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過去ログ462
2014/11/12 23:10
☆関西人得点の公式↓にちょっと佐藤寿人のことを書いたが、今回はこれの続きをひとつ。
昨年、その佐藤が本を出した。
本のタイトルは、「小さくても、勝てる」。
…そのまんまやな(笑)。
私はこれをまだ読んでないんだが、でも少しレビューを見ただけでも凄く興味が湧く内容である。
彼は、その本の中でこういうことを語ってるらしい。
【FWに得点感覚はいらない。嗅覚もいらない】
【ゴールに必要なのは、思考力だ】
…ほぉ〜。
これは、まさに目からウロコである。
我々はついついFWを語る際に「得点感覚」とか「嗅覚」というフワッとしたイメージワードを使ってしまう。
また、そういうのを持ってることがFWの適性と考えるフシがあるよね?
でも佐藤いわく、それは違う、と。
【全てのゴールに、そこに至るまでの過程と理由がある】
【「ごっつぁんゴール」にも過程と理由があり、それは単なるラッキーではない】
で、佐藤自身はそれを考え続けることでここまで得点してきたと言う。
いわば、科学だね。
ヒラメキやインスピレーションというより、得点はロジックや公式である、と。
彼って、実は理系の人だったのね。
それを知って、私は少し合点がいったんだよ。
だってさ、彼は優れたストライカーの割に性格がイイ奴すぎるじゃん?
少なくとも私のイメージの中では、【ストライカー=性格悪い奴】ってのがある。
事実、問題児型のFWって世界中に沢山いるのよ。
でも佐藤は、全くその逆。
そこが昔から不思議だったんだよ。
だからこそ↑の話を聞いて、あぁなるほど、ってね。
要は彼って、そういう天才型のFWがほとんど無意識的にやってるヒラメキみたいなモノを、クソ真面目に学問として体系化してきたワケだ。
そりゃもう、確かに問題児とは全く正反対のベクトルだわ(笑)。
もっと解りやすく、↑の理屈はこういう風に考えてみてよ。
たとえば、鳥は自分自身がなぜ飛べるのかなんて考えたこともないだろう。
だけど、実際飛べる。
一方、我々人間は飛べない。
だから人間は、昔から鳥を研究してきたワケさ。
今さら生態を変えて鳥になることはできなくとも、鳥がなぜ飛べるかを力学として説明できるところまで行けばあとは何とかなるでしょ?
そうやって、我々は飛行機を開発できたワケだし。
おそらく、佐藤のやってきたことってそれと同じなんだよ。
彼自身は、鳥ではない。
それでも飛びたいからって鳥のメカニズムを研究していったら、いつの間にか航空力学にまでたどり着いたってことだろう。
こういう人材、日本サッカー界は大切にすべきだと思う。
フワッとした「感覚」みたいなモノを学ぶことは難しいにせよ、「ロジック」「公式」を学ぶことは誰にもできることなんだから。
我々は、天才FWのスーパーゴールを見て「魔法」を見てる気分になる。
でも今回佐藤の言わんとしてることは、それは「魔法」じゃない、それはタネも仕掛けもある「トリック」なんだよ、ってことさ。
きっと彼は、現役引退後も指導者として活躍するだろう。
そりゃ彼より才能のあるFWは今までにも多くいたと思うが、「ロジック」「公式」としてそれを後輩に伝授できた人はそう多くはない。
それこそ釜本なんて史上最高のストライカーだっただろうが、悲しいかな「ロジック」を持たないがゆえに指導者としては全くダメだった。
ガンバの宇佐美にしても間違いなく天才(まさに飛べる「鳥」)だと思うが、あともう少しだけでも「ロジック」が伴えば安定するんだけどな…。
2014/11/12(水)23:10
☆三矢物語関西人さんへ謙虚も謙虚ですよ。2連覇できましたがカップ戦は未だタイトルなし…。
大分や京都、FC東京、清水などカップ戦のタイトル持ってるとこ多数いますが我々はリーグ戦2回。リーグ優勝されたチームみても予算はうちより多くスタジアムも素晴らしいとこ多数。
オリジナル10で最後にタイトルとりましたし。
尊敬すべきチームも多数ありますし。
ユースの話ですが、広島は元々いい若者は来てくれないとゆう悩みがありました。
そこで出たのが組織で闘うこと。一人一人の個がなくても組織で崩すことで勝ってきました。
よって広島ユースは組織で生きる個が多数輩出してます。
ガンバ大阪は個が生きる様な育成をされてるので海外に行ってる数が多いかと。
しかし最近はプロに上げても個が足りず組織に頼るような選手が増えてきて個で闘えないのでゴリさんは素晴らしい指導者ですが個を重視するように方針を変えたようです。おかげでユースの戦績はボロボロ。大崎はツィッターで嘆いてましたが君達が活躍出来ないからこうなったのよと。
あとトップと同じやり方でプロになったときイメージしやすいのでいい若者が広島にも来てくれるようになったのも組織のみで戦うチームにしなくなったのでしょう。
なんぼユースが強くてもトップで活躍しないとクラブにとっては利益にならないですから。
そうゆう意味でもミシャには感謝です。
あとは早く浦和から退任してくれるのを祈るだけです。
2014/11/11(火)7:07
☆関西人三矢物語さんへなんつーか、ちょっと謙虚すぎない(笑)?
