塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ3160 2017/8/2 0:27

▼世話係
読書❶
10卷「賢木(さかき)」 了。
榊(さかき)に通じる命名。

『細雪』中巻も読んでいるのだが、『源氏』に手が伸びる。
谷崎がじゃりっぽく見えてしまう。

源氏は23歳。編年体で男の一生を描くのは、『伊勢物語』と同工です。
在原業平がイケメンの好色貴族で、ただ書と歌をよくする。
それも源氏に受けつがれています、

もう源氏は青年ではありません。
しっかりとした成人男性の風格をそなえてきて、それがまた、
昔の女も、あたらしい女をも、熱狂させるのです。
欠けたところがない男だと、式部はいいます。
8/2 0:27

▼世話係
読書❶
10卷「賢木(さかき)」 了。
榊(さかき)に通じる命名。

『細雪』中巻も読んでいるのだが、『源氏』に手が伸びる。
谷崎がじゃりっぽく見えて今う。

源氏は23歳。編年体で男の一生を描くのは、『伊勢物語』と同工です。
在原業平がイケメンの好色貴族で、ただ書と歌をよくする。
それも源氏に受けつがれています、

もう源氏は青年ではありません。
しっかりとした成人男性の風格をそなえてきて、それがまた、
昔の女も、あたらしい女を熱狂させるのです。
欠けたとこがない男だと言います。
8/2 0:24

▼世話係
仙人になると、
若い人だけではなく、
シルバー(この言い方を止めませんか。銀色を本来の意味で使えなくなります。金のつぎが銀、どうですか)も、
独身者も既婚者も、
健常者も病者も、
幼者も高校生も、
それぞれが資本のターゲットになっているのがわかります。
リクルートを初め、書店の雑誌類はその草刈り場の色分けを白日に
さらしています。
銃眼はあなたをねらっている。
その作業に従事しているのが高学歴の男女ですから、
脱出口は、もはやありません。
社会進出した女性は、「プレジデント」を読むのです。
8/1 1:16

▼世話係
スマート
たぶん、憎まれ口を叩きたいのだ。

一度はスマホを使用したのだが、
24時間在宅しているなら、いらないか。
ディスプレイを指でひつきりなしに、いじってる姿は
apeみたいで、スマートではない。
そんな、あの中になにかがあると思っているのか。
そんなはずがないでしょう。

国民がおなじことをする時代は、赤信号かもね。
7/31 3:05

▼世話係
読書4
『源氏』は、ハーレクインロマンだという人もいるが、
文章力と構成力は群を抜いている。
『デカメロン』に匹敵する好色文学の覇だとしていい。

無理強いに犯した源氏はうそぶいて、「人のけじめ見立てはべり」
というか。いつまで、ねんねでいるつもりか。
「女紫式部」はよくマッチョの高貴な男を観察している。

その翌朝、源氏は起きてきたが、紫の上はふせたままだ。
ひと言も口をきかない。
なかをのぞくと、
「額髪(ひたいがみ)もいたう濡れたまへり」
と、描写する。
7/31 2:09

▼世話係
読書3
夕霧を殺したのも、御息所だという説もあるが、
あまたいる女のだれかれよりも、正妻が標的になるのが自然だ。
しかも葵は、源氏の子を産もうとしている。
ぶじに出産したけれど、母は死ぬことになる。
葵の身分はきわめて高く、左大臣の父の庇護のもとに安定した暮らしを送ったが、
光り輝く美男子と結婚しても、うすぼんやりした短い一生だった。

一方、いい気な男は、妻の49日がすぎると、美しく成長した
「紫の上」に手を付けた。
7/31 1:52

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