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過去ログ569 2019/1/5 12:07

☆関西人
昌子源
昌子、ようやく正式にトゥールーズ移籍が発表されました。
いや、ちょっとドキドキしてたのよ。
アントラーズとトゥールーズが合意という報道はだいぶ前からあったけど、でもその後にアントラーズはクラブワールドカップで最後に醜態をさらしたじゃん?
あれ見て、トゥー ルーズが移籍を取り消すんじゃないかと私は心配してたんだ。
これは正式発表があるまでまだ分からないぞ、と。

でもまぁ、良かったね。
ディフェンダーにとって、フランスリーグは是非挑戦してみたい環境だろう。
なんせ、ネイマールやムバッペなどのモンスター級がゴロゴロいるから。
もしこのリーグでレギュラーとして試合に出続けられたら、ディフェンダーは間違いなく成長できる。
宏樹が良い例でしょ。

問題は、昌子がレギュラー掴めるかだな。
私はトゥールーズというチームを全く知らないんだけど、センターバックの選手層は厚いんだろうか?
見た感じ、やはり黒人のディフェンダーが多い。
昌子もJリーグではトップクラスの身体能力を誇る選手だが、あの黒人たちを上回れるかはかなり疑問である。
いきなりセンターバックでレギュラーになるのは、難しいんじゃないだろうか。

昌子の売りは、バランスの良さだと思う。
空中戦に強く、足が速く、足下の技術が高い。
割と穴のないディフェンダーである。
昌子より高さのある選手はいるけど、そういう選手は昌子よりスピードがない。
昌子より足下の技術が高い選手はいるけど、そういう選手は昌子ほど体躯が強くない。
なんのかんの言いながら、総合力でいえば昌子は国内No.1かNo.2じゃないだろうか。

割と日本代表では、センターバックのコンビは高さのタイプと敏捷性あるタイプを組み合わせることが多かったでしょ。
凸と凹の組み合わせというか、たとえばザック時代は吉田と今野。
ジーコ時代なら、宮本と中澤と坪井を組み合わせたりして。
ストッパー役とカバーリング役の役割分担がハッキリしていた。
この選手の弱点をこの選手で補う形というのは分かるんだけど、敵も馬鹿じゃないんだから、高さがない方のCBにデカいFWを当ててくるし、足が速くない方のCBにスピードあるFW当ててくるし、これはこれで困ったもんです。
そういう意味じゃ、昌子みたいなタイプは助かるのよ。
両方イケるから。

高さがあり、尚且つ足も速いタイプといえば、かつて昌子がアントラーズで組んでいた相棒、植田もそうだね。
空中戦、地上戦の両方でイケる。
あと、冨安も同じく高さと足の速さがあり、彼の場合は尚且つ足下の高い技術がある。
やはり欧州から声がかかるほどのセンターバックは、複数の強みがある選手ばかりである。
国内組でも、三浦、谷口などは三拍子揃ったタイプだ。
秋田豊みたいなタイプを常に見てきた世代としては、イマドキのセンターバックは進化してきてるなぁと思うよ。
昌子や植田の後輩としては町田というのがいて、彼は身長187cmに加えて左利きというんだから末恐ろしい大器である。
つくづくアントラーズは、ディフェンダーの名産地だな。

ただ、なぜか今の森保ジャパンには昌子も植田も入っていない。
呼ばれてる顔ぶれを見るに、ビルドアップ能力が優先して要求されてるんだと思う。
植田は分からんが、いずれ昌子は入るだろう。
飛び級で中山も入ってくる気がする。
イマドキのサッカーを見てると、センターバックはこれまでのボランチ、レジスタの機能を果たしている。
昔ならせいぜいロングフィードの精度が問われるぐらいのものだったが、今はパスセンスやキープ力、戦術勘までが求められていて、ひょっとしたら全盛期の秋田豊ですらイマドキのサッカーには対応できないかもしれない。

確かに秋田の時代に比較すると、最終ラインは昔のボランチぐらいの高さにまで上がってきてるかもしれん。
そしてイマドキのセンターバックは、フォアに出てナンボである。
これはゴールキーパーも同じことで、昔ならゴールに張り付いてりゃ良かったものを、今はフォアに出てスイーパーをこなすのが当然の仕事。
みんな、少しずつ縄張りが広がってるんだ。
後ろの選手はひとつ前へ、前の選手はひとつ後ろへ、サイドの選手はインサイドへ、球がこないからって棒立ちしてることは許されず、11名が無駄なく稼働するのが現代サッカーだからね。

昌子も身長のことがあるから、ひょっとしたら最初はセンターバックでなく、サイドや中盤で起用されることがあるかも。
それはそれでイイと思う。
ひとつ前へ、ひとつヨコへ、それは必ず後に意味をなすことだから。
しかし、最後には必ずセンターバックにたどり着いてほしい。
欧州で日本人がセンターバックをやることは、しかもフランスリーグでやることは非常に大きな価値があるから。
もしそうなれば、昌子は代表で不動のセンターバックになるんじゃない?
2019/1/5(土)12:07

☆関西人
UAE合宿スタート
森保ジャパンはUAEに着き、直前合宿をスタートしているらしい。
ただし、吉田と中島と武藤と遠藤航は初日の練習に参加できていないとやら。
ということは、この4人は初戦に出ないのかも。

【4231】
・・・・大迫
原口・・南野・・堂安
・・柴崎・・守田
長友・槙野-三浦・酒井
・・・・東口

初戦は、こんなイメージかな。
柴崎のところは、青山の可能性もある。
しかしクラブで控えが多く、実戦勘に不安のある柴崎はグループリーグから出来るだけ使った方がイイだろう。

ナメてるワケじゃないけど、普通にやればグループリーグはおそらく全勝できる。
難しくなるのは、決勝トーナメントからだ。
だからグループリーグは、決勝トーナメントの為の有意義な強化マッチにした方がイイ。
仮に吉田が合流遅れてるなら、吉田がいないことを逆利用して、3バックのテストはどうだ?

【361】
・・・・大迫
・・南野・・堂安
長友・柴崎-守田・酒井
・槙野・冨安・三浦
・・・・東口

たとえば、こんな形。

基本、森保ジャパンは4231だろうが361だろうが、前が5、後ろが5の「5-5」機能だと思うのよ。
4231の場合は、柴崎を後ろの5でなく前の5にカウントし、

【前5】
・・\\大迫//
原口/\南野//堂安
・・柴崎↑

【後ろ5】
・・・・↓守田↓
長友←槙野\/三浦→酒井

とする。

361の場合は、柴崎のみならずウィングバックの長友も後ろの5でなく前の5にカウントし、

【前5】
・・\\大迫//
長友/\南野//堂安
↑↑・柴崎↑

【後ろ5】
・・・・↓守田↓・↓酒井↓
槙野←冨安\/三浦\/

とする。
どっちにしても、「5-5」なんだ。
選手配置がかなり違うから、マスターするのは難しいけど。

「5-5」の意味は、もちろん前と後ろの5レーン管理である。
オーソドックスなDFラインはセンター2+右サイド1+左サイド1で合計4なんだけど、そのセンターとサイドのちょうど中間にあたる隙間、ハーフスペースが攻守のキモになるのが現代サッカーである。
よって、4では足らんのだ。
4でなく5でライン構成しなくては、 隙間のレーンまでは埋められないから。
だから本来は4-4の2ラインの守備ブロックがスタンダードだけど、敢えて5-5(正確には5-4-1)の2ラインでブロックを作るのが今の日本のやり方だと思う。
多分、だけどね。

森保さんのやり方は、攻撃においてもハーフスペースのレーン攻略をポイントにしてるワケさ。
中島を使った時が一番分かりやすい形なんだけど、今回は彼がいないから南野と柴崎のポジショニングがキモになりそう。
彼らがセンターとサイドの中間にポジショニングすることにより、そこへサイドバックが寄せるかセンターバックが開くか、敵は必ずラインをスライドさせることになる。
すると、今度はファーのハーフスペースが空くのよ。
もちろん、日本はそこにも人をポジショニングさせている。
あっちを締めればこっちが手薄になり、こっちを締めればあっちが手薄になり、という揺さぶりをして、最終的にはそのハーフスペースからシュート、もしくはラストパス、という形を作る。

