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過去ログ475 2015/5/26 20:35

☆関西人
祝・内田入籍
内田篤人が入籍したらしい。
おめでとうございます。

で、相手が一般人ということで詳細は公開されてないが、今朝のワイドショーによると、どうやらその正体は「幼なじみ」らしい。
それを聞いて、まず思い出したのがいつぞやのテレビ番組に出てきた内田の地元の「仲良しグループ」である。
確か、幼なじみの男2女3というグループ構成で、内田は今でも彼らと遊んでるという。
…イイなぁ、と思った。
言うまでもなく内田はいまや国際的アスリートであり、本来なら女優やらモデルやらと派手に豪遊してた方が自然ってもんだ。
だけど彼はそっちへ行かずに地元静岡で幼なじみと遊んでるって、なんとも珍しい奴だ。

しかし素朴だったニイチャンでも、売れた途端に豹変するのはよくあること。
あの中田英寿も昔は山梨弁なまりの素朴な男の子(神田うの談)だったらしいが、夜な夜なセレブと遊んでるうちに、あんな感じになってしまった。
宮沢りえ、ミラジョボビッチ、マギーQ、柴咲コウ、今まで噂になった女性を見てもパーリィピーポー臭がハンパないっす。
その点、内田はそういうのがなくて好感度高いよ。
だって、遊んでるのがパーリィピーポーじゃなく地元の幼なじみだもん。
私は、どっちかというと中田よりは内田の方が羨ましいわ。
ミラジョボビッチとパーティするより、長く地元の幼なじみと遊んでられる方が交遊関係として恵まれてると思わない?
私自身は何度も引っ越したこともあるけど、小学時代中学時代の友達との付き合いは今全くない。
ホント、内田が羨ましい。
特に女の幼なじみなんて、もうサイコー。
あれだろ。イメージは浅倉南だろ?
私のようなオッサン世代は、青春時代にあだち充の漫画読んで育ってるから「幼なじみ」というフレーズにムチャクチャ弱いのよ。
どんな美人女優より、どんなスーパーモデルより、レオタードを着た幼なじみに勝る女はこの世に存在しないんだ。
多分、内田もそうなんだろう。

あと、本田にしても遠藤にしても学生時代からの彼女と結婚してるという。
どうやら、どっちの奥さんもサッカー部の女子マネージャーだったらしい(本田夫人は他校のマネージャーだったらしいが)。
もう、それだけで私は萌えるわぁ…。
どんな美人女優より、どんなスーパーモデルより、新体操部と掛け持ちをする女子マネージャーに勝る女はこの世に存在しないんだ。
遠藤にしても本田にしても、彼らは究極の勝ち組といえるだろう。
…くそっ、何でウチのサッカー部には女子マネージャーがいなかったんだ?
隣家に住む幼なじみ、ツンデレの女子マネージャー、ひとつ屋根の下で暮らす血の繋がらない妹。
この三つは、男なら誰しもが夢みるロマンだよね。
私の青春時代には、その三つとも無かった。
…くそっ、何で私の学生時代はケバいヤンキー女子しか周りにいなかったんだろう(涙)。

じゃ、内田に話を戻す。
彼の入籍相手が、上記の「仲良しグループ」のメンバーなのかは今のところ不明。
でも、可能性はあると思う。
見た感じ、結構イケてる女子だったし。
番組の中で、その三人の女子は「あくまで内田は友達で、男として意識してない」みたいなスタンスをとっていた。
そうですか〜(笑)。
甘酸っぱいわ〜(笑)。
つくづく、内田の人生が羨ましいと思った。

それにしても、武藤という新星が出てきたタイミングで内田の入籍は絶妙である。
「俺はもういくから、あとは頼んだぞ」という感じ。
武藤も婚約の噂があるが、詳しくはよく解らん。
相手は、やはり彼もまた同級生だった人とやら?
しかも、今はCAだという噂。
くぅ〜っ、コイツも勝ち組だわ。
CAの首に巻かれたスカーフだけで、私は確実にご飯3杯おかわりできるね。
2015/5/26(火)20:35

☆関西人
今後の展望A
ペヤングが来月からまた販売されることになるらしい。
…待ってました!と私は大喜びしてるワケではない。
というのも、私はカップ焼きそばをよく食べる方じゃないから。
最後に食べたのは、いつだったかな?
少なくとも、ここ2〜3年は食べてない気がする。
と言っても、私はカップ焼きそばが嫌いなワケじゃない。
むしろ好きかも。
ただ単に、食べる機会がなかっただけのこと。
そりゃ若い頃は、よく食べたよ〜。
でも今は、家のすぐ近所に焼きそば店が2軒もある。
焼きそば店って何?と思うかもしれんが、よくお祭りなんかにある焼きそばの屋台みたいのが粉もん王国・大阪では普通に常設されてるのよ。
私はソース焼きそば食いたい時はそこで買うから、必然としてカップ焼きそばを買わなくなった。
でも、ペヤング再販の報道を見てると、何だか久しぶりに食いたくなったんだよね。

ところで、その報道の中で面白い情報を知った。
何日か前の「とくダネ」でやってたんだが、実はカップ焼きそばの売上シェアは日本各地域によって大きなバラつきがある、と。
たとえば、関東は元々ペヤングがトップシェアの「ペヤング圏」だったらしい。
それに対し、西日本(中部・近畿・四国・九州)はペヤングでなく「UFO圏」だという。
さらに興味深いのは、東北は「焼きそばバゴォーン圏」で、北海道は「焼きそば弁当圏」なんだってさ。
つーか、私はそのふたつ食ったことないよ。

で、ペヤングが販売中止になったことで「ペヤング圏(関東)」はどうなったかということだが、そこで一躍トップシェアに躍り出たのがそれまでは北海道限定販売だった「焼きそば弁当」らしい。
おぉ、隣接した東北をまたいで、よりによって最北端の北海道が都に攻め込んだのか?
もちろん、そんなことすりゃ東北も黙ってない。
東北は東北で、手薄になった北海道を逆に「バゴォーン」で攻めてるらしい。
仁義なき戦いだな〜。
やはり権力の空白ゾーンが生じると、それまでの権力均衡が一気に崩れた感じ。
つーか、こんな内戦状態に「UFO」は何してんのよ?

で、今日はコンビニのカップ焼きそばコーナーをちょっと覗いてみたんだ。
なるほど、やはり関西は「UFO圏」だけあって、棚はほとんど「UFO」ばかり。
あとは「夜店の一平ちゃん」もあったけど。
私は報道で興味をそそられた「焼きそば弁当」や「バゴォーン」を探したんだが、どこにもない…。
特に「焼きそば弁当」なんて、湯切りの時に出るお湯をスープにして飲める仕組みだと聞いて、私はすっかり魅了されたのに。何で売ってないんだよ〜。

結局、こういうことなんだね。
関西は「UFO圏」と聞くと、まるで関西人が他の銘柄より「UFO」を好きみたいな解釈をされるんだろうが、それは明らかに違う。
こういうシェアは、買う側が決めてるというより、売る側の方が決めてるんじゃん?
関西人は、「UFO」と「バゴォーン」と「焼きそば弁当」を食った上で「UFO」を一番人気にしたというワケじゃなく、「バゴォーン」も「焼きそば弁当」も棚に並ばないから「UFO」を選んでるだけのこと。
イメージとして【買う側は売る側より立場が強い】【全ては消費者が決める】と思わせといて、意外と実権を握ってるのは売る側なんだな。
なぜ西日本で「UFO」が強いのかは詳しく知らんが、それこそ売る側(企業側)の営業構造によるものだろう。

何でも選べるように見えて、実は選べていない、実は選ばされてるだけの我々消費者。
これを、サッカーで考えてみてくれ。
たとえば、私が鳥栖在住の市民だったとしよう。
私はサッカーが好きだから、当然サガン鳥栖サポになる。
そこまではイイ。
ただしホントは、私は堅守速攻サッカーよりテクニカルなポゼッションサッカーの方が好きだったとしよう。
でも鳥栖にいる限り、私はサッカーのタイプを選べないじゃん?
幸い、現実の私は大阪在住だからまだガンバorセレッソという選択肢があるが、こういう地域は日本に沢山あるワケでもない。
皆さん、そこにどう折り合いをつけてるんだろう。

