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過去ログ527 2017/9/15 15:26

☆若葉
海外組実績と日本代表
アテネ世代

ーーーー闘莉王

ー松井ーーーー大久保

ーーー今野ー長谷部

ーーーーー阿部

徳永ーー那須岩政ー駒野

ーーーーー川島

↑CBを中澤闘莉王にして1Topを本田にし長友と遠藤入ればアウェイでの快挙南アフリカW杯ベスト16


快挙アウェイ南アフリカベスト16
後年の実績含みます。
ーーーー本田
ーー(セリエA6点)
ー松井ーーーー大久保
(仏レギュラー)(J1 3年連続得点王)
ーーー遠藤 長谷部
ーー(J1mvp)(独レギュラー)
ーーーー阿部
ーー(レスターでレギュラー)
長友 闘莉王 中澤 駒野
(セリエA)(J1mvp)(J1mvp)(ベスイレ)
ーーーー川島
ーーー(仏レギュラー)


北京世代

ーーーー興梠
ー乾ーー(ハーフナー)ー岡崎
(倉田)ーーーー(小林悠)
ーーー本田高萩
ーーー(柏木)(家長)
ーーーー永木
ーーーー(青山)
長友ー森重 吉田ー塩谷
(槙野)(千葉)(水本)(森脇)
ーーーー東口
ーーーー(西川)

ロンドン世代

ーーーーー大迫
ーーーーー(川又)
原口ーーー(杉本)ーー武藤嘉
(齋藤)ー森岡ー柴崎ー(宇佐美)
(柿谷)ー(山村)(香川)ー(水沼)
ーーー(小林祐)(清武)
ーーーー(扇原)
ーーーーー山口
ーーーーー(米本)
福森ー昌子 鈴木大ー宏樹
(吉田豊)(丸山)(谷口)(高徳)
ーーーーー権田
ーーーーー(守田)

2008ロンドン五輪4位
徳永ー吉田鈴木ー宏樹
(180p)(189p181p)(183p)
平均身長 183p
CB平均身長 185p
全員180p以上

2000シドニー五輪best8

中田浩 森岡 中澤
(182p 180p 187p)
CB平均183p
全員180p以上

2010南アフリカbest16
長友ー闘莉王中澤ー駒野
(170p)(185p)(187p)(173p)
平均身長 179p
CB平均身長が186pと過去最高

2002ホーム日韓best16
中田浩ー宮本ー松田
(182p176p183p)
CB平均身長 180p
やはり身長が高い。

逆に

1998フランスW杯予選リーグ敗退

秋田 井原 中西
(180p182p174p)
CB平均身長 178p

2006ドイツW杯予選リーグ敗退

三都主ー中澤 宮本 坪井ー駒野
(178p)(187p176p179p)(173p)
平均身長 178p
CB平均身長 180pだけれど
中澤以外はサイズが…

2014ブラジルW杯予選リーグ敗退

長友ー今野吉田ー内田
(170p)(178p)(189p)(176p)
平均身長 178p
CB平均身長 183pだけれども
吉田以外はサイズが…
今野吉田はボランチ出身。
身長が全てではないですが気になります。あとはビルドアップよりCBとしての守備力が気になります。

リオ世代

ーーーー鈴木優
ー浅野ーー(北川)ーー久保裕
(中島)ーーーーーー(南野)
(車屋)井手口 原川ー(関根)
(小川)ー(鎌田)(大島)ー(伊東純)
ーーー(橋本)(川辺)
ーーーー三竿
ーーーー(遠藤航)
ーーーー(喜田)
山中ー三浦 植田 松原健
(松原后 奈良 中谷 室屋)
ーーーー中村
ーーーー(櫛引)

東京世代

ーーーーー小川

ーー安部ー堂安ー久保建

ーーーー板倉ー市丸

初瀬ーー中山 富安ーー藤谷

ーーーーー小島

12月に東アジア杯があります。
ガチの公式戦です。親善親善みたく前半は怪我をしないように無難にプレーし約束のスタメンをお役御免し後半は途中から6人交代してほぼ二軍で試合後は外国人お決まりのリップサービスで誉め殺しとかもないでしょう。
オーストラリア戦の酒井宏樹に目を見張りました。高さのあるSBが気になりだしました。勿論身長だけでは駄目ですが南アフリカ以来見かけなくなったセットプレーの強化も期待しています。
12月
東アジア杯

ーーーー興梠
ーー(川又 杉本)
ー齋藤ーーーーー金崎
(柿谷)ーーーー(小林悠)
ーーー山村ー井手口
ーー(高萩)ー(原川)
ーー(橋本)ー(大島)
ーー(扇原)ー(川辺)
ーーーー山口
ーーーー(三竿)
ーーー(遠藤航)
槙野ー昌子植田ー森脇
(福森)(三浦)(中谷)(松原健)
(松原后)曽ヶ端ーー(室屋)
(山中)ー(中村)ーー(伊東幸)
(車屋)

