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過去ログ564 2018/11/9 10:48

☆関西人
代表新メンバーA
仮に、11月代表戦のスタメンを↓の形で想定する。

・・・・大迫
中島・・南野・・堂安
・・青山・・遠藤
山中・三浦-吉田・宏樹
・・・・東口

初召集の山中をスタメンに想定。
ポイントは、宏樹と佐々木なんだよね。
先月のパナマ戦では、右が室屋で左が佐々木。
ウルグアイ戦では、右が宏樹で左が長友。
これはどういうことかというと、片方が中に絞れる高さのある選手なら、逆サイドは小柄で上下動できる選手を使うという、ひとつのバランスなのよ。
つまり今回も、右に宏樹を使うなら左は山中、右に室屋を使うなら左に佐々木、という形になるのが想定できる。

で、山中がガンガン上がる形を想定してみよう。

山中・・大迫・・堂安
・・中島・・南野
・・青山・・遠藤
・三浦・吉田・宏樹
・・・・東口

あれ?と思うだろう。
サンフレッチェ式のスタイルなら、遠藤が最終ラインに下りて

山中・・大迫・・堂安
・・中島・・南野
・・・・青山
三浦-吉田・遠藤-宏樹
・・・・東口

という4バックになるんじゃないの?と。
確かにそれもありなんだけど、仮にA代表と五輪代表が統一のフォームだとするなら、五輪代表の方は前線を5枚にしても4バックにならず、最終ラインは3バックのままにしてたんだよね。

〇・・・〇・・・〇
・・〇・・・〇
・・〇・・・〇
・〇・・〇・・〇
・・・・〇

これ、よく世界サッカーの古い歴史の話で出てくるWMフォーメーションじゃん。
私、これ別に悪くないと思う。
最終ラインが

・・・・〇
〇・〇・・・〇・〇

だろうが

・・〇・・・〇
・〇・・〇・・〇

だろうが、枚数は5枚という意味で同じである。
単に、配置の違い。
攻撃陣が5枚、守備陣も5枚。
ともに、きっちり5レーンを押さえてるワケだ。

あとは、↑の山中の役割を原口に託すというのもあり得ると思う。

原口・・大迫・・堂安
・・中島・・南野
・・青山・・遠藤
・三浦・吉田・宏樹
・・・・東口

攻撃型としては、こういうWM。
原口も堂安も走力のある選手なので、基本型としては

・・・・大迫
・中島・・・・南野
原口・・・・・・堂安
・・青山・・遠藤
・三浦・吉田・宏樹
・・・・東口

こういう感じの3バック。

今回は前回とほとんど変わらないメンバーを召集してるので、せめてこういう新しい試みをしてもらわないと、退屈ですわ。
相手も、ウルグアイほどの強豪国じゃないんだし。

ポイントは、後ろの5枚ブロックがワイドに守り、ウィングバックをできるだけ前にポジショニングさせること。
2ボランチの動きがキモだと思うなぁ。
仮に↑は2ボランチを青山と遠藤航にしたが、実際そういうチョイスになるかどうかは分からない。
ただ、2人とも3バックをよく知ってる選手なので、悪くないかなと思って。
2018/11/9(金)10:48

☆関西人
代表新メンバー
日本代表の新召集メンバーが発表された。

鈴木優、山中の召集が話題だが、大抜擢というよりは、単に怪我で召集できなかった選手の代替でしょ。
しかし、新召集のふたりには頑張ってほしい。
北川だって、前回小林の離脱を受けての緊急召集だったけど、今回また呼ばれたワケで。
こうして呼ばれてるうちに結果を出せば、定着も十分にあり得るだろう。

メンバー全体を見ると、前回と大きく変わっていない。
勝っているチームはイジるな、である。
森保さんは今召集しているメンバーがアジア杯の中心になることを示唆してるので、ひょっとしたら香川はアジア杯に出ない?
どうなんだろう。
中島・南野・堂安を軸にして、香川や乾は呼ばない可能性が高くなってきたかも…。

あと、今回はA代表とU21代表の日程がバッティングしたようで、召集メンバーはダブルで発表されることになった。
A代表は森保さんが見て、U21代表は横内コーチが代行監督として見ることになるらしい。
横内さんって誰?と思うだろう。
森保さんが全幅の信頼を寄せるヘッドコーチである。
森保さんは「横内コーチの考えは私の考え」と言い、ふたりが一心同体の関係であることを会見で強調していた。
森保さんがまだ現役の頃からサンフレッチェの指導者をやっていて、小野剛、ぺトロらの下でコーチを歴任。
森保さんの下でもヘッドコーチを務めた。
思えば、森保さんってサンフレッチェの監督に就任する前年まで新潟のヘッドコーチだったワケで、それでもスムーズに引き継ぎができたのは横内さんの存在が大きかったんだと思う。
おそらく、森保さんにとって横内さんは頼れる兄貴分、もしくは師匠といったところじゃないだろうか。

この横内さんを始め、GKコーチやフィジカルコーチなどサンフレッチェ指導陣がそのまんま代表に入閣しており、極めて広島色が強いスタッフ構成になっている。
選手でも青山、佐々木は相変わらず召集されていて、まずはチームに広島スタイルの浸透が優先されるんだろう。
完全浸透するまで、しばらくメンバーは固定かもね。

サンフレッチェのサッカーに詳しい人が言うには、もともとサンフレッチェは分業制みたいなところがあったみたい。
で、横内さんは戦術分野で主に攻撃面を担当してたっぽい。
守備面は、主に森保さんと下田さん。
もし、こういう分業制が森保スタイルだというなら、森保さんと横内さんがA代表とU21代表に分かれてバラバラになるのは大丈夫なのかな?と少し不安になるけど。
劉備玄徳と諸葛孔明が分かれて、各々の軍を指揮する感じだよね。

さしずめ青山や佐々木は、劉備軍における関羽、張飛といったところか?
あと、森保さんにとって大師匠に当たるのがぺトロであり、そのぺトロの弟子である槙野、遠藤航、原口などは森保さんの同門と見てイイだろう。
彼らをうまく使えば、3バックをできるはず。
こういう選手たちは、おそらく係長的なポジション。
そして各コーチが専門セクションの課長で、その上で各セクションを束ねるのが部長の森保さん。
このへんは実に日本のカイシャっぽい構造になっていて、あらゆることを会議で決定していってると思う。
決して個人商店、森保商店ではないので、ひとつの看板でふたつのチームを指揮することが可能ということか。
いわばチェーン展開、フランチャイズ。

どうしても我々はサッカーを見る際、「個人」で見てしまう。
たとえば監督を見る場合は、森保さん個人の力量を見るし、代表には「森保ジャパン」と個人名を付けてしまう。
だけど、どう見ても森保ジャパンって、森保さん個人管轄のチームじゃないんだよね。
今の協会がやろうとしてることは明らかに日本代表サッカーのフランチャイズ化であり、各世代をひとつのブランドカラーで統一しようとしている。
そうすることで、カイシャの人事異動、配置替えのようにして選手の飛び級、オーバーエイジなどをスムーズに実現させようというんだろう。
思えば、これまでの代表は監督の個人商店の色が強く、監督にハマるかどうかはやってみないと分からん、みたいなところがあった。
そこを、もう少し普遍性のある体制にしたいと協会は考えたんじゃないかな。

うん、悪くないと思う。
2018/11/8(木)12:55

☆若葉
日本代表五輪世代
1953〜1956)世代
ーーーー松浦
ー西野ーーーー碓井
ーー前田秀 清水秀

ーーーー田中孝

山野ー岡田加藤久ー須藤

ーーーー田口

監督
西野 3大タイトル全制覇 ACL優勝
↑アトランタ五輪マイアミの奇跡
↑ロシアW杯ベスト16 サランスクの奇跡
岡田 フランスW杯初出場 ジョホールバルの歓喜
↑南アフリカW杯ベスト16 (開催国以外初) J1連覇

(1957〜1960)世代
ーーーー原博実
ー金田ーーーー水沼貴

ーラモス瑠偉ーー木村和

ーーーー西村

田中ー金子山本昌ー松木

ーーーー森下

帰化 ラモス瑠偉(ブラジル)

監督
山本昌邦 アテネ五輪
関塚 ロンドン五輪
松木 Jリーグ優勝

(1961〜1964)世代
ーーー柱谷ー永島

ーー戸塚ーーー反町

ーーー吉田ー風間

都並ー柱谷宮澤ミシェルー勝矢

ーーーーー松永

帰化 宮澤ミシェル(フランス)

