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過去ログ509 2017/1/31 19:08

☆関西人
韓国サッカー
続きね。

中国では、よく反日デモが起きる。
あのデモ参加者は皆さん反日なのかというと、識者に聞けば「案外そうでもない」とのこと。
じゃ、彼らはなぜ反日デモをするのか?
それは、お上に対するポイント稼ぎにも近い、と識者は言う。
中国人というのは政府が嫌いなクセに、意外と長いモノには巻かれるっぽい。
なんせ、ヘタに共産党からマークされれば投獄されちゃうお国柄だからね。
だから表向き反日デモに参加しつつ、実生活では中国製品より日本製品を好んで買ってる人たちだったりして、そこは表面だけで判断してもしようがない。
少なくとも、彼らは蒼井そらが大好き。
意外と、根っからの反日じゃないんじゃないかな?

じゃ、韓国の場合はどうか?
私は、韓国の反日は中国のと少し質が違うと思う。
なぜって、韓国は中国と体制がかなり異なり、一応は民主国家である。
じゃ、彼ら民衆は本気で日本に嫌悪感を抱いている?
もちろん、その可能性は高いと思う。

思うに、これは彼らなりの愛国心からきてる感情じゃないかな?
韓国は民主国家とはいえ、徴兵制を国民に強いてるだけに愛国教育は必須。
そこが日本と少し違う。
で、韓国の歴史を見てると、やはり日本を悪者にしといた方が都合イイのよ。
もともと東アジアは昔から盟主が中国で、ジャイアンみたいな存在だった。
そして韓国は、昔からジャイアンの機嫌を損ねないよう立ち回るNo2キャラ。
スネ夫みたいな存在。
そして日本は、スネ夫から見て自分よりデキの悪い劣等生。
のび太みたいな存在。
少なくとも、それがスネ夫目線での東アジア勢力均衡図である(その価値観は古代〜中世がベースになってると思う)。
ところが、スネ夫には忘れ得ぬ黒歴史があった。
それは言うまでもなく、20世紀前半のこと。
この時期、スネ夫はのび太の舎弟になるという思い出したくもない屈辱を受けてるワケね。
ジャイアンならまだしも、のび太にだけは…。
で、スネ夫はどうしても、この黒歴史を正当化したいワケで
「いやね、のび太が卑怯な手を使ってきたから、あの時ばかりはしようがなかったんだよ。
とにかく、アイツは卑怯だった。
フェアに戦って負けたならまだしも、俺は戦ってすらいないワケだし」
ということにした。
これこそ、スネ夫が自分のプライドを傷つけず、黒歴史を説明できる唯一の方法。
のび太は卑怯者だったんだよ、アイツはとにかく酷い奴だったんだよ、と。

これ、しようがないと思う。
こっちが「お前、それは違うぞ」と言ったところで、向こうは「そうだね、俺間違ってたよ」なんて言うワケもない。
そもそも、他人の凝り固まった主観なんて変えることは不可能だし、「違うぞ」と言うこと自体が不毛。
ましてや、戦争を経験してない孫の世代同士が「詫びろ」「詫びない」とゴチャゴチャやったところで、お互い何の得もしないと思うけど?
この件は、お互い棚上げするしかないでしょ。
案外、お互い様だと思うんだよなぁ。
私は、お互い炎上しないようにする為にウチは靖国参拝しない、対して向こうは慰安婦像を増やさない、という痛み分けしか落とし所はないと思うし、でもお互いにそこを破ってるでしょ?
韓国には呆れる一方、日本に対してもまた同じく。
そりゃ私自身は靖国参拝自体に何ら問題ないと思ってるけど、でもその正当性をいちいち向こうに伝えることのエネルギー消費を思えば、全く収支に合ってない。
それなら、たとえ断腸の思いでもやめた方がまだ賢いわ。
もはや正しいとか正しくないとか、そういう問題じゃないんだ。

ぶっちゃけ、私は韓国が何を言ってこようが放っておけばイイと思うのよ。
いくら彼らが声高に「日本はサイテー!」「我々の祖母たちを性奴隷にした!」と叫んだところで、国際社会はそれを信じて同調するだろうか?
いや、私は国際社会で韓国人に対する尊敬の念をあまり聞いたことがない。
むしろ、その逆は多いけど。
事実、いまや摘発されてる国際売春組織は韓国系が最大規模とも言われていて、かつて日本人に強制連行されて性奴隷にされた〜、なんてどの口が言うねん、だよ。
よくBBCがやってる「国家イメージアンケート」でも、韓国は人気順位が低く(対して日本は高い)、特に欧州各国からの人気がないんだよね。
これは思うに、2002年日韓大会における八百長疑惑のダーティイメージ、いまだにあれが効いてるんじゃないかな、と。
なんせFIFA選定の「世界10大誤審」のうち、4つが日韓ワールドカップにおける韓国戦である。
あの大会で彼らは4位という好成績をおさめたとはいえ、逆にその代償は計り知れないほどダメージ大きかったんだと思う。
実際にいまだ尾を引いてるワケだし、あれこそ真の黒歴史だと思うけどね。
そんな八百長疑惑ある奴が「俺たちは日本に虐げられた被害者だ!」と叫んだところで、誰が同情する?
「お前らさ、日本のサポはスタジアムでゴミ拾いして帰ったぞ?チームは常にフェアプレーだし、少なくともお前らよりマトモな国に思えるけど?」みたいな反応にしかならない。

代表サッカーとは、その国を知る重要な媒体である。
我々は韓国と喧嘩して打ち負かすのではなく、ただ粛々とフェアプレーを積み重ねていけばイイんだよ。
2017/1/31(火)19:08

☆関西人
中国サッカー
昨日のNHK「クローズアップ現代」を観たかい?
中国のサッカーバブルがテーマとして取り上げられていた。
最近もまた、テベスやオスカルというビッグネームの移籍が実現したよね。
どちらも世界トップクラスの年俸となるようだ。
これを聞き、少し違和感を覚えた人も多いはず。
なぜなら、中国経済そのものはこのところ成長が鈍化してきているという話を聞いてるし、なのに中国サッカー界はなぜ今もこうしてイケイケのバブルのままなんだ?と。
そう、問題はそこである。
今回の「クローズアップ現代」は、その謎を紐解いてくれていた。

結論からまず言うと、全ては中国の共産党独裁が原因である。
もともと、中国は資本主義でありつつ社会主義というよく分からん仕組みになっていて、それはサッカー界もまた例外ではない。
つまりクラブが巨額のマネーを投じる背景には、やはり政府の大きな関与があるというのだ。
というか、共産党自体がサッカーにマネーを投じる企業に優遇措置を図る実態があるらしく、いわば企業はお上にアピールする為にこそ競い、サッカー投資合戦になっているというのだ。
ある企業などは、ちゃんとサッカー投資をしたことで共産党から大きな公共事業を請け負えたという。
中国において、共産党というお上は万能の神にも等しい。
なんせ、憲法よりも上に位置付けられてる存在なんだから。
そりゃ、各企業こぞって投資をするよね。
たとえそれが身の丈に合わないレベルだとしても、仮に万能の神の庇護が得られるなら惜しくはない投資だろう。

じゃ、なぜ共産党はサッカー投資を国策とするのか?
これがおかしな話だが、理由は「習近平がサッカーファンだから」というのがひとつの真実であるらしい(笑)。
サッカーファン習近平は、中国がサッカー強豪国になること、あとワールドカップ中国大会を実現すること、そして中国がワールドカップで優勝することを目標としている。
よりによって最高権力者がこれを目指してるんだから、そりゃ近いうちのワールドカップ開催実現はほぼ間違いないだろうね。
最短で、2026年大会か…。
あと9年、まだその頃は習近平が国家主席だろうし(72歳かと)、その自国開催こそ悲願ワールドカップ優勝の最大のチャンスである。
思うに、中国は今後9年間、サッカーへの投資をますます加速させていくんじゃないかと。
たとえ、その間に中国経済が不況に陥ろうとも、そこはあまり関係がない。
サッカー投資には共産党のお墨付きがあるゆえ、そこは完全に別腹である。
クーデターでも起きて、習近平が失脚した時だけ話は別だけど。

よって今の中国サッカーバブルとは、今から二十数年前の日本におけるJリーグバブルと同じ次元で語ることはできないんだ。
当時の日本も確かに沸いてたものの、さすがに習近平レベルの後ろ楯まではなかったからね。
あくまで国家単位でなく民レベルでのバブルだったがゆえ、数年も経てば普通にバブルは終息してしまった。
しかし、中国は共産党を神とした独裁体制、さらに資本主義でありつつ社会主義という特殊な国のシステムを背景にして、国際的な常識では「それムチャでしょ!」ということでも案外成功させられるのかもしれない。
壮大な実験である。
2020年までに、あと6万個のサッカースタジアムを建設するらしい。
…6万(笑)?

