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過去ログ518 2017/6/6 23:54

☆関西人
めんどくさい奴ら
先日の浦和vs済州戦の話が、思った以上に波紋を呼んでるっぽい。
普通なら欧州でほとんど話題にもならないACLが、この試合だけは醜聞として欧州各国のメディアに取り上げられたらしいね。

それにしても、浦和がこの件をAFCに提訴したところまではイイとして、なぜか済州側も同様にして提訴をしてきたからワケが分からんのだ。
その済州の提訴内容によると、今回の乱闘劇には5つのファクターがあり、その5つのうち4つに浦和側の非があった、ということらしい。
じゃ、その4つを見てみよう。

@浦和に3点目入った直後にFWズラタンがMFクォン・スンヒョンに向かって指で3-0と示して嘲笑。

Aそれに怒った控え選手のDFペク・ドンギュがピッチに乱入して、MF阿部勇樹に対して暴行を働いた。

BMF武藤雄樹が済州ベンチに向かって拳を突き上げて挑発。

C試合後には浦和スタッフが済州側に向かって水を撒く行為をして、ボトルを地面に叩きつけた。

D済州を刺激するようなセレモニーを制止させようとDFキム・ウォニルとDFクォン・ハンジンがDF槙野智章に近づいたが、槙野が逃げたために酷い姿が演出された。

済州は、この@〜DのうちAについてはウチが悪いと認めている。
ただ、その非の認め方も「騒動を静観していた阿部への行為だったという点はミスだった」というもので、じゃ阿部じゃなくて別の選手にだったら正当なのかよ、と思ってしまう(笑)。
で、@BCDについては全て浦和に非がある、という主張だね。
つまり浦和と済州の乱闘劇は、ポイント4対1でトータル浦和の方が悪い、という総括になるんだろう。

なんつーかな、マトモな価値観はまた別にして、訴訟の世界ではこういうのも珍しくないんだと思う。
人を何人も殺した殺人鬼を弁護する際、弁護士側はいかに殺された被害者が酷い人間だったかをアピールし、殺人はやむを得ない行為だったんだと情状に訴えて死刑を免れる作戦、ってところかな。
それでも法に照らせばアウトはアウトなんだが…。
そういや、もし交通事故を起こしてしまった際、法の専門家のアドバイスとして「たとえ自分に100%非があろうと絶対に謝ってはいけません」というのがあったような気がする。
それは人としてどうかと思うが、後々の交渉で不利に働くということなんだろう。
いやだね〜、訴訟の世界って。

そういや、私は見てないけど「サンデーモーニング」では張本勲が済州のみならず、浦和に対しても「喝」を出したみたいだね。
やっぱ張本さんは韓国籍の人ゆえ、浦和の態度を見てて不愉快だったか…。
とりあえず、韓国人の前では勝利パフォーマンスを避けた方が無難なようだ。
やるとしても、できるだけ韓国ベンチから遠く離れた場所でやらなきゃならん。
めんどくさい…。
残念だが真っ当に話し合っても解決は難しそうだし、こっちとしては距離をとる以外に道はないだろう。
だって、暴力を振るったのは日本に挑発されたからだ、だから日本の方が悪いんだ、なんて真顔で言ってるような人種だよ?
自分がズレたこと言ってる自覚すらないのかもしれん。
一体、価値観が何世紀からストップしたままのか…。

きっと済州は「言ったもん勝ち」として自分たちに都合良いこと言ってるだけだと思うけど、ただ彼らは今がスマホ時代だということ、忘れてるんじゃないか?
会場にいたカメラマンのみならず、↑の@〜Dの詳細はスマホで動画におさめてる観客が会場に複数いたはずなんだ。
もし彼らが動画を物的証拠として提出すりゃ、事件の真相解明はそれほど難しくないと思うよ?
浦和が、もしくは協会が、本気を出せば済州を徹底的に追い込むことも不可能じゃない、ということ。
まぁ問題は、それをやればAFCとの関係がギクシャクしてしまうことさ。
皆さんご存じの通り、AFC理事会のパワーバランスは明らかに【日本<韓国】だから。
…さて、どうすべきなのかな。
いっそ、腹をくくって韓国およびAFCに喧嘩売り、「もう日本はAFC脱退するわ!」というところまで覚悟を決めるか?

いやいや、今回は我慢しよう。
この時期に変にAFCとモメて、ロシアワールドカップに出場できなくなってもアレだから。
でも近い将来、もう一回同じことが韓国との間で起きるようなら、その時は日本も腹をくくるべきだろう。
それこそカザフスタンとか、立地はアジアなのにUEFAに移籍できた例だってあるんだからね。
2017/6/6(火)23:54

☆関西人
強運の宇佐美
代表追加召集の宇佐美が、正式召集になったという。
もともとは乾の故障の回復が読めず念の為に呼ばれたのが宇佐美で、乾がイケるようなら宇佐美は代表を離れるという話だった。
ところがここにきて乾はイケそうだが、今度は浅野がアキレス腱痛になったとのことで、宇佐美を帰すほどに余裕ある台所事情ではない、ってことだな。

それはイイとして、妙な話をひとつ聞いた。
なぜか宇佐美は今日、代表433のフォーメーション練習でインサイドハーフをやってたという。
彼、左WGのリザーブじゃなくて香川のリザーブになるのか?
確かに宇佐美が左WGのリザーブだと、そこには既に乾と原口がいるし、右WGに回そうとしてもそこには既に久保と本田がいるし、センターFWに回そうとしてもそこには既に大迫と岡崎がいる。
だから敢えてインサイドハーフに回すのかもしれないけど、しかし攻撃的インサイド香川のリザーブには既に倉田がいる。
ひょっとして、倉田vs宇佐美の対決になるのか?
…いやいや、これはあまり深読みすべきでもないだろう。
よく考えたら、倉田はJリーグがあって昨日試合したばかりだもんな?
さすがに試合翌日にはフォーメーション練習に入れないだろうし、宇佐美は単にその倉田の穴を埋めただけのことだと思うよ。

ところが、やらせてみたら意外と宇佐美インサイドがハマった、なんてことになれば面白いな〜と思って(笑)。
そういや、先日に「宇佐美は来季、クラブでトップ下をやる」という報道があったよね。
お〜、良かった〜、と喜んだ人もいるだろうけど、私はどっちかというと「WGとしてサイド守備が失格と判断された」方のニュアンスだと思う。
ブンデスの下位クラブだと、WGは守備の要となるポジション。
しかし、宇佐美にそれを仕込んでも今季はイマイチ進歩なし→しようがない、来季はトップ下で使うしかないよな、というクラブ側の判断さ。
ただし、宇佐美自身には好ましい流れである。
代表でも、左WGの原口のリザーブとしてはサイドの守備力で差がありすぎるでしょ。
まだ、香川のリザーブをやる方がチームの守備機能としておさまりがイイと思うよ。

じゃ、一回人員の配置を整理してみようか。

【センターFW】
大迫、岡崎、浅野
【右WG】
久保、本田
【左WG】
原口、乾
【トップ下(4231の場合)】
香川、宇佐美
【攻撃的インサイドハーフ(433の場合)】
香川、倉田