仮にもリーグ2連覇を成し遂げてる王者チームだというのに…。
ガンバとサンフレッチェ、もともとの素地は似たチームだと思うよ。
どっちもユースに強みがあり、技術的に優れた若手を多く輩出してる名門である。
広島ユース出身からざっと挙げれば、森崎兄弟、駒野、高萩、柏木、槙野、森脇、野津田などなど。
ガンバユース出身からもざっと挙げれば、宮本、稲本、大黒、二川、安田、家長、宇佐美などなど。
…あれ、ガンバユースって欧州に行ったことある奴がやたら多いね?
一方、広島は十分海外でやれそうな奴でもなぜか国内に留まってる感じ。
このへんは、クラブ文化の違いなのかなぁ…?
で、どっちのチームにもクラブの精神的支柱ともいうべきベテランが君臨している。
ガンバでは遠藤、そして広島では佐藤寿人。
やっぱ、このぐらいの大御所にもなるとチームへの影響力はデカイよね。
若い奴らは彼らの背中を見て育つし。
ガンバの遠藤でいうと、とにかく超マイペース。
規範になる彼がこの調子だから、良くも悪くもガンバにはマイペース臭が常につきまとっている。
まあ、ある意味ではこれが強みなんだ。
一方、おそらく広島の規範は佐藤ということになるだろう。
しかしこの佐藤って男、規範としてひとつの理想形だよね。
だってさ、性格真面目でしょ?
男気あるでしょ?
熱いでしょ?
でも、爽やかでしょ?
仮に若い奴らがオチャラケたパフォーマンスやってても、一緒になってやってくれるほどノリもイイでしょ?
んでもって、ムチャクチャ仕事デキるでしょ?
もうね、理想の先輩像ど真ん中ですよ〜。
私は今まで、佐藤のことを悪く言う人を見たことがない。
こんな人がトップに君臨してるチームって、私は組織として理想だと思うんだけど…。
おそらく、広島の若い奴らはそんな聖なる佐藤の背中を見て育ってきてるんだろう。
ならば、悪いチームであるはずがない。
ただ、それも良し悪しだと私は思うんだよな。
広島って、良くも悪くもあまりに純粋に見えてしまう。
結束の固いファミリーというか、一種の部活ノリというか、普通ならリーグ2連覇をしてるチームならもう少しぐらい横綱臭がしそうなもんだが、彼らには今だチャレンジャー臭がするぐらいさ。
…いやいや、これは別にケナしてるワケじゃないよ。
むしろ眩しいぐらいだね。
ただ、たとえばだけど鹿島あたりを見てると、やっぱり横綱臭みたいなモノがあるワケよ。
それは、明らかに佐藤寿人が放つ爽やかなスポーツマンの臭いとは違う。
多分あれは大御所・小笠原が放ってるんだと思うんだが、なんていうのかな〜、妖怪のような臭いなんだよ(笑)。
佐藤ってさ、絶対妖怪になれないでしょ?
さて、いよいよリーグも大詰めである。
もちろん優勝に最も近い位置にいるのは浦和だが、このチームの主力がほぼ広島なのは今さら言うまでもないこと。
そこが、ちょっとアレですな。
やっぱり彼らには、横綱臭がしない。むしろ、チャレンジャー臭がプンプンする。
そういう意味じゃ、ガンバにとってやたら不気味なのが三位・鹿島の方ですよ。
コイツら、マジ怖いわ〜(涙)。
まぁ、遠藤もそこそこ妖怪臭がする選手なんだけどね。
ただ、コイツはすぐにシャワー浴びちゃうから…(笑)。
2014/11/11(火)0:20
☆関西人アンカー論ナビスコで長谷川健太は、今野をインサイドハーフ、遠藤をトップ下で先発させた。
この二人はつい先日にアギーレ代表で召集されたばかりだが、そこでは今野アンカー、遠藤インサイドハーフになるだろうと言われている。
微妙に健太とアギーレは、二人の資質の解釈が違うんだね。
いやいや違うぞ、今野はインサイドハーフ(ガットゥーゾ)で、遠藤がアンカー(ピルロ)だ、と言いたい人もいるだろう。
…アンチェロッティかよ(笑)?
