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過去ログ473 2015/4/18 21:50

☆WIN5プロ
湘南対ガンバ。
ソファーに横になりながら缶ビール片手で見ていたが、内容的には点差ほどの差はないように思った。

湘南の運動量にガンバが押されていた時間もあった。
9番の外国人はちょっと期待ハズレだったが、周囲のサポートも速く、右サイドの藤田がシュートまでいくシーンも作ってた。
しかし、不思議と得点の匂いがしなかったんだよな。
最後の最後、もう一枚ガンバのDFを剥がすところまで行けないというか。

逆に、ガンバの、というか宇佐美の1人カウンターなんて危険な匂いが漂いまくってたw

湘南の問題点は何なのかと考えた時、俺は難しいことはよくわからんが、胸スポンサーどうなの?とは思った。

エナリスって大丈夫か?
株取引してる人間なら知ってるんじゃないかと思うが、おかしな決算処理して市場の信頼を失ってる会社だよな。

スポンサー料金ちゃんともらってるのかとか、ベルマーレのイメージがとか、関係ないけど余計な心配しちまうわ。
まあ、エナリスが電源開発やら電力買取りを事業の柱にしてるだけあって、湘南の走力たるや選手個々がダイナモを搭載してるかのようではあるw
新電力事業会社のスポンサードらしいサッカーを体現して、それが湘南のストロングポイントでもある。

だが、今日の試合は、サッカーで肝心なのはゴールだということを痛感する内容だったな。
湘南は決めるところ決めれば残留できる力はある。

まだまだ長いシーズン。湘南はゴール。エナリスは信用をコツコツ積み上げていくしかない。
サッカーのゴールは架空計上できないからな。


中山11皐月賞
◎ドゥラメンテ


そろそろ俺の決定力見せる。
2015/4/18(土)21:50

☆関西人
和風ダシ
続きね。

以前にお茶のCMで、「美味しいものは脂肪と糖でできている」というフレーズがあった。
それは確かにそうだと思った。
逆に、脂肪も糖も含んでない食事だと美味しいものを探す方が難しいだろう。

で、この脂肪と糖がアスリートには厄介な存在。
皆、摂取のコントロールをしている。
あるJリーガーは、揚げ物は一切食べないと言っていた。
仮にどうしても食べなければならない時は、コロモを全部とって中身だけ食べると言っていた。
…それ、揚げ物の醍醐味ゼロじゃん(笑)。
肉は鶏のササミしか食わない、というアスリートもいた。
なんか、可哀想ですらある。
成功して巨万の富と名声を得たアスリートであっても、それと引き換えにして我々一般人が享受してるささやかな幸福は犠牲にしてるのかもしれないね…。

近年、アスリートに見直されてるのが実は「和食」と言われている。
日本のみならず、海外のアスリートにも愛好家は多い。
和食の特徴としては油脂が少なく、根菜が多く、タンパク質は肉より魚、あと発酵食材が豊富。
何しろ、「世界無形文化遺産」に認定された食事ですよ。

ただし、過去に「日本人選手は和食を食べてるからダメ」と言い放った指導者がいた。
言わずと知れた、ジーコである。
彼がどれほどの検証を経てそう言ったのかは知らんが、どうやら日本人選手の脆弱なフィジカルは日本の食文化にこそ原因あり、と見たらしい。
かなりトンチンカンな解釈だと思うが…。
もともと、ジーコって日本滞在が長かった割には和食派ではなかったようだ。
日本の「ダシ」がダメだったみたいだね。
日本のダシは、カツオ節とか昆布とか煮干しとか基本的に海の幸が中心。
我々日本人にはあの風味こそがたまらんのだが、慣れてない外国人の中には「げっ!海臭い汁だ!」と受け付けない人も稀にいるようだ。
ブラジルってシュラスコなど肉食文化のイメージが強いが、ダシ文化はあまりないのかな?

どっちかというと、南米より欧州の方に和食ファンは多い気がする。
最たる例は、ピクシー。
あれはあれで特殊だね。
納豆が好きとか、鮎の塩焼きが好きとか、基本的に日本人ですら好き嫌いがある食材を彼は好む。
私も魚は好きな方だけど、鮎だけは匂いがあって苦手だなぁ。
ピクシーって、臭い物フェチか?
あと、ザックの場合はワサビにハマってた話は有名。
あと、トルシエの蕎麦好きも有名。
ハリルは和食ファンか知らんが、最初の会見でいきなり寿司の話をしてたからイケる方だと思う。

基本、前述の通り日本はダシ文化である。
なぜ、日本でこれほどラーメンが国民食になったのか?
それは、日本のダシ文化と相性が良かったからだろ。
ラーメンは、スープこそが命。
この考え方は、ラーメンの本場・中国にはないらしい。
この話は以前に一度板で書いたと思うが、私の知り合いである中国人がそう言っていた。
「醤油」「塩」「味噌」「トンコツ」など、スープでラーメンを分類してる日本はおかしいと彼女は言ってたんだ。
中国では、スープは白湯が基本。
分類は、あくまで麺の上に乗せる具材で決定する、と。
日本と中国って、文化が全然違うんだなぁと思った。

あるいは、サッカーでもそれは言えるのかな、と思ってさ。
日本のサッカーは、ダシ、スープをベースにする。
一方、海外のサッカーは具材をベースにする。
日本では評価の高い「ダシ系プレーヤー」も、海外に行くと「具材系プレーヤー」の引き立て役に終わってしまい、あまり評価されなかったりして…。

ハリル、このへんどう着手するんだろうね。
でもさ、欧州は欧州でダシ文化はあるワケよ。
特に有名なのは、フランス料理の「フォンドヴォー」かと。
ハリルは旧ユーゴ生まれながらもフランス文化圏の人であり、フォンドヴォーの人だと思う。
少なくとも南米ジーコのようなシュラスコ、肉を串に刺して塩で焼くだけのシンプルな調理ではないだろう。
2015/4/18(土)12:37

☆関西人
体脂肪率A
↓のハリルの会見を受けて、宇佐美がコメントをしていた。
「今、体脂肪を落としている段階。6月には違った数字を見せられると思う」だってさ。

別に彼は怠惰な生活を送ってたというワケじゃなく、オフシーズンから体調管理には気を使ってたという。
年初から奥さんと話し合って食生活の改善に取り組んでたらしく、ちゃんと6キロの体重減に成功したらしい。
ただ、6キロ減量しても体脂肪率は1%も変わらなかったんだってさ(笑)。
不思議なもんだね〜。
普通、6キロも体重落としたら少しぐらいは体脂肪が落ちるもんじゃないの?
というか、6キロも脂肪以外の何が落ちたというんだろう?
…筋肉?
それ、アカンやろ(笑)。
…まさか、ウンコ?
いや、さすがに6キロもウンコ溜めてたとは思えん。
宇佐美の6キロ減は、かなり謎である。