「ソース焼きそばなんて、ペヤングもUFOもバゴォーンも基本は味なんて全部同じだろ」と言われたら、何かムカつかないか?
それと同じで「サッカーなんて基本は全部同じだろ」と選択肢を限られたら、私はキツいなぁ。
でさ、そこは選ぶのも一応ありだと思うんだよね。
つまり、自分が住んでる町じゃないところのクラブのサポになる。
そんな裏切りはできん、という人はしなくてイイよ。
そういう地元愛は立派なんだし。
でも実際、地元以外のクラブのサポって意外と沢山いるもんさ。
これを逆手にとれば、たとえば鳥栖なんて福岡から来てる観客が多いらしいじゃん?
車だと、一時間以内に着いてしまうような距離らしいし。
よく考えたら、福岡にはアビスパ福岡があるんだけどね(笑)。
しかし鳥栖市が人口7万なのに対し、福岡市は人口150万。
鳥栖の浮沈を握るのは、多分博多っ子だろう。

で、私がなぜ鳥栖のことを書いてるかというと、実は次節、独走する浦和と対戦するのが鳥栖なんだわ。
私の読みだが、もし浦和が今期初めて負けるとするなら、相手は鳥栖じゃないかと期待してるのよ。
ポゼッションの浦和に対し、カウンターが武器の鳥栖。
ハマれば、いけるはずなんだ。
そこで浦和を勝ち点ゼロにして、ようやくガンバは差を詰められる。
期待してますよ、サガン鳥栖。
だって、我々は同じ「UFO圏」の同志じゃないか。
共闘することで、何としても「ペヤング圏」の優勝を阻止すべきなんだ。
2015/5/24(日)23:18

☆関西人
今後の展望
私は、今後リーグの展開は【浦和vsガンバ】の一騎討ちになっていくかと。
どっちが有利かについては、↓に書いた通りだけどさ。

だけど、浦和もよく分からんチームだよね。
対峙する際、一体誰を潰せばイイかがよく分からんのだ。
ガンバの場合は、まず宇佐美だろう。
11試合に出て早くも10得点。
このまま怪我なく順調にいけば、年間30ゴールも夢じゃない。
一方の浦和はというと、この宇佐美に該当するような選手が見当たらないんだ。
最も点を取ってるのが関根と武藤雄で、ともに4得点。
それに次ぐのが興梠と梅崎で、ともに3得点。
飛び抜けた得点源はないが、地味に左右どこからでも点を取れるところが何ともイヤらしい。
また攻撃陣ばかりに気を取られてると、隙をついて後ろからDFがスルスル上がってくるのも非常にウザい。
浦和というチームはACLのせいで妙に過小評価されてるけど、実は戦術メカニズムがJ屈指でよくできた組織だと思う。

じゃ今後の楽しみ方としては、【浦和の組織vs宇佐美の個】という感じでどうだろう?
ガンバは、まだ浦和に比べると抑えるべきポイントがハッキリしている。
言うまでもなく、宇佐美だ。
もちろんそれは昨期から各チーム百も承知で、彼の動きには例外なく最大限の注意を注いでいる。
それでも毎試合のように彼が点を取るのは、もう才能というより他はない。
先日だって、敵二人に挟まれながら得点していた。
マンツーマンで「エース殺し」をやろうにも、多分宇佐美は練習で今野あたりのマークに耐えてるんだろうし、おそらく並の選手じゃ抑えられんよ。
ちなみに今野は宇佐美を「バケモノ」だと言ってたから、きっと彼ほどの守備力でも抑えられないんだろう。

思えば、かつて浦和にも宇佐美みたいな秘蔵っ子はいたんだった。
宇佐美が「ガンバユースの最高傑作」なら、「浦和ユースの最高傑作」といえば原口元気。
昔に「東の原口、西の宇佐美」はよく聞いたフレーズだし、年齢的にもポジション的にもほぼ同じで、この二人はお互い意識してないはずがない。
できれば、この直接対決は一度見たかったなぁ。
あるいは、この二人が代表でポジション争いするところも一度見てみたいんだけど。
お互いに軽くDQN臭がする御二人のこと、ヘタすりゃ一触即発かも(笑)?

ちなみに、今浦和で活躍してる関根は「浦和ユースの最高傑作part2」なんだそうだ。
付け加えると、阿部は「ジェフ市原ユースの最高傑作」、柏木と槙野は「広島ユースの最高傑作」、梅崎と西川も「大分ユースの最高傑作」、李は「FC東京ユースの最高傑作」。
ということで、浦和の本質はユース連合軍ってワケだ。
言われてみれば、そんな感じのサッカーだね。
みんな巧くて、戦術勘も良い。
しかし一方、ACLなど短期決戦になると妙に脆さを発揮するのも、あるいは非体育会系出身というのが関係あるのかな…?

まぁそれはともかくとして、数ある「最高傑作」の中でもガンバだけは規格外だ、ということを宇佐美は今後示していくだろう。
で、私が考える最良のシナリオは、宇佐美無双で1stステージ逆転のガンバ優勝。
呆然自失の浦和。
しかし何としても2ndステージは獲ろうと、目の色を変えて補強に走る浦和。
そうだ、2ndは原口を戻そう!
で、いよいよ原口vs宇佐美。真の天才の座を懸けて、東西天才対決の幕が上がる。
…な?
シナリオとして、それが一番ワクワクする展開だろ?
2015/5/24(日)19:22

☆関西人
厳しいプロビンチア
浦和、強いな〜。
リーグも残り数試合というところまできたのに、いまだ一度も負けてない。
ACLがあんな感じだったから多少ナメてたが、現時点の勝ち点差から見てこのまま逃げ切りの可能性が一番高いだろう。
まだ試合数が少ないガンバにも可能性はあるが、ACLを残してるチームとそうでないチームとではダメージ蓄積の差がある。
もしこれで浦和が優勝できなければ、やはり監督の手腕を疑った方ががイイのかも…。

ところで、先日にJクラブの2014年決算速報が発表された。
赤字決算のクラブは非常に少なく、まずまずの数値だったという。
え?Jは好調なのか?と思わず勘違いしそうだが、これは単なるツジツマ合わせだろう。
「3期連続赤字クラブは資格剥奪」というライセンス制度がある為、今回は親会社が赤字を補填した形が多い。
ここで一回黒字を出しとけば、また今後2期連続赤字出しても一応は平気だし。
でもさ、正直企業にとってはJに広告効果など大きなメリットがあるワケでもなかろう。
それでもこうしてカネを注いでくれてるのは、「クラブを見捨てた」と見られる企業イメージの悪化を恐れてのことだけじゃないかな…。

その点、三菱の庇護に頼らない姿勢をとる浦和はホントに凄いと思う。
Jクラブの理想モデルだよ。
親会社のカネに頼らない場合、入場料などサポからのカネで運営を成り立たせるしかほとんど道はない(日本は欧米のような放映権ビジネスにメドが立ってないから)。
その為には、まず集客装置として大きなスタジアムが必須。
あと、客を引き寄せるだけの成績も必須。
そこを思えば、収容40000級の新スタジアムができるガンバは今後化ける可能性あるね。
今までも人気はあったものの、ホームスタジアムの収容限界(20000)で化けることができなかった。
スタジアム収容キャパなんて、20000もあれば十分?
…いや、それは違うよ。
小都市ならそれでもイイが、少なくとも大阪のような人口クラスの都市ならもっと上を見なきゃ。

