塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ3149 2017/7/11 0:17

▼世話係
親切かリトマス紙か
売込中の秘書女(東大マニア)が、
サンティアーゴなんとかの翻訳本や、新潮文庫の『姫神の来歴』を運んできた。

いま、源氏を読んでいる。54帖なんだろ。
読書は仕事ではない。
楽しいのだ。
慣れると、テレビや漫画や映画なんか、目じゃない。
脳の芯がうずくもんだ。

まず、慣れる。
7/11 0:17

▼世話係
残暑払い
すこし高くなりそう。
いまから貯金してください。
5000以下、4000以上か。
交渉中です。
7/10 17:02

▼世話係
読書3
空蝉がどんなに聡明で、受け答え、礼儀作法はわきまえていても、
さらに書はすばらしく、歌も抜群か。

しかし、そういう才だけで、
妻もいる源氏が夢中になるとは思えない。
物語の流れに支障をきたしている。

作者の式部は自己をあからさまにして、
それでも源氏に言い寄られてみたかったのか。
それはそれで、あさましい。
平安の自意識の悲劇か。
優越と劣等がいりまじるコンプレックスか。

男にとってどんな女がいいか、「雨夜の品定め」での辛口批評を想起すれば、
空蝉が源氏に「持てている」状況は、すこし無理がある。
7/10 1:27

▼世話係
読書2
はじめから口語訳にしますか。

「空蝉は口元を袖で隠していてよくわからないが、
横顔は、目がすこし腫れているようだ。
鼻筋もすっきりしてない。
色っぽさは感じられない」

ちゃんといえばブスだと書いてある。

ほかのとこにも、「頭も細く、全体に小柄な人で、見栄えはしない。ほかの人に顔を見られないよう気にしている。痩せている腕を袖で隠している」

こんなふうに空蝉は描写される。
7/10 1:03

▼世話係
読書1
「空蝉(うつせみ)了。

帚木の空蝉とまちがえて、義理の子の
「軒端(のきば)の荻(おぎ)」と寝てしまう源氏。
空蝉の弟の小君(こぎみ)との交情。

おもしろいのは、空蝉の境遇が紫式部と似ている。
それだ、空蝉は作者だ。

その説が破綻するのか、式部の描写がおかしいのか。
空蝉へのつぎの描写をどう読むか。
7/10 0:46

▼世話係
最初のプラン
では、板橋駅から出発するつもりでした。
かつて、みんなと歩いたこともあり、かなり長距離。
それでサボったわけです。

永倉新八が、あそこに新選組の追悼墓所を作ったのは、
あの場所ではないにしても、
近くで近藤勇が首をはねられたからでしょう。
江戸の四宿の本『江戸東京を歩く』で、わたしは、板橋には刑場がないから、
「馬捨て場」でやられたという説を披露しました。

駅から踏切のほうへ行くと、中山道、一里塚がありました。そのあたりです。
馬を捨てる、ケガレのきわまる場所で、土佐の侍は、憎い近藤を貶めたのです。
7/10 0:30

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