それじゃいっそのこと、
・・・岡崎
・・香川・本田
・ハセベ・・今野
太田・遠藤・高徳
・吉田・・森重
・・・西川
って、昔のミラン(クリスマスツリーの4321)っぽくしちゃう?
う〜ん、これは確かに魅惑的なフォーメーションなんだけどねぇ…。
ただ、アギーレにこういう考え方はないと思う。
まず、【アンカー=ピルロ】という考え方はない。
アギーレいわく、このポジションに求める資質として
@良いボールを供給できる選手
A長いボールを蹴れる選手
B空中戦に強い選手
Cバックラインまで下がって5バックの形を作ることができる選手
というのが条件らしい。
これは会見で彼自身が語っていたこと。
…じゃ、ブラジル戦の田口は?というツッコミはひとまず置いとくとして、少なくとも求めてるモノがピルロとは少し違うわな?
また、アギーレは森重のアンカーを評して「3バックの真ん中」だとも言っていた。
特にチームが攻撃シフトをとる時、アンカーは上がるのではなく、むしろ最終ラインに下がって3バックを形成するんだそうだ。
要するに、こういうことだな?
【通常】
・・・FW
・FW・・・・FW
・・MF・MF
・・・アンカー
SB・CB・CB・SB
・・・GK
【攻撃シフト】
・↑↑FW ↑↑
←FW→↑←FW→
SB↑↑MF ↑↑SB
↑・← MF→・↑
←CB↓アンカー↓CB→
・・・GK
なるほど。
まずアンカーが最終ラインに落ちることで、両CBがワイドに開く。
それに押し出される形で両SBは高いポジションをとり、またそれに押し出される形で両WGはサイド縛りから自由になる。
…これって、そのまんまザックの343じゃん?
うん、実はそうなんだ。
ザックとアギーレは対照的な監督に見えて、実をいうと最終的な着地点では酷似してるのよ。
さすが、原さんにとって四年前、アギーレの「滑り止め」がザックだっただけのことはある。
少なくとも原さんにとっては、一応の一貫性があるってことね。
と考えると、ザック代表の残党がアギーレ代表にとっても有効な駒であることに何ら不思議はないだろう。
その良い例が、今野だよ。
彼は、ザック代表において不動のDFリーダーだった。
監督から「もしイタリアに一人連れて帰るとするなら、今野以外に考えられない」とまで言わしめた男。
MFとCBに二股をかけられる選手として、アギーレの想定するアンカー像でもストライクゾーンのはず。
じゃ、改めて不思議になるのはブラジル戦の田口アンカー起用だな?
