。

とにかく、準々決勝が終われば累積イエローが全部消えるレギュレーションもあり、次は思いきり向こうが削ってくるのは覚悟しよう。
仮に荒れた試合になるとして、それでファウルが増えれば、セットプレーが増えるワケよ。
セットプレーは、絶対に高さのあるチームが優位。
ベトナム相手なら、ウチの方が優位。
ウチにとって、ラフな試合展開は必ずしも悪い流れではないってことね。

あぁ、でも臀部痛の大迫をそんな試合に出したくないなぁ。
よし、ベトナム戦は北川でいこう。

・・・・北川
原口・・-乾-・・伊東
・・柴崎・・塩谷
佐々木-槙野-三浦-室屋
・・・・権田

乾をトップ下にしたのは、被ファウル要員として。
彼、ドリブルでファウル貰うのがなかなか巧いから。
良い位置でファウルを貰い、キッカーは柴崎。
ゴール前には、槙野や三浦などヘディングの強い選手を並べる。
ベトナムは大会最低身長のチームだが、これに勝てば、次のイランは大会最高身長なんだそうだ。
これからの2試合、180度違う戦い方をせねばなるまい。
2019/1/23(水)9:30

☆関西人
サウジアラビア戦A
良い意味でも悪い意味でも、森保さんには形がない。
基本、森保サッカーは繋ぎにこだわるスタイルだったはずだろ?
それがサウジ戦は、ポゼッション率30%未満。
前半も後半もそうだった。
これを、うまくいかなかったからそうなったんだというなら、おそらく日本は必ず後半に戦い方を変えてきたはずなんだ。
しかし、現実はそうじゃなかった。
日本は、後半も前半の戦い方を継続した。
つまり、あれはあれで森保さんも納得ずくの戦い方だったということ。

とはいえ、ポゼッション率30%未満はちょっと低すぎた。
その理由は、前線が球をおさめられなかったからだろう。
大迫がいないことが、ひとつの理由。
でも、あのダイレクトプレーは守備を重視したことの裏返しだ。
少ない人数で攻撃まで完遂するには、単独突破ありき、ロストも想定の範囲内だったと思う。
できればロストからの再奪取、ゲーゲンプレスをやりたかったんだろうけど。

ただそれは、前線にかなりの負担を強いる。
武藤も南野も原口も堂安も、かなり消耗したと思うよ。
で、後半の
南野⇒伊東
堂安⇒塩谷
武藤⇒北川
は理にかなっている。
そりゃ、タイミングの問題はあったけど。

今までも日本は、こういう戦い方をしたことがなかったワケではない。
ただ、90分間これをやり通すのは無理があるので、どこかのタイミングでバックパスし、球をゆっくり回すような休憩を必ず挿入してたのよ。
今回は、ほとんどそういうのがなかった点で珍しい。
敢えて休憩をせず、油断のエアポケットを封じたのかもしれない。
サウジの前線は、高い位置からプレスにきてたからね。
ヨコパスやバックパスをかっさらわれることに最大限注意してたと思う。

ひとつ思ったが、たとえ押し込まれてもブロックを組めて人数が足りてる分にはさほど怖くはないんだ。
さすがA代表ともなると、敵の配置を見てコースを切るポジショニングができるので、気をつけるべきはドリブルでブロックを破壊してくるタイプぐらいである。
レベル高い相手になると、これが一番怖いんだけど。
ただしサウジは、普通に繋いでくるチームで助かったわ。
イラン相手ともなると、もう少し手こずるだろうなぁ…。

こういう「らしくない」戦い方で勝てたことは、ひとつの自信になるよ。
決勝トーナメントでは、特にね。
次のベトナム戦はともかく、イラン戦はサウジ戦の再現になりそう。
最小限の人数と最低限のパスでフィニッシュまで完遂する、カウンターはもう少し磨いておいた方がイイ。
我々がロシア大会で食らった、ベルギーみたいなやつ。
南野、堂安、原口、武藤。
彼らドリブラーには、もっともっと期待をしたい。
彼らなら、もっとできるはずだろ?

