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過去ログ510 2017/2/12 18:27

☆関西人
グローバル
呆れる話だが、今朝に北朝鮮からまたミサイル撃たれて、日本海沖に落ちたみたいだね。
わざわざ安倍さんが訪米してトランプと会ってるタイミングに撃つのって、間違いなく牽制である。
「仮にお前らが手を組んでも、俺はビビらんぞ」という意思表示。
まるでチンピラの威嚇じゃん?

安倍さんとトランプの会談は予想外に良い流れみたいだけど、トランプもビジネス界の人、このての接待ぐらいはお手のものだろう。
「これで日米関係は大丈夫」だなんて、とてもじゃないが思えないよね。
ちょっと前まで「世界はグローバルに向かってる」というイメージだったが、ここにきてそうでもないでしょ。
グローバルの対義語ってローカル?
米国がメキシコ国境に壁作るとか、TPPやめるとか、英国がEU離脱とか、反グローバルの潮流はあるよね。
確かに「みんな仲良く、世界はひとつ」だなんて明らかに幻想だし、今後はプチ鎖国をする国すら出てくるのかもしれない。

19世紀まで世界にはグローバルなんて発想はなく、強い帝国は世界中あちこちに植民地を作って、各々にローカルな経済圏を確保していた。
その経済圏内で何が起きようが、他国は不介入が原則。
基本、ローカルなことはローカルに任せていた。
じゃ、今の反グローバルの潮流から、世界がそういう19世紀の価値観に回帰してしまったら、一体どうなるのか?
行き着くところは、シリアを放置、イスラム国も放置、中国やロシアがどこかに侵略しても放置。
そこはグローバルにケアするんじゃなく、ローカルに任せましょうよ、と。
死者は多く出るだろうが、しようがないじゃん、と。
何なら経済もこのままグローバルを加速させるんじゃなく、できるだけ自国の物は自国内で作り、自国内で消費しましょうよ、という話もある。
でなきゃ、今のままでいくと仮に中国が大不況に陥ったら間違いなく全世界が大恐慌に陥るワケで、つまり全世界が手を繋けば手を繋ぐほど、誰か一人が病気になれば周りの全員が病気に感染することとなる。
要するに、グローバルは万能じゃないんだ、と。
…もちろん、日本みたいに資源がない国は、今さら鎖国なんて絶対無理なんだけどさ。
仮に80年前みたく石油を禁輸でもされたら、またしても日本は戦争をしなきゃならなくなるし…。

じゃ、サッカーでも鎖国をシミュレーションしてみようか。
今は、世界のありとあらゆる国が欧州4大リーグの下請けみたいになってるんだが、もうそういうのをやめましょうよ、と。
再び、ローカルへの回帰。
ブラジルは人材輸出をやめて、ブラジル人は全員、ブラジルリーグのみ。
アルゼンチン人は全員、アルゼンチンリーグのみ。
日本人も全員、Jリーグのみ。
もはやEUという概念もなしにして、英国人はプレミア、イタリア人はセリエ、スペイン人はリーガ、ドイツ人はブンデス。
助っ人外国人枠、なし。

さて、これをするとどうなる?
メッシはアルゼンチンでプレー、Cロナウドはポルトガルでプレー。
「そんなのあり得ない」と思うだろうが、うん、確かに現実はあり得ないさ(笑)。
別に、私もマジで書いてるワケじゃないんだし。
でもガリンシャやペレの時代って、サッカーも今のようにグローバルじゃなく、ローカルだったと思う。
じゃ、当時は面白くないサッカーをしてたかって、多分そんなことはないと思うんだ。
多少、レベルが上がるリーグとレベルの下がるリーガルがあるだろうね。
あと、移籍金や年俸のスケールは今より落ちるだろう。
そういう市場は縮小する。
ただし、今のように一部のメガクラブばかりが戦力を独占する傾向は緩和され、中堅クラブも力をつけるから優勝の行方は読めなくなり、それはそれでリーグが面白くなるかもよ。
一方でグローバルな戦術基準が解かれてローカル化し、各国リーグごとの個性が今より顕著になるかも。
あと、通常は鎖国することにより、ワールドカップなど国際試合の熱は今より上がる気がする。
それこそ「アルゼンチンのメッシという選手はバケモノらしいぞ」と噂が噂を呼び、ワールドカップは名実ともドリームマッチになる。
滅多に見れない不便さがあるからこそ、そこに付加価値がついてワールドカップはプレミア化する。

まぁ、一長一短ですよ。
ひとつ言いたいのは、【グローバル=善】【反グローバル=悪】という我々の思い込みは必ずしも正しいワケではない、ということ。
ただ繰り返し言うが、今さらサッカーの世界は反グローバルとか、まずあり得ない話だけどね。
2017/2/12(日)18:27

☆関西人
フレンチ
↓に書いた通り、基礎部分についてはドイツに学んできた日本サッカーなんだが、実はドイツ一辺倒でここまできたワケじゃない。
90年代になると、日本は大きくフランスへと傾倒していくことになる。

まず、ベンゲルとの出会いが大きかっただろうね。
彼が日本にいた期間は短かったものの、名古屋を天皇杯優勝に導くなどインパクトは絶大だった。
仮にクラマーさんが日本サッカーの父なら、ベンゲルは日本サッカーの叔父ぐらいのポジションにいるだろう。
あと、日本が初めて出たワールドカップがフランス開催だったことも大きい。
大会はそのフランスが王国ブラジルを下して初優勝し、まさに新時代の幕開けを感じさせるインパクト。
協会はさっそくフランスと提携、彼らにノウハウを学んでJアカデミー開校に動き、代表監督にはフランス人トルシエ(ベンゲルの推薦)を招聘するほどの徹底ぶりだった。

ただ、ここまで見てきて、フランス人と日本人の相性は果たして良いと言えるのかな、と。
トルシエが協会との摩擦を生んだのは彼個人の特異性にあるとして、しかし今、ハリルがまた摩擦を起こし気味の傾向も少し気になるのよ。
ハリルはボスニア生まれだが、長くフランスに在住してフランス国籍を持つフランス人。
で、その彼が想像以上にトルシエのキャラに近く、「あれ?フランス人って本質的にこんな感じなのかな?」と感じざるを得ないワケで。
さらに付け加えると、マリノスの監督モンバエルツもフランス人なんだよね。
で、彼ってマリノスの選手たちと確執あるんだろ?
一説によると、マリノス愛のある俊輔がマリノスを出たのも、このモンバエルツが原因とやら?
なんか、フランス人ってこういうの多いよなぁ…。

いや、もちろん国籍が人のキャラクターを100%決定する要素じゃないことは分かっている。
だけどフランス人って、日本人と真逆のパーソナリティーが多いのは事実である。
だからこそ、世界に先駆けて市民が封建社会をブッ潰すというフランス革命を起こせたんだと思うし、とにかく「個」のパーソナリティーが強いお国柄。
そのへんで言うと、まだドイツ人の方がまだ日本人に近いパーソナリティーだと思うのよ。
生真面目で職人気質なところとか。
いや、憧れるのはむしろフランスなんだけどね。
なんかオシャレだし、楽しそうだし。

モンバエルツの話に戻すと、マリノスのフロントも監督と選手の溝については気づいてたっぽい。
じゃ、なぜ俊輔を出してまでモンバエルツ続投になったかというと、一部報道では「親会社の判断」とやら?
うわっ、また出たよ。
TOYOTAと同じ、マリノスもまた大企業NISSANの意向。
確かに、俊輔も残された選手生命は長くない選手だし、ユース指導で実績のあるモンバエルツを残す判断はあながち間違ってるというワケでもないか…。
しかし、和を以て貴しと成す、義理人情を尊ぶファミリー志向の日本人は理解に苦しむところだ。
日本人では、こういう非情な判断はなかなかできない。
思えば、かつてNISSANという会社自体、それがあるからこそフランスのルノーと資本提携し、カルロスゴーンをCEOとしてフランスから迎えた経緯。
そして、彼が日本人にはとてもできない大リストラを敢行し、NISSANを再生させたんだっけ…。

今、NISSANはルノーグループ傘下の優良企業になっている。
もともとNISSANはトリコロールカラーのイメージがあり、フランスとの融合に違和感なかったけどね。
ゴーンって、NISSANのCEOになって何年?
なんのかんの言いながら20年近くやってる気もするし、独裁者と揶揄されながらも、ちゃんと受け入れられてるということだろう。
さて、ハリルも日本サッカー界のゴーンとなれるかな?
モンバエルツも、マリノスのゴーンとなれるかな?