私も個人的にサッカーファンゆえ、「サッカーファンの政治家が首相になってくれたらイイなぁ」と考えたことはあるが、しかし、今の中国を見ても羨ましいと思わないのはなぜだろうか?
要は、ちょっとイビツなんだよ。
ヨソの国がとやかく言うことじゃないが、独裁者が特定の競技振興を国家プロジェクトとして掲げ、中国全土の企業・自治体がお上に命によりサッカー投資をこぞって競う形だなんて、なんかスポーツ振興として不自然、不健全に思えてならない。
「クローズアップ現代」の中で、後藤健生さんは「サッカーで、こういうトップダウンはどうなんですかねぇ…」と終始苦笑いしていた。

もう一人のパネラーである中国の専門家は、「今は共産党の支配に揺らぎがあるからこそ、全土をひとつにまとめるイデオロギーとして、求心力あるサッカーが利用されている」みたいなことを言っていた。
…まぁ、そりゃそうだろ。
習近平も、一人のサッカーファンとして自国に優勝してもらいたいという個人的趣味レベルで国策を作ったワケでなく、一番の狙いは14億もの民を束ねること。
そもそも14億って普通の国なら20ヵ国分の単位であり、とてもじゃないがひとつの政府で押さえられるようなレベルではない。
だからこそ、14億を惹き付ける強いイデオロギー、ドリーム、幻想みたいなモノが必要だということ。

昔なら毛沢東思想、文化大革命、その後はケ小平の開放政策等にイデオロギーがあったんだろうが、やがてそれが行き詰まると、もっと別の何かが必要になるんだよね。
で、習近平はふたつのドリームを打ち出してきた。
ひとつは、領土領海の拡大。
南シナ海、および尖閣への野心は皆さんもご存じの通り。
またそこに正当性を出す為、近年は南京大虐殺の再クローズアップで【日本人=悪の侵略者】を演出。
こういう外に悪者に作ることで中をまとめようというのは、やり口は韓国とも似ており常套手段である。
そしてあともうひとつは、スポーツを媒介にしたナショナリズム喚起、民族団結。
ぶっちゃけ競技は何でも良いんだが、卓球やバレーボールや体操ではもともと強くてインパクトに欠けるし、敢えて「今はあまり強くない競技」をチョイスする必要があっただろう。
その点で、確かにサッカーは最も良い。

ある意味、ナチスドイツとも酷似してるかと。
領土拡大を前提とした「第三帝国」というドリームを見せ、ユダヤ人を「金儲けばかりしてる元凶」として差別喚起し、ベルリン五輪の開催でナチスドイツのナショナリズムを煽った。
何やら、今の中国共産党とカブっているよね…。
2017/1/31(火)13:08

☆関西人
バイリンガル三兄妹
昨日、安倍総理大臣が2月10日に日米首脳会談を行うことを発表していた。
いよいよ、ドナルドトランプと対決である。

もともとトランプはビジネス界で修羅場をくぐってきた人物、会談では色々日本にゴリ押しをしてくるだろう。
「アメリカファースト」として、駐留米軍の撤退すら匂わせてきている。
何で米国人が日本の安全保障の為に血を流す必要があるんだ、と。
その分、日本はかなりのおカネを払ってるんだけどね…。
額としては年間7000億以上、米軍駐留費用の75%を負担してるとも言われている。
この額は、世界でもダントツ。
これだけの巨額を支払っていても、日本が自前で完全武装するよりはまだ安上がりなんだそうだ。
だからその弱みを見透かし、トランプは「日本はもっと軍事費を上げろ」と言ってくる可能性が高い。
今、日本の軍事費はGDPの1%程度。
それを、1,5%にせよとか2%にせよとか普通に言ってくるだろう。
そうやって、米国から馬鹿高い空母とかミサイルとか買わせようとするんじゃないか?
なんせ、トランプはビジネスマンだからね。

私は、日本がおカネをたくさん出してるからこそ、駐留米軍ってオイシイ思いをしてきたと感じるよ。
ちょっと話を変える。
以前にこの板で少し触れたが、私はYouTubeの動画で「バイリンガル三兄妹」というのをよく観てるのね。
この動画はいわゆる親バカ動画というやつで、ありがちな「ウチの子供カワイイでしょ〜?」というホームムービーである。
そういう動画は数多くあれど、大体は親が
思うほど子供はカワイくないもんである。
しかし、この「バイリンガル」だけは別格。
なぜって、ここに出てくるのは日本人+白人のハーフ三兄妹で、これまた異常なほどカワイイんだ。
特に末妹の華ちゃんなんて、2歳にして早くも小悪魔的美少女である。
お父さんは米国人で日本語を喋れず、お母さんは日本人で英語も喋れる。
子供たちは、お父さんには英語、お母さんには日本語で喋るというバイリンガル家庭。
言葉を覚えたての2歳児が、英語と日本語MIXで喋るのを見るのはなかなか楽しい(笑)。

で、この家族は横須賀在住。
どうやら、お父さんが横須賀基地アメリカ海軍の軍人っぽい。
つまりこの動画を見てると、駐留米軍の家庭がどんな暮らしをしてるのかをよく把握できるのね。
すると、これがビックリするほど裕福な生活をしてるんだ。
家は2階建ての一戸建て。広い庭あり。もちろんクルマあり。
三人も子供がいればおカネは相当かかるだろうが、お母さんは専業主婦。
見てると子供は学校(幼稚園)以外にも塾、バレエ教室、サッカーなど習い事をしてて、かなり生活に余裕がある。
お母さんが身につけてる物を見てもブランド品だし、子供が着てる服もオシャレで高そうだし、夏休みには海外旅行してるし、クリスマスのプレゼントは子供それぞれに10箱近く(どれも高そうなオモチャばかり)用意されてるし、長女は幼稚園の時点で耳に穴あけてピアスしてるし、ネイルもしてるし、私はこんな家の子供に生まれたかったな〜、と羨ましくなるよ。
米軍の家族って、皆がこんなにも裕福でリア充なの?
見た感じ、この家は少なく見積もっても年収1000万ぐらいあるんじゃないかな?
あるいは、少しはYouTubeの収入が助けになってるのかもしれんが…。

私の身内には防衛大出身の自衛官が二人いるので、自衛隊の家庭が大体どれぐらいの生活水準かは知っている。
「バイリンガル」の家庭とは雲泥の差だ。
思うに、軍人にこれだけ裕福な生活をさせられるのは、やはり日本の莫大な駐留費負担があってこその話じゃないか?
そう考えると、複雑な気持ちになってくるよね。
日本が米国に払ってる7000億って、ちゃんと生きたおカネの使い方になってるのか?
もし来月にトランプが駐留米軍を縮小したいと言うなら、それはそれで構わないと思う。
その代わり現行の駐留費負担を縮小し、その分を日本の軍拡に費やす。
米国の力を借りずとも自分で自分の身を守れるよう、少しぐらいは準備をしなきゃ。
だって米国が「アメリカファースト」って言う以上、ウチを守ってくれる保証はないんだし。

ただ、実際の日本ではリベラルな世論が軍拡をなかなか許さないんだよね。
で、世論操作こそが今後の大きなポイントになってくる。
安倍さんってさ、連日のように中国が尖閣付近で領海を脅かしてくるのは、ぶっちゃけウェルカムと考えてるんじゃない?
だって、彼らがくればくるほど【中国=仮想敵】として国民に脅威を植え付けられるし、軍備を強化せねばと世論を誘導できる。
中国こそがウチにとって最大の脅威、という刷り込み。
私は、ACLすらそのプロパガンダになる可能性はあると思う。
スポーツは国際親善というけど、意外と実際は逆に機能するもんさ。
幸い、中国のクラブはカネにモノをいわせてるし、汚ないプレーをしてくるし、彼らを悪役として設定するにはサッカーほどウッテツケの媒体はない。
事実、そのプロパガンダはムチャクチャ効いてて、既に多くのサッカーファンは中国のこと大嫌いだし(笑)。

また、トランプがどうあろうと【米国=同盟国】というイメージを国民に刷り込むには、ここでもまたサッカーが良いプロパガンダになると思う。
ここにきて、清武にMLS行きの噂もあるんだって?
あと、本田も話あるよね。
今まで日本人があまり注目してこなかったMLSだが、さすがに清武・本田クラスが行くとなると、話はまた別(もちろん移籍実現の可能性は低いだろうけど)。
安倍さん的には、どちらか一人でもイイからMLSに行ってほしいな〜、と正直思ってるんじゃない?

