塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ3228 2017/10/29 0:19

▼世話係
読書C
女はすぐにわかるだろう。
抱きついてきたのが、薫ではないと。
ふつうは、おどろいて声を上げ、さわぐ。

作者はがんばる。
「女君(おんなぎみ)は、あらぬ人なりけり、と思うに」
つまり、浮舟もまた、当然、「ちがう人だ」と思った。
なぜ人を呼ばないのか。
「あさましういみじけれど、声をだにせさせたまはず」
女はあまりのことにびっくりしていて、男は声を出させない。
手で口を覆ったのか、くわしくは書いてない。
まだ、匂宮とはわかってないのは、数行先に、あのときの人だと察した、という文がくる。
10/29 0:19

▼世話係
読書C
女はすぐにわかるだろう。
抱きついてきたのが、薫ではないと。
ふつうは、おどろいて声を上げ、さわぐ。

作者はがんばる。
「女君(おんなぎみ)は、あらぬ人なりけり、と思うに」
つまり、浮舟もまた、当然、「ちがう人だ」と思った。
なぜ人を呼ばないのか。
「あさましういみじけれど、声をだにせさせたまはず」
女はあまりのことにびっくりしていて、男は声を出させない。
手で口を覆ったのか、くわしくは書いてない。
まだ、匂宮とはわかってないのは、数行先にあのときの人だと察した。
10/29 0:16

▼世話係
読書B
薫は、山荘の姉妹の姉の大君に似た女ばかり
追いかけてきた。
いまそっくりの浮船を見つけて囲うことができた。
ハッピーエンドか。

しかし、紫式部のねらいは、
薫と同じように匂宮が夢中になり、
綱引きを始めることだ。

仕掛けがいる。
ある日、匂宮が家にいると、宇治の浮舟から
姉の「中の君」に手紙がきた。
それを盗み見て、女が宇治にいることがわかった。
クレージーな男は万難を排して行き、暗がりに紛れて、
自分を薫のように見せかけて、寝所にもぐりこむ。
10/28 23:37

▼世話係
読書A
ストーリーを紹介しますか。
「ネタバレ有り」という映画の紹介を読むのは好きですが、
人の本を概略するの、面倒で嫌いです。

話しは、「東屋(あづまや)」からつづきます。
女房の妹(浮舟)を一目見て、匂宮は押し倒しますが、
危機一髪、明石の宮の危篤のしらせがもたらされた。

浮舟の母はそれを知ると、娘を三条の隠れ家に引き取る。
弁の尼の導きでその家にもぐりこんだ薫は
これまでにない積極性をみせて、
夜明けとともに、浮舟を連れて、宇治の新築の寝殿へと逃げた。
そこで、ふたりはこれまでになく親密な数日間を送った。
薫は26、7歳か。宮仕えもあり、正妻もいる。
10/28 15:50

▼世話係
読書@
51卷「浮舟」 了。
源氏死後の宇治での物語。
「宇治十帖」のなかで、
この巻がもっともおもしろい。
ストーリーテーラーとしての一面が遺憾なく発揮された。
そこまでやるのか、やりすぎですよ、といいたいほどだ。

モンク僧の「薫」と、好色皇子の「匂宮(におうみや)」の物語。
これまでは、「中君(なかのきみ)」をめぐる三角関係であったが、
しだいに、異母の妹、「浮舟(うきふね)」が中心になる。

こういう設定は、源氏と頭の中将の関係に似ている。
ふたりは、夕顔をめぐり対立し、女は物の怪に魅入られて死ぬ。

薫と匂宮の戦いはもっと露骨で、浮舟と交互にむつみあい、
どちらがおんなをものにするのか。
10/28 0:37

▼世話係
不義理お詫び
ブログなどでは元気そうですね、といわれる。
はい、というか。
なんと返事しよう。
連絡をいただいても、
返事してない。
(なんだか気鬱なんで、自分を奮い立たせられない)
これが、老いですかね。
10/27 23:47

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