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過去ログ467 2015/1/10 23:28

☆関西人
パレスチナ
アジア杯がいよいよ開幕した。
日本代表の試合は、いよいよ二日後。
初戦の相手は、パレスチナ代表である。

おそらく、A代表でパレスチナと対戦するのは日本も初めてじゃないかな(U代表はあったはず)。
それもそのはず、もともとパレスチナってまだ正式な国じゃないと思う。まだ「自治政府」、暫定国家だろ?
実際私が学生の頃には、まだレジスタンスみたいな扱いだったよ。
今でいうなら、イスラム国に近かったかも。
だからFIFAにもAFCにも入ったのは割と最近のことだし、こうして彼らとアジア杯で対戦する日がくるとはなかなか感慨深いものがある。

そもそも「パレスチナ」って、国名というよりは地名だろ?
ざっくり言うとそこはイスラエルとパレスチナ自治区に分かれてるんだが、同じ地域ながらもイスラエルはUEFAの方に所属し、自治区はAFCの方に所属するという不自然な流れになった。
まあ、これはしようがないのかもね。
ユダヤ人とパレスチナ人は、この聖地奪還の為に血みどろの戦いを長年続けてきた経緯があるワケで、いくらスポーツとはいっても暫くは隔離しておいた方が無難かも…。

ただ皆さんは、不思議に思うかもしれない。
「何でユダヤ教とイスラム教の聖地がよりによって同じ場所なんだ?」って。
もちろん、キリスト教だって同じ場所だし。
これはややこしい話なんだが、ユダヤ人もアラブ人も祖先を辿っていくと必ずアブラハムという一人のオッサンに行き着くんだ。
このアブラハムには二人の息子がいて、正妻が産んだのはイサク。愛人が産んだのはイシュマエル。
で、このイサクの末裔がモーゼであり、イエスキリストであり、またイシュマエルの末裔がムハンマド(イスラム教の創始者)である。
いずれもアブラハムの末裔という意味では同族であり、そのアブラハムが神から「約束の地」として授けられたのがパレスチナ地域ってことね。
そりゃ、ユダヤ教徒もキリスト教徒もイスラム教徒も皆が「俺たちに授けられた土地」と考えるのは無理もないかと。

だけどそんなの、我々日本人にはあまり関係がない話。
と誰もが思うだろう。
そんなことはない。
皆さんは、「日本ユダヤ同祖論」という話を聞いたことはないか?
特にイザヤベンダサン「日本人とユダヤ人」は古典として教科書にも取り上げられてたと思うが、昔から「日本人の祖先って実は古代イスラエル民族では?」と発言する研究者はとても多い。
ひとつの都市伝説ではあるが、実は我々もアブラハムの末裔なんじゃねーの?ってね。
古代ユダヤでは歴史から忽然と姿を消した「失われた十支族」という逸話があり、あるいはそのうちの一部族がボートピープルとして日本に辿り着いたんじゃないか、と。

その論拠は色々あるらしいんだが、一番有名なのが彼らが使っていた古代ヘブライ語と我々が今使っている日本語とが異常なレベルで酷似してる点。発音も意味もほとんど同じという言葉の数が、偶然というには有り得ないレベルで沢山あるという。
日本国歌「君が代」なんて、ほぼ全文が古代ヘブライ語の語彙と合致してるらしいよ?
あと、ユダヤのシンボルである六芒星(イスラエル国旗のマーク)が、日本の皇祖神アマテラスを祀った伊勢神宮に数百も刻まれてるのは妙に不自然な話だし。
かたや東アジア、かたや西アジア。
地理的には全く絡みようがないふたつの地域が、一体なぜ?
そのへんはよく分からない。

最近のDNA研究分野では否定的な見方の強い【日本人=古代イスラエル民族の末裔】説だが、私はひとつの歴史ロマンとして結構好きなんだ。
だってさ、ワクワクしない?
我々もまた、「約束の地」を神から授かった民族の末裔だと考えると。
で、仮に日本人の祖先が「失われた十支族」のうちの一部族だとするなら、それは↑でいうイシュマエルの末裔ではなくイサクの末裔ということになるんだよね。
ちなみに、明後日対戦するパレスチナ代表はイシュマエル側の末裔である。
ちょっと因縁があったりして(笑)。
何となく、アギーレ代表の433は選手の配置を線で繋ぐと六芒星になってる気もするし…(笑)。
2015/1/10(土)23:28