というか、彼の場合は奥さんがかなり頑張って食事管理してくれてるみたいだけど、正直こういうのはプロに管理してもらう方が私はイイと思うんだよね。
基本、女の人って食事管理とかになるとすぐに「ダイエット」のテイストを強くしてしまう。
野菜中心、低カロリー、炭水化物制限、油脂制限、減塩、みたいなのをすぐにやりたがるのよ。
いや、確かにそれはそれで健康に良いとは思うんだけど、一応宇佐美はアスリートであって、決して美容目的の食事管理じゃないんだからね。
なんか、6キロも落ちたのに体脂肪率は変わらなかったという話を聞いて、ついつい「ウェストは痩せるけどオッパイは小さくならない」的な女子系ダイエットをやらされてる宇佐美の姿を私は想像しちゃうワケよ(笑)。

ここでまたカズの話を少しさせてもらうんだが、カズは基本的に奥さんが作る料理は食わない人である。
彼が口にする食事は、プロの栄養士が管理してるワケね。
カズと違って結婚してまだ数年しか経過してない宇佐美に、そういう「嫁の作った料理を食わない」という選択はかなり酷な気もするが、でも一度はやってみたらイイよ(蘭夫人は彼女なりに努力して栄養学の勉強してるらしいが…)。
カズなんて、あの年齢で体脂肪率が一桁らしいじゃん?
それはもう、間違いなくプロの管理があってこその成果でしょ。

私がカズの話を聞いて面白いなと思ったのが、炭水化物のコントロールだね。
基本、彼は普段の食事で炭水化物をあまり摂取しないという。
それは、栄養学としてよく分かる。
だけど興味深いのは、彼って逆に試合前になると「炭水化物しか摂らない」食生活にシフトするんだという。
肉野菜一切なしで、三食全部炭水化物オンリーなんだってさ。
へぇ〜、そういうのってOKなんだ?
最近特に、【炭水化物=悪】とする世間の認識が強いでしょ?
私の周りでも「ご飯もパンも食べない」とする人は確実に増えてきている。
しかし我々一般人はともかく、やはりアスリートには炭水化物って大事なんだね?
当然のことだが、アスリートの食事管理と一般人の食事管理とを同一で見てはならんのだ。
しかし、宇佐美の話を聞いてると「炭水化物を減らす」とか「肉を減らして野菜と魚中心」とか、かなり一般人的なことばかり言ってるんだよね。
そこが妙に気になる…。
2015/4/17(金)0:58

☆関西人
体脂肪率
W杯アジア2次予選の組み合わせが確定したのを受けて、ハリルが会見をしていた。

組み合わせは、上々だと思う。
シリア、アフガニスタン、シンガポール、カンボジアのグループに日本は入った。
シリアとアフガニスタンは外務省が退避勧告にしてるほどの治安ゆえ、アウェー試合は中立国での開催が濃厚。
これ、ウチにとってありがたい話じゃないか?
アウェー4試合のうち、幸運なことに2試合も完全敵地から逃れられるんだから。
多分、この組み合わせで日本がコケることはまずないだろう。
これなら欧州組に頼らずとも、国内組だけでも勝てるんじゃないか?

しかし会見はそこで終わらず、ハリルは代表選手の体脂肪率一覧リストを持ち出して、「フィジカルの準備ができてない選手がいる」と注意を促したという。
体脂肪率12%以上はダメとのことで、14%の宇佐美は名指しでダメ出しされたみたい(笑)。
アスリートって、大変だなぁ。
一般人(成人男性)なら20%前後までは標準範囲とされてるはずだが、サッカー選手は11%以下じゃないとマズイのか…。

その一覧リストによると総じて欧州組の数値が低く、国内組の数値が高かったという。
これをもって、
「やっぱ欧州でやってる奴はプロ意識高いなぁ」とか
「やっぱJリーガーって甘いんだね」
と感じた人も多いだろう。
…でも、それはちょっと待ってよ、と私は言いたい。

まず、いきなり「体脂肪率12%以上は失格」という基準を示されたところで、それは本当に世界基準なのか疑問である。
基準を示すからには、ちゃんと比較対象が欲しいんだよ。
たとえば世界強豪クラブの体脂肪率一覧リストを示すとか、ドイツ代表やブラジル代表などの一覧リストを示すとか、そういうのがないと日本の立ち位置があまりにも分かりにくい。
それに、こういうのは人種を考慮しないんだろうか?
ネグロイドとコーカソイドととモンゴロイド、この3つを同等の基準で語るべきなんだろうか?
そのへんは、私も医学に詳しくないからよく分からんのだが…。

あと、体脂肪率を測定する時期という問題がある。
仮に、これが先月末の合宿で測定されたデータだとしよう。
だとすると、そりゃ国内組が不利じゃないか?
だって欧州のリーグが秋春制なのに対し、Jリーグは春秋制である。
Jリーガーにとって3月は、オフが明けて間もない時期。
一方欧州選手は、ウィンターブレイクがあってもJよりは一ヶ月以上も早くリーグが再開してたんでしょ?
細かいことかもしれんが、体脂肪率はそういうのも影響として出ると思うよ。

たとえば、リストには入ってない選手だが遠藤。
仮に彼がまだ代表にいたとしたら、確実に今回のリストで体脂肪率ワーストになってたと思う。
なぜなら、彼はオフシーズンを「完全休養」に当てる人だから。
当然、そこで体脂肪率は上がる。
それに対して「プロ意識ないなぁ」というのは簡単なんだが、これはこれで彼流の年間プランであり、こういうやり方でずっと彼は長く活躍してきたんだよ。
だから、今回のリストをもって選手の優劣を語るのは少し違うかな、と。
ましてや、これを鵜呑みにして【欧州組=優秀】【国内組=ダメ】という解釈はいかがなものか、と。

まぁそうは言っても、こうして問題提起したハリルの姿勢は素晴らしいんだよ。
あとは、我々の受け取り方の問題だね。
2015/4/15(水)15:59

☆関西人
武藤が進む道
武藤がチェルシーからのオファーを見送った、という報道が何日か前から出ている。
と言っても、別に武藤本人やクラブが公式発表したワケではない。
全て、メディア側の推測である。
もともと、このオファーに対するチェルシーへの回答期限は4月12日という噂があり、その12日に武藤が「これから進む道はゆっくり決めたい」とコメントしたもんだから、あぁこれはもうチェルシー消えたんだな、って解釈だろう。