フル代表

ーーーー大迫
ーーーー(本田)
ー原口ーーーー浅野
ー( 乾 )ーーーー(武藤嘉)
ー井手口ーー山口
ー(山村)ーー(森岡)
ーーー長谷部
ーーー(森重)
長友ー昌子吉田ー宏樹
(槙野 三浦 植田 塩谷)
ーーーー川島
ーー(曽ヶ端 中村)
↑コンディションが良い日替わりヒーローはいますが真のエースが足りない?
ところで吉田はプレミアレギュラーとはいえ危なっかしい?
森重は世界ではCBとしては物足りないかもしれません。
森重はアジアでもCBとしては物足りないかもしれません。
アンカーならあるいは適応するかもしれません。
吉田も森重もプロでは最初はボランチでした。
CBに攻撃の組立の機能を求めると諸刃の剣の可能性もあるのではないでしょうか。考えづらいですが長谷部不在時に組立に定評がありサイズもある吉田か森重をアンカーに置いてCBに本職の昌子植田GK曽ヶ端とでもあり?浦和さんの槙野 遠藤航 森脇も攻撃の組立等は良いですが本来守備力はあるはずですがCBとしての守備力はどうなんでしょう。ハマるときは良いのですが。でも広島の水本 千葉 塩谷は3回リーグ優勝しました。ただこのトリオには183p183p182pと身長で分があったのか判断が難しいところです。
リオ五輪で塩谷が4バックのCBやって大量失点しましたし塩谷はSBなら身長は魅力ですか?もしかしたら槙野とか塩谷とかは山村みたく攻撃のポジションで使い続けたらどんな選手になったんでしょう。
槙野と森重はアマチュアユース時代で元々FWでしたか?4バックの今野CBはFC東京とガンバ大阪を降格させた一因の気がしますし今野をボランチに戻して翌年J1昇格即3冠でした。今野吉田のCBはブラジルW杯でもコロンビア戦に大量失点しました。森重吉田はコートジボワール戦2失点。ギリシャ戦は相手が前半に退場し10人で参考にしにくいです。闘莉王中澤はCBとしての守備力もあった。
欧州メガクラブとかなら常に主導権を握れますが守備的なポジションに攻撃性を求め美しく勝ち悦に浸れるのはクラブでも代表でも立ち位置が相手よりかなり上位な場合に限るのかもしれない。
2017/9/15(金)15:26

☆関西人
序列
今回、車屋のことを書いていて私は思い出したんだが、ハリルが就任してまだ間もない頃、彼がパワーポイントで作成した「各ポジション別序列表」をメディアに公開したこと、皆さんの記憶には残ってるだろうか?
2015年3月時点での話だが、この「序列表」で車屋は左SB部門の4位だったワケよ。
結構、早い段階で目をつけられてたようだ。

じゃ、この時の「序列表」を振り返ってみよう。

【センターFW】
@岡崎
A大迫
B興梠
C川又
D豊田

【右WG】
@本田
A永井
B小林悠
C柿谷

【左WG】
@乾
A武藤
B宇佐美

【トップ下】
@香川
A清武
B大森
C高萩

【右ボランチ】
@長谷部
A柴崎
B今野
C谷口

【左ボランチ】
@青山
A山口
B米本

【右SB】
@酒井高
A酒井宏
B内田
C塩谷

【左SB】
@太田
A藤春
B長友
C車屋

【右CB】
@吉田
A水本
B昌子
C鈴木

【左CB】
@森重
A槙野
B千葉

【GK】
@川島
A東口
B西川
C権田
D林

繰り返すが、これは2015年3月時点の序列である。
「何で◯◯が入ってないんや!」とか思うだろうけど、今から約2年半前の序列なんだからしようがないでしょ。
そういや、原口が入ってないね。
というか、これはハリル自身がちゃんと自分で選んで作ったモノじゃないだろう。
就任してまだ間もないのに、いきなり選手の能力を把握できてるワケがないし。
おそらく、これは協会技術委員会が主導で作ったんだと思う。
実績が当時まだ無かった車屋をブッ込んでるあたり、彼は技術委員会のイチ押しだったのかと。
ただ、2年半を経て結構入れ替わったと思うし、その入れ替わった部分こそがハリル自身のセレクトと思われる。
たとえば、↑にはリオ世代が全く入ってないが、今では久保、浅野、井手口、遠藤航、植田、三浦、中村航など、かなり入ってきている。

じゃ、今度は2017年現時点の「序列表」を新たに作ってみようか。
やはり、豪州戦のスタメンを序列の上位にすることにしよう。
カッコ内は初期序列との比較です。

【センターFW】
@大迫(初期2位↑)
A岡崎(初期1位↓)
B杉本(初期圏外↑)

【右WG】
@浅野(初期圏外↑)
A久保(初期圏外↑)
B本田(初期1位↓)

【左WG】
@乾(初期1位→)
A原口(初期圏外↑)
B武藤(初期2位↓)

【右インサイドハーフ】
@山口(初期ボランチ枠2位↑)
A柴崎(初期トップ下枠4位↑)
B本田(※WG兼任)

【左インサイドハーフ】
@井手口(初期圏外↑)
A香川(初期トップ下枠1位↓)
B小林祐(初期圏外↑)

【アンカー(ボランチ)】
@長谷部(初期1位→)
A山口(※インサイドハーフ兼任)
B高萩(初期トップ下枠4位↑)

【右SB】
@酒井宏(初期2位↑)
A酒井高(初期1位↓)

【左SB】
@長友(初期3位↑)
A酒井高(※右SB兼任)
B槙野(初期CB枠2位↓)

【右CB】
@吉田(初期1位→)
A植田(初期圏外↑)

【左CB】
@昌子(初期3位↑)
A三浦(初期圏外↑)

【GK】
@川島(初期1位→)
A東口(初期2位→)
B中村(初期圏外↑)

改めて、この2年半で若返ったな〜と思う。
圏外からきた選手って、ほとんどが若手じゃん?
もし技術委員会主導のままでいけば、正直ここまで若返ってなかったかもしれない。

来月にはニュージーランド戦、ハイチ戦があり、ハリルは「このままじゃW杯で勝てない」と言ってるから、新たな選手を召集することはほぼ確実。
また、12月には東アジア杯がある。
これは国際Aマッチデーじゃないので、きっと国内組ばかりの召集になると思う。
「遂に◯◯が呼ばれた!」というのは、このタイミングだろうね。
というか、まだ未召集の国内組にとってはこれがラストチャンスかもしれない。
ならば12月には召集されるよう、Jリーグ残り9節を頑張るしかないだろう。
2017/9/15(金)10:28

