超VIP専用掲示板

過去ログ537 2017/12/31 15:04

☆関西人
2017年総括
今日で2017年も終わり。
来年2018年は、平成最後の年となります。
大転換期だね。
じゃ、この大晦日に2017年の流れを一度総括しておこう。

この一年で大きなニュースといえば、まずハリル代表のロシア行き切符獲得。
そして川崎悲願のリーグ優勝。
そして浦和のACL制覇。
私の中では、この3つが大きいかな。

この3つに共通していえるのは、いずれも守備の強化を意識して結果を出したことである。
本来、川崎は風間さん、浦和はぺトロ、そして日本代表は本田や香川の色が強かったチームだ。
その色とは、明らかにポゼッションである。
しかしこの2017年は、そうやって彼らが築いてきたモノをややマイナーチェンジしてしまったワケね。
川崎は風間さんのあとを鬼木さん、浦和はぺトロのあとを掘さん、どっちもコーチの監督昇格という極めてパッとしない形だったんだが、これが意外にも大当たり。
そして代表では、本田や香川を召集から外すという荒療治をハリルが敢行し、山口+井手口+長谷部という中盤硬質化でロシア行き切符ゲットに成功した。
マイナーチェンジ、硬質化。
これ、2017年を象徴するキーワードです。

といっても、これは決してポゼッションを否定する流れではない。
川崎も浦和も代表も今なお根幹はパスサッカーだし、この根幹がなければクソつまらん、単なる守備的サッカーに終わってしまうものだから。
我々日本人の進むべき道は、硬と軟のどちらか一方を選択するのではなく、むしろハイブリッドを選択すべきだ、ということを理解できたのがここまでの流れさ。
川崎の小林悠、浦和の長澤、あとリーズ行きが決まった井手口などは、まさに時代の流れを象徴する選手だったね。
小粒ながらも、硬と軟を併せ持つハイブリッド車かと。

あぁ、そういや2018年はぺトロが札幌の監督としてJ1復帰するんだったね。
あと、風間さんも名古屋の監督としてJ1復帰。
2018年のJ1、盛り上がりそうだな〜。
私が特に注目したいのが、グランパスである。
かつて小倉に命運を託した結果として自滅した名古屋が、名将風間八宏の下で見事に再生、1年でJ1復帰に成功。
川崎では憲剛+大島という、普通なら考えられない2ボランチにしていた風間さんである。
名古屋でも、必ず風間色があるはずなんだ。
注目は、やはり田口泰士かな?
風間さんは今、この田口を「ピボーテ」として仕込んでるみたいだね。
田口といえば、アギーレ代表でアンカーを務めてたのを覚えてる人は多いだろう。
そう、2014年のブラジル戦だ。

・・・・岡崎
田中順・・・・小林悠
・・森岡・・柴崎
・・・・田口
太田・森重-塩谷・高徳
・・・・川島

今考えると、結構良いメンバーだね〜。
3年前の当時としては地味なスタメンだと批判されたのかもしれんが(本田はベンチスタートだったし)、今じゃ森岡はベルギー(当時はまだ神戸)、柴崎はスペイン(当時はまだ鹿島)、岡崎はプレミア(当時はまだマインツ)、そしてこの頃は小林悠がJリーグMVPを獲るなんて全く想像すらできなかった。
アギーレ、なかなか慧眼の将だったかもしれない。
という流れでいくと、次は田口がクルかも?
田口、意外とハリルの目に留まり、まさかのサプライズ召集があったりして。
ハリル代表、守備的MFはいても「ピボーテ」はそれほどいないからな。

そして来年はハリルジャパンのみならず、森保ジャパンのことも忘れちゃいけない。
思えば、森保さんもぺトロのあとを受けたマイナーチェンジの成功者だったね。
いわば、ハイブリッド調律の達人である。
最近、私は日本人指導者が面白くってタマランのだわ。
グアルディオラやらモウリーニョやら海外の指導者ばかりを神格化する流れは依然あるけど、意外と日本人指導者も捨てたもんじゃないのでは、と。
風間さんとか、世界的にもユニークなサッカーをやろうとしてるかに見えるし。
もちろん名波への期待は、今さら言うまでもあるまい。

ところで、明日の天皇杯はセレッソvs横浜。
ここでは日本人指導者じゃなく、尹晶煥vsモンバエルツという対決になる。
モンバエルツ氏、この試合をもって退任になるらしい。
フランスではU代表監督を歴任するなど凄い経歴の人だったと思うんだが、Jではイマイチ存在感なかったよね。
後任は、元豪州代表監督のポステコグルー氏だという。
そう、今年の夏にハリル代表と対戦した、あの時の豪州代表を率いてた人だ。
「せっかく高さのアドバンテージあるのに、何で足下で繋ぐポゼッションにこだわるんだろ?」と不思議に思えたチームだったけど、おそらくあれがポステコグルー式なんだろう。
あの後、プレーオフでホンジュラスを下して豪州は見事ロシア行き切符を手にしたのに、この監督はなぜか退任。
で、マリノスの監督就任か…。
よし、来年はマリノスにも注目していこう。
意外と台風の目になるかも。
あと、ガンバにはクルピがくるね。
こういう監督のメンツを考えただけでも、2018年はワクワクしてくるわ〜。
2017/12/31(日)15:04

☆関西人
井手口リーズ移籍
井手口、リーズユナイテッド移籍決定らしい。
このクラブは藤田俊哉が強化部長補佐を務めてるので、彼の推薦があったことは想像に難くない。
とはいえ、正直移籍は難しいのでは?と思ってたよ。
というのも、2部とはいえ相手が英国のクラブだから。
どうも最近、英国では就労ビザの基準が昔よりさらに厳しくなってきてるらしい。
ある記事を読むと、リーグでビザが給付される条件は

*FIFAランキング1〜10位の国の選手はA代表公式戦出場率30%以上

*FIFAランキング11〜20位の国の選手はA代表公式戦出場率45%以上

*FIFAランキング21〜30位の国の選手はA代表公式戦出場率60%以上

*FIFAランキング31〜50位の国の選手はA代表公式戦出場率75%以上

とある。
あの〜、今の日本はFIFAランキング57位なんですけど?
57位の場合は、何%の出場率が必要とされるの?
…なんと、51位以下の国の選手には、基本的にビザは下りないんだそうだ(涙)。
そういや、いまだ浅野には英国ビザが下りてないみたいだね。
もう最近では、彼の本籍がアーセナルだということ自体、忘れられつつあるけど(笑)。
かつては宮市もアーセナルだったけど、彼なんてあちこちにローンされてるうち、いつの間にか契約切られてたよ…。
今はドイツ2部のチームにいて、相変わらず怪我で離脱してるらしい。

というワケで、英国の就労ビザというのはなかなか厄介である。
プレミアでなく2部リーグなら少しはマシでは?と思ってたが、ビザというのはプレミアも2部も関係ないみたい。
じゃ、井手口ダメじゃん。
リーズ行っても、まず試合に出れないよ。
いっそ、観光ビザで試合に出る(笑)?
いやいや、それは無理。
そのへんは井手口も代理人もよく分かってるだろうに、それでも移籍を決断したのは裏で何らかの勝算があるのかもしれない。

ところで彼が英国のサッカーに合うかどうかについてだが、私は合うと思う。
日本で、彼は「ボランチ」である。

・・◯・◯
◯・・・・・◯
・・◎・◯
◯・◯・◯・◯
・・・◯

↑の◎ね。
だけど英国だと、ちょっと機能が変わって

・・◯・◯
◯・◎・◯・◯
◯・◯・◯・◯
・・・◯

というイメージになる。
「ボランチ」というよりは「セントラルミッドフィルダー」。
井手口って、割とセントラルミッドフィルダーの匂いがする選手だと思わない?
昔なら、同じくガンバ出身、アーセナルのベンゲルに引っ張られた稲本がそうだった。
ああいうセントラルって、攻撃の駒なんだか守備の駒なんだか正直よく分からない。
きっと両方なんだろうけど。
昔の選手でいうと、スコールズ、ジェラード、ランパードあたり?
井手口なんて、スコールズっぽい選手に成長することを期待されてるかもしれない。
スコールズのことはあまり「ボランチ」と言わないし、また「トップ下」とも言わないよね。
ああいう万能性こそ、セントラルってやつですよ。

