塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ3197 2017/9/16 1:28

▼世話係
明石の君の夫は、いまの天皇である。その父親が、あの朱雀(すさく)帝である。
院政を敷いていた朱雀が、ついに出家する。
そのとき、唯一の気がかりは、女三宮(おんなさんのみや)であった。13か14か。

その子の後見人をあれこれ考えてみたが、
年を食っていても、源氏しかいない。
朱雀は、逃げ腰の源氏を口説き落として、
めでたく輿入(こしい)れになった。

鞍馬の山で見初めた「紫の上」より、はるかに身分は高い。
源氏の正室になる。
思っても見なかった事態に、紫の上の苦悩はふかまる。

新婚三日は、男は嫁のそばに通う。もしかすれば、こもる。
新しい三角関係を作ったともいえる。
9/16 1:28

▼世話係
読書五
明石の君の夫は、いまの天皇である。その父親が、あの朱雀(すさく)帝である。院政を敷いていた朱雀が、ついに出家する。そのとき、
唯一の気がかりは、女三宮(おんなさんのみや)であった。13か14か。
その子の後見人をあれこれ考えてみたが、
年を食っていても、源氏しかいない。
朱雀は、逃げ腰の源氏を口説き落として、
めでたく輿入れになった。
鞍馬の山で見初めた「紫の上」より、はるかに身分は高い。
源氏の正室になる。
思っても見なかった事態に、紫の上の苦悩はふかまる。
新婚三日は、男は嫁のそばに通う。もしかすれば、こもる。
新しい三角関係を作ったともいえる。
9/16 1:21

▼世話係
読書四
「若菜上」が長くなったのは、
女三宮がヒロインとして、突如、出現する展開を
読者にちゃんと納得してもらいたかったからかもしれない。

古い人物から新しい人物へ。新人が登場して、
これまでの人物がなつかしい存在になる。
わかってますね、女史。

新人はこれまでのヒロインよりは、もっと強烈でないと
物語は刷新されない。
つまり、紫の上よりも、上に行かなければならない。
作者は考えに考えたあげく、天皇の寵愛する娘を見つけた。
9/16 1:07

▼世話係
夜討
ではない。幼稚。
幼稚園児に悪いか。
あれ。
目覚まし時計のような。
聞いたことないが、役だったとも
聞いたことがない。
だれが設けて儲けてるのか。
地下に入れ。地下がない。
物蔭ってなんだ。
飛んできたら、そのまえに死んでるわ。
9/15 15:29

▼わかけん
かの国に
明るい未来はない
イジゲンの圧力
についてとやかく言いませんが、
この修辞レベルが国のトップかと思うと、
未来がないのは、どっちの話ですかと言いたくなります。
9/15 10:58

▼世話係
読書参
明石で源氏が「明石の君」に産ませた娘は、
「明石の女御(にょご)」と呼ばれる。12歳で天子を産んだ。

それを明石で知った「明石の入道」は、心境をつづった遺書のような手紙を送ってきた。
その誠実な内容を、妻の「明石の尼」が読み、「明石の君」が読み、「女御」が読み、
源氏までも読んだ。
みんな感銘をおぼえ、人生についての思いを深くした。

その手紙の全文を作者はこしらえ、縁者の反応をていねいに書いている。
人生の有為転変、不思議なえにし、懐旧の情。
泣かない者はいない。

この作者のいちばんいいところだ。わたしも感動しました。
長い巻のハイライトと感じた。
9/15 1:01

31983196

掲示板に戻る