☆関西人
サイドバック
↓に車屋の代表待望論を書いたが、左SBといえばもうひとり、私が楽しみにしてる選手がいるんだ。
それは、FC東京の小川諒也である。

この選手はまだ20歳、クラブでも完全な主力というワケじゃないのでA代表はさすがに時期尚早ながら、長友の出身母体・FC東京の若手ゆえ、「長友の後継者」には最もふさわしい人材だと思う。
小川は左利きで、FKを蹴れるほどに左足のキック精度が高い。
そこはクラブの先輩・太田にまだ及ばないかもしれんが、若いからまだ伸びしろはあるよ。
あとスピード、足の速さについては太田より確実に上である。
長友に匹敵するぐらいじゃないか?
あと身長は180cm、これは長友・太田を大きく上回る。
キック精度、スピード、サイズは申し分なく、あとは経験を積んで守備スキルさえ整えば一気にブレークするだろう。
そもそも太田が予定外に欧州から帰ってこなけりゃ(何で帰ってきたんだっけ?)、普通にクラブ側は彼を左SBの主力として構想してたはずだ。

FC東京ってリーグ順位はいつも微妙だけど、人材という意味ではホントに品揃えの良いカタログなんだよなぁ。
左SBに誰かいないかと思ったら小川がいるし、右SBを見ても室屋がいるし、アンカーで誰かいないかと思ったら高萩がいるし、インサイドハーフで誰かいないかと思ったら米本や橋本拳がいるし、左利きのCBに誰かいないかと思ったら丸山がいるし、異常にスピードある奴が誰かいないかと思ったら永井がいるし、これに加えて大久保・前田・梶山・徳永など質の高いベテランがいるし、もちろん森重や林や太田など現役代表クラスもいるし、これはJリーグでもトップクラスの品揃えだと思うよ。
ある意味、代表が人材に困った時のコンビニエンスストア、協会はそういう目的をこのクラブに与えてるんじゃないかというぐらいに、魅力的な人材をここにまとめてストックしている。

思えば、中島をリリースするのも早かったよね。
まだこれからという人材を、あっさり手離した。
で、中島は先日にポルトガルリーグでデビュー。
ポルトガルはレベル高そうだから苦労するだろうと予想してたけど、デビュー戦を見たら予想よりも遥かに良い動きをしてたので驚いたよ。
あぁ、FC東京は主力に定着したとは言い切れない素材でも、実はここまでやれるのか、と。
おそるべし、FC東京。
なのに、何でJリーグで結果を出さないんだろう?
結果を出すより、人材の育成とメンテナンスが優先?
確かにU23チームを発足し、日本サッカー界の至宝・久保くんまで預かってるぐらいだもんなぁ。

あと、FC東京には私が個人的に気になってる若手がいるんだ。
それはDFの岡崎という18歳の選手で、彼のフルネームは「岡崎慎」である。
うわぁ、惜しい。
あと一文字足りないだけじゃん?
私のひそかな夢は、このDF岡崎に早いことA代表に入ってもらい、岡崎慎司と岡崎慎で話をややこしくしてもらうことなんだ。
よく同姓の選手が同じチームにいる場合は、中村俊と中村憲のように下の名前の一文字をとって表記するのがお約束にせよ、この岡崎の場合はそうすると両者とも岡崎慎になるので絶対混乱するはず。
あ、ちなみにDFの岡崎慎の方は「オカザキマコト」だけどね。
しかし、イチローじゃないんだからシンジ・マコトと表記するのも芸がないし、できれば岡崎(S)と岡崎(M)、もしくは岡崎(小)と岡崎(大)、もしくは岡崎(攻)と岡崎(守)、もしくは岡崎(爺)と岡崎(若)、もしくは岡崎(ハゲ)と岡崎(まだ大丈夫)など、色々表記は工夫していってもらいたい。
2017/9/14(木)23:15

☆関西人
リーグ偏差値
最近は森岡亮太の評判がよく、代表召集待望論が出てきている。
彼のベルギーリーグでのプレーを見たが、確かにチームのエース級ともいえる存在感だ。
待望論が出るのは、よく理解できる。

ただ、よく分からんのはベルギーリーグのレベルなんだ。
リーガ、プレミア、セリエ、ブンデス、そのあたりはJと比べてもレベルが高いのは分かる。
でも、ベルギーぐらいになると正直どれぐらいなんだろ?

ちなみにUEFAカントリーランキングを見ると、2017年の現時点では

@スペイン
Aドイツ
Bイングランド
Cイタリア
Dフランス
Eロシア
Fポルトガル
Gウクライナ
Hベルギー
Iトルコ

となっている。
ベルギーはベスト10に入ってるので、そんなに低いとはいえない。
あ、だけど中島のいるポルトガルより下なんだな。
小林や堂安のいるオランダよりは上だけど。

しかし、このランキングはCLおよびELに出場したクラブの勝敗ポイントから計算して作ったモノらしく、変な話、リーグ全体の偏差値レベルは大したことなくとも、CL・ELに出る上位クラブだけが妙に強ければカントリーランキングは上がる仕組みである。
ほら、たまにあるじゃん。
リーグの平均レベルは低いのに、上位2強だけは戦力が集中しててやたら強い、ってパターン。
ベルギーは、よく分からんなぁ。
ポルトガル、オランダなんかもよく分からん。

ということで、森岡の活躍もどのぐらいの評価をしてイイのか、私はよく分からんのだ。
もともとJで評価の高かった選手だし、ベルギー程度ならこれぐらい活躍できて不思議はないでしょ、という見方はできる。
一方で、いやいやベルギーリーグはJよりレベル高いはずだし、これだけ活躍できてる森岡はかなり成長したんだよ、という見方もできるだろう。
皆さんは、どっちの解釈?

