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過去ログ521 2017/7/2 0:39

☆関西人
ジーコの遺産A
ジーコの話の続きね。

少し前にYouTubeで、私は「ジーコジャパンとは何だったのか」という動画を見たんだ。
これは今から10年くらい前の古い動画みたいで、CS番組か何かの企画だろうか?
内容はサッカー識者らによる座談会である。
出演者は、セルジオ越後、村上龍、金子達仁、近藤篤の4名。
最後の近藤という人だけ知らんが、なかなかの豪華メンバーだよね。
内容は座談会といっても、バーみたいな所で酒飲みながら、タバコ吸いながらの居酒屋トークである。
途中、出演者が普通にトイレに行くし(笑)。

撮影時期は、06年の下半期あたり?
時代はオシム期に入り、ようやく落ち着いたから改めてジーコ代表を振り返ってみよう、という企画かと。
で、途中からセルジオが酔ったのか知らんが、毒舌全開となり、座談会というよりはセルジオ独演会みたいなテイストになっていくんだけど。
ジーコをディスるし、オシムもディスるし、川淵さんもディスるし、ちょっとこれは地上波で流せないよな(笑)。
特にジーコは彼の母国の英雄だろうに、ブラジル人ってそういうのをあまり擁護しないんだね。
なるほど、済州を擁護した張本勲とは対照的というか、同じ異邦人でも在日韓国人と日系ブラジル人はスタンスが全く違うということだろう。

セルジオいわく、ジーコが無能だということは当時のサッカー関係者なら全員が知っていた、ということなんだ。
練習を見れば、指導が素人だということは一目瞭然だったらしい。
選手からも疑問の声があったらしいが、それは報道されない。
じゃ、何でサッカー関係者らはそんな状況を放置したのか。
川淵さんが決めたことだから、誰も逆らえなかった?
いや、村上龍が座談会の中で語ったこととして、彼が川淵さんと話した時は

川淵「龍さんはジーコのサッカー理解できる?」
村上「分かんないです」
川淵「だよね〜?俺もジーコが何考えてるのか全然分かんない」
村上「今から監督代えたりできないんですか?」
川淵「そりゃ今さら無理でしょ〜」

という感じで、実は川淵さんですらジーコを評価してなかったらしいのよ。
変な話である。
ようするに、川淵さんら協会はスポンサーおよび電通に忖度してたワケで、そのスポンサーや電通はジーコが選んだスター選手に忖度してたワケで、またメディアは川淵さんら協会に忖度してたワケで、もはやお互いがお互いを縛り、がんじがらめで身動きをとれなかったワケね。
実に怖い現象である。
これはあくまでジーコ時代の話だと
して、じゃ今は大丈夫なんだろうか?と心配になってしまう。
「このままじゃマズイなぁ」と実は全員が思っているのに、お互いがお互いに忖度し、全員が縛られて身動きをとれない、ということはないんだろうか?

あと座談会の中で興味深かったのは、セルジオが山本昌邦をA代表コーチから外したことに怒ってたことだね。
山本さんは五輪代表があるから外れたのは不可抗力と思うが、それでもセルジオの目から見て、彼はA代表に必要だったっぽい。
五輪終了後、戻すべきだった、と。
確かに、後に出てくる選手内の不協和音を調整するコーチは必要だったと思う。
トルシエ時代、彼はコーチとして良い仕事をしてたのは事実だし。
たとえ無理矢理にでも、協会がジーコの下にそういう人材をねじ込めなかったのが失策ということだろう。

その点、今のハリル代表はまだ救いがあると思う。
手倉森さんが五輪終了後、ちゃんとハリルの懐に潜り込むことに成功したから。
ザックの時は関塚さんをコーチ復帰させることに協会は失敗したが、これは関塚さん側が固辞したんだそうだ。
ザックは関塚さんをかなり信頼してたらしく、五輪後には是非戻ってきてほしかったらしい。
二人は、かなり良い関係だったみたいよ。
やっぱ、外国人監督にとって選手とのコミュニケーションは難しい作業だし、ネイティブのコーチの存在は重要なカギじゃないかな。
手倉森さんって、今後の超重要人物だと思う。

だから私は日本人監督を2022年大会終了後まで待たずとも、意外と手倉森さんの緊急登板があり得る話だと思うんだ。
もし、次の豪州戦、サウジ戦で連敗したパターンに限るけど。
さすがにグループ3位になってプレーオフに回るのに、ハリルのまんまで臨むワケにいかんでしょ。
それこそ「ジョホールバルの奇跡」再現をじゃないけど、【監督更迭→コーチの監督昇格】が緊急事態における日本の王道じゃない?
で、最後は野人岡野の再来・浅野が決勝ゴールを決めてフィニッシュ!
でお願いします。

そういや、手倉森さんも関塚さんもジーコに縁のある人物だね。
2017/7/2(日)0:39

☆若葉
ありがとうございました。
なるほど。日本人代表監督が予選のゆるくなる2026W杯からは無難ですね。そうなると2022年の夏には日本人監督だと考えると5年後ですね。ハリルが契約きれる2018年に2022カタールW杯をもう一度、外国人監督に任せるのが可能性が高いか。
そして東京五輪監督が結果を出し嬉しい悲鳴があがるのを期待しています。東京五輪監督が外国人かもしれないですしね。
ハリルが結果をだすかもしれないしいろいろ考えてしまいますね。
候補の日本人監督は確かに華がないですよね。
前回、関西人さんが名波あたりがイイ感じに仕上がってるのではないかとありましたがそうかもしれない。
過去に岡田さんが初めて日本代表監督になった頃は『岡ちゃん!』なんて言われてとても地味な感じが世間に好かれていたようでしたがだんだんと紳士に仕上がってますよね(笑)
選手でも香川選手とかもプロ入りの時より今のほうが垢抜けています。
日本人監督でここ数年で妙にイイ感じに仕上がってる人物がいたら要注目ですね(笑)
2017/7/1(土)17:44

☆関西人
ジーコの遺産
私は、意外と元ジーコジャパンの戦士の中から優れた指導者が出てくるんじゃないかな、と思うのね。
ジーコジャパンって、今考えると凄いのよ。
だって、監督が戦術のディテールを決めなかったんだから(笑)。
じゃディテールは誰が決めるのかというと、選手たち自身である。
そんなチーム、普通ある?