そういや、ハリルは先月のブラジル戦で、井手口を「トップ下」で先発させていた。

・・・・大迫
原口・・・・・・久保
・・・ 井手口
・・山口・長谷部
長友・槙野-吉田・宏樹
・・・・川島

これ、おそらく機能は「トップ下」じゃなく、「セントラルミッドフィルダー」だったんだろうよ。
でも日本人はこういうの、あまり好みじゃないよね。
どっちかというと↑の井手口のポジションには、もっと繊細なファンタジスタっぽい選手に入ってもらいたいでしょ?
このへんは、好みとしか言いようがないけど。

日本が誇るI番、「トップ下」の香川真司はかつてマンUに引っ張られたことがある。
ファーガソンは彼を見て、「日本のスコールズ」をイメージしたのかもしれない(あるいは日本のパクチソン?)。
事実、彼をセントラルで起用することもあった。
結果としてそれは成功しなかったが、おそらくフィジカルの問題だっただろう。
その点でいうと、井手口はサイズこそ小さいにせよ、フィジカルは強い。
いずれ英国に適応できると思う。
しかし、まずはどこか別の国のリーグにレンタルからスタートに違いない。
聞けば、リーズはスペイン2部のクルトゥラルレオネサというクラブと提携してるらしく、井手口はここに行く可能性が高いらしい。
スペイン2部か…。
あの国も乾や柴崎の活躍により、日本人もそれなりに評価されるようになってきてるかもしれない。
スペインなら「セントラルミッドフィルダー」というより、「ピボーテ」や「インテリオール」といったところか。
色々、経験すればイイと思う。

井手口、今後の成長を期待してますよ〜。
2017/12/30(土)11:18

☆関西人
任期
私は、必ずしも代表監督の任期が4年タームじゃなくてもイイと思うんだ。
ハリルはワールドカップ終了後に日本を離れることを公言してるが、私としては残念。
できれば、彼には来年のアジア杯まで指揮をしてもらいたかったから…。

と書くと、何でやねん?と思われるかもしれない。
いや、これは別にハリルを高く評価してるから、という話じゃないんだ。
そうではなく、ワールドカップが終わってから約半年後(2019年1月)に開催されるアジア杯の時期的な話である。
仮に2018年7月に代表を解散・リセットして、そこから新監督の下で新体制をイチから作ってたら、2019年1月にはまだカタチが出来上がってない状態で大会を迎えることになるでしょ。
多分、それじゃアジア杯で優勝できないよ。
そんなアジア杯の優勝にこだわらなくてもイイじゃん、と思われるかもしれん。
いや、この大会は優勝することにこそ価値がある。
なぜなら、優勝の特典はコンフェデ出場権なんだから。

私は、代表の強化計画はコンフェデがあるかないかで質が大きく異なってくると思う。
日本が世界の強豪とガチでやれる機会は、正直あまり多くない。
ホーム開催のキリンチャレンジではねぇ…。
コパアメリカは?と思う人もいるだろう。
でも多分、コパはダメだ。
以前に南米連盟が「フル代表でなければ受け入れ不可」と見解を出した以上、国際Aマッチデー外で欧州組召集をできない日本が参加することはおそらく無理。
となると、もはやコンフェデしか我々にチャンスはないんだよ。

つまり、コンフェデ出場権を得る唯一のチャンスであるアジア杯は、強化計画においてムチャクチャ重要な大会であるということ。
それがワールドカップの半年後に設定されてるのに、ワールドカップ終了すると監督を代えてチームをリセットしちゃう日本のやり方は間違ってると私は思う。
ハリルの大会後退任は決定事項ならやむを得ないとして、あとできることと言えば、チームの継続性を担保する為にアジア杯を手倉森さんに託すことだろう。
別に、次回ワールドカップまで4年間を手倉森さんに託すという意味じゃない。
あくまで、アジア杯までだ。
そのアジア杯の結果を踏まえ、手倉森さんで継続するか、あるいは新たに外国人監督を招聘するのかをその時に改めて考えりゃイイ。
くれぐれもチームを解体・リセットして、新たな監督に僅か半年でチームを完成させることを求めるような過去の失敗は繰り返さないように。
この大会は、真剣に結果を求めなきゃならんのだから。
多分、他の国はチームをリセットせず、監督をそのまま継続してくるところが結構あると思うよ。
日本も代表監督の任期は基本、アジア杯までという契約にしとくべきだと思う。
2017/12/30(土)0:57

☆関西人
日本人監督
続きね。

ハリルの次、日本人監督ってどうなんだろうね?
私から見て日本代表サッカーの躍進はオフトから始まった気がするので、少し前の話なら断然【外国人>日本人】でしたよ。
96年に加藤委員長が加茂更迭、ネルシーニョ擁立に動いたのは今考えても正しかったと思うし、長沼会長がそれを潰したのは間違いだったと思う。
でもその愚かな間違いのお陰で、逆に我々は「ジョホールバル」という素晴らしい体験をすることができたんだけど。
もしネルシーニョが96年時点で就任してりゃ、大した奇跡もなく普通に日本代表はフランス行き切符を手にしてたように思う。

ただ普通に考えて、監督経験もない若手コーチ(当時まだ41歳)を昇格させて、いきなり日本代表の命運を託すなんてメチャクチャな話ですよ。
第一次岡田ジャパンは、本選で3戦全敗だった。
当然、「やっぱ日本人監督はダメだ」と総括された。
その翌年にはトルシエがU20代表を率いてワールドユース銀メダル、さらにシドニー五輪でベスト8、アジア杯で優勝、コンフェデで銀メダル、そして日韓大会本番でもベスト16など素晴らしい成績だったので(しかし彼のお陰というよりは…)、ますます我々の外国人信仰は強まったかもしれない。
そりゃそうさ。
まず日本人監督は、国際経験に乏しかった。
そもそも、98年までワールドカップ本大会に出たことすらなかったんだから。
選手として欧州を経験してきた人も、奥寺さんや風間さんなどほんの一部にすぎなかった。
何をやるにしても、日本人ではやり方が分からないんだ。
ここで外国人を頼りにするのは、当然といえば当然の話。

しかし、それがここ10年ぐらいで少しずつ流れは変わってきた。
ワールドカップは98年以降、五輪は96年以降、日本は一回も途切れることなく本選に連続出場。
2010年、日本人指導者でワールドカップベスト16。
2012年、日本人指導者で五輪ベスト4。
2016年、日本人指導者でクラブワールドカップ準優勝。
なんかイケるんじゃね?という気にもなってきたよ。
Jリーグを見てても、必ずしも日本人監督が外国人監督より劣ってるようには見えないし…。

一応、これまで日本サッカー協会は日本人指導者の国際経験を担保する為、「A代表は外国人に託すが、五輪代表以下は日本人に託す」という一貫したスタイルを保ってきた。
これは正しいやり方だと思う。
トルシエ以降の五輪監督は、山本、反町、関塚、手倉森、そして次は森保。
必ずしも現状、彼らの国際経験が日本に還元されてると思わないが、でもこの経験は決して無駄にはなるまい。
そして今は、いよいよ名波あたりの世代が指導者として名を上げてきてるのが嬉しいじゃないか。
このへんの世代以下になると、選手としての国際経験も豊富になってくる。
いずれ指導における世界規格との格差は、ほとんどなくなってくるんじゃないだろうか?

