塩見 鮮一郎公式WEB 掲示板

過去ログ2945 2016/8/9 15:07

▼世話係
こわい
天皇報道で、
テレビは完全に思考停止。
戦時中のラジオとそっくりではないか。
かくも軟弱なジャーナリストか。
8/9 15:07

▼長野のせんせ
8月15日を前に
小説「巫女たちの夏」で示された天皇制の機能をふりかえるきっかけになりそうです。
国民統合の象徴・憲法の下、天皇は国政に関する権能を有しないなど左翼も右翼も自分の都合だけでは勝負はできませんね。
8/9 4:28

▼世話係
天皇制についての
理性的な分析は、日本人にはできない。
一時、マルクス主義に依拠した政治的な「反天連運動」もあったが、
論理の脆弱性のため、後退するしかなかった。
どうい角度で分析するのか。歴史も戦記物も明治維新も第二次大戦も、天皇制でおおわれている。

わたしは『異形にされた人たち』で、
ちょこっと、「差別と天皇」という、
新しくもない理論で書いた。同書のほかの諸はよかったが、これだけは頂けないと批判された。イデーのちがいではなく、わたしの凡愚さを見ぬいての言だう。

「アラーの神」に似ています。
そう、戦前、テンノーは革命(反革命)のシンボルになったのです。
8/9 2:58

▼世話係
おはよう
チャイコの5番が耳に残っています。
どんな人だったのでしょうね。
ウィーンを肩を張って歩いているベ氏は、
わりと想像できるのですが、
チャ氏はなかなか、うまくわからない。
8/8 9:14

▼世話係
読書
西村賢太『どうで死ぬ身の一踊り』など
ま、いろいろな本があります。
これは藤沢清造への偏執と同棲した女との痴話げんかを書いている。
自称「私小説」だそうだが、
私小説を支える文体についての配慮はない。
藤沢清造を私小説作家と思いこむのも早計で、
『根津権現裏』の構成は西欧の小説を意識しているし、落魄して行く貧者への思索が
展開されているとするべきだろう。
8/8 0:48

▼世話係
読書C
西村の作は次回にして、
力作『根津権現裏』がダメなのは、
文学に対する宗教的な観念、
思い込み。
作家であるだけで、貧困が肯定され、
その饐えたにおいからの脱出に真剣になれない。
しかし一方、金銭や肩書への激しい願望がある。そのように自己が倒錯しているのが見えなくなる。
いい気なもんだわ、作家は。(笑)

でも、上京してきた青雲の志は、必死のチャレンジで、500枚の長編『根津権現裏』を書いた。まわりの友人に支えられて本にはなったが、
そしてすこしは脚光をあびだが、それきりだ。
作者は社会の蒙昧を呪ったかも知れないが、
それがなんだというのだ。
合掌。
8/6 2:35

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