超VIP専用掲示板

過去ログ499 2016/8/15 14:09

☆関西人
手倉森さんの今後
協会の手倉森監督の査定は、予想外に高かったようだ。
負けたとはいえ、手倉森だからここまでやれた、と田嶋さんは語っている。
田嶋さんは、手倉森さんに協会残留を申し込んでいる様子。

今までのパターンを見る限り、五輪代表監督は五輪終了後に協会を離脱してJのオファーを受けている。
それまでは五輪代表監督兼、A代表コーチでもあったのだが、そのA代表も辞する形だね。
聞けば、関塚さんの時はザックが離脱をかなり惜しんだらしい。
ザックは、関塚さんをコーチとして信頼してたようだ。
とはいえ、ザックジャパンと関塚ジャパンは全く真逆のスタイルだったんだけどね(笑)。
さて、手倉森さんはどうするんだろうか?
A代表にコーチとして残留するか、それとも東京五輪を視野にU代表監督をやるのか、あるいは協会を離れてJリーグにまた復帰するのか。
難しい選択肢だ。

これまで五輪代表監督という「一国一城の主」だったのを、そうではないコーチという立場で協会に残留するのは、やはり微妙なもんだと思う。
だからこそ、今までみんな協会を去ったんでしょ?
とはいえ、協会としては今後リオ世代の登用を活性化する意味でも、手倉森さんに引き続きA代表閣僚でいてもらいたいはず。
見た感じ、ハリルジャパンと手倉森ジャパンにはコンセプトの差異がほとんどない。
今までは【ジーコ⇔山本】【オシム⇔反町】【ザック⇔関塚】、そのいずれにも少なからずコンセプトの差異があった。
今回はそこをクリアできてる分、手倉森さんに何とか残留してもらいたいんだよ。
話は、そんな簡単じゃないだろうけど…。
そもそも、監督とコーチって全く似て非なるモノだよね。
かたや一国一城の主、かたや主の配下。
やっぱ男なら、一国一城の主を狙うもんだよなぁ。

ちょっと話は変わるが、私は最近大河ドラマの「真田丸」にハマっている。
脚本が三谷幸喜さんだけに、やはり面白い。
この人の脚本はかなり独特というか、たとえば「本能寺の変」のような歴史的大事件をたった数分の描写で終わらせる一方、豊臣秀吉が主催した名護屋城でのかくし芸大会(コスプレ大会?)の描写にまるまる45分を費やしたりして(笑)。
一応主人公は真田幸村なんだけど、今のところ彼は何も活躍せずに右往左往してだけで、ただ歴史の激動を目撃するストーリーテラーにすぎない。
第一章の主人公は、草刈正雄演じる真田昌幸。
第二章の主人公は、小日向文世演じる豊臣秀吉(←これ、秀逸だった〜)。
秀吉は先週で亡くなったので、今後の主人公は内野聖陽演じる徳川家康と、山本耕史演じる石田三成になるだろう。

で、三谷さんは家康と三成の描写が実に秀逸なんだ。
家康は「五大老」のリーダー格、三成は「五奉行」のリーダー格。
この五大老と五奉行が何かといえば、今の時代風に分かりやすくいえば五大老が「永田町」、五奉行が「霞が関」といったところか。
家康が秀吉配下の大臣だとすれば、三成は秀吉直属のエリート官僚というイメージかな。

三成は頭がキレ、仕事ができる。
無表情で、マシーンみたいな男だ。
キャラは徹底した合理主義者で、無駄なことはしない。
仲間と馴れ合うのが苦手なのか、飲み会にも長居せずに早退するし、どうしても誤解されやすい性格といえよう。
ぶっちゃけ、人望はない。
ただし変な野心がなく、潔癖なほど豊臣家に忠実である。
合理主義者の彼が、病床の秀吉の回復を願って人知れず冷水をかぶる「願掛け」をしてたシーン、なんか私は泣けたよ…。
一方、家康はその真逆。
決して豊臣家に忠実ではない野心家で、ただし世慣れてチャーミングな性格ゆえ、妙に周りの人望がある。
飲み会、根回しが大の得意で人間関係に強い。
かなり、腹黒いタヌキだ。
両者はやがて関ヶ原で激突するんだが、結末は皆さんご存じの通り…。

やはり家康は、本質が一国一城の主なんだな。
そして三成は、本質が主ありきの有能のブレーンだ。
サッカーでいえば、【家康=監督】【三成=コーチ】ってことになるかと。
三成は、関ヶ原で「監督」の椅子に座るべきではなかった。
誰か大物監督を担ぎ上げ、自らはそのブレーンとして辣腕を振るえば関ヶ原は勝てたかもしれん。
やはり、適性ってあるもんだよ。

さて、手倉森さんは家康か?それとも三成か?
少なくとも、三成ではないだろ。
キャラが家康かは分からんが、仮にA代表コーチとして残留するにしても、次期A代表監督の座を虎視眈々と狙うスタンスだと思うよ。
関ヶ原は、着々と近づいている。
2016/8/15(月)14:09

☆関西人
リオ五輪、敗退決定…A
やはり短期決戦は、初戦こそが全て。
なのに、今回はその初戦で大コケした。

こういうので「日本人はメンタル弱いよね〜」と他人事みたく言うのは簡単だが、そう言ってる我々自身も「メンタル弱い」日本人なんだよね(笑)。
事実、言葉にせずとも「多分予選突破は無理でしょ…」と我々は大会前から思ってたワケで、我々ファンですらそうなんだから、当事者の選手たちもまた自信がなかったんだと思う。
どう見ても無理なのに、「俺たちは優勝を目指す」と言い切っちゃう本田みたいなメンタルの人間は決して多くない。
マトモな人間であればあるほど、自分たちの実力を客観視するがゆえに、やはり勝てない気持ちになっちゃうもんさ…。

よく出る意見として、「日本は弱いんだから弱者のサッカーを徹底的に突き詰めるべきだ」というのがある。
たとえば、それをして成功した事例が2010年の岡田ジャパン。
いわゆる「受けのサッカー」。
自陣ゴール前に闘莉王&中澤というパワー系を二人置いて、闘莉王には「上がるな」と仕込んでおく。
さらに、その鉄壁の前に阿部勇樹を置いてフォアも固める。
とにかく失点しないことを最優先にした布陣だった。

おそらく、初戦の手倉森さんもよく似た思考だったと思う。
ゴール前は植田&塩谷という対人に強い二人を置き、さらに遠藤航をアンカー配置して念を入れたんだから。
狙いは、失点をしないこと。
「受けのサッカー」、考え方は間違ってなかったと思う。
ところが、サッカーって分からんもんだね。
岡田さんの時と違い、この戦術は全くハマらなかった。
なんせ、1試合で5失点…。
ひとつに、岡田さんの時がハマったのは闘莉王&中澤というのが凄かったのよ。
あの二人がいてこその「受けのサッカー」だった。
残念だが、植田&塩谷はあの二人の域まで到達してない。
たとえ岩波を使ったところで、さほど変わらなかっただろう。

じゃ、どうすれば良かったのか?
結果論でいうと、受けるのではなくシコシコとフォアで詰めるべきだったんだ。
つまりDFラインとGKにあまり頼らず、FWとMF中心で守る。
そのやり方は運動量を要して消耗するし、暑さと過密日程を踏まえれば逆にリスキーかもしれない。
終盤、明らかにガス欠しそう。
だからこそ、最初のうちだけでも「受けのサッカー」で凌ごう、という考え方だったのかもしれない。
ロジックとして、その考え方は決して間違ってないと思う。

