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過去ログ448 2014/6/27 1:10

☆関西人
監督の法則
日本サッカーの急成長は、やはりオフトから始まったと思う。
それまではずっと日本人監督でやってたのが、カズやラモスの登場により「日本人では彼らを仕切れない」ってことで外国人監督が必要とされたらしい。
結果、日本は強くなった。
「ドーハの悲劇」により悲願のW杯出場はならなかったが、あの時の日本代表はアジア最終予選3位という結果。
当時は出場枠がまだ「2」という時代で、3位だとプレーオフすらなかった。
今の4.5枠なら余裕で出れてるんだが…。

ただ、当時の協会のオフト評は「×」だったのね。
「もっと世界の修羅場を知る人物が必要だ」ということから、協会はファルカンに白羽の矢を立てる。
彼は言わずと知れたブラジルの英雄であり、ジーコ・ソクラテス・セレーゾと黄金カルテットを構成したレジェンドである。
ただ、本命はテレサンターナだったらしいね。…あ、ファルカンは滑り止め?
まぁ何にせよ、当時として協会の志向は「ブラジル」だったワケよ。
なぜなら、その年のW杯で優勝したのは他ならぬブラジルだったワケで、そのへんは自然な流れだったんだろう。
しかしこのファルカン、「選手の自主性に任す」という超放任主義的指導者だった。
このへん、後のジーコと少しカブるんだよね(笑)。

で、急遽ファルカンは1年で切って「やはりコミュニケーションのとれる日本人がイイ」と協会は180度の方向転換をした。
そこから、加茂周→岡田武史の流れは皆さんもご存じの通り。
この時、日本のアジア最終予選の順位は「ジョホールバルの奇跡」を経て3位である。
ぶっちゃけ、4年前より順位が上がったワケでもないんだな?
それでも本大会行きの切符を取れたのは、単に出場枠が3.5に増えていたからにすぎん。

で、本大会は3戦全敗。
協会は「やはり監督が日本人では戦えない」と再び180度方向転換して、いよいよトルシエの登場ですよ。
ここでもまた、本命はベンゲルの方だったんだが…(笑)。
まぁ何にせよ、ここから協会は「フランス」志向へと傾いていく。
それはなぜかって、その年のW杯で優勝したのはフランスだったワケで。

一体、何なんだろうね?
この「W杯で優勝した国から代表監督を選ぶ」という、やたら単純な法則。
しかし、それはその4年後にも同じく繰り返されることになる。
そう、ジーコの登場ですよ。
この時、協会はファルカンの苦い思い出を忘れてたんだろうか?
「あ〜、あの時に黄金カルテットからファルカン呼んだら超放任主義的指導されたんだよなぁ…」って。
はい、ジーコも全く同じでした(笑)。
「黄金のカルテットから監督が来ると、超放任主義指導になる」の法則。

で、本大会では1分け2敗の惨敗。
ちなみにそのW杯で優勝したのは、イタリアだった。
本来なら、協会はそこでイタリアから代表監督を呼ぶのが法則である。
しかし、この時はその「鉄の掟」というべき法則を破ってしまったんだ。
そんな無茶をしてしまったんもんだから、何かの怒りに触れたのかは知らんが「法則外のオシム」は任期途中に倒れてしまった。
で、協会はここでも法則を持ち出す。
「窮地に陥った時には岡田武史」の法則(笑)。
で、何とか窮地を凌いだ。

でも、ここからが難しいんだよね〜。
一旦穴を開けてしまった法則を、今からどう取り戻すべきか。
本来なら4年前にイタリアから監督を呼ぶべきだったんだから、それを今から取り戻すべきか?
それとも、今回のW杯でスペインが優勝したんだから、やはり忠実にスペインから呼ぶべきか?
迷った末、協会が出した結論は折衷案「両方行っちゃおう!」である。
代表監督はイタリアから呼び、パートナーシップ契約はスペインと結ぶというウルトラCを敢行。
そんな無茶をした結果が、W杯は1分け2敗という惨敗。
きっと、何かの怒りに触れたんだね…。