大迫がいたら彼が体を張って、選手が後ろから上がる時間を稼いでくれる。
でも今回は、彼がいないことで時間を稼ぐことは諦め、逆に時間を使わない攻撃を選択した。
時間をかけずに、前線までボールを運ぶ。
じゃ、そのボールホルダーはひとりで球を運び、ひとりで突破して、ひとりでシュートまでいかなきゃならんのか?
さすがに、それは無理がある。
この戦術では、ボールホルダー以外にスピードある選手が必要である。
ベルギー戦の失点シーンを思い出してほしい。
あれはデブライネのドリブルから全てが始まったが、同時にムニエとルカクとシャドリが凄いスピードで並走していた。
日本も、あれをできないもんかな?
メンバー的に、できなくはなさそうなんだけど。
2019/1/22(火)11:52

☆関西人
サウジアラビア戦
日本が凄い勝ち方をした。
スタッツを見ると、ちょっと笑う。

・ボール支配率⇒日本29%、サウジ71%
・シュート⇒日本5、サウジ15
・パス成功率⇒日本59%、サウジ84%

数字だけ見たら、日本が負けたんじゃないかと思うよね。
ところが現実は、1-0で日本の勝利。
お前ら、イタリア人かよ(笑)。
いや、ある程度ポゼッション率を低めに設定するのは策だったと思う。
でも、さすがに3:7はやりすぎ。
日本はポゼッション率を意図的に下げるのに慣れてなくて、こうなっちゃうのかもね。

しかし、このゲームプランは理にかなっていた。
まず、サウジには高さがないから。
日本は吉田+冨安なので、つまり高さでは負けず、多少ラインを深くしてもヤバくなることはない。
むしろ、ラインを上げた方がヤバいのよ。
なんせ、サウジのアタッカー陣には浅野並みのスピードがある。
一番怖いのは、ラインの裏を狙ったスルーパスを出されることだった。
日本のそれの封じ方は、きっちり自陣にブロックを敷いて、パスコースを消すこと。
堂安や南野や原口まで自陣に残り、かなり人数をかけてコースを消していた。
結果、サウジは真ん中の勝負パスをほとんど出せず、多くがサイドへの迂回パス。
結果として彼らのパス成功率は84%だが、それはうまく繋げたというより、勝負パスを出せなかった顛末としての数値である。

対する日本の攻撃は、ひたすらカウンターアタック。
大迫がいないからこそ、それを逆手にとってポストプレーを挟まないダイレクトプレーをチーム戦術としていた。
そのへんの意思統一は徹底していて、迷いがなかったね。
日本のチャンスの数は少なかったが、意外と勝負パスの数はサウジより多かったんじゃないだろうか?
それゆえ、パス成功率は59%、ここまでで最低の数値になったけど。

こんなにオーバーラップしない長友を見たのは、これが初めてかも?
上がれなかったというより、上がらなかったんだろう。
ゲームプランは最初から最後までブレず、そのせいか、今回の森保さんは例のメモ帳を手にしてなかったね。
日本はサウジを全くナメてなかったどころか、むしろ格上と捉えてたようにも見える。
まぁ、前回負けてるからな。
その時のメンバーが、吉田、長友、宏樹、原口、柴崎。
彼ら、気合い入ってたよね。

皆さんがどう感じてるか知らんが、私はこのサウジ戦がこれまででベストバウトだったと思う。
ボール支配率はサウジの半分以下、シュート数はサウジの3分の1、でも決して「不甲斐ない試合」じゃなかったよ。
誰ひとりサボらず、ミスはあっても軽いプレーはなく、みんな尋常じゃないぐらい集中してたから。
こういう試合、好きだわ〜。

よし、これでひとつのヤマを越えた。
次のベトナム戦は、大丈夫だろう。
ターンオーバーでOKだと思う。
というか、準決勝がイラン戦になることを想定するなら、準々決勝で主力を消耗させてはいかん。
そういや、武藤が累積イエローで次戦出場停止になっちゃったね。
じゃ、大迫を次に出さなきゃならないのか?

・・・・大迫
乾・・・北川・・伊東
・・柴崎・・塩谷
佐々木-槙野-三浦-室屋
・・・・権田

こういう感じになりそう。
大迫に無理をさせたくないなぁ。
いっそ、1TOPはシュミットでイイんじゃない(笑)?
ベトナムは高さがないから、シュミットに空中戦で勝てないでしょ。

あと、柴崎の負担を思うと、青山の離脱が地味に痛い。
青山、ウズベキスタン戦で傷んでたの?
まぁ、怪我ばかりはしようがない。
これで、ボランチは柴崎と遠藤航と塩谷だけになった。
遠藤と塩谷がプリメイロとして、セグンダが柴崎だけというのが何とも…。
ベトナム戦、セグンダのリザーブを試してみるとかはできないか?
私の前々からの持論、原口のセントラルMFなんだけど。

・・・・大迫
乾・・・北川・・伊東
・・原口・・塩谷
佐々木-槙野-三浦-室屋
・・・・権田

いくら何でも、原口を酷使しすぎ?
確かにねぇ。
でも最近の日本代表は、原口が少しずつチームのシンボル的存在になってきている。
特に今回のサウジ戦は、チーム全体が原口化したともいえる試合だったワケで。
2019/1/22(火)9:03