でも結果は、その「受けのサッカー」の段階でコケた。
あれほどに一対一でやられるとは、さすがに計算外でした。
で、2戦目から軌道修正。
やり方をもとに戻したんだね。
やっぱ442だ、最初からフォアに守っていこう、と。
それをやってみて、分かったことがひとつある。
これは選手全員の運動量が増えてバテバテになる戦い方といいつつ(だから避けたかったんでしょ?)、なぜか日本はそれに耐えられたんだよ。
実際は終盤消耗してたけど、しかしよく見ると敵の方がもっと消耗していた。
ああ、そうなのか、と。
ウチのストロングポイントは何かって、実は組織力云々以上にそこだったんだ。
暑いとか、中2日の過密日程とか関係ない。
意外とこのチーム、軽自動車ゆえ燃費は良い、ってこと。
あくまで結果論だが、我々は変に色々考えず、アジア予選同様にやった方が良かったのかもね。
ちょっと反省。

あと、誤算がもうひとつ。
日本の得点力は低いと思い込んでたが、実はそうでもなかった。
なんせ、3試合で7ゴールだ。
攻撃力、あるじゃん。
でもよく考えりゃ、もともとJリーグから欧州に輸出されるのは決まって攻撃の駒ばかり。
対して守備の駒は、ほぼ輸出されない。
と考えると、やはり日本って【攻撃>守備】なんだろう。
中島のようなクラブの控え選手、また矢島のようなJ2選手ですらその攻撃力が効いてるのを見て、なんか私は心強かったよ。

これらは五輪だけに限らず、日本の戦い方として今後の良いテキストになったと思う。
「日本のカタチ」が、少し見えてきた。
聞けば、手倉森さんは東京五輪までU代表監督続投が濃厚らしい。
それ、私は悪くない話だと思う。
2016/8/12(金)19:21

☆関西人
リオ五輪、敗退決定…
残念です。
1勝1敗1分けで勝ち点4、日本はグループリーグ3位で敗退が決定。
とはいえ、思ったほど後味が悪くない。
やっぱ、最後に勝って終わるのはイイよね。
それに、敗退は最初から覚悟してたこと。
1勝1敗1分けは、むしろ私の予想より良かったぐらいだ。

思い出してみてくれ。
つい3ヶ月前のトゥーロン国際。
あれがこのチームの実力を測る絶好の機会だったんだが、結果は皆さんご存じの通り。
パラグアイ、ポルトガル、ギニア、イングランドと対戦して、1勝3敗の勝ち点3。
4試合で3得点5失点。グループリーグで5チーム中4位。
普通にトーナメント進出を逃した。
もう、この時点で「五輪はダメだな」と多くの人たちが思ったはず。
あとはオーバーエイジに頼るしかなかったんだが、そのオーバーエイジもA代表のレギュラー格ってワケじゃなかったし。
おまけに、エース格の久保裕也が召集不可となる誤算。
これで期待しろ、という方がムチャってもんさ。
ところが意外や意外、負けたとはいえ3試合で7ゴールを奪うという極めて得点力の高いチームに変貌していた。
つい3ヶ月前のトゥーロンでは、4試合で3ゴールしかできなかったようなチームが、だよ?

特に最後のスウェーデン戦は、ようやく「らしい」戦い方をできた感じ。
やっぱ、ポイントは先取点だったんだなぁ。
先にこっちが1点を取って、あとは守備組織を固めながらカウンターで追加点を狙っていくのがウチ本来のスタイルなんだろう。
これを、ナイジェリアやコロンビア相手にもやりたかった…。
悔やまれるのは、やはり僅か2試合で7失点をしてしまったこと。
せめてあと1点、失点が少なければウチはグループリーグ突破をできてたかもしれないんだから。

【ナイジェリア戦】
4-5→勝ち点0
(失点をひとつ減らせば)
4-4→勝ち点1

【コロンビア戦】
2-2→勝ち点1
(失点をひとつ減らせば)
2-1→勝ち点3

どちらかひとつで良かったんだ。
7失点のうち1点減らすだけで、勝ち点は必ず変わってた。
特にポイントはナイジェリア戦。
やはり、5失点は酷い。
いくらフィジカル負けしたとはいえ、5失点はないよね。
今日、ちゃんとスウェーデン相手に守備をできてただけに、私はかえって悔しくなったよ。

なぜ、今日みたいな戦い方を最初からできなかったのか?
私は、自信の問題だったと思う。
3ヶ月前のトゥーロンでは強豪相手に全く歯が立たず、今月現地入りしてからもブラジル相手の練習試合では手も足も出なかった。
「あぁ、俺たちは弱いんだ」とヘコむよね。
だからナイジェリア相手にも、どこか怖々と対峙してるかのようだった。
自分たちの実力の無さを認めてるがゆえ、どうしても腰が引けちゃうワケだ。

ところが、そのナイジェリア戦で予想外に4得点できたもんだから、ヘコむ守備陣を尻目に攻撃陣の方はむしろ手応えを感じた様子。
続くコロンビア戦でも、攻撃陣だけは苦手南米相手に一歩も引かなかった。
あれには、さらに手応えを感じただろう。
変な話、試合を重ねるごとに反省が出る一方で手応えも出てきたワケよね。
で、総決算が今日の試合。
手倉森ジャパンは、最後の最後でようやく復活したといえる。
…遅いっちゅーねん(笑)。

ひとつ反省を言うなら、本番前の調整試合、自信を喪失させるほどの強豪とマッチメイクは避けた方が良かったかも。
強化としては良い経験に見えたけど、あれも両刃の剣ということか…。
勉強になった。
しかし、僅か3試合の間によく建て直したもんだよ。
そこは選手のみならず、監督の手腕もあったと思う。
個人的に、手倉森さんのことは評価したいね。
実際、今大会の7得点中3点は交替選手が取っている。
これは、彼の采配が冴えてた証拠。

ただ、ひとつ悔しいのは隣国が絶好調で決勝トーナメント進出したこと!
くそ〜!
ウチは仮にトーナメント進出できてれば、次の相手はまたブラジルだったワケね…(笑)。

まぁとりあえず、皆さんお疲れ様。
今後バッシングもされると思うけど、大丈夫、分かってる人たちは分かってるはずだから。
根性、見せてもらったよ。
2016/8/12(金)0:08

☆関西人
明日はスウェーデン戦!
コロンビア戦でひとつ嬉しかったのは、会場にいる観客の多くが日本を応援してくれたこと。
もともと、ブラジルという国は日系人も多くて親日らしいけど。
だけど、あの声援の意味はそれだけじゃない。
観客たちは、どこか日本のサッカーに対して好感を持ってくれた感じだった。
目の肥えたブラジル人のこと、日本のレベルが決して高くないのは十分に理解してただろう。普通、あり得ないようなミスをしてたし…。
それでも、本来はサッカーに人一倍厳しいはずの彼らが、ああしてウチを応援してくれたのは妙に嬉しいよね。

今大会、手倉森ジャパンは「取られたら取り返す」という戦い方を徹底している。
どうしても日本人目線では「ちゃんと守備をしろよ〜」と辛口になってしまうが、でも第三者目線では実に面白いサッカーなんだと思うよ。
たとえばボクシングでも、クリンチばかりの膠着戦よりドツキ合いの試合の方が断然面白い。
いやいや、つまんなくてもイイから結果を出すことが大事、という方が明らかに正論なんだが、でも私は今の手倉森ジャパンも意外と嫌いじゃないなぁ…。

ここまでの2試合で、ウチは累計6得点7失点。
…酷い(笑)。
じゃ、次の3試合目は一体どんなスコアになるのか?
うん、私の予想はね、期待を裏切って一転、ロースコアの展開になるんじゃないかな、と。
その根拠は、歴代の日本代表が実際そうだったから。

【トルシエ代表】
1試合目→2ゴール
2試合目→2ゴール
3試合目→0ゴール

【山本ジャパン】
1試合目→3ゴール
2試合目→2ゴール
3試合目→1ゴール

【反町ジャパン】
1試合目→0ゴール
2試合目→1ゴール
3試合目→0ゴール

【関塚ジャパン】
1試合目→1ゴール
2試合目→1ゴール
3試合目→0ゴール

【手倉森ジャパン】
1試合目→4ゴール
2試合目→2ゴール
3試合目→??