聞けば、彼はインテルからもオファーあるんだよね?
他にも、ドイツやスペインのクラブが照会してるという噂もあるし。
「ゆっくり決めたい」というのは、そういうのがあってこその余裕だろう。
これだけ注目されてる彼なら、仮に今年じゃなくとも早かれ遅かれ欧州移籍するのはまず間違いない。
私は、彼って欧州で成功する可能性が高いと思うんだ。
それは、プレースタイルからして妙に「日本人らしさ」がないからなんだけど。

その「日本人らしさ」って何やねん?ということだが、ひとつはボールタッチの回数が少ないと極端に試合で消えてしまう傾向。
これはボールに多く触ることで初めてリズムを出せるというか、だから基本、日本人の多くはポゼッションの中でしか持ち味を出せないんだ。
よくあるパターンとして、短いパスを至近距離の味方に預けて自分はスペースに走る。
日本なら、当然そのパスはリターンされる。
だけど欧州では、それが普通に返ってこなかったりして…。

日本人同士なら共有できるプレーの意図が、なぜか欧州では共有できないことの不都合。
その壁にぶち当たり、持ち味を半分も発揮できないまま挫折してしまった日本人選手は今まで多かったと思う。
特に中堅クラブに行くと堅守速攻がベースなもんだから、基本は細かい繋ぎじゃないワケよ。
パス&ゴーを狙ったところで、味方に球を預けたらリターンをくれずにそのまま前線へロングボールを蹴られてしまったりして(笑)。
これじゃ、小回りが売りの日本人の良さなんて活かしようがないだろ、と。

じゃ、中堅クラブじゃなくてもっとポゼッションできるチームに行けばイイじゃん?という考え方も出てくる。
でも、そういうチームは大体が強豪クラブ。
当然選手層は厚く、そこでレギュラーを確保するのはかなり難易度が高い。
…ジレンマだよなぁ。
出場機会を得られるレベルのクラブだと、チームに自分を活かせるだけのポゼッションがない。
逆にポゼッションがあるクラブだと強豪ゆえ、自分のレベルじゃ出場機会を簡単に得られない。

でも、意外なところに抜け道はあった。
プレミア、リーガ、セリエ、ブンデスの四大リーグを離れてみると、たとえば俊輔はスコットランドリーグの強豪に入ることで居場所を見つけられた。
思えば、小野が活躍したフェイノールトもオランダリーグの強豪だったし。
これらのチームは国内では強豪ゆえ、試合では常にある程度のポゼッションを見込めたし、その一方で四大リーグの強豪に比べれば、まだ日本人にも出場機会に全然希望があった。
あと、チームのベースがダイナミックだから逆に日本人の繊細さが重宝されたし、一番「ちょうどイイ」関係性だったよね。

じゃ、武藤もそういうチームに行けばイイ、と私は言いたいワケじゃないよ。
武藤は、俊輔や小野とはタイプが全然違う。もっとダイナミックだ。
必ずしも、ポゼッションを必要とはしないタイプだと思う。
あのスピード、そして仮に周囲との関係性を無効にされても、独力でフィニッシュまで持ち込める大きなストライド。
キックが強くてシュートレンジがあり、また上背はないけどヘディングもできる。
むしろカウンター向きだな、と思う。
「味方がパスをくれないから何もできなかった」というタイプじゃなく、自分で仕掛けて敵から球を奪うこともできるし。

思うに、彼は四大リーグにおける中堅クラブで活躍できるんじゃないだろうか?
たとえば、中田英でいうところのペルージャみたいなところを足掛かりにするのさ。
そこで「大物食い」をやってのけて、いつかはビッグクラブへ。
今回は違ったが、将来モウリーニョに前言を撤回させ、「武藤が欲しい」と言わせてみたいと思わないか?
2015/4/14(火)12:32

☆関西人
キングカズA
三浦知良=キングカズ。

彼はその名の通り、長年日本サッカー界のキングとして君臨してきた。
日本代表の移動バスには「キングシート」なる座席(左の最後列)があるのは有名な話だが、カズが代表を退いた後にそこに座ったのが中田英寿。
また、中田英が引退して今は誰がそこに座ってるかというと、どうやら本田らしい。
つまり、キングの系譜は【カズ→中田英→本田】となってるワケね?

ちなみに、カズは今48歳。
中田英は今は38歳。
そして、本田は今28歳。
こうして見ると、キレイに10歳間隔なんだな?
つまり、「キング10年周期説」がここで出てくるワケだ。
…あ、一応ラモスもここに付け加えておこう。
ラモスは今、58歳。
この58歳→48歳→38歳→28歳という規則的な流れを踏まえると、理論上、次のキング候補は今18歳の選手、ってことになるんじゃないか?
じゃ、次世代のキング候補を現在18歳というカテゴリーの中から探してみよう。

あぁ、そういえばこの世代にはアイツがおるわ。
プレミアリーグの名門、トッテナムのユースで背番号Iを背負ってるというサイゴダード。
彼は英国生まれ英国育ちながらも日系ハーフであり、既に日本の年代別代表にも召集されている。
将来が楽しみな逸材だね。
↑の「キング10年周期」の法則からしても、本田代表引退後の「キングシート」にこのサイゴダードが座る可能性は結構高いと思う。
もういっそのこと、今のうちから彼をハリル代表に呼んじゃえばイイのに。
確か中田英なんて、20歳ぐらいで既にA代表の司令塔やってたよな?
やはりキング候補たる者、若いうちから大舞台踏ませといた方がイイのよ。

ちなみに今18歳のサイ世代は、2020年東京五輪の時にちょうど23歳を迎える
その頃にサイがキングになってるかどうかはまた別としても、少なくともこの東京五輪だけは自国開催の威信に懸けて絶対にコケさせてはならんのだ。
協会もそのへんは重々承知してるようで、たとえば、去年のW杯の時のことを思い出してみてほしい。
あの大会、なぜかトレーニングパートナーとして高校生を二人チームに帯同させてた。
坂井大将くんと杉森考起くん。サイと同じ1997年生まれ。
当時は、なぜ大学生やJ選手じゃなく高校生なんか呼んだんだ?と思ったが、これも東京五輪を見据えての話なんだろう。
普通、こういうパターンなら2年後を見据えてリオ世代を帯動させるよね?
だけど、協会の優先はあくまで【リオ世代<東京世代】だったようで、2年後じゃなく6年後を見据えてたワケよ。
…なんか、少し可哀想な扱いの手倉森ジャパン(笑)。

この世代が23歳になるのが2020年なら、その頃にキング本田は33歳か…。
うん、王位継承にはちょうど良いタイミングだな?
ちなみに、2020年にキングカズは何歳になってるかというと、53歳。
さすがに53歳だと引退してると思うが、一概にそうとは言い切れないところがカズの恐ろしさである(笑)。
2015/4/14(火)8:54

☆関西人
キングカズ
昨日の「サンデーモーニング」、また張本さんがやらかしたみたいだね?