☆関西人
香川真司の使い方A
うん、私も↓で若葉さんが書いてる岡崎出演の正月番組見たよ。
なんか、岡崎カッコ良かったね。
本来ボケキャラというかアホキャラだった彼が、ドイツに行ってオトナの男、兄貴になった感じ。
かつて「好きな戦国武将は?」という質問に、「トムクルーズ」と答えてた彼はどこにいってしまったんだろう…。

番組の中で特に面白いなと思ったのは、「どうして突然ブンデスで点を取れるようになったのか?」という問いに対するアンサーだね。
答えは、ピッチでサボるようになったからだという。
これ、実に意外な話さ。
岡崎といえばダイナモの典型、攻守に走りまくる汗かきイメージが誰にもあるだろう。
だけど、今の彼は前に残ったままで中盤の守備に参加しない場面が結構あるんだそうだ。
そうすることで、ある時期から点を取れるようになった、と。

奇しくも、これと全く同じことを本田も語っている。
彼も一時期の不調を脱して再生しつつある段階だが、その再生の要因は岡崎と同じく前でサボることだったという。
中盤のことは中盤に任せ、
前線の自分は敢えてそこに絡まない。
これ、日本国内じゃ指導者によっては叱られるパターンかもしれないけどね。
でも、二人ともそうすることによって結果を出したんだから文句は言えまい。
岡崎なんて、遂にプレミアからオファーだって…?

じゃ、今不調にある香川も再生する為にはサボった方がイイのでは?という考え方もあるだろう。
でも、彼は岡崎や本田と違う立場なんだよ。
岡崎・本田はFW登録だが、香川はMF登録。
アギーレは、そこを分けている。
普通の監督なら、香川も前にしちゃうよね?
しかし、敢えてそうしないところがアギーレの慧眼かな、と。
多分、香川は彼自身の素養としてサボれないのよ。
だって、もともと球をたくさん触ってナンボの選手。
仲間と至近距離を保ってナンボの選手。
孤立して生きるタイプじゃない。
むしろ、サボると完全に消えちゃうタイプだよね。

じゃ、逆転の発想さ。
サボれない以上は、むしろサボらないこと極めてダイナモにまでなっちゃうのが彼の生きる道。
だってさ、前では岡崎も本田もサボるんでしょ?
その分、MFがそれをカバーするほどに動かなくちゃ、せっかくのサボりがただの無意味な怠惰で終わってしまう。
そこは、前線と中盤の補完関係。
同じMFでも、遠藤はダイナモってタイプじゃない。
選手の配置とスペースを見て、あくまでそのバランスの中で動く人だし。
そこは長谷部も同じ。
やはりアンカーって、スペースのリスクヘッジが最優先だし。
となると、消去法でいっても動かなくちゃならんのは香川なんだよ。
たとえ「何でもかんでもやろうとしすぎ」と揶揄されようが、それを気にせずあちこちに顔を出し続けるのが彼の絶対的タスクだと私は思う。
↓に書いた通り、目指すは森島二世でイイのさ。

香川自身は「本田の近くでプレーしたい」と言って右の方にポジショニングしたいらしいが、それはよくない。
だって今の本田は「サボる」方に志向してるんだし、香川と一緒に中盤でチマチマする戦術駒じゃないんだ。
で、香川はアギーレの指示通りに左でイイじゃん。
幸い左には、何度でもサイドを上下動する長友がいる。
あと、前にはセレッソ時代の盟友・乾がいる。
敢えて逆サイドの本田は捨てて、こっち側の左トリオの連携を熟成する方向で別にイイじゃん?