そう、3試合目で大量得点というのはまずないのよ。
大体は0か1、そのどちらかだ。
唯一の例外としては、アトランタの西野ジャパンかな。
彼らが3試合目でハンガリー相手に3-2だったが、ホントそれだけである。
普通、3試合目で前の2試合より多くゴールするケースはほとんどあり得ないんだ…。

ということで、実は次こそ堅守で勝負しなくちゃならない。
だって、これまでと打って変わって1ゴールが精一杯、という展開になるんだからね?
ならば、ここは何としても零封せねばなるまい。
さぁお待ちかね、今度こそ堅守の出番ですよ。
塩谷、植田、あるいは岩波に出番があるかもしれない。
彼らも、このままで終わりたくはないだろう。
失点をゼロにさえすれば、必ず勝ち点をとれるのがサッカーという競技である。
負けはなく、あるのは勝ちか引き分けだからね。
ウチは既に自力予選突破がないとはいえ、勝ち点ゼロでさえなければ突破可能性はあることを忘れちゃいけない。
ナイジェリアが勝つか、あるいは引き分けるかという条件の他力本願ではあるけど…。

普通に考えて、既に突破を決めてるナイジェリアはトーナメントの為にメンバーを落としてくる。
あるいは、怪我をしない為に手を抜いてくるかも?
しかし、そういうのは「常識的なチーム」がやることじゃん。
常識だって?
仮にもナイジェリアだぞ?
試合の数時間前に現地入りするほど、常識破りの国だぞ?
じゃ、次に思いっきり本気というのもあながちあり得ない話じゃないわな(笑)。

というワケで、頑張れナイジェリア!
くれぐれも、コロンビアにおカネで買収されないでね!
協会貧乏だから、ちょっと不安…。
2016/8/10(水)21:35

☆関西人
コロンビア戦
いや〜、素晴らしいゲームでした。
私としては、予想外。
ゴメンね、ぶっちゃけ私は普通に負けると思ってたのよ(笑)。
ところがどっこい、FIFAランク3位のコロンビア相手に互角以上の内容でドロー。
ブラボーですよ。

コロンビアが予想外に弱かった?
いや、それよりも日本が建て直したニュアンスが強い。
前戦ダメダメだった一部選手も今回は見違えるような動きをしてたし、これは今回頑張ったというより、前回が必要以上にアガってて実力を出せなかった、というニュアンスもあるんだろう。
ナイジェリア戦は「らしくない」戦い方だった。
今回のが、本来の日本ですよ。
「良くなった」というより、「取り戻した」という方が正しいだろう。

じゃ、なぜナイジェリア戦は今回みたいのをできなかったんだ?
それは、サッカーに限らず日本スポーツ界全体の問題なんだよね。
今大会、金メダル確実と見込まれてた日本人選手が立て続けに銅メダルで終わっているでしょ。
重圧による自滅?
うん、日本人は妙に生真面目だから、期待されればされるほど色々考えすぎてしまう…。

日本人の精神構造、ひとつ血液型性格分析で見てみようか。
日本の特徴は、世界平均と比べてA型のシェアが高いこと。
世界平均だとシェアNo1はO型なのに、日本のシェアNo1はダントツでA型なんだ。
これ、意外と日本人の大舞台における重圧負けに因果関係あるんじゃないかな、と。
大舞台であればあるほど、生真面目に色々考えすぎて迷っちゃう。

日本人と対極なのが、たとえばナイジェリア。
彼らは、試合開始の数時間前に現地入りするような無茶苦茶な境遇で、それでも意外にも普通だったでしょ?
日本人なら、絶対あんなのムリムリ。
なんせ、A型だから。
そのナイジェリアの血液型シェアはダントツNo1がO型で、なんと国民の52%がそうだという(ちなみに、日本は31%)。
でも、実はそれより上が南米だったりする。
たとえば本日対戦したコロンビア、ここは国民の63%がO型。
いやいや、それよりもっと上がいる。
たとえばサッカー王国ブラジル、ここは国民のO型シェアが驚異の100%!
まぁ、そういうことですよ。
サッカー上手い国ほど、実はO型主流ってことかも。

O型って基本、重圧に強い気がする。
逆に、A型って弱い気がする。
重圧に対する耐性の目安として、ひとつに国民の自殺率があると思うのね。
日本は、自殺率世界17位で18ポイント。
対して、ブラジルは世界112位で5,8ポイント。
ナイジェリアは、世界102位で6,5ポイント。
コロンビアは、世界117位で5,4ポイント。
じゃ、次戦に当たるスウェーデンはどうなんだ?
はい、スウェーデンは世界58位で11ポイント。
あぁ、良かった。
ちょっと数値が日本に近い分、何とかなるかもしれない(笑)。

それにしても、藤春のオウンゴールは悔やまれるね〜。
あれさえ無ければ、と誰しも考えるだろう。
あのプレーは、責められて当然。
だからブーイングはやむなしなんだが、でも私は、一部の人たちのブーイングを見てて思うことがあるのよ。
何かさ、こういうブーイングすることを妙に正当化して、「もっと日本人はブーイングすべき」とか「ブーイングしなけれな日本サッカーは成長しない」とか「ああいうプレーは南米ならサポに殺されてる」とか、そういう知った風なことを偉そうに言う人たちって結構いるでしょ?
そういう人たちに限って、タチの悪い侮蔑行為を正義のブーイングとして正当化してるんだよ。
ほとんど、ヘイトスピーチしてる輩とスタンスが同じなんだけど。
単なるウサ晴らしに、「日本サッカーの為」という大義名分を持ち込んでる?
あのね、まずアンタたちの罵詈雑言が日本サッカー界に貢献してることなんて事実は全くないから。
そこ、はき違えないでほしいんだよ。
ブーイングと罵詈雑言は、全く似て非なるモノです。
こういう人たちこそが何の罪の意識もなく集団のイジメに加担して、日本の自殺率の数値を押し上げてるような気がするのよ。
ちなみに、藤春の血液型はAだからね?
ああ見えて、意外と繊細なんですよ(笑)。
2016/8/9(火)0:58

☆関西人
ナイジェリア戦B
日本の5失点中、4点がG番のエテボという選手に決められていた。
エテボ、聞いたことのない選手だ。
ノーマークの伏兵である。

大体、日本の失点パターンはほとんどがコボレ球を詰められてるんだよな?
1点目は櫛引が弾いた球を詰められ、3点目は植田がクリアした球を詰められ、5点目は櫛引が足で蹴り出した球を詰められた。
全部、予期せぬルーズボール。
じゃ、球が偶然敵の方に転がった日本は単にアンラッキーだった?
いや、違うだろ。
ルーズボールを制する者は、試合を制する。
サッカーは、予期せぬ軌道の球に反応しなきゃならんスポーツだ。
これは軌道の問題ではなく、単にナイジェリアの方が素早くルーズボールを処理できた、というだけの話。

