塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ3198 2017/9/17 13:41

▼世話係
窮鼠
加計隠し解散ですか。
いいんですか。
朝鮮有事の際に
名聞なき選挙など。
9/17 13:41

▼世話係
読書
『浅草弾左衛門』「幕末躍動篇」 了。
もちろん、うまく行った場面と
とどこおっている場面など、
いまでは冷静に判断できます。

何回もエディションをかさねながら、
いまだに誤字誤記を見つけて、暗然としました。

しかし、それでも、「これを書いていてよかった」という感想。
もう書けないし、これからくる作家も、細部に関しては、
調べようがないだろう。
9/17 0:27

▼世話係
訂正
読書五の冒頭。
「明石の君の夫は、いまの天皇である」は、
「明石の姫(女御)」です。
9/16 7:22

▼世話係
読書七
ここで、作者は猫を使う。
ネコが日本に渡来したのは、ずっとおそく、
奈良朝か、平安朝か。高貴な人の愛玩物になり、
農家でネズミを追いまわすようになるのは、
ずっとのちのことだ。

女三宮の愛玩する高価な「唐猫(からねこ)」が、
御簾(みす)のうちから逃げてきて、首につけた紐が御簾にからまり、
その隙間から、柏木は女三宮を見てしまった。
もうひとつの三角関係が生まれた瞬間だ。

いろいろと手をつくして、その猫を手に入れて、
柏木は胸に抱き、毛をなでてやる。
倒錯のにおいもする。
9/16 2:05

▼世話係
読書六
しかし、事態はもっと複雑だ。
ストーリーテーラー式部の真骨頂ともいえる。

まず源氏がこの13,4の女に、物足りなくなる。
最初のうちはおもしろくても、
ロリコンでなければ、子守とおなじだ。

そのとき思いだしたのが、あのジュリエットだ。
須磨に追いやられる契機のひとつになった敵方の女だ。
何年ぶりかに潜んで行く。朧月夜(おぼろづきよ)に廊下で出会った女。

蹴鞠(けまり)の会が、六条の源氏ハーレムで催された。
若い公卿たちが集まった。
そのうちに、柏木(かしわぎ)もいた。
雨夜の品定めの「頭の中将」の子である。
源氏の嫡男・夕霧の友でもある。
9/16 1:47

▼世話係
読書五
明石の君の夫は、いまの天皇である。その父親が、あの朱雀(すさく)帝である。
院政を敷いていた朱雀が、ついに出家する。
そのとき、唯一の気がかりは、女三宮(おんなさんのみや)であった。13か14か。

その子の後見人をあれこれ考えてみたが、
年を食っていても、源氏しかいない。
朱雀は、逃げ腰の源氏を口説き落として、
めでたく輿入(こしい)れになった。

鞍馬の山で見初めた「紫の上」より、はるかに身分は高い。
源氏の正室になる。
思っても見なかった事態に、紫の上の苦悩はふかまる。

新婚三日は、男は嫁のそばに通う。もしかすれば、こもる。
新しい三角関係を作ったともいえる。
9/16 1:29

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