セルジオ越後が以前に言ってたが、ジーコのサッカーがブラジル式だと思ってる人がいるなら、それは大間違いだ、と。
むしろブラジルのサッカーは監督が全てを決めて、がっちり戦術でチームを固める。
あんなジーコのように選手の自主性に任せるサッカーはブラジルにほとんどない、と。
どうやら、ジーコはブラジル人から見てもかなり特殊な監督だったみたい。

フレームはオーソドックスなゾーンDF。
誰かが上がれば、その空いたスペースは誰かが埋める。
攻撃は、エースに球を集める。
あとはお前らで話し合い、自由にやりなさい。
あるいは、これって徹底した管理主義だった前任トルシエに対するアンチテーゼだったんだろうか?
いつも縛られて窮屈だった選手たちに自由を与えてやろう、トルシエに切られた俊輔を逆に不動のエースにしてやろう、と。
後に後任オシムは「エクストラキッカーは2人まで」と語ったが、ジーコは中盤の4人全員をエクストラキッカーにするようなアンチモダンのコンセプトだった。
これ、彼が育てた鹿島のサッカーとも少し違うんだよな…。

今さら弁護のしようがないほど酷い出来のジーコジャパンだったが、ひとつだけ良かったことを言うなら、あのチームにいた選手たち全員、かなり深いところまでサッカーを思索したと思うんだよね。
だって監督が指示をくれず、お前らで考えなさい、って言うんだから。
「オートマティズム」を刷り込んだ前任監督から一転、180度の掌返しだよ。
そして各々が考えた結果、考えはチームとしてまとまらず空中分解、ディスカッション下手の日本人の悪癖か、最後はチームの雰囲気が険悪にさえなったという。

その経験、逆に今では財産なんじゃないかな、と私は思うのね。
ジーコが日本人の戦術脳を鍛える為にワザとあの放任をやったとまでは思わんが、でもジーコジャパン以降、なんか戦術脳の良い選手が日本に増えてきたと思わない?
トルシエ時代まではもう少しみんな単純だったというか、「ラインは高ければ高い方がイイよね」とか言ってたレベルよ。
ジーコの後を継いだオシム効果もあるのかな。
オシムの場合は放任じゃないにせよ、彼も敢えて正解を伏せて「考えること」を要求するタイプだった。
ジーコ→オシムの06〜07年はある意味で代表の暗黒期だったが、あるいは必要な迂回だったのかな、と最近は思う。

よくサッカー先進国の人が日本サッカーをディスる際、日本人のテクニックや身体能力のことより、まず「戦術眼がない」と言うんだ。
ジーコやオシムも、その最大のウィークポイントに着手するには、自分たちでサッカーを考えさせることが必要、と思ったのかも。
仮に今なお日本人に戦術眼がないとしたら、それは監督の素養としてヤバいということである。
采配ヘタクソ、ってことになるから。
最近、ハリルの采配見てて「ヘタクソやなぁ」と我々も偉そうに見下してるが、じゃ日本人監督の采配はハリルより上なのか?と聞かれると実はそこまでの自信はない。
どちらかというと日本人は、自ら思考して判断することより、与えられたマニュアルを忠実にこなすことの方に強みがある。
それは、判断力を問われる監督の素養としてはどうなのよ?と少し考えちゃうよね。

軍人として太平洋戦争を経験した米国の作家・ロバートレッキーは、「日本の兵は世界最高の兵、日本の将は世界最低の将」という言葉を残している。
今の時代もなお、「日本の将は世界最低の将」ではないことを私は信じたいが…。
2017/7/1(土)9:15

☆関西人
外国人、日本人A
もちろん、監督としての第一条件は実績。
それは当然の前提だと思う。
でも悲しいかな、実績を問うなら、やはり代表は外国人監督一択になるよ。
Jリーグで実績上げた監督でも「しょせん国内での実績でしょ?」、もしくは「しょせんアジアでの実績でしょ?」と絶対なるし、「Jリーグでしかやってない監督がミランやインテルやマンUでやってた選手にサッカー教えられるの?」と絶対なってしまうから。
今だって実績だけでいうと、多分ハリルのキャリアにかなう日本人監督はいないのが現実である。

それでも、日本人監督でいかなきゃならない時は必ず訪れると思う。
いい加減、みんな気付いてきてるから。
外国人監督はしょせん助っ人であって、結果がどうあれ契約終了すれば、笑顔で母国に帰ってしまう存在。
「負ければ国を捨てなきゃならないかも…」と真剣に家族と相談したという岡田さんに比べりゃ、背負うものが全然違うでしょ。
W杯優勝国は全て監督が自国人というのも、そのへんのロジックだろうね。

情報過疎だった昔は、それこそ加茂さんがチームにゾーンプレスを導入するのに、まずミランの練習風景を撮ったビデオを入手するところから始めたほど、欧州⇔日本に隔たりがあったもんさ。
でも、今はもうそんな時代じゃない。
日本人指導者の知識・情報はかなりのものだろうし、ぶっちゃけると、日本人と外国人に指導力に格差はさほどないと思うんだわ。
あとは、外国人に比べてブランド力のない日本人が監督をやること、世間様が納得するかどうかだと思う。
で、そのブランドという意味では、できれば日本代表にとってシンボリックな人物を選ぶ方がイイのよ。
よくプロ野球が、自チームのシンボリックな人物を監督に据えるのと同じこと。
もちろん、それには実績が前提。
若葉さんの言うように、私も五輪代表監督からA代表監督へ、というのが一番スムーズだと思う。
だけど東京五輪って2020年の話だし、今後ハリルの契約が切れるのが仮に来年2018年だとして、そのタイミングで日本人監督にスイッチしようとするなら、当然五輪とは別で人選しなくちゃならん。
だとすりゃ、手持ちの駒から選ばなくちゃならんよね。
えーと、小倉?
いやいや(笑)。
おそらくは、長谷川、森保、石井、手倉森という四択になりそうな気がする(さすがに岡田&西野はないだろう)。
私は、正直どれもピンとこないけど…。

