−Parfum 宮殿−

過去ログ263 2015/6/22 5:58

>セリシアーシャ
裏切られた…、か。
(怨恨は未だ、根深く。赦されることは無いのだろうとどこか自嘲気味に笑みを浮かべ。それから目を閉じ、俄の間の後、致し方なしとどこか腹をくくったのか再び彼へと視線を戻し。)
私がヴァルキリーでもなく、そして、運命の支柱の力を手に入れるよりもずっと前の話だ。私の両親は、次代の運命神を産み出すためだけに結婚した。故に母は多数の男を他所に作り、また父も、私に関心はなかった。友もおらず、母の言いつけにより、外出も禁じられた私のもとに、ある日突然姿を表したのがミラ。
(もうずっとずっと昔のことで記憶を辿るかのようにその瞳を閉じ。)
ミラは、毎日私の部屋に来た。言葉が通じるでもない私の側にいて…、それだけのことが、私には幸せだった。だが、長くは続かなかった。…母に見つかったミラは捕らえられた。私も時を同じくして、運命の支柱になる者としての修行が始まり、知らぬ土地に移され…助けてやれなかったのだ。
(母を思えば、きっと酷い仕打ちを受けただろうに、助けにもいかぬ己の存在に、きっと絶望したのだろうと、遠き地に住まう友の想いもあり、強く弁明も出来ず今に至り。)
6/22 5:58

>ファル・イデア・フォン・グレン
(彼の名を出せば見ていたその瞳は動揺に揺れ、俯く相手を見つめたまま、相手には辛い事かとも思うが黙っていても解決しないと息を静かに吐き)
……裏切られたと、言っていた。簡単だが、その経緯も…
(俯いた相手の髪を撫でようとしながら、相手はその事をどう思ってるのかと問うように瞳を覗き込もうと身を屈め)
6/22 5:42

>セリシアーシャ
(色々と言われればはじめこそ、そんなに思うことがあるのならきちんと言ってほしいと言おうとしたのだが、続いて出てきた名前にその瞳は動揺からか俄に揺れて。)
…ミラか。彼は、なんと言っていた?
(目の前の彼は王であり、旧き友もまた爵位を戴いたもの故にいずれは耳に入ると思ってはいたようで。彼の視線から逃げるように俄に俯いて。)
6/22 5:33

>ファル・イデア・フォン・グレン
(己の目を覗き込む仕草には視線を合わさず、問いと共に見つめてくる様子に堪えられず相手の瞳へとゆっくり視線を合わせれば、暫し見つめあったまま思案した後)
………まぁ…色々とあるが…お前の事であるなら、ヴィントタール太守との事とかな…
(己だけの事で思案している事もあるがそれは伏せて、相手と今一緒に居るならと以前に太守と話して思った事を挙げて)
6/22 5:00

>セリシアーシャ
(言い淀む姿を見れば、なにか言いにくいことでもあるのかと眉を潜め彼の瞳を覗き込もうとして。)
気がかりがあるのだな。何かあるのなら、きちんといってくれ。でなくば、分からないこともあるのだ。
(彼の考えなど露にも知らず、気がかりというからには己に関わる負の感情だろうかとじっと見つめて。)
6/22 4:48

>ファル・イデア・フォン・グレン
(不思議との言葉に、己も同感で。そうだなとばかりに笑みを浮かべたが、次ぐ問いかけに目を開けると言葉の確認をするように一度、相手へと視線を向けるも何を思っての問いなのだろうと思案しながら視線は逸れて)
………何だよ、急に…
(何の確認かと、気にするというよりかは考えてる事はあって。どの事を言ってるのかと考えながら、下手な返しをして)
6/22 4:37

264262

掲示板に戻る