唐突だが今から200年前、19世紀という時代を想像してみてくれ。
当時の世界情勢としては、産業革命の早かった欧州が全世界を牛耳る覇者だった。
日本は立ち遅れていた。
しかし明治維新、やがて文明開化、殖産興業、そこから日本はモノ凄い勢いで世界に追い付いていった。
第二次世界大戦で敗れて一時はヤバかったものの、焼け野原から復興して今はGDP世界第三位の先進国である。
クルマにせよ電子機器にせよ、日本がそれを作り始めた当初は単に欧米のサルマネだっただろう。
それが、今じゃどうだ。
もはや日本人にしか作れない精巧なモノまで開発してるワケよ。
サッカーだって、そうなることは決して有り得ない話じゃないだろ?
日本人の開発能力、なかなかナメたもんじゃない。

とはいえ、オリジナルでゼロから開発することにかけては欧米に劣るさ。
クルマだって電子機器だって、もともとは欧米から来たモノなんだから。
でもその企画原案をまるごと頂戴して、ただしそれを単なるパクリにとどめず(そこが中国と違う)、精巧にバージョンアップさせるのがウチの十八番なのよ。
たとえば森保さんにしても掘さんにしても、ぺトロの企画原案をそのまんま受け継いだかに見えて、実は精巧にその機能をバージョンアップさせたじゃない?
明らかに原案を凌駕した例である。
思えばクラマーさんのチームを受け継いだ長沼&岡野、オシムのチームを受け継いだ岡田、多くのケースで「企画原案は外国人、そのバージョンアップは日本人」という引き継ぎが成功してるように感じるんだ。

で、私は今のハリル代表そのものを「企画原案」と解釈すりゃイイと思うんだよね。
つまりワールドカップ終了後、前任が作ったモノを解体してゼロから再スタートするのではなく、むしろ企画はまるごと頂戴して、そこからバージョンアップという連続性のある道を選んだ方がイイんじゃないかな、と。
日本人なら、ゼロから作るよりそっちの方が結果を出せそう。
…あら、明らかに次の監督は日本人だという前提で私は書いてるね(笑)。
2017/12/29(金)11:04

☆関西人
相場
↓に日本人サッカー選手の「市場価格ランキング」を書いたので、次は「年俸ランキング」を書いておこうかと。
関西人はどんだけカネの話が好きやねん、と思うかもしれんが、まぁ結構好きですね(笑)。

【日本人年俸(推定)ランキング】

@香川・・・・6億5000万
A長谷部・・・6億
B長友・・・・5億6000万
C本田・・・・4億5000万
C岡崎・・・・4億5000万
E吉田・・・・3億9000万
F大迫・・・・2億
G酒井高・・・1億9000万
H遠藤保・・・1億5000万
I武藤・・・・1億3000万
J清武・・・・1億2000万
K酒井宏・・・1億
K柴崎・・・・1億
K川島・・・・1億
K今野・・・・1億
K槙野・・・・1億
K西川・・・・1億
K中村憲・・・1億
K柏木・・・・1億
K大久保・・・1億

なるほど。
「市場価格」とは異なり、さすがに「年俸」となるとオッサンたちがランキングに多く入ってくるね。
じゃ、ポジションごとに年俸高い順で選手をチョイスし、代表スタメンを組んでみようか。

・・・・大迫
香川・・本田・・岡崎
・・長谷部・遠藤
長友・今野-吉田・高徳
・・・・川島

うわっ、高い順に選手をチョイスすると、なぜかザックジャパンが完成してしまった(笑)。
6億5000万+6億+5億6000万+4億5000万+4億5000万+3億9000万+2億+1億9000万+1億5000万+1億+1億=38億4000万

なんと、約38億のスタメンです。
ちなみに、2017年Jリーグのクラブ別総年俸ランキングを見ると
@レッズ・・・・11億5000万
Aセレッソ・・・10億
Bヴィッセル・・9億7000万
になってるワケで、いかにスタメン11名だけで38億が破格なのかをご理解いただけるだろう。
やっぱ、代表選手って年俸高いんだね。
と言いたいところだが、必ずしもそうとは限らない。
たとえば、先日のE-1に召集された初瀬なんて、年俸500万だから(笑)。
まだ20歳だし、しようがないか…。

じゃ今度はE-1メンバーなど国内組を軸にして、逆にリーズナブルな代表スタメンというのを組んでみよう。

・・・・杉本
土居-長澤-井手口-伊東
・・・・三竿
車屋・三浦-植田・初瀬
・・・・中村

中村航・・・1500万
三浦・・・・2000万
植田・・・・1500万
初瀬・・・・500万
車屋・・・・1500万
三竿・・・・1500万
長澤・・・・2000万
井手口・・・2500万
伊東・・・・1500万
土居・・・・3000万
杉本・・・・3000万

1500万+2000万+1500万+500万+1500万+1500万+2000万+2500万+1500万+3000万+3000万=2億500万

はい、約2億のスタメンです(笑)。
欧州組でいうなら、この11名で大迫ひとり分の価格である。
…う〜ん、これだけ安けりゃ、E-1で不甲斐なかったことも少しは納得?
上記の高額スタメン(元ザックジャパン)と比較しても、およそ20分の1のスケールだもんな。
かと言って、戦力も20分の1とまでは思わんぞ。

ちなみに、ハリルの年俸は2億7000万と言われている。
歴代代表監督年俸をランキングにしてみると、
@ハリル・・・・2億7000万
Aアギーレ・・・2億5000万
Aザック・・・・2億5000万
Cジーコ・・・・2億2000万
Dファルカン・・1億2000万
Eオシム・・・・9000万
Eトルシエ・・・9000万
G岡田(第2次)・・8000万
H加茂・・・・・7000万
Hオフト・・・・7000万

おぉ、ハリルは歴代首位なのか。
でも見た感じ、年俸の高さと成績はあまり比例してないよな?
岡田さんやトルシエは、かなりコストパフォーマンス良かったのね。
じゃ、この相場をJリーグと比較してみようか。

【リーグ優勝監督】
鬼木・・・・2500万
【ACL優勝監督】
掘・・・・・不明
【ルヴァン杯優勝監督】
尹晶煥・・・8000万
【その他】
風間・・・・1億
長谷川・・・1億
名波・・・・3500万
【Jリーグ監督平均年俸】
5300万

付け加えると、五輪代表監督になった森保さんは大体4000万ぐらいらしい。
広島の時より下がっとるやん…(笑)。
というワケで、基本的に日本人監督はリーズナブルである。
ハリルより高い人は皆無だろう。
あぁ、そうそう、ガンバの新監督・クルピは年俸2億という噂があるね。
外国人監督でもJリーグで2億はかなり珍しい方だが、それでもハリルよりは安い。

この調子で代表が外国人監督路線を継続していくと、ロシア以降にはいよいよ3億の大台に乗ってしまいそうな予感もある。
それにストップをかけるとするなら、一番手っ取り早いのは日本人監督にすることだろうね。
2017/12/27(水)11:10

☆関西人
大久保、川崎復帰
聞けば、大久保の川崎復帰が決まったらしいね。
今年にゼロ円移籍でFC東京に行ったはずの大久保が、僅か一年で古巣に復帰。
川崎、多分東京に移籍金払うんだよね?
なんか損した気持ちにならないだろうか?
だけど、大久保の立場としても年俸50%ダウンでの出戻り、しかも複数年ではなく単年契約。
決して、おいしいだけの移籍ではないだろう。

川崎は、来季本気でACLを獲ろうと考えてるのかもしれない。
憲剛も年齢的に、いつまでもつかは分からないし。
ぶっちゃけると、来年あたりがそろそろ限界じゃないだろうか。
だからこそ、狙えるものは貪欲に全部狙うべきなのが2018年である。
と考えると、きっと衰えもあるだろうベテラン大久保を単年契約で戻した意味も理解できるのよ。
将来のビジョン云々でなく、とにかく今は目の前の2018年だけを見る、ってことね。
憲剛⇔大久保ホットラインを復活させ、本気でアジア王者を狙う。
よく考えりゃ、今年だってACLは結構イイ線いってたんだから。