ただね、こういう話は浦和や大阪ではできるが、あるいは東京や横浜や名古屋や川崎でもできるが、問題はもっと少ない人口の都市だよ。
たとえば、鳥栖。
近年このクラブは安定した成績をキープしてるのに、クラブ決算を見ると2期連続の赤字。
来期も赤字なら、たとえ成績が良くてもライセンス剥奪になる。
そこは親会社が頑張って補填すりゃイイでしょ、で済ませたいところだが、このクラブはTOYOTAやNISSAN級の企業がついてるワケじゃない。
あんまり、そこをアテにできないんだ。
じゃ、浦和型で集客上げればイイでしょ、で済ませたいところだが、鳥栖市とさいたま市とでは人口規模が違う。
さいたま市の人口が120万なのに対し、鳥栖市の人口は7万である。
7万の都市に2万収容のスタジアムがあるんだから、これを埋めるのはさぞ大変なことだろう。
というか、佐賀は県全体でも人口がさいたま市より下なんだから、どう考えても集客に不利。
よりによって鳥栖は県の最東端にあり、人口最多の佐賀市からも少し離れている。
県をあげて応援するには、ちょっとロケーションが悪い。

これ、二重苦だな。
地方都市ゆえ、なかなか資金力ある大企業がスポンサーにつかず、同じく地方都市ゆえ、サポを集めようにも人口規模に限界がある。
名前だけはサガントスというユベントスに近いモノにしたが、本質はユベントスのようなビッグクラブの真逆。
せっかく素晴らしいサッカーをやってるし、素晴らしい成績も残してるのに、それがそのまま決算に反映されないのは理不尽な話である。
結局、身の丈に合った経営をしとけよ、という落としどころしかないのかな?
きっと日本には鳥栖クラスの小都市クラブは沢山あるだろうし、中でもJ1上位につけてる鳥栖なんて彼ら小都市クラブにとっての希望の星、最たる成功事例、憧れであり目標であるはず。
だからこそ、今後鳥栖には経営でも必ず成功モデルになってもらいたいんだよなぁ。

ちなみにWikipediaによると、サガン鳥栖は佐賀県外からの観戦者比率が33.4%、異常に高いという。
ちょっと救いがある話だね。
たとえ地域密着を唱うプロビンチアであっても、地域の内需だけではどうにもならないところもあるんだ。
特に鳥栖の場合、積極的に市外・県外のカネを狙わなきゃ。
その為には、やはり最後まで優勝争いに絡まなくちゃね。
2015/5/24(日)14:02

☆WIN5プロ
バレー戻ってきたんだな。
いきなり得点していてワロタw
左サイドからのシュート気味のクロスをゴール前で押し込むような形ではあったが、ストライカーらしい反応だったな。
甲府はバレーが加入したことによって、リトリートしてカウンター狙いがハマりそうだな。

やはり、サッカーでは得点力のある選手が居るということが最大のアドバンテージだと思うんだよな。
やれ、連携だ。プレスだと言っても、最終的に点を取ることに秀でた選手がいるかいないかが大きな差になってくる。
例えば、湘南も頑張ってはいるが、ウェリントンが居ればもっと上の順位にいたはずだ。
ミッドウィークのACLでのガンバ宇佐美の2点目なんてまさに点を取ることに秀でた選手のアドバンテージだよ。
相手DF2人につかれた状況からシュートを選択するメンタルと、それを裏打ちする技術が素晴らしいな。

彼らを見てると、野球でいうホームランバッターのアドバンテージと被る。
横浜の筒香とか日ハムの中田とか西武の中村とかな。
相手が苦労して苦労してようやく取った1点を嘲笑うかのように一撃で帳消しにする天性の資質。
劣勢を一発で打開する「ホームラン」という特殊なルール。

サッカーの2ポイントシュートの導入議論はまだかな?

東京11オークス
◎2マキシマムドパリ


場外ホームラン狙いだ。


ギフト
2015/5/24(日)7:21

☆Eきゅー
松田直樹を追いかけて
いつもはマリノス掲示板に投稿している者です。初めてVIP板掲示板に投稿します。どうぞ、よろしくお願いします。(o´∀`o)♪

こちらは他サポさんも閲覧する機会がある以上、こちらに投稿するタイミングや意味を色々と考えてきたのですが、やっとそれに相応しい内容が見つかりましたのでコメントします。

今週末、ついに松本山雅さんと私たちの横浜F・マリノスが戦う日が来ました。直樹の愛したチーム同士がJ1リーグの舞台でついに真剣勝負をするのです。

でも、今の気持ち。寝ても覚めても、どんなに考えても、考えれば考えるほど、なんて言葉に表せばいいのだろうと分からなってしまうのです。

サッカーを見続けてきて言葉にならない気持ちに出会ったことは初めてではないけれど、これはやっぱり別格なんです。

マリノス板ではいつもは冷静なみなさんも、いろんな感情の高まりや過剰な想い入れからなかなか落ち着かない感じです。(^^;;

ただひとつ言えることは…
『直樹が愛したサッカーを、私たちは今も愛してる。そしてサッカーを愛した松田直樹を私たちはこれからもずっと愛していく』
ということです。

チームの色も大事だけど、彼が命をかけて愛したものは純粋にサッカー、サッカーひとつなんだってこと。

サッカーがやりたくてやりたくてどーしようもなくて、サッカーにすべてをかけて夢を追いながら私たちを残して旅立ってしまった夢追人。
誰よりも熱く、激しく、ただ真っ直ぐにボールを追いかけた本当の闘争人。

背番号3の歩くあとには必ず彼を慕って集まったひとたちがいました。
松田直樹というサッカー小僧を追いかけた意味でマリノスの選手も松本山雅の選手も両サポーターもみんな同じ仲間だと思うのです。

松田直樹というサッカー選手を簡単に語ることは出来ません。

私たちの胸の奥に眠る想い。
どんな単語を組み合わせてもうまく言葉にならないし、時間が足りないのです。

でも、直樹が愛したサッカーを通じて何かを感じることはできるはずだって思っています。

松本山雅とマリノスが試合をする。そして私たちサポーターは全力で応援する。
そのときに胸に宿ったもの。

これがすべての答えです。
そして答えはひとつじゃないのです。

私たちの松本直樹に対する想いはそれほど広くて大きく熱いのです。

サッカーは言葉を超えた芸術です。あの90分の中にすべての文法や単語も越える何かがあるのだと思うのです。

私たちは背番号3の背中をこれからも追い続けます。

私にとって、横浜F・マリノスを応援し続けることが、松田直樹を追いかけ続けることに他なりません。

松田直樹を愛するすべてのファン、サポーターの皆さん
どうか週末の試合にご注目してください。出来れば生観戦にいらしてください。
私たちは全力で応援して、最高の試合をするつもりです!

では、マリノス板のいつもの掛け声で締めさせていただきます。

イダレ!
イダレ!
イダレ!横浜!(。>∀<)ノ⭐⚓️
2015/5/19(火)0:48

☆関西人
変わらなかった大阪
地元ローカルの話をひとつ。

本日、大阪市で住民投票が行われた。
私も投票してきました。
例の大阪都構想に賛成か反対かを問う住民投票である。
政党でいうと、自民、公明、民主、共産などほとんどが反対。
推進したのは維新のみ。
この徹底した包囲網が功を奏したのか、投票結果は反対派の勝利、大阪市存続は決定したようです。

私は二重行政がどうたらこうたら、元々そういう難しい話にあまり興味なかった。
それより興味あったのは、もし大阪市が無くなったら果たして西成区はどうなるんだ?ということ。
まぁ、西成区といっても関西在住以外の人にはピンとこないだろう。
ならば、かつて暴動が起きた「あいりん地区」の名前を出せば分かってもらえるかな?
一説では治安が日本最悪の町と言われており、今でも「あいりん地区」は覚醒剤と売春と暴力が横行するスラム街みたいなもんである。外国人もやたら多い。
戦前に私の祖父はそこで働いており、父はそこで生まれた。
そして私は「あいりん地区」から離れてはいるが、しかし今でも西成区に住居を構えている。
だからこの都構想、果たしてこの西成にどういう影響を及ぼすかが一番の関心事だったんだ。