もともと、その国のリーグのレベルを測るのは難しい作業である。
そこは主観で測ってもしようがないし、とりあえずはCLやELなどクラブ同士の勝敗をポイント計算して序列を決めるしかないだろう。
そうして作った序列がリーグ全体の偏差値を表すモノにならないのは百も承知のことだが、それでもしようがないんだよ。
他に指標がないんだから。

で、↑のUEFAカントリーランキングに該当するモノがアジアにもあるのか?ということだが、もちろんある。
それが、AFC MAランキングだね。
これもUEFAランキング同様、基本はACLに出場したクラブの勝敗ポイントを計算して作ったランキングなんだ。
2017年、現時点のランキングは↓の通り。

@UAE
A韓国
Bカタール
C中国
Dサウジ
E日本
Fイラン
G豪州
Hウズベキスタン
Iタイ

Jリーグはアジア6位です。
どういう計算でこうなってるのか、詳しいところは知らん。
ただ、代表はともかくとして、ACLではあまり上位にいけてないから致し方ないところはあると思う。
とはいえ、繰り返すが↑の序列はJの偏差値ではないワケよ。
単に、ACLに出たクラブの勝敗ポイントの合計みたいなもんである。
率直にいうと、リーグ全体の偏差値レベルは大したことなくとも、ACLに出る上位クラブだけが戦力集中という寡占型のリーグならば有利なんだよ。
↑の日本より上位の国って、意外とそういうパターンじゃないの?

で、明日はACL、浦和vs川崎だね。
この組み合わせも悔しい。
せっかくJクラブがふたつも準々決勝まできたのに、ここで日本勢同士の潰し合いだろ?
なんか、モッタイナイ。
AFCランキングを、ぐっと上げるチャンスだったのに。
今年のベスト8、韓国勢がゼロということは近いうちに韓国が大きく順位を落とすはずだ。
うまいことJが優勝できりゃ、ヘタすると日本はランキングで韓国を抜くんじゃないの?
是非、頑張ってほしい。

勝ち抜きは川崎でも浦和でも私はどっちでもイイんだけど、ただ思うのは「実力の割にタイトルが少ないクラブ」、うまいことシルバーコレクターがふたつ揃ったもんだな。
どっちが勝ち抜くにせよ、何となくオチが見えてしまうのは私だけ?
2017/9/13(水)1:00

☆関西人
両輪
↓の右派・左派の話の続きとして、私は
【右=国見高校】
【左=広島ユース】
というイメージが昔からあるのね。
かたや、体育会系丸出しの坊主頭。
かたや、「調子ノリ」の悪ふざけゴールパフォーマンス。
かたや、強靭なフィジカルが売り。
かたや、華麗なパスワークが売り。
実に対照的なキャラ設定で、座標軸で表せば右のMAX値が国見で、左のMAX値が広島ユースというイメージがある。

昔の話をすれば、高校サッカー部とクラブユースが対戦すれば高校の方が強かったのよ。
それは、選手権で勝つことを目的に作ったチームと、トップチームに人材を供給することを目的に作ったチームの差とでもいうべきか。
もともと高校サッカーで強かったのはテクニシャンの多い静岡勢だったんだが、その静岡勢を国見などフィジカル系が駆逐してきた流れがあったワケで。
でも、いつの頃からだろう。
時を経るごとに、だんだんとクラブユース系が高校に負けないようになってきた。
それどころか、高校サッカーの中でも泥臭さを排除した、「セクシーフットボール」で全国制覇するチームまで出てくる始末。
そう、乾擁する野洲高ね。
あのヒールキックを連発するスタイルは「軽いプレー」「サーカス」と揶揄されたもんだが、それが選手権優勝までしちゃったんだから文句は言えまい。
この野洲以降、【高校=右】【ユース=左】とも言えなくなってきたな、と思う。
というか、ユース出身者を見ても山口蛍とか井手口とか、まるで体育会でフィジカル鍛えてきたんじゃないかと思えるタイプが出てきてるし。

私は、この日本サッカーの裾野の多様性は結構好きである。
山村和也の活躍とか見てると「ああ、国見って頼もしいな」と思うし、大島の活躍とか見てると「ああ、静岡って頼もしいな」と思うし、もちろん各クラブユース系選手の活躍は今さら言うまでもないし、結構イイ感じで才能はあちこち湧いてきたように思う。
日本の良いところは、敗者復活があるところだ。
Jrユースからユースに上がれなかった選手でも高校に行って巻き返してくる奴はいるし、18歳でプロから声がかからなくても大学に行って巻き返してくる奴はいるし、あるいはJ2など下のリーグから這い上がってくる奴もいるし、必ずしもエリート街道を歩かないと道が閉ざされるというワケじゃないんだ。

でも話を聞くと、たとえば韓国なんかは日本ほど甘くはないみたいだね。
今でこそあの国にも敗者復活はあるが(パクチソンは敗者復活だと思う)、昔はまさにサバイバル、結果を出した者のみが次のステージに進み、そこで落第した者にはもう二度とチャンスがなかったという。
そして、最後まで生き残った者のみがプロとなれる。
思うに、途中で脱落した者の中にはモッタイナイほどの優れた才能もあっただろうに、そこは運がなかったと諦めざるを得ないのか…。
でも、こういうやり方だと「誰を蹴落としてでも俺は生き残ってやる」という強靭な精神力が培われるだろうね。
勝てば官軍、手段は選ばない。
セクシーフットボール?
それで勝てるなら認めるが、もし勝てないならその理念に価値はない。