で、協会もピンとこないから結局、もう一回外国人でいくような気がしなくもないね(笑)。
たとえば、無難にネルシーニョあたりと2年契約しておいて、2020年東京五輪が終わった頃に、五輪の金メダル獲得を手土産にした日本人監督◯◯がA代表に就任、みたいイメージ。
よし、それでいこう。
しかし、仮に東京五輪でグループリーグで敗退なら、よし、何もなかったことにしてネルシーニョのままでいこう(笑)。
確か、W杯出場枠は2022年大会まで4,5だったよね?
その次の2026年大会から8枠になるんだろ?
じゃ、日本人監督登用はプレッシャーの軽くなった2026年大会のアジア予選からにしておこうか。
7〜8年後の話である。
その頃には、今の名波あたりがイイ感じの名将に仕上がってるんじゃない?
カズは、その頃にもまだ現役だろうか…?
2017/6/30(金)22:55

☆若葉
監督B
W杯優勝監督経験者は過去全員自国の監督ですがそういえば女子のW杯優勝も日本人で佐々木さんが優勝でしたね。
2017/6/30(金)18:24

☆若葉
監督A
将来的に日本人が日本代表監督をやるとしたらどうなるのだろうか。いきなりA代表は難しいかもしれませんが五輪代表を任せて確認できるのではないでしょうか。
五輪代表を率いればA代表に移行しやすそうではあります。過去の日本人五輪代表監督の実績をみるとJリーグでの実績がシンクロしているようにもみえます。
リオ五輪代表 手倉森さん
J1 仙台2位。タイトルはなしですが仙台として2位は優秀。

五輪では1勝1分1敗の勝点4で予選敗退。
予選突破はできないが日本が勝点4ならまずまず?
ロンドン五輪代表 関塚さん
J1 川崎2位 シルバーコレクター

五輪では4位になりましたが韓国に負けて4位になるという後1勝でのメダルがシルバーコレクターにもみえます。
北京五輪代表 反町さん
Jでの実績あまりなし。

五輪では予選敗退。
アテネ五輪代表 山本さん
Jでの実績あまりなし。

五輪では予選敗退。
アトランタ五輪 西野さん
Jリーグ 各タイトル5冠+ACL

五輪で敗退も2勝1敗。勝点6
金メダルのナイジェリアに敗戦しましたが
銅メダルのブラジルにはマイアミの奇跡で勝ちハンガリーにも勝ち 勝点6は当時の日本では優秀なのかな。

やはり国内リーグでの実績はあてになるような気がします。
岡田さんも強豪マリノスの連覇と札幌昇格とJ1残留の万能ぶり。
今の日本人監督で実績があるのは?
石井さん←各タイトル3冠+クラブW杯準優勝
森保さん←リーグ優勝3回 クラブW杯3位
長谷川健太←各タイトル4冠
この3人は五輪代表監督にしてもあり?
今フリーなのは石井さん。
ただ次は東京五輪だから石井さんはプレッシャーに弱いタイプ?それともホームだと強いタイプ?

ではW杯に選手出場した日本人監督。
名波←欧州選手経験者
井原
相馬
宮本←欧州選手経験者
このあたりはまだ判断するのは難しいですが誰が飛躍するのだろうか。
日本人が再び日本代表監督を指揮するタイミングですか。いろいろ考えてしまいますね。
2017/6/30(金)18:17

☆若葉
監督
私も日本人が日本代表を率いて戦うのが最終的には理想だと思います。日本人の代表監督に選手時代のキャリアがあったほうがよいとは思いますがやはり監督としてのキャリアが一番大切だと思います。マラドーナは監督としてどうなのだろうか。モウリーニョに選手時代のキャリアは問われるのだろうか。
そして日本人監督なら中田の選手キャリアならイタリアの昇格クラブとかなら声がかかるかもしれないが監督に興味がなさそうである。また就任したとして監督能力がないかもしれない。長谷部なんかはフランクフルトならもしかしてとは思いますがフロントどまりのような気がします。欧州では南米ですら監督があまりいない…。日本にはまだまだの先の話しか。
次に欧州での南米の監督。
有名なのはシメオネとペジェグリーニ、あとはビエルサくらいだろうか。
シメオネは優秀でAマドリーで選手として確か19年ぶりに優勝し監督して戻り18年ぶりにAマドリーを優勝させるという英雄です。セリエAでもカターニャを残留させている実績からも万能ぶりがうかがえアルゼンチン代表監督になれば期待されそうですね。
ビエルサはビッグクラブでなくジャイアントキリングをするイメージがあります。
チリのペジェグリーニもマンチェスターCを優勝させています。
鹿島のレオナルドはカップ戦優勝まで。フロント向きの人なのかな?
ジーコは最初監督としては難しいかと思いましたがトルコのフェネルバフチェではリーグ優勝とCLでクラブ最高のbest8を達成しウズベキスタンではリーグ優勝してます。日本代表とイラク代表では駄目でしたが以外とクラブならありなのかなとも思います。
ザッケローニもミランで優勝し欧州で云われている賞味期限は別としてクラブ向きなのかなとも思います。下位クラブでは駄目でしたからこの二人は強いクラブを戦力どうりに強さを発揮させるタイプにみえます。主導権を握れるとはまるタイプ。アジア杯は取ってますから。しかし日本代表では世界では主導権は握れなくジャイアントキリングしないといけない立場ですから…。仮にグアルディオラが今の日本に来て『いくぜ自分達のサッカー第二章!』とかなったらグアルディオラでも日本は駄目なのか?日本を諦めようとなりそうでこわいです…。

南米内なら優秀な監督を探すと過去にブラジルのパレイラが代表監督での実績が凄い。当時W杯出場が2枠しかなかったアジアでクウェートを初出場させUAEを初出場させ24年ぶりにブラジルを1994W杯優勝に導きました。
テレサンターナはサンパウロでトヨタ杯でバルセロナとミランを破っています。
2002W杯優勝のブラジルのスコラーリも有名ですが欧州では微妙か。
近年ならチリのビエルサの躍進とペケルマンは育成に優秀でWユース3回優勝とコロンビア代表W杯best8があります。
やはり監督としての実績が大切と思います。
2017/6/30(金)12:51