監督
反町 北京五輪

(1965〜1968)世代
ーーーーー中山
ーーカズーーー長谷川

ーー 掘 ーーー北澤

ーーーーー森保

平川ーー井原大野ーー堀池

ーーーー小島伸
↑上記世代に
マリノスGK松永 SB勝矢 ヤマハのMF吉田
ヴェルディCB柱谷I番ラモスでドーハの悲劇

監督
森保 J1優勝3回
↑日本代表兼東京五輪監督
長谷川 3冠 FC東京監督
石井 3大タイトル制覇 大宮監督
掘 ACL優勝
手倉森 リオ五輪

バルセロナ世代(1969〜1972)

ーーー森島ー呂比須

ーーーー藤田俊
相馬ーーーーーー名良橋
ーーー名波ー山口素

ーー秋田ー大岩ー小村

ーーーーー下川
↑上記バルセロナ世代に
GK川口 CB井原 OH中田英 FW中山で
フランスW杯日本代表W杯初得点

帰化
呂比須ワグナー(ブラジル)

アトランタ世代(1973〜1976) 西野

ーー久保竜ー鈴木隆

ーーーー前園真

三浦淳ーーーーー奥大介

ーー服部年ー福西崇

ー鈴木秀 田中誠 森岡隆

ーーーー川口
ーーーー(楢崎)

↑上記アトランタ世代に
CB飛び級 松田直樹
RWBに遠藤保仁の実兄、遠藤彰弘
LWB路木龍次DHに伊東輝悦
OH飛び級 中田英寿
1TOP城彰二でマイアミの奇跡

監督
鬼木 J1優勝 川崎監督

シドニー世代(1977〜1980) トルシエ

ーーー高原ーー柳沢

ーーーーー中田英

小野ーーーーーーーーーー市川
ーーーー戸田ー稲本

ー中田浩ー宮本ー松田直

ーーーーー曽ヶ端
↑上記シドニー世代に
GK楢崎 FW鈴木隆行で
日韓W杯ベスト16(開催国ポット1)

ーーー高原ーー玉田

ーーーーー俊輔
三都主ーー(憲剛)ーーー加地
ーー遠藤保ーー中田英
ーーーーーーー(小笠原)
ーーー中澤 宮本 坪井
ーーーーー曽ヶ端
↑上記シドニー世代に
GK川口RWB駒野DH福西で
ドイツW杯日本代表

帰化 三都主アレサンドロ(ブラジル)

アテネ世代(1981〜1984) 山本

ーーーーー前田

ー大久保ーーーー松井

ーーー今野ー長谷部

ーーーーー阿部

徳永ー闘莉王岩政ー駒野

ーーーーー川島
ーーーー(林卓)
↑上記アテネ世代に
CB中澤 1TOPに本田LSB長友DH遠藤で
南アフリカW杯ベスト16(開催国以外初)

帰化 田中マルクス闘莉王(ブラジル)

北京世代(1985〜1988) 反町

ーーーーー興梠
ーーーーー(都倉)
ーー乾ーー本田ーー岡崎
ーー(倉田)ー(家長)ー(小林悠)
ーーーー青山 萩
ーーーー(細貝)(柏木)
長友ーー槙野 吉田ー内田
(山本)(森重)(塩谷)( 西 )
ーーーーー東口
ーーーー(西川)
↑上記北京世代に
GK川島CB森重DH長谷部山口LSH香川CF大迫で
ブラジルW杯日本代表

帰化 ハーフナーマイク(オランダ)

ロンドン世代(1989〜1992) 関塚

ーーーーーー大迫
ーーーーーー(川又)
ーーーーーー(杉本)
ーーーーーー(永井)
ーー齋藤ーー香川ーー原口
ーー(宮市)ー(宇佐美)ー(武藤)
ーー(工藤)ー(清武)ー(金崎)
ーー(天野)ー(森岡)ー(大前)
ーーーーー柴崎ー山口
ーーー(小林祐)(山村)
ーーーー(田口)(米本)
酒井高ーー昌子 鈴木ーー酒井宏
(佐々木)(丸山)(谷口)ー(和田)
(車屋)ー(福森)(大崎)ー(高橋峻)
(吉田豊)ーー権田ーーー(岡本)
ーーーー(シュミットダニエル)
↑上記ロンドン世代に
オーバーエージ徳永と吉田 DH扇原
LSH大津 OH東 RSH清武 CF永井で
ロンドン五輪4位

↑上記ロンドン世代に
GK川島 CB吉田 LSB長友 DH長谷部 LSH乾で
ロシアW杯日本代表ベスト16

ハーフ
酒井高徳(ドイツ)
シュミットダニエル(アメリカ)

リオ世代(1993〜1996) 手倉森

ーー鈴木優磨ー南野
ーー(北川航哉)(久保裕)
ーー(オナイウ阿道)(浅野)
ーー(鈴木武蔵)(西村)
ーー(豊川雄太)(瀬川)
ーー中島ーーーー伊東
ーー(鎌田)ーー(前田直)
ーー(奥川)ーーー(関根)
ーーー遠藤航ー大島
ーーー(三竿)(井手口)
ーーー(守田)(原川)
ーーー(橋本)(手塚)
山中ーー三浦植田ーー室屋
(松原后)(奈良)(中谷)(松原健)
(安西)ー(岩波)(進藤)(小池龍)
(小川諒)ーーーー(ファンウェルメスケルケン際)
ーーーーー中村
ーーーーー(櫛引)

ハーフ
オナイウ阿道(ナイジェリア)
鈴木武蔵(ジャマイカ)
ファンウェルメスケルケン際(オランダ)

東京世代(1997〜2000) 森保

ーーーーー小川
ー伊藤達ー(上田)ー堂安
ー(安倍)ーーーー(三好)
杉岡ーーーーーーーー藤谷
(相馬)ー中山 齊藤ー(長沼)
ーー(伊藤洋) (松本)
ーーー板倉冨安立田
ーー(町田)(大南)(橋岡)
ーーーーー小島
ーーーーー(滝本)

ハーフ
長沼洋一(フィリピン)
サイゴダード(イングランド)

パリ世代(2001〜2004)

ーーー斉藤光ー久保建

ーーー中井卓ーー西堂

ーーー岩本ーー山本

橋本ー馬場ーー西尾ー半田

ーーーー鈴木彩艷

ハーフ 鈴木彩艷(ガーナ)

全ての世代の日本人に期待しています。
日本代表に期待しています。
2018/11/7(水)20:59

☆関西人
世代交代
最近、欧州組でホサれてる選手が結構いるよね。
香川、吉田、柴崎、乾など、ロシア大会出場メンバーのそういう扱いが目立つ。
一方、四大リーグ以外のオランダ、ベルギー、ポルトガルでは中島や堂安など若手が活躍している。
いよいよ、世代交代ですかね。

ところで、漫画「ワンピース」の世界でも同様にして世代交代の兆候が描かれている。
いよいよ、主人公ルフィの懸賞金が15億ベリーにまで急上昇したんだから。
これ、暫定1位?
思えば七武海のドフラミンゴを倒し、さらに四皇のビッグマムにひと泡吹かせたんだから、その勢いは懸賞金の金額に反映されて当然かも。
今のルフィは、FIFAランク6位の強豪ウルグアイ相手に一歩も引かなかった中島の姿に少しカブるわ。
ある意味、【ルフィ=中島】なのかもしれない。
事実、先日に書いた通り、中島の「市場価格ランキング」も香川を抜いて日本人1位、19億5000万円になったワケで…。

一応、私なりに日本人選手の格付けを以下のように考えてみた。

【四皇】4名
●香川真司
●吉田麻也
●長友佑都
●大迫勇也

【七武海】7名
●原口元気
●昌子源
●槙野智章
●酒井宏樹
●柴崎岳
●乾貴士
●山口蛍

【ルーキー】12名(最悪の世代)
●中島翔哉
●南野拓実
●堂安律
●久保裕也
●浅野拓磨
●伊東純也
●遠藤航
●三竿健斗
●三浦弦太
●冨安健洋
●室屋成
●中村航輔

白ひげじゃないが、今年は長谷部と本田が四皇からリタイアした。
だから、↑を見て「今の四皇、弱すぎっ!」と感じるかもしれない。
確かにこれでは、四皇とルーキーの間の実力差がそれほどないようにも感じるよな?
「ワンピース」では、もっと四皇の強さは別格ですよ。
ジャンプの今週号、ルフィvsカイドウのバトル見た?
ルフィは、カイドウの一撃でKO、流血しながら失神である。
仮に香川vs中島のバトルがあったとしても、香川が一撃で中島をKOはさすがにあり得ないでしょ。

原口あたりは、まぁ七武海でいえばドフラミンゴといったところか。
かなりの実力派である。
ただ地力はともかく、時代の流れでいうと【ドフラミンゴ<ルフィ】なんだよなぁ。
本来、原口は左サイドが主戦場だが、代表では中島がいるので左のスタメンは厳しいかもしれない。
じゃ、ロシア大会の時のように右へ回ればイイかというと、今はそこに堂安がいる。
付け加えると、南野もリオ五輪では右をやっていた。
それじゃ、原口の行き場がなくなってしまうのか…?