私は見てなかったから流れはよく知らんのだが、要は番組の中で彼がキングカズに言及するシーンがあり、そこで「もうお辞めなさい」と引退勧告をしたんだという。
「二軍で頑張ってもそんなに話題性ない」
「スポーツマンとしては、もう魅力がないね」
とも言い放ったとやら。
…そりゃもう、日本全国のサッカーファンは怒り心頭だろう。
こんな発言しちゃうと、ヘタすりゃ今後彼の自宅の郵便受けに毎日ウンコ入れる奴も出てくるよ。
マジで大丈夫かいな?
TBSに苦情が殺到したのは間違いないだろうし、来週あたりお詫び発言が出るかどうか、要注目である。

でもまぁ、私はお詫びなんぞ特に要らんと思うけどね?
だって日本は言論の自由が保証されてる国なんだし、ちょっと世論に迎合しない発言をしたらすぐに非国民扱いというのは少し違うだろ、と。
…そもそも彼の場合、非国民と言ったところで国籍はもともと韓国じゃなかったっけ(笑)?
それはともかく、こういう空気を読まないヒンシュク発言をする人がたまに出てくることは、ある意味テレビがまだ健全であることの証拠さ。
どの番組も統一された全く同じ論調、それこそファシズムのようにカズを肯定する発言しか許さない空気って、それはそれでキモチ悪い現象だよ。
だから、張本さんみたいのも必要なのさ。
「サッカー知らん奴がサッカー語るな!」と言いたい人も多いだろうが、私はそれも違うかな、と。
サッカー知らん奴がサッカーを語れないって、イマドキどんな言論統制の国だよ?

思うに、張本さんの論旨は「そろそろ後進に道を譲ったら?」ということじゃないかと。
譲るも何も、もともと彼スタメンじゃないんだけどね(笑)。
しかし仮にベンチ要員だとして、ギャラはスタメン選手より遥かに高い金額を貰っている。コスト効率としては最悪だろう。
実際彼がどれほどの年俸かというと、一説には1500万とやら。
あら?カズというネームバリューからすると、むしろ安くすら感じるよね?
でもJ2というのは1000万以下の年俸が大多数とのことで、むしろカズのは破格らしい。

あ、そういえばカズはフィジカルトレーナーやら栄養士やらマッサージ師やら、個人専属で数名の独自スタッフを雇ってるんだった。
多分、これは自分のギャラから支払ってるんだろう。
それに、この人は後輩たちと飯を食いに行ったら全部彼のオゴリになると聞くし、こういう金遣いのスケールを考えると1500万じゃ足らんような気さえする。
服や車も高そうだし…。
おそらく彼の場合、クラブからの年俸以外の収入が沢山あるから心配ないんだろうが、でもほら、たまに香川ら代表選手を集めて「カズ会」って食事会してるじゃん?
あれも全額カズのオゴリらしいけど、年俸1500万のカズが年俸億単位の後輩たちにオゴるのって、よく考えたら滑稽でもある。
こればっかりは、しようがないんだけどね。
キングカズだから。

それにしても、クラブ側はなぜカズをなかなか戦力外にしないのか?
そもそもJ2って経営も厳しいはずだし、ギャラ高額の控え選手は放出した方がよっぽど経営が楽になると思うんだが。
…いやいや、むしろ逆に経営の為にこそ、カズは必要な存在なのかな?
彼の知名度による集客力、メディア露出増、そしてスポンサーの確保。
確かに、そういうピッチ外の貢献はあるだろう。
というか、一説にはカズ残留はスポンサーの意向だという話もある。

ああ、そうか。
そういう意味じゃ、カズは今をときめく武藤と同じなんだ。
チェルシーが武藤にオファーしたのもまた、優先はピッチ内よりピッチ外。
まず、経営の為だったはず。
ぶっちゃけ試合で使えるかどうかなんて、そんなの二の次の話。
こういうの、選手に対してはかなり失礼なスタンスなんだけどね。
しかしカズ自身もそのへんを理解しつつ、それでもクラブに居続けるメンタルがまた凄い。
それこそ、ストライカーのメンタルだよ。
もっと彼が普通の感覚を持つ人間なら、
「控えの俺がスタメンより高いギャラ貰ってるのは申し訳ない」とか、
「俺が辞めれば、その浮いたカネで戦力になる若い選手獲れるんじゃないか?その方がチームは強くなって昇格できるんじゃないか?」とか、色々考えたりするもんでしょ。
でも、カズはそんな煩悩を吹っ切っている。
良い意味で、エゴイスト。
良い意味で、自分のことしか考えてない。
また、そういう人だからこそ、48歳になってもまだ得点をできるということなんだろう。

というワケで、私は今回張本さんの発言に触発され、敢えてカズに対して失礼な表現を含めて書いてみました。
だから張本さん同様、私に対してもムカついた人いるだろ?
でもさ、私の自宅の郵便受けにウンコ入れるのだけはやめてよね〜(笑)。
2015/4/13(月)7:41

☆WIN5プロ
お楽しみの日曜日が来たな。
「また競馬だろ?!」と君たちの高速突っ込みは重々承知だが、今日はtotoGOAL3も生き残ってるからな。
昨日、薄氷の横浜FC1点勝負をクリアして、今日のマリノス対仙台。名古屋対広島に可能性を繋げたのは良かった。
と、言いたいところだが、ウィルソン出ないという情報が今朝耳に入ってきたんだが、どういうことだ?!
もしかしたらマリノス勝つかもしれんなw

水曜日のナビスコでも俺は広島に予想裏切られてるんだよ。ルール内とはいえ、若手主体でいくにも程がある。

問題はtotoの店頭端末締切時刻にある。また、今回のような土日跨ぎのGOAL3やminiもメリット・デメリット双方よく考えてほしい。
仙台のウィルソンが出ないと最初からわかっていれば俺の予想も違ってくる。
技術的に難しいかもしれんが、試合開始前までに「降りる」制度の運用してほしいよ。
できることなら、今日の試合開始前に俺は降りて、購入額丸々払い戻ししてもらいたい。
それくらいウィルソンが出場しないのは購入者の不利益だと思うぞ。
まあ、現状の制度設計を理解した上で購入してるわけだから、ただの愚痴にしかならんが、Jリーグや各チームには金賭けて試合見てる客がいることをもっと真剣に考えてもらいたい。
僅か1点差、誤審一つで人生が変わるケースもあるからな。

