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過去ログ567 2018/12/16 2:12

☆関西人
微妙
クラブワールドカップ、なんとアントラーズが勝った。
三竿も鈴木優磨もいない飛車角落ちで、北中米王者相手に勝つのは大したもんだ。
以前と違って、今回のはホームの利があったワケではないんだし。
これで、次はレアル戦。
さすがに次も勝てるとは思わんけど、たとえば安部裕葵あたりがレアル相手にゴール決めて、一気に世界の注目を集めてスペインに移籍、などの展開を期待したい。

いや〜、クラブワールドカップ、盛り上がってきたね〜。
…はい、嘘をつきました。
ごめんなさい。
世間は、全く盛り上がってない。
今のところ地上波中継もなく、日テレのテンションは昔に比べて明らかに落ちている(準決勝からは地上波でやるとやら?)。
あぁ、TOYOTAプレゼンツの頃が懐かしいなぁ…。

この大会は、何年か前からアリババという中国の企業がメインスポンサー。
ただ意外なことに、大会は中国開催がまだ一度もない。
今回はUAEだろ?
でもって、この大会はまだ次回大会のことが決まっていない。
来年やるのかやらんのか、多分やらないだろうが、報道されてるように次の開催は2021年だとして、その開催地すらまだ正式には決まってない。
メインスポンサーのアリババはFIFAと2022年までの契約を結んでたらしく、彼らはこういう展開になることは分かってたの?
なんか、気の毒。
2021年からリニューアルされる新クラブワールドカップは、アリババではなく、新しいスポンサーになるという話もある。
一部報道に、ソフトバンクの名前も出てきてるね。

何にせよ、この大会は一度大幅にリニューアルした方がイイだろう。
今のままだと、いずれ終わってしまいそう。
大会の優勝賞金からして欧州選手権を遥かに下回っており、この大会で「世界王者」を名乗るのは少し無理がある。
みんな、普通に【欧州選手権覇者=世界王者】と認識してるでしょ?
日本でも、Jリーグ覇者と天皇杯覇者が戦うゼロックス杯があるけど、誰も【ゼロックス杯覇者=真の日本王者】とは思ってはいないのと同じ。

しかしリニューアルするのはイイとして、噂だと2021年の新クラブワールドカップは中国開催が濃厚とやら。
なるほど、アリババの影響力だね。
と納得してはいけない。
だって、おかしいじゃないか。
FIFAいわく、新クラブワールドカップは「廃止になったコンフェデの代替としてワールドカップの前年に行う」のが本来の趣旨でしょ?
仮に「コンフェデの代替」だというなら、コンフェデの趣旨そのものを忘れちゃダメである。
そもそもコンフェデとは、ワールドカップのホスト国が翌年の大会運営のシミュレーションをする、予行演習としてのプレ大会なんだ。
だから、もし2021年にコンフェデがあったとしたら開催国はカタールのはずで、もし新クラブワールドカップがコンフェデの代替になるなら、当然クラブワールドカップもカタール開催であるべきでしょ。
なのに、その趣旨を翻して中国開催?
もう、言ってることとやってることがメチャクチャである。
そもそもカタールなんて、ワールドカップ運営をちゃんとできるか怪しい国なんだから、前年のプレ大会は絶対やらせなきゃマズイよ。

じゃ、クラブワールドカップの方の本来の趣旨は?
趣旨も何も、この大会のルーツはトヨタカップでしょ。
もっと古くは、インターコンチネンタルカップかもしれないけど。
想像するに、これは欧州と南米はどっちが強いねん?という企画モノから始まったんだと思う。
でもその結論は、もうとっくに出てしまっている。
今は、完全に欧州が強い。
昔は、違ったんだよ。
クライフ率いるバルサvsテレサンターナ率いるサンパウロとか、昔のトヨタカップは伝説である。
バルサがボロ負けしたワケで。

一番強い奴がハッキリしてる大会なんて、やはり面白くないわ。
つまり、クラブワールドカップをどれだけスケールアップしようが、面白くするのは本質的に難しいんだ。
それならまだ、レベルが低くてもACLの方が全然面白いでしょ。
クラブワールドカップは、アントラーズのジャイアントキリングでもない限りは盛り上がるワケがない。
アントラーズ、マグレでイイからレアルに勝ってくれたらなぁ…。
2018/12/16(日)2:12

☆関西人
アジア杯23名メンバーB
森保ジャパンの収穫は、個人的には両ウィングだと思う。
中島と堂安。
この両ウィングの良さは、単にセンタリングを上げるサイドプレーヤーではなく、ナナメにカットインしてシュートを打てることだ。
もしくは、シュートを打つと見せかけてラストパス。
この形ができたことで、日本の得点力は飛躍的に伸びた。
思えば、この機能の片鱗は前代表からあったね。
右サイドの本田がチーム得点王で、ロシア大会でも右サイドの原口と左サイドの乾がゴールを決めたワケで。
それの発展形が、今の中島と堂安である。

こうして両翼にストライカーを配置する形は、センターFWは必ずしもストライカーでなくても可、ということかもしれない。
うまくセンターでオトリになり、またウィングのカットインからのシュートコースを妨害しないポジショニングをとる。
変にストライカー色が強いFWは必ずゴール前の「良い位置」にいるので、ウィングがカットインしてシュートを打とうにもシュートコースは消えてるもんですよ。
「大迫はストライカーではない」と揶揄されるが、意外と1TOPはあれぐらいがイイのかもね。

そして、シャドーストライカーの南野。
コイツは、大迫よりもストライカー色が強い。
もともとはMFをこなすなど、チャンスメイカーの色が強い選手だったのに。
クラブでスーパーサブ的な起用も多く、「点を取るのが俺の仕事」という意識が昔より強まったのかも。
エゴイスト色が出てきた。
この個性が今のところはうまくハマってるが、ちょっと危険な匂いもある。
なぜなら、アウトサイドの中島や堂安にもエゴイスト色はあるから。
DMNって、実はギリギリのバランスの上に成り立っている。

以前の日本代表は「シュートチャンスあるのにパスをする」として、そのエゴの無さを欠点としてバッシングされてたが、ここにきて流れは少し変わってきたようだ。
南野も中島も堂安も、競うようにしてゴールを狙っている。
アジア杯では、その意識が渋滞しないかと少し心配…。

こういう流れになってる今だからこそ、私は交通整理をする司令塔が必要だと思うのよ。
森保さんは、そこを柴崎や青山に期待してると思う。
ただ柴崎も青山も、DMNに「ハマった!」というほどのインパクトは見せてないんだよね。
遠藤航も、守田も同じく。
今のところ、誰が最もハマるかは分かりません。

こういうのは、フィーリングが合うかどうかである。
そういうフィーリングという話なら、DMNと同じアタッカーのカテゴリーにいる原口元気を司令塔にするのも面白いんじゃないかな、と思って。

