塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ3184
2017/8/28 3:57
▼世話係氷が溶けるように時間はすぎさる。
ロマンチックな言葉ではなく、
これまで何度も
トイレで頭をかすめた言葉も、パソコンの起動している間に消えた。
ま、いいや。
で、残暑払いにいて思っていたのは、
私をふくめで、全員がちゃんと年老いていることだ。
それは立派なことだ。
それがそうでない障碍者の存在はよく知ってますが、
このような文法をいまは使いたい。
いいたいことは、ひとつ、社会に流れている時間、Nの時報のようなものは、
個々人には関係ない。
個々人はそれぞれ別の世界で生きている。
生誕から死亡まで、その経由する時間は、ただ事故に所属し、
物理的な時間とは交差しない。
そこに、可能性もある。
8/28 3:57
▼世話係残暑払いご報告全体についてはなにもわかりませんが、
わたしは興味深いし、愉快な一夜でした。
今年はスケジュールの都合で、7月末も8月初頭も取れない。
パスしましょうよ、といって反論にあったことは、さきに書きました。
「こちら漁業部」に一度は予約しましたが、
「こちら」でない、こちらにしました。
よかったのかどうか、迷います。
漁業部に関心がある人から、行きたいと言われたので、忘年会しますか。
ジジは歩けるかなあ。
8/28 3:02
▼世話係読書第27巻「篝火(かがりび)」 了。
ほんとに短い。20枚にもなるまい。
これ、うすっぺらな草紙になるのですか。
それとも、ほかの巻と合わせているのですか。
夏がつづき、そして秋。あたりまえですか。
べつに新しい展開はありません。
なんでこんな巻を入れたのか。
だれか教えてください。
8/28 1:57
▼世話係読書ēさらに女史は、近江の君が作った歌を紹介して、
笑いを呼んだ。
ひどいといえば、ひどいか。
漫才や落語の嚆矢(こうし)とするか。
知っている地名をでたらめにならべています。
「常陸なる駿河の海の須磨の浦に
波立ち出でよ、はこ崎の松」
8/28 1:49
▼世話係読書dそれで訳も面倒なになるのだが、
「愛敬もあるし、髪も豊かで、
前世の因縁で不具なところがあるわけではない。
しかし額はとてもせまく、口調がげ下卑た早口なので、それが、
全体の印象を損なわせた」
そのあとに、近江生まれで、みすぼらしい田舎者のあいだで
育ったのでしょうがない。
「ひぢぢかに」は、辞書だと、ちいさいとか、
ぴちぴちしているというふうにあるが、ここにフィットしてくれない。
8/28 1:35
▼世話係読書Cエリートの女子作家に、できそこないの女はどう見えるのか。
「近江の君」は重要な人物ではないが、式部はかなりの筆を使った。
「容貌(かたち)は、ひぢぢかに、愛敬(あいぎょう)つきたるさまして、
髪うるはしく、罪かろげなるを、額のいと近やかなると、
声のあはつけさとにそこなはれたるなめり」
巧者の女作家は、相手の悪口を書くときも、一辺倒に書かないで、
いいところも少しだけ触れ、自己の文にリアリティーを与える。
8/28 1:09