昔から日本はサイド攻略はできるけど、そのサイドからの球の供給がヘタクソで得点チャンスにならなかったんだけど、今が巧くなったのはサイドからダイレクトに球をセンターに入れるのではなく、ちゃんと球をハーフスペースに入れるようになったことだろう。
特に、そこへドリブルで運べる選手が増えたことがデカイね。
そもそも、日本はセンターでシュートを打つのは稀で、ハーフスペースから打つ方が多い。
だから、いかにこのレーンに球を入れるか、なんだよ。

ただ、このやり方でも厄介になってくるのが、敵に守備の人数をかけられることだ。
たとえば、6-4でブロックを作られるとか。
そうなったらハーフスペースもヘッタクレもなく、シュートコースもパスコースもないだろう。
でもその時は、鳥カゴしかないんじゃない?
狭い所でパスとドリブルを連鎖し、ヨコに揺さぶってコースを作っていくブロック崩し。
今のチームは鳥カゴ上手そうなので、意外にイケると思う。

ちょっと不安なのが、遠藤航の発熱だね。
彼には賛否両論あるけど、一応は中盤守備の要である。
今のチームは三竿も山口蛍もおらず、守田という逸材はいるけど彼は経験浅いルーキーだ。
おまけに、柴崎はやや実戦勘がない。
もはや、頼りになるのは青山だけかもしれない。
早いこと、遠藤には復活してもらいたい。
あと、別メニュー調整している大迫の状態も気になる…。
2019/1/4(金)10:09

☆関西人
本能A
↓には、男の本能のことを書いた。
じゃ、次は女の本能のことを。

女は、男ほど単純ではない。
男はボンッキュッボンというのを見ると簡単に勃起するが、女はそういうワケではない。
基本、女は見ただけで勃起するとかはないんだ。
いや、もちろんマッチョな筋肉質に弱いとかはあるだろう。
これも原始時代から狩猟の上手い男子がモテたのはあるだろうし、そういう男子はマッチョなのが多かっただろうから、現代でもその太古の情報記憶からマッチョがモテるというのは確かにある。
でも、それはほんの一部の要素にすぎない。

それよりもっと大事なのは、伴侶となる男子のキャラクターである。
原始時代から人類は家族というユニットを形成しており、男子は狩猟に出て食糧の確保、女子は住居に残って主に育児をしていたという。
基本、食糧は男子に依存をするのが女子。
ということで、女子が男子に求める最大の条件は「狩猟に出たら、ちゃんと家族の元に帰ってくること」だったらしい。
それがなければ、家族は餓死するからね。
マッチョであることよりも先に、まずは真面目な性格。
それが最優先だったんだって。
なるほど。
確かに今の時代でも、マッチョで強そうな男子より、なんのかんの言いながら誠実で優しい男子の方がモテてるような気がする。

女子の原始本能は基本、安全志向だ。
危険な匂いを放った男子に惹かれる女子も少なくないけど、そういうのが好きな女子も案外、結婚相手には180度違う堅実な人を選んでたりしてさ。
そういうリスクを張らない女子に対し、男子はリスクを張る。
女子は、リスクを張りたがる男子を不思議に感じてるだろう。
たとえば、ギャンブル。
大事なおカネを競馬なんかに注ぎ込むなんて、安全志向を本能とする女子からすると、理解不能な行為に違いない。
だけど、男子はそういうことをする。
これもまた、本能である。

男子のギャンブルする本能、これは必要だからプログラミングされてるんだと私は思う。
考えてみてくれ。
男子は原始時代、狩猟をしてたんだ。
狩猟は、死と隣り合わせの危険な行為である。
そこで「死ぬのは怖いから狩猟に行きたくない」と男子が考えてしまえば、家族は食糧を得られず、餓死するかもしれない。
だから男子の本能は、死のリスクに直面した時、アドレナリンが分泌され、かえってワクワクするようにプログラミングされてるのさ。
いやいや、そんな危険な狩猟など行かず、農業をすりゃイイじゃないか、と思うかもしれない。
確かに、それはそうだ。
しかし、人類が農業を始めたのは今から数千年前のこと。
それに対し、人類が狩猟を始めたのは何十万年も前、いや何百万年も前のことである。
つまり、狩猟時代の長さに比べれば農耕などごく最近の僅かな期間にすぎず、よって人類のDNAメモリーには狩猟時代の情報の方が圧倒的に多いんだよ。

ただ、このへんのリスクを好む好まないは、民族によって多少の差がある。
日本人はどうだ?
私は、日本人は大陸人に比べてリスクを好まないと思う。
なぜなら、日本人は狩猟よりも漁をしてたと思うから。
大陸で獣を狩ってた民族に比べりゃ、海や川で魚を捕まえることは比較的死ぬリスクが少ない。
貝塚があることからして貝をたくさん食ってただろうし、貝が相手なら死ぬことはまずない。
山岳が多い地形からしても、マンモスなどの大型獣は少なく、狩ってたのは鳥、鹿が中心で、獰猛な獣でもせいぜい猪ぐらいが関の山だったんじゃないだろうか。
それよりも日本は森が多いから木の実が豊富で、縄文時代は栗をよく食べていたらしい。
そういう生活を何万年も続けてきた日本人は、食糧を得るのに死ぬリスクを張ることが割と少なく、だとすりゃ大陸人に比べてDNAメモリーもかなり違うだろう。

うん、そういう意味じゃ、サッカーのような大型獣を狩るタイプの狩猟に近い遊戯は、日本人のDNAにフィットしないかもね。
どちらかというと、サッカーでもリスクを張るのが好きとは言えない。
よって、狩猟というよりは漁のようなサッカー、もしくは木の実を採取するようなサッカーをしてしまう。
大量にアドレナリン分泌してガーッといくよりは、じっくり辛抱強く作業を反復するサッカーだ。
マッチョなサッカーというより、真面目で誠実なサッカー。
おぉ、嫁さんも安心なサッカーだね(笑)。
しかし、こういう日本人のDNAメモリーが、ひょっとしたらサッカーのリスク管理にうまく機能してる部分はあるかもしれない。
別にイイじゃないか。
漁のサッカー、栗を拾うサッカー。
我々のサッカーには、大陸人に真似できない要素がきっとあると思う。

じゃアジア杯、誰ひとり命を落とすことなく、大きな魚をゲットして無事に帰ってきてね。
2019/1/3(木)23:25

☆関西人
本能
男は、なぜ巨乳が好きなのか。
不思議なことは何もない。
男の本能である。

人間は種の絶滅を避ける為に、生殖本能が植え付けられている。
その生殖本能は自分の種が生き残る確率を少しでも上げる為、若くて健康な母体を選ぶようにプログラミングされているんだ。
その健康のシンボルが母乳を多く出せる豊かな胸だったり、若さを示す細いウェストだったり、たくさん子供を産める安産型の腰だったり、つまりボンッキュッボンという体型に欲情するよう、男の本能は生まれつきプログラミングされてるんだよ。

いや、自分は巨乳をあまり好きじゃないぞ、という人も多いだろう。
それは分かる。
もはや現代人は、本能ばかりで生きてるワケじゃないから。
健康な母体より、むしろ病弱そうな母体に欲情する人だっている。
幼い体型に欲情する人だっている。
それどころか、女性より男性に欲情する男だっている時代だ。
これは何?
プログラミングのバグ?