という書き方をすると韓国批判に思われるだろうが、そうじゃないんだ。
今、韓国人監督ユンジョンファンがセレッソで成功してるだろ?
今のセレッソは、結構「右」だと思うのよ。
で、これまで鳴かず飛ばずだった山村を見事に再生利用して成功している。
山村は国見→流経大というバリバリの体育会系育ちで、そのポテンシャルから将来を嘱望されながらも今までなかなかうまく使われてこなかった。
で、ユンさんによって、ようやくのブレイク。
思えばセレッソって、もともとは「左」系だろ?
ここから数々のテクニシャン系が海外に渡っている。
「セクシーフットボール」の申し子・乾もそのひとりで、彼はマリノスで鳴かず飛ばずだったのがセレッソに来てクルピと出会い、覚醒した。
このチーム、つくづく振り幅が凄いよなぁ。

Jリーグって、少し前までやたら「左」に振れてた時期があったじゃない?
浦和のペトロとか、川崎の風間さんとか。
浦和なんて元広島ユースの人材が多いからこそ、ああいうのがハマったんだろうね。
川崎にしても、静岡勢の風間さんが大島にI番背負わせたサッカーを志向したワケよ。
どっちも、そのレベルの高さの割にはタイトルが妙に少ないのが特徴だったけど。
そんな中、こつこつと地道にタイトルを獲ってきたのが鹿島である。
昔から鹿島は「右」寄りかな?
ブラジル路線を唱いつつ、それは堅くて狡猾な方のブラジル路線。
かつてのヴェルディ(旧読売クラブ)型のブラジルとは少し違う感じ。
思えば黄金期の磐田もドゥンガにイズムを叩き込まれたブラジル路線で、それと「静岡」がハイブリッドになった感じかな?
名波が今後、どういうチームにしていくかが楽しみだ。
そして、ガンバ。
長谷川健太は今季限りらしい。
果たして、このチームはどっちに舵を切ろうとしてるのかな…。

私はサッカーを「キャプテン翼」で学んだ世代であり、基本は
【翼くんの南葛SC→南葛中=左】
【日向くんの明和FC→東邦学園=右】
という解釈なんだ。
翼くんと日向くんは日本サッカーの両輪であり、どちらが欠けてもいかんと思う。
2017/9/11(月)16:20

☆関西人
非能力者たち
なんか、右派・左派ってイメージは分かるようで分かりにくいね。
たとえば↓に書いてある分類、トルシエが右派でジーコが左派、というだけで私は混乱してしまう。
というのも私の中で、ジーコは「つるべの動き」や「最終ラインは必ずひとり余れ」など戦術がクラシックで保守的なイメージだったし、一方でトルシエは「フラット3」「ダニッシュダイナマイト」など一風変わった戦術を用いていて、少なくとも右というイメージではなかったから。
あるいはオシム風に言うと、「エクストラキッカー」を多く使うのが左派、あまり使わないのが右派、といったところだろうか?
思えば、トルシエは俊輔をサイド起用した末に最終的には切り捨て、逆にジーコは彼を寵愛して不動のトップ下に据えた。
またオシムは彼をサイドFWに据えて重用し、続く岡田さんも当初はそれを受け継ぎつつ、でも最終的には彼をサブに降格させた。
なんつーか、俊輔というのは監督が右か左かを測るリトマス試験紙っぽいよね。

で、今の代表にそういうリトマス試験紙的な選手がいるかどうか、だ。
それはエクストラキッカーと言い換えてもイイかもしれんが、ハリルはそういう選手をあまり使ってないように思う。
豪州戦は乾だけ、サウジ戦は柴崎だけ、いや、一応本田もそこに加えておこうか。
何にせよ、ファンタジスタ(←死語?)が恐ろしく少ない。
実際に、

・・・・大迫
原口・・・・・・久保
・・山口・・井手口
・・・ 長谷部
長友・昌子・吉田・宏樹
・・・・川島

というのがハリル代表のプロトタイプだとして、こうして改めて見るとファンタジスタは皆無にも等しい。
そりゃ、「つまんねー」という人たちも出てくるさ。
少し気持ちは分かる。

なんていうかな、ファンタジスタというのは「ワンピース」でいうと「能力者」みたいなモノなのよ。
で、ファンタジスタを使わないチームというのは、「能力者」のいない海賊、「非能力者」のみで構成された海賊みたいなモノである。
悪魔の実の能力を持たない「非能力者」、たとえばゾロ、サンジ、フランキー、ナミ、ウソップ、ジンベエ、ガープといったところか。
ルフィはいないワケよね。
もちろん白ひげも、黒ひげも、赤犬も、青キジも、黄猿も、エースもいない。

みんな、そこに物足りなさを感じるんじゃない?
「ワンピース」って、そもそも「コイツはどんな能力を使うんだろ?」というところにワクワクするんだし。
「ジョジョ」のスタンドも同じく。
しかし、悪魔の実の能力は実をいうと両刃の剣みたいなところがあり、海に落ちれば溺れ死ぬし、海楼石に触れたら脱力するし、強く見えて意外とウィークポイントがあるのね。
一方、「ワンピース」では悪魔の実の能力とは全く別ジャンルの能力として、「覇気」という設定がある。
この「覇気」を会得すると、「非能力者」でも「能力者」と互角に闘うことができるんだ。
そう、ハリル代表とは敢えて「能力者」を起用せず(不安定を回避する為だと思う)、「覇気」を使える「非能力者」ばかりを揃えたチームってことさ。
イメージするなら、

・・・ジンベエ
ゾロ・・・・・サンジ
・ミホーク・・シャンクス
サイ・・レイリー・・ハクバ
・チンジャオ・フランキー
・・・ガープ

といったところか。
「◯◯の実」の能力が出てこなくて面白くない、と見る人はいるだろうけど、いやいや、これはこれで面白い、と見る人だっているだろう。
…まぁ個人的には、せめてルフィは入れてほしいけどね。
2017/9/8(金)23:55