あとは、この構成に今野、山口蛍、井手口、加藤、遠藤航をどう絡めるか、だね。
そもそも433の場合、アンカーを誰にするのか?
あ、私の理想をいうと、アンカーは今回不在の長谷部なんだが。
もしくは↓に書いた通り、本田をC番としてアンカーにコンバート、あとは今回召集してない小林祐希もポスト本田としてアンカーにしたい(彼、オランダでアンカーやってたよね?)。
もし本田をアンカーにしたら右WGが手薄になると考えるなら、そこはザルツブルクから南野、もしくはマインツから武藤を呼びますよ。
あ、武藤は大迫のリザーブでもイイな。

あとは、4321の場合ならトップ下・香川の対抗馬として清武を呼びたいし、433の場合なら攻撃的インサイド・香川の対抗馬として柴崎か大島を呼びたい。
お〜、こうして考えると、宇佐美の序列は普通に落ちていく(笑)。
それを考えると、宇佐美は今こそが正念場なんだよ。
幸い、今回は清武も柴崎も大島も代表にいないんだから、今こそがアピールチャンス。
おまけに乾も故障気味、浅野も故障気味、実は香川まで臀部痛の故障気味らしい。
そんな中、試合に出てない宇佐美だけは故障のしようがなくてピンピンしてます(笑)。
千載一遇のチャ〜ンス!
このチャンスを生かせなければ、宇佐美はしばらく呼ばれなくなるだろう。
頑張れ、宇佐美!
2017/6/6(火)1:02

☆関西人
ジャパニーズアニメ
最近私がハマってるのが、アニメ「進撃の巨人」シーズン2である。
今春から新シーズンが始まってるんだよね。
私は原作を読んでないので、毎週アニメ版をワクワクしながら観ている。

シーズン1を放送していたのは2013年とのことで、約4年のインターバルを経ての新シーズン。
その4年の間に、三浦春馬主演で実写映画が作られてたけどね。
この映画、酷かった〜(涙)。
何が酷いって、「進撃の巨人」一番の見せ所ともいうべき「立体機動装置」が妙にスピードないのよ。
やはり実写であれを再現をするのは難しいのか?とも思ったが、よく考えたらハリウッドは「スパイダーマン」シリーズで「立体機動装置」っぽい疾走感ある空中シーンを見事に表現できている。
日本映画の技術では、まだまだハリウッドに敵わないの?
だけど、かたやアニメ版「進撃の巨人」を見ると、その2年前の実写版がまるで嘘だったかのように、疾走感MAXの「立体機動装置」映像を完璧に表現できている。
ある意味、「スパイダーマン」以上に。
それはアニメというグラフィックの表現分野だからこそ可能なんだ、という理屈は分かるにせよ、今は実写映画でもコンピューターグラフィックを活用しまくりの時代。
意外と、アニメと実写を隔てる壁は昔よりもかなり低くなってるんだよ。
だから、なんで実写版「進撃の巨人」はあんな酷いCGになっちゃったのかな、と残念に思う。

実写とアニメは全く別物に思えて、ある一定のところまでは同じ過程を踏む。
脚本の作成→絵コンテの作成、というところまでは同じなんだよ。
その絵コンテをそのまま2次元の絵として仕上げるのがアニメで、実写は絵コンテを3次元の役者や風景で表現するという違いがあるんだけどさ。
どうも日本って、前者は得意なのに後者は苦手の様子。
惜しいよな。
アニメ作りがここまで巧いんだから、それは脚本の作成→絵コンテの作成までの段階まではイケてるってことだし、ある意味で惜しいところまできてるんだよ。
途中までは高いクオリティでできてるんだから、あとは最後のステップ、3次元表現さえ手に入れられれば、日本は実写でもハリウッドと十分に張り合えるのかもしれない。

と考えた時、私はこれってサッカーとよく似てるんじゃないかな、と思った。
ひょっとしたら日本サッカーも、脚本の作成→絵コンテの作成という2次元段階までは十分にできてるんじゃないか、と。
「絵を描く」みたいな緻密な創造は決して苦手じゃないから。
ただ、その絵コンテを表現できる役者がいない。
サッカーも、ピッチ真上から見れば選手は面を動く点となり、それこそ2次元の世界観となる。
私が思うに、日本のサッカー選手って「点」としては良い動きをしてるんじゃないかと。
規律、規則性ある動きを欠かさず、たとえば前の選手が球を持ったら後ろの選手が必ず外郭を追い越す動きをするとか、中盤守備は必ずコースを切ってディレイするとか、ああいうのって真上から見ると綺麗な動き方、よく制御された動き方をしてると思うのよ。
でもその綺麗さは、あくまでも「点」としての運動の話。
実際にプレーしてるのは「点」じゃなく生身の人間である以上、配置や動き方が秀逸なら試合に勝てるというもんでもないよね。
ライン、トライアングル、ブロック、そういう2次元戦術分野の制御を日本人はとても緻密にやるが、そのラインをブレイクし
てアタックにいかざるを得ない最終局面になると、途端に弱みが露呈したりして。
あるいは、高さという3次元要素を持ち込まれても弱みを露呈する。
つくづく、日本サッカーって2次元レベルなんだな、と思うよ。

ただし、絶望はしなくてもイイと思う。
日本サッカーは、少なくとも2次元レベルまでは丁寧な仕事をしてるから。
3次元は【タテ×ヨコ×高さ】。
さすがに日本は高さをあまり使わないけど、その分タテとヨコにたくさんの線を描き込むワケね。
太くて長いダイナミックな線ではなく、細かい線をいくつも連鎖させた繊細な作画なんだけど。
なんかジャパニーズアニメ的だ、と言われりゃ、まぁ確かにそうだわな。
2017/6/5(月)10:48

☆関西人
強いリーガエスパニョーラ
昨夜、欧州チャンピオンズリーグにてレアルマドリードが優勝した。
下馬評通りだが、やはりレアルは強いね〜。
ユベントス相手に4-1だもん。
よく考えたら、ジダンってレアルのレジェンドであると同時に、ユベントスにとってもレジェンドだよな。
この試合、きっとユベントスサポは複雑な思いがあるだろう。

ジダンは、名将か?
まだ監督歴が浅く、それにレアルでしか指揮をしたことがない人なのでよく分からない。
別に監督がジダンじゃなくても、レアルは強いだろう。
つーか、レアルというよりリーガエスパニョーラ自体がやたら強すぎるのよ。
その論拠として、ここ数年のCL決勝の組み合わせを↓に示しておこう。

【2013〜2014シーズン決勝】
レアルvsアトレティコ
【2014〜2015シーズン決勝】
バルセロナvsユベントス
【2015〜2016シーズン決勝】
レアルvsアトレティコ
【2016〜2017シーズン決勝】
レアルvsユベントス

見ての通り、ここ数年はユベントス以外、全部リーガエスパニョーラのクラブなのさ。
どんだけスペイン強いねん?