・・・・大迫
中島・・南野・・堂安
・・原口・・遠藤
長友・吉田-冨安・宏樹
・・・・シュミット

中島がインサイドに絞ったら、原口はアウトサイドに出る。
長友が上がったら、原口は左サイドを埋める。
もともとハードワークは申し分ないし、センターハーフとしての機能を思えば意外と悪くない。
原口では、司令塔としてのパスがイマイチか?
いや、DMNが前にいる以上、必ずしも司令塔にはスルーパスが求められるワケじゃないんだよね。
ドリブラーに対しては、パスではなくドリブルで交通整理する。
そういうボランチ像も、意外と悪くないかなと思ってさ。
2018/12/15(土)1:23

☆関西人
アジア杯23名メンバーA
紅白戦を想定して、23名を2チームに分けてみた。

【A】
・・・・大迫
中島・・南野・・堂安
・・柴崎・・守田
長友・吉田-冨安・宏樹
・・・・東口

【B】
・・浅野・・北川
原口・・・・・・伊東
・・青山・・遠藤
佐々木-槙野-三浦-室屋
・・・・権田

【A】は、DMNを軸にした既存スタメン組。
【B】は、浅野、原口、青山、遠藤航、槙野、佐々木らペトロ〜森保系の選手たちを中心に構成してみた。

2TOPは、必ずオプションになるだろう。
大迫はともかく、浅野も北川も2TOPがハマるから。
【B】は、明らかに裏狙いの戦術コンセプトだね。
浅野、伊東という韋駄天を2枚揃え、ボランチから一発で裏を狙う速攻カウンターが目に浮かぶわ。
一方の【A】は、ライン裏を狙うより、ブロックを内部から破壊していく感じ。
ゴール前のスペースに抜けることなく、もっと手前から崩し、その隙間にシュートを打ち込む。

皆さんは、【A】【B】のどっちが好き?
好き嫌いを言うより先に、私は【A】を軸にすべきと思う。
なぜなら、アジア杯はゴール前にスペースなんて、そんなにないだろうから。
日本を相手にすると、亀のように引いてスペース消してくるチームも必ず出てくるはず。
となると、ブロックを内部から破壊していかなきゃ。

ただ、【B】を使うべき場面は必ず出てくると思う。
【B】は、どちらかというと強い相手に有効である。
伊東のスピードでサイドをエグる、原口と青山と遠藤航のハードワークで中盤の硬度を上げる、浅野と北川の2TOPでラインの攻防をする。
ラインを上げて押し込んでくる格上相手には、この戦い方が有効さ。

【A】と【B】の紅白戦を想像してみて。
私は、意外と【B】が勝つんじゃないかと思ってね。
たとえば、三浦からのロングフィード一発で浅野が裏に抜けてシュート、GKに弾かれたところを北川が押し込む、みたいなパターン。

問題は、この対照的な2チームが、時に融合しなくてはならないこと。
たとえば、大会中に南野が出れない試合があったとしよう。
ならばリザーブは北川になるんだろうが、彼がひとり前線に入っただけで異物感がバリバリである。
これなら、いっそ柴崎を一列上げるか、あるいは原口を左に入れて中島をインサイドにした方が落ち着くかも。
地味に、小林悠の不在が痛いな…。

あ、そうそう。
↑の【A】【B】は便宜上GKを東口と権田にしたけど、ホントはシュミットを使ってほしいのよ。
日本の失点パターンは常にセットプレーであり、高さである。
身長197cmのGKは、これまでの日本に欠けてた待望の人材かもしれない。
想像してみてくれ。
0-0のまま試合終盤、それもアディショナルタイムが終わりかけの時に、日本がコーナーキックをゲット。
おそらく、これが最後のプレーになる。
で、GKのシュミットが前線に上がる。
これまでのパターンなら、せいぜい吉田や三浦あたりがターゲットマンになるのが関の山だったが、197cmのシュミットなら、それを遥かに上回るターゲットになりますよ。
彼、ヘディングできる人かは知らんけど(笑)。
2018/12/14(金)1:56

☆関西人
アジア杯23名メンバー
アジア杯出場メンバーについて。

サプライズは、なかったね。
鎌田が呼ばれるのでは?という見方があったが、呼ばれず。
香川も呼ばれず。
中心は、あくまでDMNの三銃士。
ただ、毎回のようにメンバー発表後に怪我で離脱者が出るので、今回も覚悟しときましょう。

何で浅野が入ってるの?と思った人は多いはず。
彼を呼ぶなら、まだ武藤か久保の方がイイのでは、と。
ただ、これは単にジョーカーとしてのニーズだろう。
浅野は誰より足が速い。
これは昔、岡田監督がカズを外しても岡野は外さなかったのと同じ。
監督は打開の為の駒として、飛び道具をひとつ持っておきたいもんさ。

浅野は、異物である。
今のチームは、どちらかというと足元のショートパスで繋いでいき、そこにドリブルを織り混ぜていくのが基本スタイル。
一方、浅野はライン裏スペースへのダイナミックに大きな展開があってこそ生きるタイプ。
ぶっちゃけると、浅野のスタイルと今のチームの基本スタイルはレンジが違うワケよ。
それは伊東も同じ。
つまり、浅野や伊東が入った時点でチームはレンジを変える必要があり、その微調整をすべきなのがボランチだろうね。
パスを足元に出すのではなく、裏のスペースに出す。
そこは柴崎の真骨頂だろう。

あとは、異物となる選手はいる?
しいて言うなら、北川か。
北川は大迫ほどポストに特化したタイプではなく、また浅野や伊東ほど裏に特化したタイプでもなく、また三銃士のようにテクニックに特化したタイプでもなく、中庸といえば中庸。
ある意味、中庸ゆえ何でもやる本格派ストライカーだよね。
ビューティフルゴールに偏りがちな今のアタッカー陣の中、北川だけは泥臭く、こぼれ球を押し込むなどの非ビューティフルなゴールを決めそうなオーラがある。
こういうタイプ、ジョーカーではなく、できるだけスタメンで使ってほしい。

あと、サイドバック。
何でまた佐々木やねん、と思った人は多いかと。
私は、ありだと思うけど。
右が宏樹で、左が長友。
右が室屋で、左が佐々木。
多分、こういうバランスになってると思うんだ。
片方がタテに上下動するタイプなら、もう片方はヨコに絞れるタイプに。
森保さんは目立って3バック導入をしてないけど、しかし最終ラインのコンセプトは偽4バックじゃないだろうか。
となると、ヨコに動けるサイドバックとして佐々木はありだと思う。