さあ、ここからがまた難しいよ〜?
次に来るのがアギーレならメキシコ、ペケルマンならアルゼンチン、どっちにせよ、協会は今回のW杯で優勝の可能性のある国の指導者とばかり接触をしているのね。
そこは、やはり「法則」を大事にしたいんだろう。
…いや、もしかしたら開催国ゆえブラジルが優勝することもあり得なくないな?
もしそうなったら、やはり協会はブラジルから監督を呼ぼうとするだろう。
あっ、そこでもまたひとつの「法則」があるんだ。

「ブラジルからは、黄金のカルテットから呼ぶ」の法則。

ジーコとファルカンは終わったし、ソクラテスは亡くなったし、あ〜、もう残されたカードはあの人だけだね?
あ〜、あの人もあり得ますね…(笑)?
2014/6/27(金)1:10

☆関西人
監督の資質
今回がドイツ大会と全く同じストーリー展開になったことの大きな象徴として、敵が最後の交替カードをGKに使ったんだよね。
8年前のブラジル戦と全く同じことをやられてしまった。

決勝Tを見越したチームが主力を温存するのはよくある話だが、しかし普通なら疲弊するポジションの選手を替えるもんである。
そこで最も走行距離の少ないGKを替えるなんて、あまりやらないよね。
一応出てきたベテランGKには「W杯最年長出場記録」がかかってたというのもあるらしいんだが、いやいや、あの交替カードの意味はそれだけじゃないでしょ。
試合後、日本人選手はあれを「屈辱的だった」と語っている。
つまり、一種のメンタル攻撃としてはこの上なく会心の一手だったワケよ。
さらに言うなら、あのベテランが出てくると会場は異常に沸いたよね。
一瞬、ドログバが出てきたシーンを思い出してしまったほど。
私はあのGKが何者なのかは正直知らんが、日本でいうならカズみたいな人?
とにかく、あれによりコロンビア側に再び火を点けたという意味で、また会心の一手だったといえる。
さらに付け加えると、ちょうどあの時にウチもまた「最後の切り札」を投入してたんだ。
だけど、正直あの空気に完全に打ち消されてしまって、その「切り札」自体を無力化されてしまった感がある。
…なるほど、「一粒で三度美味しい」とはまさにこういう采配のことをいうんだろうね。
ペケルマン采配、恐るべしである。

こういう部分をひとつ見ただけでも、おそらくウチは監督の力量で負けていたんだろう。
一部報道によると、ウチのサッカー協会はこのペケルマンと水面下で接触をしてたとやら。
当の本人が言ってるんだから、間違いないだろう。
もし彼が次期監督に決まれば、我々としては非常に心強い。
ペケルマンといえば、まず私が思い出すのはアルゼンチン代表監督時代。
周囲から批判されつつも、「古き良き10番」リケルメを軸としたチーム作りをしてたのを思い出す。
この人、意外とこういう天才肌のパサーが好きなんじゃないかな。
今のコロンビア代表を見ても、このチームの軸・ロドリゲスもまた「古き良き10番」の匂いがする選手だし。
仮にペケルマンが今後日本に来たとして、彼の目にとまるほとのパサーはいるだろうか…?