男が男に欲情したところで生殖には何の意味もなさないし、生殖本能が前提の欲情とは明らかに矛盾をしている。
しかし、このての同性愛は現代的な風潮というワケでなく、古代ギリシャや古代ローマの時代からあったことなのは間違いない。
貧しい層より豊かな層、インテリ層にそれは多くあったらしい。
何なんだろうね。
人間は豊かになると、本能とは別の方向にいく?
言われてみれば、統計は分からないけど発展途上国より先進国に同性愛は多い気がする。
そして、人口問題では先進国が少子化に悩んでおり、その一方で発展途上国では人口が増えすぎて、このままいくと地球人口は100億を超えてしまうらしい。
さすがに100億を超えると地球の資源キャパをオーバーする可能性があり、いずれ食糧難が起きるとも言われている。

なるほど。
じゃ、日本の少子化は国内レベルじゃダメなことだけど、世界レベル、地球レベルではむしろOKということか。
これも一種のプログラミングかもね。
飽食の豊かな経済が一定水準を超えると、人口は減少する。
性は自由度を高め、男は多産型の健康的な母体に欲情しなくなり、同性愛は増え、小児愛(ロリコン)も増え、生殖行為は生殖の意味をなさないものになっていく。
あぁ、ひょっとしたら人類の絶滅って、そういう形で訪れるのかも。
核戦争で滅ぶとか、疫病や自然災害で滅ぶとかのハルマゲドン的な形ではなく、普通に我々は生殖能力を少しずつ失って、緩やかに絶滅していくのかも?
人類は絶滅し、ただし人工知能だけは生き残って…、というSF的な展開はあり得なくもない。

いや、心配するなかれ。
我々が生きてるうちに、そんなことにはならんから。
人類の誕生は何百万年も昔のことであり、仮に生殖本能がDNAの「情報の記憶」を基盤にするものだとすれば、その何百万年分のメモリーは、千年や二千年程度の入力で消失するほど薄っぺらいもんじゃないだろ。

我々がサッカーを楽しいと感じるのも、実は「本能」である。
これは、我々がまだ原始人だった頃の狩猟の記憶が、サッカーのような遊戯を本能として求めるんだ。
いわば、サッカーは狩猟の代替さ。
いや、サッカーに限らず、野球やバスケなど他の球技も、あるいは格闘技も、あるいは戦争も、あるいはゲームも、男がワクワクするものは決まって狩猟本能の昇華行為である。
特にサッカーは集団で獲物(ゴール)を仕留める意味で最も狩猟の本質に近く、世界で最も人気あるスポーツになっているのは当然だろう。

ただ遠い遠い将来、人類の本能が消失することは十分にあり得る。
その時は、誰もサッカーなんかを楽しいと思わないはずなんだ。
球なんか蹴って何が楽しいの?という神の精神ステージ。
その時は、セックスなんて不潔なモノの何が楽しいの?となってるだろうし、勃起なんてしないし、人類は神類になって今の我々の原型をとどめてないかもしれない。
その数も少なく、悟りを開いたブッダやイエスキリストみたいなのがいるだけになっている。
彼らは本能から解脱してるから興奮しないし、右の頬を打たれたら左の頬を差し出してくるし、サッカーが神々の遊びになるとは到底思えない。
神はシュートせず、「汝に与える」と言って敵に球を渡すだろう。
嫌だな、そんな世界…。

私は、このサッカーという競技で変に悟りを求めたくはない。
サッカーは聖なるモノではなく、俗っぽくてナンボ。
狡猾なマリーシアがあって、機械にも劣るアホな審判がいて、選手はミスを連発し、勝てば浮かれ、負ければ泣く。
これがサッカーである。

男は、なぜサッカーが好きなのか?
不思議なことは何もない。
男の本能である。
2019/1/3(木)20:14

☆関西人
純愛
続きね。

香川って、何で長澤まさみなんかを好きなんだろう?と不思議に思う人は少なくないんじゃないかな。
彼女も十代の頃はキラキラしたアイドルだったが(「世界の中心で愛をさけぶ」の頃とか)、今はもう31歳の中堅。
若い子たちにはオバサンに見えてるかと。

うん、こういうのは世代によって評価の差が出てくるんだよな。
それこそ団塊の世代が吉永小百合を神格化してるのと同じで、我々からすれば吉永小百合も「ちょっと綺麗なお婆さん」にしか見えないんだけど、そういう言い方を団塊世代の前でしたらブッ殺されるかもしれない。
そういうもんである。

やはり女性評価というのは、原体験がポイントってこと。
たとえば、中学の同窓会があると仮定してみてくれ。
かなり久しぶりで会うので、クラスメイトはみんなオジサン、オバサンである。
中には劣化の激しいのもいるし、そうでもないのもいる。
しかし、その中で男性陣がついつい気になってしまう女子は、あくまで「中学の時にマドンナ的存在だった◯◯さん」だ。
ぶっちゃけると、現時点でいうならその◯◯さんよりイケてる女子はいるんだけど、不思議と人気が集まるのはそっちより◯◯さんなんですよ。
たとえ劣化していても、だ。
これ、不思議な心理状態だよね。

やはり、多感な思春期に刷り込まれたマドンナは、生涯においてマドンナなのかもしれない。
長澤まさみのデビューは1999年らしいので、香川がまだ小学生の時である。
多感な小学生の目には、さぞ当時の長澤さんはキラキラした存在に見えたに違いない。
中学時代は、毎日オカズにしていただろう。
そこまでいけば、一生忘れられない存在ですよ。
現時点で劣化してようが、そんなの関係ない。
性格悪くても関係ないし、ヤリマンでも関係ない。
マドンナは、一生マドンナである。

それほど、原体験って大事ということさ。
原体験は一種の洗脳。
生涯、解けない洗脳かもしれない。
香川は、憧れのサッカー選手として三浦知良の名前をよく挙げている。
これも、小学生の頃の原体験からくる話だろう。
正直言うと、サッカーのスキルでは既に香川はカズを凌駕してますよ。
それでも、決して香川はカズを対等に見ることはなく、尊敬と憧れの目で見ている。
自分がカズを超えたなど、彼は微塵も思わないはずだ。

さて、長澤まさみに話を戻そう。
よく「好きな女優ランキング」なる企画があるけど、2018年版を見ると、長澤さんってトップ10に入ってないね。
やはり上位は石原さとみ、綾瀬はるか、新垣結衣、有村架純といったところだ。
ん?
アラサーばかりで、意外と若い子が少ない。

あと、「Jリーガーが選ぶ好きな女性タレントランキング」というのもある。
これはサッカーダイジェスト選手名鑑の中にある「好きな女性タレント」欄を集計したランキングらしく、2018年版の順位は

@吉岡里帆
A石原さとみ
B新垣結衣
C有村架純
D上戸彩、長澤まさみ、木村文乃

という結果に。
おぉ、長澤まさみが同率ながらも5位に入ってる!
それにしても、1位が吉岡里帆って違和感あるね。
「どん兵衛」でキツネのコスプレしてる子でしょ?
妙に薄味な印象の女優である。
胸はペッタンコ系で(未確認だが)、決して色気のあるタイプではない。
もはや巨乳の時代じゃないんだな…。
ちなみに、長澤まさみはかなりの巨乳だぞ。
ひと昔前なら、巨乳は人気だったと思う。
顔立ちも、吉岡さんより派手なのがウケてたと思う。

あぁ、そうだ。
近年になって、ランキング上位に入ってきてるのが石田ゆり子49歳。
彼女には妹のひかりがいて、少なくともバブル期までは妹の方が人気上だったと思うんだ。
妹の方が華のある顔立ちだったし。
ところが今の時代になると、薄味な印象のゆり子さんの方が圧倒的に人気あるみたい。
これも、時代の流れだよね。
草食系男子増殖の時代、女性の好みも動物系から植物系に移行してるのかも。

いやいや、アスリートたる者、もっと獰猛に肉食系であるべきで
「ワシは巨乳が好きじゃ〜!
長澤さん、一回ヤラしてくれ〜!」
と勃起してる香川を見習うべきだ。

香川の純愛が、いつの日か報われますように…。
2019/1/3(木)15:29

☆関西人
冬の移籍マーケット
欧州では冬の移籍マーケットがオープンしている。
しかし、冬は夏より短い。
期限は1月31日。
あと1ヵ月足らずである。

日本人の目玉は、中島、堂安、香川あたりか。
中島はポルティモネンセがまた身の丈以上に移籍金をつり上げてるので、うまくいかない可能性はあると思う。
それより問題は、香川だ。
彼、オファーがないのに「スペインに行きたい」とか言ってるじゃん?
非常にリスキーな発言である。
もし、これで1月末までにスペイン移籍が成立しなければ、こうして退団の意思表示をしてしまった以上、今後ますますホサれることになるかもしれない…。