あと、柴崎について。
所属クラブでホサれてる選手をなぜ呼ぶ?と納得しない人もいるに違いない。
確かに。
事実、キリンチャレンジでも実戦勘の鈍りを露呈する場面があった。
とはいえ、アジア杯は長丁場だ。
仮に大会序盤にエンジンかからなくても、終盤には勘を取り戻してることは大いにあり得る。
柴崎のポテンシャルに疑いはない。
このチーム、最終的には「柴崎のチーム」になることだって十分にあり得ると思うよ。
後ろから三銃士を操る司令塔という役割、大事です。

・・・・・大迫
長友・中島・・南野・堂安
・・・・・柴崎

基本、こうしてワイドに長友と堂安、ハーフスペースに中島と南野、センターに大迫、という5レーンの基本配置があり、ここでどのレーンに球を入れるかがボランチの腕の見せ所である。
柴崎、もしくは青山がその役を担うだろう。

もし私が敵将なら、中島と堂安にマンツーマン気味でサイドバックを付け、センターの大迫と南野は入れ替わりが激しいからゾーンで対応。
そしてボランチの柴崎を狙い所にし、彼からのパスコースを常に消していく。
ただ、こういう対応をしてもチャンスを作れるのが今の日本の凄いところだ。
なぜなら、たとえマークが付いててもそこにパスを入れるし、パスを受けた側も個人技で敵をかわし、突破してしまう。
ここが昔と違うところなんだよね。
昔は、まず球を敵のいないエリアに運び、そこから前へ進んでいた。
安全を優先。
しかし、ウチにとっての安全は、敵にとっても安全。
真ん中はガッチリ締められてて、よく見るとシュートを打つ隙間すらない。
その点、今は進化したなぁ…。

私は、日本が優勝する可能性はあると思う。
2018/12/13(木)13:09

☆関西人
クラブワールドカップ
さて、いよいよ始まったクラブワールドカップ。
いつぞやのニュースで、「クラブワールドカップ」という大会は今回をもって終了、という話を聞いた。
どうやらこの大会、今後は出場枠を拡大し、4年に1度の開催、ワールドカップの前年に開催の「スーパークラブワールドカップ」という新しい大会にリニューアルする可能性があるみたい。
いや、まだ正式決定ではないみたいけど。

今の大会形式は7チームのトーナメント戦にしてるから、開催期間は僅か10日ほどで終了するよね。
だけど次からは、24チームによる対抗戦になるみたい。
その24チームの内訳は、
欧州⇒12
南米⇒5
北中米カリブ海⇒2
アフリカ⇒2
アジア⇒2
オセアニア⇒1
というのが草案。

これ、各大陸連盟はどういう形で代表を決めるのか?
欧州連盟の案は、「4年間のCL優勝&準優勝チーム、それに加えてクラブランキング上位4チーム」らしい。
南米連盟の案は、「4年間のリベルタドーレス王者、それに加えてクラブランキング最高位チーム」らしい。
じゃ、アジア連盟は?
これは、まだ分からない。

そもそも4年に1回の開催だからといって、欧州や南米のように4年分の優勝チームを出場させようにも、アジアは出場枠が2つしかないんだから4年分(4チーム)は無理じゃん。
じゃ、どうやって2チームを決めるのか。
ちなみにスーパークラブワールドカップの初回は2021年らしいので、じゃ2021年と2020年の2大会の優勝チームを出せばイイ?
じゃ、2019年(来年)の優勝チームだけ無視されるの?
それ、あかんやろ。
ならば4年に1回、大会に出る代表を決めるプレーオフをやらざるを得ないだろうね。
4年分のACL王者(通常は4チーム)を集めて、総当たりのリーグ戦とか。
これはこれで、盛り上がるんじゃない?

何にせよ、このスーパークラブワールドカップ、実現すれば価値が出そうだね。
今の大会はトヨタカップの延長にすぎないイメージだけど、さすがに世界から24チームも集めてその中の最強を決めるとなると、いよいよ世界一決定戦、「ワールドカップ」の冠に相応しい大会になりそうだよ。
初回の開催地は、中国らしいけど…。

今回は、クラブワールドカップとしては最後の大会になる可能性がある。
優勝は十中八九レアルだと思うが、アントラーズには頑張ってほしい。
三竿と鈴木の不在は痛いにせよ、このチームは以前に準優勝した経験もあるし、今のレギュレーションなら番狂わせも十分あり得ますよ。
いずれスーパークラブワールドカップになったら、万にひとつも日本に優勝の可能性はない。
だから、優勝を狙うなら今のうちである。

あ、くれぐれも誤解のないように。
まだ、スーパークラブワールドカップは正式決定じゃないからね。
最新の報道では、来年以降も普通にクラブワールドカップをやる可能性が出てきた、とある。
おいおい、どっちなんだよ…。
2018/12/13(木)1:29

☆関西人
コパアメリカとの兼ね合い
今日、アジア杯メンバーの発表だそうだ。

もちろん、アジア杯は優勝を目指す。
ワールドカップで優勝を目指すとか言うと、本田のようにビッグマウスだと叩かれるが、アジア杯優勝なら別にビッグマウスじゃないよね?
ACLを連覇した今だからこそ、このタイミングに代表でもアジアを制覇できりゃ、日本は名実ともにアジアの王となれるんだ。

しかし、気になるのがアジア杯の優勝特典である。
これまでは優勝チームがコンフェデに出られるという大きな特典があったが、いつの間にかコンフェデは廃止されてしまった。
じゃ、優勝してもご褒美なし?
名誉と、優勝賞金だけ?
優勝賞金は、5億6000万とやら。
驚くほどの金額ではない。
これなら、コパアメリカの方に照準を絞った方がよくない?
と考える人はいるだろう。
だって、国際Aマッチデー外で欧州籍選手を召集できるチャンスは1回のみらしいので、目ぼしいところを全部アジア杯に呼んでしまえば、コパアメリカは2軍(U代表)の派遣になってしまう。
協会は、どう考えてるんだろう。

で、私なりに、アジア杯のメンバーを考えてみた。

【アジア杯23名】

GK⇒東口、権田、シュミット

CB⇒吉田、槙野、三浦、冨安

SB⇒長友、酒井宏、佐々木、室屋

ボランチ⇒柴崎、青山、遠藤航、三竿

攻撃的MF⇒南野、中島、堂安、伊東、原口

FW⇒大迫、小林悠、北川

無難に、今までのキリンチャレンジのメンバーから人選した。
しかしこれでいくと、大迫、南野、中島、堂安、原口、柴崎、遠藤航、長友、宏樹、吉田をコパに呼べなくなる。
いっそ、上記メンバーはアジア杯組とコパ組に分割した方がイイかもね。

そもそも、アジア杯とコパでは狙いが違う。
アジア杯の狙いは、優勝だ。
結果を求める。
一方、コパの狙いは結果より挑戦だ。
南米の強豪たちとやるんだから最初から優勝は無理な話で、ここでは負けを見込まなくてはならない。
負けから、何かを学ぶ。
と考えると、学ぶのはベテランより若手がイイだろう。