なんつーか、こういう反応の速さは「スピード」とは少しニュアンスが異なる。
浅野や藤春が50m5秒台とか、そういう身体能力の話じゃないのよ。
いわば、反射神経の話だろうか。
日本人は、想定内の軌道の球にはキチンと反応できるし、そこでは敏捷性、スピードも発揮できる。
要は、「脳」を経由する動きなら遅くはない。
だけど問題は、予期せぬ軌道に対して、である。
そっちは「脳」を経由する動きではなく、「反射」による動きだからね。
そういうのは、やっぱアフリカ系って速い。
対して、日本はノロい。

そこはDNAの違いだろう。
アフリカ人の先祖は、獣を狩ることで食糧を確保してきたはずだ。
野生の獣は、どういう動きをしてくるか全く読めない。
それを仕留めなきゃならないんだから、彼らは「脳」を経由しない「反射」による運動を常にやってきたんだと思う。
一方、我々日本人のご先祖様たちはどうしてきたのか?
これは以前にも書いたが、日本はアフリカのように広大な平地がない、森と山の地形ゆえ、どちらかというとアフリカ人がやるような狩猟は少なかったみたい。
森でドングリを拾う、海で漁をする、山で罠を仕掛けて小動物をとる、という感じ。
「反射」ではなく、あくまで「脳」を使って食糧を確保してきたんだ。
そういう民族としての遺伝子は、今さら簡単に克服できるもんじゃない。
日本人が獣を狩るようなサッカーをなかなかできないのは、一種の不可抗力。
我々は「反射」の劣りを素直に認めて、あとは「脳」でカバーするより他はないだろう。

昨日の試合、コロンビアもスウェーデンも見てたはずさ。
多分、彼らは日本の攻略法を見つけたはず。
「そうか。日本にはミドルを打ってキーパーに弾かせる。あるいは、ゴール前に放り込んで浮き球を競る。そうやってコボレ球が転がる状況さえ作れば、向こうはルーズへの対応があまり速くない」

ウチのGKは、中途半端なパンチングを避けるべきだね。
あと、DFも中途半端なクリアを避けるべき。
どう転ぶか分からない「狩りのサッカー」だとウチは勝てないだろうから、ウチはウチらしく「漁のサッカー」で臨むべきだろう。
まずは、しっかりと網を張ろうよ。
2016/8/6(土)18:42

☆関西人
ナイジェリア戦A
結局、ナイジェリアの遅刻騒動は何だったんだろうね?
手倉森さんは「罠だったかも」と語ってるが、さすがにそれはないだろう。
試合の僅か数時間前に現地到着って、それが意図した戦略だとしたらあまりにもハイリスク。
おそらく何かトラブルあったのは事実だろうし、チーム側がそれを受けて微妙にストライキをしたんだと思う。

ただ、こういうのナイジェリアにはよくある話らしい。
だから周りが心配するほど、当人たちは焦ってなかったっぽい。
現地に到着した選手たちには笑顔があったし、それほどストレス溜めたようには見えなかった。
何より、監督のコメントが何日か前と180度変わってるんだよね。
それまで待遇の不満をブーブー言いまくってたのに、なぜかブラジル入国直前に「協会はよくサポートしてくれた」と真逆の発言をしている。
はぁ?
多分、モメてたお金の問題が解決したんだろうね(笑)。
ギリギリまで粘った甲斐があった、ということ。
なんつーか、彼らはタフだよな〜。
ある意味でストライキに勝ったとも言える彼らは、むしろモチベが上がってたかもしれない。

で、モチベさえあれば、もともとアフリカ王者なんだから弱いワケがない。
ホント、彼らはモチベ次第。
キリンカップに来るアフリカ勢は毎回あまり強くないクセに、何かが懸かった大会では一転して強豪に変貌する。
今回は、勝利給の話にメドがついたんじゃないかな?
絶対コンディション悪いクセに、かなり頑張ってたもん。
とはいえ、日本にとって勝てない相手じゃなかったよな。
先日のブラジルには「絶対勝てない」と思ったけど、今回は試合のコントロール次第で実は何とかなったんじゃないかと。
だって、終盤は向こうの方が足止まってたじゃん。
守備は、ブラジルより明らかに下だった。
だからこそ、ウチの5失点がホント悔やまれる。

まずは、守備の建て直しだね。
今回は両サイドバックがアキレス腱になってたから、次は塩谷を右にして左を亀川にしてみるのもあり。
となると、岩波がスタメンになりベンチにCB控えがゼロになる。
それはマズイか。
一応、遠藤は中盤にいるけど。
結局、室屋+藤春でいかざるを得ないのかな…。

オーバーエイジがあまり機能しなかった流れは、やはりアテネ五輪に酷似している。
あの時も曽ヶ端が戦犯となり、期待の小野もまた不発だった。
実は高原も呼ばれてたが、突如召集がダメになったのは今回の久保とよく似た流れだし。
結局、そのアテネで評価を上げたのは、大久保であり、松井であり、石川であり、田中達也だったのよ。
だから今回は、南野、浅野、大島あたりに期待すべきかな?
中島は、いっそ田中達也的にジョーカー起用すると再生するかもしれん。
とりあえずGKは、次は中村でいってほしい。
それは櫛引がダメという意味じゃなく、5失点したGKは精神的に次で敵を威圧できないと思うから。

システムについては433を悪く言う人が多いけど、私は言うほど悪くなかったと思う。
事実、途中から442に変えて何かが改善したかって、そうは見えなかったし。
それより、あの布陣の1TOPで球をキープしてた興梠はさすがだな、と。
あと、南野。
ウィングであるはずの彼が433では実に神出鬼没で、なかなか効いてたと思う。
まぁ、彼が動くから右SBは、いつもより守備負担が上がったかもしれんが…。

当初のプランは、433で70分ぐらいまで凌ぐつもりだったと思う。
それが想定外で2点差にされ、手倉森さんは早い時間帯に【原川→浅野】。
後だしジャンケンの結果論だが、ここで敢えて動かないという手もあったよね。
プランはナイジェリアの消耗待ちだったんだから、あの場面は堪えて動かない方が結果的に後半1失点で抑えられた可能性もあったのでは、と。
で、相手の足が止まった終盤に浅野・武蔵の5秒台コンビを固めて投入、怒濤の3得点で逆転。
失敬、こんなの終わった後には何とでも言えるわな(笑)。
2016/8/6(土)12:31

☆関西人
ナイジェリア戦
ナイジェリア戦、今録画を見終えました。
4-5ですか…。
負けるにしても5失点はビックリだし、また同時に4得点にもビックリ。
手倉森ジャパンって、本来は守備を辛抱強く粘って僅差で勝つのがスタイルじゃなかったっけ?
どっちかといえば、この世代は岩波&植田を中心にした守備が看板だと思ってたんだが…。

この試合を見てて、私が何となく思い出したのは2004年アテネ五輪、山本昌邦ジャパンである。
あのチームも、本来は守備が看板だったでしょ?
DFには闘莉王、茂庭、那須、徳永、駒野がいた。
守備的MFには今野、阿部がいた。
これだけの人材が揃ってて、初戦のパラグアイ戦は3-4。続くイタリア戦は2-3。失点しまくりだったのよ。
最後のガーナ戦だけ1-0で勝ったんだが、これは後にガーナ側が八百長を自供したので、ノーカウントにします…。
とにかく、アテネ五輪は大量失点の大会だったのよ。
ただし、大量失点しながらも点差は毎回僅かに1。
つまり、一方で大量得点もしてたワケね。
日本が堅守のパラグアイ相手に3得点、さらにイタリアにも2得点。
ずっと守備が看板だと思ってたチームが、結果的にはその守備が通用せず、代わりに悲観してた攻撃の方が逆に通用してしまったというのが面白いね。