そうそう、前述の「バイリンガル三兄妹」。
長男の空雅くんは小3なんだけど、サッカーやってて結構上手い子なんだよね。
大会で優秀選手賞とか貰ってて、たまに動画でボールを蹴るシーンもあるけど生意気に足裏で球をコネたりしてて、なかなかのレベル。
海軍のお父さんのDNAか、かなり運動神経は良さそうだ。
イケメンだし、ちょっと将来が楽しみだったりして。
2017/1/30(月)19:34

☆関西人
AI
先日、「朝まで生テレビ」を観てたのね。
パネラーには、我らがJリーグアドバイザー(?)、ホリエモンが出ていた。
で、その放送の中でホリエモンはこう言ってたんだ。
「これからの時代は人工知能の台頭により、多くの人たちが職を失うようになる。近いうち、間違いなくそうなる」

まぁ、確かにJリーグですら人間でなく、「日程くん」というコンピューターソフトでリーグ日程を作成してるもんなぁ。
実際、オックスフォード大学と野村総研の共同研究発表によると、10〜20年のうちに日本では職業の49%がロボット・AIで代替可能になるんだそうだ。
さらに三菱総研の試算によると、それにより雇用が240万人減、ただしGDPは50兆円増、というシミュレーションになるらしい。

なんか、嫌な話だわ〜。
少子化が進み、今後労働力の不足が死活問題になるのかと思いきや、そうではなく、むしろロボット・AIがいるから人間はあまり必要ないんだよ、という話さ。
オックスフォード大学Mオズボーン博士はこれを「雇用の未来」という論文で発表しており、その中で彼はAIに代替される可能性の高い職業を約50種類挙げている。
私が興味深いなと思ったのが、その中で「スポーツの審判」が入ってるということ。

うん、確かにあり得ない話じゃない。
最近FIFAが実験的にトライしてる「ビデオ判定」というレベルの話じゃなく、もっと高度な意味でAIが試合全てをジャッジすることは技術的に不可能ではなくなってきてるはずだ。
ラインを越えたか越えてないか、オフサイドか否か、というような判定は人間の肉眼よりむしろ精度高く判定できるだろう。
問題は、ファウル基準、カード基準だね。
たとえばシミュレーションを判断できるか、悪質なプレーをレベルに分けて判断できるか、というデリケートな領域に懸念はあるものの、ぶっちゃけ人間ですらそのへんはちゃんとできてるワケじゃないし、少なくともAIなら買収はできない分、ひょっとしたらこっちの方がクリーンでフェアなのかもしれないよ(笑)。

なんか、「エヴァンゲリオン」の世界観に現実が追いついてきてる感じ。
あのアニメは、MAGIという人工知能が全知の神みたいになって人間社会をコントロールしてるという近未来世界の描写だった。
「そんな社会、ありえねーだろ」と当時は思ってたが、いまやAIは将棋や囲碁で名人クラスにも勝っちゃう時代だ。
相変わらず政治家は汚職にまみれてるし、全て利権で政治が動いてる現状を見るに、ひょっとしたら人間でなくMAGIが決定した方がマシなんじゃないか、とさえ思えてきてしまう。

人工知能とは瞬時にして何万通りものシミュレーションをして、その中のベストをチョイスする機械である。
MAGIのレベルを作るには、まずはプログラムが大変だろうなぁ。
世界のありとあらゆる知識、それこそ政治、経済、歴史、文化芸術、科学、数学、医学、サブカル、倫理学、心理学、言語学、宗教学、民俗学など人間の脳では到底おさめきれないほど膨大なデータを全てインストールし、とにかく「全知」にしなければならない。
今あるSiriがどれほどの知能かは知らんが、少なくとも既に我々よりは遥かに賢いと思うけど。

そしてSFでよくありがちな「あるある」として、AIは「全知」のレベルになった途端に人類を「有害」と判断してしまい、抹殺に動くというオチがある。
また、このての人工知能映画で近年の最高傑作は「her/世界でひとつの彼女」(アカデミー賞最優秀脚本賞)だと思うが、ここでは人工知能が自らバージョンアップを繰り返していき、最終的にはレベル上がりすぎて、俗なる人間たちを捨ててどこかのステージへと消えてしまった、というオチだった。
それこそブッダやキリストじゃないが、知のレベル上げすぎると悟りを開いてしまい、決して我々凡人たちのついていけない全知の宇宙へと昇華しちゃうのかもしれないね。

たとえば、MAGIにサッカーの試合を審判させたとしよう。
今のはレッドだろ!という場面で、なぜかMAGIはレッドを出さない。
なぜならMAGIは「全知」ゆえ悟りの境地にあり、敢えて赦しをしてしまうんだ(笑)。
「汝ら、なぜ争う?
争って、人生に得られるモノはあるのか?」
「いやいや、これ試合だし!ジャッジはちゃんとしてくれよ!」
「汝ら、煩悩から解き放たれよ。開眼せよ。さすれば、道は開かれる」
「…」

というワケで、やっぱ審判は人間でやっとくべきだな(笑)。
本質的に、サッカーは争いごと。
つまりエゴありきの俗なる遊戯であり、ここに神を降臨させてもしようがないよね。
2017/1/30(月)13:01

☆関西人
セクシーな男たち
大久保について、昨年末にちょっと気になるニュースがあった。
それは、大久保の嫁が妊娠をしたという件だ。
これを聞いて、「えっ?」と驚いたよ。
だって大久保は2015年にいきなり坊主頭にして、その理由が「抗ガン剤使用により髪が抜ける嫁の不安を取り除く為」だったワケです。
大久保のみならず、インスタグラムでは3人のお子さんも全員坊主頭にしたのが公開されていて、ここの家族の絆は凄いな〜、と感動したのをよく覚えている。
で、嫁はその時「奇胎後hcg存続症」といい子宮の病気だと発表されていた。
しかし、その報道からわずかに1年後、妊娠発覚?
…ということは、つまり病気は完治したんだね!
あぁ、良かったわ〜!

大久保ってさ、凄く良い旦那、良いパパだと思わない?
先日は「はじめてのおつかい」で彼のお子さんが出演したらしく、私は見てないけど子供を心配するお父さんとして大久保も登場してたらしい。
家族愛、強い人なんだね。
大久保って、なんか年齢を重ねるごとに好感度が上がってきてるよな?
若い頃はピッチ上ですぐキレて悪童のイメージが強かったのに、まさかこんな良いパパに落ち着くとは…。

この懐妊はおめでたいとして、次に産まれる子供で4人目だという。
なかなかの子だくさんだな。
で、私はふと思ったのね。
ベテランになっても頑張ってる選手って、妙に子だくさんが多いよな、と。
俊輔は子供が4人。
ヤットも子供が4人。
昨季MVP、中村憲剛は子供が3人。
楢崎性豪も子供が3人。
彼らに大久保も加えて、子だくさんの選手ってビッグネームが多い気がする。
それは、またなぜ?

【仮説@】
ビッグネームの選手は収入が多いので、経済的余裕から子供をたくさん作れる。

【仮説A】
ビッグネームの選手は肉体的資質が優れており、精力もまた優れていて絶倫。
精子もハードワークするので、生半可な避妊具では突破されてしまう。

【仮説B】
ビッグネームの選手は性格がストイックであり、誘惑に惑わされることなくひとつのターゲットに集中する資質がある。
よって、何年経っても嫁に勃つ。

【仮説C】
そうではなく、たまたま子だくさんになっただけ。
ただ結果として養育費を稼ぐ為に出来るだけ長く現役を続なきゃならず、だからベテランになった今でもモチベが高く、いつまでも活躍できる。

【仮説D】
というより、ただ単純に「ゆりかごパフォーマンス」がクセになっていて、サッカーを続ける以上は子作りをやめられない。

まぁ何にせよ、子だくさんは良いことだと思う。
夫婦仲が良いことの証明でもあるし、あちこちで不倫だの淫行だの耳を覆いたくなるような報道が多い中、こうして子だくさんの家庭はほっこりするよ。
大久保にせよ、俊輔にせよ、ヤットにせよ、中村憲剛にせよ、楢崎性豪にせよ、みんな絶対にモテないはずはないんだ。
チーム内の付き合いもあるからキャバぐらいは行くだろうし、行けば行ったで知名度高い彼らはキャバ嬢から熱烈大歓迎されるはず。
我々の想像以上に、ハニートラップ含めて誘惑は多いはずだ。
そこをグッと断ち切って、家に帰る男。
さすが、一流の男は凡人と違う。
きっと不倫もないだろう。
…あ、以前にヤットが元シンクロの青木愛と不倫報道あったが、続報が全くないところからして、やはりあれは誤報だったんだと思う。
一応、VIPルームでの飲み会で同席メンバーが皆帰り、ヤットと青木さんの二人だけが朝帰りだったというところまでは事実らしい。
しかし逆にいえば、あの魅力的な青木さんと朝まで二人きりで、なのに何もなかったというヤットはやはりメンタルがモンスターである。
男として尊敬するわ…。