ちょっと話を変えるが、今日Jリーグで浦和がリーグ暫定一位の柏と対戦して敗れた。
少し気の毒だなと思うのが、浦和はつい先日にACLで済州との激闘を終えたばかりだということ。
ダメージ残ってるだろうし、柏には負けるんじゃないか、と思ったら案の定である。
Jリーグの中でも浦和は強豪であることの宿命、ACLでは消耗させられるし、主力選手は代表に召集されるし、その両方がない中位以下のクラブと比較すれば明らかにハンデを背負っている。
つまりサッカーって、強いところが弱いところ以上の負担を強いられる仕組みがあるワケね。
だからこそ、Jは絶妙な勢力均衡が成立してるのかもしれない。
少し前まで強かったところがまさかの降格をしたり、逆にJ2から昇格したばかりのところがまさかの優勝をしたり、マジでJは優勝の行方を非常に読みにくいリーグだと思う。

でもさ、不思議に思わない?
またリーガエスパニョーラに話を戻すけど、ここは逆に優勝を読みやすいリーグだよね。
「今年の優勝はレアル」と言っとけば、50%ぐらいの確率で当たるから。
あと残りの50%はバルサで、つまりリーガの優勝予想は丁か半かを読むだけのシンプルな賭けになる。
しかし、レアルにしてもバルサにしてもCLには毎年毎年出てるし、代表には毎回ゴッソリ主力を持っていかれてるし、営業で毎年アジアツアーとかも行かされてるし、それらがない中位〜下位クラブに比べれば強いられてるハンデはハンパないと思うのよ。
なのに、浦和が柏に負けて「浦和、
ACLあったからしようがないよね…」みたいなことにはレアルもバルサもほとんどならない。
この2チーム、どんなハンデを強いられても毎年そんなに崩れないから。

何なんだろうね、欧州ビッグクラブのこういうタフさって。
いやマジで、ACLがあって過密日程だから負けただなんて、レアルあたりを見てると恥ずかしくて言い訳できないでしょ。
そもそも選手層の厚さが違う?
それはそうだろう。
突き詰めると、そこは最終的にクラブの資金力という話にもなってしまうんだけど…。

確か、レアルもバルサも経営基盤はソシオ(ファンクラブみたいなやつ)にあり、会員の投票によりクラブ会長を決めている仕組み。
ある意味で民主制、共和制だね。
CLでスペインがやたら強いし、「日本でもソシオ制を」という声もいずれは出てくるだろう。
しかし、それをやるにはファンの数の圧倒的スケールが必要。
会員10万人ぐらいは必要なんじゃない?

そう、スペインでは【ファンの数≒強さ】なんだわ。
レアルにせよバルサにせよ、毎年CLと国内リーグを両立させなきゃならんし、代表にも選手を出さなきゃならんし、アジアツアーもやらなきゃならんのだが、それらの負担は全て選手の露出→人気に直結しており、クラブの宣伝効果としては大きいワケよ。
ソシオ会員の新規獲得にも直結するし、突き詰めればクラブの利益拡大にも直結するワケさ。
しかし、かたやJはどうだ?
ACLにJクラブが出たところで、果たしてそれが選手の露出に直結してるのか?
じゃ今の日本で、ACLの試合を見てる人は果たしてどれほどいるんだ?
今の浦和や川崎やガンバや鹿島が強いられてる負担は、それが彼らの利益獲得に直結してるのか?
代表に選手を派遣することはもちろん露出に繋がるものの、しかしスタメンを占めるのは圧倒的に欧州クラブの選手たち、いつもJクラブの選手たちはさして露出していない。
なんか、Jクラブは強いられてる負担がクラブの利益に繋がってない気がするんだけど?
これじゃ、Jにビッグクラブは永遠に生まれないよね。

多分、今の日本メディアはJクラブがACLで勝った負けたを取り上げるより、J3の久保くんを取り上げる方がよっぽどオイシイと考えてるのさ。
2017/6/4(日)23:21

☆関西人
世代
ワールドカップ本番まで、あと一年。
まだ本大会出場できるかどうかも決まってないんだが、あと一年だと思うと焦るよな。
今の若手が、あと一年で見違えるように成長するかというと、たった一年ではそこまで伸びないんじゃないかな?
逆に、今の中堅があと一年で見違えるように劣化するかというと、これもたった一年ではそこまで衰えないと思う。

ただ、気をつけなきゃならんのは30歳超えのベテランだよ。
ベテランは、見極めが実に難しい。
人によっては20代の頃と全く変わらないレベルでプレーする例もあるし、そうだと思ったら、予期せぬタイミングから急激に落ちる選手もいる。
ジワジワと落ちるんじゃなくて、ストーンとね。
たまたま↓にヤットの名前を出し、しかも【ヤット≒ピルロ】っぽいニュアンスで書いてしまったが、それは実をいうと少し前の話。
今のヤットは、ガンバでピルロ役をやっていない。
それどころか、スタメン落ちする時もあるよね。
あのヤットが、である。

2年前、ハリルが代表でヤットを外した時は「もったいないな〜、まだ使えるのに」と思ったもんだが、いやいや、あのタイミングで外して正解だったかも、と今は思う。
もし彼に頼ったまま代表が今日に至っていれば、かなりヤバイことになってたはずだよ。
代表ではいまだヤットの後継者はいないワケで、しかしハリルは敢えてヤットの後釜を見つけない方向性でチームを作ったワケよね。
これ、今だから理解できるけど、実は「正解」だったと思う。

いやホント、そういう意味でベテランに頼るチームはリスキーなんだ。
どのタイミングで衰えがくるかは読めないから。
長谷部だって、今野だって、今は誰より頼れる存在だけど来年はホント分からないよ?
ベテランにとって、一年は長い。
小笠原だって、阿部だって、俊輔だって、もう正直ギリギリでしょ。

私は代表において、長谷部も復帰を過剰に期待しない方がイイとさえ思う。
主将、吉田でイイじゃん。
今野にしても、ハリルは骨折完治してなくても呼ぶほどに執心だが、私からすると【怪我した今野<怪我をしてない山口蛍・井手口】ですよ。
ロシア大会の世代MAXは、私の中で北京世代まで、だな。
つまり本田、長友までがギリギリ。
今年にワールドカップがあるならアテネ世代にも頼るが、さすがに一年後の夏にも期待するほど私はアンチエイジングを信用してない。

なんつーかな、こういうアンチエイジング論は女性で考えると話は分かりやすい。
たとえば新垣結衣。
彼女は今、28歳。
全然イケてるでしょ?
というか、今最もイケてるでしょ?
サッカー代表でいうと、香川の世代である。
じゃ、石原さとみ。
彼女は今、30歳。
これもイケるでしょ?
サッカー代表でいうと、本田や長友の世代である。
じゃ、ベッキー。
彼女は今、33歳。
正直、このへんから何かと怪しくなってくる。
サッカー代表でいうと、長谷部の世代である。
じゃ次は、仲間由紀恵。
彼女は今、37歳。
あ〜、ここで私はもうアウトだわ。
悪いけど降ります。
いや〜、「トリック」初期の頃は彼女の大ファンだったんけどね。
しかし今の彼女は、もはや別人の域。
彼女は、サッカー代表でいうとヤットの世代に該当する。

新垣結衣、石原さとみ、ベッキー、仲間由紀恵。
もちろん人によってイケるイケないの差はあるだろうが、私なら仲間由紀恵とベッキーを切り、新垣結衣から石原さとみまでの世代で勝負をしたい。

最後は熟女好きの為に、天海祐希の名前も出しておこうか。
彼女は今年、50歳になる。
う〜む、天海さんなら意外とイケるかな、と思う。
サッカーでいうと、カズの世代である。
なるほど…。
2017/6/2(金)23:59

☆関西人
本田の使い道
本田のミラン退団は、代表にとってもひとつの区切りだと思う。
代表で本田は、長く右サイドFWを務めてきた。
もともとトップ下だった彼がここに落ち着いたのは、ミランでそのポジションをやっていたからに他ならない。
さして足の速くない彼がWGって最初違和感あったけど、思い出せば中田英もかつてパルマで右WGやってたワケで、やっぱ本田は中田二世だな〜と妙に納得したのを覚えている。