これ、流れ的には今回も全く同じ。
塩谷や室屋など、もともと一対一が強いとされてた選手が、なぜか今回は一対一で完全に負けていた。
いくら組織を鍛えようとも、露骨に一対一で負ければそこから組織は脆くも崩れる。
あれは彼らの能力の問題というより、慣れの問題じゃないだろうか?
ナイジェリアの選手が少し切り返しただけで、簡単に裏を取られていた。
多分、あまり今まで経験してないタイプのクイックネスだったんだと思う。
まぁ、アテネ五輪の守備陣も大会後にはあれほど伸びたことを思えば、ここでチンチンにされたことは長い目で見ると財産なのかもしれない。

あと、攻撃陣について。
先日のブラジル戦と比べれば、かなり良かったと思う。
ちゃんと繋いだのが良かったね。
意外と大島が効いてたよ。
負けたとはいえ、無得点で負けるのと4得点で負けるのとでは、気持ち的に後者の方が絶対マシ。
試合後、インタビューを受けてた浅野は負けた割に良い表情をしてたんだ。
あぁ、コイツ次もまた得点するんじゃないかな、と思った。
アテネ五輪の例で見ても、パラグアイ相手に3点取った攻撃陣は次のイタリア相手にも2得点をしたんだ。
大丈夫、次も点は取れる。
むしろこうなった以上、5点取られたら6点取る、という開き直りのスタンスに切り替えてみたらどうだ?

私は、まだ諦めてませんよ。
2016/8/6(土)0:21

☆関西人
明日はナイジェリア戦だが…A
明日の手倉森ジャパンは、いつもの442ではなく433で臨むというプランが濃厚。
遠藤をアンカーに置く布陣だ。

・・・・興梠
中島・・・・・・南野
・・大島・・原川
藤春・・遠藤・・室屋
・・植田・・塩谷
・・・・中村

大まかには、こんな感じだろう。
原川のところは、矢島かもしれないけど。
しかし遠藤をアンカー起用する案、私は賛成である。
彼はボランチというより、持ち味がフォアリベロだと思うから。
ただ、この布陣の課題は前線が孤立してしまうこと。
特に、かなりの確率で1TOPの興梠が孤立してしまう。
これが442ならば2TOPの相棒、4231ならばトップ下が興梠をフォローできるメカニズムだが、433だと興梠の位置から大島と原川(インサイドハーフ)は遠いし、南野と中島(ウィング)もサイドに張っていて遠い配置である。
よって、いくら興梠にキープ力があろうとも、やはりフォローがなければ敵に寄せられて潰されてしまいがちなんだ。

さて、この問題をどうすべきか。
私の持論は、昔から変わらない。
南野と中島をサイドに張らせず、センターに寄せればイイんだよ。
つまり、彼らをウィングではなく2シャドーとして使う。
仮にそうするとして、一体何か不都合が生じるのか?
うん、敢えてひとつ不都合を挙げるなら、それだと守備ブロックが今までの機能と違ってきてしまう。

まず守備の基礎として、守備ブロックとは4+4の2ラインで形成をするものなんだ。
それは442だろうが4231だろうが、基本は
WG・MF・MF・WG
SB・CB・CB・SB
という8人で自陣に網の目を組む。
ポイントは、FWやトップ下と違って、WGはブロック形成に参加しなくてはならない大事な守備要員であるということ。
そう、中島も南野もWGをやらされる以上はサイド守備をサボることができず、ある程度サイドに張ることが常に要求されてるのよ。
じゃ、彼らをサイドの守備要員と仮定して、433の場合のブロック構成を想定してみようか。

-中島--大島--原川--南野
藤春-植田-遠藤-塩谷-室屋

多分、遠藤が最終ラインに吸収されて、4+5の9人ブロックが形成されると思う。
9人ブロック?
じゃフィールドプレイヤーは全部で10人だから、ブロック外の選手はFW興梠、彼一人になるというワケね?
これ、興梠キツイだろ〜。

よって、私は9人ブロックに否定的な立場。
後ろに人数かければ堅く守れるかって、そう甘くないことはブラジル戦でよく分かったでしょ?
だから、私は433でこそ4+3の7人ブロックを作るべきだと思うんだ。
具体的には、

藤春-大島-原川-室屋
--植田--遠藤--塩谷

という形。
そう、中島と南野を敢えてサイドのブロック要員から外す。
そして彼らを興梠の傍に寄せて、

・・・興梠
・中島・・南野

という1TOP2シャドーのトライアングルを4+3ブロックの前に残す。
これが大事。
ほら、ブラジル戦でもせっかく日本が球を奪ったのに、前線のターゲットが興梠しかいない→無理矢理興梠にフィード→ロスト、というシーンがやたら多かったでしょ?
あれを何とかしなきゃ。

でも、4+3ブロックは薄すぎないか?と思う人もいるだろう。
それは確かに。
でも、せっかく日本の最終ラインには植田・塩谷というスピード自慢のCBがいるワケじゃん。
塩谷はもちろんのこと、植田にしても本来のストロングポイントは高さの方でなく速さの方だと思う。
じゃ、彼らのスピードをスペース(両脇)のカバーに利用しない手はない。
あと、ブロック形成で敢えて藤春を1列前に上げてるのがミソ。
彼は守備が上手いワケじゃないにせよ、たとえ抜かれても後ろに猛追できるだけの俊足がある。
彼の脚を守備に生かすには、敢えてブロック配置から1列前にする方がイイのさ。

この布陣、ポゼッション時には↓のイメージ。

・中島・興梠・南野
・・・・大島
藤春・・原川・・室屋
・・・・遠藤
・・植田・・塩谷
・・・・中村

大島を前に上げたいね。
で、興梠と中島と南野は敢えて配置を固定せず、神出鬼没にすればイイ。

浅野は、敢えてジョーカーとして温存する。武蔵も同様。
試合会場は蒸し暑いらしいから、さすがに試合終盤には両チーム足が止まってくるだろう。
そこに、やたら足の速い浅野や武蔵が
入れば向こうも手を焼くはず。
投入はラスト15分でイイよ。
そこまで、きっちりブロックで守り抜くこと。
それも4+5ブロックでなく、4+3ブロックでね。
2016/8/4(木)22:23

☆関西人
明日はナイジェリア戦だが…
敵国ながら、ナイジェリアには笑ってしまう。
現時点、まだブラジルに到着してないらしい。
おいおい、どうすんのよ?