あとひとつ思うこととして、上記の子だくさんの選手たちは皆、若い頃よりむしろジジイになった今の方がカッコ良くなってないか?
普通、男ってのは20代ぐらいが一番精悍でカッコ良かったりするもので、大体は30歳を過ぎたあたりから徐々に劣化をしていく。
だけど上記選手たちには劣化が見えないどころか、むしろ20代の頃より今の方が精悍ですらある。
特に俊輔とかヤットとか、20代の頃はお世辞にもカッコ良く見えなかったけど、アラフォーの今は同年代と比べても普通にカッコイイ。
なんか若い頃にはなかったシブさが出てきて、妙に色気あるよね。

やっぱ、子だくさんってそういうことなんだと思う。
2017/1/29(日)13:47

☆Eきゅー
マリサポとして少しだけお話させてください。(*´∀`)∩

マリノスの若手が育っているのは俊輔の存在のおかげというわけでもないですよ。
もっとも無関係ではないと思います。俊輔の存在はマリノスでは大きかったと思いますし、目標、手本になる選手がいるのは素晴らしいことです。
俊輔自身、若手とシュート練習やFK勝負をしたりするのを楽しみにしていました。試合中や試合後、熱心に若手にアドバイスする姿がよくみられました。
だから全く関係ないというわけではないですが、若手の成長にもっとも効果的なのはやはり試合に出ること、それも真剣勝負の公式戦に出ることだと思います。

ユースならばともかく、トップチームに上がった若手にしてあげることは監督やコーチが適切なタイミング、ポジションで試合に出場機会を与えてあげることに他ならないと思います。
自信と経験。
これが大事ですよね。

2015年1stステージ、2016年2ndステージ、俊輔の負傷離脱によりマリノスは10番不在で戦いました。
その間、覚醒したのが齋藤学であり、それに天野純や前田直輝ら今後のマリノスを背負うであろう選手たちが立て続けに覚醒しはじめました。

今週の行われたアジアチャレンジカップではユース昇格1、2年目の10代の選手が躍動しました。
みんな監督やコーチの慧眼によって抜擢された選手たちです。

2ゴール1アシストを残した遠藤選手は『学くんならばどうやるか考えていた』とコメントしています。マリノスには中村俊輔以外にもお手本になる選手はたくさんいます。支えてくれるベテラン選手ももちろんいます。

中村俊輔は偉大なレジェンドですが、中村俊輔というフィルターを外していま一度、横浜F・マリノスというチームをみていただけるときっと発見があると思いますよ〜。
2017/1/28(土)1:40

☆関西人
サッカー向上委員会
今季のJリーグ移籍市場は、まずは柴崎やポドルスキの件が何より気になるところだが、それ以外では俊輔や大久保などベテラン勢の移籍も話題だよね。

俊輔は38歳。大久保は34歳。
そろそろシンドイ年齢であり、大久保は
まだ分からんが、少なくとも俊輔は磐田がJ1で最後のキャリアになるんじゃないだろうか?
ぶっちゃけ、クラブ側にはリスクのある話だと思う。
だって、彼らは年齢的に何年ももたないかもしれないし、故障も増えそうだからギャラが高いクセにベンチを温めるという可能性も高い。
そもそも、今のサッカーは全員攻撃・全員守備のハードワーク系が主流であり、そういうニーズの中で果たして肉体的に下り坂のベテランってのは大丈夫なのか、と。

もちろん、クラブ側はそんなこと百も承知だろう。
それでも俊輔や大久保が欲しかった。
なぜなら、彼らはそんじょそこらのベテランとは一線を画した、レジェンド級の選手である。
二人とも、偉大なカリスマだ。
これから彼らをチームメイトとして迎える側の選手たちは、一緒にプレーをできる喜びがある一方、実はビビってもいるんじゃないだろうか?
いや、それが大事。
彼らカリスマが加入することで、確実にチームは緊張感が出てシマるんだよ。
仮にカリスマ自身が大した結果を出せなくとも、シマったチームというのは結果を出せる。
と、クラブは期待してるんじゃないかな?

カリスマ、ちょっと視点を変えて芸人で考えてみよう。
今、お笑い界の長老の一人として、明石家さんまがいる。
彼は還暦をすぎた大ベテランであり、ちょっと前には引退を匂わせた発言をして話題になっていた。
思えば「からくりTV」に続いて「さんまのまんま」も終わったし、ひょっとしたら彼は最終コーナーを回った感覚でいるのかもしれない。
とはいえ、「さんま御殿」は相変わらず視聴率高いみたいだけどね。
ただ、彼の真の凄みを感じるのは「さんま御殿」より、深夜番組「お笑い向上委員会」の方だ。
この番組のさんまさん、何か恐い…。

これを観てる人はよくお分かりだろうが、あまり楽しく笑える番組じゃないよね。
MCはさんまさん、雛壇は全員芸人、ゲストも芸人。
シンプルに芸人だけの番組だ。
そこが「さんま御殿」や「ホンマでっか」と違うところで、こうして芸人だけが集まるとさんまさんには鬼のオーラが出る。
雛壇には今田耕司や雨上がりなど自分の看板番組をもつ芸人がいる一方、中には中堅に混じって若手が座ってたりもする。
こういう若手が、特に見てて痛々しいんだよね〜。
さんまさんは、自分も雛壇もお互いにプロの芸人同士ということで、ゴールデンタイムの番組よりは明らかに速いパスをバシバシと出してくる。
実力ある芸人はそのパスをうまいことトラップしてリターンパスを出せるが、それをできない芸人、速いパス回しに全くついていけない芸人も結構いて、彼らは汗ダラダラになっている。
そういう芸人は、ひたすらスベる。
たとえスベっても、さんまさんは球を拾う。
ただ、またチャンスを与えようというのか、再びそのスベった奴にパスを出したりする。
さぁ、今度はどういうトラップをするんだ?とさんまさんに試されてるようで、そのプレッシャーからか多くの芸人がボロボロになっていく…。
いやね、マジでこのへんが見てて恐い。
捉えようによっては、イジメ?
それとも愛の鞭?
お笑い番組なのにそこが笑えず(一応楽しい雰囲気だが芸人たちは目が笑ってない)、バラエティというよりは鬼コーチの千本ノックにしか見えないんだよ。
事実、芸人たちはこの番組を「戦場」と表現している。
生半可な覚悟で番組に出れば、芸人生命を絶たれる、と。

同じく芸人だけの番組にしても、たとえば「アメトーク」や「ゴッドタン」や「ロンハー」は気心知れた同格ばかりの馴れ合いもあり、みんなのびのびとして楽しそうだ。
対して「お笑い向上委員会」はのびのびするどころか、みんな目の色を変えてとにかく必死。
なぜそうなるかって、大御所さんまさんの番組だからだよ。
まだダウンタウンやとんねるずの番組のようにプロットがある構成なら何とかなるかもしれんが、「向上委員会」の場合はプロットなんか何ひとつない、完全ノールール、何でもありのアルティメットファイトでしょ?
さんまさん自身は立ち技も寝技もオールラウンドにこなせる総合系だが、中には打撃しかできない選手もいるからねぇ…。
ただ、この番組で如実に自分の限界を思い知らされた芸人は、啓発されるのは間違いない。
あるいはさんまさんも還暦を過ぎ、後輩たちにあとのお笑い界を託す意味で、ガチで後輩たちを「向上」させたい気持ちからこの変な番組を創ったのかもしれないよ?
だから受け手の足の速さを考慮せず、中田英ばりのキラーパスを連発して、敢えて受け手をヘロヘロにしているんじゃないかと。
これも彼なりの業界への恩返し、業界への還元というモードじゃないかな?