しかしこれだけ長いことミランでホサれると、さすがに本田にとってもこのポジションはクラブでの経験値を活かせる意味のモノではなくなってしまったかと。
一回、彼のポジションはリセットして考えた方がイイでしょ。
事実代表では久保が右サイドのレギュラーになり、本田は控えになった。
現時点、得点能力では久保が上だから致し方ない。
それはそれとして、本田をジョーカーとして温存するより、何か別の使い方はないものかな、とついつい考えてしまう。

昔からよく出るのが、本田センターFW案、本田ボランチ案のふたつ。
私は前者に賛成だが、それは今までも何度か書いてきたのでここでは触れない。
あと本田ボランチ案については、彼の守備が未知数なのでとりあえず反対したい。
ただし、アンカー案はひとつのアイデアとして興味深い。
たとえばガンバは、今野・井手口・ヤットの3枚ボランチを組んでるが、この中で最も守備が不安なのはヤットである。
しかしそのヤットを、長谷川監督は敢えてアンカーとして置いている。
ピルロのイメージか?
本来アンカーは最終ラインのひとつ手前、危険エリアの番人として守備力の高さが求められるものである。
でも稀に、敢えてそうではないゲームメイカー型を置くパターンもある。
ピルロの時なんかは、守備バランスとしてピルロの前にガットゥーゾやセードルフを置いたんだけどね。
長谷川監督的には【今野+井手口≒ガットゥーゾ+セードルフ】か?

で、ハリル代表に話を移すと、この今野+井手口をまとめて召集してることからして(今野なんて怪我完治してないのに召集)、3ボランチをやろうとしてる意図が少し見える。
じゃ問題は、アンカーを誰がやるか、だよね。
本命は長谷部だが不在。
以前に3ボランチやった時は、アンカーを山口蛍に任せていた。
しかし山口はうまくハマったと言い難く、その理由は彼いわく「監督からセンターを空けるなと指示された」らしい。
動き回ることが持ち味の山口に対して、「センター空けるな」は宝の持ち腐れだろう。
よって、今回はリベロ型の遠藤航が出てくると思う。
長谷部にしても遠藤にしても、3バックの真ん中できる奴はアンカーに応用がきくよ。
あと、アンカーはある程度の高さが必要だと思う。
最終ライン手前は、結構空中戦多いから。
で、今回召集されたボランチ候補を見ると、遠藤航と今野以外高さが足りないんだよね。
しかも今野って、アンカーじゃなくインサイドハーフ確定でしょ?
となると、もはや遠藤航しかいないじゃん。

で、ここで急遽出てくるのが本田ですよ。
彼には高さがある。
守備センスはともかく、体は強くて潰しができる。
「センターを空けるな」に対しても、まぁ空けないタイプでしょ。
そしてパスを配球する能力は、明らかに遠藤航より上だと思う。
なにぶん経験ないポジションゆえ、リスキーはリスキー。
だからイラク戦に試すとかはやめるべきだが、今から練習で慣らすのはありだと思う。
思えば中田だって、最後の最後は一列下がったんだよ。
仮に本田が中田二世だとすりゃ、流れとしてあり得ない話じゃないね。

そして何より、本田の代表における背番号を思い出してみてくれ。
彼の背番号はC、これは奇しくも中盤の底、「ピボーテ」が着けるナンバーだ。
たまたま偶然の話にせよ、あながち本田のピボーテ転向はあり得ない話じゃないよな?

で、本田ピボーテの布陣を最後にひとつ書いてみる。

・・・大迫
乾・・・・・久保
・香川・・山口
長友・本田・宏樹
・昌子・・吉田
・・・川島

やっぱ守備、やばそうっすね…。
2017/6/2(金)21:30

☆関西人
哀れな韓国A
続きね。

韓国は、欧州で嫌われてるという話をよく聞く。
え?欧州が慰安婦問題や竹島問題を知ってるの?と思いきや、そうではなく、2002年日韓ワールドカップにおける対韓国戦、あれで一気に韓国に対する不信感が湧いたらしい。
特に、あの大会で韓国に敗れたイタリアとスペインは嫌いっぷりがハンパない。
しかし2002年って、もう15年前の話だぞ?
それをまだ根にもってるとは、意外とイタリアやスペインはラテン系に見えて「恨の文化」もあるんだね(笑)。

ただ思うんだが、イタリアやスペインが根にもってるのは誤審に対してでしょ?
誤審をしたのは韓国人ではなく、エクアドル人の審判、およびエジプト人の審判である。
なのに、イタリアもスペインも韓国に対して怒ってるんだ。
ようするに、お前ら審判買収したんだろ、と。
特に捜査したワケじゃないので、買収したかどうかの証拠はないと思う。
もし韓国が潔白なら、とんだヌレギヌである。
でもイタリアもスペインも、買収があったと信じて疑わないようだ。
真実は、もちろん分からない。
とはいいつつ、今の韓国は元大統領が贈賄で逮捕、サムスン財閥のトップも同じく贈賄で逮捕という流れがあるのを見るに、そりゃ鄭夢準もワールドカップで賄賂を渡してたと見る方が自然だと思う。
私は、つくづく自分が韓国人でなくて良かったよ。
もし韓国人なら、自分が韓国人だと名乗るのがマジ恥ずかしくなるから…。
でも彼らは、あまりそういう意識はないみたいだね。
ACLを見てても、恥を意識した行動は全く見受けられない。
一種の鈍感力なんだろうが、それもあのレベルにまでいけば美学にすら思える。

さて、その韓国大嫌いのイタリアの地において、先日本田がミランのラストゲームを飾った。
我々日本人って、韓国とは真逆で恥の意識があまりに強すぎるんだろう。
なんか、本田がミランにご迷惑をかけてるような意識をずっと抱いてきたから。
「ウチの本田が自分の実力も省みず、ロクに貢献もしてないクセにI番をずっと着けたままでスミマセン…」って意識が正直あるでしょ?
だけどさ、ラストゲームは泣けたね。
我々が「スミマセン」と思ってるのに、モンテッラ監督は「いやいや、こっちこそ今まで本田にチャンスを与えなくてスミマセン」とばかりに、本田にキャプテンマークを与えてスタメン起用してくれたワケよ。
「彼ほどのプロフェッショナルはなかなかいない」というリップサービス付きで。
うわ〜、と思ったね。
勝負に厳しいセリエという環境で、大した結果を出せなかった東洋人相手にここまでの花道を用意してくれるとは。
ほぼ同時期に、ローマで引退間近のトッティにも同様にしてラストゲームの花道が用意されてたけど、しかしローマのトッティとミランの本田じゃ比較するのがおこがましいほど貢献度が全く違う。
いやホント、モンテッラありがとう。
さすが、中田英寿が絶賛してた男だけのことはある。