本田と岡崎は、敢えて放っておいてあげよう。
2015/1/10(土)11:57

☆若葉4号
欧州主要リーグ活躍前3大実績
移籍前に3大実績ありの場合
@J1ベストイレブン
AJ2無双
B欧州2部主力
ハーフナー オランダ11得点 @J1ベストイレブン
岡崎 ブンデス 15得点 @J1ベストイレブン
香川 ブンデス 13得点 AJ2無双
本田 ミランでレギュラー Bオランダ2部主力
乾 ブンデスでレギュラー AJ2無双
清武 ブンデスでレギュラー @J1ベストイレブン
長谷部 ブンデスでレギュラー@J1ベストイレブン
細貝 ブンデスでレギュラー Bブンデス2部主力
長友 インテルでレギュラー @1ベストイレブン
内田 ブンデスでレギュラー@J1ベストイレブン
酒井宏 ブンデスでレギュラー@J1ベストイレブン
川島 昔スタンダールでレギュラー@J1ベストイレブン
槙野 近年@ベスイレ唯一失敗例
↑J1のCBのベスイレは…。MVP級が必要?
今期移籍
大迫 @J1ベスイレBブンデス2部主力
柿谷 @J1ベストイレブン
↑FWは岡崎高原でさえ3年一桁得点。

3大実績なしのまま移籍した場合
@J1ベストイレブン
AJ2無双
B欧州2部主力

坂田
矢野
カレン
平山

伊藤翔
森本
永井
指宿
大前
久保
宇佐美←帰国後AJ2無双経験 今なら
宮市
水野
大津
金崎
家長
梅崎
小野裕
長澤
丸岡
梶山
酒井高←特例活躍 ハーフだから?
安田
菊池直哉
伊野波
吉田←特例?蘭と英1年間レギュラーありも
林彰洋

今期移籍
原口
田中順也
山田←現在Bブンデス2部主力経験今なら
南野

正月にテレビで岡崎選手が欧州移籍については選手が成長する前に移籍しても難しいと発言。個人的にも成長してから海外移籍を思いますが駄目だと決め付けてはいけませんがデータ的にも難しいですね…。
2015/1/9(金)0:02

☆若葉4号
Jリーグ開幕後代表得点rank
カズ 55
岡崎 40←W杯2得点
高木 27
本田 24←W杯3得点
俊輔 24←W杯1得点
高原 23
中山 21
香川 19
中澤 17←CB
柳沢 17
玉田 16←W杯1得点
遠藤 14←W杯1得点
森島 12←W杯1得点
久保 11
中田 11←W杯1得点
鈴木 11←W杯1得点
前田 10
西澤 10
闘莉王 8←CB 僅か代表3年10ヵ月

アジア杯優勝したいですね。
確かにコーナーキックでの空中戦は過去より残念な感じですね。日本人は高さで勝てないともありますが個人的に中澤と闘莉王に合わせる俊輔遠藤のセットプレイはしびれました。
香川には難しい事考えず点取ることに専念してほしいです。以前VIPのヒソリさんが指摘していたジョーカー香川もありですね。
優勝が視たい…。
2015/1/8(木)23:08

☆関西人
香川真司の使い方
日本代表のエース・香川が悩んでいる。
理由は、インサイドハーフという与えられたポジションをまだモノにできてないから…。

うん、確かにこのポジションは難しそう。
まだザック時代に経験した左WGの方がマシじゃないかと思えるんだが、なぜかアギーレは彼をそこにハメない。
左WGは、今のところ乾や武藤がファーストチョイスみたい。
要するに、単独でもゴリゴリと球を前に運ぶタイプだ。
香川とは似てるようで、ちょっとだけニュアンスが違う。
香川の場合は、もっとコンビネーションを使う。
だからこそ彼はWGでなく、MFなんだろう。

最初、アギーレはこのポジションに田中順をハメたのを見て、私は「ディマリアのイメージ?」と思った。
でもやがて森岡をここにハメたのを見て、「それは違うな…」と。
正直よく分からないまま、香川はここに入った。
これはあくまで私の憶測だが、アギーレは彼にイニエスタのイメージを重ねてるんじゃないかと。
イニエスタといえば、パスあり、ドリブルあり、キープありのまさに攻撃オールラウンダー(ただし守備は下手)。
いきなり、ハードル高いけどね。
もしホントにそういうのを求めるなら、そりゃ香川も空回りするっつーの(笑)。
もともと彼って技術は一流だけど、脳ミソは決して一流ではない。
だから難しいことをいきなり求めると、かえって変な方向に行ってしまいがち。
たとえば「イニエスタになれ!」みたいなこと言ったら、ひたすらバルサのビデオを見てそのまんまやろうとしたりとか…(笑)。
いや、あくまで想像だけどね。