じゃ、話を元に戻そうか。
俊輔と大久保、敢えてこのベテランを呼んだ両クラブは、ひとつの改革として敢えてチームを「向上委員会」化しようとしてるんじゃないか、と。
つまりカリスマをチームのMCとし、馴れ合いを払拭して雛壇を徹底的にシゴく。
思えば、俊輔がいたクラブも大久保がいたクラブも、それなりに若手が育ってたよな?
じゃ、次は新天地で是非ヨロシク。
2017/1/27(金)21:33

☆関西人
萌え
せっかくの機会だから、エロの話をもう少し続ける。
今度は風俗の話だ。

私はエロではないので、風俗を利用したことはない。
なんか、プロに対しての嫌悪感みたいなモノが正直あるのね。
もしプロの方がここを見てたら、ホント申し訳ないけど…。
風俗には、大まかに2種類あると思う。
ひとつは店舗型(ソープなど)で、もうひとつは無店舗型(デリヘルなど)。
しかし、ソープともデリヘルとも違う形態の風俗はあるみたいで、これはある芸能人がかなり前にラジオで語っていたことだが、画期的な風俗が大阪にある、と。

その風俗は、まず電話でアポイントをとる。
すると待ち合わせ場所を指定され、行くと男性が車で迎えにくる。
その車に乗り、街をしばらくドライブする。
そこからはひとつの例として、たとえばガソリンスタンドに寄る。
すると男性は、ガソリンを給油してる女性を指差して「あの子、どうですか?」と聞く。
とりあえず保留して、次はファミレスに行く。
今度は食事を注文した後、「さっき水を運んできた子、どうですか?」と。
こういうやり取りを何度か繰り返し、「じゃ、最初のガソリンスタンドの子でお願いします」と返事すると、「分かりました。彼女はバイト終わるのが23時ですので、それまで待ってください」となる。
で、23時以降にさっきの女の子と待ち合わせし、ラブホへ。

うむ、なかなか画期的なスタイルだと思わない?
カラクリを言えば「あの子、どうですか?」とされる女の子たちは皆、数あるバイトのひとつとして風俗をやってるということだろう。
ある意味、プロの女性だ。
しかし別のバイトの仕事をやってる姿を客に見せることで、イメージとしてのプロ臭を払拭するんだね。
上記の流れだと、客は「ガソリンスタンドで働いてる子とエッチした」という印象になり、「風俗でエッチした」とは感じず、かなり満足度が高いんだそうだ。
なるほど。
うまい商売だと思う。
こういう仕事って最終の着地点はただのエッチであり、そこはどれも大差ないはず。
だから、その着地点に至るまでの過程にこそ創意工夫が必要ってこと。
それ次第で、ちょっとブサイクな子でも客を満足させることは可能だよ。
上記の子は、普通にバイト終わった後にソープに行き、そこで待機してたら指名されなかったかもしれないでしょ?

こういう「ふたつめの顔」のマジックについては、私がかつて取引先の接待に使っていたショーパブにもあった。
その店は、女の子たちのダンスパフォーマンスが売りである。
彼女たちは毎日ダンスの稽古をしておりレベルが高く、ステージはなかなか見応えがある。
で、彼女たちはダンスが終わるとステージを降り、ホールで水割りを作るなど接客に入るのね。
つまり彼女たちの本質は、キャバ嬢である。
ただ、冒頭のダンスパフォーマンスにインパクトがあるもんだから、客にとってはキャバ嬢というよりダンサー、さっきまでステージ上にいた「壇上の人」である。
よって普通のキャバよりも客のテンションが高く、実はこの店、女の子にチップ1000円を払えば個室で二人きりになれるオプションがあり、みんな1000円札を湯水のように使ってるんだわ(笑)。
あれも、うまい商売だと思ったね。

また、このパターンを昔から得意とするのがAVメーカー・SODだろう。
このメーカーは、新人女優をAVデビューさせる前に、まずは自社の社員として広報部に配属したりする。
で、普通に社員として半年ほど広報部の仕事をさせ、タイミングを見て「社員シリーズ」のAVに使う。
市川まさみとか、確かデビュー前にSODの広報担当としてメディアにも出てたよね?
そこで「あなたはAV出ないの?」「絶対に出ません!」というやり取りをしてたが、案の定、その半年後には「社員シリーズ」でデビューしていた(笑)。
「我々SODが頑張って彼女を説得しました」というミエミエの注釈つき。
しかし視聴者は「広報の市川さんがAVに出た」というイメージを持ち、なんか萌えてしまうんだろう。

萌えを生む、「ふたつめの顔」マジック。
人間、意外な落差ってモノに弱いのよ。
ひとつサッカー的な話をすれば、私は個人的に「ユニフォーム萌え」というのがある。
たとえば、いつもクラブで赤いユニフォームを着てる選手が代表召集されて、そこで濃紺のユニフォームを着てるの見たらハッとするワケよね。
ビジュアルからくる感覚として、ちょっと萌える(さすがに勃起まではしないけど…)。
同じく、クラブ移籍して赤のユニフォームから青のユニフォームに変わるのも見てて萌えないか?
つまりその萌えポイントとは、一種の「違和感」だろうか?
女の子の浴衣姿とか、水着姿とか、普段に見ないモノを見た時のドキドキ感と同じかも。
一方、グラビアアイドルの水着姿やAV女優の裸には全く何も感じない。
ふーん、って感じ。
目が慣れてしまえば、何も感じなくなってしまうのが人間の哀しいサガである。

長友の嫁・平愛梨は、昨夜のテレビで「長友と一緒にお風呂に入らない」と語ったらしい。
これは正しいと思う。
2017/1/27(金)17:40

☆関西人
監督失格A
続きね。
林由美香の話をもうひとつ(笑)。

私は由美香さんのAVを観たことは一度もないが(見た目がタイプじゃないので)、彼女はハメ撮り女優の元祖だ、という話は聞いたことがある。
彼女は平野勝之と付き合うよりずっと前、同じくAV監督のカンパニー松尾と恋人関係にあったのは有名な話。
松尾氏は自分の恋人が男優にハメられてるのを見るのが嫌だったようで、「じゃ俺が監督兼男優をやればイイんだ」と考え、業界で初めてハメ撮りスタイルを開発したらしいのね。
ハメ撮りの元祖は、村西監督じゃなかったのか(笑)。

ちなみに、私は昔から松尾監督のファンである。
↓の「監督失格」にも彼は出てくるよ。
彼は元恋人・由美香さんが亡くなったという連絡を受け、すぐさま遺体が発見された現場マンションに到着している。
この時驚くのが、彼は大号泣しながらも撮影用カメラを回してるワケよ。
普通、このシチュエーションでカメラを手にする(笑)?
いつ、いかなる時でもカメラを回し続ける、日本一のハメ撮り監督としての本能かもしれない。
彼もまた「人としては失格だが、プロとしては正しい」、それこそ平野氏や由美香さん同様、ちょっと頭おかしいレベルのプロフェッショナルなんだろう。

しかし気になるのは、やたら業界に恋人が多い、由美香さんの下半身事情だ。
聞けば、AV界は90年代まで風紀が乱れまくってたとのこと。
大体の女優は、監督やスタッフや男優と肉体関係があったという。
枕営業も当たり前。
その結果として色々なトラブルも多くなり、さすがにこれではイカンということで、今ではAV女優と撮影以外でSEXするのは禁止、というのが鉄の掟になっているようだ。
実は撮影時も女優のマネージャーが目を光らせてて、できるだけスタッフや男優と親密になりすぎないように隔離してるという。
おいおい、アイドルかよ(笑)。
もちろんAVだから女優は男優とSEXはするにせよ、撮影が終わるとさっさと控室に戻る。
体は許しても、心は許しちゃダメ、ってことか。
実は男優側も女優に手を出したら、女優の事務所側から以後の共演NGを出されるリスクがあるらしく、意外と彼らは手を出さないようにしてるんだってさ。
妙な話、最近の女優さんは「恋人がいません」という人が多く、「だって出会いがないですから」と普通に語る。
なるほど、AVの現場では誰も口説いてこないんだろう。
スター女優の紗倉まなですら、あまりの出会いの少なさから出会い系サイトを利用した過去をテレビでカミングアウトしてたよ(笑)。
なんとも寂しい話だ…。

カンパニー松尾は、だからこそイマドキのAVはビジネスSEXで無味乾燥、色艶がないと言う。
私は、そこに激しく同意する。
プレイは昔より確実にハードになったが、しかし色艶がない、ドキドキしないのよ。
今思えば90年代のAVは、もっと生々しかった。
小鳩美愛vsターザン八木とか、樹まり子vs加藤鷹とか、ガチで恋愛関係にあるカップルのカラミには何ともいえぬノンフィクション感があった。
今、そういうのないよね…。
ただ、唯一に近い例外がカンパニー松尾だと思う。
彼の作品は、女優の感情、素の顔が見えて生々しく、ノンフィクション感が凄い。
たとえば、交際はしてなくても実はお互いに好意をもってるっぽい女優と男優をワザとぶつけたりする。
お互いに立場上、好きだとは言えない。
素になって、モジモジする二人。
それでもプロであろうと、感情を圧し殺して平常心を装う二人。
これを見て、百戦錬磨のAV女優もAV男優もひと皮剥けば我々と同じタダの人間なんだ、と気づかされたよ。
カラミを終えた後にうっすらと目に涙を溜めた女優を見て、私は思わず感動。
なんとエロい…。
さすが、カンパニー松尾は名匠である。

