塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ3007 2016/12/12 2:07

▼世話係
閑話休題
写真って、すごいですね。
小田原の家の二階のわが仕事部屋。
50代です。

いまもすわって、
「花は浅草に着いた。川も原も渺々としていた」
と、書きたい。
だれかれとなく、飲みに来てくれて、
一泊し、御幸ヶ浜の海岸を散歩した。
12/12 2:07

▼世話係
閑話休題
写真って、すごいですね。
小田原の家の二階のわが仕事部屋。
50代です。

いまもすわって、
「花は浅草に着いた。川も原も渺々としていた」
と、書きたい。
だれかれとなく、飲みに来てくれて、
一泊し、御幸ヶ原の海岸を散歩した。
12/12 1:37

▼世話係
読書3
攻めあぐねた鎌倉方は、赤坂城を水断ちにして成功したのを思い出す。
千早嬢は山つづきではない。水は深夜下の谷川まで汲みに降りてきているに違いない。
屈強な部下の一隊を張り込ませた。
しかし、だれも現れない。
楠木正成は城を作るとき、湧き水のある土地を選んでいた。それと、雨水をためる水舟(みずぶね)を300も用意していた。
城の下の小川にくる武家を奇襲して皆殺しにした。

攻撃側は倦んで遊び女などを呼び、双六でうさをはらした。

そこへ勢いを盛り返した大塔宮の軍がゲリラ攻撃をかけた。
12/12 0:16

▼世話係
読書2
❷千早城(ちはやのじょう)
ここに楠木正成はこもった。
押し寄せた幕軍が200万騎というのは、にわかに信じられないが、東の国の武家は寝こそぎ動員されている。

河内と奈良の境の山、金剛山の峰の端に城はある。ぐるりが峻厳な崖で攻め込めない。
城の下に取りついたにしても、丸太や石や熱湯、そして弓矢を雨のように射かけられる。

京都から大工を呼び寄せて長い梯子をかけた。油をあびせられ、火をつけられた。

「いかがせんと、身を揉うで押し合ふ程に、
橋げた中より燃え折れて、谷底にどうと落ちければ、数千の兵、同時に猛火のなかへ落ち重なつて、いち人も残らず焼け死ににけり」
12/11 23:35

▼世話係
読書2
『太平記』第七巻つづき

❶吉野城
ここに立てこもったのは、
後醍醐の子の大塔宮オオトウノミヤ、護良(もりよし)である。
幕府の5万騎を防ぐのは僧兵500人。
勝負にならない。赤坂城で勝利した敵兵もこちらにかけつけた。

大塔宮は死を覚悟して打って出ようとしたが、忠臣が身代わりになることで脱出できた。
高野山に隠れた。
12/11 23:14

▼咲
師走は飛んでいきます
夏子のは、序破急でいうと破の序まで、かたまった気がします。年末年始に仕上げるつもりです。1月5日に間に合わせられるよう、きばります!
今月は、謡曲『葵上』をモチーフにした戯曲を仕上げます。来年のベトナム公演用です。これをもって、戯曲はしらばらく休みます。
竹取もそうですが、『葵上』を写していると、頭がそれしか考えられなくなります。ことばがわからないからです。
ふだん、わかっていると思っていることばも、実はわかっていないのかもしれません。
12/11 20:17

30083006

掲示板に戻る