☆関西人
小駒
なんか最近、北川の賛否両論が盛り上がってるんだよね。
良さが分からん、とか、なかなかの大器だ、とか。

確かに彼は中庸というか、良さが分かりにくいニュアンスはある。
スピードはあっても浅野ほどではなく、技術はあるけど南野ほどのインパクトはなく、体躯はあるが大迫ほどのポストプレーができるワケでもない。
で、売りは何なの?ということだろう。

いやいや、まだカッティング前の原石だからな。
点も取れるし、アシストもできる汎用性の高い選手だ。
どんな宝石になるかは分からない。
でもカラットは大きいので、うまくいけば日本は素晴らしい宝を手に入れることになる。
だから、こういう機会にできるだけカッティングしていきましょう、ということ。

森保さんがグループリーグで3試合とも使った選手は、原口、北川、冨安の3人である。
原口を使ってることからして、3試合使っても消耗に耐えうる選手をチョイスした感じ。
北川と冨安は若いので、回復早いと見てるのかもしれない。
実際、若い人の方が回復早いかと。
高校サッカー見てても、あいつらタフだし。
逆に30歳越えると、ちょっとキツいでしょ。

で、森保さんが北川に何を期待してるかって、やはりスプリントの回数だと思うのよ。
きっちり走ってコースを切り、中盤の守備を援護する役割を期待してたと思う。
決して、大迫の代替にならないことは誰しも分かっている。
以前、長友は大迫のことを
「将棋でいうと飛車や角レベルの選手」
と評していた。
じゃ、北川は飛車角か?
そうじゃない。
あらゆる方向に少しずつ行けることからして、機能は金将かな。

将棋では、飛車と角が大駒。
それ以外の金・銀・桂馬・香車・歩は小駒。
北川は、小駒ということね。
いや、別に小駒は北川だけじゃないよ。
私から見て、南野や堂安だって小駒、機能でいうと桂馬だと思う。
長友は、香車かな。
大迫だって、世界レベルで見ると大駒とは言えない。
言ってみりゃ、日本代表とは飛車角抜きの小駒だけで構成されたチームなのよ。
金・銀・桂馬・香車・歩で構成されたチームさ。

・・・・金
桂馬・-桂馬-・桂馬
・・銀・・・銀
香車・歩・歩・香車
・・・・王

FIFAランクのトップ10クラスになると、これの中に飛車や角が必ず入ってるんだ。
日本の場合は、監督の采配で桂馬を香車にしたり、銀を金にしたりはあるんだけど、残念ながら飛車角はない。

基本、日本のサッカーは桂馬が主体だと思う。
2列目、ウィング、シャドー、そういうところにトリッキーなナナメの動きをする桂馬を置き、ハーフスペースを狙う。
ただし、その桂馬を生かすのはセンターで体を張る金将、ほぼ全方向に動ける金将の存在ありき、である。

先発にせよ途中投入にせよ、また次も北川が出てくる気がするなぁ…。
歩って、敵陣に入ると「と金」になるんだよね。
北川って、なんか「と」っぽさがあるFWだ。
2019/1/21(月)1:06

☆関西人
サウジ対策
サウジ戦で、怖いのはカウンターである。
今大会は例の公式球のせいか、遠い位置からズドンと打ったシュートが決まるイメージがある。
あれ、嫌だな。

ポゼッション率の調整がカギになると思う。
私は、意図してポゼッション率を低めに設定するのもありかな、と。
向こうはカウンターに勝機ありと見てるだろうから、敢えてそのカウンターをさせない、つまり球を持たせちゃおう、という狙いさ。

どっちかというと、サウジは高さのチームでなくスピードのチームだろ?
スピードに対しては、こっちがブロックを崩さず、コースを消しておけば大して怖くないよ。
一番ダメなのは、自陣の枚数が足りない状態、コースを空けてしまうこと。
サウジはドリブルが巧く、意外と一対一でやられることはあると思う。
で、一枚剥がれされたところを即ズドンとやられるのが怖い。
対応は、球を持たせてる時は5バック気味に守ることだと思う。
きちんと真ん中を締め、シュートコースを消す。

で、球を奪ったら即反撃、速攻カウンターだ。
幸い、日本にはドリブルで球を前に運べる選手が何人もいる。
だからカウンターは、5人で完遂。
残り5人は、敵のカウンター封じとして自陣に残る。

・・北川・・武藤
原口・・・・・・堂安
・・・・柴崎↑
・・・・遠藤↓
長友・吉田・冨安・酒井
・・・・権田

もし大迫が健在なら、球を失わない彼の存在によってもう少し丁寧なビルドアップをできるだろうが、彼がいない場合はある程度のロストを前提にせねばならない。
敵陣での数的優位は、イコール自陣での数的不利。
遠藤航のポジショニングに私は期待をする。