一方、最近の新聞報道では元メキシコ代表監督のアギーレという名前も取り沙汰されている。
これは、明らかに原博実のスペインリーグ人脈からきた話だろう。
一部には「今回の失態は原こそが戦犯だ!」「ザックを選んだアイツが責任取るべきだ!」という声もあるんだが、一応彼はただの技術委員長ではなく協会No3の「専務理事」にまでなった身で、もはやそう簡単にクビになるようなポジションではあるまい。
おそらく、今後も原博実による人事は継続していくことになるはず。

とにかく、誰が監督になろうが私がその人物に求めたいのは、まず「采配の巧さ」である。
ザックは素晴らしい要素が沢山あった監督なのに、それを相殺してマイナスにするほどに間違いなく采配はド下手な人だったと思う(笑)。
ホント、そこは最後まで変わらなかった。

アギーレのことは正直よく知らんけど、そういうのは巧い人なのかな?
いや、「有能な監督だが采配は不可解」という噂を聞いたもんで…。
あ、そういや、ペケルマンですら「彼にできるのは育成だけ。采配においては才能なし」と過去に酷評されてた記憶がある。
↑で、采配を誉めておいてアレだけど…。
2014/6/26(木)22:47

☆とと
男性 29歳
はじめまして
はじめまして、バイエルンミュンヘン版でお世話になっています「とと」と申します。ドイツファン、ファジアーノサポーターですが、よろしくお願いいたします。すごく遅くになりましたが、2010年のベストイレブンに選んでいただきましてありがとうございました。関西人さんたちの書き込みをいつも拝見してまして、同じサッカー好きとしてすごく勉強になっています。VIP板に書き込むのはすごく勇気がいりますので、最初で最後の書き込みだと思って下さい^^;

さて、日本代表は本当に残念でしたね…
やはり「負けた原因はなんなのか」がよく語り合っているのよく見かけます。コートジボワール戦での香川選手、ギリシャ戦での大久保選手がダメだったという意見も本当によく聞こえます。
それ以前に、私の感想として、負けた原因には直接関係ないとは思いますが、環境のせいか「最後まで走りきる」選手がいなかった気がします。いや、「走れない」に近いかもしれませんね。試合終了後倒れこむ選手が本当に少ないと感じました。

そして、日本のサッカーとは何かという問いもよくありましたよね。日本サッカーを確立するために、私は武士道の教えを身に付けさせることがとても重要でないかと思っています。具体的な例として、なでしこジャパンですね。私の親は日本サッカーの理想形はなでしこジャパンだとよく語っています。私もその通りだと思います。
「心・技・体」
「初心を忘れない」
「礼に始まり礼に終わる」
など、日本には素晴らしい教えがあります。なでしこの選手は途中交代の時に「一礼」をしている選手が多いですよね。そして、なでしこの川澄選手みたいに最後まで走り続ける選手がいて、最後まで応援したくなります!
サムライブルーも「一礼」をしている選手いますが、なでしこジャパンと比べてすごく少ないのが気になります。男子と比べて迫力は少ないと思いますが、なでしこジャパンの試合をみるとやはり楽しいですよね!選手たちが一体となっているのが本当にわかります!

サムライブルーが目指すべきサッカーはなでしこのサッカーだと思います!まずは、大きな舞台でサッカーができることの感謝し礼をすることからはじめてみてはどうかと思っています^^
2014/6/26(木)19:44