だからさ、全く逆。
彼みたいなタイプには、敢えて易しいイメージを与えた方がイイんだ。
多分、クロップやクルピはそのへんが上手かったんだと思うよ。
悩める香川には、もっと基本に回帰させるべき。
彼の基本って何?
簡単さ。
セレッソの背番号Gを思い出せばイイ。
今のあのポジションで、かつての憧れだった森島をイメージすりゃイイんだ。
もし仮に彼が今バルサ(イニエスタ)のビデオを見て研究してるなら、そんなのはやめて代わりに00年アジア杯の森島をビデオで見直した方が格段にイイ。
皆さんは、あの大会の中盤を覚えてる?
今の代表とはシステムが全く違うけど、中盤インサイドは森島・名波・稲本という三人の構成だった。
何となく、今の代表ともイメージが合うんだよね。

2列目【森島⇔香川】
2.5列目【名波⇔遠藤】
3列目【稲本⇔長谷部】

…ね?簡単にイメージできるでしょ?
香川は、それこそ00年の森島みたくあらゆる局面に顔を出せばイイんだ。
変にエースを意識せず、無理してドリブル突破しなくてもよし、無理にスルーパスを狙わなくてよし、まずはダイナモとして汗をかくことから始めればイイ。
そこから入っていけば、それこそ名波のごとく後ろで遠藤が必ずバランスをとってくれるよ。
それこそ稲本のごとく、後ろで長谷部が必ず体を張ってくれるよ。
…それでもダメなら、まぁ、しばらくベンチだね。

じゃ、香川抜きの布陣をひとつ。

・・豊田・岡崎
長友・・・・・本田
・・遠藤・ハセベ
太田・・・・・高徳
・・吉田・森重
・・・・GK

はい、442にしました。
長友をSBでなくMFにした理由は、↓の通り左足CKキッカーとして太田を使いたかったから。
あと、アンカーを廃したことによる守備不安に対し、中盤ブロックに長友を入れることで硬度を上げる狙い。
あと、長友は最近クラブでSBよりSHの色が強いから、というのも正直ある。
前線に豊田を入れたのは、やはりCK時のターゲットをひとつ増やしたいから。
だいぶ強度が上がると思うんだよね。
ただ強度を上げた分、代わりにスピードある選手が極端に少なくなった。
いや、それでイイんだ。
最初はそこから入ってこそ、終盤に香川を入れたら彼のスピードと柔らかさがギャップとして一層生きる。
香川は、そういう使い道もある。

思えば、森島も代表では途中投入から活躍するパターンが多かったな…。
2015/1/8(木)0:25

☆関西人
ポスト俊輔
今年は天皇杯がなくて少し寂しい正月だったんだが、天皇杯同様に正月恒例行事として世間に認知されつつある「鉄腕ダッシュ」中村俊輔のフリーキック芸の方はキチンとゴールデンタイム放映をされてて嬉しかった。
もはや、俊輔はテレビ界無双の「フリーキック芸人」だね。
こういう企画を受けた数ではダントツの歴代1位だろう。
今年は37歳になるというからアラフォーの域だが、今のところ彼の後を継ぐ若手芸人はいないように思う。
清武?柴崎?
…いやいや、まだ彼らは俊輔ほどのキャラができてない。
俊輔の何が凄いって、キャラがテレビ的にハマってるんだよ。
アスリートだけど割とヒョロっとしてて、マッチョな体育会系ってよりはオタク系のオーラ。
そういう繊細なキャラが、精密で美しい芸術的な軌道のキックを蹴るところに一番の醍醐味があるんだよな。
いかにもアーティスト、って感じだし。
もちろん遠藤あたりもそれに近いんだが、彼は別の企画で俊輔との直接対決に負けちゃったから…。
本田に至っては、そもそもこういう企画をほとんど受けてくれないし。