いやいや、フォーメーションを4バックから3バックにした場合、原口はウィングバックとしてならルーキーたち以上に安定して使えるはず。
純粋な攻撃力を求めるウィングならルーキーたちの若さと勢いに分があるにせよ、プレスバックなど守備力を含めた総合力ニーズのウィングバックともなれば、やはり数々の修羅場をくぐってきた七武海の経験値がモノをいう気がするのよ。
ウィングか、ウィングバックか。
ルーキーと七武海は、そこで使い分けるべきさ。

じゃ、続けて世界政府側の勢力を見ていこう。

【海軍三大将】
●岡田武史(2010年W杯ベスト16)
●西野朗(2018年W杯ベスト16)
●関塚隆(2012年五輪ベスト4、現技術委員長)

【五老星】
●川淵三郎(相談役)
●小倉純二(最高顧問)
●大仁邦彌(名誉会長)
●田嶋幸三(現会長)
●原博実(現常務理事)

【イム様】
●高円宮妃殿下(名誉総裁)

【天竜人】
●adidas
●KIRIN
●電通

こういう権力構造を見ると、どう見ても森保さんは下っ端だよな?
まだ大将クラスではなく、中将クラスじゃないだろうか。
おそらく東京五輪で実績を作らない限り、大将昇格はない。
いや、五輪&W杯をダブルで結果出せば、それこそ大将を飛び越して元帥になっちゃうかも?

といいつつ、いまだこの世界では天竜人が全てを牛耳ってるワケだけど、裏ではその天竜人に対抗すべく、革命軍が動いてることも理解しておくべきだろう。

【革命軍】
●楽天
●サイバーエージェント
●DMM

今年になり、革命軍の動きは活発化している。
こっちの世界でも、一種の世代交代が起きる可能性はなくもないね。
2018/11/7(水)10:47

☆関西人
香川+三銃士
アジア杯を想定して、中島・堂安・南野という三銃士と、既存エース香川をどう折り合いつけるべきか、というのが目下の課題である。

普通に考えれば、香川をトップ下に据え、左が中島、右が堂安、残念だが南野はベンチ、ということになるだろう。
しかし、私は何とも南野のベンチが惜しい。
南野を下げて代わりに香川を使うというのは、単純に得点力の低下に思えるから。
南野がストライカー型なのに対し、香川はチャンスメイカー型だ。
そのチャンスメイクを得点に繋げるのはそれこそストライカーであり、ホントは香川を使うなら南野も同時起用した方がイイ。

で、私ならスタメンを↓にしたいのよ。

・・大迫・・南野
・中島・・・・堂安
・・香川・・遠藤
佐々木-昌子-吉田-宏樹
・・・・東口

え?香川ボランチ?
と変に思うだろうが、一応の理由はある。
腐っても香川は香川、国際的に知名度は抜群で、やはりアジア杯では日本の最重要警戒選手になるワケです。
つまり、きっちりと二重三重にマークされる。
だから普通にトップ下をやらせても無力化されるのは目に見えてるワケで、ならば敢えて後ろに置こうかな、ということさ。

とはいえ、香川のことだから後ろでじっとしていない。
あちこち動くので、ボランチというよりはインサイドハーフのイメージね。
本質が守備的MFではないからデュエル能力は怪しいが、しかしドルトムントではゲーゲンプレスのキーマンだっただけに、前に出てパスコースを切るポジショニングなどはお手のものである。
だから香川の3列目は、相棒のカバーリング次第で機能すると思うんだよ。

で、↑は香川の相棒を潰しのできる遠藤航にしておいた。
あと、SBを佐々木にしてるのもポイント。
長友がいないから佐々木にせざるを得ないというのもあるんだけど、佐々木の強みは空中戦の強さであり、つまり中に絞った仕事ができるということ。
宏樹もそうだが、最終ラインで中に絞れるSBがいればCBは躊躇なくフォアに出るカバーリングができる。
そう、香川が空けたスペースのケアをCBができるんだ。

で、このフォーメーションでは中島か堂安がドリブルで仕掛けると思うので、そこでタメができる。
その隙に、どうポジショニングするかが香川の真骨頂。
敵のゾーンとゾーンの隙間に侵入するのが香川の持ち味だから、そこで球を受け、たとえば裏に抜ける南野にワンタッチでパスを出す、とかが普通にあり得そう。
アジア杯は多分長友の復帰が間に合わないと思うので、ならば香川が長友の代替として左サイドをオーバーラップし、中島と絡むイメージじゃないかな?

そうは言っても、香川の位置は本職の柴崎に任せた方がイイんじゃない?という意見の方がおそらく多いだろう。
うん、確かにそれはそうなんだけど、私は香川と中島の連携を見てみたいのよ。
このふたり、感覚が合いそうじゃん?
実際、香川⇔乾が翼岬のように感覚が合ってたことを思えば、香川⇔中島だって可能性は十分ありますよ。

大迫は例によって偽H番で、少し中盤に下がる動きをするだろう。
で、その大迫を磁場となる中心点とし、その周りを香川、中島、堂安、南野が人工衛星のごとく回転するのをイメージしてもらいたい。

//中島→→南野\\
↑↑香川・大迫・堂安↓↓
\\←←←←←←//
・・・←遠藤→
佐々木-昌子-吉田-宏樹

この5人で、5レーンの持ち場を交換しながら敵ブロックを崩していく。
こういうアジア杯を私はイメージしてるんだけど、いかがでしょうか。
2018/11/6(火)0:41

☆関西人
守備的MF
続きね。

基本、日本の守備戦術は数的優位を作って守るべきだ、という考え方が主流である。
相手がひとりなら、こっちはふたり。
相手がふたりなら、こっちは3人。
そうやって守るのが鉄則。
常識である。

そこに一石を投じたのが、言わずと知れたハリルホジッチ。
彼は数的優位よりも、まずは一対一、デュエルという概念を優先させた。
なぜ、マンツーマンDF主流でもない時代に、敢えてそんなことをしたのか?
簡単な話である。
ハリルは、ボール奪取ポイントを既存よりもっと前へ、つまり敵陣で球を奪いたかったんだ。

本来プレッシングは、4+4の2ラインでブロックを形成することが前提。
その2ラインの8人は等間隔を保つ必要があり、もし敵陣でプレスをかけるならば最終ラインの4人も敵陣に入る必要があるということね。
となると、自陣は必然として無人状態となる。
それはさすがにあれなので、基本的にプレッシングは自陣(の入り口)で敢行するのが常識。

しかし、ハリルはあくまで敵陣でのボール奪取こそが勝利の突破口だと考えた。
で、彼はゾーンプレスではなく、単独のプレス、前線選手の個によるデュエ
ルを奨励したのよ。
2ラインのブロックで囲むのではなく、あくまでブロックから独立した特攻隊(FWとWG)を当たりに行かせる。
たとえそこで奪いきることができなくとも、敵の前進を止め、パスコースを限定することで特攻の第2波(MF)がインターセプトを狙う。
これ、ハマった時は凄いんだけど、ハマらなかった時はもう最悪だったけどね(笑)。