一方で、大久保復帰は吉と出るか凶と出るか分からん、という見方もあるみたいだね。
確かに、大久保不在になった川崎は今年逆に強くなったとも言えるワケで、「今さら要らん」という意見もあるだろう。
大久保は、良くも悪くも真性ストライカー、点取り屋、フィニッシャー。
必然、彼という「点」に向けて「線」を集めるような組み立てになりがち。
しかし今の川崎は、「点」というより「面」でゴールを狙うようなイメージがある。
基本は小林悠が1TOPだけど、一時期は彼がサイドで阿部が1TOPだったし、パスの起点もセンターの憲剛や大島だけじゃなくてサイドの家長が起点になる流れもあるし、明らかに昔より「面」が広がってるんだよね。
ALL for ONEというよりは、ONE for ALLのサッカー。
ONEは「点」、ALLは「面」。
そこにALL for ONE型の大久保が入った時、果たしてそれはどうなるのかな、と。

ぶっちゃけ、しばらく大久保はベンチでイイんじゃないだろうか?
慣れるまでは「面」を壊す可能性があるから、しばしジョーカーという「点」での起用にとどめる。
思い出すのは、ブラジルワールドカップにおける大久保である。
人によっては、本大会でサプライズ選出された大久保が前線の連携を破壊していた、彼を召集したのはザックの失策だった、と言っている。
当時の彼はJでバリバリの得点王、召集そのものは別に不思議じゃなかったんだけど。
ただ、それまで長いこと代表召集されてなかったんだよね。
よって、本田や香川を軸とした前線の「面」にはすぐに馴染めるワケがなかった。
というのは、きっとザックも分かっていたんだろう。
初戦のコートジボワール戦、大久保はベンチスタート、途中投入だった。
しかし初戦を落としてあとがなくなったのか、第2戦、第3戦で大久保は先発フル出場。
右サイド、1TOP、トップ下など様々な使われ方をしていた。
それこそ「面」の中では異物となる「点」、なんか最後までハマらなかったけど。

一方その四年前、南アフリカワールドカップでの大久保は素晴らしかったよ。
左サイドを上下動しまくるハードワーカーの役割。
あの大会でのチームは3ボランチ、トップ下なし、決してポゼッションで「面」を作るようなサッカーはしていなかった。
よって、大久保みたいな「点」が逆にハマったのかもね。
もし大久保があと10歳若ければ、きっとハリルのお気に入り筆頭格だっただろうなぁ。

思えば大久保は、↓のランキング上位にも出てくる香川、乾、清武、南野などセレッソ勢の国際規格ともいうべき初号機である(西澤は零号機ね)。
一体どこで大久保を知ったのか知らんが、マガトがやたら彼を気に入ってドイツに引っ張っていった。
それ以前には、スペインにも挑戦してたかと。
ドイツで思ったよりは結果が出ず、あっという間に日本に帰国したが、以降Jリーグで得点王3回。
Jリーグ通算得点1位。
やっぱこの人、才能あるのよ。

年齢を考えると、この先はそれほど長くないだろう。
たとえ年俸が半分になっても、もう一度川崎でやりたい、という気持ちは分かる。
↑に「ドイツでは結果が出ず」と書いたが、一応彼がいた時にヴォルフスブルクはリーグ優勝してるんだよね。
ただし、彼個人は出場機会に恵まれず、逆に悔しい思いをしただろう。
また、Jリーグでも自分が抜けた年に川崎がリーグ優勝。
これも悔しい話だ。
彼はその才能の割に、あまり報われていない人だと思う。

2018年、大久保がようやく報われる一年になりますように…。
2017/12/26(火)13:16

☆関西人
市場価格
シーズンは一旦終了、選手たちは今オフに入っている。
とはいえ、このオフ期間中にバタバタする選手もいる。
たとえば、原口元気がそうだ。
彼のヘルタ退団は、ほぼ確実だろう。
というか、ここまで露骨にホサれてる以上、退団すべきなんだ。
契約満了となる、来夏までこのまま待つ?
いやいや、それじゃ彼は選手として朽ちてしまう。

問題は、ちゃんと今冬に他クラブからオファーがあるかどうかである。
半年前はプレミアからオファーがあるとか言いながら、なぜか最終的には破談になったワケよ。
移籍金が高すぎた?
聞けば、ヘルタが提示したのは7億〜8億だったらしい。
一方、プレミア側からのオファーは3億〜4億だったらしい。

で、問題は原口の適正金額はいくらなのか、ということ。
ドイツ『transfermarkt』が発表した「推定市場価格」によると、日本人選手のランキングは↓の通り。

@香川・・・16億9000万
A岡崎・・・9億1000万
B大迫・・・7億1500万
C吉田・・・6億5000万
C清武・・・6億5000万
C久保・・・6億5000万
F武藤・・・5億8500万
G長友・・・4億5500万
G南野・・・4億5500万
I乾・・・・3億9000万
I酒井高・・3億9000万
I小林祐・・3億9000万
L本田・・・3億2500万
L原口・・・3億2500万
L酒井宏・・3億2500万
L浅野・・・3億2500万
L森岡・・・3億2500万

はい、こんな感じです。
なるほど、原口の移籍金7億〜8億は不相応だったということか…。
プレミアのオファー金額の方が適正だったということね。
しかし私なんかは根が貧乏性なんもんで、こういうランキングを見ると「香川を召集外にするのはモッタイナイ…」と思っちゃうのね(笑)。
イメージ的に、16億をポイっと捨てちゃう感じ。
岡崎も呼ばないのはモッタイナイ。
「値段高いのは呼ばなきゃ損でしょ〜」というのは、いかにもガメつい関西人気質かい(笑)?

先月、「ハリル代表の市場価格は68億6000万」というニュースを耳にした人は多いと思う。
その68億とは、上記ランキングにおける各選手の数値を合算して出した総額なんだろう。
68億と聞いても高いのか安いのか分かりにくいけど、ブラジルの800億と比較すると屁みたいなもんである。
ちなみに、日本の68億は韓国にも劣っている。
韓国は、ソンフンミン効果か?
しかし、これにはカラクリがあって、ようするにハリルが上記ランキングの1位2位である香川と岡崎のふたりを外してしまったのが原因。
もしこのふたりを外してなきゃ、日本は韓国よりも確実に上なのに…。
ちなみに、ハリルお気に入りの選手たちを見ると

長谷部・・・1億9500万
山口蛍・・・1億9500万
長澤・・・・9100万
井手口・・・8450万
川島・・・・3300万

といったところで、意外とリーズナブルなんだ。
というか、川島安すぎ…(涙)。

ところで、今季のJリーグMVP小林悠がいくらで設定されてるかを調べてみると、1億6900万だった。
MVP獲ったから今後に高騰すると思うが、それでもリーズナブル。
ちなみに昨季MVPの憲剛はいくらかというと、なんと6000万です。
清武の10分の1以下か…。
ジジイは、値段落ちるのね。
レジェンド・ヤットですら、いまや6500万という扱いである。

というか、総じてJリーガーの市場価格は低い。
清武だけは6億5000万、国内で群を抜いてるが、ちなみにセレッソがセビージャに支払った移籍金はJリーグ史上最高額だったらしいよ。
セレッソ、太っ腹なクラブだなぁ…。
いや、ヘタすりゃ原口だって、今冬の移籍市場でJリーグ復帰は有り得ない話ではない。
あと、長谷部もまた来夏でフランクフルトとの契約が満了、そろそろJリーグ復帰を視野に入れてると聞く。

鹿島は、内田を受け入れるみたいだね。
さぁどうする、浦和?
2017/12/26(火)9:47

☆関西人
23
最近、ロシア本番の23名枠がどうなるかを考えている。
今考えたところで半年のうちに想定外の故障や不調は必ず起きるので、予想が的中することはほぼないんだが。
とはいえ、的中させることを目的にシミュレーションするワケではない。
というか、こういうのに目的なんて特にないんだ。
何かの目的や意義があるワケじゃなく、ただ楽しいからやってるだけ。
趣味とは、本来そういうもんだろう。