とにかく、この町はホームレスが多い。
昔は大阪市のあちこちにホームレスはいたんだが、今じゃあらゆる場所が小綺麗に再開発されて彼らも居場所を失っている。
で、例外的に手つかずの西成区は彼らにとって最後に残された聖地なのかもしれん。
ここまでくると、行政も手をつけにくいだろう。
本当は、行政がその気になりさえすれば公権力執行でホームレスを一掃することもできる。
でも、追放された彼らはその後どうなる?
ちゃんと、受け皿を行政は用意できるのか?
これは北朝鮮みたいなもんだわ。
あれも韓国がその気になりさえすれば北朝鮮は普通に倒せるだろうが、問題は倒した後のことであり、何百万人といるだろう北朝鮮の飢えた難民たちをどうすればイイ?
まさにそれと同じことで、行政はヘタに西成区を触ることができなかった。
ホームレスを黙認し、治安の悪さも黙認。
すると、その黙認体質を利用して侵入してくるのが闇社会の勢力だ。
今、この町を牛耳ってるのは明かに行政側ではない。
そこに行政がいきなりメスを入れるのは、想像しただけでも恐いことである。
叩けばホコリが出るのは最初から分かってるにせよ、ヘタすりゃヤクザだけじゃなくて中国や朝鮮、東南アジアなんかも絡んできそう…。

仮に都構想が実現していれば、この西成区は消滅して近隣の4区と併合されて「新・中央区」となっていたという。
そして、そこの区長は選挙により選ばれる立場となり、民意をバックにして市長クラスの権限を行使できるという構造。
その区長の上には、ダイレクトに大阪府が控えている。
…これ、明らかに橋下さんは「大きな力を大阪を浄化しますよ」と言ってたようなもんだよね?
昭和から続いた、根深い既得権益と闇社会に対して堂々と喧嘩を売った。
その結果、橋下さんは負けたんだけど。
↓に書いた、バスケの話と同じ。
NBLとbjの統合に挑んでる川淵さんもまた、根深い既得権益の前で四苦八苦している。
川淵さんの剛腕をもってしても、橋下さんの人気をもってしても、濁ったものを浄化するのは難しいんだね…。

ところで今日は橋下さん、最後の街頭演説でセレッソvs長崎戦後のキンチョウスタジアムに現れたらしいよ。
帰宅の途につくセレサポに対して都構想賛成を呼び掛けたらしいが、運悪くセレッソが敗けた試合後だっただけにサポには全く響かなかったみたい(笑)。
思えば、セレッソは大阪市をホームタウンにするクラブ。
仮に都構想が実現して、大阪市が廃止になってたらどうなってたんだろう?
確か、セレッソには「市」からの出資があったはずだが、「市」が無くなったら「都」からの出資があるの?
そのへんの話、都構想がいかにセレッソの強化になるかを説明できてたら、サポは喜んで賛成投票しただろうに…。
ちなみに、投票結果で賛成と反対との差は僅かに一万票ほどだったという。
そして、キンチョウスタジアムの入場者数もまた一万名ほどだったという。
その一万名に投票権があったかは知らんが、せめて試合でセレッソが勝ってたら流れは少し変わってたかもしれん。
橋下さん、運が無かったなぁ…。
2015/5/18(月)0:54

☆WIN5プロ
2015年度toto回収率プラスの俺としては、今節の誤算は仙台が3点取ったことと、浦和の4点。
浦和対東京を引き分けと予想した身からすれば、この結果は意外だった。
ま、俺は競馬に真剣だから日中の試合はザッピングでしか見ないんだが、内容も圧倒しての浦和勝利だったみたいだな。

それにしても、暫定順位のまま何節も消化する日程はおかしいんじゃないか?

ACLで延期になった第10節の未消化分を6/3に組んでるわけだが、こないだの代表合宿だか何だかやってた水曜日に組めば日程が追いついたんだよな。

今年から2ステージ制が復活したわけで、1stステージはもう後半戦に入ってくる。
ステージ優勝を争う浦和とガンバが1試合未消化の順位表が6/3まで続くのは盛り上がりの観点からして微妙。
大混戦のJリーグ優勝争いを煽ろうにも、6/3以降って、もう残り3節しかないんだよな。

そもそも、マスコミ露出増を意図して2ステージ制にしたわけだろ?
マスコミもラスト3節まで暫定順位のままのリーグ戦にどう触れていいのか悩ましいんじゃないの。
表向きの勝ち点では東京や広島も優勝を狙える位置にはいるんだが、浦和ガンバより1試合多く消化した勝ち点だからな。

暫定順位を出来る限り迅速に消化するのも大事なことだと思うわ。
優勝争いの分かり易さが一つ。消化が遅れれば遅れるほど他チームの戦略や方向性に影響も出るだろう。
6/3までに浦和と勝ち点差5くらいなら諦めもしないだろうが、それ以上離れたらちょっとな。


わかり易い俺の予想
東京11ヴィクトリアマイル
◎カフェブリリアント


ギフト
2015/5/17(日)8:51

☆関西人
生ぬるい日本A
続きね。

以前、作家の司馬遼太郎がこういう発言をしてたんだ。

「どんな国にも、ひとつぐらい国民が誇りに思う戦争があるもんだ」

司馬さんは太平洋戦争や日中戦争を真っ向から否定しているが、ただし日露戦争と日清戦争に対しては肯定してるのね。
彼いわく「もしあの戦争をしてなければ、どう考えても日本と中国と朝鮮はロシアの植民地になってだろう」と。
彼は、特に日露戦争を日本人が誇るべき戦争だと主張している。

多分、こういう司馬さんの考え方を「危険思想」とする人は日本に多いだろう。
いかに司馬先生であろうと、戦争を肯定するなんて絶対に間違ってる、と。
…まあ、確かに戦争より平和の方がハッピーでイイよね。
だけど、司馬さんが言う「あの戦争をしてなければ、植民地になっていた」という論旨にはどうアンサーすればイイんだろう。
「いやいや、こっちがおとなしくしてればロシアは襲ってこないですよ」とでも切り返す?
「いやいや、ロシアが攻めてくる気配なら話し合いをして解決すべきですね」とでも切り返す?
そういうこと言う人は、間違いなく司馬さんの100分の1も歴史を知らん人だろう。

基本的に、戦後の日本人は軍人を尊敬すること自体をタブーとする風潮があった。
東郷平八郎あたりは、日本人よりむしろ外国人からリスペクトされてるという。
「アジア人ながら、あのバルチック艦隊を壊滅に追い込んだトーゴーは凄い将軍だ」って。
でも同じことを日本人が日本国内でいえば、「東郷って一体何人のロシア人を殺したんだ?人殺しを英雄視するなんて、お前は右翼か?」とか言われそう…。
そもそも、外国人を殺す軍人という職業自体、日本では扱いが難しい。
逆に織田信長など、国内限定で殺戮した人はまだ尊敬しても許されるみたいだけどね(笑)。
ただ、信長のような武将が日本の紙幣の肖像に使われることはまずない。
今の日本の紙幣を見ると、千円が野口英世、五千円が樋口一葉、一万円が福沢諭吉。
基本、戦いには縁のない穏健な文化人ばかりである。

そういや、私が子供の頃には千円札が伊藤博文だった時代があった。
よく考えたら、これ凄いなぁ。
だってさ、韓国では伊藤博文を暗殺した安重根って奴が英雄なんだろ?
当時をよく覚えてないが、韓国は日本の千円札にもクレームつけたんだろうか?
1984年から、肖像は夏目漱石に変わった。
思えば従軍慰安婦問題に火がついたのは1982年のこと、靖国問題に火がついたのは1985年のこと。
ちょうどそのあたりから、日本はどんどん自虐の方へと偏っていったんだろう。