☆モリエンテス◆CA5A
こんにちは。
終わってしまいましたね…。
昨日はさすがに一日やる気が起きなかったです。
コロンビア戦がまだ一番やりたかった事を表現出来てたとは思いますが、結果は見てのとおりで、ほんとドイツ大会をなぞる様なこの数ヶ月でした。
メンバー落としてチームとして機能してない相手に先制を許して、前半のうちに追いつけたまでは良かったけど、後半2枚替えで一気に持っていかれた感じでした。
2失点目の前、松木さんの誰か行かなきゃって言った所から失点までのシーンは、多分この代表でよく失点する瞬間のイヤな空気を感じた方も多かったと思いますし、実際失点してしまいました。あそこだけはどうにかして欲しかったなあ。
残りの失点は仕方ないですね。ただキッチリ心は折られました。
今大会どうなんですかね?ザックの引き出しの無さも感じましたが、同時に日本人のメンタルや不器用さがザックの想像以上だったのかも知れませんね。
守備的な戦いやパワープレー等、文化に無いとまで言われた事を、初戦でやってしまったのを見たら、3-4-3を諦めた時の様な扱いにくさを感じたのかも知れませんね。
皮肉にもそれが4年前の岡ちゃんの日本的感覚が良かった事を意味しますし、豊田とか保険掛けて呼んでればって事を蒸し返す結果になったと思います。
そのザックも退任という事で、まあ色々有ったけど監督も選手もお疲れ様でした。
この期待も落胆もこのチームだったから持てたし、独特の色を持ったチームだったと思います。
日本のチームに足りなかったのは決定力と各メディアで言われてたけど、その決定力を上げる為にも、自分は柔軟性が必要だと思います。
残念だったのは一番柔軟性の有った遠藤が今大会少ししか出れなかった事でした。
もっとみんなが頭が柔らかかったら同じ戦力でも充分戦えたと思います。
初戦の先制後、ギリシャが一人少なくなった前半の残りの時間帯、コロンビア戦の前半の相手の完成度とどの試合も突け入る隙は有りました。
もっと上手く戦える様になって欲しいですね。
次の代表は結構な人数の入れ替えが有っても良さそうなので、Jサポとしては敵チームでも良い選手は注目していきたいですね。
でもまた監督が変わればスクラップ&ビルトなのかな…。
2014/6/26(木)12:34

☆ヒソリ(大和魂)
男性 69歳
(´・ω・`)おはよ
日本のW杯終了…

あれだけ盛り上げてたテレビ局の冷めっぷり(笑)
今回の決勝トーナメントはサッカー好きにはヨダレもんのカード目白押しなんですけどね

まあ日本敗退したし、しょうがないか(苦笑)


え〜っと
南アフリカからの四年間で得たもの?

ん〜なんですかね?

実力の伴わないポゼッションサッカーはアジアレベルだったのが確認出来たとか、守備放棄したら強豪にボコられますとか、競争の無いメンバー固定はチームの幅を狭めるなどなど…

反面教師的な事しか浮かびません(苦笑)


(´・ω・`)誰かもっとポジティブな事有れば是非ともご教授頂きたい!


前々から、GL突破は日本代表の至上命題だと言ってきたので正直非常に腹立ってます

だからといって選手を責めようとかは思わん、戦犯探しとかくだらんし…
全てザッケローニはじめサポートする協会が悪いのです。


特にザッケローニには責任があると思うんですけどね。
コンフェデ杯惨敗からたっぷり一年間準備期間あったわけですよ。
せっかくコンフェデ杯という格好の分析対象があったにも関わらず…いざW杯本番蓋を開けてみれば戦い方になんの代わり映えしないコンフェデのリプレイの様。


変えたと言えば大久保という毒を注入した事で劇的な化学変化を試みた事だが…
それ自体は変にマンネリ化していたチームを変える意味で俺は評価したいですし、事実大久保という異端児は良い意味でアクセントになっていたと思う。

ただ本番直前になってやるこっちゃないだろ(笑)
パワープレーもしかり


ザッケローニには本当がっかりだよ〜
2014/6/26(木)10:52

☆関西人
ザック代表、グループリーグ敗退A
誰だって、他人のせいにしたいんだよね。
自分自身は安全な所に身を置いて、「俺たちは無能なアイツによって被害を受けた立場だ」と声高に叫ぶ。
被害者面をする。
そういう人たちほど、自分自身の卑怯なスタンスに全く自覚がない。

日本が負けたことは、誰かを戦犯にして解決できるほど単純な類いのものでもないだろう。
もちろん特定の選手は戦犯だし、ザックだって戦犯だし、協会だって戦犯だし、メディアだって戦犯だよ。
でも、そういう戦犯たちを処刑・抹殺でもしたら日本サッカーの明るい未来は開けるの?
…どんだけ幼稚な発想やねん。