私が思うに、これはブラジルが相手だったからこそ、じゃないかと。
世界屈指の強豪が相手だと、↑の図のようにアンカーが最終ラインに入って両SBを押し上げる機会自体が少ないだろう。
ならば、そういうシチュエーションでアンカーに求められるのは、一転してMFの動きなんじゃないかと。
・・・←FW→
FW・MF ↑↑MF・FW
・↓↓←アンカー→↓↓
→SB・CB・CB・SB←
・・・・GK
もともと、田口は「和製シャビ」と呼ばれるほどにピボーテ色がある選手だしね。
ちなみに、今月対戦するホンジュラス・オーストラリアはブラジルほどの強豪ではない。
となると、逆にアンカーは守備力優先じゃないかと。
吉田が復帰することで、森重がまたアンカーにトライするかもしれん。
あるいは塩谷もフィードがかなり上手いし、有り得なくはないかも。
でもまずは、今野だろう。
いよいよ彼と遠藤は、アジア杯における救世主になりそうな予感。
2014/11/10(月)12:27
☆三矢物語ナビスコ杯での事2今度はサンフレッチェの試合の事。
またまた準優勝は残念でした。
ガンバ大阪の皆さんおめでとうございます。
さて、今回広島がなぜ勝てなかったのか。自分の考えを披露させてもらいます。
広島の選手は全力だったのか?自分は全力だったと思います。
その全力過ぎが敗因かと。
これまでの決勝戦での7回の負けも全て全力でやったがための敗けなのではと。
なぜ全力ですると負けるのか。
人は100%で動くと余裕がない状態です。
98%でいることが重要と思います。少し余裕を残す。自分の意識を少し冷静に見る余裕を残す。佐藤琢磨や本田も言ってましたね。
広島の選手は余裕がなかったと思います。
それは全力でプレーしてたから。
広島の選手達は絶対にタイトルを取ると強い気持ちでしたしその上約四万人の観客で緊張状態でした。
ただでさえ心拍数があがる状態、恐らく5%は上がってた。それでいつもの100%を出せば105%、結果は余裕のなさ、疲労がきたはずです。
体がいつものように動かなかった可能性があります。
柏や千葉、高萩なんかは特に。
遠藤や今野の余裕を見ていて流石としか言いようがありません。
遠藤なんかタイトルは興味無さげでした(もちろん興味はあるでしょうが)しJ2に落ちても淡々としてました。
一般人には全力でプレーしてないように見えてもプロだと感じます。
遠藤は常に95%なのではないかな?それでも普通の選手の110%のレベルでしょうけど。
選手には練習で110%でやって試合で98%でやれるメンタルを身につけてこそ強くなれると思います。
代表で活躍出来ないのはそこの部分だと思います。
広島はパフォーマンスを考える余裕がもっと欲しいですね。
はっきり言って広島の今の選手達は石原、柏、柴崎、塩谷、千葉、水本、山岸、林とリーグ優勝経験のないクラブからの選手達です。
優勝争いとは無縁(広島も含め他のクラブの方、すみません。こう言う言い方のがわかりやすいかと)でしたので必要以上に頑張ったと思います。
てすが、この経験は来年に生きてきます
おなじメンバーが来年も残れば来年も楽しめそうです。
ガンバ大阪も優勝経験者は少ないですが去年のJ2優勝の経験や今年の頭の不振から謙虚に1試合1試合大切に戦ってきたと思います。そして広島が二点取ってからいい意味で負けて元々みたいな余裕になったのではないかと思われます。ましてやリーグ戦の方が大切でしょうし遠藤の『次の浦和戦の方がタフな試合になる』とのコメントはあまりナビスコは興味なしだとの余裕かなぁと。悔しいですがガンバ大阪は強豪です。
来年はリベンジだぁ
2014/11/10(月)8:27
☆三矢物語ナビスコ杯での事わがサンフレサポの事は非常に残念でした。差別行為とは思わないですが非常に情けない行為ではあります。
いい大人が煽りとイタズラとの境を今1度考えてもらいたいものです。
今広島では新スタジアムで微妙な位置にあります。
広島の議員の中に街中にスタジアムがあるとフーリガンがくると言われてましたがそうゆう方達にとっては格好の餌が出来てしまいましたね。
サポーターは確かにサンフレッチェのお客様ではありますがユニフォームを着ている以上サンフレッチェ関係者との見方をされているとゆう意識を持ってもらいたい。
昔、市民球場で弁当箱を投げたりヤジ合戦をしたりフェンスに登ったり。
そうゆうのを見て自分は野蛮だなぉと思ってました。そうゆう雰囲気は今の時代では必要ないものでは?
非常に残念な行為で浦和サポーターには不快な思いをさせて申し訳ないです。
以前AKB48の握手会かあったときサンフレ所有でないエディスタの芝生を荒らすなと少し騒ぎになったのも思い出してもらいたい。よそのスタジアムはいいのかと。
2度とこのような行為は止めて頂きたいし自分も肝に命じておきたいと思います。
2014/11/10(月)7:49
☆関西人ナビスコ決勝おくればせながら、ナビスコ決勝を見た。
宇佐美、泣いてたねぇ…(涙)。
彼ほどの華々しい経歴を誇る選手が、言っちゃ悪いがナビスコ制覇ごときで泣くとは少し意外だった。
本人いわく、「人生初のタイトル」だったらしい。
…え?そうだったの?