ただ、俊輔と本田と遠藤はフリーキッカーとして優劣や順位をつけられるような対象ではない。
各々タイプが違うんだ。
俊輔は、言うまでもなく球のコントロールの良さが売り。純粋な芸術家だよ。
本田の場合はコントロールも悪くないけど、それ以上に球威が売り。どっちかというとアスリートの色が強い。
遠藤の場合はやや俊輔の方に近いが、ただPKを得意としてることから見てもインサイドワーク、駆け引きが抜群に上手いね。軍師の色が強いかと。
じゃ「鉄腕ダッシュ」みたいな企画で誰が一番ハマるかといえば、やはり芸術家タイプだろう。
本田や遠藤がクローズドスキルとオープンスキルのハイブリッドであるのに対し、俊輔だけはクローズドスキルに特化したタイプだから。
「止まってる球を蹴る」というだけの土俵なら、今でも彼は世界に十分通用すると思う。

そんな俊輔が代表を引退して、はや数年が経過した。
そこで、ちょっと気になることがひとつ。
彼がいた岡田時代までと、それ以降のザック時代から今に至るまでとを比較すると、妙にセットプレーからの得点が減った気がするんだ。
事実、データを確認してみるとパーセンテージでは半減してるという。
その分、流れからの得点は増えてるんだけどね。
でも、俊輔がいなくとも本田・遠藤がいて半減というのは少し納得がいかん。
と思って詳しく見てみると、問題はフリーキックよりコーナーキックだった。
2010年以降、CK起点の得点が皆無に等しいほど。
…ああ、なるほど。
確かに、ザック代表になってからはショートコーナーのパターンかやたら増えて、直接放り込まなくなったもんなぁ。
ああやってチマチマ繋ぐやり方は、仮にCKスタートからの得点であってもカウントはされないんだろう。

あともうひとつ。
俊輔がいた時代には、闘莉王と中澤がいたことは無視できない要素かと。
今でも吉田・森重など空中戦に強いのはいるんだが、ただ得点能力という点ではまだ旧コンビに及んでないのかもね…。
正直、私はショート一辺倒のコーナーに飽き飽きしてるんだけど。
そりゃ体躯の劣る日本が真っ向勝負しないのは分かるけど、でもショートコーナーってのはあくまでも奇手。
それを毎度毎度やってたら、さすがに奇手としての効果はなくなるよ。

思うに、日本人だからってCKをそんなにも逃げなくてイイんじゃないかと。
そりゃ確かに敵の妨害はキツい局面だが、ただひとつ我々にも救いがあるのは、蹴る側だけは何の妨害も受けないってこと。
ただ止まってる球を蹴る、その一点にひたすら集中をできるクローズドスキル。
俊輔にとっては一番の得意分野であり、それこそ自由自在に球を曲げたり落としたりできた。
また、それに反応する闘莉王や中澤らもその軌道のバリエーションを熟知してたんだろう。
確実に敵よりも早く落下のピンポイントを突いてた。
つまり、球種が読まれやすいストレートではないがゆえ必ずしも体躯勝負じゃなかったんだよね。
優れた変化球キッカーと、その軌道を熟知したレシーバー。
その両者さえ成立すりゃ、体躯の劣勢があろうともCKはそれなりの得点源になると思うんだが…。

で、まだ今は遠藤が健在だけに右足キッカーについてはさほど心配していない。
将来的には清武がいるし、柴崎だっているし。
問題は左。
もちろん本田は良いキッカーだと思うが、彼はどっちかというとCKよりFKでしょ?
球威よりもコントロールが求められるCKともなると、さすがに【俊輔>本田】じゃないかと。
つーか、そもそもゴールゲッターの本田がCK時にゴール前にいないのは正直モッタイないんだよ。

というワケで、私は左足CKの担当は本田以外にした方が絶対にイイと思う(FKは別だが)。
改めて、「ポスト俊輔」の左足アーティストを探すべきだね。
それは、果たして太田なのか…?
2015/1/7(水)20:51

☆関西人
攻守バランス
私は試合を観れていないんだが、アギーレ代表はオセアニア最強クラブとして名高いオークランド相手に練習試合をしたらしい。
結果は2ー0で一応の勝利ながら、アギーレは試合途中にペットボトルを蹴り飛ばすなどイライラしてたというんだから、決して及第点の出来ではなかったんだろう…。