お楽しみと言えば、今日は統一地方選挙の投票日でもあるな。選挙にも金賭けられたら投票率むちゃくちゃ上がりそうだなw
ま、俺は国民の責任として選挙には行くよ。
基本的に投票するの好きだしな。


阪神11桜花賞
◎15ココロノアイ


ギフト
2015/4/12(日)8:10

☆関西人
チェルシー武藤B
↓にバルサ久保建英くんのことを書いたが、彼のライバル(?)として存在する中井卓大くんのことも忘れちゃいかん。
中井くんは久保くんより少し年下の11歳、日本人初でレアル入りを果たした天才少年である。
彼が有名になったのは、確かYouTubeの動画からじゃなかったっけ?
当時「滋賀の天才少年」として話題になり、おそらくあれがレアルの目にも留まったんだろう。
思えばジャスティンビーバーもデビューのキッカケはYouTubeだったし、つくづく今ってそういう時代なんだな…。

ただちょっと気になるのは、今回久保くんが「青田買い」禁止条項に抵触したとしてFIFAに介入されたというなら、また中井くんも同様にヤバイのでは?ということ。
一応、大丈夫だろうとは言われている。
今回のは「見せしめ」として違反常連の筆頭格バルサがチョイスされたにすぎず、さすがにFIFAも全クラブにこれを波及させるような無茶はしないだろ、と。
とはいえ、もちろん可能性はゼロじゃないんだけどね。

そういや今から十数年前にも、日本から玉乃淳(当時15歳)がアトレティコマドリードのユースに入って話題になったことがある。
「あのFトーレスと2TOPを組んだ」というのは語り草だったものの、そんな彼も帰国後のJリーグでは大した活躍できなかった。今は解説者として、現役時代よりブレイクしてるけど。
子供の頃の輝きだけで、将来なんて全く分からんもんだね。
今の久保くんや中井くんだって、10年後には果たしてどうなってるかなど全く分からんのだ。
そう考えると、わざわざ外国から小中学生を連れてくるような「青田買い」が本当にチームにとって効率良いかと言われりゃ、実はちょっとビミョーかもしれん…。

一方、チェルシーのやり方はスペインとかなり違う。
もちろんチェルシーにも優秀な下部組織はあるものの、基本はバルサみたく原材料を仕入れてきてイチから部品をオーダーメイドするようなやり方ではなく、まずは使えそうな既製品を買い集めてきて、あとはチューニングの巧さでオーダーメイドにも匹敵する完成度に仕上げる。
どっちがイイかって、どっちとも言えん。
ただひとつ言えるのは、チェルシー式だとチューニングこそが全てを決定する要素だし、チューニングの天才が監督に就く必要がある。
モウリーニョとかね。

一方、バルサ式だとチューニング以前に「素材へのこだわり」。
カレーを作るならまずスパイスの調合から始めるとか、服を作るならまず糸を紡いで生地を織るところから始めるとか、そういう作業が下部組織の役割だと捉えている。
完成品のイメージは既に確立されており、その完成品から逆算して一番相応しい「スパイス」「糸」から育んでいこうという、まるで伝統工芸のような手作業。
超めんどくせ〜、と言ったら怒られそうだけど…。

でもさ、よく考えたら今のチェルシーって、バルサユース育ちのセスクが主軸なんだよな?
なぜかセスクは、バルサにいた頃よりチェルシーに来てからの方が調子イイという妙なパラドックス。
で、チェルシーの次の照準はバルサの申し子・メッシに向けられており、移籍金は350億円を準備してるという…。

そんなカネ、一体どうやって準備するんだ?と思ったら、そこで出てくるのが日本企業ですよ。
これまでスポンサーだったサムスンの契約が今年満了し、代わりの新スポンサーに決まったのが横浜ゴム。
ちなみにこの会社、日本サッカー界ではお馴染みの古河閥企業。
サムスンは今まで年間33億を支払ってたらしいが、対して横浜ゴムが支払うのは倍以上の年間74億!
5年でメッシの移籍金を全額回収できる計算じゃん?
そりゃもう、チェルシーとしても「日本に少しぐらい御礼しとかなきゃね…」ぐらいのこと考えるだろう。

で、その顛末が武藤に7億オファーか…。
350億に比べりゃ利息程度の僅かな金額還元だが、とりあえず気持ちだけは受け取っておきます。
でも理想をいえば、武藤よりも今回バルサにいられなくなった久保くんをチェルシーの下部組織で面倒みてくれる方がよっぽどありがたいんだが…。
2015/4/11(土)22:34

☆関西人
チェルシー武藤A
まぁ、それはそうなんだけどね。
ただオファーする側の立場とすると、既に実績を作った選手じゃなくて大して実績を作ってない選手を獲ることに意義がある。
特にチェルシーみたいなクラブにとって、これは投機だからね。
その為には、既に実績を作った選手を獲るなんて買うタイミングが遅すぎるよ。

まず間違いなく言えることだが、仮に武藤がチェルシーに行ってもいきなりトップチームの試合に出ることは有り得ない。
とりあえずは、どこか中堅クラブにレンタルで出されることになるだろう。
事実、このクラブは今なお20名以上の選手がレンタルに出されてるからね。
それこそ、若葉さん言うところの「下位クラブ」に回されるという可能性は高いと思う。
レンタルに補強を頼るのは、強くないところの方が多いから。
あくまで噂レベルの話にせよ、チェルシーとFC東京の交渉の中では既にレンタルの話が出てるという。

で、困ったことに一度レンタルに出されると、よっぽどの結果を出さないとチェルシーには戻れない。
ちゃんと戻れてトップチームの戦力になる確率は5%以下とも言われてるし。
それでいて所有権はあくまでチェルシーにあり、レンタル先にとっては「借り物」だから長い目で見て育成しようだなんて悠長な意識は希薄だろうよ。
そこが問題。

もちろん、こういう問題は誰もが知ってることさ。
FC東京も、武藤本人も。
チェルシーに所有権握られたままであちこちに転売されるリスクを怖れるなら、最初から下位クラブと直接契約した方がイイ、という考え方もあるだろう。
あるいは、欧州移籍するなら所有権はFC東京が有したままレンタル移籍とした方がリスクは少ない、とする考え方もある。
私も正直、こういうのは何が正しい選択かなんて分からんよ。
しかしどういう形にせよ、Jを出ていくことには大なり小なりリスクは必ず生じる。
たとえ、相手が下位クラブであってもね。
そういうリスクを避けるのを何より優先するなら、そりゃJにいたままの方が絶対にイイさ。

そういや、FC東京といえばもうひとつ話題があるんだった。
久保建英くんのニュースだよ。
言わずと知れた日本人初のバルサ入団テスト合格者として有名な久保くんだが、先日バルサがFIFAの「青田買い」抑止ルールに違反してるとの判断を下され、まだ13歳の久保くんは不本意ながらも退団せざるを得ない事態になったという。
ジュニア大会でのMVP獲得など、バルサ内でも評価が高かった久保くんだけに少しモッタイない話なんだが、問題は彼の今後の身の振り方だよ。
これがなんと、日本に帰国してFC東京の下部組織に入るという(東スポ情報…)。
さすがは首都クラブ、キテるね!
FC東京→チェルシーという話があると思ったら、今度はバルサ→FC東京?

