塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ3185
2017/8/29 0:59
▼世話係読書2近江の君のような香辛料もいらしましたが、
美女に食傷する。だんだん、描写も画一化してくる。
玉鬘(たまかづら)について。
「いとおかしき色合ひ、つらつきなり。酸漿(ほほづき)などいふめるやうにふくらかにて、髪のかかれる隙々(ひまひま)うつくしうおぼゆ」
ほんとにきれいな顔色で、頬のあたりがホオズキのようにふっくらとして赤ばんでいるのが、黒髪のたれた隙間からみえるのが、とてもうつくしい。
しかと、堅物の夕霧は雲居の雁のことを思いつめている。
8/29 0:59
▼世話係読書1第28巻「野分」 了。
台風だろう。風雨の激しかった翌朝の庭の描写。
まさに紫式部が、もののあわれではなく、リアリズムの眼を
持っていたことを証明する。(鴨長明のようなヤワではないぞよ)
ということはまた、須磨に行っていたら、暴風や高波の描写が
迫真に迫っただろうことを推測させる。
源氏は四か所の女の屋敷をお見舞いする。ついでに、冗談を言ったり、
いちゃついてみたりする。
葵の上との間の子の夕霧が同行し、初めて紫の上を垣間見る。
夕顔の娘の玉鬘、それに明石の君とその娘を覗き、
いずれのお方も美しいのを知る。
8/29 0:43
▼世話係 nice Japanese茶利さん、わかりました。
そのようにしてください。
8/28 13:18
▼茶利塩見先生へ、
ご無沙汰しております。お元気そうで何よりです。
重陽の日のことは忘れていません。原稿というよりはレジュメみたいな形になりそうですが、内容や構成、ヤマづくりや疑問点についてご指導をいただければ幸いです。9月6日までにメールリストの方々にお送りします。
よろしくお願いします。
8/28 10:19
▼咲違うかもしれませんがハイデガーを思い出しました。
8/28 6:14
▼世話係氷が溶けるように時間はすぎさる。
ロマンチックな言葉ではなく、
これまで何度も、
トイレで頭をかすめた言葉も、パソコンの起動している間に消えた。
ま、いいや。
で、残暑払いにいて思っていたのは、
私をふくめて全員がちゃんと年老いていることだ。
それは立派なことだ。
それがそうでない障碍者の存在は知ってますが、
ここでは、その文法を使わない。
いいたいことは、ひとつ、社会に流れている時間、Nの時報のようなものは、
個々人には関係ない。
個々人はそれぞれ別の世界で生きている。
生誕から死亡まで、その経由する時間は、ただ自己に所属し、
物理的な時間とは交差しない。
そこに、可能性もある。
8/28 4:02