戦争を否定するのは、もちろん健全なことである。
でも、日本のそれって何か違う。
私は、「ひとつぐらい国民が誇りを思う戦争はあるもんだ」とする司馬さんの感覚の方が、むしろ健全だと思うのよ。
別に戦争を賛美するつもりはさらさらないんだけど、でももっと本能的な部分で子供たちが喜んで見てる漫画、たとえば「ドラゴンボール」とか「ワンピース」とか、結局は誇り高い戦争、誇り高い暴力(?)を描いてるワケだ。
仮に少年ジャンプで野口英世、樋口一葉、福沢諭吉あたりを主人公にした漫画を連載したところで、その漫画は絶対に読者アンケート人気最下位で打ち切りになるよ(笑)。

そういう意味でいうと、スポーツだけは本当にありがたいフィールドである。
たとえばサッカーはこれほど戦争に近いフォルムでありながら、誰からも後ろ指をさされることなく血をたぎらせて許されるコンテンツ。
日の丸を背負って戦うことを、外国を駆逐することを正当に認められたコンテンツ。
そして何より、日本人としての誇りを自覚させてくれるコンテンツ。
近い将来、日本の紙幣も文化人だけじゃなくてスポーツ選手の肖像が使われる日もくるんじゃないだろうか?
アジア人初のバロンドールを獲り(女子は澤さん獲ってるが)、日本の一万円札になるぐらいのサッカー選手はいずれ出てきてもらいたいね〜。
2015/5/16(土)0:54

☆関西人
生ぬるい日本
なんか、今日の新聞を見てて凄いな〜、と思う。
どの紙も、安倍首相の顔写真を一面にして「歴史的転換」と唱っている。
まさに今が、歴史のターニングポイントなんだそうだ。
もちろん、これは例の自衛隊海外派兵の問題だね。
この問題を深く語るとあまりにも長くなってしまうから、かいつまんで私の感想だけを少し。

極論を言うと、今までの日本は「オイシイとこ取り」してたのよ。
憲法9条があるから海外派兵はできません、自衛隊はあるけどあくまで自国領土内だけの警備です、というスタンス。
一応ウチの領土内には米軍基地があり、それが抑止力になってあのソ連ですら迂闊に手を出せなかった。
もちろん米国には一定の金額を支払っているんだが、コスパを考えると、日本単独での防衛システム完備よりは遥かにお買い得だったし。
ところが、最近になってこの「オイシイとこ取り」も化けの皮が剥がれてきたというか、米国の対中国融和政策みたいなのを見ると果たして日本はこのままで大丈夫かいな、と…。

今後の選択肢を極論でいうと、私はベクトルがふたつだと思う。
ひとつは、スイスのような永世中立国化。
日本は領土内の自衛だけに専念し、米国主導の集団安全保障には参加せず(海外派兵をせず)、自衛隊は領土内から一歩も出ないという孤立政策。
これは基本的に集団安全保障(米軍)をアテにしない一国平和主義の考え方ゆえ、それこそスイスのように国民皆兵、高度な徴兵制をも覚悟することが前提ね。
そしてもうひとつは、あくまで米国にすりよって集団安全保障に積極関与する考え方。
これだと自衛隊は海外派兵せざるを得ないし、米軍基地も沖縄に残したままにせざるを得ないだろう。
つまり自衛隊の兵力を国際社会に貸すことで、「その代わり俺が困った時は助けろよ?」という互助システムに参加するということ。

このふたつの考え方、どっちにせよ、一長一短あるワケよ。
本音は今までみたいな「オイシイとこ取り」の維持が一番良いんだが、さすがに今はカネさえ出してさえいれば、あるいは憲法9条をイイワケにさえしていれば何とかなるという時代ではなくなってきてる。
それをいつまでも無いものネダリで「海外派兵反対!」「米軍基地出ていけ!」とか都合のいいことばかり言ってても、じゃお前ら、自衛隊だけで自国を完全防衛できるほどに国家予算を軍事費へ回すべきと考えてるのか?と問えば、きっと彼らはそこまで深く考えちゃいない。

とにかく、我々は戦争アレルギー、過剰な暴力アレルギーなんだよな。
幼少の頃から高度に潔癖なリベラル教育を受け、「物事を暴力で解決はいけません」「話し合いで解決しなさい」と先生から教わってきた。
もし町中で暴漢に襲われたら、おそらく模範解答は「逃げて交番に駆け込みなさい」だろう。
さすがに、「戦え」と先生は教えたりしない。
じゃ、仮に恋人連れの時に襲われたら?
そこでも、また「逃げて交番へ」が先生の模範解答なんだろうか?

基本、サッカーでも「日本人は戦わない」とよく指摘される。
これもまた平和至上主義教育、戦争アレルギー、暴力アレルギーの影響なんだろうか?
ここでも「逃げて交番へ」じゃないが、選手は倒されたらすぐに審判を見て救いを求める。
皆が治安の良さに慣れてるもんだから、そりゃ審判としても厳密に取り締まるワケよ。
でも本気の戦いなら、倒されて審判を見るより先に「テメエなんかに倒されてタマるか!」と男の意地を見せるべきだろうよ。
日本のように治安が行き届いてない国ほど、警察なんか信用せずに自分自身で生き延びていくこと、戦うことの大切さを皆がガキの頃から理解してるはずだ。

奇しくも、今回新たに日本代表の指導者となったハリルは、日本と真逆の環境を生き抜いてきた人物。
彼の祖国は民族同士の血で血を洗う紛争があり、虐殺があり、ハリルもまた家族や友人を殺され、彼自身も撃たれて危うく命を落としかけている。
少なくとも、「逃げて交番へ」なんて生ぬるい環境じゃなかったと思う。
当然、私たちとは価値観の前提が違うだろう。

もちろん、戦争とスポーツが違うことぐらい私も解ってるさ。
少なくともスポーツは、バーリトゥードではない。
でも、仮に我々がそう思ってても、向こうがそう思ってないことだってあるだろ?
我々の価値観が、イコール向こうの価値観とは限らんのだ。
ひょっとしたら、日本人の感覚はワールドスタンダードではないかもしれんし、あるいは世界でも超生ぬるい方なのかもしれんな、と思ってね。

今回の安倍さんの決断に対し、世間ではヒステリックな反応がかなりあるのを見て、私は何となくそう思った。
2015/5/15(金)18:03

☆関西人
川淵
先日、「ワイドナショー」で久しぶりに川淵さんの元気そうな姿を見た。
サッカーでの話でなく、例のバスケでの話だったけどね。
何だか、彼も苦労してるようだ。
バスケ界再編成の難航に、とてもイライラしてる様子。
高血圧の80歳近い爺さんにこんなストレスを与えてたら、いつプチッと脳血管が切れて倒れてもおかしくない。
周りも、それは分かってるだろう。
だけどそんな彼に頼らざるを得ないほどに、今のバスケ界はダメダメだということだ。

私もバスケのことは詳しく知らんのだが、聞けば元々の話は今から20年ほど前のプロリーグ化構想に端を発するという。
当時から遅々としてプロ化は進まず、シビレを切らせた一部のチームが既存リーグを脱退して、新たに「bjリーグ」というプロのリーグを設立したところから話は始まる。
するとバスケ協会は、このbjリーグ参加チームを破門扱いにし、ここに行った選手は代表召集しないようにした。
普通、そういうことされると破門された側は衰退していくもんだよね?
ところがややこしいことに、bjリーグは衰退しなかった。
発足時は数チームしかいなかったのに、今じゃチーム数は22。
本家NBLのチーム数が今は12だというから、どうやら凌駕してるっぽい。
観客動員もbjの方が上らしい。
だけど、相変わらず日本代表への人材供給はできないのか…。
これは困ったな。

いや、bjは別に困ってないだろう。
今回は国際連盟が「このままだと日本の五輪出場資格剥奪」と脅してるが、bjとすれば元々五輪に出る権利がないんだから、こんな脅しは知ったこっちゃない。
困ってるのはあくまで本家の協会、NBLの方だけである。
そっちが困ってるからって、「ウチの傘下に入ってくれ。リーグを統合しよう」と言われても、「悪いけど、今はウチの方が所帯は大きいのに、何でお前のところの傘下に入らなきゃならんの?」というのがbjの方の言い分かと。
仮に合併するにしても、当然だがbjはイーブンな条件での合併なんて認められない。
…これ、話が根深いわ〜。

だからこそ、ここで川淵さんが必要になるワケよ。
NBLにもbjにも利権がない第三者、しかも剛腕の第三者。
言ってみりゃ、戦後日本のGHQ、マッカーサーみたいなもんだね。
大日本帝国を抜本的に改革するには、多分日本人の手では無理だった。
アメリカの手による強引な占領政策でなきゃ、財閥の解体や農地の解放など難しかったよ。
よって今回の川淵さんは、マッカーサーとしてバスケ協会の理事長になったワケね?