今まで彼は、勝敗とは全く別のところで評価されてきた選手だったのか…。
いかにも宇佐美らしい話だと思う。
しかし、ああして優勝に涙した宇佐美の好感度は急上昇だろう。
ナビスコ社としても、冠スポンサーとして好感を抱いたはずだ。
これは、クルね。宇佐美のナビスコCM出演。
個人的には、「ビッツサンド」あたりの起用がイイかと。
宇佐美「うぅ〜、シュートが決まらない〜(涙)」
嫁「はい、ビッツサンド」
宇佐美「…(ニッコリ)」
宇佐美「うぅ〜、代表に召集されない〜(涙)」
嫁「はい、ビッツサンド」
宇佐美「…(ニッコリ)」
うん、ビッツサンドの売り上げ落ちそうだね(笑)。
試合結果は皆さんご存じの通り、パトリック2得点の活躍でガンバが見事逆転勝利を手にした。
メディアは「まずは一冠」と煽っている。
よくもまぁ、二年前のあのドン底からここまで建て直したもんだ。
長谷川健太は名将?
…いやいや、そんなことはないだろ。
彼がやったのは、セホーン・呂比須がグチャグチャにしたものを整理し直したこと。
ある意味、西野さんからそのままダイレクトに引き継ぐよりも、むしろ一回セホーンを挟んで【破壊→再生】のプログラムになったことが彼には良かったのかも。
普通に【西野→健太】のリレーなら、健太は「和製モイーズ」になってた気がする。
ガンバが今やってるサッカーを見てると、割とオーソドックスなんだよね。
前線は、体躯に恵まれたターゲットマンとテクニカルなセカンドトップとの組み合わせ。
その後ろは、よく走る中堅選手と戦術勘のあるベテラン選手との組み合わせ。
守備においては、皆が「やるべきことをやる」の徹底だけで何か特別なモノを感じさせることもない。
なんつーか、フレームはとてもノーマル。
フレームのクオリティなら、むしろ今回対戦した広島の方がフォルムはキレイだった気がするよ。
そんなガンバが今回はちょっと色気を出したのか、3ボランチ気味の布陣を敷いていた。
ダイヤ型の442。
これ見た目はカッコいいけど、意外と守備が難しいんだよなぁ…。
2TOPに守備力があればまた話は別だろうが、普通にロジックで考えても真ん中寄りのMF配置はプレッシングに適さないよ。
そこを無理すりゃ、中盤で敵にスペースを与えやすくなるしね。
案の定、序盤のガンバは広島に劣勢だった。
序盤は【遠藤+今野+明神+阿部】で、アンカー有りの中盤。
途中から【遠藤+今野+大森+阿部】で、アンカー無しの中盤。
普通に顔ぶれだけを見るなら、前者の方が守備で安定するかに思える。
でも、実際は逆だった。
改めてフォーメーションというものの重要性を思い知らされた試合である。
この【アンカー+インサイドハーフ+トップ下+2TOP】という構成、どう考えてもサイドが薄いのが致命的な弱点だよね?
ぶっちゃけ、SB以外にサイドがいないじゃん。
そりゃ、代表の433も【アンカー+インサイドハーフ】という構成だが、あれの場合はサイドにWGを置く形でそこを克服している。
本来ならトップ下が最適なはずの本田を敢えて右WGに置いてることの意味、今さらだけどよく理解できたでしょ?
もちろん、今回のガンバも
・・・パト
ウサミ・・・・阿部
・遠藤・今野
・・・明神
にするようなアイデアもなくはないさ。
でも、敢えて健太はそれをしなかった。
なぜって、それは宇佐美の持ち味を殺すことになるし、また宇佐美がチームを殺すことにもなるからだよ。
宇佐美にとっても、チームにとってもメリットがない。
本来彼に求められてるモノは、リンスのいらないメリット〜♪でしょ?
まぁ、宇佐美自身がリンスというか、コンディショナーみたいなもんだからね。
それ自体で、髪を洗うことはできない。汚れを落とすことができない。
だからチーム全体がまずシャンプーとなり、彼の出番をお膳立てしなくてはならない。
だってさ、リンスだけで頭を洗えるか?
試したことはないが、多分無理だろう(一応、今夜やってみるけど)。
じゃ逆に、シャンプーだけでリンスを一切使わなかったらどうなるだろう?
パッサパサになるわな。
坊主頭ならそれもイイけど、そうなるともはやガンバじゃない。
ガンバは、潤いと艶があってこそのチームさ。
ちなみに、私はシャンプー&リンスは「CLEAR for MEN」を使っている。
Cロナウド&宮崎あおいがCMやってるやつね。
革新、CLEAR。
私も、そろそろカワイイから卒業する。
そう決意して、これを選びました。
2014/11/9(日)21:50