ところで、フランスにはフランス料理がある。
世界最高峰の料理のひとつと言われてるが、特徴は「ソース」にある。
ソースの役割が素材と対等なほど重要な立ち位置で、そこは日本料理の概念と全く違うよね。
日本料理だと、ソースは脇役。
主役はあくまで素材で、ソースが素材を邪魔しちゃいかん。
蕎麦ひとつとっても蕎麦通はツユをあまりつけないというし、寿司も刺身も醤油をちょんちょんとつける程度。
…で、文化的ギャップはそこなんだよなぁ。
サッカーにおいても、フランス人指導者って「ソース」ありきの調理というイメージがある。
素材そのものの良さを活かそうというより、ソースに合う素材をチョイスしていく調理法、とでも言うべきか。
で、俊輔など香りの強い素材は嫌われがち。
彼はトルシエともモンバエルツとも合わず、要はフランスのソースにあまり馴染まないということだろう。
俊輔なんて、醤油を数摘だけ垂らして皿に出すだけで、もう十分に完成した料理なんだけどね。

多分、名波はそのへん分かってると思うよ。
決して、俊輔に濃厚なソースをかけるようなマネをしないかと。
なんせ、名波もかつてはフランス人シェフに外された素材だし…。
2017/2/12(日)12:27

☆関西人
ライブA
続きね。

今でこそ、世界最高動員のリーグとしてブンデスはリスペクトされるようになってきたが、ちょっと前まではプレミア・リーガ・セリエより正直1ランク下に見られてきたリーグだと思う。
しかし、ブンデスは間違いなくJリーグが目指すところだ。
これは別に、今になってブンデスで活躍する日本人選手が増えたから言ってる話じゃない。
それより遥か前、創設時からJリーグが目指す理想モデルはブンデスだと既に言われていた。
93年時点でのことであり、当時これに違和感を感じた人は多かったかと。
なぜなら、その頃は世界最高峰リーグがセリエだと言われてた時代で、なぜ理想モデルはセリエにしないんだ?と疑問に感じた人は少なくないと思う。
…うん、これはJリーグの基本理念を作った中心人物が川淵さんだったからだろう。
川淵さんは、クラマーさんの教え子である。
彼だけじゃなく、当時の協会会長・長沼さんも副会長・岡野さんも皆クラマーさんの下で東京五輪を戦った教え子たちであり、新リーグの理想をドイツに据えるのは極めて自然なことだった。

やがて、川淵さんは「Jリーグ百年構想」というビジョンを掲げた。
これぞ、スポーツ先進国・ドイツを目指そうとする理念そのものである。
私はドイツに行ったこともないのでよく知らんが、あの国は町ごとにクラブがあり、そのクラブを中心にして地域コミュニティが形成されてるという。
試合を観るだけじゃなく、皆でプレーして楽しんだり。
実にステキな話である。
で、そういう地域コミュニティの軸になる役割を、日本ではJクラブが担いましょう。
そして全国津々浦々にJクラブと、それを囲む地域コミュニティを創りましょう、という壮大な町興しプロジェクトなのさ。

さて、Jが発足して十数年が経過したが、その「百年構想」の進捗はどうなんだろうね?
Jクラブは3度のアジア制覇(アジアクラブ選手権含む)、クラブワールドカップでは3度の3位入賞、1度の準優勝など戦績としてはまずまずかもしれない。
一方、リーグ平均動員18000というところで横這い、この点は目指すべきブンデスに全く及ばず、今後まだまだ努力しなくてはならない。
しかしそれ以上に、クラブを中心にして地域コミュニティを創るという町興しの方については、全く手つかずの感があるよね。
いや、みんな各々にスポーツはやってるのよ。
たとえば、学生さんたちは半数以上が学校でスポーツ系の部活をやってるんじゃない?
あと、スポーツジムに行くとオジサンもオバサンも頑張ってトレーニングしてるわ。
近所のフットサル場も、まずまず客は入ってる。
だけど、川淵さんが理想とする「百年構想」、彼が理想とするドイツ型の地域スポーツコミュニティって、こういうのとは少し違うと思う。

あぁ、そういえば皆さんの住んでる町に町内会はある?
今の私が住んでる町はあまり機能してないが、昔、実家に住んでた頃は町内の行事が結構ウザかったな〜。
町内会で旅行とか、宴会とか、そして何より力が入ってたのが運動会。
年に一回町内対抗運動会というのがあるもんだから、「今年は◯◯町に負けられない」とかの妙なモチベがあり、運動会の何日か前から練習で皆集まったりして…。
私はこういうのがあまり好きじゃなく、どっちかというとイヤイヤ参加してたんだが、でもこういうウザい地域コミュニティが実は「百年構想」の理念に近いんじゃないかな、と思ったりして。
あの頃の町内会は運動会を求心力にしていたが、「百年構想」では運動会の代わりにサッカーを求心力にして皆が集まる感じね。

そうそう、大阪には岸和田という町があって、そこは「だんじり祭り」が有名なんだ。
で、以前職場に岸和田在住の女の子がいて、彼女見てると「だんじり」熱がマジ凄いのよ。
しょっちゅう「今日はだんじりの練習がありますんで」と早々と帰っていくし、祭りが終わった翌日にも「来年のだんじりに向けた練習が今日から始まります」と言って帰っていった(笑)。
詳しく話を聞くと、どうやら彼女はその「だんじり」の上に乗る男の子(大工方)の追っかけを何年もやってるみたいで、なんか岸和田の女の子にとって大工方はジャニーズを超えるほどのスーパースターみたいだね。
なるほど。
この岸和田「だんじり」って、「百年構想」に極めて近いなぁ、と思った。
まさに、ライブに参加する感覚である。

日本全国、ほとんどの町には岸和田の「だんじり」に匹敵するほど求心力あるモノが無いだろう。
だからそれを作りましょうよ、というのが「百年構想」のキモであり、スポーツをお祭り、クラブを御神輿にしようとする話。
大工方が岸和田の女の子たちをメロメロにするスーパースターだというなら、Jクラブのトップ選手たちもまた、そういう存在に必ずなれるはずなんだ。
廃れつつある地域コミュニティ、「町」への帰属意識、それらを違和感なく復活させるにはお祭り、ライブが必須であり、Jクラブは進んでその御神輿になるべきだろうよ。

もし職場で、今後あなたの部下の子が「すみません、今日クラブの試合があるんで早く帰ります」とか言ってきたら、たとえ仕事が忙しくても、あなたは優しく許可してあげてね。
それが、実は「百年構想」達成への小さな一歩なんだから…。
2017/2/10(金)22:54

☆関西人
ライブ
皆さんはサッカークラブの経営で、入場料収入というのは営業収入の中でどのくらいのシェアだと思う?
リーグにより差はあるが、欧州の場合は全体の2割程度が普通である。
じゃ残り8割は何の収入かというと、ざくっと大体半分が放映権料収入、残り半分は広告料収入など諸々。
意外と、チケット買ってくれるお客さんの売上なんか知れてるんだよね。
ちゃんと儲けること考えりゃ、テレビ放映権を売ることと、スポンサーをがっつり掴むことを頑張った方がよっぽど手っ取り早い。
特に欧州の場合、プレミアリーグの放映権料がシャレにならんスケール。
全世界を網羅してるし、特に人口世界最大の中国市場をがっつり押さえてるから強いのは当然なんだが。
ちなみに中国は海外厨が多く、自国リーグを見なくともプレミアは見る、という人はかなり多いらしい。

しかし、放映権料って不思議だと思わないか?
このプレミアに限らず、ワールドカップや五輪も放映権料がずっと高騰している。
「そんなの当たり前でしょ」という人もいるが、とても私は当たり前だなんて思えないのよ。
だってさ、近年はテレビ視聴率が落ちてきてる傾向じゃん?
昔は視聴率30%を超える番組が普通にあったけど、今は人気番組ですら20%未満の数値が普通である。
みんな、どっちかというとテレビを見なくなってきてるのよ。
地上波だけでなく、BS・CSを含めてもそうだと思う。
なぜなら、最近はYouTubeなどネットが強くなってきたからね。
テレビ画面でなく、パソコン画面を見る時間の方が長いという人は確実に増えてきてるかと。

ならば、放映権料の高騰っておかしくない?
本来ならモノの値段というのは、需要と供給のバランスによって決定するもんだろ。
みんなテレビをだんだん見なくなってる時代に、テレビ放映権料が上がるというのは完全に逆行の現象である。
いや、売る側にとっては視聴率などはあまり関係ない話なんだろうか?
そんなことより、彼らは供給を上回る需要がアジア市場にあるとして、だからこそワールドカップ出場枠をムリヤリ増やそうとしてるんだと思う。
次も人口14億の中国が大会に出れば、さらに人口12億のインドが大会に出れば、それこそ放映権の需要は今の何倍にもなるわ、ってね。
いやいや、そういう都合で出場枠をイジられてもなぁ…。

しかし、私はこの異常なバブルもいつの日か必ず弾けると思う。
時代は変わってきてるんだ。
たとえば、音楽業界って昔はミリオンセラーが続々と出てたでしょ?
小室哲哉バブルの頃とか。
あの90年代、CDショップはいつ行っても賑わってたし、みんなCDを争うように買ってたワケよ。
だけど、最近はショップ行くとガラガラ。
実際に「そういえばCDなんて何年も買ってないわ〜」という人、多いんじゃない?
これは皆さんがCDでなく、ダウンロード主体で音楽を聴くようになったからだろう。
音楽そのものが廃ったワケじゃないさ。
しかし、アーティストはこれで打撃を受けてると聞く。
そりゃダウンロードも無料があるから、多分収益もCDほどにはないかと。
じゃ、アイドルみたく握手券をつけたCDを作るかい(笑)?
それはさすがに無理ってことで、最近のアーティストはCD主体でなく、ダウンロードにも頼らず、敢えてライブにシフトしてきてると思う。
その結果、売れるアーティストの内容も変わってきた。
たとえば、最近売れてきた竹原ピストル。
彼はCD全盛時代に全く売れず、逆にCDが売れない時代になってから売れてきたアーティストだ。
曲を聴けば、その意味がよく分かるけどね。
これはCDでなく、ライブでしか理解できない類いの音楽だろう。
こういうアーティストが遂に売れるようになった時代、私は意外とバブル崩壊も捨てたもんじゃないなぁ、と思うけどね。