こういう話を聞いてると、多分Jリーグにしても立ち上げの際には色々あったんだろうな〜、と思う。
サッカーにだって様々な既得権益はあっただろうし、中には新リーグ立ち上げを良しとしない保守勢力も必ずあっただろう。
それでもここまで来られたのは、バスケ界と違ってサッカー界にはマッカーサー級の強い独裁者がいたからだと思う。
強力な独裁者でもなきゃ、既得権益をブチ壊すことはできん。
川淵さんしかり、当時会長の長沼さんしかり。
皆さんは彼らに悪いイメージしかないだろうが、いやいや、今の日本サッカー界があるのは率直に彼らのお陰さ。

特に長沼さんなんてさ、前会長をクーデターで追放したんだよ?
その追放された野津会長は、26年間会長を続けた長期政権だった。
クラマーさんを招聘し、長沼&岡野コンビをコーチ(後に監督)に抜擢し、五輪メダル獲得への道筋をつけたのは他でもなくその野津さんである。
そういう自分を抜擢してくれた大恩人に反旗を翻すとは、いかにサッカー界も当時はドロドロしてたかがよく分かるだろ?
でも、おそらく当時として必要なクーデターだったんだと思う。

私は、黎明期の独裁を肯定する。
そうは言っても、織田信長が天下取りの後に300年も続く幕府を作れたかというと、そこはまた別の話。
やはり天下分け目の戦いを終えると、そこからは先は徳川の方に時代は微笑んだワケよ。
つまり、今のサッカー界に長沼さんや川淵さんのような独裁者がまだ必要かといえば、ぶっちゃけ、そろそろ邪魔かも…(笑)。
だから今こうして、川淵さんにバスケへ行ってもらったことって私は逆に良かったと思うのよ。
織田は、乱世で大ナタ振るってこそナンボ。
幸い川淵さんは本能寺で死ぬことなく、かと言って隠居することもなく、人生のラストステージにまた新たな天下取りの機会を与えられたワケだ。
普通、こんな幸運な武将はおらんよ。

彼が今後、バスケのリーグ統合にどう決着をつけるかは非常に楽しみである。
ひょっとしたら遅々として進まない事態にブチギレた末に、「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」、NBLかbjのどちらかひとつを潰して無理矢理1リーグにする可能性すらある。
仮にそんなことをするなら、川淵さんのことだからNBLよりJの理念に近いbjの方をとるだろう。
それって、本家殺し。
織田信長の比叡山焼き討ちにも近い。
いやいや、イラついた川淵さんならそのぐらいのことはやるかも。
憎まれることに慣れた人間は、やっぱ強いからね…。
2015/5/14(木)19:16

☆関西人
ドラマA
続きね。

私は国内ドラマだけでなく、米国のドラマも割とよく観てる方だと思う。
ただ最近、米国もネタ不足なのかな、と思う。
いよいよ今週から始まった「ゴッサム」は、映画「ダークナイト」でお馴染みバットマンシリーズのスピンオフである。
あと少し前から始まってる「ハンニバル」にしても、言わずと知れた映画「羊たちの沈黙」のスピンオフオフである。
私としては「ダークナイト」も「羊たちの沈黙」も大好きな映画だけに、ちょっとビミョーな気分だな。
そういや、映画「ニキータ」のスピンオフとして同じくテレビドラマの「ニキータ」があったワケよ。
案の定原作にあったフランス映画ならではの淫靡な雰囲気は完全に破壊されてて、実に米国ドラマらしいド派手なスパイアクションとして全く別物に仕上がっていた。

最近の米国ドラマで面白かったといえば、やはり「ウォーキングデッド」シリーズだろうか。
さすがは製作総指揮が「ショーシャンクの空に」や「ミスト」でお馴染みのフランクダラボンとあって、ちょっとテレビドラマの域を超えてるよね。
絶対に日本じゃ有り得ないほどにお金がかかってるし、もはや米国ではドラマと映画の垣根が完全になくなってきてる感じ。

そもそも、日本と米国とではドラマの作り方が違う。
日本の場合は、あくまでテレビ局が企画してテレビ局が主導して作る。
だから、まゆゆ主演で「戦う!書店ガール」みたいなショボい企画でも通っちゃうワケだ(笑)。
でも米国の場合は、制作者がとりあえず第一話をパイロット版として作り、それをテレビ局やスポンサーが観て第二話以降の制作を決める。
つまり、パイロット版でヘタなの作ったら最悪企画が流れる可能性すらあり、当然制作側はそこにこそ多額な制作費と全精力を注ぎ込む。
あるドラマなどは、その第一話だけに40億円を注ぎ込んだという。
しかしいくらパイロット版で頑張っても放送されずお蔵入りになるパターンもあって、たとえばデヴィッドリンチはお蔵入りになったパイロット版をモッタイナイからと劇場用映画にしてしまったほどさ。
皮肉にも、後にリンチはその映画で様々な映画賞を受賞したんだけどね。

思うんだが、日本のドラマもそういう作り方をしたらイイのに。
特に連続ドラマって第一話がショボかったら、もう次週を観るモチベが萎えるじゃん。
やっぱツカミが大事だし、そこにこそ一番力を注ぐべきなのよ。
米国はさすがエンターテイメント大国だけあって、作り方が上手い。

あと、米国は視聴率にかけても超先進国である。
彼らのマーケティングとして、「一貫した長編ストーリーより一話完結型の方が視聴率は落ちにくい」というのがあるんだそうだ。
確かに、あまりに物語が長すぎて「もうついていけない」と途中離脱する気持ちはよく分かる。
実際、私も「LOST」で何度離脱しそうになったことか…。
だけど、ひたすら一話完結ってのもあまりに淡々としてるし、「ま、少しぐらい見逃してもイイか」という気持ちになって、それがいつの間にか離脱に繋がるケースもある。
私の場合、「スーパーナチュラル」がまさにそれだった…。
で、今は一話完結と長編ストーリーの中間、ってのが米国ドラマにおける落としどころなんだよね。
たとえば、私が今好きなのは「パーソンオブインタレスト」。
これも一話完結がベースのスタイリッシュなサスペンス物なんだが、色々な謎や伏線が回収されてきて「そろそろ飽きてきたな〜」と思ったシーズン3途中ぐらいから、急に全く新しい長編ストーリーに転換し、そこからは目が離せなくなった。
このへんのサジ加減、さすが絶妙である。

まあ、思えばサッカーもリーグ戦は一話完結型だよね?
だけどJリーグが今季から敢えて2シーズン制にしたというのは、リーグを単なる「一話完結の長い積み重ね」に終わらせず、ちゃんとストーリー性をもった長編ドラマにする意味、つまり起承転結の物語をそこに設定する意味があったんだと思う。
プレーオフを設定することで物語のクライマックスを明確にし、途中でシリーズを一回リセットすることで敗者復活をも許し、強者が勝つという予定調和を必ずしも許さないだけの緊張感をストーリーに与えている。
思えば、こういうプレーオフってのは、エンターテイメント大国・米国の専売特許でもある。
アメフトしかり、野球しかり、プレーオフ抜きで米国のエンターテイメントは語れない。
やっぱ、米国はドラマ先進国だし。