そのハリルが更迭され、西野さんに代わったあたりでボール奪取ポイントはハリル期よりやや下がったように思う。
極端な無理はしなくなった。
敵陣で奪いにいくというよりは、きっちりコースを切って基本は自陣のブロックで守る。
別に、それはそれでイイと思う。
私が思うに、日本って守備ブロック作るのは決してヘタクソじゃないのよ。
ちゃんと整列できる民族性だし。
だから敵のパスコース切ったりするのはある程度できるんだけど、問題は敵が繋いでこない時のパターン。
ゴリゴリとドリブルで中央突破を仕掛けられたら、ズルズル〜っと全体が後退してしまう悪癖が昔から日本にはある。
ワールドカップのベルギー戦の時だって、あれは敵の単独ドリブルひとつに日本は沈んだんだから。
本来は猟犬であるはずの山口蛍ですら、ただ棒立ちして敵がこっちにドリブルで向かってくるのを見ていた。
あれ見て、ハリルがデュエルを奨励した3年間は何だったのかな、と思ったけど。

やはりインサイドに、最低ひとりは敵ドリブルを潰せる選手が欲しいね。
ガツーンと行ける奴。
先日のウルグアイ戦を見ても思ったが、日本の中盤って、敵にドリブルされると軽さがやたら際立つんだよなぁ…。

ロシア大会の柴崎の活躍をもって、中盤底にゲームメイカーを配置する日本の基本型が確認された。
それはそれで、今後も継続される気がする。
そのゲームメイカーが、柴崎か、大島か、青山か、はたまた香川かは分からないけど、そこが軽量であればあるほど、パートナーには潰しの能力が必要とされると思う。
山口蛍?
遠藤航?
三竿?
守田?
板倉?
まだ、そこは分からない。

個人的には、冨安のボランチ起用などがあってもおかしくないと思う。
最終ラインは主将・吉田が軸になることはほぼ確定事項で、その相棒は昌子か三浦か冨安か、というのが今のところの構図である(槙野は吉田のリザーブだろう)。
そこで最年少の冨安はスタメン抜擢が厳しい一方、あれだけの体躯と守備能力を思えばベンチで腐らせておくのは何とも惜しい。
よって監督の心情としては、ついつい彼の中盤起用を試したくなると思うのよ。
もともと森保さんの戦術コンセプトは、ボランチとCBの両方をこなせる選手の存在が必須だし。
まだ今は遠藤航か三竿がファーストチョイスな気がするけど、しかし身長で遠藤を10cm、三竿を7cmも上回る冨安という素材は何とも魅力である。
2018/11/5(月)11:27

☆関西人
キーマン
↓の「日本人選手市場価格ランキング」を見ても、日本は攻高守低である。
少なくとも私は、日本の将来において攻撃のタレントは心配してない。
中島がいて、堂安がいて、南野がいて、もっと若いところでは久保建英がいて、中井卓大がいて、これ以外にもまだまだ超新星は今後出てくるはずだ。

じゃ、守備の選手はどうなのか。
実はDFの人材も、かなり良くなってきている。
と書いても、「そんなことないだろ。昔の中澤や闘莉王に比べればむしろ質は落ちてるんじゃないか?」と思う人はいるはず。
うん、確かに中澤と闘莉王は歴代でも最強のCBだった。
彼らはたまたま日本に留まったが、もし全盛期に欧州に行けば普通に通用してたと思う。
ただ、彼らのスタイルは受けて跳ね返すDFである。
今のJリーグで評価が高いCBたちを見てると、受けて跳ね返す部分はともかくとして、足下のテクニックでは中澤や闘莉王の全盛期を遥かに上回る選手が何人もいる。
ある意味、進化はあるんだよな。

いやホント、昔に比べてCBは変わってきた。
昔はCBに足技なんて、せいぜいロングフィードの精度を求めるぐらいだったでしょ。
でも今は、CBがボランチみたいな仕事をこなす場面をよく目にする。
割と、ボランチ⇔CBの境界の壁が低くなってきたイメージ。
多分、これはボランチが敵から狙われるようになったからだと思う。
昔は、敵からプレッシャーを食らうのは主に2列目までだったんだけど、今はハイプレスの時代になり、さらに後ろの列までプレッシャーを食らうようになってきたのね。
ある意味、ボランチですら自由がきかない時代に。
で、比較的自由に前を向いて球を持てるのは最終ラインの選手ぐらいだという流れになり、そこからCBにゲームメイク能力までもが求められるようになったワケよ。

事実、昔に比べて足技のあるCBは増えてきたと思う。
昔はそういうタイプがあまりいなかったので、たとえばトルシエはボランチ本職の中田浩をCBにコンバートしたりなどしたもんさ。
↓に書いた森崎が最終ライン起用されたのも、狙いとしては後ろからゲームメイクすることだっただろう。
そして今は、MF顔負けにゲームメイクできる若いCBが続々と湧いてきている。
U21の冨安や中山雄太は、かなりゲームメイクができるタイプだ。
トゥーロンでは、確か中山がボランチをやってたよね。
板倉もボランチをやったりCBをやったり、あと杉岡や橋岡などSBをこなせるCBの存在もよく目立っている。
いやホント、ここにきてDFの引き出しが思いっきり増えてきたわ〜。

これだけサイズがあり、尚且つCB⇔SB⇔MFと複数ポジションこなせる素材が出てきたのは喜ばしいこと。
前線が中島にしても堂安にしても久保くんにしても小さなタイプが多いのを思えば、バランスをとり、敢えて大きな駒を自陣には置いておきたいね。
CBとMFをこなせる大型選手、CBとSBをこなせる大型選手がいることの利点は、最終ラインを3バック⇔4バックと自在にトランスフォームできること。
そして最終ラインをトランスフォームできることの利点は、中盤〜前線の選手のポジショニング変動に守備陣形を合わせられること。
中盤〜前線の選手が動けば動くほど、ピッチ上には必ず危険なレーンができる。
そのレーンをケアするには、守備陣形ひとつでは対応が難しいだろう。

現代サッカーには攻守に5レーンという考え方があり、4枚で守る4バックにしても3枚で守る3バックにしても、理論上の穴は出てくる。
だから4バックの場合はアンカーにレーンをひとつ託すとか、3バックの場合は左右サイドMFに各々ひとつずつレーンを託すとか、必ず何らかのサポートをもって5レーンを守っている。
特に日本代表の主流は4バックなので、アンカー、フォアリベロ、そういう選手の存在が必須だと思う。

ぶっちゃけ、↓の森崎の例じゃないが、フォアリベロはピッチを縦横無尽に駆け回る猟犬、ダイナモである必要はない。
敵と味方のレーン配置を見て、すす〜っと危険なレーンへポジション移動するようなイメージでイイさ。
かつての代表監督ザックは、タテのレーンよりはヨコのラインを重視する考え方だった。
4人横並びの均等ポジショニングを大切にし、その均等配置を維持したままヨコにスライドにして敵を圧縮、ブロックで敵を挟み込む。
これがゾーンプレスである。
しかし、最近のやり方はもう少し手が込んでいて、ラインのスライドは確かにあるんだけど、そのスライドに連動しない選手をセッティングすることが大事になってきている。
なぜその選手がスライドに連動しないかというと、ヨコのラインだけじゃなくタテのラインを担保しなくちゃいけないからだ。

スライドに連動しない、汗をかかない選手ってOKなのか?
基本、OKではない。
ただし、ひとりぐらいは例外がいてもイイだろ。
今後、森保ジャパンにはそういう駒が必要となってくるはず。
遠藤航?
三竿?
青山?
いや、そのいずれでもない選手が近い将来、戦術のキーマンとして大抜擢されるような予感がする。
2018/11/4(日)14:23

☆関西人
森崎和幸
続きね。

↓に日本代表の可変システムのことを書いたんだけど、その中でやはり気になるのはボランチである。
特に、遠藤航のところ。
ここは可変システムのヘソであり、森保監督時代のサンフレッチェでいうなら森崎和幸のところである。
森崎は今季限りの引退を公表したことで、今になり改めて再評価されてる選手だ。
イブシ銀とは、彼の為にある言葉かもしれない。

思えば、森崎は「谷間世代」の初期、世代の中心選手だった。
15〜16歳の時期って、Jr.ユースから狭き門であるユースに昇格する奴は確実に世代のエリートなんだよね。
だから森崎ツインズとか、佐藤寿人とか、阿部勇樹とか、そのへんはかなり早い段階から有名な存在だった。
後に大久保など高校サッカー組が台頭してくるが、それはしばらく経ってからの話。