☆Eきゅー
サッカーにおける右派左派B
◾ハリルは典型的な右派監督?
ハリルさんはW杯本大会で勝つために逆算してチームをつくっている監督さんだと思います。今まで予選みてきた限り、右派の流れにいる監督さんだと思います。

この前のアジア最終予選ホームオーストラリア戦でみせた戦い方は右派サッカーそのもの。
ということはW杯本大会は…

そう考えたらハリルさんは非常にわかりやすい監督さん。岡田さんみたいなタイプのほうがわかりにくい監督かも。

ハリルさんの悩みは右派サッカーの本質を理解しないで芸術性がないとかスターを冷遇するとか言ったやり方で非難するマスコミかもしれませんね。
マスコミは左派監督に対しては勝たなきゃ意味がないと非難するし、右派監督には面白いサッカーを見せろと非難するのがお仕事だから仕方がないけれど。

私たち日本人は代表監督が変わるたびに、楽しさ・芸術性と勝利、どっちが大事なの?という常に問われ続けてきた気がします。

いっそ、マスコミが日本のサッカーファン対象にアンケートを実施したら面白いと思ったりします。「勝利と楽しさ。ねえ、どっちが大事なの?」って。

勝つからこそ楽しいのだ!っていうのはごもっとも。勝負ごとだからね。でもたとえ負けたとしても素晴らしいファイティングスピリッツを見せたチームに必ず拍手を送るのが日本人の美徳だと思う。
右派左派どちらかと分類するのは難しい。
「どっちも大事!」がもっともな答えなのかな?
勝ってるときは楽しさを欲張り、
負けてるときはあらためて勝利の価値を知る。これが人間のサガですからね〜。

確かにW杯で勝つのは難しいこと。勝つだけでもすごいこと。
でも、ただ単に勝つだけじゃ我慢できないってくらいに日本人がサッカーに対して目が肥えてきた、多くを要求するようになった証拠なのかな?とも思ったりします。
はあ、難しい問題ですね。

ちなみにJリーグで当てはめて考えるとこれも面白いと思います。
なぜあのチームはああいうスタイルがあるのかわかってくるような気がします。
それはまた別の機会に。
2017/9/8(金)11:12

☆Eきゅー
サッカーにおける右派左派A
◾左派右派の源流
答えの前に左派と右派についての説明を。この左派右派の区分けは本で調べたことなので、ひとによっては疑問に感じるひともいると思いますが、なかなか妥当な分類なような気がします(ご興味ある方は西部兼司さんの著者を当たってください)。

左派右派の源流について簡単にかいつまんで説明すると、どちらも源流はアルゼンチンにあるらしいです。
サッカーにおける右派左派という言葉は、1978年のワールドカップでアルゼンチンを初優勝に導いた監督、セサル・ルイス・メノッティさんから生まれた(らしいです)。

メノッティ監督はアルゼンチンの選手が持っているテクニックを全面に押し出して大衆が望むスペクタクルあるサッカーを目指した。
体力より技術、規律より自由、自己犠牲より自己表現を重んじるサッカーがメノッティさんが考えたサッカー。これが左派という区分けの源流になりました。

メノッティさんと対極の右派の源流はアルゼンチンに二度目の栄光をもたらしたカルロス・ビラルド監督。ビラルドさんが率いたチームはマラドーナがいたチーム。
天才マラドーナと10人の労働者という構成で、7人で守備を固め、マラドーナの補佐役にブルチャガ、バルダーノをおいてハードワークさせる。マラドーナがいればどんな相手にも得点できるのだから、あとは得点以上に失点しないように守備を構成したら勝率は上がるというチームを作り上げた。

メノッティさんが技術と才能を高めることでチームをつくった左派の源流で、これはミケルス、クライフに受け継がれて、現代の左派の大御所はペップ監督。

ビラルドさんは勝利から逆算するようにチームをつくった右派の源流。右派の大御所はもちろんペップのライバル、モウリーニョやシメオネ。これはわかりやすいです。

面白いなあと思うのは、オランダ出身のファンハールは志向するサッカーの分類では左派なのに、本人の資質は右派ってあたりです。
ファンハールが思い描く美しいサッカーを志向すればするほど選手たちは戦術に縛られていく。左派を突き詰めると右派と変わらないということなんでしょうね。

日本代表の話に戻りますが、岡田さんも面白い監督さんで、理想は左派のサッカーなのに土壇場で右派サッカーをできるひと。理想は左派に憧れるロマンティストなのに手腕はメチャメチャ右派サッカーが得意という不思議なひと。

ファンハールさんや岡田さんみたいな監督さんがいるように、右派左派の区分けは万能じゃない。一概に右派左派ではくくれない。
でもその監督が志向するサッカーやチームづくりを理解するのに役に立つ視点だと思うのです。

ここまできたら…ハリルさんは左派か右派かなんとなくわかる気がします。
2017/9/8(金)11:09

☆Eきゅー
サッカーにおける右派左派@
関西人さんのコメントでハリルさん以外に歴代代表監督を比較していたので非常に面白いと思いました。歴代監督を比べると本大会でうまくいった監督、そうでなかった監督がいます。この違いは何だろうと考えていたとき、あるひとつの分類を思い出しました。

◾「左翼のフットボールと右翼のフットボールがある」

この言葉がハリルとハリル以前の代表監督を理解するキーワードになると思います(右派左派って言葉はここでは単なるサッカー用語です)。

簡単にいうと右派監督のサッカーは割り切りがあって、勝つためならば手段を選ばない、守備に重きをおく戦術をとることが多い。悪くいうと勝利に徹底的にこだわる勝利至上主義。