【コパアメリカ組】

GK⇒東口、権田、シュミット

CB⇒昌子、三浦、植田、板倉

SB⇒車屋、室屋、杉岡、藤谷

ボランチ⇒山口蛍、三竿、守田、中山雄

攻撃的MF⇒香川、鎌田、三好、伊藤達

FW⇒武藤、久保、浅野、小川航

つまり、東京五輪を見込んだ若手たちを呼ぶ。
ただし、そればかりではB代表っぽくなって南米サッカー連盟からクレームくるので、看板として香川を呼んでおこう。
彼がひとりいるだけで、チームはA代表っぽくなるから。
最高の看板。
まぁ、来年6月の話だから、その時にメンバーがどうなってるかなんて、全く分からないけどね。
2018/12/12(水)11:45

☆関西人
セレッソの危機
セレッソ、完全に草刈り場と化している。
杉本や山口や山村など主力の移籍が噂されてるのは知ってたが、噂はあくまで噂、そんな大量には出ていかんでしょ、と甘く見ていた。
ところが、新聞はここにきて「決定的」と報じてきており、リアルに大量流出が起きそうな空気に…。

意外である。
セレッソは、堅い絆で結ばれたファミリーみたいなイメージがあったから。
現実、欧州クラブに送り出した選手が向こうで不遇と見るや、売った値段より高い値段で買い戻したこともあり、商売下手だけど人情厚いクラブとして私はリスペクトしてたんだ。
選手たちも、セレッソを自分の家かのようにして普通に帰ってくる。
本質が、アットホームなクラブなんだろう。

そんなセレッソが、ここにきて主力が続々と出ていくなんて何かがおかしい。
社長が退任し、尹監督も退任。
こんなリセット、一体誰が決定してるんだ?
そりゃもちろん、クラブに出資してる会社、オーナーだろう。
オーナーが「尹のサッカーはダメだね」と言えば、結果を問わず尹さんはクラブを去ることになる。
本来、そこをうまく調整を図るのがクラブ社長の役割なんだけど、社長は最初から今期での退任が決まってたので、思うように動けなかった。
ましてや、次の社長は経営シロウトのモリシである。
これじゃ、オーナーの意向に逆らえるはずもない。

想像だけど、選手たちは尹さんの解任を納得してないんじゃない?
おまけに社長までいなくなるし、もはや今後のセレッソは俺たちの知るセレッソじゃないと感じ、皆で出ていくことを決断したのが真相じゃないだろうか。

じゃ、なぜオーナー側は尹さんの体制を否定したのか。
ここがハッキリしないんだけど、きっと何か気に入らなかったんだろう。
天皇杯やゼロックスを獲ったことからして尹さんが有能なのは理解するにせよ、何か気に入らない。
このサッカーはセレッソらしくない、と感じたのかも。
こういうのは昔のレアルにもあって、リーグ優勝したにも関わらず、カペッロが解任されたことがあった。
理由は、サッカーがレアルらしくない、とのこと。
それ言われちゃうと、辛いよね。

で、セレッソらしいサッカーって何?
今より、もっと攻撃的なサッカーだろうか。
きっとオーナー会社には年寄りが多いだろうから、懐古主義としてモリシがいた頃のセレッソをイメージしてるのかもね。
あの時代のセレッソに戻そう、と。
そうだ、いっそのことモリシを次の社長にしてはどうだ、と話し合う年寄りたちの姿が目に浮かぶ。

しかし、こういう言い方は語弊があるが、クラブはオーナーの物だ。
いやいや、俺たちサポの物だ、とか言いたい人もいるだろうが、現実はそう甘くない。
オーナーがリセットを決めたんなら、十中八九そうなるだろう。
そして再構築は次の監督に丸投げされ、おそらく迷走すると思う。
セホーン+呂比須のガンバみたいなことにならないかな?
マグレ当たりで、次の監督がやたら有能であることを願うよ。
希望を託すなら、そこしかない。
2018/12/11(火)13:29

☆関西人
審査員
最近、「M-1グランプリ」が話題になっている。
残念ながら、私は先日の放送を見逃してしまった。
ただ、今話題になってるのは優勝した霜降り明星のことではなく、上沼恵美子のことである。
申し訳ない、一体何が起きたのかよく分からん。
聞けば、番組終了後にスーパーマラドーナ武智&とろサーモン久保田が、審査員の上沼さんをSNS上でディスったことが問題になってるとやら。
ようするに、上沼さんに辛い点数をつけられた武智が逆恨みをしたのか、と思ってたんだが、よくよく話を聞くと上沼さんがスーパーマラドーナにつけた点数は89点、松本人志がつけた点数は85点。
ん?
武智は、松本のことはディスってないんだよね?

さらに意味が分からんのは、とろサーモン久保田である。
とろサーモンって、今回のM-1に出てなかったんでしょ?
それが、何で今回の件に絡んでるんだろう。
彼らは昨年M-1王者になってるんだから、むしろ審査員の上沼さんには感謝すべき立場であり、何で今このタイミングでディスったのか、ホント意味が分からんよ。

まぁでも、噛みついた相手が上沼恵美子ってのが業界的に面白いんだろう。
私は関西在住の身だから、上沼さんをよくテレビで見かける。
だけど、この人は全国区だと知名度はどうなの?
全国区では、よく知らない人も多いんじゃないだろうか。
知らない人たちの為に説明すると、まぁ早い話が、彼女は関西お笑い界の女帝である。
彼女は故やしきたかじんと並ぶ関西の二大巨頭と位置付けられてて、ほら、関西芸人って大体が売れると東京進出しちゃうでしょ?
もし東京進出しないなら、たかじんか上沼さんのファミリーに入らないと生きていけない、ってのが関西で長年の常識だったんですよ。
たかじんが仮に白ひげなら、上沼さんはビッグマムみたいな存在さ。
逆らうと、マジで魂を抜かれかねない。

まぁでも、芸人生命を懸けたM-1で結果を出せず、その怒りを審査員にぶつける気持ちは正直分からんでもない。
ところが面白いことに、武智らは85点つけた松本人志をディスらず、89点つけた上沼さんの方をディスったんだ。
この意味は何かというと、きっと武智らは「ダウンタウン」の漫才ならリアルタイムに知ってるけど、一方で「海原千里万里」の漫才は知らない、ってことでしょ。
つまり、彼らにとって松本はレジェンドだけど、上沼さんはレジェンドではないってこと。
彼女のことは、和田アキ子的な大御所タレントとしか捉えていないんじゃないかな?