日本サッカーが強くなるということは、そんなにもコンビニエンスなのか?
たとえば、強さってカネで買える?
仮に協会が年俸100億を出したとして、グアルディオラあたりを日本代表監督として招聘に成功したとしようか。
で、さすがにW杯優勝は無理にしてもベスト8ぐらいまで行ったとしようか。
これって、ホントに日本サッカーが強くなったことになるのかな?
それって「日本サッカーが強かった」じゃなくて、単に「グアルディオラが強かった」ということになるんじゃないの?
いや、グアルディオラが日本を去った後も継続して強豪の位置をキープできるのなら話はまた別。
でもそうじゃないなら、一過性の強さなんて単なる「ドーピング」にすぎんのだ。

でも今のサッカーファンって、外国人監督にそういう「ドーピング」的効果を期待してるんでしょ?
それこそカネで外国からサッカーの強さを買ってるつもりだから、たとえ日本に実力があろうがなかろうがそんなの関係ない、急に魔法がかかったかのように4年でチームが強くなることをやはり期待してるワケよ。

でも、実際にサッカーをやるのは助っ人外国人の監督ではなく、あくまで日本人選手である。
そこが、一番の問題なんだ。
突き詰めれば話は選手育成の分野に及ぶんだが、そもそも代表とは育成の場ではない。
そして、現時点でいうなら個の水準はまだ強豪国の域に至っていない。

いや、だからこそ代表には「積み上げ」が必要なんじゃないの?
方向性を4年ごとにリセット、またゼロからリスタートだなんて、こんな効率の悪い方針もないさ。
そりゃ「ダメ出し」も大事なんだけど、その一方で逆に「この4年で何を得たか」もしっかりと検証しなきゃ。
その得たモノをしっかり次に繋げていかないと、せっかくの4年がまるで無駄になっちゃうよ。
仮に大学受験に失敗したら、その人の高校生活は全て白紙だとでも?
大学受験に失敗したら、今までの学力や知識が全てゼロにリセットされるとでも?
…そんなワケないじゃん。

そのへんを全く理解してない日本サッカーは、それこそ↓のような感じのブサイクである。

@ブサイク、カリスマ美容師のいる店に行く。

Aブサイク「モテる感じにして下さい」

Bカリスマ「かしこまりました」

Cブサイク、合コンに行く。

Dブサイク、全然モテない。

Eブサイク、カリスマ美容師のいる店に行く。

Fブサイク「テメェ、全然モテねぇじゃね〜かよ!殺すぞボケ!」

Gブサイク「あの店はアカン。今度こそ、ちゃんとしたカリスマを見つけよう」

→@に戻る。
以下リピート

で、今日のところはFの段階なんだよね。
このままいくと、また@に戻って永遠に続くループである。
全てを美容師のせいにしてる以上、いつまで経っても我々は童貞である。
ブサイクである以上、救いはない?
いや、そんなことはない。
2014/6/26(木)0:54

☆WIN5プロ
俺たちはサッカー日本代表に民族の誇りや尊厳を託して応援する。それはいい。
しかし、負けたからといって、誰かに敗因を押し付けて、その瞬間から「あいつらと俺は関係ない。あいつらがサッカー弱いから悪い」と自尊心を保つのは違うと思うんだよな。

ザッケローニ批判も本田批判も今野批判も本質は同じだろ?
もっともらしい理屈に彩られてはいるが、要するに責任の放棄。

俺たちの代表。俺たちの誇り。
そんなものは嘘八百だったんじゃないか?
希望とは違う結果になった途端、「俺たちとは関係ないから」と批判する。
俺たちの代表なら俺たちにも責任の一端はあるはずだ。
アジア予選でもベルギー遠征でも、調子の良い時は「さすが日本代表」と。「日本人は優秀だよな」と。
俺たちと日本代表は繋がっていたはずだ。

しかし、ワールドカップは甘くはなかった。サッカーの世界では日本人は優秀じゃなかった。それを受け入れないといけないんじゃないか?