一説によると、飛行機のチケットを取るのに彼らは三回失敗し、四回目の飛行機は「狭すぎる」とキャンセル。
五回目の便は試合当日の早朝で、到着は試合の四時間前になるという。

え〜っと、どこからツッコめばイイかが分からない(笑)。
まず、何で飛行機のチケット取るのに何回も失敗すんの?
おまけに、このシチュエーションに狭いという理由でキャンセルをする神経が全く理解できないし。
まさか、これって日本に対して仕掛けた高度な心理戦なのか?
と疑わざるを得ないほど、かなりナイジェリアの行動は異常である。
もはや、「時間にルーズ」という範疇ではないよね。

そして出てくる噂も、カネに絡んだ話ばかり。
代表監督サムソンシアシア氏の談話。

「我々はアトランタで苦しんでいる。
トレーニングキャンプに入ってから、我々は何の資金も受け取ることができていない。
そして、私は過去五ヶ月にわたって給与を受け取っていない。
我々は試合をプレーしないと国に脅しをかけているわけではない。しかし、政府は我々を助けなければならない。
オリンピックが終わってしまう時が来ていると思う。我々のお金が支払われなければ」

どうやらナイジェリア協会は、ガチでお金がないようだ。
今回の飛行機の件も、チケットを買うお金がなかったという説もある。
また、オーバーエイジのミケル(チェルシー)が自腹を切って全員の渡航費を出したという報道もあった(本人は否定)。
また、少し前にはお金が払えないのでユニフォームがNIKEから届かない、という報道もあった。
また、あまり関係ない話かもしれんが、先々月の8日に元代表監督のステファンケシ氏が心臓発作で死亡。
その三日後の11日にも同じく元代表監督のシャイブアマディ氏が心臓発作で死亡。
偶然とは思えない連鎖に、「デスノート」疑惑が浮上してきている(笑)。
ちなみに、協会はシャイブアマディ氏の給与も未払いだったようだ。
これ、怪しくね?
ナイジェリアに「デスノート」はないにせよ、今でも黒魔術の呪術師は数多くいるみたいだからね。
この先、協会に喧嘩を売ったサムソンシアシア氏が心臓発作で死なないことを切に願う。
それより先に、ブラジルに向かう彼らの飛行機が墜落しないことを切に願う。

もともとナイジェリアの代表監督はよく替わるんだが、じゃ新しい監督を面接しようと思ったところ、その監督に来てもらう交通費・宿泊費を協会が準備できず、結局Skypeで面接した、という逸話があるのよ。
もはやナイジェリアの貧乏ネタは、すべらない話の域に到達しつつある。
半分、選手たちも面白がってたりして。
でもさ〜、誰かお金貸してやれよ〜。
この調子だと、2018年ワールドカップもロシアまで徒歩or自転車で行くことになりそうじゃん?
2020年東京五輪は、多分イカダで来るだろうね。
遭難せず、無事に着くかどうかは怪しいけど…。

それにしても、ナイジェリアに比べればウチは恵まれてるわ〜。
だって、専属シェフまでチームに同行してるんだし。
協会の手厚いバックアップに応える為にも、まずは初戦、ナイジェリアに勝つべきである。
ところで、ナイジェリアはユニフォーム準備できたのか?
苦労してブラジルに着いたはイイが、ユニフォームがないので全員が半裸で会場に現れて、そうなれば審判はいきなりイエローカードを出すだろう。
「いや、でもマジでユニフォームがまだ届いてないんですよ」
→審判、2枚目のイエローカードを出す
→ナイジェリア、全員が退場となる
→すなわち、日本の勝利
というオチはどうかな?
楽しみ〜(笑)。
2016/8/4(木)19:06

☆関西人
待望のバガボンド
ようやく手倉森さんは久保の召集を諦め、バックアップメンバーから鈴木武蔵をチームに迎えた。
ここまでギリギリ粘るとは、手倉森さんの中ではよっぽど【久保>武蔵】だったんだろうなぁ。
武蔵、微妙にヘコんでたりして…。

メディアは、この遅れたチーム合流を巌流島の戦いにおける宮本武蔵の「遅刻」になぞらえて、逆にゲンが良い流れにしようとしている。
いやいや、敵のナイジェリアはもっと遅刻してるんですけど(笑)。
一説によると、現時点まだブラジルに到着してないとやら?
いっそ試合当日になっても姿を現さず、日本の不戦勝になればイイのに…。

さて、巌流島の対決。
といっても、猪木vsマサ斎藤じゃないよ。
宮本武蔵vs佐々木小次郎、本家の話である。
武蔵が試合にわざと遅刻したってのは、どうやら後世の創作らしいね。
ついでにいうと、必殺技「燕返し」を操る天才剣士・佐々木小次郎のキャラ設定も全部創作っぽい。
もちろん、聾唖の美少年って設定は井上雄彦先生の完全な創作。
つーか、巌流島の対決に限らず、吉岡一門70人以上の門下生相手に斬り合いをして勝った、ってクダリもどうやら創作っぽいよ。
なんだよ。全部フィクションなら、武蔵って強かったかどうかすら怪しいじゃん(笑)。

ただね、私は武蔵って実際に強かったと思うのよ。
生涯に60回ほど試合をして一度も負けなかった、というのは怪しいにしても、しかし【負け=死】という試合を何度も経験して死なずに天寿を全うしたのは、彼が強かったと考える方がむしろ自然。
とはいえ、一体彼は誰に剣術を教わったのか?
普通、剣術には流派があって、大体は師匠についてそれを学ぶものだと思う。
だけど、彼を描いた漫画やドラマでは彼の師匠が出てこない。
大体は、実戦(ストリートファイト?)の中で自分オリジナルの流派を作っていったかのような物語になっている。
このへんも、真実は解らない。
しかし仮にそうなのだとしたら、武蔵って凄い人だよね。
コーチもおらず、ひたすら我流で連戦連勝。
そんな奇跡、彼はなぜ起こせたのか?
やはり、天才だったのか?

私は、武蔵の強さの根拠って、剣術の技能ではなかったと思う。
どっちかというと、フィジカルだよ。
武蔵の身長は史料に6尺とあり、1尺=30.3cmとすると30.3×6=181.8cm。
これ、デカイよね。
当時、日本の成人男子平均身長が155cmと言われてるから、そこに180cm以上なんて巨人である。
当然、リーチが違う。
武蔵といえば二刀流が有名だが、それは実戦ではほぼ使わなかったらしく、実際に彼が使った刀は多くが長かったらしい。
想像しただけでもリーチのある武蔵が長い刀を使えば、そりゃ技能云々以前に普通に強いでしょ。
ちょっと剣豪ファンタジーを打ち砕いてしまうかもしれんが、やはり武蔵の強さの根拠はその恵まれた体躯にこそあったんじゃないの?と。

で、鈴木武蔵に話を戻そう。
彼もまた、体躯の人である。
ざっと、手倉森ジャパン攻撃陣の身長を見てくれ。

武蔵→185cm。
興梠→175cm
浅野→171cm
南野→174cm
中島→164cm
矢島→171cm

この攻撃陣(久保ですら178cmだった)の中で、やはり武蔵のリーチだけは群を抜いている。
この補完は、結果的に悪くない効果を生むと思う。
でもって、高さ(垂直跳び90cm)と速さ(50m走5秒9)の二刀流でしょ?
私は、期待したいなぁ。
しかし、残念ながら宮本武蔵がナイジェリア人と試合したという記録はない。
彼なら、自分と同等の体躯、同等の身体能力の敵相手にはどうやって挑むのだろうか?
一回、「バガボンド」を読み直してみよう。
2016/8/3(水)23:50

☆関西人
保守回帰
一昨日に東京都知事選が終わり、結果は小池百合子さんが新都知事に決まりました。
この人、元キャスターだけあって64歳にしてはなかなかの美貌。
今月のリオ五輪閉会式、オリンピック旗の受け取りセレモニーで彼女が壇上に出るんだけど、きっと国際メディアは「美しすぎる知事」として注目するだろうね。
少なくとも、ハゲの舛添さんよりは間違いなくステージ映えするし(笑)。

