唯一神を信じる者
神から見れば、宇宙が始まったのも、ついさっきのことなのですよね?
人間はみんな、本来はアダムなのですよね?
罪を覚えるようになってから、死ぬことを恐れるようになるのではないかと思います。
イエスが預言者の中で、一番アダムに近いのではないかと思います。
処女から産まれたイエスは、神からの霊で、生きながらにして、この世の者ではなかったということですよね?
クルア−ンの中で、楽園で、天使たちがア−ダムに礼拝している箇所があります。
それと同じように、人間が楽園に帰った時には、天使たちの礼拝を受けるようになるのではないでしょうか。
思えば、惑星の自転や公転、血液の循環、原子の周りを飛び回る分子など、すべてが、カ−バ神殿の周りを回るする時のように、天使の礼拝の姿を現しているのではないかと思います。
ヨセフに夜空の星たちが礼拝したように、楽園では、恒星のように天使たちの礼拝を受ける、無数のアダムが存在しているのではないかと思います。
そのような人間本来の、天での姿を伴って地上に遣わされたのが、イエスだったのではないでしょうか?
神に子供がいるとかいうことではなくて、人間は本来、神に内包された存在だということをイエスは伝えたかったのだと思います。そのことを人間にわかりやすく伝えるために自分は神の子供だと言ったのだと思います。
それと人間の罪の根源にあるものって、性欲なのではないかと思います。
歴史が始まって以来、人間が犯してきた犯罪や略奪、その他いろいろな悪も、その根源にあるものは、性欲ではないかと思います。
人間、産まれたばかりの頃は、楽園でのアダムのような存在ですが、性を意識する年頃になると、人を容姿で差別したりすることを覚えるようになり、劣等感などから、人の上に立ちたいと思い、そのために、人をさげすんだり、蹴落とすことを覚えるようになり、そのことが、むさぼりにつながることになるのではないでしょうか?
アダムが性を意識して、自分の恥部を隠すことを覚えるようになったように。
人間の肉欲の根源である性に執着することによって、死への恐怖という悪魔に支配されるのではないでしょうか。