今日、半期決算の数字を振り返った時に俺は思った。
もう少し頑張ればあと1ポイントは上乗せできたかもしれん。
俺たちの代表が負けたのは、俺も頑張れなかったからなんだと納得したよ。
だから下半期はもう少し頑張るし、馬券も当てるから、日本代表も更なる進化を遂げてほしいね。


ギフト
2014/6/25(水)21:22

☆関西人
ザック代表、グループリーグ敗退
ある程度覚悟してたとはいえ、やはり悔しいね…。

しかし、このグループリーグ3試合の中で、私はコロンビア戦の出来が一番良かったと思う。
もちろん戦略的に「球を持たされてた」部分はあるだろうが、全部が全部そういうワケでもなかったよ。
明らかにウチが「持っていた」場面もたくさんあったワケで、今回は最後まで一歩も引かない姿勢を見せてくれたと思う。
むしろ、これを初戦でやってくれてたらなぁ…。

スコアは1ー4。
奇しくも、06年ジーコ代表の最終戦と同じスコアである。
いくらリメイクとはいえ、ここまで原作に忠実とはね(笑)。
で、今後メディアやファンは嬉々として「戦犯探し」に躍起となり、たとえばそれがザックだと結論付けて、彼が代表を去ると「癌細胞の切除に成功しました!」と再び勘違いしてしまうんだろう。
それだと、また同じことの繰り返しさ。
そんなことだと、近い将来に再び同じリメイク作品を生んでしまう。
あるいは、「もっと身の丈に合ったサッカーを志向すべきだ」「堅守カウンターしかないよね」という論調も必ず出てくるよね。
今度は、岡田代表のリメイクか?
そうじゃなくてさ、ちゃんとリメイクじゃないオリジナルの書き下ろしシナリオを作っていこうよ…。

で、お手本になるのが実は今回のコロンビアだったのかもしれん。
このチームも元々は細かい繋ぎ一辺倒の、かなり偏った性格のチームだったんだそうだ。
それを変えたのが、ペケルマンらしい。
速攻カウンターという新しい引き出しをチームに植え付けた。
でもここで大事なのは、ペケルマンは元々のポゼッションというストロングポイントを廃棄しなかったことなんだ。
廃棄してリセットするんじゃなく、前からの遺産を残して尚且つ全く新しい要素をプラスして積み上げていくというやり方。
大事なのは、そこなんだよ。
イマドキのゲーム脳の奴はちょっと挫折するとすぐに全否定をして、リセットボタンを簡単に押してしまう。
それは違うだろ、と。
それだと、Aがダメだと次はB、Bがダメだと次はA、と永遠にループされるだけなんだよ。
これじゃ、A・B交互に繰り返しのリメイク上映ばかりさ。

今回の敗けは、普通に力負け。
向こうは色んな引き出しを持ってたのに、こっちは引き出しがひとつしかなかった。
もう、必然の敗けである。
これは前にも書いたけど、我々の責任でもあるよ。
ザックが引き出し(たとえば343、たとえばハーフナー)を新たに作ろうとした際、間違いなく我々はそれを否定したんだから。
そんな我々がザックを「癌細胞」と断罪するなんざ、ちゃんちゃらおかしいね。
むしろ「癌」は我々であり、私自身だよ。

そして、たったひとつしかない引き出しという前提の中で、今日のチームは死力の限りを尽くしてくれたと思う。
4失点。
…あれは、攻撃的姿勢を貫くがゆえの代償とも言えた。
調子が悪くない選手を交替してしまった、不可解なザック采配。
…あれは、チーム全体の走量を補償するが為のメンテナンスとも言えた。
もしウチの監督がペケルマンなら、4231というシステムそのものをイジる采配をしただろう。
でも、実をいうとウチは4231しかできないんだ(笑)。
だからボランチの交替はボランチ、FWの交替はFWという単純な部品交換しかできない。
そこが、引き出しの無さの限界だったね…。
2014/6/25(水)12:48

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