☆関西人
清武離脱
結局、清武の負傷は全治8週間だったらしい。
W杯最終予選、豪州戦もサウジ戦も絶望だそうだ。
セレッソには痛いだろうが、代表にも痛い話。
ハリルは「清武は倉田との競争」と語っており、たまたま先日のイラク戦・シリア戦では清武を外して倉田の方をチョイスしていた。
でも結果として、「清武がいればなぁ…」と思ったのは事実だ。
だって球の動きがあまりにも直線的で、キュッと変化する曲線なんてほとんど見られなかったから。

でも、怪我してしまった以上はグダグダ言ってもしようがない。
まずは香川と倉田に奮起してもらうとして、あと曲線を作れそうなので目ぼしいところは、乾、柴崎、大島、柏木あたりになるか?
ハリルは、乾と柴崎を呼びそうな予感。

【A】
・・・大迫
原口・・・・久保(本田)
・香川・・倉田
・・ 長谷部

※最もニュートラルな形。

【B】
・・・大迫
原口・・・・久保(本田)
・乾・・・香川
・・ 長谷部

※乾⇔香川は連携が良い。

【C】
・・・大迫
原口・・・・久保
・香川・・本田
・・ 長谷部

※本田⇔香川の連携も忘れちゃいかん。

【D】
・・・大迫
原口・・・・久保(本田)
・香川・・柴崎
・・ 長谷部

※柴崎は意外とインサイドハーフが得意。

【E】
・・・大迫
原口・・・・久保(本田)
・香川・・今野
・・ 長谷部

※肉弾戦が見込まれるので、やはり安定の今野。

【F】
・・・大迫
乾・・・・・久保(本田)
・香川・・今野
・・ 長谷部

※肉弾戦対策の今野と、乾⇔香川の連携の良さを両立させた形。

こうして見ると組み合わせは無限であり、正直代表は清武に依存してたワケじゃないので、工夫次第で何とかなるかも。
それを言うなら、セレッソもそうなんだけど。

ところで、柴崎は欧州でオファー殺到してるらしいね。
このへん、代理人側の情報戦略かもしれないから、あまり鵜呑みにはできないけど。
ただ彼は移籍金ゼロ、年俸はいくらか知らないけどまだ高くないだろうし、欧州市場の中ではなかなかのお買い得物件だと思う。
今春に結んだ、テネリフェとの「完全移籍なのに保有期間は僅か半年」という掟破りの契約、代理人ロベルト佃は酷いことするなぁと思ってたが、やはり彼はもともと出ていく気だったのね。
柴崎の気持ちは知らんけど。

ロベルト佃が絡んでる以上は、柴崎の身の振り方はギリギリまで確定しないと思う。
ロベルトは、瀬戸際の魔術師である。
今春、柴崎はギリギリ直前までスペイン1部ラスパルマスに移籍という話になってたのよ。
鹿島フロントも、そう聞いてたという。
ところが何か知らんけど、市場が閉まる直前に急転直下、2部テネリフェに移籍となった。
それも「半年契約だがレンタルでなく完全移籍」という、明らかにテネリフェ側に不利、柴崎に有利といえる契約内容。
いつの間に、と思ったよ。
そんな短期間で、つけられるような話か?

確か、ロベルトは長友の時もギリギリだったよね。
決まったのが1月31日、冬の移籍市場が閉まるギリギリ3分前だったんだから。
ロベルトは、敢えてギリギリまで引き付けて土俵際の仕事をするスタイルなんだと思う。
確か、岡崎の時はその土俵際のスタイルが裏目に出て、例によってロベルトがトロトロと交渉してるうちに保有元・清水エスパルスの契約期間が切れてしまい、結果移籍金ゼロでシュトゥットガルトが岡崎を獲得というオチに(笑)。
よくよく話を聞くと、清水は切羽詰まってきてロベルトをつかまえようとしたら連絡がつかなかったらしく、これは明らかにロベルトとシュトゥットガルトのデキレース、なかば確信犯だったと思う。
清水が怒って国際移籍証明書が発行されず、岡崎のデビューが少し遅れてしまった。
ロベルトって、マジでそういう恐いところあるのよ。

というワケで、基本的に夏の欧州移籍市場が閉まるのは8月31日だから、ヘタすりゃ柴崎の件もそこまで粘るんじゃないだろうか。
ん?8月31日?
それ、豪州戦の日じゃん。
仮に8月下旬にサインした書類が必要だとして、その大事な時期に柴崎を代表召集で日本に呼ぶなんてできるんだろうか?
…やめといた方が、よくない?

また話を元に戻すが、清武の離脱の穴は柴崎で埋められる、と考えない方がイイということだろう。
じゃ、大島?
彼はW杯予選、ホームUAE戦で埼玉スタジアムにトラウマないか?
2016年9月1日、ちょうど1年前の話だけど。
じゃ、柏木?
埼玉はホームだから心強いけど、最近の浦和、明らかに落ちてるじゃん。
…あぁ、ヤバいなぁ。

というワケで、香川、乾、本田、倉田、どっかそのへんに頑張ってもらわなきゃならん、ということだ。
2017/6/29(木)14:52

☆関西人
外国人、日本人
外国人が監督をやる際、やはり問題になるのが言葉である。
監督にとって言葉は極めて重要な商売道具だというのに、それを全て通訳を介して、というのは仮に通訳が無能なら翼のない鳥になってしまう。
伝えたいことが伝わらない。
ちなみに、ハリルの言葉はあまり選手たちに評判が良くない。
「意味が分からない」とか「同じことばかり言う」とか。
これはハリルが悪いのか、それとも通訳が悪いのか…。

サッカー界の都市伝説のひとつとして、ジーコは日本語を喋れる、というのがある。
都市伝説というか、どうやらこれはホントらしい。
日本語ペラペラというワケじゃないらしいが、日常会話レベルはOKと関係者が証言している。
確か、ピクシーもそうだったと思う。
じゃ、通訳介さず日本語使えばイイじゃん、その方が仕事スムーズにいくんじゃない?と思うが、ジーコはそれを拒否、公の場では決して日本語を使わなかった。
理由はよく分からない。