で、森崎は「谷間の世代」で屈指のパサーだった。
ただ悲しいかな、ひとつ上の世代がパサーに異常なほど恵まれた黄金世代で、そこと比較されると森崎は小粒だと評価されていたのね。
まだ、双子の弟の浩司はマシだったと思う。
稀少な左利きゆえ、アテネ五輪ではレギュラーに抜擢されたし。
一方、和幸はアテネ行きメンバーから外れた。
なぜって、山本昌邦監督がオーバーエイジで小野伸二を呼んじゃったから。
この時点で、森崎はアウトですよ。
谷間はドリブラーに恵まれた世代だが、パサーには恵まれてない。
だから、上の世代からパサーを呼んで補完しました。
ということである。
森崎、悔しかっただろうなぁ…。

以降、森崎はA代表に呼ばれず、欧州に行くこともなかった。
ひたすらサンフレッチェに専念し、やがてこのクラブのカリスマになっていくんだが、不幸にも選手としてのピーク時期に難病を患ってしまう。
それも、慢性疲労症候群というワケ分からん病気。
どういう病気か知らんが、おそらく字の雰囲気からして疲れる病気なんだろう。
だとすりゃ、あまり走ることができないかも。
サッカー選手としては致命的である…。

とはいえ、森崎はこの病気を発症してから、むしろますます巧くなったんじゃないだろうか。
量をたくさん走れない分、動きの質でそれをカバーする老獪な選手になっていたから。
ある意味、彼が健康で普通に走れる選手だったら、こんなタイプの選手にはなれなかったのかも。
ほら、目の見えない人は普通の人より異常なほど聴覚が優れてるとかあるじゃん?
森崎も、多分そんな感じ。
走れない分、どこにポジショニングすれば良いかの勘が研ぎ澄まさてるんだよ。
座頭市みたいな選手だな…。

しかし現代サッカーは、走ってナンボである。
試合の中でのダッシュ回数が多い選手ほど評価される。
MFなら、アップダウンを繰り返せる選手ほど評価される。
となれば、森崎は評価が難しい選手だよね。
だから、彼がA代表に全く召集されなかった意味は分からなくもない。
でも、一説によるとサンフレッチェの可変システムはペトロビッチと森崎の共同制作だったとのことで、森崎の動きの巧さありきの戦術だったかもしれない。
彼は攻撃の時も無理してダッシュせず、むしろ後ろに下がってバランスをとる。
守る時は、最小限の動きでガツーンと球を奪う。

カテゴリー的には、ヤットに近いのか?
ヤットは森崎にとって目の上のタンコブというべき黄金世代の選手だが、でも彼は世代の中で小野の華麗さには劣り、稲本の強靭さにも劣り、どちらかというと小粒に見られてきた選手である。
よって小野とも稲本とも違う路線を辿り、最後にはああいうカリスマになり得たワケよ。
ヤットと森崎は、やはりどこか似ているね。
森崎37歳、ヤット38歳。
こういう座頭市型の選手は、いよいよ日本サッカー界において絶滅危惧種である。
しかし森保ジャパンの完成に求められる「最後のピース」とは、こういう絶滅危惧種タイプであることは明らかなんだよなぁ…。
2018/11/3(土)23:42

☆関西人
市場価格ランキング
ビックリしたニュースをひとつ。

この板でも今まで何度か書いたことがあるドイツの情報サイト「transfermarkt」の「市場価格ランキング」が更新され、その最新版ではこれまで不動の日本人首位だった香川が2位に陥落、遂に中島が首位に立ったという。

【日本人選手市場価格ランキング】

@中島翔哉
1500万ユーロ(約19億3300万)

A香川真司
1100万ユーロ(約14億1700万円)

B武藤嘉紀
1000万ユーロ(約12億8800万円)

C酒井宏樹
800万ユーロ(約10億3000万円)

D乾 貴士
750万ユーロ(約9億6600万円)

E吉田麻也
700万ユーロ(約9億200万円)

F岡崎慎司
600万ユーロ(約7億7300万円)

G大迫勇也
600万ユーロ(約7億7300万円)

H原口元気
450万ユーロ(約5億7900万円)

I久保裕也
450万ユーロ(約5億7900万円)

J本田圭佑
400万ユーロ(約5億1500万円)

K南野拓実
400万ユーロ(約5億1500万円)

L長友佑都
350万ユーロ(約4億5000万円)

M森岡亮太
350万ユーロ(約4億5000万円)

N昌子 源
350万ユーロ(約4億5000万円)

O清武弘嗣
325万ユーロ(約4億1800万円)

P柴崎 岳
300万ユーロ(約3億8600万円)

Q堂安 律
250万ユーロ(約3億2200万円)

R小林 悠
230万ユーロ(約2億9600万円)

S金崎夢生
200万ユーロ(約2億5700万円)

誤解のないように。
これは年俸ランキングでも移籍金ランキングでもない。
「市場価格」という、よく分からないランキングである。
たとえば長谷部などはまだ使える選手だが、年齢のこともあってトップ20にも入っていない。
中島が香川を上回ったのは、ひとつに年齢のことがあるかもしれない。
いずれ、堂安もランクを上げてくるだろう。

このランキングを参考にして日本代表のフォーメーションを作ると、↓のようになる。

・・・・武藤
・中島・-乾-・香川
・・柴崎・・◯◯
長友・昌子-吉田・宏樹
・・・・◯◯

ボランチとGKの人材が足りないけど、まぁ悪くない。

それにしても、協会は頭が痛いんじゃないかな。
代表のI番はどうしよう、と。
現在Iは香川の番号だが、彼がいない時は中島が着けている。
香川がもう潮時というなら中島に継承させればイイんだけど、香川もあと何年かはやれそうな感じだからこそ、悩ましいよね。

中島も、あくまで活躍してきた場がポルトガルリーグというのが気になるところ。
彼は今24歳で、確か香川はそれぐらいの年齢の時にマンUに移籍したんじゃなかっけ?
中島も香川を抜いてランキング首位だというなら、そろそろどこか大きなクラブに移るべきタイミングだと思う。

香川と中島の共存は可能なのか?
可能だと思うよ。
香川がインサイド、中島がアウトサイドという分担はできるし。
そういや、長友が肺を傷めて今はリハビリ中なんだよね。
しばらく代表戦は長友の代替として佐々木が先発になりそうな気がするが、いっそこの機会を利用して、3バックで中島を左アウトサイド起用とか悪くないんじゃないの?

・・・・大迫
・・乾・・・香川
中島・・・・・・堂安
・・柴崎・・遠藤
佐々木・吉田・宏樹
・・・・東口

これではサイド守備がヤバい?
いや、このフォーメーションは遠藤航をフォアリベロと解釈し、時に遠藤が最終ラインに下りて4バックに変形する。

中島・・大迫・・堂安
・・乾・・・香川
・・・・柴崎
佐々木-吉田-遠藤-宏樹
・・・・東口

サンフレッチェっぽいだろ?
何なら遠藤の役割は、器用な冨安にやらせても面白い。
そして柴崎の役割は、青山にやらせた方がハマるだろう。

で、長友不在の左サイド。
日本の左って、割とサイドバックとセンターバックの両方をこなせる選手に恵まれてるんだよね。
佐々木、槙野、車屋、杉岡など。
長友がいない場合、長友の代替になりそうな本格派のSBを呼ぶのもありだけど、敢えてキャラが全然違う↑の選手たちを使うのもありでしょ。
こういう後ろを主戦場にするSBを使うことで、左アウトサイドの中島をできるだけ自陣に戻らせない。
それでも、守備が不安?
それなら、年齢30歳ベテランの乾を外して、そこに中島を入れ、左アウトサイドには馬力のある原口を使おう。

・・・・大迫
・・中島・・香川
原口・・・・・・堂安
・・柴崎・・遠藤
佐々木・吉田・宏樹
・・・・東口

香川のところは南野がイイんじゃない?
とか、堂安を一列上げた方がイイんじゃない?とか言い始めたらキリがない。

私は、こういう実験をするのは11月の代表戦がチャンスだと思う。
11月にある程度のメドをつけ、来年1月のアジア杯に臨みたい。
2018/11/3(土)14:59

☆関西人
敗戦理由
U19代表、サウジアラビアに負けちゃいました…。
準々決勝の時からスタメンを9人入れ替え、3バッグで臨むという奇策が裏目に出た形だ。
試合後に監督が反省の弁を述べたように、これは監督の決断の責任がデカイ。

しかし、何でこんな奇策に出たのか?
決勝の為の温存、ターンオーバーと見るべきだろうか。
いや、仮にも準決勝、しかも相手は優勝候補のサウジ、さすがに手を抜いたとは思えない。
多分、影山さんは勝つ為にこうしたんだと思う。
3バックの方がサウジに効くと見て、策に溺れた感じ。
しかし影山さんは、少なくとも我々よりもメンバーのことをよく分かっている。
この世代のポテンシャルの高さを分かっている。
だからこそ、「◯◯を先発で使いたい」とか「こういうフォーメーションでやりたい」とか、おそらく色々な思いがあったんでしょ。
だからサウジ為のスタメンは、影山さんなりにやりたい形だったんじゃないかな?