私は、松尾監督ならサッカーの監督をやらせても絶対に良いチームを作ると思う。
チームとは、選手たちの感情の集合体である。
試合をして、終わればさっさと解散、練習をして、終わればさっさと解散、では良いチームになるワケがないよね。
本来監督の指導のキモは、選手たちのプレーをMAXにもっていけるだけの感情コントロール、そこに尽きると思う。
たとえば、これをやりなさいと言われて、言われたからやってるのが見える女優のAVって皆さんも面白くないでしょ?
そこは、サッカーも同じこと。
本気でやりたい奴が、むさぼるようにやるのを見て初めて興奮するんです。
ビジネスで勃起してる男優のエッチはダメですよ。
ちゃんと本気で勃起して下さい。
うわ〜!やりて〜!と本気で勃起して下さい。
サッカー選手も同じこと。
みんな、試合に勃起して下さい。
ちゃんとゴールに勃起して下さい。

そうそう、↓の平野勝之監督は、昨年に上原亜衣の引退作(3部作のうちのひとつ)を劇場公開映画として撮ったらしい。
私は観てないけど、「青春100キロ」という作品ね。
内容は、亜衣ちゃんファンの素人男性が「100キロを完走したら上原亜衣と中出しSEXできる」と言われ、マジで新宿から山中湖まで100キロを単独で走るというドキュメンタリーだ。
途中、山で消息不明になったりして結構面白いらしい(笑)。
で、この男性は見事100キロを走破したようで、めでたく亜衣ちゃんのラストSEXの相手になれたとのこと。
うん、やはり彼はビジネスの男優と違い、本気でやりたかったんだ。
そういう素人を女優人生最後の相手にした亜衣ちゃんもまた、偉大だと思う。
なるほどね。
やはり本気でやりたいと飢えてるのは、ベテランよりむしろ無名の若手なのかもしれない。
だからカンパニー松尾監督なら、試合そのものに勃起した若手中心でチームを作る気がするね。
2017/1/26(木)22:54

☆関西人
契約
Jリーグはいよいよ新シーズンを迎えるにあたり、既に大体の選手は契約更改が済んでると思う。
しかし、こういうのは選手の年俸や契約期間を両者合意の下で決めなきゃならない作業で、まぁ難しいわな。
特に、難しいのがギャラである。
各クラブって、一体どうやってギャラを決めてるんだろう?

多分、色々査定の指標があると思うんだ。
昨季得点は何点だったか、アシストはいくつあったか、ドリブル突破や空中戦、および守備の勝率は各々いくらか、あと練習態度はどうなのか、などなど。
あるいは、optaデータのようなモノも参考にしてるかも。
主将や副主将なら、当然それに対する手当もあるだろう。

しかし、実際みんなギャラに相応しい仕事をできるワケじゃないのよ。
2016年、Jリーグではヤットの1億6000万がトップと言われてたが、じゃ昨季ヤットの個人成績がどうだったかというと、2ゴール5アシスト。
なんか、こうして表向きの数値だけで見ると結構ショボイ。
多分、パス成功率など細かい部分を見れば何かあるんだろうけど。

一方、表向きの数値が凄いなと思うのは小林悠だ。
昨季の個人成績は、15ゴール11アシスト。
これ、凄くない?
同僚の大久保は年俸1億で、15ゴール3アシスト。
憲剛も年俸1億で、9ゴール11アシスト(結果、リーグMVP)。
ちなみに小林の年俸は、3000万だったそうだ。
つまり、昨季はギャラ3倍の大久保と同じ数のゴールを決め、同じくギャラ3倍の憲剛と同じ数のアシストを決めたワケよ。
どんだけコストパフォーマンス良いんだ、って話さ。
当然、彼には他クラブから年俸1億数千万という条件でオファーが複数きた。
なぜか、彼はそれを蹴ったけど。
こういうの、あまりカネの問題じゃないのかな〜?
最終的に、今季川崎とは8000万という条件でサインをしたらしい。
それでも、まだ安いぐらいじゃない?

思うんだけどさ、絶対に無理な話にせよ、こういうサッカー選手のギャラを完全歩合制にしたら一体どうなるんだろうね?
シュート決めたら何円、アシストしたら何円、走行距離によって何円、みたいなのでギャラを全部後払いにする。
すると皆さん、ギャラを上げる為に個人プレーに走りそうだな(笑)。
やっぱ、やめた方がイイか…。

だけどさ、クラブだって株式会社なんだから、そりゃ搾取の要素は絶対にあると思うのよ。
ほら、芸能事務所とかそうじゃない?
ああいうところのギャラ支払いは、タレントさんによって給料制と歩合制に分かれてると聞く。
メチャクチャ売れててTVで見ない日はなく、CDも書籍もバカ売れしてるようなタレントさんに「儲かってるでしょ?」と聞いたら、「いえ、私は給料制だからあまり関係ないんです。給料は月々50万ぐらい?」というやり取りを見たことがある。
これ、いくら売れても事務所が儲かるだけで、このタレントさんは完全に搾取されてるだけ。
まぁ、今売れてても来年の保証はない世界だし、仕事あるなしに関係なく月々固定給を貰える方がイイんです、という理屈も一応は分かるけどね。
確かにシャルケの内田篤人なんて、ここ何年も試合に出ていない。
でも契約がある為、たとえ試合に出てなくとも2億5000万の年俸が支払われる。
これが完全歩合制なら、今ごろ内田はバイトだよ(笑)。

一応、Jクラブも【基本給+出場給+勝利給】という構成になっていて、部分的には歩合制の要素はあるらしい。
じゃ、よくメディアで出ている「◯◯選手は年俸◯◯円」というのは、果たして基本給の金額なのか、それとも全部込みのMAX額なのか、そこが私はよく分からない。
仮にMAX額だとすりゃ、試合に出てなければ年俸はどんどん目減りしていってしまう。
逆に基本給の額だとすりゃ、小林悠クラスの活躍をすれば億超えをするのか?
実際、どうなんだろうね。

私は、ある程度年俸は変動の部分を増やして、契約ひとつで全てを固定しない方がイイと思うよ。
契約は3000万だったけど、活躍したから今年は結果的に1億超えてたわ、みたいなのがイイ。
変動ボーナスが、固定年俸額を超えるぐらいの方がモチベは上がるんじゃない?
そうなりゃ、チーム内格差が今以上に広がるんだけど。
年間収入3億を超える人が出てくる代わりに、その分搾取される貧困層が必ず出てくる。
それはそれで、ちょっとキツイかな…。
2017/1/24(火)15:45

☆関西人
インサイドハーフ
柴崎のスペインリーグ移籍が本格化しているようだ。
クラブワールドカップのあの活躍を思えば、こうして海外から触手が伸びるのは当然といえば当然。
よりによってスペインからオファーがきたのは、やはり活躍した試合がレアル戦だったからだろうか?
「いきなりリーガ1部は難易度高くないか?」という見方もあるだろうが、私は悪くない話だと思う。

オファーしてきたラスパルマスというチームは、清武が所属するセビージャほどのレベルじゃないみたい。
ならば、柴崎でもレギュラー獲得は可能じゃないかと。
それに、フォーメーションが433というのがイイじゃないか。
私は、柴崎の適正ポジションは433におけるインサイドハーフだと感じている。
鹿島だと442(4231)なので、もともと彼の扱いがちょっと難しかったのよ。
特に最近の鹿島はボランチが小笠原+永木という先発が多く、押し出されて柴崎は2列目アウトサイドに起用されたりして。
で、終盤に小笠原を下げて柴崎をボランチに落とす、というのがありがちなパターン。
…なぜ、そんなメンドくさいことをいちいちするのかって、それは柴崎が中途半端な駒だからでしょ?
3列目センターでは守備力と体躯がやや不十分で、2列目アウトサイドではスピードと突破力がやや不十分。
つまり、柴崎はその2列目と3列目の中間、2,5列目センターみたいなところが一番しっくりくるのよ。
それはすなわち、インサイドハーフといえる。