ちょっと視点を変えてみると、サッカー界の上沼恵美子といえば、おそらくセルジオ越後なんですよ。
上沼さんにイラつく武智同様、セルジオにムカつくサッカー選手は決して少なくないと思う。
だけどムカついてる選手も、セルジオと全く同じことを三浦知良あたりに言われたりすると、案外それは素直に納得したりするもんです。
それはなぜかって、カズのことは日本サッカー界のレジェンドとしてリスペクトしてるからさ。
カズは、松本人志みたいなもんだね。
多くの選手はカズの現役時代をリアルタイムに見ていて、「この人になら何をダメ出しされてもしようがない…」と諦めがつく。
だけどセルジオの現役時代なんて、誰も映像すら見たことない。
そんなオッサンに上から目線で辛口コメントされると、イラッとくるよね。

そうそう、今のM-1は松本や上沼さん以外に、サンドウィッチマン冨澤、中川家礼二、ナイツ塙なんかが審査員にいるんだ。
大御所のみならず、現役バリバリの中堅芸人まで入ってるんだ?
何年か前まで審査される立場にいた芸人が、優勝を経て、今度は審査する立場に就いている構図。
これぞ、芸人ドリームだわ〜。
こういうドリームシステム、Jアウォーズも倣えばイイのに。
たとえば、アウォーズでMVPを獲った選手はアウォーズ選考委員になれる、とか。
ほら、アウォーズって選手の投票で優秀選手を決めるけど、最後にMVPとかベストイレブンを選考する委員はチェアマンなど大御所の理事たちでしょ?
それじゃあまりにもツマランので、敢えて選考委員会は歴代MVPたちで構成するのよ。

【選考委員会】
・三浦知良
・中山雅史
・三都主
・中村俊輔
・藤田俊哉
・高原直泰
・中澤佑二
・闘莉王
・小笠原満男
・楢崎正剛
・佐藤寿人
・遠藤保仁
・青山敏弘
・中村憲剛
・小林悠

この15人のディスカッションでMVPやベストイレブンが決定されたら、受賞にかなり重みが増すと思わない?
年寄りの理事たちに決められたら「何で俺が落ちるんだ?」とイラつくこともあるだろうが、上記の15人の話し合いで決められたら、おそらく誰も文句は言うまい。
そしてMVPに選ばれたら、それは最高の名誉となる。
2018/12/11(火)9:29

☆関西人
ブラジルサッカー
天皇杯は、浦和レッズが制した。
これで次シーズンのACLは、フロンターレ、レッズ、サンフレッチェ、アントラーズに決定。
元ACL王者をふたつ含む、なかなかのメンツが揃ったと思う。

で、今のレッズはオリベイラが監督をしている。
なんか、ピンとこないんだよね。
オリベにはアントラーズのイメージが強すぎるから。
それはぺトロがレッズの監督になった時も同じで、でもその後、レッズは案外うまいことペトロ色に染まっていった。
だから今回も、案外普通にオリベ色へと染まっていくのかな…?

オリベだから442になるんでしょ、と当初思っていたが、なぜか現在レッズはこれまでの3バックを継続している。
オリベって柔軟だなぁ。
もともと、ガッチリと戦術の型にハメるタイプじゃない。
彼はフィジコ上がりの監督なので、戦術云々よりコンディション調整、およびモチベでチームを強化していくタイプだ。
バランス感覚ある人だと思う。

あと、今回無理に442をしなかったのは、駒が足りなかったんじゃないの?
付け加えて、442にすると今の中心メンバーの一部を使えなくなってしまう。
今度のオフではレッズが補強に動くので、そこで442を可能とする駒が何人か入ると思う。
フロンターレの車屋にオファーしてると聞くし、またセレッソの杉本にオファーしてるとも聞く。

・・興梠・・杉本
・武藤・・・・長澤
・・柏木・・青木
車屋-槙野・岩波-橋岡
・・・・西川

こうしたいのかね?
柏木を一列前に上げたい気もするので、ボランチをあと一枚は欲しいんだけど(さすがに阿部は年齢が…)。

ブラジル人って、なんで442が好きなんだろう。
ブラジル式の442って、意外と守備が難しいと思うのよ。
守備ゾーンとして、たとえばサイドバックは敵のサイドアタッカーをマーク、サイドハーフは敵のサイドバックをマーク、ボランチは敵のトップ下をマーク、センターバックは敵のFWをマークするでしょ。
じゃ、敵のボランチは誰がマークするのか?
ボランチは最もビルドアップに関与するポジションであり、重要な守備の潰しどころのひとつだ。
442としてのマッチアップとしてなら、2TOPのどちらかが下がって潰しにいかなくちゃならない。
同時に敵センターバックへのフォアチェックも必要。
442って、なんかFWの守備意識がやたらと必要なんだよね。

欧州式の442は4+4ラインのスライドで機械的に圧縮していくスタイルだが、ブラジルのはもう少し有機的に対人の潰しとカバーを連鎖させていく。
そう、ブラジル式って有機的なんだ。
欧州サッカーを仮に工業とするなら、ブラジルサッカーは工芸である。
でもって、工業はまだテクノロジーとして公式を解明しやすいが、工芸は妙にそれを解明しにくい部分があるよね。
まず素材ありき、というか。
だからセレッソでハマったクルピがガンバでは全然ハマらなかったり、トリニータでハマったシャムスカがジュビロでは全然ハマらなかったり、このへんは工芸ゆえの難しさだろう。
これは私の持論、ブラジルの名将が率いたチームを引き継ぐのは難しい。
なぜなら、それが工業なら後任が設計図をマスターすれば済む話だが、それが工芸なら設計図が後任にはよく分からないんだ…。

でも、アントラーズはブラジル流を何年も継続してるじゃないか、と思うだろう。
そう、そこがポイント。
別にアントラーズは、工業としての設計図をマスターしたワケじゃない。
そうじゃなく、もっと有機的な学習方法として、四半世紀前、このクラブはジーコに弟子入りをしたワケよね。
いわゆる師弟制度。
工芸ってのは、ひとつ屋根の下で弟子が師匠から何かを学ぶ、みたいに長期間寝食を共にするほどの覚悟を決めないと何も始まらないんだよ。
結果として、いまやアントラーズは20冠の強豪クラブになった。
だけど、彼らのサッカーは工業でなく工芸ゆえ、単純に他クラブが真似しようとしてもさほどうまくはいかないさ。

で、私はオリベとレッズの相性がどうなのかな、と思って。
オリベのことだからツジツマは合わせると思うが、ただレッズがオリベと師弟関係を結ぶ覚悟があるかというと、怪しいでしょ。
2018/12/10(月)13:26

☆関西人
サッカー人気B
続きね。

Jリーグが安定成長していくには、やはり動員数は大事である。
↓に各クラブの平均動員数ランキングを書いたが、例外はあるにせよ大きなスタジアムを持つクラブは動員が多く、小さなスタジアムを持つクラブは動員が少ない。
当たり前の話だけど。

たとえば、柏レイソルは平均動員が11000でリーグ最下位クラス。
じゃ、このクラブの人気はリーグ最下位クラスなのかというと、それは明らかに違うでしょ。
これは、明らかにスタジアムの収容キャパの問題。
もともと日立台のキャパは15000なんだから、どんなに営業努力したところで動員が20000に届くワケがない。