その一方、本田も大したもんだわ。
監督にここまで花道を用意してもらえるとは、彼が出番なくとも腐らず真面目に練習してきたからこその話だろう。
「プロフェッショナル」って、そういう意味でしょ?
多分、本田は黙々とストイックにトレーニングしていたんだと思う。
ラテン系が多いイタリアからすると、ひょっとしたら本田みたいのは変人に見えてたかもな。
あまり同僚と馴れ合うキャラじゃないし、そうそう、以前にミランのメンバーがバーベキューパーティー(?)をやってた際の写真を見ると、本田だけが選手やスタッフらの群れから離れて、寂しく「ひとり飯」をしてたんだよ。
あぁ、本田は少し浮いてるのかな、と少し心配していた。
ところが、彼が先日にFKゴールを決めた際、同僚たちはやたらに駆け寄って祝福してくれたじゃない?
客席からはホンダコールも起きた。
あれ見て、彼は嫌われてたワケじゃないんだ、ちゃんと皆から認められてるんだ、と少し嬉しくなったね。
認められてるのは、実力そのものよりは主に人格面だと思うけど。

欧州人からすりゃ、本田はまさに「サムライ」だっただろう。
ロクにチャンスを与えられてないのに、黙々と刀を研いでいる。
皆と馴れ合わず、遊ばず、ただひたすらストイックに鍛練をしている。
また「ワンピース」で比喩をさせてもらうなら、彼はロロノア・ゾロ、そのものなんですよ。
ルフィやウソップのようには馴れ合わず、サンジのように女の尻は追いかけず、自分が強くなること以外にはあまり興味を示さない。
孤高キャラゆえ、麦わらの一味でも独特な立ち位置だが、しかしメンバーは誰しもゾロに対して一目置いている。
イタリアでも「ワンピース」は有名だろうから、本田を見て「ゾロだ」と感じてた人はかなり多いと思うよ。
実は本田、意外と方向音痴だったりして…(笑)。

ところで、セリエAに韓国人選手はいるのかい?
昔はいたけど、今はいないんじゃないかな。
たとえいたとして、本田のようにラストゲームでキャプテンマーク着けさせてもらえるようになるとは、とても思えない。
これは、人格で一目置かれなきゃ無理だからね。
日本でいうところの「サムライ」みたいな美学、そもそも韓国には存在するんだろうか?
賄賂しかり、美容整形しかり、あの国の文化は「結果良ければOK」というだけで、結果以上に生き様そのものの価値を問う「サムライ」とは最も対極なスタンスだと思うよ。
2017/6/2(金)0:52

☆関西人
若葉さんへ
失礼。勘違いをしてました。
訂正します。
2017/6/1(木)23:07

☆若葉
関西人様へ
たいした問題ではないのですが
昨日は埼玉スタジアムだったような。
2017/6/1(木)17:20

☆関西人
哀れな韓国
ACL、浦和が奇跡を起こしてベスト8進出。
普通、第1試合がアウェーゴールの2失点、0-2負けならほぼ間違いなく敗退である。
それをまさかまさか、アウェー韓国にて3-0勝利して逆転のベスト8進出となった。
こういうこと、稀にあるんだね〜。
済州とすりゃ、完全に油断負けだろう。
いわゆる「サッカー玄人」のロジックとして「2-0は一番危険なスコア」というのがあるらしいが、今回のはまさにそれか?
前戦を零封したのに、まさかホームで3失点は全く想定してなかったと思う。


それはそれとして、問題は試合終了間際のこと。
ちょっとした乱闘騒ぎが起こった。
浦和の時間稼ぎに苛立ったんだろう。
それはよくあることとして、問題は阿部にエルボー食らわした韓国の選手がなぜかビブスを着けてたこと。
一瞬、「え?」と思ったよね。
ベンチがある位置は逆サイドなのに、何で控え選手がここにいて乱闘してるのか?
それはその選手がベンチを飛び出してピッチを横切り、逆サイドまで走って到達したということ。
これ、完全アウトでしょ。
案の定、その控え選手にレッドが出る珍事に。
監督は、そもそもベンチ飛び出していく選手を制止しなかったのか?
しかもバトルは試合終了後も続き、浦和は勝利の余韻もヘッタクレもなし。
特に槙野は韓国選手複数に追いかけられ、ロッカールームに走って逃げていく始末。
槙野が何をしたかは知らんが、あそこまで怒らせるとはよっぽどのことをした?
個人的に納得はしないが、AFCは「喧嘩両成敗」で済州・浦和双方に五分五分のペナルティを課すような気がする。
AFC上層部は、先日FIFA理事になった鄭夢奎の影響力が強いと聞くし…。

結局、ACLベスト8に韓国勢はひとつも残らなかったんだね。
珍しいこともあるもんだ。
それに付け加えて、よりによって日本にやられたというのが彼らは気に入らない。
最後締めてみれば、ACLベスト8に日本は2チーム残ったもんなぁ。
韓国がゼロで日本が2チーム勝ち残り、なんたる屈辱。
その悔しさは分かるにせよ、もう少し何とかならんものだろうか。
歴史学者いわく、これは「恨の文化」という半島独自のカルチャー、長い歴史の経緯から培われた国の個性みたいなモノらしい。
思えば、韓国(朝鮮)って割と同情すべき歴史がある国なんだよ。
それは「日韓併合」「従軍慰安婦」など近代史の話におさまらず、もっと古い話、古代から可哀想な歴史は始まっている。

古代、東アジアの盟主は漢民族主体の中国だったことは皆さんもご存じの通り。
当時朝鮮民族は高句麗・百済・新羅・その他もろもろ、大きくは3分割されていた。
一番強かったのは今のピョンヤンがある地域の高句麗、ここの騎馬兵が強いので中国は簡単に征服できなかったのね。
日本は、今のソウルがある地域の百済と非常に仲が良かった。
仏教など、百済から日本に輸入した文化は多い。
一方、今の釜山がある地域、新羅とは地理的に最も近いのに日本は仲が悪かった。
近すぎて、逆に利権が色々絡んだんだろうな。
で、困ったことにこの最も仲が悪い新羅が最終的には半島全域を統一しちゃったワケよ。
新羅は中国と裏で結託し、百済と高句麗を滅ぼした。
百済が滅ぼされた時にたまたま百済の王子が日本にいて、この王子は国の再興の為に半島に帰るんだが、その際日本は彼に援軍をつけて百済再興をわざわざ支援している。
これが「白村江の戦い」に繋がり、日本は新羅+中国連合軍に惨敗するんだけどね。

まぁ早い話、新羅は中国の子分になることで最終的に半島の支配権を得たワケだ。
しかし、そこに至るまでは少し複雑な経緯がある。
というのも、皆さんも歴史の授業で習ったであろう「倭の五王」、たぶん古代の天皇のことを指してるんだろうけど(そうじゃないという説もある)、西暦5世紀の中国の文献によると、当時の中国皇帝は「倭王」に「六国諸軍事安東大将軍」という肩書きを与えてたワケさ。
その「六国」の中には新羅も含まれてて、早い話が中国は倭王の新羅支配を公認してたということ。
ちなみに、高句麗や百済は「六国」に入ってない。
新羅とすりゃ、かなり屈辱だったと思うよ。
なんでワシらが倭王の権力下に入るねん、と。
百済や高句麗はそうなってないのに、なんでウチらだけ?と。
そういうスネたところから最後は裏取引して、半島全域の支配権を得ることができた新羅。
私は韓国人のキャラクター形成の原点は新羅だったんじゃないかな、と思うのね。

もし半島を統一したのが新羅じゃなく百済だったら、私は今でも日韓関係がもう少しマシになってたんじゃないか、と思ったりもする。
しかし、韓国人だって何も好きでこんなキャラになったワケじゃあるまい。
というか、そもそも日本が彼らを歪めた元凶ともいえよう。
古代以降にも豊臣秀吉が朝鮮出兵してるし、明治政府も出兵してるし、「恨の文化」として彼らは何百年前のことも忘れてないさ。
日本として朝鮮が憎かったワケでなく、ただ安全保障上の拠点として半島を押さえておきたかっただけだろうが、そんなの半島人からすると知ったこっちゃない。