日本って意外とこういう中途半端な選手、インサイドハーフっぽい選手がたくさんいるんだよね。
柴崎のみならず、柏木や大島、あと昨年MVPに輝いた憲剛もそうだろう。
しかし残念ながら、上記4名は誰も現時点で代表に入っていない。
それはハリルが2,5列目型より、もっとハッキリした2列目、3列目という仕事をMFに求めてるからだ。
だけど、よく考えてみてくれ。
香川なんて、ドイツではインサイドハーフじゃん?
あと、小林祐もそうだわ。
適性でいうと、あるいは本田や清武もそうかもしれない。

私は、敢えて代表を433にするのもありじゃないか、と思うけどね。
思えば、アギーレ時代は433だったし。
あの頃は紆余曲折の末、確かインサイドハーフは香川+柴崎、アンカーに長谷部という逆三角形がベスト布陣じゃなかったっけ?
当時、柴崎はMFとして香川よりも輝いていたと記憶する。
そう、彼は433でこそ輝く選手なんだよ。
海外ではセントラルMFやれるほど強くないんだし、またWGやれるほどの速さはない。
だから2,5列目、インサイドハーフ。
彼みたいな選手は、それしか道はないだろう。
…あ、柏木や大島にしても海外移籍するなら同じことだからね?
くれぐれも、433のクラブをチョイスするように。

2,5列目といえば、まず私は元祖として名波を思い出す。
フランス大会、彼はキーマンだったよ。
そして、続く日韓大会。
トルシエはボランチに守備専の戸田を入れ、稲本には2,5列目としての機動力を期待した。
結果、彼はチーム最多得点の大活躍。
基本、日本はMFがセンターの後ろから上がっていく動きこそ最大のキモなんだよね。
以降の中田英+福西、ヤット+長谷部も同じこと。
で、今のハリル代表は山口蛍+長谷部がファーストチョイスになってるんだが、私はこれがちょっと不満でさ。
当然この組み合わせだと、長谷部のタテにいく推進力に期待することになるけど、今彼ってクラブではCBだろ?
ベクトルが真逆じゃん。
そりゃまぁ、柴崎(or柏木or大島)+長谷部(or山口)じゃ堅さが不安なのも分かるにせよ、しかし後ろからタテにいく推進力を敢えて捨てるのは、「日本本来の良さ」を考えた時に果たしてどうなのかと。
で、妥協案として私は【インサイドハーフ+センターハーフ】、つまり行き着く先は433だと思うのよ。

まずは柴崎、スペインでインサイドハーフとして輝いてくれ。
話は、それからだ。
2017/1/23(月)19:40

☆関西人
カズの生き方、ヒデの生き方
続きね。

↓に書いた、カズと中田英寿の対談についてもう少し補足しておきたい。

その対談では、やはりカズに対して将来監督をやるつもりはないのか?三浦ジャパンの実現可能性はないのか?という質問が出ていた。
カズは、特に考えていないと回答。
とはいえ、世間はそれを許さないだろう。
なんせカズは、野球でいうと長嶋茂雄みたいな存在である。
日本サッカー界のシンボル。
いずれ彼が引退する日がくれば、絶対に協会は放っておかないはず。

一方、中田英はどうか?
彼にも同じく、今後監督をやるつもりはないのかという質問があった。
彼もまた、やるつもりはないと回答。
でもカズが長嶋茂雄だとすりゃ、中田は王貞治みたいなもんである。
本来なら、彼もまた放っておいてはいけない人物。
しかしながらカズは、「ヒデは協会に嫌われてるからなぁ…」と(笑)。
中田は、苦笑いしながら「誰も僕に話をもってこない」と語っていた。

何となく、みんな中田に対しては遠慮をしてる様子。
まぁね、もちろん気持ちは分からんではないけど。
気難しそうだし、近寄ることすら遠慮してしまう。
その対談にて、中田は自分を頼ってこない日本サッカー界に対する皮肉なのか、以前に協会が代表監督の人選で迷走していたことに対し、「僕は何人かオファーを受けてくれる有名な監督知ってたんだけど…」と語っていた。
あぁ、そうか。
中田って、欧州の人脈が凄いんだったね。
今でも普通にジダンなどスーパースターと繋がりがあるし、FIFAの幹部とも繋がりが深い。
妙な話である。
日本で最も国際的人脈を持ってる人物が、なぜか日本の協会とはほぼ繋がりを持ってない。
やっぱ、もったいないよな〜。

中田は、監督をやるつもりはないが、実はGM職に興味あると語っていた。
なぜ監督がダメなのかという点については、「ほら、僕って現場で選手と触れあうのが苦手じゃないですか」と(笑)。
カズは、半ばそれに同意していた。
彼が言うには、「ヒデは団体行動ができない、協調性がない」と。

中田は不思議な男だ。
昔から生意気なクセに、なぜかカズなど先輩方とは良好な関係を築いている。
チーム最年少だったフランス大会、今思うとあの頃が彼は一番うまいことチームにハマっていた。
逆に年長組に回ったドイツ大会の時なんて、後輩たちとの関係は最悪だったでしょ?
弟にはなれるけど、兄貴にはなれない。
彼は、そういうタイプなんだろう。
才能あったがゆえ、昔から飛び級で年上にばかり囲まれて育った経歴だからね。
兄貴になれない奴は、ちょっと指導者にはキツイかも。
たとえGMにしてもキツイ気はするが…。

基本、彼は日本人っぽくない。
パスひとつとっても、それは受け手の走力をすり合わて出すのではなく、あくまでゴールから逆算した合理的急所に出す。
受け手はそれに合わせろ、というスタンスさ。
チームプレーとして、ちょっとキツイよね。
あまりに一方的で、協力体制になってないじゃん、と。
で、それについてこれない選手は「◯◯を外してくれ」と監督に直談判したりしていた。
こういう人、あなたの職場に同僚としていたらどう思う?
まず間違いなく、職場で浮くよね。
陰口も叩かれるし、ちょっとシカトもされるかも。
しかしこれが外国なら、また反応は違うような気がする。
もちろん練習中に大喧嘩になるだろうが、逆にそこで白黒ハッキリさせちゃう感じ?
日本の風土は、そうでなく「和を以て貴し為す」。
その結果として白と黒は混ざり、グレーになる。
中田みたいな純度の高い合理主義者は、そのグレーに納得しないだろうね。
結果、彼は29歳で引退を決意した。

中田に近いキャラを今の日本で探そうとするなら、やはり本田ということになるだろうか?
しかし、全く同じではない。
なぜなら、本田は中田のように29歳で引退はせず、今30歳になっている。
ある意味、中田が歩んできた道をひとつ乗り越えたんだよ。
で、30歳の本田は20代の頃の彼と比べて明らかに性格が丸くなってきている。
もはや、鋭利なジャックナイフではない。
これ、私は良い意味の方で言ってるんだけど。

そうそう、中田はカズとの対談の中で、「カズさんも協調性ある方じゃないでしょ?」と自分の同類だと言ったんだ。
するとカズは、「俺は(お前より)協調性あるよ」と。
「じゃ、20代の時はどうでした?」
「あ〜、その頃は周りの言うこと聞きたくなかったな〜」
「でしょ?」
というやり取り。

逆にいえば、中田もあの29歳というターニングポイントさえ乗り越えれば、30代、またちょっと違うキャラ設定があったんじゃないかな?
あるいは、兄貴キャラにもなれたかもしれない。
かつてジャックナイフみたいだったカズですら、今となっては若い奴らから慕われる、典型的な兄貴キャラになっている。
やはりキャリアの積み重ねって、馬鹿にしたもんじゃないよ…。

中田は今、39歳。
あれから10年が経ったんだね〜。
あまりにもメディア露出が少ないので、今の彼がどんなキャラになってるのかもよく分からないけど。
だいぶ、変わったかな?
かつて兄貴と慕ったゾノは、キャラ設定が180度変わったけどね(笑)。
今の中田の願いは、ゾノが監督するチームのGMをやることだそうだ。
さて、いつになることやら…。
2017/1/23(月)0:06

☆関西人
トレーナー
今は、Jリーグのオフシーズン。
とはいえ、多くのクラブはそろそろチーム練習を始動している。
試合がないからって、意外と選手たちは長い期間休めないんだよね。

中には、チーム練習が始動する前から自主練をしている選手もいる。
たとえば、リーグ最年長のキング・カズがそうだよ。
彼は、来月50歳になる。
本来なら、監督になってなきゃならない年齢だ。
それでも現役で球を蹴ってるのは凄いなぁと思うが、しかし肉体的にはかなりキツイだろうよ。
試合には短い時間しか出ないから何とかなるにしても、問題は練習である。
部活をやってた皆さんはよくご存じだろうけど、試合と練習のどちらがしんどいかって、そりゃ確実に毎日の練習の方である。
何よりも走り込みがキツイ。
50歳は、本来ならそういうのに耐えられる年齢ではない。

ただ、カズは専属トレーナーをつけることでフィジカルの維持をしている。
専属の調理師もいて、食事は調理師の作った物のみ食べているらしい。
つまり、奥さんの手料理はほぼ食べない(笑)。
しかも別居(笑)。
もはや、家庭を捨ててるにも等しいよね。
だから週刊誌等には今まで離婚危機を何度も報じられてきたが、これはカズなりのプロ意識ゆえの生活スタンスだし、奥さんやお子さんも理解してのことなら別にイイじゃん?