しかし、香川の気持ちも分からんではないね。
彼も今年で30歳になる。
おそらくベストの状態でプレーできるのは、あと数シーズンが限界。
憧れであるスペインに挑戦するなら、次の移籍がラストチャンスだろう。
だから彼は窮地に陥るのも覚悟の上で、敢えて「スペインに行きたい」と言ってるんだ。
スペインからオファーくる可能性を少しでも上げる為に。

この「スペイン行きたい」発言を聞いて何となく思い出したのは、昔から彼が何度も何度も長澤まさみにラブコールしてる件だ。
ああ見えて彼、「さすがにムチャだろ…」ってところにガツガツいくタイプみたい。
本田圭佑の「レアルのI番」もムチャだったが、香川の「長澤まさみ」もそれに匹敵するほどムチャな話である。
実際に彼、長澤さんを食事に誘ってソッコー断られてたし(笑)。
それでもメゲず、いまだ長澤まさみ長澤まさみ言ってるもんね。
やっぱ一流選手って、メンタル強いわ〜。

しかし、スペインは相変わらず日本人にとって鬼門である。
現在スペインにいる柴崎と乾は、明らかにホサてるし。
ふたりとも、チャンスがあれば今冬にでも移籍すべきですよ。
今ホサれてるのは、彼らの能力というよりは戦術ニーズに合う合わないの問題。
できれば、乾と柴崎、セットでまとめて引き取ってくれるチームがスペインにあればイイんだけど。

乾・・・◯◯・・◯◯
・・柴崎・・◯◯
・・・・◯◯
◯◯・◯◯・◯◯・◯◯
・・・・◯◯

乾はバルサ相手に1試合2得点を決めたことのあるバルサキラーであり、柴崎はレアル相手に1試合2得点決めたことのあるレアルキラーさ。
柴崎と乾、レアルキラーとバルサキラー、セットでまとめ買いのチャンス。
ということで、どこかからオファーないかなぁ…。
シントトロイデン(笑)?
いやいや、スペインリーグの話だってば。

さて、香川真司に話を戻すが、彼が希望している移籍先は、レアル、バルサ、アトレティコの3つだそうだ。
うわ〜、それこそ長澤まさみ、新垣結衣、綾瀬はるかのクラスじゃん!
そのへんのバラエティータレントとはワケが違う。
明らかに高望みのしすぎだとは思うが、でもよく考えれば、香川ってマンUにいたんだよなぁ。
それに今いるドルトムントだって、ランクとしてはかなりのクラスだ。
さすがにレギュラーは無理としても、レアルやバルサに移籍できても不思議はないほどの立ち位置に彼はいると思う。

あるいはレアル・バルサ級は無理にしても、それ以外のところはどうだろうか。
もちろん、彼の移籍金や高額年俸がネックになるだろう。
しかし年俸6億は、彼がディスカウントを了解すれば済む話だ。
あと移籍金は15〜20億になるだろうけど、これがネックになるというなら、香川自身が一部負担するという方法もある。
セビージャとか、悪くないと思う。
なんせ清武弘嗣を獲った実績のあるクラブだし、清武のリベンジを果たせる日本人選手となると、やはり香川が適任でしょ。
それにセビージャとなると、香川が想いを寄せる長澤まさみじゃないにしても、松岡茉優ぐらいのレベルじゃないだろうか。
十分である。

香川の純愛が、いつの日か報われますように…。
2019/1/3(木)11:33

☆関西人
謹賀新年
明けましておめでとうございます。

さて、2019年。
別の呼び方では平成31年となるが、この平成31年は4月30日まで期間限定の仮称で、5月1日以降は新しい元号の時代が始まる。
その新たな元号名、4月1日に発表だそうだ。
よりによって、エイプリルフールかよ…(笑)。

日本で一番古い元号は、645年に始まった「大化」だそうだ。
なるほど、中大兄皇子らが蘇我入鹿を殺害したクーデター、大化の改新から全てが始まったんだな。
しかし、この大化の改新以前から王朝は既にあったはずなんだけど、何で元号がなかったんだろう?
なんか、妙に不自然じゃない?
そもそも、天皇家の皇子たちがわざわざ自らの手を汚してまで豪族当主の殺害をするあたり、なんか絶対に裏があるよね。
蘇我氏って、本当にただの豪族だったの?

ここから先は、私の持論、および妄想。

古代の日本国家というのは、もともと邪馬台国の系譜上にある女王国だったんじゃないだろうか。
だって、古事記の神話パートからして最高神はアマテラスという女神だし、あと神功皇后というカリスマ女帝の伝説もあるし、そして聖徳太子の時代でも太子自身は摂政という補佐役で、天皇は推古という女帝である。
また、大化の改新当時の天皇も皇極という女帝さ。
思うに、
「女子が神託を受ける巫女として権力の最高位に女帝として君臨し、実務的な政治はその近親の男子が司る」
というのが古代の正統な権力構造だったんじゃないだろうか。
古事記や日本書紀だと、蘇我氏は娘を天皇家に嫁として送り込むことで権力に接近したことになってるけど、むしろ真実はその逆、その嫁の方が権力の主体、卑弥呼みたいな女帝となるシステムだった可能性も否定できない。
ようするに、蘇我氏の方が女王国の女帝を輩出する、正統王家だった可能性もあるってことよ。
それを中大兄皇子らが武力で蘇我氏を滅ぼし、なかば強引に権力を簒奪し、男系の新王朝をスタートさせたのが大化の改新の実態、という風に私は妄想している。

そんな事実、古事記にも日本書紀にも書かれていない。
当然である。
それら歴史書の編纂を命じたのは、中大兄皇子の弟である天武天皇なんだから。
古事記や日本書紀は、今の王朝にとって不都合な真実を全て封印した。
邪馬台国の存在しかり、卑弥呼の存在しかり。
蘇我氏の政治的功績は、全て架空のスーパーヒーロー聖徳太子の功績にして封印。
邪馬台国、女王国系の英雄は歴史上「いないもの」とされた。
そして、天皇家こそが万世一系の正統王族であり、国の創造主の末裔である、と古事記や日本書紀に虚飾のフィクションを書き記した。
なるほど。
そのての封印された豪族は「ワンピース」でいうところのDの一族で、対する天皇家は天竜人、という解釈でOK?

古事記は日本最古の歴史書とされているが、本当はそれよりもっと古い歴史書が存在していて、それが「天皇記」と「国記」である。
両方とも蘇我邸に保管されていたのが、大化の改新時に火災で消失してしまったらしい。
よって、そこに何が書かれていたかは今となって全く分からず、まさに幻のポーネグリフである。
古事記とも日本書紀とも違う、真の歴史がそこに書かれてたかもしれない。
それが蘇我氏の滅亡とともに火事で一挙に消失って、あまりにも出来すぎた話だな…。

興味深いのは、中大兄皇子らは入鹿の暗殺をわざわざ宮中での行事の真っ只中に実行していること。
単に暗殺が目的なら、もっと別の機会があったはずだ。
しかもその宮中行事というのが、百済・新羅・高句麗の使者が貢物を天皇に献上する外交の儀式で、わざわざそんなところで暗殺だなんて、意図して外交官たちに入鹿暗殺を見せたかったとしか思えない。
入鹿は、百済・新羅・高句麗のいずれかと太いパイプがあったんだろう。
中大兄皇子は百済とパイプがあったので、おそらく百済以外のどちらかだ。
多分、新羅かと。
敢えてこの暗殺を新羅に見せつけ、喧嘩を売った。
事実、中大兄皇子は後に新羅+唐の連合軍を相手に戦争したからね。

当時、中大兄皇子はまだ20歳ぐらいの若者。
そこまで老獪な人物だったとは思えず、黒幕は年長者の中臣鎌足、彼の方がクーデターの首謀者だった可能性は高い。
もともと面識がなかった鎌足と中大兄皇子が接近したのは、宮中の「蹴鞠の会」だったのは有名なエピソードだ。
蹴鞠、古代フットボールが日本の政局を大きく変えたワケよ。
たかがフットボールと馬鹿にするなかれ。
この蹴鞠がなければ、日本は全く逆の歴史を歩んでいたかもしれないんだから。
あぁ、そうか。
このクーデターがなければ「大化」という日本初の元号すら登場せず、ヘタすりゃ日本は元号を持たない国になってたかもね。
あるいは平成も昭和も、なかったかも?