私は「恨の文化」がある以上、そう簡単に日韓の雪解けはないと思う。
キリスト教とイスラム教、黒人と白人、頭じゃ分かっていても埋められない溝って実際あるから。
かといって、いちいち喧嘩を買っていてもしようがない。
それこそ大昔の青春ドラマみたく、思いっきり殴り合って「お前、やるな」「お前もな」「アハハハ」と分かり合えるほど単純な話でもあるまい。
どっちかというと、触られてもないのに「この人、痴漢です!」と騒いで示談金を取るようなイマドキのタチ悪い女子高生をイメージしてもらった方がイイかと。
女子高生からすれば、「オヤジはキモい」という正当な信念があるからオヤジに何しても罪の意識は生じないんだよ。
とにかく、我々としては女子高生を触らないことが前提。
昨日の槙野なんて、「この人痴漢です!」と騒がれて走って逃げるサラリーマンみたいだったよな…(笑)。
2017/6/1(木)16:43

☆関西人
石井監督解任
ちょっと驚いたのが、鹿島石井監督の解任である。
そりゃACLで広州恒大に負けたけど、これで解任は設定ハードル高いなぁと思った。
国内リーグは暫定で7位。
それも1試合少なくて、首位と勝ち点差6。
全然巻き返せる範疇だと思うし、そんな解任されるほどにボロボロというワケじゃない。
だから今回の解任がどういう真相なのかは知らんが、きっと我々の分からないところで何かあるんだと思う。

後任は、大岩コーチの昇格だという。
彼はコーチとしてかなり長いこと鹿島でやってるので、十分流れを知ってるだろうから引継ぎに混乱はなさそうだ。
だから鹿島自体に問題はないとして、気になるのは石井さんの今後である。
仮にも、昨年のJリーグ最優秀監督賞受賞者だぞ?
短期間に数々の国内タイトルを獲った監督で、クラブワールドカップでは決勝にまで導いた人だし、これほど実績ある人を世間は放っておかないと思う。
まず、協会が動きそうな気がする。
東京五輪監督候補に今まで石井さんの名前は入ってなかったと思うが、これは急遽リストに入ったと見てイイだろう。
ちなみに、今日新聞を見ると手倉森さんが五輪監督濃厚という記事があった。
なるほど、リオ五輪後にJリーグからいくつか誘いがあった手倉森さんをA代表コーチに引っ張ったのは、ある程度東京を意識した部分もあっただろうね。
だけどその一方、A代表がハリルのままで大丈夫なのかという不安は正直今でもあるワケで、緊急に備えて手倉森さんはできるだけ身を固めさせずにA代表コーチで引っ張りたいのが協会の本音だと思う。
よって手倉森さんへのオファーは、協会にとって「最後の手」じゃないかな。

じゃ、勇気出して石井さんにオファーしてみる?
私は石井さんって有能だとは思うけど、正直五輪監督はやめといた方がイイと思う。
何しろ石井さんが結果を出した鹿島って、ちょっと独特な土壌のチームだと思うから。
鹿島は監督が仕切ってるチームというより、小笠原が仕切ってるチームに見える。
きっと上司の立場として、あんなボス猿が部下にいたら怖いよ(笑)。
あと金崎だって噛み付いてくるし、一時期石井さんが心労ダウンしたのもよく分かるわ。
選手だけならまだしも、上司の鈴木満さんだって恐い人だし、さらにその上には神様ジーコもいるし、そんなのへっちゃらなラテン系のブラジル人が監督ならともかく、ついつい気遣いをしてしまう真面目な日本人なら普通に消耗する。
そこを何とかやってきた石井さんって、上と下のバランスをとる中間管理職として有能な人だったんだと思う。
ただ、ユース世代が主体になる五輪監督って、またそれとは求められるモノが違うと思うんだ。
もっと体育会系サッカー部の監督っぽい、「ワシがお前らを国立に連れていったる!」的な熱血要素が必要とされてくるはず。
石井さんの場合は、そのへんが未知数である。

そうそう、あと五輪監督で一番反則の手としては、「ハリルに東京を託す」というアイデアもあるよ(笑)。
あと1年は内山さんなり協会の誰かで引っ張るとして、2018年秋以降はハリルも手が空くワケだろ?
まさか、ロシア大会以降も続投するのはあり得ないだろうし。
で、これはロシア大会の結果次第だが、もしベスト8なりの良い結果をワールドカップで残すなら「ハリルで東京五輪、イイんじゃね?」という空気に世間もなると思うんだわ。
もともと、このオッサンの熱苦しさはユース指導向きでしょ(トルシエと同類)。
日本は開催国ゆえ次はアジア予選免除で、いかに日本独自で強化カリキュラムを組んでいくか、という話になる。
その際、やっぱ外国人指導者のコネクションって有効なんじゃないかな?
思えばトルシエの時も予選免除だったので、彼のフレンチコネクションで欧州遠征を何度も組んでたじゃん。
あのイメージさ。
2018年秋〜2020年夏までは期間限定ながら日本も【五輪代表>A代表】となると思うので、五輪監督が外国人になるのも少しは大目に見てもらえるだろう。
さて、どうなることやら。
…いや、ハリル云々より前に、まずトルシエが「東京五輪は俺がやる」とか言ってきそうだな(笑)。
2017/5/31(水)22:52

☆関西人
U20ワールドカップ、敗退…
…なんか、あっさりU20負けちゃいましたね。
残念。
まぁ、イイじゃん。
堂安は輝きを見せられたし、久保くんも良い経験積んだし。
本番は、あくまで3年後。
その時には、南米相手でも勝てるぐらいになっててほしいけど。

ところで昨日チラッとだけ映像を観たが、今フランスでトゥーロン国際をやってるっぽい。
また何で、こんなU20ワールドカップ真っ最中にトゥーロンなんかやってるんだ?
確か、この大会はU19〜U22、年齢はイマイチはっきりしないけど、とにかく若手の国際登竜門として昔からそれなりに知られている。
で、日本はU19代表を派遣している。
…ん?U19?
今、ワールドカップに出てるのはU20。
トゥーロン出てるのはU19。
その差、僅かに1。
多分、トゥーロンに出てるのは18歳とかだろ?
ワールドカップに出てる堂安も今18歳。
この2チーム、思いっきりカブってるんだな。

で、トゥーロンでひと際目を引いたのが伊藤という選手。
MFだが、デカいんだよ。
試合では、そいつが凄いミドルを決めていた。
韓国にいるU20代表には、明らかにいないタイプ。
何でこいつをU20に呼ばず、トゥーロンに派遣したんだろ?
そのトゥーロンはキューバにドローだったので「やっぱダメだね〜」とバッシングされてるようだが、いやいや、目ぼしいのをワールドカップにもっていかれたことを前提にすると、このU19、なかなか大したもんだよ。
この世代、意外と選手層厚いんじゃない?
英国には、まだサイゴダードもいるし。