東京都知事で女性は史上初なんだそうだ。
最近、国際社会でも女性政治家が目立つようになってきてる。
おそらく、米国の次期大統領はヒラリークリントンになるだろうし、英国の首相は最近女性になったし、ドイツのメルケル首相は相変わらず元気だし、アウンサンスーチーも元気だし、朴槿恵は元気かどうか知らんけど、とにかく女性のリーダーが増えてきてるのは紛れもない事実。
聞けば、日本の内閣総理大臣も安倍さんの次は稲田朋美さん(自民党政調会長)が有力とのことで、ひょっとして東京五輪は稲田+小池の女史2TOPでやることになるかもしれない。

とはいえ、小池さんが人気ある人だから選挙に勝てたというワケでもないように思う。
どっちかというと、消去法で当選したパターンだろ。
実際、増田さんはあまりにも知名度が低かったし、鳥越さんは文春が報じた女性問題がダメージだった。
それと私が意外だったのは、ネット上で鳥越さんに対するネガティブキャンペーンが大規模に張られてたこと。
あの動き、一体何だったんだろう?
鳥越さんは正直あまり喋りが上手い人じゃないので、テレビの討論企画などでは他の候補者より見劣りしたのは事実だ。
なぜか、喋れば喋るほどアホっぽく見える。
で、ネットの動画サイトでは彼のアホっぷりが毎日のようにアップされてて、あれは選挙活動に相当なダメージがあったと思う。
いわゆるネット右翼ってやつが、リベラル色の強い彼を仮想敵に設定したのかもしれない。
結果として、日を追うごとに彼の支持率は落ちていった。
これなら、まだ石田純一の方がマシだったか…(笑)。

しかし、怖いね〜。ネット民のリベラル叩き。
「平和」とか「護憲」とか「平等」とか綺麗ごとを言う奴に対して、ネット民は徹底的に噛み付いてくる。
これは、ベッキーが徹底的に叩かれたのと同一のメカニズム。
まだ、ヒールを自覚してる分だけドナルドトランプの方が全然マシ、という時代なのかも。
そうそう、最近ネットの世界では、財務相・副総理の麻生太郎氏が結構人気なんだよね?
この人も首相時代は、トランプ並みに失言するタイプだったのに…。
しかし今では彼の国会答弁や演説が動画サイトに多数アップされてて、不思議とネット民から絶賛されている。
というか、改めて見ると彼は演説が上手いんだよ。
さすがは吉田茂のDNA。
ひょっとして、次期総理は麻生氏になるのか?
「ネットを制する者は選挙を制する」という最近の流れを踏まえれば、あながち有り得ない話でもない。

あと、最近は田中角栄ブームみたいだね。
書店では角栄のコーナーが特設されてるという。
少し前までは悪徳政治家の最強ラスボス格として敬遠されてきた彼が、ここにきて再評価?
さっきの麻生氏もそうだし、あとドナルドトランプもそうだし、これは懐古主義、古いモノ再評価ブームなんだろうか?
古いモノに価値を感じなかった昔と異なり、今は逆に新しいモノにこそ薄っぺらさを感じる時代。
特に先進とされるリベラルにこそ、とりわけ薄っぺらさを感じるとでもいうべきか…。

変な話、このへんはサッカーもまたシンクロしている。
近年の3バック復権しかり、また最近では少し442が復権。
シメオネのアトレティコ、あとプレミア制覇したレスターもそうでしょ?
Jリーグ1stを制した鹿島もしかり。
必ずしも、433の進歩的リベラルフットボールばかりが正義ってワケでもないのね。
↓にも書いたけど、サッカーには右(保守回帰)と左(進歩的リベラル)の2軸があって、みんなその2軸間を右往左往してるのよ。
私は、近年左に大きく振った反動から今の時点でやや右への揺り戻しがきてると思う。

日本的にいうと、右が体育会系(根性とフィジカル)で、左がクラブユース系(テクニック重視)。
今の手倉森ジャパンがどっちの軸に寄ってるかは判断が難しいところだが、大会前にブラジル戦なんかを経ると「あぁ、ウチは左で勝負してもアカンな…」となる。
多分、本番はかなり右寄りでいくと思うよ。
俺達はヘタクソなんだから、敵より沢山走らなきゃダメでしょ、と。
右軸とは、すなわち岡崎軸。
じゃ左軸は、宇佐美軸ということにでもしておこうか。

ちょっと、チームの左ベクトルを担う大島あたりが心配だね。
上記のように保守の権化ともいえるネット民ってやつは、負けるとすぐさま左を目のカタキにして叩きそうだから。
喜田を呼ぶべきだった、とか普通に言ってくるだろう。
私は政治的には右のスタンスだが、ことサッカーに関しては左のスタンスゆえ、つまらん極右論調には徹底して戦おうと思うけど…。
2016/8/2(火)8:28

☆関西人
イケるぞ!手倉森ジャパン!A
前評判が良くなかったチームが、本番では思わぬ快進撃をした例のひとつが2010年の岡田ジャパンだ。
大会前の4試合、なんと4連敗という最悪の戦績だったからね…。

で、岡田さんの凄いところは、その4試合で一度も試したことのない布陣を本番にぶつけてきたこと。
あれ、ぶっつけ本番に近かったよね?
MF本田の1TOP起用、エース俊輔を使わず大久保+松井の両翼、阿部を加えた3ボランチ。
こんなサプライズ布陣、大会前に一体誰が予想したことか。
秘策とか、そういうのではなかっただろう。
むしろ、4連敗という救いようがない惨状があったからこその開き直りだと思う。

ひょっとして、手倉森さんもそういうのあるんだろうか?
今までは442、4231、あとブラジル戦は433もやってたね。
だけど私は見てて、実はこのチームって352が一番イイんじゃないか、と思ったりした。

まず、ボランチの問題。
ブラジル戦で、ビミョーに評価を上げたのが大島だと思う。
彼が入った後半から、多少は球が回るようになってきたからね。
という書き方をすると【大島>原川】のようだが、案外そういうワケでもない。
前半の原川のプレーを見てると、実は言うほど悪くなかったから。
彼は球をさほど失わないし、あとパスセンスは少なくとも相棒の遠藤より上である。
基本、上手いんだよ。
だから私は、2ボランチに【大島+原川】という組み合わせもありなんじゃないか、と。

じゃ、遠藤は控え?
いやいや、彼は最終ラインのレギュラーとして起用したい。
浦和と同じく、3バックの真ん中でね。
彼の真の適正ポジションは、ボランチというよりはフォアリベロの方だと思う。
このふたつは似てるようで、ちょっと違うから。
そして、彼がリベロとしてフォアに出るディフェンス機能を果たせるなら、その機能を担保として2ボランチを攻撃的にできる。
そう、大島か原川のどちらかをオーバーラップさせて、前線に絡めることができるんだ。

付け加えると、3バックの利点は塩谷の持ち味を最大限発揮させること。
彼、広島では3バックの右を務めている。
彼を活かすなら、やはり慣れた役割がイイだろう。
フォーメーションとしては、↓の形をイメージしてくれ。

・・興梠・・◯◯
藤春・・◯◯・・室屋
・・大島・・原川
・植田・遠藤・塩谷
・・・・中村

◯◯のところは、色々選択肢がある。
久保、浅野、南野、中島、矢島などなど。
どの組み合わせがベストかは解らんが、とにかくブラジル戦を見て思ったのは、前線にタメを作らなきゃ攻撃は形にならないということ。
で、タメを作るには
・・興梠・・◯◯
・・・・◯◯
という逆三角形▽が一番機能しやすそうでしょ?
△よりもね。
そしてセンターでタメを作ってこそ、藤春や室屋のサイド攻撃、ならびに大島や原川のオーバーラップを誘導することができる。