しかしながら、この日立台がまた人気あるスタジアムなんだよね。
小さいけどサッカー専用スタジアムで、観客席とピッチが近く、その臨場感が昔から高く評価されている。
30000収容のスタジアムを武道館とするなら、日立台などはライブハウスである。
まぁ、ライブハウスはライブハウスなりの良さがあるけどね。
演者の息づかいすら感じる距離感とか。

でも、よく考えてほしいのよ。
15000スタジアムって、当然チケット収入の上限が30000スタジアムの半分でしょ。
どう考えても、これは儲からない。
アーティストでも、小さなライブハウスを巡ってる人たちは大体が公演回数を数多くこなしている。
薄利多売だね。
一方、公演回数を数多くこなせないアーティストは、一回あたりの単価を上げる為にドームを使って何万人も集めて公演をやる。
で、Jリーグはどっちのタイプか。
そりゃ、明らかに後者ですよ。
年間140試合ほどこなすプロ野球と違い、サッカーは多くても年間40試合程度。
さらにチケット収入が発生するホーム試合は、その半分程度。
そんだけ興行数が少ないのに、それを小さなハコでやってたら薄利少売、儲かるワケないじゃん。

ただ、こういう人たちもいるんだ。
40000スタジアムで24000収容より、15000スタジアムで12000収容の方が良い、と。
後者のスタジアムがぎっしり埋まったのを見て、その見栄えの良さに満足するんだろう。
でも、その満足は一種の錯覚だよ。
実際そこに入ってるサポの数では、前者に2倍もの差をつけられてるんだから。

さて、海外の話。
動員という点においては、中国リーグがいまや平均で20000を遥かに超えているらしく、完全にJリーグを上回ってる。
中国、人口多いからな。
あと、インドや米国も20000超えしてて、Jリーグを上回っている。
これらの国は人口で日本を上回っており、どう考えても少子化で人口減少傾向にある日本は不利だよなぁ…。
だからホリエモンの言う通り、外国人枠を緩和し、今より外国人選手を多く日本に呼んでいかなきゃならないのが宿命だろう。

早いこと、Jリーグも動員20000は超えたいよね。
2018/12/10(月)0:57

☆関西人
サッカー人気A
続きね。

「フットブレイン」の中で、ホリエモンはJリーグのリピーター率の話をしていた。
仮に今回初めてスタジアムを訪れてサッカー観戦した観客がいたとして、その人がまた再びスタジアムを訪れる確率はどれほどなのか、と。
これは、約1割らしい。
つまり10人の新規客が来たとして、その中でリピーターになる人数は僅かに1名ということだ。

ただし、2回来た客が3回来る確率はその数倍になり、3回来た客が4回来る確率はさらに上がる。
2回→3回や3回→4回は楽勝ということだ。
1回→2回こそが、最大の難関である。
そこさえ何とか乗り切ることができれば、たとえば10人来た新規客のうち、2〜3人がリピーターになるだけでJリーグは安定成長をできるはず。

じゃどうすれば、1回来た客を2回目の観戦に向かわせることができるのか。
そりゃ、1回目が好印象で、「もう1回来たいな」と思わせることが必須条件である。
と書くと、大事なのは試合内容、レベルの高いゲームを見せることが大事、と皆さんは考えてしまうだろう。
それは、違うと思う。
観客動員を増やすのにゲームそのものの面白さを求めたところで、サッカーの試合って毎回安定して面白いワケじゃないよ。
ディズニーランドやUSJじゃないんだから、いつ来ても安定した面白さが提供される保証なんて何もないんだ。
しょっぱい試合なんて、いくらでもある。
審判にブチ壊される試合もある。

そもそも、サッカーは対戦相手の良さを消す競技である。
華麗な美技を繰り出そうとする相手を、その美技を出す前に潰すのがサッカーだ。
これは、ある意味でエンターテイメントの精神に反するかもしれない。
エンターテイメントに徹するプロレスなら、相手レスラーが必殺技を出せば必ずノーガードで受けることになっている。
もちろん、その気があれば技を出す前に潰して未然に防ぐこともできるんだが、プロレスはそんな野暮なことをしないワケよ。
だって、観客は必殺技を見たいんだから。
試合を面白くする為に、敢えてノーガードで相手の必殺技を受ける。
サッカーとは、完全に真逆だね。

とにかく、試合そのものが面白いことを期待してたら、サッカーは案外肩すかしを食らう頻度の高い興行である。
だから新規客に「もう1回来たいな」と思わせるには、試合そのものではなく試合以外の部分でそう思わせることが大事なのさ。
たとえばグルメとか、ショッピングとか、雰囲気とか、快適さとか、交通の利便性とか。

0回→1回という観戦動機は、たとえばお父さんの家族サービスとして「生のイニエスタを子供たちに見せてあげる」というパターンはあると思う。
まぁ、家族サービスで観光地に行くのと同じ感覚だわな。
しかし、仮に観光という感覚なら、一度行った観光地を短期間に再び訪れるパターンは少ないだろう。
普通に次の家族サービスは、きっと別の観光地をチョイスするよね。
だから、Jリーグ観戦の1回→2回がなかなか難関であることの意味は十分に理解できる。

つまり私が何を言いたいかというと、スタジアムは観光地であってはならん、ということだ。
もっと、身近なレジャースポットであるべき。
近所のデパート、公園、もしくはスパリゾートみたいな感覚がイイんじゃないかな?
そこに行っとけば家族サービスとして一定以上のレベルが担保され、あまりサッカーに興味ないお母さんでもグルメやショッピング等を楽しめますよ、というパターン。
きっとお父さんも家族サービスをあれこれ考えるのはメンドクサイはずだから、とりあえず今週もまた◯◯スタジアムに連れていこうか、とルーティーン化しちゃうと楽なんだよね。
そうなれば、Jリーグはかなり動員増えるはずさ。
2018/12/9(日)19:42

☆関西人
サッカー人気
ジュビロvsヴェルディのプレーオフは、意外とあっさりジュビロが勝ちました。
まぁ、妥当な結果かもしれないね。
ヴェルディは、勝ち点でいうと順位がJ2の6位。
いくらレギュレーションとはいえ、J2の6位がJ1に昇格するのは本来あまり良くないことだと思う。
そうは言っても、このてのプレーオフは一種の必要悪。
やれば確実に盛り上がるし、今さらやめられんわな…。
プレーオフは、リーグの動員増にも貢献している。

先日、「フットブレイン」にホリエモンが出ていた回を見た。
彼は今、1ヶ月3万円の契約でJリーグのアドバイザーをしているらしい。
3万円、意外と安いな。
てっきり名前だけの名誉職みたいなもんかと思ってたが、どうやら頻繁にスタジアムへ足を運び、市場調査をしてくれてるみたい。
もともとマーケティングの天才である。
サッカーの試合の中身については「僕の担当ではない」と言い、サッカーそのものよりスタジアムとその周辺を主に見てるらしい。
屋台とか、交通環境とか、近隣の商業施設とか。