で、23名シミュレーションを始めると誰しも気づくことだが、とてもじゃないけど入ってほしい選手を全員入れるには23名という枠の上限は少なすぎるのよ。
まず、GK枠は3名が必須だろ。
そしてDF枠は、CBがスタメン2+リザーブ2、SBがスタメン2+リザーブ2で合計8名が必須。
ここまでで、8+3=11。
23−11=12。
つまり、あとのMF枠とFW枠は12を上限にして考えていかねばならない。

じゃ、MF枠とFW枠における「レギュラー当確」をシミュレーションしてみよう。

長谷部
山口
原口

大迫

以上の5名だろうか。
あとは、当確とまではいかないまでも、浅野、久保、井手口のリオ世代3名はかなりそれに近い。
ならば彼らを加えて、合計8名。
…ん?
8名?
↑に書いたけど、MF枠+FW枠の上限は12名だぞ?
あと、4名しか入れられないじゃん。
仮に「ビッグ3」を全員ロシアに連れていくなら、残る枠はあと1名しかない(笑)。
どうすんのよ、大迫のリザーブになりそうな長身FWを入れたら、それでもう終了じゃん。
清武は?
柴崎は?
森岡は?
大島は?
長澤は?
小林祐は?
小林悠は?
伊東は?
今野は?
全員、無理ということになる。
特に色々物議をかもしたE-1メンバー、なんのかんの言いながらも最終的にはほとんど入らないんじゃないの?
何だよ、あれはただJリーグの醜態を晒しただけの大会だったんかいな…。

これでひとつ分かったことは、もしE-1組から誰かをロシアに連れていこうというのなら、必ず代わりに上記の当確組から誰かを落選させなきゃならん、ということ。
まぁ、それはあるかもしれない。
仮にビッグ3をまるごと外せば、そこに3枠が空くんだからね。
このビッグ3、3人全員が揃ってロシアに行くことは、もはや有り得ないような気がしてきた。

いや、FW枠+MF枠の人数捻出の為、敢えてDF枠を縮小することも考えられなくはない。
↑に「DF枠は8名」と書いたが、意外と7名にする可能性はある。
SBは右に宏樹、左に長友、そして左右兼用のリザーブで高徳とすれば、SB枠は3に設定できるから。
万が一の場合にも槙野はCBとSBの両方をできるし、あと召集されるか怪しいにせよ、植田にも右SBというオプションがある。
じゃ、DF枠は7でイイんじゃない?
DFを7にすると、合宿の紅白戦がDF不足で困る?
いや、大丈夫。
本大会では必ず「トレーニングパートナー」といって若手を同行させるのが慣例になってきたし、また人数合わせで初瀬あたりを連れていけばイイのよ。

OK、これで1名ほど攻撃選手の枠拡大にメドがついた。

じゃ、現時点で私が考える23名リストを書こう。

【GK】
川島(経験値)
西川(キック精度)
中村(成長株)

【センターバック】
吉田(DFリーダー)
槙野(CBとSBを両方こなせる強み@)
昌子(次世代DFリーダー)
植田(CBとSBを両方こなせる強みA)

【サイドバック】
長友(経験値)
酒井宏(安定)
酒井高(左右兼用、ボランチも可)

【守備的MF】
長谷部(キャプテン)
山口(安定)
井手口(02年大会の稲本的立ち位置)

【攻撃的MF】
本田(左足キッカー)
香川(エース?)
清武(右足キッカー)

【ウィング】
乾(ドリブラー)
原口(ハードワーカー)
浅野(スピードスター)
久保(ストライカー)

【センターFW】
大迫(ポストワーカー)
杉本(ジョーカー空中戦)
岡崎(ジョーカー2TOPオプション)

意外性もヘッタクレもない、つまらんリストになったね(笑)。
でも、DF枠を1名減にすることにより、かろうじてキッカーの清武を入れることができました。
ただね、よく見ると守備的MFが3名で手薄なのよ。
ホントいうと、守備の便利屋として今野、もしくは遠藤航のどちらかは絶対に入れておきたい。
となると、代わりに誰かを落選させなきゃなぁ…。
2017/12/24(日)21:46

☆関西人
冷遇されるベテラン
先日、テレ東「スポーツウォッチャー」で元なでしこ・川澄奈穂美の特集を観た。
「元なでしこ」と書くと、まるで彼女がピークを過ぎた落ち目の選手と誤解されるかもしれない。
実際は、彼女って米国の女子プロサッカーリーグにて今季アシストランキング第1位(得点は6ゴール)だったというんだから、今なお現役バリバリである。
なのに、彼女が放つ「過去の人」感は一体何なんだろう…。

まずひとつに、なでしこブームが終焉したことが大きい。
いまや、なでしこリーグの平均動員は1000人台。
ブーム以前の規模に戻っているらしい。
一時は、その10倍ぐらい入ってたのに…。
私は川澄さんが米国で活躍してること自体を知らなかったし、ましてや米国リーグのアシスト王ならメディアはもっと盛り上げるべきところを、意外と扱いは控えめ。
彼女が32歳のオバサンになったから?
いやいや、彼女は今なお十分に綺麗だよ(笑)。

で、問題は代表の彼女に対する扱いである。
米国では十分活躍してるのに、ずっと彼女は代表召集されていない。
このへんは、男子代表も女子代表もよく似た傾向なんだね。
今の代表監督はAFC年間最優秀監督賞4度受賞の名将・高倉麻子さんで、彼女が監督になってからは一度も川澄さんは召集されてないらしい。
世代交代をし、岩渕あたりの年齢層を軸にして強化していく方針かと。
よって、今の川澄さんは憲剛みたいな位置付けになっている。
とはいえ、なでしこがE-1で北朝鮮戦に惨敗した今、さすがに待望論がキテるだろうなぁ。
どうだろう、高倉さんは彼女をいずれ召集するのか?
川澄さん自身は、戻る気マンマンなんですけど。
健気にもE-1の試合をスタジアムで生観戦し、手作りのお菓子を選手たちに差し入れしてる姿を見て、私はますます彼女のファンになったよ。

しかし川澄さんって見た目の可愛らしさとは裏腹に、結構気の強い女性である。
番組の中で、彼女はこう言っていた。

「私、世代交代って言葉、嫌いなんですよね」
「代表って10代だろうが40代だろうが年齢に関係なく、良い選手なら呼ばれるべきものじゃないですか」

おぉ〜、自分を召集しない高倉監督にイラついてる様子(笑)。
これは「呼べよ、ムカつく」と言ってのけた本田と全く同じである。
リーグで活躍してない選手がそれを言うのは不謹慎だが、さすがに米国リーグのアシスト王ならイラついた発言をする権利は十分あるさ。

ところで、今日のニュースには「Jリーグ、今季入場者数が過去最多」という記事があった。
なでしこリーグの平均動員が1000名ぐらいなのに対し、Jリーグの方は今季1万8883名。
これは過去最高の動員だったらしい。
この明暗、何だろうね。
Jリーグって、今年過去最高の要素ってあったっけ?
ダゾーン効果?
たとえハリルの国内リーグ冷遇があったところで、それと無関係にJリーグが過去最高動員というのが面白いな、と思って。
来季は、ひょっとしたら内田が帰ってくるかもしれんし、長谷部も帰ってくるかもしれん。
また動員記録を更新しちゃうかもね。

なでしこ、頑張らんかい!
2017/12/24(日)0:33

☆関西人
パサーA
続きね。

↓にパサーのネタを書いてて、ふと思ったのが「香川ってパサーなんだろうか?」ということである。
多分、そういうカテゴリーではないだろう。
時折、超絶なパスを出しはするけど。
じゃ、ドリブラーかというと、これも違う気がする。
時折、超絶なドリブルはするけど。
じゃ、ハードワーカー、ダイナモのタイプかというと、これも違う気がする。
一応世間一般ではシャドーストライカーという解釈が多いかもしれんが、でも実際はストライカーというにはあまりにも低い位置でプレーですること多いよね。
結局、私は香川という選手のカテゴライズが、いまだよく分からない。
とりあえずMFだろうな、というのはあるんだけど。

それでも、香川は評価の高い選手だ。
それもファンからというより、身内からの評価が高いと思う。
清武などは、いまだ香川に比べて自分の資質が全く劣っていることを公言している。
本田なんかも、香川の才能をかなり認めてるよね。
で、案外ファンの方が彼のプレーを見て「?」となるワケよ。
そんな言われてるほどに凄いのかな、と。
いわゆる、シロウト目には分かりにくい凄さなのか?