しかし、サッカーは米国のエンターテイメントではない、欧州のエンターテイメントだ、という言い方もできるだろう。
見てると、英国BBC制作のドラマは米国のに比べると派手さはなく(「シャーロック」は別だけど)、重厚で正統な作りが多い。
玄人好みというか、でも米国ドラマと比べると視聴率取りにくいやろな〜、と感じる。

Jリーグが、今後どっちに向かっていくのかは分からない。
米国か、英国か。
ちなみに私は、どっちのドラマも好きだよ。
とりあえず、「戦う!書店ガール」にさえならなければ、どっちもありだと思う(笑)。
2015/5/12(火)22:12

☆関西人
ドラマ
今回は、テレビドラマの話をひとつ。

今クール、民放ドラマで視聴率20%超えのヒットはないんだそうだ。良くて、せいぜい10%台後半。
ドラマ冬の時代だね。
と言いつつ、私はまだマメに観てる方だ。
ちなみに今クールで私が観てるのは、「ようこそ、わが家へ」「アイムホーム」「アルジャーノンに花束を」の三本。
全部、ジャニーズ主演じゃん(笑)。

ただし大体はリアルタイムでなく録画したのを観てるから、こういうのは視聴率にカウントされないことになるんだろう(別にウチは視聴率測定器があるワケじゃないので、全く関係ないんだけど)。
思うに、もともとドラマって録画で観る人は多いんじゃないかと。
だって今は自分が忘れてても賢いHDDレコーダーが毎週勝手に録画してくれる機能だし、特に一話でも見逃したらついていけなくなる連続物は、最初から録画に頼っておいた方が無難。
それに、「あ、今夜は○○の放送があるから早く帰らなきゃ」って、テレビごときにスケジュール支配されるのはさすがにダルいし。
そもそも、最初から時間を固定されて1時間ずっとテレビに拘束されるのはキツくないか?
たとえば途中で電話かかってくれば出なきゃならんし、「あ、ゴメン。今ドラマ観てるから後にしてくれる?」ってワケにもいかんだろ。
よって、私は断然録画派なんだ。
空いた時間に観る派。

ちなみに、今クールで最も視聴率良いドラマはNHKの朝ドラなんだそうだ。
確かに、NHK朝ドラはここ最近ずっと好調である。「あまちゃん」しかり「ごちそうさん」しかり「マッサン」しかり。
でもさ、この枠も少し前までは不調だったんだよ?
たとえば2008年、榮倉奈々主演の「瞳」。覚えてる人はいるかな?
朝ドラ史上最低の視聴率を記録したと言われる迷作。
ちなみに私、これ毎朝観てたんだよね(笑)。榮倉さんのファンだから。
なかなか画期的なドラマだったんだけどな〜。
ダンサーになることを夢見る榮倉さんが、友達とダンスユニットを組んでライバルたちとダンスバトルを繰り広げていくという、妙に朝ドラらしくない展開。
どうやら制作協力がavexだったらしく、準主役のマキダイやAAAをはじめavexタレントがかなり出演していた。
朝から濃くて私には面白かったんだが、どうやらNHK視聴層には不評だったみたい…(笑)。

この「瞳」以降もしばらく朝ドラ冬の時代は続いてたんだが、その空気を打ち破ったのは「ゲゲゲの女房」からだろう。
それまで朝8時15分からの放送だったのが、ここから8時ジャストの放送開始になったんだ。
たかが15分繰り上がったぐらいで何も変わらんだろ〜と思いきや、明らかに流れが変わった。
それは、朝ドラ終了後の8時15分から始まる生放送の情報番組「あさイチ」、改編を機にこれをスタートさせたことが実は大きかったと思う。イノッチと有働アナのやつね。
特に「あまちゃん」大ヒットあたりから有名になったことだが、「あさイチ」は必ず朝ドラの感想をイノッチと有働アナが熱く語るところから始まる。
これがまた、凄くイイのよ。
イノッチが本当に楽しそうにドラマ登場人物に感情移入してるのを見て、ついつい我々もそこに参加したい衝動にかられる。
彼と有働アナとの掛け合いによるドラマ談義も何だか楽しそうで、我々もその楽しさを共有したくなる。
となると、その為には録画視聴なんかではなく、リアルタイムに8時00分から8時15分という時間をイノッチらと共有する必要が出てくるんだ。
だって「あさイチ」は生放送なんだから、朝ドラも生で観ておかないと全く醍醐味はない。
つまり今の朝ドラは、生放送とリンクした参加型・臨場型のエンターテイメントコンテンツとして成立してるってことね。
…そりゃ、ドラマ冬の時代に視聴率20%超えも不思議じゃないわ。

もともと、テレビって皆で共有するコンテンツだったと思うのよ。
【○○を観ておかないと、次の日の学校で話題についていけなくなる】とか、私が学生の頃は普通にあったワケで。
でも今は、そういうのが減ってるんだろうな〜。
減ってるからこそ、リアルタイムに観ずに録画視聴で済ませて今は平気なのよ。
そもそも自分はあまりテレビ観ないよ、という人も増えている。
ネットやゲームの方が楽しい、ってね。
むしろ今の時代は、そっちの方が「参加型・臨場型のエンターテイメントコンテンツ」として強者かな?

まあ、それはそれでイイとしよう。
とりあえずポイントは、コンテンツそのものの問題じゃない。
それより、それが終わった後にああでもないこうでもないと皆で感想をぶつけ合う、コンテンツを共有するって作業の方がよっぽど大事なんだよね。
朝ドラの終了後の「あさイチ」はまさにその象徴だが、思えば、このサイトにしてもまたそうだろう。
サッカーの試合そのものが大事なのは今さら言うまでもないことだが、それより試合が終わってから、それについて感想を語れる場がここにあることを私は感謝している。
それこそ、私が学生だった頃の「次の日の学校」みたいなもんさ。
逆に言えば、こういう「次の日の学校」があるからこそ、私は今なおサッカーを観続けているのかもしれん。

何なら、私のことを「超サカのイノッチ」と呼んでもらっても構わんぞ?
できることなら、美人だけど脇汗が凄い有働アナのような女性MC、ここにもいたら一層楽しいんだが…。
2015/5/12(火)18:35

☆関西人
Jにビッグクラブはできる?A
続きね。

やはりビッグクラブというのは、企業の資本力とともに大都市圏に存在するのがひとつの条件かと。
ならば、名古屋にあるグランパスはその条件を満たす。
あとは関西に最低でも1、そして関東には最低でも2ぐらいは欲しいところだね。
仮に関西の1はガンバ大阪(Panasonic)だとして、関東の2は浦和レッズ(三菱)、横浜マリノス(日産)といったところが妥当か?
人口でいうなら、レッズより首都クラブのFC東京が相応しいかもしれんが…。

それはともかくとして、今回はマリノスのことを少し触れておきたい。
というのも、ここにきて日産に妙な動きがあるから。
日産といえば、言わずと知れたTOYOTAに次ぐ日本第二位の自動車メーカー。
だけど近年TOYOTAにかなり差をつけられており、経営危機から仏ルノーの傘下に入ったことは皆さんもご存じの通り。
で、ルノーからカルロスゴーンが来た。
あれから十数年が経ったが、今なおゴーンはルノーCEO+日産CEO。
最近は円安の影響か、ようやく日産の業績も良くなってきた。
ありがとう、ゴーン。

ところが、だ。
ここにきて、ゴーンがピンチだという。
というのも、日産が立ち直ったと思ったら今度はルノーが経営危機に陥っている。
さらに言うと、このルノーの筆頭株主というのが実はフランス政府であり、ここにきて政府が持ち株比率を上げてきたもんだから完全にゴーンが抑え込まれてるんだよ。
どうやら政府は自国を守ることを優先し、ルノーの損失を日産に埋めさせようとしてるっぽい。
つまり、現在経営好調でも日産は地味にピンチなんだ。

この状況で、日産はちゃんとマリノスを庇護できるのか?
さらに、ここにきてまたキナ臭いニュース。
これはゴーンが主導したのかは知らんが、マリノスはマンチェスターシティの持ち株会社である「シティフットボールグループ」と提携したという。
あと、日産が欧州CLのスポンサーとして出資を決定したという。
何だか急に国際的な動き、一体どうしたんだろ?
何より私が気になるのは、↑の「シティフットボールグループ」さ。
これの実体はぶっちゃけファンドなんだが、彼らは今回マリノスの株を19%ほど取得し、つまり日産は持ち株比率を大きく下げたワケね。
いよいよ、Jにもこういうのが入ってきたワケか…。

もちろん、Jリーグは方針として外国資本をガードしている。
それに元々プレミアみたく株式公開してるワケじゃないから、いきなりクラブ買収というのは有り得ない。
ただし、日産との合意の上での「身売り」なら、100%有り得ない話だとは言い切れないだろう。
ルノーの経営不振、フランス政府の増長、ゴーンの影響力低下、中東マネーとマリノスの提携、日産の欧州CL出資。
もしも、これらの出来事が全てひとつの線で繋がってるとしたら…?