もし、サッカー界も放映権料バブルが崩壊したら、果たしてどういうサッカーが生き残るのか?
ということを考えてほしい。
サッカーも音楽同様、そこそこ無料でネット視聴できるような時代がきてるんだから。
この流れが加速すれば、近い将来、間違いなく今の馬鹿高い放映権料は暴落する。
で、困るのは今まで放映権料収入にばかり頼ってきたクラブさ。
逆に、生き残るのは入場料収入で食っていけてるクラブだろう。
平均動員42000のブンデスあたりは、安泰だろうね。
Jもそっちの勝ち組側に回れるよう、今から努力しとかなきゃいけない。
欧州の一部に見る浮わついた放映権料バブルに倣おうとするより、サッカーは基本、まずライブ収入。
そこは、絶対に履き違えちゃいけない。

J1昨年のリーグ平均動員は、約18000。
これはブンデスの4割程度であり、人口1億2000万の国のリーグが人口8000万の国のリーグに対して半分以下なワケで、もう少しは伸びしろあるはずだよね、という話さ。
ちなみに、昨年は嵐のライブが32公演で平均動員29000、ももクロは21公演で平均動員30000、三代目J Soul Brothersは13公演で平均動員48000、BUMP OF CHICKENは7公演で平均動員49000。
あと、プロ野球では巨人がホームゲーム71試合で平均動員41000。
阪神が71試合で平均動員40000。
明らかにJより集客力あるし、しかも1興行あたりの動員が多く、収益の効率が良い。
…ひとつ疑問なんだが、ブンデスが平均42000動員を誇るドイツって、↑のようなサッカーのコンペチターとなる興行がどれほどあるんだろう?
そういや、ドイツのアーティストやアイドルって、私はほとんど知らんわ…。
2017/2/10(金)18:22

☆関西人
天竜人A
続きね。

中韓クラブのオーナーによる損失補填型経営について色々書いたが、じゃ日本はどうなのかって、まぁ似たようなニュアンスは一応あるワケです。
ただし、透明性は中韓よりあると思う。
皆さんご存じの通り、Jリーグは毎年クラブ別の決算収支を公開してて、赤字なのか黒字なのか、人件費がどれほどかかったのか、入場料収入はどれほどなのか、などが分かるようになっている。
その収支報告の中に、当たり前だけど「親会社からの損失補填」なんて項目はありません。
そんな項目あったらビックリするわ(笑)。
じゃ、補填がないのかといえばそうではなく、スポンサーからの融資は「広告料」という項目で計上されている。
だからクラブ別の決算収支報告を見る際、収入の内訳において広告料だけが突出して高いクラブはかなり赤字を補填されてる、と解釈してよし。
確か、Jリーグは3期連続赤字で資格剥奪だっけ?
だから、2期連続赤字のクラブが3期目には大体がうまいこと黒字を出せるのも、要はこの広告料のサジ加減ひとつでしょ。
このへん、ちょっとリーグ運営サイドもツッコミが甘いんだよね。

一方で欧州のリーグもまた近年の異常な人件費高騰に歯止めをかけるべく、「移籍金・人件費が営業収入額を超えてはならない」という新たなルールを何年か前に施行したワケです。
主旨は、以前のように破産するクラブを出さないこと。
育成に関わる投資は人件費にカウントしない、など一部救済措置もあるらしいが、問題となるのはやはり広告料である。
広告料はもちろん営業収入に含まれるので、大富豪オーナーや投資グループは企業を介した広告料名義で易々と赤字を消してしまう。
UEFAもあまりに不自然な広告収入にはメスを入れてるらしいが、しかしそれも判断が難しいところだ。

ところで、ひとつ不思議に思わないか?
それほどサッカークラブが本質的に赤字体質だというなら、なんで富豪たちはこうして莫大な投資をするんだ、と。
【投資=金儲け目的】と考えれば、サッカークラブってあまりにもハイリスクローリターンな対象である気がするんだが。
同じ投資をするなら、もっと良い対象が他にもあるだろうに。
しかし、富豪らは喜んで巨大クラブに手を出していく。
まだ小さなクラブを育てて大きくし、大きくなったところで転売する、というなら利ざや目的の投資として納得もできるが、でも富豪らが手を出してるのは既に大きなクラブ。
これじゃ、利ざやは期待できまい。

話を少し変えよう。
私はモータースポーツにあまり興味ない方だが、それでもF1が最高峰だということは何となく知っている。
しかしこのF1も華やかに見えて、チーム運営する方はカネがかかって結構大変らしいね。
以前、F1界で圧倒的強さを誇ったホンダが撤退をしたことがあった。
弱くて勝ち目がないから撤退したワケでなく、その逆の状態から撤退である。
…えっ?となるよね。
聞けば、F1は創業者・本田宗一郎の夢だったらしく、彼の逝去後、ホンダ経営陣はカネ食い事業に長いこと我慢してたのかな、と。
普通のサラリーマンなら、こういう割に合わない投資はあまりしたくない。
でも、本田宗一郎みたいな起業家はロマンとしてやっちゃうんだろう。
この本田さんに限らず、今の時代だと三木谷さんや孫さんもそうなんだが、起業家はロマンとしてスポーツに投資してくれたりする。
孫さん(ホークス)は儲かってるような気がするが、でも三木谷さんなんて絶対損してるでしょ?
特にJリーグ投資はチームに「楽天」の名前すら付けられず、ビジネス目線では楽天の為になってるとはとても思えない。
でも、今季なんて神戸で元ドイツ代表ポドルスキを獲ろうとさえしていた。
三木谷さんって、凄い人だと思うよ?
本田さん、孫さん、三木谷さん、このへんは皆さん単なる経営者というより、完全にパトロン、タニマチでしょ。
「社長、それはムチャでしょ!」という役員は絶対周りに大勢いたと思うが、それを抑えつけてロマンにマネーを投じてしまう。
さて、皆さんの応援するクラブにも親会社はあると思うが、そこはビジネスの投資なの?
それとも、パトロンの投資?

きっと中東やアジアの富豪が欧州クラブに巨額マネーを投じてるのも、ビジネスとして儲けたいという感覚とは別だと思うんだよね。
だからこそ、欧州なんだ。
南米でなく、アフリカでなく、MLSでなく、アジアでもない。
特に欧州CLはモータースポーツでいうところのF1と同義で、一番おいしいところだ。
そこで決勝の舞台に立てるなら全財産注ぎ込んでも惜しくない、というのがパトロンの感覚だろう。
似た例が、演歌歌手・北島三郎。
彼は馬に巨額の資金を注ぎ込み、キタサンブラックで菊花賞や天皇賞を優勝した。
それで10億近い収益を得たと聞くが、おそらく彼が生涯で馬に投じたカネはそれ以上の額である気もするし、彼も儲ける為にやってたワケじゃないはず。
そういうもんですよ。
やはり、G1に馬主として臨むこと自体に計り知れない価値があるワケさ。
競馬に興味ない人からすりゃ「こいつ、バカじゃね?」という世界だろうけど…。

非常に残念だが、ACL、あるいはJリーグといったところは、欧州CL、F1、G1、といったところまでは富豪たちもロマンを感じてくれてはいないようだ。
ステージが少し落ちて、地方競馬みたいに解釈されてるかと。
だから中東やアジアの富豪たちは、わざわざAFCでなくUEFAの方へカネを投じてしまう奴が多い。
もったいないな〜、と思う。
今、中国でクラブに投じられてるカネも、おそらく習近平失脚後には普通にプレミアへ流れると思うよ?
これ、今後アジアの課題だよね。
2017/2/10(金)13:04

☆関西人
天竜人
ACLが早速始まってるワケだが、やはり台風の目になりそうなのが中国クラブだよね。
目玉選手、揃ってるから。
悔しいが、補強のレベルがJクラブとは桁違い。
ところで、こんなにも世界トップクラスの年俸で一流選手を爆買いしてて、クラブの経営は大丈夫なのか?と他人事ながら心配しちゃうよね。
その決算収支は知らないけど、まぁ普通に考えて赤字だろう。
というか、莫大な赤字だろう。
でも、そこは今の中国をナメちゃいけません。
おそらく採算度外視で、オーナー側が幾らでも損失補填をしてきますよ。
だって、サッカー投資は政府お墨付きの国策なんだから。

で、その国策とやらがうまくいってるのかということだが、ひとつの指標として観客動員で見ると極めて順調のようだ。
中国リーグの昨年平均動員を見ると、約24000らしい。
Jリーグで約18000と考えると、なかなかの水準だと思わない?
ちなみに、10年前には約10000だったらしい。
つまり、ここ10年で約2,4倍。
動員、激増である。

とはいえ、この数値を発表してるのは「あの中国」だからね(笑)。
この国の発表する数値は、たとえば政府発表の経済成長率でもかなり数値の上乗せがあるとも聞くし、一体どこまで信用してイイのかは分からない。
でも、伸びてること自体は間違いないだろう。
広州あたりは、普通に5〜6万入ってると聞く。
そもそも平均24000なんて、中国の人口規模を考えればまだまだ低いぐらいだ。
だって、総人口14億だよ?
日本の10倍以上じゃん。
ちなみに、世界の最高動員リーグは相変わらずブンデスだと言われている。
ここは平均で約43000動員。
考えればドイツの総人口なんてせいぜい8000万なんだから、人口14億の中国が世界一の動員数を記録しても全くおかしくないのさ。

じゃ、動員の話ついでに韓国リーグの数値も見ておこう。
ここは、平均動員約8000と言われている。
キツイな、1万切ってるのか…。
動員8000レベルなら、どう考えてもクラブは赤字だろう。
どうせ、放映権収入とかも大したことないだろうし。
でも、そこは損失補填する母体がしっかりしてるのさ。
なんせ、オーナーさんが大財閥。
Jみたく「できるだけ企業色を出さない」とか言わず、がっつり企業の広告塔としてサッカーを使ってるワケね。

