塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ3112
2017/5/8 0:55
▼世話係松坂の一夜松坂に、その幻影の古代を夢見て、万葉集を
研究しつくした男がきた。
会いました。やっと会えた。
その後の「国学」の出発になったという人もいる特筆すべき時間でした。
会って、なにを語ったか。
賀茂真淵(かものまぶち)、65歳、
本居は32歳。
カモさんは率直に、わたしは古事記に現わされている
日本の古代の言葉を知りたかった。
そのためには、まず万葉集に書きとどめられている日本の古語を熟知しなければならないと考えた。
5/8 0:55
▼世話係天皇と大衆が、モトオリの内部で混然としていても
おかしくありません。
天皇制度を軸にして
おたがいの政治軸を定めたのは、
大正デモクラシー後でしょう。
本居が直面しているのは、徳川の強権です。
だれも、なびかなければ、生業はできません。
武士から町人になり、
権力を失った京都の「みやび」に惹かれ続けた男には、天皇こそヒーローです。
実在する天皇ではなく、国の始まりにいた奈良のミカドです。
ほんとにロマンチックナ人だと思います。
で、ルソーなんです。
5/8 0:40
▼世話係本居が知りたかったのは、から言葉に支配されるまえの日本です。
和です。やまと言葉です。
かれはそれを、なぜか、みやびで美しく夢みたのです。
徳川の儒学を真似た息苦しいモラルに反発したのかもしれません。
漢字だらけの知識階級の書物にうんざりもしたのでしょう。
(わたしは翻訳でしか自己を語れない論客をいっぱい知っています)
だれも気づきませんが、本居はルソーに似ているかも知れません。
伊勢神宮に参る無慮何千万の民衆が、
かれの松坂を通って行きます。
5/8 0:30
▼世話係本居練習近代は科学的、実証主義で歴史を語ると言いながら、
維新以降、右翼も市民派も、イデオロギーで
裁断しただけです。
それで、いまなにもないのです。
護憲派はカビの生えた戦前のイデーしかなく、
市民派も破産した左翼思想の断片をコピーしているだけです。
お互いの語彙の貧困。
本居への批評的な評価にだれもが苦慮しています。
5/8 0:20
▼世話係天皇を利用する愛国主義者が多いのは、
天皇に人権を与えなかかったからです。
ね、そうですよ。
5/7 23:53
▼お城大好き先日の四日五日の仕事先は依頼書の地図を片手に早朝、入谷駅を金美館通りせんわ通り花園通りに入り最初の信号を左折、在りました千束3丁目7階建てのマンションでした。傍の角柱に京町通りそうです吉原でした。仕事の合間にヒヤカシテやろうと仲の町通りを大門へ角町・揚屋・江戸町通りと朝早くから開いてる店があるんですね、胡散臭さそうに見られながら、作業服ビニ-ル手袋、助十になった気で表通り・路地と廻りました。大門に近い方に大きな店、路地には小さい店、仕舞屋風の店とか色々で面白かったです。仲之町通りに立つと左右が傾斜していて、柳までのくねった道の左右の坂から、又屋上からの眺めでアサヒビール・五重塔の相輪が見え、
、浅草寺裏手の田んぼの中だったんだと実感できました。
5/7 22:00