個人的な意見だが、新元号は「森保」でイイと思う。
今年は、森保元年、もしくは森保一年。
とても安定した時代をイメージさせる。
2019/1/2(水)13:35

☆若葉
アジア杯他国
ーーーーー黄義助
ーーー(サルダル・アズムン)
孫興民ーサマン・ゴドスージャハンバフシュ
(アリ・アドナン)(李在成)(マシュー・レッキー)
(武磊)ーー(ロギッチ)ー(黄喜燦)
ーーー奇誠庸 アーバイン
ーーー(ルオンゴ)(オスマン)
ベヒッチーデゲネクーセインズベリー張呈棟
(モハマディ)(金英權)(金敏在)(ミリガン)
ーーーーマシュー・ライアン
ーーー(ニール・エザリッチ)
ファン・ウィジョ 韓国 アジア大会得点王
サルダル・アズムン イラン ロシアリーグ今期4得点
ソン・フンミン 韓国 プレミアリーグ昨期14得点
サマン・ゴドス イラン リーグアン 今期3得点
ジャハンバフシュ イラン 昨期 オランダ得点王
マシュー・レッキー 豪州 ブンデスリーガレギュラー
アリ・アドナン イラク 昨期 セリエAレギュラー
イ・ジェソン 韓国 ドイツ2部 今期3得点
ファン・ヒチャン 韓国ザルツブルク12得点今期ハンブルガー
ロギッチ 豪州(欧州移民)セルティックレギュラー
ウー・レイ 中国 中国超級 得点王
キ・ソンヨン 韓国 プレミアリーグレギュラー
アーバイン 豪州 昨期 英2部10得点
ルオンゴ 豪州 英2部 今期2得点
オスマン シリア オランダレギュラー 今期2得点
ベヒッチ 豪州(欧州移民)トルコ5得点今期psv
ジャン・チェンドン中国ポルトガル6得点 今期中国
セインズベリー 豪州 今期psv
デゲネク 豪州(欧州移民)レッドスターレギュラー
モハマディ イラン ロシアリーグレギュラー
ミリガン 豪州 スコットランドリーグレギュラー
キム・ヨングォン 韓国 広州恒大レギュラー
キム・ミンジェ 韓国 全北現代レギュラー
マシュー・ライアン 豪州(欧州移民)プレミア正GK
ニール・エザリッチ フィリピン(欧州移民)プレミア正GK

怪我
權昶勳 韓国
クォン・チャンフン リーグアン 昨期11得点 RWG
アーロン・ムーイ 豪州 プレミアレギュラー ボランチ
アル・ハブシ オマーン プレミア正GK 今期中東
2019/1/1(火)2:17

☆関西人
諜報部門
森保、横内、下田、松本という元サンフレッチェの一門が今の代表コーチ陣だとして、例外として非サンフレッチェの重要人物がひとり、スタッフに加わっていることを理解しておいてほしい。
それは、戦術分析担当、和田一郎コーチである。
あぁ、あの和田さんか、と分かる人も多いだろう。
「トルシエが母国に連れ帰ろうとしたスタッフ」として有名かと。
当時、和田さんはまだ二十代の若者だったんだが、敵国の戦術分析に必要な映像を完璧に準備する彼にトルシエは驚愕したらしく、しまいにはフランスのスタッフ以上に信頼を寄せていたらしい。
以降和田さんは、歴代の代表スタッフに名を連ねるようになった。

ただ、彼はハリル代表のスタッフには入っていなかった。
もともとハリルは敵国の戦術分析で自らに絶対的自信を持ってた人なので、たとえ和田さんがスタッフにいても彼を重用しなかったかもしれない。
多分、自分が集めたフランス人スタッフの方を重用しただろう。
和田さんは代表を離れている間、ガンバ大阪のスタッフになり、最後にはヘッドコーチにまでなっていた。
しかし長谷川健太の退任、クルピの就任とともに彼はガンバを去った。
彼が去ってからのガンバが迷走して降格寸前までいったことを思うと、やはりガンバにとって重要人物だったと思うけどね。
で、代表でハリル解任が発表されると、協会はすぐさま和田さんを招聘、西野ジャパンの戦術分析スタッフに据えた。
たまたま和田さんがその時にフリーだったというよりは、一種のデキレースだった気がしなくもない。
フランス人スタッフは一掃され、和田さんをはじめとする日本人スタッフがあっという間に揃ったワケで。
裏では、かなり前からハリル解任が工作されてたんじゃないかな。

個人的には、西野ジャパンの成功は和田さんの功績がかなりデカイと思うよ。
西野采配、結構当たってたでしょ?
あれは西野さんの冴えというより、和田さんらの戦術分析、戦術構築の賜物だと思うから。
コロンビア、セネガル、ポーランド、ベルギー。
想像を絶するレベルでそれらの国のデータを収集し、それを朝から晩まで分析し続ける和田さんの姿が容易にイメージできる。
日本の戦術オタクの狂気をナメんなよ、って感じだ。
日本サッカーの強さは、プレーヤーのみならず、こういう裏方のオタクに支えられてることは忘れちゃいかん。
よく日本人がノーベル賞を受賞できたりするのも、あれはいかに日本人のオタクが優秀かってことでしょ。
日本サッカーは体育会系だけでなく、実は理系にも支えられてるワケです。

和田さんはあまりメディアに露出しない人だけど、できればテレビでサッカー解説をしてほしい人だわ。
最近は戸田和幸あたりの緻密な戦術分析が人気あるけど、戦術分析のプロとしては和田さんの方がさらに次元として上にいってるはず。
仮に戸田さんのが「報道」の水準なら、和田さんのは「諜報」の水準だからね。
もっとシャレならんレベルだと思う。

今まさに、和田さんはアジア各国の戦術分析に入っているところだ。
誰がキーマンで、どこが弱点か、ありとあらゆる情報を収集中かと。
諜報戦を制する者が天下を統一するからね。
もともと日本は、忍者の国である。
戦国時代、武田家、毛利家、そして徳川家は忍者を使った諜報戦を得意としたらしい。
特に徳川家に支えた伊賀忍者、服部半蔵は有名。
「服部半蔵」は服部家の当主の名称で、徳川時代260年、12代に渡って服部半蔵12名が徳川家に仕えていたらしい。
そうか、てっきり服部半蔵はひとりの人物かと思ってたけど、違うんだね。
うむ、和田一郎もそれに近いものがあるかもしれない。
トルシエ、ジーコ、岡田、オシム、ザック、西野、森保。
歴代の代表で、これだけ長く主君に仕えた人はなかなかいないと思う。
和田一郎は、ひとりじゃないかも(笑)?
2018/12/31(月)9:13

☆関西人
コンディション
代表の国内合宿が終了。
報道を見るに、仕上がりはさほど良くないみたい。
何が良くないかって、コンディションである。
もともと冬は、日本にとって鬼門だ。
シーズンが秋開幕の欧州組はともかくとして、春開幕の国内組にとって冬は試合がなく、最もコンディションを落としている時期。
この時期にキレキレであるワケがない。
おそらく、今後に頑張ってコンディションを上げていくことになるんだろうが、しかし1月にトップコンディションまでもっていくことは、春秋制の中でプレーするJリーガーにとって自殺行為であることは一応理解しておいてほしい。