思うに中国にしても韓国にしても、目立つのはオーナーの太っ腹感である。
多分、そのへんが日本より凄い。
これは日本がセコいというよりは、むしろあっちが少しやりすぎなんだよ。
中国の場合は、国家最高指導者の号令の下で投資をしてるので、これは世界でも特殊なパターンといえる。
そして韓国の場合は、この国の経済構造は10大財閥だけでGDPの8割近くを占めており、そういうモンスター財閥が投資をしてるので、これまた世界でも特殊なパターンといえる。
とにかく、中韓どっちも投資の前提が特殊であり、日本と比較するにはあまりにも条件が違いすぎるということをまず理解しておいてほしい。
つまり中国は「共産党」、韓国は「モンスター財閥」、両国ともそういう天竜人がバックについてるのに対し、日本は全く天竜人ついてないワケね。

そして、天竜人のオーナーとしての資質は、一般的なオーナーのそれとは別で捉えた方がイイだろう。
たとえば、ひとつ例を挙げれば古代ローマ時代。
当時の天竜人にはローマ皇帝がいたんだが、よく皇帝はコロッセオに剣闘士を集めて格闘試合を見世物にし、観にくる民衆を毎日楽しませてたのね。
これ、実をいうと観客たちは入場無料だったワケで、つまり催しをやればやるほど主催する皇帝の出費は莫大になる。
なのになぜ、皇帝はそれをやめなかったのか?
それこそ、天竜人ならではの感覚でしょ。
皇帝は支配者の役割として、民衆に娯楽を与える。
そして民衆はそれを喜び、皇帝を支配者として敬う。
おそらく皇帝にとって、それが自らの権力基盤維持の為に必須の事業だったんだと思う。
そう、今の中韓もそれと同じこと。
「共産党」にせよ「モンスター財閥」にせよ、彼ら天竜人は自らの権力基盤維持の為、どうしても民衆を喜ばせるコロッセオが必要なのさ。

あ、ちなみにローマ帝国は、そうやって皇帝の浪費がすぎた結果、最後には国家財政が破綻して滅亡したんだけどね…(笑)。
2017/2/9(木)8:13

☆関西人
ボス
今週に日米首脳会談があり、最近はニュースもドナルドトランプ関連ネタが多いね。
トランプは大統領に就任するやいなや、いきなり中東・アフリカ7ヵ国(イスラム圏)からの渡米を禁止する大統領令を発令し、また米連邦地裁はそれを即時差し止めにする仮処分を発令し、早くも序盤からムチャクチャな応酬である(笑)。

なんか、トランプってジャイアンみたいなキャラだね。
良し悪しはともかく、生粋のリーダーなんだろうな、と思う。
私は、リーダーってのには二種類のタイプあると思うんだが、分かりやすく学校のクラスでイメージしてみてほしい。
まず、クラスにはリーダーとして、学級委員がいる。
学級委員は全クラスメイトによる投票で選ばれるパターンで、人為的なシステムにより成立するリーダーだ。
あと、クラスにはそれ以外にもリーダーがいる。
それは、いわば裏ボス。
古い表現でいえば番長?
番長は投票のようなシステムで成立するワケじゃなく、どっちかというと自然発生だよね。
その発生の経緯はクラスにより様々だろうが、たとえば喧嘩が強くて周りが畏れるとか、親が金持ちで地元の有力者とか。
ちなみに、私が中学生の時のクラスの番長はヤクザの跡取りだったよ。

で、仮に学級委員を表のリーダー、番長を裏のリーダーとしよう。
では、どっちのリーダーが強い?
たとえば東京都では表のリーダーが小池都知事で、裏のリーダーが「ドン」こと内田議員だといわれている。
権力が二重構造。
この東京都はまさに表が裏を牽制する構図で、かなり表が頑張ってるレアケースだろう。
しかし経験則でいうと、多くのパターンは裏の方が強いんじゃないかな?
で、今の日本政府でいうとリーダーは安倍総理だ。
かなり実力が伴った学級委員タイプといえるが、でも彼以外に裏のリーダー、きっと番長もいるだろう。
誰かは知らんけど。
だけど稀に、番長そのものが学級委員をやってしまう権力一重構造のパターンもあって、世界ではそういうのが案外あるよね。
たとえば、中国の習近平とか、北朝鮮の金正恩とか、ロシアのプーチンとか。
トランプの場合はどうかよく分からないけど、でも彼も本来なら学級委員をやるキャラじゃなく、番長の方のキャラだと思う。

以前、「クレイジージャーニー」を見てたらアフリカ・ソマリアの取材をやっていて、そこでは国の状況が警察も法律も全く機能しない無政府状態になっていた。
まるで「北斗の拳」の世界観だが、実際はあの漫画みたくモヒカンのDQNがウヒョヒョヒョ〜!と襲ってくるワケではなかった。
たとえ無政府状態でも、一応のパワーバランスがある。
ただ、無政府状態ゆえ学級委員が全く不在、ここも番長だけの権力一重構造なんだよね。
その番長とは、血縁をベースにしたファミリー、長老を頂点とした氏族。
ソマリアでは氏族の支配が全てで、仮に氏族vs氏族の抗争になれば全面戦争だが、最後は長老同士が出てきて手打ちをする。
これ、完全にヤクザの世界だな?
…あぁ、そうか。
日本だって、元々はそういう世界だったんだ。
まだキチンと国家が成り立つ前はやはり氏族(豪族)が支配の単位になっていて、氏族vs氏族の抗争と手打ちを繰り返し、やがて今の天皇家を氏族の頂点とするパワーバランスを作った、ということ。

思えば、トランプも氏族志向だよな?
娘やら娘婿やらを政府の顧問にして、それこそ氏族っぽくファミリー支配を試みている。
まるで、血縁主義のイスラム系国家みたい。
でも、改めてそういう時代が来てるのかもしれない。
ロックフェラー家、ロスチャイルド家、サウード家etc。
今なお世界の裏ボスとは、究極でいうとこれらの名家だろうし。
それこそオバマのような学級委員ごときでは、なかなか歯が立たなかった権力構造だろう。

さて、日本サッカー協会の話。
ここのトップは言うまでもなく田嶋幸三だが、彼も学級委員なんだろうね。
裏ボスは、言うまでもなく川淵三郎である。
この人はかつての絶対権力者だった長沼さんから古河閥の地盤を継いだ正統権力者であり、いまだ協会内で彼に勝てる人はいない。
でも、彼にも危機があったんだよ。
なぜって、彼は猪瀬元都知事の選挙対策本部長だったんだから。
猪瀬さんが選挙資金の不祥事でヤバいことになった際、当然私は「選挙対策を仕切った川淵さんもアウトだな」と思ったが、ところが不自然なほどに彼は全く不問となった。
後に築地の豊洲移転でゴタゴタした際、川淵さんは小池さんに喧嘩売るような発言をテレビでしてて、「あぁ、彼は小池さんの対抗勢力側の人なんだな」と思った。
確かに、日本サッカー協会は東京ガスとズブズブの関係だもんな(笑)。
川淵さん、石原さん、内田さん、森喜朗元首相、東京ガス、このへんはズブズブの関係なんでしょう。
完全に、裏ボス勢力ですよ。
あと、川淵さんの凄いところは、皇室と蜜月の関係にあること。
なんせ、高円宮妃殿下と不適切な関係を報じられるくらいだからね(笑)。
まぁ、妃殿下は協会の名誉総裁ゆえ、川淵さんと距離が近いのは当然ではあるが。
しかしこうして宮家とコネクションを築いた以上、そう簡単に学級委員ごときが潰せるような人間ではないということだろう。

こういう裏ボスを頂点とする日本サッカー界、頼もしいと解釈するか、それとも恥ずかしいと解釈するか、そこは皆さんの判断にまかせます。
しかし川淵さんがいなけりゃ、番長が学級委員を兼ねるという権力一重構造時代がなければ、日本サッカーの発展はあと何十年も遅れていたのは紛れもない事実だと思う。
2017/2/8(水)12:14

☆関西人
タキオン
最近テレビ見てると、綾瀬はるかがタイムスリップして織田信長と対峙してる映画のCMをよく見る。
いや、その映画自体には全く興味ないんだが、タイムスリップして過去に行って「うわっ、歴史が変わっちゃう〜」というネタは今まで何度見てきただろう、と思ってさ。
いやホント、何千回も見てきている。

で、今回はタイムスリップの話。
私は理系じゃないのでイマイチ疎い話だが、アインシュタインの相対性理論ではタイムスリップは絶対不可能、ということらしいね?
有名な話、光の速度に近いスピードで動けば時間の進み方はゆっくりになる、という式を示したのがアインシュタインで、それは光の速度(秒速30万km)に到れば時間は止まる、という計算にもなるのね。
ただアインシュタインは同時に、どんなに頑張っても物質は光の速度を超えられないことも相対性理論の中で示していて、つまりタイムスリップは絶対にあり得ない話なのよ。

じゃ、物質は光速を超えられないとして、ならば物質じゃないモノ(?)が光速を超えること、たとえば秒速40万kmぐらいで飛ぶことはないんだろうか?
いや、E=mc2、質量あるモノだと難しい。
じゃ、質量がないモノでは?
一部の科学者は、それを「タキオン」という架空の存在として研究してるらしいんだが、もちろん、そんなタキオンなんて観測できっこない。
だって、それは光速を超えてしまうと計算式は虚数になっちゃうし、理論上として時空を超えちゃう可能性もあるんでしょ?
時空を超える、すなわち「ここにはない」ってことさ。
ひょっとしたら、それは未来から過去へと一貫して遡り流れていく、非物質のエネルギーみたいなモノかもしれない。
じゃ、そのタキオンは最終的にどこへ行き着く?
太古、おそらく宇宙の起源の所で溜まっちゃうよね。
じゃ、そのエネルギーが到達点で溜まりに溜まって膨張し続け、最後に破裂した結果が「ビッグバン」、つまりそれが宇宙の誕生?
…という循環を、私は昔から妄想してるワケです(笑)。