思い出したのは、02年ワールドカップの決勝トーナメント、トルコ戦である。
快調にグループリーグを突破した日本は、皆が当然グループリーグの時のスタメンで臨むと思ってたのに、意外にもトルシエは↓の布陣で臨んだんだ。

・・・・-西澤
・・三都主・中田英
小野・戸田・稲本・明神
・中田浩-宮本-松田
・・・・-楢崎

グループリーグの時は、前線が2TOPで鈴木隆行と柳沢。
トップ下が中田英。
ところがトルコ戦では、西澤1TOP。
そして、本来ならサイドハーフの三都主を前線に置くという奇策に出た。
当然、皆が「?」となった。
結果としてこれが裏目に出て日本は負け、トルシエはわざと負けたんじゃないかという議論が出たぐらいさ。

もちろん、あの負けず嫌いの男がわざと負けることはあり得ない。
ならば、なぜ?
確かあの時の西澤は、虫垂炎の手術後で本調子ではなかった。
三都主のFW起用も、彼にとっては決して慣れた形ではなかった。
聞けば、もともと十分に練習して準備できた形ではなかったみたい。
だから、トルシエがこういう形で決勝トーナメントに臨んだのは謎なんだ。
というか、いまだ謎である。

確かトルシエは、当時「決勝トーナメントはボーナスみたいなもの」という言い方をしていた。
トルシエの目標は、あくまでグループリーグ突破。
彼はその目標をちゃんと達成したワケで、決勝トーナメントはノルマから逃れて自由にやりたいことをできる、ということさ。
あるいはそのひとつが、西澤と三都主の起用だったのかもしれない。
そして今回の影山さんも、ノルマとされていた四強入り、U20ワールドカップ行き切符の獲得はちゃんとクリアした。
あとはボーナス、という感覚があったのかもね。
あと、トルシエのトルコ戦は彼の野心が敢えてそうさせたんだ、と見る人たちもいる。
グループリーグの好調に日本中が沸いたのは事実だが、その賞賛はトルシエよりむしろ選手たちに向けられていた。
トルシエはそれが気に入らず、選手の能力ではなく自分の采配で勝つ試合をやりたかったんだ、と。
それはないでしょ(笑)。

もっと現実的な話をすると、実はあの時、柳沢が少し傷んでたみたいだね。
その時点で、鈴木+柳沢の2TOPはやりたくてもできなかったのかと。
かといって鈴木+西澤という2TOPではバランスが悪いし、消去法として三都主を前線にチョイスする策がとられたんだと思う。
要は、その時点でのコンディションの問題だ。

監督とは、選手を一番間近で見ている存在。
結局は今回の影山さんの決断もまた、コンディションを見てそうせざるを得なかったという可能性もなくはない。
我々は間近で選手のコンディションを見てるワケじゃないので、それを知らないままスタメンを見て、それが良いの悪いのを好き勝手に言っている存在だ。
しかも、結果論の後出しジャンケンでね。
もちろん後出しジャンケンは絶対に勝てるので、監督を無能呼ばわりすることはきわめて簡単さ。

まぁ、今回の敗戦は勉強だね。
この悔しさは、本番に生かしてほしい。
2018/11/2(金)11:31

☆関西人
U代表A
続きね。

やはりスポーツは、ユース年代から見るのが醍醐味だと思う。
野球ファンだって、大体は皆さん高校野球をチェックしてるでしょ。
プレーのクオリティを求めるなら、学生アマチュアよりはプロの方が断然高い。
なのに、なぜ高校野球はあれほど人気があるのか?

おそらく高校野球や高校サッカーを観てる人たちは、プロを観るのとはまた違う楽しみ方をしてるんだと思う。
欧州サッカーとJリーグで楽しみ方が違うのと同じさ。
スポーツの面白さは、必ずしもそのクオリティや完成度とイコールではない。
アマチュアも必死さだけなら時にプロを凌駕することもあり、そこに惹かれる人は多い。
あとは、観る人の帰属意識。
高校野球や高校サッカーなら、まず地元の高校を応援するもんだろう。
チームを自分の身内かのようにして応援する。
「身内を応援する」の最たるものは自分の子供の運動会とかがそれに当たると思うけど、そういう意味じゃ高校野球や高校サッカーは運動会の延長線上なのかもしれないね。

あと、ユース年代は成長過程を見る楽しみがあると思う。
贔屓の選手が頭角を現していくのを見るのは楽しいから。
たとえばジャニオタが、知名度高いスターよりJr.に注目している感覚は理解できる気がするよ。
以前から目をつけてたJr.がブレイクした日には、「◯◯は自分が育てた」みたいな感覚にもなるワケで。
特にサッカーは、こういうJr.を楽しむのに恵まれた競技である。
たとえば高校サッカー、プリンスリーグ、J3。
代表ではU17やU20のワールドカップもあり、若手を見られる機会は多い。
案外、オタ市場には恵まれてますよ。

以前に少し書いたが、私は最近Abemaで海外ドラマ「フルハウス」を観るのにハマってるのね。
一話完結30分のホームドラマで、いつでも気軽に観られるところが気に入ってる。
ストーリーは、家庭で小さなトラブルが起きる程度の極めて退屈な内容。
そのくせ、シーズン1からシーズン8まであってエピソード数はかなり膨大で、米国ではかなり人気あったドラマらしい。
なぜ人気あるのかというと、登場人物に魅力があるからだろう。
特に、ヒロインである三姉妹の末娘、ミシェルは可愛い。
このミシェル、シーズン1ではまだ言葉も喋れない赤ちゃんだったんだ。
このドラマは出演者を代えずにシーズン通して一貫の起用しており、つまり赤ちゃんだったミシェルの成長過程を見る楽しさがあるワケね。
シーズン2でミシェルは少し喋れて歩けるようになってるし、シーズン3ではもう走り回っている。
シーズン後半では小学生になっていて、見事な美少女に成長。
赤ちゃんだった頃から彼女を見てる視聴者としては、立派に成長した彼女の姿を見てるだけで何か満足なんですよ。
ぶっちゃけ、ドラマの内容なんてどうでもよかったりして(笑)。

サッカーにおけるサポーターも、案外そんなもんじゃないかな。
未熟な少年だった頃から知る選手がチームで少しずつ成長していく過程を見守り、ニンマリとしてしまう。
別にメッシ級やクリロナ級の選手でなくとも、かけがえのない選手として応援してしまう。
そういう楽しみ方もあるんですよ。
J3なんて、もっと人気が出てイイはずだ。
じゃ、選手さえ可愛いければ試合の内容はどうでもイイかって、そうは言わんけどね。
2018/11/1(木)12:44

☆関西人
U代表
現在、アジアU19選手権が開催されていて、日本代表は四強入りして無事にU20ワールドカップ行き切符を手にすることができた。
それはそれでイイとして、少し気になったのはメディアの論調。
多くの記者が、このU19を「最強の世代」を称してるんだ。
え?そうなの?とビックリした。
何を根拠に、この世代を最強と位置付けてるんだろうか。

少し前まで日本のユース世代は、このU19選手権で四大会連続の準々決勝敗退を喫し、四大会連続でU20ワールドカップに出られなかったワケよ。
それと比較すると、確かに今の久保くん世代はマシである。
U17ワールドカップとU20ワールドカップ、無難に両方の切符を得てるからね。
しかし、さすがに「最強」とするのはいかがなものかと。
もし日本代表に最強世代があったとしたら、1999年世界ユースで準優勝を成し遂げた79年組であることに誰しも異論はないはずだ。
いまだ、ユースであれ以上の成績はないワケで。

あぁ、そうか。
確かあの79年組も、ワールドカップの日本開催を前提にして人為的に強化された世代、特別扱いされた世代だったよね。
小野なんて18歳で、市川なんて17歳でA代表に召集されてるし。
それは久保くん世代も同じで、彼らも五輪の日本開催を前提にして、特別扱いされてる世代だと思う。
たまたま湧いた「最強」ではなく、ちゃんと逆算で「最強」になるように計算されてる世代ですよ。
ひとつ上の世代では、堂安や冨安らが既にA代表で活躍している。
いずれ、久保くん世代は堂安世代に合流するだろう。
この流れ、中田や俊輔と79年組が合流した、シドニー世代みたいな感じになりそう。

そういや、今夏にA代表が凱旋帰国した時の会見で、西野さんは
「アンダーカテゴリーの代表、U20、U17は本当に期待できる」
「世界に渡り合える力を持っていると思う」
「U20代表が(今のA代表メンバーに)取って代わる可能性もある」
と、やたらユース選手をベタ誉めしてたよね。
本来、あの場はロシアで活躍した柴崎や乾らを誉めるべき会見なのに、なぜ西野さんが唐突にユース選手をベタ誉めしたのか、ちょっと謎だったんだけど。
あれは代表監督というより、元技術委員長としてのコメントだったのかな?

