−市場通り−

過去ログ370 2009/11/1 15:49

>アーシェス
えぅ!?お節介とか、そういうことではなくて!
(明らかな落胆を相手から窺えば今度は一歩踏み出し。おろおろと狼狽しながら)
…実のところ、あまり慣れてなくて。その…見返りのある好意など、経験がないのだ。
すまない、別に気を使わせるつもりなどは…!
(精一杯弁明すればおずおずと手を出し、相手の反応を伺うように顔を伏せ)
もとより、私がそれを受けていいのか、悩んだ。でも、その…くれるならば貰っても…いいか?
11/1 15:49

>万寿
よいよい、大抵初見の者は同じことを思うものじゃ。それはもう耳に蛸ができるほどにのう(利き手をヒラヒラ振りながら弁解する必要は無いことを示すと僅かに口角を上げ)?…なんじゃ、いきなり突拍子も無い声を出しおって…そうか、いらぬのか…つまらぬお節介を焼いてしまったようじゃな……(物凄い反応をしてきた相手にあからさまに落ち込む声色で少し俯くと心情語るように両耳がペタッと垂れ下がってしまい)
11/1 15:36

>アーシェス
やはり盲人だったか。あ、いや、別に他意はないのだが…
(最初に貌を見たときに、紡がれた言葉と合わせて気にしていた答えを相手に告げられたことにわずかにほっとしながらも、差し出された林檎を見れば半身ほど身を引いて)
えぅ!?
あ、いや、べつに当たり前と言うか、成り行き上の結果だ。そこまでしてもらうわけには…
(香りのよい果実に惹かれつつも自制の意味でさらに半身身を引いて、空を仰いで思案すれば)
ああ、そう、ほら、それでは貴女が掠められたのと同じ結果です。私は気持ちだけでいいですから!
(わたわたと手を振りながら辞退の意を体現しつつ)
11/1 15:29

>万寿
アーシェスか…いや、もしお主が拾ってくれなかったら今頃手癖の悪い輩に盗られていたはずじゃ。無論捕まえられる自信はあるんじゃが、如何せん白昼から動くのは好まぬ(試しに相手の名を紅に彩られた唇で紡いでみてから首を左右に振ると唐傘からはみ出ている尾が日の光に照らされ)それに見ての通り妾は盲目じゃ。獣の嗅覚で追えても梃子摺るのは必須…それ、助けてくれたお礼じゃ。受け取っておくれ(伏せられた双眸の上に引かれた一線の傷跡を指で撫でてから苦笑すると麻袋の中から真っ赤な林檎を相手に向けて差し出し)
11/1 15:26

>アーシェス
(果実を渡せば礼と共に述べられた名乗りに、その容姿から冑は脱ぐべきかと思案するもそのままに)
恩人、といわれるほどのことをしたわけでもないが。私の名はアーシェス。アーシェス・ユミル・アージェイトと申します。
(癖で元々の口調でフルネームで応えれば、照れ隠しに相手の名を記憶して軽く頭を下げ)
まあ確かに人の往来もなかなかだ。その出で立ちだと、それもうなずけるかな。まあ、私も他人のことは言えまいが。
(さらりと相手を確認すれば顎に手を当てて)
11/1 15:03

>万寿
(遠ざかる果物の音が不意に止むのをしっかり聞き取っていたのか後に紡がれる聞き知らぬ安堵の言葉に察することが出来れば自分も胸を撫で下ろし)最悪な事態は回避できたようじゃな…礼を言おう、こうも人が多い場所は妾には不向きのようでな。妾は万寿と申す、恩人の名を教えてもらっても良いかえ?(下駄を鳴らし相手の前へと出やればゆったりとした動作で会釈し拾ってもらった果物を受け取ると僅かに小首を傾け)
11/1 14:52

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