「天皇杯の呪い」が、それを証明している。
天皇杯で優勝したチームは、その後のリーグで降格してしまうという怪現象が「天皇杯の呪い」。
これは別に怪現象でも何でもなく、単純にトップコンディションを真冬にもっていったチームは、リーグの正念場となる終盤戦(9〜11月)まで持久力がもたないというだけの話だ。
お気の毒だが、代表国内組はアジア杯での活躍と引き換えに、今季のクラブではダメダメになる可能性はあるんだよ。

反対にいえば、アジア杯は夏開催なら国内組が有利で、欧州組が不利になる。
事実、夏のワールドカップでトップコンディションにもっていった選手は、その後のリーグで不調に陥ることが結構あるでしょ。
逆に、クラブで好調な奴ほどワールドカップでは不調だったりしてさ。
…ああ、そうか。
冬の代表は欧州組を中心(アジア杯)にして、夏の代表は国内組を中心(コパアメリカ)にすればイイのか。

じゃ、冬のアジア杯は↓のメンバーで。

・・・・大迫
中島・・南野・・堂安
・・柴崎・・遠藤
長友・吉田-冨安・宏樹
・・・・権田

権田はまだ欧州組じゃないけど、いずれ欧州組ということでご了承下さい。

・・・・・ドイツ
・ポルトガル・オーストリア・オランダ
・・・スペイン・ベルギー
トルコ-イングランド-ベルギー-フランス
・・・・・ポルトガル

仮に↑のが主力組なら、残ったメンバーはリザーブだね。

・・北川・・武藤
原口・・・・・・伊東
・・守田・・青山
佐々木-槙野-三浦-室屋
・・・・東口

・・日本・イングランド
ドイツ・・・・・・日本
・・日本・・日本
日本・日本・日本・日本
・・・・日本

はい、見ての通り、リザーブは国内組が多い。
特に守備陣。
アジア杯は長丁場なので、主力組だけで乗り切れるワケがないでしょ。
必ずリザーブを使わなければならず、それは国内組のシェア増を意味する。
今回は、そこが心配。
冬だから。
冬の国内組は本調子といえず、欧州組との連携のギャップが生じ、敵にそこを突かれる可能性は高い。
特に守備陣。

まぁでも、ここから先は代表フィジカルスタッフの腕の見せどころさ。
あぁ、そうだ。
今の代表には、ここ20年近く代表を支えてきた早川直樹コンディショニングコーチがいないんだったね。
不安?
いや、さほど心配はない。
今の代表フィジカルコーチは、森保さんの元同僚、サンフレッチェの黄金期を支えた松本良一コーチ。
ヘッドコーチ横内さん、GKコーチ下田さん、そしてフィジカルコーチ松本さんというサンフレッチェ三人衆が今の代表コーチ陣であり、この人たちはサンフレッチェが「四年間で三度の優勝」という快挙を成し遂げた時のスタッフである。

よく考えたら、決して選手層が厚くなく、しかも毎シーズンのように選手が流出していくサンフレッチェが「四年間で三度の優勝」なんて、奇跡だ。
よっぽど、監督、スタッフが優秀だったんだじゃないの?
コンディショニングの調整も、お手のものだろう。

2015年のサンフレッチェを覚えてる?
あまり国際試合を得意としないイメージのあるサンフレッチェだが、この年は自国開催のクラブワールドカップで開催国王者として出場し、見事大会三位を成し遂げたんだ。
準決勝はリバープレートに0-1で敗れたものの、かなりの善戦。
三位決定戦はアジア王者の広州と当たり、これに見事勝利した。
忘れちゃならんのは、この時のサンフレッチェはJリーグのプレーオフ(2ステージ制だったから)、天皇杯、そしてクラブワールドカップと、3〜4日ごとに試合をこなさなければならない殺人的スケジュールの中で結果を出したこと。
よっぽどコンディショニングの管理がうまくいったんだろうし、それを成し遂げた松本フィジカルコーチは純粋に凄いと思う。

だから、私は今回も松本コーチに期待する。
まだ今回の国内合宿は仕上がってないようだが、しかしUAEでの直前合宿ではキチンと仕上げてくるだろう、と。
2018/12/31(月)0:08

☆関西人
小笠原満男
小笠原が現役引退だそうだ。

彼は長い日本サッカー史の中でも、最も高みに到達した選手のひとりじゃないだろうか。
タイプ的には、中田英寿にやや近い。
トップ下で注目を集め、やがてボランチになった流れも中田とよく似ている。
また、デビュー当初は前園の陰に隠れた2番手が中田で、小野の陰に隠れた2番手が小笠原だったという立ち位置もやや似ている。

ただ、決定的な中田と小笠原の違いは、キャリアのメインステージが中田は海外、小笠原は国内という点。
小笠原もセリエに挑戦した時期があったが、申し訳ない、よく覚えていない。
当時は、なぜか日本人選手はセリエ挑戦が主流だった。
堅守をベースとするセリエが日本人とあまり相性よくないことは、これまで成功した選手が少ないことでもお分かりだろう。
俊輔も名波も挑戦したが、ダメだった。
まだ、ブンデスの方がマシである。
でも当時として、ブンデスの方にはまだパイプがなかったよね。
小笠原も、セリエ以外のところに挑戦していたら話はまた別だったと思う。
しかし、彼の守備スキルが上がったのは、セリエを経てからのことらしい。

彼は、代表でも活躍した。
ジーコジャパンの「黄金のカルテット」といえば、中田英、俊輔、小野、稲本の4人で、そこに小笠原の名前はない。
ただ、オリジナルのメンバーが揃うことはほとんどなく、最後の方には俊輔、小笠原、中田英、福西という形になっていた。

・・柳沢・・高原
・俊輔・・・小笠原
・・福西・・中田
三都主-宮本-中澤-加地
・・・・川口

実は小笠原って、中田英や俊輔と並ぶ重要選手だったんだけど、あまりそんなイメージないでしょ?
ジーコジャパンといえば、やはり中田英と俊輔だし。

あと、トルシエジャパンの原型、ワールドユースを準優勝した黄金世代チームでも小笠原はいた。

・・高原・・永井
・・小野・・小笠原
本山・・ヤット・・酒井
・中田浩-手島-辻本
・・・・・南

このチーム、中盤で印象に残ってるのは小野と本山だ。
悪いが、小笠原がどんなプレーをしてたかはほとんど覚えてない。

なんていうかな〜、小笠原はソツがないんだよね。
ミスが少なく、卓越したテクニックはあるんだけど、ファンタジスタというにはやや渋すぎる。
俊輔なんて、調子悪い時は最悪で時折戦犯にもなるんだけど、でも調子良い時は神がかったアーティストになり、一発のキックで試合を決めてしまう。
それが、ファンタジスタってもんでしょ。
一方小笠原は、良い意味でも悪い意味でも安定したプレーヤー。
悪い意味では、あまり印象に残らないんだよね。
どちらかというと、攻撃的MFとしては中田英の下位互換というイメージだったな。

しかし、後に彼はアントラーズでボランチになり、ボランチとしては中田英の上位互換というべきレベルの選手になっていた。
ぶっちゃけ、柴崎ですらまだ小笠原の域にないでしょ。
でも、なぜか代表ではボランチの小笠原は呼ばれなかった。
既に代表ではヤットが確固たるポジションを確立してたので、もし小笠原を呼ぶにしてもリザーブは避けられなかっただろうが、彼だとリザーブとしてベンチに置くには皇帝感が強すぎだよね。
呼ばれなかった理由は、分からなくもない。
ヤットと小笠原のダブルボランチを見たかったって?
その組み合わせは確かに夢があるけど、しかしふたりはお互いを認め合ってる関係だけに、かえってお互い遠慮が出てうまくいかないでしょ。
いや、分からないけど。

よく雑誌等で「日本人歴代ベストイレブン」みたいな企画があるけど、そこで小笠原の名前が入るかどうかは微妙なところだよね。
MF枠には中田英がいて、俊輔がいて、ヤットがいて、長谷部がいて、香川がいて、本田がいて、大体は代表のエース級が入ってくるものである。
そりゃ小笠原も代表で活躍したのは間違いないんだけど、上記選手らに比べるとやや存在感は薄い。
よって、小笠原を入れない人は多いと思う。
ただ、そのベストイレブンをひとつのチームとしてバランス考えるなら、小笠原ほど必要な人材はいないだろうよ。
私なら、小笠原を入れるね。
2018/12/29(土)10:13