思うに、香川の凄さはピッチ内でこそ理解しやすい類いなんだろう。
体感して、その凄さが分かるタイプ。
逆に遠距離からではその体感部分がほとんど分からないので、評価はどうしても微妙になってしまう。
思うに、香川はフットサルとかやらせたらかなり巧いタイプかも。
スペースがない狭いところで妙技を繰り出し、スルスルッとゴールを決める。
フットサルなんてのは遠距離から見てると、技も何もよく分からないんだよね。
リプレイの映像で初めて「あ、こういう技を出してたんだ」と理解できる。
思えば香川って、どちらかというとそういうタイプの選手だ。
近距離でやってるチームメイトはそのへんが見えてるので、「シンジは凄い」と皆が口を揃えて言う。
乾、宇佐美あたりもそういうタイプかな。

一方、清武も香川とよく似たタイプとは言いつつ、でもフットサル的なフィールドというよりは、もっとサッカー的なフィールドの選手である。
球を蹴ることでは、中距離的なところで巧い。
あと、サッカー的な視野の広さもある。
思うに香川が典型的なアタッキングサードの選手であるのに対し、清武の場合はアタッキングサードのみならず、ミドルサードでもその良さを出すことができるタイプでしょ。
特に弱いチームでの経験が豊富な選手なので(今のセレッソは違うけど)、私はワールドカップで逆にイイと思うんだわ。

あと、本田圭佑はどうなんだ、という話。
本田もパサーなのか何なのか、分かりにくい選手だ。
ポジションは、今まで右サイド、トップ下、インサイドハーフ、FW、左サイドなど色々やってきている。
どれがベストかは、いまだよく分からない。
ハリル代表の機能でいうなら、彼のタメを作る能力は大迫にやや近い。
となると、適正ポジションはFWかトップ下かな?
ならば本田が前、香川がその後ろというタテの2TOPもジョーカーとしては面白いかも。
たとえば、スタメンは

・・・・大迫
乾・・・清武・・久保

というスタンダードな形にしといて、いざ「このままではヤバい…」というピンチの状況になった時には
大迫→本田
久保→香川
に2枚替えの交代を敢行、

・・・・本田
乾・・・香川・・清武

というイチかバチかの旧ラインに戻すんだ。
ちなみに、2列目は全員セレッソ。
右からは清武の高精度クロス、左からは乾の超絶ドリブルからカットイン、そして真ん中では本田が体を張って敵CBの圧を食い止め、その後ろでは香川がフットサル的なスモールサッカーを展開する。
なかなか悪くない機能だと思う。

本田&香川、かなり贅沢な使い方だけどね。
2017/12/23(土)0:23

☆関西人
パサー
今、改めて日本にはパサーが必要なのかな、と思う。
E-1を見てて、そう思った。
そりゃ、豪州戦では山口+井手口+長谷部という中盤で機能したから話は少しややこしいんだけど、あれは豪州がたまたま繋ぎに偏った戦術だったからこそハマった、という結果論。
豪州とは違う戦い方をしてくる相手には、やはり中盤にパス能力が求められるということがE-1を見ても明らかだったよ。

で、日本のパサーって誰?
パッと思いつくのが4人。
清武、柴崎、大島、森岡である。
どれも甲乙つけがたいテクニシャンだ。
でも、全員がロシアに行くことはまずないワケで、多くてふたり、あるいはひとりという可能性も高い。
じゃ、仮にひとりだけこの4人の中から選ぶとして、皆さんなら誰をチョイスする?
これは好みの問題になるだろう。
と同時に、選ぶタイミングでのコンディション次第ともいえる。
この人たち、結構ケガ多いから。

でも、私が「ひとりだけ選べ」と言われた時、その回答は実をいうと決まってるのよ。
それは、清武である。

まず清武の優位性は、その経験値。
4人の中では最も代表歴が長く、前回W杯、および大会4位になったロンドン五輪も経験している。
クラブでは長いことブンデスで揉まれてきたし、短い期間ながらセビージャでもやってきた。
そして何より、清武は代表の多くの選手たちから「キヨとはやりやすい」と言われている。
FWの軸である大迫もそう言ってるんだから、以前からトップ下は香川じゃなく、清武の方がイイんじゃないの?とすら思ってたよ。
香川は、必ずしも誰とでも合うタイプというワケじゃない。
だけど清武の場合は、不思議と誰とでもうまく合わせることができる。

あとは、キック精度の高さについては今さら言うまでもあるまい。
FK、CK、サイドからのクロス、彼のキックは全て質が高い。
一応、代表の中ではキック精度部門の1位じゃないだろうか?
そして、私は彼のリーダーシップにも期待している。
彼って、実は長谷部の後の主将をやりたいと公言してるんだよね。
そんな選手、今のところ彼以外にいない。

じゃ、今度は弱点の話ね。
彼の弱点は、やはり守備力だろう。
その点を言うと、↑の4人ともがそこは不安なんだけど。
ただ、清武はスペ体質っぽいイメージがあるので特に不安。
起用されるポジションは、トップ下、もしくはインサイドハーフということになると思うんだが、このポジションは井手口みたく硬質なのをスタンダードとして捉えると、ちょっとツライっすね。

私は、以前にベンゲルが言っていたことを少し思い出した。
彼は現代サッカーにおいて攻守バランスが極めて重要であることを強調しつつ、そのバランスを作る為にはふたつの方法論がある、と語っていた。

@守備をできる選手に攻撃力を仕込む

A攻撃をできる選手に守備力を仕込む

さぁ、皆さんならどっちの方がイイと思う?
ベンゲルはどちらもありだと前置きをしつつ、「私はAの方が好き」と言っていた。
しかしハリルの場合、彼のサッカーを見てると、少し@の匂いを感じるんだよね。
その一方、@の限界をE-1で見せられたような気もするのよ。

私自身の考え方としては、やはりAである。
守備的な選手がヘタクソな攻撃するのを見るのは正直あまり好きじゃないが、逆に攻撃的な選手がヘタクソなりにも守備をするのを見るのは、結構好き。
清武にはAのパターンで、是非スタメンに入ってほしいなぁ。
忘れてもらっちゃ困るがハリルジャパンの初陣は、香川がベンチ、代わりにトップ下先発が清武だったんだからね?
2017/12/21(木)23:49

☆関西人
ラージリスト
ハリルは先日の会見にて、2018年のプランについて言及していた。
まずは3月の遠征に向け、35名ぐらいの「ラージリスト」を作るんだそうだ。
そして遠征後には30名ほどに絞り込み、基本的にはそこから本選用の23名が選ばれることになるらしい。
ということは、まず3月のラージリストに入らない選手はほぼ本選の可能性がなくなるということだ。
このリスト、重要だね。