この番組の中で、ホリエモンは金言を発していた。

「みんなクラブの動員を上げる為に、チームの強化をしようとする。
でも、それは順序が逆。
チームが強くなったら動員が増えるのではなく、動員が増えたらチームは強くなる。
人気を上げる方が先」

その好例が日本プロ野球、広島カープだという。
そういやホリエモンは、球団買収に動いたほどの野球ファンだよね。
彼は、広島カープがリーグ3連覇するほど強くなった最大の要因をマツダスタジアムだと断言していた。
あのスタジアムの楽しさや居心地の良さがカープ女子を呼び、動員が増えたことでチームが強くなったんだ、と言う。
うん、確かにそれはあるかもしれない。

川崎フロンターレは連覇することで莫大なDAZNマネーを得たけど、そのカネのかなりの部分をスタジアムのバージョンアップに注ぎ込むらしい。
え?選手獲得に注ぎ込むんじゃないの?と不満に思った人もいるだろうが、ホリエモン的発想ならフロンターレは正しいことをしている。

じゃ、ここで2018年Jリーグのクラブ別観客動員を見てほしい。

@浦和35,502
AFC東京26,432
B名古屋24,660
CG大阪23,485
D川崎F23,218
E横浜FM21,788
F神戸21,630
G鹿島19,434
HC大阪18,811
I札幌18,223
J磐田15,474
K仙台15,408
L鳥栖15,000
M清水14,991
N広島14,346
O湘南12,120
P柏11,402
Q長崎11,225

浦和首位は安定として、やはり大都市圏の大きなスタジアムのクラブが上位にきている。
注目は下位。
17位が柏で、18位が長崎。
一瞬、これリーグ順位表かと思ってしまった。
ホリエモン的発想なら、動員が低いから降格したんでしょ、ということになるだろう。
しかし上位を見る限り、必ずしも動員の多いクラブが順位で結果を出すとは限らない様子。

動員落ちたな〜、と思うのがセレッソである。
昨年まで動員20000を超えてたのに。
これで今後に杉本あたりのイケメンが流出すりゃ、セレ女が離れ、来季は動員がさらに減るかもしれんぞ。
仮にそうなれば、降格の危機も…?
モリシ社長、往年のハードワークを見せねばなるまい。
一方、動員で健闘してるのが名古屋グランパス。
リーグ15位で、動員ランク3位は立派である。
営業努力してるんだろう。
今のグランパスは、得点王ジョーはともかく、日本人で知名度高い選手はさほど多くない。
だけどこれほど動員できてるんだから、マーケティングは色々やり方があるということだ。
風間さんのノーガードなサッカーも一役買ってるかな(笑)。

また、番組の中でホリエモンは、外国人枠の緩和の必要性にもついても言及していた。
ただ、彼の場合はそれが我々のようにリーグのレベル向上という視点ではなく、もはや外国人枠を緩和しなければ10年先にはリーグを維持できないほど日本の少子化は深刻なんだ、という。
近年は少子化の為、子供たちが選ぶスポーツはチーム競技から個人競技、少ない人数でプレーできる競技へと軸がシフトしつつあるらしい。
つまり、不可抗力としてサッカー競技人口は今後減っていく。
それはサッカー人気が落ちるというワケではなく、「やるスポーツ」から「観るスポーツ」にシフトしていくということなんだろう。
で、「観るスポーツ」としてのJリーグを維持していくには、日本人だけでそれは難しく、やはり外国人、特に人口がまだ増加傾向にあるアジアを取り込まなければならない、というのがホリエモンの見解である。

ホリエモンって、明らかに月額3万以上の仕事してるよね。
2018/12/9(日)14:26

☆若葉
欧州中堅リーグ名門クラブ
アヤックス
PSV
フェイエノールト 小野伸二 宮市亮

ポルト
ベンフィカ
スポルティングCP 田中順也

ガラタサライ 長友佑都 稲本潤一
フェネルバフチェ
ベシクタシュ

CSKAモスクワ 本田圭佑 西村拓真
ゼニト
スパルタクモスクワ

シャフタールドネツク
ディナモキエフ

アンデルレヒト 森岡亮太
Sリエージュ 川島永嗣 永井謙佑 小野裕二
クラブブルージュ

セルティック 中村俊輔
レンジャーズ

ザルツブルク 南野拓実

バーゼル 中田浩二 柿谷曜一朗

オリンピアコス
パナシナイコス 梶山陽平
AEKアテネ

レッドスター 鈴木隆行

ディナモザグレブ 三浦知良

名門主力の選手は全員W杯スタメン
小野伸二 UEFAcup優勝
長友佑都 リーグ優勝
本田圭佑 CLベスト8 CL3得点
川島永嗣 スタンダールリエージュレギュラー
中村俊輔 CLベスト16 CL2得点
稲本潤一 ガラタサライレギュラー CL1得点
中田浩二 バーゼルレギュラー リーグ優勝

南野はどうなる?
中堅リーグでも名門クラブ主力級は
かなりレベルが高い。

中堅リーグ名門クラブ主力以外

宮市亮 フェイエノールト
田中順也 スポルティングCP
西村拓真 CSKAモスクワ
森岡亮太 アンデルレヒト
永井謙佑 スタンダールリエージュ
小野裕二 スタンダールリエージュ
柿谷曜一朗 バーゼル
梶山陽平 パナシナイコス
鈴木隆行 レッドスター
三浦知良 ディナモザグレブ

森保JAPAN

大迫 ブンデスレギュラー
南野 ザルツブルク主力級
中島 今冬移籍?プレミアか。
堂安 今冬移籍?
柴崎 今冬移籍?
遠藤 ステップアップなるか?
長友 ガラタサライレギュラー
酒井宏 リーグアンレギュラー
吉田 プレミアリーグ主力級
昌子 今冬移籍?リーグアンか。

課題はGKと長谷部のポジション?