☆関西人
GK
権田にポルティモネンセ移籍の話が出ている。
GKを補強するのに、敢えて日本人を助っ人にチョイスするのはおかしな選択だよな。
MFならともかく、GKはむしろ日本の弱みである。
おそらく、中島で味をしめたポルティモネンセなりのアジア戦略なんだろうけど、同じアジアでも韓国の方がよっぽど優れたGKがいるだろうに。

しかし、権田も波乱万丈なGK人生だね。
もともと彼はFC東京の正GKとして将来を嘱望されてたが、ある時期から病気(オーバートレーニング症候群?)で落ちるところまで落ちて、確か本田のSVホルンにレンタルされてた時期があると思う。
欧州とはいえ、オーストリア3部だよ。

彼は、ロンドン五輪では正GKだった。
ただし当初、ふたつ歳上の林彰洋がオーバーエイジで召集されていた。
ところが権田の調子が良かったもんで、林はオーバーエイジなのにバックアップメンバー登録に回されるという妙な展開になっていた。
林、微妙に屈辱だったんじゃないかな。

で、その後も権田と林の因縁は続く。
権田はやがてSVホルンからFC東京に戻ったんだが、その当時彼には欧州挑戦の意思があり、自らFC東京に契約解除の申し入れをしたという。
クラブがそれを了解したまでは良かったけど、欧州のどこからもオファーはない。
で、結局彼はサガン鳥栖へ。
で、どうしてそうなったかは知らんが、当時鳥栖の正GKだった林はなぜかFC東京へ。
最終的な決着は、権田と林のトレードみたいな形になった。
こうして権田と林は妙にシンクロするから、今回も権田が海外移籍したら、林まで動くかもね。

権田は、最近こういう発言をしている。

「変な話、僕が日本代表に入っているくらいだったら、日本代表が世界レベルのGKと、永嗣さんみたいに対等に渡り合うのは難しいと思う」

なんと自虐的な発言…。
どうやら、彼はSVホルンでカルチャーショックを受けたみたい。
オーストリア3部リーグでも、向こうじゃ自分よりできるGKが結構いたらしい。
このへんのキャリアは林も似ていて、彼もベルギー3部リーグで控えだった辛い経験をしている。
やっぱ、日本人GKの海外挑戦はキツいみたい。
この流れで、ホントに権田がポルティモネンセに行くかな?

ちなみに森保ジャパンは発足以来、一貫して東口、権田、シュミットの3人でGKを固定している。
なぜ、この3人?
森保さんだから、当然のことながら西川周作を召集すると思ってたのに。
代表GKコーチの下田崇は、西川を評価してないのか?
彼とは元チームメイトなのに。

下田コーチは、確か川口能活の同期だよね。
スター性のある川口能活と対照的に、下田はイブシ銀タイプのGKだった。
マイアミの奇跡で知られるアトランタ五輪代表で、川口の控えGKを務めたのが彼である。
以降も、下田はあまり注目された選手ではない。
代表では川口と楢崎の牙城は高く、3番手としても曽ヶ端あたりの方がよっぽど注目されてたし。
でも、そんな彼がいまやA代表と五輪代表兼任のGKコーチ。
世の中、分からんもんだね。

下田コーチの東口、権田、シュミットというチョイス、皆さんは納得?
Jリーグのセーブ数値のデータで見ると、日本人トップは東口でも権田でもシュミットでもなく、エスパルスの六反らしい。
その次がベルマーレの秋元。
その次で、ようやく東口が入る。
権田やシュミットは、それよりさらに下だ。
こういうのを見てると、やっぱりGKってポジションはよく分からん。
下田コーチのチョイスは分からんし、さらに言うと、なぜ権田に欧州からオファーがあったのかもよく分からん。
2018/12/28(金)11:23

☆関西人
成熟
なんか、槙野の数日前にテレビ番組で言った発言内容が物議をかもしてるらしいね。
私はその番組を見てないのでよく分からないけど、主旨はロシア大会で本田圭佑がベンチからチームを指揮していた、実質監督は本田だった、ということらしい。

なるほど。
槙野らしいリップサービスだ。
こいつはホリプロだけに、テレビをよく分かっている。
これに対し、岡崎がTwitterで「話を盛ってる」と言ったらしいが、まさにその通りで、テレビのバラエティに出るタレントは話を盛ってナンボである。
盛らないのはNHKの報道かなんかでやるべきことで、民放のバラエティはキャッチーでなければ番組を制作する意味がないし。

でも、まるきり槙野も作り話をしたワケでなく、ちょっとそういうニュアンスがあったから話を面白おかしく広げたんだろう。
彼なりのサービス精神として。
確かに、本田はそういう立ち位置だったとしても全く不思議じゃないもん。
北京五輪を思い出してくれ。
あの大会の最終戦、本田は反町監督の指示と180度真逆のプレーを試合でやっていたという。
もちろん、監督には無断で。
それも本田の単独クーデターならまだしも、チーム全体で監督の指示に背いていたというんだから、本田は恐ろしく影響力ある選手なんだろう。
一種のボス猿か。
だとすりゃ、今回の件にも納得はいく。

確か槙野は、その北京五輪の時にはチームにいなかったんだよね。
よって今回の本田の疑似監督っぷりに衝撃を受けたんだろうが、北京五輪の現場にいた岡崎や香川や吉田や長友にしてみりゃ、別に驚くほどのことではなかったんだと思う。
だからこそ、岡崎はTwitterで、
「もっとワールドカップでの重要な話は他にあると思うけどな」
と言ったワケよ。
ある意味、本田はいつもあんな感じでしょ、ということ。

ザック代表の頃の本田は少しオトナになっていて、さすがに「監督に無断」はマズイと思っていたのか、ザックに戦術変更の直訴を何度も申し入れていた。
それに対し、ザックは「長谷部に言ってくれ。長谷部を介して話を聞く」というスタンスで、本田と個別に会談することを嫌がっていた。
ウザかったんだろう。
結局、長谷部、ヤット、本田、ザックの四者会談をもって、本田の申し入れ「俺たちのサッカー」を最後はザックが渋々了解したと記憶する。
ザック自身は、もっと堅守カウンターでやりたかったみたいだけど。

西野さんは、ある程度最初から選手たち主導でサッカーを組み立てていく方針だったとやら。
締め付けキツかったハリル体制を反省しての西野体制ゆえ、当然といえば当然か。
監督主導でやりたいなら、もっと従順な若手を召集してたはずだから。
結局、西野さんは中堅やベテランを召集していた。
そういう選手たちの主導となると、その中でも発言力ある選手の意見が通ることになる。
まぁ、本田だね。

西野さんは何もしなかった、と槙野の発言にあるが、彼が本来そういう人ではないことは明らかである。
マイアミで中田英寿と衝突し、彼をスタメンから外した実績もある。
ガンバでも、西野さんにホサれた選手は決して少なくない。
だから今回は、意図して控えたんだろう。
どうしても選手主導となるとジーコ代表を思い出すが、あの時は失敗し、しかし12年を経て、いよいよ成功するところまで日本サッカーは成熟したということか…。
2018/12/27(木)13:19

☆関西人
ライオンvs虎
私は子供の頃、動物の図鑑を見るのが好きだったのね。
キリンやら象やら、色々な動物を見るのが好きでさ。
でもって、そういう図鑑を見てると、子供心に「地球上で一番強い動物はどれだろう?」という興味が湧いてくるのよ。
父にそれを聞くと「人間だろ」とつまらない答えが返ってきたが、知りたいのはそういうことではない。
ガチでドツキ合いをして、一体どれが勝ち残るか、という話だ。

