塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ3186 2017/8/30 7:55

▼世話係
そうでした。
ま、妹なら、源氏の叔母か。
このとき、政界のゴッドマザーみたいですね。
8/30 7:55

▼咲
大宮
桐壺帝の妹か姉だったような気がします???
8/30 6:51

▼世話係
長丁場(ながちょうば)
いい言葉ですね。
芝居からきたのでしょうか。
シナリオの人も大変、演者も大変。見るほうはどう?

『西海道』につづいて、『源氏』も長くなって、大変。
7月初めから読んで、いま半分です。
いまなぜ、『源氏』か。

なに、ジジが暇だからです。
8/30 2:45

▼世話係
読書ろ
大宮は高齢で病気がちですが、
源氏と娘葵の子の夕霧をかわいがり、また内大臣の孫の「雲井の雁」の味方です。

源氏は義母になる大宮を利用して、内大臣に会い、
玉鬘を養女のようにした行為について説明し、
本当の父の頭の中将に、玉鬘の成人式に参加し、
裳着(もぎ)の紐をむすぶ大事な役を果たしてほしいと依頼する。

玉鬘が内大臣の娘であったという驚愕の事実が、関係者を震撼さす。
源氏はもっと早く言うべきではないのか。

いや、私も知らなかったと、白を切る源氏。
シェイクスピア劇のような、弁論の応酬。聞くべし。
8/30 0:40

▼世話係
読書い
第29卷「行幸(みゆき)」 了。
この巻は、作者に負担のかかる内容です。
あの長谷寺で、乳母と玉鬘(夕顔の娘)の一行が、
ばったり会う場面に次ぎますか。

玉鬘(たまかづら)の本当の父親は、内大臣(頭の中将)です。
平安朝のトップは、藤壺と源氏の不義密通の子、冷泉(れいぜい)天皇で、
ナンバーツーが、源氏、スリーが内大臣です。
この権力図が、物語の進展におおきく影を落とした。

仲介役が、「大宮」で、内大臣と故葵(あおい)の母です。
つまり故桐壺帝の正妻です。
8/30 0:27

▼世話係
読書2
美女もいいけど、びじょばかりだと食傷してくる。
だんだん、描写も画一化する。
玉鬘(たまかづら)について。

「いとおかしき色合ひ、つらつきなり。酸漿(ほほづき)などいふめるやうにふくらかにて、
髪のかかれる隙々(ひまひま)うつくしうおぼゆ」

「ほんとにきれいな顔色で、頬のあたりがホオズキのようにふっくらとしているのが、
黒髪のたれた隙間からみえて、とてもうつくしいと思える」

このあと、目もとがほほえんでいるようなのが上品でないけれど、
そのほかに欠点はない、とつづく。

しかし、堅物の夕霧は「雲居の雁(かり)」のことを思いつめ、
姫も夕霧をしたって、やせおとろえている。
8/29 1:09

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