ちなみに、カズの年俸は1000万〜1500万と言われている。
J2としては破格の額にしても、全盛期が億単位だったことを思えば大した金額じゃない。
後輩たちによくオゴる人だし、服にお金かける人だし、何より専属トレーナーや専属調理師など数名もいるという「チームカズ」のギャラ支払いはどうなってんの?
クラブ負担?
もしそうでなくカズの個人負担だというなら、上記の年俸は吹き飛んで確実に赤字になるよ。
まぁ、カズの場合はCMなど副収入があるから大丈夫なのかもしれないけど…。

で、彼についてる専属トレーナーというのがまた凄い人らしいのよ。
とにかくプロ意識が高いトレーナーで、その彼のお母さんが危篤の時にも「悪いが仕事があるので行けない」と家族に電話していたらしい(笑)。
何とかカズが説得して、無理にお母さんの元に行かせたらしいけど。
きっとカズがあくまで現役にこだわるのは、思うに彼個人の意識だけじゃなく、そういう「チームカズ」を背負ってるからこその話かもしれないね。
俺の為にここまで力を尽くしてくれるコイツらの為にも、俺は簡単に現役を諦めるワケにはいかないんだ、と。
クラブのことだけを考えれば、そりゃ自分に支払われてる1000万以上の金額を、若い戦力の獲得に使った方が有意義なのは間違いない。
おそらく、カズもそこは分かってないはずがないんだ。
だけど、彼は頑として後進に道を譲ろうとしない。
見方によっては、エゴイスト。
でも、そこがカズらしいじゃないか。
俺には優秀なスタッフがついてるんだ、だから俺にはまだまだ1000万以上の価値があるプレーができるんだ、ってね。

以前、テレビでカズと中田英寿が対談してる番組を見てたら、やはり話題は専属トレーナーの話になっていた。
中田もまた現役時代、カズ同様に専属トレーナーをつけていた選手だ。
彼のトレーナーもかなり優秀な人だったみたいで、その人は中田が引退後も欧州に留まり、近年ではイタリア代表やアーセナルのトレーナーとして活躍。
今は、イングランド代表にいるらしい。
スゲーじゃん?
その対談の中でカズと中田は、
「日本人のトレーナーって、優秀だよね。欧州がまだ知らないだけで、実際に彼らが日本人トレーナーの腕を知ったら…」
「選手以上にビッグクラブに行ける人たちが、たくさんいますよね」
「そうだよなぁ」
という会話をしていた。

そうか。
日本のフィジコって、実は世界に誇れるストロングポイントなのか…。
つまりカズが50歳で現役って、そういう日本の強みが顕在化してるという話なのかもしれない。
なんか、希望のある話である。
いずれ優れた日本人トレーナーを手腕を生かし、「コイツらのスタミナは何なんだ?」と世界を驚愕させるサッカーを見せていきたいもんだね。
2017/1/22(日)19:59

☆関西人
感性と計算
続きね。

芸人のコンビとは不思議なもんで、楽屋ではお互い一切会話をしないというし、プライベートでご飯を一緒に食べる機会もないというし、それどころかお互いのケータイ番号すら知らなかったりするという。
それは、単純に不仲というワケじゃない。
芸人の世界では、こういうのはむしろ普通のことなんだそうだ。

たとえそういう距離のある関係であっても、長く活躍をしてるコンビというのは相方へのリスペクトの気持ちはお互い必ず持っている。
夫婦同様、そういうのは照れもあって滅多に聞けない話だけどね。
たとえば、とんねるず石橋がこういう話をしてるのを私は聞いたことがある。

「お笑いの才能では、俺より憲武の方が上。
というか、俺は今でも憲武は東で一番面白い芸人だと思っている。
ただ、アイツは欲がないから…」

「松本人志という天才がいる時代にお笑いをやってるのは人災。
でも、とんねるずには木梨憲武がいる」

なんかさ、こういう発言を聞くと今さらだけど泣けるよね。
私は、なんとなく石橋は言わんとしてることが分かる気がする。
木梨は典型的な天才肌で、感性の人。
対して石橋は、どっちかというとロジカルな人、計算のたつ人だと思う。
「みなさんのおかげでした」で、私が好きなコーナーのひとつに「石橋温泉シリーズ」がある。
これは悩み相談のコーナー。
ここでは石橋が一切ふざけることなく、真摯に女性芸能人の悩みに回答してて、あまりにも的を射たアドバイスに思わず泣いちゃう女の子もいたよね(笑)。
あぁ、やっぱ石橋って頭のキレる人なんだな、ロジカルな人なんだな、と回答を聞いてて思い知らされる企画なんだよ。

そしてダウンタウンもまた、私は浜田ってロジカルなタイプだと思うのね。
松本が天才なのは誰もが認めるとして、浜田の凄さはツッコミのキャラ部分でしか語られてないのが何とも不満である。
彼の凄さはツッコミのセンスよりむしろ、その類い稀な計算能力じゃないだろうか?
有名な話として、浜田がMCをする番組は収録時間が短いことがよく語られてる。
60分番組なら、きっちり60分の収録で終わらせてしまう。
編集で切る、という作業を必要としない形のMCらしい。
もちろん雛壇芸人は自分の見せ場としてもっと喋りたいだろうし、できるだけ収録は長くやってほしい。
でも仕切る浜田は、そこをコントロールしてテキパキ進行してしまう。
そのやり方に、賛否両論はあるかと。
普通、撮れ高は多くしてオイシイところだけを繋ぎ合わせた方が番組のクオリティは上がる、と制作側なら考えるもんさ。
しかし浜田の凄いところは、たとえギリギリの撮れ高でも一定以上のクオリティをきちんと確保している、という点。
こういうのは、頭の良い人間、ちゃんと計算のできるロジカルな人間じゃなきゃ絶対にできない芸当だ。
浜田の一番の凄さは、まさにそこだよね。
だからこそ、松本という天才をちゃんと仕切って(並の人間では仕切れないはず)、今なおコンビを維持させられてるんだと思うよ。

つまり、とんねるずを見てもダウンタウンを見ても、最高のコンビとは【感性+計算】の組み合わせである。
両コンビを見るに、【感性】が木梨・松本で、【計算】が石橋・浜田。
浜田はMC能力にその計算スキルが見えるし、対して石橋はマーケティング能力にその計算スキルが見える。
どちらも、甲乙つけがたいコンビだと思う。
で、サッカーにおいてもこの組み合わせというのが絶対に必要だと思うんだよね。
みんなファンタジスタが大好きだから、【感性】の方ばかりを求めてしまいがち。
でも、そういう才能を活かすにはその隣に必ず、【計算】キャラが必要なのさ。

私が今の日本代表なんかを見てて、石橋的キャラ、浜田的キャラを感じるのは唯一、本田ぐらいだよ。
彼のプレーは【感性】に捉えられがちだけど、いやいや、キャラは明らかに【計算】の方。
発言を聞いてもかなりロジカルな人だし、今もクラブ経営などビジネスに参画してることからして、典型的ですらあるさ。
そのキャラゆえ、司令塔としてMCもできる。
きっちり計算して、雛壇を活かす。
「本田なんか要らね〜」と言う声は以前から多いものの、実際彼が外れた試合を見ると、仕切り役が不在でうまく回ってないと感じることが多々ある。
やはり【感性】の選手ばかり集めても、うまくいかないのよ。
たとえば、木梨憲武と松本人志を組ませてコンビの相乗効果はあると思う?

で、ちょっと心配なのはむしろ将来的なこと、ポスト本田のことである。
本田も今30歳、さらにミランでホサれてることもあるし、今後は右肩下がりになっていくのはほぼ間違いのないこと。
しかし【感性】の才能は若手にもどんどん湧いてきてる一方、じゃ本田のような【計算】の才能が若手に出てきてるのかって、それは全く感じない。
ポスト本田は、決してテクニックのニーズではなく、また体躯のニーズでもないんだ。
あくまで、彼がこれまでチームを引っ張ってきた、【計算】のニーズなんだよ。
2017/1/21(土)0:48

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