塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2975 2016/10/19 1:03

▼世話係
読書C
「たんぽぽ殺し」という短編も、
『ドイツ表現主義』の詩と小説の巻に収録した。こなまいきな洟垂れでした。
会いたくないタイプで、社ではきらわれものでした。ただし、なぜか、女性社員からは人気者で、それで男社員がわたしを蛇蝎のごとくきらったみたいです。

閑話休題。
こんど「たんぽぽ殺し」が入っている短編集『たんぽぽ殺し』か
邦訳されました。表題作以外を読むのは、初めてでした。
10/19 1:03

▼世話係
読書B
戦後の日本はフランスびいきで、ドイツから目をそむけた。
日独伊の協定や、明るみに出たナチスの蛮行をつきつけられれば、嫌ドクになるのもわかるが、
ヒトラーが消した文化まで見ないのはおかしい。
洟垂れは、日本で無視されている表現主義を知らせたいと思い、
全五巻か六巻の『ドイツ表現主義』まで刊行した。当時は無名のカフカばかりが日本で普及したが、
おおきな革新の流れのうちに出現したのには気がつかない。
10/19 0:55

▼世話係
読書A
1971年、30少しの洟垂れは、日本で初めての刊行になる『ベルリンアレクサンダー広場』を企画し、
上下二巻本で実現した。
この日本語版は、は2012年に一巻本として再刊された。

同世代のジョイスや、『特性のない男』のムシル(ムージル)や、
ドソ・パソスの都会小説とならぶものであり、近年も各国で発売されている。
10/19 0:36

▼世話係
読書
デーブリーン『たんぽぽ殺し』
作者について説明したほうがいいでしょうね。
ベルリンに住んだユダヤ人で、医師にして作家。ナチスが台頭して、バリ、アメリカに亡命。

ドイツ表現主義を代表する作家。

表現主義は全ジャンルにおよび、
クリムト、カフカ、シェーンベルク、映画『カリガリ博士』などで、
第一次世界大戦下のドイツ社会をおおう不条理や絶望や耽溺、なによりも芸術の革命をめざした。
フランスのシュルレアリスムに先駆ける事件である。
10/19 0:22

▼世話係
なにか書きますか。
天皇の浅慮についてか、
それとも、医師の誤診の例をあげますか。
わたしはこれまで固いもののほうが多い物書きでしたが、
人の世の核は、さまざまなアレですよね。
そのことを考えています。
たぶん、政治や経済や思想よりもむつかしいですね。
10/18 1:17

▼世話係
寿司の話か
寿司がでてこなかったですね。
場外のいくつかの寿司屋に行きましたが、
たいしたことはなかった。
客が多すぎて、だらけてしまったか。
しゃりをふくめて、もっとてねいな仕事をしたらどうだ。
「築地」の暖簾を威張っているけど、場外の人は、いまやマーチャントでしょう。
天に恥じない人いますか。
10/16 1:30

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