あとは、セットプレーだね。
右足キッカーは、おそらく柴崎。
そして、左足キッカーは堂安。
貴重な左足キッカーという意味で、堂安は欠かせない存在である。
イコール、伊東はベンチということになるんだけど。
あぁ、こういうカウンター戦術をとるなら、伊東を2TOPの一角にするオプションもありかな。

・・武藤・・伊東
原口・・・・・・堂安
・・柴崎・・遠藤
長友・吉田-冨安・酒井
・・・・権田

終盤守りきるという試合展開になるなら、柴崎を塩谷に替える。
状況によっては、長友を佐々木に替えて高さを担保する。

逆に、どうしても1点が欲しい展開になるなら、大迫や南野を入れて、例の三銃士サッカーをやるべきだろう。

・・・・大迫
乾・・・南野・・堂安
・・柴崎・・遠藤
長友・吉田-冨安・酒井
・・・・権田

三銃士のひとり、中島に近いイメージの選手として乾を投入。
これで点を取れないなら、もうしようがない。
その時は、潔く日本サッカーの力不足を認めましょう。
2019/1/20(日)20:39

☆関西人
逆算
大迫は回復してるらしいが、それでもサウジ戦に間に合うかどうかは怪しいらしい。
時間限定の出場は、あり得るだろう。
仮に時間限定になるとして、出るべきは前半が良いか、後半が良いかというのも難しい問題だ。

FWは、大迫、南野、武藤、北川、この4人しかいない。
あとは、その組み合わせ。
今まで試した組み合わせは、
大迫+南野(トルクメニスタン戦)
大迫+北川(トルクメニスタン戦)
北川+南野(オマーン戦)
武藤+南野(オマーン戦)
武藤+北川(ウズベキスタン戦)
である。

どれが良かったかというと、あまりよく分からない。
そりゃレギュラーの大迫+南野だろ、という人もいるだろうが、でもトルクメニスタン戦ではあまり良くなかったよ。
組み合わせ論でいうと、私から見て意外に悪くなかったのが、武藤+北川である。
え〜っ?と思われるかもしれんが。

で、私が先発から外した方がイイと思うのが南野なんだ。
それは彼が使えないという意味じゃなく、むしろ逆。
ああいうエゴイストは、切り札として温存しときたいのよ。
彼の攻撃の資質が素晴らしいからこそ、変に守備で消耗させたくない。
そっち系の仕事は、武藤や北川らに託す。
南野はザルツブルクでも、短い時間で点を取る仕事に慣れてるし。

私が監督なら、次戦は武藤+北川で先発。
このふたりで敵ラインをある程度消耗させ、多少スペースができた頃に本命の大迫+南野を入れる。
大迫が臀部痛で本調子でないなら、敵がフレッシュな状態から使うと負担がキツいでしょ。
もし、展開として前半にウチがリードするなら、大迫はそのまま出さずに温存が理想。

一方、中盤は青山が別メニュー調整に入ってると聞いた。
ならば、次の試合の先発はないだろう。
ボランチは柴崎+遠藤航か。

・・武藤・・北川
原口・・・・・・堂安
・・柴崎・・遠藤
長友・吉田-冨安・酒井
・・・・権田

割と安全志向のスタメンだが、気になるのが武藤、酒井、権田、堂安がイエローを各々1枚貰ってること。
準々決勝にベストメンバーを当てたいなら、イエロー貰ってる選手を一回戦に休ませた方が無難。
準々決勝後、累積イエローは全部消えるからね。

だけど、一回戦の相手と準々決勝の相手と比較してみてほしい。
一回戦の相手はサウジ。
それに勝ったとして、次なる準々決勝の相手はヨルダンvsベトナムの勝者だ。
おそらく、ヨルダンが上がってくるだろう。
ヨルダンは、オーストラリアを破った強敵である。
それでも、私はヨルダンよりサウジの方が強敵じゃないかと思う。

あぁ、そう考えると、森保さんは無理してでも大迫をサウジ戦に先発させるかもしれないね。
準々決勝、大迫を休ませてもイイと考えて。

大会を通して見ると、おそらく最大のクライマックスとなるのが準決勝である。
間違いなく、そこにアジア最強のイランが上がってくるから。
イラン相手には、完全ベストメンバーでなきゃ日本は勝てませんよ。
我々は、この準決勝から逆算して一回戦、準々決勝のメンバーを考えるべき。
もしイラン戦に照準を絞るなら、準々決勝は主力を休ませながら勝つぐらいのことをやらなきゃならないと思う。
さらにそこから逆算して、次のサウジ戦のメンバーを考えていくべき。
2019/1/20(日)15:40

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