左派監督のサッカーはスタイルやディテール、勝ち方にこだわる傾向があってロマンティストが多く、勝敗に関しては割と淡泊に割り切ってしまう傾向が強い。

代表監督ならこう分類されるらしいです。
右派=岡田、トルシエ
中道左派=オシム、アギーレ
左派=ジーコ
ザッケローニさんについては、最初は中道左派くらいの立ち位置が最終的に「自分たちのサッカー」にすべてをかけるような極左に流れていきましたという説があります。

世界的に有名な監督を分類すると
極右=シメオネ、カペッロ、リッピ
右派=モウリーニョ
前衛=クロップ、サッキ、ビエルサ
中道=アンチェロッティ
左派=ファンハール
極左=ミケルス、クライフやベンゲル、ペップ

有名どころはこんな感じ。

簡単にいうと、日本代表は右派監督のときはグループステージを突破し、左派のときはW杯で結果をだせていません。

ではハリルさんはいったい右派左派どちらの監督なのかなって。
2017/9/8(金)11:08

☆Eきゅー
関西人さん
ご返答ありがとうございます。
2017/9/8(金)10:50

☆関西人
コンセプトA
続きね。

ハリルのコンセプトに合わないっぽいから本田は切った方がイイのか?という話について。
もはや、右サイドFWが難しいのは間違いない。
それは攻撃の意味以上に守備の意味で、あのポジションはスピードと持久力が求められることが最近ハッキリしてきたから。
左は乾、原口、右は久保、浅野といったところはスピード&持久力に問題なさそうだが、本田だけはどう見ても浮いちゃってる感じ。
大丈夫っすよ、心肺能力上げる為に高地メキシコに移籍したんだから、と考える人もいるだろうけど、多少心肺能力上がってもスピードはまた別モノじゃないだろうか。

じゃ、他にポジションがどこにある?
まずは、4231の場合ならトップ下だろうね。
トップ下は、従来のゾーンDFでいくならサイドほど上下動する守備が必要なく、せいぜい前に詰めてパスコースを切る守備ゆえ本田にも出来なくはない。
だけど、今後の代表ではその守備タスクが変わってくる可能性も高いと思う。
豪州戦を見て思ったが、今後はトップ下がマンツーマン気味に敵ボランチを追わなきゃいけなくなるんじゃないか?
あるいはセンターFWとコンビを組み、ボールを持った敵CBに毎回詰めてハイプレスの先鋒になるとか。
そういうの、本田に90分間も耐えられるだろうか?

あとはセンターFW案。
彼に以前のキープ力が戻れば、これもありだが…。
今は大迫に敵わないのは当然として、次点の杉本、武藤、金崎、興梠らと比較してもキツイと思うよ。
武藤は今回出番なかったけど、彼のブンデスのプレーを見ると体躯の強さでは本田を上回ってると感じるし。
今さら本田が入る隙はないかな、と。

あとはインサイドハーフ案(433の場合)。
メキシコでは、主にそこでの起用になるらしい。
井手口みたいなプレーが彼に可能かよく分からんけど、メキシコで常時試合に出られるようになれば、また流れは変わってくるかも。
ただし、ここはライバルが多いんだ。
山口や井手口はもとより、香川や柴崎だっているワケで。
ここも入る隙はないかな…。

となると、あとはアンカー案(433の場合)。
守備力が売りではない彼にここは無理でしょ、と思うが、しかしライバルが少ないという利点がこのポジションにはある。
今回、高萩と小林祐に出番はなかったでしょ?
アンカーは、いまだ長谷部一強体制なんだ(次点の山口蛍はサイズが足りない)。
思えば本田にはサイズがあり、体躯の強さがあり、組み立てのセンスがあり、資質として最低限の条件はクリアしてるのよ。
あとは守備なんだが、できればメキシコでアンカーにコンバートされないかな、と。
代表の背番号Cは、本来ならアンカーが着ける番号でしょ?
パチューカのAも守備的な番号だし、頭の良い彼のこと、自分が代表で生き残るにはどのポジションが狙い目かは分かってると思うぞ。

まぁ、どこで起用するにも使い勝手の難しい選手ではあるものの、私の意見はアギーレ同様、先発かどうかはともかくとして23名には入れておくべき、なんだよね。
なぜかって、彼には豊富な経験と強靭な精神力、そして戦術的な頭の良さがあるから。
いわゆる通常の戦術駒とは全く別の、マジでどうにもならなくなった時だけこれを使いなさい、普段は触っちゃいけませんよ的な玉手箱として、ベンチの隅にでも置いておけばイイと思う。
で、どうにもならなくなった試合の後半とか、ごく稀に出てくるのよ。
その瞬間、「戦術ハリル」は吹き飛んで「戦術本田」になる、ぐらいの覚悟は必要だけど。

今日、本田がTwitterで
【サッカーファンの皆さん、メディアの皆さん、「もう代表に必要ない」とか他にも厳しい声をありがとうございます】
と呟いていた。
不要論は、彼の耳にもかなりの量が届いてるんだろうね。
まさに20年前のKINGカズ状態だ。
ここまで来たら、ロシア大会は代表26名を召集し、大会直前に3名を外して帰国させるオチがイイかな、と思ったりして。
そして、「魂はロシアに置いてきた」と名言を残す…。
本大会に出て醜態をさらすより、外されることで逆にレジェンドになることもあるからね。
あの人がいたら勝てたかもしれないのに、って。
2017/9/7(木)23:50