↑で私は「Jリーグは外国資本をガードしている」と書いたが、実をいうとこれにも抜け道があるのね。
その「シティフットボールグループ」というファンドは、今年になって「シティフットボールジャパン」という日本法人を設立してるワケさ。
この法人を介してしまえば、いわゆる「外国資本」には該当しなくなる。
…彼らは、本気で仕掛けてくる?
私としては、プレミアと違ってショボいJクラブに彼らが一体何のメリットを見てるのか、全く意味分からんのだが…。

まぁ、有り得ないとは思うが百歩譲って、仮にマリノスがこのファンドの傘下に入ったとしよう。
そうなると、今までになくスケールのデカい投機が出てくる可能性は一応あると思う。
そうなりゃ、マリノスは真のビッグクラブに?
マリノスは、日本のマンチェスターシティに?
…いやいや(笑)。
一応、ファンド側も「我々はマリノスを買収しない」と明言している。
普通に、マンチェスターシティのアジア市場開拓に利用したいだけのことかもしれん。

ちなみに、この「シティフットボールグループ」のCEOはフェランソリアーノという人で、元バルサの副会長だったらしい。
「大赤字だったバルサを甦らせた男」だってさ。
じゃさ、知ってるスター選手を何人か日本に引っ張ってきてよ。
あと、マリノスの若手を何人かマンCで修行させてよ。

意外と、今後マリノスがJの台風の目になる可能性は出てきたな…。
2015/5/10(日)21:16

☆関西人
Jにビッグクラブはできる?
Jクラブがなかなかアジアで結果を出せないことの理由のひとつとして、正直カネがない、というのはあるだろう。
各々のクラブが、あまり儲かってない。
欧州のリーグでは放映権で儲けてるところもあるし、また株式を公開して資金を調達してるところもあるんだが、どちらにせよウチはそれができないからね。
だから地道に観客動員を上げていくか、あるいは親会社の援助に頼るか、とるべき道はそのふたつのうちのどちらかということになる。

じゃ、日本で資金力のある親会社というと、どこになるの?
やはり私は、ダントツでTOYOTAだと思う。
なんせグループ年間売上が25兆で営業利益が2兆ってんだから、もはや桁違いである。
仮にこの会社が本気でグランパスを支援したら、凄いことになると思うんだが…。
いや、その兆しはないこともない。
というのは、TOYOTA社長の豊田章男氏がなぜかグランパスの会長に就任したという先日のニュース。
豊田社長って、財界で知らぬ者はいない世界的な超VIPじゃん?
こんな大物が、今さら何でグランパスの会長なんかに?
と思ったら、どうやらクラブ新社長には久米一正GMが就任したみたいだね。

久米さんといえば、本来TOYOTAの人でなく(確か日立出身だっけ?)クラブでは雇われマスターみたいな立ち位置だったはず。
普通、社長をやる人はクラブや親会社の生え抜きから選ばれることの方が多い。
だけど久米さんの場合は、まずレイソルを強化して名を上げて、次にエスパルスを強化して名を上げて、そうした実績を買われた「プロのGM」としてグランパスに来た流れである。
当然、ここでの仕事が終われば次はまた別のクラブに行くんだとばかり思ってたよ。

とにかくTOYOTAにとっては「外様」の久米さんが新社長になったということで、せめて会長の座には親会社の色を強めてバランスをとりたかったんだろう。
で、本丸から豊田章男が乗り込んだ。
と言っても豊田さんはTOYOTAの社長業を辞めてこっちに来たワケじゃないから、それほど口を挟む存在にはならんだろ。
多分、ベルルスコーニみたいにはならない。
「口を出さず、でもカネは出す」というSoftbankの孫会長みたいなパトロンになるんじゃないかな?
…あ、そういえば先日に豊田さん、「私はグランパスの財布ではない」と予防線張ってたっけ(笑)。

私は、この【会長豊田+社長久米】という新体制、ハマれば強力だと思うよ。
どっちも有能な経営者だし。
来年、もしくは再来年あたりから勝負に出てくるような気がする。
聞けば、TOYOTAは「トヨタカップ」以来ずっと支援してきたクラブW杯から遂に冠スポンサーを撤退したという。
確か、今年来年の大会は久しぶりに日本での開催のはずだが、このタイミングでなぜ撤退を決めたのかはよく分からん。
何か、あったのかもしれん。
ちょっと嫌な予感がした人もいるかもしれんが、ただ豊田さんという人は大のサッカー好きだという話を聞いたことがある。
逆に、こういう風に考えてみてくれ。
今までクラブW杯に出資してたカネを、今後はグランパスの方に回す可能性もあるんじゃないか、と。
TOYOTAの意地として、ヒュンダイやサムスンにACLで大きな顔されるのは我慢ならんだろうし…。

ただひとつ、不安要素もある。
それは、小倉隆史のGM補佐就任の噂(笑)。
アイツ、大丈夫か?
一応「補佐」とはいうけど、GMは当面久米さんが社長業と兼任するという噂だから、実質は小倉がGMみたいなもんだろ?
まず心配になるのが、小倉がU22時代の師匠だった西野監督に対してちゃんとモノを言えるのか、ということ。
ぶっちゃけ西野さん、かなり扱いにくそうな人じゃん?
まだ久米さんは西野さんと日立時代からの同志だからうまくやれてたけど、小倉には少し荷が重いんじゃないかな〜。
ま、やってみなきゃ分からんけどね。

そういや、小倉はかなりリーダーシップに長けた人物だという話を聞いたことがある。
西野さんが率いてたアトランタ五輪代表、あのチームの主将は言わずと知れた前園だったが、しかし前園がリーダーになったのは小倉が負傷してチームを離脱してからのことで、それまではずっと小倉が名実ともリーダーのチームだったらしい。
それほど、小倉のリーダーシップは傑出してたんだそうだ。
じゃ、ちょっと期待しようかな(笑)。

ところで私は思うんだけど、そろそろダメモトで本田にオファーしてみるのはどうだろう?
彼も来年にはいよいよ30歳になるし、俊輔じゃないけどファイナルステージを古巣で迎えるのはキャリアの綺麗なまとめ方である。
グランパスとしても、どんな大物外国人獲るよりも本田獲る方が経済効果あるはず。
ついでに、麻也も獲っちゃえよ。
ついでに、監督は旧師ベンゲルにオファーして本気でアジアを獲りにいこう。
もちろん莫大な補強資金が必要になるだろうが、会長にはTOYOTAの決裁権を持つ豊田さんがいるから心配ご無用(笑)。

今日もグランパスはフロンターレに負けて中位は相変わらずだけど、そろそろ目を醒まさなきゃね。
いつまでもこの調子だと、愛知県のスポーツ熱は【サッカー<フィギュア】だとして、そのうち豊田スタジアムのピッチ上に氷を張られてしまうぞ。
2015/5/10(日)18:36

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