確か、U19代表はA代表のトレーニングパートナーとしてロシアに帯同してたよね。
久保くんも、そこにいた。
きっと西野さんは、そこで若手たちのポテンシャルの高さに気付いたんだろう。
西野さんにあそこまで言わせたほどだから、U19ってマジで凄いのかも。
家長とか宇佐美とか、これまでガンバユースの天才を数多く見てきた西野さんが「世界と渡り合える力を持っている」とまで言うのは、よっぽどのポテンシャルですよ。

というワケで、今のU19が「最強」ってのもあながち大袈裟でもないのかも。
でも「最強」を名乗るなら、やっぱアジアU19選手権優勝してもらわなきゃ。
今まで、この大会で日本が優勝したのは僅かに1回のみ。
それは前回大会、堂安らの時だよ。
これに続き、もし久保くんらが今回また優勝すれば、東京世代はガチで最強ということになるかもしれない。

じゃ、歴代のU19をひとつ振り返ってみよう。

【中田英寿の世代】
U19アジア選手権⇒準優勝
U20ワールドカップ⇒ベスト8

【中村俊輔の世代】
U19アジア選手権⇒4位
U20ワールドカップ⇒ベスト8

【小野伸二の世代】
U19アジア選手権⇒準優勝
U20ワールドカップ⇒準優勝

【松井大輔の世代】
U19アジア選手権⇒準優勝
U20ワールドカップ⇒グループリーグ敗退
※松井は怪我で召集されず

【今野泰幸の世代】
U19アジア選手権⇒準優勝
U20ワールドカップ⇒ベスト8

【本田圭佑の世代】
U19アジア選手権⇒3位
U20ワールドカップ⇒ベスト16

【内田篤人の世代】
U19アジア選手権⇒準優勝
U20ワールドカップ⇒ベスト16

【柿谷曜一朗の世代】
U19アジア選手権⇒ベスト8
U20ワールドカップ⇒出場権なし

【宇佐美貴史の世代】
U19アジア選手権⇒ベスト8
U20ワールドカップ⇒出場権なし

【大島遼太の世代】
U19アジア選手権⇒ベスト8
U20ワールドカップ⇒出場権なし

【南野拓実の世代】
U19アジア選手権⇒ベスト8
U20ワールドカップ⇒出場権なし

【堂安律の世代】
U19アジア選手権⇒優勝
U20ワールドカップ⇒ベスト16

いやホント、割と最近までドン底だったんだ。
ターニングポイントになったのは、柿谷世代からかな?
ここからU20ワールドカップに四大会連続出場権を逃すことになったんだから…。
しかしこの柿谷世代、なぜかU16アジア選手権では優勝してるんだ。
これ、小野世代以来の快挙である。
そこから「プラチナ世代」と名付けられたほどさ。
しかしU16までは良かったのに、年齢を重ねるごとにプラチナのメッキは剥げていって…。

それにしても、やはり元祖黄金世代の79年組、小野世代は凄いよね。
U16アジア選手権を優勝、U19アジア選手権は準優勝、U20ワールドカップも準優勝。
年代別代表の経歴として群を抜いている。
そういや今のU16代表は、黄金世代やプラチナ世代に続いて史上3度目となる、U16アジア選手権優勝という偉業を成し遂げたんだよね?
この世代、ホンモノだろうか。
なんか、今のアンダーカテゴリーはホント楽しみだなぁ。
2018/10/31(水)11:05

☆関西人
読めないJリーグ
2018年シーズンも大詰め。
ルヴァンは皆さんご存じの通り、湘南が制覇しました。
ACLは、鹿島が王手。
天皇杯は、浦和、仙台、山形。
あともうひとつは、どこかまだ分かりません。
そしてJリーグは、優勝が川崎と広島の2チームに絞られている。

今年は、例年にも増して流れを読みにくいシーズンだね。
現在リーグ首位が川崎なのは別として、札幌がこんな上位にくるのをシーズン前から予想した人はいなかっただろう。
それにルヴァンの湘南優勝も予想した人はいなかったと思うし、天皇杯も東北勢が2チームも四強に残るとはかなり意外な展開である。
つけ加えると、「内弁慶」の鹿島がACLを勝ち上がったのも予想外。
こういう事前予想がことごとく裏切られる展開、ひょっとしてリーグ優勝は川崎じゃなく広島の逆転になるかも?
先日に大御所・森崎和が今季限りの引退を表明したこともあり、「森崎さんの為に
!」と広島が土壇場で奮起する可能性はある。

もともとJリーグは世界でも類を見ないほどシーズン前の順位予想が難しいリーグだが、それがどのぐらい難しいのかを検証してみよう。
シーズン前、サッカージャーナリストの皆さんが予想したリーグ順位をご覧いただきたい。

【杉山茂樹】
@鹿島⇒現在5位
A川崎⇒現在1位
B浦和⇒現在6位
C柏⇒現在17位
Dセレッソ⇒現在7位
(中略)
O湘南⇒現在13位
P長崎⇒現在18位
Q広島⇒現在2位

【小宮良之】
@セレッソ⇒現在7位
A磐田⇒現在15位
B浦和⇒現在6位
C川崎⇒現在1位
D鹿島⇒現在5位
(中略)
O神戸⇒現在12位
P清水⇒現在8位
Q長崎⇒現在18位

【原山裕平】
@セレッソ⇒現在7位
A柏⇒現在17位
B川崎⇒現在1位
C鹿島⇒現在5位
D磐田⇒現在15位
(中略)
O横浜⇒現在11位
P清水⇒現在8位
Q長崎⇒現在18位

【中山淳】
@鹿島⇒現在5位
A名古屋⇒現在14位
Bガンバ⇒現在10位
CFC東京⇒現在4位
D川崎⇒現在1位
(中略)
O湘南⇒現在13位
P札幌⇒現在3位
Q長崎⇒現在18位

【浅田真樹】
@セレッソ⇒現在7位
A鹿島⇒現在5位
B磐田⇒現在15位
C川崎⇒現在1位
D浦和⇒現在6位
(中略)
O札幌⇒現在3位
P仙台⇒現在9位
Q清水⇒現在8位

いや〜、ジャーナリストの皆さん、とにかく予想の外れ方が酷い(笑)。
長崎の最下位だけは多くの人が的中させてるんだけど、それ以外はメチャクチャである。
杉山茂樹なんて、広島を最下位にしてるし(笑)。
あとは札幌、柏、磐田あたりを多くの人が読み違えてるな。
…というか、こんなの的中させられるワケがないでしょ。
むしろ予想には頭を使わず、サイコロ振って決めた方が逆に当たるような気がするわ(笑)。

特に今年はワールドカップ開催年ゆえ、そのシワ寄せで前半に過剰な過密日程が生じ、リズムを崩したチームはいくつかあるだろう。
現在首位に立ってる川崎はさすがの地力と言える一方、ACLではグループリーグ最下位敗退という実にショボい散り方をしている。
つまり、シーズンを通し安定して強かったワケじゃない。

しかしながら、昨年リーグ優勝した川崎はDAZNマネーのゲットを確定しており、今後3年間で22億を手にするという。
もし今季連覇すれば、さらにその倍。
まぁ、そんだけのカネが出るなら、むしろおカネのなさそうな広島に優勝させてあげたいけど…。