意外と、このふたつのニュースはリンクしてるのかもね。
FC東京とすりゃ、ユース時代から手塩にかけた武藤はそろそろ売り時であって(ルーキーとはいえ今夏で23歳だし)、ポスト武藤のアイドル枠は久保くんに託すという皮算用かと。
久保くんはまだ13歳とはいえ、日本代表U15に召集されるほど別格中の別格。
ビジュアルもジャニーズjrっぽい美少年だし、素材としては武藤超え間違いなしの逸材。

ぶっちゃけ、まだ13歳なのにオトナの世界に振り回されてる久保くんみたいな存在を前にすると、今22歳の武藤に対して我々が「〜すべき」とか「彼の将来は〜」とか心配してるのって、なんかバカバカしくさえ思えてくるよ。
どう考えても、武藤はもう立派なオトナじゃん?
もう自分の頭で判断できる齢だし、たとえ間違った判断をしたとして、それはもう彼の自己責任さ。
だから我々は、ただ黙って彼の判断を見守るだけでイイんだよ。
2015/4/10(金)21:31

☆若葉4号
関西人さんへ
私は欧州移籍は実績を残してからではないと厳しいという個人的な考えがあります。具体的には@J1ベストイレブン AJ2無双B欧州2部主力(レギュラー以上 中心選手)の3つです。@は岡崎 清武 長谷部 長友 内田 酒井宏樹 川島など。
Aは乾 香川など。
Bは本田 細貝など
これらを経験しないまま欧州1部に移籍すると残念ながら帰国するケースが激増しています。
近年@ABを経験しないまま欧州1部でまずまずなのは酒井高徳と吉田です。話題の宇佐美は@Aを経験したので今なら有力だと思います。J1で年間7得点の宇佐美がバイエルンは早すぎましたがスモールクラブで3点くらいは取り帰国しJ2無双J1ベストイレブンと実績をあげています。20歳くらいで帰国したのも良かったです。無駄ではなかったと感じます。ビッグクラブへの移籍は本田は欧州2部 ロシア ミランと段階的に進んでおり長友もチェゼーナから始めました。中田と香川は欧州での実績を認められマンチェスターやローマに移籍したのですから結果は残念ですが理解はできます。稲本と宮市はいきなりアーセナルは無理がありません?武藤も好きな選手ですが下位クラブなら良いと思いますが…。特にFWは高原 岡崎でも3年間は二桁点とれなかったし現在@を経験した柿谷 大迫も3年間は猶予を与えたいですが…。Bを経験した金崎と山田は成長してる気がします。

@ABないまま移籍した選手
大久保←帰国後@取得
平山
坂田
永井
宇佐美←帰国後A@取得今なら
カレン
森本
宮市
大津
など
武藤は@を取得しましたが長友みたく下位クラブからステップアップをしてほしい。長友もイタリアでFC東京の監督もイタリアでセリエA下位クラブとかを個人的に希望します。
長文が下手すぎてすみません。



2015/4/10(金)1:30

☆関西人
チェルシー武藤
武藤に対するチェルシーの正式オファーが話題になっている。
よりによって、モウリーニョ率いる「あのチェルシー」!
サッカーファンなら、ちょっとテンション上がるよね!

ただ、オファーされた側とオファーした側とでは少し温度差があるのは事実だろう。
ぶっちゃけ、チェルシー側からは「どうしても武藤が欲しい」という熱は感じない。
「何だったら、ウチに来てみるかい?」程度の話だと思う。

とは言っても、わざわざオファーするぐらいなんだから使える素材と見てるのは間違いない。
だって足の速さは永井に次ぐ韋駄天レベルだし、シュート力もあるし、その上体躯が強くて当たり負けしないし、また運動量があって守備もよくするし、あと英語力あるみたいだから英国でのコミュニケーションには問題ないし、あとビジュアルがアイドル級だから日本のミーハーサポの経済効果もかなり期待できるし。
こんな素材がせいぜい移籍金7億程度で来てくれるというなら、チェルシーとしてはかなりオイシイ。
まだ高騰してない今なら、決して損はない小さな買い物だよ。
仮に買った後に使えないと分かったところで、そうなりゃテキトーにレンタルなど放出すりゃイイだけのことだし…。

で、このオファーがそういうモノだってことぐらい、武藤自身も認識してるだろう。
向こうにはリスクがあまりなく、一方こっちには大きなリスクがある、ってね。
彼は頭が良さそうな人だし、ノリで将来を決めるタイプじゃないと思う。
もともと彼はFC東京ユースの出身であり、てっきり私はトップ昇格できなかったから大学進学した人だと思ってたが、実はそうじゃなく、あくまで本人の意思でプロ入りよりも進学を選んだ流れだったという。
なかなか堅実な人だな、と思うよ。

となれば今回もまた、彼の選択はギャンブルをしない可能性は高いよね。
いや〜、無責任な我々ファンの立場としては、もっとギャンブルしてほしいんだけど(笑)。
とりあえず行くだけでも行っとけば、仮に結果がダメでも「元チェルシー」という肩書きだけで将来の食いっぱぐれはない気がするぞ?
特にモウリーニョの指導を直接受けたというだけで、もうメディアからは間違いなく引っ張りダコさ。
…そうか。
これは堅実な彼だからこそ、逆にオファーを受ける可能性も一応あるということね?