ビッグバン以前、つまり宇宙発生以前には「時間」そのものが無かったらしいね。
ビッグバンが起き、宇宙が膨張することで初めて「時間」が生まれた。
ワケ分かんない?
まぁ、イイや。
とにかくタイムマシンが存在しないことのひとつの証明として、我々は未来から来た未来人を見たことがない。
という話をすると、「UFOがタイムマシンでは?」と目をキラキラさせる人がいるわな(笑)。
さすがに、それはないだろう。
見た感じ、UFOは明らかに物質だし、質量ありそうだし、あれではタキオンになり得ない。
おそらく、UFOはタイムマシンとはまた別の何かだろう。

で、私はまだタキオンとして解釈可能なのが、「幽霊」の方だと思ってるのね(笑)。
ほら、幽霊って現在から過去(既に死んだ人)が見えるビジョンであり、すなわち時空を超えてる(遡ってる)存在じゃん?
しかも、非物質だし。
きわめて、タキオンの要素があると思う。
今なお説明不能の怖い存在として考えられてる幽霊だけど、私は研究を重ねていけば、いずれ科学で説明可能の現象に思うけどね。
…なんていうかな、もし光速を超えるタキオンが実在するとすりゃ、それは「念」みたいなモノじゃないかと。
つまり幽霊とは黄泉の国から来たワケじゃなく、その幽霊を見た人の「念」がタキオンとして時空を超えたというだけの物理的な現象なんじゃないかな、と。

ほら、昔から予言とか預言とかあるじゃない?
そのほとんどはインチキなんだが、稀にガチで凄い人もいる。
私は、あれもタキオンかな、と。
未来から流れてくる何かを、たまたま特異体質の人が受信しちゃう、ってこと。
そういう予言系って、誰しも遠い未来、たとえば西暦30世紀とか遥かかなたをイメージすると思うけど、私は必ずしもそうとは思わないんだ。
たとえば1分後、あるいは10秒後、そういう近々のところからもタキオンは流れてるかもしれない。
で、それを受信できてしまう人、私は実際いると思うのよ。

それは、やはりアスリートにこそ多い。
サッカーでもよく見るケースだが、「何で咄嗟にこういう判断をしたんだ?」というプレーが神憑り的にズバリと当たって、後で聞いたらプレーした本人は「無意識だよ」と答えちゃうパターン。
頭で考えてない、何かの勘みたいなモノで動いたんだろうが、その【勘=タキオン受信】だとすりゃ研究の価値は十分にあるよね。
特にFWなど、閃きで動くポジションにほどありがちな話だが、つい先日まで面白いように点を取れてた選手が、急に憑き物が落ちたみたいに点を取れなくなる現象がよくある。
特にコンディションが悪くなったワケでもなく、一体どうしたんだ?と。
ああいうのも、ひとつの解釈として私はタキオン受信の問題かと思う。
ヘタに頭で考えるようになってしまい、それが邪魔して受信周波数がズレちゃうワケよ。
子供の頃は神童だったのに、成人したら凡人になったね、というのもそうだろう。

…あぁ、こんなこと書いてたら、私自身も変なモノを受信してる電波系と思われてしまうよなぁ(笑)。
ええ、そうですとも。
私はたまにこんなこと妄想してる、かなり危ない奴ですよ〜。
2017/2/8(水)0:50

☆関西人
サイド
今日、なんかの記事で「本田、代表引退カウントダウン」という見出しを見た。
…本人がそういう意思表示をしたワケでもないのに、メディアが勝手に先走っとるなぁ。
皆さん、くれぐれもこういうのに惑わされないように。

そりゃ、本田は夏までミラン残留を決めたことで実戦から遠ざかるのは間違いないと思うし、その結果として代表召集から外れる、もしくは召集されても先発を外れる、という可能性はあるだろう。
しかし、それと代表引退とはまた別次元の話だ。
メディアは、本田はもう使えないロートルだと思ってるのか?
彼は、ロートルだからミランで出場機会がないワケじゃない。
というか、彼もミランだからこそ出番はないものの、清武じゃないがJに復帰でもすれば普通にトップクラスで活躍できるぐらいの力量はまだあると思うぞ。
事実として昨年最後の代表戦(サウジ戦)、そこで本田はサブだったにせよ、プレーを見ると明らかに先発の久保よりも機能してたし。
だから「クラブで控え」という事実だけで判断せず、少なくとも「引退」というワードまで使うなら、ある程度プレーを分析した上でメディアには語ってほしいもんだね。

と言いつつ、このまま本田を楽観できないのも紛れもない事実。
代表の右サイドFW、このポジションでポスト本田を早いうち明確にしておくべきだろう。
今のところ、その筆頭候補は久保かな?
ベルギーで早速スタメンみたいだし、点も取ってるし、流れは決して悪くない。
ただ、彼ってクラブのポジションが右サイドじゃないんだよなぁ…。
本田がなぜ代表の右サイドだったかって、それはミランでそこをやってたからである。
よくハリルは「クラブと代表では求める役割が違う」と言うけど、理想を言えばクラブも代表も同じポジションをやれるに越したことはない。
クラブでの修練が、そのまま代表で応用がきくからね。

で、ふと気付いたこと。
今の代表候補に、クラブで右サイドをやってる選手はあまりいないんだわ。
しいていうなら小林悠が多少やってたけど、今季は大久保が抜けたこともあるし、おそらくサイドはやらないだろう。
あと、原口、乾、浅野、このへんの欧州勢は確かにクラブでサイドやってるけど、なぜか全員左サイドである。
宮市、山田大記、彼らも左。
なんでまた、こんなにも欧州勢のアタッカーは左にばかり偏ってるんだろ?
で、少ないなりにも右をやってる選手を挙げると、実は二人いる。
宇佐美と南野だ。
しかし宇佐美はご存じのように、今なお完全に干されている。
そして南野は、一時期まではスタメンだったが最近は干されてるようだ。
…おいおい、肝心の本田といい、右サイドは干される奴の定位置なのか(笑)?

というワケで、右サイドの候補者を探すなら国内組からがイイんじゃないか?
たとえば、関根、遠藤康、伊東純あたり(斎藤は基本、左だと思う)。
ちょっと国際経験不足?
もし不満なら、やはりブンデスで宇佐美の右での覚醒を期待してくれよ。
彼の得意は左だと分かってはいるが、今の状況で原口らを押しのけるのは正直難しいだろう。
その点、右はポスト本田が今ハッキリしてない状況、まだまだ逆転のチャンスはある。
攻撃の潜在能力は日本一なんだから、私は今なお彼の覚醒を信じてますよ。

あと、SBだとポスト長友もそろそろ考えた方がイイかもしれない。
相変わらずスタメン定着はしてないみたいだし、今後は新婚ゆえスタミナ落ちるかもしれんし、いっそ左は高徳で固定してはどうだ?
ブンデスで主将を務めるほどの男を、「左右どっちもできますよ〜」という便利駒に使うのはやはりモッタイナイ。
で、右は宏樹。
「宏樹は内田より劣る」とず〜っと言われてきたけど、もうさすがに内田復活を待つのは疲れた。
内田は復活すればラッキーぐらいに考えて、フランスで頑張ってるんだから宏樹を使うべき。
次点は右に室屋、左に小川、FC東京の若手を将来見据えて育てていけばイイだろう。

とにかく、サイドはある程度固定した方が私はイイと思うのよ。
WG⇔SBの阿吽の呼吸、サイドの連携が日本にとってはひとつのキモなんだし、そこはコンビを早いこと固めてあげた方がイイ。
あぁ、そう考えると、右WG遠藤康⇔右SB西、という鹿島コンビも捨てがたいなぁ…。
2017/2/7(火)22:00

☆関西人
テレクラキャノンボール
続きね。

じゃ、↓で触れた元ネタ、「テレクラキャノンボール」についてもう少し書いておきたい。
これは↓に書いた通りカンパニー松尾のAVなんだが、AVながらも2013年版が劇場映画として公開され、予想に反して大ヒット。
各メディアで取り上げられ、社会現象までになった。
よって、これを観た人は非常に多いと思う。
劇場公開は2時間版。
ちなみに、私はオリジナルの10時間版とスピンオフの4時間版、どっちもDVDを所有してます(笑)。
もし「お薦めのAVは?」と聞かれりゃ、私は迷わず、この「テレクラキャノンボール2013」を挙げるだろう。

ひとつ誤解ないようにしておきたいが、私はエロが好きだから「テレキャノ」が好きなのではない。
というか、むしろエロ目的に見ると裏切られる作品さ。
だって、これはドキュメンタリー映画なんだし。
しかし、これほど笑えて泣けるドキュメンタリーは正直なかなか出会えない。
カンパニー松尾は天才だと思う。
まず、映像センスが素晴らしい。
彼は「恋する惑星」「花様年華」等で知られるウォンカーウァイをリスペクトしてるらしく、彼のAVってそれがとても分かるんだよね。
私もウォンカーウァイ大好きゆえ、オマージュの要素がよく理解できる。
挿入する音楽も、やたらカッコいいし。