ただ、それは結果として良い選択だったかもしれない。
ジーコがどう考えたかは別にして、我々日本人からすると日本語喋る外国人はどうしても「オモシロ外国人」になってしまう。
完璧な日本語ならともかく、イントネーションが少しズレた日本語はどこかユーモラスで、聞いてて和むんだよね。
リトバルスキーなんて欧州サッカー界ではレジェンド級の人なのに、変に日本語ペラペラ喋れるもんだから、逆に日本ではカリスマ性ないでしょ?
外国人は、やはり日本語喋らなくてこそ存在感あるのよ。
もし試合中にジーコがピッチサイドで「ダメダヨー、ウゴイテー、モットウゴイテー、ガンバッテー」とか叫んでたら、ちょっと脱力しちゃうから(笑)。

確か岡田さんは、代表監督は外国人の方が良いという意見だったね。
2度も代表監督を経験した彼の言葉は重い。
彼が外国人を推すのは、重圧への耐性という意味らしいが。
日本人だと、どうしても様々な雑音が耳に入ってきて、最後に潰れてしまう。
その点、世間と一線を引ける外国人の方がまだ割り切ってビジネスに集中できるのでは、ということだ。
ちなみに、ジーコは決して母国で監督をやろうとしない。
オファーがないはずはないんだ。
きっと断ってるんだろう。
そのくせ、外国では複数のオファーを受けている。
これは、岡田さんの言ってること意味が同じなのかもしれないね。

私は、ひょっとしたらハリルが「最後の外国人監督」になる可能性あるかな、と思う。
おそらく今の田嶋体制は長期政権だし、その田嶋さんが日本人監督の登用主張してるから。
ロシアの次は、AFC圏内の中東カタール。
切り替えるタイミングとしては、悪くないんじゃない?
思えばオフトが来るまで、日本代表はほぼずっと日本人指導体制でやってきたんだ。
それをオフトで切り替えた理由は、カズやラモスなど海外のサッカーを知る選手たちが出てきて、海外を知らない日本人指導者では指導しきれなくなったから、ということらしい。
なるほどな。
日本人選手が本格的に欧州で活躍するようになったのは、中田英寿以降の話だ。
その中田もフランス大会の時は、まだベルマーレの選手。
監督は日本人の岡田さんだったが、当時の中田ならまだ抑えられただろう。
むしろ抑えるのが難しそうだったのが、ブラジルのクラブでレギュラー歴のあったKINGカズ。
で、岡田さんはカズを切った…。

日本人が監督をやる際には、その人物のキャリアが問われるということだ。
たとえばJリーグ3冠などの実績を誇る日本人指導者がいたとして、必ずや「それ、国内レベルの話でしょ?」と言う人は出てくるから。
「国内でやってた人が、ドルトムントでやってるような選手に対してサッカーを教えられるの?」とかね。
何といったらイイかな、たとえば、東大受験を目指す受験生に家庭教師をつけることを想定してみてくれ。
生徒は開成高校3年生。
普通に考えて、この東大を目指す賢い生徒につける先生は、東大じゃなきゃマズイだろう。
母「先生はどちらの大学ですか?」
先生「駒沢大学です」
母「…」
となってしまう。
先生「いやいや、確かに私は駒大ですが、私が昨年担当した生徒から3人東大合格者を出してます」
…難しいところですな。

外国人はその点有利で、ガイコクジンってだけで日本人にとっては2割増しのありがたい舶来ブランドである。
タグに「メイドインフランス」「メイドインイタリア」と書いてあるだけで、なんか質が高いような錯覚をしてしまう。
一方、「メイドインジャパン」は海外でこそ一定の評価があるが、日本人にとっては普通の国産品。
正直、ありがたくもなんともない。

どうなんだろう。
やっぱり日本人監督は難しいんだろうか?
2017/6/28(水)15:43

☆関西人
他人のフンドシ
中国については、習近平がサッカー好きというのが大きいみたいね。
国家主席がサッカー強化を国策に掲げるもんだから、中国の富裕層は「サッカーへの投資は安全」と見てマネーをガンガン投じてるらしい。
私からすると、安全どころかリスキーな投資に思えるけど。
もし習近平が失脚でもしようものなら、このサッカーバブルは一気に弾けるんじゃないか?
それともバブル弾ける前に花が開くか、案外ギリギリのチキンレースですわ。

いやね、日本だって90年代は明らかにサッカーバブルだったワケで、よく考えればジーコやピクシーなんてバブルでもなきゃ絶対呼べてないよな?
で、そういうバブル期のレジェンドたちが日本サッカー界に与えてくれたモノは非常にデカかったワケで、ある意味、バブル様々なんだ。
だから中国だって、大なり小なり今のバブルの恩恵は必ず享受すると思う。
ただし、そのバブルを見てきた立場として言わせてもらうと、カネで代表の強さを買えるほどサッカーは甘くはない。
そりゃね、クラブはまだ何とかなるよ。
だってクラブは他人のフンドシで相撲を取れるんだから、ワールドクラスの外国人監督と外国人コーチと外国人選手たちをびっしり揃えりゃ、多分ACLは優勝狙えるさ。
でも、代表になると話は少し変わってくる。
それだけは他人のフンドシじゃなく、自分のフンドシで相撲取らなきゃならんから。

まぁ、代表も一応は外国人監督・外国人コーチ・帰化選手を認めてるから、そこは例外というべき他人のフンドシなんだけどね。
恥ずかしながら、ついつい我々はその他人のフンドシで勝とうとしちゃうワケよ。
代表戦で負けると、すぐに監督のせいにしてしまう。
これが我々の恥ずべきところなんだ。
仮に監督の力で代表戦を勝ったとして、それは監督のお手柄であって、日本人のお手柄じゃないじゃん?
仮に帰化選手の力で勝ったとして、それは帰化選手のお手柄であって、ネイティブ日本人のお手柄じゃないじゃん?
そんな他人のフンドシで勝ったとして、それを日本サッカーの功績、日本人の栄光にしようってのは少しおかしくないか?