☆関西人
コンセプト
Eきゅーさんの言う通り、ハリルはW杯本大会から逆算してチーム作りをしてると思うよ。
格上相手にはポゼッションできないことを前提にして、ボール支配率40%前後でも勝てるサッカーというのを志向してるかと。
歴代の代表監督たちと比較すると、これは珍しい方だ。
大体のパターン、アジアのステージではボール支配率60%前後のポゼッションサッカーをやってきたから。
どこかのタイミングで大きく方向転換、というのはあったけど。
たとえばトルシエ代表なら「サンドニの悲劇」が契機で、それまで名波をボランチに据えたサッカーでアジア杯を制覇したのが、「サンドニ」以降は名波に代わり戸田和幸が台頭したのは皆さんもご存じの通りかと。
トルシエに限らず、多くの監督が「アジア仕様」と「本大会仕様」を分けてたように思う。

ザックなんかは同情すべきパターンで、彼自身は「本大会仕様」に堅守カウンターサッカーをやるプランだったらしい。
ところがそれにストップをかけたのが本田、ヤットら選手たちで、彼らは今まで培ってきたポゼッションでやりたい、と。
思うに、彼らにとって堅守カウンターサッカーは南アフリカ大会で既に試し済み、これでは上を目指せない、ということなんだよね。
結果はザックの方が折れ、本大会は無惨に散ったワケです。

カウンターか?ポゼッションか?は、おそらく今後も議論が続く永遠のテーマだろう。
「両方できるに越したことはない」という論は確かにそうなんだが、今の日本でそれを言っても結論先延ばしの為の逃げ口上にしかならない。
豪州などは、かつてはカウンター系だったが今はポゼッション系になっている。
かえって弱くなってない?という意見もあるが、一応はアジア杯制覇、そしてコンフェデで旋風を巻き起こすなど一概に失敗したとは言えないだろ。
また、予選グループの中では最弱がタイだと言われていたが、じゃタイが弱者のサッカーをしてたかというとそうではない。
意外とテクニカルだった。

アジアも変わってきたなぁ、と思う。
昔はドン引きカウンターの体育会系サッカーが多かったのが、今はそうでもなくなってきている。
実際サウジとか、むちゃくちゃ上手かったよね?
そのせいか、日本がアジアのステージでボール支配率40%前後のサッカーをやることも昔ほどには違和感がなくなってきていた。
そこはハリルの手腕もあったかもしれない。
「ワザと敵に球を持たせる」は、今まで日本があまり使ってこなかったスキルだから。

そう考えると、ハリルはアジアも「世界」も同じ、首尾一貫したコンセプトでいこうとしてるのかもしれない。
昔に比べて国際Aマッチデーが減り、なかなか頻繁には代表召集できない現状、いちいち「アジア仕様」「本大会仕様」とコンセプトを切り替える時間がないという現実もあるし。
「なんでまた呼ぶんだよ〜、使えね〜よ〜、アイツ呼ぶぐらいなら代わり◯◯呼べよ〜」と常に言われてきた浅野が、ここにきて存在感を発揮してきた流れ。
なるほど、彼は能力云々以前に、ハリルのコンセプトに合った駒だったワケね。
あるいは少し前まで異常な寵愛を受けてきた宇佐美も、ひょっとしたらカウンターのコンセプトに合った駒だった?
そこは謎。

ひとつ確実に言えるのは、ハリルはかなり芯の強い人だということ。
かつてザックは本田、ヤットらの主張に対して折れたが、ジーコも中田英の主張に対して折れたが(福西外しの件)、仮に同じシチュエーションにハリルが立ったとして、彼は折れない気がする。
あぁ、そういえば折れなかった監督の前列として、トルシエがいたね。
彼は折れなかったが、実は選手たちがぶっつけ本番で監督の指示を逸脱した守備戦術を実践したのは有名なエピソード。
ただし、トルシエはその「反逆」に試合後キレたりしなかったそうだ。
案外、そんなもんである。

日本のエース・香川は一見、ポゼッションの象徴のように見える。
ワンツーとか、狭いところでプレーするイメージあるから。
でも、ドルトムントではカウンターの名手である。
だから香川は今回出番なかったが、ちゃんとハリルの構想に入っているはず。
というか、海外でプレーする日本人選手は大体がバルセロナのようなクラブでなく中堅の所属ゆえ、意外と速攻カウンターに慣れてるんだよね。
Jでも最近ガンバ勢の召集が多いけど、あそこは意外とカウンター系。
代表は、たとえ監督がハリルでなくとも、仮にアギーレのままでも速攻は志向していただろうな、と思う。
ただし、アギーレは「本田を絶対に切ってはいけない」が持論。
ここ、私はハリルとの大きな相違点だと思うのね。

このままいくとハリルは、いずれ本田切りに着手する気がする。
というのもサウジ戦、ハリルは「トップコンディションではない」と理解しつつ、本田を前半45分限定で出したでしょ?
後半途中投入ならまだしも、前半限定って妙じゃない?
これに何かの意味があるとすれば、本田が機能しないのを敢えて前半で見せて、後半から彼を下げて「本来やりたいスタイル」を見せるプランだったんじゃないか、と感じるんだわ。
結果、後半で失点して負けたから焦点がボヤけてしまったが、もし日本が後半立て直して勝ってりゃ、本田は完全に前時代の遺物として世間に強く印象づけられたはずだ。
…わざわざ監督が、そんな手のこんだことをするワケない?
いやいや、オシムは以前、世間を納得させる為にワザとスター選手を試合に出して負けて見せたことがある、と言ってたよ。
2017/9/7(木)15:02

☆Eきゅー
ハリルジャパンは仮にボールを保持して主体的にゲームを運べなくても勝てる可能性のあるサッカーをできるチームを作り上げようとしているのではないかと思います。本番であるW杯本大会を意識して。
南アフリカのときのようにモデルチェンジを強いられるのではなく、主体的なサッカーができなくても勝率を高めていけるような戦い方をあらかじめ、主体的に準備しているといった印象です。そのためのデュエル重視。
2017/9/6(水)21:35

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