さらに「テレキャノ」がなぜ素晴らしい作品として成立してるのかというと、それは約200時間に及ぶ膨大な動画量をカットにカットを重ねて編集し、本編はオイシイところだけを凝縮してるからだろう。
劇場版なんて2時間に編集したモノゆえ、元のソースが仮に200時間とすれば、99%の映像をカットしたということになる。
凄く贅沢な製作スタイル。
付け加えると、その動画を撮ってるのはカンパニー松尾、バクシーシ山下、タートル今田、ビーバップみのる、梁井一、嵐山みちる、きっと分かる人には分かると思うけど、6人とも超一流の奇才なのよ。
特にバクシーシ山下なんて今でこそ50歳になり丸くなったみたいだけど、かつては撮った作品がヤバすぎて発禁を食らっていたレジェンド中のレジェンドである。
人肉嗜食の山下、って聞いたことない?
あと、ビーバップみのるもかなりヤバイ人だ。
↓に書いた「BiSキャノ」で、現役アイドルの目の前でナニをシゴいて、射精するというタブーを犯したのはこの人さ。

あと、この作品のキモは全てガチであることだ。
普通、AVのナンパ企画モノというのは「ヤラセ」「仕込み」ありきで、無名のAV女優たちを素人という形にして出演させてるのが多い。
しかし「テレキャノ」はそれがないようで、だからこそ現地でナンパしてもなかなか素人が釣れないのよ。
結果、最後には各監督たちが出会い系を利用してムリヤリ女性を調達するんだが、しかし出会い系でくる女なんて当然だけどデブ・ブス・ババアがほとんどで、作中ではバケモノみたいな女相手に頑張って腰を振る監督たちの悲壮な姿がサイコーである(笑)。

とにかく最大のポイントは、こうして一流の監督が各々に動画ソースを思うがまま大量に撮り、最終的に松尾氏という超一流の監督がそれらのソースを全て編集してる、ということだと思う。
こういう一流と一流のコラボ、そして99%のソースを捨てるだけの贅沢な製作スタイル、私は他のジャンルであまり見たことがない。
そりゃ、面白くなるよね。
また、R18ゆえ一般のコンテンツより許容のボーダーが低く、一般作品では倫理として許されないソースすら使えてるのが「テレキャノ」の強み。
ほら、テレビでもゴールデンタイムにできないことを深夜ではできるじゃん?
そして深夜ではできないことでも、BS・CS・ネット動画ではできるじゃん?
そしてBS・CS・ネット動画ではできないことでも、R18のアダルトではできるじゃん?
結局、一番何でもできる最強コンテンツとはアダルトなのよ。
捉えようによっては、この地上で最も面白いコンテンツがある場所とは、アダルト界とも言える。
つまり、簡単に見れない場所にこそ一番面白いモノはある、ということね。

さて、今年からJリーグはDAZN放送。
ひょっとしたら、スカパーよりも敷居が高くなったかも。
本来そこは悲しむべきところだが、しかし「簡単に見れない場所にこそ一番面白いモノはある」の原則、私はやむを得ないと思うよ。
極論すれば、簡単に地上波で見れる代表戦ですらDAZNでしか流さない、というのも最終的にはありなんじゃないか?
サッカーの普及にマイナスだ!と仮に言われようが、既にワールドカップや五輪は十分なほど全世帯に普及してるし。
もし、簡単には見れない場所に置くことで「できること」が地上波ゴールデンよりも増えるなら、私はそれも正直ありだと思うけどね。
こういう私のような人間が満足する、それこそR18のサッカー中継をするコンテンツが仮にできるなら、少なくとも私は喜んで高いカネでも払って観ますよ?
2017/2/5(日)21:36

☆関西人
BiS
あまり書くネタがなかったので、今日は私が最近気になっているアイドルグループについてひとつ書いておきたい。
そのアイドルグループとは、BiSである。

もともと私はアイドルにはさほど興味ない方で、そのBiSに興味を持ったのも、たまたま「BiSキャノンボール2014」という映画を観てしまったからのこと。
その「BiSキャノ」も、私が元ネタである「テレクラキャノンボール」のファンであり、つまりカンパニー松尾監督のファンだから「あ、テレキャノの新作だ!」として観たワケで。

まず「BiSキャノ」の要旨を説明しとくと、これはBiSという6人組のアイドルグループの解散ライブ前後の2日間、6人を個々に密着したドキュメンタリー作品である。
というと、ありがちに思えるかもしれないが、それは甘い。
なぜなら、彼女たち6人に密着するのは、6人のハメ撮りAV監督だから…(笑)。

この意味を説明するには、まず元ネタの「テレキャノ」を分かっておかないと話は始まらない。
「テレキャノ」というのはAV界の巨匠・カンパニー松尾の代表作で、松尾氏を含む数名のハメ撮りAV監督がクルマやバイクで東京から北海道までの公道をレースで競う、というドキュメンタリーだ。
もちろんアダルト作品ゆえ、ただ順位を競うだけのレースではなく、着いた仙台や札幌で素人をナンパし、そのナンパでどこまでのプレイをできたかでポイントが加算されるという変則ルールがある。
で、彼らはレースの順位を上げる為、ポイントを稼ぐ為なら何でもやる。
ポイント加算は細かくルールが定められており、本番まで出来れば何ポイント、手コキなら何ポイントなどがある一方、相手のウンコを食べたら何ポイント、というムチャクチャなのもある。
実際、この人たちはウンコを食うし(笑)。

で、そういう危険なハメ撮り師6人をアイドル個々につけて二人きりにさせるんだから、これほど危険なことはない。
しかも密着する2日間、アイドルたちには事実を伏せた上で、お馴染みの「テレキャノ」で競っている。
ハグできれば何ポイント、TEL番号をゲットできれば何ポイントというのはまだカワイイもんで、たとえばフルヌードを撮れば何ポイント、ハメ撮りできれば何ポイント、というところまでルールは設定。
一応、マネージャーもそのへんを承知しつつ、でも「彼女たちがキチンと拒絶することを信じている」というスタンス。
私は最初、これは当然ヤラセ、仕込みだと思ってたのね。
でも、どうやらそうじゃなかったみたい。
で、その結果として大事な解散ライブの前夜、アイドルたちはヤバイところまで追い込まれたんだ。
さすがにハメ撮りまではなかったものの、顔射を朝まで延々と懇願され続けた子の精神的ダメージとか、見てて痛々しいモノがあったよ。
ライブ終了後、解散の感傷で泣くのではなく、大事な解散ライブを変な企画で台無しにされたことに怒り、「許せない」と号泣する子もいたし。
結局この解散ドキュメンタリーは、ハメ撮り師、アイドル、スタッフ、三者の確執を生み、実に気まずい空気のまま終幕した。

誤解ないように言うが、当時のBiSはキャラ設定がヨゴレ路線とはいえ、仮にもavexから売り出されたアイドル。
そりゃ、こんなことされりゃ怒りもするさ。
しかし皮肉にも、このドキュメンタリーは劇場公開されてヒットした。
ひょっとしたら、この作品こそがBiSの知名度を飛躍的に上げた最大のモノかもしれない。
じゃ、むしろプロモーションとしては大成功?
ちなみに、そうやってBiSは2014年に解散したが、なんと昨年には新生BiSが新たに結成され、そのドキュメンタリーを再びカンパニー松尾監督が撮っている(笑)。
懲りんよなぁ。
現在、劇場公開中。

思えば、今はアイドル飽和時代だね。
ももクロやAKB系がいて既成のヒエラルキーも出来上がっており、そこにBiSのような新興勢力が知名度を上げいくには生半可なプロモーションでは無理だし、それこそ上記のようなこともやっていかなきゃ成功は難しいんだろう。
「アイドルが可哀想」なんて言ってられる世界じゃない。
「BiSキャノ」の中で、マネージャー渡辺氏は「彼女たちを食えるようにしてあげたい」と語っている。
現実は横浜アリーナを満員にできるBiSですら、給与は月に僅か10万程度。

私は、こういうアイドルとJクラブって似てると思ったなぁ。
華やかな見かけと裏腹に、赤字なところとか。
アイドル界はAKBなど「代表」クラスは別として、中堅以下のアイドルはテレビ地上波露出もほぼなく、あくまで拠点はライブ。
食えない現実とは裏腹に、意外と支えるファンたちは熱く、ライブ会場は常に熱気に包まれている。
Jだって、そうだろ?
地上波中継はなくとも、ゴール裏はいつも熱いし。
そして、BiSに見るアイドルのマネージャーへの不信感もJにとっては他人事ではない。
昨年のグランパスのゴタゴタとか、まさにそういう例のひとつだった。
しかし、「BiSキャノ」を見て私は思ったわ。
マネージャー側にはマネージャー側なりに色々と事情があるんだよなぁ。
BiSは決して渡辺氏の思惑だけでビジネスが進んでおらず、よく分からない「オトナたち」も間に介在していて結局は渡辺氏ですら翻弄されている。
じゃ、グランパスでいえばそれがトヨタだったのかな?
今の時期のサッカー界でいえば、各選手の移籍問題もそうなんだよ。
決して、クラブと選手だけの問題じゃない。
そこには色々な「オトナたち」が間に介在していて、当の選手ですら自分がどうなるのかを本当によく分かってなかったりする。
事実、斎藤は移籍しなかったし、ポドルスキも来なかったし…。

「BiSキャノ」の中で、アイドルたちは「私、ただ歌いたいだけなのに…」と心情を吐露している。
きっとサッカー選手だって、心情は「俺、ただサッカーしたいだけなのに…」だろう。
しかし、それを許さない何かが興行界には介在している。
2017/2/5(日)17:37

☆関西人
哀悼、岡野俊一郎
岡野俊一郎氏が亡くなったというニュースを聞いた。
岡野さんといえば、1998年〜2002年の日本サッカー協会会長である。
長沼さんと川淵さんという2大カリスマに挟まれた会長ゆえ、あまり皆さんの印象に残ってないかもしれない。
でも、私が思うに岡野さんって凄い人なんだよなぁ…。