じゃ、そのラージリストがどうなるかというのを今回は少し考えてみよう。

まず、大体「既に当確」とされているメンバーは↓の通りである。

大迫
原口

久保
浅野
山口
長谷部
長友
酒井宏
酒井高
吉田
川島

以上12名

で、今回のE-1でアピールしたと思われるのが、

小林悠
川又
伊東
井手口
今野
昌子
三浦
植田
車屋
中村
東口

以上11名

E-1に出られなかった浦和組、および負傷離脱組からは

杉本
清武
大島
長澤
槙野
遠藤航
西川

以上7名

12+11+7=30

あと数名ほど枠に余裕があるので、海外組から「ビッグ3」を含めて何人か追加しておこう。

本田
香川
岡崎
武藤
柴崎

以上5名で、総勢35名。

まぁ、大体こんなもんかな?
残るは小林祐、森岡、倉田、このへんはひょっとしたら大島より序列が上かも。
「見たかった」と言われた西、あと森重も来年には復活してくるかもしれない。
あるいは、手倉森推薦枠で中島のリスト入りも可能性はゼロじゃないわな。
候補的には、約40名ほどいると思う。
でも、これ以外のサプライズ選出はさすがにないんじゃないの?
まさか憲剛とか、今さらないよね(笑)。

まとめると、

【GK】4
川島
東口
西川
中村

【DF】9
吉田
槙野
昌子
三浦
植田
長友
酒井宏
酒井高
車屋

【MF】13
本田
香川

原口
清武
柴崎
大島
長澤
長谷部
山口
井手口
今野
遠藤航

【FW】9
大迫
岡崎
久保
浅野
武藤
杉本
小林悠
川又
伊東

で、ここから最終的に12名が脱落する。
その12名は、序列として何となく分からなくもないんだが、ここにきて意外とヤバそうな予感がするのが実は長谷部である。
彼の膝、来夏までにもつのか?

ぶっちゃけ、23名リストのうち序列15番目以降の選手はあまり試合にも出ないだろうし、そこは私、あまり興味ないのよ。
だけど序列トップグループの長谷部になると、話はまた別。
ハリルは「長谷部の代わりをできる選手はいない」と言ってるし。
これ、戦力的な意味というよりは、リーダーという意味ね。
もちろん主将そのものは吉田でも務まるだろうが、でもE-1見てて思ったんだけど、やはり主将って試合の流れを読み、ベンチに頼ることなく戦術を現場で軌道修正していくぐらいのリーダーシップ、および戦術眼が必要だと思うのよ。
E-1は、それをできる選手がいなくてあんな壊滅状態になったワケさ。
あれ見て、ちょっと寒気がした。
仮に日本が本選でベストメンバーを組んだとしても、そこには長谷部がいなかったとしよう。
中盤守備だけなら、もちろん山口だって十分できる。
だけど山口に、あるいは吉田に、壊滅を回避するだけの修正ができるのかな?

意外と「ビッグ3」がポスト長谷部として、必要なパーツな気がしてきた。
このチームのリーダーはハリルのみ、というサッカーだけは勘弁して下さい。
2017/12/20(水)16:50

☆関西人
合格、不合格
こういう事態になってしまったので、世間がハリルの全否定に走ってしまうのは感情としてよく分かる。
でも、ハリルがやろうとしてることは必ずしも悪いことばかりじゃないのも事実なんだ。
彼は彼なりに日本サッカーを研究し、その弱点を補強しようとしてくれている。
その具体例が、デュエルとタテへの意識改革である。

このふたつについては、どちらかというとウチの苦手分野。
我々は体躯の劣勢、身体能力の劣勢を自覚してるからこそ、できるだけコンタクトを避け、タテよりむしろヨコに展開してすり抜けていくようなサッカーを培ってきたんだ。
ハリルはそれを見て、最初「?」と思っただろう。
なんせ、彼はフランスやアフリカ等、身体能力高い選手が多い地域で指導してきた人だから。
だから、日本サッカーの欠落した部分に敢えてテコ入れしようとしたのは、なかば必然だったかもしれない。

確かに、日本サッカーはバランス悪いっちゃ悪いんだよ。
それは分かってる。
ひとつ、お勉強で考えてみてくれ。
国語、数学、英語、理科、社会。
仮に受験には5科目が必要だとして、今の我々の偏差値は
国語62
数学40
英語58
理科39
社会49
みたいな感じである。
理数系が悪いから私立文系3科目受験という話ではなく、5科目受験が前提ね。
じゃ、どうやって志望校合格を狙うべきなのか。
これ、考え方がふたつに分かれると思うんだ。
ひとつは、苦手な理数2科目を徹底的に勉強し、弱点補強するという考え方。
あともうひとつは、得意とする国英2科目を徹底的に勉強し、強みをさらに伸ばして総合点を上げるという考え方。
皆さんなら、どっちの作戦をとる?

ちなみに、ハリルがとった作戦は前者だった。
日本が苦手そうな科目を、敢えて勉強させようとしたんだ。
デュエルしろ、一対一で球を奪え、すぐにタテにいけ、裏を狙え、と。
難しい要求だ。
これがフィジカルに秀でたアフリカ人なら、そんなに難しい要求ではないだろう。
逆にアフリカ人には、日本人がよくやるワンタッチでポンポンとトライアングルのパスを繋いでいくような軟らかいサッカーの方が、よっぽど難しく見えるかもしれない。
そう、こっちが難しくないことは向こうには難しくて、こっちが難しいことが向こうには難しくない、ということさ。
言うなれば、理系の人は文系の人が易々と古文読解してるのを見て「スゲー!」と思うし、文系の人は理系の人が易々と微分積分問題を解いてるのを見て「スゲー!」と思う、そういうニュアンスである。

で、入試というのは必ず目標点(合格最低点)が設定されている。
たとえば、5科目で500点満点中300点取れたら合格圏、とか。
そして、その300点の内訳は人それぞれであり、たとえば
国語60
数学60
英語60
理科60
社会60
これで合計300でもイイし、あるいは
国語100
数学0
英語100
理科0
社会100
これで合計300という形でも別にイイ。
後者は、あまりにも極端な例ではあるけど。

でさ、ここでハリルの考え方はハッキリしているのよ。
受験では得意科目を伸ばすことよりも、まず苦手科目の克服こそが優先だ、と。
彼は数学偏差値40以下の生徒(つまり日本人選手)を、数学強化により偏差値50以上に導こうとしてくれている。
それこそが5科目の総合点を上げる一番手っ取り早い策だ、ってね。
まぁ、それが間違いってワケじゃない。
一方、苦手科目はやりすごし(頑張っても点数が伸びにくいので効率悪い)、得意科目の方を伸ばすような思考の監督といえば、やはりザックがそうだったかな?
彼は守備で一対一の局面をできるだけ避けて(非デュエル?)、一対複数の囲い込みプレスを徹底させた。
攻撃においては、タテよりむしろヨコの揺さぶりだったよね。
日本伝統のショートパスの連携を熟成し、今思うと得意科目を徹底して伸ばしていこうという考え方だったような気がする。
まぁ、結果としてそのサッカーは入試本番で合格最低点に届かず、見事受験は不合格に終わったんだけど…。

ぶっちゃけると、私はどちらの強化方法論が日本にとってベターなのか、正直よく分からないんだ。
勉強しやすい得意科目の点数を伸ばすべきか、それとも伸びしろが大きい苦手科目の点数を伸ばし、バランスを良くすべきか。
これ、意外と難しい問題だよ?
そして、これのどちらをベターとするかにより、ハリルという指導の評価って全く変わってくると思うぞ。
2017/12/20(水)9:06