まぁ、私は特別彼のファンというワケじゃないから、こんな無責任なことを書いている。
一方彼の真のファンだという人は、このオファーが心配だろう。
ヘタにオファーを受ければ、この伸び盛りの大事な時期にず〜っとベンチ外で試合勘を失い、せっかくの才能が成長するどころか劣化していくんじゃないか、と。
…うん、その杞憂は一部正しい。
アーセナルの稲本と宮市、マンUの香川、ローマの中田、インテルの長友、バイエルンの宇佐美、ミランの本田、今までビッグクラブ入りした日本人は何人かいるが、中には「行かない方が良かったよな…」と感じた例も幾つか含まれてる。
しかし、「行って良かった」と感じた長友の例も確かにある。

いやね、私は武藤というキャラに長友と少し通じるモノを感じるんだ。
技巧派というより肉体派、筋トレ好き、スポーツマン一家の家系、高校まではほぼ無名、偏差値高い大学へ進学、そしてFC東京強化指定、明るくフレンドリーな性格、クラブではルーキーですぐレギュラー、代表でもすぐにブレイク。
さすがにビジュアルはちょっと違うけど、結構ストーリーはカブってます。
あとは、芹那に狙われたらほぼ完璧なんだけど(笑)。
あと、マツコデラックス。

それにしても、なんか2ステージ制って移籍しやすい空気だよな?
これまた、武藤には追い風ですよ。
2015/4/9(木)22:03

☆関西人
今後のGK
じゃ、最後にGK編。

面白いなと思ったのが、ハリル代表のGKコーチは前任アギーレが連れてきたリカルド氏の続投という形になったこと。
何で?と思うよね。
当然これは、ハリルの意志ではあるまい。
普通、前任の「おさがり」を引き受けるのって嫌なもんだよ。

どうやら真相は、協会なりに思惑があったようだ。
表向きはリカルド氏が高評価ゆえ留任をお願いしたということになってるが、本音は五輪の為かと思われる。
なぜってリカルド氏はA代表のみならず、U22代表の方のGKコーチも兼任してたから。
まだ五輪はアジア予選の途中ということもあり、このタイミングで手倉森体制をヘタにイジりたくなかったんだろう。
変な話、五輪代表の為にA代表のハリルには我慢してもらった形だ。

まぁ、しようがない。
しかしこうしてリカルド氏が続投になったということは、私が思うにこれで正GKは川島が一番濃厚になるよな、と。
事実、アギーレ体制下ではほとんどの試合、川島が先発だった。
これ、リカルド氏なりの評価だろう。
聞けば、日本に来る前のリカルド氏のキャリアって、ベルギーリーグでのGKコーチだったという。
当然、ベルギーにいる川島のことは最初からよく知ってたワケだ。

私はGKの専門的なことはよく分からんから、川島・西川・東口・権田のうち誰が最も優れてるかなどは全く判断つかん。
というか、実質はドングリの背比べなんじゃないかな。
となれば、あとは監督やGKコーチの好み次第だろう。
ただし監督はGKをチーム戦術との兼ね合いで選びたいだろうし、一方GKコーチは選手個人の能力・完成度で選びたいはず。
だから、こればかりは必ずしも見解が一致するとは限らない。

よく分かんないけど、多分GKにも「ポゼッション型」「堅守速攻型」というタイプがあると思うんだ。
上記四人は、各々どっちのタイプに分類されるんだろうか?
クラブの所属はスタンダール、浦和、ガンバ、FC東京。
各々フォーメーション異なるし、一概にどうこう言えないと思う。
ただ私は、伏兵・権田がここにきて再評価される可能性もあるんじゃないかと思って。
だって今の代表コンセプトに一番近いのは、↑の四つのチームの中じゃFC東京とスタンダールでしょ?
あと、GKは最終ラインとのアウンの呼吸が大事。
仮に今後森重や太田といったFC東京勢がレギュラー定着となれば、彼らと一番呼吸が合うのはそりゃ当然同僚の権田ですよ。
付け加えると、権田は吉田とも合うと思うんだよね。
なぜなら吉田は今まで五輪に二度出ていて、北京五輪では西川と組み、その四年後にロンドン五輪では権田と組んだワケよ。
結果は北京が三戦全敗だったのに対し、ロンドンはグループリーグ無失点で最終成績は大会ベスト4。
地味に、権田はゲンが良いGKである。

みんな、構図は依然【川島vs西川】と思ってるだろ?
だけど以前、【川口vs楢崎】の鉄板アングルからいきなり伏兵川島が大抜擢された流れを見ると、意外と今後権田の大抜擢も有り得る話だと思うんだ。
権田は、ぶっちゃけ川島ほどの経験値と強いリーダーシップはないし、西川ほどの天才的なキック精度はないし、また東口ほどには旬な素材じゃないけど、ひとつだけストロングポイントを言うと、年齢が若い。
伸びしろという一点では、ダントツだろうね。
2015/4/8(水)19:43

☆関西人
今後のDF
続いては、DFについて。

まずはSBのこと。
今までこのポジションでは不動にも近かった長友&内田だが、いよいよハリルになってこの牙城が崩れる可能性が出てきたと思う。
特に、今回負傷辞退になった長友はピンチだよ。

なぜ長友がヤバイかって、そのプレースタイルが理由さ。
彼は、とにかくよく上がる。
長年彼のオーバーラップこそが日本の攻撃スイッチだったし、「日本の攻撃は左から」というのもまず長友ありきの前提だったワケで。
ところが、新任ハリルの戦術ではあまりSBがサイドをエグらない。
もちろんチームとしてサイドをエグるシーンはあるものの、それは後ろの選手がわざわざ上がるよりはWGが行く方が速いだろ、みたいなスピード効率重視。
そもそもDFが後ろを空けるというリスクを張るぐらいならば、同じリスクでもハリルは前線に強いタテパスを入れるチャレンジの方をよっぽど好んでる感じかと。
現実に「球を奪ってから平均9秒で得点」だった試合展開、そのビルドアップにSBはなかなか絡みにくいよ。

こうなると、SBに求められるのはまず守備。
敵アタッカーのマーク。
攻撃では、やはりオーバーラップよりもパスでタテに球を運ぶことだろうね。
あとは、エグるより前にアーリークロス。
そういう合理性が求められると思う。
となると、左はキックに強みのある太田あたりが一番フィットしそうだな、と。
長友は利き足が右ゆえ、左サイドからのキック精度を武器にするには少し不利かな、と。
彼の一番の武器はキックでなく、あくまでオーバーラップと運動量。

一方、右は普通に考えたら安定度で内田がやはりファーストチョイスになるだろう。
あとは、今まで燻ってた酒井宏樹がここにきてようやく評価上げる可能性もあると思う。
なぜって、彼のクロスは速さと強さがチーム随一だからさ。
ダイナミック志向のハリルなら、ああいう球質のクロスは好きなんじゃないかな?
…ただ一説によると、彼のクロスは硬質すぎてFWが合わせにくいという話もある。
確かに、受け手に優しいクロスではなさそうな感じ。
昔でいうなら、中田英の「キラーパス」みたいなもんだな?
通れば確実にビッグチャンスになるだろうが、それに反応するFWはなかなか追い付けない。
酒井自身もそこを自覚してるのか、ザック時代もアギーレ時代も自らの強みである高速クロスを少し出し惜しみしてた感がある。
それにより、「スピードの内田」「左右ユーティリティの高徳」と比較してもストロングポイントが曖昧なSBというイメージが定着してしまった。
本来、「キックの酒井宏」なんだけどね。
せっかく監督が代わったことだし、そろそろ封印を解いてもイイんじゃない?