まず、彼という人物を知るには長沼さんという存在が不可欠である。
皆さんご存じの通り、岡野さんは長沼会長時代の副会長。
そして、代表でいえば長沼監督時代のヘッドコーチ。
とにかく、この二人はセットメニューなんだよ。
まず長沼さんという人が日本サッカー史に残る稀代のカリスマで、日本サッカーの父・クラマーさんも「五輪銅メダルは私でなく長沼の功績」と認めている。
じゃ、岡野さんはどうなのか?
私が思うに、彼は長沼ありきの人だったんじゃないかと。

まず彼がなぜ長沼に次ぐNo2の位置にいたかというと、最初は長沼さんとクラマーさんを繋ぐ通訳という役回りだったらしい。
何しろ、岡野さんは東大卒の秀才。
長沼さんにとってもクラマーさんにとっても、極めて便利な存在だっただろう。
印象として岡野さんは長沼さんと違ってさほど野心家ではなかったし、自分はNo2で良かったんだと思う。
それが急転直下、例のフランスW杯最終予選、加茂監督更迭の騒動に伴って長沼さんが失脚。
本人の意に介さず、岡野さんがいきなり会長繰り上げとなった。

ただ、岡野さんはキャラ的に長沼さんの後継者じゃないんだよね。
どっちかというと、当時から川淵さんの方が長沼さんのキャラに近い系統だった。
そもそも川淵さんは長沼さん直系の古河閥なのに対し、岡野さんはそうじゃなかったから。
で、困ったのがトルシエ解任騒動の時である。
川淵さんは完全にトルシエ解任派勢力に回り、上司である岡野さんを下から突き上げてきた。
このパターン、非常にマズイことは誰よりも岡野さん自身が分かってたと思う。
なぜって、そもそも長沼&岡野コンビはかつて、クーデターによって協会の中枢に座った経緯なのね。
というのも長沼体制以前には野津謙さんという人が会長をやっており、実はこの人こそがクラマーさんを招聘し、また長沼さんを代表監督に抜擢した張本人である。
ところが彼に恩義あるはずの長沼さんは、非情にも「野津さんでは今後協会の改革は無理だ」としてクーデターを画策。
そうやって、長沼さんは血も涙もない経緯で日本サッカー界の皇帝になったワケね。
恐ろしい話さ。

で、長沼さんのあとを継いだ岡野会長の時代、デジャブじゃないが、下から長沼さん直系の川淵さんが「トルシエ解任」と突き上げてきたワケよ。
これ、ヘタすりゃ岡野さんは野津さんの二の舞となる。
ところが、彼は賢かったねぇ…。
川淵さんの意に沿ってトルシエ解任するでなく、それでいてクーデターを起こさせるでなく、コトを荒立てず、実にうまいこと02年W杯を無難にベスト16で着地させたワケよ。
あの危機、果たして彼はどう乗り切ったのか?
それは他でもなく、「民意」を採ったんだ。
思えば解任危機真っ只中の代表戦、なぜか観客席からはトルシエコールが起こった。
協会内の人気はなくとも、妙にサポからは支持されていたトルシエ。
岡野さんはそのコールを聞き、それを「民意」として川淵さんら更迭勢力を封じ込めたワケね。
つまり、世論で権力の攻防を抑えた。
その裁き、実にお見事である。
さすがは東大卒、この人はやはり賢い人なんだと思うよ。
あの時、もしトルシエ解任に踏み切っていれば、おそらく本大会は西野ジャパンで臨むことになってたと言われている。
私はやはり、あの状況で一人だけ冷静だった、岡野さんの選択が正しかったと思うわ。

ある意味、彼は「協会の良心」だったんだよね。
彼がいたからこそ長沼さんは何とかなったんだし、その直系の川淵さんも何とかなったんだろう。
いわば、知恵袋的存在?
今の協会は川淵さん直系の田嶋さん(彼も古河閥)が継いでるが、できればポスト岡野の役回りを副会長・岡田さんに今後期待したいね。
岡田さんも古河閥ではあるが、彼の知性は川淵さんより岡野さんに近いかな、と。
偉大なるNo2。
岡野さんは「ダイヤモンドサッカー」等で名解説者として知られるが、岡田さんもまた今なおNHK等で名解説者ぶりを発揮してる人だし。
そして岡野さんと同じく、協会内の権力闘争が全く似合わない人だし。
こういうNo2に恵まれたこと、私は日本サッカーって幸運だと思う。
ちなみに、岡野さんの代まで協会会長って無報酬だったらしいね。

心より、岡野俊一郎さんのご冥福をお祈りいたします。
2017/2/3(金)22:17

☆関西人
清武の失敗
清武の帰国については、やはり賛否両論あるみたいだね。
清武自身は「個人的事情」による決断と説明していて、そこから子供が難病説というのも出てきている。
また、現地紙では子供が亡くなったとも報じられている。
ただし、そのへんの真偽はまだよく分からない。
仮にそれらが全部デマだとしても、この半年、ドイツ→スペインという環境の変化は家族に大きなストレスを与えたのかもしれないね。
一応MLSなどからオファーがあったと聞くが、また見知らぬ環境に家族を連れていくのはさすがに辛いな、と。
もし彼が単身なら、サッカーの為にどこでも行くんだろうけど。
もったいないといえばもったいない。
この半年は確かに不遇だったが、しかしそれまではずっとブンデス下位ながらも主力だったし、決して実力が欧州で通用しなかったワケじゃない。
セビージャの一部サポからも、早すぎる退団を惜しむ声が出ていると聞くし。

ただ、この半年で清武の課題としてよく出ていたのが言葉の問題だ。
どうも彼は言語習得が苦手みたい。
長くいたドイツですら、何年経ってもドイツ語をあまり喋れなかったと聞く。
ちゃんと勉強してたらしいが、それでも喋れなかった、と。
素質の問題かも。
その前提で新たにスペインに来て、しかも通訳もつけずに練習参加してたんだから全てがチンプンカンプンだったのは間違いない。
監督も彼のスキルは認めつつ、戦術指導には困っただろう。
じゃ、なぜ清武は通訳をつけなかったのか?
それは彼に限らず多くのサッカー選手が言うことだが、「通訳をつけると壁を作り、チームに溶け込みにくくなる」と。
まぁ、それは分からんでもないけど。
しかし、それは通訳なしでもボディランゲージでも何でも使ってコミュニケーションを成立させるという、また別の前提があってこその話だ。
何も分からない→コミュニケーションとれない→チームに溶け込めない、となってしまっては、もはや通訳つけないという気遣いすら本末転倒の話である。
私は、清武に限っては通訳つけるべきだったんじゃないか、と思うけどね。
ちなみに乾の場合は、まずクラブ側が迅速に通訳を準備してくれたらしい。
それが今じゃ、通訳要らないぐらいの状態になってるんだって。

話は変わるが、今週の「クレイジージャーニー」は観た?
先週今週と2週に渡り、いまや日本一有名な女性写真家といっても過言ではない、ヨシダナギさんの特集だった。
皆さんご存じの通り、ヨシダさんは主にアフリカの裸族を撮る写真家で、なかなか心を開いてくれない裸族に溶け込む為、彼女は自らが裸族になるという撮影スタイルの人だ。
「クレイジージャーニー」で初めて彼女の特集回を観た時、マジで彼女がトップレスの裸族スタイルになってるのを見て私は驚愕したよ。
放送規制の問題か乳首にボカシが入れられてたが、こんな色白・巨乳・超絶美女のヨシダさんがそこまでするのか?と。
よく若手女優が「シーンに必然性があれば私は脱ぎます」と言うが、まさにそれと同じ。
裸族は喜んでヨシダさんの乳を揉んでるが、彼女は「心を開いてくれた」としてそれを喜んで受け入れている。
ちなみに、日本国内でヨシダさんに「乳を揉ませて」とお願いしたところ、あっさり断られたらしい(笑)。

で、今回の彼女はアフリカでなくパプアニューギニアに行っていて、またしても裸族スタイルでいくのかと思いきや、今回は裸族サイドからNGが出たらしく、乳を隠した衣装に終わった。
ただし、ノーパンで尻はモロ見えでしたな…(喜)。
ちなみに、ヨシダさんは言語に長けてるワケじゃなく、常に通訳を頼っている。
それにどちらかというと物静かでアンニュイな感じの人で、いかにも「どんな国の人とも仲良くできる」というイケイケな性格のキャラには見えない。
事実、駆け出しの頃の彼女は全く部族に受け入れられなかったそうだ。
で、試行錯誤の末、たどり着いたのが今の現地人と同じ格好をするというスタイル。
あと、現地人が食べる物を嫌がらず全部食べるというスタイル。
今回も、彼女はコウモリの丸焼きを完食していた。
あれ、凄いよな〜。
たとえ言葉が通じなくとも、たとえイケイケのキャラじゃなくとも、たとえ肌の色が違っても、「私はあなたたちの文化を受け入れます」とスタイルを明確に見せた時、未開の部族ですら心を開いてくれる。

要は、「郷に入れば郷に従え」を忠実に遂行してるということだろう。
彼女は、決して異文化に抗おうとはしない。
ああいう裸族の人たちは日本人から見りゃ異常なほどマイペースで、いざ写真撮影をしようとしても決してヨシダさんの意のままになってくれないんだ。
確か先週の回、彼女は一回もシャッターを押せないまま撮影を終えていたが、それでもキレることなく、礼を言って裸族を帰していた。
辛抱強いな〜この人、と感心したよ。
覚悟が、最初から彼女の中にあるんだろう。
蜷川実花なら、絶対ブチ切れて裸族に喧嘩売ってるだろうけどね(笑)。
以前にヨシダさんは、たとえ現地でレイプされたとしてもそれはそれでしようがない、という覚悟を語っていた。