なんつーかさ、あまり日本を見くびっちゃいかんよな。
人材を育てるという点については、ちゃんとやっている。
かつてメキシコ五輪で銅メダル獲得の世界規格・釜本世代が現れたのに、それに続く世代を育てきれずにズルズルと日本が右肩下がりに落ちていったことを思えば、今なんて全然マシ。
中田英寿登場以降、シドニー世代→アテネ世代→北京世代→ロンドン世代→リオ世代、それなりにキープできてると思わない?
アテネなんて「谷間」、北京なんて「谷底」とまで一時期は絶望されてたのに、そこから欧州で活躍する才能が「黄金世代」以上に湧いたワケよ。
上っ面だけを見るとアレだが、もっと引いて大局的に見れば日本は落ちるどころか、むしろ微妙にレベルは上がってるんだよ。
私は、きっと東京世代も何とかなると思う。
さすがに優勝を狙えるレベルにはないが、ベスト4、いや、3位入賞、そこは狙えば手が届くんじゃないかな、と。

さて、U20ワールドカップがひと段落し、協会はこれからどう動こうというのか。
ベスト16では及第点と総括しないはずだし、いよいよ監督人選に手をつけるかもしれないね。
U20代表は内山さん、U19代表は影山さんという人が監督を務めてるんだけど、内と影、どっちにしても光が当たるオモテ舞台向きのキャラではなさそうな感じ。
有能なんだろうけど。
一時期は協会が森保さんを狙ってるという話もあったが、最近広島があまりにも不調で流れとしてよくない。
で、↓に書いた流れでいくと、私はまさかの長谷川健太、協会はそこを本命にしてるんじゃないかな、と思うのね。
健太って、ガンバの監督もう長いことやってるでしょ。
そろそろ、かもしれない。
西野さんのことだから、きっと上野山取締役とは既に話をしてるんじゃない?
その伏線として、ガンバから大量の代表召集。
「これ以上選手を代表に抜かれたくなかったら、潔く健太を出さんかい」みたいな恫喝(笑)?
ガンバとしてはツネ様だったら出せるけど、なにぶん実績がねぇ…。
2017/5/31(水)1:00

☆関西人
ガンバ
U20ワールドカップにて、予想スタメンの中に高木の名前がある。
これはつまり、高木・堂安・市丸・初瀬というガンバ勢そろい踏みの可能性が出てきたということだ。
フィールドプレーヤーのうち4割がガンバって、凄くない?
なんだったら、右でも左でもイイから片方のサイドに4人とも固めちゃえば面白いよ。

それにしても、A代表でも今野・倉田・井手口・三浦・東口という5人の大量召集をしてるように、ここにきて協会技術委員会のガンバ依存がハンパない。
特にU20は昨年にガンバユースからトップ昇格した4人をまるごと全員代表に召集するなんて、クラブへの気遣い等を考えれば普通やらないことだ。
昔はこういうのが、よくFC東京にあったんだけどね。
まだFC東京は半官半民のニュアンスあるところだから分かるとして、ガンバってそういうところじゃなかったのに。
ひとえに西野委員長効果だろうか?

それにしても、ガンバの育成はなかなかのモノだと思う。
昔から宮本・稲本・二川・大黒・家長・倉田・宇佐美・井手口などコンスタントに才能を輩出してくるし、昇格できなかったJr.ユースの中に本田や昌子の名前があることからしても、きっとレベル高いんだろう。
同じく大阪、セレッソにしてもユースはなかなかのモノで、柿谷・南野・杉本・山口蛍など代表級をよく輩出している。
これは育成のやり方云々もあるだろうが、まず大阪のサッカー小僧たちは【高校<ユース】と考えてるからじゃないかな?
大阪にもサッカー強豪校としては大阪桐蔭や東海大付属仰星などいくつかあるものの、高校選手権で全国制覇をしたというほどではない。
それに「国立」は東京にある聖地であり、大阪人からすると「甲子園」ほどにはピンときてないんだよね。
その点、ガンバユースなんてのは何度も全国制覇してるし、代表見てるとガンバやセレッソの選手が活躍してるし、海外にも行ってるし、そりゃサッカー部行くよりユース行く方がカッコいいんですよ。
こういうのは、地域によって差があるでしょ。
関東の人なら「国立」が近いから高校サッカーが魅力だろうし、あるいは静岡、九州にしても伝統校のブランド力はいまだ絶大かと。
ただ関西の場合はガンバ・セレッソが高校以上のブランドになってて、部活に行かずユースに集まってくる才能の量が他地域より遥かに多いと思う。

今ガンバはセカンドチームをJ3に参加させてて、以前よりは若手は実戦経験を積める機会が増えている。
しかも監督はあの宮本、ヘッドコーチは山口智、こりゃサッカー小僧にとっちゃタマらんだろうよ。
サッカー小僧の感覚からして、J3でもイイからガンバに行きたいと思うんじゃないの?
あ、セレッソの方もセカンドチームをJ3に参加させてるんだけどね、ここがガンバとひと味違うのは監督が大熊弟という妙に渋好みするタイプにしてること(笑)。
ツネ様とエラい違いだわ。
ただツネ様も今は前途多難みたいで、成績がJ3の最下位をキープしている。
彼は日本人初のFIFAマスター卒業、その後はワールドカップテクニカルスタディスタッフを務めるなど経歴が凄い人なんだけど、指導者として現場に出たのは今回が初めてか。
トップチームの監督やるには、まだまだ時間がかかりそうだね。
しかしこれも貴重な経験、ガンバは選手のみならず指導者の育成もビジョンにある様子。
私は、大丈夫だと思う。
グランパスの小倉の扱いと違って、ガンバのツネ様の扱いには安定したビジョンが見えるから。

まずは、今夜U20に頑張ってもらいたいね。
相手はベネズエラ、日本が苦手する南米勢だけど、多分ウルグアイよりは多少落ちるでしょ。
勝つチャンスは、あると見た。
2017/5/30(火)17:42

☆関西人
悪魔の実
U20代表において堂安はもちろんのことだが、同じガンバの同期、市丸もまた勝利に貢献したと思う。
じゃ、市丸はこのチームの中軸かというと、そこはよく分からない。
だって、この大会の初戦には控えだったから。
大体、こういうワールドカップみたいな短期決戦では「グループリーグ初戦を落とすと終わり」という鉄板のセオリーがあり、監督としては絶対に最強シフトを最初にとってくるはずなのよ。
で、その初戦での2ボランチは坂井+板倉が先発。
おそらく、このチームのボランチ候補の中では市丸が最もゲームメイクに長けてると思うが、一方で守備の堅さには最も不安があるワケさ。
このジレンマ、U20に限らず日本サッカー永遠のテーマだね…。

一方A代表に目をやると、ゲームメイカー型のボランチは明らかに冷遇されてるワケよ。
ヤットや憲剛は最初から構想外、柴崎や大島や柏木や小林祐も今は呼ばれていない。
ハリルとすれば、UAE戦大島抜擢のトラウマがいまだ払拭できてないのかも。
じゃ、ボランチにどんな人材が召集されてるかというと、今野、山口蛍、井手口、近藤、遠藤航、さらに長谷部が傷癒えれば帰ってくる。
何にせよ皆が運動量豊富で、ボール奪取を得意とし、フィジカルコンタクトには決して怯まないデュエリストばかりである。