喧嘩の強さでいえば、やはり百獣の王と呼ばれるライオンだろうか。
いや、フィジカルでは象かもしれない。
しかし、何かのドキュメンタリーでライオンが象を倒してるシーンを見たことがある。
あと、虎はかなり強いと思う。
じゃ、ライオンと虎は、どっちが強いのか?
これには明確な答えはない。
なぜなら、両者は各々に生息圏が異なり、直接のバトルをしないから。
ライオンは平原にいて、虎は密林にいる。
うまいこと、生態系としてカブらないようになっている。
だから、どっちが最強かなんてハッキリしないんだよ。

サッカーでも、生息圏が異なるがゆえに、最強がよく分からないということはあるよね。
クラブ同士、代表同士なら各々のチームが直接当たるので強い弱いを測ることができるが、クラブvs代表はまず当たることがない。
たとえば、レアルとベルギー代表のどちらが強いかって、そんなの分からんでしょ。
まさに、ライオンと虎ですよ。
日本の中でも、フロンターレと日本代表のどちらが強いかって、それは分からん。
やったことはないし、今後もやる予定はないから。

そういや昔、A代表がコパアメリカで惨敗、U20代表がワールドユースで準優勝と明暗くっきり分かれた時があって、その時は「U20代表はA代表より強いのでは?」という話になったんだ。
A代表とU代表は生息圏が違うので、本来直接対決することはない。
しかしトルシエがさすがだったのは、練習試合でこの両チームを直接戦わせたのよ。
結果は明白だった。
A代表の圧勝。
妄想するより、直接やらせてみれば答えは明確に出るんだよね。

ただし、問題はレギュレーションである。
たとえばライオンと虎が戦う場合、場所が平原ならライオンが強いだろうし、密林なら虎が強いだろう。
同様に、氷上なら白熊が強いだろうし、海なら鯱が強いだろう。
やはり舞台次第で、最強は変わってくるんだ。
それがあるから、サッカーではホーム&アウェーというレギュレーションでバランスをとっている。

問題は、アジア杯みたいなセントラル方式による大会だな。
ちなみに今回のアジア杯、場所は中東である。
仮に我々がライオンだとして、そのライオンが虎と戦うのに密林に入っていくようなもんだよ。
密林の中でもライオンなら強いっちゃ強いだろうけど、それでも障害物の多い森の中で戦うのに慣れてるのは虎の方である。
ライオンには、圧倒的に不利…。

じゃ、ライオンが密林の中で虎を倒す方法を考えていこう。
それはできる限り、密林の中で平原(ホーム)に近い環境を見つけることなんだ。
いくら森とはいえ、必ずどこかに平原っぽいスペースはあるはずでしょ。
ひとまず、そこに逃げる。
虎は、木陰に身を潜めたところから一気に襲う、速攻パワー系の獣だ。
樹に囲まれて視界のない所では、ライオンは虎に勝てない。
大事なのは、間合いと視野ですよ。
ある程度の視野とスペースさえ確保できれば、不意を突かれることはない。
それなら密林の中でも、ライオンは虎と互角に戦うことができると思う。

ただ個人的には、足を止めて接近戦のドツキ合い、肉弾戦になればライオンより虎の方が強いんじゃないかな、と思うのね。
サイズや筋肉量では、虎がライオンを上回ってるし。
これ、アジア杯における日本と中東の関係も同じこと。
しかし日本の方が中東より強いじゃないか、と思うだろうが、それは日本がライオンと同じく、群れで狩りをするからさ。
日本の強さは、群れの強さである。

昔から思うけど、中東の選手って個で見ると、かなりレベルが高い選手が揃ってるのよ。
確か、アジア年間MVPは2014年以降、4年連続で中東の選手だ。
今年は、カタール代表のハサン。
対して日本人は、ここ10年でMVPは1名のみ(遠藤保仁)。
一方、アジア年間最優秀監督賞は、ここ10年で日本人が5名なのに対し、なんと中東はゼロである。
なんつーか、いかに日本が個ではなく策、組織で評価されてるかということだね。

群れとしては、おそらく日本はアジア最強。
大事なのは、その組織力を生かせるよう、ちゃんとウチに都合のよい間合いをとることである。
それさえできれば、舞台が密林だろうが砂漠だろうが、ウチは簡単に負けませんよ。
2018/12/27(木)1:01

☆関西人
期待の若手
↓で少し触れた通り、久保くん、U19代表で活躍している。
所属クラブで出場機会にあまり恵まれないとはいえ、才能は朽ちていないようだ。

ただ、彼が東京五輪代表に入れるかどうかは分からない。
なんせ17歳、年少組だから。
それに、久保くんには競合する選手が何人かいるし。
たとえば、フロンターレユースの最高傑作こと、三好康児。
彼もテクニシャン、尚且つレフティという点で久保くんとカブってる。
今季、彼はコンサドーレでレギュラーに定着。
あと、同じくレギュラーに定着してきたのがアントラーズの安部裕葵。
彼のキレは、A代表の南野に近いもの
があるかな。
あと、ドリブラーならハンブルガーの伊藤達哉も忘れちゃいけない。
イケイケっぷりは、ちょっと中島を彷彿とさせるよね。
あと、若手の登竜門というべきルヴァン杯ニューヒーロー賞を今年受賞したマリノスの遠藤渓太。
彼は、原口っぽくハードワーカーとして大化けしそうな予感も。

なんつーか、このてのアタッカーには事欠かないのが東京五輪世代さ。
いくらバルサ仕込みの久保くんとはいえ、そう易々と東京五輪代表レギュラーの座は得られないと思うよ。
↑の選手らに加え、もはや別格ともいうべき堂安までいるんでしょ?
オーバーエイジでも、中島、南野、原口らの加入が必要ないレベルである。

さて、この世代でJリーグの出場機会を得ている選手、他にいる?
いますよ。
たとえば、レイソルの中山雄太。
あと、レッズの橋岡大樹。
あと、エスパルスの立田悠悟。
あと、ベルマーレの杉岡大暉。
あと、ベガルタの板倉滉。
彼らに加えてシントトロイデンの冨安がいるワケで、ハッキリ言って守備の人材はオーバーエイジ必要ないっすよ。

思うにDFとアタッカー、このふたつは東京五輪世代の売りである。
ちゃんとJリーグで活躍してるんだから。
問題は、このふたつを繋ぐブリッジなんだよ。
中盤のゲームメイカー。
A代表でいうところの、柴崎、青山といったところがこの世代にいるのか、ということさ。
いないことはない。
将来を嘱望された選手として、たとえばFC東京の平川怜。
たとえば、ガンバの市丸瑞希。
このへんは、世代の中でも天才と称されている。
ただ、クラブで出場機会に恵まれてないんだよなぁ。
彼らのうちひとりでいいから、クラブでレギュラーになってくれたら東京五輪代表として助かるんだけど。

あとは、センターFWだね。
世代のエースとして小川航基の名前がよく挙がるけど、彼もいまいち試合に出れてないでしょ。
シャドーストライカー的な選手はいくらでもいるんだが、真ん中で体を張るタイプはあまり多くはない。

・・・・◯◯
安部・・三好・・堂安
・・中山・・◯◯
杉岡・板倉-冨安・橋岡
・・・・◯◯

仮にこんな形にしてみたけど、やはり3つほどのポジションで主軸を確定できず、このへんは暫定としてオーバーエイジで埋めておくことにするわ。

・・・・大迫
安部・・三好・・堂安
・・中山・・柴崎
杉岡・板倉-冨安・橋岡
・・・・シュミット

なんかしっくりこないが、ご容赦ください。
大迫や柴崎はロンドン五輪の時に落選した選手たちなので、個人的には東京で出してあげたいから。
GKは、なんとなくシュミットにしてみた。
ポテンシャル重視で。

まぁ、これはあくまで現時点でのシミュレーションである。
2020年までにはあとしばらくあるし、それまでにグンと伸びる若手もいるだろう。
たとえば、久保建英とか。
彼はマリノスにレンタル移籍中だが、確か期限は今年いっぱいになってたはず。
来季、どうするんだろ?
それに来年夏18歳になれば、バルサに戻るという噂もある。
2019年、久保くんからは目を離せないな。
2018/12/26(水)11:08

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