どうかな?今さらの352。
ブラジル戦では速攻カウンターが基礎戦術だったようだが、それは正しいベクトルとしても一発前線フィードがうまく繋がらないことは嫌というほど理解できた。
やっぱ日本って、速攻にしてもある程度は繋がないとチャンスにならないのよ。
その際、カギを握るのは前線のキープ、そしてサイドのオーバーラップ、そしてボランチのオーバーラップ。
その三点を最も有効にリンクさせるフォーメーションって、私は352だと思う。
2016/7/31(日)23:53

☆関西人
イケるぞ!手倉森ジャパン!
練習試合のブラジル戦。
相手はネイマール擁する優勝候補のブラジル、しかも彼らにとってはホーム試合。
この負けは、まぁ当然だったと思う。

よくブラジルなんかとマッチメイクできたもんだな、と感じるだろうが、でも彼らにとっては日本ぐらいが一番都合の良い相手なのよ。
だって大会直前の調整試合は、格下相手に勝って良いイメージを作るのがひとつのセオリーだからね。
今まで日本代表も、大学生やアマチュア相手に調整試合を経てから大会に臨むパターンが多くあった。

今回の結果をもって、ブラジルはともかく日本が良いイメージで大会に臨むことはまずない。
でも、強豪とやる感覚を選手全員が掴んだのは良い経験さ。
一層、気を引き締めることになったでしょ。
以前、確か06年のドイツ大会の時だっけ?
大会直前の調整試合で日本(ジーコ代表)は地元ドイツと対戦し、なんか知らんけど互角以上の大善戦をして当時は皆大喜びしたんだけど、あとになって思えばあの調整試合こそがウチのピークだったんだよね(笑)。
あそこで力を使い果たした感じ。
痛恨の調整ミスだった。
だから、こういう直前の試合、70%ぐらいで流すのがちょうどイイのさ。
実際、今回のブラジルは70%ぐらいだったかと。
じゃ日本はどうだったかというと、結構本気だったと思う。
「いやいや、ここで力使い果たしたら元も子もないぞ」と手倉森さんは思ったのかも。
試合の終盤、中島と遠藤を下げてトレーニングパートナーの小川と冨安を投入。
あれに「何でやねん!」と思った人も多いだろうが、むしろ私は手倉森さんのファインプレーだとすら感じたね。
大事なのは、あくまで数日後のナイジェリア戦。
そして、その後は中2日の連戦。
今ここで消耗してしまえば、ホント取り返しのつかないことになる。

だけど、セルジオ越後は小川・冨安投入にかなり怒ってたわ〜(笑)。
ブラジル相手に何様のつもり?と感じたんだろう。
本番出れない選手をこの試合に使ってどうする?東京五輪の強化を今から始めるつもりか?とも言っていた。
…あ、一応はFIFAの規制緩和で、リオに登録されてない小川も冨安も出そうと思えば出せるんだけどね(笑)。
しかし、彼らもビックリしただろう。
「え?マジ?俺たち出てイイの?」って。
まぁ、ただの練習試合なんだから、いっそ秋葉コーチを出しても良かったんだけど(笑)。

何にせよ、こうして大会直前にグダグダした試合をしたことによって、一番の収穫は日本中の期待のハードルを思いっきり下げられたことだと思う。
もはや、誰も期待してない。
負けてもともと、ノープレッシャーになったともいえる。
ただ、こういうパターンが逆にイケたりするんだよね。
前回の関塚ジャパンしかり、南アフリカの岡田ジャパンしかり。
良い流れだな〜、と思う。
見た感じ、オーバーエイジもまずまず馴染んでたし。
イケる、イケるぞ!手倉森ジャパン!

じゃ、私のリオ五輪予想。
3戦1分け2敗、勝ち点1。
…あれ?
2016/7/31(日)11:41

☆関西人
鈴木武蔵の出番?A
仮に久保がダメだった場合、本来の規定なら予備登録35名の中から代替選手の選抜をすることになるはずが、ここにきてFIFAが思いっきり規制緩和してきて、なぜか初戦の24時間前までなら35名以外の選手でも選抜して許されることになったんだそうだ。

何じゃそれ?
これじゃ、わざわざ苦労して35名に絞り込んで予備登録した意味がほとんどないじゃん。
…多分、FIFAも困ってるんだろうな。
ウチに限らず、よその国でもクラブ側の召集拒否に遭って、あまり思惑通りのチーム作りができてないという話を聞く。
これもFIFAが五輪をAマッチデー指定しないからこういうことになるワケで、おそらく各国協会からFIFAにクレームが多く入ってるんだろう。

もちろんFIFAの立場とすりゃ、これはFIFAの大会じゃなくIOCの大会だから、わざわざAマッチデーに指定するほどの義理はない。
どうしてもAマッチデーにしたいなら、五輪からサッカーをまるごと引っこ抜いて、「U23ワールドカップ」というFIFA管轄の大会を立ち上げりゃ済む話だ。
果たして、IOCがそれを飲むか?
いやいや、五輪にとってサッカーは花形。
飲むワケないよね。
で、FIFAにとってもIOCにとっても、ギリギリの妥協線が今回の規制緩和というやつなんだろう。
とにかく、今はクラブ側の犠牲心に依存するしかない。
拒否したところで罰則はないが、それでも「頼むよ〜」という感じ。

聞けば、久保の所属クラブもここにきて態度を軟化させてきたらしい。
合流は思いっきり遅れるが、ギリギリの直前にクラブが解放するという案も出てきた。
確か、クラブも何日か前の公式コメントで「申し訳なく思う」とあったし、自分たちの非常識は理解してるんだと思う。
あとは、こっちの判断。
そんなギリギリ合流はリスクあるから別の選手を呼ぶ、とするか、ギリギリでもイイから久保は欲しい、とするか。
う〜ん、私はフィフティフィフティだな。
最後は、手倉森さんの判断にかけるしかない。

今回のFIFAの規制緩和は、日本はともかく他国にて「えっ?この選手を呼んだの?」という思わぬチーム変革をもたらす可能性がある。
敵をスカウティングする立場とすりゃ、非常に困るんだけどね。
だけど、そういう新参者を大会直前にチームに迎えるのは意外と両刃の剣だ。
必ずしも、チームが良い方向にいくとは限らないから。

特に我々日本は、今さらバタバタしなくてイイと思うよ。
だって、ウチの武器は個じゃなくて組織力でしょ。
だから、今まで積み上げてきたモノの延長線上にて本番も臨むべきなんだ。
聞けば、先日の練習試合も特に奇策はなかった様子。
あるいは皆さんの期待を裏切るかもしれんが、多分あのまんまのサッカーで本番を臨むことになるんだろう。

心配なのは、体調不良と言われてる大島や岩波だね。
もう時間がないことだし、早くコンディションを上げてほしい。
じゃ逆に、調子が良いのは誰なのか?
先日の報道では、浅野がボランチの秋葉を「凄い!」と絶讚するコメントがあった。
彼は動きがキレキレでキープ力も抜群、超絶なスルーパスを出して浅野の得点をお膳立てしたらしい。
…え?秋葉?
誰それ?
うん、実は大島が体調不良で代わりにコーチの秋葉さん(40歳)がボランチに入ってたみたいなのよ。
そしたら、彼が一番キレキレだったみたい(笑)。

そうか〜、秋葉さんの調子がそんなにイイなら、このたび規制緩和して「誰を呼んでもイイ」としたFIFAに一度聞いてみる必要があるな?
コーチが試合に出るのはダメなの?って(笑)。

今夜(明朝?)のブラジル戦、楽しみにしてます。
2016/7/30(土)14:35

500498

掲示板に戻る