ラリーガ
プレミアリーグ
セリエA
ブンデスリーガ
リーグアン
中堅リーグ名門クラブでの
レギュラーを期待しています。
2018/12/9(日)11:33

☆関西人
長期ビジョン
川口能活の代表コーチ入りが濃厚になってるらしい。
先日に現役引退したばかりの川口。
いきなり協会入りは異例である。
とはいえ、彼ってコーチライセンスを持ってるの?
おそらく協会として、即戦力ではなく将来を見込んでのオファーだろう。
しばらくアシスタント的な役割をこなして勉強して下さい、と。

そういや、ちょっと前には協会が井原正巳にコーチのオファーという報道もあったっけ。
井原や川口など、98年フランス組への連発オファー。
これは森保さんの意思というより、もっと上の意思だと思う。
オールジャパン体制継続の意思である。

今のところ森保体制は2022年までとされてるが、五輪の結果次第では森保さんの途中交代もあり得る。
仮にそうなったとして、一旦全てリセットするのでなく、監督は内部昇格という形をとりたいのかもしれないね。
風間さん→鬼木さんがうまくいったのに倣って。
井原や川口が即に代表監督になれるワケじゃないにせよ、ある程度長期ビジョンをもって候補者を育てていこうという意図じゃないか。

◯◯監督がクラブで結果を出した⇒◯◯監督に代表監督オファー⇒◯◯監督のやりたいサッカーを代表でやる
という流れでは、代表監督が代わるごとにコンセプトはリセットされるでしょ。
それでは積み上げがない。
だから、敢えて今後は連続性をもたせたいんじゃないかな。
連続性をもたせるには、確かにコーチが監督に昇格する流れが最も自然だよ。
会社でも課長が昇格して部長になる流れなら、部の方針そのものがリセットされることはないんだから。

一方、完全リセットの例もある。
最近、尹晶煥監督、および玉田社長のダブル退任が発表されたセレッソのことさ。
監督や社長のみならず、山口蛍、杉本、山村など主力流出の噂もあり、まるでJ2降格したかのような展開だったんだが(実際はリーグ7位)、このたび発表された新社長の名前を聞いてビックリしたわ。
なんと、あのモリシである。
川口の代表コーチも異例なら、モリシの社長というのもかなりの異例だね。

それにしても、また何でこんなリセットしちゃったんだろう。
リーグ7位って、監督や社長が責任をとるほどの酷い成績かな?
仮にも、天皇杯とゼロックスを獲った尹晶煥だぞ。
リセットしちゃうの、なんかモッタイナイなぁ…。

一部噂では、東京ヴェルディのロティーナに新監督就任の可能性があるらしい。
しかしヴェルディは、このたびJ1昇格プレーオフに回っている。
仮に彼らがジュビロを下して昇格を決めたら、ロティーナがヴェルディを出る可能性あるだろうか?
この監督、確かスペインでもそこそこ名を知られた大物である。
実際、2年前にはJ2で18位だったヴェルディをこうしてJ1昇格プレーオフにまで導いており、その手腕は確かなようだ。
その彼がテクニカルな人材の多いセレッソに来たら、確かに面白い。

これはセレッソのライバル、ガンバがリセットしたことが影響あるのかも。
ガンバは今季、遂に宮本が監督になった。
ならばとセレッソは、モリシが社長になった。
宮本もモリシもクラブのシンボルだけに、簡単に使い捨てできる駒ではない。
今回お互いに大きなリセットを経たが、これはこれで長期体制、長期ビジョンの始まりかもしれないね。
2018/12/8(土)8:53

☆関西人
最終ビジョン
続きね。

久保、南野、このてのタイプはFWであり、トップ下であり、ウィングであり、いまだ適正ポジがどこかよく分からないんだ。
よく分からないから、使いにくい?
いや、この分からなさは敵にしてみてもよく分からないんだから、ある意味で強みなんですよ。
俗にいう、偽H番になれるタイプさ。

偽H番。
モダンサッカーではよく聞くフレーズで、その元祖はローマのトッティとか言われてるが、本当のルーツはもっと古く、おそらくクライフバルサのラウドルップだろう。

・・・・H
J・・・I・・・F
・・G・・・E
・・・・C
B・・・D・・・A
・・・・@

仮にこういうフォーメーションだとして、このHが「偽」である。
なんせ、ラウドルップは体を張るターゲットマンではなく、どちらかというとドリブラー。
だから、ボールを貰いに後ろに下がる。
その空けたセンターのスペースを使うのがJだったり、Iだったり、Fだったり。
意外とHは後ろからドリブルで切り込んだり、パス出したり、得点以上にゲームメイクする。
クライフバルサの初期コンセプトって、後でいうゼロトップだね。

故クライフは、生前「さすがに今の時代に343はやりにくい。現実的には433だろう」と言ってたので、

・・・・H
J・・I・G・・F
・・・・C
B・・D・E・・A
・・・・@

こうなるかな。
具体的に人を当てはめると、

・・・・久保
中島・香川-南野・堂安
・・・・ピボーテ
長友・吉田-冨安・酒井
・・・・GK

こうなるけど、ピボーテのところは誰か最適かまだよく分からん。
よっぽどピボーテに守備力がないと、このシステムは崩壊しそう…。
機能的には、久保、中島、香川、南野、堂安で各々5レーンを陣取る。
どのレーンを使うかを決定するのがピボーテで、重要な役割だ。

敵の立場に立つと、これは守りにくいと思う。
センターバックが久保をマークするつもりが、偽H番だから久保はすぐ中盤に引っ込む。
しようがないのでボランチが久保をマークしようとすると、代わりに香川と南野のマークが甘くなる。
じゃ、サイドバックがインサイドに寄せて守ろうとすると、今度は中島と堂安のマークが甘くなる。
やむなくセンターバックはフォアを詰めるんだが、すると必ずゴール前のどこかにスペースができちゃう。
厄介だな。

ただ、実は攻める側にもそれ相応のリスクがあり、仮にこのポゼッション状態で球を奪われたら、中盤の守備ブロックがスカスカだから速攻食らうと怖いよね。
で、この場合はピボーテがボールへアタックにいき、それに合わせてセンターバックがフォアに出て、フォアリベロに転じる。
もちろん、それだけで守り切れるワケじゃないだろうし、基本は時間を稼ぎ、その間に前の選手が自陣に戻るんです。

でも、大事なのは敵陣で球を奪われないことだろう。
仮に奪われても、すぐさま再奪還に動くこと。
基本は、鳥カゴですよ。
大迫のように足を止めた状態でもキープできる選手ならともかく、そういう選手じゃないならポゼッションのキモはポジショニングになる。
たとえば久保や南野がサイドへ動き、中島や堂安がインサイドへ動き、などレーンを交換することで敵のマークを撹乱し、球を回していく。
互換性ある駒が5つ並ぶことで、レーン交換は自由自在となるんだ。

さらに互換性をいうなら、自陣の5人もそうである。
ピボーテ(フォアリベロ)とセンターバックの互換。
サイドバックとセンターバックの互換。
それによってポジショニングを自由自在とし、コースを遮断する。
あぁ、それを考えると左サイドバックの長友だけ少し違うんだよな。
互換のコンセプトなら、左サイドバックは佐々木、車屋、槙野、杉岡、松原后あたりの方がハマるかもしれない。
そしてピボーテは、遠藤航、三竿、守田、中山雄、板倉、そのへんだろうか。
あるいは、冨安をそこに使うのもあり。

私は、これが日本サッカーの最終到達点だと思うね。
2018/12/6(木)11:32

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