伝え聞くところによると、相変わらず香川はあまり良くなかったとのこと。
まだインサイドハーフというポジションに馴染めてないみたい。
これをもって香川不要論も湧いてきてると思うが、でも私はちょっと彼に同情するのよ。
本当にこれは彼自身の能力の問題なのか?ってね。

というのも、アギーレ流の433だと中盤は
【攻撃的MF+第2ボランチ+第1ボランチ(アンカー)】
というのが大まかな組み合わせでしょ?
で、大体のパターンとして評価を上げてきたのは第2ボランチばかりで(柴崎や遠藤)、少なくとも攻撃的MFでハマった選手は今まで誰もいなかったんだよ。
決して、香川だけがハマらなかったんじゃない。
田中順だって森岡だってイマイチだったじゃん?
じゃ、彼らは全員が無能?
違うでしょ。
こういうのは個人に責任転嫁するより前に、まず中盤のメカニズムそのものをちゃんと我々も理解しておくべきなんじゃないかな。

じゃ、まずはアギーレが今まで中盤で起用した選手をざっと挙げておきたいんだが、一応私なりの見立てだが個人の攻守バランスを数値化して明記しておくね。

森重…攻撃4守備6
細貝…攻撃4守備6
今野…攻撃4守備6
長谷部…攻撃5守備5
遠藤…攻撃6守備4
柴崎…攻撃6守備4
田口…攻撃6守備4
森岡…攻撃7守備3
田中順…攻撃7守備3
香川…攻撃7守備3
(清武は公式戦でまだ使われてないので除外)

もちろん↑の数値に異論はあるだろうが、それを言い出したらキリがないのでひとまず我慢して下さい(笑)。
で、この数値を踏まえた上でアギーレ代表の戦績を振り返り、試合ごとの中盤攻守バランスを数値で検証してみようかと。

【第1試合ウルグアイ戦】
田中順+細貝+森重
=(攻7守3)+(攻4守6)+(攻4守6)
=攻撃15:守備15
→結果0ー2

【第2試合ベネズエラ戦】
柴崎+細貝+森重
=(攻6守4)+(攻4守6)+(攻4守6)
=攻撃14:守備16
→結果2ー2

【第3試合ジャマイカ戦】
香川+柴崎+細貝
=(攻7守3)+(攻6守4)+(攻4守6)
=攻撃17:守備13
→結果1ー0

【第4試合ブラジル戦】
森岡+柴崎+田口
=(攻7守3)+(攻6守4)+(攻6守4)
=攻撃19:守備11
→結果0ー4

【第5試合ホンジュラス戦】
および【第6試合オーストラリア戦】
香川+遠藤+長谷部
=(攻7守3)+(攻6守4)+(攻5守5)
=攻撃18:守備12
→結果6ー0、2ー1

これを見てお分かりいただけると思うが、アギーレなりに攻守バランス微調整を試合ごとに試してきたワケよ。
【攻撃14:守備16】
【攻撃15:守備15】
【攻撃17:守備13】
【攻撃18:守備12】
【攻撃19:守備11】
実際、これだけのパターンを試したと思う。
ちなみに最も結果を出せてるのは、【攻撃18:守備12】。
一応、このバランスにしてからはまだ負けてないし、今回のオークランド戦もこれで臨んだという。
じゃ、これがアギーレの「黄金比」か?
…いや〜、それはどうかなぁ。
というのも、↑を見て気付かないか?
まだひとつ、試してないバランスがあるのさ。
それは、【攻撃16:守備14】。
中盤の「黄金比」を確定するのは、この【16:14】を検証してからでも遅くはないでしょ。

じゃ、具体的に【16:14】で人選をしてみようか?
たとえば、こんな感じさ。

【パターン@】
遠藤+柴崎+今野
=(攻6守4)+(攻6守4)+(攻4守6)
=攻撃16:守備14

【パターンA】
香川+長谷部+今野
=(攻7守3)+(攻5守5)+(攻4守6)
=攻撃16:守備14

あとは、意外と今後生きてきそうなパーツが清武だね。
彼の中庸さは、こういう微調整にもってこいの素材だと思うよ。
2015/1/6(火)22:19

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