じゃ次は、CBについて。
このポジションについては、先日の「フットブレイン」で秋田が興味深い解説をしていた。
「ハリル代表CBの守り方はマンマークがベース。だけど吉田と槙野はそれが得意なタイプじゃない。今のメンバーでマンマークが強いのは昌子と水本。あと森重もまあまあ」
だってさ。
この発言内容には納得しない人も多いだろうが(チュニジア戦で吉田+槙野はそこまで酷くなかったし)、でもマンマークのプロフェッショナル・秋田がそう言うんだからねぇ…。
このへんを踏まえて、今後ハリルが誰をファーストチョイスにするのかを見守っていきたい。

ただ私自身は秋田と見解が違って、このチームの基本DFはマンマークでなくゾーンだと思う。
ただしゾーンでも局面における対人の意識は強いので、見た目がマンツーマンっぽく感じてしまうだけのこと。
要は、ハイブリッドなんだろう。
思えばザック時代は、もっと原理主義的なゾーン守備だった。
敵選手の位置より、球の位置から入るポジショニングだったと思う。
それはそれで、間違いではないんだ。
もちろん、今のハリルのやり方が間違いというワケでもない。
…このへん、どう言ったらイイのかな。
要は、DFにパーフェクトなやり方って実は最初から存在しなくて、何を優先するかだけのことなんだよ。
だから、ザックのやり方にもハリルのやり方も優劣を語れる話じゃないし、また双方ともに穴はあるんだ。

じゃ、ハリルのやり方の穴は何か?
それはゾーンを基礎にしながらも、対人を意識することでゴール前にできてしまう中途半端な隙間である。
ここをどうするかが今後肝心なところだが、普通に考えりゃボランチが下がってカバーするしかないだろう。
だから2ボランチのうち1枚は、必ずそういう最終ラインの保障になる人材を置いておきたい。
前へ前へという激しいプレスをする中盤も大事だが、その一方で誰か一歩下がる奴がいないとこのチームのDFはいずれ破綻してしまうよ。
2015/4/6(月)20:43

☆関西人
今後のMF
今度は、MFについて。
ここではWGも含めて、という話にします。

思うに、チュニジア戦とウズベキスタン戦で「コイツはダメだ…」と呆れるレベルのMFはいなかったと思う。
機能したかどうかは別にして、皆個々に強みは見せてくれた。
仮に機能してないように見えたとしても、それは単に組み合わせの問題だったと思う。

たとえばチュニジア戦の2列目、武藤+清武+永井。
これは正直、少しグダグダした。
やっぱ、タテに動く槍を両脇にして中央にパサーを置くという形、あまりにも構成がシンプルすぎたんだよな。
これだと敵にすぐ動きを学習されるし、そうなりゃあとは強打のパワー勝負しか手はなくなる。
その点、終盤の宇佐美+香川+本田という組み合わせに変わると、それまでの直線の動きから曲線の動きに変化したギャップでチュニジアは急についていけなくなった。
ジャブ+ストレートの強打コンビネーションから、突如角度あるフックやアッパーという変則パンチが混じってきたんだからね。
ウズベキスタン戦では、乾もまた変則パンチだった。

ひとつ教訓として、武藤と永井の両翼同時起用は避けておいた方がイイ。
先発で使うなら、どちらか一人にしてほしい。
ただし、彼らは攻撃より韋駄天プレスの発見が何より収穫だったよ。
おそらく宇佐美あたりを先発で使うより、遥かに守備は安定するだろう。

ところで、清武はどうだった?
2戦目では柴崎がトップ下に入り、いきなり得点までしたのは清武にとって逆風。
ライバルは香川のみならず、ボランチだった柴崎までそこに加わったんだから。
柴崎は背番号Fを背負ってメディアから遠藤の後継者扱いされてるが、私はそれより憲剛の後継者とする方がしっくりくるんだけど。
憲剛もまた、本職はボランチながらも代表ではトップ下だったし。

で、清武は仮に柴崎の台頭でトップ下の序列でランクダウンするなら、右WGにいくのもありなんじゃない?
だって、彼にはザック時代に右足のクロス成功率がチーム随一だったという強みがあるんだ。
もちろん右WG本命は本田だろうが、彼は左利きである。
よって、そのポジションから左足シュートはあるけど、右足でのクロスは案外少ない。
清武にとっては、そこが狙い目なんだよ。
よく考えたら、ロンドン五輪でも彼はトップ下じゃなくて右サイドだっけ?

続いては、ボランチについて。
ここは↑に書いた通り、柴崎は抜けたと解釈すべきだろう。
チュニジア戦は長谷部+山口、ウズベキスタン戦は今野+青山。
個人的に、山口と青山は特に良かったと思う。
長谷部もさすがの安定感だったが、気になるのは試合後のハリルのコメント。
何となく、長谷部のキャプテンをいずれ再考するみたいなニュアンスの発言だったんだよね。
やっぱ年齢のこともあるし、近い将来には落とすつもりなのかな、と。

何にせよ、次の合宿に欧州組を呼ばないから長谷部は来ない。
となると、今回バックアップメンバーに入ってた米本と谷口彰悟は召集される可能性高いだろう。
特にCBもこなせるユーティリティ谷口は、ウズベキスタン戦で水本ボランチ起用というオプションを見せられた後だけに、かなり期待大。

…あ、仮に次は欧州組呼べないとなると、微妙に困るのって実はトップ下じゃない?
香川や清武を呼べないのはしようがないとしても、困ったことにバックアップメンバーに入ってた大森は靭帯損傷で次も召集辞退だろうし、残るバックアップには高萩の名前も入ってたけど、彼もよく考えたらJリーグ組じゃないじゃん。
じゃ、柴崎以外に誰もいないじゃん?
新たに誰か呼ばなきゃならん。

ということで、そこは今後ハリルのJリーグ視察に懸かってくるワケです。
果たして誰が彼の目に留まるのか、今から楽しみですな。
2015/4/5(日)22:53

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