塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ3204 2017/9/22 8:30

▼世話係
おはよう、トーク小屋
昨日、正式に決まりました。

◎好評公開講座第二弾!
標題 『浅草弾左衛門』の書き方
講師 塩見鮮一郎
場所 トーク小屋会場(「文藝トーク小屋」のブログ参照)
資料 当方で用意します。
会費 2000円(たぶん、缶ビール一本付き)
日時 11月18日(土曜)6時半〜8時半
のち、慰労会、場所未定。

◎忘年会
日時 12月23日(土曜)6時半〜8時半
場所 こちら漁業部新宿店(予定)
会費 飲み放題4000円(予定)

いずれも、参加ほぼ自由。お誘いのうえ、いらしてください。
9/22 8:30

▼世話係
ただいま
ふとん叩きもいいし、
旅もよし、
という助言をいただきました。
なるほど、ネ。
9/22 0:43

▼世話係
訂正など
「世上」にします。

柏木の最後の歌はヘタすぎますね。
わざとですか。
柏木は音楽にはすごい才を発揮するのですが。
(キャラの書き分けに式部は腐心します。登場人物の名が
『広辞苑』などの辞書に載るのですから)
9/21 7:04

▼世話係
読書エ
だが、「女三の宮」との契りについては言わなくて、
正妻の「女二の宮(落葉の宮)」について、助けてやってくれと言い遺す。
そしてまもなく息を引き取った。

式部の筆は、ここぞとばかりに、柏木の両親や、関係者ひとりひとりの
心理を描くのだ。そのことで、他愛もないストーリーに、
リアルをあたえ、物語の幅を広げる。そのことを、よく知っている。

夕霧はしばしば、落葉の宮をなぐさめに通っているうちに、
しだいに好ましい印象を抱くようになる。
うまく、物語をつづけようという作戦なのだ。
9/21 2:30

▼世話係
読書ウ
娘の出産と、その衰弱を知った
父の朱雀は、ひそかに六条を訪れ、
娘の願いを聞き入れて出家させてしまう。
僧を呼んでその場で剃髪させた。
せっかく後見を頼んだ源氏への不満は極力おさえている。
源氏もそばにいて、朱雀のされることを見ていて、
ただ、涙に暮れている。
女三の宮が尼になることをひそかに悲しんでいる。

彼女が出家したと聞いた柏木の病は、ますます重くなる。
見舞いに訪ねてきた夕霧に
本当のことを話したい。話そうかな、と迷う。
9/21 1:04

▼世話係
読書イ
物語は、「若菜下」をそのまま受けて、
柏木の苦悩と病状の悪化がつげられる。

女三の宮に送った最後の手紙。
「今はとて燃えむ煙もむすぼほれ
絶えぬ思ひのなほや残らむ」
(あなたへの未練のため、荼毘にふした私の煙は、
いつまでも残りつづけるでしょう」

女の方は、もっと苦しい。柏木の子が産まれた。
男子だった。(薫である)

男子出産で、源氏は欣喜しなければならない。
にこにこしながらも、赤子に柏木の面影をさぐる。
9/21 0:38

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