塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板
過去ログ3068
2017/3/11 9:50
▼わかけんアルファ後悔ですか。
デビュー作だし、将棋の話だったので読もうと思ってましたがやめます。
色気ムンムン、デレデレはひどいですね。
ラストについては自分の作を想起し、恥ずかしくなります。
3/11 9:50
▼世話係読書塩田武士『盤上のアルファ』 了。
『罪の声』がエンタメとして、よくできていたので、あと一冊。そして、後悔。
「女の色気をムンムンと漂わせながら」
とか、
「この美人の積極性に、デレデレと弛緩しきった表情を見せた」とか。
やいやい。
ラストも、「武庫川の河川敷に並んで咲く
満開の桜が、男の初陣を見送った。」
満票で受賞が決まった。
あれまあ。
将棋師の話。新聞記者が主人公。
3/11 0:35
▼世話係読書萩原朔太郎『月に吠える』
月が出た。
丘の上に人が立っている。
帽子の下に顔がある。
「蛙の死」より
3/10 15:24
▼世話係読書萩原朔太郎『猫町』 了。
竹が生え、の詩人ですが、論考も散文もある。
すべてがいいわけではないが、これはいい。
冒頭は書生っぽいので、
真似してもらいたくないが、
町の描写になるとなかなか。
ネタをバラしてはならない作品なので、
ストーリーは紹介しない。
100枚もないのでは。
70年代は、これや、檸檬をみんなで読んだものです。
3/10 0:24
▼世話係読書『パルムの僧院』上巻 了。
まだ、わたしが夢中になった場面はこない。
ファブリスという美貌の主人公の愚行かくりひろげられる。
ミラノやコモ湖。君主制の小国がいくつもある。イタリアの後進性にいらだち、
青年はワーテルローの戦いにひとり出かける。
ナポレオンを一目、見たい。
政治的な駆け引きや、陰謀、美貌の人妻との
貴族的な交友。カネと地位と名誉がまんじ模様を描きます。
3/9 0:50
▼世話係 ゲーテ『ファウスト』の主要テーマは
老いと誘惑だ。
博士はメフィストフェレスに魂を売り、
若返りと恋を得る。
この本の翻訳の編集を何度もやり、
30前後のわたしに疑義はなかった。
いま博士の年齢になったが、
青春に対する憧憬などない。
老いは、老いの果実を用意していた。
ゲーテは老人をよく知らない。
3/8 3:25