↑はジャーナリストたちの順位予想を書いたけど、次はテレビ解説者たちがしていた予想ね。

【予想者11名】
清水秀彦、早野宏史、松木安太郎、三浦俊也、福田正博、本田泰人、秋田豊、名良橋晃、岩本輝雄、中西永輔、福西崇史

彼ら11名の順位予想をポイント制にし、そのポイントを総合ランキングにしたのがこれだ。

@川崎 
A鹿島 
Bセレッソ
C浦和
D柏 
E磐田 
F横浜
Gガンバ
H神戸 
I名古屋
J鳥栖 
KFC東京 
L広島 
M仙台 
N札幌 
O湘南
P清水
Q長崎

外れてるけど、ジャーナリストの予想よりはまだマシかな。
やはり、柏、磐田、広島、札幌あたりは皆さん大きく読み違えている。
というか、このへんをシーズン前から読める人がいるなら、それは予想というより霊能力の類いだろう。
断言してイイが、ロジックでは絶対に的中させられない。
むしろ展開を読むには、頭を使うな。
目を閉じて、見聞色の覇気を使うんだ。
2018/10/30(火)10:53

☆関西人
オーナー
岡崎が所属するレスターの会長が亡くなったらしい。
ご冥福をお祈りいたします。
これはヘリコプター墜落炎上という不測の事故死だったようで、本当に単なる事故だったのかを含め、真相はまだよく分からない…。

レスター会長は、ビチャイ・スリバダナプラブハというタイ人の実業家である。
彼は多額の借金を抱えていた2部クラブのレスターを買収し、それ以降レスターはプレミアに昇格、さらにプレミア制覇という誰もが予想してなかった奇跡を起こしてみせた。
ビチャイ会長は、このクラブの救世主にして、尊敬すべき英雄だろうね。
もし彼が会長じゃなければ、同じアジア人である岡崎や阿部がこのチームでプレーするチャンスはなかったかもしれない。
ある意味、我々にとっても足を向けて寝られない人物かも…。

なぜ、タイ人の実業家がプレミアクラブを買収したのか、きっと違和感を覚えた人も多いだろう。
でもタイでは、プレミアリーグがやたら人気なんだそうだ。
それは中国も同じらしいが、あっちではプレミアリーグの人気が国内リーグを遥かに凌いでいて、サッカーといえばプレミアリーグのことを指すらしい。
だからビチャイ会長としても、タイ国内クラブを買収してもあまり意味がなく、やはりプレミアのクラブを買収することに意味があったんだと思う。

なるほど。
国内リーグよりもプレミアリーグが人気ということは、タイ人にとってサッカー観戦はテレビが主なのか。
他競技と比べてもサッカーがダントツの人気No1スポーツらしいので、ビチャイ会長としても価値ある投資だったんだろう。
レスターがプレミア制覇する光景を多くのタイ国民たちがテレビで視聴したワケで、これはビチャイ会長の人気高騰に効果バツグンだったはず。
彼は、いずれタイの首相にでもなっていた人物かもしれない。

タイといえば、最近はJリーグでもチャナティップやティーラシンらが活躍している。
さすがムエタイやセパタクローの国、足技はなかなかである。
発掘すれば、まだまだタイには逸材が潜んでるかも。
彼らとDAZNの効果もあり、Jリーグ視聴者数は微妙にタイで増えてきてるらしい。
ASEANは人口が多く、巨大マーケットである。
日本サッカー協会は近年ASEANとパートナーシップ提携を結んでおり、着々と外堀を埋めている。

いずれ、Jリーグにもタイ人オーナーや中国人オーナーが現れる?
いや、Jリーグはプレミアと違って上場してないし、そもそも外国資本が入るのを許してないのでそれはない。
でもいつの日か、鎖国を廃止して開国するかもしれないね。
遠い将来の話だろうが。
そして、日本人資産家がプレミアクラブを買収する日も同様にくるかもしれない。
今でも海外に目を向ければ楽天がバルサのスポンサーになったり、Cygamesかユベントスのスポンサーになったり、またDMMがベルギークラブのオーナーになったりと色々ある。

ああ、そういや本田圭佑がTwitterでこんなこと言ってたんだ。

【貯金の重要性は理解しているが、僕は貯金反対で実際に生活費に必要なお金以外は全て消費ではなく投資に使う。
投資とはアスリートで例えるとフィジカルトレーニングみたいなもの。
一回やれば終わりではなく継続して投資していくことが大事なんです】

本田、貯金してないんだね(笑)。
こういう男が、将来全財産をはたいてプレミアクラブのオーナーになっちゃうかもしれない。
2018/10/29(月)11:52

☆関西人
技術力
テレビドラマの話。
最近、日曜の夜は「下町ロケット」を観ている。
3年前にやっていたシリーズの続編、新作だ。
相変わらず、池井戸潤原作のドラマは面白いわ〜。

ちょうど↓で【日本サッカー=農業】と書いたことに繋げるワケじゃないが、今回の「下町ロケット」は農業機械の開発がテーマになっている。
ロケットの次は、田植え機か…。
これがなかなかの難事業で、阿部寛演じる佃社長は遂に企業買収へと乗り出す。
企業買収というのはどうしてもネガティブイメージが強いので、善人の典型のような佃社長がそれをやるのはとても意外な展開だったんだが、このドラマは企業買収=企業同士の結婚として好意的に描いており、なるほどな、と思いながら見ていた。
最近のサッカー界ではライザップの湘南ベルマーレ買収、サイバーエージェントのFC町田買収などが立て続けにあったワケで、これも「下町ロケット」同様、買収する側がきちんと相手に惚れた上での結婚であることを切に願います。
サイバーエージェントの方は、なんか怪しい気もするけど…(笑)。

相変わらず、池井戸ドラマは中小企業vs大企業の対立構造を描いており、中小企業の側を応援するスタンス。
参考データとして、日本国内の企業を全てカウントするとその構成は99,7%が中小企業なんだそうだ。
大企業は、わずかに0,3%。
なんか意外なデータだな。
もちろん、Jクラブというのも紛れもない中小企業ですよ。
スポンサーに巨大企業がついてるからついつい誤解してしまいがちだが、基本は子会社、実にちっぽけな存在である。

ただ「下町ロケット」を見てると、日本の中小企業が頑張っている姿に何だか勇気を貰える。
ドラマの中では、帝国重工(三菱重工がモデルだろう)ですら開発できない宇宙ロケットのバルブを中小企業の佃製作所だけが作ることができて、その技術力の高さを武器にして佃製作所が帝国重工と駆け引きをしていく展開になっている。
しょせんフィクションじゃないかと思われるだろうが、意外とそうではなく、佃製作所みたいに下町にある小さな工場が、世界が垂涎するほどの特許技術を持ってる例は現実にいくらでもあるんだ。

そう、中小企業であっても世界と戦っていける。
技術力があれば、の話だが。
もともと日本はさほど資源に恵まれた土地ではなく、国土もさほど広くはなく、職人の技術力ぐらいしか世界に誇れるもんはないんですよ。
ただ、その職人の技術力はマジで昔から凄かったと思う。
世界最古の木造建築といわれる法隆寺とか、1400年も潰れずに現存してるって凄くない?
16世紀に初めて日本に鉄砲が伝来した時も、ポルトガルは日本に鉄砲をたくさん売りつける商売を目的に持ってきたのに、日本人はすぐにそれをコピーして国産品を作ってしまった。
ポルトガルからすりゃ、完全に見込み違いだったろうね(笑)。
気がつけば大量生産されていて、戦国時代の日本の銃保有数は世界一位だったとの説もある。

何なんだろうね、この日本人のモノ作りの凄さ。
そりゃ日本サッカーも、プロ化四半世紀でここまでのレベルにきて当然ですよ。
お世辞にも資源に恵まれてるとは言えないけど、 それを埋めるようにして技術研究・技術開発には余念がなく、なかなかの品質を実現している。
何を誉めるべきかって、私は選手よりむしろ育成してきたスタッフじゃないかな、と思うのね。
誰ひとり天才的指導者はいないんだけど、たとえば森保さんらを見てると、それこそ日本に伝来した鉄砲を熱心に研究し、遂には国産品開発に成功した昔の職人さんをイメージできる。
もはや、わざわざ外国から技師を呼ぶまでもない?
そこまでは言わんが、最近私は、森保さんが少し阿部寛に見えます。
2018/10/29(月)0:45

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