というワケで、青臭い理想を言うと、私は監督も本来は日本人にすべきと思うのよ。
いずれは、マジでそうすべきだと思う。
今は過渡期という意味で、助っ人外国人に指導者の層の薄さをカバーしてもらってるだけなんだ。
じゃ、いつになったら日本人指導者でいくのか?
私の中で、そのタイミングはハッキリしている。
それは、「選手としてワールドカップを経験した者が監督として一人前になった時」だよ。
フランス大会経験者?
日韓大会経験者?
おそらく、そのへんだろ。
それは早ければ名波あたりかもしれんし、ツネ様かもしれんし、あるいはまだ現役の俊輔やヤット、長谷部あたりになるかもしれん。
そこから本田らの世代、またその次の世代へと繋いでいく。
そりゃ、メディアで名前がよく出る長谷川健太、森保さん、手倉森さん、石井さんあたりも悪くないんだけど、私の理想はあくまで「選手としてワールドカップを経験した者」だ。
やはり、リベンジというドラマが欲しいからね。
岡田さん?西野さん?
もう協会の人である。
いつまでもこのへんの長老にすがるのは、さすがに恥ずかしくなってきたわ。

そうそう、詳しくは知らんが、Jリーグの常務理事がパワハラ・セクハラで退任だって?
良い機会じゃないか。
日本サッカー界も世代交代のチャンスだよ。
そろそろ、中田英寿に仕事させてみては?
先日、中田が愚痴をこぼしてたよ。
「僕で力になれることがあれば協力するのに、誰もオファーをしてこない」って。
意外と、アイツ暇だと思うんだ(笑)。
2017/6/28(水)0:36

☆若葉
ありがとうございました。
少し古いですが各国の2016冬の移籍金を日刊スポーツからひろいました。

中国1部 353億円
プレミア 327億円
セリエA 114億円
中国2部 65億円
ブンデス 63億円
プレミア2部 51億円
リーグアン 44億円
リーガエスパニョーラ42億円

シーズン前ではなく冬の移籍金ですが…
おっしゃるようにプレミアの金額が凄い。
プレミア2部クラブが強いのもそうかも。
中国がプレミアを模範にしてるのか…
まさに爆買いですね。
しかし2部までもこうなるとイングランドと中国が代表チームが何故あまり強くないのかがみえてきそうですね。難しい問題かな。
優秀な外国人選手に支配され自国の選手が育たなそう。
監督まで有名な外国人ばかりですよね。自国の監督も育たなそう。
W杯優勝国は全ての国が自国の代表監督なんですよね。
自国の監督が育つといえば日本も岡田さんが日本のW杯初出場を達成からクラブではJ2の札幌を任されJ1に昇格させ(初昇格だったような)翌年もJ1残留という札幌で唯一エレベーターにならなかった年があるという実績があります。
J1でも強豪横浜を任され連覇させるという万能ぶりでした。実績ですね。
そして日本代表を再び任され南アフリカW杯best16ですから。
次に西野さん。
1996アトランタ五輪で28年ぶりに日本を出場させマイアミの奇跡を起こしましたね。
当時は岡田さんが1998W杯初出場を達成する前でしたからアジア予選で突破した経験者もいなくプレッシャーのかかる中での快挙だったと思います。
そして柏に初タイトルとなるナビスコ杯を取りました。
ガンバでも初のリーグ優勝と日本人初のACL優勝監督になりましたね。
近年では森保さんが広島で3回のリーグ優勝がありましたね。実績です。
長谷川さんもガンバで三冠取りました。実績です。
そういえば東京五輪の監督が決まっていないですね。風間さんの噂がありましたが名古屋の監督になりましたもの。
Jクラブから引き抜いたら迷惑もかかるでしょうけど協会は森保さんの動向を気にしてるのではないでしょうか。
2017/6/27(火)21:24

☆関西人
ジャパニーズコンテンツA
続きね。

極めて評判が悪い「ダゾーン」。
何で評判悪いかというと、いわゆる一般のテレビ放送ではなく、イマドキのインターネット動画配信だからだと思う。
そのうちネットならではのサービスの利点も出てくると思うんだが、それが出ないうちは、ただひたすら我慢である(笑)。

で、このダゾーンは外資、英国の企業。
さすがは英国、このてのスポーツ放映権ビジネスには強いんだね。
10年契約で2100億円という巨額マネーをサクッと提示し、スカパーを全く寄せ付けなかった。
母国ではプレミアリーグに3年で1兆以上の値がついてることを思うと、10年で2100億程度は屁でもないのかも。
しかし、1兆以上というプレミアの放映権料はシャレにならんね〜。
何で、これほど高騰するのか。
ブンデス、リーガ、セリエと比べても桁違いである。
要は、ニーズがあるということだと思う。
特に世界最大人口を誇る中国でプレミアはかなりの人気らしく、このアジア市場だけでも英国はかなり儲けてるに違いない。

言うなれば、ブランド力である。
世界最高峰の高級ブランド。おそるべし。
考えてみりゃ、プレミアって敷居が高いでしょ?
日本人選手が移籍しようにも、必ず障壁になるのが労働ビザ問題だ。
代表の主力級でもない限り試合に出ることは難しく、浅野なんてアーセナルには戻れる気配がない。
クラブ側だって補強をやりづらいだろうに、プレミアはその敷居をなかなか下げようとしない。
サッカー母国としてのプライドか?
プライドといえば、今でも英国のサッカー協会は厳密にいうとFIFAの傘下ではないんじゃなかったっけ?
もともと彼らはFIFAを田舎者の集まり扱いしてて、FIFAがワールドカップをスタートした時もそこに参加しなかったんだそうだ。
そういう国である。
EU離脱にも納得?
なんせ、英国女王はイングランドのみならず、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、ジャマイカ、その他もろもろの国家元首だからね。
EUの傘下という意識もないのかと。

ただし、英国本土の人口はさして多くない。
6500万程度、日本の半分ほどである。
このスケールでは、内需だけでどうこうできるワケはない。
一方、ドイツの人口は8000万程度。
しかし大陸は人の移動が多く、難民の受け入れもしてるので実際はこれより多いと思う。
よって、ドイツは英国よりも内需を見込んでいる。
サッカーでいうと、海外放映権収入よりも現地スタジアム収入。
実際、ブンデスの観客動員は欧州で群を抜いてるからね。
ドルトムントの試合とか見てて、あの熱気は凄いと思うわ。
Jリーグは、設立にあたりブンデスをモデルにしたという。
外需型のプレミアでなく、内需型のブンデス。
しかし設立から約二十数年を経て、Jリーグもどうなんだろうね。
私は、内需拡大方針はそろそろ頭打ちかな、と思う。
そろそろ、外需に目を向けてもイイんじゃないかな?
特にアジア市場、それも東南アジアね。