私は、サッカー選手も今後海外チャレンジしたい人たちはヨシダナギさんを見習うべきだと思う。
まずは、彼らの前で服を脱ごう。
全てをさらけ出し、全裸になろう。
思えば、なぜ長友がイタリアでいきなりチームの人気者となれたのか?
それは言語習得もさることながら、彼は迷わず全裸になったんだと思うよ。
彼は日本サッカー界でも屈指の巨根という噂があり、全裸になることに何ら迷いはない。
それを見て、イタリア人たちは
「オオ、ニホンジン、ナカナカリッパジャナイカ…」と受け入れたんだろう。
以降、選手たちはリスペクトの念か、長友にお辞儀をするようになった。
じゃ、清武はどうだったのか?
ま、まさか、ロッカールームでパンツを替える際、わざわざ腰にタオルを巻いてたんじゃあるまいな…?
確かに、あまり脱ぎキャラには見えん。
2017/2/3(金)14:38

☆関西人
本田ミラン残留
欧州の移籍市場が閉じてしまったので、これをもって本田のミラン残留は確定したようだ。
本田としてはここで焦らず、今夏の方に賭けようということなんだろう。
なぜなら彼の契約は今年6月までの為、その時には移籍金ゼロになるので今より確実にオファーが増えるはず。
まぁ、賢い彼ならではの合理的な選択といえる。

ただし、これをもって今後半年間、確実に飼い殺しにされることが決定したワケだ。
ず〜っとベンチ、もしくはベンチ外、試合に出られるとしてもせいぜいカップ戦ぐらいだろう。
それは半年の辛抱なんだから彼個人としてはまだイイとして、私として心配するのは代表のことである。
彼がそうやって干されてる期間に、よりによって大事なW杯最終予選を4試合も消化しなくちゃならないワケさ。
その4試合、思いっきり実戦勘を失ってる彼をスタメン起用できるか?
私は、無理だと思う。

そもそも、本田が代表で右サイドをやってること自体、どうなんだという話さ。
もともと、彼はトップ下の選手だった。
ザック時代、トップ下として香川と競合してたんだが、ザックは本田をトップ下、香川を左サイドとして固定していた。
この件について、ザックが監督辞任後に誰かがインタビューしてたんだ。
「なぜ香川をトップ下にしなかったんだ?」と。
するとザックは香川どうこうでなく、
「本田はスピードの資質としてサイドに適さない」と答えていた。
なんかさ、私はそれを聞いてとても腑に落ちたワケよ。
そうなんだ。
本田は50m走のタイムとか特に遅いワケじゃないらしいが、なぜかプレーとしてはダッシュのスピードをほぼ出さない。
これ、サイド(WG)としてはウィークポイントである。
じゃ、なぜ彼は今代表で右サイドをやってるのか?
それは単純に、たまたまその時にミランで右サイドをやってたからだろう。
彼は別に、サイドのスペシャリストというワケじゃないんだ。

ホント、本田を見てると中田英寿を思い出すんだよね〜。
中田も、本来はトップ下の選手。
ローマ時代、監督カペッロの本音は彼をボランチ起用をしたかったらしいんだが、最終的にはやはりトップ下としてトッティのサブに落ち着いた。
で、ローマから移籍して次はパルマに行ったところ、そこはトップ下を置かないフォーメーションだったんだよね。
よって、中田の定位置は右サイドになった。
ただ、よりによって前線を組むTOPがアドリアーノで左サイドがムトゥで、どっちもDQNなもんだから中田は一人で戦術的な尻拭いを…。
結局、消耗するだけで正直あまり輝けてなかったと思う。
このへんの悪い流れが、思いっきり今の本田とカブるんだわ〜。

中田にせよ本田にせよ、やはりザックの言い分じゃないがサイドの適性は低いんじゃないか?
ちなみに、中田のキャリアにおける最終着地点といえば、ジーコ代表でボランチである。
じゃ、本田も今さらながらボランチ転向はあり得ないかな?
以前に彼は「俺に山口みたいな才能はない」と謙遜し、「今さらボランチ転向は遅い」と言ってたけど。
しかし、実はハリルも本田の右サイド起用に疑問を抱いてる気がする。
ほら、以前に清武をサイド(WG)起用したことがあったじゃない?
あの時に清武はすぐに途中交代させられてしまい、ハリルは「FWとしての働きを期待してたのに」と言ったんだ。
つまり、ハリルとして【サイド=FW】、要するにMFじゃダメなワケね。
で、本田の場合はある時期まで右サイドながらも得点が多く、そこまではかなりFWっぽさがあったものの、それがここにきてどんどんMF化してきてる気がするワケよ。
で、遂に11月の試合では久保にスタメン譲ったでしょ?
あぁ、いよいよなのか、と。

もし【右サイド=FW】とするなら、本田以外にも候補者はたくさんいるでしょ?
久保や小林悠のみならず、何なら岡崎をそっちに回してもイイし、原口や乾をそっちに回してもイイし、あとは浅野や武藤や金崎でもイイし、今名前を挙げた選手は大体が本田よりもスピードがある。
そう考えると、本人の意思は別としても本田の行く場所はセンターしかないんだよね…。
トップ下で香川・清武と競合するか、あるいはTOPで大迫と競合するか、あるいはボランチで長谷部・山口と競合するか、その三択じゃないかな?

じゃ、本田ありきの新ハリル代表をシミュレーションしてみよう。

・・・・大迫
乾・・・香川・・・岡崎
・・山口蛍・・本田
長友・ハセベ・吉田・高徳
・・・・西川

はい、わざわざ本田をボランチ起用する為に、長谷部を最終ラインに下ろしました。
長谷部はクラブでリベロやってるというから、ちょっとそれを見てみたくてね(森重、昌子、ゴメン)。
あと本田をトップ下にしなかったのは、乾の復活ありきで香川との名コンビを再び見てみたいから。
あと本田を1TOPにしなかったのは、やはり好調の大迫を優先したいから。
今のところ、本田を使うならこれがベスト布陣じゃないかな?

ちなみに、私が考える本気のベスト布陣は、本田ベンチなんだが…(笑)。
2017/2/1(水)19:49

☆関西人
出ていく人、帰ってくる人
柴崎・清武の移籍が決まったらしい。
柴崎はスペイン2部のテネリフェというクラブ、清武は古巣セレッソに復帰。
どちらも意外な決着といえるが、まぁ良しとしよう。

聞けば柴崎のテネリフェって、彼が破談になったラスパルマス(一部リーグ)と同じくカナリア諸島にあるクラブらしいね。
つまり両チームはご近所さんで、対戦すればダービーという扱いになるらしい。
つまり「ラスパルマスがダメだったからテネリフェへ」というのは、日本でいうと「マリノス(J1)がダメだったから横浜FC(J2)へ」みたいな感じ?
ちょっと違うか(笑)。

しかし、敢えて破談になったクラブのご近所へ移籍というのは、一体どういうカラクリなんだろう。
代理人が本命ラスパルマスとの交渉のついでに、一応「滑り止め」としてご近所のテネリフェに寄ってみた、というだけの話?
柴崎はスペインonlyで考えてたというから元より交渉相手はさほど多くなかったと思うが、それにしてもカナリア諸島だけが代理人の行動半径だったなんてことはないよね(笑)?
あるいは、なんか裏があるのかもしれないよ。
テネリフェとの契約は半年のレンタルということだし、やはり半年後にはラスパルマスが獲るという密約が鹿島との間であるのかな、と。
そして今後ラスパルマスが柴崎と接触しやすいよう、とりあえずはご近所のクラブに移籍、とかね。
見た感じ、ぶっちゃけテネリフェの1部昇格はビミョーだろうし(現在6位)、私は半年契約って正解だと思うよ。

で、清武の方。
彼にはもう少し欧州で頑張ってもらいたかったのが本音だが、これは本人の希望なんだよね?
家族の為という報道も一部にあり、それを言われると何も言えんなぁ…。
それにしても、セレッソの対応は凄い。
やたら高額の移籍金をセビージャから求められ、その減額交渉はどうなったかは分からんにせよ、最後の最後は話をまとめちゃうんだから。
山口蛍の時といい、柿谷の時といい、旧メンバーへの温かい対応は尋常じゃない。
この調子でいくと、香川も乾も南野もいつかはセレッソに戻れるんじゃないか?

一見、挫折による帰国という印象がある今回のセレッソ復帰。
じゃ、代表召集はどうなるだろう?
きっとハリルのことだし、最終的に山口を代表復帰させたことから見て清武も大丈夫だろう。
というか、今後も代表主軸と思われる山口と同チームでタテ関係を熟成させられるのは、むしろメリットにすらなるかもしれんし。
あとは、ユンジョンファンの走るサッカーに適応できるかどうか、だよね。

とりあえずトータルで見れば、柴崎が出ていき清武が帰ってきた、ということで【日本⇔スペイン】は実質±0。
あと、ポドルスキは来なかった。
なんか、Jは横這いですな〜。
一方、他の欧州勢の動向はどうか?
ここにきて良い感じなのは、大迫、乾、吉田、長谷部、高徳、宏樹あたり?
これらメンバーはいずれも臥薪嘗胆、「もうダメかな…」という危機が何度もありながら、それを辛うじて乗り越えてきた奴らばかりである。
清武も、もう少し粘るべきだったかな…。
そして柴崎は、清武の代わりにスペインで粘れよ。
2017/2/1(水)13:31

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