☆エルマンデル◆hkJa9s
男性 45歳
アルジェリア代表の
選手を誰か知ってますか?
と、質問されたら、誰か名前をあげられますか?
普段、プレミアを観ている人は岡崎のチームメイトでありますレスターの「マフレズ」と答えますかね!
あるいは同じく「スリマニ」とも!
CLが好きな人ならFCポルトの攻撃の中心である「ブライミ」、モナコの技巧派ドリブラーの「ゲザル」辺りか?
リーガがならば、長年バレンシアで10番を着けて攻撃を牽引した「フェグリ」(現在はトルコのガラタサライへ移籍)、最近ならばベティスの守備の要である「マンディ」又は同じくベティスで10番のファンタジスタ「ブデブス」かな!
セリエならば首位を走るナポリの左SB「グラム」、元インテルで現在はボローニャのタイデルなんかも有名ですね!
ブンデスはシャルケの中盤を支える「ベンタレブ」(現在は怪我で離脱中だが)、タイデルと同じく元インテルでブレーメンの「ベルフォディル」なんかもアルジェリア代表経験がありますね!
いったい何の話しかと言いますと、これらの選手はハリルホジッチ監督がアルジェリア代表監督をしていた時代に代表に呼ばれていた選手達なのです!
正直、かなりのメンツが揃っています!
これだけのタレントが揃っているにも係わらず、今回、アルジェリア代表はW杯予選を敗退してしまいましたが…!
実は近年、フランスの各紙ではアルジェリア代表を「アフリカNo.1のタレントを揃えている」と評しています!
ハリルホジッチが就任した当初も当然のよう「アフリカの実力国のひとつ」と言われていました!
アフリカネーションズカップでも優勝候補の筆頭になっていましたし!
ところが、そのアフリカネーションズカップでは、あっさりGL敗退!
W杯予選でも敗色濃厚な場面からラッキーゴールでなんとか出場だけは決めたものの、いつしか「アルジェリア代表は弱い!」と言う評価に代わって行きました!
その後のW杯でのアルジェリア代表は誰もが承知しているでしょうから、特には書きませんが、あれだけ高い評価を受けたアルジェリア代表時代のハリルホジッチですが、ホントW杯の直前まではずっと「解任」との声が上がっていた状態でした!
ですので、イロイロ言われてはいますが、今の日本代表にそんなに悲観的になる必要はないのかな?と思っています!
根拠は全くないのですが、なんとなく、それなりの結果は残してくれるのではないですかね(笑)
そんな気がしています!
あっ、ちなみに、今回のアフリカのW杯出場国の中では「セネガル」が一番実力的に力が上だそうです!
それは私も個人的に賛同しますよ!
2017/12/19(火)1:05

☆関西人
責任の所在
今回の惨敗、私としては監督、選手、どちらに責任の多くがあるか、計りかねてる部分があるのね。
選手が不甲斐ないプレーをしてるように見えて、それは監督の指示だった可能性もある。
また逆に、選手が監督の指示通りにプレーできなかった、という可能性もある。
前者なら監督の責任がデカイし、後者なら選手の責任がデカイ。
これ、よく分からんよなぁ。

ひとつ違和感を覚えたのは、プレスのスタートライン。
私の予想より、低かったんだよね。
個人的に、あれは監督の指示だったんじゃないかな、と。
なぜ低くしたかというと、ポゼッション率の調整。
今大会、日本はボール支配するが点を決めきれないシーンが目立っていた。
以前に「ポゼッション率30%台」のサッカーの価値を説いてたハリルだけに、敢えて韓国に球を持たせ、こっちに引きずり込んでからのカウンターを狙おうとしていた可能性は否定できない。
わざわざ傷んでた伊東を先発させたぐらいだし、速攻カウンターは狙いだっただろう。

違和感その2。
今回はタテのクサビが意外と少なかったのよ。
いつもなら、もう少しタテに入れるじゃん?
でも今回は、サイドでのビルドアップにかなり偏っていた。
タテパスを入れたくても、中が堅くて入れられなかった?
もしくは、ロストからのカウンターが怖くて入れられなかった?
北朝鮮戦、金崎はサイドに流れたことを監督に叱られていた。
つまり、ハリルはFWが真ん中で球を受けることを求めてたはずだ。
なのに、タテパスは出ない。
これは、どちらかというと選手側の判断だったんじゃないかな、と。
その結果、経路はサイド一辺倒になり、伊東の仕掛けなんてほぼ100%止められてたよね。
中と外の使い分けがあってこそサイドの突破が生きるのに、サイドしかないと分かってりゃ、伊東のスピードでも止めるのは難しくなかっただろう。

でもさ、たとえ中を締められても、そこにパスを通せる選手はいるんだよ。
そういう選手を中盤に置かなかった意味では、ハリルも悪い。
あぁ、本来は清武も大島も召集してたんだったね。
でも、代わりに呼んだのは土居だろ?
土居は良い選手だが、タイプが違う。
あと、高萩は?
北朝鮮で、諦めちゃったか?

私が思うハリル代表の基本機能って、

・・・・ポスト
ドリブラー・・・スピードスター
・・マルチプレー・ダイナモ
・・・・バランサー
オーバーラップ・・オーバーラップ
・・ストッパー・ストッパー
・・・・GK

である。
もともとE-1開幕前の合宿では、中盤に清武、1TOPに金崎という布陣が紅白戦の主力組だったそうだ。
清武のパスが金崎のところで綺麗におさまり、機能は上々だったと聞く。

・・・・金崎
阿部-清武-井手口-小林
・・・・今野
車屋・昌子-三浦・室屋
・・・・中村

ところが清武は合宿中のアクシデントにより離脱、さらに中国戦にて大島もアクシデントで離脱。
ハリル、不運だね〜。
↑の設計図でいうところの「マルチプレー」の機能は、代替として倉田が託されることになった。
ハリルは、倉田を清武と同じカテゴリーの選手と捉えてるようで、以前に清武を召集しなかった時にも「今回は倉田を呼んだ」とコメントしている。
そう、このチームのゲームメイカーは倉田だったのさ。
タテにクサビを入れるも入れないも、あるいは右サイドを使うも左サイドを使うも、ハリルが倉田の戦術勘に頼る部分は大きかっただろう。
もう少し倉田と小林のタテのラインが機能すりゃ、展開はまた違ってたんだろうけどね。

しかし主導権を向こうに握られたのは、↓にも書いたが敵のパスの出所にフタをできなかったからである。
パスの出所はセンターバックとボランチの3点があり、小林のチェイスはほぼ無効化されていた。
あれは小林の責任というより、中盤選手の問題。
意味ないところで選手が余ってて、ただスペースを埋めてるだけ。
ブロックの均等を崩しちゃいかん、という判断か?
たとえブロックが整ってても韓国のタテパスひとつで崩されてたのが現実なんだから、ブロックを崩してでもそのひとつ前の段階を潰しておくべきだった、と思うけどね。
これは監督の責任というより、選手側の問題だったと思う。
このチーム、誰かリーダーはいなかったのか?
倉田は試合中、ハリルに呼ばれてようやくポジショニングを修正していた。
結局、リーダーは監督かよ?
後半はハーフタイムに指示があったのか、守備のやり方は少し変わったけど、もうすでに1-3だったからね。
時すでに遅し、である。
今思えば、前半が全てだった。

まぁ総括すると、監督と選手、その責任はどっちもどっちである。
しいていうなら、6:4で選手の方が不甲斐なかったといえる。
それは対応力、自主的な修正能力がなかったという点で。
プランを組んだのは、確かに監督だ。
しかし、事前に試合展開を100%読めるほど監督も神じゃない。
あとは、対応するのはピッチ上の選手たちだろう。
なのに選手たちは、試合が始まってプランのマズさに気づいてもなお、ベンチの指示があるまで待ちの姿勢だった気がするのよ。
誰か、声を出してたか?
先日に「長谷部に代わる選手はいない」とハリルが愚痴ってたことの意味、なんとなく韓国戦で理解できた気がした。

しかしそれも、リーダー資質のある選手を召集しなかった点で(今になって憲剛の名前を出しても遅い)、突き詰めればハリルの責任か…。
本来はその役割を期待したに違いない、年長者の今野にキャプテンの依頼をしたところ、辞退されたと聞く(笑)。
これ、笑い話に聞こえるけど、結構笑えない話だよ。
もしも槙野など浦和組がいれば、あるいは唯一「キャプテンやりたい」宣言をしてた清武がいれば、など色々あるんだが、彼らがいなかった不運を含めて、サッカーの神はハリルに「代表監督降りろ」と言ってるような気がするね。
2017/12/18(月)12:26

538536

掲示板に戻る