それに当たり、やはり参考になるのはプレミアである。
「プレミア」の名の通り、彼らはリーグのブランド力を高く維持することに力を注いでいる。
たとえばの話、↓に海外1部リーグや2部リーグのネタを書いたけど、英国で1部リーグがプレミアだとして、2部リーグの名称は「フットボールリーグチャンピオンシップ」だという。
2部でチャンピオンシップ?
じゃ、3部リーグの名称は何かというと、「フットボールリーグ1」だという。
3部でリーグ1?
なんか、ひとつひとつが身の丈以上の名称なんだよね(笑)。
いや、こういうのも含めてブランドなのかな、と。

そういや、日本も以前に「プレミアリーグ構想」みたいなのが出てなかったっけ?
今のJ1はJ1でそのまま残しておくとして、そのJ1のうち特に実力が抜きん出てるクラブだけをリーグから独立させ、新たに最高峰のプレミアリーグを創る、というアイデア。
今から思うと、あれはJ1の分割案だったのかな?
現在J1は18チームなので、仮に2分割しちゃうと各々9チームのリーグになっちゃうんだけど。
私はJ1のチーム数削減には賛成の立場ではあるが、さすがに9チームはやりすぎ。
ホーム&アウェイ総当たりで、年間16試合。
それを仮に2回やるとして、年間32試合。
まぁ、やれんこともないか…(笑)。

あと、アジアスーパーリーグ構想ってのもなかったっけ?
↑のJ1分割案では仮に9チームを独立にしたけど、そこまで多くせずに一番強いところを2〜3チームほどだけ、アジアスーパーリーグに加入させる。
そのリーグには韓国、中国、豪州、中東なども参加しており、トータル何チームになるかは知らんけど総当たりリーグ戦で毎週戦う、みたいなイメージ。
それ、実質ACLじゃん?と思うが、多分ここに出るクラブはACLに不参加、および国内リーグにさえ参加しない形だと思う。
だから負けても、過密日程云々とか言い訳できないんです(笑)。
う〜ん、余興としては確かに面白いし、選手の強化にもなるだろう。
しかし、たとえそのスーパーリーグに優勝したところで、国内リーグに参加してないそのクラブは国際的に非公式扱いになる可能性高くない?
それじゃ意味ねーじゃん…。

とはいえ、一方で何かに手をつけるべきだとも思う。
大筋、日本の方向性は間違ってはいないと思うが、でも今のままで大丈夫、とまではさすがに言い切れない。
今までのように内需ばかりではなく、少しは外需を意識してブランド力のあるコンテンツにしていかなければ…。
2017/6/27(火)14:49

☆関西人
ジャパニーズコンテンツ
個人的な話、私は最近「進撃の巨人」ロスである。
先々週、アニメのシーズン2が終わっちゃったんだよね…。
アニオタではない私ですらこれほどのロス状態に陥ってるんだから、全国にはずっと無気力になってるオタは数知れずいるはず。
それほどに、シーズン2の最終回は凄まじかった。
一応、今回の私は最終回に臨むにあたって、原作漫画を見て予習していた。
結論を言わせてもらうと、「進撃」ってアニメが原作を完全に凌駕してるんだね。
よく「派生作品は原作を超えられない」と言うけど、いやいや、「進撃」に限ってはそれがないわ。
それほど、アニメのクオリティが高い。

たとえば、最終回を見てて私が鳥肌立ったシーン。
準ヒロインのヒストリアという美少女キャラがいるんだが、彼女が「あなたといれば、どんな世界でも怖くないや!」と叫び立体機動で飛ぶ場面、原作ではただ飛ぶだけのところを、アニメでは飛んでクルクルと空中回転する。
また、その時の背景が美しい空と雲と夕陽で、ヒストリアはその夕陽を逆光で浴びながら回転して空に溶け込み、それがまた異常に美しい情景になるのね。
地上では血肉が飛び散る凄惨な光景、そこに異常なまで美しい夕陽のコントラスト、時間にして僅か2秒ぐらいの短いシーンにせよ、もう見てて鳥肌立つのよ。
ただこれ、ストーリー進行上では特に必要もない描写であり、ただ単にアニメ制作スタッフのヒストリア愛だけで作ったシーンかと思う。
いやいや、その愛こそが素晴らしい。

で、このシーンをまた見たいなぁ、と思ってYouTubeの「進撃」関連動画を色々検索すると、面白い動画を見つけたのね。
それは【進撃の巨人最終回 海外の反応】というやつ。
詳しくはよく分からないんだけど、これはSkypeか何かの動画共有サービス?
ニコニコ動画?
世界各国の人たち(白人やら黒人やら色々いる)が同時に「進撃」最終回を見てる姿が10枠ぐらいのワイプ映像になってて、どのシーンで視聴者がどういう反応してるかが、これ見ると一目瞭然なのよ。
あるシーンには嗚咽して泣き始める女性がいたし、ラストで謎の人物が登場するシーンには皆さん「Who is that!」と一斉にどよめくし、私が↑に書いたヒストリア空中回転シーンにも皆さん一斉に「Oh!」とどよめいてたし、約30分間、ただひたすらアニメ見てる視聴者のリアクション見るのは意外と楽しかった。
なるほど、今の時代はこうやってひとつのコンテンツを世界各国の見知らぬ人たちと同時に共有しながら、一緒にリアクションし、バーチャルに皆がその映画館に集まってるかのようにして楽しむ感覚なんだね。
これまで深夜アニメというと部屋で孤独に見るイメージがあったが、今は皆と繋がった状態でライブを楽しむということか…。