これを「なんかツマラン」と感じている人も多いと思う。
もともとハリルは就任早々から体脂肪率のことに触れてたぐらいで、生粋のゼイ肉否定派。
チーム作りにおいても、ゼイ肉なしのソリッドな筋肉質を志向している。
狙いは悪くない。
ただ、当然だが硬化すればするほど柔軟性は損なわれるワケで、特にサイズのない日本から柔らかさを奪うと逆によくないのでは?という考え方もある。
これは良い悪いという話より、好き嫌いの領域かもしれない。
硬い直線で構成されたデザインを好む者もいれば、滑らかな曲線で構成されたデザインを好む者もいるから。
上記の今野、山口蛍、井手口、近藤、遠藤航、長谷部は直線派で、逆に柴崎や大島あたりは曲線派だと思う。
私は、意外と曲線デザインが好き。
それは好き嫌いというより、曲線の方がデザインとしてカワイイ、といった方がしっくりくるかな(笑)。

ただ一方で、ハリルの方向性を否定するつもりはさらさらない。
私は漫画が好きなので敢えて「ワンピース」で喩えさせてもらうが、今ハリルがやろうとしてるのは、「武装色の覇気」を身につけさせようとしてることなんじゃないか、と。
「ワンピース」読んでない人には、さっぱり何のことか分からんよね(笑)。
じゃ、ちょっと説明すると、「ワンピース」に出てくる戦士たちは「能力者」と「非能力者」に分かれてるのよ。
「能力者」というのは「悪魔の実」を食べて特殊能力を得た者で、まぁ一種のドーピング、たとえばゴムゴムの実を食べたら体が伸縮するゴム人間になる、みたいな感じ。
対して「非能力者」は非ドーピング、つまり生身の人間である。
ただし、「非能力者」でも稀に「能力者」と互角以上に闘える例もあり(ガープやレイリーなど)、それは修行で得られる「覇気」によって「悪魔の実」の能力を無効化できるという設定なんだ。
さらに言うと、「悪魔の実」の能力は無敵に見えて弱点があり、海に落ちるとアウト、海楼石に触れるとアウトという設定。
…と考えると、何の弱点もない「覇気」の方が、極めれば実は利便性高く安定してるんじゃね?という考え方もできる。

思うに、今までの日本サッカーって常に「悪魔の実」を探してきた道程だったと思うのよ。
その「悪魔の実」というのが時に中田英だったり、俊輔だったり、ヤットだったり、本田だったり、香川だったり。
でも、やっぱそういうので手にした特殊能力は、ワールドカップに出ると敵の「覇気」の前で簡単に無力化されたりして…。
で、ハリルが今やろうとしてることは、「悪魔の実」に頼るな、そんなモノに依存したドーピング能力になんか頼るな、まずは「覇気」を身につけろ、ということだと思う。
で、「覇気」の使い手として召集されてるのが、↑に出た今野や山口蛍や井手口や近藤や遠藤航。
彼らは、「能力者」でなく「非能力者」である。
だから「悪魔の実」の能力を期待してる人たちには、なんかツマランとなるワケですよ。
いやね、物事には順序がある。
「悪魔の実」を食べるのは、ワールドカップ出場が決まってからでも遅くないんじゃないか?
それより、今はまず生身の肉体に「覇気」を取り込むこと。

ところで、ハリル代表では乾の怪我に不安があり、宇佐美を追加召集したみたいだね。
ここは「能力者」枠だが、もし乾out宇佐美in になるなら、宇佐美は原口と競合である。
私は原口と宇佐美との差って、結局のところ「覇気」のありなしだと思うよ。
2017/5/28(日)13:41

☆関西人
レフティモンスター
今のU20日本代表の特徴をひとつ言うなら、レフティをチームの中軸に据えてることだろう。
2枚看板がガンバユースの神童・堂安と、川崎ユースの最高傑作・三好。
両者ともレフティである。
そして内山さんは、このふたりの天才をチームの軸に据えてる。
それだけでもレアなチームコンセプトだというのに、それに付け加えて3人目の天才レフティを追加してきたから話はややこしいんだ。
その3人目とは、いうまでもなく久保くんである。

だけどさ、レフティって何でこんなにもテクニシャンが多いのかね。
古くはマラドーナやリバウド、今でもメッシ、ハメスロドリゲス、エジル、ロッベン、ベイル、日本でも俊輔、名波、本田などなど、ビッグネームを挙げていけばキリがない。
言っとくけど、左利きって本来は全体人口の10%にすぎないんだからね。
だけどサッカー界では、とてもじゃないが10%レベルの存在感ではないよ。

ほら、足の話じゃなくて手の話になっちゃうけど、右利きは左脳(論理)が発達し、左利きは右脳(感性)が発達するという説があるじゃない?
この説、真面目な脳科学者には根拠なしと切り捨てられてるけど、ことサッカーに関してみると、確かに右脳的なプレーをする選手がレフティに多い気もするんだよなぁ。
だけど組織を構成するパーツとしては、やっぱ右利き、左脳的な選手の方が安定するワケよ。
左脳は論理的だから。
一方右脳は感性的だから、パーツとしては安定しない。
ましてやチームの右脳シェア(足でいうと左利きシェア)を高く設定しすぎた日には、天才肌が過剰となり、組織として脆さが露呈してしまうワケよね。

たとえば、トルシエ代表を思い出してみてくれ。
当初、トルシエは名波と俊輔を同時にピッチに立たせていた。
アジア杯2000年大会、あの時のチームの創造力は素晴らしかったよね〜。
ただ、最終的にトルシエは名波&俊輔をまとめてバッサリ切った。
思うに、組織を安定させたかったんだろう。
その逆の例として、ひとつジーコ代表のことも思い出してみてくれ。
ジーコはトルシエと異なり、右脳的なプレーを好むというか、レフティ贔屓な監督だったと思う。
トルシエが切った俊輔を不動の司令塔の座に据え、FWでも玉田+久保竜彦(または鈴木隆行)というレフティコンビを実現した。
また三都主も不動のレギュラーで、フィールドプレイヤー10人中4人がレフティということも珍しくなかったよ。
結果として、確かに組織は安定してなかったけどね(笑)。

岡田さんは、当初俊輔と玉田をレギュラーに据えていたが、本田を入れたあたりからそのふたりをレギュラーから外した。
レフティ1枚にして組織を固めた、と見るべきか。
今のハリルもどちらかというと右脳的でなく左脳的な人で、レフティ1枚派だろう。
というか、今は本田が外れて、柏木も召集されなくなって、小林祐も召集されなくなって、あまり関係ないけど西川まで召集されなくなって、まさにレフティ冬の時代である。
感性に比重がある左利きより、実直な右利きの方が好みなんじゃないだろうか?

そう考えると、今のU20代表はかなり野心的な試みのチームである。
このロジック重視の時代に、敢えて左利きのチームコンセプトで勝負しようというんだから。
私が思うに、いっそのこと次戦は

・・堂安
三好・・久保

という前線トライアングルを作って、レフティ同士にしか感じ合えない右脳的即興を期待してみてはどうか?
守る側の感覚からして、左利きばかりでパスを回されると守備勘が少し狂うんだよ。
確か、ジーコが俊輔+玉田+久保のトライアングルを作った時にそんなことを言っていた。
でさ、このチームで東京五輪を目指すなら、いっそのこと監督も名波あたりにして、レフティ特化コンセプトも面白いよね。
いや、さすがに名波は磐田があるから無理かな?
じゃ、元祖レフティモンスタ…、いや、何でもないです。
やっぱ、監督は内山さんでイイっす…。
2017/5/28(日)9:27

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