でもよく考えりゃ、これは特に目新しい楽しみ方というワケでもない。
だって、この超サカもそうだが、サッカーではひとつの試合を皆がリアルタイムに共有しながら、お互い呟きながら、実況しながら、全員がひとつの場所に集まってるかのようなバーチャルな楽しみ方を10年以上も前から既に完成させてたワケで。
スタジアムに行ける人には必要ない楽しみ方だろうけど、そうじゃないテレビ観戦の人たちには、こういう空間が必要だったということ。

特にこういうのが凄いと思うのは、世界と繋がれるという点だ。
私は、まさか「進撃」のアニメがこんなにもリアルタイムで海外の人たちに共有されてるとは知らなかった。
彼らは、アニメの主題歌を「ササーゲロー、ササーゲロー、シーンゾーヲササーゲロー」とカタコトの日本語で歌ってた(笑)。
私はジャパニーズコンテンツの可能性を強く感じたね。
思えばJリーグだって立派なジャパニーズコンテンツであり、そりゃプレミアと比較すれば放映権ビジネスに絶望しちゃうけど、こうやってネットで繋がるコンテンツ共有化をやっていけば、あるいはアジア圏の選手をうまいことリーグに取り込むことで立派にビジネスとならないか?
たとえば、タイリーグのスター選手がJリーグにいたとして、当然だがタイの人たちは見ようとしても自宅のテレビでしか見ることができず、まずライブ感覚を味わえない。
というか、タイでJリーグ中継あるかどうかすら怪しいけど。
そこで救いになるのは、動画共有サービスさ。
それがニコ動的なモノになるか知らんが、そこにいる皆とリアクションを共有しながら、バーチャル空間でライブを楽しむのよ。
というか、Jリーグを海外の人たちに売り込むには、むしろそれしかないと思うけどね。

というワケで、ダゾーン。
最近評判悪いし、そのへんの開発をして挽回しろよ。
アジア圏は世界最大の市場、当たれば美味しいんだぞ?
多額の投資をして放映権を買ったんだから、ダゾーンだって絶対に回収はしたいはずだ。
2017/6/27(火)10:04

☆関西人
下位
なるほどね。
実際に【J1リーグ>欧州2部リーグ】かどうかは試合をしてみないことには分からないとして、国によって2部リーグの強い弱いがあるのは間違いないと思う。
仮にUEFAランキングではスペインがずっと不動の1位だとしても、じゃスペインの2部リーグが欧州No1の下部リーグかというと、必ずしもそうとは限らない、ってことね?
…まぁ、実際そうかも。
これは2部リーグだけの話じゃなく、1部リーグでもリーガ、プレミア、ブンデス、セリエ、各々のリーグ最下位チームを集めて総当たり戦でもやらせたら、意外とリーガは一番ダメかもしれん。
なんか、スペインって上位と下位のレベルがかなり開いてるイメージ。
上位のレアルやバルサがあまりにも凄すぎて、戦力がシッポにまで行き渡らない、って感じかな(笑)。

その点、私はJリーグの下位チームは侮れないと思うのよ。
事実、昨年まで2部にいたチームが、翌年いきなり1部で優勝した例もあるじゃない?
意外とシッポにまで戦力が行き渡っている。
というか、変にシッポにまで行き渡ってるもんだから、そのせいでトップには戦力が思うほど集中しておらず、ACLでリーグトップ4があまり勝ててないのはそれが理由では?とさえ言われている。
…この問題、難しいよな。

要は、格差社会か平等社会か、という話だ。
お上があまり手を下さず、放任主義でいけば社会には格差が生じる。
これ、経済の鉄則。
富は一部の上層に集中し、末端は飢える。
しかしそれは健全でないとして、末端が餓死しないように保障するのが現代の社会制度ってやつだ。
日本ってそういうところは妙にしっかりしてるというか、社会主義国でもないのに社会主義国ばりに格差を抑制する性格なのね。
事実、サッカー界を見ても敢えてビッグクラブを作ろうとしてないでしょ?
あまり自由化を認めず、放映権料にしてもリーグが一括管理してカネは貧乏な末端クラブにまで行き渡るようにしている。
プレミアやブンデスもそこは同じで、お上が一括管理。
しかしリーガの場合は、つい最近までクラブ側が各々独自に放映権を売っていたようだ。
そんなことしてりゃ、当然レアルとバルサにばかり富が集中するわな?
【トップに富の集中=末端に富が渡らない】典型の構図ですよ。
なんとなく、スペインという国が経済危機で破産寸前な意味が分かるような気がするわ。

で、一番カネがあるのはプレミアだと思う。
だって放映権料が3年で1兆以上と言われてて、これは欧州でも桁違いのダントツである。
お上はそのカネの50%をまずは均等配分、25%を順位に合わせた傾斜配分、残り25%を放映試合数に合わせた傾斜配分をしてるらしい。
やはり大きいのは50%の均等配分で、これは最下位の弱小クラブもかなりの金額を貰えるってことさ。
つまり、プレミアの場合はシッポにまで戦力が行き渡る、と言い換えてもイイな。
必然として、プレミアと入れ替えのある2部リーグもそこそこ強くなる、ってロジックだと思うよ。
あと、ドイツも福祉社会の性格なので、ブンデスは下位にまでカネが回るように気を使ってる方かと。
よって、ブンデスも下位にそこそこ戦力が行き渡ってると思う。
2部リーグも、意外と強いんじゃないかな。

さて、アジアではどうか?
私は、韓国とか中国とか上位は強いけど、下位は絶対弱いと思うんだ。
いかにも財閥にカネが集中してる感じで、非財閥系の下位なんて食べていくだけで必死なんじゃない?
なんなら、お互い下位チーム同士を出して日本と対戦してもらいたいぐらいさ。
絶対、勝つ自信がある。
私は、末端まで含めてこそ、真の国の水準だと思うけどね。
2017/6/27(火)0:34

☆若葉
連投失礼します。
イングランド2部とスペイン2部について書き込みましたが追加します。
磐田のジェイがイングランド2部で18得点しましたが一昨年J2で得点王を取り昨年J1で14得点しましたからイングランド2部の実績は信用できそうではあります。
過去に城彰二がスペイン1部で2得点におわり退団しましたがその2得点は2部に降格したクラブからの2得点で勝利してのマンオブザマッチでした。
個人的には同じ2部でもイングランド2部のレベルが高く感じます。
2017/6/26(月)18:33

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